Professional Documents
Culture Documents
Nghiên cứu về tiêu chuẩn hóa các kích thước thành viên cho Todaiji Khai Sơn Đường và tháp chuông, và tiêu chuẩn hóa phương pháp kích thước thành phần cho Đại Phật.
Nghiên cứu về tiêu chuẩn hóa các kích thước thành viên cho Todaiji Khai Sơn Đường và tháp chuông, và tiêu chuẩn hóa phương pháp kích thước thành phần cho Đại Phật.
Architectural Institute
エnstitute Japan
of Japan
of
【カ テ ゴ リ ー1 】 凵本建 築学 会 言「 画 系黻
. , − ,
「
果 第 59B 号 171 176 ZOOJ 年 12月
. , , .,− , .
、
∫ Archi し Plann AI ∫ No 598 171 176 Dec ,
2005
東 大 寺 開 山堂 及 び 鐘 楼 に お け る 部 材 寸 法 の 規 格 化 に つ い て
一大仏様
に お け る 部 材 寸 法 の 規 格 化 に 関す る 研 究 そ の 2−
ON THE STANDARDIZATION OF THE MEMBER SIZE IN KAISAN −DO AND SHORO
,
TODAI −JI
−
Part 2 .
一
Astudy on the standardization of the member size in the Daibutsu
style
佐 藤 隆 久
TakahisaSA TO
of tQtal
timber volume , while the percentage ratio of structural timber volume corresponds tD 95.
74% Df total
structura / timber volume . Therefore there is the standardization the member size in Kaisan −dQ .
of
3 > The percentage timber volume of 8 kinds Qf standardized .
rat 主o of parts inShoro corresponds to 90 24 % of total
大仏様 、部 材 寸 法 、規 格 化 、材 積 率 、構 造材 々 積率
化 され た 部 材 群 が 抽 出 さ れ 、そ れ ら の 「材 積 率 押 ・「構 造 材 積 率 押 々 に 最初 に 、 二 の 遺構そ れ ぞ れ にお て 全部 材 を構 造 材 と造 作材 (
っ い 雑
か ら「部材 寸 法 の 規 格 化 」5 。 材 を含 む ) に 仕 分 し、部 材 名 使 用 部 位 ) ご と に 分 類 した 。そ
)
が な され て い た こ と が 明 ら か に さ れ た ( し て
た 鐘 楼 (1207〜10 年 )で も 「部 材 寸 法 の 規 格 化 」が な され た 可 能 性 が い 順 に 分類 順 位 を け た 。以 上 に よ り 、「開 山 堂 の 部材 拾 い 出 し 表 」
つ
あ る と 類推 で き る e 、本 論 文 で は 鎌 倉 時 代 初 頭 に 造 営 され た
そ こで ( 1 ・
表 ) 鐘 楼 部材 拾 い 出 し 表 t (
「 の 表 3 )を 作 成 し た 。そ し て 、分 類
東 大 寺 開 山 堂 及 び 鐘 楼 に 、「部 材 寸 法 の 規 格 化 t が な され た か ど うか 一
順位 に 従 て 同 断 面 ご とに整 理 及 び 集計 し、
っ 「開 山 堂 の 規 格 化 部 材
を明 ら か に し 、東 大 寺南 大 門 と比較 検 討 す る こ と とす る 。 表 2 )・「
分類 表 t ( 鐘 楼 の 規 格 化 部 材 分 類 表 」(表 4 )を 作成 し た 。
尚 、東 大 寺 開 μ堂 及 び 鐘 楼 の 部材 に 関 し て は 、後 藤 治 の 研 究 T が
」 /
あ る が 、開 山堂 及 び 鐘 楼 の 全 部 材 を 対 象 と し た 「部 材 寸 法 の 規 格 化 」 3 開 山堂 の 「部 材 拾 い 出 し表 亅 ・「規 格 化 部 材 分 類表 亅の 分 析
に関 す る研究は 行わ れて い ない 。 3 − 1 断 面 を統 一化 した部材 の 有無
表 2 にお い て 、3 種類 の 断面 を統
一化 した 部 材 群 が 抽 出 され た .
2 研 究 の 方法 先 ず 第 1 群 は 矩 形 断 面 (150 × 100 〉を もつ も の で 、挿 肘 木 ・通
本 論文 で 採 用 し た 寸 法値 は 、開 山 堂 に つ い ては 『国 宝東 大 寺 開 山 肘木 ・隅 肘 木 ・角 桁 ・出 桁 の 5 種類 の 部材 で あ るe そ れ ら は軸部 の
佐 藤 隆 久 建 築 研 究 所 工 修 M 、
Takahisa Sato ArchitectureResearch Office, Er】
g,
一 171 一
一
NNII-Electronic
工 工 Eleotronio Library
Library Service
Arohiteotural
Architectural Institute
エnstitute Japan
of Japan
of
上 部 や 小 屋 に 用 い られ た 横架 材 で あ るが 、そ れ らの う ち 挿肘 木
・通 材 で あ り、鐘 楼 に お い て の み 用 い られ た 部 材 で あ る 。部 材 数 も 27/
肘木 は大 仏 様 にお い 、南 大 門 に お い
て 初 め て 用 い られ た 部 材 で あ り 丁 に 上 り、総 構 造 材 数 975 丁 表 3 ) の 約 3 割 近 くを 占 め て い る。
(
て
一
も同様 に 断 面 が 統 化 され て い た 。 部 材 数 も 44 丁 に 上 り、 総構造 次 に 第 2 群 は 矩 形 断 面 580
( × 330 )を も つ も の で 、角柱 ・
地貫 ・
・飛 貫 ・頭 貫 ・束 の 6 種 類 の 部 材 あ る。そ れ ら は 軸 部 全体 を
材 数 76 丁 ( 表 1) の 6
約 割近 くを占 め て い る 。 内法 貫
次 に 第 2 群 は 板 厚 30 の もの で 、嵌 板 ・ 壁板 ・ 床板 ・
縁板の 4 種 固 め る た め に 用 い られ た 主要 な構 造 材 で あ り 、4 種類 の 貫材 は 大 仏
一 様 の 特 徴 的 な部 材 で も あ る 。
類 の 板 材 で あ る。元 内 陣
々 は 方 間 僧
の 正 堂 で 周 囲 に 縁 が 廻 ら され
は 全 て 板厚 30m に統
一化 され て お り 、 屋 根 葺 き 材 (流 し 板 、第 4 群) 虹 梁で あ る 。前 者 は 建物 の 自重 を受 け る 主 要 な 構 造材 で あ り、後 者
60 厚 の 板 を用 い て い た 。 は 梵 鐘 (26. 3t ) を 直接 受 け る 虹 梁 で あ る 。用 い ら れ 方 は 異 な る が
の みが
・ ・ 両 者 と も 耐 力 上 、大 き な 断 面 を 必 要 と す る 部 材 で あ る 。
次 に 第 5 群 は 矩 形 断 面 (170mm × 100 )を も もの で 、 腰 貫 地覆 つ
・ ・
入 側 桁 の 3 種 類 の 部 材 で あ り、 部材 数 は 12 丁 で あ る 。そ れ らは 柱 の 次 に 第 6 群 は 矩 形 断 面 (350 × 190 )を も も の で 、軒桁 側 桁
っ
上 下 端 と床 組 み レ ベ ル の 位 置 で 軸 部 全 体 を 固 め て い る 横 架 材 で あ り 、 母屋桁 ・棟木 の 4 種 類 の 部 材 で あ る 。そ れ ら は 全 て 小 屋 組 の 横 架 材
部 材 が 軸 部 の 上 部 や 小 屋 に 用 い ら れ て い る の に 対 応 して い で あ る。
第 1群 の
・第 一化 最後 に 第 8 群 は 矩 形 断面 (52 α × 330mm >を もつ も の で 、8 本 の 際
る 。断 面 幅 の は第 1群 5 群 と もに 同 じ 10G で統 され て い
。
2 種類 の 断面 に 分 け られ て た と考え られ る 部材で 、側 面 の 凸 部 分 が 丸 柱 の 全長 に わ た て は め こ まれ て い る 。 っ
横 架材 は 耐 力 に 応 じて い
− 一 ・ 4 −
2 統 一化 さ れ た 部材 群 の ・「構造 材 々 積 率 亅
「材 積 率 亅
3 2 統 化 され た 部 材 群 の 「材 積 率 」 「構 造材 々 積 率 1
表 2 よ り、第 1 群 (挿 肘 木 ・ 通肘木 ・ 隅肘木 ・ 角桁 ・ 出 桁 ) の 「材 表 4 よ り 、第 1 群 (斗 付肘 木 斗 付 通 肘 木 ・
・ 斗 付 墓 股 〉の 「材 積 率 亅
96%、「構 造 材 積 率 」は 38 .
積 率 」は 21 . 49%で あ る 。第 2 群 (
々 嵌板 ・ は 31 . 52%、 構 造 材 積 率 」は
「 々33 .
23 % で あ る 。第 2 群 (角 柱 ・地 貫 ・
53%で あ る 。第 5 群 (腰 貫 ・ 内法 貫 ・ ・ ・
壁板 ・ 床板 ・ 飛 貫 頭貫 束 ) の 「材 積 率 」は 18 .
縁 板 ) の 「材 積 率 ユは 16 . 地 47%、「構 造 材 々 積 率 」は
・ 19 . ・ 材 積 率 亅は 12 .26 %、「構
覆 入 側 桁 )の 「材 積 率 」は 8 . 積率 亅は 14. 73 %で あ る 。 46 %で あ る 。第 群 (
40 %、「構 造 材 々 3 丸柱 鐘 釣 虹 梁 ) 「 の
表 1にお て 、分 類 か
い た
ら外 れ 部 材 の 「材積 」率 ・「構 造 材 積 率亅が 々 造材 積 率 1 は 12.
々 93%で あ る 。それ らの 値 は 他 の 部材 群 の 材 積 率 」、
「
一 ・ 一
積 率 亅が 桁 台 な の に 対 し て ずれ も 高 い 値 を 示 し て い る。
ほ ぼ 2胎 以 下 の 値 で あ る た め 、 「構 造材
統 化 さ れ た 部 材 群 の 「材 積 率1 「構 々 い
造材 々 積 率 」は い ず れ も高 い 値 を示 し て い る と言 え る 。 次 に 、第 6 群 (軒 桁 ・ 側桁 ・ 母 屋桁 ・ 棟木 )の 「材 積 率 」は 3 . 87%、
・
3 − 3 「材 積 率亅 ・ 積 率 」は 4. 08%で あ り 、第 群 (際
8
「構 造材 々 柱 際 柱 上 束) の 「材 の
「構造 材 々 積 率 」の 高 い 部材群
表 2 に お て 、 材 積 率 」 ・「構 造 材 積 率 」の 高 い 部 材 群 は 7 種類 積 率 」は 3 . 12%、「構 造 材 積 率 」は 3 . 29 %で あ る 。こ れ ら 2 の 群 の
々 つ
「 い 々
・束 ・蟇股 を 除 く 全 「材 積 率 」 ・
一 桁 台 は あ る が 、分 類 か ら 外 れ た 部
抽 出 され た 。そ れ ら の 内 訳 を 見 て み る と、大 斗 積 率 1は
「構 造 材 々 で
て の 構造材が 第 1 群
・第 3 群 ・第 5 群 ・第 6 群 ・第 7 群 5 の 群 の つ 材 ( 表 3 ) の 「材積 率 」 ・ 「構 造 材 々 積 率」が 1%以 下 の 値 で あ る た め 、
4 群 ( 流 し 板 ) に 分 類 され た 。 4 − 3 「材 積 率 亅 ・ 「構 造 材 々 積 率 1 の 高 い 部材 群
第 1 群 か ら 第 5 群 ま で 「材 積 率 」 ・「構 造材 々 積 率 」の の 値 は 、前 述 表 4 にお い て 、 材 積 率 」 ・「構 造 材 積 率 」の 高 い 部 材 群 は 8 種 類
「 々
・
抽 出 され た 。こ れ ら の 部 材 群 の 「材 積 率」 「構 造材 積 率 」の 値 は 、
し た 様 に 高 い 値 で あ る と判 断 で き る が 、第 6 群 (尾 垂 木 )の 「材 積 率 亅 々
・
は 6. 23%、「構 造 材 積 率 」は 10 . 92 %、第 7 群 (
々 小 斗 ) の 「材 積 率 」は 前 述 し た よ うに 、 分類か ら外れ た部材 ( 表 3 )の 「材 積 率 」 「構 造 材 々
3. 79 %、 構 造 材 積 率 亅は
「 6 .
66々% ある。
で こ れ は 、元 開 山 堂 自 体 が 々 積 率1 の 値 が 1%以 下 で ある為 、い ず れ も高 い 値 を 示 し て い る と考え
尾垂 木 ・ て、 。そ れ 8種 類 群は ず れ も構 造 材 の み を 抽 出 し て お り
られ る らの の い
小 斗 の 部 材 数 が 少 な い 小規 模 な 建 築 で あ る た め で あ っ
分 類 か ら 外 れ た 部材 ( 表 1) の 「 ・ 「
材積 率」 構造材 積 」 率 が 、 ほぼ 々 そ の 部 材 数 は 853 丁 で あ り 、総 構 造材 数 975 丁 (表 3 )の約 9割近
・ ・
2 胎 以 下 の 値 で あ る た め 、第 6 群 第 7 群 の 「材 積 率 」 「構 造 材 積 々 くに 上 る 。そ れ ら 8 種 類 の 「
材 積 率 」の 合 計 は 90 .
24 %、「構 造 材 々 積
率 i は 相 対 的 に 高 値 で あ る と判 断 され る。い 率 」の 合 計 は 95 .11%に 上 る 。よ っ て 鐘楼 は 8 種 類 の 部材 群で 出 来上
それ ら 7種類 「材 積 率 亅の 合 計 は 85 .
の 23 %、「構 造 材 積率 」 合 計 々 の が っ て い る と考 え られ る 。
は 95 . 74 %に 上 る 。こ の こ と か ら 開 山 堂 は 7 種 類 の 規 格 化 され た 部 材 尚 、表 4 ,
参考 1 に 挙げた 野 地板の 「材 積 率 」は 2,
93%で あ っ たが 、
群 で 出来 上 が て る と 考 え ら れ る 。
っ い 通常は 野物材 と して 扱わ れ て い る た め 分 類 か ら 除 外 した 。
表4 .
・隅 肘 木 ) は 、同 時 代 の 組 物 に
尚 、参 考 欄 に 挙 げ た 根 太 掛 け の 「材 積 率 」は 3 . 52 %を 示 し た が 、通 参考 2 に 挙げた肘 木 (
枠肘木
常 は 野 物 材 と し て 扱 わ れ て い る た め 分 類 か ら除 外 し た 。 用 い られ た 部 材 で あ る が 、こ こ で 初 め て 用 い られ た 斗 付 肘 木 271
(
丁 )の 「材 積 率 」 ・「構 造 材 々 積 率 」が い ず れ も 30 % 台 で あるのに対 し
・「構 造 材
し表 亅 ・ 、用 い られ た 部材 数 は 108 丁 で 「材 積 率」 積 率 」の 値 が
々
4 鐘 楼 の 「部 材 拾 い 出 「規格 化 部 材 分類 表 亅の 分析 て
− 一化 ず れ も 1%台 で あ っ た b れ は 枠肘 木 ・隅 肘 木 の 部 材 長 表 4
( ,参
4 1 断 面 を統 した 部 材 の 有無 い こ
を 統 一化 4 .1
表 4 におい て 、5 種 類 の 断面 し た部 材 群 が 抽 出 され た 。 考 2 ) が 、斗 付 肘 木 の 表
部材長 ( 群) に 比 べ て 短 尺であ り 、
先ず 第 1 群 は 矩 形 断 面 (
350mmX230 )を もつ も 、斗 付 肘 木 ・
の で 部 材 数 も少 な か っ た た め と考 え られ る 。そ の 結 果 、前 述 し た 8 種 類
・斗 付 蟇 股 の 3 種類 の 部材 B,
であ る。そ れ らは 、肘 木 ・ の 部 材 群 に 比 べ て 「材 積 率 t ・「構 造 材 々 積 率 」が 相 対 的 に 低 い 値 に な
斗付通肘木
・蟇 股 の 下 面 に 小 斗 を 組 み込んだ形状 を
一木 か ら加 工 し た 部 っ たと い える 。
通肘 木
一 172 一
一
NNII-Electronic
工 工 Eleotronio Library
Library Service
Arohiteotural
Architectural Institute
エnstitute Japan
of Japan
of
表 1 開 山 堂 の 部 材 拾 い 出 し 表
馳 邸 材 名 〔使 用 部 位 } 断 面 寸 法 隅 閉 部 材 長 m 総 数 、
材 積 m3 材 積寧 構造材 々 積 寧 分 類 順 位
280 φ
1 柱 内
直
陣 柱
直 径
径
. (上 端 )
(下 端 )
14 . 23
320 φ 24 . 94 3 34
3 . 4本 1 05 拓 、
0. 13一.. . .
370
大 斗 4 角
. 1 6230 3 09 個 ア 、 垢
.. 0.
斗 〃
「 广
斗 180 角
小
〃
斗
尸
..
...
内
.120〃
〔方 ) 12 個 05
1..
、. 0D、
、
63
1. 19 6 覧 晃
2 O. . 0.
〃
斜 斗
厂 ’
(
・
下 ) 4 02 内
27 監 48 6 個 覧
( 斜
1: 1斗 上 ) 4 0. 02 D 」.27 o. 48 鴨 5 個 覧
厂
’ κ 厂’
( 卷 斗 〕 48 0. 19 2、 57 4. 5i 5 個 瓢 覧
. ..
.. 50
挿 10D
肘 0.
木 60 8 †
. .0.
. .
一
.一.
07 广..
..
.. 0. 95 ..
.
7. 1.
. .・
56. .
.
− 1
’ ”
丁 垢 瓢
軸
通 肘 尸」
陣 木 (内 柱 上 )4 .80 4 7 0 .29 3. 9351 6. ag .
一.
.1、
..一
.
.ヒ
〃 丁 晃
部
.
.
.
.
.κ 一 内 陣..
.
... 1
厂厂 〔 〃
. ..
. 柱 下 )3 .94 .
」.. 4 o .24 3 、25 5. 1广
吊.
一.
. 丁 覧 川 瓢
.
...
.’ 〃 〔 〃 二
.
.
手 先 }3 .8 4 .23 3 、12 5. 46 1 ‘
, π 丁 σ 騰 艶
3 肘 木
.
..
...
.’ 厂
’
. . . .
’ .
構
「
( 三 手 先 》
1 21 4T 0 25 3 .
.
一了
39 .
.. 5 94 留 1‘ 、
造 一一. . . 隅 肘 木 厂 〔 上 〕 0. 65 1 4T .
一.
.
..
.」 O. 04 0. 54 . .
.
馳
. o.
.
. 95 1 瓢
〃 〃 り 夥
材
.
.. ( 中 0冫 .8 4T 0 、05 0 .58 1 .19 1 呂 晃 瓢
〃 〃 「
「
〔 下 } 1. 49 4T O. 09 1. 22 2. 4 1 覧 ‡ 帖
4 貫 腰 17D 100 3.
貫 28 4 O. 22 2、 98 5. 23 5 丁 瓢 覧
5 束 束 19 go O. 43 4 O. 03 o. 41 0. 71
1 〔 地 碩 上 〉 σ
98 二
丁 監 覧
6 覆 地
70
地 100 2.
覆 4 ↑ 0. 20 2. 7 4. 75 5 丁 書鮎 、
.
...
. 150 .
一.
. 2. O. 2. 44 . 4.
桁 角 100
厂
厂 .
98 4
.
18
「 .
. 28 丁 瓢 、 才
7 .
. ..
..170150 2、 0. 2. 44 4 .
’ .
桁 桁 出
. 98 4T* 18 28垢 1 腎
小 λ 桁 厂
側 2. 98 4T o. 20 2. 71 4. 75覧 5 篤
3. . .
. . ..
. .
1.
.
广.0...一 .广
..... 3.
.
. 6 ..
r「.....
.
.
..
屋 lgo 100 50 4 27 55 41
.
昭 垂 木 〔 隅 〕 事 丁 、 篤 ア
8 尾 垂 木
尾 垂 ’ 木 〃 〔 平 2.
) 50 4T 7 0、 19 2. 57 4. 51 喉 7 瓢 篤
9 萋 股
貫 go 100 0.
上 58 4 0. 02 0. 27 .48 丁 瓢 σ 、
】 総 構 材 数 76 総 斗 数 72
【 主 要 構 造 材 計 造 4. 21 丁57 、 05 100.個 00 覧 瓢
10 屋 根 葺 き 材 桓 (木 瓦 葺 き 流 し 厚 60 17.
2B 1. 04 14 . 09 4
囁
〕 掌 腎
一 .
. .30 :
.
嵌 根
ゴ1 寧 申5 .
13 「.
..
.
.ゴ
.
... .o..15 犀 2. 03 2 醫
,
11 .
1〃.
.
壁 桓
〔 .. ヒ.
. .
53 .
..
. .
.0....
.
53 7. 18 .
. ゴ . 2 口 覧
板 類
床 板 . .广 .
..
.、寧
.
. 8.
32 0. 25 3. 39 2 π「 帖
造 600
縁 権 30 3. 68 4巾 o. 29 3. 93厚 2 丁 晃
.
.. 立
. .
尸 、广
.
. 1. 2 . . 0. 0.
.
層.
.
作
12 方 150 100 95 06 81 丁 覧
2. 0. o.
材 雑 部 材
柱 50
聞 40 02 3 } 04 54 丁 覧
2. 0. 1.
及
び
.
.
.
太 70
根 90 88 5 09 22 丁
〃 〃 覧
0. 0、 1. ..
雑
・
根 太
〃 〃 .
65 20 08 08 「. .
i一
广
一 丁 帖
13 1 . .
.. 0. 0.
材 床 組 廻 り 野 物 材 隅 さ す 18 4 03 41瓢 穿 丁
1 根 120 太 120 掛
.
.
.
.4 .
4け.56 4T
.
ヒ. oo .
. 26 3. 52 覧 参 考
縁 200 50 葛 781 4 .19 2. 57 丁 鷲
14 建 具 他
建 具 他 式 0 .16 2. 17 音 覧
】 【 造 作 材 及 び 雑 材 計 3. 17 42 . 95 黠
【 全 部 材 合 計 7. 38 】 00. 00 ↑ 帖
注記 : 形 状寸 法 不 明 な 部 材 は 修理 報 告 書 添 付 図 面 を 分 一で あ た り 、 印 に て 明 記 し た 。材 積
の 少 な 部材 た め 材 積 率 1 及 び 「構 造 材 * 積率 は 少 数点 の い の 「 々 」
以下 2 桁 まで 有効 と し た 。
表 2 開 山 堂 の 規 格化 部材 分類 表
群 部 材 名 〔使 用 部 位 〉 断 面 寸 法 mm 部 材 長 m
「
総敬 材 積 m3 材 積 串 構 造 材 々 積 率
.
ゴ
.挿 肘 木 150 1DO .
.「..ヒ 0. 60 8丁 .
07 .
内
...
..0.
95瓢
G 1.66 覧
广
肘 木 . .
.
..陣 柱 、
.
. r. ’
〃 4. 3.
80 、 94 .... .
通 ( 内 8丁 … 53.
...
. 0
1B 覧 一
..
.
.
..
广. .
.
由」.
12.
一.
.−瓢
59
上 下 } F
τ
手 先 . 「 .
.”
r
. l
. 3. 4、 4.21 . 6. . .
( 8Ti 4a 0
5i 鮨 巾、
」
..
.幽
11一一
40篇
〃 二 三 手 先 ) F 臼
I
肘 木 ( 上 、
中 、 ’
「
. , O.
65、0. 1.
88, .
1 ゴ
隅 下 〉 .
一.
..
.巾
.
.. 〃
49 r繭.
.
.12T 18 「.. 2.
. 0
44 、 4.28覧
2. .8
角 桁
竺一
〃. i卜
93 .
.
、
..
.
4T
「.
.
.
.
.
...2、
D
44 覧 扉 4.28瓢
一
..
.
出 .
广.
.
桁 .
..” 2.93 4丁 0.昏8 2. 44 、 4.29 覧
一 . 尸.
... ゴ E . .「..
. ..
1 内
1、
ヒー
【 統 化寸 法 ・ さ れ
計 】 た 150 100 44T 1.
62 21 . 96、 38 .
49 脇
. .卜 30 O. 2. 一
嵌 板
〃. 一
..
. 5 3 厚 」
.
.
」
. 15 03 覧 ゴ
壁. .
.
.1. .
. 板 「.
、.
.. . 17 . 0. 7.
〃 ..
..
..
. 63
−.
1.
.
..
i.
..
.
.
..
.
.
..53 18鴨 」巾
.
」」
8. O. 3.
ト
2 .
床
..
板 . 一.
.
...
.
. .
.
.
.
.
. 32 25
.. 39 曳 ..
.. .
「’ 3. . O.
29 「 3.
「
縁 板 68 4 丁
..
.二 93 覧 .
.
.. 吊
. .
.
..」 一 广
..
尸
..
.
..
.. .
ゴ.L.
【 統 化 され た ・ 】 寸 法 厚 30 計 .
I I.22 .
16 53 覧 一
直 径 ⊂上 端 280
3. I. . 24 .
) φ
3 内 陣 柱 34 4 05 14 23 覧 94 鮨
l
本
直 径 〔 端 > 320 下 φ r
..
..
..
. .
.
.」」 . . ..
..广 ..
尸..
.
【 統
一化 さ れ た 寸 法 ・計 】 170 1 100 12T 0. 62 3. 40 鴨 14 .
73 覧
尾 . 1 .
..
..
.
垂 木 ( 隅 ) D , 100」 3.50 」 4T 1 O.27 3. 65 6.4
. 四 覧 盧覧
厂 ... κ
〃. 2. O . 2.
..
.
...
.
..
..
.
.( 平 ) 」
.. 50 4 丁 . ..广
19 5ア 「 i 4.
广
.
F
艶 5 塵覧
6 …
「.
. . .
1. .
. .
.
..
.r..
. 1
.、
...
ゴ
.
一. .
.
ゴ.
【
・
寸 法 計 】 19D 00 . 0.
8Ti 46 暉 6. 23 覧 0、92 寉 覧
.
. .. 斗 ( 方 斗 } 0.
小
π
180角 1DO 12 個 05 .
.ヒ
.
..D . 58 黠 1.19 艶
・ 厂
厂 ト 0.
斜 斗 〔 下 } 上 8個
” D4 ..
げ.0.
.
内 54% o.96 覧
ア
吊〃 巻 斗 ) ( ’
F
.
.
..广 48 個 . .
广广
..
一. o.
.
.
. 19
”
2. .
.
1.
.
57」
、.
覧 4.51 鴨
1.、 ri 尸...
..
【 寸 ・
計 】
法 0 角 100 陪 68 個 0.
芒28 3. ア9 覧
6.66瓢
【
合 計 】 構 68 斗 数 68 個 造 材 数 6.29 丁 小 85 . 23覧 95 .丁4瓢
参 考 根 太 120 12D 4.
掛 け 56 4T i= O.26 3. 52 覧 一
一 173 一
一
NNII-Electronic
工 工 Eleotronio Library
Library Service
Arohiteotural
Architectural Institute
エnstitute Japan
of Japan
of
表 3 鐘楼 の 部 材拾 い 出 し表
部 材 名 (使 用 部 位 〕 断 面 寸 法 m翩 部材 長 m 総 散 材 積 m3 材 積皐 構 造材 々 積卑 分 願 順 位
9. 9.
瓶
1 .
「.
. 丸 柱 . 4 840φ 18. 37 05 6 51 54 3 本 腎 覧
. 1、 1.
1 柱 2 柱
際 520 330 内 384 89 2 80 99 ε本 覧 覧 巳
11 . 4 .84 .一
..4. 36 4. 59 2
580 330 54
L !
巳 騰 覧
1 5 貫
地 丁
2 . 一 ’
厂 . 〃 11 .54 4
. ..
34. 4. 36 4. 59 2 巳 、 筅
:
内 法 貫 丁
2 貫
3 飛 貫 5go r 340 10. 23 . 4 B. 21 .
05 4 .25 2 丁 旨 ‘ 瓢 瓢
9. 15 . 9. 9.
軸 1
大 . 虹
.
990
一
梁 4 1 2 φ .一 ..
..
45
. 09 葦 53 4 丁 覧 垢
8、 6. 3. 3.
3 虹 梁
部 2 鐘 釣 850
虹 梁 82 1 φ 52 Z1 39 3 丁 覧 、
0、 0. 0. ヒ 00 .
1 束 角 柱 〔 5ao 上330 )内 59 8
90 44
.
4 2 丁 暢 了、
2 〃 340 1. 7 4 尸 0. 92 0. 45 ゴ 48 2 、 、
.3 束 〔 飛 貫 上 ) 輩 丁
4 O. 0. o . 0.
内
東
束
際 530 柱 上330 ) 57 8 ao 39 42 8 丁 、 黔
0. 0.
〔
4 束 ( 1 540
際 柱 上 340 1. 15 8T 1. 70 84 88 8 、 、
1. 0、 o.
1 .
虹 梁 . 580〃
畳 墓 .
.一.
380 股 95 尸 4 L72 85 89 丁 瓢 腎
5 蟇 股 2 鍾 釣 虹 粱 受 蔓 350 股 Z..0 2 o.
84 0. 41 0、
γ 44 丁 、 、
婁 13 昇 段 340 付 蟇z30 股 1. 31 5 0. 5 0. 25 O. 26 1 丁 ] 覧 覧
o. 82 o. 40 」 1 0、 43
1
』 吊 大 斗 950x940230
( 隅 ) 塑
0、 0.
覧 篇
6 斗 を 寸 」医 斗 360x300
〔 平 o ) 10 oj8 卩 09
0.
09 個 % 覧
3 . 審 楳 斗 ( 厂厂 木 受 ” け ) 11 O. 20 0. 10 10 個 覧 覧
1 斗 ... 0. . 「 0. 0 .
0. 0511
付肘 木
口段 . . 350
)
. 240 1 2
! 12
0.
05 刀
52 0.
丁 、 瓢
2 : 1 .3 1.
旨
340 . 「
. 「
一 . .
r
2 1 斗 付肘 木 匸段 平 其 〕 230 12
1
06 旨 下 55 1 丁 、 、
κ 2. 2. 1 .
2 一 . 1. 31 1
一34 一. ...
「ゴ 广 22 . 2
斗 付肘 木 (段 350 平 其 } 61 12 52 丁 娼 瓢
〃 〃 1. 1. 0. 0.
;
斗 1 付
.
肘 木 〔 殺 隅 }
」 87 8 内 20 59 62 1 丁 瓢 覧
.5 2
斗 付 肘 木 〔 段 3 〃 隅 行其
) 「 3. 69 4 1. 19
8230
圃 0L1
.59 0. 62 1 丁 瓢 腎
… 5 3
斗 付 通肘 木 〔段) . 〃 一
230 .
吊 ゴ 3. 33 8 2. 14 .」 .05 1. U 1 丁 鮨 覧
7 〃 尸 厂「 3、 63 4 .17
0
.
58 0 .
61 内 1r 丁 } 覧 覧
1
斗 付 通肘 木 佃段}
8 」 」33 :
斗 付 肘木 ( 段 〃
平 ) 240 ゴ 3、 04 12 3. 06
1 .
5
一 .1.0 .
1 . 59 1 丁 ↑覧 筅
厂
厂 230 . 4. 29 4 1. 38 0 .
68 一 .. 72 1
. .
9 1 丁 覧 覧
斗 付 肘 木 〔 段 隅 行 )
厂
厂 1. 0. 0.
;
4 . . . 240. . 4. 75 半 . .
..
4 60 79 83 11
. 瓢 、
10 斗 付 肘 木 〔 段 ) 丁
14 : 出,. ’
「 i. 6 1.
吊 尸 2、 55 1. 25 1. 32
了
11 巨ゴ 13 28 1 、 、
. 入 中 } 丁
斗 付 肘木 段
: 〃
〃 4. 3、 1 . 1ヒ .
〃.
12 4 隅部 8 07 51 η 59 1
丁 、 瓢
0.
斗 付 肘 末 〔 段 〕
1 13 4 i−
斗 付 肘 木 (段 〕 240 2. 09 8 「 1「.40 O . −
59 73 1 丁 、 覧
.
. 14L. 斗 付 肘 木 4 : 〔 段 〃 隅 部} Z30 2. 83 8 1. 82 0 、 .
90 . 0、 95 丁 監 腎 ↑
151 4 :1
斗 付 肘 木 ( 段 厂
「 出 通 璃 部 ) 〃 2. 83 8 1. 82 0. 90 O. 95 1 丁 覧 覧
隅
.
行 . . 〃 .. 厂 ’ 6、 73 . 4T . 2. 17 1. 07 1. 13 1
一
15 4 覧 覧
付 斗 肘 木 〔 設 )
17
.一
一 ...一..
.・ 5.. .. 隅 5D 〃 .
. .
16『 ヨ 4 .
」
.
. .
. 2..
.
04 1. 01而 1. 05 1
「 覧 筅
. ’ 2.
斗付 肘 木 ( 段 行)
構
「5.
18 π1 350 厂 4. 62 12 4. 45 2. 20 32 1 丁 、 、
〃 . 寧
斗 付 肘 木 〔 段 各 面 中央 部 〕 2
12 . 7. 3 . 4. .
造
ゴ .一
19 . 通
斗付 5 肘 木 (段 ) 230
内 24 旦丁 8B 延
r 09
1
广尸 巳呂、 、
5 ; 〃 7. 2. 1. 1.
材
1
一 20.ヒ 斗 付通 肘 木 〔段 各 面 入 】通 〕 Z30
ヒ 40 4 38 17 24 覧 丁 、
歪i 1 6
斗 付肘 木 〔段 ) 〃 230 1. 13 24 2.鵬18 1、 07 L13 L1 丁 瓢 、
7 肘木
22 寸 斗 付通 肘 木 σ卿 厂7 230 9. 30 10..一 、 7.49 3. 69 3. 89 ..
「一 丁 瓢 、
23 + 9
斗 付肘 木 . . 〃
.. 〃
「 o. 56 1B O.96 0. 47 0. 50 」 .1 丁 腎 、
24 斗 付 肘 木 ( 段 :D 〃
..
其 . 〃
广
. 1. 13 1B 1.64 081 O. . 85 t 丁 覧 覧
25
斗
付肘
木
9 段 其2
. .
. 一
(
. 一.〃
一 : } π 1. 138 .
5
. 0.55 o. 27 029. . 1 丁 覧 覧
小
.26 付 通 肘 木 ID .尸. 〃 寧230 、13 3 .
1. .
96 o. 97 1. 02 1 覧 覧
1
段 東 通 〔 西 丁
.
斗 )
10 : 厂’ * 5. 2」.
ヒ191 1.
屋
i2 斗 付通 肘 木 〔 段 南 北通 ) 230 44 5 08 14 1 丁 覧 旛 篇
O.
ア
.
一. 28 . .
一..
一 .
.. . 11 .
斗 付肘 木 〔 一 .. 段) 厂’ 率230 0. 66 10 L o. 53 o. 2 28 1 丁
… 醂 覧
0.
iZ9 . .
12广
斗 付肘 木 ( 段 ) 尸 厂’ 230 . 1. 13 10 1 0. 91 O. 45 47 1 丁 覧 覧
.. 301 . .
.... U
枠肘 木 段 〕 230
180 」 1. 13 10 l O.47 o. z3 0. 24 一
参考 2 丁 篤 覧
卸 厂 r 厂F 厂
’ D. 66 10 .
. 0. 0. 13 0. 14 尸 2 丁 四 覧 鳴 参考
32 1 ” 厂
’ 1.
.59 4 0. 2 o. 13 0. 1 2 覧 覇 参考
’
δ
隅 肘木 〔 行 段 〕 丁
33
隅組
肘 .
末 (1 ) ” 1. 16 8 0. 3 7F O. 19 .
一
. 0.
. 20 2 丁 昼 覧 覧 参考
.
段
34 枠肘 木 3 段 厂
. ’ ” 0. 66 32 0「 .87 D .43 0 45 2 丁 覧 鶉 参 考
.
( )
隅 肘木 3 : 〃 μ o. 8.「 . 0. 29 . 0. 14
35363 〔段 出隅 } 89 0 15 参考 2 丁 筅 覧
. 3 :
隅 肘木 〔段 入隅 ) 〃
” o. 66 8 「 . 0. 22 .
. 0.
.0511. O. 11 参考 2 丁 覧 、
「 5 厂
r i
. ” O. 651 . 4 0、 11 0. o. 05 参考 2
丁 覧 瓢
ヨ
ア 枠 肘木 〔段 )
381 8
側 桁 転 止 (段 〕 〃
. 厂
r , 0、 .
45
12T
I O.
1
Z2 O. 11
0. 11馳
←
参 2 瓢 、 考
39一
一 . . 9 : 2 〃
厂 o. 781 6
}
…
..
..
. o. 19 F O. 09 0 .
10 齟 2.
一 丁 、 、 参 考
40 .母
斗 付肘 木 ( 段 其 }
. .. .
1
桁 転 Ul
麗 止 厂
段 )
「
’ ・90
F
5
i O. 22 0. 11 . ゜ O.…11 2 丁 、 垢 参 考
. 141
. 一
.. . . ..一 . . 4 1 .57 o . o. 82
1 虹 梁畳 肘 木 570
. 290 2
2、
38
40 旨
.
…
2T
7
O.49 O. 24 0. 25
丁 η 、 馬
.... .
一 . 4 .
..
. 3.
. .62 1.78 1. BB 6
一 、 、
1 350 190 13602 延 丁
50 .
軒 桁 〔 出 裄 〕
8
2 − 厂厂
厂F 喀8. 4 .
. . 2. 25 1..11 1. 卜
1 6 、 ハ
96 .
丁 1
桁 桁
側
3 桁
母 屋 厂
” 9. F 2 1. 32 0. 65 o. 69 6
丁 、 垢
2 〃 〃 厂 z. 20 1
66T I
「 1. 74 F 0. 86零 0、 90 5 、 、
3 κ 〃
厂 3. 00 1 84 3.02 1.49 1. 5 5
I 丁 、 ア、
I 84 .
F 寧
10 垂 木
4
↓ ..
. 一. . .
一 .
地 垂 木 〔
厂
F
東 西 〕
〃 率3. OO 3.02 1. 49 1. 57 」
5
丁 、 、
厂’ 厂
’ 寧 3. 1. 1.
1
2. 5 . −
,
5
1 簡
飛 槍 垂 木 (
垂
南 北 〕
本 〃 、 。 〃西
.
.
〕 巾
2 .
80
80
100
100 1 3.
0.
36
36 1.
0.
55
66
75
1. 75
0.
5
丁
丁
、
、
、
1 13 押 150 1. 59 Z 1 11 05 06
丁 瓢 帖
350 閣
段 地 隅 木 尻 え
半 ホ 7. 3. 3.
1
↓
11.
1専 隅 木
2 i 粧 隅
化 173D230 230 木 *301 4 55 97 7 丁 η 、 鮎
1
内
鼻 隠 板 220 70 、80 8
0、 47 0. 23昭 一一
. 丁 、
遺 t2 鼻 隠 し
2 鼻 隠280 〃 極 4. 20 . 8
O. 66 0. 33辱 丁 腎
作
廓
. 半 串 量. 91 . . o.
. 67.ゴ o.
穿
1
賊 風 420 , BO 4
33 ° 丁 覧
材
及
下3 妻 飾 り
2 懸 魚 oo BO 宰 1. 10 了 6 0.*37 0. 18 丁 覧
び 14 板 頬 1 野 地 板 18 寧330 厚 5. 94 2. 93 参 覧 考 }
雑
15 雑 材 ・ 物材
野 1 負
木 240 180 寧54. OO
2. 33 T. 15 延 冊 覧
10. 5.
材
【
造 作 材 及 び雑 材 計 】 44 14 覧
注記 ;形 状 寸法 の 不 明 な 部 材 は 修 理 報 告 書添 付 図 面 を 分
一で あた り 、 * 印 に て 明 記 した 。材 積 の 少な い 部材 の た め 「
材 積 率 」及 び 「構 造 材 々 積 率 」は 少 数 点
以 下 2 桁まで有効と し た 。
一 174一
一
NNII-Electronic
工 工 Eleotronio Library
Library Service
Arohiteotural
Architectural Institute
エnstitute Japan
of Japan
of
表 4 鐘 楼 の 規 格 化 部材 分 類 表
群 部 材 名 (使 用 邵 位 ) 断 面 寸 法 mm 部 材 長 m 総 数 材 積 m3 材 積 寧 構 造 材 々 積 串
1..
斗 一
一
付 肘 木 .
一.
一一
..
.
.旨.
一 .
.
...
.
340 350 360 230 240 .叩 . ←
0 66 6 73 … 224 丁 .
. . 38 23 .. .
ゴ ー一一
一
18 85 覧 19 87 覧
一
.一.
斗 . 付
通 肘 木 350 230 .一 ..
3 33 延 12 24 42 丁 . 25 21 、
1Z 42 覧 13 10鴇 ..
1.
1 一内
13 广
.
段 斗 付 蟇 股 340 230 斜 5 丁 . 广 .
... 0 51 .
0 25 監 、
0 25 鴨
一 一一一・ . . .
【絞 化 さ れ 】 た 寸 法 計 350 230 271T 31 、
52 63 、
33 .
95 23 覧 漏
.ヒ
.内
」.
角 . 柱 580 33D .2 80 8丁 4 29 2.11 2.
尸23 艶 覧
一一.地
.
.1 . 貫 〃 〃 .
11 54 4T . 8 84 4.36 4.59 鶉 稲
〃
〃 .. ヨ . .
11 54 4丁 8 84 ..
「广.
广 4. 4.
内 法 貫
「 . 36 59 % 覧
2 .
飛 一 貫 .
59D .一
.
... 340 .
1D 23 4T .
8 21
4.05 鴨 4.25 鴨
頭 貫 5ao .
” .
.一. 旨 .
6 94 4 丁 5 47 .
2..
.
70 2.
.84 鴇 鴨
一 ・. 「 . .
r「
【統 化 さ れ た 寸 法 計 】 580 ! 330 36 37 .
47 丁 18 .
47 9、 45 、 辱 覧
丸 柱 840 φ 6.51 4T
18.37 9.05 垢 9.54亮
一.
鐘 釣 虹 梁 860 φ 8.82 1 6.52 丁 3.21 339 拓 點
3
一 .
. 1 ...一 .
.
【 統 化 さ れ た 寸 法 ・計 】 840 φ 5T 24 .89 12 .
26 12 .93 、 、
4 大 虹 梁 990 φ 9.41 21 18 .45 丁 9.D9 9. 58 鶉 瓢
垂 木 「地 垂 木 (東 西 南 北 〉 .
12D 下00 20 〜3.
2. 1.ODI 300 9.76 尸 4.82 .
.
...
..
一一.
5一.
.07 點
.
i 了 覧
5 1
垂 木 : 飛 櫓 垂 木 〔東 西 南 北 ) 〃 〃 2.80 2DO
6 .
72 丁 3 32 3. 50 覧 %
. ..
i
【 寸 沫
・ 竍 】 120 100.
48 500T 16 .
8 14 監 . 8 57 覧
軒 桁 (
出 桁 》 冖 .
350 190
62 延 13 60 . . 4丁 3 .
1 78鮎 . ↑ 88 覧
.
、 側 .
.. 桁
〃
.
〃 .
2 廷
8 50
..L
4丁 2 δ .
1 1隅 . 1 17 鮎
5 母 .
. .
. ..〃 屋
一 厂
’ 桁 2 、
33 10 、
00 .
.
..
.
..
..
. 丁 1 .
0 65 覧
.
. . .
.
.
.
− o 59 覧
幽
. 木
棟 〃 〃 1 「 . .
67 1D .
DO 丁 O 0.
33 覧
0一
.
..
.
34 鴨
一.
.
一化 さ れ た 寸 法 ・計 】 .
. .
【続 350 . 190 11 7.
88 丁 .
3 87 、 4.08 覧
7 350 〜1730 230 11 .
30 … 4 .
55 、
3 77 覧 3.97
.
化 糘 隅 木 丁 ア 、
2.aO l ....
..8. .
. . 3、 . .
際 520 330 柱 本 「. .. 84 1 89 99 】 晃
530 , , .
57 ,1 . 2. 1.
8
束
瞭 柱 〔
) 540330 3400 上 15 16 幽. 5D 丁 τ 23 點 30.. %
一 .
.. .. .
【絞 さ れ た 寸 法 ・ 化
計 】 520 … 330 24 6、34 丁 3 .
12 、 3.29 瓢
合 計 】 構 造 材 数 853 183 .
【 11 丁 9D .
24 箔 95 .
11 、
参 脅 野
}
・ 地 18 ,
板 330
5 .
厚
94 2.
93 鮎
参 考 「 肘
枠 肘 木 木隅 肘 木 他 230 180 D. 45 〜1 .59 1D8 . 3、50 了
1.
72 覧 1.
81 覧
注 記 ; 意 図 的 と判 断 さ れ る場合 を除い て 、測 定 誤 差 .仕 事 む ら ま た 経 年 変化 に よ る 腐 朽 等 を 考 慮 し断 面 寸 法 の ± 5 %ま で の 差を 同 一断 面 と し て 扱 っ た .
表 5 比 較対 照表
項目 南 大 門 (前稿 での 分 析結果 ) 開山 堂 鐘楼
「 ・ ・ 2 種
類 . 1 .3種 類 ..
.. 5種類
1、挿肘木 通肘木 小 屋 繋 ・秤肘木 挿肘 木・
1. 通肘木 ・
隅肘木 ・角桁・ 出桁 . ・
1 斗付肘 木 斗付通 肘木 斗 付蟇股 ・
・ ・
一
角桁.
..
.
貫、ヒ覆・
.
地 尾垂木
..「、 .
.
.. .
一.
..
..
一化 さ 2. ・ ・
丸桁 母 屋桁 棟木 (中 央材〕 嵌桓 ・
2. 壁板・ 床板 ・
縁板 地貫・
角柱 ・
2, 内法 貫 ・
飛貫
頭貫 束 ・
断 面が統
a
れた部材群
3. ・ ・
腰貫 地 貫 入側桁 丸柱 ・
3. 鐘 釣虹梁
4軒桁 ・
. 側桁 ・母屋 桁 ・
棟木
一
.
..
.
.. .
一. .
一一
..
.
..
.
..
...
際柱 ・
5, 束 (際柱上 )
「部材寸 法の 規
b 格化亅が なされた 6種 類 7 穫類 8種 類
部材群 数
じ
.
.
丶 部材 名 材積 率 構造材 々 積 部 材名 材積 率 構造材 々 積 率 部材 名 材積率 構造 材々積
−
挿肘 木・
通肘木 ・
小屋繋 ・ ・
通肘木 ・
隅肘木 ・ ・ ・
秤肘 木・
角桁 ・
貫・ 、 68鶉 挿
39. . . . .
肘 木 斗付肘木 斗付 通肘木
朞 第 1位 地擾 34 69覧
角桁 ・
出桁
21 96瓢 38 49
斗付蟇股
31 52艶 33 23
尾垂 木
積
率
一 ・ ・ ・ 一 ・ ・ ・
高 第2 位 柱 …
19鯔 .
22 92鳬 嵌板 壁 板 床板 縁板 .
16 53覧 ・ ・ 角柱 地 貫 内 法 貫 飛
18. 47船 .
46
・
い 2 貫 頭貫 束
部一
i19
. 94 丸 柱 ・
材構
第 3位 垂木
.
一
. ア器
一9. ’ .
一
.
… .11 .
14 内陣柱 覧 .
. 14.
.. 23.鴇 24. 鐘釣虹 梁 1各26 顎.
1 12.939
群造 第4位 小斗
一
拓 8.
17 9.37覧 流 し板 14.09覧 ■ 大虹 梁 9. 09 旨 .
58 鮎
材 第5 位 大虹梁 32%.
6. フ.
・
25曳 腰貫
地 ・
覆 iゴ
入側桁 8.
40 監
14 .
73
垂木 ・
(地垂木 广一
飛檐垂木 .) .
..8.
. 14覧… 8. 57
.・ ・ 3. 3.
34 1 ・ .6. 10.9器 軒桁 ・ 側桁 ・
母屋 桁 ・ . 4.
々
第6 位
積
丸桁 母 屋桁 棟 木 (
中 央材 ) 黠
94 隅尾垂木 平尾 垂 木r 「 覧
.
. 23篤 棟 木 3 一
87 箋 . .
一.一
.
.
.一. 08
.
..
...
圃
第7位
.
. 3 、
79覧 6. . .
率 小斗
、
. 66 化..
『・
.
粧隅 . .
木 ゴ.
内.一一
. 3 3 97 η 鷲
第8 位 「. 3.12覧 3.
あ . 際柱 束鰈 柱上 .) 29
合計 、
82 23曳 .
94 30瓢 85 .
23 黠 95.74覧 .24、[
r90
95、 11%
全 部材 に 対す る
d
構 造材の割合
87.
21覧 57 .
05 蝿 94. 86 、
全 部材 に 対す る
e
造 作材の 割 合
12.
79鴨 .
42 95覧 5.
14覧
一 175 一
一
NNII-Electronic
工 工 Eleotronio Library
Library Service
Arohiteotural
Architectural Institute
エnstitute Japan
of Japan
of
5 ま とめ 、
形 状 で あ っ た り 限 定 され た 箇 所 に 用 い られ た り し た 部 材 で あ っ て 、
. 、部 材 数 が 少 な くな 、そ れ 率 1 は 、ほ ぼ 1胎
先ず 、表 5a に お い て 前 稿 で の 東 大 寺 南 大 門 と本 稿 で の 東 大 寺 開 そ の結果 っ て ら の 「材 積
一
山 堂及 び 鐘 楼 で 、断 面 が 統 化 され た 部 材 群 を見 て み る と、南 大 門 以 下の低 い 値 に なっ たとい え る。
、 、 一
の 2 種 類 に 対 して 開 山堂 は 3 種 類 、鐘 楼 は 5 種 類 抽 出 され た。 上 記 を 鑑 み て 三 つ の 遺構 で は 異 な っ た 部 材 の 断 面 が 統 化 され
南大 門 で は 、長 い 柱 を 繋 ぎ 留 め る 部 材 (挿 肘 木 ・ 通 肘木 ・ 小屋繋 ・ 且 つ 規格 化 で き な い 部 材 が 限定 さ れ 。そ の 結 果 と し て 部 材 の て い た
秤 肘木 ・ 角桁 ・ 貫 ・ 地覆・ 尾 垂 木 )や 、大屋 根 を 支 え る部 材 ( 丸桁 ・ 断 面 の 種 類 を少 数 に 限 定 して い る と判 断 さ れ 、開 山 堂及 び 鐘 楼 に も
母屋桁 ・
一
棟 木 中央 材 ) に 断 面 の 統 化 が 見 ら れ た。そ れ に 対 し て 開 南 大 門 と 同 様 に 「部材 寸 法 の 規 格 化 」が な さ れ た と 言 う こ とが で き る 。
山 堂 で は 、屋 根 を 支 え る 部 材 (挿 肘 木
・通 肘 木 ・隅肘 木 ・角 桁 ・出 ま た 栄 西 に よ て 造 営 され た 鐘 楼 に つ い て は 、従 来 大 仏 様 と初 期
っ
嵌板 ・ が、
1
桁 ) だ け で な く、僧 正 堂 と し て の 内部 空 間 を 構成 す る 板材 ( の 禅 宗 様 と が 混 在 し た建 物 と し て 位 置 付 け ら れ て い る 重源 に °炉
壁板 ・ 床板 ・ 縁 板 ) と軸 組 部 材 ( 腰貫 ・ 地貫 ・入 側 桁 ) に も断 面 の よ り南 大 門 ・開 山 堂 で 追 求 され た 部材 寸 法 の 規 格 化 ]は 、重源 没 直
「
一 一
統 化 が 見 ら れ た 。 方 、鐘 楼 で は 、南 大 門 や 開 山 堂 と 同様 に 、屋 後 に 造 営 され た 鐘 楼 に お い て も同様 に 見 ら れ る 。そ れ に い て は 、 つ
根 を 支 え る部 材 ( 斗付肘 木 ・
・
斗付 通 肘 木 斗 付 蟇股 ) や 、桁 材 ( 軒 鐘楼 木 取 りが 重 源 生 前 中 に 行 わ れ た 可 能 性 が 考 え られ る が 、い ず
の
・ ・ ・ 一
桁 側 桁 母 屋 桁 棟 木 ) に 断 面 の 統 化 が 見 られ る 他 、梵 鐘 を 支 れ に せ よ 「部材 寸 法 の 規 格 化 」と い う点 に 限 て 言 う と、鐘 楼 に 大 仏 っ
え る た め の 軸 部 の 主 要 構 造材 に 断 面 統 一化 が 見 られ た 。の そ れ らは 、 様 と同 じ 性 格 を認 め る こ と が で き る 。
1, ( ・ ・ ・ ・
角 桁 地 貫 内 法 貫 飛 貫 頭 貫 束 )、 (
・ 2 . ・
丸柱 鐘 釣 虹 梁 )、
門 ・ 僧正 堂 ・ 、大 仏 様 全 体 の 寸 法 の 規 格 化 」に つ い て 考 察す る
て 検証 し 「部材
鐘楼 と い た建物 の 性格 が 異なる 建築 で あ る た め と考
っ つ い
え られ る 。こ れ ら三 のつ 遺 構 に い て 、表 5c .つ に お い て 「材積 率 」の 予 定で あ る。
と 、い ずれ も 80 胎 〜ge %台 高 値 で あ る .南 大 門 と鐘 楼
の い に お て い 注 及 び参考文献
は 、こ れ ら の 数 値 は 全 て 構 造材 の み で 構 成 され て い るの に 対 して 、 1 ) 中世 以 前 の 和様 建 築に お い て は 、柱 の 頂 部 を っ な ぐ頭 貫 と 柱 に 釘 止 め さ
及 び 第 4 位 (14 .09 %) の 板 材 (造 作 材 ) の 数 値 が 含 まれ て い る 。ま させ た 貫 ・
挿肘 木を用 い た 。こ の 事 に よ っ て 軸 部 全体 を 固 め る とが で きた 。 こ
た 、こ れ ら 三 の 遺構 の 全 構 造材 と全 造 作 材 の 全部材 に 対す る割合
っ 2 )佐 藤 隆 久 ,「東 大 寺 南 大 門 に お け る部 材寸 法 の規格 化に つ い て 大 仏 様 に
が 、表 5d .e.
よ り 南 大 門 で は 全 構 造 材 は 87. 21%、全 造 作 材 は 12. 79 %、 お ける部材寸法 の 規格化 に関す る研 究 その 1 亅,(日本 建築 学会 計 画 系 論 文
鐘 楼 で は全 構 造材 は 94 . 86 %、全 造 作 材 は 5. 14%で あ る に 対 て 、
の し 集 第 593 号 ,2005 年 7 月 ).
構 造 材 の 種 類 が 鐘 楼 に 比 て 多 く 、分 類 か ら 外 れ た部 材 (「材 積 率 j
べ 化 し 、そ 結 果 と して 部 材 の 断面 の 種 類 を 少 数に 限 定 す る とを 指 す。他 断
の こ 「
が ほ ぼ 1%以 下 の 部材 ) が 多 か た か ら と 考 え られ る 。
っ 面 の統
一化 とは 、異 な た 部 材 断 面 寸 法 を 同 一寸 法 に 加 す る と を 指 す 。
」 っ の 工 こ
一 間、 宝 形 造 、 流 し板 葺 、
造 形 式 に あ る た め 、構 造 材 に 規 格 化 が あ る か ど う か が 重 要 で あ る と 粋 な大 仏 様 で 造 営 され た 方 周 囲 に 縁 を め ぐら し た
考 え られ る 。 そ こ で そ れ ぞ れ の 「構 造 材 積 率 」の 合 計 を 見 て み る と 、
々 僧 正 堂 (開 山 堂 内 陣部 分 〉 で あ る 。そ の た め 部材 寸 法 は 『国 宝 東 大 寺 開 山
の
究会 , 1989 年 ,pp . −
65 67 ,で 開 山 堂 ・ ・ る。
次 に 規格 化 か ら外 れ た 主 た る 構 造 材 を 見 て み る と、前稿 で 取 り上 鐘楼 の棟 木 軒桁に 論 じて つ い て い
一
げ た 南 大 門 と同 様 に 、 開 山堂 ( 表 ユ )、 鐘楼 ( 表 3 )に お い て 、 大斗 ・ 8 ) 『国 宝 東 大 寺 鐘 楼 修 理 工 事 報 告 書 』p .II「斗 棋 大 半 は 斗 と肘 木 が 木 か の
墓股 とい た 部材 が 挙 げ ら れ る 。そ れ ら は 支 持 材 と し て 用 い られ て
っ らな り、即 ち下 端 に下 段 斗 を造 出 し た 肘 木 で あ った。」と記載 が あ り 、
の ま た
て は p.17 … … 1、
い た が 、大 斗 は 従 来 の 和 様 に 見 ら れ な い 斗 尻 に 皿 斗 部材 を 今 回 斗付 肘 木 と仮 称 し
y それ らの 名称 に 「
が あ る独 特 な 〕 つ い こ の
形 状 で あ り 、ま た 蟇 股 は 規 格 化 さ れ た 部 材 に は 見 られ な 独 特 な 山 い p.44 「三 段 斗 付 通 肘 木 、 p.
67 十 三 段 斗 付 蟇股 」と 記 載 し て あ りこ れ に倣
亅 「 た。 っ
形 を な して い た そ れ らは 、用 い ら れ た 箇 所 も 限 定 さ れ て い た た め
。
9 >南 大 門 ・ 開 山 堂 大斗 に は皿 斗 が あ る が 、
の 鐘 楼 の大 斗に は皿 斗 は無 。 い
風 ・ 懸 魚 )は 、 一 ・ ・
厚 み の 統 化 が な され た 壁 板 嵌 板 床 板 と 異 な り、 く った建 物 と して は 、 東大寺大勧進職に 就任 し て造 営 した東 大寺鐘楼が現存
的 な 素 を持 た 部 材 で 用 い る箇 所 も限 定 さ れ て お り 、特 して お り、 初 期 禅 宗 様 を 知 る手 が か り と な る。東 大 寺 鐘 楼 は 基 本 的 に は 大
の
元 装飾々 要 っ
仏 様 と似 る 、 間 に 組 物 を並 る、
有 の 納 ま り寸 法 や 形 状 を持 て い た部 材 で あ た 。
っ っ が 柱 る詰 組 を用 組 物 が横 べ の広 が り をも い へ
な ど 、後 に 普 及 す る 禅 宗 様 と類 似 す る部 分 も み ら れ る 。 と 記 述 し て る。
ま り 構 造 材 及 び 造 作 材 共 に 規 格 化 か ら外 れ た 部 材 は 、元
い
つ 独特な 々 つ 」
2005 年 4 月
( 26口原 稿 受埋 ,2005 年 呂 月25日採 用 決 定 }
一 176 一
一
NNII-Electronic
工 工 Eleotronio Library
Library Service