Xamarin Native VS Xamarin Forms

2016 年 11 月 16 日　城東 .NET #2

鈴木友宏
自己紹介

鈴木友宏
　業務アプリの開発者です。
　車とドライブをこよなく愛する逸般人一般人です。

ほそぼそと Blog もやっています。

http://hiro128.hatenablog.jp/

このスライドは下記にアップしてあります。

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 私は現在
Xamarin でアプリを開発中です
ですが、ものすご ~ く
後悔していることがあります…

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 それは…
Xamarin Native で
開発してしまったことです。

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今日お話しすること

• Xamarin には 2 つの開発方法があります
• Xamarin で何が時短できるのか？
• Xamarin Native OR Xamarin Forms ?
• Xamarin に表はありますか？
• おまけ

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Xamarin には 2 つの開発方法があります

Xamarin 　 Native Xamarin 　 Forms

ロジックと UI を共通化
ロジックのみ共通化
UI は各プラットフォームの
UI はネイティブで個別に作りこむ
同じ役割の UI が自動マッピング

iOS Android Windows

Shared C# UI Code
C# UI C# UI C# UI
(Xamarin.Forms)

Shared C# App Logic Shared C# App Logic

(PCL) (PCL)

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 Xamarin で何が時短できるのか？①知識の習得を時短！
API UI toolkit 言語 統合開発環境
iOS 　 API Objective-C, Swift Xcode
プラットフォーム
個別 Android 　 API Java Android Studio

Windows 　 API C# Visual Studio

iOS 　 API Objective-C, Swift Xcode

Xamarin Native Android 　 API ほぼ不要

Java と思いたい
Android Studio

Windows 　 API C# Visual Studio

Objective-C, Swift Xcode

ほぼ不要
iOS 　 API

Android 　 API Java と思いたい

Android Studio
Xamarin.Forms
Windows 　 API Xamarin.Forms C# Visual Studio

Xamarin.Forms でも必要
Xamarin で開発　→　 iOS, Android の API の知識は必須
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 Xamarin で何が時短できるのか？②開発工数を時短！
Xamarin 　 Native Xamarin 　 Forms
ロジックと UI を共通化
ロジックのみ共通化
UI は各プラットフォームの
UI はネイティブで個別に作りこむ
ポイント 1 同じ役割の UI が自動マッピング

• ネイティブ部分も含め全部 C# で書ける！ iOS Android Windows

• Visual Studio で開発可能 C# UI C# UI C# UI
Shared C# UI Code
• ReSharper などのアドインが使える (Xamarin.Forms)

Shared C# App Logic Shared C# App Logic

ポイント 3 (PCL) (PCL)

PCL では、 .NET の資産が使える。

async/await, LINQ, HttpClient,
Azure Easy Tables etc.
ポイント 2 ロジック部分を共通化できる。
App Logic 部分を共通化できる。

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 Xamarin Native OR Xamarin Forms ?
Xamarin Native （ロジックのみ共通化） Xamarin Forms （ UI も共通化）

iOS Android Windows Shared C# UI Code

C# UI C# UI C# UI (Xamarin.Forms)

Shared C# App Logic Shared C# App Logic

(PCL) (PCL)

UI の作りこみが”理論的に“可能か
（ドット単位での細かな調整など） ◎ ネイティブと同様に可能 ○ “ 頑張れば“ネイティブと同様に可能

UI の作りこみに必要な知識 ◎ ネイティブ UI の理解 △ ネイティブ UI の理解　 + 　 Xamarin.Forms のレンダラの

理解

プラットフォーム固有機能の利用 ◎ ネイティブと同様に可能。
トラブっても解析は比較的容易 ○ Plugins for Xamarin, Dependency Service 等で可
能だが、トラブった場合多少解析が面倒

MVVM フレームワーク ○ MVVM Cross 　→　イマイチ

MVVM Light Toolkit → 　こちらの方がマシだが… ◎ Prism.Forms 最高！！

実戦での開発工数
（超個超人的見解） ○ Xamarin.Forms と大差なし ○ Xamarin Native と大差なし

技術的投資価値
（超個超人的見解） △ これ以上革新的な発展の可能性は少ない。
（新 API には追随） ◎ Xamarin.Forms は鋭意進化中
今後更なるブレイクスルーが期待できる。

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一見 Xamarin Native 有利に見えますが、

私の結論は…

Xamarin Forms 一択です

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業務アプリを開発し始めると気がつくこと

お客様「 Excel みたいな表が欲しいんだけど…」

開発会社「えーと…（いやー表は無いんだよな～ 汗）」

安心してください！ありますよ！（サードパーティですが…）

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Syncfusion Essential Studio for Xamarin
https://www.syncfusion.com/products/xamarin

Xamarin.iOS
Xamarin.Android
Xamarin.Forms
対応

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まとめ
Xamarin では各プラットフォームのネイティブ API の知識が必須
メリット
• Visual Studio と C# で開発できる。 ReSharper などのアドインがそのまま使える。
• Xamarin Native, Xamarin Forms ともにロジック部分を共通化できる。
• PCL 部分は .NET Framework のサブセットのため、 .NET の資産がかなりのレベルで使える。
留意点
• Xamarin.Forms を使ったからといって、 各プラットフォーム Native の知識が不要にはならない、逆に実戦投入するなら細かい
レベルでの理解が必要。
• Xamarin.Forms を使ったからといって、 Xamarin Native に比べて工数大幅削減は期待できない。むしろ顧客の細かい要
望に応えるためには苦労も多くなる。
• だが、 Xamarin.Forms は今後さらに進化していくはずなので、同じ苦労をするなら、 Xamarin.Forms に投資する価値は十
分にある。
• MVVM に関しては Prism.Forms が使える Xamarin.Forms が有利。
• 表が使いたければ Syncfusion Essential Studio for Xamarin が便利

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ご清聴ありがとうございました。