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NIHONGO

日本語
教師と學習者のための

文型辞典 BUNKEI ZITEN


【グループ・ジャマシイ編著】
砂川有里子(代表)/駒田聯/下田美津子/鈴木睦
筒井佐代/蓮沼昭子/ベケシュ・ア外レイ/森本順子

くろ孔お出版
1
2
本教師と学習者のための

文型辞典 BUNKEFZITEN
砂用有里子(代表)驹中瞭二下田美津子 木睦
筒井佐代,通沼昭子ケ 本子

<ろ孔拾出版
3
4
はじ动に

皆さんはどんな時に辞典を使いますか。どんな漢字を書くのか分からな
いとき、意味が分からない名詞や動詞に出合ったとき、国語辞典は大变役
にたちます。[うっかり」と「つい」の違いが知りたいときには、類義語
辞典を引けば分かります。しかし、いままでの辞典では引けないこともた
くさんあります。たとえば、「せっかく」という語が、「せっかく..からに
は」「せっかく..けれども」などの形で使われたときには、それぞれどの
ような意味を表すのか、「.にしてからが」「..にしたところで」などが、
どのような発想で用いられるのか、「.ともかぎらない」「...わけではない」
「..にちがいない」などの形式が文にどのような意味を添えるのか、といっ
たようなことがらは、これまでの辞典では十分な扱いを受けてきませんで
した。
この辞典では、文型を文や節の意味・機能・用法にかかわる形式という
広い梓組みで捉え、それらが場面や文脈の中でどのように使われるのか分
かるように記述することを試みました。これまでの辞典ではなかなか調べ
られなかったことばを調べたいときやこれまでの辞典ではなかなか得られ
なかった情報を得たいときに、この辞典は威力を発揮します。
この辞典には、「中・上級日本語教科書文型索引」(砂川有里子他編)と
国際交流基金・日本国際教育協会による日本語能力試験1・2級レベルの
出題基準サンプル「文法的な機能語の類」に収められた文型のすべてに新
聞・雑読・小説・シナリ才などから集めた文型を加えた3000項目の表現が
収録されています。中級レベル以上の日本語学習者に問題となる文型をか
なり網羅的に集めることができたと言えるでしょう。外国語として日本語
を学ぶ人にも分かるように、平明簡潔な表現を心がけたほか、以下のよう
な点に留意しました。

(1)用例によって使い方が分かるよう、できるだけ多くの作例を用意し
た。
(2)常用漢字以外の漢字は使用しないよう努め、用例の漢字にはルビを
系った。
(3)間違いやすい点にも留意してもらうために、必要に応じて解説中に
誤用例を提示した。

5
(4)文型の構造・文型の使用場面・類義表現との使い分けなど、日本語
学習に役立つことがらをできるかぎり取り上げた。
(5)「なんて言ったっけ」の「っけ」や「できっこない」の「っこ夺
い」など、話しことば特有の表現も積極的に取り上げた。
(6)調べたい項目を見つけやすくするために、「50音順索引」「末尾語
逆引き索引」「意味・機能别項目索引」の3種の索引を用意した。

この辞典の構想を立ててから、早く68年の歳月が過ぎ去りました。気
まぐれな編著者たちがこの仕事を成し遂げられたのは、多くの方々の支え
と励ましのおかげです。とりわけ、休日返上と残業に明け暮れながらこの
仕事に取り組んで下さったくろしお出版の福西敏宏さんがいなければ、こ
の辞典は完成しなかったでしょう。三戸ゆみ子さん、佐藤陽子さんにも大
变お世話になりました。阿部二郎さんをはじめとする編集協力者、そして
折に触れて相談に乘って下さった友人・同僚たちに心から感謝いたしま
す。
この辞典が、外国語として日本語を学ぶ方々、日本語の教師の皆さん、
そして日本語の使い方に興味を持つ方々のお役に立つことを願ってやみま
せん。

1998年2月

編著者一同

編著者:グループ・ジャマシイ
砂川有里子(代表)駒田聪 下田美津子 鈴木睦 筒井佐代
蓮沼昭子ベケシュ・アンドレイ 森本順子

編集協力者:
阿部二郎 小野正樹亀田千里 高木陽子 成瀬真理 守時なぎさ

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6
凡例

この辞典の構成と使い方

1 見出しは「大見出し」「中見出し」「小見出し」の三つからなっていま
す。下の例に示すように、中見出しには「1,2,3」、小見出しに
は「a,b,c」の記号が付いています。
2 文法的な情報は、中見出しと小見出しに記号を用いて示しました。見
出しに文法記号を使うと煩雑になりすぎる場合は、[]内に示して
あります。
大見出し 【うち】
中見出し 1う与<範囲>
小見出し a Nのう方
ん意ょ< いもはん
(1)この三曲のうちでどれが一番

気に入り志心究方。
天ら
(2)三クのうちから好きなも以を選
びなさい。
(3)バッハとモーツァルトとべ—ト一
例文 いちは人にん急
ベンのうちで、一番人気が古
るのはやはりモーツァルトだ子
だ。
の か まい
(4)昨日贸一たCD のう力、2枚は
イン下ネシアのポップスで、3
束い おん加く
枚は力リプの音楽だ。
範囲を限定するのに用いる。(1)
~(3)のように、その範囲の中から何か
を選下ことを表す場合には「Nのなか」
解説
に言いかえられる。また、(3)のように、
複数の名詞を業べて「N1とN 2と...
のうち」と言う場合もある。
b....うちにはいらない
文法情報 [Nのうちにはいらない]
[A-いうちにはいらない]

iii
7
3大見出しの配列は50音順です。中見出し、小見出しはその限りではあ
りません。
4[てはいけない」「とする」などの複合化の進んだ形式は、そのままの
形で見出しを立てました。国語辞典では「いけない」「する」を引く
のが普通ですが、この辞典では「てはいけない」[とする」のもとに
記述してあります。「いけない」「する」からもたどれるようになって
いますので、とりあえず、思いついた形を引いてみて下さい。
5卷末に[50音順索引」と、[末尾語逆引き索引」、また付録として「意
味・機能别項目索引」が付いています。探したい項目が見つけにくい
場合、あるいは、意味や機能を手掛りにして表現形式を知りたい場合
や末尾の形式から検索したい場合にご利用ください。

文法用語一覽

<品詞その他>

名詞・・ ・ ………例:花、希望
形容詞……………イ形容詞と才形容詞
才形容詞…………例:暑い、おもしろい
才形容詞…………例:きれいだ、元気だ
動詞………………例:書く、話す、寢る
助詞………………例:が、を、は、も
副詞………………例:たくさん、のんびり、きっと
数量詞……………例:ひとつ、一人、100グラ么
助数詞……………例:..人、.册、
数詞・・ …………例:123
疑問詞……………例:なに、どこ、いくつ

不形容詞の語幹……例:暑、抬もしろ
才形容詞の語幹……例:きれい、元気

五段動詞…………例:書く、話す、休む
一段動詞……………例:見る、食べる、寝る

自動詞………………例:走る、生末れる、降る
他動詞……………例:飲扑、使う、見る

可能を表す形・. 例:読め为、食べられる
受身左表士形……例:読末れる、食べられる
使役を表す形……例:読ませる、食べさせる

動作を表す名詞・・ 例:運動、完成、修理

動作主……………例:「お父さんが叱った/拾父さんに叱られた」の「指父さん

iv

8
<文体と活用形>

(1)普通体

名詞十だ 才形容詞 イ形容詞


辭書形 休み尤 きれい尤 おもしろい
夕形 休みだった きれいだった おもしろかった
尹形 休みで きれいで おもしろくて
只形 休双ならば きれいならば おもしろければ
否定形 休及じゃない きれいじゃない おもしろくない
休みではない きれいではない

五段動詞 一段動詞 来る する
辭書形 書く 見る くる する
速用形 書き 見 吉 し
夕形 書いた 見た きた した
子形 書いて 見て きて して
バ形 書けば 見れば くれば すれば
否定形 書かない 見ない こない しない
命合形 書け 見ろ Zい しろ
意向形 書乙ら 見よう 乙よう しよう

(2)丁寜体

名詞十です 才形容詞 形容詞


デス形 休みです きれいです おもしろいです
夕形 休みでした きれいでした おもしろかったです
否定形 休みじゃないです きれいじゃないです おもしろくないです
休みじゃありません きれいじゃありません おもしろくありません
休みではないです きれいではないです
休みではありません きれいではありません

五段動詞 一段動詞 来る する
マス形 書きます 見ます きます します
夕形 書きました 見ました きました しました

テ形 書きまして 見まして きまして しまして


否定形 書きません 見末せん きません しません
命令形 書きなさい 見なさい きなさい しなさい
意向形 書きましょう 見ましょう きましょう しましょう

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記号一覽

く文法関連の記号>

(1)名詞
N……………名詞句・・・・・・例:花、人、希望、きのう会った人、
人に会った乙と
(2)十形容詞
N a……………ナ形容詞の語幹・・・例:きれい、静か、元気

(3)イ形容詞
A……………普通体のイ形容詞・・ 例:暑い、暑くない、暑かっ大
例えば「Aそうだ」は「暑いそうだ、暑くないそう龙、暑かっ
たそうだ」などを表す。
A……………イ形容詞の語幹・・・例:暑、拓もしろ、樂し
例えば「A-そうだ」は「暑そうだ、おもし万そうだ、楽しそ
うだ」などを表す。
A-い………イ形容詞の辞書形。, 例:暑い、抬もしろい、楽しい
A-く………イ形容詞のク形・・・例:暑く、おもしろく、楽しく
A-くない・・イ形容詞の否定形,。例:暑くない、おもしろくない、楽し
くない
A-くて……イ形容詞のテ形・・・例:暑くて、おもしろくて、楽しくて
A-かった・・イ形容詞の夕形……例:暑かった、おもしろかった、楽し
かった
A-かろう・・イ形容詞の推量形・・ 例:暑かろう、おもしろかろう、楽し
かろう
A-かったろう・・イ形容詞の過去推量形……
例:暑かったろう、おもしろかったろう、楽しかった万う
A-ければ・・イ形容詞のバ形……例:暑ければ、おもし万ければ、楽し
ければ
(4)動詞
V…………普通体の動詞………例:書く、書かない、書いた
例えば「Vそうだ」は「書くそうだ、書かないそうだ、書いた
そうだ」などを表す。
R……………動詞の連用形(動詞のマス形か5「マス」を除いた形)...
例:書き、読及、見、来、し
例えば「R-そうだ」は「書きそうだ、来そうだ、しそう尤」在
どを表す。
V-る………動詞の辞書形・・・例:書く、読む、見る、来る、する
V-た………動詞の夕形・・・・例:書いた、読んだ、見た、来た、し

vi
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V-たろう・・動詞の過去推量形・・ 例:書いたろう、読んだろう、見たろ
う、来たろう、したろう
V-ない……動詞の否定形.・・ 例:書かない、読まない、見ない、来
ない、しない
V-て………動詞のテ形・・・・ 例:書いて、読んで、見て、来て、し

V-ば………動詞のバ形・・・・ 例:書けば、読めば、見れば、来れば、
すれば
V-よう……動詞の意向形・・・ 例:書こう、読もう、見よう、来よう、
しよう
V-れる……可能を表す形・・・ 例:書ける、読める、見られる、来ら
れる、できる
V-られる・・受身を表す形・・ 例:書かれる、読まれる、見られる、
来られる、される
V-させる・・使役を表す形…… 例:書かせる、読ませる、見させる、
来させる、させる

くその他の記号>

/……………「または」の意味。
例:[N/N a になる]は「[Nになる]または[N aになる]」、[V.
たあとに/で]は「[V-たあとに]または[V-たあとで]」を示
す。
()………「あってもなくてもよい」の意味。
例:「それゆえ(に)」は「それゆえ」「それゅえに」どちらも可能。
く >………用例が使用される場面や状況を示す。
例:《手紙》まずはご報告まで。
[]………文型の文法情報を示す。
例:[あまりV-ない]
<>………文型の意味や機能を示す。
例:…みたいだ<推量>、V-てくれない(か)<依頼>
(例)………解説中の用例を示す。
(誤)………間違った用例であることを示す。
(正)………正しい用例であることを示す。
→………参照してほしい項目を示す。
下付き数字・・同形の大見出しが二つ以上ある場合に用いる。
例【のに】【のに2】

vii
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日本語文型辞典

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あいだ
いっしうけんめい书ょ あい龙

【あいだ】 (3)一生懸命泳いでいる間はい
わす
1 Nのあい龙 やなことも忘れてしまう。
こども ち あい
a Nのあいだ <空間> (4)子供が小さい間は、なかなか
ほんだな あ龙
亦う示 がいしっ
(1)ステレオと本棚の間にテレビを 夫婦での外出ができなかっ

置いた。 た。
るほん 加 あいだ
ともこ 书书各办 あいだ げん意
(2)古本を買ったら、ページの間に (5)友子は、大阪にいる間は元気
来ん之ん名っ
と善:5 V. こ
1万円札がはさまっていた。 だったが、東京に引っ越したと
书招名加 あい龙 え老心ん
加らだ
(3)大阪までの間のど乙かで駅弁 たんに体をこわしてしまった。
か 九
初たし 方 ょ5V
を買って食べよう。 (6)私たちがお茶の用意をする
二つの場所・物にはさまれた空間を表 高い龙加机 意人方上之 と
間、彼らは緊張して一言もし
す。西方を示す場合は(1)のように[N すわ
ゃべらずに座っていた。
とNのあいだ」を使う。
ある状態、動作が続いている期間を表
b Nのあい龙<関係>
高い善ん示た D あいだ す。後にはその期間中継続する状態や
(1)最近二人の間はうまくいってい
並行して起こっている動作を表す文が
ないようだ。 続く。後の文の述語は、動作を表す動詞
也す せいけっ
(2)そのホテルは安くて清潔なの の場合は[V-ている」「V-つづける]な
りょこうし い龙 E人意
で、旅行者たちの間で人気が ど継続の意味を表す形になる。
(誤)私が勉強している間、弟は遊ん
ある。
亦た じけん あ以だ
(3) 二つの事件の間にはなにか関
かん
だ。
计 (正)私が勉強している間、弟は遊んで
係があるらしい。 いた。
「複数の人やことがらの関係の中で」と 過去のことについて言う場合は[V-てい
い方意味を表す。そこでの状態や動作、 た/A-かったあいだ」の形も用いら
そこで起こる出来事などを述べるのに れる。
用いる。 (例)彼ドイッに留学していた間、ス
2あい龙<時間> ウェーデン人の女の子と一緒に生
a ....あい龙 活していたらしい。
[Nのあい龍] b...い龙に
[A-いあいだ] [Nのあいだに]
[V-ている/V-る あいだ] [Naなあいだに]
かれ 加い善 あいだ
(1)彼は会議の間ずっといねむり [A-いあいだに]
をしていた。 [V-ている/V-る あいだに]
る す あいだ はV
加のじ 尚龙 意口
(2)彼女が戻ってくるまでの間、噢
(1)留守の間にどろほうが入った。
C あいだ いちど
意てんほん,ょ (2)4時から5時までの間に一度
茶店で本を読むことにした。

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あいまって一あえて
A b.
電話をください。
为だ い文
【あえて】
尔 ね
(3)家族がみんな寝ている間に家 1 あ元て
わたし 意そ<
を出ることにした。 (1)私はあえてみなさんに規則の
み な书 ていあん おも
他ほん 高龙
見直しを提案したいと思いま
(4)リサが日本にいる間に一緒に
D1乙う
す。
含ん和人

旅行したかったのだが、残念
だれ たす
ながらできなか一な。 (2)誰も助けてくれないかもしれな
kL あ あいだ けいかく
(5)私がてん示らを揚げる間に、 いが、それでもあえてこの計画
じ25うつ 书も
はは す 毛の みそ
母はおひたしと酢の物と味噌 は実行に移したいと思う。
L っ< はじ しの 言

汁まで作ってしまった。 (3)恥を忍んであえてお聞きしま
にほ人人?3 いま はなし なん
すが、今のお話のポイントは何
(6)あそこも日本人旅行者が少な
bい龙 v
い間に行っておかないと、きっ だったのでしょうか。
かいはつ に ほんじん は人加ん 加 しょうち
とすぐに開発されて日本人だ (4)反感を買うのを承知であえて
い 加れ
言いたいのは、彼らにこの仕事
らけになるだろう。 まか お书
是ぼ げん善 あいだ はなし を任せるのはリスクが大きいと
(7)祖母が元気な間にいろいろ話

を聞いておこう。 いう乙とだ。
あ状態・動作が続いている期間を表 (5)これができるのはあなたしか
系たん

す。後にはその時間内に行われる動作、 いないから、負担をかけること
ねが
起こる事態などを表す文が続く。後の文
はわかっていても、あえてお願
の述語は動詞で、「…する」「…しはじめ
いしているのです。
」「...になる」など、継続を表さない形
「言う/提案する╱お願いする」などの
になる。 発言を表す動詞や「やる/実行する」な
(誤)授業の間にずっとおしゃべりをし
どの動詞を伴って、「そうすることは他の
ていた。 人の反感を買ったり困難や危険を伴っ
(正)授業の間に3回質問をした。
たりするが、それでも自分はそうしたい、
過去のことを言う場合は「...たあいだ
そうするべきだ上いう意味を表す。自分
にの形も用いられる。(5)のように、前
の意見を強く述べたり自分の考えを打
と後ろの動作主が異なる場合は、二人
ち出したりするのに用いられる。
が同時に並行して動作を行うという意
2 あえてV-ば
味になる。 はんたい しょうち
(1)反対されるのを承知であえて
い けいかく ひ<がい
言えば、こんな計画は百害あ
【あいまって】 い方0

→【とあいまって】 って一利なしだ。
しょうしょうv
(2)少久言いにくいことなのです

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あがる

が、あえて言わせていただけ 「する必要もない╱することもない/しょ
たく ほか うとは思わない」などの表現を続けて、
れば、お宅のお子さんは他の
加っこう 加 深う そういうことをすると他の人に反対され
学校に変わられた方がいいの
书も たり反感を買ったりするので、わぎわ言
ではないかと思うのですが。 そういう危険なことをしようとは思わな
え 加 世V
(3)この映画はあまりストーリ—性 い、あるいは、すべきでない、という意味
せつめい
がないのだが、あえて説明す を表す。
大く称
れば、二組の力ップルがあちら
たび 末力 适苦首吉
乙ちらを旅して回り、行<先久 【あがる】
じけん 书
で事件が起こるというものだ。 1 R-あがる <上方向>
加れ あ み
ほらLh
(4)まだこのプ口ジェクトの方針は (1)彼は立ち上がってあたりを見
主力
ばく世ん
漠然としているの尤が、あえて 回した。
か人普ょ了は加 すす い电ちと 加元 かいだんV?

言うとすれば、環境破壊が進 (2)妹は帰ってくるなり階段を一
ちい意 たい ん加ん あ じん,~
んでいる地域に対して、民間 気にかけ上がって、自分の部
と 节 と こ
えんVょ
の援助によってそれを食い止 屋に飛び込ん尤。
かのC 书

めようというものだ。 (3)彼女はライバルを押しのけて、

「言う/お話しする╱説明する」など発 スターの座にのしあがった。
せい以加く 世んせv
言を表す動詞を伴って、反論・批判を覚 (4)政治学の先生はひたいがはげ

悟の上で発言したいとき、また、的確な 上がっている。
为す 为んせ人 V
表現が見つからない場合、その前置きと
(5)冬休みにみんなで温泉に行こ
して用いる。 计いかく も あ
うという計画が持ち上がった。
3あ元て..ない も之 こ にんずら す<
かた はんたV (6)ッア—の申し込み人数が少な
(1)その也り方にあえて反対はし かそく了 ん加
亦来んのこ すぎるので、家族連れで参加
ないが、不満は残っている。 にんずう 体
あいて 元方 世んせ できることにしたら、人数が倍
(2)相手が偉い先生だからといっ いCs5 あ ?上こ3加
ひつょ3 以上に子くれ上がって旅行会
て、あえてへりくだる必要もな し こ虫
社は困っている。
い。
招や はんたv
かの心
(7)彼女はボーイフレンドに才口ポ
(3)親に反对古れてまで、あえて ま あ
加れ けっこん 书も —ズされてすっかり舞い上がっ
彼と結婚しようとは思わない。

(4)みんなに嫌がられてまで、あえ
い书
ている。

苏ん ほうしん 书と招 (8)自分がリーダーになればみん
て自分の方針を押し通すこと 意
なついてくるに決まっているだ
もないじゃないか。 发当 あ か
って?思い上がるのもいい加

16
あ〈まで
ちゅうもん ね人 龙旧,方 才
げん
滅にしろ。 (4)注文していた年賀状が刷り
動詞の連用形に付いて、上の方向への あがってきた。
動作・移動、上の方向に向いている状 動詞の連用形に付いてその動作が完
態を表す。(5)~(8)は、上の方向へ 成されることを表す。「編む」「練る」「刷
の意味での比喻的な表現。 る」など、ものが作られることを表す他動
2 R-あがる <極端な程度> 詞に付くのが普通。自動詞の「できる」
なが あいだあ动 示
(1)長い間雨が降らないので、 は例外である。
及式う政ひ.あ
湖も干上がってしまった。
てん人招とこ
(2)店員は男にピストルを突きつけ 【あくまで】
西
られてふるえ上がった。 1 あくまで(も)く意志>
わたし ほらしん つ5如
しか せんせ
(3)ふだんほとんど叱らない先生 (1)私はあくまでもこの方針を貫<
せいと
をバ力にしていた生徒は、夕バ つもりだ。
こくれん へい力て意 加い
す み
コを吸っているのを見つかって (2)国連はあくまでも平和的な解
发右 ち书 あ
けつ はな 高 ?
大声でどなりつけられ、縮み上 決に向けて話し合いを続ける
加んが
がっていた。 考えです。
かれ し ん
はい四5 元ん莲
(3)彼はあ〈までも知らぬ存ぜぬで
(4)その俳優は、たいして演技もう 书 上招
まわ びと 押し通すつもりらしい。
まくないのに周りの人たちにお
v かのじょ
(4)彼女があくまでいやだと言い
だてられて、自分は誰より6才 加之ほ、加
のう あ は
能があるんだとのほせ上がっ 張ったので、他の候補を探さ

ている。 なければならなくなった。
動詞の連用形に付いて動詞の事態が 意志的な行為を表す動詞が続き、どん

極端な程度にまで進む乙とを表す。限ら なに困難でも、いくら反対されても、思っ
たことをやろうという強い決意を表す。か
れた動詞にしか用いられない。
3 R-あがる <完成> たい表現。
中 2あくまで(も)<主張>
(1)パンがおいしそうに焼きあがっ
杰し V法65、 あ
(1)私が今申し上げたことはあ<ま
た。 けん と v
1 为ん
でも試案ですので、そのおつも
(2)みんなの意見を取り入れて、と
宋んで< ?;3 りで。
ても満足のいく旅行プランが 0 そうろん 支
(2)それはあ〈までも理想論に過ぎ
できあがった。 じつげん 亦かのう
ず、実現は不可能なのではな
(3)スパゲッティがゆであがった
ら、すばやくソースにからめま
いか。
いえ 加り 其
(3)この家はあ〈までも仮の住まい
す。

17
あげ<
えじゅう 招とうと ねん。だいが< あそ
で、ここに永住するつもりはな (3)弟は6年も大学に行って遊び
しゅ3Lk<
い。
ことわ かれ
ほうけたあげくに、就職した<
V だ
(4)断っておくが、彼とはあ<までも ないと言い出した。
し已上 元 办患 す e
仕事の上の仲間でしかなく、 (4)それは、好きでもない上司の御
x3 こ认て 善げん と 加< あ
それ以上の個人的なつきあい 機嫌を取ったり、家族に当たり
方 书书さわ
はいっさいしていないのだ。 散らしたりの大騒ぎをしたあ
しk5Lh
あることがらについて、自分の信念を强 げくの昇進であった。
あね世惑v vl
く断定,主張する気持ちを表す。一般的 (5)姉は籍を入れないだの一緒に
憶予想されること、あるいは聞き手の抱 す v 书节 た
住まないだのと言って親と対
いている判断・信念・期待などを否定・ つ
立し、すったもんだのあげくに
修正するのに用いられることが多い。 计 こ人

3あくまで(も)<強い程度> ようやく結婚した。
ら 尚控 实 わた す东
(1)空はあくまでも青く澄み渡り、砂 後ろに何らかの事態を表す表現を伴っ
はま しろ分 て、前で述べた状態が十分長<続いた
浜はどこまでも白く続いてい
後にそのような結末・解決・展開になっ
た。 つか と善 かれ
たという意味を表す。その状態が続くこと
(2)どんなに疲れている時でも、彼 が精神的にかなりの負担になったり迷
や当
はあくまでも優しかった。 惑だったりするような場合が多い。(5)
ひろ み力大
(3)あくまで広い見渡すかぎりの のように「あげくに」の形も使われる。名
仗试沙加 来 垄、< 詞の前では(4)のように「あげ<のN」
菜の花畑の中に、真っ赤な服
意 な と?本 となる。
を着た女の子が一人立ってい
2 あげくのはてに(は)
た。 品ちょう
(1)部長はますます機嫌が悪くな
意げん 力る

徹底的记そういう状熊であることを表 は 加んけv
り、あげくの果てには関係ない
す。文学的な表現。 しゃいん ち
社員に末でどなり散らすように

なった。
【あげ〈】 加のVょ 加主ん
(2)彼女は我慢に我慢を重ねたあ
加害ん 加名

1...あげ< は たし そう
げくの果てに、私のところに相
[Nのあげ<] だん
[V-たあげ<] 談に来た。
かnなや
(1)さんぎん悩んだあげく、彼には 長い間ある状態が続き、それが限界に
てがみ あや患
手紙で謝ることにした。 来たときにその結果として起こることを
かん加 かんが い元
述べるのに用いる。良くない状態の場合
(2)考えに考えたあげく、この家を
5 が多い。
壳ることに決めた。

18
あげる一あたかも

まれた。
おりもの 〈 ね
【あげる】 (6)この織物は草や木の根などを
あつ いと たんねん
1 R-あげる く上方向> 集めてきて染めた系で丹念に
书とこ お书 いわ かる加る も あ 起 あ
(1)男は大きな岩を軽人と持ち上 織り上げたものだ。
なんねん 考ずあ

げた。 (7)何年もかかって築き上げてき
せんせい まん が ほん と あ しんらv い方上 あ也束
(2)先生に漫画の本を取り上げら た信頼が、たった一度の過ち
くず
れた。 で崩れてしまた。
加のじ上 加 あ しぐ&
(3)彼女が髪をかき上げる仕草を 動詞の連用形に付いて、その行為を完
み す
見ているのが好きだ。 全に最後まで達成することを表す。「書
かのじょ 乙え く」[編む」のような作成を表す動詞の場
(4)彼女はあたりかまわず声をはり
あ な 合は完成させる意味になる。努力してや
上げて泣きわめいた。 りとげるという意味合いが含まれることが
とち ちた あ
(5)その土地は自治体が買い上 多い。
お书 う之人方
げて大きな遊園地を作ること 3 R-てあげる →【てあげる】

に決まった。
動詞の連用形に付いて、対象を上の方 【あたかも】
向へ移動させる動作であることを意味 [あたかもN(であるか)の ようだ
する。(4)(5)のように比喻的にも用い [あたかもN(であるか)の ことし]
られる。 [あたかもVかのようだ]
2 R-あげるく完成> [あたかもVかのことし]
だいC ひ はる ょら
意也く
(1)大事なお客さんが来るので、
(1)その日はあたかも春のような陽

はは 心う
母は家中をびかびかにみがき 気だった。
じんせい き
あ (2)人生はあたかもはかなく消える
上げた。 ゅ动
かれ んこ3ょ5し まい しょうせ?
萝のごとき为のである。
(2)彼は原稿用紙500枚の小説 かれ じ点ん 加ち师う
いっ意 か あ
(3)彼は、あたかも自分が会の中
を一気に書き上げた。
しんじん 不
なん
(3)クリスマスまでに何とか七—夕 心人物であるかのように振る

あ あ
—を編み上げてプンゼントしよ 舞っていた。
书も
かのじょ め
うと思っていたのに。 (4)彼女はいつも、あたかも目の前
けじ はんにA み こうけい 5 あ
(4)刑事は犯人を口—プで身動き にその光景が浮かび上がって

はな かた ひとびと
できないようにしばり上げた。 くるかのような話し方で、人々
ひとばんじ市う りょ5
(5)みんなで一晚中かかってまと を魅了する。
ひと
あ 本にもの す
め上げたデー夕が何者かに盗 (5)その人は、あたかもファッション

19
あっての一あと
っし 女 だ
雑読からそのまま抜け出してき
んD四方乙于
【あと】
たかのような最新流行のファ 1 あと<空間>
世んしん加 [Nのあと]
ッションで全身を飾って、パ—
あら力 [V-る/V-た あと]
ティ一に現れた。 わたし あと

书书加 じ まち (1)みんな私の後についてきて<
(6)大火事がおきまると、街はあた
く3儿ら 节 は5 ださい。
かも空襲で焼き払われたかの かれ はし あと 书
い元 あとかた も (2)彼が走っていく後を追いかけ
ごとく、ビルも家も跡形もな<燃
た。
え尽きてしまっていた。 加んこう意ゃ< 名
(3)観光客が去ったあとには、お
ある状態を他の状態に例えて説明する かし ふく万 あ ち
葉子の袋や空きかんが散らば
のに用いられ、それが実際には違うがた
いヘんょく似ている様子であることを表 っていた。
女 み
す。くだけた話しことばではほとんど使わ (4)チューリップを抜いたあとに見
は くさ
れず、小説や書きことばで使われる。話 たこともない草が生えてきた。
しことばでは「まるで」を使う。[ごとし] 空間的に、あるものの後ろという意味を
は文語で、「ごとき」「ごとく」のように活
表す。(4)は「抜いたその場所」の意
用する。 味だが、2bの<時間>の用法と解积す
る乙ともできる。次の「...をあとにして」
【あっての】 は慣用句で、[..を離れる」の意味。
[NあってのN] (例)彼は、ふるさとの町を後にして、都
が<せv だいが< が<せv
(1)学生あっての大学だ。学生が 会へ出ていった。
2 あと<時間>
来なければ、いくら力りキュラム
才ば い a ..あと
が素晴らし<ても意味がない。
わたし み す
[Nのあと]
(2)私を見捨てないでください。あ [V-たあと]
わたし しけん あと 意示ん お
なたあっての私なんですから。 (1)試験の後はいつも気分が落ち
意也< し上ら心 乙
(3)お客あっての商壳なんだか 込む。
的〈乙た 青上う ゆうし上く 声と と电龙方はな
ら、まずお客さんのニーズに応 (2)今白は夕食の後、友達と花火
えなければならないだ万う。 をすることになっている。

[XあってのY」の形で、「Xがあるから (3)パーティーが終わったあとの
书 ち
Yも成0立つにいう意味を表す。[Xが 部屋はとても散らかっていた。
なければYは成り立たない」という含み かれ
(4)彼はアルバ仆をやめたあと
を为つ。Xには人を表す名詞が用いられ と< ま にち
特にすることもなくて每日ぶら
るのが普通。
ぶらしている。

20
あと2
加のVょ六らじょうし ほ い 乙吏

(5)彼女は新しい上司についてひ 募したいと言ってこられても困
もん< V
としきり文句を言ったあとは、け
なに 示ま人
る。
しん世いひん かく ていしつ
ろっとして何も不満がないかの (2)新製品の企画を提出したあと
はたら あた京 意加く、とう人玉声
ように働いていた。 から、新しい企画は当分見合
Vょう钆 い
一つのことがらが終わった段階であるこ わせたいと上司に言われてが
とを表し、後ろにはその時の状態やその っかりした。
次に起こることがらが続〈。 「あることがらがすんでしまってから」とい
b..あと(で/に)
う意味で、そののちにそれをくつがえす
[Nのあと で/に]
ようなことが起こることを述べるのに用い
[V-たあと で/に]
た な加 せ力 る。
(1)田中さんにはお世話になった
ひ こ あと あらた
から、引っ越しの後で改めて
れい 【あと2】
お礼にうかがおう。 1あと
元V がみ りょ之D
9ょ30 中ら示ん
(2)映画を見たあとでトル□料理 (1)料理はこのくらいあれば十分
な い の もの
を食べに行きましょう。 ですね。あと、飲み物はこれで
ともだ方りょこう 也くそく

(3)友達と旅行の約束をしてホテ 足りますか。
ょゃく い kう わ 书も
ルも予約してしまったあとで、 (2)以上でだいたい分かったと思
ひ じつ しっ5k5 なに しつもん
その日が実は出張だったこと いますが、あと、何か質問はあ
おも
を思いだした。 りませんか。
し<じ じ かん
(4)食事を济ませたあとに1時間 (3)A:メンバーはこれだけです
ひる和
ほど昼寝をした。 ね。
加元 た
(5)みんなが帰ってしまったあとに B:あ、あと、もしかしたら田
さ きも
な加
は、いつも寂しい気持ちにおそ 中さんも来るかもしれな
われる。 v
<力. し<bv 意 あと
いと言っていました。
(6)詳しい积明を聞いた後にも、 文や節の頭に現れ、会話の中で、その
盖ねん
やっばりおかしいという疑念は 状況に必要なことがらを思い出してつ
の乙
残ってい水。 け加えるときに用いる。
「そののちに」という意味を表す。時間の 2 あと+数量詞
しさと 加た
流れの中でことがらを順に追いかけて (1)その仕事を片づけるにはあと
加 5
述べるのに用いる。 3日で十分です。
示た り や言中う
C V-たあとから (2)あと二人そろえば野球チ—ム
ぼし3 お5 っ<
(1)募集を締め切ったあとから応 が作れる。

21
あとから一あとは.だけ

(3)あと10メートルでゴールインと のに、またそれに関わること、それをくつ
せんし即 た指
いうところで、その選手は倒れ がえすようなことが起こることを言うのに
用いる。
てしまった。
すz 书 ま
(4)あと少しで終わりますので、待
っていただけますか。 【あとで】 でん力
(1)あとでまた電話します。
今の状態に一定の数量が加わることを いっし しE<
表す。その数量が加われば、あることが (2)あとで一緒に食事しませんか。
にんょう く
らが成立するための条件が整うというこ (3)A:おかあさん、お人形の首
な书
とを表す場合に用いる。それを逆に考え がとれちゃった。直して
ると、以下のように残りの数量を表すこと
よ。
になる。
B:はいはい、あとでね。
(例)卒業式まであと1週間だ。-あと い史
A:あとじゃなくて今。
1週間で卒業式だ。
いまいそが
(例)ビールはもうあと2本しかない。一 B:今忙しいんだから、ちょっ

あと 2本でビールはなくな と待ちなさい。
る。 発話時より以後の時点を表す。(3)のよ
(例)サラダがあと少し残っています うに、今すぐしたくないことについて、断
が、誰か食べませんか。一あと少
るのに用いられることもある。
しでサラダも終わりです。

【あとは.…だけ】
【あとから】 (1)メンバーはほとんどそろって、
い もんく
乙宋
(1)あとから文句を言われても困 た なか
なに い あとは田中さんだけなのだが、
るので、何か言いたいことがあ よV V<、
ひと いま なぜか予定の時刻を過ぎても
る人は今のうちに出してくださ 南ら力 过法
現れる気配がない。
い。
にゅうがくし けん らかくつら方
25ら力 世ん点
(2)料理は全部できあがったし部
(2)入学試験の合格通知が来た 也、かた
よろ, 屋6片 づいたし、あとはみんな
ので喜んでいたら、あとからあ < ま
U が来るのを待つばかりだ。
れはまちがいだったという知ら
(3)コンサートのプ口グラムもとどこ
せがきて、がっくりした。 すす い 人
さん か ひと おりなく進み、あとは最後の難
(3)ッアーに参加したいという人 考ょ<のz
で 曲を残すのみとなった。
があとからあとから出てきて、
ちょうせい 乙求 後ろに「だけノのみノばかり」をともなっ
調整するのに困った。
て、あることがらが成立するための条件
あることが一段落したり終わったりした を表す。ほとんどの条件はそろっていて、

10

22
あまり

残っている条件はわずかであることを表 (3)ここの力レーはあまりにまずく

すのに用いる。 て、とても食べられたものでは
ない。
ひと う で
【あまり】 (4)その人の申し出はあまりにも
話しことばで強めるときには「あんまり」 意师うはなし
急な話だったので、すぐにOK
となる。
するのはためらわれた。
1あまり/あんまり..ない 加れ 深く Loば 加5
[あまりNa ではない] (5)彼があまりに僕の失敗を笑う
はら 态
[あま]A-<ない] から、だんだん腹が立ってきて
[あまりV-ない] なぐってしまった。
い主

(1)今はあまりおなかがすいて
形容詞に付くのがふつうだが(5)のよう
ないので、ケーキはいりませ に動詞に付くこともある。形容詞や動詞
ん。 せ たか
の表す程度が常識から考えて激しすぎ
おとうと
(2)弟はあまり背が高くないので、 ることを表す。非難・マイナスの気持ち
おんなこ を表すことが多い。「...すぎる」が続〈こ
女の子にもてない。
的加 とも多い。また、後ろに「..て/ので/
(3)このごろあんまり映画を見てい
から」を伴って、程度が高すぎることから
ない。 必然的に起こることがらや、そこから引き

(4)けさはあまりごはんを食べなか 出される判断・結果などを述べることも
った。 多い。
き う
(5)今白はあんまりお金がないの
かね
bあまりのNに/で
おどろ 乙元
か こんど (1)あまりの驚きに声も出なかっ
で、CDを買うのは今度にしよ
う。 た。
加いすいょ< V ひと
(2)海水浴に行ったが、あまりの人
後ろに否定の表現を伴って、程度が高く で つか
ないことを表す。動詞に付く場合は、頻 出でぐったり疲れてしまった。
んだい 子《? 加い付?
度が高くないことや量が多くないことを (3)あまりの問題の複雑さに、解決
加人放 きりょく
表す。 策を考える気力もわかない。
2 あまり/あんまり いそ加 かれ
(4)あまりの忙しさに、とうとう彼は
a あまりに(も) 加方 に ういん
体をこわして人院するはめに
あん丰判(にも)
(1)あまりにおかし〈て涙が出た。
なみ龙
なってしまった。

(2)ゆったりしたシャツは好きだ 程度の意味を含む名詞に付いて、「その
お书 程度が高すぎるために」という意味を表
が、これはあまりにも大きすぎ
す。後半にはそれが原因で必然的に起
る。 こる結果を述べる表現が続〈。

11

23
あらためる

(誤)あまりの宿題に頭が痛くなった。 れてしまう。
なん 善くてん あせ
(正)あまりの宿題の多さに頭が痛くな
(5)何とか逆転しようと焦るあま
った。 り、かえってミスをた<さん犯し
书加

C あまりに(も)....と
あんまり(にも)...と てしまった。
加のじょ 加 おも
となり
(1)あまりボリュームを上げると隣

(6)彼女は彼のことを想うあまりに
じん 善せ

自分のことを犠牲にしてしまっ
の人が文句を言いに来るから
気をつけてね。
ている。
也す しんば
(2)あまりに安いとかえって心配 感情や状態を表す名詞や動詞に付い
て、その程度が極端であることを表し、
だ。
书书 ベん n 後半ではそのために起こってしまった良
(3)大きいバッグは便利だけど、あ くない結果を述べる。
书扫 なか み
まりにも大きいと、中身をたくさ 3数量詞十あま
い 书も かい し师つせ意し 动い

ん入れすぎて重くなって持ち (1)その会の出席者は100名あ
ある て老とら
歩くのがいやになるから、適当 まりだった。
招书 低ら みち
な大きさにした方がいいだろ (2)そこから5キ口あまりの道のり
ある ん善 z
う。 を歩くだけの元気は残ってい

程度が高すぎることを述べる。後半には なかった。
V己的世 かげっ
そこから必然的に起こる結果を述べる (3)事故発生から2力月あまりが
表現が続<。 た fんvh と
経って、ようやく原因が突き止
d ..あまり(に)
[Nのあ丰判(に)] められた。
[V-るあ丰判(に)]
は体 加安 やまい と乙
その数よりもいくらか多いことを表す。厳
(1)母は悲しみのあまり、病の床に 密な数には付かない。書きことば的。
(誤)べーコンを235グラムあまり買っ
就いてしまった。
加れ 书どろ て も た。
(2)彼は驚きのあまりに、手に持っ

(正)べーコンを200グラムあまり買っ
ていた力ップを落としてしまっ た。
た。
いそが
4 ...なんてあんまだ
とも龙ち でん力
(3)忙しさのあまり、友達に電話を →【あん判】3

しなければならないのをすっ
力す
かり忘れていた。 【あらためる】
こども しんばい
(4)子供のことを心配するあまり、
[R-あらためる]
乙已6
ぶんしょうないょら
げし师く でん わ い也 (1)この文章の内容を子供向けに
つい下宿に電話しては嫌がら かあらた
書き改めてくださいませんか。

12

24
あるいは
上ろ活5 じん
(2)その泥棒は自分のしたことを 合、Xで6Yでも、XY而方の条件に当
< 高らた し它と
悔い改めて、まともな仕事につ てはまっていてもかまわない。(5)は、
「XY二つの可能性があって、どちらか
いた。
わからない」というような場合によ〈使わ
動詞の連用形に付くが、付く動詞は限ら
れる。
れている。元のものの欠点を直して、一
似た表現に「XかY」「XまたはY」
から新しいものに変えることを表す。
「XもしくはY」がある。日常の話しこと
ばでは「XかY」が、よ<使われる。
【あるいは】 b ....か、あるいは
もう 乙 しょるい ゆうそう
書きことば的な表現。あらたまった話しこ (1)申し込み書類は、郵送するか
とばで为使われる。 以变 、 人
あるいは事務所まで持参して
1 あるいは
ください。
a N(か)あるいはN 品く书か い
くろ あ书
(1)黒あるいは青のペンで記入し
善に中う (2)A:福岡へは、どうやって行っ
たらいいですかね。
てください。 しんかんせん V
付っ世善 床あ 乙ろと弓 B:そうですね。新幹線で行<
(2)欠席する場合には、口頭かあ ひ之亮
しょめんとど で
か、あるいは飛行機で行
るいは書面で届け出ること。
と甚? 加 くか、でしょうね。
(3)このクラブの施設は、会員ある しかじんいがくいん に中ろ加<
かで〈 加普 しょう
(3)社会人大学院に人学するた
いはその家族に限り、使用する ていしょ<
めには、定職についているか
ことができます。 い い;j
书うほ きい いVょう あるいは25 歳以上であること
(4)応募は、25歳以上、あるいは じょらけん
总いう し<3 电 が条件である。
20 歳以上で、職業をお持ち し うし上< しんが<
かた か善 (4)就職しようか、あるいは進学
の方に限ります。 まょ
ひがし 保5ちょ5 ん Lようかと迷っている。
(5)被害者は、包丁あるいは登山 ひが儿 んん L
きつが (5)A:被害者は、犯人は知らな
ナイフのようなもので殺害され 书上已
い男だと言っています。
たらしい。 ほんとう
B:本当に知らないか、ある
「X(か)あるいはY」の形で使われて、 し

「XかYのどちらか」という意味を表す。 いは知らないふりをして
(1)(2)のように、「XでもYでもよい いるか、どちらかだな。
けい きすうねん かい示く
が、どちらか一方を選びなさい」という指 (6)景気は数年で回復するのか、
示を与える場合によく使われる。また、 李人 冲うねん
あるいは何十年もかかるの
(3)(4)のように条件を示す場合に使 ょそう
か、まったく予想できない。
われて、「XかYのどちらかに当てはま
ればよい」という場合に使う。(4)の場 「XかあるいはY」の形で使われて、「X

13

25
あるまじき.だ
しょ< しん ろあゆ
かYのどちらか」という意味を表す。(1) 職し、それぞれの進路を歩み
は以
(2)は、「XでもYでもよいが、どちらか 始める。
一方を選」場合の例。(3)は、「Xか うっ< がいろ じ南
(2)美しかった街路樹も、あるいは
Yのどちらかの条件に当てはまれば、ど よ乙だ书 とちゅう
横倒しになり、あるいは途中か
ちらでもよい」という場合で、XY两方に 亦た お たい玉之 :<
当てはまっていてもかまわない。(4) ら二つに折れて、台風の威力
のがた
~(6)は、「XY二つの可能性があっ のすさまじさを物語っている。
加世 书と な北
て、どちらかわからない」場合の例であ (3)風の音は、あるいは泣くが如く、
る。 らめ 北、か、V<
あるいは呻くが如く、高く低く、
2 あるいは..かもしれない ひと深んじゅうたに ま
あ す 一晚中谷間に響いた。
(1)このぶんでは、明日はあるいは
沙き 複数の状況を述べるのに用いる。
雪かもしれない。
かれ v ほんとら (1)(2)のように、「あるいは...し、あ
(2)彼の言うことは、あるいは本当 るいは....し]の形で使われて、「あるもの
力为Lれない。 は...、あるものは...」というように、複数
し つ んど动
(3)これで、手術は三度目だが、 のもののそれぞれの行動や状態を並べ
こん加v
て述べる場合に使う。(3)は、「ある時
今回はあるいはだめかもしれ
は…、ある時は..」の意味。書きことば
ない。 に使われるかたい表現で、日常の話し
なんねん くに かえ
(4)もう何年も国には帰っていな
ことばでは使わない。
0ょ5Lん い
い。両親でも生きていれば、あ
か元 おも
るいは帰りたいと思ったかもし 【あるまじき.…だ】
し と
れないが、知った人もほとんど [NにあるましきNだ]
いま とく 、う1中 きんびん う と

いない今は、特になつかしいと (1)業者から金品を受け取るなど
招も こう电ん
も思わない。 公務員にあるまじきことだ。
各け の 《而ま 3んてん
「あるいは.かもしれない」の形で使わ (2)酒を飲んで車を運転するなど
けいきつかん こ5v
れて、話し手の推量を表す。「その可能 警察官にあるまじき行為だ。
た じ にんPん
性がある」という意味。似た表現に「ひ
(3)「胎児は人間じゃない」などと
ょっとすると」「もしかすると」がある。 せしょ<L はつげん
は、聖職者にあるまじき発言
「あるいは..のだろう」「あるいは…と
思われる」など、話し手の推量を表す他 である。
の表現とともに使われることもある。 職業や地位を表す名詞を受けて「..に
3 あるは..あるいは あってはならないものである」という意味
こうこう そつ盖;5 が〈せv
(1)高校を卒業した学生たちは、 を表す。後ろには「こと」「行為」「発言」
しんが< し 5
「態度」などの名詞が用いられて、ある
あるいは進学し、あるいは就
人の言動が「Nに」で表されたその人の

14

26
あれで一あんまり
おも
資格・地位・立場にふさわしくないことを ょっとひどすぎると思いません
非難する場合に用いる。書きことば的な か。
かたい表現。
「あの状態で....である/...という価值
がある/...ができる」ことに対する軽い
【あれで】 驚きを表す。(1)(2)のように肯定的な
1あれで くプラス評価> 場合と(3)(4)のように否定的な場合
ひと
(1)あの人はいつもきついことばか がある。

り言っていますが、あれでなか
【あれでも】
中名

なか優しいところもあるんです き
ひと かんじ中 はなし

よ。 (1)あの人、患者の話を聞こうとも
い し
加のじょ からだちい
(2)彼女、体は小さいけど、あれで しないで、あれでも医者なの
たいりょ<
けっこう体力はあるのよね。 ですか。
いっけん老大な かれ て?龙
(3)あのレストランって、一見污く (2)あれでも彼は手伝っているつ

てまずそうに見えるけど、あれ もりらしいが、かえってじゃま
でなかなかいけるんですよ。 だ。 たの
こ上も
「なかなか」「けっこう」などの語と一緒に (3)子供ならあれでも楽しめるの
おとな
用いて、見かけと中身が違っていて思っ だろうが、大人にはあんなバ力

たより評価できるという気持ちを表す。 げたゲームはとても耐えられな
「あれで」の後に評価できることがらを
述べる。話題の中に出てきた人やものを
い。
加のじ占 はじ
(4)彼女、あれでもスキ—初めて
ほめるときに用いる
2 あれで <驚き> なんですよ。それにしてはうま
まん ゃす
(1)あのコ—ト、あれで4万なら安 いでしょ
いものだ。 話し手、聞き手の知っている第三者の
かのじょ はじ
言動やものごと「あれ」について、それ
(2)え、彼女あれでスキ一初めて
が自分の基凖からはずれている、普通
なんですか。すごくうまいじゃ
のものではないという気持ちを表す。そ
ないですか。 こから非難につながる場合も多い。後ろ
意上う しまくど3 ていし<
(3)今日の食堂の定食、あれで に疑問や推量の形を伴うことも多い。
加い世ん い
よく改善したって言えるよね。ま
示た
るで豚のえさだよ。 【あんまり】
元いが
(4)あの映画、あれで(も)ア力デ: 1 あんまり…ない
えVが み
しうじpL3 (1)このごろはあんまり映画を見て
—賞受賞してるんですか。ち

15

27
いい
い かた
いない。 B:そういう言い方ってあんま
意ょう かね 加のじょ けい付人
(2)今日はあんまりお金がないの りじnない。彼女まだ経験
か こんE あさ 力
でCDを買うのは今度にしよ も浅いんだし、その割には
がんば
う。 頑張ってるじゃない。
ひ とつぜんかいこ
「あまり」を強調した言い方。話しことば (4)ある日突然解雇するなんて、

的。 あんまりと言えばあんまりだ
→【あま】2 かれ
が、彼にもそうされるだけの理
2 あんま ゅう
なだ で 由があるのだ。
(1)あんまりおかしくて涙が出た。
あ? か人が 「なんて」の他に「って」「は」「とは」な
(2)あんまり暑いと何も考えられな
どが用いられることがある。前の話を受
くなる。 けて「それはひどい」という強い抗議の
えいこ 八た 试か
(3)英語が下手だと馬鹿にされる 気持ちを表す。おもに話しことばで用い
上う式
が、あんまり上手だとかえって る。(4)は「あんまりといえばあんまりだ」
いや
で慣用句。
嫌がられる。ほどほどにできる
のがいいようだ。
「あまり」を強調した言い方。話しことば 【いい】
的。 1いい
aいい <賞賛>
→【あま】2 a【あま】2c
3 ...なんてあんまりだ (1)そのセーターいいですね。よく
龙れ初たし 书评 に あ

(1)誰も私のことを覚えていて<れ 似合ってますよ。
加のじょ しんこんりょこ3
なかったなんて、あんまりだ。 (2)A:彼女、新婚旅行ギリシャ
きみあ す ほ けっ
(2)A:君は明白から補欠だ。 龙って。
かんとく
B:ええっ、監督、それはあん B:ヘえ、いいなあ。
方ど
まりですよ。もう一度チャ ほめたりうらやましがったりする時に用い
ンスをいただけませんか。 る。「ね」や「なあ」を伴う。
ひと なに bいい <断>
(3)A:あの人、何をやらせても いっばい
お书 あいだ (1)A:もう一杯どうですか。
スが多いのよね。この間は
だい比、し砂、 B:いえ、もういいです。
大事な書類を電車に置き た
わす ひと 节 (2)A:ケーキがあるんだけど食
忘れるし。あの人が辞め
なん べない?
てくれれば、もっと何でも いま
B:い书、合はい
スムーズにいくのに。
何かを差し出されたとき断るのに用い

16

28
いい
み方 は
る。「けっこうです」と同じ。 (3)A:ねえ、そんな道に入って
だいじょう分 主ょ
Cいい <注意を促す> 行って大丈夫なの?迷
い中 だれ
(1)いいね、今言ったことは誰にも ったらどうするのよ。
しゃべっちゃだめだよ。 B:いいからまかせとけって。
み 粉
ほう 方加み方
(2)いい、よく見ててね。ここを押す こっちの方が近道なんだ
とスイッチが切れるから、それ から。
如 すうじ に四らりょ<
からコンセントを抜いてね。 (4)A:あ、数字の入力はそのキ
き おれ
(3)いいか、よく聞け。これからは俺 —じゃなくてこっちだよ。
龙主
がこのグループのリーダー尤。 B:いいから、黙っててよ。
初たし 加述人
(4)このグラフを見てください。い (5)A:私がちゃんと財布を範の
ねん
なか
いですか。これは 2001年まで 中にしまっておけば、とら
甚加 じ以こう3加あ力
の世界の人口增加を表したも れたりはしなかったのよ
のです。 ね。クレジッ外カードだって
つ い
上昇調のイントネーションで発話され 别のところに入れておくべ
る。命令や強い依頼をする前に相手の
きだった。ガイドブックにも
注意を促し、それが受け入れられる状 か
そうしろって書いてあった
態かどうかを確認するのに用いる。 わたし 初る
dいいから/いいよ し..。私が悪いのよ。
わたし 示んはや
こらかv
(1)A:私があと3分早く着いて B:もういいよ。後悔したって
はC
の お<
いれば乘り遅れることもな 始まらな。

かったのですが..。 相手の言ったことについて、「そんなこと
は言わなくて/考えなくていい」という意
B:もうそのことはいいから。そ
い束 味を表す。相手にそれ以上そういうこと
れより今からどうしたらい
加んが を言わせない働きを持つ。相手の気持
いかを考えましょう。 ちを軽くしたり慰めたり心配するなと言

(2)A:あ、タクシ—1台来まし 方場合(1)(2)(3)、さらに相手の気
の <だ
た。どうぞ乗って下さい。 遣いがうるさいので黙ってほしいという
場合(4)、いくらそういうことを言っても
次がいつ来るかもわかり
どうしようもないという場合(5)などがあ
ませんし。
总意 る。「いいから」の形をとると、「気にしな
B:いや、いいからどうぞ先に くて/心配しなくていいから黙っていろ」

乗ってください。そちらの という意味になり、相手の発話をやめさ
ほう と书
方が遠いんですから。 せる力がより強くなる。
2 ...がいい

17

29
いう
おほ 主え
力る
(1)悪いことばかり覚えて、お前な b ....といっている
やました き
けい善つ つか
んか、そのうち警察に捕まるが (1)山下さんはまだ決められないと

uいk 言っている。
力る 也つ 为く末
(2)悪い奴らはみんな悪魔にとり (2)みんな、それはめでたいことだ

つかれて死んでしまうがいい と言っている。
けん とう意ょく
悪いことが起こるのを願う気持ちを表 (3)A:この件について、当局は

す。非難・悪口や呪いの言葉として用い どう言っているのでしょう
られる。古めかしい言い方。 か。
Ifんvん
3 ...ていい →【てい】 B:原因の分析がすむまで
んせ考

4 .とい →【い <力 の
詳しい乙とは述べられな
いと言っています。
【いう】 たし v
(4)私は行きたくないと言っている
尊敬語は「おっしゃる」、謙讓語は「申 みと

す」となる。 のに、認めてもらえそうもない。
1いうく発言> ある人の発言が現在でも有効であるこ
a ...という とを表す。三人称の発言を引用する場
い い 合が多いが、自分の発言の場合はそれ
(1)みんなには行くと言ったが、や
い が聞き入れてもらえないという状況があ
はり行きたくない。
ちこ い るのが普通である。
(2)道子さんは「すぐに行きます」 c ...といわれている

い办 ず の わかが元
と言いました。 (1)この泉の水を飲めば若返ると
方こ い い
(3)道子さんはすぐに行くと言いま い
言われている。
した。 えいが にほん元いが、しょうい
(2)この映画は日本映画史上の最
人の言ったことを引用して述べるのに用 こうけっきく い
高傑作だと言われている。
いる。引用の仕方には(2)のように言っ 评人蓄以せ加 すうせ人ま人に人 本ん水ん
(3)現在世界に数千万人の難民
たとおりの言葉を直接引用する場合と い
(1)ゃ(3)のように間接的に引用する がいると言われている。

場合がある。間接的に引用するときは文 一般に流布している説や評判について
体を普通体にする。発言内容を問う質 述べるときに用いる。
問は「なんといいましたか」または「どう d V-る/V-ない ようにいう

いいましたか」となる。依頼や命令の文 (1)ここへ来るように言われまし
を間接的忆引用する場合は[...ようにい
た。
う」となる。 善心ら ほん 加文
(2)木村さんにすぐ本を返すように
→【い】1d い <だ
言って下さい。

18

30
いう
しず い
(3)もっと静かにするように言いま 味になるのは「という」の形だけで、「と
しょう。 いった」「といわない」などとすると单なる
発言の意になってしまう。ひらがなで書<
依頼や命令の文を間接的に引用する
ことが多い。
場合に用いる。
3 ...という<名前>
e Nをいう
れv V a NをNという
(1)おじさんにお礼を言いなさい。 ひ上 空更之、しらやまたけこ
ともだち (1)あの人は名前を白山武彦とい
(2)友達にひどいことを言って嫌わ
います。
れてしまった。 不ね な主之
(2)あの船の名前は、なんといいま
「お礼」「嘘」「ひどいこと」などを受けて、
すか。
発言を表す名詞。言葉によって表現す わたし な加中主はじめ もう

る乙とを表す。 (3)私は中山一と申します。どうぞ
f Nを...という よろし<。
かれ い こ い电うと にほんこ
(1)彼はその子を妹だと言った。 (4)A:これは日本語でなんとい
せんせい わたし V.けん、おもしろ V
(2)先生は私の意見を面白いと言 いますか。
せんす
ってくれた。 B:扇子といいます。
ひと かたし 深加 本求元
(3)あの人は私のことを馬鹿だと (5)A:すみませんが、お名前は

言った。 なんとおっしゃいますか。
や宋龙加求书
人やものについて、それに対する評価や B:山田和雄といいます。
関係を述べる。他者の発言を引用する 「XをYという」や「XはYという」の形
場合に用いる。 で、Xの名前や呼び方を表すのに用い
2 ...という<伝聞> る。「なんといいますか」の「なんと」は
加れ 2盖上う二意ょ50 か元 ほ
(1)彼は卒業後鄉里へ帰って母 くだけた話しことばでは「なんて」となる
こう 善ょうし
校の教師をしているという。 ことがある。漢字で「言う」と書いてもよ
己う 声と くに
い。(3)の「申す」は「いう」の謙讓語。
(2)その僧が去った後、その国は
せんねん あいださか (5)の「おっしゃる」は尊敬語。
千年の間栄えたという。
ベ b N(のこと)をNという
こくれん え こ
(3)アイルランドに蛇がいないのは
书 はら (1)A:国連のことを英語ではな
セントパトリックが追い払った んといいますか。
からだという。 B:United Nationsといい
しま ひとびと くろし书 の
(4)この島の人々は黒潮に乘って
なん深う 力在 ます。
ち功うこ<
南方から渡ってきたのだとい
(2)中国語では「さようなら」を
う。 つあい方えん
「再見」といいます。
伝聞や言い伝えを表す表現。伝聞の意
ある言葉を他の言葉で言いかえるのに

19

31
いうまでもない
たん v た そつ苦ょう
用いる。「..のことを」のほか億「..とは」 (2)单位が足りなければ卒業でき
い た
や「.…って」が用いられることもある。 ないのは言うまでもないが、足
(例)国連って英語ではなんといいます 28553A5A、加
りていても卒業論文を書かな
か。 そつ送ょう
ければ卒業できない。
「....って」は話しことばで用いる。单なる しこと しゅうに方小
言いかえでなく言葉の意味を説明した (3)仕事につけば收入は增える
うじか <
り定義を与えたりする場合には使元な が自由時間は少なくなるという
い。 V
のは言うまでもないことだ。
(誤)南風とは南から吹く風といいます。 ょらし 意 些 o
(4)上司にも気に入られ仕事の成
(正)南風とは南から吹く風のことです。 世言 の かれ じ しょう
績も伸ばしている彼の次期昇
4 ...というN →【という2】 しh か②3せV v
5 ...というか →【というか】 進の可能性は言うまでもない。
かのじょ こんど し沙っちょ5
6 ...ということ →【ということ】 (5)A:彼女、今度バに出張だ
かのじょ
7 ...という七→【とい比) そうですよ。彼女ならフラ
8 ...というのは→【というのは】 加ん こらしょ3
ンス語も完ペきだし交涉
9 ..というものだ→【とい花のだ】 てきにん
もうまいし、適任ですよ
10 ...というより →【というよ刀
11 ...といったらありはしない ね。

→【といったらありはしない】【といったら B:ええ、それはう言うまでも
あり中しない】 ないですよね。
12 ...といったらない 常識から考えて当然のこと、わかりきった
→【といったらない】 こと、誰もが認めていることであると認め
13 ...にいわせれば る気持ちを表す。
→【にいわ世れば】
2いうまでもないことだが

(1)言うまでもないことだが、ッア
【いうまでもない】 ?;3 加2て
—旅行で勝手な行動をとって
こうE3

1 ...はいうまでもない なに もんだ 书
[Nはい法でもない] 何か問題が起こっても、それは
ひとしん 世意にん
[N であるのはいうまでもない] その人自身の責任だ。

[Na であるのはいうまでもない] (2)言うまでもないことですが、乙
けいか< う 上<
[Na なのはいうまでもない] の計画はみなさんの御協力
[A/V のはい袜でもない] はじ 世いこう
ぜんぜんがっこら かれ そつ があって初めて成功するもの
(1)全然学校に来なかった彼が卒
ょう です。
業できなかったのは言うまでも v けっ
(3)言うまでもないことだけど、結
ない。 こんひろうえん しろ 小< 意 v
婚披露宴に白い服を着て行っ

20

32
いか

てはいけないんだよ でしょうか。
文頭に使われて、「もう分かっているはず その数を含めてそれより下の数を表す。
のことなので言う必要はないが」という 2 Nいか
ち中う加く世い 加C5C上309:5
意味を表す。分かりきったことを確認す (1)中学生以下は入場無料で
るときの前おきとして用いられる。
す。
3いうまでもな< ち中うがた いか。くるま 形方。と书
V わたし (2)中型以下の車ならこの道を通
(1)言うまでもなく、私たちをとりま<
加ん言:う 书せん ることができる。
環境はどんどん污染されてき vか
(3)B 4サイズ以下のものでない
ている。 老かV
わたし かれ とこの機械ではコピ一できな
(2)私などが言うまでもなく、彼の
v@3
芸術的な才能はこれまでの
い。
加加 加23 あたら 順序や程度のある段階に位置するもの
画家には不可能だった新しい
5 を表す名詞を受けて、それを含めてそ
ものを生み出している。 れより下に並ぶものを表す。
にほん こうれい加し加V
(3)日本は高齢化社会になりつつ 3 Nいかだ
V くに たい い か
あるが、言うまでもなく国の対 (1)おまえはゴキプ以下だ。
招ら 书< こくみん 亦来ん 5
応は遅れており、国民は不满 (2)そんなひどい仕打ちをすると
かん EhJ合い加
を感じている。 は、あいつは人間以下だ。
あた中 しk5
文や節の頭に用いて、「もう分かっている (3)まったくあいつの頭ときたら小
がくせい加
はずのことなので言う必要はないが」と 学生以下だ。
いう意味を表す。分かりきったことを確認
名詞が表すものよりも劣っているという乙
するときの前置きとして用いられる。文頭
とを表す。非難したりののしったりすると
の場合は「言うまでもないことだが」で言
きに用いる。
いか元られる。
4 Nいか+数量詞
し中 しゃちょうい か やく
(1)わが社では、社長以下約300
【いか】 にん ,世んいんいちが人
人が全員一丸となって働いて
はたら

1数量詞+いか
にん い か います。
(1)なるべく4人以下でグル—プ やまだ い か め 世ん
っ< (2)山田キャプテン以下38名、全
を作ってください。 いん
い加 員そろいました。
(2)500グラム以下のパックは50 老苦上う し v
天んV (3)その企業グル—プは、A社以
鬥引きです。 加 し 方甘
えん い加 なに 意ねんひん 下12社で構成されている。
(3)3000門以下で何か記念品を
か ある団体について説明するときに用いら
買うとしたら、どんなものがある
れ、ある代表者の統率のもとに形成され

21

33
いがい—いかなる

たまとまったグループであるということを い。 てんいん もん<


表す。Nが人の場合は、ふつう個人名で (3)スーパーの店員に文句を言っ
なく役職名で言うことが多い。書きことば い加
た以外には今日は誰とも一言
や改まった話しことばとして用いられる。 はな
も話さなかった。
5いか
V かどら品ん 「XいがいにYない」の形で、「Yであ
(1)以下同文。
し38 加 るのはXだけだ」という意味を表す。..
(2)詳細は以下のとおりです。
のほかに...ない。..しか...ない。
文章やスピーチなどで、ここより後の部
分という意味を表す。おもに書きことば。
【いかなる】
「いかなる」の後には必ず名詞が来る。
【いがい】 かたい書きことばに用いられる。話しこと
1 ..い儿 ばでは「どんな」となることが多い。
[Nいがい] 1いかなるN(+助詞)も
[V-る/V-た
らいL 3
いがい] 力求龙
かれ
(1)彼はいかなる困難にも負けな
んなん 主

(1)来週のパーティ一には、山田 ?5 世いしんり< し
いが、 v いほど強い精神力の持ち主
さん以外みんな行くそうです。
V が C だった。
(2)これ以外で/にもっといい辞 ばっそく 深うそう要く と
し (2)いかなる罰則も暴走族の取り
書はありませんか。 L 乙う そう
书んせん v い 締まりには効を奏さなかった。
(3)温泉に行ってのんびりする以 せい善
(3)この制御システムは、いかなる
が 空亿 あ人
外にも、何かいい案があったら ひじょらじた をい书う
尤 非常事態にも対応できるよう
出してください。 んみ2 ?<
よ ころ かお 綿密に作られている。
(4)酔っばらって転んで顔にけが し 人 亡述の
がい こんLう上< 加 (4)いかなる賞賛の言葉も彼女の
をした以外は、今週は特に変 去元 うそ
前では嘘になってしまうほど、
わったこともなかった。 加のC上
彼女はすばらしかった。
「.…をのぞいて」「そのほかに」という意
「Nのもっとも極端なもの」の意味。Nを
味を表す。
強調して述語のことがらの確かさを強め
2 ...いがいに..ない
るのに用いる。
[Nいががいに..ない]
[V-る/V-た いがいに...ない]
2いかなるNでも
かいが さくひん
加の 上 加 し亡上 まか
(1)彼女以外にこの仕事を任せら (1)絵画というのは、いかなる作品
<しどくじ して人
ひと でもそこに作者独自の視点が
れる人はいない。 はんえV
た人已 ん 上 书
(2)单語は、自分で努力して覚え 反映されているものだ。
じょう善ょう じ示ん
い加 しう上く 低うほう (2)いかなる状況であれ、自分の
る以外に、習得の方法はな

22

34
いかに
<想、空、 ゅる
職務を離れるのは許されない
ことだ。 【いかに】
ほうほう
(3)それがいかなる方法であれ、 書きことばで用いられる。話しことばでは
けっ か て善 招书
それによって結果的に多<の 「どんなに」となることが多い。
ひと たす
人が助かるのならやってみる 1いかに.か
まち <
(1)この町がいかに暮らしやすい
ベきではなかろうか。 す ひと ひょらじょう
vけん 龙
(4)いかなる意見であっても、出さ かは、住んでいる人の表情か
い方おうけん上5
れたものは一応検討してみる らもうかがわれる。
しこと せいしんて <
ひっょう (2)この仕事がいかに精神的な苦
必要があるだろう。 万5 おお て?だ
「いかなるNでも/Nであれ/Nであ 労が多いかが、手伝ってみて
体 加人
っても」の形で「Nであればどんなに極 初めて実感できた。
ひと
端なもの、普通でないものでも」の意味 (3)あの人がいかにつきあいにく
ひと
を表す。後半の文の前置きで、それによ い人かおわかりいただけるだ
って後半の主張を強める。
ろうか。
3いかなる...とも 高い 书っと ひこう意じこ う礼

[いかなるNであろうとも] (4)愛する夫を飛行機事故で失っ
かのじょ 书も
[いかなるN+助詞+V-ようとも] て、彼女がいかにつらい思い
じょう考上う だん そら号5
(1)いかなる状況になろうとも、断 をしているか、想像しただけで
大态か 中付? V むね いた
固として戦い抜く決意だ。 胸が痛くなる。
かれ 加ん老ょら
(2)彼なら、いかなる環境におか 「いかに」の後に形容詞や「V-やすい/
加 改点,あ物
れようとも自らの道を歩んで行 V-にくい」などが続き、「どれほど...であ
るか」という意味を表す。程度がひじょう
くことができるであろう。
书 にはなはだしいという意味を含むことが
(3)いかなることがらが起きようと 多い。
机世以 空 体人态么
も、常に冷静に事態を判断す
のうりょく み
2いかに..ても
る能力を身につけなければな [いかにN/Naでも
らない。 [いかにA-<ても]
为く初り あた [いかにV-ても]
(4)いかなる役割であろうとも、写 く.ふら かで<
せ い せい (1)いかに工夫をこらしても、家族
えられれば誠意を尽くして精 し 2 合しん、し
わたし つと は私の料理には何の関心も示
いっばいやるのが私たちの努
さない。
めだ。 其Vこ3
(2)いかに精巧なコンピュ—タで
「どんな困難なこと、極端なこと、普通で 意加V 意かい
も、しょせん機械はただの機械
ないことでも」という意味。

23

35
いかに
くにぜんた ゅた
尤。 (3)いかに国全体が豊かになって
うた じょう式 ひと いま せ
(3)いかに歌が上手でも、人をひき きたとはいえ、まだまだ今の生
みりょ< か しゅ 加つすいじゅん まんそ< ひと
つける魅力がなければ歌手に 活水凖に満足していない人も
お书
はなれない。 多いのである。
あた主 から龙 よ力

(4)いかに頭がよくても体が弱くて 「いかに...といっても」と同じだが、いくら
し乙と
はこの仕事はつとまらない。 か文語的な表現。
5いかに…ようと(も)
「どれほど...でも」という意味を表し、そ
[いかに修飾句+Nであろうと(も)]
の後の部分を強く主張する。
[いかに Na であろうと(も)]
3いかに...といっても
加れ ゆうのら い [いかに A-かろうと(も)]
(1)いかに彼が有能だと言っても、
な 、ひと? しk)
[いかにV-ようと(も)]
ベん り 老加V
こんな難題を一人で処理する (1)いかに便利な機械であろうと
かの5 つか て っ<
ことは不可能だろう。 それを使うことによって手で作
)ょ38m? 时 い よろ乙 うしな
(2)いかに医療技術が進んだと言 る喜びが失われてしまうのだと
点上之 加、加い< 加 み
っても、治療して必ず回復する したら、使う意味はない。

こんな人
とは限らない。 (2)いかに困難であろうと、やって
加のじ上 大深之,言加 左ん かいけつさく み
(3)いかに彼女が多忙を極めてい みれば何らかの解決策は見元
V 从力 课人
ると言っても、電話1本をかけ てくるはず龙。
V加ん
加ら龙 善大
る時間もないということはない (3)いかにスポ—ツで体を鍛えよう
えいょう と
だろう。 と、栄養のバランスが取れて
けんこ5
「...ということは事実として認めるが、そ いなければ健康にはなれな
れでも」という意味。後半は前半と矛盾
することがらであり、前半を認めた上で
い。 加人意上3ほ已?と
(4)いかに環境保護に努めようと、
後半を主張するのに用いる。 らつ<
4 いかに...とはい元 ゴルフ場を作られてしまえば
节ちん た加 お
(1)いかに家質が高いとはいえ、こ 終わりだ。
加ん意ょう なっと<
んなに環境がいいのなら納得 (5)いかにみんなにほめられよう
しろうと きくひん
できるのではないか。 と、しょせん素人の作品じ也な
いのう げいじ冲つ加 ね龙ん
いか。それにこんな值段つける
(2)いかに才能のある芸術家で しん
なんかv
あるとはいえ、こんなに難解な なんて信じられないよ。
さ<ひん いっばん ひと し已上<6 けっ
(6)いかに仕事が苦しかろうとも決
作品ばかりでは一般の人には
D加い もん< V
理解してはもらえないだろう。 して文句を言わない。
「いかに.…ても」と同じだが、いくらか文

24

36
いかにもーいかん
たの はは
語的な表現。 楽しんでいたのは母だった。
「形容詞の語幹十そうだ」を伴い、「見た
【いかにも】 ところ非常に...と思える」の意味を表す。
1いかにも .らしい/..そうだ 「いかにも」によって「そうだ」の意味が
aいかにもNらしい 強められている。
ょう
(1)今日はいかにも秋らしい天気
あ意 てん意 2いかにも
けっきょ< けいかく せ乙ら
(1)A:結局、この計画が成功す
だ。 方い善
加のじょ 言上うし るかしないかは、地域の
(2)彼女はいつもいかにも教師らし う人 加九が九 体人の3
示くそう
い服装をしている。 住民の方々がどう反応
い元
(3)その家はいかにも旧家らしく、
意中うか
するかにかかっているわ
而る
どっしりとした古めかしい作り
つ<
けですね。
と书
B:いかにもその通りです。で
だった。 よそ<

「名詞+らしい」を伴い、「そのものの典 すから、予測がつかない

型的な特徵・性質がよ<現れている、あ と言っているのですよ。
び力 とく心つ つ<
るいはそのものにふさわしい様子であ (2)A:この指輪は特别に作らせ
る」という意味を表す。「いかにも」によ たものでございますか。
って「らしい」の意味が強められている。 ほうせき
B:いかにも。宝石のデザイン
bいかにも..そうだ み善 で
では右に出るものはいな
[いかにもNaそうだ] す しはくにんたの
[いかにもA-そうだ] いという優れた職人に頼

(1)そのサンマはとれたてで、いか んだものだ。
にもおいしそうだった。 「そうだ」「そのとおりだ」の意味。相手
元V加
(2)その映画はストーリーを聞くと に同意するのに用いる。話しことばだが
古めかしい表現。(2)は古めかしい男
いかにもおもしろそうなのだ
体 意い 性的な言い方で、現在女性や若い男性
が、配役が気に入らないので はあまり使わない。
五 V 书
見に行く気が起きない。
あたらでん L
(3)新しい電子レンジはいろいろ
のう ~ん D 【いかん】
な機能がついていかにも便利 1 Nいかん
せいこう
そうだ。 (1)これが成功するかどうかはみ
L あいけん茶つ はは ど9ょ<
(4)サッカーの試合見物には母は んなの努力いかんだ。
ょう かん意ょうは かい と
いかにも行きたくなさそうな様 (2)環境破壊を食い止めること
す 过?意上くいちば人 わたしたちひと ? ひとり こころ加
子をしていたが、結局一番 は、私達一人一人の心掛けい

25

37
いくら
か こ
かん尤。 を書き込んでください。
せ じかいかく じつげん れんりつせいけん も かたち
(3)政治改革の実現は、連立政榷 (3)い<ら持ってきてくれという形で
けっそ< ちゅうもん あと たの
の結束いかんにかかっている。 注文しないと、後でまた頼ま

「あることがらが実現するかどうかはその なければならなくなったりする
こすう 加くにん
内容・状態による」という意味を表す。 から、個数を確認してくださ
..しだいだ。 い。
2 Nいかんで
意也く 空当 しmら加ん 值段や数量が不定であることを表し、は
(1)客の出足いかんでは1週間
Vtう文V 3 か のら っきりその数值が言えないときや言う必
で上映を打ち切られる可能
要のないときに用いる。
せい
性有ある。 2いくらでも
ひと よさん なん
(2)あの人いかんで予算は何とで (1)ビールならまだいくらでもある
あんしん の
もなる。 から、安心して飲んでくださ
さん か ひ
(3)参加するかどうかはその日の
たいちょら
い。 ひま す
体調いかんで決めさせていた (2)これだけ暇ならいくらでも好き
だきます。 なことができる。
ひと か
「その内容・状態によって」という意味を (3)あの人の代わりならいくらでも
ぜんぜん乙宋
表す。....しだいで。 いるから、やめられても全然困
らない。
【いくら】 (4)いくらでもいたいだけここにい
1いくら てくれてかまわない上。
aい<らく質問>
ほん 限りがない様子を表す。「望めば望んだ
(1)この本はいくらですか。 だけ|という意味。
とうきょう かた及专
(2)東京まで片道い<らですか。 3いくらも...ない
のこ
(3)この絵はいくらぐらいかなあ。 (1)もうワインはいくらも残っていな
值段が不明であることを表し、值段を聞
い。 V加ん
くのに用いる。 (2)バスがでるまで時間はもういく
bい<ら<不定>
あんない らもない。
(1)いくらなら案内してもらってもい 元き ある
甜上 (3)駅までは歩いていくらもかから
いとこちらから先に提示した。
楚、 @ なかった。
(2)フリ—マーケットに出す品物 し沙うに市う
う (4)收入はいくらにもならないが、
は、それぞれいくらで壳るとい い
き しょるい 善んが< やることに意味がある。
うことを決めてこの書類に金額

26

38
いくら
ひじょらし言
数量がとても少ないという意味を表す。 んて非常識だ。
4いくら...ても
からだ い
(2)い<ら体にいいからと言っても、
a いくらV-ても まい亿ち た
れんしゅう 每日そればかり食べ続けてい
(1)いくら練習してもうまくならな sう
ては病気になってしまう。
い。 た ふと
あたら い
(3)いくら新しいのを買うからと言

(2)い<ら食べても太らない。 なに小る す

かれ 这そ いちど っても、何も古いのをすぐに捨
(3)彼はいくら誘っても一度もパ— ててしまうことはないんじゃな
加お だ
ティ—に顔を出してくれない。
わたし v力 いか。
(4)私がいくら「お祝いにはバラの
はなた深 い 龙れ
「いくらXからといって(も)Y」で、「Xだ
花束をあげよう」と言っても、誰 からYという結論になると思っているの
さんせv
も賛成してくれなかった。 だろうが、それはおかしい北いう軽い非
「どんなにたくさん/何度も/一生懸命 難の気持ちを表す。後にYに対する反
…しても」の意味。程度を強調するのに 論を伴う。たとえば(1)「X:淋しい」だ
用いる。 から「Y:夜中に友達に電話する」のは
bいくら....といっても 「非常識だ」。
[いくらNaだといっても] dいくら...からといっても
さいのう V
[いくらA-いといっても] (1)い<ら才能がないからと言って
き即うりょう い ねん
(1)い<ら給料がいいと言っても、 も、10年も七アノをやっていれ
蓄ん善ょう おお かんた人、 んそう
残業がそんなに多いのでは ば簡単な伴奏ぐらいはできる
しゅうしょ<
就職するのはいやだ。 だろう。
南ま す い 意よう い
(2)いくら甘いものが好きだと言っ (2)い<ら不器用だからと言っても、
いち
ても、一度におまんじゅうを3 それだけきれいにセーターが
本 高 じょら飞
つは食べられない。 編めれば上出来だ。
た もの わたし りょうり
(3)いくらここの食べ物がまずいと (3)い<ら私が料理がうまいからと
い 世い意占うし士<E3 い ちが
言っても、生協食堂よりはま 言っても、プ口とは違うんだから
つ<
しだろう。 そういうこったものは作れませ
「.であるということは認めるが、それで んよ。
も」の意味。後の部分を強調して主張す
4cと似ているが「XだからY」のYの部
る。 分が表れない形。「Xでも(Yという結論
Cいくら...からといって(も)
さ い ょ にはならず)Zだ上いう意味で、Yに対
(1)い<ら淋しいからと言って、夜 する反論を述べる。たとえば(1)「X:七
なか C も想方 飞人力
中の 3時に友達に電話するな アノの才能がない」でも「Y:ピアノがひ

27

39
いけない—いささか

けない」ことはなく「Z:簡单な伴奏はでき 意味なのはすでにわかっているというあ
るはずだ」。 きらめの気持ちを伴う。「だからやめたほ
e いくらなんでも うがいい」というアドバイスに用いる。
い かた
(1)そういう言い方はいくらなんで

もひどすぎるよ。 【いけない】
小く かあ
(2)いくらなんでも、その服はお母 →【てはいけない】
は下 【なくてはいけない】
さんには派手すぎないか。
2x57 から 【なければ】 2
(3)この料理はい<らなんでも辛す

ぎてとても食べられない。
【い二】
副詞的な慣用句。「...すぎる」と共に用 1 Nい二
いられることが多い。「いろいろな事情を 计 おとず
(1)あの事件以後、そこを訪れる
考慮に入れてみてもやはりおかしい/ ひと

ふつうではない/常識の範囲を越元て 人はほとんどいなくなった。
W がしつA
いる」というような非難の気持ちを表す。 (2)8時以後は外出禁止です。
5 いくらV-たところで ある出来事や時間を表す名詞を受けて
(1)いくらがんばってみたところで その時点より後の時間を表す。
けっ か てき
結果的には同じことだ。
おな
2いこ
い ごわたしたち もんだV かん
か<
(1)以後私達はこの問題に関して
(2)い<ら隠してみたところで、もう て ひ
みんなにはばれているんだか は手を引きます。
Lかた い.言 はなし
ら仕方がないよ。 (2)以後この話はなかったことにし

(3)いくらいいドレスを買ったところ

てください。


で、どうせ着ていくところがない (3)以後よろし<。
むだ
んだから無駄になるだけだ。 「今から後」、「これから」という意味。
はな あ かれ
(4)いくら話し合ったところで、彼ら
Vぶん ん、加 意
は自分の意見を変える気はな 【いささか】
いんだから、話し合うだけ無駄
は空 あ む だ 1いささか
こん加い <5
しけん ぜんかい
(1)今回の試験は前回に比べて
だ。 なん加い 书も

後ろに「同じだ/仕方がない╱無駄だ」
いささか難解すぎたように思

などの語が来て、「どんなに一生懸命.. う。 心ん加って
しても、その状態は変わらない」「一生懸 (2)みんなが自分勝手なことばか
あた主
命そういうことをするのは無駄だ」という り言うので、いささか頭にきて
意味を表す。4 aの「い<ら...ても」と似
いる。
ているが、こちらはその行為の結果が無

28

40
いざしらずーいじょう

八也 以专 こ<ないり上こ3 かい
(3)この部屋は事務所にするには (5)国内旅行ならいぎしらず、海
せ主 加?之い じφん
いささか狭すぎるのではない 外旅行に行くとなると、凖備も
たへん
か。 大変だ。
「少し」、「いくらか」という意味。「かなり] 名詞を「は」「なら」「だったら」などで
「相当」の意味を婉曲にいう場合にも使 取り立てたものを受けて「...については
われる。 どうだかわからないがノはともかくとし
2いささかも...ない て」という意味を表す。前後には「昔一
こんかい Vけん 力たし
(1)今回の事件には私はいささか 今」「幼稚園の子供一大学生」「暇なと
加んけい
き一忙しいとき」などのように、対比的な
も関係ございません。
とつ世人 1 加れ ことがらが述べられ、後半のことがらが
(2)突然の知らせにも彼はいささか
ど5 前半のことがらよりも程度や重要性の点
も動じなかった。 で勝っていたり、特別な場合であるとい
加のょ は ひと た
(3)彼女は自分に反対する人に対 うことを表すのに用いる。後半には驚き
ようし
してはいささかも容赦しないの や「大変だ」といった意味の表現が続<
おそ ことが多い。(1)は、慣用的な言い方
で、みんなから恐れられてい
で、「昔とはちがって」という意味。
る。
「少しも...ない」「まったく...ない」という
意味を表す。
【いじょう】
1数量詞+いCkう
たいじφう いVk5 けんけっ
(1)体重が45キ口以上なら献血
【いぎしらず】
できる。
[Nはいさしら]
むかし い主 かいしゃ
V VVt5 DEE5U55055
(2)65才以上の人は入場料が
(1)昔はいざしらず、今は会社を
もつ美上う加
10も持つ大実業家だ。 ただになる。
なつやす あいだ しよく示ん加 かん
りょらしん われわれ言ょら
(3)夏休みの間に食文化に関す
(2)両親はいぎしらず、我久は兄 ほん 名つ いじょうょ
だい いもうと は?己九。四る
弟として妹の結婚を許すわけ る本を3册以上読んでレポ—

トを書きなさい。
にはいかない。
上之点之人 二 その数を含めてそれより多い数を表す。
(3)幼稚園の子供ならいぎしら
だいがくせV せんた< 2いじkう の/に
ず、大学生にもなって洗濯もで
书どろ a ...いじょうのN
きないとは驚いた。 [N/V いCkうのN]
ひま
ん の3上<V;う 儿 あた
(4)暇なときだったらいぎしらず、こ (1)自分の能力以上の仕事を与
いそ加 意ゃく なが v 力る
んなに忙しいときに客に長居さ えられるのは悪いことではな
れてはたまらない。 い。

29

41
いCkう
くすり たいひ う己?加
(2)その蘖は期待以上の効果をも なかった。
加れ おも いじょう し
たらした。 (5)彼は思っていた以上に神経が
かれ 善た v ま 意 ひと
(3)彼はみんなが期待している以 細やかでよく気の付く人だっ
じょうはたら ひと
上の働きをきっとしてくれる人 た。 ひと れんしゅ5 VVs5
だ。 いUk3 い束 はな
(6)ほかの人が練習する以上に
世ん世ん
(4)これ以上のことは今はお話し やっているつもりなのに、全然
じょう九?
できません。 ピアノが上達しないのはどう
书 こ ともだち た
(5)落ち込んでいる友達に対し いうわけだろう。
し 态、 上试
て、私には慰めの言葉をかけ 名詞や動詞に接続して、「...よりもっと」
いじx5 なに
る以上のことは何もしてあげら 「.もかなりの程度だが、それよりもさら
に」という意味を表す。
れない。
た点 はい がくせい 3これ/それ/あれ いじょう
(6)新し〈入ったアルバイトの学生 aこれいじょう+修飾句+Nは...ない
めいれい いCxう
は、命令された以上のことをや いCx3
ゃ< (1)これ以上わかりやすいテキスト
いま
ろうとしないのでほとんど役に

は、今のところない。
立たなV。 vCx5 えいが
(2)あれ以上くだらない映画もめっ
「名詞や動詞が表すものごとより程度の
たにない。
高いものごと」という意味を表す。その乙 ひといVt3加已 ひと にほ人
(3)あの人以上に賢い人は日本
とが上限であったのがそれ以上になる じ中う含が
中探してもいないだろう。
という場合(1)~(3)や、そのことが上
限なのでそれより上には行かないという おもに「これ/それ/あれ」に付き、そ
場合(4)~(6)がある。 れによって指し示されているものが最も
b ...いじkうに 程度が高いという意味を表す。「一番..
[N/V いじkうに] だ」。
ひと うわさいじう
(1)あの人は呼以上におっちょこち bこれいじょう…ば
いじょうみ ま たい~ん
ょいだ。 (1)これ以上水かさが增すと大変
しけん てん そう零らい上う 而
(2)試験の点は想像以上に悪かっ なことになる。
いじょうあ动 示
(2)これ以上雨が降らなければ、
た。 はたけ意く克? 世ん动?
加のじょ と に原ん
(3)彼女はタイの人なのに、日本 畑の作物は全滅するだろう。
いV上ら g上< なん
じん いじょうにほん意し
人以上に日本の歷史について (3)それ以上努力してもおそら<何
く力
せい か おも
詳し。 の成果もあがらないと思うよ。
V V放 世加、いじxう
(4)そのレストランはみんなが言う
いVkj あ位 点う 示人 →
(4)あんな忙しい生活をこれ以上
続けたら、きっと彼は体をこ力
加れ からだ
以上にサービスも味も申し分

30

42
いCkう
いじょういま いそが
してしまうだろう。 (2)もうこれ以上今のような忙しい
高す 己3文ん 。きょら いじょう せいかつ た
(5)明日の講演が今日の以上に 生活には耐えられない。
V じ た なか ひと
つまらないのなら、行くだけ時 (3)さすが田中さんだ。ほかの人に
加人 いじょう はつめ
間の無駄だ。 はあれ以上の発明はちょっと
いま WVょ3 く示う 9、う
(6)今以上にいろいろ工夫して料 できないだろう。
D < だれ ゅ考
理を作っても、誰もほめてくれ (4)雪もひどくなってきたし、もうこ
いじょう老き すす けん
なければつまらない。 れ以上先へ進むのは危険だ。
げさん
「これいじょう」のほかに「それいじょう」 ここであきらめて下山しよう。
やす
「あれいじょう」、または「ば」のかわりに (5)A:もっと安くなりませんか。
「と/たら/なら/ても」も用いる。「今の いじょう かんベん
B:もうこれ以上は勘弁してく
状態よりもっと高い程度であったら/で
ださいよ。これでももうほと
あっても」という意味。「今でさえかなり高 话う

い程度であるのに」という意味が含まれ んどうちの方はもうけがな
ることが多い。 い<らいなんですから。
cこれいじょうV-て おもに「これ/それノあれ」に接続し、
いVtう人
(1)それ以上頑張ってどうなると 後ろに「できない╱難しい/耐えられな

言うのだ。 い/やめよう」などの否定的内容を表す
かのCょ ほそ 表現を伴って、今の状態が最高の程度
(2)彼女、あんなに細いのに、あれ
いVxj で、それより上の程度に進むことはでき
以上ダイエットしてどうするん
ないという意味を表す。
だろう。 4 VいCう(は)
う かね ぜったV い
(3)あなた、これ以上お金をため (1)絶対にできると言ってしまった
なに つ加 い いVs5 し2试い 冲为
て、いったい何に使おうって言 以上、どんな失敗も許されな
うのよ。 い。
世んWんっ方 元方
おもに「これノそれ/あれ」に接続し、 (2)全員一致で選ばれてクラブの
「今の状態よりもっと...する」という意味 京方上3 しA
部長になる以上、みんなの信
を表す。後ろに「どうなるのか/どうする ら う5善
頼を裏切るようなことだけはし
のか/何をするのか/何になるのか」な
どを伴って、「そんなことをしても無意味 たくない。
だいが< いじょ3 がくれ意 なょ
だ、しかたがない」という意味を表すこ (3)大学をやめる以上、学歷に頼
方加5 V
とが多い。 らないで生きていける力を自
示人 办
dこれいじょう.…は+否定的表現 分で身につけなければならな
たが いC;うあ应号
(1)お互いこれ以上争うのはやめ
い。
ましょうよ。

31

43
いずれ
い てきせつ ない一う 善ょうみ かん
(4)こういうことになってしまった以 適切か、内容は興味を感じさ
じょう力たし世善にん 上 うった
上、私が責任を取って辞める せるか、訴えたいことははっきり
かいけつさく ?た いVk5
しか解決策はないだろう。 伝わってくるか、以上のような
わたし つうゃく てん
(5)私に通認がちゃんとつとまるか 点がスピーチの審查の時にお
V.
どうかわかりませんが、お引き もにポイントとなる。
5 いx3 世 E
受けした以上は精一杯の努 いくつかの項目を並べあげ、それらをま
2ょ<
力はするつもりです。 とめる場合に用いる。

なんらかの責任や覚悟を伴う行為を表
bいじkう
さ送ょう 书 しだ かならほうこく
す動詞に付いて、「それをする/したと (1)作業が終わり次第、必ず報告
いCx3
いう状況では」という意味を表す。後ろ に来ること。以上。
つ苦 しな电の ねんひん うて
にはそれに伴う覚悟をし、責任を持たな (2)次の品物を記念品として贈呈
ければならないという決意・勸告・義務 书 已はいひ北 もく其ほん
します。置き時計一つ、木製本
などの表現が続く。 なた 加,てん世人 加人いっ
棚二つ、百科事典全20卷一
5いじkう
aいじkう(の) +数量詞/N 式。以上です。
た なか きむらや主もと ょし だ V
(1)田中、木村、山本、吉田、以 「これで言うべきことはすべてだ」「終わ
じょう にん わたし 」の意味。事務的な書類や目録などの
上の 4人はあとで私のところ
文書で使われることが多い。
に来なさい。
匕与善上う お招意か意占うとこう心 子〈
(2)東京、大阪、京都、神戸、福
书か きっぼろ いじょう 【いずれ】
岡、札幌、以上6つの都市が
こんかい方ょうき たいしょら
1いずれ
今回の調查対象となります。 しんがく し即うしょ< み方

V品ん与上うし上をんL上 来人
(1)進学と就職といずれの道を
V人き
(3)自分の長所、短所、自慢でき 文方

いまいちばんかんLん 選ぶのがいいか、自分でも決
ること、今一番関心のあること、
しょうらV め いじょうてん めかねている。
將来の夢、以上5点をはっき
じ こしk5加示ん か (2)「はい」「いいえ」「どちらでも
りさせて自己紹介文を書いて
ない」のいずれかに〇をつけ
ください。 てください。
しょ<x と
(4)植物をむやみに採らないこと、 二つ、またはそれ以上のうちのひとつと
少 高上儿却 意 つ
火の後始末に気を付けること、 いう意味を表す「どちら」「どれ」の書き
いx3 つ加
トイレはきれいに使うこと、以上 ことば的な言い方。
加なら 出も
のことを必ず守ってキャンプし 2いずれにしても
主龙 儿 方书〈
てください。 (1)山田は仕事の都合で遅れると
计つ书ん げん ごひょうげん

(5)発音はきれいか、言語表現は は言っていたが、いずれにし

32

44
いずれ2

ても来ることにはなっている。 てもいいけれど、いずれにしろ
3いs5、 かの3芒 か
(2)後遺症が出る可能性自ある いつかはパソコンを買わなけ
加い元く 意加v
が、いずれにしても回復に向 ればならないのなら、この機会
たし 加
かっていることだけは確かだ。 に買ってしまったらどうか。
かれ 书
(3)彼が辞めるのがいいのかどう 「いずれにしても」の改まった言い方。
かはわからないが、いずれにし 4いずれにせよ
意ょ5 もんだい 示
ほ书
てもこのまま放っておくわけに (1)今日はこの問題にはもう触れま
こん
はいかない。 せんが、いずれにせよ今後も
かんが
ひる はん
(4)A:ここでついでにお昼ご飯 考えていかなければならない
书も

食べましょうか。 とは思っています。
こんこだれ ま加

B:そうですね。いずれにし (2)今後誰にこのプ口ジェクトを任
空 水てV
ても、どこかで食べておか せるかは未定だが、いずれに
加れ书
なきゃならないんだし。 せよ彼には降りてもらうことに決

文や節の頭に現れて、「いろいろな可能 めた。
性はあるが、どれを取ったとしてもとにか 「いずれにしても」の改まった言い方。
くという意味を表す。「いずれにしても」 5いずれも
ほうせ善るV
の後に重点がおかれ、そのことは本当 (1)ここにございます宝石類は、い
さいこう意ゅうひん
だ、確かだということを言うのに用いる。
ずれも最高級品でございま
話しことばでも書きことばでも用いられ
る。改まった言い方では「いずれにしろ」
す。
意上ら こ3元ん加い は容し

「いずれにせよ」となる。「何にしても」に (2)今日の講演会のお話はいず
たいへん善上方再系か
言いかえられる。 れも大変興味深いものでし
3 いずれにしろ た。
し こと
(1)やりたい仕事はいろいろある 「どちらも」「どれも」の改まった丁寧な言
不言ょら
が、いずれにしろこんな不況 い方。
意はう しk<
では希望する職にはつけそうも
ない。 【いずれ2】
老中く ちか
(2)ちょっと来客があったりするか (1)いずれまた近いうちにおうか
もしれませんが、いずれにしろ がいします。
ひ じかん い史
この日なら時間が取れるので (2)今はよくわからなくても、いずれ
eV?54 书とな と苦

大丈夫です。 大人になればわかる時がくる
善し市 で 主
(3)もっといい機種が出るまで待っ だろう。

33

45
いぜん,-いぜん2
じ けん い ぜん いちと
(3)その事件については、いずれ (3)以前から一度あなたとはゆっく
决总2 ほ5 热 せつめ は本 书も

警察の方から詳しい説明があ りお話ししたいと思っていまし

ることになっています。 た。
せんせV v世ん
也ま 加いは? 患 げ人志
(4)いずれこのあたりの山も開発 (4)先生は以前にも增してお元気
すす じ冲うた<方 い 书も
が進んで、住宅地になってし そうで、とても70才とは思えな
末うだろう。 いほどだった。
えんだか あ大求う
(5)円高もいずれ頭打ちになるこ 「今よりかなり前」の意味。「前」より改ま
め み
った表現。


とは目に見えている。
2 Nいぜん <時点>
今から先の未来のある時点を表す。そ かれ よてい がつ

れがいつかはわからないが、今の状況 (1)彼は予定していたはずの3月
にち い ぜん こ
から考えると、そのことが起こる時が来る 31日以前に引っ越してしまっ
れんら<
はずだというときに使う。書きことば的で たので、連絡がつかない。
ちほう 世んし Vし
かたい表現。
(2)その地方では先週の大地震
世ん ん 书
以前にも何度も小さな地震が
【いぜん】もんだい かいけ?

起こっていた。
(1)その問題はいぜん解決されな かれ さ い世ん 克くひん ほか
(3)彼の 20才以前の作品には他
いままになっている。 加加 元2意占う 上、西
の画家の影響が強く見られ
各试ん かか
(2)裁判ぎたになっているにも関
かれ 世んV出ん る。 为いだつか v 书と乙
わらず、彼は依然自分は何も
し い は (4)この間捕まった男は、それ以
知らないと言い張っている。 、私加、空、、工专こ
让过世?う 前にも何回も同じ手口で子供
ゆうかい
(3)ゴルフ場建設の工事は、依然 を誘拐していたらしV
さい加い

として再開されていない。 名詞が表す時より前の時点を表す。
あることがらの状態が長い間変わらない 3 V-亂ぜん
大? 付?已人 vぜん いっLk
様子を表す。未だ(に)。書きことば的。
(1)二人は結婚する以前から一緒
「依然として」は慣用句。 <
に暮らしていな。
加れ 之い か人くい點、加
(2)彼は映画監督になる以前は画
【いぜん2】 か
家だったらしい。
1いぜん か加、V世人 ひ 乙
い世九方 と (3)家具を買う以前に、引っ越し
(1)以前一度このホテルに泊まっ 这言 言
先を決めなければ。
たことがある。 あたら 青加く、はV い世人
加のじょ ん 书电加 (4)新しい企画を始める以前に、
(2)彼女は以前の面影はまったく い史 い方上办な书
今までのものをもう一度見直し
なく、やつれてしまっていた。

34

46
いたって-いたる
ひつょ3
てみる必要もあるのではありま →【にいたる】3
せんか。
「ある出来事の前」の意味。ある程度長 【いたっては】
い期間の中で一定の段階を踏んで連 →【にいたる】4
続して起こることがらの時間関係を述べ
る場合に用いる。
【いたっても】
(誤)私はいつも寝る以前に日記を書 →【にいたる】5
く。
4 Nいぜん <段階>
(1)そんなことは常識以前の問題
法う い人热 【いたり】
し ほう [Nのいた叨
だ。知らない方がおかしいの わ し ながaん し加い
(1)このたび我が社の長年の社会
だ。
あいさつ
ほ之儿か2 本、 点 人杂
奉仕活動に対して地域文化
(2)挨搜がきちんとできるかどうか しょ3 まこと

②30上<V世人法在上 し 賞をいただきましたことは誠に
は、能力以前の話だ。い<ら仕 こらえV ん
北 れい盖 し 光栄のいたりに存じます。
事ができても礼儀を知らない こうえんかい ひ
ひとことわ (2)このような後援会を開いてくだ
ような人はお断りだ。 かんけき た
び中过人 亮、电く下意 め人世? さいまして、感激の至りです。
(3)受験者の動機や目的は面接 た的 は 加ど飞
世ん だん加 方上う音乙之も< (3)お二人の晴れやかな門出をお
以前の段階での調查項目だ。 い力 どうけV いた
めんせっ L7 祝いできて、ご同慶の至りで
面接ではもっとほかのことを質
为人 す。
問するべきだろう。
さ こ 限られた名詞に付いて、あることのきわ
(4)まずコンセントを差し込んでか み、最高の状態という意味を表す。かた
で从ん、い つか 加た
ら電源を入れるという、使い方 い挨撈言葉として使われ、「非常に...で
ぜA うL ひと
以前の常識さえないような人 ある」の意味となる。また、次のように、
意加 ま加
「ものごとの行きつく結果」の意味で用い
にこの機械を任せるわけには
られること为ある。
いかない。
(例)彼があなたにずいぶん失礼なこと
名詞を受けて、それが表す段階にまで を言ったようですが、若げのいたり
至っていないことを表す。普通なら当然 (=若さの結果としてのあやまち)
違しているレベルに達していないという と思って、ゆるしてやってください。
意味が含まれる。非常識なことがらに対
する非難に用いられることが多い。
【いたる】
→【にいたる】
【いたって】

35

47
いちがいに....ないーいつか
方 あじ L
【いちがいに.…ない) (4)一度いいワインの味を知って
即う善 也さい あん世ん ゃすもの の
(1)有機野菜が安全だといちがい しまうと、もう安物は飲めなくな

には言えない。 る。
加态し Vけん、い方が 书
(2)私の意見を一概にみんなに押 「あることを経験するノある状態になる
と、もうその前の状態には戻れない」とい
しつけることはできない。
がいこくじんろうど3L う う意味を表す。
(3)外国人労働者はどんどん受け
い い方が し 2いちと V-ば/V-たら
入れればいいとは一概に主 Vちと <
ちょら (1)こんなところは一度来ればたく
張できない。
かれ い方が ひ さんだ。
(4)彼はまちがっていると一概に非 v方ど < 3う けいいけん
なん (2)一度こういう苦労を経験して
難することもできないのではな あんしん なに
おけばもう安心だ。何があって
いだろうか。 た
加れ あん Dてん 电耐えられる。
(5)彼の案にも利点はあるのだか い方ど 加た あと
む だ (3)一度やり方がわかれば、後は
ら、そんなことはやっても無駄 书うょう
いちが 言 応用がきく。
だと一概に決めつけることはで
「一度あることを経験すれば/あること
きないだろう。 がわかれば、それで十分だ/似たよう
後ろに「できない」「言えない」など可能 なことが起こっても何とかなる」という意
性を否定する表現を伴って、「単純に/ 味を表す。「二度やる必要はない」とい
ほかのことをあまり考慮しないで/自分 う含みがある。(3)のように後に続<状
の都合で...することはできない」の意味 態を述べる場合は「いちどVと」で言い
を表す。他の条件、状況を考える必要が かえらえれる。
あることを暗示する。

【いつか】
【いちと】 1いつか
ほん よ 高い龙 ね心
1いちとVと/V-たら (1)本を読んでいる間にいつか眠
9ょうり い方ど た

(1)夕イ料理は一度食べると病み
り込んでしまったようだ。
くも あいだ
つきになる。 あめ
(2)いつか雨はやみ、雲の間から
n い方 来占 乙

(2)あの森は一度迷い込んだらな
そと で 日が射していた。
う第つ元ん ひとかげ
かなか外に出られないらしい。 (3)動物園はいつか人影もまばら
っ加 しょうせつ いちど ょ
(3)あの作家の小説は一度読み ヘいえん なが
はじ
になり、閉園のアナウンスが流
始めるとついつい最後まで一
老 ょ れていた。
気に読んでしまう。 「気がつかないうちに」「知らない間に」

36

48
いっこうに

の意味。書きことばで用いられることが (1)いつかのセールスマンがまた

多い。話し乙とばでは「いつのまにか」
来た。
をよく用いる。文学的な言い方に「いつ かれ 2523 3 23
しか」がある。 (2)彼はいつかの交通事故の後
いしs5 く石

2いつか V-大 遺症がいまだにあって苦しん


み えV が なか
(1)いつか見た映画の中にもこん でいるそうだ。
けん
世り示
な台詞があった。 (3)いつかの件はどうなりました
かれ
た心ら しこと たの
(2)彼とはいつかどこかであったこ か。ほら、田村さんに仕事を頼
き い
とがあるような気がする。 んでみるって言っていたでし
为方 求元 と书
(3)この道は前にいつか通ったこと よ。
と い方占 高
があったね。 (4)いつかのあの人にもう一度会

過去の出来事を表す文の中で用いて、 いたいなあ。
はっきりいつとは特定できない過去のあ はっきりといつとは特定できない過去の
る時点を表す。 ある時点を表す。その時点に何かが起
3いつか(は) こったことが暗に示されるが、具体的に
V示ん
(1)あいつもいつかはきっと自分の 何が起こったかは文脈によって決まる。
主ちが 例えば「いつかのセールスマン」は「い
間違いに気づ<だろう。
つか来た/話をした/電話をかけてく
(2)がんばっていれば、いつかは れた」など、様久な可能性がある。
已上<、上
だれかがこの努力を認めて<
れるはずだ。
いち ど せ加V 【いっこうに】
(3)いつか一度でいいから世界 [いっこうに V-ない]
C?3陆233 示ん ま かれ
中を放浪してみたい。 (1)30分待ったが、彼はいっこうに
びじつ加人 い あら初
(4)あの美術館へいつかは行こう 現れない。
书も ぜんぜん い ひま くすり の ねつ
と思いながら、全然行く暇がな (2)薬を飲んでいるが、熱はいっこ
い。 うに下がる気配がない。
まいにちれんし沙與
けはV

未来の出来事を表す文の中で用いて、 (3)每日練習しているのに、いっ
じょ5ず
はっきりといつとは特定できない未来の こうに上手にならないのはどう
ある時点を表す。「...する」の他に、「..
いうわけだろう。
するはずだノするだろう/したい/しよ 人ど て加龙

うなどの形が文末に来る。また「きっ (4)何度も手紙を出しているのに、
かのじょ ~ん じ
と/かならず」などの副詞を伴うこと6多 彼女はいっこうに返事をよこさ

い。 ない。
4いつかのN 「全然..ない」という意味で、否定の意

37

49
いっさい—いっ艺

味を強調する。あることが起こるのを期 いるものもあった。
待してなにかをし続けているにもかかわ 「いつか」を強めて言ったもので、「いつ
らず、それが起こりそうにないという状況 のまにか」「気がつかないうちに」の意味
で用いられ、それに対する苛立ちや不 を表す。書きことば的で文学作品の中な
審感などの気持ちが伴う。かたい表現。 どに用いられる。
→【いつか】1
【いっさい】
[いっさいない] 【いっそ】
[いっさい V-ない] 1いっそ
けいかくヘん乙う
(1)計画の変更はいっいない。 (1)こんなにつらい思いをする<ら
おも

Vじ n乙人
(2)そのような事実はいっさいござ
いなら、いっそ離婚してしまい
いません。 たい。
もん龙い 书
かれ み はな
(3)なにか問題が起こっても、こち
せ善にん も
(2)彼に見放されるくらいなら、い
し ほ5
らはいっさい責任を持ちません
てん已上1上3 っそ死んでしまった方がまし
ので、その点御了承ください。
<力 せつめV 尤。
(4)詳しいことについての説明は いま しょ<深
(3)今の職場はストレスがたまるば
いっさいなされなかった。 かりだし、いっそ思い切って転
书も 意 て人
加れ 0ょ39 て
しk<
(5)彼は料理にはいっさい手をつ
各け の
職してしまおうか。
けず、お酒ばかり飲んでいた。 才 已方 为 已ま
(4)そんなに住み心地が悪<て困

「一つも/少し6...ない」という意味で、
っているのなら、いっそのこと引
否定の意味を強調する。「まったく..な 乙

っ越したらどう。
い」「全然..ない]。書き乙とば的。 Lφ39 龙 し3
(5)ステレ才は修理に出しても修
bだい
理代がかさむし、もうこうなった
【いつしか】 あたら 加
うす<5 ら、いっそのこと新しいのに買
(1)いつしかあたりは薄暗くなり、 ほう
ひとか产 いかえた方がいいかもしれな
人影もまばらになっていた。
中主
(2)山もいつしか紅葉に染まり、秋
乙方ょ方 そ あ善
い。
示か
文末に、意志(..よう)、欲求(..たい)、
が深まっていた。
あ女 书 そら 判断(….べきだ)、勸誘(.たらどうか)な
(3)いつしか雨も止んで、空には
にじ どの表現を用いて、問題のある状況で、
虹がかかっていた。 「それを解決するためには思い切って大
ぎょねん たね め
(4)去年まいた種がいつしか芽を きく転換をはかることが必要だ」という気
龙 なか
出し、中にはつほみをつけて 持ちを表す。(5)の「いっそのこと」は

38

50
いったい-いったん..と
なに
慣用句的。話しことば的だが、少々古め 何をしているのだろう。
かしい表現。 疑問表現の中で用いられ、わからないと
2よりいっそ(のこと) いう気持ちを強く表す。「いったい全体」
[N/V ょいっそ(のこと)] はより強い表現。
意少うしょ< てんしょく かんが
(1)休職よりいっそ転職を考元て
みたらどうですか。 【いったらありはしない】
かれ 各号 ま
(2)彼に誘われるのを待っている →【といったらあ休しない】
V小ん さそ
より、いっそのこと自分から誘っ
てみたらいいんじゃないでしょ 【いったらない】
うか。 →【といったらない】
亦る
(3)このステレオはもう古いし、3
未ん 龙 な书 加
万も出して直すよりっそ買い 【いったん…と】
活ら
かのV ひと
かえた方がいいかもしれない。 (1)彼女はおしゃべりな人で、いっ
けっか 指も なや は左 だ と
(4)結果をあれこれ思い悩むより、 たん話し出すと止まらない。
こうどう うつ は
いっそのこと行動に移してしま (2)いったんテビゲームを始める
じか人 た
保ら 恙 ら<
った方が気が楽になりますよ。 と2時間ぐらいはすぐに経って
「XよりもいっそY」という形で、ある問题 しまう。
だん加い かい而<
に直面した状況で、「Xはやめて思い切 (3)いったんこの段階まで回復す
あと だいVょ5
ってYにする」という気持ちを表す。文末 れば、後はもう大丈夫だ。
には意志(…よう)、欲求(..たい)、判断 加し
(4)このお葉子はいったん子たを
(...べきだ)、勸誘(...たらどうか)などの あ しけ
開けるとすぐに湿ってしまうの
表現が用いられる。 は中 夾
で、早く食べなければならな

【いったい】 い。 せv
[いったい+疑問表現] (5)いったんこんなゆとりのある生
かれ い かつ 本 ま文
(1)いったい彼は生きているの尤 活に慣れてしまったら、もう前
いそが 世加? も
ろうか。 のような忙しい生活には戾れ
し<つ ひと
(2)祝日でもないのに、この人の ない。
书お なん
多さはいったい何なのだ。 「と」のかわりに「たら/ば」も用いる。
ぜんたいな记 书
(3)いったい全体何が起こったの ある状態に変化したりあることが始まっ
けんと5 たりすると、もう前の状態には戻らないと
か、さっばり見当がつかない。
いま いう意味。
(4)いったいあいつは今ごろどこで

39

51
いっぼう
あきら えん
【いっほう】 諦めのムードがまん延してい
1いっほう る。
a V-る+いっほう(で) 対立する二つのことがらを並べあげて
V示h しと いっ深う
(1)自分の仕事をこなす一方で、 述べるのに用いる。「いっほうでは.
か み
部下のめんどうも見なければ がノのに/ながら/ものの」のような逆

ならない。 接の表現が続くことが多い。

加れ世んめ人下意 意占らりょく Cいっほう
(2)彼は全面的に協力すると言う はなこ かえ
2评 なに たの (1)花子はみんなが帰ったあとも
一方、こちらが何か頼んでも まいにち艺ん营占う 课方遍乙
いそが い 每日残業していた。一方桃子
忙しいからと言って断ってくる。 て じたいL 来い试人热子 害力
加の上かね 乙ま v は定時退社し、每晚遊び回っ
(3)彼女はお金に困っていると言う
いっ深う 心龙づか ていた。
一方で、ずいぶん無駄遣いも に ほん こ じょせv
(2)日本では子供を生まない女性
しているらしい。 示 っ深5
が增えている。一方アX力で
「あることを行うのと並行して」という意 过?こん こど6
味で、後ろには、それとは别のことも行っ は、結婚しなくても子供はほし
じょせV 而
ているという表現が続〈。 いという女性が增えている。
bいっほうでは...たほうでは 文や節の頭に用いて、前の文で述べら
えい が いっ深う こ としきV
(1)この映画は、一方では今年最 れたことがらと対立することがらが次に
乙う 大か ひ」う加 3
高との高い評価を受けていな 続くことを表す。「その一方で」となること
たほ5 飞 もある。
がら、他方ではひどい出来だと
い (例)土地の值下がりは現状を見ると
言われている。
加れ 深う じょせい しゃかいLん 絶望的だが、その一方で期待で
(2)彼は、一方では女性の社会進 きる点もないわけではない。
しつょろ乙 v 农
出は喜ぶべきことだと言い、他 2 V-いっほうだ
ほら Vょしし は的 付? じたい わ石 いっ深う
方では女子社員は早く結婚し (1)事態は悪<なる一方尤。
たいし< い 方方 ょうじ占う,あ2加 っ深方
て退職した方がいいと言う。 (2)父の病状は悪化する一方だ
加のじょ っ深3
(3)彼女は、一方ではボランテイア った。
かつとう 龙 い しさといそが いっ深5
活動は大事だと言っているが、 (3)仕事は忙しくなる一方で、この
态ほう b四5 大书

他方では何かと理由をつけて ままだといつかは倒れてしまい
きん か さ
参加するのを避けている。 そうだ。
世V v、かんLん いっ深5 各い意ん 元ん ね あ っ淫う
(4)政治に対する関心は、一方で (4)最近、円は值上がりする一方
たか 在ほう
は高まっているものの、他方で 尤。
西はV せい示 た
は腐敗しきった政府に対する 状況がある一定の方向へとどんどん進

40

52
いない—いまさら
い法
んでいって、止まらないことを表す。良く (3) 今ごろがんばってみたところ
片?加 加
ないことが多い。 で、もう結果は変わらないだろ
う。 v
【いない】 い束

(4)今ごろ行ってみたところで、もう
[数量詞+いない] た もの のこ
にん V な の 食べ物も残っていないだろう
(1)10人以内なら乘れます。 い
元ん い ない 加 し、行くのはよそう。
(2)おやつは500用以内で買い
「いまごろになって」と同じで、今その行
なさい。 為を行っても遅すぎる、無駄尤という意
iん い左 もど
(3)10分以内に戻ってくるので、 味を表す。

待っていてください。
なv ひろ
(4)ここから2キ口以内でどこか広
やす
【いまさら】
くて安いアパートはありません 1いまさら
もんだい かいけっず

か。 (1)もうその問題は解決济みなの
いま
「その数を含めてその範囲の中」「その に、今さらどうしようというので
数が上限でそれを越えない範囲」の意 すか。
いま なに
味。 (2)今さら何が言いたいのだ。
い中 あやま 书そ
(3)今さら謝ってももう遅いよ。
かん
【いま二ろ】 けっこん
(4)結婚して何を今さらという感じ
な化 虫

1いま二ろになって わたし らいげっn 3D加っ乙子


ちゅうもん ほん いま だが、私は来月から料理学校
(1)注文していた本が、今ごろに かよ
とど に通うことにした。
なってやっと届いた。
い事 よ ゃ< 「今になって」の意味。电う終わったり解
(2)今ごろになってチケッ外を予約 決したりしてしまっていることについて、
招电 书そ
しようと思ってももう遅いよ。 終わった話をまた持ち出すときに用い
「今」の意味だが、そのことがらの成立や る。相手がそれを問題にしたり蒸し返し
その行為を行うのが遅すぎるという状況 たりしたときに、非難するのに用いられる
で用いる。 ことも多い。(4)の「何を今さら」は「そ
2いま二ろ V-ても/V-たところで のことをする時期はもう終わってしまっ
い主 含 上弓 でん力
(1)今ごろ佐藤さんに電話しても、 た」という気持ちを表す慣用句。
で 2いまさらV-ても
もううちを出ているのではない
いまさらV-たところで
だろうか。 いま もん< V
きみ い史 意 招そ (1)今さら文句を言われてもどうし
(2)君ねえ、今ごろ来ても遅いよ。
し已と ようもない。
もう仕事はすんでしまったよ。

41

53
い未大

い べん意ょう しけん 心かし 上も龙与


(2)今さら勉強しても、試験にはと (1)そういえば昔はここでよく友達
主 おに いま
うてい間に合わない。 と鬼ごっこをしたなあと、今さら
いま い おも
(3)今さらいやだと言ったところで、 のようになつかし<思った。
加し み と5じ <
しなくてすむわけではない。 (2)昔の写真を見ると、当時の苦
いま かく ろら ま 书も
(4)今さら隠してみたところで、もう 労が今さらのことのように思い

みんな知っているんだから、こ 出される。
ば こんゃくはっびょう はは ま元 じもとしゅらしょ<
の場できちんと婚約発表した (3)母はお前も地元で就職すれ
いま
らどうだ。 ばよかったのにと、今さらのよう
「今..してももう遅い」という意味。今に に言う。
なって。否定の表現と呼応して「いまさ 後ろに「思う」「なつかしむ」「言う」な
ら..ても..ない」となることが多い。
どの表現を伴って、昔のこと、もう終わっ
3いまさらながら たこと、忘れてしまったことなどについて
いま かれ かしこ かん
(1)今さらながら彼の賢さには感 の感情が今また改めてよみがえるという
Lん
心する。 意味を表す。
在 示 な ねん
(2)祖父が亡くなって1年たつ (2)のように「今さらのことのように」
い法 なが v
ともいう。
が、今さらながらもっと長生きし
xんaん
てくれたらよかったのにと残念
に思う。
おも
【いまだ】
世んせ ほんと3 しん函 Lん 1いまだに
(3)先生は本当に親身になって心 とこ びょう意 ね

ばい (1)あの人いまだに病気で寝込ん
配してくださったんだなあと、
いま 招も でるんだって。
今さらながらありがたく思う。 善っ言てん 老也く
ほんとう (2)その噢茶店は客もめっきり减っ
(4)あいつは本当にいつもへまば
てしまったが、いまだにがんば
かりしていてどうしようもない けい 子
やつ こんど じけん いま って経営を続けている。
奴だったが、今度の事件で今 かれ だいが< けん
送办 か (3)彼はいまだに大学のジャズ研
さらながらあいつの馬鹿さ加 意中う加心 共意 かつどう
げ人 究会に籍をおいて、活動を続
減にあきれている。
けているそうだ。
後ろに「ありがたい」「残念だ」など、 号系 ねん
(4)祖父が门て7年大つ七
感情を表す表現を伴って、以前からある そ 示あて ねん
感情を抱いていたが、あることが起こっ いうのに、いまだに祖父宛の年
がじ达う东んつ之 と
たことで今また改めてその感情を抱い 賀状が何通か届く。
ているという意味を表す。 後ろに肯定表現を伴って、ふつうならもう
4いまさらの上う そうではない状態になっているはずなの

42

54
いまでこそ—いまに
とう 己ど电 乙万 り四う
に、いまでもその状態が続いていること が、お父さんが子供の頃は、留
然 边 ゅ动
を表す。書きことば的。今でも。まだ。 学など夢のまた夢だった。
2儿法だ(に)V-ない いま ん 加いがりょこ5
ゆく文ふめい ふたり しょらそく いま (4)今でこそ何度も海外旅行をす
(1)行方不明の二人の消息は未 あ 宋え
ることも当たり前になっている
だにつかめていない。 aん忠之
もう こ 评2 いVx5 が、つい10年ほど前までは、
(2)申し込んでから15月以上た いっし5いちしh?c3
いま ん< 一生に一度新婚旅行で行<
つのに、未だに連絡が来ない。 かん
こんかい もよ书 化って のがやっとという感じだった。
(3)今回の催しはもう日程まで決
ないょう 「現在はそのことがらは当然のこととして
まっているのに、内容について 認められているが」という意味で、「以前
いま 本ん ぐたいあん だ
は未だ何の具体案も出されて はそんなことはまったくなく、正反対の状
いない。 況だった」ということを表す表現が続<。
ほんらい かんせV
(4)本来ならもうとっくに完成して
231
いるはずなのですが、工事は 【いまに】 はたら
い末ち中うだん い
未だに中断されたままで、再 (1)あんなに働いていたら、あいつ
かv 主 か ろう た书

開のめども立っていません。 は今に過旁で倒れるだ万う。
た なか いま しsう
後ろに否定表現を伴って、本当ならある (2)田中さんも今にすばらしい小
世?、加 しん
ことが起こっているはずなのに、現実に 説を書いてくれると信じていま
はまだ起こっていないという意味を表
す。
す。期待と現実のずれを表し「まだ」よ 西 い史
(3)見ていてごらんなさい。今にこ
り6意外な気持ちを強く表す。書きことば 为不 书せん 办な
この海も污染されて魚电とれな
的。
くなりますよ。
いま
(4)いたずらばかりしていると、今
【いまでこそ】 为 あ
[いまでこそ.. N/. Naだが] にひどい目に会うぞ。
いま み 书书もの
[いまでこそ … A/..Vが] (5)今に見ていろ。きっと大物にな
ふた り いま えんまん <
(1)二人は今でこそ丙满に暮らし ってみせる。
けっこんとらしょ まいにちけん
ているが、結婚当初は每日喧 「そのうちに」の意味。近い将来あること
加 た
嘩が絶えなかった。 が起こるという予想を確信を持って言う
いま し 世んDk<
(2)今でこそこの仕事に全力を尽 ときに用いる。相手のことを言う場合は、
いん ん 励ましや忠告、警告になる。(5)は慣用
くしているが、以前は何度やめ
书も 句で、誰かに対しての挑戦の気持ちを
ようと思ったかしれない。
9地うが<め式ら
表す。
(3)いまでこそ留学も珍しくない

43

55
い末にも—いらい

【いまにも) a Nいらい
い らい加のじょ すがたみ
[いまにもV-そうだ] (1)あれ以来彼女は姿を見せな
いま あ动 示

(1)今にも雨が降りそうだ。
加①じょ 法 な 龙
い。
せんLφ5v sv かい つ了
(2)彼女は今にも泣き出しそうな (2)先週以来ずっと会議続きでく
加书 つか
顔をしていた。
九す 办力 出 し
たくたに疲れきっている。
体体 意上相ん にゅういんいらい意ょ
(3)「助けてくれ」と彼は今にも死 (3)母は、去年の入院以来気弱に
乙元 龙
にそうな声を出した。
态 は计 ちv
なってしまった。
(4)嵐はますます激しくなり、小さな ある時点や出来事を表す名詞を受け
ね以ま し可 なみ
船は今にも沈みそうに波にもま て、その時からずっと今に至るまでという
れていた。 意味を表す。
あることが今すぐに実現しそうに見える b V-ていらい
なつや寸 い 加世 加こ
様子を言う。かなり切迫した状況で用い (1)夏休みに風邪で寝运んで以
5V 加之龙上3し 五
る。 来、どうも体の調子が悪い。
办元 u 高 加加
(2)インドから帰ってきて以来、彼
ひと 加
【いまや】加のじ い末 书 お
はまるで人が変わったようだ。
かょ
(1)彼女は今や押しも押されもせ (3)スポーツクラブに通うようにな
はながた v.5い 素い化方 世加?体
a花形スタ—だ。 って以来、每日の生活に張り
0 で
(2)今や時代は物より心である。 が出てきた。
ねん主元 L い文 い らv v
(3)5年前はこのワープ口も最新 (4)この家に引っ越して以来、每
善しゅ いま 亿与 でん力
機種だったが、今やこんなのは 日のようにいたずら電話がか
ょ3书上3系的
無用の長物だ。 かる。
し、しこA?kE3
(4)昔は新婚旅行と言えばハワイ 過去にある出来事が起こってから、ず
い法
だったが、今やトルコやエジ才 と今に至るまでという意味を表す。近い
力ずら
も珍しくない。 過去については用いられない。
(誤)弟は夕方うちに帰ってきて以来、
「今ではの意味。過去と比較して、今
部屋に閉じ込もったきり尤。
はもうそラいう古い状態・ことがらは終わ
(正)弟は先月イギリス出張から帰って
ってしまい、まったく違う新しい状況にな
きて以来、忙し<て每晚夜中まで
っているのだということを言うの亿用い
帰ってこない。
る。 C V-ていらいはじめて
ひ こ V.5v は
(1)引っ越してきて以来、初めて
【いらい】 )上、些课 加
隣の人と言葉を交わした。
1いらい

44

56
いわば—いわゆる
だいがく はい らい はじ と かみさま
(2)大学に入って以来、初めて図 济する神様だ。
公、2.ょ3 しょら试 て 龙
書館を利用した。 (3)そんな商壳に手を出すなん
小西 い らいは かね す
(3)この冬になって以来初めての て、いわばお金をどぶに捨てる
加人は ししにん で
寒波で、死者が 6人も出た。 ようなものだ。
しょうせつ げんだ げん
過去のある時点からずっと時間がたっ (4)この小説は、いわば現代の源
ものがた) さく
て初めてという意味を表す。 氏物語とでもいったような作
2 Nは、...いらいだ ひん
品だ。
[Nは、Nいらいだ]
(5)コン北ュ—夕・ネ外ワークは、い
[Nは、V-ていらいだ] のうしんけ 专善物う世ん
あ ょねん がっ
わば脳神経のように地球全土
(1)お会いするのは、去年の9月 は め い
v らv
以来ですね。 に張り巡らされていると言って
加が2点5う
(2)海外旅行はおととしトル□に行 もいいだろう。
v5
って以来だ。 「言ってみれば」「たとえて言うならば」の
すうがく もんだい とだいがく 意味。あることをわかりやすく説明するた
(3)数学の問題を解いたのは大学
に市3し .sv なん めに、比喻的に例示するのに用いる。一
入試以来のことだから、もう何 般的にイメ—ジしやすいよ<知られたも
ねん
年ぶりになるだろうか。 のやことがらを表す名詞や動詞が用い
きょうり か元 ねんま之 花
(4)鄉里に帰るのは、7年前に祖 られる。書き乙とば的。(2)は「ような」
比至 v. が省略されている場合。(5)は述語に
父の法事に出た時以来なの
未ち ようす 加力 続く場合で「ように」が用いられている。
で、町はかなり様子が変って
いた。
過去の時点や過去の出来事を表すこと
【いわゆる】
[いわゆるN]
ばを受けて、その時からずっと時間がた 0xう
(1)これがいわゆる工ス二ック料
って久し振りであることを表す。 り
理というものですか。
かの じょ 盂23
(2)彼女はいわゆる普通のOL
【いわば】 ゃくしょ<
[い力ばNのような] で、役職につきたいなどとは
かんが
[いわばVような]
かのじょ い元 いしブ< 上ろ办人
考えたこともなかった。
かれ
(1)彼女の家は石造りの洋館で、 (3)彼も、いわゆるワールドミュ—ジ
し3 つ<
の せ加いてき
いわばドイツのお城のような造 ックのブームに乗って、世界的
う か し
りだった。 に壳れるようになった歌手の
かれ
お抬 力かもの した と p
(2)多くの若者に慕われている彼 一人だ。
な也 お书ひとびと、 う 龙いが<各い意人
は、いわば悩み多き人人を救 (4)A:うちの大学、最近またアメ

45

57
うち
だい加く し まいこう
リ力の大学と姉妹校にな 名詞を受けて、「その情報によると|とい
乙う
ったんです。これで8校 う意味を表す。

目ですよ。
2 V-るうえで
か 5元 方中らV
だいがく こく (1)パソaンを買う上で注意しな
B:ああ、いわゆる「大学の国 なん
さ か ければならないことは何です
際花」というやつですね。
そういうのが国際化だと
こく喜い加
か。 すす
书も ひと (2)このプロジェクトを進めていく
思っている人が、まだたく 元 L 加 Vもと
上で障害となるのが、地元の
さんいるんですねえ。 じゅうみん はんたい3んど3
住民の反対運動だ。
「一般的に...と言われている」という意 让世は的こ入あい下 元占 元
味。あることをわかりやすく説明するため (3)女性が結婚相手を選ぶ上で
地う上う さん
に、一般的に使われている言葉を出す の重要なポイン外として、「三
のに用いる。また(4)のように、その言い
25 v
高」ということが言われていた。
方・概念が話し手には好ましくないとい 7中うがく世W
(4)留学生を実際に水—ムステ不
う乙とを表す場合もある。 5元 いま
させる上で、おそらく今までに
ょそう もんだ
予想もしなかった問題がいろ
【う元】 飞
いろ出てくるものと思われます
书も

1 Nのう元で(は) そうだ人来ど父方
こよみ らえ はる ので、そのための相談窓口を
(1)昏の上ではもう春だというの もう
起 設けました。
に、まだまだ寒い日が続いてい
「何かをする場合/過程の中で」とい
る。 意味。その場合や過程における問題
う元 しちょうりつ 意市う
(2)データの上では視聴率は急
じょう礼x5 まわ ひと 点・注意点などについて述べるの忆用
上昇しているが、周りの人に
龙れ 试ん
いる。
聞いても誰もそんな番組は知 3 V-たうえで
V たんとら もの そうだん 元
らないと言う。 (1)では、担当の者と相談した 上
こう之人 古事 元ちか あらた ~んじ
(3)その公園は地図の上では近く で、改めてご返事させていた
V 办
てすぐ行けそうに見えるが、実 だきます。
さ加 v いちおう りょうしん は本
は坂がたくさんあってかなり行 (2)一応ご両親にお話しなさった
试し 方元 加ん加
きにくい場所なのだ。 上で、ゆっくり考えていただい
g 于ohうえ かくにん
(4)間取りは図面の上でしか確認 てけっ乙うです。
かね か V
できなかったが、すぐにそのマ (3)金を貸してやると言ったのは、
加 意 夹之 しk<
ンシaンを借りることに決めた。 お前がちゃんと職についてまと
せい加つ も うえ
デ—夕や地図など書き表せるものを表す もな生活に戻った上でのこと

46

58
うち
はたら あそ
とし れい加 5元 たい出3
だ。働かないで遊んでばかり (1) 今年は冷夏である上に台風の
かね 加
心加、叔书 中 55
いるやつに金を貸すわけには 被害も大きくて、野菜は異常な
大かね きろ<
いかない。 高值を記録している。
かのじょし沙うしょ< しoばv ら元
「動詞が表す行動をまず行って」という (2)彼女は、就職に失敗した上、
意味を表し、後ろには「その結果に基づ ひと
つきあっていた人にもふられ
いて次の行動をとる」という意味の表現 お こ
て、とても落ち込んでいた。
が続く。 世んし 八意 、3
4 V-る/V-た う元は (3)その選手は日本記録も更新し
3元 器人 V
V なに
(1)やると言ってしまったうえは、何 た上に銀メダルももらって、自
ん 加书

がなんでもやらなければなら 分でも信じられないという顔を

ない。 していた。
かれ は加世こ5 邑 5天
1のうがく 过っLん 5之 しう儿ょ5
(2)留学を決心した上は、少々 (4)彼は博士号を持っている上に
ひと n の き上らいくい过人、在加 しうい
のことがあっても一人で乘り越 教育経験も長い。周囲の信
ら あつ老ょう儿 方 示ん
5ゃしな
えていけるだけの強さを養って 頼も厚〈教師としては申し分の
ひと
ほしい。 ない人だ。
善たV しゅつば 八普が ほでんじ上うたい
(3)みんなに期待されて出馬する (5)その壁画は保存状態がいい
ら元 とら 天 卫加 だ
上は、どんなことがあっても当 上に図柄もこれまでにない大
せん たん こうこ がくし
選しなければならない。 胆なもので、考古学者たちの
方即うもく 主と
话加 空加主 书
(4)他の仲間を押しのけてレギュ 注目の的となっている。
5元 かな5 名とし れい加 たv

ラーメンバーになる上は、必ず (6)今年は冷夏であり、そのうえ台
とくてん こうけん 之 心加、招 ゃさ v
得点してチームに貢献してみ 風の被害も大きくて、野菜は異
之加想、意
せる。 常な高值を記録している。
加んせv え老
何らかの責任・覚悟を伴う行為を表すこ (7)このあたりは閑静なうえに、駅
方加じ冲う加ん青5 もう
とばを受けて、「その行為を行う/行っ にも近く住環境としては申し
不人
たのだから」という意味を表す。後ろに 分ない。
は、「それに基づいてそれに適した行動
ある状態・出来事があり、さらにそれ以
をしなければならない」という意味の表
上の状態・出来事が重なることを表す。
現が続く。「.…からには」「…以上は]。
名詞に付く場合は「Nである/だった/
改まった表現。
であった」の形になる。(6)の「そのう
5 ...う元(に) え」は文や節の頭に用いられる。
[Nであるうえに]
[Na なうえに]
[A/Vうえに] 【うち】

47

59
うち
加れ 惑点うし ひ上うば人
1うち <範囲> (4) 彼はきびしい教師だと評判だ
しくだい力すV点、33加
a Nのう方 が、宿題を忘れた生徒を廊下
きんきょく いちばん と<
(1)この三曲のうちでどれが一番 に立たせるぐらいなら、特にき
い はい おも
気に入りましたか。 びしいうちには入らないと思
みっ す えら
(2)三つのうちから好きなものを選 う。
びなさい。 「その範囲には入らない、そのグル—プ
(3)バッハとモーツァルトとべ—トー の中に入るとみなすには不十分だ」とい
い方ばんにん意
ベンのうちで、一番人気があ う意味を表す。
2うち <時間>
るのはやはりモーツァルトだそ
a ...うちに
う龙。
のろ か 主V [Nのう方に]
(4)昨日買ったCD のうち、2枚は [Naなうちに]
インドネシアのポップスで、3 [A-いうちに]
まV 书んがく あさ しゅくだい
枚は力リブの音楽だ。 (1)朝のうちに宿題をすませよう。
あ益

範囲を限定するのに用いる。(1) (2)朝のすずしいうちにジョギング

~(3)のように、その範囲の中から何か に行った。
すらじつ 空ん
を選ぶことを表す場合には「Nのなか」 (3)ここ数日のうちには何とかしま
に言いかえられる。また、(3)のように、
す。
複数の名詞を並べて「N1とN 2と.. る す
(4)ひまわりは留守のうちにかなり
のうち」と言う場合もある。 お
大きくなっていた。
b ...うちにはいらない 方方书や げん言 いちどvo
[Nのうちにはいらない] (5)父親が元気なうちに、一度一
[A-いうちにはいらない] 人せ人 v お电
緒に温泉にでも行こうと思う。
[Vう方にはいらない] でんし也 で すこ じ加ん
つらきん 加元 元き ある (6)電車が出るまでまだ少し時間
(1)通勤の行き帰りに駅まで歩くだ い主 え苦心ん
らんEう はV があるから、今のうちに駅弁を
けでは、運動するうちに入らな 加
買っておいたらどう?
い。 示人 かん じ れんし ある期間続くことを表す表現と共に用い
(2)5分やそこら漢字の練習をし
られて、「その状態が続〈間に」「その時
たって、それではやったうちに 間以内に」という意味を表す。(6)の
はV
入らない。 「今」は瞬間的な時点ではなく、「今の事
< と< v
(3)ラーメンを作るのが得意だな 態に何らかの変化が起こるまでの間」と
0559 は
いう一定の長さを持った時間を表して
んて、そんなの料理のうちに入
いる。
らないよ。 b V-ている/V-る うちに

48

60
うち
か书 と电龙ち 也か
加のVょ はな
(1)彼女は話しているうちに顔が ちに、友達が迎えにきた。
史 加
て加亚 言いし点 方上3、上
真っ赤になった。 (3)その手紙の最初の一行を読
よ なに
飞加改、加
(2)手紙を書いているうちに、ふと むか読まないうちに、もう何が
い か 力
加れ 上う <
彼が今日こっちに来ると言って 書いてあるのかだいたい分か
おも
いたことを思いだした。 ってしまった。
ょ す し想 のが九? 同じ動詞を繰り返して用いて、「なにか
(3)読み進むうちに次第に物語に
こ をし始めてまだほとんど時間がたってい
のめり込んでいった。
ない時に」という意味を表す。
..している間に」という意味を表す。後
e ...うちは
ろには、出来事の生起や変化を表す表
[Nのうちは]
現が続く。「V-ている」の形の方が多< [Na なうちは]
用いられるが、「V-るうちに」が使われ [A-いうちは]
为己ともある。 [V-る/V-ている うちは]
c V-ないうちに [V-ない うちは]
となり ひ こ あか
(1)知らないうちに隣は引っ越して (1)明るいうちはこのあたりはにぎ
よる ひとど书
いた。 やかだが、夜になると人通りも

比? あ示
(2)あれから10分もしないうちに なくなり、一人で歩くのは危な
でん力
またいたずら電話がかかって い。
善おくりょく书とろ なん
きた。 (2)記憶力が衰えないうちは、何
<5 か もの v 南たら 加こく已心意3
(3)暗くならないうちに買い物に行 とか新しい外国語も勉強でき
って乙よう。 るだろう。
かあ か元 心すこ だいがく世V わたし V
(4)お母さんが帰ってこないうちに (3)息子が大学生のうちは私も生
いそ 办<
しうしょ<
急いでプレゼントを隠した。 きがいがあったが、就職して
い元 で V.
..しない状態が続いている間に」とい 家から出て行ってしまってから
末いに方
)意味を表す。(3)(4)のようにその状 は每日がむなしい。


態がいずれ変化することがわかってい 方方 はた方 力か力か
(4)父は働いているうちは若々し
名場合は、「V-る前に」と言いかえられ 大
かったが、退職したとたんに
血 こ
d V-るか V-ないうちに 老け込んでしまった。
地うしょ< て 加らだ けんこ5 けんこう
(1)夕食に手をつけるかつけない (5)体が健康なうちは健康のあり
ょ龙 意 びょうき
うちに、ポケットベルで呼び出 がたさに気づかないが、病気

きれた。 になってはじめてそれが分か
高&め
(2)朝まだ目がさめるかさめないう る。

49

61
うる一える
かのじ占 だ団人
「ある状態が変わらないでまだ続いてい (2)それは彼女になしえた最大限
どりょ< ち加
る間」という意味を表す。それが終わっ の努力だったに違いない。
てからの状態と比較する場合に用いるこ 元
(3)その絵のすばらしきは、とても
とが多い。 こと课 あらわ
言葉で表しうるものではない。
f ...うちが たしがこくじんろうどうし中
(4)確かに外国人劳働者が增え
[Nのう方が]
もんだい 书 文
[Na なうちが] ればそういう問題も起こり得る
[A-いうちが] だろう。
[V-る/V-ている う方が] かれ ? h 上 え
(5)彼の自殺は誰もが予期し得な
[V-ていない
わか
うちが]

(1)若いですねと言ってもらえるう かったことだけに、そのショック
书书
はな
ちが花だ。 は大きかった。
加れ と しつはう ねん
てんたいしゃしん <も で (6)彼の仕事ぶりには失望の念を
(2)天体寫真は雲が出ていないう
这ん え
しょ5
ちが勝負だ。 禁じ得ない。
まい石方 书书
動詞の連用形に付く。辞書形は[うる/
(3)どんなに苦労が多くつらい每
にち い しあ力 える」どちらの形もあるが、マス形は[え
日でも、生きているうちが幸せ
し ます」否定形は「えない」夕形は「えた」
なのであって、死んでしまった
も上 こ のみ。「その行為を行うことができる、そ
ら元も子もない。 のことがらが成立する可能性がある」と
<しし 5っ
(4)い<ら福祉施設が充実しても、 いう意味を表す。否定形は、「その行為
じんせ 加らだ じょう玉
やっはり人生は体が丈夫なう を行うことはできない、そのことがらが成
たの 立する可能性はないJの意味。「書ける」
ちが楽しい。
じんせ か力 はな 「読める」などの可能を表す「V-れる
(5)人生、若いうちが花だ。
の場合は意志的な行為を表す動詞しか
後に「花だ╱勝負だノいい/幸せだ」 用いられないが、「うる」の場合は(1)
などの言葉を伴って、「ある状態が続い (4)のように、意志のないものも用いら
ていて変わらない間がよい、大切だ、大 れる。可能を表す[V-れるJとは違って、
事だ」という意味を表す。 能力を表す場合には使えない。
g そのうち (誤)彼はフランス語が話しうる。
→【その待】 (正)彼はフランス語が話せる。
一般的には書きことばだが、「ありえな
【うる】 い」は日常会話にも用いられる。
[R-うる]
かれ しっ述い
(1)彼が失敗するなんてありえな 【元る】 ひと
い。
せい き つ老 せい加つ
(1)21世紀には人が月で生活す

50

62
お...いたす一お...くださる
あつ
ることもありえるかもしれない。 集まりいただきましてありがと
杰し心と? 方加ら
(2)私一人の力ではとてもなしえ うございます。
本来元 じmうしょ か
ないことでした。 (2)ここに指名前とご住所をお書
まどぐち
【汤】 きいただいて、あちらの窓口へ

お出しください。
いそ加 れんら<
【お...いたす】 (3)お忙しいのにご連絡いただき、
青上うL施〈
[お R-いたす] まことに恐縮しております。
[=Nいたす] うし法< 方C
しょ<V 电
(4)ご住職にご教示いただいた
(1)お食事をお持ちいたしましょう 世ん こころ せい加つ
禅の心を、これからは生活の
か。 なか じっせん
中で実践していきたいと思い
招も

な末え ょ
(2)お名前をお呼びいたしますの
史 ます。
で、それまでここでお待ちくだ あんないじ:3 せんせV
(5)<案内状>先生にはぜひご
さい。 しゅっせき L
出席いただきたく、お知らせ
あらた れん
(3)のちほどこちらから改めてご連 もう あ
< 申し上げます。
絡いたします。
かいじょう 動詞の連用形や行為を表す漠語名詞
(4)それではレセプシaン会場の
を用いる。「ていただくと同じ謙讓表現
ほら あんな
方へご案内いたします。 だが、より丁寧で改まった言い方。(3)
こん加 付ん みな老ま
(5)今回の件につきましては、皆様 (4)(5)の「連絡する」「教示する」「出
なっと v せつめ 席する」のように、行為を表す漢語名詞
の納得の行くまでご説明いた
をん の場合は、「ごNいた尤く」の形が多い
したいと存じます。
が、「電話する」については「お電話
助词の連用形や行為を表す漢語の名
ただく」を用いる。
詞を用いる。(3)(4)(5)のように漢
語の名詞とともに使う場合は「ごNいた
す」の形が多い。「お..する」のょりへり 【お..ください】
→【お..《ださる】
《だった丁寧な言い方。おもにマス形で
用いられる。
【お…す】 【お..くださる】
「おR-《ださる

【お...いただ《】 [=N<ださる]
上3 在 せんせい とら

[おR-いただ<] (1)今日お話し〈ださる先生は、東
言いだいがく やま加わせん
[=Nいただ<] 西大学の山川先生です。
ょう とお 意ょ 5 こう元ん せんせい とう
(1)今日は遠いところをわざわざお (2)今日ご講演くださる先生は、東

51

63
お....する一お...なさる
さいだい加 节まかわせんせい
西大学の山川先生です。 話する」の場合は「お電話する」を用
いそ加
(3)お忙しいのにおいでくださっ る。(1)のように「お R-します」の形で、
ほんと与
自分が相手のために何かすることを申
て、本当にありがとうございま
し出ることができる。「お...いたす」はさ
す。 らに丁寧な言い方。
たv りょうり
(4)大した料理ではございません
动 あ
が、どうぞお召し上がりくださ
【お….です】
い。 [おR-だ]
動詞の連用形や行為を表す漢語名詞 [=Nだ]
は也しせんせV しんし3心っそう も
を用いる。「てくださる」と同じ尊敬表现 (1)林先生は信州に别荘をお持
だが、よりていねいで改まった言い方。 ちだそうですよ。
(2)のように行為を表す漢語名詞ととも こ とし なつやす す
(2)今年の夏休みはどちらでお過
に使う場合は[ごNくださる」の形が多い
が「電話する」の場合は「お電話<尤さ ごしですか。
意の方 书招意か と
る」を用いる。(4)のように、「おR-<だ (3)昨日は大阪にお泊まりでした
さい」の形で、ていねいに人にものを勸 か。
み世
めることができる。 (4)<ファ—ストフードの店で>こち
动 あ
らでお召し上がりですか。
【お.する】 法方だ示ち上う あ す ?k3
(5)原田部長は明日からご旅行で
[おR-する] しφうかん
2週間いらっしゃらないそう
[2Nする引
せんせv
(1)先生、お荷物をお持ちします。
比6? も です。
た< しゅん ほんし えいてん
ちょ3 たく く石史 お< (6)お宅のご主人は本社にご栄転
(2)部長をお宅まで車で指送りし
だそうですね。
た。
方师方有人 し在 と上
動詞の連用形や行為を表す漢語名詞
(3)ご注文の品をお届けしまし
を用いる。(5)(6)のように行為を表す
た。 漢語名詞とともに使う場合は[ごN尤」の
入 あんな
(4)お部屋へご案内しましょう。 場合が多い。「お...になる」のような尊敬
れんら<
(5)あとでこちらからご連絡しま 表現だが、語巢が限られて慣用化して
す。 いる。
動詞の連用形や行為を表す漢語名詞
を用いる。謙讓表現で「自分が相手の 【お..なさい】
ためにある行為をする」という意味。 →【なさい】
(4)(5)のように漢語名詞とともに使う
場合は「ごNする」の形が多いが、「電
【お.….なさる】
52

64
お..になる一お....ねがう

[おR-なさる] は、ぜひうちにお泊まりになっ
[=Nなさる] てください。
せんせV はな
(1)あの先生がお話しなさったこと (4)どうぞ、おかけになってくださ
书书 ひと い
は、多くの人たちにとって生き
こ乙ろきき い。
の整せ人世 ね人,善上う上だい
ていく心の支えとなるだろう。
しっばっ
(5)野村先生は1972年に京都大
(2)ケニアへはいつご出発なさる 加、 3
学をご卒業になりました。
んですか。 加芒 加た はんが<加
こんど
(6)ご家族の方は半額の会費で
かたた专、し上く しせっ n
(3)今度あなたがその方達とお食 すべてのスポーッ施設をご利
じ ち ょ5
事なさるときにでも、一度ご一 用になれます。
しょ
緒させていただけるとうれしい
動詞の連用形や行為を表す漠語名詞
のですが。 を用いる。尊敬表現。(5)(6)のように

(4)どうぞ、お食べなさい。 漢語名詞とともに使う場合は「ごNにな
あ意こ こし3か
(5)明子、自己紹介なさい。 る」の形が多いが、語巢は限られてい
る。(4)のように「てください」の形をと
動詞の連用形や行為を表す漢語名詞
ると、人にものを丁寧に勸める用法とな
を用いる。「おR-になる」と同じ尊敬表
現。「お話しなさる」「お食べなさる」の
る。
ように動詞の連用形を用いる場合は、や
や古めかしく感じられる。「おR-になる」 【お…ねがう】
の形を使うことの方が多い。(2)のよう [おR-ねがう]
に、漢語名詞とともに使う場合は[ごNな [=Nねがう]
あす やまだ
きる」の形が多い。(4)(5)のように「な (1)明日うかがいたいと、山田さん
つた ね加
さい」の形を用いると、丁寧な命令を表 にお伝え願えますか。
ら し中っせ盖
す。その場合、目上の人に対しては用い (2)来月のシンポジウムにご出席
られない。 ねが つこ5
願いたいのですが、ご都合は
いかがでしょうか。
【お.…になる】 なに ひとことはな ねが

[おR-になる]
(3)何か一言お話し願うことになる
[=Nになる] かもしれませんので、そのとき
心ら方 かえ ねが
(1)村田さんはもうお帰りになりま はよろしくお願いします。
かかりいん し C まも
した。 (4)係員の指示 を守っていただけ
床あ たいじょうねが
元 书ま当上 にしん
(2)このさし絵は山本さんご自身 ない場合は、ご退場願うことも

がお描きになったそうです。 あります。
こん 书招さか とき 考りつねが
(3)今度大阪においでになる時に (5)ご起立願います。

53

65
おいそれと(は)...ないーおかげで

動詞の連用形や行為を表す漢語名詞 い」が不可能の意味を表す例。
を用いる。「...することをお願いする」..
してもらう」の意味で、(1)(2)のように
【おいて】
「願えますか/願いたいのですが」など けん意ゅう示ん中 だい にんし中
(1)乙の研究分野の第1人者と
依頼の形で使うことが多い。(2)(4) 力とうせん世

(5)のように、漢語名詞とともに使う場合 いうことなら、加藤先生をおい
は「ごNねがう」の形が多い。改まった てほかはないでしょう。
なに 意じっ ま あ

表現。 (2)何をおいても期日には間に合
わせなければならない。
【おいそれと(は)….ない】 →【をおいて】
[いそ比(は)V-れない]
こ ども う はは
(1)子供を産んだばかりの母ネコ
ちか 【おうじて】
にはおいそれとは近づけない。 →【にお礼て】
き办
(2)君ならできるとおだてられて
たい也 世意任人、招
も、あんな大役は責任も重い
ひう 【おかげだ】
し、おいそれとは引き受けられ →【のは…だ】4
ない。
とうじ たい~ん 不け意 だいがく
(3)当時は大変な不景気で、大学 【おかげで】

を出たからといっておいそれと [Nのおかげで
し即うしょく じだ [Na な/だった おかげで]
就職できるような時代ではな
[Aおかげで]
かった。 [V-たおかげで]
れい い 加扫、意、驾 たす
(4)お礼にと言ってお金を差し出 (1)あなたのおかげで助かりまし
な比 したこころ
されたが、何か下心がありそ
う と
た。
号示 3 からだ じょう
うなので、おいそれと受け取る (2)祖父は生まれつき体が丈夫な
とし v.Lp
わけにはいかなかった。 おかげで、年をとっても医者の
世力
何かの理由があって簡単にすることは 世話にならずにすんでいる。
できないという意味を表す。文末には可 き
(3)あなたが来てくれたおかげ
能を表す「V-れる」の否定形など、そ たの かv
で、楽しい会になりました。
の動作が不可能であることを意味する こ
表現が用いられる。(3)のように「おい (4)A:お子さんのけがはどうで
それと..する」が名詞を修飾することも すか。

ある。その場合も名詞の後には否定表 B:おかげさまで、だいぶ良く
現が続く。(4)は[V-るわけにはいかな
なりました。

54

66
おきに一おそらく
吉办 たの

(5)まったく、君に頼んだおかげで おもに時間や距離を表す言葉につい
かえってややこしいことになっ て、「それだけの間をおいて」という意味
を表す。(4)(5)は距離ではないが、
てしまったじゃないか。
钆 一列に並んだものの場合、それが距離
(6)今年は夏が凉しかったおかげ
れい保う つか を表すような意味で用いられる。(1)
で冷房はほとんど使わずにす ~(3)のように、時間や距離の軸上の
んだ。 点を意味する場合は、「ごとに」と置きか
原因・理由を表すが、それがよい結果 えられる。ただし、1という数の場合は、
を導くものである場合に用いる。悪い結 次の例のように「おきに」を「ごとに」に
果を導く場合には、「...せいで」となる。 変えると意味が変わる。
(例)あなたのおかげで成功した。 (例)1年おきに大会が開かれる。(2
(例)あなたのせいで失敗した。 年に1回)
相手の動作を表す場合は「V-て〈れ (例)1年ごとに大会が開かれる。(1
た/てもらったおかげで」の形になること 年に1回)
が多い。(4)の「おかげさまで」は慣用
的なあいさつ表現。また(5)のように皮 【おそら《】
肉の意味で使うこともある。 かれ L
(1)おそらく彼はそのことを知って
いるだろう。
【おきに】 あいて
(2)相手チームはおそらくこちらの
[数量詞+おきに] なに なに 〈力し5
だいが<V ん ことを何から何まで詳し<調べ
(1)大学行きのバスは10分おきに
で ているだろう。
出ている。 太いふう あ す み
<す9 かん の (3)台風12号は、おそら<明日未
(2)この薬は2時間おきに飲んで めv 言いはんとうなん ょうり<
明には紀伊半島南部に上陸
ください。 おも
ど5ろ するものと思われます。
(3)この道路には10 m おきにポプ し沙しょ5 こん加 C けん
う (4)おそら〈は首相も今回の事件
ラが植えられている。 かか
乙3意中子じ忠うたくが に関わっているにちがいない。
(4)このあたりは高級住宅街
けん がいL节 电 後ろに「...だろう」「...にちがいない」な
で、2軒おきぐらいに外車を持
い之 どの推量を表す表現を伴って、話し手
っている家がある。 の推量を表す。かなり確実だと思ってい
天いがか人 はい 世善 と
(5)映画館に入ると、座席は一つ る場合に使う。(4)のように「おそらくは」
おきにしかあいていなかった とも言う。かたい表現。くだけた話しこと
とも龙方 体空すわ
ばでは「たぶん」「きっと」の方が多<用
ので、友達とは離れて座ること
いられる。
になった。

55

67
おそれがあるーおほえはない
ひと おな
【おそれがある】 (4)あの人が食べているのと同じ
[Nのおそれがある] ものをください。
[V-るおそれがある” 三礼己控
こん や あ す つなみ (5)とンデ一語は英語と同じイン
(1)今夜から明日にかけて津波の こく げんこ
おそ げんじ由5 ち市らV
ド・ョ—口ッパ語族の言語だ。
恐れがあるので、厳重に注意
二つのものやことが等しいことを表す。
してください。 2おなじV-る なら/のだったら
ふたた 不ん加 指そ
书な加 しょうLょ5たか
(2)再び噴火する恐れがあるた (1)同じ買うなら、少々高くて白
はいかい< 人 人加人 な加电 ほう
め、警戒区域の住民に避難勸 長持ちするものの方がいい。
こく 龙
ひa 泛 书な
告が出された。 (2)久しぶりの旅行なんだから、同
粉中どり 了 抬そ
おも 善 と扫
(3)親鳥に気付かれる恐れがある
つえい い
じ行くんだったら思い切って遠

ことから、撮影チ—ムはそれ以 くに行きたいな。
Vょう过 方か 招な かね た
上巢に近づくことをあきらめ (3)同じお金をかけるのなら、食べ
た。 ひ がいかくだv
てなくなるものでなく、いつまで
つか ほう み
(4)ハリケーンの被害が拡大する も使えるものにかける方が意味
おそ で 2053053 おも
恐れが出てきたため、大統領 があると思う。
加っこく きん善地う元ん已上 毛と
っし 已 垫
は各国に緊急援助を求める (4)A:一緒にフランス語か何か
ょて
予定である。
なら v.
習いに行かない?
出来事が起こる可能性があることを表 B:そうねえ、フランス語もい
すが、望ましくないことの場合に限られ おな なら
いけど、同じ習うんだった
る。同様の表現に「危険がある」「不安 と
ら人のやってないような
がある」などがある。書き乙とば的。二ュ げん已 法ら おも

ースや解説記事などによく用いられる。 言語の方がいいと思わな

い?
【おなC】 「同じ行為をする以上は」という意味。あ
1 ...とおなじ る行為をするのにもいろいろなやり方や
[Nとおなじ] 方法があり、そのうちでもっとも望ましい
[VのとおなC] ものを述べるのに用いる。どうせなら。せ
おな
(1)このステレ才はうちのと同じだ。 っかくなら。
ほん ほん しゆつばんし节 おな
(2)この本はあの本と出版社が同
じだ。 【おぼえはない】
てん 龙意ょら 1 V-られるおぼえはない
(3)この点で妥協することはすべ v
おな (1)きみにそんなひどいことを言わ
てをあきらめるのと同じことだ。

56

68
おまけに一おもう
お压 ほんにん か世 书も
れる覚えはない。 ったら本人は風邪がひどくて重
おほ 民つ、法に そう
(2)おまえになぐられる覚えはな い荷物を運ばされ、おまけに掃
い。

除までやらされた。
つめ ひと nv えVが つ
(3)あなたのように冷たい人に「冷 (3)きのう、おばさんに映画に連れ
たん 5
淡だ」などと非難される覚えは ていってもらって、おまけに夕
しk<
ありません。 食までごちそうになった。
加れ せ た加
受身の「V-られる」に付く。相手の行為 (4)彼は背が高くて、ハンサムで工
かね电
を述べて「あなたにそういう行為をされ ーモアがあって、おまけに金持
じょせv
るようなことをした記憶はない」という意
ちときては、女性にもてるわけ
味を表す。相手に対する非難の気持ち
が含まれる。 尤。
ょうこ あか

2 V-たおほえはない (5)洋子はかわいいし、明るいし、
かれ 书乙

(1)彼があんなに怒るようなことを おまけにやさしいから、だれに
い お压 す
言った覚えはないんだけど。 でも好かれる。
あい大 求ん元ん は中 加え
(2)A:この間の1万用、早<返 いくつかのことがらに加えて、同じような
ことがらがもう一つつけ加わることを表
してもらえませんか。
なん わたし す。「そのうえ」という意味。(1)(2)
B:何のことですか。私はあな
加扫、热 (3)の「おまけに・・まで」は程度がょり
たにお金を借りた覚えは 強まることを表す。話しことばのくだけた
ほか ひと ま
ありませんが、他の人と間 表現。
ちが
違えているのではないで
すか。 【おもう】
ま龙
(3)こちらは山田にいじめられた覚
书ほ
1..とおもう
中まだ a ..とおもう
えはないのだが、山田は[いじ 这上3 あめ 系 书も
初る
めて悪かった」と謝ってきた。
あや吏
(1)今白は雨が降ると思います。
也击だ世んせ 书も
(2)山田先生は来ないと思う。
「私にはそういう経験をした記憶はない」 ひと かた おも

という意味。非難されて自分を正当化す (3)あの人のやり方はひどいと思
るような場合に用いられる。 います。
かれ V おも

(4)彼の言ったことはうそだと思う。
たし つ<元 う元 书 招も
【おまけに】 (5)確か、机の上に置いたと思う。
<5 しあ力
(1)あたりはすっかり暗くなり、おま (6)あなたには幸せになってほし
あめ 点 书も

けに雨まで降ってきた。 いと思うから、あえてこういうき
もだ方 V、 て つ龙 ち即うこ<
(2)友達の引っ越しを手伝いにい つい忠告をするのです。

57

69
おもう
いそが かいし户
(7)こんな忙しい会社にいつまで そのような意見や判断・信念をもってい
か ろうし
もいては過労死しかねないと ることを表す。これを上のaの「思う」の
おも おも てんしょ< 場合と比べると、「思う」は、話し手がそ
思って、思いきって転職するこ
の場で下した判断という意味合いが強
とにした。 いのに対し、「思っている」は、以前から
節を受けて、それが話し手の主観的な 現在に到るまでそのような意見や信念
判断・個人的な意見であることを表す。 を持っているといったニュアンスがある。
疑問文では、聞き手の個人的判断や意 また、(3)(4)のように、「思っている」
見を問う表現になる。「と思う/思いま は第三者の意見や判断を表せるという
す」のように辞書形・マス形で言い切る 点でも、それができない「思う」とは異
表現では、その主語はいつも話し手で なる。
あり、第三者ではない。例元ば、(2)で C ...とおもわれる
は「思う」のは「私」であって、「山田 じょうたv 加ん老ょうお せん
(1)このままの状態では環境污染
さん」ではない。もし、思う主体が山田 封深5 书も
は進む一方だと思われる。
さんだということを表したければ「山田さ わたし ただ おも
(2)私にはこのことが正しいとは思
んは(田中さんが来ない)と思っている」
のように、「思っている」の形にしなけれ われません。
ばならない。ただし、「思う」が次の例の 「自発的にそのような判断が成り立つ北
ように夕形をとる場合は、第三者の判断 いう意味を表し、自分の意見を独断で
を表すことも可能となる。 はなく客観的に述べたり、主張をやわら
(例)山田さんは来ないと思った。 げたい場合に用いられる。論文や講義・
ここでは、「私は山田さんは来ないと思っ 講演など書きことば的な文章で多用さ
た」という解积と「山田さんは(誰かが) れる。「と」のかわりに「ように」を用い
来ないと思った」という解积のどちらも可 「ように思われる」となることもある。
能である。 2 ..とはおもわなかった
ひと
b ...とおもっている 意上う
(1)まさか今日あの人が来るとは
わたし ぶん ただ
(1)私は自分のしたことが正しい おも

书も
思わなかった。
まちなか しず こう
と思っている。 (2)こんな街中にこんな静かな公
冲うが<
おも
(2)イギリスに留学してよかったと 文人

園があるとは思わなかった。
书も
思っている。 くしん上3~也世
けい名つ おとこ はんにん 书も (3)独身寮の部屋は狭いとは聞い
せ末 おも
(3)警察はあの男が犯人だと思っ ていたが、こんなに狭いとは思
ている。 わなかった。
2上< 3か< おも
はん己之下言 ま之
(4)その実力で合格できると思っ
(4)いつも反抗的なお前がそんな
ているの。 す な书 あやま おも
に素直に謝るとは思わなかっ
節を受けて、話し手、あるいは第三者が

58

70
おもう
ほ人とう し南力 おも
たな。 とになって、本当に幸せに思い
ひ こ さき
(5)A:引っ越し先のおとなりが ます。
た なか おも ぜんぜんこ 示 し
田中さんだなんて思って (2)バスが全然来ないので、不思
营 う 善 书も 苦 きの

もみませんでしたよ。奇遇 議に思って聞いてみたら、昨
う か
ですね。 日からダイヤが変わったとのこ
となり こ
B:いや、ほ〈も隣に越してく とだった。
きみ 书も たび とつ世ん せい些ょ
るのが君だとは思わなか (3)この度の突然のご逝去をまこと
25.加な 书色
ったよ。 に辛く悲しく思います。
あ 书电
「そのことがらはまったく予想していなか (4)お会いできてうれしく思いま
った」という意味で、驚きの気持ちを含 す。
し 5
むことが多い。
(5)このような賞をいただくことが
3 R-たいとおもう こ3*V 人
りφうがく おも でき、まことに光栄に存じます。
(1)アメ刈力に留学したいと思いま
気持ち・感情を表すイ形容詞・ナ形容
す。 詞の連用形を受けて、話し手が「そのよ
けっこんし意 世ひさん加
(2)結婚式には是非参加したいと うに感じる」という意味を表す。(2)(3)
招も
思っております。 のように「XをYに(Yく)おもう」という形
い专只中う うし上< 书も
(3)一流会社に就職したいと思 が用いられることもある。相手の感想を
尋ねる場合は次のように「どう思う/思
っている。
加人 いますか」を使う。
(4)では、ご一緒に乾杯をしたいと
专ん (例)あの人についてどう思いますか。
存じます。 5 V-ようとおもう
きょう やす おも
話し手の願望や欲求を表す「~たい」 (1)今日はゆっくり休もうと思う。
に付いて、その直接的な言い方をやわ し己と おも
(2)この仕事をやめようと思ってい
らげて、丁寧な表現にする働きをもつ。
さらに丁寜な表現では、(4)のように
る。 なつやす

「存じます」を使うこともある。「~たい(で (3)A:夏休みはどうするつもりで
す」と、そのまま言い切る表現は子供っ すか。
2523
ばい印象を与えるため、成人の改まった B:日—口ッパを旅行しようと
会話では不適切で、「思う」や「のだ」 おも
思っています。
などを伴うのが普通である。 しk55V し己と おも
(4)将来、どんな仕事をしようと思
4 ...おもう
[Na におもう] っているんですか。
[A-<おもう] 動詞の意向形を受けて、話し手の予定
せんせV しどう
(1)先生に指導していただけるこ や意志を表すのに用いる。疑問文では

59

71
おもう

聞き手の意志を問う表現になる。次の例 いる可能性がある場合や、相手にとって
のように、「と思う」が辞書形を受ける場 同意しにくい内容を持ち出す場合など
合は、自分の予定が不確かだという意 によく使われる表現。さらに婉曲的にし

味になり、意志の表現としては誤りにな たい場合は、「ように思われる」を用い
る。 る。
(例)私は来年ア力に行くと思う。 7 N(の二と)をおもう
地 乙 、书 意も なに
6 ...ようにおもう (1)親が子供を思う気持ちは何に
[N/Naであるようにおもう] か
も変えられな。
[A/V ようにおもう] 书も
お书た うち意 (2)いつもあなたのことを思ってい
(1)太田くんは内気なので、ウェイ
し些
ターの仕事は向いていないよ
る。
Lけん おも しんばい ね心
おも (3)試験のことを思うと心配で眠
うに思う。
四う办人 书书 はんたV れない。
(2)住民の多くが反対している乙 结は 构素 招も も
加んが けん (4)母の優しさを思うと気持ちが
とを考えると、マンションの建 やす
ちく あ ほう 安ら。
築は見合わせた方がいいよう
书も 名詞や「名詞+のこと」を受けて、それ
に思う。
VA?k33 について心を働かせることを表す。前に
(3)この社員旅行のプランはちょっ くることばの意味に応じて、「想像・回
招も
とゆとりがなさすぎるように思う 顧・心配・気兼ね・恋慕」などといった
たん言かん
のですが。こんなに短期間で 様久な意味を表す。
记 ま力 つか
あちこち動き回っても疲れるだ 8 Nを...とおもう
[Nを N/Na だとおもう]
けではないでしょうか。 [Nを A/V とおもう]
ょ孔 ひと)
(4)<上司に>パソコンは一人に さしょ すこ 书とこ こ
(1)最初は保子さんを男の子だと
い方だ 5 2322
抬も
一台あった方が仕事の能率も
あ おも こ5 思った。
上がるように思うのですが、購 ひとびと わたし加んが 言そうてんがい
(2)人久は私の考えを奇想天外だ
にゅう
入するわけにはいきませんか。 おも
と思ったようだ。
こく改んひと? ひと 2 し高力 、加儿加
(5)国民一人一人の幸せを考える かれ ていあんじつげん品加
しL5 とうぜん 善 (3)みんな、彼の提案を実現不可
のう 电 高て
ことは首相としての当然の義 能だと思って相手にしなかっ
也 书も

務であるように思われますが、
し中L上う 加ん加 た。 おも
首相はいかがお考えでしょう 加のVょ がお うこく
(4)彼女の横顔を美しいと思った。
か。 加れ
(5)みんなが彼のことを死んだと

おも
自分の意見を控えめに主張するのに用
思っていた。
いる。相手が自分と異なる意見を持って かれ ん てんさい おも
(6)彼は自分のことを天才だと思っ

60

72
おもえば
たい い法 おも
ている。 対したが、今から思えばその
意电
あるものについての感想や印象や判断 気持ちもわからなくもない。
かれ う人えいほうし人 は人
を述べるのに用いる。「Nを」の代わりに (2)あのときは彼の運营方針に反
「Nが」を用いることもある。 ばっ 法 も 加机
発したが、今から思えば彼が
(例)人々は私の考えが奇想天外だと ほうしん )
ああいう方針をとったことも理
思ったよう龙。 かい
解できる。
(1)のようにあるものを别のものと取り いま书も てんしょ<
違えて理解することを表すのにも用いら (3)今から思えば、あのとき転職し
书も
れる。 ておけばよかったとつくづ<思
とうじ てんしょ<
います。当時は転職してもい
しと 加善
【おも元ば】 い仕事ができるとは限らないと
おも
1おも元ば 思ってしりごみしたのですけど
おも 加くせいじだい Vpん
(1)思えば、学生時代はみんな純
すい
ね。
い求 おも けっこん
粋だった。 (4)今から思えば、あのとき結婚す
おも
おも
(2)思えば、あのころはよくあなたと るのをやめてよかったと思う。
? 弘 こん<,は ほんとう
徹夜で議論しましたねえ。 婚約を破棄したときは、本当に
なかじま まいにち おも
(3)A:中島さん、あのころは每日 これでいいのかと思って、もの
あさぼん け刀 ふあん
朝から晚までお酒飲んで すごく不安だったが。
ましたよね。 過去のことがらについて、「今そのことを
おも
B:ええ、思えば、よくもあのと 考えてみると」という意味を表す。過去
ち中ら し
きアル中で死ななかった の時点と今では自分の知識や考え方な
加らだ どが変化しており、そのことがらに対して
有のですよね。もう体じゅう
も別な見方ができるような場合に用い
ぼろぼろでしたからね。
おも 加のCょ ひ と る。他人の行為について過去には理解
(4)思えば、あのとき彼女に引き止
わたし っ できなかったことが今は理解できたり、
められなければ、私はあの墜 自分が過去に行ったことについて過去
??、V3亮四 し
落した飛行機に乘って死んで に正しいと思った行為が今となっては間
加のじょ いのち おんCん
いたのだ。彼女は命の恩人だ。 違いだったと思われたり、その逆だった
りする。(1)は、「当時は母の反対の理
文頭に付いて、過去のことを回想してい
由が理解できなかったが、今は理解で
て改めて思い出したことを、懷かしさな
きる」、(3)は、「当時は転職しない方が
どの気持ちを込めて述べるのに用いる。
いいと判断したが、今考えてみると、転
2いまからおも元ば
はは 初たし げしゅく もうはん 職しておけば今ごろもっといい仕事がで
(1)母は、私が下宿するのに猛反
きていただろうと思う」の意味。過去と現

61

73
おもったら一おり

在の違いを対比的に述べることも多い。 状態がずっと続いた場合は、(5)のよう
「今から思うと」とも言える。 に「と思っていたら」の形にもなる。

【おもったら】 【および】
[N/Na だとおもったら] [Nおよ N]
加意し5ょう已 な示龙
[A/V とおもったら] (1)会議終了後、名札およびアン
也すこ す加た み 书も
ょらし 加しう
(1)息子の姿が見えないと思った ケ—卜用紙を回収します。
书 v
本か 相 意んべん V どう乙5
ら、押し入れの中で寝ていた。 (2)この近辺ではとなりの见童公
さ心 おも ま已
(2)なんだか寒いと思ったら、窓が
えん しう加っこう うんどうじょう
園および小学校の運動場
ひら
意い加はっせ あ V
開いていたのか。 が、災害が発生した場合の避
おも
(3)めがねがないないと思ったら なんばしょ してV
難場所に指定されている。
お わす
害つ 世 世ん世んじっ
こんなところに置き忘れていた (3)お祭りの前日および前前日は

よ。
れいうこ
じゅんび 意冲う苦ょう
準備のため休業させていた
(4)冷蔵庫においしそうなケ—キ
尤きます。
おも 善也く
があると思ったら、お客さん用 意人2ん中うみん くじょう
(4)近隣住民から苦情のあった
だった。 な 号うおん招ょ
マンシaン内の騒音及ベ外
意い善人う元だ がっこう こ もんだい じか くみあいそ了加い
(5)最近上田さんが学校に来ない の問題が、次回の組合総会の
书も 己523比己 う 善だい
と思っていたら、交通事故で入 議題となった。
いん
しけん にってい书ょ てv
院しているらしい。 (5)試験の日程及びンポ—卜の提
だれ でん意
し冲つ善げん 书 け
(6)誰もいないのにうちに電気が 出期限については、追って揭
书も おとうと南号

ついている北思ったら、弟が遊 示しま寸。
壹 加って あ こ
びに来て勝手に上がり込んで 同じようなことがらを続けて取り上げる
いたの龙た。 のに用いる。[NとN」の意の書きことば
節に付いて、そのことがら、その原因, 的表現。
理由がわからなくて変だと感じる気持ち
を表す。後に、原因・理由・説明となる
【おり】
ことがらが続き、それがわかってやっと納
1お(に)
得できたという気持ちが表される。(1)
[Nのおり(に)]
は、「息子の姿が見えないので変だと思 [V-る/V-た お(に)]
甘ん加 しょる こん
ったが、押し入れの中で寝ているのを 加 苦
(1)前回の書類は今度の会議の
見つけて納得した、(2)は[寒いので 力た
おりにお渡しします。
変だと思ったが、窓が開いているのに気 なに あ
づいて納得したにいう意味。不可解な (2)また何かのおりにでもお会いし

62

74

じxし し3しLくV达5意上3
ましょう。 (3)もともと女子の就職状況は
こん た< だん し わる こ占し
(3)今度お宅におうかがいするお 男子より悪かったが、今年はお
も ふ言ょら じょせv
りには、おいしいワインをお持 りからの不況でますます女性
西2
ちします。 には不利になっている。
し上 っ深3 い 加いがいりょこう さか
(4)仕事で札幌に行ったおりに、 (4)海外旅行ブームがますます盛
高し お なる ょ
足をのばして小樽に寄ってみ んになっているところへ、おりか
加?3
た。 らの門高で、連休の海外旅行
こう子5C 招し 声 营也く んにん こ
(5)高校時代の恩師にお会いした 客は40万人を越えるそうだ。
せんせv か ほん
おり、先生のお書きになった本 「ちょうどそのようなときの~」という意味。

を見せていただいた。 「雨、風、嵐、寒さ」など悪天候に関わ
る名詞や「不況、不景気、鬥高」など
「とき」「機会」の意味。改まったていね
社会状況を意味する名詞が主として用
いな表現。
いられる。ある時から続いている状況が
2おりから
原因で、あることが起こったという場合に
a おりから
用いる。書きことば。
[A捌から]
[V-るおりから]
艺んしょ つ了 からだ
(1)残暑の続くおりから、お体には 【か】
う私
十分お気をつけください。 1.…か..か
言 [NかN(か)]
(2)冷え込みの厳しいおりから、お
加 め [Naか Naか]
風邪など召されませんように。 [AかAか]
「とき」「時節」の意味。おもに手紙文に [VかVか]
人儿 い
用いる。気候が穏やかでないことを述 (1)電車かバスで行くつもりだ。
すいよう善んよう ょる 225
べ、相手を気遣う言葉をその後に続け (2)水曜か金曜の夜なら都合がい
る。
いのですが。
bおりからのN
中宋あらし てん乙5 ちv (3)ネクタイはこれかそれかどっち
(1)山は嵐のような天候になり、小
中主亡 か世 がいいだろう。
さな山小屋は、おりからの風に しんがくしうしょ< なや
かんたん 玉 と (4)進学か就職かで悩んでい
あおられて簡单に吹き飛んで
しまった。 る。
天いが
きい言ん ひ上示 (5)その映画がおもしろいかおもし
(2)最近、ホームレスの人が增え み
かん、述 とう ろくないかは見てみなければ
ているが、おりからの寒波で凍
ひと わからない。
死した人もいるそうだ。

63

75

に Vか V ひと まいばんの や の

(6)二次会は、力ラ才ケに行くかもう (2)あの人は每晚飲み屋で飲ん
すこの 以
少し飲むか、どっちがいいでし でいるか力ラオケバーに行つ
でんわ
ょうか。 ているかで、電話してもほとん
なつ节す ほんこん たいわん
(7)夏休みは、香港か台湾かシン どつかまらない
い意ん 加<せ いそが
ガポールに行きたい。 (3)最近の学生はアルバ不卜で忙
からだけんこら 示けんこ5 かおいろ かつどら つか
(8)体が健康か不健康かは顔色 しいかクラブ活動で疲れてい
はんだん い元 心ん意点う
で判断できることもある。 るかで、あまり家で勉強して

XとYのうちのどちらかひとつであること いないよう尤。
ち人 す 323 人
を表す。形容詞や動詞の場合は(5)や (4)家黄が安い家は交通が不便
次の例のように否定の形とべアで使う乙 へ
か部屋がきたないかで、どこか
ともできる。 けってん 保高以 书书
欠点があるような場合が多
(例)行くか行かないか決めてください。
末た(7)のように 2 つ以上のものが列 い。
挙されることもある。 マイナスの意味を持つことを二つあげ、
2 Nが十疑問嗣土か そのどちらかの状態であることを表す。
後にはそれによって困ったりまずいこと
(1)プレゼントはコーヒー力ッ才か
なに が起こったりすることを述べる。次のよう
何かにしよう。
し北方龙 龙れ に「XかYかしていて」となることもある。
(2)その仕事は内田さんか誰かに (例)彼はパーティ一でもずっと飲むか
たの
頼むつもり尤。 食べるかしていて、全然他の人と
なつやす ほ〈书う すず
(3)夏休みは、北欧かどこか、凉し し也べろうとしない。
v. 4 ..かとうか
いところに行きたい。
らいし5 でん力 [N/Na/A/V かとうか]
(4)また来週かいつかお電話しま ひと
(1)あの人が来るかどうか知って
しょうか。
選択肢の中の主なものとして例をあげ
いますか。
ほんもの
(2)それが本物のパスポートかどう
るのに用いる。
3...か...かで かはあやしい。
元い加
[NかN(か)で] (3)その映画がおもしろいかどうか
为 力
[Na か Na かで] は見てみなければ分からな
[AかAかで]
[VかVかで] い。 て考世つ
Vh
ひと はなし (4)このようなアドバイスが適切か
(1)あの人の話は、たいてい自分 节<
まんなし しこと ち
の自慢話か仕事の愚痴かで、 どうかわかりませんが、お役に
た 各い力

立てれば幸いです。
聞いている北うんぎりする。

64

76

「.…するか...しないか」「..か...でない 同じ動詞の肯定形と否定形を続け「.
かの意味を表す。「はい」「いい」で する」か「...しない」のどちらであるか
答える選択疑問文を名詞の資格に変え よくわからないくらいの不明確で微妙な
て文の一部に埋め込むのに用いる。例 段階であることを表す。過去のことであ
えば(1)で「あの人は来ますか」という る場合は、(1)なら「入ったか入らない
文を「あなたはそれを知っていますか」 か」と言うこともできる。
の「それ」の部分に入れかえたもの。後 6疑問詞..か
加れ
空 し
に「知らない/分からない/あやしい/ (1)彼がいつ] くなったか知って
自信がない/決める」などの語が続<。
いますか。
5 ...か...ないか だれしょうたV
(2)パーテ—に誰を招待したか
a ..か...ないか わす
い い < 忘れてしまった。
(1)行くか行かないか決めて さ じんせ 冲うょう なに
(3)人生において重要なのは、何
い。
おもしろ 书もしろ 力 をやったかではなく、いかに生

(2)面白いか面白くないか分から
きたかということであろう。
ない。 じんるい しうら 方普中う加ん意上5
(4)人類の将来は、地球環境を
→【か】1 求も
b...か..ない(か) いかに守っていくかにかかって
v 加已人
[V-るかV-ない(か)] いると言っても過言ではない。
[V-たか V-ない()] 疑問詞を伴う疑問文を名詞の資格に変
きょねんかのじょ あ
(1)去年彼女に会ったのは、たし えて、他の文の一部に埋め込むのに用
はい
かゴールデンウィ—クに入るか いる。例えば(1)で、「彼はいっ亡くなり
はv 乙ろ 招も
ましたか」という文を「あなたはそれを知
入らないかの頃だったと思いま
っていますか」の「それ」の部分と入れ
す。 かえたもの。「か」の前は述語の普通体
な 书 书
(2)ベルが鳴り終わるか終わらな
せいとた方 そと と
を用いる。
いうちに、生徒達は外へ飛び 7疑問詞+か

出していった。 a疑問詞+か
老 き かれ なに か<

(3)聞こえるか聞こえないかぐらい (1)彼はどうも何かを隠しているら
てvE
の程度だが、このレコードには しい。
へん はV だれ みち き
変な)イズが入っている。 (2)誰かに道を聞乙う。
3 .加a びと あ
(4)この銃は引き金に指が触れる (3)あの人にはいつか会ったこと
高 龙未
か触れないかで弹が飛び出 がある。
しんちょう あつか ひつょう 乙うがい やす ひろ と
すので、慎重に扱う必要があ (4)郊外のどこかに安くて広い土

る。 地はないだろうか。

65

77

「なに・だれ・どこ・いつ」などの疑問 「Xからか、Y」などの形で、Yの理由
詞に付いて、具体的にはっきりとはわか をXだろうかと推量して述べるのに用い
らない、決まっていない、または言う必要 る。Yの方に重点がおかれている。「か」
のないものを表すのに用いられる。 の部分は「からか・せいか・ためか・の
b何+数量詞+か/いくつか か」などの理由を表す形になることが多
れいう己 なんはん
(1)ビールなら冷蔵庫に何本かあ い。例えば(1)では「今日は凉し<感じ
られる。おそらく風があるせいだろう」の
る。
はち う か 意味。
(2)鉱植えをいくつか買ってきてべ
书 9 ..二とか →【ことか】
ランダに置こう。 10 .と二ろか →【と二ろ】
龙ん し がく世 なんにん ょ
(3)男子学生を何人か呼んできて 11.…ばかりか →【ばかか】
て?龙
手伝ってもらえば、これくらいの 12 ..ものか →【ものか】
もつ はに
荷物はすぐ運べる。
空人ね人 其
(4)いつかアフリ力に何年か住ん 【が:】
でみたい。それが私の夢だ。
わたし 沙め 1 Nが
ひと 中まもと
(1)あの人が山本さんです。
「何本」「いくつ」などの不定の数量に となり ね乙
「か」が付いて、はっきりした数量は言元 (2)隣のうちには猫が 3匹いる。
さい示お
ないがあまり多くはないということを表 (3)あ、財布が落ちている。
ほ人 上う1
す。 (4)この本は表紙がきれいです
8 .…からか/...せいか/...のか
かのじょ じ ぶん り四うがくけいけん ね。
わたし
(1)彼女は自分も留学経験があ す
り中うがく世い な也 (5)私はジャズが好きです。
るからか、留学生の悩みの相 がいこうかん こがくりょく
だん (6)外交官になるには語学力が
談によくのってあげている。 ひつょう
善上う 加世 ひ 必要だ。
(2)今日は風があるせいか、日差 かれ こくこ
つょ 于 加ん (7)彼は10ク国語ができるらし
しが強いわりには凉しく感じら
い。
れる。
かれ し 名詞に付いて、(1)(2)(3)(4)のよ
(3)彼はそれを知っていたのか、 うにその名詞が述語の動作や状態の主
わたし はな儿 言 とく おどろ
私の話を聞いても特に驚いた 体であることを表したり、(5)(6)(7)
上3す
様子はなかった。 のように述語の状態の対象であることを
加れ 元 ん书
(4)彼は家が本屋だからか、いろ 表したりする。「負けるが勝ち」のように、
示ん や 保ん ょ ことわざや慣用句などでは、名詞以外の
んな分野の本をよ<読んでい
し5世?,杂 語に付〈場合もある。
るし、趣味で小説も書くらし 2 NがNだから
い。 书や 书也

(1)親が親だから、子供があんな
こ已も

66

78

な主V言 ばしょ 课し
ふうに生意気になるのだ。 のだが、場所が場所だけにそ
C加ん C加ん いま v 乙
(2)もう時間が時間だし、今から行 うしよっちゅうは来られないの
艺んねん
ってもあのレストランは閉まって が残念だ。
えい が せん じ方冲う に ほん<ん
るかもしれないよ。 (4)その映画は戦時中の日本軍
ある しくぁつ加 お书
(3)デパー卜をぶらぶら步いてい の侵略を扱ったもので、多くの
み V上36加 2 すぐ
て、かわいいネックレスを見つ 評論家が絶賛している優れ
v くひん ょう 3なょ3
けた。とても気に入ったのだ た作品だが、内容が内容だけ
ねだん 相龙ん 课んて意 乙らく天沙加<
が、なにしろ值段が值段だっ に、一般的な娱渠映画と比べ
加 こう8上3世世かく人る
たので買うのはあきらめた。 ると興行成績は格段に悪かっ
きいし中うしょ< 书も
(4)A:再就職しようと思ったけ た。
がくちょう しゅうわいよう送 たいほ
ど、なかなかむずかしい (5)学長が收賄容疑で逮捕され
いま ちv ふしょう0
わ。 た。今までも小さな不祥事はあ
とし し き力
B:そりゃ、年が年龙もの。37 ったが、マスコミには騒がれな
书んな い虫 ちゅうい
の女なんか どきどこも いよう注意してきた。しかし、
节と こん加v
雇ってくれないわよ。 今回はことがことだけに、マスコ
しゅ艺 の加
同じ名詞を繰り返し用いて、後には[だ ミの取材からは逃れられない
から」や「ので・し・だもの・もので だろう。
などの理由を表す言葉がくる。多<の場 同じ名詞を繰り返し用いて[それが持っ
合、名詞の表すものに対するマイナス評
ている性質から考えると当然」という意
価を意味し、そこから当然出てくる結果
味を表す。後ろにはそこから当然のことと
を述べるのに用いられる。(1)尤と[子
して導き出されることがらが述べられる。
供に甘すぎる親だ」、(2)は[食事に行
それがどういう性質を持つかということ
くには遅い時間龙」、(3)は[とても買え
は、後半部分の記述内容が明らかにな
ないような值段だ」(4)は「再就職す
らないと分からない。例えば(1)は「味
るには高すぎる年齢だ」の意味。
も格別だ」という記述から素材がよいも
3 NがNだけに
95う9 そ苦 そ苦い
のであることが分かる。しかし、「素材が
(1)ここの料理は、素材が素材だ 素材だけに、大した料理はできやしな
あじ 加< つ
けに味も格别だ。 い」となると、素材が悪いということにな
世あV た
(2)この店は味は大したことはない る。(2)は便利で人が集まりやすい場
试し上 迷し 所、(3)は反対に、不便で来にくい場所
が、場所が場所だけにたいて
まんいん という意味になる。(5)の「ことがことだ
いいつ6满員だ。
けに」は慣用的な表現。この例の場合は
み世 意 い
(3)この店はとても気に入っている 「重大なことがらなので」という意味を表

67

79
が2
お中 こお中 こ
す。 く、親が親なら子も子だ。
4 NがNなら...(力) (2)まったく、おじさんがおじさんな
じだ だ ほん う
(1)時代が時代なら、この本も壳
いま
ら、おばさんもおばさんだよ。お
がんこ
れたかもしれないが、今の時 じさんが頑固なのはわかって
ev んん 加た 上 うそ
代では人間の生き方を問うよ いるんだから、嘘でも「ごめん
ほん か と よ V けん加
うな本は若い人には読まれな なさい」って言えば喧嘩なんか
い。
よ ょ しっせ
すぐにおさまるのに。
(2)世が世ならあいつも出世でき 「NがNなら」の名詞と「NもNだ」の名
ただろうに。 詞は異なるが、関連性のあるもの。「どち
おれ だいがく だがく すこ
(3)俺も大学が大学ならもう少しま らのNも同じくらいよくない」というマイ才
し亡と
しな仕事にもつけたのだろう ス評価を表す。(1)は「親も子もどちら
だいが< も同じくらい問題だ」、(2)は「おじさん
が、この大学ではせいぜいこ
かいし もおばさんも意地を張ってばかりでよくな
の会社ぐらいがいいところだ。 い」の意味。両方を非難する場合に使
同じ名詞を繰り返し用いて、「もしもそれ う。
にふさわしい状況であったら」と仮定す 6 V-たがさい二→【がさい二】
る気持ちを表す。後ろには「...だろう 7 V-るがはやいか →【はやいか】
が/だろうに/かもしれないが」などの
表現が続き、そのあとに、実はそうでは
ない現実のありさまが述べられる。(1)
【が2】
[N/Na だが]
は「生き方を真剣に考える人が多くいる
[A/V が]
ような時代なら」、(2)は「あいつを正し 1が <逆接>
く評価してくれるような世なら」、(3)は かれ がくせv わたし しゃかいじん
(1)彼は学生だが、私は社会人
「もっといい大学なら」というような意味。
現実より都合のいい状態を仮定して「も だ。
のう 意上之
南?
しそうならこのような良い結果になるは (2)昨日は暑かったが、今日は急
すず 加世
ずだ」ということを述べる。現実にはあり に凉しくなって風邪をひきそう
えないことなので、願望がかなわない残
龙。
念な気持ちや悔しさ、あきらめなどの気 ょう しあ

持ちが含まれる。
(3)今日の試合は、がんばったが

5 NがNならNもNだ 負けてしまった。
たね め ひと で
せいと 意ょうし くち己た
(1)この生徒はいつも教師に口答 (4)種をまいたが、芽が一つも出
书书 が
えばかりして困る。親もすぐ学
こま
なかった。
こう
校にどなりこんでくるし、まった 対立的な二つのことがらを結びつけるの
に用いる。前半と後半の内容が対立し

68

80
かい

たり、前半のことから予想される結果と 【かい】
反対のことが後半に述べられたりする。 1かいが ある/ない
2が く前置き> [Nのかいが ある/ない]
书まだ もう ょうこ
(1)山田と申しますが、陽子さんい [V-たかいがある/ない]

らっしゃいますか。 (1)努力したかい(が)あって、無
じこうか<
意上うひる光 あ
(2)今日広田さんに会うんです 事合格することができた。
なに 九 ゅうしょう
が、何か伝えておくことはありま (2)コンクールで優勝できるなん
いちに方 也す れんしう
すか。 て、一日も休まず練習したか
せんじつ ねが 过人
(3)先日お願いいたしました件で いがあったね。
ひ う けいかん けんめい せっと<
すが、引き受けていただくこと (3)警官の懸命の説得のかいもな
だんせV けいか人 加お
はできませんでしょうか。 く、その男性は警官の顔をしば
せんげっ か み 南上 招<V5
(4)先月パソコンを買ったのです らくじっと見つめた後、屋上か
と お
?加 かた
が、使い方がよくわからないの ら飛び降りてしまったという。
書し
い去 书加 けん
で教えてほしいんですが。 (4)今になってまったく違う意見を
しゅちょ5
質問、依頼、命令など、相手に働きかけ 主張されたのでは、せっかくみ
よ V.以方3
あゅ
る行為をする前に、前置きとなることを述 んなが歩み寄って意見を調
せV
べるのに用いる。 整したかいがなくなるじゃない
3が く言いよとみ>
ひと か。
(1)<コ匕-している人に>あのう、
まい 動作を表す動詞や行為を表す名詞に
ちょっと1枚だけコピーしたい 付いて、「その行為から期待される効果
んですが。 がある、その行為が報われる」という意
老老
(2)すみませんが、ちょっとお先に 味を表す。否定形では「努力が報われ
し?nu ない/その効果がない」という意味にな
失礼させていただきたいんで
る。
すが。 2 R-がい
した加蕙 飞
こと もと
(3)あのう、実は明日の会議に出ら
(1)やりがいのある仕事を求めて
てんしょ<
れないんですが。 転職する。
じしょ か ま ちが
(4)この辞書に書いてること、間違 Lごと い み 龙
おも (2)仕事のほかに生きがいを見出
っている北思うんですが。 じんせ
せないような人生ではあまりに

言いにくいことや頼みにくいことなどを言 も寂しいではないか。
う場合、文末に付けて表現を和らげる。 はたら しょくば うつ
(3)もっと働きがいのある職場に移
书も 占意ょら
りたいと思うが、この不況では

69

81
かえって一かえる
てんしょ<
転職もなかなかむずかしそう B:いや、そんなことをしたら、
也 き か
だ。 かえって向こうが気を遣う
よろこ
(4)こんなに喜んでもらえるのだっ
0ょう的
よ。 あ龙 v
たら、料理のしがいがある。 (5)A:この間はひどいことを言っ
いち どうしな しんDん も上 もど 力る

(5)一度失われた森林を元に戾 てしまって、悪かつた。
たいへん よ
すのは大変なことではあるが、 B:いや、かえって良かった
ひと す 意み こ上试
そこに住却人たちの暮らし为か よ。あれから君の言葉を
<万方 おも 龙
かっているだけに、苦労のしが 思い出してばくもいろいろ
はんせV
いもあるというもの尤。 反省したんだ。
動詞の連用形に付いて、その動作に価 ある行為をすれば、当然ある結果が起
值がある、効果がある、報われることを こると予想される場合に、意図・予想と
表す。付く動詞は限られている。(4) は逆の結果が生じる場合に使う。(1)
(5)のように動作を達成することが护ず は、「相手を気遣って言ったことが、予想
かしかったり労力を必要としたりするよう とは逆に相手が怒るという結果になっ
な場合には、そういう苦労をする乙とに価 た」、(4)は、「お菜子を持っていけば喜
值・意味があるという意味になる。 ばれるという予想と逆に、相手が気を遣
う北いう乙とになる1、(5)は、「ひどいこと
を言ったので相手が傷ついたと思った
【かえって】
しんせっ い が、言われたことで逆に反省するいい機
(1)親切で言ったつもりなのだが、
おこ
会になったl。常識からみて、一般的に
かえって怒らせてしまったよう 予想されることと反対の結果になった場
だ。
ま あ おも
合に用いられる。その時限りの予想につ

(2)間に合うようにと思ってタクシ いては使にくい。
の う
—に乘ったのに、泼滞のせい (誤)今日は雨が降ると思っていたが
おそ かえっていい天気忆なった。
でかえって遅くなってしまった。
意のら加 す (正)今日は雨が降ると思っていたが
(3)昨日買ったカーテンは少し派 いい天気になった。
で 书书
手すぎたかなと思っていたが、
入也 あ加
かえって部屋が明るくなってよ
【か元る】
かった。 [R-か元る]
み主 音 つ善 示ん ひていん か
(4)A:お見舞いに来てくれたお (1)次の文を否定文に書きかえな
机 加 か
礼に、川井さんにはお葉 さい。
し も つ学 文意 意师う乙5 の
子でも持って行こうか。 (2)次の职で急行に乘りかえまし

70

82
がかり
は乙
ょう。 やっと運んだ。
でん走沙う あたら と か < あ きょだい
(3)電球を新しいのと取りかえた (2)3日がかりで作り上げた巨大
入中 み方加 あ加 冲き ょ<C2
ら、部屋が見違えるように明る な雪だるまは、翌日の术力ポ力
ょう意 と
くなった。 陽気ですぐに溶けてしまった。
はな加 v ちょう老 けっ加
(4)もらってきた花を花びんに生け (3)5年がかりの調查の結果、そ
左、 v 评んかん み求之み世な计
てあった花と入れかえて玄関 の湖の生態系は壊れかかって

に飾った。 いるということがわかった。
元 よ己于な加ら龙お书 ち加ら
(5)家を建てかえたので、ついで (4)さすが横網は体が大きくて力も
加《、世ん成加 つょ 乙好3世
に家具も全部買いかえた。 強いので、高校生力士が3人
な示龙 垫
(6)名札をジャケットからシャッに がかりで向かっていってもまる
つ 加 め
付けかえた。 で勝ち目はなかった。
かれ 意よう たっき中ら
(7)彼はとても器用で、卓球をや 「.…人/日/時間」などの語に付いて、
老四う 总
ているとき、ラケッ卜を左右に持 ある動作をするのにそれだけ多くの人
数や時間がかかるということを表す。困
ちかえながらプレイすることが
難で労力のいる動作を表す表現が続
できる。
く。
動詞の連用形に付いて、「変化する」 2 Nがかり
「交換する」などの意味を表す。(1) 加のじょv 书节
(1)彼女は30才にもなって、親が
(2)(5)は、Xを別なものYに変えると りゅうが<
かりで留学した。
いう意味。(3)(4)は、XとYを交換す 书とこきみ うっ<

る上い方意味。(6)(7)は、Xの位置を (2)男は「君はバラのように美しい
しはい
YからZに移すという意味。他に「移し ね」などと、芝居がかりのせり

か元る・置きかえる・掛けかえる・植元 系を吐いた。
かえる・張りかえる」などがある。
(1)のように、「親に寄りかかる・世話
になる」の意味で用いられる場合と、
【がかり】 (2)のように「芝居のような性質を持っ
助詞「かかる」から派生した語。「時間/ ている・芝居に似た」の意味で用いられ
お金がかかる」の「費やされる」の意味、 る場合がある。(1)のタイプは「親がか
「医者にかかる」の「頼る」の意味、「雨 の」しかなく、(2)は他に「神がかり」が
がかかる」の「影響ぎれる」の意味、「仕 あるが、きわめて限られた名詞にしか付
事にかかる」の「始める」の意味などが かない。(2)は[Nがかっている/Nが
ある。 かった」の形も用いられ、その場合は「青
1数量詞+がかり みがかった・左がかった」など他の語彙
にん
(1)グラン卜ピアノを5人がかりで 电ある。

71

83
がかる一かぎり

3 R-がかり られる名詞の数はごく限られている。
ひろば れんしゅう
(1)広場でトランペ外の練習をし (3)のように「Nがかっている」の形で
とお ひと なん
ていると、通りがかりの人が何 用いられることもある。
に人 あL
人も足を止めて聞いていった。
ほ加
(2)それは他の部署の企画だった
か<
【かぎり】
たんとうしゃ 1かぎり
が、担当者にいくらかアドバイ a かぎりが ある/ない
V じょう
1.げん 也だプか
スもしたので、行きがかり上し 加

わたし加か (1)資源には限りがある。無駄遣
かたなく私も関わることになっ いしてはいけない。
てしまった。 加苦 しげん
(2)限りある資源を大切にしよう。
方 女行

らち中う ひろ か苦
(1)は、「たまたま通った」の意。(2) (3)宇宙の広がりには限りがない
は「行きがかり上」で「これまでの経緯、 おも みりょ<
ように思える。それが魅力だ。
状況から」の意。慣用句的なもので、他 うち中う か善 みりょ<
(4)宇宙には限りない魅力があ
の動詞にはつかない。
る。 かずか苦 考し即
(5)ワープ口には数限りない機種
【がかる】 天5

[NがかったN] があるため、どれを選んだらい
かわ い 高お 心ら老き せんたく こま
(1)川井さんは青みがかった紫 いのか、選択に困る。
いろ
色のとてもきれいなワンピ—ス 時間・空間やものごとの程度・数量など
意 の限界や限度があるという意味を表す。
を着ていた。
え 计け あ加 (2)(4)は名詞を修飾するときの形
(2)その絵は背景が赤みがかった
そらいろ そ5 で、慣用句。「限りのある/ない北も言
空色で、まるで夕暮れの空の う。(5)「数限りない」も慣用句で名詞
ようだ。 を修飾し、数えられるものの場合に用い
中まもと かんが ひだり
(3)山本は考えることが左がかっ て、その数がとても多いことを表す。「数
さ ょくてき
ている(=左翼的だ)。 限りなく」の形でも用いられる。
こうど5 しば い bかぎりな<Nにちかい
(4)あいつの行動はどこか芝居が 意もの 力 し方 ち加
(1)その着物は限りなく白に近い
かっていて、こっけいだ。 电ら老意
ひ北 むら かみ 紫だった。
(5)その人は、村では神がかった しんじm 加学
そんい そんけ (2)その真珠のネックレスは限りな
存在として尊敬されおそれら ほんもの ちか にせもの み
く本物に近い偽物で、見ただ
れている。 にせもの
けでは偽物であることがわか
名詞に付いて、そのものがもつ性質をい
くらか持っているという意味を表す。用い
らない。

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84
かぎり
に ほ人二 は?おん か苦 乙ろ か苦 2
(3)キムさんの日本語の発音は限 にあった頃ぜいたくの限りを尽
にほんじん ち加 ちらV
りなく日本人に近いが、注意し くしていたそうだ。
書 かんこく ご え考ょう なんみん も か营 にもつ
て聞くとやはり韓国語の影響 (4)難民たちは持てる限りの荷物
の乙 も に
が残っている。 を持って逃げてきた。
か善 ど》:<
名詞が表すものとひじょうに近い、ほとん (5)できる限りの努力はした。あと
けっ加 ま
ど同じ、という意味を表す。 は結果を待つだけだ。
加 名くら は名
2...かぎり<限度> みわた
(6)そこは見渡す限り(の)樓の花
a Nかぎり
かのじょ こ としか善 ていねんたいしょく だった。
(1)彼女は今年限りで定年退職
「最高限度・極限まで」、「すべて」の意
することになっている
えん伊意こらえん こんし沙う加 味。名詞に付く(1)から(3)は「力の限
(2)その演劇の公演は、今週限り り」「命の限りJ「ぜいたくの限」で慣用

で打ち切られる。 句。(6)は「見渡す限り」 で「見渡せ
しょう かい 主
(3)勝負は1回限りだ。たとえ負け るすべての範囲」の意味の慣用句。動
もん< v 詞の場合は可能を表す[V-れる」に付
ても文句は言うな。
ひと ば加 书も くことが多い。
(4)あの人はその場限りの思いつ
けん V ひと 3かぎり <範囲>
きの意見しか言わない人だ。 a V-る/V-ている/V-た かきり
いま はなし 迷加艺 す
わたし し加 かれ せった
(5)今の話はこの場限りで忘れて (1)私の知る限り、彼は絶対そん
ひと
ください。 なことをするような人ではな
時間・回数・空間を表す名詞に付いて、
い。
わたし 豈
それが限度であることを表す。空間の場 加善 ぜん
(2)私が聞いている限りでは、全
合は「この場/その場/あの場」の表現 Wん Vかん とうち也<
員時間どおりに到着するとい
しか用いられない。(1)は「今年まで
で」、(4)は「その場だけの」の意味。 うことだが。
わたし 办 加
b...かぎり (3)私の見た限りで「樹神(こた
せ ん力53
[Nのかぎり] ま)」という姓の人は、電話帳
[V-るかぎり] けん ①
ちから か善たた加 主 に2軒しか載っていなかった。
(1)力の限り戦ったのだから負け しょく茶つ わたし い宋 しs
(4)この植物は、私が今まで調べ
ても悔いはない か善 に ほん はっ
せんしゅ ゅうしょう いのち た限りでは、まだ日本では発
(2)選手たちは優勝をかけて命の け人
か善たたか お 也茶 見されていないようだ。
限り戦ったが、惜し〈も敗れて
「見る・聞<・調べる」などの認識を表す
しまった。 動詞に付く。「自分の知識・経験の範囲
だい上之り上之 はんり上く世之方上之
(3)あの大統領は、榷力の絶頂
内で判断すれば」という意味。「かぎり

73

85
かぎりに一かぎる

で」、「かぎりでは」と言うこともある。 ない。
b V-る/V-ている かぎり 「そのことがらが起こらないあいだは」と
节来 加善 あん世ん
(1)この山小屋にいる限りは安全 いう意味で、条件の範囲を述べるのに
だろう。 用いる。後ろにはその条件で成り立つ状
加善 たいかい 態を述べる表現が続く。もしその条件が
(2)プ口である限り、その大会への
しゅつじょうしか< 変化したら、そこで成り立つ状態も変化
出場資格はない。
V V は 加善 する可能性があるということを含意する。
(3)あいつが意地を張っている限
世ったい あたま 名
りは、絶対にこっちも頭を下げ
【かぎりに】
ないつもりだ。 →【をかぎりに】
えいかいわ。 ほん
(4)A:英会話なんか、ちょっと本
気でやりさえすればすぐ
じょうたっ 【かぎる】
に上達するさ。 1 ...にかぎる

B:おまえ、そんなこと言って [Nにかぎる]
加苦 [Na なのにかぎる]
る限り、いつまでたっても
[Aのに力ぎる]
うまくならないぞ。 [V-る仁かぎる
力がし みせ
「その状態が続いているあいだは」とい (1)和葉子ならこの店にかぎる。
う意味で、条件の範囲を述べるのに用 つ加 と意 おんせん v
(2)疲れた時は温泉に行くにかぎ
いる。後ろにはその条件で成り立つ状態
を述べる表現が続く。もしその条件が変
るね。

(3)せっかくテレビを買いかえるの
化したら、そこで成り立つ状態も変化す
が めん
る可能性があるということを含意する。 なら、画面がきれいなのにかぎ
C V-ないかぎり る。
れんしう 加苦 じょらたつ 2 3 でんし也
(1)練習しない限り、上達もあり (4)ョ—口ッパを旅行するなら電車
中す かいて营
えない。 にかぎるよ。安くて快適だしね。
尚中ま 加善 か で< たの
(2)あいつが謝ってこない限り、こ (5)家族みんなで楽しみたかった

っちも折れるつもりはない。
v 加善
ら、ディ入ニーラドに行<に限
世った ん 的しん
(3)絶対にやめようと自分で決心
か苦
る。
しない限り、いつまでたっても 「...が一番だ」ということを主張するのに
意んえん
禁煙なんかできないだろう。 使う。[...なら/たら」を前に伴うことが多
话52?
(4)今の法律が変わらない限り、
加 加
い。
けっこん 山う品 V? 2 Nにかぎったことではない
結婚したら夫婦はどちらか一 ひと ちこ< 上5
深う 世 车の (1)あの人が遅刻するのは 今日に
方の姓を名乘らなければなら

74

86
かくして一かける

かぎったことではない。
わる
(2)レポ—トのできが悪いのはこの
がくせv
【かくて】
学生にかぎったことではない。 →【かLて】
に ほん ぶっか たか しょ<
(3)日本の物価の高さはなにも食
?うひん
料品にかぎったことではな 【かけ】
い。 こしょ5 お书
[R-かけ]
しと のこ
(4)エンジンの故障が多いのは乙 (1)やりかけの仕事が残っていた
しゃしゅ 加苦
かいしも上
ので、会社に戻った。
の車種に限ったことではないら 加のじ 也 あ
书な 评加 し为V
しく、同じメ—力—の他の車種 (2)彼女の部屋には編みかけの七

指な 书 —ターが置いてあった。
でも同じようなトラブルが起こ
ほ人 よ
っているということだ。 (3)その本はまだ読みかけだった
ともだち か
「それだけに関する問題ではない」とい が、友達がどうしても貸してほ
い 加
う意味。一般的にマイ才ス評価のことが しいと言うので貸したら、その
电上
らについて、それはこの場合だけではな まま戻ってこなかった。
く他にもよくあることだ、という意味を表 力たし とも龙方 こわ
(4)私は友達にもらった壊れかけ
す。 のテレビを、もう5年も使ってい
ねん つ加

3 ...とはかぎらない
→【とはか善らない】 る。
しょ<じ < おも れいぞ5
4 ...ともかぎらない (5)食事を作ろうと思ったら、冷藏
こ なか くさ 节名
→【ともか苦らない】 庫の中には腐りかけの野菜し
かなかった。
【かくして】 動詞の連用形に付いて、ある過程の途
しみん 加くめ 本
(1)かくして市民による革命が成 中であることを表す。(1)(2)(3)のよ

し遂げられたのであった。 うに、意志をともなう動作を始めてまだ途
なが
いっと之Eく意V 中であることを表す場合と、(4)(5)の
(2)かくして長かった一党独裁の
V ように、意志のないことがらが起こり始め
時代が終わりを告げたのであ てまだ途中であることを表す場合があ
る。 る。
ある程度の長さを持った文章の後で、そ
れまでの結論・結果を述べる文の初め
【かける】
にくる。「このようにして」「こうして」の意 1 R-かける <働きかけ>
味。「かくて」とも言う。歷史を説明する でんし节 众か は本
(1)電車の中で酔っばらいに話し
文章など、かたい書きことばに用いる。 わたし に ほん己
かけられるたびに、私は日本語

75

87
がさいご
ほし卷ら らっ< 儿主
がわからないふりをすることに いた星空の美しさを、この島は
发为
している。 思い出させてくれた。

(2)みんなに呼びかけて、いらな< 動詞の連用形に付いて、「途中まで..す
るい しっ善 も
なった衣類や食器などを持っ る」という意味を表す。(1)(2)のよう
に、意志を伴う動作を始めて末だ途中
てきてもらおう。
こ ひと め あ であることを表す場合と、(3)(4)のよ
(3)その子は、人と目が合うたびに
力ら
うに、意志を伴わないことがらが起こり始
やさしく笑いかけるような、そん めてまだ途中であることを表す場合が
ひと う办力
な、人を疑うということを知らな ある。
こ v
いような子だったと言う。
3んどう L西ん
(4)リサイクル運動の市民グル— 【がさい二】
< おも 主わ
プを作りたいと思って、周りの [V-たがさいこ]
上昌だ与 号うだ人 あ さい亡 あ中ま

友達に相談を持ちかけてみた (1)ここで会ったが最後、謝っても
いそ加 い .は本し に
が、みんな忙しいと言って話に らうまでは逃がしはしない。
の けいか< い已
乘ってこなかった。 (2)この計画を聞いたが最後、あ
く力

動詞の連用形に付いて、相手に向かつ なたもグループに加わってもら
て動作や作用を行って影響を及ほすこ おう。
加っこうな す
とを表す。(4)の[人に相談を持ちかけ (3)学校内でタバコを吸っている
る」は慣用句的。ほか忆「問いかける」 み い ていが
のを見つかったが最後、停学
「語りかける」「誘いかけるなどがある。 末的が
は免れないだろう。
2 R-かける <途中> ちわん 方どで と
とも龙方 そ人 下加 (4)その茶碗は、一度手に取った
(1)友達に大事な相談の手紙を さいこ か
か ん加 が最後、どうしても買わずには
書きかけたとき、玄関のベルが て营力 书も
な いられなくなるほど手触りや重
鳴った。 いろあ わたし この
v 冲力意 指 さ、色合いなどが私の好みに
(2) 「じゃあ」と言って受話器を置
おも 力れ 合ってい大。
きかけて、しまったと思った。彼
上与过ん 力す 「ある出来事が起こったら、必ずにいう
に用件を言い忘れていたこと
善 意味を表し、後ろには話し手の意志や
に気づいたのだ。 必然的に生じる状況を表す表現が続
ね乙 う L
(3)その猫は饥えでほとんど死に く。(1)は[せっかくここであなた江会っ
せ力
かけていたが、世話をしたら たのだから、今日こそはどうしても謝って
意世意て善の方ともと
奇跡的に命を取り戻した。 もらいたい」というおどしの働き、(2)は
い号加 ひ 本加力 「あなたはこの計画を聞いたのだから
(4)忙しい日夕の中で忘れかけて
グループに加わらなければならない」と

76

88
がたいーかたわら

いう命令の働きをもつ。(3)(4)のよう 【かたがた】
に、一般的なこととして述べるのに使わ [Nかたがた]
ともだち 加世
れる場合もある。 (1)友達が風邪をひいたというの
みま い元 たず
で、お見舞いかたがた家を訪
【がたい】 ねることにした。
[R-がたい] ん ほ 中 い
しん ほんとら (2)散歩かたがたパン屋さんに行
(1)信じがたいことだが本当なの
って乙よう。
龙。 てが办品ん いCx3 れい
V なん こん意ょ (3)<手紙文>以上お禮かたがた
(2)あいつの言うことは何の根拠も ねが
じ上う儿 お願いまで。
ないし常識はずれで、とうて
n加v 動作を表す名詞に付いて、その動作を
い理解しがたい。
かねて、そのあとに述べる動作を行うと
にほん 世ん Vちうしkこ<
(3)日本が戦時中にアジア諸国 いう意味を表す。「お見舞い」「散歩」な
な ひと 9中う
で名もない人たちを理由もなく ど限られた名詞にしか使えない。
ころ う乙 V
殺したことは、動かしがたい事
Vつ
実である。 【かたわら】
加れ 加 ょせ た 1..かたわら くそば>
(4)彼は部下の女性に対する七ク
こくはつ [Nのかたわら]
シャル・ハラスメントで告発さ
はん [V-るかたわら]
れたにもかかわらず、まるで反 はは 高 もの

计 万 函 (1)母が編み物をするかたわら
省の色が見えないばかりか、 书な书 が あそ
んな ②之 v で、女の子は折り紙をして遊
あの女は無能だなどと言い系
使る
んでいた。
らしており、まったく許しがた たの
(2)楽しそうにおしゃべりしている
い。 大安加

田中くんのかたわらで、田川さ
た が力

助詞の連用形に付いて、その行為を行
んはしょんぼりうつむいてい
う二とがむずかしい・不可能であるという
意味を表す。「想像しがたい・認めがた た。
い・(考えを)受け入れがたい・賛成しが 動作を表す名詞や動詞に付く。「.…のそ
たい」など、認識に関わる動詞が使われ ば」の意味で、情景描寫に用いることが
るほか、「言いがたい・表しがたい」な 多い。物語などに用いられる書きことば
上発言に関わる動詞も使われる。(3)の 的な表現。
「動かしがたい事実」は慣用句的な表 2...かたわら <副次的動作>
現で、「嘘だとすることのできない、まった [Nのかたわら]
くの事実」の意味。書きことば的。 [V-るかたわら]
意ようじ中 じ而ん せんもん け人
(1)その教授は、自分の専門の研

77

89
がち一かつ
老即与 す 之加
究をするかたわら、好きな作家 になりやすい、その性質がかなりある」
ほん中く しゅ孙
の翻認をすることを趣味として という意味を表す。その状態がふつうの
状態とは異なる場合、マイナス評価を受
いる。
加し ん号之加口兰? けるような場合に用い、語彙的には限ら
(2)その口ック歌手は、演奏活動の れている。(3)(4)は慣用句。
ち中うこ之世望 し甚?
かたわら、中高生向けの小説 2 R-がち
か 总也 意世? い元 なか
も書いているそうだ。 (1)寒い季節は家の中にこもりが
とし书 しょくにん ほんLょ< そと 加らだ
(3)その年老いた職人は、本職の ちだが、たまには外にでて体を
加ぐづ< ま己 ほら
家具作りのかたわら、孫のため 動かした方がいい。
かんたん っ< 加のょ 人
に簡单な木のおもちゃを作っ (2)彼女に電話すると、どうして6
たの 本加ば本し ちち
てやるのが楽しみだった。 長話になりがちで、いつも父
地 电人<、上
「主な活動・作業以外の空いた時間に、 親に文句を言われる。
あま た す
一方で」という意味。書きことば的な表
(3)苷いものはついつい食べ過ぎ
現。
てしまいがちなので、ダイエッ
方师う 意
ト中は気をつけましょう。
【がち】 禁世
(4)惰性で仕事を続けていると、こ
上站。?
1 Nがち し乙上 と こ 乙ろ
一か 53格人55盖 の仕事に飛び込んだ頃の
(1)その作家は、ここ数年病気が わか力か じょうね? わす
L己と 若々しい情熱をつい忘れが
ちでなかなかまとまった仕事が
ちになる。
できないと言っている。 囗<贫そ< 也< つ北

(5)『役不足」とは『その役を務
(2)このところ、はっきりしない曇り のうりょく 卤そ<
てん青 分 めるには能力が不足してい
がちの天気が続いているの み かいし也<
せんたく ほ こま
る」という意味だ」という解积
で、洗濯ものが干せな<て困 ま方が
は、ありがちな間違いだ。
る。 動詞に付いて、意図しなくてもついそう
(3)どうしてあんなことをしたんだ
と の 、为 してしまうという意味を表す。マイナス評
と問いつめると、彼女は伏し目 価されるような動作について言う。「どう
加ね
がちに、どうしてもお金がほし しても・つい・うっかり」などの語や「て
乙た
かったのだと答えた。 しまう」などとともに用いられることが多
くるま 书<
(4) 「よかったらうちまで車で送っ い。(5)の「ありがちな」は「よくある」
加の の意。
てもらえないでしょうか」と、彼
じょ 元人りょ
女は遠慮がちにたずねた。
名詞に付いて、「その名詞が表す状態 【かつ】

78

90
かって一がてら
考 深 书そ

[N(であ)かつN] どの規模のものになる恐れが
[Naかつ Na] ある。
[Rかっv] ひさ あ かれ すもうと
而くし加か人け人甚? 加人 (4)久しぶりに会った彼は、相撲取
(1)これで、福祉会館建設に関す 不と
等毒人、TVLD ひっょ5 りのように太っていて、かつて
る議案を提出するのに必要か せいかん 书もか伊
5A、上う人,上の の精悍なスポーッマンの面影
つ十分な条件が整った。
こんかい だいたん乙5双55、工《方 はどこにもなかった。
(2)今回の大胆かつ巧妙な手口 くにしゅし< こめ せい
体ん已之 体人化人之、力 想 工 (5)わが国が主食である米の生
の犯行は犯人像を割り出す手 きん がいこく たょ
おも 産を外国に頼るなどということ
がかりになるものと思われる。 いま
L 老 いちどうみな は、未だかつてなかった。
(3)その知らせを聞いて一同皆
比了 上 な加 な想、な加 「以前」、「昔」の意味。「かって」と言う
驚きかつ喜び、中には涙を流 ときもある。(3)(5)の「かつてない」
もの
す者さえいた。 のように否定表現になると、「今までに一
わ机われひ さいか 点う
(4)我々は久しぶりの再会に、陽 度もない」という意味。「かつてない」「未
言 わ 书お の V
気に騒ぎかつ大いに飲み、時 だかつて...ない」は慣用句。書きことば
かん
間のたつのも忘れた。
力す 的。
加れ初たし しAゅ3
(5)彼は私の親友であり、かつライ
バルでもある。 【がてら】
[Nがてら]
あることがらについて同時に二つの状態
[R-がてら]
が成り立つときに、それら二つを並べあ か もの へん
(1)買い物がてら、その辺をぶらぶ
げるのに用いる。「そして」の意味。書
きことば的。話しことばでは「必要で十 らしない?
さん深 か V
分」、「騒いで飲む」など「.…て」の形 (2)散歩がてら、パンを買いに行こ
になることが多い。 う。
ひ こ しmう加人
(3)引っ越してきてから2週間ほ
あいだ力たし 5んと 人C:
【かつて】 どの間、私は運動がてら近所
地うめい ま方 ある 宋わ
(1)このあたりは、かつては有名な の町を歩き回った。
乙动 老人点 加れ文がひょう了ん办 しこと
米の産地だった。 (4)彼は映画評論家なので、仕事
かのじょ しんぶんし也 と<は 之以龙 み
(2)彼女はかつて新聞社の特派 がてらよくアジアの映画を見る
ん にほん ない艺い
員として日本に滞在したこと ことがあるそうだ。
法 せつ あそ
があるそうだ。 (5)京都においでの節は、お遊び
こんど ちほ5 じしん 招 わたし
(3)今度この地方で地震が起こる がてらぜひ私どものところへも
た ょ
とすれば、それはかつてないほ お立ち寄りください。

79

91
かというと

動作を表す名詞や動詞の連用形に付 当然出てくるはずの結論Xを取り上げ
く。「XがてらY」の形で、「Xをかねて て、実はそうではないと否定するのに用
Yをする」という意味を表す。Yをする いる。たとえば(1)では、「彼女はその仕
ことで結果的にXもできることになるとい 事が気に入っている」から「自分の時間
う状況で用いられることが多い。「...をか を犠牲にしてでも打ち込む」ことが予想
ねて」「..かたがた」とも言う。 されるが、実際にはそうではないという
意味。「かといえば」も使う。
2疑問詞+かというと
【かというと】 わたし かれ
1 ...かとい北 (1)私は彼がきらいだ。どうしてか
ひ上 而ぐ方
[N/Na(なの)かというと] というと、いつも人の悪口ばか

[A/V(の)かとうと] り言っているからだ。
かの ょ しこと 制 v
(1)彼女はその仕事が気に入って わたし いちど 加いがい

加么
(2)私は一度も海外に行ったこと

いるそうだ。しかし自分の時間 がない。どうしてかというと、飛
善せ う こ
を犠牲にしてでも打ち込んで 泛素 の こ力

い 行機に乗るのが恐いからだ。
そ小 元 た
いるかというと、そこまでは行か
(3)祖父がいつごろこの家を建て
ないらしい。 たかというと、戦争が終わって
せんそう 书
わたし くに しつ国之
(2)私はこの国に失望させられた。 ころ た まんそく
みす すぐの頃、食べるものも满足に
しかし、まったく見捨ててしまっ て は < ろう V
手に入らないような苦劳の時
たのかというと、そうでもない。 龙

かのじょ < 心3 代だ。
(3)彼女はケーキ作りがとても上 加れ K中うし っ い方0う

ず あま す (4)彼は入社して3方月で一流
意道ょうたいしょ<
手なのだが、甘いものが好き 企業を退職してしまった。や
なのかといえば、そうでもない。 なに
めて何をするかというと、インド
かれ にゅうし节
(4)彼は入社して3グ月で会社を
げつ かいしゃ
v 的意占5 し冲善上う
书 し己と 吉即うりょう
ヘ行って仫教の修行をするら
辞めてしまった。仕事や給料
不求ん
しい。
意加 に加てbたし
が不満だったのかというとそう (5)機械の苦手な私がどうやって
龙v
いうわけではなくて、もともと大 な

がくいん v しゅら パソコンに慣れたかというと、


学院に行きたかったので就 ともだち
友達とパソコンでゲ—ムをして
しょ< 意 あ元
職する気はなかったのだという
こ力

遊んでいるうちに、だんだん恐
ことだった。 くなくなってきたのだ。
ひ. こ い束
「Xかというとそうではない」「Xかという (6)A:なんで引っ越すの。今の
とそうとは限らない」など、後ろにXを否 中ちん やす ひろ
アパ—ト、家赁も安いし広
定する表現を伴って、それ以前の文から
いのに。

80

92
かといえば一かな
招书
B:なんでかっていうとね、大 【かとおもうまもな《】
とも龙ち
家さんがうるさくて、友達 →【とおもう】8

もんく v
を呼ぶと文句を言われる
こわ
し、おまけに壊れたところ 【かとおも元ば】
な书
も直してくれないのよね。
[V-るかとおも元ば]
は 书 言
(1)葉がぜんぶ落ちた木があるか
疑問詞を含む疑問文を受けて疑問点 おも のこ
と思えば、まだたくさん残ってい
を示すのに用いる。後ろにはその答を述 善
心る表現が続く。(1)のように理由を述 る木もあった。
こうて
心る場合は、後に「からだ╱ためだ/の (2)校庭のあちらではけんかをし
こ ど6 おも
だ」がくることが多い。「どうしてかという
ている子供たちがいるかと思
と/なぜかというと」は慣用句。何かにつ いけ き加有
うと、こちらではじっと池の魚を
いて自問自答のような形で説明する場 加んき? こ
観察している子もいる。
合に用いる。「かといえば」も使う。
→【とおもう】2

【かとい元ば】
→【かとい化】 【かとおもったら】
か元 书も
(1)帰ってきたかと思ったら、また

【かとおもうと】 出かけていった。
なに おも
[V-たかとおもうと (2)何をやっているのかと思った
考迎う そら <ら おも ひるね
(1)急に空が暗くなったかと思う ら、昼寝をしていたのか。
あ动
と、はげしい雨がふってきた。 →【とおもう】4
か元 おも
(2)やっと帰ってきたかと思ったら、

また出かけるの?
【かな】
や主だ 言ょら<
→【とおもう】9 (1)山田さんは今日来るかな。
(2)これ、おいしいのかな。
か元
【かとおもうほと】 (3)これ、もらって帰ってもいいのか
ね おも
(1)いつ寝ているのかと思うほどい
な。 てっ龙
そがしそうだ。 (4)ちょっと手伝ってくれないかな。
し 书も くる
こんと kこ3 い
(2)死ぬんじゃないかと思うほど苦 (5)今度の旅行はどこへ行こうか
しかった。 な。
各い意ん つ加
→【ともう】1 (6)最近なんでこんなに疲れやす
いのかなあ。

81

93
がな一かならずしも....ない

疑問を表す「か」に「な」が付いたもの とや親しい相手に向けて用いる男ことば
で、文末に用い、自分自身に問いかけ で、話し乙とば。「・・・がなあ」とのばし
る気持ちを表す。ひとりごとで不思議に て発音することもある。「…けどな北同
思う気持ちや疑問の気持ちを表すが、 じで、女性はこの方を用いる。
聞き手に向けられたときは疑問の表明
で、そこから遠回しに許可を求めたり依
【かなにか】
頼したりする気持ちを表すこともある。丁
→【なにか】3
寧体にはつかない。くだけた話しことば。
「・…・かなあ」とのばして発音することも
ある。 【かならず】
中す れんらく
(1)休むときはかならず連絡してく

【がな】 ださい。
也事だ こ 书く
しゅくだい
(1)山田さんはまだ来ないの? 遅 (2)宿題はかならずしなければな

れずに来るように言っておいた らない。
あさ

んだがな。 (3)これからは、かならず朝ごはん
こんど しけん龙的 いっ た
を食べるようにしよう。
(2)今度の試験も駄目だった。一
しうた
しう付んめい心人意占方
生懸命勉強したつもりなん (4)ご招待ありがとうございます。

だがなあ。 かならずうかがいます。

らんどう加 あめ
(3)あした運動会だろう?雨が (5)そうですか。かならず来てくだ
占 ま
降らないといいがなあ。 さいよ。お待ちしていますから。
加れ すこ ほんき しこと
(4)彼らももう少し本気で仕事に かならずですよ。
と <
取り組んでくれるようになると 「例外なく」「ぜったいに]の意味。強い
意志((3)(4))・要望((1)(5))・義
いいんだがなあ。
たぐ方く人い患ひ去 て?だ 務((2))などを表すときに使う。(4)
(5)田口君、今、暇?ちょっと手伝
(5)のように「約束」のような機能をもつ
ってくれるとありがたいんだが 場合は「きっと」で言いかえることができ
な。 る。否定表現には使えない。
逆接を表す「が」に「な」が付いたもの (誤)かならず行きません。
で、文末に用い、自分のしたことと実際 (正)ぜったい行きません。
に起こったことが食違って不思議に思う
気持ちや、実際にはまだ起こっていない 【かならずしも...ない】
かね も
ことを実現させたいと願う気持ちを表
(1)金持ちがかならずしもしあわ
す。(5)のように依頼するのに用いるこ か善
せ龙とは限らない。
ともある。丁寧体にはつかない。ひとりご

82

94
かにみえる一かねる
亡がく と< V せい不 こん加。けって
(2)語学が得意だからといって、か (3)政府の今回の決定はいくつか
し中うしょ< ゅう) もんだいてん 老んりん
ならずしも就職に有利だとは の問题点をはらんでおり、近隣
加苦 しょこ< はA试
限らない。 諸国の反発をまねきかねない。
にほんじん れ慧ただ ひとびと こんかい どし<式 Vい加
(3)日本人は礼儀正しい人々だと (4)今回の土砂崩れは二次災害
ひと Cったv 书
言う人もいるようだが、実態は を引き起こしかねないもので
加なら たい名く いそ
必ずしもそうではないとわたし あり、対策を急がねばならな

い。
书も
は思っている。
せ じ 加 こくれん Cφ5ょ5
(4)政治家たちは国連は重要だと その可能性・危険性がある、という意味。
い つ根
「かもしれない」「ないとは言えない」な
办次方

言う。しかし、必ずしも、常に
そんちょう どと近いが、この「かねない」は、話し
尊重しなければならぬものだ
おも 手がマイナスの評価をあたえるものにし
と思っているわけではない。
か使えない。
「Xなら、かならずYだ」という論理がい (誤)私のこどものこの病気はなおりか
つもあてはまるわけではなく、そうではな ねない。
い場合もある、という意味。たとえば(2) (正)私のこどものこの病気はなおるか
は「語学が得意なら就職に有利だ」とい もしれない。
うことがつねにあてはまるわけではない 書き乙とば的。
といっている。「わけではない」「とはかぎ
らない」などとともに使うことが多い。書き
乙とば的。
【かねる】
[R-かねる]
v けん きんせV
(1)そのご意見には賛成しかねま
【かにみ元る】 す。
→【みえる】2f 首んねん ていあん
(2)残念ながら、そのご提案はお

受けいたしかねま寸。
【かねない】 ち中う加くせ
(3)その中学生の死は、同級生
L どう送沙うせV

[R-かねない] っ
加 せ
(1)風邪だからといってほうってお のいじめにたえかねての自殺

书书 意 と見られている。
くと、大きい病気になりかねな ひと し
い。
老み かれ
(4)その人が、あまりにもこどもの心

理を理解していないようなし
(2)君は、彼がそんなことをするは かた み

ずがないと言っているそうだ かり方をするものだから、見か
くち 龙
が、ぼくはあいつならやりかね ねて、つい口を出してしまった

ないと思うけどね。
おも
んだ。

83

95
かのごとき一かもしれない

動詞の連用形に付いて、そうすることが で使われることもある。また、くだけた会
困難・不可能だ、という意味を表す。「や 話では「かもね」「かもよ」などの形でも
ろうとしても/努力しても、不可能だ」と 使われる。「かもしれぬ」「かもしれず」
いう意味あいがある。「決めるに決めか は書きことばとして使われるかたい表
ねる」「見るに見かねて」などは慣用的。 現。
あらたまった書きことば的表現。 1...かもしれない
文方
ひと
(1)A:あの偉そうにしている人、
し方上5
【かの二とき】 ひょっとしてここの社長か
→【二とし】 もしれないね。
B;子う力为ね。
ほ5 しず
【かのよう】 (2)ここよりもあっちの方が静かか
→【ょ述1】1b い
もしれない。行ってみようか。
高动
(3)雨が降るかもしれないから、か
【がはやいか】 色
さを持っていったほうがいい
[V-るがはゃいか]
(1)そのことばを聞くがはやいか
よ。 らいLう V
かれ おとこ (4)A:来週のパーティ一、行く
彼はその男になぐりかかった。
书とこ
(2)その男はジaッキをつかむがは
の? 老 い
意 B:まだ決めてないんだ。行く
やいか一気に飲みほした。
がっこう 加え < かもしれないし、行かな
(3)こどもは、学校から帰って来る
げんかん は书 いか为しれない。
と、玄関に力バンをおくが早い ~ん じ かれ
と 龙 (5)ノッ少をしても返事がない。彼
か、また飛び出していった。 ね
とり はもう寝てしまったのかもしれ
(4)その鳥は、ウサギをするどいッ
は也 ない。
メでとらえるが早いか、あっと こうし上うあい て い ぜん つよ 音

上、生そ5 あ (6)交涉相手が依然として强気
言う間に空にまい上がった。 し世
の姿勢をくずさないということ
「XがはやいかY」の形で、Xが起乙る 空に意上50ょ<
は、もしかすると何か強力な
のとほとんど同時にYが起こる、という意 さい)ょ3
味。「..やいなや」「.とたんに」書きこ 材料をもっているのかもしれ
とば。 ない。
为あ ばなし こ力
(7)見合い話が壊れて、さぞがっ
しんばい
【かもしれない】 かりしているだろうと心配して
[N/Na/A/V かもしれない] いたが、それほど気にしている
話しことばでは、「かもわからない」の形

84

96
かもしれない
ようす とう ほ人にん あんがい だいが< は
様子もない。当の本人は案外 ば、いい大学には入れな
へい
平気なのかもしれない。 いんですよ。
ま いまやまだ<ん v 老み
(8)ちょっと待って。今山田君が言 B:なるほど君の言うとおりか
だv
ったそのアイデア、ちょっとおも もしれない。でも、いい大
が< はい
しろいかもしれないよ。 学に入れなくったって、い
話し手の発話時における推量を表す。 いじゃないか。
じょせV つょ
「その可能性がある」という意味。「にち (3)女性は強くなったといわれてい
たし も加し <5 じょせ
がいない」や「だろう」に比べて、「か る。確かに、昔に比べれば女性
もしれない」の表す可能性の度合いは じ四3
も自由になったかもしれない。
低く、そうではない可能性もあるという気 しゅうしょ< れV
しかし、就職ひとつを例にとっ
持ちを表す。「のかもしれない」は、「の
しん だんじょょうE3 い
だ」に「かもしれない」が付いたもの。 ても、真の男女平等と言うに
とお に ほん げんじょう
(8)のように、話し手が断定を避け はほど遠いのが日本の現状
て、表現をやわらげるために使われた
だ。
り、「御存知かもしれませんが」「私が間
相手の言った内容や一般的な見解を、
違っているかもしれませんが」などのよう
正しい可能性があると一応は認めた上
に、話し手の主張を述べる前に前置きと
で、それとは異なる意見を述べる場合に
して使われることもある。
使う。
話しことばでは、「かもしれない]の形
3...ば/..たら .…かもしれない
で使われるが、視点を自由に移動でき
a ..ば/.…たら V-るかもしれない
る小説の地の文などでは、次のように だい だ
「かもしれなかった」の形が使われる乙と (1)ここで代打がホームランでも
う 计せ 的くて人
がある。 打てば、形勢は逆転するかも
(例)このままでは、達彦自身の会社も しれない。
す乙 しばらこら
危なくなるかもしれなかった。 (2)もう少しがんばれば、志望校に
2たしかに...かもしれない うかく
合格できるかもしれない。
なるほと..かもしれない
けいか< 考けん
ある条件が成立することを想定して、そ
(1)A:この計画は危険すぎます
のときに起こる可能性についての話し手


よ。
たし 老けん
の推量を表す。
B:確かに、危険かもしれな b ...ば/..たら V-たかもしれない
とき加のじょ と
い。しかし、やってみるだ (1)あの時彼女を引き留めていた
か方 书も 话く 力か す
けの価值はあると思う。 ら、僕たちは别れずに济んだ
いま じだ ちい
(2)A:今の時代、小さいころから かもしれない。
地过人心 意点3、 す己 は中、し ?
受験勉強を始めなけれ (2)もう少し早く手術をしていれ

85

97
かもわからない一から1
たす けいかく
ば、あるいは助かったかもしれ (3)はたしてその計画をスタートさ

ない。 せることができるかどうかも分
と意 意地ら意中うし也 と之 せいこう 高上
(3)もし、あの時、救急車の到 からないのに、成功した後のこ
ち 〈 示ん拾そ わたし V 体中
着があと5分遅かったら、私は とをあれこれ言うのは早すぎ
いま v
今こうして生きていなかったか る。
もしれない。 疑問表現を受け、他のことだけでなく
すでに起きてしまったことがらについて、 「..か」ということも分からないという意味
「条件が違えば、違う結果になった可能 を表す。多くは普通なら当然分かってい

性がある」という意味を表す。話し手の るはずのことさえ分からないという状況

後悔や、悪い結果をまぬがれたことに安 で用いられる。
堵する気持ちを表すような場合に使わ →【かしれない】
れる。
【が中元】
【かもわからない】 →【ゆ元】3
1 ...かもわからない
[N/Na/A/V かもわからない] 【がよかろう】
わたし あ す こ
(1)私は明日来られないかもわか →【よかろう】
らない。
中主龙
(2)きょうは山田さんも来るかもわ
にほんし中。ようV
【から】
からないから、日本酒も用意し 1Nから
てお乙う。 a Nから
史ち く记

(1)この町には、国じゅうからたくさ
「かもしれない」とおなじ意味尤が、それ ひと
ほど使われない。 んの人があつまってくる。
しはん 世い世意
2 ...か(も)わからない (2)あのクラスでは、試験の成績と
しゅっせき0? せいせ苦 意
[N/Naか(も)わからない] 出席率から成績が決められ
[A/V か(も)わからない]
せんせい v るそうだよ。
(1)先生の言っていることがわかり 末上

なに は空 (3)窓からひぎしがさしこんでい
ません。何について話 している へ 节
て、その部屋はとてもあたたか
かもわかりません。
し中方上ろ い主 かった。
(2)社長が今どこにいるのかもわ ちち

からなくて、秘書がつとまると思
おも (4)交からはこっびどくしかられる
はは V
し、母からはいやみを言われる
っているのか。 しっ试い

し、さんぎんな失敗だった。

86

98
から
せい世言ふ Lん かいこ
(5)成績不振から解雇されたその 様子を表す。書きことば的。
加んとく 2 Nからいうと →【からいう】
チームの監督はいまテレビの
かいせつし节 3 Nからが→【にしてからが】
解説者をしている。
に ほん しpう差いん さん善いん 4 Nからして →【から孔て】
(6)日本は衆議院・参議院からな 5 Nからすると →【からす】
に以 、
る二院制を取っている。 6 Nからみると →【から承る】
さまぎまな動作・現象の起点・始まり・由 7.…二と/…と二万から
来などを表す。 [N である こと/ところ から]
b NからNまで [Na である こと/ところ から]
もくて意ち
(1)ここから目的地までは10キ口 [Naな こと/ところ から]
[A/Vこと/ところ から]
活どあります。 かな

加 にち やす (1)この魚は、ヘビそっくりなところ
(2)10日から15日まで休みます。 な去元
こ おと な たの から、ウミヘビという名前をも
(3)子どもから大人まで楽しめる
ばんぐみ
番組です。
つ。
(2)力ポチャは、力ンポジアからっ
起点と終点を明示して、距離や時間な V
てきたと言われているところか
どの範囲を表す。 な
C NからNにいたるまで らその名がついたそうだ。
かいし中 Lpwh 1.为方と弓 くる吏 V加以
(1)あの会社は匕ラ社員から社長 (3)車のバンパーから被害者の衣
世 、意 《點心 けんし中つ
にいたるまで全員が制服を着 服の繊維が検出されたことか
くる宋し上师うし に
ている。 ら、その車の所有者にひき逃げ
よう
はん办 ほっかい已 う
(2)この番組は、北海道から九 の容疑がかかっている。
じんつ つが
しゅうお意なわ いた ぜんこ<
州、冲繩に至るまで、全国ネ必 (4)その人物が殺害されたことを
意ろく んし上ま?た、そん艺
おく 記録した文書が全く存在しな
トでお送りしています。 じっ じん
とうし也 世2付 甚こう
(3)当社は、設計・施工からアフ夕 いところから、実はその人物は
いた
の たいり< わた
生き延びて大陸に渡ったのだ
ーサービスに至るまで、みなさ でん世2 5
たいせつ じ沙うたく せ力
まの大切な住宅をお世話させ という伝説が生まれたらしい。
加のじ上 方方おゃ ちうこくじん
ていただきます。 (5)彼女は父親が中国人である
いちに方 才 かた せv C Lそら 弓中うこ<以し、高
(4)一日の過ごし方から政治思想 ところから、中国人の知り合い
わたし しそらか お书
に至るまで、私があの思想家 も多い。
えい意上う、う 根拠や由来を表す。(1)(2)のように
の影響を受けなかったものは
名前の由来を述べるときは「ところ」のほ
ない。 うが比較的よく使われる。かたい、書きこ
起点と終点を示し、その範囲が大きい
とば的表現。

87

99
から2

8 Nにしてからが→【にしてからが】 か。
ほし
9数量詞+から (3)星が出ているから、あしたもき
a数量詞+から①N てん意
せつ动い加 にん っといい天気だろう。
(1)その説明会には1000人から しk
ひとびと (4)この辞書じゃよくわからないか
の人々がつめかけたと言う。 せ人せ 善

まん しゃつ善ん ら先生に聞こう。
(2)あの人は3000万からの借金
普通体にも丁寧体にも付く。話し手が主
をかかえているそうだ。 体的な立場でお乙なう依頼・命合・推
「ある数量より以上にいう意味で、数量 量・意志・主張などの理由を述べる時に
が多いという含みがある。ややかたい表 使う。そのため「ので」と比べて主観性
現。 が強い。
b数量詞十 からある/からする 2.から<文末用法>
い世老
(1)その遺跡からは、20 キ口からあ (1)いつか、しかえししてやるから
意ん加い し中つ上
る金塊が出土した。
じど3儿 人善:525555 まん
な。 ま
(2)自動車産業は好調で 300万 (2)おとなし<待ってろよ。おみやげ
くる主 少 う か
からする更が飛ぶように壳れ 買ってきて也るからな。
か 初す
ている。 (3)A:たまご、買って来るの忘れ
しゅ と5意 い害 善ちょう
(3)その種の陶器は今では貴重 ちゃつ大。
こ落ら 法 まん
で、小皿1枚が10万からして B:いいから、いいから。それ

いる。 より、はやく手をあらいなさ
「だいたいそれくらいか、それ以上にい い。
う意味を表す。重さ、長さ、大きさには[か 文末に用いて、警告や慰めなどの気持
らある」、值段には「からする」が用いら ちを表す。相手に対する様久な働きかけ
れるのが普通。 を、言葉で表さないで含みとして表す用
10 V-てから →【てから】 法。「いつかしかえししてやるから、党え
てろ」「いいから、早く手を洗いなさ
【から,】 などの下線部が省略されたり倒置含れ

[N/Na だから] たりしたもの。話しことばで用いられる。


[A/V から] 3 ...からいい →【からい】
1..から 4 … ら二そ →【から二そ】
上3 どょう飞
(1)今日は土曜白だから、銀行は
善んこら
5 ...からだ
やす a ...のは.からだ
休みですよ。 しけん 书 心ん意3
初たし も (1)試験に落ちたのは勉强しなか
(2)それは私が持ちますから、あれ
も い らたからだ。
を持って行っていただけ末す

88

100
からある一からいい
吉ょ 5 なみ たか たV と はや <
(2)今日こんなに波が高いのは台 度からはもうちょっと早く来るよ
示与 方加
風が近づいているからだ。 うにしなさい。
考み 善 か 力寸
(3)君はまだ気がついていないの (2)ネギ、買ってくるの忘れたの?
かのじょ き すこ のこ
か。彼女が君につめたいのは、 まあ、少し残っているからいい
きみ
君がいつもからかうようなこと けど。
V 营ょ う 中す

を言うからだよ。 (3)え?今日も休むの? まあ、あ


いそが V
理由を表す「XからY」を転倒させて まり忙しくない時期だからいい
「YのはXからだ」の形になったもの。こ けど。
の文型の「から」は「ので」に言いかえ
「...からいいが」「...からいいけど」など
られない。 の形で、「...からそれほど問题にはなら
(誤)試験に落ちたのは勉強しなかっ
ないが」という意味を表す。話しことば
たのでだ。
的。
b ...からだ
L.けん 心ん

2 ...からいいようなものの
(1)試験に落ちたんだってね。勉 书书 じこ
ょう (1)大きな事故にならなかったから
強しなかったからだよ。 いいようなものの、これからはも
上う 小つか ょ
1九方上う うんてん
(2)A:今日は二日酔いだ。
の っと慎重に運転しなさい。
B:きのうあんなに飲んだか もん< V
(2)だれも文句を言ってこないから
ひと
ら尤よ。
いいようなものの、一つ間違元
「YのはXからだ」の「Yのは」の部分 だい じ こ
ば大事故になっていたところ
が文脈であきらかなため省略された場
合の言い方。 尤。
连过

6 ..からって →【からって】 (3)保険をかけてあるからいいよう


たいへん
7 .からといって→【からといって】 なものの、そうでなければ大変
8 .…からには →【から(に)は】 なことになっていたよ。
と招

(4)ちょうどタクシーが通りかかっ
【からある】 たからいいようなものの、あやう
ちこく
→【から1】9b く遅刻するところだった。

(5)大事に至らなかったからいいよ
【からいい】 うなものの、今回の事故によっ
こん加

[N/Na だからいい] 世 げんしり上くせ 〈五指


て、政府の原子力政策は見直
[A/V からいい]
1 ...からいいが しをせまられそうだ。
V かん こん 「...からそれほど大きな問題にならなく
(1)まだ時間はあるからいいが、今

89

101
からいう一からこそ

てすんだが」という意味を表す。結果と るそう尤。
して最悪の事態は避けられたがいずれ 2 Nからいって
にせよあまり好ましいことではないという
へん じ v
(1)さっきの返事のしかたから言っ
気持ちが含まれる。「からいいが/けど」 わたし ひと
て、私はあの人にきらわれてい
と似た意味を表すが、それより6非難や
しっ責の気持ちが強い。 るようだ。
大い v 加のCょ
(2)あの態度から言って、彼女は
ひ 言
引き下がる気はまったくないよ
【からいう】
1 Nからいう让 う尤。

わたし たちば <ち v かれ
(1)私の立場から言うと、それはこ (3)あの口ぶりから言って、彼はも
はなし L
まり末す。 うその話を知っているようだ
せ人世V 加た い わたし
(2)先生の見方から言うと、私のや な。
ひと せいか< v
りかたはまちがっているのかも (4)あの人の性格から言って、そん
力 なっと<
しれませんが、私はこれがいい なことで納得するはずがない

んです。 よ。
加んが v わたし
判断の手がかりを表す。「からして」[か
(3)あなたの考え方から言うと、私
しゅ方ょう らみて」などとも言う。
の主張していることなんかは
意师うしんて意
急進的すぎるということになる

んでし上う构。 【からいったら】
改んしし中善 げ人 →【からいう】1
(4)民主主義の原則から言えば、
加た て?了 てん もん
あのやり方は手続きの点で問
龙v
題がある。
【から二そ】
[N/Na だからこそ]
[Nからいうと/からいえば/からいった [A/V から二]
ら」 の形で、「ある立場に立って判断す 上<
(1)これは運じゃない。努力したか
ると」という意味を表す。「からみると]と せい乙う
らこそ成功したんだ。
同様の意味を表すが、「からみるとには み せいと3 ひ上う加
(2)A:君はほくを正当に評価し
違って、人を表す名詞に直接付くことは
できない。 ていない。
ょう加
(誤)彼から言うと、それはまちがってい B:評価しているからこそ、も
るそうだ。 っとまじめにやれと言って
(正)彼の考え方から言うと、それは末ち
いるんだ。
がっているそうだ。 あv 书 力か

(正)彼から見ると、それはまちがってい (3)愛が終わったから别れるので

90

102
からしたら一からする
あい 力か

はなく、愛するからこそ别れると びられるよ。
谋あい 意み v
いう場合もあるのだ。 (4)君はいろいろ言うが、まずこの
いそがじ茶ん かん もんだい V人 甘考に人
(4)忙し<て自分の時間がないと 問題には自分はまったく責任
ひと 力たし いそ加 しん こ
いう人がいるが、私は忙しいか がないと信じ込んでいることか
加人、うこ? ?か わたし D加V
らこそ時間を有効に使って自 らして私には理解しかねる。
茶ん じかん つ<
分のための時間を作っている 極端な例や典型的な例を示して、「それ

のだ。 でさえそうなのだから、ましてほかのもの
は言うまでもない」という気持ちを表すの
理由や原因を取り立てて特に強調する
言い方。「のだ」と共に使うことが多い。 に用いる。マイナス評価が多い。「にし
てからが」とも言う。
理由に「こそ」が付くのは「ほかでもない
そのことが」という特に強い気持ちがあ
2 Nからして <根拠>
い 加た わたし
るときで、因果関係を客観的に示す場 (1)あの言い方からして、私はあ
ひと
合などには使えない。文末が「...のだ」 の人にきらわれているようだ。
たいど 加②Cょ .
で結ばれることが多い。 (2)あの態度からして、彼女は引き
(誤)今、東京は朝の9時だからこそ、 き
下がる気はまったくないようだ。
ロンドンは夜中の 12時尤。 <ち かれ

(正)今、東京は朝の9時だから、口ン (3)あの口ぶりからして、彼はもう
はなし し
ドンは夜中の12時だ。 その話を知っているようだな。
ひと せいか<
(4)あの人の性格からして、そん
なっとく
【からしたら】 なことで納得するはずがない
→【からする】1 よ。
判断の手がかりを表す。「からすると」

【からして】 「からみて」「からいって」などとも言う。
1 Nからして<例示>
(1)リーダーからしてやる気がな 【からする】
ひと
いのだから、ほかの人たちがや 1 Nからすると
い かた わたし
るはずがない。 (1)あの言い方からすると、私はあ
加ちょら Vたv は高<
ひと
(2)課長からして事態を把握して の人にきらわれているようだ。
しゃいん たいど かのじょ
(2)あの態度からすると、彼女は引
いないのだからヒラの社員によ
起9
くわからないのも無理はない。 き下がる気はまったくないよう
かた
善み v
(3)ほら、その君の言い方からし 龙。
くち かれ
がいこくじん たい へんけん かん
て、外国人に対する偏見が感 (3)あの口ぶりからすると、彼はもう
はなし し
その話を知っているようだな。

91

103
からって一からには
ひと せいか< 意 は床 はいてん か
(4)あの人の性格からすると、そん 来た母は壳店であれこれ買っ
な口と
なことで納得するはずがない ている。
よ。 他の人が述べた理由を引用するの亿用
[Nからすると/すれば/したら」の形 いる。
で、判断の手がかりを表す。「からして」 2...からといって+否定的表現
て加み
「からみて」「からいって」などと6言う。 (1)手紙がしばらく来ないからとい
ょう言
2数量詞+からする って、病気だとはかぎらないよ。
→【から1】9b
(2)い<らお子くろだからといって、
にっ意 ょ
ぼくの日記を読护なんてゆる
【からって せない。
[N/Na だからって]
「ただそれだけの理由で」という意味を
[A/V からって]
あ大ま い九 当意 加え 表す。後ろには否定的表現をともなって
(1)頭が痛いからって先に帰っち
「XだからY」ということは必ずし为成立
也つた。 しない、という意味となる。
加ねも なん C う
(2)金持ちだからって何でも自由
にできるというわけではなV。
【からには】
「からといって」のくだけた言い方。 [Vから(に)は]
→【からといって】 书<老<
(1)約束したからには末もるべき

だ。
【からでないと】 たた加
(2)戦うからには、ぜったい勝つ

→【てから】2
ぞ。 7 L い方上 意
(3)この人を信じようと一度決めた
【からでなければ】 ょ 含已
からには、もう迷わないで最後
→【てから】2 み加た
末で味方にな万う。
办く已
(4)こうなったからは、覚悟を決め
【からといって】 71 と <

[N/Naだからといって] て腰をすえて取り組护しかな
[A/Vからといって] いだろう。
1..からといって [ある状況になった以上はにいう意味を
ょうじ い 加の心
(1)用事があるからと言って、彼女 表す。うしろには「最後までつらぬく」と
方中方 加元
は途中で帰った。 いう意味の表現が続く。依頼・命合・意
でんし か 志・当為などを表す文に用いられる。
(2)電車の中でおなかがすくと
v み书<
けないからと言って、見送りに

92

104
からみたら一かりに
<ち み かれ
【からみたら】 (3)あの口ぶりから見て、彼はもう
はなし L
→【から承る】1 その話を知っているようだな。
ひと 芒加く 西
(4)あの人の性格から見て、そん
な一
【からみる】 なことで納得するはずがない。
1 Nからみると
善上う み 判断の手がかりを表す。
(1)イスラム教から見ると、それは
加んが かた
おかしな考え方だ。
せんせ み わたし 【がり】
(2)先生から見ると、私のやりかた →【がる】
はまちがっているのかもしれま
力たし
せんが、私はこれがいいんで
【かりそめにも】
おそ
す。 (1)かりそめにもそのような恐ろし
わたし た方は み み <ち
(3)私の立場から見ると、その見と いことを口にしてはならない。
らっかんて意 v い方心上5 ある心 加大
おしは楽観的すぎると言わざ (2)かりそめにも一城の主たる方

るをえません。 が、こんなところにお泊まりにな
ひと み
(4)あなたのような人から見ると、 るはずがない。
加本し 专上3
私の主張していることなんか 「かりにも」の古めかしい言い方。
中うし人て意
は急進的すぎるということにな →【か外も】
るんでしょうね。
こ ども み
(5)子供たちから見ると、おとなは 【かりに】
本に
いったい何をやっているんだ、 1かに.…たら/.…ば
书くえん た加5 南
ということになるんだろうね。 (1)かりに3億鬥の宝くじに当たっ
なに
「Nからみると/みればノみたら」の形 たら、何をしますか。
加2か人とうだいしんい。3V
で、「ある立場に立って判断すると」とv (2)仮に関東大震災と同程度の地
しh い来 上方普う 书
う意味を表す。「からいうと」と同様の意 震が今の東京に起こったら
とう苦ょ弓
味を表すが、「からいうと」とは違って、 東京はどうなってしまうだろう
人を表す名詞に直接付くことができる。
2 Nからみて か。 わたし
かり ょてい C かん
v かた わたし (3)仮に予定の時間までに私がも
(1)あの言い方からみて、私はあ 迁あ以名意 し中
ひと どってこない場合は、先に出
の人にきらわれているようだ。
たみ 加のCょ ひ
ど 発してください。
(2)あの態度から見て、彼女は引
老 「たら」「ば」や「場合は」のような、条
き下がる気はまったくないよう
件や状況を表す節を伴い、「そのような
尤。

93

105
かりにも

さんか老深らし节 ていん み
ことが起こったと仮定して、その時はと
(1)かりに参加希望者が定員に满
いう意味を表す。[もし(も)」と似ている 迷商W 3
たないような場合でも旅行は
が、現実がどうであるかはさて招き、か けっ乙ら
りに設定するという意識は「かりに」のほ
決行します。
ょてv V わたし 加之
うが強い。「かりに」と「もし」の相違に (2)かりに予定の日までに私が帰

ついての詳しい説明は、【もし1】を参 って来ないようなことがあって
しんばい ま
照。 も、心配しないで待っていてく
2かりに .とすれば/…としたら
にん< れ。
(1)かりに100人来るとしたら、こ かり はなし
八也 はい (3)仮にその話がうそだとしても、
の部屋には入りきらない。
かり はなし ほ人とう
おもしろいじゃないか。
(2)仮にあなたの話が本当だとす 加り し印じゅつ いのち たす
加れ うそ (4)仮に手術で命が助かったとし
れば、彼は嘘をついていること いっしょうね せいかっ
ても、一生寝たきりの生活とな
になる。 る龙ろ方。
かり 初たし すいそく 大龙
(3)仮に私の推測が正しいとすれ
た p こんゃ< 「ても/としても」のような逆接的な条件
ば、あの二人はもうすぐ婚約す 節を伴い、「もしそのようなことが起こっ
るはず龙 ても/それが事実だとしてもにいう意味
かり じ意ゅうせん元ん い方にち
(4)仮に時給千鬥とすれば、一日 を表す。
じ加んはたら せん之ん
5時間働けば5千用もらえる

ことになる。 【かりにも】
「たとえ仮であるにせよ」という意味の副
「とすれば/としたら」「とする」「と呼ぶ
詞。ややかたい書きことば的な表現。[か
などを伴い、[...を...であると仮定じて、
りそめにも」「かりにもせよ」とも言5。
その時は」[仮定の上で...と考えれば|
1かりにも+ 禁止/否定の表現
という意味を表す。あくまでも仮定の上 い
ひと
でことがらや状況を設定し、その場合に (1)かりにもこのことは人に言うな。
ひと 故す
成立することがらを述べる場合に用い (2)かりにも人のものを盗んだりL
る。 てはいけない。
次のように、[ば」「たら」を用いない かり <ち
(3)仮にもそのようなことは口にす
言い方もある。
(例1)いまかりにXの值を100としよ
べきではない。
かn し 加ん加
(4)仮にも死ぬなんて乙とは考えな
う。
(例2)かりにこの人をA子さんと呼ん いでほしい。
加) おとこ けっこん
でお〈。 (5)仮にもあんな男と結婚したいと
(例1)は数学でよく用いる。 书书
は思わない。
3かりに …ても/.としても
禁止や否定の表現を伴い、「仮定のうえ

94

106
がる

の行為だとしても、そのようなことはする [A-がる]
な/すべきではない/してはいけな [V-たがる]
古う儿中 お书
い/しない」という意味を表す。 (1)注射をいやがるこどもは多い。
こ V示ん书な おお
2かりにも.…なら/.いじょうは (2)その子は自分と同じくらいの大
だいがくせい
いa
(1)かりにも大学生なら、このくらい きさの犬をかわいがっている。
加ん V 上 つま し
の漢字は読めるだろう。 (3)妻の死をいつまでもかなしが

(2)かりにもチャンピオンである以 ってばかりはいられない。わた
Cょ5 Lあ ま のこ
上は、この試合で負けるわけに しには残されたこどもたちをそ
はいかない。 だててい<義務がある。

加7 上らし せv
(3)仮にも教師であるからには生
と そんけい にんん (4)こわがらなくてもいいのよ。この
ひと
徒に尊敬される人間でありた 人はおかあさんのともだちな
い。
かり がくちょう 大ち床 の。 V や あ
(4)仮にも学長という立場にある (5)そのラーメン屋は朝8時から
い古う いが い来V よる
以上は、大学の経営について 夜の 2時までやっているうえに
加んしん はら
中す 意ん三上 想くせ
も関心を払うべきだ。 安くてうまいので、近所の学生
かり かん
ちょうほう
(5)仮にも医者ともあろうものが患 たちに重宝がられていた。
、盖 かね 书已な
者を犠牲にして金もうけを行う
Lん
(6)こどもがおもちゃをほしがって
とは信じがたいことだ。 地べたにすわりこんで泣いて
職業や社会的な地位・立場を表す名詞
いた。
や節を受けて、「そのような立場にあるも ひと はなし、 <ち
(7)人の話を最後まで聞かずに口
のなら」「そのような地位を名秉るものな ひと
をはさみたがる人がときどきい
ら」という意味を表す。「Xなら/いじょ
うは/からには/ともあろうものがY」の る。
ような文型で用いられ、Yは、Xが成り 形容詞や欲求を表す「V-たい」の語幹
立つ状況で当然成り立つ判断や、その に付いて、そのように思う、感じる、ふる
立場の人間が行うべきことがらを表す。 まう、などの意味を表す。そのようすを客
(5)の「Xともあろうものが」は、「Xが 観的に叙述する動詞になっているので、
行うべきでない行為を行っている場合 小説の地の文や(3)のように自分を客
に、それを行うべきでない」ということを 観視している場合をのぞけば一人称で
言う場合の表現。 は使わないのがふつう。「本が読みた
い」「車がほしい」などの「が」は「本
を読みたがる」「車をほしがる」のように
【がる】
[Naがる] 「を」に変わる。例のほかによく使われる

95

107
かれ一かろうじて

のは「はずかしがる」「さびしがる」「な い」の語尾の「い」が落ちたものに続き、
つかしがる」「けむたがる」「つよがる」 「だろう」とほほ同義の推量の意味を表
「いたがる」「とくいがる」など。 す。「V-よう」の推量用法は乙れに対応
「.…たがり」や「あつがり」「さむがり」 する動詞の形。文語的な古めかしい言
「さびしがり」「はずかしがり」「こわがり」 い方で、書きことばや改まった話しことば
など「がり」の形になると名詞になって、 で使われる。普通の話し乙とばでは「だ
そのように思う・感じる・ふるまう人、とい ろう」を使う。
う意味になる。

【かろうじて】
【かれ】 書きことば的なかたい表現。日常の話し
[A-かれ A-かれ] ことばでは「どうにか」「なんとか」がよく
抬そ は力 や求龙 <
(1)遅かれ早かれ、山田さんも来 使われる。他に似た表現として「やっと」
「ようやく」がある。
るでしょう。
ひ上 招书 す< なや 1かろうしてV-た
(2)人は多かれ少なかれ、悩みを しはん 加2し C加
(1)試験の開始時間に、かろうじて
もっているものだ。 ま あ
間に合った。
「どちらの場合であっても」の意味。対立 Lけん ょ
(2)試験のできは良くなかったが、
的意味のイ形容詞が用いられる。(1) ごらか<
は「時間の早い遅いはあっても、いず かろうじて合格できた。
あめ あ示
れ」、(2)は「量・程度の多い少ないは (3)雨でタイヤがスリップした。危
あっても、いずれにしても」という意味。 ないところだったが、かろうじて
慣用句的に使われ、他には「よかれあし こ
事故はまぬがれた。
かれ」がある。 こくれん かいに沙う
(4)国連の介入で、かろうじて武
のょくしょうとつ
力衝突は避けられた。
【かろう】 过が
(5)ひどい怪我だったが、かろうじ
[N/Na ではなかろ] し
[A-かろう] て死なずにすんだ。
[A-<(は)なかろう] 「やっとのことで...した」「ようやく.した」
はなし しんじつ
(1)その話は真実ではなかろう。 という意味。ぎりぎりでよい結果を得た
书中 25
(2)親をなくしてはさぞや辛かろ 場合や、最悪の状態を避けることができ
た場合に使う。「かろうじて...をまぬがれ
う。
すこ <る た」「かろうじて...せずにすんだ」「かろ
(3)少しは苦しむのもよかろう。
し じ沙つ うじて..は避けられた」などの形でよく
(4)手術はさほどむずかし〈はな 使われる。

かろうと存じます。 「やっと」には、結果にいたるまでに「長

イ形容詞や「だ」の否定形の「ではな い時間がかかって」「たいへんな苦劳を

96

108
かわきりに一かわりに
わたし元Vこ にちじょう
して」という含みがあるが、「かろうじて」 (4)私の英語は、かろうじて日常
加い力 ていど
には、途中の経過はかならずしも必要で 会話ができる程度だ。
はなく、結果に重点をおいた表現であ
(1)~(4)のように、可能を表す表現
る。「やっと」よりもかたい書きことば的な
とともに使われて、「やっと/なんとか/
言い方。
2 かろうじて V-ている どうにか...できる程度のN」という意味
妻いに方 世加? 《 を表す。「難しいけれども、ぎりぎりなん
(1)每日の生活は苦しいが、かろ
しゃっ言ん す とかできる。しかし、それ以上の余裕は
うじて借金はせずに济んでい ない」という場合に使う。
る。
びょうにん 加方加ら、热
(2)病人は機械の力を借りて、か 【かわきりに】

ろうじて生きている。 →【をかわ老に】
げん想いじん 害方 た
(3)現代人は、每日のストレスに耐
たも
えて、かろうじてバランスを保 【かわりに】

っているに過ぎない [NのかわJに]
かのじょ
(4)彼女も、かろうじて涙をこらえ
な及
[Vかわりに]
や中龙
(1)わたしのかわりに山田さんが
ているようだった。 かい送 ょて
会議にでる予定です。
「やっとのことで...している」「ようやく.. ねっ
している」という意味。(1)~(3)のよ (2)ママは熱があるので、きょうは

うに、「状態は良くないが、最悪の状態に パパがかわりにむかえに行っ
はならずに、ぎりぎりで現在の状態を保 てあげる。
っ<
っている」という場合や、(4)のように、 (3)じゃあ、きょうはほくが作るかわ
たいへんな努力や苦労をして、現在の
りに、あしたかぜがなおってた
状態を保っている場合に使う。(4)は、 7ょら0
らきみが料理するんだぞ。
「今にも泣きだしてしまいそうだが、努力 こん Eてんきん 意
して我慢している」という意味。 (4)今度転勤して来たこのまちは
3かろうじてV-るN しずかでおちついているかわ
み方 〈歹まに だい 323 4
(1)この道は、車二台がかろうじて りに交通の便がややわるい。
方城 ひ万 加のCょ かた
すれ違える広さしかない。 (5)彼女のような生き方 をしてい
机3し と 书书 しotv
(2)列車の寝台というのは、人ひと たんでは、大きな失敗もしない
よこ 书书 か 也ね 计いけん
りが、かろうじて横になれる大 代わりに、胸おどるような経験
きさだ。 电ないだろうね。
い元 ばく か
(3)その家は、僕にもかろうじて買
相だん
(1)(2)(3)のように、ほかのものや
えそうな值段だ。 人の代理として、という意味の場合と、

97

109
きく一きらいがある

(4)(5)のように、あることについて、こ きっとうかがいます。

のましいことの反面そうでないこともあ (5)そうですか。きっと来てください
る、あるいはその反対に、このましくない 中
よ。お待ちしていますから。きっ
こともある反面このましいこともある、とい
とですよ。
う意味の場合とがある。
「たしかに」「かならず」の意味。(1)
~(3)のように話し手の推測を表す場
【き《】 合(「たぶん」より強い)や、(4)のように
→【と<】
話し手の強い意志を表す場合や、(5)
のように相手に対する強い要望を表す
【きっかけ】 場合などに使われる。(4)(5)のように
[Nをきっかけに(して)] かみ
「約束」のような機能をもつ場合は、「か
かのじょ そつ苦ょう
(1)彼女は卒業をきっかけに髪を ならず」で言いかえることができる。ま
きった。 た、その場合、否定表現は使えない。
加れ 地し< (誤)きっと行き束せん。
(2)彼は、就職をきっかけにして、
せいかつ (誤)きっと来ないでください。
生活をかえた。
E ほん ち占う世ん世ん号于
(3)日本は朝鮮戦争をきっかけに
こ之どせい方上3 Vだい 【ぎ承】
して高度成長の時代にはいっ

[Nぎみ]
たと言われる。 [R-ぎみ]
书な 己う己う し で
(4)こんなところで同じ高校の出 (1)ちょっとかぜぎみで、せきが出
ん 加た飞南 おも
身の方と出会うとは思いません
こん
る。
加のじょ 意んちょら
でした。これをきっかけに今後 (2)彼女はすこし緊張ぎみだっ
扫が
ともよろしくお願いいたします。 た。
「あるものごとを機会・手がかり・契機と (3)ここのところ、すこしつかれぎみ
し已
して」という意味。 で、仕事がはかどらない。
げんきい ないかく しCDつ 低っそ〈
(4)現在の内閣の支持率は発足
V さ 苦办
【きっと】す式苦
時よりやや下がり気味である。
(1)鈴木さんもきっと来るでしょう。 そういう様子である、そういう傾向にあ
<も 下 こん书 西め

(2)雲が出てきた。今夜はきっと雨 る、という意味を表す。よくないことがらの
だろう。 場合が多い。
加のじょ
(3)彼女はきっとあのことを知って
いるにちがいな 【きらいがある】
し上与
(4)ご招待ありがとうございます。 [Nのきらいがある]

98

110
きり一きる
かん占う
[V-るきらいがある] で看病した。
加れ 书とこ

(1)彼はいい男だが、なんでもお 動詞の連用形に付いて、ほかのことをし
おげさに言うきらいがある。 ないでずっとそれだけをする、という意
意乳意人がく世V ん 味を表す。
(2)最近の学生は自分で調べず、
上3し 办よ 3 V-たきり..ない
すぐ教師に頼るきらいがある。 かれそつ善ょう に ほん で
せんせい こう盖 (1)彼は卒業して日本を出ていっ
(3)あの先生の講義はおもしろ ねん加元
ま じまんばなし たきり、もう5年も帰ってこな
のだが、いつの間にか自慢話

に変わってしまうきらいがある。
い。 かた いち あ
せいじ加 5う (2)あの方とは一度お会いしたき
(4)あの政治家は有能だが、やや あ
だん世んこ3 り(で)、その後、会っていませ
独断専行のきらいがある。

そういう傾向を持つ、そうなりやすい、と
ん。
多く「たきり、.….ない」の形で使われる。
いう意味を表す。よくないことがらの場合
それを最後として、次に予想される事態
に用いる。書きことば的。
が起こらないことを意味する。「これっき
り」「それっきり」「あれっきり」ということ
【きり】 もある。
話しことばでは「っきり」となることが多 (例)あの方とは一度お会いしました
い。 が、それ(っ)きり会っていません。
1 N
はな
(1)ふたりきりで話しあった。
わたし 【きる】
(2)のこったのは私ひとりきりだっ 動詞の連用形に付いて動詞の表す動
た。 のこ かね
作に様久な意味を添元る。

(3)見て。残ったお金はこれ(っ)き 1 R-きる <完了>
かね ?か
りよ。 (1)お金を使いきってしまった。
やま政ち のぼ 农

名詞に付いて、「それだけ」と範囲を限 (2)山道を登りきったところに小屋
定するのに用いる。「これ」「それ」「あ があった。
ち上うへ人 ほう过んしょう世? し冲う加ん
れ」に付くときは「これっきり」「それっき (3)長編の冒険小説を1週間
り」「あれっきり」となることが多い。 ょ
かけて読み切った。
2 R-き
加のじょ にん ことも せ力 「最後まで...する」「...し終える北いう意
(1)彼女は3人の子供の世話に
ん V 味を表す。
かかりきり(で)、自分の時間も 2 R-きる<十分>
0 しこと つか
ろくにない。 (1)無理な仕事をして疲れきって
ねつ 龙 こども
(2)熱を出した子供をつき(っ)きり しまった。

99

111
きわまりない一きわみ
力 こうどら しか
(2)そんな分かりきったことをいつ (3)そのような行動は、この社会で
い 这ほう
まで言っているんだ。 は無作法(なこと)きわまりない
元 じょうけ うぶん
(3)この絵はその情景を十分に ものとされている。
元加 善 v ていちょう
描き切っている上は言えない。 (4)丁重きわまりないごあいさつ
加のじょ 世った ん た龙 意上うしゅ<
(4)彼女は絶対に自分が正しいと をいただき、まことに恐縮で
い 善
言い切った。 す。
うつ<
[十分に..する|「強<..するにいう意味 (5)そのけしきは美しいこときわま
を表す。 りないものだった。
3 R-きる <切断>
书お の大 大 き
それ以上はないようなところまで達して
(1)大きな布を二つに断ち切った。
加① 上
いる、という意味。また[無作法/丁重/
力か 招も
(2)别れてからも彼女のことを思い 不愉快きわまる」という形もあり、おなじ

切ることができない。 意味だが、ナ形容詞の語幹にしか付か
乙 ょう おも ない。あらたまった、書きことば的表現。
(3)故鄉にとどまりたいという思い
大 善 し地计 「...ことこのうえない」とも言う。
を断ち切って出発した。
切断するという意味を表す。そこから、捨
てる、あきらめるという意味にもなる。 【きわまる】
→【动判な】
4 R-きれない
(1)それはいくら悔やんでも悔やみ

きれないことだった。 【きわみ】
ひと わか [Nのき力丞]
(2)その人との别れは、あきらめき せいだい にきれい加v
发出 いま (1)このような盛大なる激励会を
れないつらい思い出として、今 6 加ん伊善
力たし电相 料〈号 開いていただき、感激のきわみ
でも私の胸の奥底にある。
です。
「完全に.…できない」「十分に..できな かれ V v 计

J という意味を表す。 (2)彼が自殺してちょうど一か月
ひ本に はな
たつ。あの日何か話しをした
ようす いそ加
そうな様子だったのに忙しくて
【きわまりない】 おも
[Na(なこと)きわまない] そのままにしてしまった。いま思
つら乙ん 意力
[A-いこときわまりない] う北痛恨の極みだ。
たんけんり上こう 善计ん 乙 う儿な
(1)その探横旅行は危険きわまり (3)不慮の事故でわが子を失った
V はは者也
ないものと言えた。 母親は悲嘆の極みにあった。
心工 队力 善、大 し言ん加 ひとりすこ 世v
(2)その相手の電話の切り方は不 (4)資産家の一人息子として、督
かい たく 老わ
愉快きわまりないものだった。 沢の極みを尽くしていた。

100

112
きんじえない一くせ
かれ い
「感激「痛恨」など限られた名詞に付い (3)彼はけちくさいことばかり言うの
普方
て、これ以上ないほどの極限的な状態 で、嫌われている。
であることを表す。
よくない意味を表す形容詞に付いて、そ
の意味を強めるのに用いる。
【きんじえない】
→【をきんじえない】
【く世】
[Nのくせに]
【くさい】 [Naなくせに]
1 Nくさい <臭い> [A/V <せに]
(1)あれ? ガスくさいよ!
1..《せに
かれ C ぶん
八 や
(1)彼は、自分ではできないくせ
(2)この部屋はなんだか力ビくさ 心と かた
い。
の之加比 こ
に、いつも人のやり方にもんくを

(3)昨日火事があったところは、焦 言う。
V V sh
记お じゅうまん
げくさい臭いが充満してい (2)もんく言うんじゃないの。自分

た。 はできない<せに。
世んし か龙扫招
(3)あの選手は、体が大きいくせ
そのような臭いがするという意味を表 ちから
す。よくない臭いの場合に用いる。 に、まったく力がない。
2 Nくさい<様子> (4)こどものくせにおとなびたもの
しょうひん い かた こ
(1)インチキくさい商品だなあ。 の言い方 をする子だな。
こど6 しhらv きょうし す 考ら V
(2)子供たちに信頼される教師に (5)好きなくせに、嫌いだと言いは
なりたいのなら、そのインテX っている。
かた 中
さいしゃべり方を止めろ。 「X<せにY」の形で、Xの内容から当
加のCょ <意 加书梦
(3)彼女はバタ臭い顔立ちをして 然予想されることとはちがうYという事
態がつづくことを表す場合に使われる。
いる。
Yにはマイナス評価の表現が来ること
いかにもそのような様子であるという意
が多い。(2)のように「Y。Xくせに」
味を表す。あまりよいと思われていない
の形もある。主語の異なる次のような文
ものに使われることが多い。
では「くせに」は使えない。
3 Na/A くさい <強め>
而る (誤)犬は散歩に行きたがっているくせ
(1)あんた、いつまでそんな古くさ に、彼はつれて行ってやらなかっ

いこと言っているつもり?
めん上3
た。
(2)そんな面倒くさいことは、だれ (正)犬は散歩に行きたがっているの
心少と态の
か別の人に頼んでくれ。 に、彼はつれて行ってやらなかっ

101

113
ください-くらい

た。 二つの独立した文をつなぐ。「くせに」と
2 ...くせして おなじ意味を表すが、「くせに」の用例の
かれ じ示ん
(1)彼は、自分ではできない<せし (2)の「もんく言うんじゃないの」のよう
ひと か九 な禁止や命令の表現とともに使うことは
て、いつも人のやり方について
V できない。
ああだこうだと言う。 (誤)自分では何もしないじゃない。そ
ひと 加た
(2)人のやり方にけちつけるんじゃ のくせもんく言うんじゃないの。
18 πん
ないの。自分ではできない<せ

して。 【ください】
ひと 书书
(3)この人、大きなからだのくせし →【て<ださい】
ち加ら
て、ほんとに力がないんだか
ら。 【くださる】
(4)こどものくせしておとなびたも →【て《ださる】
V 加た こ
のの言い方 をする子だな。
す V
【くらい】
意ら

(5)好きなくせして、嫌いだと言い
「ぐらい」と言うことも多い。よく似た表現
はっている。
に「ほど」があるが、「くらい」のほうが
「くせに」とおなじ意味だが、それよりは
話し乙とば的である。
うちとけた感じをあたえる場合が多い。 1数量詞+くらい <概数>
3そのくせ 方 ん 书お
かのCょ い (1)この道を5分くらい行くと、大き
(1)彼女はもんくばかり言う。そのく かわ
じん な川があります。
せ自分ではなにもしない。 しう夕 いっし加うかん
加のじょ (2)修理には一週間ぐらいかかり
(2)彼女は自分ではなにもしない。
い ます。
そのくせ、もんくだけは言う。 えん
加のVょ やまだ<ん い (3)これ、いくらだろう。3000門ぐら
(3)彼女はよく山田君はバ力だと言
わたし いかな。
ってるでしょ。そのくせ、私がそ しま <に ばい
(4)その島はこの国の3倍くらいの
うだ、そうだというと、こんどは めん世き
面積がある。
おこるのよ。 てんなV老也<
に ほんじん たにん ひじょ与 れいたん (5)店内のお客さまに、まいごのお
(4)日本人は他人には非常に冷淡 あんない もう あ
と みうち た 子さまのご案内を申し上げま
な時がある、その〈せ身内に対 高书 考いろ
いsう な加史 V し言 す。青いシャツと黄色のズボン
しては異常なくらい仲間意識 い こ
も そく动ん の、2才ぐらいのお子さまがま
を持つという側面がある、とそ
けん うし色 いごになっていらっしゃいま
の研究者は言っている。

102

114
くらい
おお
す。 いの大きさだ。
おな
数量を表す表現に付いて、だいたいそ (2)ジルさんは、トムさんと同じぐら
せいせ老
の程度であること(概数)を示す。時刻や いの成績だ。
おな ね だん
日付を表すときには「...くらいに」を使う。
(3)これと同じぐらいの值段でもっ
(正) 3時ぐらいに来てください。
といいのがありますよ。
(誤)3時ぐらい来てください。
また、次のように疑問詞「どれ/どの」 「XはYくらいのNだ」の形で使われて、
「いくら」「何メートル/キ口グラム/時 XとYが同じ程度であることを表す。
間」などに付いて、だいたいの程度を尋 Nには、「大きさ・重さ・高さ・温度・量」
ねたり、「これ・それ・あれ」に付いて、 など量や程度を表す名詞が使われる。
具体的な大きさなどを示したりする場合 C ...<らい..Nはない
にも使われる。 (1)タバコぐらいからだにわるいも
(例)A:テープを切ってくれない? のはない。
V示ん
B:どれくらい? や史だ
(2)山田さんくらい自分でこつこつ
A:<指を広げて大きさを示し 心意占3 が<世 す<
と勉強する学生は少ない。
ながら これくらい。 くる史 わか为のねんばい

2Nくらい <比較> (3)この車くらい若者から年輩の


ひ比 意 <至去低か
a N(とおなじ)くらい 人にまで人気のある車は他に
っか に ほん<ら
(1)A:物価は日本と比べてどう ない。
こくみん み せい C か
ですか。 (4)国民に見はなされた政治家ぐ
か 化
B:あまり変わりませんよ。日 らいみじめなものはない。
ほん 书な わたし し志

本と同じくらいです。 (5)いまの私にとって、まずし〈て書
た なか<ん 2 中5 加
(2)A:田中君って、いくつぐらい 物が自由に買えないことぐらい

だろう。 つらいことはない。
才乙
B:そうだね。うちの息子ぐら 「..くらい」で示されたものの程度が一
いじゃないかな。 番高いことを表す。「それが最も...尤と
表之 书左、 いう意味。「ない」のかわりに(2)のよう
(3)こんどのアパートは前のと同じ
ひろ ひ あ に「すくない」「めずらしい]のような表
ぐらい広くて、しかも日当たり
現を使うこともある。「..ほど...Nはな
がいい。 い」に言いかえることができる。
「XはY(とおなじ)くらい…だ」の形で使 d V<らいなら
たす
われて、XとYが同じ程度であることを (1)あいつに助けてもらうくらいな
表す。「ほど」には、この使い方はない。 ら、死んだほうがましだ。
bN(とおなじ)<らいのN だいがく い
(2)あんな大学に行くくらいなら
(1)このポ—ルは、ちょうどリンゴくら

103

115
くらい
しゅうしょ<
就職するほうがよほどいい。 動作や状態の程度がどれくらいかを、比
ら元 は ていせVかみ 喻や具体的な例を使って表す表現。「ほ
(3) 上から紙を貼って訂正するくら
いちど か ど化同じように使えるが、程度がはなは
いなら、もう一度はじめから書
本书 书も だしい場合には「くらい」は使えない。
き直したほうがいいと思うよ。
苦んこう か わたし (正)死ぬほど疲れた。
(4)銀行で借りるくらいなら、私が (誤)死ぬぐらい疲れた。

貸してあげるのに b..くらいだ
きみ 动い力〈 意み 乙ま 乙害

(5)君に迷惑をかけるくらいなら、 (1)君が困ることはないだろう。困
人 2 深< な
僕が自分で行<よ。 るのは僕のほうだ。もう、泣きた
「XくらいならYのほうがましだ/ほうが いぐらいだよ。
つか 的黑、る
いい/...する」などの形で使われて、 (2)疲れて一歩も歩けないくらい
「XよりYがよい」ことを表す。Yに極端
だった。
な例が挙げられて、「...くらい」で表され む
(3)寒い日で、コートがほしいくら
たことがらに対して、話し手が非常に嫌
っている気持ちをあらわしたり、話し手 いだった。
いま
が「Xは望ましくないのでYのほうがよ (4)今のぼくのうれしさがわかるか
ひと
い」と考えている場合に使う。 い。そこらヘんの人をみんなだ
3...くらい <程度>
きしめたいくらいだよ。
a.<らい さむ よる
はなし 意 いき と (5)おほえてる?あの寒い夜ふ
(1)その話を聞いて、息が止まりそ た
书どろ たりでわけあって食べたラ—
うになるぐらい驚いた。
加书 意ら メン。おいしくて、あたたかく
(2)顔も見たくないくらい嫌いだ。 占 なか
さとら 元い已 て、世の中にこんなごちそうは
(3)佐藤さんぐらい英語ができると 书も
ないと思うくらいだったね。
いいのにな。 先に述べられたことがらについて、具体
っ深 あ为 つか
(4)一歩も歩けないくらい疲れて 的に例を挙げて、どの程度かを説明す
いた。 るのに使う。
おも
(5)コ—トがほしい(と思う)くらいさ C...くらいだから
ひ ひと かいしゃ 电
むい日だった。 (1)あの人は、会社をみっつ持っ
书扫 こえ书こ 加ね も

(6)A:ずいぶん大きな声で怒っ てるぐらいだから、金持ちなん

ていたね。 だろう。
かれ ほん
B:うん、あいつにはあれぐら (2)彼はいつも本さえあればほか
い い
い言ってやらないとわから にはなにもいらないと言ってい
いえ 本か
ないんだ。 るぐらいだから、きっと家の中は

104

116
くらい
ほん
本だらけなんだろう。 「XくらいのYしか..ない」という形で、
おんこう节虫だ おこ
(3)あの温厚な山田さんが怒った 程度の少ないXを挙げて、Yがそれ以
上のものではないことを表す。後ろには
くらいだから、よほどのことだっ
不可能を表す表現が続くことが多く、そ
たのでしょう。
5 努 の場合は「X以上のYは..できない」と
(4)素人の作品でも、こんなにおも いう意味になる。

しろい<らいだから、才口が作 4 ...<らい <軽視>
乙说
ればもっとおもしろいものがで (1)そんなことくらい子供でもわか
きるだろう。 る。
节まだ
動作・状態の度合いを示して、話し手の (2)山田さんは1キロメートルぐら
加大て 书ょ
判断や推量の根拠を述べる時に使う。 いなら片手でも泳げるそうで
後ろには「のだろう/にちがいない/は
ずだ」などの話し手の推量を表す表現
す。
毒し
(3)ちょっと足がだるいぐらい、系ろ
が来ることが多い。
d ...くらいの..しか...ない にはいればすぐになおるよ。
ねんりょら す< ある つか
(1)燃料が少なくなっているの (4)すこし歩いたぐらいで疲れた
ょ つか い
で、あと10キ口くらい(の距離) 疲れたって言うなよ。
はし かい 加上以克
しか走れない。 (5)1回ゃ2回試験に落ちたくら
台、 三、な之
(2)10年間も英語を習っているの いがなんだ。このおれなんて、
あいさつ 加力 はら じゅけんりょう
に、挨摺くらいの会話しかでき これまで払った受験料だけで
だいが< か
ない。 大学がひとつ買えるぐらいだ
加らだ Cょら示 加世すうじつねこ
(3)“体が文夫で、風邪で数日寝运 ぞ。 ょ5 い
んだことくらいしかない。 (6)ビールぐらいしか用意できませ
いまいそ加 ち かい盖 高と ば
(4)今忙しいので、ちょっとお茶を んが、会議の後で一杯やりま
の V加ん
飲むくらいの時間しかありませ しょう。
かんたん に ほん
んが、いいですか? (7)あいさつくらいの簡单な日本
がくひ はら 书 は空
(5)学費を払うために無理をして 語しか話せない。
1.てv ょらび だ
すこ たす (8)指定された曜日にゴミを出さ
いる息子をなんとか助けてや
しつ¥ ろ方 ろわた儿 ひと ん比?
りたいのだが、失業中の私 ない人がいる。自分一人ぐら
はけ かる かんが
こ上体
たちには、励ましの言葉をかけ いかまわないだろうと軽く考え

てやるくらいのことしかできな ているのだろう。
い。 ものごとを「重要ではない、たいしたこと
はない」ととらえる気持ちを表す。

105

117
くらべる-げ

「そんな簡单なこと、つまらないこと」 意味を表す。
という意味。後ろには、「大したことでは
ない/容易である/問題はない」といっ
た内容が続くことが多い。
【くらべる】
→【に<らべて】
5...くらい <限定>
a Nくらい
こども
(1)子供じゃないんだから、自分の
Vぶん
【くれ】
V h 意 →【て《れ】
ことぐらい自分で決めなさい。

(2)A:もう、11時ですよ。
にちょう 【くれる】
B:いいじゃないか。日曜白
ね →【て《れる】
ぐらい、ゆっくり寝かせてく
れよ。 【くわ元て】
かえ でん力
(3)帰りがおそくなるのなら、電話 [N<わえてN]
いっ深ん 善そくただ しく以 、36
の一本ぐらいかけてくれてもい (1)規則正しい食事、適度な運
ど5 意んじ上 び上た点。 にち
いじnないか。 動、くわえて近所の人達との日
じょうて
(4)あいさつぐらいしたらどうだ。 常的なつきあい、そういったも
心 としょ なが v
「.くらい]の形で、極端な例を挙げて、 のがこの村のお年寄りの長生
「最低限のこととして...は」という意味を 公过?加人加
きの秘訣と考えられる。
表すのに用いる。 まん世いて意 不意く<力 ひく扫ん
(2)慢性的な不作、加えて百年に
b...のは..ぐらいのものだ い方 だい意いがV しょ<9ょ5
すこ ん力 かね 一度という大災害で食糧不
(1)息子が電話をよこすのは、金に そ< しんこ<
乙虫 と善 足はいっそう深刻になってい
困った時ぐらいのものだ。
し比 い放
(2)仕事が忙しくて、ゆっくりできる
る。
じ迷老ん選上う すいた <わ 止ど3
しゅうまっ (3)地場産業の衰退、加えて見童
のは週末ぐらいのものだ。 し上5 ??
こうかほう世善 か の滅少による小学校の廃校
(3)そんな高価な宝石が買えるの 点い意 じ以こら切中うし
い方品 かね电 が、この地域の人口流出に
は、ごく一部の金持ちくらいのも はくし節
拍車をかけているようだ。
のだ。
しゃちょう それにつけ加えてという意味。「それ尤
(4)社長に、あんなにずけずけも
v きみ けでなく」「そのうえ」の意。書きことば的
のを言うのは君くらいのもんだ
表現。かたい書きことばでは「くわうるに」
よ。 ともいう。
「XのはYくらいのものだ」の形で、「X
が成立するのはYの場合だけだ」という
【げ】
106

118
けっかーけっきょ〈

[Naげ] 「調べた結果を教えてください」のように
[A-lf] ほんらい「結果」は名詞だが、原因と結
[R-げ] 果をつなぐ表現として用例のように使わ
ひと たい<つ っし
(1)その人は退屈げに雑読のペ— れることがある。原因を表す表現に付い

ジをめくっていた。 て、「それを原因として」「それによって」
(2)「そうですか]というその声には
こ之
という意味を表す。後ろには結果としても
かな たらされることがらが表される。書き乙と
悲しげな響きがあった。 ば的。
加の上 老加报 さび
(3)彼女の笑顔にはどこか寂しげ
なところがあった。
かれ ようす 【けっきょ〈】 い
(4)彼のそのいわくありげな様子 (1)バーゲンセールに行ったが、
わたし
过?意上<交区、加 かえ
が私には気になった。
結局何も買わないで帰ってき
形容詞の語幹や動詞の連用形に付い
た。
て、そのような様子、ありさまである、と 付?意上く上 左か ばんじか权
(2)結局、世の中は万事金で決ま
いう意味の十形容詞を作る。例文は「退
屈そう」「悲しそう」など「...そう」に言 るということだよ。
ち上うせんしや,世ん世ん けっきょく
いかえられるが、「...げ」の方が書きこと (3)挑戦者も善戦したが、結局は
はんてい しs59
ば的。慣用的な表現として(4)のような 判定でチャンピ才ンが勝利を
ものもある。 おさめた。
けっきょ< なに
(4)結局のと乙ろ、あなたは何が
【けっか】 言いたいのですか。
[Nのけっか]
文頭や文中に用いられ、最終的な結
[V-たけっか]
を之心上5付?加 烹方上3 也击だ 論・結果を述べる場合に用いる。(3)
(1)投票の結果、議長には山田さ
せんし中つ (4)のように、「結局は」「結局のところ」
んが選出された。 の形で用いられることもある。努力や期
し6 付?加 加たし
(2)調べた結果、私がまちがって 待にもかかわらず、人の意志の力の及ば
いることがわかりました。 ないところで成立する結論や結果を述
にん はな あ けっ か
(3)3人でよ<話し合った結果、そ べる場合が多く、「ものごとはなるようにし
もんだい よう かならない(なかった)」という、やや否定
の問題についてはもうすこし様
す西 的なニュアンスを伴う。したがって、望ま
子を見ようということになった。 しい結果を述べる場合は、不自然で使
こっかいしんき くうてん 付っか
(4)国会審議の空転の結果、この 用しに<い。
ほう布ん 加い意方中ら老いけっ
法案がこの会期中に採決され (誤)猛勉強を続け、結局、彼は一流大
み と书
る見通しはなくなった。 学に合格した。
(正)猛勉強を続けたが、結局、彼は希

107

119
けっして...ない—けれど
い えいが
望した大学に合格できなかった。 (1)みんながあの映画はいいと言
(4)は疑問文が続く場合で、聞き手に
うけど、わたしにはちっともおも
結論を下すよう促す表現。 书毛
しろいと思えない。
善师うりょ弓
(2)これは給料はよくないけど、や
【けっして..ない】 しこと
りがいのある仕事だ。
(1)あなたのことはけっしてわすれ で
(3)A:これから、出かけるんだけ
ません。 v
いっしk
し ひと ど、一緒に行かない。
(2)いいかい。知らない人におい い
B:うん、行<。
でとさそわれても、けっしてつ 上
v (4)役所は認めてくれませんけど、
いて行ってはいけないよ。 92课、く心し
ち即うこく ひと これは立派な託见所です。
(3)きみのために忠告しておく。人 でんわ こし
主元 计一
(5)すみません、電話が故障して
前でそんなばかなことは決し
い いるらしいんですけど。
て言うな。
吉 「けれど」のくだけた言い方。丁寧体の文
(4)気をわるくされたのならあやま
しっれい い につけると、やや女性的になる。
ります。失礼なことを言うつもり →【け北】
けっ
は決してなかったのです。
否定形や禁止の表現とともに使うことが 【けれと】
多く、それらの意味を強めたり、強い意 1け北
志・決意を表したりする。 じかん宋 かれ すがた
(1)2時間待った。けれど、彼は姿
あら力

を表さなかった。
【けと】 (2)パーティーではだれも知ってい

1けと ひと
ほん けいこ る人がいなかった。けれど、み
(1)A:この本は、惠子にやるつも しんせっ たの
んな親切でとても楽しかった。
り龙。 くひん とうしょう
ょしこ (3)この作品で3等賞ぐらいとれ
B:けど、それじゃ、良子がか 善たv
るかなと期待していた。けれ
わいそうよ。 けっか 扫も とう
加 ど、結果は思いがけなく1等
(2)この力メラ、貸してもいいよ。け しょう
あつか 賞だった。
ど、ちゃんと扱ってくれよ。
文頭に用いて、その前に述べられたこと
「けれど」のくだけた言い方で、普通は、
から予想されるのとは異なった展開で次
丁寧体の会話では使わない。
に続くことを表す。「しかし」にくらべて、
→【け北】
やや話しことば的。ただし、くだけた文章
2 ...けと でも使う。

108

120
けれども

2 ...けれと ヘ泊まりに来たいって言ってる
じ加ん ま かれ すがた
(1)2時間待ったけれど、彼は姿 んだけれど。
あら力
を現さなかった。 文を途中で省略した形で、いいわけ、事
ひと い
(2)あの人はきれいだけれど、意 情の説明などを柔らかい調子で述べる
Vわる のに用いる。(4)(5)(6)のようにし
地悪だ。
へ た ひ て、間接的に依頼をするのにも使う。丁
(3)下手だけれど、ピアノを弹くの
たの 寧体、普通体どちらの文にも付く。丁寜
は楽しい。 体に付〈と女性的で丁寧な表現になる。
や意ゅう
(4)野球もおもしろいけれどサッ力 話し乙とば。
おも 力か
—はもっとおもしろいと思う若い

人が增えている。
か元
【けれとも】
加かりちょう おも
(5)係長はもうすぐ帰ると思いま 1けれ比も
宋 Vかん ま いちろう
すけれど、ここでお待ちになり (1)2時間待った。けれども、一郎
す加九あらわ
ますか。 は姿を現さなかった。
办れ体空 八九

節に付いて、そこで述べられたことから (2)彼は話すのが下手だ。けれど
かれ 左、かた 甚?上く夕ょ<
予想されるのとは異なった展開で次に も、彼の話し方には説得力が
続くことを表す。逆接表現尤が、かなら ある。
ずしも逆接とは限らず、(5)のように前 「けれど]と同C
置きのようにも使う。やや話しことば的だ
→【け北】
が、くだけた文章でも使う。
2 ...けれ比も
3 ...けれと けっこんし善 ひ ど 意
はは る す (1)結婚式の日取りはまだ決まっ
(1)いま母は留守なんですけれ
ていないんですけれども、たぶ
ど。 なつ 书为
らいしゅう がいこくしゅっちょ5 ん夏ごろになると思います。
(2)来週は外国出張で、いない ひと な加ょ しと
(2)あの人とは仲良く仕事をした
んですけれど。 おも
方方也 いと思っているんですけれど
(3)紅茶は切らしています。コ—匕 い
も、なかなかうまく行きません。
—ならありますけれど。
言う2 (3)このままずっとここにいたいけ
(4)ちょっとコピ一機が動かないん <配 かえ
れども、いつか国へ帰らなけれ
ですけれど。
しょるい い方まいた 试ならな。
(5)書類が一枚足りないんですけ せいし意 は 上う
(4)これは正式には発表されてい
れど。 方加
ともだち なつやす ないんですけれども、近いうち
(6)かあさん、友達が夏休みにうち おお かんしん ょ
に大きな関心を呼ぶことになる

109

121
げんぎい一こそ

书も
と思います。 しがガラスごしにキスをするシ
「けれど」と同じ。丁寜体の表現に続け —ンがあ一た。
まどこ み すう ほし み
ると、会議などの公式の場でも用いられ (3)窓越しに見える無数の星を見
る。 るのが好きだ。

→【けれと】
「ある物をへだてて」という意味。
2 Nこし <時間>
【げんぎい】
Lかれ げんさい
ねん
(1)3年ごしの話し合いで、やっと
法な あ

(1)彼が死んでしまった現在、もう 9こん
い. 離婚した。
わたし aん もんだ
そんなことを言っても意味がな
(2)私にとっては10年ごしの問題
いよ。
计 げんいん 高善 にやっとくぎりがつき、まとめた
きくひん
(2)失敗の原因が明らかになった
けんさい なに
のが、この作品です。
現在、われわれは何をすべき ねん 乙5しょ5 承
(3)7年ごしの交涉がようや<実
か。 む才 ょうこく
を結び、両国の間に平和条
だ  ̄い力V3
かいかくあん おおかた
く 才
(3)あの改革案がいまだに大方の
623、充 げんぎ 約が結ばれた。
賛同を得られていない現在、
あら ほうきく加んが 多くは「…年ごしのN」の形で、その期
新たな方策を考えておくことも 間ずっとつづいた行為・状態を表す。
じ中うょう
重要なことではないか。
点意快方加人意上方 隱三 付
(4)地球環境の保護が叫ばれて
げん芒
【こしたことはない】
いる現在、りーン工ネルギ一 →【にこしたことはない】
ゅめ ひろ けいかく き
の夢を広げるその計画への期
たV お书
待は大きい。 【二そ】
「過去と現在」「現在の気温は29度尤」 1 Nこそ
ねが
というように本来は名詞である。節につく (1)A:よろし<お願いします。
と、今の状況を提示した上で、話し手の B:こちらこそよろしく。
主張を述べる表現となる。かたい、書き 评ん以ものがた? 书
(2)ことしこそ「源氏物語」を終わ
ことば的表現。 ょ
りまで読むぞ。
力ら

(3)いまでこそ、こうやって笑って
【こし】 はな
話せるが、あの時はほんとうに
と老

1 NZ <空間> 招も
ひと どうしようかと思ったよ。
(1)となりの人とへいごしにあいさ かれ
(4)そうか。彼はひきうけてくれたの
つした。 み
)加 こいびと か。それでこそわれわれが見
(2)そのふるい映画には恋人どう

110

122
こと
じん示
こんだとおりの人物だ。 [R-こそするが]
わたし金ん加く出 す 亦る
(5)A:やはり私は文学部に進み (1)この靴は、デザインこそ古い
书も ある
たいと思います。 が、とても歩きやすい。
か かれ
B:そうか。それこそ、なくなっ (2)書きこそしたが、彼のンポ—卜
と5
たきみのお父さんものぞ はひどいものだった。
かれ かいちょう
んでいたことだ。 (3)彼はいちおう会長でこそある
じっけん
あるものごとを強調して、ほかでもなくこ が、実権はまったくない。
がくせい しゅくだv
れなのだ、という意味を持たせる。 (4)あの学生は宿題こそいつもき
2.…二そ あれ/すれ てwLφ しけん
ちんと提出するけれども、試験
[Nこそすれ] なに
をしてみると何もわかっていな
[Na でこそあれ]
[R-二そすれ] いことがわかる。
v かた ひに< 名っ加
(1)あなたのその言い方は、皮肉 (5)その作家は、べストセラーこそ
いち《人 上くし
でこそあれ、けっしてユーモア ないけれども、ある一群の読者
v いっき<いっ&<
とは言えない。 たちにささえられて、一作一作
ちゃくじつ 加
(2)あなたをうらんでいるですっ 着実に書いてきた。
かんしゃ わたし
て?感謝(し)こそすれ、私が 「XはYこそ...」と述べることによって、X
9四う
あなたをうらむ理由があるわ について「Y...」であることは一応認め
た上で、さらにそれとは対立する事態が
けがないでしょう。
せい品 けって こ<加ん あることを述べるのに用いられる。「..
(3)政府のその決定は、両国間の
高亡、、意人方上了 V龙和
が」「...けれども」などの逆接の接続詞
新たな緊張の火種になり乙そ が使用される。書きことば的表現。
けんめい せんたく
すれ、およそ賢明な選択とは言 4 ..からでこそ →【それで二そ】
いがたいものである。 5..から二そ →【から二そ】
6 ..だから二そ →【だから二そ】
「Xこそあれ/Xこそすれ、Yではな
7..てこそ →【て二そ】
い]の形で事実はXであって、決してY
8 .ば二そ →【ばこそ】
ではないと強く主張するのに用いる。Y
でないと言う主張を強くきわだたせるた
めに、それとは対照的なXであることに 【こと】
触れる用法。書きことば的表现。(3)は 1 ..こと くことがら>
「火種にこそなれ」と言うこともでる。 [Nのこと]
3 ..二そ…が [Naなこと]
[N二そ.が] [A/V こと]
[Na でこそあるが] (1)なにかおもしろいことないかな

111

123
こと

あ。 なる。
そつ ょう おも
(2)卒業したらやりたいと思って 3 V-る/V-ない こと <命令>
也す 加っこう れん
いる乙とはあり末すか。 (1)休むときは、かならず学校に連
力たL v ら<
絡すること。
(3)私がきのう言ったこと、おぼえ
意束つ たてが
てる? (2)期末ポートは、かならず綻書
げんこうょらし し
よ なか 意み し
(4)世の中には君の知らないこと き400字づめ原稿用紙を使
よう

がまだまだたく含んあるんだよ。 用する乙と(とする)。
淫ん ょ 书も かん
たいいくかん
(3)体育館には王足ではいらな
どそ<
(5)本を読んで思ったこと、感じた
し动方儿如
ことなどは、書名・著者名などと 乙と。
意上ろしつ じゅ善ょう が 当<て し

いっしょに力—ドに書いておくと (4)教室を授業以外の目的で使
ょう 求元 しんせ

よい。 用するときは、前もって申請を

(6)なんでも好きなことをやってよ する乙と。
い。 文末で用いて、命令やそうすべきだとい
う話し手の気持ちを表す。規則や守る
節に付いて、思考・発言・知識などの
べき指示をつたえる表現。文章に書か
ことがらをその内容に具体的に触れず
れることが多い。(2)のように「こととす
に表すのに使う。「もの」との違いにっい
る」で終わる場合もある。
ては「もの1」参照。
4 ..こと<感嘆>
2 ...(とう)こと<事実>
中主だ 名加な [Nだこと]
(1)山田さんが魚がきらいなことを
L [Na だこと/なこと]
知っていますか。 [A-いこと]
加い善
(2)午後から会議だということをす [V-ていること]
っかりわすれていた。 (1)まあ、かわいいあかちゃんだこ
しょうらv い
(3)きみが将来アフ力に行きた と。 ようふく
书も
いと思っている(という)乙とは、 (2)あら、すてきなお洋服だこと。
加の心ょ は本 か
もう彼女に話したのか。 おかあさんに買ってもらった
加れ し
(4)彼は死んでもうこの世にいな

の?
人意 でんし节
い(という)ことが、まだわたしに (3)あらあら、元気だこと。でも電車
しん 意 な加
は信じられない気がする。 の中でさわいではいけません

節に付いて、そこで述べられたことがら よ。 こ
を事実としてさししめすのに使う。才形 (4)え?この子末だ 2 才なの
书お
容詞は(1)のように「魚がきらいなこ まあ、大きいこと。
と1、または「魚がきらいだということ」と

112

124
ことうけあいだ—ことか
み し そ ば かんが
(5)このネコ、見てよ。よくふとって に死んだ祖母のことを考えて
出う意 お指
いる己と。病気かしら。 いることが多い。

人や物の状態や性質を表す表現に付 あるものを一つの個体としてではなく、そ
いて、おどろきや感動などの感嘆の気持 れをとりまく事情・思い出・声や、時には
ちを表す。(3)のようなナ形容詞の場合 においのようなものにいたるまで、すべて
「元気なこと」のように「な」でもょい。 をつつみこんだものとして表す。知覚・思
話しことば。女性的表現。若い世代は男 考・感情・言語活動などの動詞の対象
女ともに使わない。 を表すときによく使われる。
5 NことN
こいず办中くも
(1)小泉八雲ことラフ力ディ才・八 【ことうけあいだ】
う ひと い
ーンはギリシャ生まれのイギリ (1)こんどあの人のところに行くとき
Vh は态 电 v
ス人だ。 は花を持って行くといい。よろこ
たいょう书5
う あ
(2)これが、あの太陽王ことフラン んでもらえること請け合いだよ。
せい まいにちつか かた
スのルイ14世が每日使って (2)あんなやり方をしていたので
っは
いたワイングラスです。 は、失敗することはうけあいだ。
そう世老 本つめ意人の すけ
けいかく 加れ さん加
(3)漱石こと夏目金之助は1867 (3)この計画に彼を参加させるに
ねん上38533 せいこう て
年、東京に生まれた。 は、成功したら手にはいるばく
「XことY」の形でXに通称・ペンネ— だい かね はな の
大な金のことを話せばいい。乘
ム・ニックネーム、Yに本名やより公的な
ってくることうけあいだ。
名前を入れて使う。「XすなわちY」の
節に付いて、未来のできごとを確信をも
意味で、XとYが同一人物であることを
表す。書きことば的。 って予想したり保証したりするのに用い

6 Nの二と る。(2)のように「は」がはいることもあ
わたし る。やや古めかしい表現。
(1)私のこと、すき?
いっしょう
(2)あなたのことは一生わすれな
【ことか】
い。
かのじょ [疑問詞+Naな二とか]
(3)彼女のことはもうあきらめなさ [疑問詞+ A/V ことか]
い。 はなし 18加ん き
(1)つまらない話を3時間も聞か
や主だ み
(4)パーティのこと、もう山田さんに される身にもなってください。ど
い たいくつ
言った?
さい意んわたし
(5)最近私は、どういうわけか、示
→ れほど退屈なことか。
系たりこども L
(2)続けて二人も子供に死なれる
主子

としたひょうしに、ずいぶん箭 なんて。どんなにつらいことか。

113

125
ことがある
せいこう ひ ん
(3)とうとう成功した。この日を何 だ。
ねん束
年待っていたことか。 また、「V-なかったことがある」という形
ち士く世?ほんに人 ?な で、「....しなかった」という経験を述べる
(4)それを直接本人に伝えてやっ
よろこ 場合もある。
てください。どんなに喜ぶこと (例)財布を拾ったのに警察に届けな
か。 かったことがある。
それがどの程度・どれほどの量であるか 2 V-る/V-ない ことがある
こ ど电 なか
が特定できないぐらい、はなはだしいと (1)子供たちは仲がいいのです
けん か
いう意味を感慨の気持をこめて表す。 が、たまに喧嘩をすることがあ
ります。
【ことがある】 れんし中う
(2)これだけ練習していても、時と
と意

1 V-たことが ある/ない しはv


言ょうと い して失敗することがある。
(1)A:京都へ行ったことがあり てんき V 乙装,轨迷
(3)天気のいい日に子供と散歩す
ますか。
ることがあるぐらいで、ふだん
B:いいえ、まだないんです。 うんど5
ほん こ ど电 こ万ょ はあまり運動しません。
(2)ああ、その本なら子供の頃読 各い意ん そと しょ<じ
(4)A:最近、外で食事すること
んだことがあります。
は本し はありますか。
(3)そんな話は聞いたこともない さい善ん
B:最近はあまりないですね
よ。
たかはし 元。
(4)高橋さんにはこれまでに2度 な加あ动 了→ がいち中う ひ がい
あ (5)長雨が続<と、害虫の被害を
お会いしたことがあります。 う

大加は1 あ 受けることがある。
(5)高橋さんにはまだお会いした 办れ しこといそ加 しょ<C
うわ艺 (6)彼は仕事が忙しくて、食事の
ことがありませんが、お呼はよく じ かん
時間をとれないこともあるそう
聞いています。
か な人加 だ。
(6)このあたりは過去に何回か洪 かん老 げつ いじsう

ず ま (7)乾期にはいると2ク月以上も
水に見舞われたことがある。 あ动 示
雨が降らないことがある。
ある出来事を経験したかしないかを述
ときどき、あるいはたまに何かの出来事
べるのに用いる。主として動詞が用いら
が生じることを表す。頻度の多い出来事
れるが、次のように「名詞+だった」とい
の場合は使えない。
う形が用いられることもある。
(誤)このあたりはよく事故が起こること
(例)あのホテルはできるだけ早〈予約
がある。
した方がいいよ。3ク月前に電話
したのに満員だったことがあるん
(正)このあたりはよく事故が起乙る。

114

126
ことができるー二とし
あらそ み
での争いは、見ぐるしいことこ
う元
【ことができる】 の上ないものであった。
[V-る二とができる] それ以上のものはない、という意味。あ
こ はな
(1)アラどア語を話すことができま らたまった、書きことば的表現で、上の例
すか。 はそれぞれ「このうえなく丁重なあいさ
ひと つ」「このうえなくさびしい」「このうえなく
(2)あの人は、ゆっ<りなら20 km
およ 見ぐるしいもの」と言いかえることができ
でも30 km でも泳ぐことがで
る。
きるそうだよ。
芒んねん よう俅う
(3)残念ですが、ご要望におこた
【二とし】
えすることはできません。 文語で現在では書きことばにしか用い
しゃ加い 加い善中う こうせいん
(4)その社会や階級の構成員を ない。「ごとし」は文末に用いられる形
さいせいさん かんてん
「再生産」するという観点から、 で、「ごときN」、「ごと<V」のように活用
善ょういく な书 する。
「教育」というものをとらえ直し
1二とし
てみることもできるだろう。 [Nのことし]
「能力」((1)(2))や「可能性」((3) [Nであるが二とし]
こらいん
(4))の有無を表す。「話せる「泳げる」 (1)光陰矢のごとし。
のように可能を表す「V-れる」で言いか じかん や
(2)時間というものは、矢のごと<は
えることもできるが、あらたまった場面や
やくすぎさっていくものだ。
かたい文章では、(特に可能性を表す 中ま龙 ま
場合は)やや「ことができる」のほうが好 (3)山田ごときに負けるものか。
まれる傾向がある。 「..のようだ」となにかにたとえるときに使
う。「Nごとき」の形は名詞に続<形で、
「NごときN」となるのが普通だが、(3)
【ことこのうえない】
のように「Nごとき」だけで、名詞として
[Na なことこのうえない]
[A-いことこのうえない] 使われることもある。このような使い方は
ていちょう う元 マイナス評価を带びた意味を表す場合
(1)丁重なことこの上ないごあい
きょうし四く に限られる。ことわぎ中慣用句をのぞけ
さつをいただき、恐縮してお ば、現在では「ようだ」のほうをよく使う。
ります。 2 ...かの二とし
示うけい かのょ L
(2)その風景は、さびしいことこのう (1)彼女はそのことを知っているは

え(も)ないものであった。 ずなのに、まったく聞いたこと
顶うけんしゃ ん 也し たいど
(3)有榷者の存在を無視したよう がないかのごとき態度だった。
せい じ か 茶たV55
な、その政治家たちの舞台裏 (2)そのふたりはまずしかったが、

115

127
ことだーことだから
せ かいじφう じ正ん
世界中が自分たちのもので におかないことだ。
あるかのごとくしあわせであっ その状況でもっとものぞましいこと、もっと
た。 もよいことを述べて、間接的に忠告や命
とう含く 在にん くひん 令の機能をはたすのに用いられる。話し
(3)「盗作する」とは、他人の作品
じん <ひん 乙とば。
を自分の作品であるかのごと
はっ:5 2 ...二とだ
く発表することである。 [Naなことだ]
せい じ か ゆう心中う品
(4)あの政治家は、いつも優柔不 [A-いことだ]
だん 办を< けんこら
断であるかのごとくふるまって (1)家族みんな健康で、けっこうな
V2
はいるが、実はそうかんたんに こと龙。
Lh v み わ加

は真意を見せない夕又キであ (2)いつまでもお若くて、うらやまし

る。 い乙とです。
よる
文につづくが、名詞・ナ形容詞の場合は (3)夜はあぶないからって、あのお
じφ<
(3)(4)のように「だ」でなく「である」 かあさん、こどもを塾までおくり
につづく。事実はそうではないがまるで むかえしてるんだって。ごくろう
そうであるかのようだ、という意味。現在
なことだね。
では「かのようだ」の方をよく使う。特に ど3万 と 梦 と

辞書形の「かのごとし」は今ではほとん (4)道路に飛び出した弟を止めよ
书 くるま
ど使わない。 うと追いかけていって車にはね
られるなんて..。いたましいこ
【ことだ】 とだ。
1 V-る/V-ない ことだ 話し手のおどろき・感動・皮肉・感慨など
にほ
(1)日本語がうまくなりたければ白 を表す。用いられる形容詞はかぎられて
心ん意ょう
っと勉強することです。それい いる。
评うほう 3 ...ということ→【といと】
がいに方法はありません。
4 .とは…の二とだ →【とは】
(2)かぜをはやくなおしたいんだっ

たら、あたたかくしてゆっ<り寝
【ことだから】
る乙とだ。 [Nのことだから]
飞 体、意 办れ V加ん
(3)まあ、ここは相手に花を持たせ (1)彼のことだからどうせ時間どお
ておくことだね。またチャンスも りにはこないだろう。

あるよ。 (2)あの人のことだから、わすれず
电 おも
(4)こどもにさわらせたくないという に持ってきてくれると思うけど
さいしょ て ところ
のなら、最初から手のとど〈所

116

128
ことだし—ことだろう

な。
しん方ょう 节生龙
節に付く。「ことだ+し」という構造で、な
(3)慎重な山田さんのことだから、 んらかの判断・決定・希望の理由・根拠
となる事情・状況を述べるときに使う。
そのへんのところまでちゃんと
かんが おも (2)のような「ことですし」はより丁寧な
考えてあるとは思うけどね。
ひと けいかく 形。(3)のように理由をふたつ述べる場
(4)あの人のことだから、この計画 合や(2)のようにひとつだけの場合、ま
しっば Vぶん 甘きに人
が失敗しても自分だけは責任 た(1)のように最後につけたしのように

をのがれられるような手はうっ 言う場合などがある。話しことばだが、

てあるんだ萬う。 「し」だけよりもあらたまった表現。

主として人を表す名詞に付く。話し手も
聞き手もよく知っている人物について、そ 【ことだろう】
の人の性格・行動パターンにもとづいて [Naな/である ことだろう]
なんらかの判断をくだす時に使う。(3) [A/V ことだろ引 あ

の「慎重な」のように、判断の根拠にす (1)ながいあいだ会っていない
や击だ
るその人物の性格や特徵を明示する場 が、山田さんのこどもさんもさぞ
合もある。 おおきくなったことだろう。
しない
(2)市内でこんなにふっているの
【ことだし】 や患
だから、山のほうではきっとひど
[N/Naであることだし] ゅ老
い雪になっていることだろう。
[Naなことだし] 三 、时己 だいがくこうかく
[A/V ことだし]
あめ
(3)<手紙>息子さん、大学合格
ょろ乙

(1)雨がふってきそうだから、きょう とのこと。さぞかしお喜びのこと
さん選
は散歩はやめておこうか。こど でございましょう。
ゆうかいじけん ひとじ方 あんぜん

もたちもかぜをひいていること (4)この誘拐事件は人質の安全を
已305、 い法
だし。 考慮して今はふせられている
こうひょう
2ょうn
(2)おいしそうな料理もでてきたこ が、公表されれば、まちがい
方 しゃかい お书 しょうげき
とですし、私のへたなごあいさ なく社会に大きな衝撃をあた

つはこのヘんで終わりにした えることだろう。

いと存じます。 節に付いて、推測を表す。「だろう」尤
いいh vev けでも言えるが、「ことだろう」は、よりあ
(3)委員も大体そろったことだし
よていV办ん す らたまった、書きことば的な表現であり、
予定時間も過ぎているので、
.いんか は 「いま・ここ」ではわからないことについ
そろそろ委員会を始めてはい て、感情移入しながら推測するときに使
かがですか。 う。(1)のように副詞の「さぞ(かし)」と

117

129
ことで一ことなく

ともに使うとさらに強い感情移入となる。 ちを表す。さぞ「さぞかし「ずいぶん
などの副詞とともに使われることも多い
[...とおもう」よりもあらたまった書きことば
【ことで】 的な感じを与える表現で、手紙文に多<
[Nのことで]
はなし しつ6ん 用いられる。(2)の「...ことと存じます
(1)さきのお話のことで質問が衣
はさらにあらたまった丁寧な言い方。
るんですが。
せんせ そうだん
(2)先生、ンポ—トのことで、ご相談
【こととて】
したいことがあるんですが。 [Nのこととて
だ 善かくし
(3)君がきのう出した企画書の乙 [VこととT]
加ちょう はなし 乙上も おおめ
とで、課長が話があるそうだ (1)子供のやったこととて、大目に

よ。 見てはいただけませんか。
としよ
「質問する・相談する・話す」などの「話 (2)なにぶんに6年寄りのこととて、

す」動作を表す動詞を伴い「...にっい そそうがあったらお許しくださ
てにいう意味を表す。理由・事情をしめ
して話を切りだすときに使う。
い。
女 しっhv
(3)慣れぬこととて、失礼をいたし
ました。
【こととおもう】 V めい力<
(4)知らぬこととて、ご迷惑をおか
[Nのこととおもう] もう
[Na なこととおもう] けして申しわけございません。

[A/V こととおもう]

後半に謝罪や許しを求める言葉をとも
(1)<手紙》「ごぶさたいたしてお なって、その謝罪の理由を述べるのに
げん老
りますが、招元気でおすごしの 用いる。少し古めかしい表现。(3)(4)
おも の「V-ぬ」は[V-ない」に相当する文
ことと思います。」
てがみ 語表現。
(2)<手紙>「このたびのおかあさ
系乙5 方加ら招
まのご不幸、さぞお力落としの
でん
ことと存じます。」
【ことなく】
大の
[V-る二とな?
れっし节
(3)みなさんもずいぶん楽しみに (1)ひどいゆきだったが、列車はお
おも
考ょうと
なさっていたことと思いますが、 くれることなく京都についた。
りこ5方中うし 大し 人
旅行の中止は私もたいへん残
(2)われわれは、いつまでもかわる
ね人
念です。 ことなくともだちだ。

節に付いて、聞き手の状況を同情やい (3)その子は、もうこちらをふりかえ
たわりの氮持ちをこめて推測する氨持 D らで むね
ること为なく、両手を振り、胸を

118

130
ことなしにー二とに
は とうけ 老 V わたし おし
張って、峠の向こうに消えて行 (2)おもしろいことに、私がいま教
が<世 大し
た。 えている学生は、私がむかし
せ わ せんせ
(3)のように「.こともなく」の形もある。 お世話になった先生のこどもさ
「.ないで」ゃ「...ず(に)」にちかいが、 んだ。
「.ことなく」は書きことばで、また意味的 加のじょ
(3)おどろいたことに、彼女はもうそ
には、例で言えばそれぞれ「おくれる・か は本し し
の話を知っていた。
わる・ふりかえる」可能性もあるのに、そ し点 方
(4)あきれたことに、その役所は知
ういうこともなく、というような意味あいで
C 世ん意占し意ん う5がね
使われる。 事の選挙資金のために裹金を
于—ルしていた。

【ことなしに】 感情を表す形容詞や動詞に付いて、乙
[V-ることなしに] れから述べようとしていることがらに対す
どりょ< せい乙う
(1)努力することなしに成功はあり る話し手の気持ちを前もって表すのに
用いる。書きことば的表現。
えない。
だれ た化ん
(2)誰しも他人を傷つけることなし
v 【二とに】
には生きていけない。
书 あたら [Nごと=]
(3)リスクを負うことなしに新しい
方 ひ [V-る二とに]
道を切り開くことはできないだ どけ 亦ん
(1)このめぎまし時計は5分ごとに
ろう。 本
鳴る。

「XすることなしにYできない」のように (2)こどもというものは、見るごとに
後ろに可能性を否定する表現を伴っ 书书
大きくなっていくものだなあ。
て、「XをしなければYができない」つ 意せつ あめ
まり「Yをしようと思ったら、Xをすること (3)この季節は、よくひと雨ごとにあ

は避けられない」という意味を表す。か たたかくなるという。
かれ あ た
たい表現。 (4)彼は、会う人ごとに、こんど建
いえ Vまん
てた家のことを自慢している。

【ことに】 (1)(2)(3)のように、そのたびに、そ
[Na なことに]
のつど、という意味を表す場合と、(4)
[A-いことに] のように、それぞれに、おのおのに、とい
[V-たことに]
ん相ん わたし うような意味を表す場合とがある。(2)
(1)残念なことに、私がたずねたと のように動詞に付く場合は「見るたびに」
ひと こ
きには、その人はもう引っ越し のように「たびに」を使うことの方が多い。
たあとだった。 また(4)は「人に会うたびに」や「会う

119

131
ことにしている—ことにする
もの た
人会う人に」と言いかえることもできる。 (2)これからはあまりあまい物は食

ベないことにしよう。
V ベん
【ことにしている】 (3)きょうはどこへも行かないで勉
善ょら
「Vことにしてい引 強することにしたよ。
たし 未いに方 にっ意
(1)私は每日かならず日記をつけ 将来の行為についての決定・決意など
ることにしている。 を表す。(3)のように「ことにした|の形
よる の
(2)夜はコ—ピーを飲まないことに になると、その決定・決意はすでに成立

しているんです。 している上いう意味あいをつたえる。同
かれ かさ< 加 C ん じ意味の「こととする丨は、よりあらたま一
(3)彼の家族は、家事はすべて分
たん た書きことば的表現。
担してやることにしているそう 2 ...ことにする く扱い>
だ。
うんど3茶そくかいし上う わたし
[N(だ)ということにする]
(4)運動不足解消のため、私は乙 [Na だということにす]
こうえん
どもと公園に行くとかならず鉄
てつ
[V-た(とう)ことにする]
は容
ほ5
(1)その話は聞かなかった(という)
棒をやることにしている。
末之 ふせV ことにしましょう。
(5)ずいぶん前から、不正をお乙な けん けんとう古中3
保あい しっか<
った場合は失格ということにし
(2)その件は検討中(だ)というこ

とにして、すこしなりゆきを見ま
ています。
なんらかの決定にもとづいて習慣やと
もろう。
て善 こらげき たい 活う善上 加ん
きめとなっているという意味を表す。[こと (3)敵の攻撃に対する防御の時間
だいとら9ょ3
にする」の決定・決意の結果が習慣にな をかせぐために、大統領はす

ったものと考えてよい。したがって一般 こぶる健康だということにして
的な習慣・儀礼などを表す場合には使
おくべきだ。
わない。 し中っちょ3 v
(4)出張に行った(という)ことに
(誤)日本人は、はしを使ってご飯を食 し中っち上了处 ち的く品< 示

べることにしてい末す。 して出張費を着服したり不
せい7心うよう で<
(正)日本人は、はしを使ってご飯を食 正流用することを、俗に[力ラ
しゅ一方 5
べます。 出張」と言う。
節に付いて、事実とは反対のこととして
【ことにする】 小るまったり、そのように事態をあつか一
1 ..ことにする <決定> たりする、という意味を表す。名詞の場
[Vことにす引 合は(2)のように[N(だ)ということ忆す

(1)あしたからジaギングすること 」の形にする。動詞の場合は(1)(4)
のように夕形に付く。この場合は[という」
にしよう。

120

132
ことになっているーことになる

があってもなくてもよい。おなじ意味の
「.…こととする」は、よりあらたまった書き
【ことになる】
ことば的表現。「ことになる」との比較は
1..ことになる <決定>
【ことになる】1を参照。
[Nという二とになる]
[V-る(とう)ことになる]
【ことになっている】 [V-ない (という)ことになる]
お招きかし し节
[Nということになっている] (1)こんど大阪支社に行くことにな
[V-る(という)ことになっている] りました。
[V-ない (という)ことになっている] はな あ けっ か
がっこう (2)子たりでよく話し合った結果、
(1)やすむときは学校に連絡しな り こん 方ばん
やはり離婚するのが一番いい
ければならないことになってい
ということになりました。
ます。 は本 あ け?か り
じ上方し比 は あい きい (3)よく話し合った結果、やはり離
(2)乘車券をなくした場合は最 こん
方上うく加ん りょう意ん 婚ということになりました。
長区間の料金をいただくこと な 中宋だ けいし意
(4)亡くなった山田さんは形式ばっ
になっているんですが。 ひと
意そ< 亦せV たことがきらいな人だったか
(3)規則では、不正をおこなった そうしき
球あい しつか< ら、葬式などはしないことにな
場合は失格ということになって
りそうだな。
いる。 もんだv 示

ち次うしゃじ上3ない (5)この問題は、細部については
(4)駐車場内での盗難や事故に 2上う世V子 以加八老地了意占う等
方物うしゃじょうが力 加んち 両政府の次官級協議にゆ
ついては、駐車場側は関知
だねられることになった。
しないことになっております。
さんか ひと 將来の行為について、なんらかの決定
(5)パーティ—に参加する人は、6
じ 元言隶 あ や合意がなされたり、ある結果になるこ
時に駅で待ち合わせることに とを表す。「....ことにする」が、だれが決
なっている。 定・決意したのかがはっきりしているの
なつ节す はたけ みず
(6)夏休みのあいだ、畑の水やり に比べ、この「ことになる」はそれが明
こ6 瞭ではなく、自然に、なんとなく、ひとり
は子供たちがすることになって
でに、そういう結論・結果になる、という
いる。 ような意味あいをつた元る。(1)(2)
予定、日常生活でのとりきめ、法律や規 (4)のように「ことになった」というタ形で
則、慣例のようなものにいたるまで、人を 使うことが多い。同じ意味の「こととなる」
拘束するさまぎまなとりきめを表す。「.. は、よりあらたまった、書きことば的表現。
ことになる」の結論・結果がつづいてい 2...ことになる く言いか元>
る状態と考えてよい。 [Nということになる]

121

133
ことには一ことは….が

[V-る (とう)ことにな] をしめす。(1)なら「その子供たちが


[V-ない (という)ことになる] 而親がもう二日も帰ってきていないと言
ねん りゅう加<
(1)4年も留学するの?じ也あ っている」という意味。やや古めかしい、
加いし节し冲うしょ<
あの会社には就職しない乙と 書きことば的表現で、特に(4)のような
「ことにゃ」の形は昔話などでよく使われ
になるの
(2)りえさんはわたしの母の殊のこ
はは いもろと る。
2 V-ないことには
せん女
どもだから、わたしとりえさんは
(1)先生が来ないことにはクラスは
いとこどうしということになる。
ねん来来 ねん虫元
はじまらない。
(3)これまで10年前と4年前に VLk て
方 に ほん
(2)いい辞書を手にいれないこと
開いているので、これで日本 加こく己从う
には外国語の勉強はうまくい
かいさV 加いめ
での開催は3回目ということに
かない。
なる。 (3)あなたがこころよく見おくってく

言いかえたり、ほかの視点から見たり、 わたし き
れないことには、私としても氨
本質を指摘したりするときに使う。 も し 之试
持ちよく出発できないよ。
よ意ん高ん こっ加
(4)とにかくこの予算案が国会で
【ことには】 しょうにん け 老
承認されないことには、景気
1 V-る己とには 加い示< こう
乙とも V 回復のための次のてだてを講
(1)その子供たちの言うことには、 示加の5
加れ し 亦つ加加 ずる乙とは不可能だ。
彼らの而親はもう二日も帰っ
「XないことにはYない」の形でXが実
てきていないらLV。
加<せv V 現しないとYが実現しないという意味を
(2)学生たちの言うことには、ことし
しゅうしょく ょそ3いC3 表す。XはYの成立のための必要条件
は就職が予想以上にきびし を表す。「なければ」[なくては」と言い
いらしい。 かえられる。
せん世v さい
(3)先生のおっしゃることには、最
ん <甘
近の学生は言われたことしか 【ことは…が】
しないそうだ。 [Na なことは Na だが]
い [AことはAが]
(4)たぬきさんの言うことにゃ、きつ
[VことはVが]
ねさんがかぜをひいたそうじ
(1)読んだことは読んだが、ぜんぜ

中。 ん分からなかった。
「言う」ゃそれに類する動詞の辞書形记 え加
(2)あの映画、おもしろいことは
付くことが多い。引用する発言の発言者 い方どかね
もしろいけど、もう一度金をはら

122

134
ことはないーこのたび
み おも
って見たいとは思わないね。 [V-ることはない]
しんはい
(3)おいしかったことはおいしかっ (1)心配することはないよ。ぼくもて
た加
たけどね、でも高すぎるよ。 つだうからがんばろう。

(4)どうしてもやれと言うなら、いち (2)こまったことがあったらいつで
わ在し
おうやってみることは(やって) も私に言ってね。ひとりでなや
v 书も
ことはないのよ。
みるけど、うまく行かないと思う
かれ せ意にん
よ。 げん言
(3)そのことでは彼にも責任がある
豈み せきにん
(5)A:ひさしぶ。元気だった? んだから、君だけが責任をとる
けん げん言
B:元気なことは元気なんだ ことはないよ。
けどねえ。なにかもうひと ある行為について、その必要がない、し
丞 き示ん
つ満たされない気分なん なくてもよい、という意味。人をはげまし
たり忠告するときによく使う。
尤なあ。
同じ語を繰り返して使う。讓歩の気持ち
を表し、あることをいちおう認めるが、そ 【ことはならない】
れほど積極的な意味を持たせたくない [Vことはならない] 招とこ けっこん
時に使う。 (1)だめだ。あんな男と結婚する乙
(1)(4)のように動詞が使われた場 とはならない。おまえはだまされ
合は、その行為をいちおうはおこなう(お ているんだ。おとうさんはぜっ
こなった)が、結果は思わしくないだろう
(なかった)、という意味を表す。「てみる」
たいにゆるさない。
せん世ん てんのう ししん 加お
(2)戦前は、天皇の寫真でさえ顔
とともに使うことも多い。(2)(3)(5)の あ み
ように名詞や形容詞が使われる場合 を上げて見ることはならないと
は、「それを否定するわけではないが」 されていた。
ほん しんん
という意味になる。たとえば(2)なら「お (3)こどものころ、本や新聞をまた入
もしろくない(という)わけではないが」と
ことはならぬとよくおじいさんに
言いかえることができる。
過去のことについて言う場合は、(1) しかられたものだ。
のように 2語ともタ形にすることもあるし、 してはならないという禁止の意味を持
次のように 2番目の語だけをタ形にする つ。(3)のように「ならぬ」の形もある。
場合もある。 古い言い方。
(例)読むことは読んだが、ぜんぜん分
からなかった。 【このたび】
たび 计っ乙ん
(1)この度はご結婚おめでとうござ
【ことはない】
123

135
このぶんでは一これだと
力 吉上うし
います。 分かっていない教師がいる。
加议 てんきん ~や かたすみ す力 こ
(2)くあいさつ>この度、転勤する (9)部屋の片隅に座り込んで、じっ
かんが こと
ことになりました。 と考え事をしている。
たび 加い5上5 之ら
(3)この度、会長に選ばれました なにかの中にいれるという意味の他動
名 さ 意
佐々木でごぎいます。どうぞよ 詞を作ったり(用例(1)~(3))なにか
ねが の中にはいる、という意味の自動詞を作
ろしくお願いいたします。
ったりする(用例(4)~(6))。また、「徹
「今回は」の意で、慣用的な改まった言 底的に/じゅうぶんに...する」という意
い方。 味の動詞を作るのに用いる(用例(7)
~(9))。
【このぶんでは】
→【尔ん】3
【二らん】 じ ゅう
(1)どうぞ、ご自由にごらんくださ
【こ电】 い。
[R-こt] な中え か (2)ごらん(なさい)、つばめがやっ
(1)ここに名前を書きこんでくださ
てきた。
い。 ほん (3)ひとりでやってごらん。ここで見

(2)かばんに本をつめこんで旅に
ててあげるから。
でかけた。 无きVん
忙65 (4)こどもはいくらかな。駅員さんに
(3)トラックに荷物を積みこむのを き
て?龙 聞いてきてごらん。
手伝った。
き也く い元 「見る|の尊敬語。(1)のように「ごらん
(4)その客は家にあがりこんで、も
ください」の形で、「見てください」の尊
V加么、加之
う5時間も帰らない。 敬表現として使う場合や、(2)のように
に ほん しか と 乙
(5)日本の社会に溶け込むことと 「見なさい」の上品な言い方([ごらん]
じ示ん 成んか み
自分の文化を見うしなわない は「ごらんなさい」をみじかくしたもの)と
9ょ59つ して使う場合や、(3)(4)のように「て
こととは両立するのだろうか。
ひと 加て は ごらん」の形で、「てみなさい」の上品
(6)人の部屋に勝手に入り込まな
な言い方として使う場合などがある。
いで<れ。 (2)(3)(4)が上品な言い方だとして
とも龙ち はな こ
(7)友達と話し込んでいたらいつ も、いぜんとして「..しなさい」の意味
あ兰
のまにか朝になっていた。 であるから目上に対しては使わない。

げい 书し
(8)サルに芸を教え込む乙とと子
も 善ょうい< ちが
供を教育することとの違いが 【これだと】

124

136
これではーさい

こ束
(1)これだと、ちょっと困るんですけ (2)さあ、いそいで、いそいで。

ど。 (3)さあ、がんばるぞ。
はる
かいけっ と指
(2)これだと、まだ解決には遠いよ (4)さあ、春だ。
うですね。 (5)さあ、ごはんができたぞ。
ひと
(3)これだと、人には薦められませ 聞き手をうながしたりさそったりするとき
に使う。(3)のような場合は自分自身を
ん。 もくて意与 とらち也< はげましている。(4)(5)のような場合
(4)これだと、目的地に到着するま
じ かん には(1)(2)(3)のような「うながし」
でまだ 2~3時間かかりそう 「さそい」「はげまし」などの機能がかくさ
だ。 れており、「さあ、春だ。がんばるぞ」「さ
「これでは」と同じ。 あ、ごはんができたぞ。食べよう/食べ
→【これでは】 なさい」のように言うこともできる。(3)の
用法以外で、状況だけで意味がつうじ
る場合は「さあ」だけでもょい。
【これでは】 せいかつ 2さあ
(1)これでは、生活していけませ ひと
(1)A:あの人、だれ?
ん。 もんだい 加いけつ B:さあ(、知りません)。
(2)これでは、問題の解決になっ
(2)A:これから、どうする?
ていない。 B:さあ、どうしようかな。
意 くん お书
(3)君の作文は誤字が多すぎる。
しけん
質問や状況を受けて、(1)のよ方に答え
これでは、試験にパスしない がわからない場合や(2)のように判断
だろう。 にこまったときに使う。特に(1)の意味の
こうそくどうろ じ师うた
(4)高速道路の涉滞がひどい。こ とき「さあ」とだけしか言わないのは、親
电〈了意与 と之方< しい相手の場合だけにゆるされる。
れでは目的地に到着するま
じ かん
で、2~3時間はかかりそう

だ。 【さい】
[Nのさい(に)]
「この状況では/この条件では」の意味
で、あとにあまりよくないという判断や予
[Vきい(に)]
书 力すもの
(1)お降りのさいは、お忘れ物のな
測を述べることが多い。
いよう、お気をつけ<ださい。
世C 5 高 し污加?
(2)先日京都へ行った際、小学
【さあ】 どら言师5世V
1さあ 校のときの同級生をたずね

(1)さあ、いこう。 た。

125

137
さいご—さ元

かぞ< けつろん だ ま
(3)このさい、おもいきって家族み 結論を出すのはもうちょっと待
んなでスべインにひっ乙さな ってくれないか。
い? ちようどその行為・現象が進行している
こく意い加善 ほんけん かい意
(4)国際会議を本果で開催される ところ、という意味。(1)~(3)のように、
さい じ加 力 し 進行中に突然何かが起こるという場合
際には、次回はぜひとも我が市
し世つ 加 に使うことが多い。
の施設をお使いくださるよう、
し5ょ5 相加 あ
市長としてお願い申し上げま
【さ元】
す。 1さ元
「とき」と言いかえられることが多いが、 [N(+助詞)さ元(も)
「とき」とことなる点は、(a)「とき」よりか [疑問詞…かさ元(も)]
じ中善ょうりょう
たい言い方である(b)機会・チャンス・寺 节
(1)あのころは授業料どころか家
っかけなどの意味がくわわる(c)否定形 ち人
貨さえはらえないほどまずしか
亿付くことがすくない、などである。また
(3)の「このさい」という表現は、なにか た。
ほん
をきっかけとしておもいきって決断すると (2)この本はわたしには却ずかし
なに か
きに使う慣用表現で、「とき」と言いかえ すぎます。何について書いてあ
る乙とができない。 るのかさえわかりません。
しうが<世v し
(3)そんなことは小学生でさえ知
【さい二】 ってるよ。
→【がさい二】 ほんにん
(4)本人にさえわからないものを、
ひと
どうしてあの人にわかるはず
【さいち中う】 があるんだ。
[Nのさいちゅう打 Lk5世5
[V-ているさいちφう] (5)その小説はあまりにもおもしろ
だv V でん力 老い方地了 善中了 しょ<じ じ加ん
(1)大事な電話の最中に、急にお くて、食事の時間さえもったい
发も
いた
なかが痛くなってきた。 ないと思ったほどだった。
だんすv わ九し けっこん
(2)きのうの断水のとき私はちょう (6)A:ぼくたち、いつ結婚するん
各い方师う
どシャワ—の最中でした。 だ。
关 いちう じ之 v
(3)授業をしている最中に非常 B:なに言ってるの。するかど
初たし 老

ベルが鳴りだした。 うかさえ、私はま尤決めて
けん力たし ほう いま法な
(4)その件は私たちの方で今話し ないのよ。
意いち中ら さいしmう
合っている最中だから、最終 普通なら当然だと思われていることがそ
うではないと述べ、その他のものはな扫

126

138
さしあげるーさすが
中ま龙せんせv
らだという含みを伝えるのに用いる。主 えないのなら、山田先生はわ
くる宋
格に付くときは「でさえ」になることが多 たしの車でおつれしますが。
い。「..も」に言いかえられる。
「支障がない」「かまわない北いう意味。
2...さ元 たら/.…ば
(2)(3)のように「て(も)さしつかえな
[Nさえ...たら/…ば]
い」の形で使われることもある。(1)の
[R-さえ したら/すれば]
ような場合は「が」をいれることができる
[V-てさ元…たら/.ば]
[疑問詞.…かさえ .たら/.ば] が(2)(3)のような場合は、いれること
ができない。
(1)あなたさえそばにいてくだされ
ば、ほかにはなにもいりません。
(2)あなたがそばにいてさえくださ 【さすが】
1さすが
れば、ほかにはなにもいりませ 节中だ
(1)これ、山田さんがつくったの?
ん。 うまいねえ。さすが(は)プ口だ
(3)あなたがそばにいてくださりき
ね元。
えすれば、ほかにはなにもいり や求だ
(2)さすが(は)山田さんだねえ。う
ません。
こん しけん まいね元。
(4)今度の試験で何が出るのかさ 也去だ
(3)これ山田さんがつくったの?
えわかつたらなあ。
さすがだねえ。
あるものごとが実現すればそれで十分 せ かv
(4)さすが(は)世界チャン比才ン、
で、ほかはちいさなことだ、必要ではな しんじん たいせんあいて もんだい
い、問題ではない、という気持ちを表す。
その新人の対戦相手を問題に

3ただでさえ →【ただでさ元】 せずしりぞけた。


文頭にくることが多い。(1)(2)(4)の
ような「さすが(は)N尤」の形と(3)の
【さしあげる】
→【てさしあげる】 ような「さすがだ」の形とがある。話し手
が持つ知識や社会通念どおりの結果に
なったときに使う。「やはり」と近いが、「さ
【さしつかえない】 すが」はプラス評価のみに使う。
こん

(1)さしつかえ(が)なければ、今 2さすがに
也 じた< でん力 书きなわ 小ゆ ょる
夜ご自宅にお電話しますが (1)冲繩でもさすがに冬の夜はさ
…o 起いね。
らいしら 加 中中だ
(2)これ、来週までお借りしてほん (2)いつもはおちついている山田

とうにさしつかえありませんか。 さんだが、はじめてテレビに出
(3)わたしがおおくりしてさしつか

127

139
さすが
善んちょう 主だ ちから
たときはさすがに緊張したそう て、山田さんは力があるね元。
中去だ 心ん意ょ5
だ。
せ かい
(4)山田さんは、さすがによ<勉強
ま之
(3)世界チャンピオンもさすがにか しているだけあって、この前の
か せいせ意
ぜには勝てず、いいところなく テストでもいい成績だった。
かのじょ ね人、くみあい
やぶれた。 (5)彼女は、さすがに10年6組合
い意んち上し 书 也宋だ かつどう
(4)最近調子を落としている山田 活動をしているだけあって、な
せんしゅ あいて みんしゅ了意 加ん加
選手だが、このレベルの相手 にごとも民主的に考えることの
か ひと
だとさすがにあぶなげな<勝っ できる人だ。
た。 そのものやことについての話し手の知識
ゃ社会通念から予想されるとおりの結
(5)ふだんはそうぞうしいこどもた
こんや 果になったときに使う。「やはり」と近い
ちも今夜ばかりはさすがに书通
中 が、この「さすがに...だけあって」は才
夜のふんいきにのまれているよ
ラス評価のみに使う。
う龙。 4さすがに...だけのことはある
ある評価をあたえられているものが、あ [Nだけのことはある]
る特定の状況におかれることによって、 [Na なだけのことはある]
その評価とはことなった結果を見せたと [A-いだけのことはある]
きに使う。(1)で言えば、日本の中では [Vだけのことはある
せんしゅ あい て 主

あたたかいと評価されている冲繩でも (1)アマチュア選手が相手なら問
だい
冬の夜という状況ではそうではない、と 題にしないね。さすがに才口だ
いう意味。プラス評価・マイナス評価い けのことはあるよ。
ずれにも使う。 中患龙
(2)山田さんのテニスはたいした
3さすが(に)....だけあって ねっLん
もんだ。さすがに熱心なだけの
[Nだけあって]
[Na なだけあって] ことはあるよ。
节虫だ
[A-いだけあって] (3)山田さんはちからがあるね元。
[Vだけあって] さすがにからだがおおきいだ
(1)含すがプ口だけあって、アマチ
计人.L もんだv か けのことはある。
ュア選手を問題にせず勝っ や灾龙 吏え
(4)山田さんはこの前のテストでも
た。 ねっしん 功主
せい世意
いい成績だった。さすがによ<
(2)さすがに熱心なだけあって、山 心人意ょう
龙 勉強しているだけのことはあ
田さんのテニスはたいしたもん
るね。
龙。 かのじょ みんし中てき加ん加
书书 (5)彼女はなにごとも民主的に考
(3)さすがからだが大きいだけあっ

128

140
させる
ひと
えることのできる人だ。さすが
ねん 〈み尚V
に20年も組合のリ—ダ—をや
【させる】
っているだけのことはある。 使役を表す。「V-させる」のVが五段活
ある結果状態を見て、そのものやこと 用の動詞の場合は、「行く→行かせる」
「飲む→飲ませる」のように、辞書形の末
についての話し手の知識や社会通念を
尾をア段に変えて「せる」を付ける。一
使って、その原因や理由を見つけるとき
に使う。「やはり」と近いが、この「さす 段活用の場合は、「食べる→食べさせ
がに...だけのことはある」はプラス評価 る」のように、語幹「食べ」に「させる」
を付ける。「する」は「させる」、「来る
のみに使う。上の「さすがに.だけあっ
て」と組み合わせて「さすがに...だけの は「こさせる」になる。話しことばでは[行
ことはあって」と言うこともできる。 かす」「飲ます」「食べさす」などの形が
5さすがのNも 使われることもある。
せ かV 使役文の基本的な意味は、ある人の
(1)さすがの世界チャンピオンもケ
加 命令や指示に従って他の人間がある行
ガには勝てなかった。
也主だ 動をすることであるが、実際に使用され
(2)さすがの山田さんも、はじめて る場合には、「強制」「指示」「放任」「許
で 意んちょら
テレビに出たときは緊張した 可」など一般に使役と考えられているよ

そうだ。 りも幅広い意味を表わす。
どうたV
(3)さすがの機動隊も、ひとびとの (例1)<強制>犯人は銀行員に現金
てV5 を用意させた。
からだをはった抵抗にたいし (例2)<指示>社長は秘書にタイプを
いVょ
ては、それ以上まえにすすむこ 打たせた。
とができなかった。 (例3)く放任>疲れているようだった
わたし ちv
(4)私は小さいころよくいじめられ ので、そのまま眠らせておい

るこどもだった。しかし、さすが た。
(例4)<許可>社長は給料を前借り
のよわむしもおとうとやいもうと
せてくれた。
がいじめられているときだけは (例5)<放置>風吕の水をあふれさ
あvて
相手にとびかかっていったそう せるな。
だ。 (例6)く介護>子供にミルクを飲ませ

ある評価をあたえられているものが、あ
る時間です。
(例7)<自責>子どもを事故で死な
る特定の状況におかれることによって、
の評価とはことなった結果を見せたと せてしまった。
(例8)<原因>フ口ンガスが地球を温
に使う。副詞的に使う「さすがに」と基
本的におなじ機能。
暖化させている。
1 V-させる

129

141
させる

a NがNにNをV-させる C NがNをV-させるく人>
意上うし, がくせい ほん、上 かれ ょA,v
(1)教師が学生に本を読ませた。 (1)彼は、いつも冗談を言ってみ
はんにん 善んこういん伊ん意ん、ょうV 力ら
(2)犯人は銀行員に現金を用意さ んなを笑わせる。
しeろし上<L过ん 5
せた。 (2)就職試験を受けなかったた
考加V こしょ5 ちち 书乙

(3)A:機械がまた故障なんです めに、父をすっかり怒らせてし
が..。 まった。
もう わけ わたし こ6 ころらん深う 人V上
B:申し說ありません。すぐに (3)私は子供の頃は乱暴で、近所
加かもの うかが こ
係りの者を伺わせます。 の子をよく泣かせていた。
节虫龙 中っ りょ乙う方中う にわん → 体体
(4)山田はひどい奴だ。旅行中ず (4)二年も続けて落第して母をが
3人下人 V六
っと僕に運転させて、自分は寝 っかりさせた。
七すこ
てるんだよ。 (5)厳しくしつけすぎて、息子をす
強制・指示・放任など、さまざまな意味 っかりいじけさせてしまった。
こ 252うじ こし
を表す。他動詞を使った文[NがNをV (6)子どもを交通事故で死なせて
まいに方 LV
(他動詞)」を使役の文「NがNにNを
からというもの、每日が失意の
V-させる」に変えたもの。他動詞文の主
どん底であった。
語「Nが」は「Nに」となる。
b NがNを/に V-させる 「人が...するように仕向ける」「人が...す
こ か もの い る原因となる」という意味を表す。「泣<・
(1)子どもを買い物に行かせた。
し也方ょう や中だ 笑う・怒る」など自分で行動を制御でき
(2)社長は、まず山田をソファ—に
せ けんばなし ない自動詞を用いた使役文。「NがV
かけさせて、しばら<世間話を (自動詞)」の主語「Nが」は、使役文
たしょ< はなし 老
してから退職の話を切りだし では「Nを」となる。(5)は意図的に仕
た。 向けたり、その原因となったりしたわけ
きい意ん しょうがくせV じ功< かょ ではないが、保護する立場なのに引き
(3)最近は小学生を塾に通わせ
招节 书书 起こしてしまった事態として自分を責め
る親が多い。
发书 けい しんにゅうしゃいん る気持ちが表されている。
(4)大きな契約だから、新入社員 d NがNをV-させる<物>
v しんv 加じ冲う こ书
に行かせるのは心配だ。 (1)シャ—べッ卜は、果汁を凍らせ
つ<
強制・指示・放任など、さまぎまな意味 て作ります。
を表す。自動詞を使った文[NがV(自 龙ば< いた 改ず
(2)打撲の痛みには、夕才ルを水
動詞)」を使役の文「NがNを/にV- し动 ひ
で湿らせて冷やすとよい。
させる」に変えたもの。自動詞文の主語 送方元善 亦、意人己之 にちベい加ん计い
「Nが」は「Nを」になることが多いが、 (3)貿易の不均衡が日米関係を
あっか
「Nに」となることもある。 悪化させている。

130

142
させる
にほん
意ん四之ふあ人 书そ あそ
(4)金融不安が、日本の経济状 すから、あんまり遅〈まで遊ば
たい あっか げんいん
態を悪化させる原因となって せておいてはいけませんよ。
いる。 使役の表現と「おく」を組み合せて、放
乙上もたち 动 か加中 はなし 考

(5)子供達は目を輝かせて話に聞 任を表す。
い 4 V-させて<ださい<許可求め>
き入っている。 もう わけ 意之 好
ねこ め ひ加 《白也み ひそ
(1)申し识ありませんが、今日は少
(6)猫は目を光らせて暗闇に潜ん はや か元
し早く帰らせてください。
でいる。 ひ. しと
(2)A:だれか、この仕事を引 C
「物が...するように仕向ける」「物が...す ら
る原因となる北いう意味を表す。「凍る」 受けてくれませんか。
わたし
「湿る」のように対応する他動詞がない B:ぜひ、私にやらせてくださ
自動詞を、他動詞と同じように使う用 い。
わたし 亡方そう
法。(5)(6)の「目を輝かせる/光らせ (3)A:私が御馳走しますよ。
る」は慣用句的な表現。 已ちそら
B:いや、いつも御馳走になっ
2 V-させてあげる<許可>
てばかりですので、ここ
(1)そんなにこの仕事がやりたい わたし はら
は、私に払わせてくださ
のなら、やらせてあげましょう。
じmう苦ょういん
(2)従業員たちもずいぶんよ< 加人龙
い。
はたら にちやす (4)少し考えさせていただけます
働いてくれた。2、3日休みを
とらせてやってはどうだろう。 か。
善じっ 意
ばん おそ (5)期日については、こちらで決め
(3)きのうの晚、ずいぶん遅〈まで
心ん善ょう させていただけるとありがたい
勉強をしていたようだから、も
すこ す のですが...。
う少し休ませてあげましょう。
使役の表現と「ください」「いただけます
使役の表現と「あげる」「やる」などを組
か]などの依頼の表現を組み合せて、許
み合せて、許可や放任を表す。
可を求める意味を表す。(3)のように丁
3 V-させてお《<放任>
あま な 寧な申し出としても使われる。
(1)甘えて泣いているだけだから、 5 V-させて もらう/〈れる

そのまま泣かせておきなさい。 <恩惠>
ちゅら ひと v りょうしん はや 空 あね
(2)注意したってどうせ人の言うこ (1)両親が早く亡くなったので、姊
はたら わたし だいが< V
となんか聞こうとしないんだ。 が働いて私を大学に行かせて
加って す
勝手に好きなことをさせておけ くれた。
きんこんし苦 い力 こ たち
ばいいさ。 (2)金婚式のお祝いに、子ど6達
ゅうがた 地うひ 乙 v
(3)夕方になると急に冷え込みま にハワイに行かせてもらった。

131

143
さぞ..ことだろうーさっばり
けっこんし善 しん示 ゆう
(3)<結婚式のスピーチ>新婦の友 詞の場合は、「行かせられる」「読ませら
以、 3
人を代表して、一言ご挨锣さ れる」の代わりに「行かされる」「読まさ
れる」となることが多い。
せていただきます。
せんえ?
(4)<パーティで>では、僭越で
はございますが、乾杯の音頭
加ん迷い んE
【さぞ.…ことだろう】
→【二とだろう】
をとらせていただきます。
使役の表現と「もらう」「くれる」などを組
み合せて、許可・放任などを恩惠として
【さっばり】
受けとめているという意味を表す。(3)
1さっはり..ない
ひと はなし
(4)は、あいさつなどの前置きに使わ (1)あの人の話はいつもむずかし

れる慣用的な表現で、その行為をする いことばがたくさんでてきてさ
ことを光栄に思っているという意味が含 注りわか方な
まれる謙讓表現。 当V人法龙 れんらく
(2)最近山田さんからさっはり連絡
6 V-させられる <使役受身>
がないね。
[NがNにVさせられる じしk つか ほん
かあ Vかん (3)辞書をいくら使ってもこの本は
(1)きのうは、お母さんに3時間も n加v
心ん意ょう
さっばり理解できない。
勉強させられた。 ど <
せん体 计 の
(2)先輩に無理に酒を飲まされ
(4)これだけ努力しているのにさっ
心ょう九つ
ぱり上達しないのは、これは
た。 加い加 て人人
わたし に ほんこ
とL
私のせいではなく、日本語そ
(3)この歳になって、海外に転勤さ
おも
せられるとは思ってもみなかっ のもののせいなのではないだ
ろうか。
た。 ん
中ました まいにち书そ
否定表現(動詞が多い)を強めるのに
(4)山下さんは、每日遅<まで残
这ょ5 用いられる。期待どおりにならない、とい
業させられているらしい。
し尚 < う意味あいをふくむ時がおおい。
(5)きのうのサッカーの試合は、逆
ん ζん
2さっばだ
ちょうし
転につぐ逆転で最後までハラ (1)A:どう、調子は。
八ラ含せられた。 B:だめ。さっばり龙よ。
すうがく せいせ言
「XがYにV-させる」という使役文をY (2)このごろ数学の成績がさっばり
の視点から言い換えた受身文で、「Yが
龙。
XにV-させられる」となったもの。Xに だんとう えい意う 中の255 う
(3)暖冬の影響で冬物衣料の壳
強制されて行動するという意味で、Yが v
「迷惑だ・いやだ」を思っている場合に れ行きがさっばりだという。
使う。「行く」「読む」など五段活用の動 よくない、うまくいかないという意味。

132

144
さて一さも

りの結果になったという場合よりは、(1)
(2)のように予想とはちがう結果になっ
【さて】 た、という場合に使うほうが多い。ややあ
1さて
らたまった表現。
(1)さて、そろそろいこうか。
(2)さて、つぎはどこへいこうかな。
ひと
(3)A:あの人、だれ? 【さほと】
B:さて、だれだろう。 [きほと Na ではない]
はなし [きほと A-<ない]
(4)さて、話はかわりますが、.。
[きほとV-ない]
次の話題に移ろうとしたり次の行動をし (1)きょうはさほどさむくない。
ようとしたりするときに発することば。(1) か世
(2)きのうはさほど風がなかったの
のようにさそったり(2)(3)のように考 こうえん
えているということを聞き手に知らせたり で、公園でバドミントンができ
(4)のように話題をかえるようなときに た。 てい

使う。ややあらたまった表現。 (3)さほど行かないうちにバス停
2さてV-てみる七 み
かんじ
が見えてきた。
こ aつ たか
(1)漢字がおもしろそうだったので (4)その子は、熱もさほど高いわけ
に漂ん己、心八意ょ5 あ名 ま
日本語を勉強することにした ではなかったので、朝まで待っ
い L
のだが、さてはじめてみると、 て、それから医者につれていく
これがけっこうむずかしい。 ことにした。
ちょ5Vょ5 ず
(2)頂上までいけば水ぐらいある 否定表現とともに使い、程度がはなはだ
だろうと、むりをしてのほってい しくないという意味を表す。「それほど...
った。ところが、さてついてみる ない」のかたい言い方。
なに
と何もないのである。
ちょうじょ5 みず
(3)頂上までいけば水ぐらいある
【さも】
だろうと、むりをしてのぼってい (1)かれはさもおいしそうにビール
った。さてついてみると、あっ の
を飲みほした。
じん
た、あった、そこには神社もあ こ ども ょうす
ず (2)子供はさもねむそうな様子で、
り水もあった。 お书
大きなあくびをした。
後ろに結果を表す表現を伴って、なにか ろ3Cん ようす
(3)老人は、さもがっかりした様子
予想をしたうえで行為をおこなってみる 杏 さ
で立ち去った。
とある結果になった、という意味を表す。 こ
どちらかというと、(3)のように予想どお (4)その子はさもうらやましそうな

133

145
さらにーざるをえない
乙元 V み こ
声で「いいなあ」と言った。 える見込みである。
う元老 ほ人もの っ<
(5)その植木はさも本物らし<作っ 程度が今より進むことを表す言い方。書
み もの
てあるが、よく見るとにせ物だと きことば的表現。丁寜な話し乙とばでも
使う。数量とともに使うときは「その上に」
いうことがわかる。
という意味になる。「もっと」で言いかえら
様子や様態を強調する言い方。「本当
れるが「もっと」のほうが話しことば的表
に、大変に...らしい」という意味。「そう
现。数量とともに使う(4)、(5)はもっ
だ」「らしい」「ようすだ」などと共に使わ
と」には言いかえられない。
れる。

【さることながら】
【さらに】 →【もきる己とながら】
[さらにNa/A/V]
[さらに+数量詞]
いちにちいっ加V
(1)一日一回では効かないので、 【ざるをえない】
《す9 りょう:示
さらに菜の量を增やした。
[V-ぎるをえない]
じう求ん 「V-ない」の「ない」を「ぎる」に変え
(2)このままでも十分おいしいの
て作る。ただし、「する」は「せぎるをえ
だが、クリームを入れるとさらに ない」となる。
せんせい v
おいしくなる。 (1)先生に言われたことだからやら
お书 かた 2ょ5
(3)さらに多くの方に利用していた ぎるをえない。
こん伊? に师う加い老人 せんせv V
だけますように今月は入会金 (2)先生に言われたことだからせ
はんがく
を半額にいたしております。ま ざるをえない。
か で< にφうかい はなし しん
たご家族でご入会いただきま (3)あんな話を信じてしまうとは、
< わ们 bn v
すと、さらにお得なフアリ一割 我ながらうかつだったと言わ式
善 元
引がございます。 るを得ない。
ら方中う こ也 じかん こくきいて善。 な人 あ
(4)途中の小屋まで5時間、それ (4)これだけ国際的な非難を浴び
ちょうじょ5 C かん せ柔 は加くはくし、 も
から頂上まではさらに2時間 れば、政府も計画を白紙に戻

かかった。 さぎるを得ないのではないか。
はい
た n
(5)さらに二人のメンバーが入っ そうるすよりほかに選択肢がないという
にん
だんいん世ん示
て、团員は全部で18人になっ 意味を表す。「V-するほかない」に言い
かえられる。(1)(2)(4)のように圧力
た。
こ ぜんはら あ や状況の切迫のために、意に反してそ
(6)事故の全貌が明らかになるに
白 意世 の行為を行うことを表す場合が多い。書
したがって、更に犠牲者が增 き乙とば的。

134

146
されている一し

「そのうえ」「さらに」と、つけくわえてい
く言い方。
【されている】 C Nも...し、Nも
乙 あた虫 せいか<
→【とされている】 (1)あの子は頭もいいし性格もい

い。
しんねん加V や主だ まつ

【し】 (2)新年会には山田も来たし、松
もと
1L<业列> 本も来た。
す 总け。
a ...L

(3)かれは夕バコも吸うし、酒6飲
みせ やす
(1)あの店は安いし、うまい。 也。
しず ひ あた ちい にわ はる はな
(2)このアパートは静かだし、日当 (4)小さな庭ですが、春になると花
さ とり
りもいい。 も咲きますし鳥も来ます。

艺い上う世ん益加
(3)部屋にはかぎがかかっていな (5)A:すきやきの材料は全部買
まと
かったし、窓もあいていた。
意の う しょ<ょく す乙
った?
か に<
(4)昨日は食欲もなかったし、少 B:ええ、ねぎも買ったし、肉
さむけ ね か
し寒気がしたのではや<寝た。 も買ったし・・。
節と節を「そして」の意味でつなぐ表現。 同じようなものを提示して、並べ立てて
同時的なことがらや、話し手の意識の中 言うのに用いる。
で互いに関連しているような事を並べ 2し<理由>
るときに使う。ことがらを時間的な順序で a .し
しつれ
並べあげていくときには使えない。 指そ

(1)もう遅いしこれで失礼します。
(誤)先週大阪へ行ったし、友だちに会 <ら かえ
(2)暗くなってきたし、そろそろ帰り
った。
(正)先週大阪へ行った。そして友だち ましょうか。
う で ひ
に会った。 (3)今日は求ーナスも出たし、久し
そと 变 v
b ...し、それに ぶりに外に食べに行こうか。
志ょう あめ か世 でん き
(1)今日は雨だし、それに風もつよ (4)そこは電気もないし、ひど〈不
い。 加1

便なところだった。
505053 わか
(2)この会社は給料もやすいし、 (5)まだ若いんだし、あきらめずに
也す す< いち どちょうせん
それに休みも少ない。 もう一度挑戦してみてくださ
いえ し932 かね
(3)家の修理にはお金がかかる
V加ん
い。
し、それに時間もない。だから 理由を表す。「ので」や「から」よりもゆ
とうぶん 实
当分このままで住むつもりだ。 るやかな因果関係で、他にも理由があ
るという含みがある。

135

147
しいしい-しか
はV こ
b ...し、..から こっそり入って来ないでよ。
こ 加らだ
(1)この子はまだ10歳だし、体が 「..じゃないのだから」の意味で、「しな
よわ D3がく p
さい、「しては困る」などの軽<非難した
弱いから留学は無理だ。
の 5 てん志 り、たしなめたりする表現が続く。例えば
(2)昨日は祭日だったし、天気が
い方 招指 (1)は「子供なら仕方がないが、そうじ
よかったから、がら<た市は大
ぜ ゃないのだから」の意味。
勢の人でにぎわった。
方ょる <ら
(3)その道は夜は暗いし危ないか
ひと 【しいしい】
书んな元んりょ 也 かたすみ
ら一人で歩かないようにしてく
(1)女は遠慮しいしい部屋の片隅
ださい。 す力
に座った。
加世善办 い 物
(4)風邪気味だし、それに着て行 书と乙 书书 あせ
赤<
(2)男は大きなハン力チで汗を子
く服もないからパーティーには 各か のほ

き子き坂を登ってきた。
こ上も
行かない。
(3)子供たちはもらったばかりのあ
ろらCん
理由をふたつ以上あげるときの表現。 めをなめなめ老人についてい
C Nは..し、Nは..しで
こ ども 5 かね た。
(1)子供は生まれるし、金はないし
たいへん 「食べ食べ」「飲み飲み」のように動詞の
で大変だ。 連用形を繰り返して、繰り返し動作を行
あめ 不 之青 ほん
(2)雨は降るし、駅は遠いしで本 う様子を表す。「する」「みる」など、連
とら
当につかれました。 用形が「し」「み」のように一音節になる
四らえん ち ま 以加人 なが
(3)遊園地では待ち時間は長い 場合には、「い」を付けて「しいし」
こ とも 力 さん艺ん
「みいみい」の形にする。「しいしい..す
し、子供は寝てしまうしで散久
る」のように一方で並行した動作がある
でした。 場合に使う。多少慣用的な古い言い方。
それぞれの原因を「は」で対比的に表 話しことばでは「ながら」を使う。
し、強調する言い方。そのために大変
だ、疲れたなどの表現が続く。
d Nじゃあるまいし 【しか】
こども 1しか...ない
(1)子供じゃあるまいしそんな乙と a N(+助铜)しか...ない
ひと n
一人でやりなさい。 あさ の
がくせv とりひきさ意 (1)朝はコーヒーしか飲まない。
V加ん ま
(2)学生じゃあるまいし取引先に
あ 当 (2)1時間しか待てません。
ちゃんと挨移ぐらいできなくて げつょら あ ひ
乙宋
(3)月曜しか空いている日はない
う あわ ひ
は困る。 んで、打ち合せはその日にし
どろぼう うち书
(3)泥棒じゃあるまいし、裹口から
てもらえ末せんか。

136

148
しか
とも は空
(4)こんなことは友だちにしか話せ C V-る孔かない
たか か か
ません。 (1)高すぎて買えないから、借りる
えい がさv み
(5)この映画は18 歳からしか見る Lかないでしょう
がっこう
ことはできない。 (2)そんなに学校がいやならやめ
みせ じ
(6)あそこの店は6時までしかや るしかない。
ねんりょら ひこらき
っていない。 (3)燃料がなくなったら、飛行機は
しぜん た 书
(7)かれは自然のものだけしか食 落ちるしかない。
がんば
ベない。 (4)ここまで来ればもう頑張ってや
こんっ ほうほら
(8)今月はもうこれだけしかない。 るしかほかに方法はありません
否定表現と共に使い、ひとつの事だけを ね。
取りあげて、他を排除するのに用いる。 「そうするだけだ」という意味で、他に方
(7)(8)のように「だけ」と共に使い、
法がない、他の可能性がないから仕方
意味をいっそう強調する乙ともある。 がないという文脈で使われることが多
b Nでしかない
い しゃかいて善ち
い。
(1)どんなに社会的な地位のある 2 ...としか...ない
ひと し にんげん 末 い 力为
人でも死ぬときはひとりの人間 (1)今はただ悪かったとしか言え
でしかない。 ない。
が<ちょう い法 じてん
(2)かれは学長にまでなったが、 (2)今の時点ではわからないとし
おや め み こ もう あ
親の目から見るといつまでも子 か申し上げようがありません。
加扎 九方 し
どもでしかないようだ。 (3)彼の立場なら知っているはず
かいし也 い元 加く おも
(3)会社でいばってはいるが、家 だ。隠しているとしか思えな
乙 あいて
では子どもに相手にされないさ
方ち书节
い。
か世 い こう
びしい父親でしかない。 (4)風邪で行けないというのは口
じ かん 飞 い じっ も
(4)時間がなくて出来ないと言っ 実としか思えない。
こ5Vっ 18乙< れんら<
ているが、そんなのは口実で (5)この時刻になっても連絡がな
じz
しかない。ほんとうはやりたくな いのはおかしい。どこかで事故
かんが
いの龙万う。 にあったとしか考えられない。
「Nだ」ということを強調する言い方だ 他の可能性を否定して、それだけ尤と
が、Nにくるものをあまり評価しない、価 強く主張するのに用いる。「言えない」
值がそれだけに限られるという意味で 「思えない」などの可能を表す「V-れ
使うことが多い。「にすない」に言いか 」の否定形と共に使う。また(2)の「申
元られる。 し上げようがない」のように「V-ようがな

137

149
しかし—しかたがない

い」という形も使われる。 が後半につづくことを表す。書きことば的
な表現。話しことばでは討論会、講演な
どの改まった場面で使われる。会話では
【しかし】
て加み 龙 ~ん じ 相手の意見に反論するときの前置きとし
(1)手紙を出した。しかし返事は

て、また(6)のように話題の転换にも使
来なか一大。 力れる。
改なな
(2)そのニュ—スを聞いて皆泣い
わたし本龙 飞
た。しかし私は涙が出なかっ 【しかしながら】
た。 けい加く 发も
かれ

Lだん 加んじ中 いのち


(1)彼の計画は思いつきとしては
书も
(3)われわれ医師団は患者の命 すばらしいと思います。しかし
す< 各いだいげ人 <
を救うために最大限の努力を じPん かのう
ながら、実現は不可能です。
かのじ 话3223元
いたしました。が、しかしどうし (2)彼女のしたことは法律の上で
たす
けっ 冲
ても助けることができませんで は決して許されない。しかしな
以 3k3 书
した。 がら、人道的には同情の余地
名老 けん
じφう示ん
(4)A:先ほどのご意見ですが、 が十分ある。
计么的
モデルが現実とかなりず 「しかし」と同義だが、より書き乙とば的
れているんじゃないでし で、改まった会話や、文章で用いる。論
ようか。 理的に筋道を展開する文によく用いら
こ z
B:しかしですね、個々のケ れる。
—スにばかりとらわれてい
ぜ人た
る北、全体が見えなくなっ 【しかたがない】
1しかたがなU
てくるということもあります でん力 5 ところ
(1)電話の通じない所で、しかた
し。
し中ちょ3甘ん深う こ人伊つ法了 がないから電報を打った。
飞人保う 5
(5)A:社長、先方は今月末まで
そう意ん v (2)こんなことができないなんて、
に送金してくれと言ってま ひと
しかたがない人ね。
すが.。 V v 1加力
青为 考中う (3)行きたくないけど行くしか仕方
B:しかしだね、君、そう急に
V 乙ま がない。
言われても困るんだよ。 あ ひ 加え
あめ (4)会えないなら引き返すよりしか
(6)A:ずいぶん、ひどい雨ね。
名とう たがない。
B:しかしそれにしても佐藤
おそ ほかに方法がないという意味。(3)(4)
さん、遅いね。
のように[V-るしかしかたがない」[V-
前半の文で予想されることと反対のこと

138

150
しかも—しだい

るよりしかたがない」のかたちで使うこと つけ加えていく表現。[そのうえ」の意
もある。(2)はどうしようもない人、困っ 味。
た人という意味。話しことばでは「しょう
がない」とも言う。
2...てしかたがない
【しだい】
1 NLだいだ
→【てしかたがない】
(1)するかしないかは、あなたしだ
いだ。
【Lかも】 上 加 加
(2)世の中は金しだいでどうにで
[N/Na でLか]
[A-<てしかも] 电なる。
言〈当つ 飞 意父あ なっ
み 入书
(1)いいア—トを見つけた。部屋 (3)作物の出来具合いはこの夏の
本五电 元き てんきしだ
が広くて、南向きでしかも职か 天気次第です。
ある 高ん けっこん 高いでし 以せ
ら歩いて5分だ。 (4)結婚した相手次第で人生が
つ3や< ようわ<にめ たい ひ中< 考主

(2)通识の採用种二名に対し百 決ってしまう乙ともある。
に人ち加 おう送
人近い応募があったが、その 「Nによっていろいろに変わる、左右され
普中うわ只じょ世 はんす5 v る」という意味。(1)は「あなたが決め
九割が女性で、しかも半数以
じょ3り市う加くけいけんし节 る乙とだ」の意味。
上は留学経験者だった。
力か せいか< 2 R-Lだい
(3)若くて、きれいで、しかも性格 おと もの み
过っこ人 (1)落し物が見つかりしだい、お
がいいとなれば結婚したがる し
书とこ 知らせします。
男はいくらでもいるだ万う。 过人 计 か

加のじょ し已北 は节 末 (2)事件のくわしい経過がわかり


(4)彼女は仕事が速くて、しかも間 课んぐみ ?た
加 rsl L しだい、番組のなかでお伝元
違いが少ないので上司の信
ら あ Lます。
頼が厚い。 しx3 て は し
かいし节方か 中す (3)資料が手に入り次第、すぐに
(5)A:会社の近くで安くておい こ5055
み世 し 公表するつもりだ。
しい店、知ってるんだっ てんこ3 かいふく しだ しこ3
(4)关候が回復し次第、出航しま
て。 す。
B:うん、しかもすいてるんだ
「...したらすぐに」の意味で、あることが
よ。
ふきょ了 かいL中しょう善ゅう
らが実現したらすぐに、次の行為をする
(6)この不況で会社は昇給なし ことを表す。前半の文は自然の経過で
机相ん はんん
しかもボ—ナスは例年の半分 起こることを表す場合が多いが、後半の
文は自然の経過で起こることには使元
になった。
ず、話し手の意志的な行為を表す文が
ひとつの事について同じ倾向の条件を

139

151
したがって-じつは

続<。 い。 ち ほう 3乙 せv
(誤)そのニュースが伝わり次第、暴動 (2)その地方は道路があまり整備
し:Lん
が起こるだろう。 されていない。したがって初心
また、過去のことには使之な。 し也 さ
者のドライバーは避けたほうが
(誤)休みになりしだい、旅行に行った。
(2)のようにテレビの二aースなどでょ よい。
ねん0ょ5 じゅうだV
く使われる。 (3)口ケッ卜の燃料タンクに重大
けらかん 五
3 V-る/V-た しだいだ な欠陥が見つかった。したが
し し だい う あ けいかく とう示h
(1)とりあえずお知らせした次第 って打ち上げ計画は当分の
高い龙元ん意
です。 間、延期せぎるをえない。
东 青2 5 こ人 书意なわ
たいふう せっきん
(2)<挨锣状>今後と电よろしご (4)台風の接近にともなって、冲繩
Lどう 相加 も与 方话之 ほうふうら,け人
指導くださいますようお願い申 地方は午後から暴風雨圈には
あ しだv 保んCつ うこ3
し上げる次第でごぎいます。 いる。したがって本日は休校
成行きからここに至った事情、わけなど とする。
を述べるのに使う。書き之とば的。慣用的 前の文が理由となって導き出されること
な言い方では形容詞が用いられる乙と がらを論理的に後ろの文につなぐ表現,
がある。 「それだから|の意味。書き乙とば的な力
(例)こんなことになってしま、まったく
たい表現。
お恥ずかしい次第です。
4 こととしだいによって
しだ
(1)ことと次第によって、計画を大
计い办《 为者
【じつは】
は试 入ん己う 1じつは
幅に変更しなければならなく いま 龙ま じっ
(1)今まで黙っていたけれど、実は
なるかもれない。 せんげつ 加以L <7
しだ Vけん 先月、会社を首になったんだ。
(2)ことと次第によっては、事件の 意市うけっこん
とうじ し节 せ意に人し中ばっ (2)A:実は急に結婚することに
当事者だけでな<責任者も罰
なりまして。
する乙とになる。 B:あら、それは招めでとう,
成行きでどうなるかわ办らない時、なに もち 力计
A:それで电し职ないんです
か重大なことを決める際の前置善として こんつ たいL<
が今月で退職させてw
使う。慣用的な表現。
ただきたいんですが。
いま し
(3)今まで知らなかったのだが、そ
【したがって】 加

(1)このあたりは非常に交通の便
小じょう记らつ5 心ん れをやったのは実は彼女だっ
がよい。したがって地価が高
方か たか
た。

140

152
じつは
示きょう と かい か元 かあ
(4)不況で都会からふるさとに帰っ すが、お母さんに、なにが
し と ひと 示 乙ころ
て仕事をさがす人が增えてい 心あたりはありませんか。
あんLh 世んせ じっ v
るという。それを聞いて安心す B:先生、実を言いますと、乙
ひと 书 ごろ い元
るという人が実は多いのでは の頃ほとんど家にいない
い元か元 <
ないだろうか。 んです。家に帰って来る
龙 き即う な 书也 L
(5)A:井田さん、急にやせたね。 のも何時なのか親もよ<知
力る しまつ
どこか悪いところでもある らないような始末でして。

のかな。 「打ち明けて言うと|の意味。「じつは」
门 加たし法元 书も
B:実は私も前からそう思って とほぼ同じように使えるが、依頼の前置
きにはあまり使わず、わけを聞かれて
いたのよ。
(3)のように真相をながながと打ち明
「本当は」の意味。真相・真実を明らか
けるような時に使うことが多い。
にするときに用いる。(1)は聞き手にとっ
3じつのと二ろ
て意外なことを切り出すときの言い方。 中来人ち 1. 北方师于
(1)A:山口さん、また仕事中に
(2)のように依頼表現の前置きにも使 ね
5。(3)は話し手自身が、知らされた事 寝てましたよ。
じっ 深く加れ 电
実におどろいて言う言い方。(4)は表面 B:実のと乙ろ、僕も彼には困
だん付口意人
ではわからないが、本当のところはといら っているんだ、無断欠勤も
おお
意味で使われる。(5)は相手のことばを 多いし。
受けて真相を打ち明ける言い方。 いL だせんし
(2)A:石田選手、よくがんばりま
2じつをい让
(1)A:なんだか、 元気がない
げん したね。
っ かつゃ<
B:実のところかれの活躍に
な。 い
ほんとら
Vっ かね は本当におどろいている
B:うん、実を言うと金がない たv
すこ は んだ。あまり期待していな
んだ。もう少ししたら入る おも
かったから、よけいそう思
はずなんだけど。
ひと し ひと うのかもしれないけどね。
(2)A:さっきの人、知っている人 けいC は人にん虫色こ
(3)A:刑事さん、犯人は正子で
なの。
っ v 力か にょうは弓 しょうね。
B:実を言うと别れた女房な じっ
あ B:いや、実のところわからな
んだ。こんなところで会う お书
招も いことが多すぎるんだ。
とは思わなかったよ。
こ せい世意 相手の話を受けて打ち明けるときに用
(3)A:このごろ、お子さんの成績
お いる。聞いたことに対する話し手の態
がひどく落ちているんで
度、状況説明などが続くことが多い。た

141

153
して一しまつだ

んなる事実を打ち明けるときや、依頼の て、Yで違う側面を提示したり、(3)の
前置きには使わない。 ように「は」で 2つの行為を対比させて
(誤)実のところ結婚することになりまし 使うことが多い。かたい言い方。
た。
(正)実は結婚することになりました。
【しまつだ】
[V-孔まっだ]
加②Vょお?と付ってん、之ん天ん,なら
【して】 (1)彼女は夫の欠点を延人と並べ
→【て】 あ は )Zん
上げ、あげくの果てには離婚す
V 东 儿まつ
ると言って泣き出す始末だっ
【しないで】 た。
→【ないで】 すこ だい加く 心ん素上う なん 也<
(2)息子は大学の勉強は何の役
本 い
にも立たないと言ってアルバイ
【しなくて】 せ だ 艺3方中ろたい
トに精を出し、この頃は中退し
→【 て】 はた5
て働きたいなどと言い出す始
法っ
未だ。
【しはする】 い方上そうだん
[R-はする (3)一度相談にのってあげただけ
名か大 书く
かれ たょ
(1)坂田さんはアルバイ卜に遅れ なのに、彼はあなただけが頼り
中す v 宋よな加 でん力
はするが、ぜったいに休末な だと言って、真夜中にでも電話
しまっ
い。 をかけてくる始末だった。
ひと来元
(2)かれは人前に行きはするが、だ 動詞の辞書形に付いて、誰かの行為に
よる困った状況や迷惑な状況が生じる
れともし也べらない。
よ 书と乙 ことを表す。前半でその状況に至るまで
(3)酔ってその男をなぐりはした
乙万
にどんなことがあったかを述べ、その結
が、殺してはいない 果としてその状況が起こったということを
せ 加る
(4)だれも責めはしない。悪いのは 言うのに用いる。
わたし
私なのだから。 次の「この始末だ」は慣用的な表現
よろ乙 で、何か問題が起こったときに非難の気
(5)そんなことをしてもだれも喜び
动い力く 招も 持ちを込めてそれを指し示すのに用い
はしない。かえって迷惑に思う
る。
だけだ。 (例)山田はどうもこの頃学校に来な
動詞の連用形に付いて、その部分を取 と思ったらこの始末だ。バイクで人
り立てるのに用いる。[Xしはするが、 身事故を起乙すような学生には、
Y」のようにXの行為を強調しておい もう退学してもらうしかない。

142

154
じゃあ—じゃないか
あ动

B:いや、雨じゃない
あめ
(2)A:雨じゃない?
【じゃあ】 あめ
「では2」のくだけた言い方。長<引き伸 B:ええ、雨よ。
あ动 もの
ばして「じゃあ」と言うこともある。 (3)あら、雨じゃない。せんた<物
1じゃ(あ)<推論>
办出 ねつ
いれなくちや。
(1)A:風邪をひいて熱があるん
「ではない」のくだけた言い方。(1)は否
ですよ。 定文で、「な」の部分が高く発音される。
し.あ で
B:じゃあ、試合に出るのは (2)は否定疑問文で上がりイントネ—
む n
無理ですね。 ションになる。(3)は否定ではな<断定
意师う ょうじ は
(2)A:急な用事が入っちゃっ で、「じゃない」全体が下がりイン卜ネ一
ションになる。話しことば。男性も女性も
て。 こ 使う。
B:じゃあ、パーティ一に来ら
→【ではない】
れないの?
→【では2】1 【じゃないか】
2じゃ(あ)<態度表明> [N/Na/A/V じャないか]
せんせv 书
(1)A:先生、終わりました。 「ではないか1」のくだけた形で、話しこ
かえ
B:じゃあ、帰ってもいい。 とばの文末で主として男性が使う。女性
善示ん 力为
(2)A:気分が悪いんです。
は「じゃないの」「じゃない」の形を使う
中す ことが多い。「じゃん」はさらにくだけた言
B:じゃあ、休みなさい。
い方で、男女共に使う。丁寧形は「じゃ
→【では2】2 ないですか」「じゃありませんか」
3じゃ(あ)<転換> →【ではないか1】
つ学善だv はV
(1)じゃ、次の議題に入りましょう。 1 ...じゃないか <驚き・発見>
はじ だいはっけん
(2)じゃ、始めましょう。 (1)すごいじゃないか。大発見だ
意ょう じぎ占う 书
(3)じゃ、今日の授業はこれで終 ね。
やまだ<ん
わりにします。 (2)なんだ、山田君じゃないか。ど
ところ
(4)じゃあ、またね。 うしたんだ。こんな所で。
→【では2】3 →【ではないか1】1
2....じゃないか <非難>
书そ

【じゃない】 (1)どうしたんだ。遅かったじな
[N/Naじゃない] いか。
あめ やくそ〈 主电 こま
(1)A:雨? (2)約束は守ってくれなきゃ困るじ

143

155
じゃないか2—じゃないが

也ないか。 んじゃないか。
→【ではないか1】2 「ではないか 2」のくだけた形。[じゃな
3 ...じゃないか <確認> いか」は男性的な言い方で、女性は普
书活 指な

(1)ほら、覚えていないかな。同じ 通「じゃないの」「Cゃない」を使う。
かと与 乙 会話で上昇調で発音された場合は
クラスに加藤って子がいたじゃ
「あなたもそう思いませんか」と聞き手に
ないか。 自分の推測を確認する用法となる。独り
即う飞ん意上<
(2)A:郵便局ど乙? 言的な用法では、話し手の不確かな推
えい加かん
B:あそこに映画館があるじ 測を表す。この場合は[(ん)じゃないか
ゃないか。あのとなりだよ。 な/(ん)じゃないかしら」とも言いかえ

→【ではないか1】3 が可能。
4 V-よう沁ゃないか →【ではないか1】4
加化 加 故
(1)頑張って勝ち抜こうじゃない

か。 【じゃないが】
mう益んち市うい [NCゃないが]
(2)十分注意してやろうじゃない な人
(1)非難するわけじゃないけど、ど
か。 八や
うしてあなたの部屋はこんな
「V-ようではないか[のくだけた言い方。 ち
に散らかっているの。
→【ではないか1】4 力石方 v
(2)悪口を言いたいわけじゃない
ひと あ
けど、あの人、このごろ付き合
【じゃないか,】
[N/Na(なん)じゃないか] いがわるいんだよ。
うたが
[A/V んCゃないか] (3)疑うわけじゃありませんが、き
となり る す 把ち はな
(1)隣、ひょっとして留守じゃない のう1日どこにいたのか話し
か。 なり い元 占之す
てく龙言い。
Vまん す乙
(2)A:隣の家の様子、ちょっと (4)A:自慢じゃないが、息子が
へん ことしと3 は
変じゃないか。 今年東大に入ってね。
み <
B:そうね。ちょっと見て来る。 B:あっ、それはおめでとうご
入节 すz
(3)A:この部屋、少しさいんじ ぎいます。
ゃないか。 「...のつもりではないのだが」という意味
だんばう
B:そうね。暖房をいれましょ で、次に来る表現をやわらげるための前
置きとして用いる。(4)は慣用的な言い
う。
(4)ひょっとして、昼からは雨になる
ああ 方。

144

156
じゃないだろうか一じょう
い方记方 冲うしと
【じゃないだろうか】 (2)一日中仕事をする。
元 势人02553325
[N/Na(なん)じゃないだろうか] (3)家の前は年中、道路工事をし
[A/V んじゃないだろうか]
かえ ている。
(1)もう帰ってしまったんじゃない um5 せんでん 书と
(4)午後中ずっと宣伝力ーの音で
だろうか。
弯 うるさかった。
(2)あいつはやる気がないんじゃ
「時間」「期間」を表す言葉と共に使い、
ないだろうか。 「その期間の間ずっと」の意味。ただし
「ではないだろうか」の話しことば的表 「午前中」の場合は「ごぜんちゅう」と言
現。丁寜体は「(ん)じゃないでしょう う。
か」。独り言的に言う場合は、話手の推
測を表すが、会話では、それを聞き手に
【しゅんかん】
確認する意味になることが多い。
[Nのしφんかん]
→【ではないだろうか】 [V-たLゅんかん
大 あ し功んかん い元

(1)立ち上がった瞬間に、家がぐ
【じゅう】 招お
らっと大きく摇れた。

1 NCう <空間> 抬う C きま ね心 ひ动当来

が?23C05 ひろ (2)王子様が、眠っているお姬様
(1)学校中にうわさが広まった。 し巾ん加ん 妻ほう
くEVp3 E L にキスしたその瞬間、魔法が
(2)国中の人がそのニュ一スを知
とけた。
っている。 し けん 书
V元中3招指 V (3)試験に落ちたことがわかった
(3)家中、大掃除をした。 し四んか人 め 主之 史 <ら
てんこう世 善上うしつ はV 瞬間、目の前が真っ暗になっ
(4)系たごの転校生が教室に入 专 付 少. V
おおきわ て血の気が引いていくのが自
ってくると、クラスじゅう、大騒ぎ ん
分でもわかった。
になった。 たんじょう しゅんかん
おと 心方 (4)これが誕生の瞬間だ。
(5)サイレンの音でアパート中の
じゅうにん そと 「ちょうどその時」の意味。名詞に付<乙
住人が外にとびだした。 とはまれ。話しことばでは「V-たとたん」
Vp3 加世
(6)そこいら中で風邪がはやって が用いられる。
いる。
場所、範囲を表す言葉と共に使い、「そ 【じょう】
の範囲すべて」の意味を表す。(6)は [NVkう
こども かね あた きょらい<
「あちこち、いたるところで」の意味。 (1)子供にお金を与えるのは教育
2 Nじゅうく時間> 心ょら
ひと深んじ中う书 上よくない。
送ょら し已とじkう ひと
(1)一晚中起きている。
(2)サービス業という仕事上、人

145

157
しょうがない—ず
やす とき 中す

が休みの時は休むわけにはい い方意味。(4)(5)のように困惑してい
る乙とを表す言い方にもなる。「しようが
かない。
高ん世んV上5 盖占55p3 ない」の縮約語。くだけた話しことば。
(3)安全上、作業中はへルメッ外
加本ら 2 ...てしょうがない
を必ずかぶること。
けいけんじょう れんし中う、みっか す →【てしょうがない】
(4)経験上、練習を三日休むと
加らだ
体がついていかなくなる。
たちばじょう しつもん 乙た 【ず】
(5)立場上、その質問にはお答え 文語の助動詞「ず」から。否定の意味
できません。 を表す。書きことばや慣用的な表現でし
としょせいり 已ょ とうん か用いない。話しことばでは「なくて」「な
(6)図書整理の都合上、当分の
尚いだべいか人 いで」が使われる。「V-ない]の「ない」
間閉館します。
を「ず」に変えて作る。「する」は「せ
「その見地からいうと」「その点で」とい
ず」となる。
意味。(6)は「都合により」とも言える。
1 V-ず
かたい言い方。 とちゅう さいこ
(1)途中であきらめず、最後まで

がんばってください。
【しょうがない】 じかん宝
(2)1時間待っても雨は止まず、ぬ
あめ や

1しょうがない 加元
龙れ
れて帰った。
(1)誰もやらないならしょうがない、 し中つばつぜんじつ ょや< と
わたしひと 0 (3)出発前日まで予約が取れず、
私一人でもやる。 Lんはv
老人深 と方师う あめ 示 心配させられた。
(2)散歩の途中で雨が降ってき 3し
(4)だれにきいても住所がわから
た。しょうがないから、ス一パ一 乙ま
はい あめ や ま ず、困った。
に入って雨の止むのを待った。
と音 「V-ないで」「V-なくて」という意味。
(3)ワインがない時はしょうがない
(1)は单に文を並べて、「あきらめな
からビールにします。 で」という意味。(3)(4)のように、前
(4)A:おかしもらったけど、かび の文と後ろの文の因果関係がはっきりし

がはえてて、食べられな ていて、理由を表す表現になることが多
い。話しことばでも使うが、多少かたい、
いの。 す
B:しょうがないな、捨ててし 書きことば的表現。
2...ず、..寸
まおう。 [A-からず、A-からず]
こ ひと D
(5)しょうがない子ね、 一人でトイ [V-ず、V-ず]
の みっか かん さん
レにも行けないの。 (1)飲まず食わずで三日間も山
ちゅう ある
「しかたがない」「ほかに方法がない]と 中を歩きつづけた。

146

158
すえにーすぎる
と者 かれ さわ かんが すえ
(2)その時、彼はあわてず騒がず (4)よく考えた末に決めたことで
ひとこ上_L
一言「失礼しました」と言って す。
へ中 书抬が九 任3そう
部屋を出ていった。 (5)大型トラックは1キ口暴走した
てんらんか しゅっびん き< すえ と
(3)展覧会に出品されている作 末に、ようやく止まった。
ひん ま おと
品はいずれも負けず劣らずす 「ある期間のおわりに」の意味。(1)の
ばらしい。 場合は单に期間のおわりを指すが、
E<92 こ ど电た方 (2)以下のように「ある経過をたどった
(4)独立した子供達とは、つかず
はな かんけい あとで最後に」の意味で使われることが
離れずのいい関係だ。
に ほん がつ あつ さ心 多い。書きことば的。
(5)日本の5月は暑からず、寒か
意こう
らずちょうどいい気候です。
老也〈 お书 す< 【すぎない】
(6)客は多からず、少なからずほど [N/Na/A/V にすぎない]
けん せきにんしゃ
ほどだ。 (1)その件は責任者にきいてくださ
力たし じ む いん
「XでもないしYでもなくて」という意味 い。私は事務員にすぎません
を表す。(1)(2)(3)のように同じ様な
ので。
意味の言葉を並べる場合と、(4)(5) かれ せVV加
(2)彼は政治家ではなく、たんなる
(6)のように対照的な言葉を並べる場 加ん9う 寸
官僚に過ぎない
合とがある。(3)はいくつかを比べて
ほんとう
「そのいずれもが同じようにすばらし (3)それが本当にあるかどうかは
L れい い
い」、(4)は「ほどよい距離を保って」 知りません。例として言ってい

(5)は「暑くなく、寒くなく」の意味。慣
るに過ぎないんです。
用句的な表現。他に「鳴かず飛ばず」 おこ おも
(4)そんなに怒られるとは思っても
など。
みなかった。からかったにすぎ
ないのに。
【すえに】
[Nのすえに] 「单に...だ」という意味。「あまり重要で
[V-たすえに] ない」という評価の気持ちが伴う。(1)
こんげっ しゅしょう ほうち即う
(1)今月のすえに、首相が訪中 は「責任ある地位にいるのではない、た
だの事務員龙」、(3)は「例として言っ
する。 ているだけだ」の意味。
方上う以加ん,意上う慧
(2)長時間の協議のすえに、やっと
过?3
結論が出た。
きんねん とうびょうせいかつ す元 【すぎる】
(3)かれは三年の開病生活の末

[N/Na する]
に亡くなった。 [A-すぎる]
[R-すぎる

147

159
すぐーすくなくとも

1...すぎる
ゃ< ししゅん善户<
ん。
(1)この役は思春期の役だから10 過度の状態を表す。名詞として用いら
い こ も はなし
歳では子供すぎて話にならな れる。
3 ...ても..すぎることはない
い。 亦他也来と艺人 方市う す
げしく
(2)下宿のおばさんは親切すぎて
しんせっ (1)冬山登山は注意しても、し過
めいわ< ぎることはな。
ときどき迷惑なこともあります。 て加 入人V は中
加れ 书もしろみ加 (2)手紙の返事はどんなに早くて
(3)彼はまじめすぎて、面白味に欠 は也
も、早すぎることはない。
ける。 お也 かんしゃ

(4)このあたりの家は高すぎて、と
之 大加
(3)親にはどんなに感謝してもし
招も
加 すぎることはないと思っていま
ても買えません。
せんとう ゅ 加たし
(5)錢湯の湯は私にはあつすぎ末 す。
「何かをしても、それで充分だとはいえ
す。
こ ども 动 加る ないJという意味。(1)は[注意すれば
(6)子供の目が悪くなったのはテ
み おも
するほどいい」、(2)は[早いほどvvI
レビを見すぎたせいだと思い末
の意味。
す。
の す あた吏 いた
(7)ゆうべ飲み過ぎて頭が痛い。
【すぐ】 考
過度の状態を表す。 (1)すぐ来てくだきい。
2...す けっこん もう
(2)会ってすぐに結婚を申し込ん
[R-す苦だ]
[R-す苦のN] だ。
<う乙5
方石与 あ号
(1)太郎、遊びすぎですよ。もうち (3)空港に着いてすぐホテルに電

ん老上
ょっと勉強しなさい。 話した。
冲う下ん考上
は六 とう こ (4)郵便局はすぐそこです。
(2)働きすぎのお父さん、もっと子
电 南そ じ加ん っ< ちか
供と遊ぶ時間を作ってくださ (5)すぐ近くまで来ている。

い。
の す くすn
時間、距離がとても短い様子を表す。時
間の場合は「に」が付くこともある。
(3)飲み過ぎにはこの葉がいいそ

うだ。
(4)テビの見すぎで成績が下が
み せいせ善 【すくなくとも】
と者 ある
(1)そこはちょっと遠いですよ。步け
ってしまつた。 ん
りょう て あた ば、すくなくとも20分はかかりま
(5)肥料は適度に与えてください。
やりすぎはかえってよくありま世 す。

148

160
すぐにでもーずして
まち へ や か
(2)この町で部屋を借りれば、す< に使う。(4)のように「すぐに…しそうだ」
まん元ん
なくとも5万用はかかるでしょ の形でも使われる。

う。 ひとで す<
(3)すごい人出だった。少なくとも 【ず〈动】
きんぜんにん
三千人はいただろう。 [Nず〈め]
かのじょ <ろ
がいしょ< (1)彼女はいつも黒ずくめのかっこ
(4)せっかく外食するんだから、そ
すく うをしている。
んなものじゃなくて、少なくとも、 ごろ
示ん < おも (2)この頃なぜかいいことずくめ
自分では作れないなと思える
ぐらいの料理を食べようよ。
ょう0 本
尤。
言上う ゆうしく し其ん さし み
(3)今日の夕食は、新鮮なお刺身
量や程度が最低限でもこれぐらいだ、と
いう意味を表す。かなり多いという意味 やいただきものの口ブスターな
が含まれる。(1)(2)(3)のように「す ど、ごちそうずくめだった。
まいにちまいにち艺ん苦上う
くなくとも...は」や、(4)のように「す〈な (4)每日每日残業ず〈めで、この
<北も..らい(は)」の形が多い。また、 じ求ん
ままだと自分がすり減っていき
(4)のように意志・願望の表現と共に使
そう尤。
5場合は「せめて」と言いかえられる。
話しことばで「すくなくても」と言う場合も 名詞に付いて、身の回りにあるのがそれ
ある。 ばかりであることを表す。「黒ずくめ」「い
いことずくめ」「ごちそうずくめ」など、定
型化した言い方で使うことが多く、「赤
【すぐにでも】 すくめ」「本ずくめ」などは使えない。
)そ とど
(1)お急ぎならすぐにでもお届けい
たします。
加ね くに 【すこしも...ない】
(2)お金があればすぐにでも国に 上

(1)強くこすっているのに、すこしも
かえ
帰りたい。
いま きれいにならない。
方上意ん
(3)そんなにやめたいなら、今す入
たいし上く意ん、はら
(2)躬金がすこしもふえない。
にでも退職金を払います。
わたし みせ
否定表現を強めるときに使う。
(4)私がてん示らのおいしい店を

みつけたと言うと、かれはすぐ
い か人 【ずして】
にでも食べに行きたそうな感じ [v-孔て]
あくてんこらなか V泛意
だった。 (1)悪天候の中を飛行機が無事
ちゃくり< じ上ら意< な加
「ただちに」「たちどころに」という意味。 着陸すると、乘客の中から
はくし师 书
「帰りたい」のような欲求の表現などと共 期せずして拍手がわき起こっ

149

161
ずじまいだ—すなわち
冲き す乙 はる ちか
た。
大九加 ま
(3)雪が溶けて、少しずつ春が近
(2)戦わずして負ける。 づいてくる
ろち て V 加ね だ 高
(3)旁せずして手に入れる。 (4)いくらかずつでもお金を出し合
や てら きいけん 意ょ5
「...しないで」の意味。(1)は[予期し って、烧けた寺の再建に協
7x<
なかったが1、(2)は「戦わないで1
力しよう。
(3)は「苦労しないで」の意。慣用的 びうにん 李
(5)病人はわずかずつだが食べ
で、文語的な表現。
られるようになってきた。
「同じ量をそれぞれに」、または[だいた
【ずじまいだ】 い同じ量をくりかえして」という意味を表
[V-す北まいだ]
し中つちょう ほんこん い す。(1)は[それぞれに3個!(2)は
(1)出張で香港へ行ったが、いそ 「5人が1組で」(5)は「每回すこし
とも あ
がしくて友だちには会わずじま だけ」の意味。
いだった。
か ことし
(2)せっかく買ったブ—ッ6 今年の
亦西 高たた つか
【ずとも】
冬は暖かくて使わずじまいだっ [V-ずとも]
かんたん 善

た。
なつ也す
(1)そんな簡単なことぐらい聞かず
ほん 加
(3)夏休みのまえにた<さん本を借 ともわかる。
けっ善ょくょ む加しぼなし むすめ
りたが、結局読まずじまいで、 (2)<昔話>これこれそこの娘。
せん世い な は左
先生にしかられた。 泣かずともよい。わけを話して
りょこら せ力 ひと
(4)旅行でお世話になった人たち みなさい。
れ てが かた から相 ょう苦
に、お礼の手紙を出さずじまい (3)あの方は体にさわらずとも病気
动い V

ではずかしい。 がわかる名医だ。

ある行為をしないで終わってしまうと [...しなくても」の意味。あとに「わかる|

う意味。残念な気持ちを表すことが多 [いい]などの表現が続く。文語的な表

い。 現。

【ずつ】 【すなわち】
かれ ねん だv
[数量詞+ずっ] (1)彼は、1945年、すなわち、第
ひと h に じ せかいたいせん 书 とし
(1)一人に3つずつキャンディ- 二次世界大戦の終わった年に
をあげまし上う。 生まれた。
にん つ< 元 ち方 はは书中 ちち
(2)5人ずつでグルー才を作っ (2)この絵は、父の母親の父、すな
力大し号之号 之加
た。 わち私の曾祖父が描いたもの

150

162
ずにーずにお<

である。 ってください。
う 各心了 9ょうLh こ 本
(3)生まれによる差别、すなわち、 (6)両親を事故で亡くしたあと、
こども かれ えんじょう だい
だれの子供であるかということ 彼はだれの援助も受けずに大
し加い了善意心? しゃ がくで
による社会的差别は、どこの社 学を出た。
加い そん
会にも存在する。 後ろに動詞の文を伴って、「...しない状
けこ にんんにんげん かんけい
(4)敬語とは人間と人間の関係で 態で...する」という意味を表す。書き乙
?か 力
使い分けることばである。すな
とば。話しことばでは[...ないで上なる。
はなて き て
わち、話し手と聞き手、および
だいさんし也
第三者との相互関係によって
そら已加んけ
【ずにいる】
v わ こと [V-ずにいる
いろいろに言い分ける、その言 意ん文ん はじ す
试 ?か わ (1)禁煙を始めたが、吸わずにい
葉の使い分けである。
るとだんだんイライラしてくる。
語句や文を受けて、それと同じ意味内 げつきけ の
(2)これでもう1ク月酒を飲まずに
容をもつ別の語句や表現で言いかえる
ような場合に用いる。前の語句や表現を いることになる。
みっ か しん金h よ よ
端的に表す語や、具体的例や補足的な (3)三日新聞を読まずにいると世
なか
説明を与える表現が後に続<。学術論 の中のことがわからなくなる。
文や講義・講演など、かたい書きことば かれ
(4)わがままな彼が、なぜあんなひ
的な表現で用いられ、話しことばでは 加Vし也
どい会社をやめずにいるのか
「つまり」のほうがよく用いられる。 し
不思議だ。
ある行為をしない状態でいることを表
【ずに】
[V-ずに] す。
た V 力る
(1)よくかまずに食べると胃を悪<

しますよ。 【ずにお<】
之工、法 てがみ 龙 [V-ずにお<]
(2)切手を貼らずに手紙を出して ち方 でん力
(1)父に電話がかかってきたが
しまった。 つか ね
も いえ 疲れてよく寝ているようだった
(3)きのうはさいふを持たずに家を 书
で ひる は人 变 ので起こさずにおいた。
出て、昼ご飯も食べられなかっ かのじょ う
(2)彼女がショックを受けるとか力
た。 いそうだから、このことは当分
とろ示人
せつめ ょ
(4)ワ—プ口の説明をよく読まずに v
つか ひ上 书书 言わずにおきましょう。
使っている人は多いようだ。 书も

いこ (3)あとでいるかもしれないと思っ
(5)あきらめずに最後までがんば

151

163
ずにすむーずにはおかない

加ね つか かのじょ 善も おも Vん
て、もらったお金は使わずにお (2) 彼女の気持ちを思うと、自分の

いた。 したことを悔やまずにはいられ
びょらいん けん う
(4)あした病院で横查を受けるな ない。
即うはん 九 かのじょ うつ< だれ みりょら
ら、夕飯は食べずにおいたほう (3)彼女の美しさには誰でも魅了
がいいんじゃないですか。 されずにはいられなかった。
加いし かいしょう
何かのために、ある行為をしないでおく (4)会社でのストレスを解消する
各け の
ことを表す。 ために酒を飲まずにはいられ

ない。
【ずにすむ】 じょうだん
(5)その冗談にはどんなまじめな
[V-ずにす] ひと わら
加んわじてん か 书も 人も笑わずにはいられないだ
(1)漢和辞典を買おうと思ってい
とも 示る ろ方。
たら、友だちが古いのをくれた
か 意志の力では押さえられずに自然にそ
ので買わずにすんだ。 うしてしまうという意味を表す。書きこと
くすり しじ市つ
(2)いい薬ができたので手術せ ば的。話し乙とばでは[...ないではいら

ずにすんだ。 れない」となる。
いっしょうはた5
(3)一生働かずにすんだらいい

んだけれど、そういうわけには 【ずにはおかない】
[V-ずにはおかない]
いかない。 深ん ひと 加んど5
(1)この本は読む人を感動させず
(4)いまちゃんとやって招けば、あと
こらかい にはおかない。
で後悔せずにすみますよ。 加れ げんう 本书乙
あん世んそうち 名ど5 だ (2)彼の言動は皆を怒らせずには
(5)安全装置が作動したので大
じ こ 招かない
事故にならずにすんだ。 いま 世vじs5世 こくみん

「予定していたことをしなくてもよくなる」 (3)今のような政治情勢では国民
ふしん加ん あた
「予測されることが避けられる」という意 に不信感を与えずにはおかな

味。好ましくない事態が避けられることを いだろう。
表す。書きことば的。話し乙とばでは[.. 刀上うたこく あ5そ せ加いじゅう ま意
(4)両大国の争いは世界中を卷
ないですむ」となる。 こ
运まずにはおかない。
本人の意志にはかかわらず、そのような
【ずにはいられない】 状態や行動が引き起こされるという意味
[V-ずにはいられない] を表す。感情の変化や争いごとの発生
ほん だれ 加んどう
(1)この本を読护と、誰でも感動せ などの自発的作用について言うことが

ずにはいられないだ万う。 多い。

152

164
ずにはすまないーすむ

本来は「終わる」の意味だが、「それで
充分だ、それ以上の面倒なことをしなく
【ずにはすまない】
てよかった」という意味。
[V-ずにはすまない] 已万なま
2 V-ないで/V-すに む
(1)あいつはこの頃怠けてばかり 求
ひとこと V (1)バスがすぐに来たので待たな
だ。一言言わずにはすまない。
しん しゅっせ意 いですんだ。
(2)親せきみんなが出席するのな 老 ま
v (2)バスがすぐに来たので待たず
ら、うちも行かずにはすまない
にすんだ。
だろう。 でん力 はなし い
い と (3)電話で話がついたので行か
(3)意図したわけではなかったと
い 加のじょ ずにすんだ。
は言え、それだけ彼女を傷つ ふる じてんし也 か
あや主 (4)古い自転車をもらったので、買
けてしまったのなら、謝らずに す
わないで济んだ。
はすまないのではないか。
「予定していたことをしなくてもよくなる
「しないわけにはいかない」「しないでは
「予測されることが避けられる」という意
すまされない」の意味を表す。かたい言
味。好ましくない事態が避けられることを
い方。
表す。
3 ...すむことではない
【すまない】 [Nですむことではない]
→【ずにはすまない】 [V-てすむことではない]
だい V し上るい

(1)大事な書類をなくしてしまうな
あや去
【す七】 んて、謝ってすむことではな
1 ...む い。
しょうすらいけん
[Nですむ] (2)少数意見だと片付けてすむ乙
加た

[V-てすむ]
ひ ょう 书も とではない。
(1)もっと費用がかかると思ったが もんだ ほし上う苦人 寸
来んえん (3)この問題は補償金で济むこと
2万門ですんだ。 ここ3 しvD
ようじ でん加 ではない。心からの謝罪が必
(2)用事は電話ですんだ。 ょう
かね だ 要だ。
(3)金ですむなら、いくらでも出し
「なにかをすることで問题を終わらせる
ます。 ことは出来ない、それをするだけでは充

(4)ガラスを割ってしまったが、あ 分ではない」という意味を表す。(1)は

やまっただけで济んだ。 「謝ってもつぐなえない/取り返しがつ
(5)あやまってすむこととすまない かない」、(2)は「少数意見だといって
ことがある。 無視することはできない」の意味。

153

165
すらーする
にゅうし中 ねんち加
(5)入社してもう20年近くたった
かちょう
が、まだ課長ですらない。
【すら】
名詞や「名詞+助詞」に付く。主格に付 「さえ...ない]の意味。極端な例を出し、
く時は、「ですら」になることが多い。か それができないことを強調する言い方。
たい書きことば的な表現。 (3)は「ほかの曜日はもちろん休めない
1 N(+助詞)すら し、皆が休む日曜日も休めない」の意
乙电 し
(1)そんなことは子供ですら知って 味。
いる。
甘 力 上 空
(2)むかし世話になった人の名前 【する】
わす 1数量詞+する
すら忘れてしまった。 おうふく
さ也 人意、加上 (1)バンコクまで往復でいくらぐら
(3)この寒さで、あの元気な加藤さ
加世 いしますか。
んですら風邪を引いている。 ?ょ加ん っば 人之人
だ 意善ょう (2)その旅館は一泊5万鬥もす
(4)大企業はもちろんのこと、この
へん まちこうは し四う善中う 加
辺の町工場ですら週休2日
る。 んもど
(3)30分ほどして戻りますのでお
だという。 ま
かくしつ
待ちください。
(5)こういった確執はどんなにうま〈 地うこん 3 はんとし
书中こ あいだ そん (4)この球根は植えて半年したら
いっている親子の間にすら存 め
艺 芽がでます。
在才る。 す乙 で
(5)少ししてから出かけましょう。
「さえ」の意味。一つの例をとりあげて、 た かた ねん
それでさえこうだということを述べ、その (6)こんな建て方では10年しな
こわ
他はもちろんのことだという含みを持た いうちに壊れる。
せる。(1)は「ふつうのひとはもちろんの 時間の経過、かかる費用を表す。時間
こと、子供でも知っている」の意味。 の場合は「たつ」、費用の場合は「かか
2 N(+助詞)すら...ない る」と言いかえられる。
おも も あ
(1)あまりに重すぎて、持ち上げる 2副詞+する
あか はだ
ことすらできない。 (1)赤ちゃんの肌はすべすべして
书中 い
(2)そのことは親にすら言っていな いる。
つ<文 う元
い。 (2)ほこりで机の上がぎらざらして
し已北い加 にちょらび やす
(3)仕事が忙し<て日曜日すら休 いる。
ょう7 あじ
めない。 (3)この料理は味がさっばりしてい
ど ねっ で と善
(4)40度の熱が出ている時です る。
VsvA v 也すこ 加らだ
ら病院に行かなかった。 (4)息子は体つきががっしりして

154

166
する
营心け
いる。 いて、寒気がした。
き冲うじっ どう示つ ちい 中力
(5)休日はみんなのんびりとして (5)その動物は小さくて柔らかく、ま
かん
いる。 るでぬいぐるみのような感じが
女 ね人
(6)なかなかしっかりしたよい青年 した。
かれ
だ。 (6)彼とはうまくやっていけないよう

「...している」や「...したN」の形で用 な気がする。
け は け なに た
いて、ある性質をもつことやある様子を (7)今朝から吐き気がして何も食
示すことを表す。
べられない。
3 ...する C<9ょ59 か书
(8)この肉料理には子しぎな香り
[N/Na にする つか
[A-<する] がするスパイスが使ってある。
[V-ようにする引 におい、かおり、味、音、感じ、気、寒
こ上も V し也 书书 书书
(1)子供を医者にしたがる親が多 気、吐き気などの名詞に付いて、その感
い。 覚、知覚を表す。

(2)部屋をきれいにしなさい。
5 ...とする
らいし 5 善中う乙方
つめ (1)来週は休講とする。
(3)冷たくするともっとおいしいで い方书う てん、5加<
(2)一応60点を合格とします。
すよ。
しょ<Vん
(4)この食品はいそがしい人のた
ひと →とる2】
大 6 ...にする
めにすぐに食べられるようにし
[Nにする]
てあります。 [Vことにする]
なに
対象に働きかけて変化させることを表 (1)A:何になさいますか。
す。「なる」がそのもの自体の自然な変 B:コ—ヒ—にします。
化を表すのに対し、「する」は働きかける こんど にし だ
(2)今度のキャプテンは西田さん
人が存在する意図的な変化を表す。
→【よう仁3】5
にしよう。
りょこう
4 Nがする (3)かぜがよくならないので旅行
だいどころ や

(1)台所からいいにおいがしてき は止めることにします。
じこ ひ乙う意
た。 へん あじ
(4)事故がこわいので飛行機には

(2)このサラダは変な味がする。 乗らないことにしています。
小る おと
(3)古いピアノはひどい音がして、 「決める」という意味。次のように「N+
つ加 6の
使い物にならな。 助詞」が使われることもある。
そと で つ动 加世 (例)会議は5時からにします。
(4)外に出ると冷たい風が吹いて
7 ..ものとする →【ものとする】

155

167
する

8 Nをする c Nをする <職業>


加れ ょうし
a N(を)する (1)彼は教師をしている。
加 もの
(1)午後は買い物をするつもりだ。 (2)べビー・シッターをしてくれる
つ去 意人迷
忙方よう正
ひと が
(2)日曜日には妻と散歩をしたり
人を探しています。
し中ちょう しk5かv
テニスをしたりする。 (3)社長をしているおじの紹介
心加し L 弓1 <
(3)昔はよくダンスをしたもの龙。 で就職した。
しか
(4)いたずらをすると叱られるよ。 体妻地点 ま<
(4)母は前は主婦だったが今は葉
あL

(5)ころんで足にけがをした。 劑師をしている。

(6)せきをしているので風邪をひ 「職業名十をしている」の形で用いて、
いたのでしょう。 「その仕事についている」という意味を
動作や作用を表す名詞に付いて動詞 表す。
を作るのに使う。和語に付く例も少な〈な d Nをするく装身>
あ加 ひと
いが、漢語や外来語の名詞に付いて動 (1)あの赤いネク夕イをした人が
もり
詞を作る場合が多い。 森さんです。
b Nをする <外見> ひと
(2)あの人はいつもイャリングをし
い石

(1)きれいな色をしたネク夕イをも
ている。
らった。 て示くろ
(3)手袋をしたままで失礼します。
しっれ
たてもの きんかくけV
(2)その建物は三角形のおもしろ 意ょう とけ
かたち (4)あっ、今日は時計をしてくるの
い形をしている。 力寸

み主 v を忘れた。
(3)見舞いに行ったら、かれはとて 加世

<る ょうす (5)このごろ風邪をひいてもマス夕
も苦しそうな様子をしていた ひと
をする人はいませんね。
のでつらかった。 ネク夕イ、時計、指輪などにつけて、そ
にん伊ん す加九 加办がみ
(4)それは人間の姿をした神々の れを身につけていることを表す。状熊を
ものがかn
物語だ。 言う北きは(2)のように「している」の形
かっ乙う 书とこ
(5)みすぼらしい格好をした男が で使う。
在式
訪ねてきた。
9 NをNにする
ほん 石构

(6)この仫像はとてもやさしそうな (1)本をまくらにして昼寝した。
かお (2)ス力ーフをテーブルク口スにし
顔をしている。 つか
て使っています。
[Nをしている|[NをしたN|のように使
き也〈法 乙 心ん意ょう心力

う。色、形、様子、姿、かっ乙う、顔な (3)客間を子どもの勉強部屋にし
ど視覚的にとらえられるものを表す言い た。
方。 あるものを别の用途で使うとう意味。

156

168
せい
うみ ょこ
10おR-する (1)こんなに海が污れたのはリ少

かいはつ き せい けん
(1)ここでお待ちします。 —卜開発規制をしなかった果
に电つ も
(2)お荷物お持ちしましょうか。 のせいだ。
め 力る
→【お..す】 (2)目が悪くなったのはテレビを見
11 V-ようにする
かなら nんら< すぎたせいだ。
(1)必ず連絡をとるようにする。 <ら せい 乐

あ意ねほう (3)暮しがよくならないのは政府の
(2)朝寝坊しないようにしよう。
せいだ。
よるね心 う书ん
→【よう仁3】5
(4)夜眠れないのは騒音のせい

だ。
【せい】 好ましくないことがらを先に述べて、それ
[Nのせい] が起こった原因がなんであるのかを述
[Naなせい]
べるのに用いる。
[A/V世い]
c ...せいにする
1 ...せい あめ 意み 意ょう 齐

a ...せいで (1)A:あっ、雨。君が今日は降
はは书中 かの
(1)わがままな母親のせいで、彼 らないっていうから、かさ

じょ けっこん 书<
女は結婚が遅れた。 持ってこなかったのに。
にん ちこく
(2)3人が遅刻したせいで、みん B:わたしのせいにしないで
し加ん世ん の
な新幹線に乘れなかった。 よ。
加?こう せ意に人
じ爸ょ3 Lっばv
(3)とうとう事業に失敗した。しか (2)学校は責任をとりたくないの
龙れ
心乙 せいと
せ善にん
し誰のせいでもない、責任はこ で、その事故は生徒のせいに
こうひょう
わたし して公表しようとしない。
の私にある。
热V节?
加れ L乙と と言 じ
(4)熱带夜が続いているせいで、 (3)彼は仕事がうまくいった時は自
で人意 し上う少9上5
ぶんひと n V
電気の消費量はうなぎのほり 分一人でしたように言い、うま
ひと
だという。 くいかなかったら人のせいにす
书とこ
るというような男だ。
よくないことが生じたことの原因や責任 加の以上 意占うち上う世 ひと
の所在を表すのに用いる。「.…ので」や (4)彼女は協調性がないのを
そ龙
[..ために」に言いかえられることが多 人っ子で育ったせいにして、自
い。後半には、その原因から生じたよ<な 、北
分の非を認めようとしない。
い事態を表す表現が続<。(1)は「母親
よくない結果が起こったことの責任を一
がわがままだったので」(4)は「暑い夜
方的に決めつける乙とを表す。本当はそ
が続いているために」の意味。
れ以外に責任があるという意を含むこと
b ...のは...せいだ

157

169
せいぜい一せっかく

が多い。 す。
书も
2 ...せいか (4)ふるさとと言われて思い出すこ
とし 乙ろつか
あ意まつ
(1)歳のせいか、この頃疲れやす とといえばせいぜい秋祭りくら
い。
か < き
いですね。
办宋 中うりょう やす ひとn <
(2)家族が見舞いに来たせいか、 (5)給料が安<て、一人で暮らす
しょ<ょ<
おじいさんは食欲がでてき のがせいぜいだ。
で言
た。 (6)たいしたおもてなしも出来ませ
は为 たの
(3)春になったせいでしょうか、い< んが、せいぜい楽しんで<ださ
ね 为
ら寝ても眠くてたまりません。
とし已ろ かのじょ
い。 营たい
(4)年頃になったせいか、彼女は (7)あまり期待していないけどせ
いちだん 加ん计 こ
一段ときれいになった。 いぜい頑張って来い、とコーチ
かれ どうがん ち加 で しあ加
(5)彼は童顔のせいか、もう30近 に言われて出た試合で勝って
こらこ5せ 五
いのに高校生のように見える。 しまった。
すこ しんん
(6)気のせいか、このごろ少し新聞 「限度はあるが、出来る範囲で」北いう意
V ょ
の字が読みにくくなったようだ。 味。「せいぜい...くらい」の形でよ〈使う。
原因、理由を表す言い方。「はっきりは (5)のように「...が、せいぜいだ」の形
えないがこれこれの理由で」という意 もある。(6)(7)は「できるかぎ]の意

味。(1)は「歳を取ったためか」の意。 で慣用的な表現。
その結果がよい場合、悪い場合どちらに
も使う。 【せずに】
→【ずに】
【せいぜい】
けっこん ねんで
(1)結婚記念日といっても、せいぜ

即うしょ< そと 大
【せっかく】
い夕食を外に食べに行くくら 1せっがく..からには
りゅうが<
いで、たいしたことはしません。 (1)せっかく留学するからには、で
いそが かいし节 ねんまつ
か善扫扫 方し意
(2)忙しい会社で、年末でもせい きる限り多くの知識を身につけ
加元
办っ加 ゃす
ぜい三日くらいしか休めませ て帰りたい。
だいひょう えら

ん。 (2)せっかく代表として選ばれた
けい意 い末 L 世ん)ょ< つ
からには、全力を尽くさなけれ
(3)景気が今どうなのか知りませ
わたし
ん。私にわかることといえばせ ばならない。
方上青ん n き中うか
いぜい貯金の金利ぐらいで (3)せっかく休暇をとるからには、2

158

170
せっかく
か か か
日や3日でなく、10日ぐらいは 「せっかくX(の)だからY」の形で、Xに
中す
休みたい。 はまれな機会や努力、骨折りを伴ってな
された行為などが示され、Yではそれを
「せっかくXからにはY」の形で、Xには
有効に利用するように話し手が望む気
まれな機会や努力、骨折りを伴ってなさ
持ちが示される。Yの部分には意志、希
れた行為などが示され、Yではそれを
望、依頼、勸誘、助言などを表す表現
有効に利用するように話し手が望也気
が用いられる。
持ちが示される。Yの部分には意志、希
望、助言などを表す表現が用いられる。
4せっかく.のだったら
なら

2せっかく..けれとも (1)せっかくピアノを習うのだった
すこ たか せんせv
(1)せっかくここまできたけれども、 ら、少しくらい高くてもいい先生
あめ ひ ほう
雨がひどくなってきたから弓[き についた方がいい。
加え
い 善ょうと
返そう。 (2)せっかく京都まで行くのなら
みな ほね招 空è
(2)せっかく皆さんに骨折っていた 奈良にも行ってみたらどうです
V? けいか<
だきましたが、実はこの計画は か。 おんがく、九の

取りやめになりました。 (3)せっかく音楽を楽しむのだった
つ< ょろこ おと
(3)せっかく作ったのですが、喜ん ら、もうすこし音のいいステレ才

ではもらえなかったようです。 を買いたい。
「せっかくXけれどもY」「せっか<Xが 「せっかくXのだったらY」「せっか<X
Y」などの形で、Xにはまれな機会や努 (の)ならY」の形で、まれな機会にめぐ
力、骨折りを伴ってなされた行為などが まれたり努力して何かをする場合にはそ
示され、Yではそれが無駄になることが れを有効に利用した方がよいと望也気
示され、無駄になって残念だ、申し認な 持ちが示される。Yの部分には意志、希
いなどの話し手の気持ちが表される。 望、助言などを表す表現が用いられる。
3せっかく...のだから 5せっがく...のに/.…ても
しょうたい
うはん
(1)せっかく来たのだから夕飯を (1)せっかく招待していただいた
奕 v 方加加
のに、伺えなくてすみません。
食べて行きなさい。 てん意
どりょ<
(2)せっかくいい天気なのに、かぜ
(2)せっかくここまで努力したのだ
と书 v
から、最後までやり通しましょ をひいてどこにも行けない。

う。 (3)せっかくセーターを編んであげ

(3)せっかくおしゃれをしたのだか たのに、どうも気にいらないよう

ら、どこかいいレストランへ行き だ。
空に
ましようよ。 (4)せっかく来ていただいても何も
は空
お話しすることはありません。

159

171
せっかく
こんかい た すう っ< りょうり 龙れ 九
(5)今回のクイズには多数のおは (4)せっかく作った料理を誰も食べ

がきをお寄せいただきました。 てくれない。
抬く
ただせっかくお送りいただきま 惠まれた機会や努力を伴ってなされる
し动意り
しても、締切日をすぎており来 行為などを表し、それが有効に利用で
ち师うせん きないで残念だと悔や却氨持ちや、利
すものは抽選できませんので
少上了儿上与 用した方がよいと望打気持ちが表され
ご了承ください。
る。
「せっか<XのにY|[せっか<Xて6Y| 8 せっがくですが
の形で、「せっかく...けれども|と同じ意 控 と
(1)A:もう遅いですから、泊まっ
味を表す。[...のに」は確定したことが
ていらしたらいかがです
ら、「...ても]は仮定的なことがらとしてX
を示している。 か。
6せっが<のN B:せっかくですが、あしたは
に方上5 いちにち あ名う
(1)せっかくの日曜日なのに、一日 朝から用事がありますの
じ四う あめ 示
中、雨が降っている。 で。
の加 こんはんいっし しk<じ
(2)せっかくのチャンスを逃してし (2)A:今晚一緒に食事しない?
こんはん
まった。 B:せっかくだけど、今晚はち
どょ< ず あ つ已う 而
(3)せっかくの努力が水の泡にな ょっと都合が悪いんだ。
ってしまった。 「せっかくですが」「せっかくだけど」など
(4)せっかくのごちそうなのだから の形で、相手の申し出を断るときの前置
の乙
残さないで全部食べましょう。
世ん点九
きとして使う。
9せっ力くですから
惠まれた機会也努力を伴ってなされ为 L<B んtR

行為などを表す名詞を用いて、それが
(1)A:食事の準備がしてありま
め あ
有効に利用できないで残念だと悔や护 すので、うちで召し上が
気持ちや、利用した方がよいと望却氨 ってくだ古いよ。
ことば
持ちが表される。 B:せっかくですから、お言葉
7せっがく+連体修筋句+N あま
か げんこう に甘えて、そうさせていた
(1)せっかく書いた原稿をなくして
だきます。
しまった。 っ<
(2)せっかくだから、あなたの作っ
おほ えい いま つか
(2)せっかく覚えた英語も今は使う ち号う
き かい
たケーキご馳走になっていく
機会がない。
さ はな わ。
(3)せっかくきれいに咲いた花をだ

相手からの申し出を受けるときの前置き
れかが取っていった。 として使う。

160

172
せつな一せめて

(誤)ぜひ話さないでください。
(正)ぜったいに話さないで下さい。
【せつな】 また人間のかかわることにしか使えな
[V-たせつな]
め はな
(1)目を離したせつな、子供は波
こど电 なみ い。
(誤)あしたはぜひ晴れてほしい。
にのまれていった。 (正)あしたは何としても晴れてほしい。
いち动人V 亿
(2)あたり一面火の海だった。逃 单に意志の表現を強めるためには
み方
げてきた道をふりかえったその 「かならず」などを使う。
たてもの ごうおん
せつな、建物が轟音をたてて (誤)ぜひそこに参ります。
(正)かならずそこに参ります。
くずれおちた。 しかし、依頼の返答としては「ぜひ行
「短い間、瞬間」の意味。「瞬間」ょり使 かせていただきます」のように使元る。改
用範囲がせまく、文学的な意味あいが
まった言い方。
強い言い方。書き乙とば的。

【せ动て】
【ぜひ】 い方兰南そ
1 せめて
なつ いっしゅうかん やす
(1)ぜひ一度遊びにきてください。 (1)夏はせめて一週間ぐらい休
ひ= ょ5 ちか
(2)く引越しのあいさつ状 お近く
2世 李
みがほしい。
が はい
においでの節は是非ともお立 (2)大学に入ったのだから、せめて
ょ きょういんめん善ょ と
ち寄りください。 教員免許ぐらい取っておこう
だいがく そつ善上う な 书も
(3)この大学を卒業する皆さん
上 な加 <态
と思う。
ちv に力
は、ぜひ世の中の役に立つよう (3)小さくてもいい。せめて庭のあ
にんげん
な人間になってもらいたいもの い之 ま
书も
る家に住みたい。
みっか
だと思います。 (4)せめてあと三日あれば、もうち
ゅうじん ひ こ
意くひん龙
(4)友人から、引っ越したからぜひ ょっといい作品が出せるのだ
< でん力
遊びに来るようにという電話が
が。 起9
かかってきた。 (5)あしたが無理なら、せめてあさ
かのじょ 3の3 けっこん 加ね か元
(5)彼女は有能だから結婚しても らてぐらいまでに金を返してほ
しe
ぜひ仕事を続けてほしい。
しい。
「とろしても」「かならず」という意味。依 「不十分だがすくなくともそれぐらいは」
賴の表現「てくださ」、希望の表現「て
の意味。意志、願望の表現が続<。「せ
ほしい」などと共に使い、強い願望を表 めて..ぐらいは」の形で使うことが多い。
。ふつう否定の希望表現と共には使わ (1)は[長い休みは無理だけど、1週間
ない。

161

173
せよ一ぜんぜん....ない
れい
ぐらいはほしい」の意味。 (3)せめてものお礼のしるしにこれ
う と
2せめて...だけでも を受け取ってください。
ひとばん と
(1)せめて一晚だけでも泊めても
よりひどいことに比べれば、この程度でよ
らえませんか。 かったという意味。Nに来るものは「救
いそが
(2)忙しいのはわかっているけど、 い」「なぐさめ」など限られている。(3)
にちょうび こ は「充分とは言えないがお礼として」とい
せめて日曜日だけでも子供と
あそ う意味。慣用句的な表現。
遊んでやってよ。
こ地
(3)うちは子供に継がせるような財
さん 【せよ】
産はなにもないので、せめて
きょろい< 指も 也) →【にせよ】
教育だけでもと思って無理を
だいが<
して大学へやっているので
【せられたい】
す。 [Nせられたい]
りょうしんは中 <ろ3
(4)両親を早くなくして、苦劳しま [R-られたい]
计法书中 い 心上う青 さんめ もの し中つとら

した。せめて母親だけでも生き (1)上記三名の者ただちに出頭
粉も
ていてくれたらと思います。 せられたい。
なん ら ~んこう ばあい
「不十分だがすくなくともそれぐらいは」 (2)何等かの変更がある場合は、
とどけで
の意味。(1)は「一晚だけでかまわない すぐに届出られたい。
から」の意。 こころあ 加た かか) 5
(3)心当たりの方は係まで申し出
3 せ动て..な北も
ひとめ こも 声 られたい。
(1)せめて一目なりとも子供に会
役所の文書で「しなさい」という命令を
いたいものだ。 表す言い方。文語的なかたい表現。
ひとばん へ や か
(2)せめて一晚なり上有部屋を貸
してはいただけないでしょ
【せる】
か。 →【させ】
「せめて...だけでもとおなじ意味。文語
的な表現。
【ぜんぜん.…ない】
4せめてものN け

V し し (1)テビ、消そう。ぜんぜんおも
(1)ひどい事故だったが、死者が
で す< しろくない。
出なかったのがせめてもの救
(2)なんだ、これ。ぜんぜんおいし
いだ。 し抬 た
くないぞ。塩が足りなかったか
(2)パスポートをとられなかったの
な。
が、せめてものなぐさめだ。

162

174
そう..ないーそうしたら
ひと や中だ 意ょ3 やす
(3)あの人、きょうはどうしたんだろ (3)A:山田、今日のゼ休んで
ぜんぜん か世
う。全然しゃべらないね。 たけど風邪かな。
心んきょうす才 せんLm5 み
(4)A:どう、勉強進んでる? B:そういえば先週から見か
ぜん世ん
B:だめ、だめ、全然だめ。 けないな。
か た い光 なんど飞人力
否定表現を伴って否定の意を強めると (4)A:坂田さんの家に何度電話
75
き使う。話しことば。最近はくだけた言い しても通じないんだけど、
方で、否定を伴わない[ぜんぜんいい」
どうしたのかしら。
のような言い方をすることもある。 加ょう りxこ5
B:そういえば、火曜から旅行
い V
に行くって言ってたわよ。
【そう...ない】 (5)きょうは4月1日か。そういえ
加つついたち
ゅうしとく
(1)夕食はそうおいしくなかった きょねん
世ん孟本 ば去年のいまごろはイギリスだ
が全部食べた。
起ほん已 ったなあ。
(2)日本語はそうむずかしくないと はるやす
おも (6)もうじき春休みか。そういえば
思う。 高そ < い
?已 办 かん 乙 いとこが遊びに来るって言って
(3)松子は明るい感じの子でした
边龙 たなあ。
が、クラスではそう目立たない
せいと それまでの話の内容に関連する何かを
生徒でした。
冲き がっこう やす 思い出したり、気がついたりしたことを
(4)このあたりでは雪で学校が休 表すときに使う。相手の話を受けて使う
みになるのはそうめずらしいこ ことが多いが、(5)(6)のように自分に
とではない。 問う形でも使う。話し乙とば。

「それほど、そんなに...ない」という意
味。 【そうしたら】
前の文と後の文を時間的な順序でつな
ぐ用法。さらにくだけた言い方に「そした
【そうい元ば】
こん节 ら」がある。
(1)A:なんだか今夜はしずか
1そう礼たら<未来>
ね。 むすめ だいがく はい
(1)娘は大学に入ったら下宿する
げしφ<

B:そういえばいつもの力ラ才 い い元
と言っている。そうしたら、家の
ケがきこえないね。 なか しず
中が静かになるだろう。

(2)A:おなかがすいてない? き
(2)ここには木を植えて、ベンチを
あさ なに
B:そういえば朝から何电た い乙
置こう。そうしたら、いい憩いの
べてないね。 课し
場所ができるだろう。

163

175
そうして
かれ み世 かてん
(3)彼の店はもうすぐ開店するらし ときは使えない。くだけた話しことば。
い。そうしたら、わたしも行って →【たら1】3 <確定条件>
(誤)デパ-トへ行った。そうしたら買物
みよう。
まい化ち ん れんし即5 をした。
(4)每日30分だけ練習しなさ (正)デパ-トヘ行った。そして買物を
政方放 う
い。そうしたら見違えるほど上 した。
大っ

達するでしょう。
計画などを述べた文の後につづけ、そ
【そうして】
れによって將来起こる結果について述 1そ禮て<列拳>
べるのに用いる。 す ところ 口と之なか みと う
(1)好きな所。雑踏の中、港、遊
2そ禮たら <過去> 元ん ち た龙之<う
あっ 事ど あ 園地、そうして、旅立つ前の空
(1)暑いので窓を開けた。そうした こ5
书书 と 港。
ら大きなガが飛び込んで来 ひと ゃ<
(2)おもしろくて、そうして人の役に
た。 た
力寸 もの ゆうがたがっこう V 立つことをしたい。
(2)忘れ物をとりに夕方学校へ行
せvもん L ものごとを列举したり、つけ加えたりする
った。そうしたらもう正門が閉ま
のに用いる。だいたい、「そしてに同C
っていた。 「そうして」を用いると、思い入れが強〈
はV
(3)示らっとデパート亿入ってみた。 なる。この用法では一般に[そして」の
そうしたらちようどバーゲン七 方がよ<使われる。
2そ禮て <継起>
ールをしていた。 7 乙ら v もの ぜん获
ま元
(1)旅行にもって行<物を全部再
(4)前にはだぶだぶだったズポン てんけん あん

をはいてみた。そうしたらち上う 点検した。そうして、やっと安
Lh
书书
どいい大ききになっていた。
心した。
じょう善ょう せつめい こと课
しけん 意んこらしょ ひ5 (2)状況を説明する言葉をじっ<
(5)試験のあと、参考書を開いて 加ん加 加れ でん力
来之大お在 当人だい
り考えた。そうして、彼に電話
みた。そうしたら、全〈同じ問題
がのっていた。 した。
南 加ん 深しょ れんら<
(3)次に会う時間と場所、連絡の
ある出来事、行為をきっかけに起こった ほう保う 意
過去の出来事を述べるのに用いる。新 方法などを決めた。そうして、
さんかい
しい発見などを述べることが多い。「そし 散会した。
てに違い、前の文で起こったことを受け 前に述べたことがらを受けて、次に何か
て、自分の行為、意志とは無関係なこと、 が起こるということを表す。ひとつづきの
新しく起こったこと、事実の発見などが 出来事を述べる中で、最終的に到達し
続く。自分の意志でおこなう行為が続く たことを示すという用い方が多い。[そし

164

176
そうすると一そうだ

て」でだいたい言いかえられる。 できなくなりますね。

(3)A:パス水—トはおととし取り

【そうすると】 ました
らvaん だ
1そうす仑くきかけ> B:そうすると、来年はまだ大
ま力
(1)ビルのまわりを回ってみた。そ Vs?
丈夫ですね。
でん苦
うすると、ひとつだけ電気のつ 前の話し手が述べたことを受けて、発言
まと
いている悉があった。 する上きに使う。「そうすると」のあとに、
青っ にん示ん よ也<
(2)切符はまとめて20人分予約 相手の言ったことについての解积、論理
寸?
的な帰結などを述べる。[するとにだ
することにした。そうすると、少
力 たす 日ち乙 たい同じ。話し乙とば。
し割り弓 [き力太

だ。
れんしゅう ど ょう正 あ 【光うだ】
(3)テ二スの練習は土曜日の朝
[N/Na だそうだ]
することにしよう。そうすると、土 [A/V そう龙]
ょう 己こ じ加ん ひと7中うがくせV
曜日の午後は、時間ができる (1)あの人は留学生ではなくて技
じつけんしう世
前の出来事をきっかけとして、後の出来 術研修生だそうだ。
ことし 示ゆ あた大
事が生じる、または、あとの出来事に氮
(2)今年の冬は暖かいそうだ。
付〈ことを表す。「そうすると|のあとでは、 むかし うみ
(3)昔はこのあたりは海だったそう
話し手の意志で行う行為を表すことは
できない。 龙。
まんにん
(誤)20人以上予約して下さい。そうす (4)そのコンサートには1万人の
わ加もの
る北割引きしましょう。 若者がつめかけたそうだ。
こ动 ねあ
また、後続の文が前の出来事について
(5)米が值上がりしているそうだ。
の解积を表すことも多い。 しん示ん ことし 2505Cこ
(6)新聞によると今年は交通事故
2そうすると<帰結> し
の死者が激增しているそうだ。
(1)A:ホテルを出るのが 5時 たんとうしゃはなし しんせん
しんかんせん の (7)担当者の話によると新製品の
で、新幹線に乘るのが 6 加法? 世こ3
開発に成功したそうだ。
時です。 だい上之切ょ3 Vにん
か もの かん (8)うわ言では大統領が辞任する
B:そうすると、買い物の時間
そうだ。
がなくなりますよ。 ょほう たい亦ら こんやはん 意
き书く加ず ひ中< にひゃく (9)予報では台風は今夜半に紀
(2)A:お客の数が百から二百に 以はんと3 V:52<
伊半島に上陸するそうだ。
增えそうなんですが。 て5 に
(10)パンフ 小によるとこの寺は二
B;そ方すると、この会場では ひ也くね人来之 充
百年前に建てられたのだそう

165

177
そうだ2

だ。 よさそうだ。
ひと 加
普通体の節に続いて、自分が直接得た (5)あの人はお金がなさそうだ。
かれあ
ことではなくどこかから入った伝聞情報 (6)久しぶりに彼に会ったが、あま
だということを表す。否定や過去の形に げん意
り元気そうではなかった。
はならない。 こ地 んょう だい C
(7)子供は人形をさも大事そうに
(誤)今年の冬は寒いそうではない。 は已 な加
(正)今年の冬は寒くないそうだ。 箱の中にしまった。
おも 记もつ 有
(誤)去年の冬は寒いそうだった。 (8)いかにも重そうな荷物を持って
(正)去年の冬は寒かったそうだ。
いる。
新聞やうわさなど、情報源を表すとき 加れ いっけん V?

は、(6)~(10)のように「..では」[..
(9)彼は一見まじめそうだが実は
そうとう あそ にん
によると」などの表現を伴う。「みたいだ
相当な遊び人だ。

「らしいとの違いについては【みたいだ】 (10)この招もちゃはちょっと見たとこ
Vう つか
2を参照。 ろ丈夫そうだが、使うとすぐに
乙力
壊れてしまう。

【そうだ2】 話し手が見たり聞いたりしたりしたこと
[Naそうだ] から判断した様態を表す。(4)の「
[A-そうだ] い]は「よさそう!、(5)の[な ]は[な
[R-そうだ] さそう」となる。(7)(8)のように「も
ナ形容詞と同じ活用で、「そうにV」[そ 「いかにも」などの副詞を伴って強調才
うなN」と活用する。否定形の場合、 ることがある。「きれいだ」「赤い|など
[Na そうではない|[A-そうではない 見ただけですぐに分かるものには使わな
と言うことはできるが、[R-そうではなV いのが普通。
という形はほとんど用いられない。代わ的 (誤)彼女はきれいそう龙。
に「R-そうもない/そうにない/そうに6 (正)彼女はきれいに見元る。
ない」を用いる。 また、(9)(10)のように[一見」「ち上
1...そ方だ <様態> 北見たところ」などを伴ったときは、実際
a .そ龙 にはそうではないという文が続くことが
[Naそうだ] 多い。
[A-そうだ] 「みたいだ」とのちがいについては【み
えい加
(1)その映画は招もしろそうだ。 たいだ】2を参照。
かの心上
(2)彼女はいつもさびしそうだ。 b...そうにみえる
(3)おいしそうなケーキが並んで
なら
[Na兰行にみ元
[A-そうにみ元る]
いる。 たんじょう 加のC
考:5 加さ も V 话う (1)誕生パーティ一で彼女はいか
(4)今日は傘を持って行った方が 办
にもしあわせそうに見えた。

166

178
そうだ2
かれ わか み sいねん 品<

(2)彼は若そうに見えるが来年は (3)服のボタンがとれそう尤。
v はんたいうんど3世んこ< ひろ
60才になる。 (4)反对運動は全国に広がりそう
ん 初为 み けはV
(3)なんだか気分が悪そうに見え な気配だ。
意ょうじ中う げんこう 加
ますが大丈夫ですか。 (5)今日中に原稿が書けそうだ。
もんだv み こんゃ す 都
(4)その問題はむずかしそうに見 (6)今夜は凉しいからぐっすり眠れ
えたがやってみるとそうでもな そうだ。
あ一 し
かった。 (7)暑くて死にそうだ。
き 抬と
外見からはそういうふうに見えるという意 (8)ジェット機の音がうるさくて、気
入人

味。 が変になりそうだ。
c ...そうにしている 「なる」「落ちる」などの意志を表さない
[Na そうにしている 動詞や「書ける」「眠れる」などの可能
[A-そうにしてい を表す[V-れる」に付いて、そのような
かのじょ
(1)彼女はいつもはずかしそうにし 出来事が起こる可能性が大きいという
ている。 判断を表す。また、次のように「もうちょ
せんせ げん考
(2)先生はお元気そうにしておら 北で」[今にも]などを伴って事態が切
あんLん 迫している感じを表すことがある。
れたので、安心しました。
ひと 数 (例)あの古い家はもうちょっとで倒れ
(3)その人はコートも着ずに寒そう
そうだ。
にしていた。 (例)その子は今忆も泣き出しそうな顔
こ あ号
(4)その子はいやそうにして遊び をしていた。
ば はな すわ
場からひとり離れて座ってい (7)(8)は程度がひどいことを比喻
的忆表す慣用的な言い方。
た。
b R-そうになる
感情や感覚を表す形容詞に付いて、そ み方 乙书 なん已
のような様子で動作をしているという意 (1)道が凍っていて、何度もころび

味を表す。[...そうだと言いかえられる そうになった。
くる束
が、何らかの動作をしているという意味 (2)重にぶつかりそうになって、あ
方 はし
は失われる。 わてて道の端にとびのいた。
2.R-そ方だ <生起の可能性1>
(3)びっくりして持っていたグラス
a R-そうだ 书
ほし 南 す てん善 を落としそうになった。
(1)星が出ているから明日は天氨 わたし こ も いa
(4)私には子供のころ犬にかまれ
になりそうだ。 考书<
こ と儿 南动 扫书 きくら そうになった記憶がある。
(2)今年は雨が多いから、楼はす 大L
ち (5)私には、くじけそうになるといつ
ぐに散ってしまいそうだ。 とも
もはげましてくれる友がいる。

167

179
そこで
かいしゃ 也
話し手のコントロールが及ばない現象 いる。どう电会社を辞めそうだ。
加のじょ ねっしん み
が起こる直前の状況になる、という意味 (3)彼女は熱心にパンフレ外を見
を表す。(1)~(4)のように過去のこと 老そ かいいん
ていたから、誘ったら会員にな
がらについて述べることが多い。また、
「あやうく」「あわやなどを伴って事態が りそう尤。
しか こ 元
切迫している感じを表すことがある。 (4)あんなに叱ったら、あの子は家
で 意
(例)山で遭難して、あやうく命を失 出しそうな気がします。
そうになった。 第三者の意志的な行為を表す動詞に
(1)(3)は「V-る北ころだ」に言いか 付いて、そのような出来事が起乙る可能
えられる。 性が大きいという判断を表す。<生起の
cR-そもない 可能性1>の「そうだ」とは違って、話
R-そうにない し手自身のことについては使わないの
ほん う
(1)この本は壳れそうもない。 が普通。
しと 声寸 书
(誤)私は会社をやめそうだ。
(2)仕事は明白までには終わりそ
4 R-てLまいそ龙
う为ない。 世ん 九
あ幼よ而 体 や (1)おいしいから全部食べてしま
(3)雨は夜に入っても止みそうにな
いそうだ。
かつた。
ひとD 方か方 飞 (2)1度やめていたタバコをまた
(4)一人の力ではとうてい出来そ す
吸ってしまいそうだ。
うにもない。 けいさっ じんもん う
みん か こわ (3)警察のきびしい尋問を受けた
(5)民家はちよっとやそっとでは壊 そし意 ひ灰っ
がんVょ之 つ< ら、組織の秘密をしゃべってし
れそうもないほど頑丈な造り 和
まいそうな気がする
だった。
し方上3 とし げん 意志的な行為を表す動詞に付いて、意
(6)社長は歳をとってはいるが、元
志に反してそうなるのではないかと恐れ
気だからなかなか辞めそうにも る気持ちを表す。自分自身の行為につ
ない。 いて述べることが多い。
「R-そうもない」「R-そうにない」[R-そ
うにもないの形で、そのような出来事が 【关こで】
起こる可能性が少ないという意味を表 1そこで <理由>
す。 こ人 过
(1)今度の事件ではかなりの被害

3 R-そうだ く生起の可能性2>
ょうす た 9 が出ています。そこで、ひとつ
(1)あの様子では二人はもうじき みな 老う龙ん

けっこん 皆さんにご相談があるのです
結婚しそう龙。
かれ か 心龙ん 也す が。
(2)彼は6う10日も無断で休んで

168

180
そこへーそこへいくと
みな もんだv
(2)皆さんこの問題にはおおいに
加んLん 书も
関心をお持ちのことと思いま
せんもん 光方活
【そこへ】
ゅうじん はなし
す。そこで専門のお立場からご (1)友人のうわさ話をしていたら、
けん とう ほんにん
意見をお聞かせいただければ そこへ当の本人が来てしまっ
おも
と思うのですが、いかがでしょ た。
ょ 善ゃく はV
うか。 (2)酔っばらい客がけんかを始め
ら ひと n あ ち 加V と
(3)村ではだれ一人、荒れ地の開 た。そこへバーテンが止めに
こん んせもの はV さわ
墾に賛成の者はいなかった。 お扫
ゃ<にん わかもの
入ったが、かえって騒ぎが大き
そこで役人はまずひとりの若者 くなってしまった。
えら 众、漂3声 しうかい せい世ん书已本
を選んでこの困難な事業に当 (3)集会は整然と行われていた。
た はV
加らせることにした。 ところがそこへデモ隊が入って
かいはつ书< じょうない そら世ん
(4)A:このあたりは開発が遅れ きて場内は騒然となった。
てるな。 「問題となっている場面へ」の意味。後
ラだん すこ
B:そこで、相談なんだが少 には「来る」「入る」などの移動の動詞
かね うし
し金を融資してもらえな が来ることが多い。

いかな。
理由を表す。ある事情を前提に、改まっ 【そこへいくと】
かいしゃ 苦人苦ょ与 おお
て次に何かを提案するときなどに使う。 (1)A:うちの会社、残業が多く
せんしう ばん
改まった言い方。「それで」に言いかえ てね。先週はほとんど晚
ることができる。 はん い元 た
ご飯、家で食べていない
2そこで <時点>
んだ。
(1)A:だんだんむずかし<なっ たいへん
こ 心ん意ょう B:そりゃ、大変だな。そこへ
てきたし、夕イ語の勉強 深< 5<
い<と僕のとこなんか渠な
やめようかな。
ほうだ。
B:そこでやめちゃダメだよ。 た< ほ でき
いま (2)お宅の坊っちゃん、よ<お出来
せっかく今までがんばって
になるそうですね。そこへいくと
きたんだから。 はうず
し か はなび さくれつ うちの坊主なんかまったくだめ
(2)仕掛け花火が炸裂し、そこで
束つ 书 ですよ。
祭りは終わりになった。
「それとくらべると」の意。比較の表現が
「その時点で」という意味。場所ではな
続くことが多い。話しことば。
くある状況のもとでの判断を述べるとき
に使われる。

169

181
そしたら一そのう元
い 招 みじか あ意 名

【そしたら】 入れが終わると短い秋が去
いえい加 み 示便
(1)きのう映画を見に行ったのよ。 り、そして厳しい冬がやってく
九加だ あ
そしたらばったり高田さんに会 るのだ。
かれ ひ 加

ちゃって。 (3)彼はその日、部下にすべてを
い方に方 ん れんしゅう う 右 こん已 た
(2)一日に30分だけ練習しなさ 打ち明けた。そして今後の対
じxうず 书之、上る指号 はな あ
い。そしたら、上手になります 応を夜遅〈まで話し合った。

よ。 出来事の時間的順序を表すのに使う。

「そうしたら」をより話しことば的にした表 ひとつづきの出来事を述べる中で、最
現。文章では普通用いない。 後の出来事を示すときに使われることが
→【そ礼たら】 多い。やや書きことば的。

【そして】 【その…その】
1そして <业立> [そのNそのN]
人加 ?k3
ひC す ひ
(1)その日その日を無事に過ごせ
(1)今回の旅行ではスペイン、イ夕 し沙っせ
みなみ
リアそしてフランスと、おもに南 れば出世なんかしなくてもい
ち中うしん ま加
习—口ッバを中心忆回った。 いんです。
と ひと 加ん加 加た
とどう1上<はんだんりょ< (2)その人その人で考え方がちが
(2)リ—ダーには指導力、判断力
とう世ん
はつだんり上〈 加
そして決断力が欠かせない。 うのは当然だ。
V女 、 と青 と吉
ちい かる
(3)おみやげは小さくて、そして軽 (3)人生の大事なその時その時充
しゃしん
いものがいい。 写真に指さめてある。
びょう意 あ主
(4)この病気には、甘いもの、あ示 Nには同じ名詞を用いて「それぞれのI
という意味を表す。
らっこいもの、そしてアルコール
がよくない。
ものごとを並べ上げ、つけ加えるの忆使
【そのう元】
た加

う。「それに」とだいたい同じだが、「そ (1)あそこのレストランは高くて、そ
して」のほうが書きことば的。 のうえ末ずい。
かれ 书< じん
2そ乳て<継起> (2)彼の奥さんは美人だし、そのう
加ん善也く ひと 9加え 子た )か之 25ら9
(1)観客は一人帰り、二人帰り、 え料理もうまい。
ひと 世 力
そして最後にはだれもいなくな (3)あの人にはすっかりお世話に

ってしまった。
やくし上

なった。住むところから、役所
各ん加人 古ほう 办 て了
(2)山間部のこの地方では、刘り の手続きまで。そのうえアルバ

170

182
そのうち一そばから
しょうかV 含け の
仆まで紹介してもらった。 からたまご酒を飲めとかいろ
せんせv い元 V 成ん
(4)きのうは先生の家でごちそうに ろ言うが、そのくせ自分はよ<か
か元
なった。帰りにはおみやげまで ぜをひ<。
〈至虫 元意 书 入ん 冲意 指书
もらい、そのうえ車で駅まで送 (3)この辺は雪が多いが、その<せ
と善どきみず示そ<
っていただいた。 時々水不足になる。
同じようなことを付け足していく表現。状 「それなのに」の意味。非難する気持ち
況をさらにつけ加えてくわしく言うときの があるときに使う。くだけた話しことば。
言い方。[それに|に言いかえることがで →【<世】3
きる。
【そのもの】
【そのうち】 1 Nそのもの
き心ら く 招も 加V もんだ
(1)木村さんはそのうち来ると思い (1)機械そのものには問題はない
もんだい
ます。 が、ソフトに問題があるようだ。
ほん
あめ
(2)そのうち雨もやむだろうから、そ (2)この本がつまらないんじゃな
で ど<Lk す
うしたら出かけよう。 い。読書そのものが好きになれ
まいにち招そ し比
(3)あんなに每日遅くまで仕事し ないん龙。
石方 大书
ていたら、そのうち過劳で倒れ 「それ自体」という意味を表す。
るんじゃないだろうか。 2 Nそのものだ
Lk L<V し がっしょうだん てんし うた已元
(4)A:また一緒に食事に行こう (1)その合唱时は天使の歌声そ

よ。 のものだ。
加れ じんせ
えいが
B:ええ、そのうちにね。 (2)あの映画は彼の人生そのもの

「今からあまり時間がたたないうちに」と 尤。
いう意味を表す。話し乙とば的。書乙とば 何かに例えて、その通りだということを強
的な表現に「いずれ」がある。「そのう 調するのに使う。
ちに」とも言う。

【そばから】
【その《せ】 [V光ばから]
こ どもたち つ< た
かれ あじ もん く 书书
(1)彼は味にうるさく、文句が多い。 (1)子供達は作るそばから食べて
V分ん 2ょ50 っ< つ<
そのくせ自分ではまった〈料理 しまうので、作っても作ってもお
ができな。 いつかない。
つ史 也 からだ わす
(2)妻は寒いときは体があたたまる (2)聞いたそばから忘れてしまう。
よ 女
(3)読んだそばから抜けていって

171

183
そもそも—それが
な心
何有报深えていない。 いない行動や意見に対して反論する場
[...するとすぐにの意味。少し古めかし 合に多<使われる。
い言い方。 3そもそも
わる
(1)そもそもおまえが悪いんだよ。
ともだち M L
【そも关も】 友達に自分の仕事をおしつけ
1そもそものN るなんて。
方方 加 て だ 办ち
(1)父が株に手を出したことが、力 (2)そもそもあんたがこっちの道を
< はじ い V 龙 もん
が家の苦労のそもそもの始まり 行こうって言い出したのよ。文
< v あ为
だ一た。 句言わないで、さっぎと歩いて
あね も 龙
(2)それはそもそも姉が持ち出し
はなL 加の心ょ
よ。
た話なのに、彼女はそのことを 問題のある状況で、そのきつかけを作

すっかり忘れてしまっている。 たのはおまえだと非難する気持ちを表

(3)そもそもことの起こりは、弟がら
书とうと
す。
で be
ちを出て一人暮らしをすると
い だ
言い出したことだった。 【それが】
あ 也<子<

「始ま)」「起こ)」など開始を表す名詞 (1)10時に会ら約束だった。それ
あら力
を伴って、「あることがらの一番始め」と が1時になっても現れないん

いう意味を表す。(3)の「ことの起こり」 だ。
とは問題のある状況という意味で、「そも
(2)10時に着くはずだった。それ
そも」をつけることでその状況の生じるき 还方 中上 书<
が道に迷ってひどく遅れてしま
っかけを表している。
2そもそも....とうのは た。
とら けん
之 も (3)A:お父さんは书元気でしょ
(1)そもそも人の気持ちというのは

他人にコント口ールできるもの うね。
方ょ3

ではないのだから、人を思 B:それが、このごろどうも調

教龙

子がよくないんです上。
通りにしようとしても無駄だ。 しゅじん南い 加 おそ
こども 办力
(4)A:ご主人相変わらず遅い
(2)そもそも子供というものは型に
はまらない生き方を好むもの
加大 この
の?
がっこう い毒る
B:それが変なのよ、このご

考子〈
だ。規則ずくめの学校を息苦 四うしょくま之 办
かん
し<感じるのは当然だ。 ろ。夕食前にうちに帰っ

あるものの本質や基本的な性質を述べ
てくるの。
るの亿使う。そのような本質を考慮して 「ところが」「それなのに」の意味。(3)

172

184
それから一それこそ

(4)は相手の予期していないようなこと ら」などを使う。
を述べるときの前置き。 2 NそれからN
なつやす
(1)夏休みにタイ、マレ—シアそれ
こ〈 宋力
【それから】 からインドネシ了の3力国を回
1それから ってきた。
たま亡 意み 中
(1)まず玉子の黄身だけよ<かき混 (2)力レーとミ二サラダ、あっそれか
<だ 设 ねが
ぜて下さい。それからサラダ油 らコーヒーもお願いします。
ょらv 方ょうみ0ょう。く加 しょ这即う げつようび すいょら
と用意しておいた調味料を加 (3)初級のクラスは月曜白と水曜
主 あ どょう
え、混ぜ合わせます。 日、それから土曜日にやってい
书<
(2)となりの奥さんにはおとといマ ます。
あ たんとう 去だ まつ
ーケットで会いました。それか (4)担当は山田さん、それから松
方点、函 もと 子た n
ら一度も見かけていません。 本さん、この二人です。
加机 3V けん V かいがいりょこう
(3)彼は高校時代にある事件のた (5)この時期の海外旅行としまし
きず
ほんこん たいわん
めひどく傷ついた。そしてそれ ては、香港それから台湾といっ
ひと Lh にん意
から人を信じなくなってしまっ たところが人気がありますね。
た。 ゅうがたち ど い文 か元
同じようなことがらを次々に数え上げて
(4)きのうは夕方一度家に帰って、 い<時に使い、「そして」という意味を表
加 し《以
それから家族で食事に出かけ す。名詞を挙げてい<時は同時的で時
間的順序はない。話しことば的。
ました。
ひ 书任
(5)あの日のことはよく覚えていま

加い つぐ方
す。改札口を出て、それから駅
えき
【それ二关】
や意冲う示 れんしゅう
ま之 意已きてんはい (1)野球部は練習がきびし<て、
前の噢茶店に入ろうとしたとき 意み みっ加
书とこ ひと 君ではそれこそ三日ともたな
に男の人がぶつかってきたん
です。 いよ。
そ忙 苦か 乙ども
(2)育ち盛りの子供がたくさんいる
出来事が時間の順序を追って起こるこ まいに方 中史

とを表す。「そのあと」という意味。話し ので、每日それこそ山のような
はん
ことば的。(4)(5)のように動詞のテ形 ご飯を炊く。
に続いて「V-て、それから」の形になる あるたとえをあげて、程度がすごいこと
ことも多い。 を強調する言い方。(1)は「三日以上
(誤)昨日は風邪をひいていました。そ は続かないくらい練習がきびしい」、
れから学校を休みました。 (2)は「大量のご飯がいるくらい、みな
理由を示すときは「それで」「それだか よく食べる」の意味。話し乙とば的。

173

185
それだけ一それでは

理由を表す言い方。(3)や(4)のBの
ように相手の話を促すときにも使う。話し
【光れだけ】
ねん加んどのょ< 乙うか< ことば。さらにくだけた言い方に「で」が
(1)1年間努力して合格したの
よろこ お书 ある。
でそれだけ喜びも大きい。
はたら
(2)よく働いたらそれだけ招なかも
【それでこそ】
すく。 加れ 加
(1)彼は部下の失敗の責任をとっ
しっばい 世善にん
なか ょ
(3)あの仲の良かったふたりはとう しち上う草 书
力か あい て、社長の座を降りた。それ
とう别れてしまった。爱し合っ Lん v
に<
でこそ真のリ—ダ—と言える。
ていたからそれだけ憎しみも だい加くそ善上う
书书
(2)A:あの大学、卒業するのが
大きいようだ。
れんし冲方、 把方 むずかしいそうだよ。
(4)練習を1日でもさ泛るとそれ ほんとう だいが<
加らだ う亡 B:それでこそ本当の大学だ
だけ体が動かなくなる。
ね。
その程度に比例しての意味。 こんE 害
(3)A:今度のコピ一機は、まった
ひとで
く人手がいらないそうだ。
【それで】 B:それでこそ才フィス革命と
か<めv
ぼんねつ で
(1)きのうの晚熱が出て、それで V い害 ひと

意上う加っこ3中才 言えるね。今までのは人
今白は学校を休んだ。 いそ加

ちい 上意う 书も
を忙しくさせるだけだった
(2)小さい時に海でこわい思いを
うみ す から。
した。それで海が好きになれ
文頭に用いて、「そういう理由だからと
ない。 いう意味を表す。あることがらや人物の
いしmう
(3)A:来週から試験龙。 資質を取り立てて、そういった理由でそ
B:それで。 のことがら(人物)を高く評価する場合に
尚そ 用いる。プラスの評価の場合にじか使わ
A:しばら<遊べない。
言の う とつ世人 L人 ない。古めかしい言い方。会話では[そ
(4)A:昨日、突然いなかから親
せき で
れでこそ本当のNだ。のように決まり文
戚が出てきまして.。 句的に使われることが多い。
B:それで。
上人
A:それで、あのう今日の残

【それでは】
業は…。 「では」の前に指示語の「それ」がつい
加え
B:かまわないよ、はやく帰り たもの。ほとんどの場合「では」で言い
かえられるが、4の<否定的結果>の
なさい。
用法だけは異なり、必ず[それでは|の

174

186
それでも一それどころか
あ す なん で
形で用いられる。やや改まった言い方 (2)A:明日までには何とか出来
あ おも
で、くだけた話しことばでは「それじゃ 上がると思いますが。
末 あ
(あ)」「じゃ(あ)」が用いられる。 B:それでは、間に合わない
1それでは <推論>
わたし ねんそ28点5 んですよ。
(1)A:私は1974年の卒業で たいへん し己と かのじょ
(3)こんなに大変な仕事を彼女ひ
す。 まか
とりに任せているそうだが、そ
わたし ねんこうはい
B:それでは、私は2年後辈 加のじょ
れでは彼女があまりにも気の
になります。 ど<
し中うし点く ないてV 毒だ。
(2)A:ようや〈就職が内定しま
文や節を受けて、そのような場合には望
した。 ましくない結果となるといった意味を表
0ょ3Lん
B:それでは、ご両親もさぞ す。後には「だめだ/無理だ/不可能
よろこ
お喜びのことでしょう。 だ」など、否定的な意味の表現が続〈。
→【では2】1
2それでは <態度表明> 【それでも】
ひと こと せつめい
(1)A:その人にはあった事がな (1)いろいろ説明してもらったが、
なっと<
いんです。 それでもまだ納得できない。
しょう加
L高い じ
B:それでは紹介してあげま (2)試合は9時におわったが、そ
のこ
すよ。 れでもなお残ってさわいでい
Vmんv
(2)A:準備できました。 るファンがいた。
はじ そうしき いひん せn
B:それでは始めましょう。 (3)葬式もすんだし、遗品の整理も
かれ
→【では2】2 ついた。しかしそれでもまだ彼
L Lh
3それでは <転換> の死は信じられない。
つ苦 てん ょ低う
(1)それでは、次は天気予報で 意上ねん 函曲 书虫 书书
(4)去年の冬に山で大けがをし
す。 みな た。しかしそれでもまた山に登
やま のほ

(2)それでは、皆さん、さようなら。
りたい。
→【では2】3 「前に述べたことがあっても、しかし北い
4 それでは <否定的結果>
に中うがし.过ん 变ん 意味を表す。「まだ」、「なおと共に使
(1)A:入学試験、多分60パー うことが多い。
书も
セントもとれなかったと思
います。 【それところか】
こうかく n 也主 い元
B:それでは合格は無理だろ (1)A:山の家はすずしくていい
う。
175

187
それとも一それなら

でしょうね。 て、どちらか迷っていたり、分からない場

B:それどころか、寒くてすっ 合に使う。この場合には、「あるいは比
言いかえることができる。
かりかぜをひいてしまい末
2 ...それ比も
した。 あめ 系
かれ きい意んけっこん (1)雨が降ってきましたが、どうし
(2)A:彼、最近結婚したらしい 元ん
ますか。行きますか。それとも延
ね。 あ加 ほう

期しますか
B:それどころか、もう赤ん坊 ようしっ
う (2)洋室がよろしいですか、それと
が生まれたそうだよ。 加しつ 话3
も和室の方がよろしいですか。
相手が予想していることよりはるか亿程 ん保 v
(3)A:散歩にでも行く?それと
度がはなはだしいことを述べるときに用 えい加 み
いる。 も、映画でも見ようか。
ひ名 え 加
B:そうね、久し示りに映画

【それとも】 いいな。
しゅうしょ< しんが<
1 N光れともN (4)就職しようか、それとも進学し
乙う方 末ょ
(1)A:コ—ヒ-? それとも紅茶? ようかと迷っている。
加れ は
B:どちらでもけっこうです。 (5)彼は、初めから来るつもりがな
き中う 言
(2)A:あしたのパーティ一には、 かったのか、それとも、急に気
本に き か くそく 加ん
何を着て行くつもり?着 が変わったのか、約束の時間
の す あら力
物、それともドレス? が過ぎても現れなかった。
意 ょ てがみ
加のCょ ょろこ
B:まだ、決めてないのよ。 (6)この手紙を読んで、彼女は喜
しんが< V う k<
(3)進学か、それとも就職かとず んでくれるだろうか。それとも、
本中 けい心っ
いぶん悩んだ。 軽蔑するだ万うか。
「XそれともY」[XかそれともYかの形 「XそれともY」「XかそれともYか]の形
で、XとYのどちらかという意味を表す。 で、XとYのどちらかという意味を表す。
(1)のように、二つの可能性を示して、 (1)~(3)は、二つの可能性を示し
聞き手にどちらがよいか尋ねたり、(2) て、聞き手にどちらがよいか尋ねる場合
のように、聞き手の意向を尋ねるような の例。(4)~(6)は、二つの可能性が
場合に使う。次の例のように、相手亿指 あって、どちらか迷っていたり、分からな
示を与える場合には使えない。 い場合の例。この場合には、「あるいは
(誤)黒それとも青のインクで書いてく と言いかえることができる。
尤さい。
(正)黒か青のインクで書いてくださ。
【それなら】
(3)のように、二つの可能性があっ

176

188
それにーそれにしては
おも 中まのほ い 「そのうえ」「しかも」には言いかえられな
(1)A:どこか山登りに行こうと思

うんだけど。 い。
に ほん 2 ...それに
B:それなら、日本アル才ス ねむ
(1)このごろよく眠れない。それに
がいいよ。 と意ど意
時々めまいもする。
(2)A:六ーティ一にはリ—さんの ら<
おく (2)そのアルバイ仆は楽だし、それ
奥さんも来るそうだ。 じかんきゅう
わたし V に時間給もいい。
B:それなら私も行きたいわ。 乙うそ< は也
いょ5 元んCょ (3)高速バスは速いし、それにな
(3)これ以上の援助はできないと 节す
んといっても安い。
いっているが、それならこちら 意ょねん なつ あめ 书书
かんが (4)去年の夏は雨が多かった。そ
にも考えがある。 意おん、ひ< 乙动、山意<
れに気温も低くて米も不作だっ
相手の言ったことを受けて、そうだった
ら、その場合はという意味を表す。
た。
→【なら1】 同じようなものを次々に付け加えるのに
用いる。「そのうえ」「しかも」で言いか
えられる。「そのうえ」「「しかも」よりくだ
【それに】 け大話しことば。
1 ..それにN
へ中
(1)部屋にはさいふとかぎ、それに
【それにしては】
手帳が残されていた。 ね
ょらV かみ いろ (1)A:きのうほとんど寝てないん
(2)用意するものは紙、はさみ、色
力 です。
えんびつそれに輪ゴムです。 げん意
莲四うに四3 か B:それにしては元気がいい
(3)牛乳とそれにたまごも買って
ね。
きてね。 ゆにゅう きいこうき中うひん
23 (2)A:これは翰入の最高級品
(4)A:いつがご都合がよろしい
だよ。
でしょうか。 也す
か よう もくょう B:それにしては安いのね。
B:そうですね、火曜と木曜そ いちり物う だい放
意んょう (3)かれは一流の大学をでてい
れに金曜の午後もあいて しこと
るそうだが、それにしては仕事
います。
ができなV.
(5)カレ—にハンバーグ、それにラ ねん
ねが (4)ア刈力に3年いたそうだが、
イスもお願いします。 え 八た
それにしては英語が下手だ。
同じようなものを次々に付け加えるのに
用いる。同〈付け加える言い方だが、 「前に述べたことから予想されることと比
べて、それとは反対に」という意味。

177

189
それにしても一それはそれとして

【それにしても】 【それはそうと】
よ せん つよ せんせい

(1)A:予選ではあんなに强かっ (1).A:先生、ンポ—トのしめきり
けっしょうま
たのにどうして決勝で負 はいつですか。
し方加つまつ
けたんでしょうね。 B:七月末だよ。それはそうと
あす えんし地5は2:3
B:プッシャ一でしょう。 明日の演習の発表はだ

A:それにしてもひどい負け れだったかな。
加た か
方ですね。 (2)A:パン買ってきたよ
含加もと 2523 3 寸
(2)A:坂本さん、あの高校に受 B:ありがとう。それはそうと安
だ 人力
かったんだってね。 田さんに電話してくれた?
ひっし 上
B:必死で勉強してたらし 今の話題を一旦打ち切り、話題を変え

いよ。 るとき、前置きのように用いる。思い出し
たことなどを付け加えるのに使うことが
A:それにしてもすごいね。
大ろ3 せ 多い。
(3)A:太郎、また背がのびたよう

よ。 【それはそれでいい】
B:それにしても、あいつはよ じ せ善にん と
ね (1)事故の責任は取ったというな
く寝るなあ。
だい ね あ ら、それはそれでいい。しかし
(4)A:またガソリン代、值上がり こん品 占5
今後の補償をちゃんとしてくれ
したよ。 乙ま
せい じ加 なくては困る。
B:それにしても政治家はな 上う加以善 LD3
(2)A:部長、会議の資料そろ
にをしてるんだろう。われ
< ました。
われがこんなに苦しんで
B:それはそれでいいけど、
いるのに。 じ世ん あわ
たけし九 来 事前の打ち合せのほうは
(5)<A、Bが竹下を待っている》
どうなってるのかね。
A:よ<降りますね。
たけした そのことは了承するが、という前提で别
B:ええ、それにしても竹下さ
扫号
のことを持ち出すときの前置きに使方。
ん遅いですね。
「そのことを考慮に入れても」という意味
を表す。前に述べたことを一応認めなが
【それはそれとして】
主人下 もんだい

らも、それとは食い違うことがらを述べる (1)万引が問題なのはわかります。
のに使う。 しかしそれはそれとして、もう

178

190
それほど一それゆえ
すこ ひろ せしょうねん しゃかV
にん人 L
少し広く青少年をとりま<社会 (1)人間、死んでしまえばそれまで
加ん音ょう はな あ

環境について話し合いたいと
书も
だ。生きているうちにやりたい
思います。 ことをやろう。
こんげっ あか じ
やげ
(2)A:今月かなりの赤字になっ (2)A:お土産、チョコ—トにし
じんけん ひ
ているのは人件費がかか ましょうか。

りすぎているからじ也ない B:チョコレ—トなんか食べて
か。 しまえばそれまでだ。なに
B:まあそうだけど、それはそ ねん のこ
えんだ加 かん加
か記念に残るものがいい
れとして、用高のことも考
い方ど尚加
よ。 试う さ
えないといけないんじゃ (3)一度赤ん坊が目を覚ましたら

じん
ないかな。 もうそれまでだ。自分のことは
ことがらを一応了承して、すこし角度を
なにもできない。
変えて別のことがらを次に述べるのに用
「それで終わりだ」「もうそれ以上はな
いる。
い」の意味。「..すれば」「...したら」と
共に用い、(1)(2)のように「あとには
【それほと】 何も残らないから、今なにかしておくほう

(1)それほど好きならあきらめずに がいい」という表現が続くことが多V。

りなさい。

(2)A:嫌いなの? 【それゆ元】
かれ じ示ん のらりょ< か Lん
きら
B:いや、それほど嫌いなわ (1)彼は自分の能力を過信して

ひと ちφうこく
けじゃないけど、あまり会 いた。それゆえに人の忠告を
し?述v
いたくないんだ。 聞かず失敗した。
じょうず い意ん ちょ5 かんせん
(3)A:テ二ス、ほんとにお上手で (2)最近、腸チフスに感染して帰
こく ?上こうし か
すね。 国する旅行者が增加してい
.求
B:いや、それほどでもありま る。それゆえ飲み水には十分
ち市うい
せんよ。 注意されたい。
われ指も われ
「そんなに」の意味。(2)(3)のように否 (3)我思う。ゆえに我あり。(デ力ル
定の表現を伴って「あまり...ない」の意 下
味を表すことが多い。 示た 八人 ひと さん
(4)二つの辺が等しい。ゆえに、三
かくけ に とらべん意ん加くけ
角形ABCは二等辺三角形
【それまでだ】 である。

179

191
それを一たい

文と文をつなぎ、原因と結果の関係を表 らしたい。
虫ち 力加 己ろ 亿加 招も
す。文語的で改まった表現。数学や哲学
(4)その町には若い頃の苦い思い
などの論文で用いられることが多い。 で に ど v
出があって、二度と行きたくな
「それゆえに」、「ゅえに」とも言う。
い。
だいが<
(5)大学をやめたくはなかったの
【それを】 が<L う→
加人が女招 だが、どうしても学資が続かな
(1)あれほど考え直すように言った
言子 か かった。
のに君は会社をやめた。それ いま た人しん品にん らいねん がつ
い法 い方ど中と (6)今は单身赴任だが、来年3月
を今になってもう一度雇ってく かで< す
なに かん加 までになんとか家族そろって住
れだなんて、いったい何を考 み
むところを見つけたい。
えてるんだ。 5
いちど な书 (7)A:来月も続けて受講されま
(2)A:6う一度やり直そうよ。
力か い すか。
B:别れようって言ったのは 27
いま B:続けたいんですが、ちょっ
あなたよ。それを今さらな V加ん
と時間がなくて。
によ。 しkうbv
(8)A:将来はどうなさるんです
けい也< ねん主文
(3)契約したのは1年前だ。それ
いま 加いや< い か。
を今になって解約したいと言 加v
赴为 B:インテリア・デザインの会
ってきても無理龙。 L色 は大ら 书も
社で働きたいと思ってい
「それなのに」の意味で、前の状態と変
わった、現在の状態について相手を非
ますが、まだわかりませ
難する表現。「今さら」「今になって」な ん。
どと共に使うことが多い。 話し手(疑問文の時は聞き手)の行為の
実現にたいする欲求、強い願望を表す。
形容詞と同じ活用。(1)のように対象を
【たい】 強調するときは、助詞「を」を「が」に
1 R-たい
あつ つ动 変え、「...がR-たい」を使う。(7)(8)
(1)ああ、暑い。なにか冷たいもの
の のように「-たいんです」「-たいと思って
が飲みたい。 います」を用いて直接的な言い方をや
こE6 じかん
(2)A:子供はこんな時間までテ わらげることも多い。また、丁寜さが必要

ビを見てはいけません。 とされる場面では「なにか飲みたいです
おと左 か」のような直接的な欲求表現を避け
B:ほく、はやく大人になりた
て、「なにか飲みますか」「飲物はいかが
いなあ。 ですか」などの言い方をするのが普通。
33日あ大九 上已ろ <
(3)老後は暖かい所でのんびり暮

180

192
だい
に市うし力己いちねん ひと
第三者の欲求を述べるのに「...たい (2)入社後一年はやめたがる人
书书 す
(です)」を使うことはできない。そのとき が多いが、それを過ぎるとたい
は「…たがる」を使ったり「...らしい」 ていはながく勤めるようだ。
つと

「…よう尤」などの推量表現を使う。また、
→【たがる】
「..と言っています」などの引用の形で
報告する。
(例)森田さんは古い車を壳りたいらし 【だい】
い。 くだけた会話で、男性が使う。
(例)息子は友達となにかあったのか、 1疑問表現+だい
んじ
学校に行きたくないと言っていま (1)いま何時だい?
す。 (2)いつだい?花子の入学式
は盔こ に中うが<し意

ただし、文を言い切る場合でなければ、
使える場合もある。
は。 てが办

(例)和夫はバイクを買いたくて、夏休 (3)その手紙だれからだい?
げん言
みはずっとガソリンスタンドで働い (4)どうだい。元気かい。
ていた。 (5)そんなことだれから聞いたん
(例)ッアーに参加したい人は15日ま だい?
でに申し込んで下さい。 なん C あつま
(6)何時にどこに集ればいいんだ
2 R-たいんですが
じ沙うみんとうろ<
(1)A:住民登録について聞き
き い?
なんばん ま (7)どうだい、すごいだろう。
たいんですが、何番の窓 來ん い史亡ろ
<方 (8)何だい、今頃やってきて。もう
口でしょうか。 Vφん 招
ばん 凖備はぜんぶ終わったよ。
B:3番へどうぞ。
にってい 疑問詞や疑問詞を含む節などの疑問を
(2)A:フェスティバルの日程が
し 表す表現に付いて、聞き手に対する問
知りたいんですが。
いかけの気持ちを表す。(7)や(8)の
B:そこにパンフレットがあり ように問いかけや非難の気持ちをこめて
色 <想
ますから、お持ち 下さい。 感動詞的に使うこともある。話しことば

(3)A:すみません、ちょっとお聞 で、少し古めかしい言い方。ふつうは大
人の男性が用いる。
きしたいんですが。
2 ...だい。
B:はい、なんでしょう。
[N/Na だい]
丁寧な依頼の前置きとして使う。 (1)そんなことうそだい。
3 R-たがる 世った书し
V Lh ひと (2)いやだい。絶対教えてあげな
(1)自信がない人ほどいばりたが
いよ。
る确のだ。

181

193
たいがい—たいし力

じん示 ひと )
(3)ぼくのはこれじゃないよ。それ (1)たいした人物だ。たった 一人
い生
がぼくのだい。 で今の事業をおこしたのだか
男の子が強い断定の気持ちを表すのに
ら。
用いる。 ち中う己くこ ねんなら
(2)中国語を1年習っただけで
はな
あれだけ話せるんだから、たい
【たいがい】 ひと した为の 。
(1)あの人は、たいがい9時ごろ おおい き也<
意 V と吉
(3)あんなに大勢のお客さんに一
来ます。8時ごろの時もありま D 2559?<
人でフルコ—スの料理を作る
すが。 なんて、たいした腕前だ。
うで主元
わたし ちょうしょ<
(2)私は、朝食は、たいがいパン ひとしょう加心上う も
(4)A:あの人、紹介状も持たず
ですね。 V
し也方ょら あ
に社長に会いに行ったそ
と书 ところ
(3)そんなに遠くない所なら、だい
じてんし つか うよ。
がいは自転重を使うことにして 考ょ于
B:たいした度胸ね。
います。 人の活躍ぶりなどがすばらしいという意
U.けん 世い世意 初る ひと
(4)試験の成績が悪かった人は、 味。Nには[もの」[人」[人物」[腕前
课 U 5
たいがいの場合、追試を受け 「度胸」「力量」などが来る。

る乙とになっています。 2たいLたNではない
習慣的なことに付いて、頻度・確率が高 (1)たいしたものではあり末せん
指も か
いことを表す。[たいがいは」「たいが が、おみやげにと思って買って
の場合(は)」などというときもある。将来
きました。
についての推測には使えない。 わたし 书书
(2)私にとってボ—ナスが多いか
(誤)今晚はたいがい7時には帰るで 寸< もんだv
少ないかはたいした問題では
しょう。 や寸 と
(正)今晚はおそら<7時には帰るでし ない。休みが取れるかどうかが
もんだV
ょう。 問題だ。
あさうvh
また、「たいがいの人|[たいがいの (3)A:朝から病院って、なにか
町」のように「たいがいのN」の形で使 たい~ん
大変なことがあったんで
う場合は、割合が高いことを表し、「大部
分のN」で言いかえられる。[たいて|
すか。
とも言う。 B:いや、たいしたことではあ
りません。家のね乙がち上

【たいした】 つ北けがをしただけです。
1たいしたNだ それほど重大なことではないという意

182

194
たいして...ない—だいたい

味。 「のに北共に用いて、マイナスの評価を
3 たいしたことはない 下すような文に使うことが多い。またたと
た< 书< りょらり えば(4)なら「大した能力でもないの
(1)A:お宅の奥さん、料理がお
ょう に」「能力は大したことがないのに」のよ
上手だそうですね。
うに言いかえることができる。
B:いや、たいしたことはあり
ませんよ。
にほん亡 【だいたい】
(2)A:日本語、うまいですね。 だい大 つた
(1)大体のことは伝えておきます。
B:いや、たいしたことはあり
办加大 (2)だいたいわかりました。
ません。敬語の使い方な ほん 话人已 ほん
(3)この本をひとりで日本語に翻
んか、まだまだです。 也< 7はなし
<あ 認するのはだいたい無理な話
(3)A:かぜの具合いはいかが
尤。
ですか。 じかん でん力
(4)こんな時間に電話するなんて
B:おかげさまで、たいしたこ 公 3 、
だいたい非常識な人だ。
とはありません。 こ わす
(5)A:あの子、いつも忘れものを
「それほど..ではない」と程度を否定す
するらしいの。
るの忆用いる。(1)(2)はほめられたと ち中うv
きの応答で、謙遜する気持ちを表す。 B:だいたいね、注意してや
普み わる
らない君が悪いんだよ。
ほう
(6)だいたいぼくよりあいつの方が
【たいして...ない】 意师59ょう へん
书 さん
(1)きょうはたいして寒くないね。散 給料がいいなんて変だよ。
深 v (7)A:すみません、遅れまして。
书<

步にでも行こうか。 意改 いま
た加
B:だいたいだね、君は今ま
(2)あのすし屋は高すぎる。たいし かんど书
てうまくもないのに。 で時間通りに来たことが
ひと たv nん
(3)あの人、うまいねえ。大して練 ない。
しう
習しているわけでもないのに。 (1)(2)はほとんど、大部分の意味。
たい 5う また、(3)(4)のように「無理」なこと
(4)大して有能でもないのに、あ
盖いん 人 ねん 「非常識」なことなどについての話し手
の議員は勤続 25年だそうだ。
ったい ひ北 の判断を述べるときに非難、批判の気
一体どんな人が投票している
持ちをこめて使われる。また、(5)(6)
んだろう。 (7)のように相手に文句や苦情をいっ
後ろに否定をともなって、程度が高くな たり、非難したりするときの前置きとして
い乙とを表す。(2)(3)(4)のように、 电使う。

183

195
たいてい一たかが

だいし、ありがとうございまし

【たいてい】 た。
ひと じ
(1)あの人は、たいてい 9時ごろ 程度がはなはだしいことを表す。ややか
老 とき たい表現で、話しことばでは「とても」「す
来ます。8時ごろの時もありま
ごく」のほうがよ<使われる。
すが。 2たいへんだ
わたし ちょうしょ<
(2)私は、朝食は、たいていパン
(1)たいへんだ。さいふがない。
にちょう し亡と いへん
ですね。 (2)日曜日も仕事ですか。大変で
とお ところ
(3)そんなに遠くない所なら、たい
じてんし也 つ加 すね元。
こ ども
ていは自転車を使うことにして (3)え? あそこのうち、子供が 3
います。 にん が v 书中

し过ん 世い世力为 ひと 人とも大学に行ってるの?親


(4)試験の成績が悪かった人は、 たい~ん
黑v2WL、3 は大変だ。
たいていの場合、追試を受け
普通ではないこと、意外なことに対して、
る乙とになっています。 驚音・同情・感慨などを表す。
習慣的なことに付いて、頻度・確率が高 3たいへんなN
あ动
いことを表す。将来についての推測には (1)きのうはたいへんな雨でした
使えない。
(誤)今晚はたいてい7時には帰るで
ね。 さいのう たい~ん
(2)あのピア二ストの才能は大変
しう。
(正)今晚はおそらく7時には帰るでし なものだ。
加そ< ふた り にゅういん たい

ょう。 (3)家族のうち二人も入院だ。大
八ん

「たいていは」「たいていの場合(は)」 変なことにな一大。
などという場合もある。また、「たいてい 普通でない、意外なものごとに対して使
の人」「たいていの町」のように「たいて う。プラス評価にもマイナス評価にも使
い①N」の形で使う場合は、割合が高
元る。
いことを表し、「大部分のN」で言いか
えられる。「たいがい」とも言う。
【たかが】
1たかがN
【たいへん】 い
(1)かしこいと言ってもたかが子ど

1たいへん はら
31 せい と もだ。言うことに、いちいち腹を
(1)<教師が生徒に>はい、たい な
立ててはいけないよ。
へんよくできました。 さ6 まW ま人え人、体ら
せんじつ たいへんけこう (2)たかが皿1枚に10万鬥も払
(2)先日は大変結構なものをちょう
うのはばかげている。

184

196
たかだかーだから
しょうめいしょいち表V
(3)たかが証明書一枚のために い、気にしないでよい」北言うときに使う。
あさ に かん 束
朝から二時間も待たされるな
②392 机る くし
んて、ひど〈能率の悪い役所 【たかだか】 たか 书毛

尤。 (1)あれはそんなに高くないと思う
は< ?ょこ3 えん
(4)たかが1泊の旅行のためにど よ。たかだか 3000 円ぐらいの
おお
うしてそんな大きな力バンが もんだろう。
こんど しp?5k5 本が

いるのよ。 (2)今度の出張はそんなに長くな
态く
(5)A:ほく、この服いやだ。 らないでしょう。のびたとして
ふく いっしゅうかんてVど
B:たかが服のことでなん も、たかだか一週間程度のも
善 v い元 おも
だ。気に入らないなら家に のだと思います。
ちこ<
いなさい。 (3)ちょっとぐらい遅刻してもしから
せんせV
「たかが」の付く名詞にたいして、たいし れないよ。あの先生なら、たか

たことではないと低く評価する気持ちを だか「これから気をつけてくだ
い て おも
表す。「ばからしい」「気にするな」など
さい」と言う程度尤と思うよ。
の価值判断の表現が続く。「たかがNの なが い
(4)長生きしたとしてもたかだか
ために」「たかがNのことで」という形で ねん 以世、、わたし、 し人
使われることが多い。 90年の人生だ。私は、一瞬
いっしん世 うつ加人
2たかが...ぐらいで 一瞬が生の充実感で満たさ
じh世v
[たかが N/A/V ぐらいで] れているような、そんな人生を
おも
[たかがN/Naなぐらいで] おく

か 世が?こ3、す 送りたいと思っている。
(1)たかが風邪ぐらいで学校を休
数量・程度などを、余裕を見て大きめに
まなくてもよい。 見積もっても、そんなに大したものにはな
しけん しば
(2)たかが試験に失敗したぐらい らないだろう、というような推測をおこな
でくよくよすることはない。 う時に使う。「ぐらい」「程度」などととも
加いがてんにうせん に使うことが多い。推測でなく、話し手が
(3)たかが絵画展に入選したぐら
いわ そのことを事実として扱う場合は使元な
いでこんなに祝っていただくの
は い。
はなんだか恥ずかしいです。 (誤)これは安かったですよ。たかだか
た やす
(4)たかが旅さきの安いおみやげ 2000用でした。
れい
ぐらいで、そんなにお礼をいっ (正)たった 2000門でした。
乙主

ていただくと困ります。
「こんなに小さいことのために」という意 【だから】
味。「そのことのために... する必要はな 丁寧な形に「ですから」がある。

185

197
だから

1だから <帰結> ろと言ったの龙。
小 言り 心こ
(1)踏切で事故があった。だから ある事実が分かったときに、そこから導き
加っこう ちこ<
学校に遅刻してしまつた。 出された当然の結果だと納得する氮持
入也 人意 ちを伴って現状を表すのに使う。会話の
(2)部屋の電気がついている。だ
か元 言 場合は、相手の発言で、原因・理由が
から、もう帰って来ているはず
明らかになったような場合に用いられ
だ。
じ加ん い
文末には確認の[ね」や納得を表す[か|
(3)時間がありません。だから、急 を伴う。「だから」の最初の音に強勢が
いでく龙さい。 おかれ強くやや長く発音される
こん也 あ为 3だから <質問>
(4)A:今夜は雨になるそうです
未之
(1)A:みんなお前のためにこん
ね。 わたし かさ
指そ はたら

なに遅くまで働いている
B:だから、私、傘をもって来
ました。 んだ。

B:だから、どうだって言うの。
前の文を原因・理由・根拠として、そ乙
世ん
から結果として導き出される帰結を述べ (2)A:できることは全部やたつ
る場合に用いる。後の文には事実を述 もりです。

べる文ばかりでなく、推量、依頼、勸誘 B:だから、何なんですか。
などさまぎまな夕イ才の文が続<。(4)は 方上为
(3)A:たった一度会っただけだ
会話の場合で、理由と帰結を二人が分
担して述べるような用法。 よ。
2 だから...のだ/.わけだ B:だから?
しはう加<せV
(1)A:ジャクソンさんは、小学生 会話の用法で、[だから|の後に、質問
とき ねん 配ほん が続く。因果関係を表すのではなく、聞
の時からもう10年6日本
な5 き手の発言を受けた際に「だからあなた
語を習っているそうです。
に话ん は何が言いたいのかに、その発言意図
B:だから、あんなに日本語 をはっきり言せようと要求する用法。[そ
じょう
が上手なんですね。 れで」「で」で置きかえられる。(3)の
意上う し龙せ人せ 意3こ3
(2)A:今白は吉田先生、休講 ように、上昇調で発音され、後半が省略
されることもある。失礼な二ュアンスがあ
龙そうだよ。
主 るため、乙の用法では、文末が丁寜体で
B:ああ、そう。だからいくら待
あっても「ですから」は使用しに<V
ってもだれも来ないわけ 4だから く主張>
か。 小うか<
(1)A:ちょっと、どういう乙とです
(3)やっばり、不合格だったか。大
かんたん だいが< 3 か。
から、もっと簡单な大学を受け

186

198
だからこそ一だからといって
と<八) お书ぜい ひと い力
B:别に特别のことはないよ。 大勢の人に祝ってもらわ

A:だから、どういうことって聞 なくてはいけないんだよ。
しょ<深 ひと ) じょう孔
いているんだよ。 (4)A:職場では、一人龙と上司
なん でん力 もん了
(2)A:何で、電話してくれなかっ になかなか文句は言いに

たの。 くいですよね。
V加人 みな だ人けっ
B:だから、時間がなかった B:だからこそ、皆で団結し
书当

んだ。 なくてはいけないと思うん

会話の用法。因果関係を表すのではな です。
きい老ん ヘん あ す は
く、聞き手と意見の食い違いなどがある (5)A:最近この辺で空き巢に入
場合に、「私が言いいたのはこういうこと じ けん 示
られる事件が增えている
なのだ に、話し手の発言意図を聞き手
らしいですね。
に理解させようとするときに用いる。(2)
は言い誤をする場合の用法。自分の主
B:だからこそ、このマンショ
ばらはん
張を強く表現するため、押し付けがまし ンに防犯ベルをつけるよ
ね加
く、失礼な二ュアンスを伴うことが多い。 うお願いしているんです。
こうれい办し中加 普中う号く 才
(6)A:高齡化社会が急速に進
【だから二そ】 んでるね。
加のじょ ん s3Vh vま
(1)A:どうして彼女はその不審 B:だからこそ、今すぐ老人医
でん 的方上弓 体右 ょう五な书
な電話のことを社長に話 療の見直しをやらなけれ
さなかったんでしょうか。 ばならないん龙よ。
加の上 し也ち上ら しんらv
B:彼女は社長に信頼され 理由を表す節に取り立ての「こそ」がつ
ていたんです。だからこそ いたもの。文頭に用い、前の文の内容を
Vん Lo 受けて、[そういう理由で比、理由を強
まず自分で調べようとし
おも 調するのに使う。普通の理由は「だから」
たんだと思います。
たし かのV しあ 相が で十分だが、特に強<理由の正当性を
(2)私ほど彼女の幸せを願ってい 主張するときに使う。また議論で相手の
るものはいない。だからこそ、あ 発言をそのまま理由として取り上げ、自
と意 み ひ
の時あえて身を引いたのだ。 分の言いたいことを主張する時にもよ<
けっこん じんせ だい
使われる。文末に「のだ」を伴うことが
(3)A:結婚は人生の大事な節
た p しき

多い。
目ですから二人だけで式
をあげたいんです。
たし 过こA ん世v 【だからといって】
B:確かに結婚は人生の大 束いにちいそが
じ 礼的 (1)每日忙しい。しかし、だからと
事な節目だ。だからこそ

187

199
たがる一だけ
す とうげv
いって、好きな陶芸をやめるつ う。
ひなん じ中う在ん Vつ<,は节
もりはない。 (5)避難している住民は一刻も早
かれ す い元 加元
(2)わたしは彼が好きだ。しかし、 く家に帰りたがっている。
かれ り冲うが< はんとし
だからといって、彼のすることは (6)リ—さんは留学してまだ半年
な凡 扫も 加< し试 <に
何でもいいと思っているわけで だが、家族のことが心配で国
加元
はない。 に帰りたがっている。
い法 み世 か 意ょうじ中 じっけんだいがく
(3)今この店で買うと50パーセン (7)教授はこの実験を大学院の
が〈せv いま
ト引きだそうだ。しかし、だから 学生にさせたがっているが、今
か けん意市うたいせ 心 n
といって、いらないものを買う のような研究態勢では無理
ひつょう
必要はない。 なのではないだろうか。
たし 加いし节 たいぐう
(4)確かに、あの会社は待遇がい 第三者の欲求や希望を表すときに用い
い主
い。しかし、だからといって今 られる。現在の状態を表すときは[V-た
し と はんた がっている」となる。
の仕事をやめるの忆は反对
「たがる」を使わないときは「たいと言
尤。 っている」「たいらしい」「たいそうだ]な
前のことがらを一応認めるが、そういう どの間接的な表現を使う。ただし次のょ
理由があっても、後のことがらを受け入 うに話し手が第三者の立場に立って白
れはしないと述べるのに用いる。後ろに のを言っている場合には「たがる」は使
否定表現を伴うことが多い。
わない。
(例)A:山本さん、どうしてパーティ-
【たがる】 に来なかったんでしょう。
[R-たがる] B:佐野に会いたくないからだ

(1)子供というものははなんでも知

よ。
また、第三者が話し手について思っ
りたがる。
はVし V ていることあるいは言ったことを話し手
(2)子供は歯医者に行きたがらな がもう一度繰り返すときは、「たがる」を
い。
方ち 加い加D上こう い
使う。
(3)父は海外旅行に行きたがって (例)彼は僕が社長になりたがっている
はは と思っているらしいが、僕はそんな
いるが、母は行きたくないよう
つもりはまったくない。
尤。 →【が】
女つ つ为
(4)夏になると、みんな冷たくてさ

つばりしたものばかり食べたが
るが、それでは夏バテしてしま
なつ 【だけ】
[N(+助詞+)だけ]

188

200
だけ

[N/Na なだけ] (保険証以外のものは要らない)


[A/V だけ] b...といってもせいぜい..だけだ
V5
限定を表す。 (1)ボーナスといってもせいぜい一
1..だけだ かげつ示んで
方月分出るだけだ。
a ...だけ なつまつ ゃたV
こんE じけんかんけv (2)夏祭りといってもせいぜい屋台
(1)今度の事件に関係がないのは さん ょんけんで
かれ が三、四軒出るだけです。
彼だけだ。 乙3 はく
しなもの 意 も (3)旅行といってもせいぜい2泊
(2)品物なんかいりません。お気持
するだけです。
ちだけいただきます。
かんたん しと (4)はやっているといってもせいぜ
(3)コピ—をとるだけの簡单な仕事 し四う来っ こ
い週末に混むだけだ。
です。
か 少ないことを強調するのに用いる。
(4)ちょっとだけお借りします。
少と わたし D かV c.たとこ万で..だけだ
(5)あの人だけが私を理解して< いそ ん 虫ちが
(1)急いで計算したと乙ろで間違
れる。 书书
ん p かん意ょう いが多くなるだけだ。
(6)ここは便利なだけで環境はあ 教也 はな 加
(2)親に話したところで誤解される
まりよくない。
けが だけだ。
(7)たいした怪我ではありません。 は节 か元 吏
(3)早く帰ったところでねこが待っ
ちょつと指を切っただけです。
はなし 意 な ているだけだ。
(8)その話を聞いて泣いたのはわ
なにかをしてもあまり良くない結末にし
たしだけではない。 かならないという意味。

(9)あなただけにお知らせします。 dただ...だけでは
ひと 末 み
(10)あの人にだけは負けたくない。 (1)スポーツはただ見るだけでは
书もしろ
それ以外のものはないという限定を表 面白くない。
す。節に付〈場合は普通体に続く。[が」 加いこ< い 计し善
(2)外国へ行ってただ景色を見る
「を」には「Nだけが」[Nだけを」のよ と
だけではつまらない。そこの土
う记接続する。(2)のように「が」「を」 方 ひと 不
地の人たちとちょっとでも触れ
を省略する乙ともある。「に」「から」など あ た
は[Nだけに」[Nにだけ」のように2通 合う旅にしたい。
はな ひと
りの接続のしかたがある。ただし、次の (3)ただ話しただけではあの人の
ほんとう
ような使い分けがある場合もある。 本当のよさはわからない。
(例)身分は保険証でだけ証明できる。
それをするだけではという意味。後ろに
(他の手段ではできない)
はマイナス評価の表現が続<。
(例)身分は保険証だけで証明できる。
e ...だけで

189

201
だけ
あした しこと 书も

(1)明日からまた仕事だと思うと、 (例)A:いま何時ですか。
かんが B:(誤)1時だけです。
考えるだけでいやになる。
じしん けけ人 ひと はし B:(正)まだ1時です。
(2)地震は経験した人の話を聞<
3.…だけでな<…も
だけでこわい。 に< や さい 大
かんが
(1)肉だけでなく、野菜も食べなけ
(3)イルカのダンスなんて考えた
たの ればいけない。
だけで楽しくなる。
(2)英語だけでなくて、アラビア語
「考える、聞く、思う、想像する」などの
もうまい。
動詞に続けて使い、実際には体験しな< 加れ た V
ても感じられるという意味を表すのに使
(3)彼は歌が上手なだけでなく自
ん 善 < <
分で曲も作る。
う。 こんど た う 也ら 大は大
2...九儿か....ない (4)今度の台風で、村は田畑だけ
序っ ①
かね 加お〈、书指 心加
(1)今月、残ったお金はこれだけし でな〈家屋も大きな被害を受

かありません。 けた。
たょ 中しうし意 しょう大い う
(2)頼りになるのはもうあなただけ (5)授賞式にかれは招待を受け
かの
しかいない。 ただけではなく、スピ—チも頼
(3)こんなことは、あなたにだけし まれた。
たの
か頼めません。 而方とも、どちらもという意味。話しことば
(4)いまのところひとりだけしかポ では「...だけじゃなく..も」とも言う。
龙 4 ...だけのことだ
—トを出していない。 v わたし い
(1)だれも行かないのなら私が行
[..だけだ」を強調して言う表現。少な
い乙とを強調するときは「だけある」では くだけのことだ。
に市うえん なに
なく「だけだ」[(だけ)しかない|の表現 (2)入園テストといっても何もむず
せんせv
を使う。 かしいことはないんです。先生
(例)A:お金がいくらありますか 本主元 よ
に名前を呼ばれたら「はい」と
B:(誤)千用だけあります。 んC
返事をするだけのことです。
B:(正)千田だけです/千巴し む 9
かありません。 (3)いやなら無理をする乙とはな
乙と
次のような場合は「だけ」は使元な。 い。断わるだけの乙とだ。
(例)A:この花いくらでしたか。 それ以外に方法はない、あるいはそれは
B:(誤)二百用だけです。 たいしたことはないという意味。
B:(正)二百円しかしませんで 5..という尤け(の理由)で
した/たったの二百巴でし 也さい
(1)その野菜はめずらしいというだ
た。 けでよく壳れている。

190

202
だけ
力か みな も も
(2)若いというだけで皆にもてはや (2)そこのリンゴ、持てるだけ持っ

される。 て行っていいよ。
课ん 伊人试方加 かれ ん 加ね か
(3)その晚に現場近くにいたという (3)彼は銀行から金を借りられる
加れ たいほ か 元 か
だけで彼は逮捕された。 だけ借りて家を買った。
こ 书扫 2. う ま ま 加れ ま
(4)子どもが多いというだけの理由 (4)待てるだけ待ったが彼は、待ち
化中方达、上 あ 进し点 あらわ
でアパートの入居を断わられ 合わせの場所に現れなから

た。
な中元 か
た。
Vてんし
(5)名前の書いてない自転車に 「頑張る」「持つ」などの動詞を繰)返し
の ゅう
乗っているというだけの理由で て、「できる限りするという意味を表す。
はいかん しょ<电しつもんう
警官に職務質問を受けた。 2 V-たいだけV

(1)ここが気に入ったのなら、いた
ただひとうの理由でという意味。
6 V-るだけV-て いだけいていいですよ。
かのじょ もんく い V えんりょ た た
(1)彼女は文句を言うだけ言って (2)遠慮しないで食べたいだけ食
てつ龙
なにも手伝ってくれない。 べなさい。
加れ の は あそ あそ なっと<
(2)彼は飲むだけ飲んで会費を払 (3)遊びたいだけ遊んで納得し
加文
わずに帰ってしまった。 た。あすからいっしょうけんめ
い v ベんきょう
い勉強しよう。
(3)言いたいことだけ言ってさっさ
で 加のょ な き
と出ていった。 (4)彼女は泣きたいだけ泣いて気
ょうす す うL < した<
(4)いまどうしているか様子がわ が济んだのか夕食の支度を
てがみだ は
からないから、手紙を出すだけ 始めた。
尤 ~んC 主
出して返事を待とう。 動詞を繰り返して、欲求が满たされる程

同じ動詞を繰り返して使うことが多い。
度までという意味を表す。
(3)の「言いたいこと」のように繰り返す 3 V-るだけはV
しず
動詞を含んだ名詞になることもある。「そ (1)やるだけはやったのだから、静
けっか 宋
のこと以外の、他のするべきことをしな かに結果を待とう。
もすこ ん 老
い」という意味。 (2)息子の言い分を聞くだけは聞
いてやってくれませんか。
【だけ2】 りょうLん はな
(3)このことは両親にも話すだけは
程度を表す。 はな ほう
話しておいた方がいい。
1 V-れるだけV
この程度のことまではするという意味。そ
(1)がんばれるだけがんばってみ
れ以上のことは期待しない、要求しない
ます。 という表現が続くことが多い。

191

203
だけ2

4 V-る/V-ただけのことはする あることをすればその程度にあわせて次
かね
(1)お金をいただいただけのこと のことが起こるという意味。[V-ばV-る
いVk ほど」と言いかえることができる。[V-ば
はしますが、それ以上のことは
飞 V-るほど」の方が広く用いられる。
出来かねます。
ち上う意きかんかっ 7これだけ.…のだから
(2)調查期間はわずか1力月でし ど0k<
(1)これだけ努力したんだから
たが、やれるだけのことは书っ <
つかは報われるだ万う。
たつもりです。 (2)よくがんばったね。それだけが
(3)出来るだけのことはしますが、 だれ もんく い
こん?5m3 し 当 んばれば誰にも文句は言われ
今月中に仕上げるのはむず
おも ないよ。
かしいと思います。 たの かれ
(3)あれだけ頼んでおいたのに彼
それに見合う程度にするという意味
はやってくれなか一た。
5 V-る龙计のN れんし次う
V (4)あれだけ練習してもう末くなら
(1)どんなところでも生きていける 加れ 言四
せいかつりょ< かれ ないのは、彼に才能がないの
だけの生活力が彼にはあ石。
ひ加机 さ 示 だろう。
(2)その日彼の財布にはコ—ヒ— v ひと
いっいの かね (5)どれだけ言えば、あの人にわ
を一杯飲护だけの金もなかっ
かって为らえるのだろうか。
た。 「これ」[それ」「あれ」「どれ]が用いら
つ来 ほんとう あ
(3)妻に本当のことを打ち明ける
ゆう意
れる。後ろには「...のだから」[...ば」
だけの勇気もなかった。 「...のに」「..て]などを伴って、[こん
いこ< <
がくせ
(4)その学生には異国で暮らすだ なにたくさん、この程度まで」の意味を表
こがくりょ<而そ<
けの語学力が不足している。 す。
8...だけ札だ
[...するのに充分なの意味。[生活力、
金、勇気、語学力、根性、也さし 本
[Na なだ计ま札だ]
[A/V だけま札だ]
どの名詞に付いて程度を表す。 加世 いた ねつ で

6 V-ばV-るだけ (1)風邪でのどが痛いが、熱が出
こ之しkう V加
(1)交涉は時間をかければかける ないだけましだ。
ょけ
だけ余計にもつれていつた。 (2)さい示をとられたが、六ス示一
どう示つ せ力
(2)動物は世話をすればするだけ トが無事だっただけまだまし

なついてきます。 だ。
わたし す 元善
れんし即う
(3)ピアノは練習すればするだけ (3)私の住んでいるところは駅から
と书 こうじょう
よく指が動くようになる。 も遠いし工場があってうるさ

192

204
だけ。
人ん 试 <ろう こんかv
い。このへんは不便だが、静か (3)苦劳しただけになおさら今回
ゆうしょう
なだけましだ。 の優勝はうれしいでしょうね。
げんち あつ加 の
あまり良くない状況だが、もっとひどいこ (4)現地は暑さに加えて、飲み水も
承そ<
とにならなくて、この程度でよかったとい 不足しているだけになおさら
う意味を表す。 意中う天人 法
救援が待たれる。

「...なので当然ではあるが、ょりいっそ
【だけ3】 う」の意味。(2)の「なおの乙と」老同
[N/A/V だけに] じように使う。
[Na なだけに] C ...だけにかえって
あることがらの一般的な性質を示し、そ 初加 たい)ょ<
(1)若くて体力があるだけにかえ
こから当然推測できることを述べる。 起 加らだ
って無理をして体をこわして
1...だけに
a ..だけに しまった。
方 世ん世 こと试加 い主 じ师ん亏ょう
(1)お茶の先生だけに言葉遣いが (2)今まで順調だっただけにかえ
じょうひん こん 3 、热
上品だ。 って今度の事業の失敗は彼に
かれ Pんし上く 苦上5し じ けん 方动い飞意 龙团
(2)彼は現職の教師だけに受験 致命的な打撃となった。

についてはくわしい。 ふつうは良い結果が得られるはずなの
わか て?节 にそれとは反対に、という意味。期待され
(3)かれらは若いだけに徹夜をし
ペい善 るのとは反対の悪い結果をもたらした場
ても平気なようだ。
こh加 合に使う。
(4)今回の事故は一步まちが元ば d NがNだけに
だい言ん じ げん ことし
そ 系 さい fん
大惨事につながるだけに、原 (1)祖父は今年90歳で元気だ
Vh 5 としとし ひる实
因の究明が急がれる。 が、歳が歳だけに昼間もウ外ウ
おお
前のことがらの当然のなりゆきとして後 トしていることが多くなってき
の状況が出て来るということを表す表
現。
た。 しょうひん いま もの
(2)この商品は今までの物より6
b ...だけになおさら せいの5
点こづな v V
(1)横網の意地があるだけになお ずっと性能がいいのですが、

お书世意 ま 值段が值段だけにそうたくさん
さら大関には負けられないで う
は壳れないで儿上方
しょう。
加のじょ 力加
(2)彼女は若かっただけになおの
→【が1】3
はや 书 2..だけのことはある
ことその早すぎた死が惜しま かな お<

(1)うまい魚だ。とれたてを送って
れる。
もらっただけのことはある。

193

205
だけど-ただ

(2)A:このナイフ、いつまでもよく 文章などでは普通用いない。また、文中

切れるね。 では使わない。
加 と善 た加 おも (誤) 2時間待っただけど、彼は現れな
B:買った時は高いと思った
かった。
けど、それだけのことはあ 「だけれども」のくだけた言い方。丁
るね。 寜体で「ですけれども|という言い方もあ
す善し宋 えい 己 はつおん
(3)A:杉島さんの英語の発音、 る。
とってもきれいね。
B:そうね、さすがにイギリス 【だけに】
りゅうが<
→【だ才3】
に留学していただけのこ
とはあるわね。
加のじょ がっこう せんせ
(4)彼女は学校の先生をしていた 【ただ】
いま ひと主え 1ただ <限定>
だけのことはあって、今も人前 元 乙
はな (1)その絵はただ古いだけであま
で話すのがうまい。 ねうち
努力や地位や経験に值するという意味。
り值打がない。
力为 ほら
それ亿見合う結果、能力、特長などがあ (2)悪いのはこちらの方だから、た
あ中主
る乙とを評価して表す。 だひたすら謝るほかはない。
加 めいれ。した加
(3)部下はただ命令に従うのみ

【だけと】
加人末 かれ あらわ
だ。 Vの
(1)2時間待った。だけど、彼は現 (4)ただご無事をお祈りするばか
れなか一た。 りでごぎいます。
高老 あたま 九 ち艺 南
(2)朝から頭が痛かった。だけど、 (5)ただ一度会っただけなのにあ
加のV上 号 ひと わす
彼女との約束を破るのはいや の人が忘れられない。
加っこ之 にち
だった。 (6)これまで学校をただの1日も
V やす
(3)みきさんの言いたいことはわか 休んだことはない。
意 加 そと い方动人 协
る。だけど、決まったことは変え (7)外はただ一面の雪であった。
られない。 それ以外はないという限定を表す。「龙
し己比や
(4)仕事が山ほどたまっている。だ け」「のみ」「ばかり」などとともに使う乙
はた5 とが多い。[それだけ]の意。(2)は[謝
けど、なかなか働<氨忆なれな
るだけだにいう意味。(5)(6)のように
い。 数量の少なさを表すときは「たった」「ほ
前に述べたことから予想されることとは
んの」で言いかえられる。
反対のことがらが続くことを表す。かたい
2...ただ

194

206
ただし—たっけ

けいか< かね なが はな
(1)おもしろい計画だね。ただ金が ら、あまり長く話さないようにし

かかりそうだ。 てください。
い す にちょうび へいてん
(2)A:この椅子はずいぶんしっ (4)日曜日は閉店します。ただし、
意いVつ にちよ之正 加名
っ<
かりした作りですね。 祭日が日曜日と重なる場合は
加いてん
す乙 おも
B:ええ、ただ少し重いので 開店します。
としょ 小心ん しんつ じかん ょる
お年寄りにはちょっと不便 (5)診察時間は夜7時まで。ただ
きゅうかん 加苦

かもしれません。 し、急患はこの限りではない。
わる 加
(3)あいつは悪いやつだ。ただ家 前で述ことについて、それに関する細か
で< い注意事項や例外を示すときに使う。
族にはやさしいようだが。
かあ 7冲うが<
(4)A:お母さん、ア刈力に留学
はなし さんせV
する話。賛成してくれるで 【ただでさえ】 号

(1)お父さんはただでさえうるさい
しk? ょう言
わたし のだから、病気にでもなったら
B:私はいいんだけど、ただ たいべん
と3 ああしろ、こうしろと大変だろう
ね、お父さんがどういうか
おも
と思って…。 ね。 ひとで
(2)ただでさえ人手がたりなくて
前に述べたことを補ったり、そのほかの 乙害 ちv
条件、例外などを述べるときに使う。話 困っているのに、こんな小さな
加し 方号 んにん
しことば。書きことばでは「ただし」を用 会社で一度に三人もやめられ
いる。 たらどうしようもなV。
「普段の場合でも」の意で、普段でもそ
【ただし】 うなのに、普通でない状態の時はもつと
し上30上3
(1)テ二スコートの使用量は1時 そうだということを述べるのに使う。
かんせんえん 二世んち中5 はん
間千門。ただし、午前中は半
が<
額となります。 【たっけ】 深ん はん
さん加ひ 尤い た
(2)ハイキングの参加費はバス代 (1)きのうの晚ご飯、なに食べたっ
ふ< と せんえん お深
を含めて一人2千鬥です。た け。どうもよく覚えていないな。
方中らしよく かくじ ょう しけん なに か
だし、昼食は各自ご用意くだ (2)A:試験は何課からだったっ

さい。 け。か
正上う记人 己、书 つ
(3)病人は少し落ち着いてきまし B:5課からだよ。
めん加い
たから面会はかまいません。た →【っけ】
弓不ん
だし、興奮するといけませんか

195

207
だったら一たって
たか か
(5)い<ら高くたって買うつもりで
て はV
【だったら】 L ごと わたしひと D
す。めったに手に入りませんか

(1)A:この仕事、私一人じゃと ら。
0招も 力方 へV ひと
ても無理だと思います。 (6)笑われたって平気だ。たとえ
わたし て? さいこ
B:だったら私が手伝います 人になっても最後までがんば

よ。 るよ。
かれ い
(2)A:どうしても彼には言えない 「ても」のくだけた話しことばの言い方。
→【ても】
よ。 力たし V 2 ...たって
B:だったら私が言います。
せんせい にゅういん a ..ったって
(3)A:先生、入院なさったらし た加 いち束ん天ん。
(1)高いったって一万鬥も出せば
い。 じゅ苦ょう

買える。
B:だったら、しばら<は授業 にちようび
(2)A:日曜白なんだから、どっか
はないね。 で
出かけましようよ。
「そうだったら」の意で、相手のことばや で
B:出かけるったって、ど乙も
新しい情報を受けて、話し手が態度表 ひと
人でいっばいだよ。
明をしたり推論を述べるような場合に使 かしょ3
う。話しことば。「それなら」「それでは] (3)ストレス解消には、なんてった
w方课人
など为類義のことば。 ってスポーツが一番ですよ。

「といっても」のくだけた言い方で、「たっ
【たって】 て」のつまったもの。(3)の「なんてった
1..たって って」には「なんたって」という言い方も
[A-<たって] ある。
[V-たって] →【といっても】
おそ かなら V
(1)遅くなったって、必ず行きます b V-ようったって
かえ じ加ん

よ。 ひと 九 示と
(1)帰ろうったって、こんな時間じ
でんしや
ゃもう電車もバスもない。
(2)あの人はいくら食べたって太ら たか に
(2)こんなにヘいが高くては、逃げ
ないんだそうだ。 に
き 招そ 九 もの
(3)いまごろ来たって遅い。食べ物 ようったって逃げられない。
なに のこ れんら<
(3)連絡しようったって、どこにいる
は何も残っていないよ。 む り
ひと
(4)あの人はどんなにつらくたっ かさえわからないのに無理尤。
やす
计。 加お だ ひと
て、決して顔に出さない人で (4)A:ちょっと休も方よ。
也す
B:休もうたってべンチもなに
す。
196

208
だって:一だって2

もないよ。 だ。
[V-ようといっても」のくだけた話しことば 相手の言ったことをそのまま繰り返して
の言い方。「なにかをしようといっても比 驚いたり、あきれたりする気持ちを表す。
いう意味。あとに[そんなことはむずかし 不快の感情を表現することもある。上が
い、無理だ」というような表現が続<。 り調子のイン外ネーションになる。
大だけた話しことばで、丁寧な形の
[...ですって旧あるが、目下ゃ親しい人
【だって】
に対してしか使えない。強い驚きを表す
1..だって <問い>
VLh のには(5)の「なんだって」のほかに「な
(1)A:あっ、地震だ。 んですって[なんだと|などの表現があ
Lん
B:地震だって?ちがうよ。
と书
る。
ダンプ力ーが通っただけ 2..んだって→【って】5

尤よ。 3.なんだって →【って】5


ひと 书とこ
(2)A:あの人、男よ。
おとこ
B:男だって? ぜったいに 【だって2】
おんな [Nだって]
女だよ。 こ上6
た 3う (1)それぐらいのことは子供だって
(3)A:太郎、テストどうだった
知っている。
B:おもしろかったよ。 せ人世 法ち加
(2)先生だって間違うことはある。
A:おもしろかっただって? L か世
(3)医者だって風邪ぐらいひ<よ。
却ずかしかったとか、やさ
も人だ 书书 (4)つらいのはあなただけじゃな
しかったけど問題が多か あ含だ さ加九
こた い。浅田さんだって、坂田さん
ったとかほかに答えようが
だってみんながまんしてるん
あるだろう。
ふく龙
(4)A:福田さん、美人コンテス卜
ん です。
才意ら 各加な
で (5)好き嫌いはありません。魚だっ
に出るらしいよ。 にく だいじょう
ん て肉だってなんだって大丈夫
B:美人コンテストですって?

今ごろそんな時代遅れの
だいお< です。
こ 加元 治そ
(6)あの子はこのごろ帰りが遅い。
コンテストなんかどこでや す
きのうだって11時過ぎてい
ってるのよ。
(5)A:ヘ归プターがまだ到着
とらち也<
た。 ひと 九
(7)だれにだって一つや つは秘
しないんですが。 みつ
た~ん 密がある。
B:なんだって?そりゃ大変
「でも」という意味。(1)(2)(3)は極

197

209
だって3—だといい

端な例を出して「でさえ」の意になり、 (2)ここのパンは烧きたてで、おい
(4)(5)(6)などは[Aだけではなく、 しい。
BもCも」と同じ程度のものを例に出す 加のじょ世んせw
(3)彼女は先生になりたてだ。
言い方。くだけた話し乙とば。 はた计
(4)畑でとれたてのトマトをかじっ
た。
【だって3】 そと 尚そ (5)しぼりたてのオレンジジュ—ス
(1)A:どうして外で遊ばない
はいかがですか。
の。 はり加み
きむ (6)<貼紙》ペンキぬりたて。さわ
B:だって寒いんだもん。
のこ るな。
(2)A:にんじん、残さずにちゃん
た 動詞の連用形を受けて「...したばかり
と食べなさい。
の意味を表す。使える動詞は限られて
B:だってきらいだもん。 いる。
う加人
(3)A:夕刊まだかな。 (誤)読みたての本。
きょう にちょう
B:だって、今日は日曜日で (正)読んだばかりの本。

しょ、来ないわよ。

(4)A:きのうはどうして待ってく 【だと】 苦ょう がっこう v
れなかったの。 (1)A:今日は学校に行きたくな
意っさてん
B:だってあそこの噢茶店、 いな。
V V
ひ比 书
人が多くて居ずらかった B:なに?行きたくないだと?

んだよ。 そんなことは言わせない
理由を聞かれたときの答えとして「どうし ぞ。
とう 力る
てかというと」の意。(2)(3)のように理 (2)子:お父さんが悪いんだ。
なん 方 v
由がはっきり問われなくても使える。特に 父:何だと? もう一度言って
子供が口答えするときに「だって...も
みろ。
の/もん」という言い方で使う。大人も使 おおゅきけほう で 力ょこら

う之とがある。くだけた話しことば。 (3)大雪警報が出てるから旅行は

取りやめだとさ。
「だって」のよりぞんぎいな言い方。男性
【たて】
[R-たてのN]
が用いる。
[R-たてだ] →【だって1】
おほ がいこくこ はな
(1)覚えたての外国語で話してみ
る。 【だといい】

198

210
だといって一たとえば
いま己ろあん世ん 课し
(1)A:みんな今頃安全な場所 【たと元】 V L
ひ なん
に避難していますよ。 (1)たとえその事実を知っていたと
Lhv わたし 意も か
B:だといいが。心配だ。 乙ろで、私の気持ちは変わらな
かれ しんちょうあ
(2)A:彼は慎重だから、危ない かっただろう。
うんてん こ
運転はしませんよ。 (2)たとえ子どもでもやったことの
ほんとう だv せ善にん
B:だといいけど。本当に大 責任はとらなくてはいけない。
じょう す
丈夫かしら。 (3)たとえどんなところに住もうと
乙どもた与 かそ<
(3)A:子供達もきっとこのプレゼ も、家族がいればいい。
粉书よろこ たい考ん
外に大喜びしますよ。 (4)たとえ大金をつまれたとしても
し它と
B:だといいね。 そんな仕事はやりたくない。
会話の中で、文頭に用いる。「そうだとい 「仮に、もし...としても」という意味。「た
い」と同じ。後ろに「が」「けれど」「け とえ」のあとに「ても、とも、たところで、
ど」などを伴って、「そういう状況であっ としても」などの讓歩の表現が続<。(3)
てほしい」という意味で使う。「それだと の「住もうとも」は「住んだとしても」の
いいが」「そうだといいけど」などとも言 書きことば的表現。
う。
【たと元ば】
のみもの
【だといって】 (1)飲物でしたら、たとえばコ—匕
世んめんて考 こうち也 ょ5 い
(1)A:これは全面的にあいつが 一、紅茶、ジュースなどを用意
わる
悪い。 してあります。
乙ま にほん已 なか
B:だといって、困っているの (2)日本語の中には、たとえばパ
み す
を見捨てるわけにもいか ンドア、ラジオなどたくさんの
いらいこ は
ないだろう。 外来語が入っている。
ひと た す
(2)A:こちらも人が足りないん (3)ゆっくり過ごすとしたら、たと元
おんせん
ですよ。 ば温泉なんかどうですか。
ほう うんど5品そ<
B:だといって、放っておけな (4)A:このごろ運動不足なん

いでしょう。 だ。だけどスポーツするひ
かね
「そうだといって」「だからといって」と同 まもないし金もないし。
C。 B:わぎわぎ出かけなくても、

→【だからといって】 元善
たとえばバスをやめて、駅
ある
まで歩くとかいろいろある

199

211
だとするとーだなんて
かくじつ

でし。 きるのは確実です。
ほうていし善 まち こ
(5)たとえばこの方程式のXを2 B:だとすれば、この町の雇
ようりっ あ
とすると、Yは5になる。 用率が上がるかもしれま
いま おく元ん
(6)たとえば今ここに1億田あると せんね。
なに 一加 しゃしん なつ意ょうと
したら、何に使いたい? (2)A:この写真は、夏に京都で
专善ろじう②
(7)たとえば地球上に飲み水が とったものです。
加れ 相人
だんだんなくなっていくとしま B:だとすれば、彼は去年の
试あ がつ に ほん
すね。そういう場合どうするか。 7月に日本にいたことに
加いなん 杂 とう
海水の淡水化ということが当 なりますね。
世ん办人办
然考えられるでしk5。 文頭に用いて、相手が述べたことがらを
前に述べたことを具体的に例をあげて 根拠として、話し手の推量や判断を述

示すときに用いる。(5)(6)のように仮 べる場合に使う。[そのような事実・現状
想のことを例としてあげるときは「とする から考えると」という意味。[それなら」
と」「としたら」などが続<。 に近いが、「だとすれば」の方がやや固
く、書きことばでも使う。「そうだとすれば
「だとすると「そうだとすると」などもある。
【だとすると】
ちか おお
(1)A:近くに大きなホテルがで
きるのは確実です。
办<1-
【だなんて】
いま乙ろ か
中ち こょう (1)今頃になって気が変わっただ
B:だとすると、この町の雇用 V
n あ なんてよく言えますね。
率が上がるかもしれま世 中くそ<
(2)約束したのに、できなかった尤
んね。
ひ乙方 意 じ かん 书< なんて、ひどい。
(2)A:飛行機が10時間も遅れ ょゃ<
(3)予約できるかもしれない、だな
てるんだそうです。 む せ意にん v 加た
かれ か元 んて、無責任な言い方です
B:だとすると、彼の帰りはあ
ね。
したになるな。 C.こ し
(4)事故で死んでしまうだなんて、
「だとすればにだいたい同じ。「そうだと
あんまりだ。
すると」もある。
→【だとすれば】 相手の言ったことを繰り返して、非難し
たり、批判したりするのに用いる。(4)
のように自分に責任のない事態に対す
【だとすれば】 る非難や悲嘆の気持ちを表す場合もあ
方办 お指
(1)A:近くに大きなホテルがで る。「なんて」だけでも使う。

200

212
だにしない—たびに
かれ 意ゅうりょう 节寸
(4)彼は、やれ給料が安いだの
中す すく 先ん 书书
【だにしない】 休みが少ないだのと文句が多

[NだにLない] じ 乙 お そう
い。
加れ あ かいしゃ
(1)このような事故が起きるとは想 (5)彼はいつ会っても会社をやめ
5 0うが〈 じつ
像だにしなかった。 て留学するだのなんだのと実
充い入V ち上<りつ小ど3 E5 げん品加四5
(2)衛兵は直立不動のまま、微動 現不可能なことばかり言って
だにしなV。 いる。
善计ん かんが
(3)そんな危険をおかすなんて考 「やら」「とか」のようにいくつかのものをあ
おそ
えるだに恐ろしい。 げる言い方尤が、(4)(5)のように発言
U?乙
の内容を「いろいろ言ってうるさ」と否
(4)一顧だにしない。
V方べ2
定的にとらえて使うことも多い。また(5)
(5)一瞥だにしない。
のよらに「...だのなんだの」という慣用的
文語的表現で、「...さえしない」「まった
な表現もある。
く..しない」という意味。
「思うだに恐ろしい」のように肯定の形
とともに使われて、「…だけでも..」の意 【たび】
味で使われることもある。 →【このたび】
(4)(5)は慣用的な言い方。(4)は
「まったくかえりみない」、(5)は「まった 【たびに】
く見もしない」という意味。 [Nのたびに]
[V-るたびに]
けんこうしんだん 示と

【だの】 (1)健康診断のたびに、太りすぎ

[N/Na だの N/Na だの] だと言われる。
やま v
[A/V だの A/V だの] (2)山に行くたびに雨に降られる。
あめ 乐

加のじょ い方ば で にく
方亏 し沙2ちょ弓
(1)彼女は市場に出かけると、肉龙
(3)父は出張のたびにかならず
节さい 电
之 方 孙也计 か
の野菜だの持ちきれないほど その土地の土産を買ってくる。

加え 加
買ってきた。 (4)ふるさとは帰るたびに変わって
どうそうかい 加心ら いはだ むかし 子うけV
(2)同窓会には中村だの池田だ
ねん
いって、普ののどかな風景が
か书
の、20年ぶりのなつかしい顔
だんだんなくなっていく。
加のじ占 あ
がそろった。 (5)彼女は会うたびにちがうメガネ
ゅうめいじん
(3)チャリティ一バザーには有名人
示く い ほん
をかけている
しゃしん み
の服だのサイン入りの本だの
あつ (6)この写真を見るたびにむかし
书も
いろいろなものが集まった。
を思い出す。

201

213
たぶん一ため

「その時ごとに」「...するといつもその時 「聞くのがつらい」という意味。
には」という意味。 2 ...てたまらない
かずこ なつやす
(1)和子はあしたから夏休みだと
招も

【たぶん】 思うとうれしくてたまらなかっ
力安か
(1)たぶん田中さんも来るでしょ た。
各いきん
う。 (2)最近はじめたばかりのスキュ一
(2)あしたはたぶん雨だから、
う せんた<
あめ
芩 バダイビングがおもしろくてた
白のうちに洗濯しておこう。 まらない。
(3)A:だいじょうぶでしょうか。 →【てたまらない】
B:たぶん。
た おも
(4)これでたぶん足りると思うけ 【た动】
ねん ℃
ど、念のために、もう少しもって 1 Nのた动<利益>

い乙う。 (1)こんなにきついことをいうのも
きみ
話し手の推量を表す。「きっと」より弱 君のためだ。
书も
が、可能性がかなり高いことを表す。「お (2)みんなのためを思ってやった
そらく」よりもくだけた話しことば的表現。 ことだ。
かで< はたら
(3)家族のために働いている。
こど6 し世ん
【たまらない】 (4)子供たちのためには自然のあ
1 たまらない な加
る田舍で暮らすほうがいい。
丧いにち くる宋 と
(1)A:每日、車の音がうるさくて か ろうし ことは
ね心
(5)過労死という言葉があります
かいしゃ し
眠れないんです。 が、会社のために死ぬなんて
おも
B:それはたまりませんね。 床か

馬鹿げていると思います。
みずうみ
(2)A:あの湖ではおもしろいほ
老かな
人やものを表す名詞を受けて、それにと
ど魚がつれるんだよ。 っての利益を表す。古い言い方で[Nが

B:つり好きにはたまらない ため」という表現もある。

ね。 2 ..ために <目的>
其人そ之 え、加く、世人元 a .ために
(3)A:戦争で家も家族も全部な
[Nのために]
くしたんだそうだ。 [V-るために]
はなし せ かいへ わ こくさかい苦
B:たまらない話ね。 (1)世界平和のために国際会議
ひら
本来「我慢できない」の意で、(1)は が開かれる。
「がまんできないぐらいいや龙」(2)は し5加?子3 队加2
(2)ここの小学校では異文化理
「どうにもならないくらいいい」(3)は

202

214
ため
かい 少中うがく世v
解のために留学生をクラスに 形は「V-ない」の「ない」を「ん」に
しょうた
招待している。 入れかえて作る。「する」は「せんがた
がこく已 な5 め」となる。「...を目的として」という意
(3)外国語を習うためにこれまで
じかん かね か 味を表す。文語的な表現。慣用的な表
ずいぶん時間とお金を使った。
に地うじょうけん て い 現で使われる。(1)は「生きるための」
(4)入場券を手に入れるために
なら
(2)は「救うために」の意。他に「V-
あきはや
朝早くから並んだ。 たいがため」という言い方もある。
いえ 加 あさ ばん
(5)家を買うために朝から晚まで 3..ため <原因>
はたら a..た动
働く。
つ加 [Nのた动]
(6)疲れをいやすためにサウナへ
い [Naなため]
行った。 [A/V ため]
か 33 か かん 考少うよら
目的を表す。「...ために」が目的を表す (1)過労のため3日間の休養が
ひつょう
には、前後の節の主語が同じでなけれ 必要术。
ばならない。したがって(例1)は目的の あっ かち< し
(2)暑さのために家畜が死んだ。
解积がなりたつが、(例2)は原因の解 に げんさv 冲う
(3)事故のために現在5キ口の洪
积しかなりたたない。 たい
(例1)息子を留学させるために大金 滞です。
たいふう ちか 东み
を使った。 (4)台風が近づいているために波
た加
(例2)息子が留学するために大金を
が高くなっている。
使った。 上格ん な? 书ん ひ<
(5)去年の夏は気温が低かったた
また、「ために」の前には自分の意志 ち ほう 边 名く
めに、この地方では米は不作
で実現できることがらを表す節が来る。
ある状態になることを目指すときは「ため だった。
加产加、 中5点< しVk5
に」ではなく「ように」を使う。 (6)株価が急落したために市場
こんらん
(誤)聞こえるために大きい声で話し が混乱している。
た。 ねんこ
へん
(7)この辺は、5年後にオリンピック
(正)聞こえるように大きい声で話した。 加いさV て
(誤)よく冷えるために冷藏庫に入れて の開催が予定されているため
3つ8、ないい<し甚?过世?
おいた。 に、次々と体育施設が建設さ
(正)よく冷えるように冷藏庫に入れて れている。
おいた。 「…が原因で」の意味。似た表現に、「.
b V-んがた动 せいで」「...おかげで」がある。
し乙と
(1)生きんがための仕事。 bとつには..ためである
乙ども す< 方者 かれ せいか< <ら
(2)子供を救わんがため命を落と (1)彼の性格が暗いのは、ひとつ
しうね八CV,书
した。 にはさびしい少年時代を送っ

203

215
ためし-たら1
みっ か 了
たためである。 ても三日と続いたためしがな
しみん た
(2)市民ホールが建たなかったの
よ总人茶そ<
い。
はひとつには予算不足のため 「いままで一度もそんなことはなかった」
である。 という意味。非難の気持ちを伴うことが
原因のひとつを取りあげて述べるのに
多い。

用いる。書き乙とば的。
C ..のは..た动だ 【たら】
→【のは…だ】3 [N/Na だったら]
[A-かったら]
[V-た5]
【ためし】 述語の活用形の一つで、条件や契機を
1 ためしに...てみる
甘人げつ 表す。「と」「ば」「ならと重なる用法を
(1)先月できたレストランはおいし もつ。一般的な真理や法則を述べる「一
ひょうはん いち
いという評判だ。ためしに一 般条件」よりも、特定の個别的なことが
ど v
度行ってみよう。 らについて述べる場合に使われる傾向
せんでん が強い。他の三つに比べると、文末表現
(2)テビで宣伝していたシャン
か の制約が少なく、話し乙とばでよく使わ
プー、ためしに買ってみましょ
れる。丁寧体は[N/Na でしたら」「V
う。 -ましたらになるが、イ形容詞は丁寜体
しんは?はV
(3)新発壳のインスタントラーメン はとらない。やや古めかしい言い方では

ためしに買ってみたがおいし< 「ば」を伴って「たらば」となることもある。
1..たら<仮定条件>
なかった。
個别的な事態について「Xが実現した
「よいか悪いかを判断するためにやって
場合にYが実現する」あるいは[Xが実
みる」という意味。
現した状況でYが実現するよう求める」
2 V-たためしがない
かのじょ くそ<じかん 吏も
といった関係を表す。Xは未実現のこと
(1)彼女は約束の時間を守ったた がら、あるいはすでに実現していること
めしがない。 がらを表すが、Yはいつも未実現のこと
加れ 试す かれ ょ
(2)彼は競馬が好きだが、彼の予 がらを表す。Yには未実現のことがらの
そ与 方上 あ
想は一度も当たったためしが 述べ立てや推量を表す「平叙文」や、
意志・希望を表す「表出」の文、命令・
ない。
かれ しょ<C 禁止・勸誘などを表す「働きかけ」の文
(3)彼とはよく食事をするが、おご などが用いられる。
ってくれたためしがない。 a ...たら+未実現のことがら
寸こ なに あめ みち こんぎっ
(4)息子はあきっはくて、何をやっ (1)雨だったら道が混雑するだろ

204

216
たら

う。 たか だれ か
れる傾向が強く、恒常的な真理や法則
(2)もしも、あまり高かったら誰も買 を述べる「一般条件」には用いられに〈
い。ただし、話し乙とばでは、次のよらに、
わないでしょう。
まんいち高动 しあ ち吻らし 個人の習慣や、特定の事物の反復動作
(3)万一雨が降ったら試合は中止
を表す場合に使われることもある。

です。 (8)いつも、5時になったらすぐ仕
くすり の
(4)この薬を飲んだらすぐにせきは
Vかん
事をやめて、テ二スをします。
不② 考
とまりますが、3時間たったら (9)ここは冬になったら雪が1メー

効き目がなくなります。 トルぐらいつもる。
V Vん だんせv
(5)あんなに美人だったら、男性 热、变 ひる
(10)ふだんは昼ご飯を食べたら昼
ね 老上う 加いもの
がほうっておかないだ萬う。 寝をしますが、今白は買物に
ひと n かえ
(6)ここまで来たら、一人でも帰れ v
行かなければなりません。
品る あたら
ます。 (11)古くなったらすぐに新しいのに
か せいかつ
(7)そんなにたくさん食べたらおな 買いかえるというような生活で
かね た
かをこわしますよ。 は、お金は貯まらない。
Yが未実現のことがらについての述べ (8)~(11)は、「Xが成立した後に、
立てを表す場合の用法。文末には述語 Yが成立する」という意味を表す。Xは
の辞書形、またはそれに推量の「だろう」 Yの成立する時間的状況を表し、そうし
などが付いた形が用いられる。 た時間的条件のもとで繰り返される動
(1)~(4)は、XもYも未実現のこと 作を表す。この場合は「たら」から「と」
がらを表し、Xが実現した場合にYが への言いかえが可能。
実現するということを述べる表現。まだ起 b ..たら+表出・働きかけ
こっていない不確実なことがらや実現し し己と かんせv なが
(1)この仕事が完成したら、長い
そうもないことがらを仮定するような場合 やす

には「もし」「万一」などが使われること 休みをとるつもりだ。
せんまん元ん た加ら あ
がある。(4)は[Xの後にYが起こる/ (2)もしも1千万門の宝<じに当た
なん 加
行われる」といった未来に順を追って実 ったら、何でも買ってあげます
現することがらをそのまま述べるような用 よ。
きょうし こ
法で、仮定的な意味は薄い。 (3)教師になったら子どもたちにも
(5)~(7)は、Xがすでに実現して たの おし
のをつくる楽しさを教えたい。
いることがらの場合で、そうした現状に 函ろ はい ね
基づいてYを予測的に述べる表現。X (4)お風吕に入ったらすぐ寝なさ

には現状を示す「こ/そ/あ」の付く語 い。 よ ほうちゅうし节 ろ
を伴うことが多い。 (5)この予防注射をしたら、風呂
「たら」は、個别的なことがらに使わ

205

217
たら
はい
に入ってはいけません。 勸めなどを表す。
各计 の 世ったい らんてん
(6)お酒を飲んだら絶対に運転は 聞き手の都合や意向を問題にする場
合はく前置き>の用法に近い表現にな
するな。
し<だ 高そ v る。 かいがいりょこう
(7)宿題が济んだら遊びに行って ひ求
(11)暇があったら海外旅行をした
もいいょ。
の だ あ
(8)A:あちらで野田さんに会わ
い。
あつ まど あ
(12)暑かったら、窓を開けてくだ
れますか。
ょてv い。
B:ええ、その予定ですが。 ひま


(13)お暇でしたら、いらっしゃいま
A:じゃ、お会いになったら上
つた せんか。
ろし<お伝えください。 心ん言ょう い中 だ
书< れんら< (14)そんなに勉强が嫌だったら大
(9)もしも遅れたら、連絡してくだ が<
学なんかやめてしまえ。
い。
加 书 しょ<V

(15)熱があったら休んでもいいよ。
中す

(10)会議が終わったら食事をしに 「たら比比べた場合、[と」[汁は使用

行きましょう。 できる表現に制約がある。[とは[表出
「Xが実現した場合にYをしよう/した や「働きかけ」の表現とともに使えな
いJ[Xが実現した場合にYをしなさ し、「ば」はXが動作・変化を表す動詞
い/するな/してもいい/してくださ の場合は、「表出」也「働きかけ」の表
いJといった意味を表す。Yには、話し 現が使われにくい。
手の意志・希望を表す「表出」の表現 (誤)結婚すれば仕事をやめたい。
や、聞き手に対する命令・禁止・許可・ (正)結婚したら仕事をやめたい。
依頼・勸誘といった「働きかけ」の表現 (誤)お風吕に入ればすぐ寝なさい。
が続<。 (正)お風吕に入ったらすぐ寝なさい。
「たら|は普通、その時だけの具体的 C ...たら+問いかけ
あめ し态 ち也らし
なことがらの関係に使われ、Xが成立し
(1)雨だったら試合は中止になりま
た状況で成立するYについて述べる場
すか。
合に使われる。XはYに時間的に先行 けっこん しこと
(2)A:結婚したら什事は也める
することがらを表し「こういうことが起乙っ
た場合忆は[...した時に「このあとで」 の。 っ于
のような言葉で言いかえられる。以下の B:ううん、しばらく続はるつも
ように、「たら」の前が「ある]や形容詞、
りよ。
名詞などの状態性の述語の場合は、「そ まんいちあ动
(3)万一雨が降ったらどうし末し上
のような状況であれば」という意味を表
し、その状況が成立した場合の話し手 うか。
た加ら 高

の意志・希望や聞き手に対する要求や (4)A:もし宝くじに当たったら、

206

218
たら
化 つか
何に使いますか。 (正)大学を卒業したらどうしますか。
つか 方ょきん
B:すぐに使わないで貯金し d疑問詞+V-たら..のか
なんど v 力

て招きます。 (1)何度言ったら分かるんだ。
だいがく そつ善ょう
にんげ人,世ん号了 うなんと
(2)人間は戦争という愚行を何度
(5)A:大学を卒業したらどうす < 加天 老
繰り返したら気がすむのであ
るつもりですか。
1φうが<
B:オ—ストラリアに留学し ろうか。
なんねん ちにんま元
おも
たいと思っています。 (3)何年たったら一人前になれる
し ちょう いまで
(6)A:社長はただ今出かけて
のだろうか。
なん加< 加之 书深
(4)何回繰り返したら黨えられる
おりますが。
なん じ
B:何時ごろでしたらお帰り
加之
のか。
ま ヘい わ せ かい
(5)どれだけ待ったら平和な世界
でしょうか。
に ほんこ
心ん意ょう
になるのだろうか。
(7)どのぐらい勉強したら日本語 いったv い虫 おも ?

(6)一体どうしたら今の思いを伝
の新聞が読めるようになります
えることができるのか。
か。
「何/どれだけ/どんなに」などの疑問
[XたらYか」の形で、聞き手に答えを
要求する疑問文での「たら」の用法。 詞に動詞の夕ラ形が続<反語的表現。
(1)(2)は、「はい」[いいえ」を問う 「い<ら..してもなかなか思い通りになら
ない」という意味で、状況に対するいら
肯否疑問文、(3)~(7)は[何」「ど打
だちや絶望的な気持ちを表す。文末に
などの疑問詞を伴う疑問詞疑問文の場
は「のか」ゃ「のだ/のだろう(か)」な
合である。(3)~(5)は、「XたらYか」
のYが不明の場合、(6)(7)は、Xが
どが用いられる。[V-たら」は[V-ば」

不明の場合の疑問詞疑問文である。 記言いか元可能。
(6)(7)のように、よい結果を得るた e.たらどんなに.か
大から あ
めの方法・手段Xを問う疑問文では、 (1)宝くじに当たったらどんなにう
「たら」から「ば」ヘの言いかえが可能 れしいだ35。
ころか< 7xうLん ょろこ
だが、(2)~(5)のように、Xが成立し (2)合格したら而親はどんなに喜
た場合にYでどのような行動をとるかを
んでくれるだろうか。
問う疑問文では、たいてい「たら」が使 己上电

われ、「ば」の使用は不自然である。 (3)子供たちがもどってきたらどん

(誤)結婚すれば仕事をやめるつもりで なににぎやかになることか。
すか。 もLXが実現したらどんなにいいか分
(正)結婚したら仕事をやめるつもりで からない|という意味で、Xの実現を強
すか。 《望んだり、それが実現したらとてもうれ
(誤)大学を卒業すればどうしますか。 しいという気持ちを表す。文末には「龍

207

219
たら

ろう(か)」「ことか」などが使われる。 と異なることを仮定する場合は、(6)
2..たら<反事実> (7)のように[...するのに/のだが」の
a ..たら ..だ萬う/..はずだ ような辞書形が用いられる。
せいみつけん さ 5
(1)あのとき精密検查を受けて この用法の「たら」は「ば」で言いか
て书く えが可能だが、「たら」のほうが話しこと
たら、手遅れにならなかっただ
ば的。<反事実>を表す条件文のとる文
ろう。 型についての詳しい説明は【ば】4 を参
い人世意 专普 方しうと
(2)隕石が地球に衝突していな
意上うり中う世つめつ
照。
かったら恐童は絶滅していな b...たらとんなに…か
せ たか
かったかもしれない。 (1)背があと10 センチ高かったら
はなし 意
(3)ひどい話を聞かなかったら、こ どんなによかっただろうか。
よ の ねんま之かのじ上 あ
んなに酔うまで飲んだりしなか (2)10年前に彼女に会っていたら
ったにちがいない。 どんなによかっただろう。
と善加れ けっこ人 力たし そ は v
(4)あの時彼と結婚していたら、私 (3)祖母が生きていたら、どんなに
以せ ょろ乙
の人生はもっと幸せだったはず 喜んだことか。
い束 あ
龙。 (4)今すぐあなたに会えたらどん
と3 <すり が
(5)あの当時この「葉の害|という な纪うれしいだろうか。
ほん ょ い害 くる

本を読んでいたら今ごろ苦し Xが実現が不可能だったり、現実と反
芒んねん
まなくてもよかったのに残念龙。 対のことがらの場合の言い方で、「もL
めんせつ し けん Xが実現したら(していたら)どんなに
(6)A:面接試験、うまくいった。
いい(よかった)か分からない」という意
B:うまくいっていたら、こんな 味の表現。Xの実現を強〈望むが、実際
办お
顔していないよ。 にはそれが不可能なことをとても残念に
てんすう てんた加
(7)点数があと10点高かったらこ 思う気持ちを表す。
だいが< 5か<
の大学に合格できるんだけど。 すでに実現していることがらと反対の

実際に起こったことと違うこと、あるいは
ことがらを仮定する場合は、(1)~(3)
のように、「...ただろうか」の形を、ま大
反対のことを仮定して、その場合はこう
なっただろうという言い方。普通、動詞は 実現していないがそれが不可能なよ
状態性にして「V-ていたら」とすること な場合は、(4)のように[...るだろうか
を使う。
が多い。
3 ...たら.た <確定条件>
過去の事実に反することを仮定する
くうこう ともだちむか
場合は、(1)~(5)のように、文末には (1)空港に着いたら友達が迎えに
[...ただろう/はずだ/の忆」など夕形 来ていた。
で いちめん ん世
の述語が用いられる。これに対し、現状
(2)トンネルを出たら一面の銀世

208

220
たら
かい
界だった。 れた場面で、Yという状況を話し手が
ヘん 书と となり べ 书
(3)変な音がするので隣の部屋に 発見するといった用法だが、その場合に
v 「...たら、私は..した|のようにYでは発
行ってみたらねずみがいた。
节まだ む<亏 見者「私」を表さないで、「...たら..と
(4)山田さんは無口でおとなし
はなし
いう乙とが分かった|[...たら...がいた」
ひと 书も
人だと思っていたが、よく話を [...たら..があった」など、状況を描写
おもしろ ひと
したらとても面白い人だという する表現を使う。

ことが分かった。 (誤)隣の部屋に行ったら、私はねずみ
は でん力 を見た
(5)お風吕に入っていたら、電話
(正)隣の部屋に行ったら、ねずみがい
がかかってきた。
か もの た。
(6)デパートで買い物していたら また、新たに分かったこと、発見したこ
となり お< あ
隣の奥さんにばったり会った。 とがらを表すYには、(1)(2)のように
がつ は 善师う あっ
(7)5月に入ったら急に暑くなっ [V-ていた」「Nだった」などの状態性
の表現が用いられる。
た。 一方、[V-ていた」の代わりに「V-
<す) の ねつ さ
(8)菜を飲んだら熱が下がった。
加いL为 た」が用いられると次のように意味が变
(9)会社をやめたらストレスがなく 力る。
けん意
なって元気になった。 (例)空港に着いたら友達が迎えに来
お 书も しけん
(10)落ちてもともとと思って試験を た。
う お为 3かく (例)は[来ていた」の代わりに動作性
受けたら、思いがけず合格し
の表現[来た」が用いられているが、こ
た。 の場合は空港に迎えに来ていた友達を
入ゃ 上之す ~ん 书も
(11)部屋の様子が変だと思ったら、 発見したという(1)の状況ではなく、話
商人C3 高 志 は
案の定、空き巢に入られてい し手が着いた後に友達が迎えに来たと

た。 いう状況で用いる。
(10)(11)のように、前半で予想を立
[XたらYた」という形で前後ともすでに
てる場合、後の文に予想したことが続く
実現していることがらを表す。Xが成立
Lた場面でYを話し手が新たに認識し ときは「案の定」「やっばり」、予想外の
ときには「案外」「意外なことに」「思い
たり、それをきっかけに新しいことがらが
がけず」などの言葉がよく使われる。
起こったりするようなことを言う場合に使
この用法の「たら」は「と」で言いか
5。Yには、話し手の意志が及ばないよ
えられることが多いが、XとYが意志で
)なことがらの出現や、それが新たに見
コン卜ロールできる同一人物の動作の連
つかった、分かったといった意味の表現
続を表すような場合、「と」は使用可能だ
が続<。
が、「たら」は不可能である。
(1)~(4)は、Xという動作が行力

209

221
たら
なつ す
(誤)男は部屋に入ったら友達に電話 それでは夏が好きかというとそ
あっ あ?
した。 うではない。暑かったら暑かっ
(正)男は部屋に入ると友達に電話し もん< L
たで文句を言っている。
た。 时二だい加< 之
(4)息子には大学に受かってほし
また、「と」が小説や物語などで使わ う う
れるのに対し、「たら」は、話し手が直 いが、受かったら受かったでお
加ね たい~ん
接経験したことがらを述べるような場合 金が要って大変だ。
ひらしゃいん きゅうりょう すく
に用いられる。 (5)平社員のときは給料が少な<
4 ...たらさいこ 乙ま

て困ったけど、昇進したらした
しょらLん
かれ ね さ
(1)彼は寝たら最後、まわりでどん でつきあいも增えるしやっばり

老力 世2大V 也
かね
なに騒いでも絶対に目をさまさ 金はた末らない。
ない。 前後に同じ形容詞や動詞を2度繰り返
加け己と ち名て
(2)賭事は一度手を出したら最後 して使う。対照的なことがらを取り上げ
女 と
ずるずると抜けられなくなる人 て、どちらにしても同じだという意味を表
おお
が多い。 す。

(1)(2)のように「問題はあるにして
(3)すっぼんは一度かみついたら
含 はな もさほど困らない/何とかなる」といった
最後どんなことがあっても離れ
意味を表す場合と、(3)~(5)のよう
ない。 に、状況をあまり好ましいととらえない
一度あることが起こると、そのものの性質 で、「どちらにしても大変だ/問题だと
や固い決意などで、以後その状態を変 いう意味を表す場合がある。
えないという意味。「一度..たらさいご絶 イ形容詞は、たいてい[A-かったらA
対に.」の形でよ<使われる。 -かったで」の形で使われるが、(1)の
5...たらで ように「なかったらないで」の形が使われ
[A-かったらA-いで] ることもある。
[A-かったらA-かったで] 「.…ば…で」は類義表現。
[V-たらV-たで] 6 ..たら く前置き>
かね
(1)金というのはあったらあったで 後に続く発言がどのような条件でなされ
つか なん
使うし、なかったらないで何と るものなのか、前もってその範囲を限定
したり、予告や注积を行う場合に用V
かなるもの龙。
VどうL ベん D る。ある程度固定化の進んだ慣用表現。
(2)自動車はあれば便利だが、な
なん 「ば」で言いかえが可能。
かったらなかったで何とかなる a ..たら+依頼・勸め <前置き>
つか 上う
ものだ。

(1)もし差し支えなかったら事情を
はは起 亦山 把加て
(3)母は寒がりで冬が苦手だが、 聞かせてください。

210

222
たら2一たらいい
い方ど でん
(2)よろしかったら、もう一度お電 で「たらどうですか/いかがですか」な

話くださいませんか。 どを使う。
しゅうまつ い元 「V-ば」での言いかえが可能だが、
(3)よかったら、週末、家にいらっ
「たら」には、相手に本気で勸めている
しゃいませんか。
というニュアンスがあるのに対し、「ば」
依頼や勧めをするときに相手の都合を を使うと話し手とってはどうでもいいこと
丁寧にたずねる慣用化した表現。 だという投げやりなニュアンスが伴うこと
b ...たら<前置き> がある。
わたし
(1)私から見たら、こんなことはた 8 ..からいったら →【からいう】1
もんだ
いした問題ではない。 9 ..からしたら →【からする】1
わたし 世きにん
10 .からみたら →【からみる】1
(2)私に言わせたら、責任はあな
ほう 11 ...といったら→【といったらあし
たの方にあるんじゃないかと
おも ない】、【といったらありゃしない】、【とい
思う。 ったらない】
いち以想以要之 <5 加じ
(3)一時代前と比べたら、家事は 12 .ときたら→【ときたら】
かくだん ら< い
格段に楽になったと言える。 13 ..としたら →【としたら】
14 ..となったら →【となったら】
「見る」「思う」「比べる」など、発言や
思考、比較などを表す動詞を受けて、後 15 V-てみたら →【てみる】4
に続く発言・判断がどのような立場・観 16 .にかかったら→【にかかっては】
点から行われているかを前もって予告 17 ..にかけたら
する言い方。ある程度慣用化した言い →【にかけたら】、【にかけて】2
18 .にしたら →【にしたら】
方。
「からしたら」「から言ったら」なども類 19 ..にしてみたら→【にしてみれば】
義的な表現。 20 .によったら/ことによったら
→【による七】1b
7 V-たら <勸め>
た み て 21だったら →【だったら】
(1)立って見てないで、ちょっと手
?だ
伝ってあげたら。
あ示
(2)危ないからやめといたら。
【たら2】 なに加んが
つか (1)あなたったら、何考えてるの?
(3)そんなに疲れているなら、す乙
也す (2)やめろったら。
し休んだら?
→【ったら】
「V-たらどうか」の後半が省略されたも
ので、聞き手にその動作を行うように勸
める表現。上昇調で発音される。普通親 【たらいい】
しい間柄の相手に使う。丁寧に話す必 [N/Naだったらいい]
要がある場合には、後半を省略しない [A-かったらいい]

211

223
たらいい

[V-たらいい] いい」は使用可能である。
1 V-たらいい <勸め> (誤)太りたくなければ食べなかったら
(1)A:ポートのしめきり間に合
まあ
いい。
(正)太りたくなければ食べなければい
いそうもないんだ。どうし
たらいいかなあ。
い。
せん世v 「たらいい」は「ばいい」と類義的で
B:先生に聞いてみたらどう? 相互に置きかえ可能だが、「たらいい」
い号 し比
(2)A:この急ぎの仕事だれにや の方が、ややくだけた話しことば的な言
ってもらおうか? い方である。どうしたらいいかが問题に
やま だ くん 本の
B:山田君に頼んだらいい なっている場合は「どうしたら/すれば
し乙と いいか」は使えるが、「どうするといい」
よ。どんな仕事でもいやな
か书 は使えない。だが、その答えとしては[た
顔しない上。
Wっい
らいい/ばいい/といい」のいずれも使
(3)A:もう一杯おかわりしようか 元る。
な、それともやめとこうか (誤)A:電車の中にかばんを忘れて

な。 しまったのですが、どうすると
龙 た いいですか。
B:食べたいだけ食べたらい
示と (正)A:電車の中にかばんを忘れて
いじゃないか。そんなに太
しまったのですが、どうした
ってないんだし。 ら/すればいいですか。
ゃす あと
(4)ゆっくり休んだらいい。後のこと B:遺失物係で聞いてみたら/
宋か
は任せなさい。 聞いてみれば/聞いてみる
おそ のこ Lこと といいでしょう。
(5)もう遅いから残りの仕事はあし
2 ...たらいい <願望>
たにしたらいい。 こ おとこ こ
力か <ろう (1)生まれてくる子が男の子だっ
(6)若いうちにいろいろ苦旁したら
おも 节< 大 たらいいのだが。
いい北思う。あとできっと役に立 Vょ5x
からだ
(2)体がもっと丈夫だったらいいの
つはずだ。
に。己意地3夕上3
相手に何かを勸めたり、提案したりする
(3)もう少し給料がよかったらい
表現。特定のよい結果を得るためにどの
ような手段や方法をとるのがいいか助 いのだが。
いえ ひろ
言を求めたり、助言を与えたりする場合 (4)もっと家が広かったらいいのに
に用いる。たずねる場合は「どうしたらい なあ。
あした は
いか」のような形で疑問詞とともに使う。 (5)明日、晴れたらいいなあ。
しないように勸める場合、「しなかったら す乙

(6)もう少しひまだったらなあ。
いい」はやや不自然だが、「しなければ

212

224
だらけ一たらどうか
ま方が とう高ん か
そうなってほしいという話し手の願望を (1)間違いだらけの答案が返って
表す。文末は「のに/なあ/のだが」
きた。
などを伴うことが多い。現状が希望する こ ども どろ あし 八や
(2)子供は泥だらけの足で部屋に
状態と異なったり、実現できないような あ
場合には「そうでなくて残念だ」という気 上がってきた。
かれ しゃっ善ん
持ちを表す。(6)のように、「いい」が省 (3)彼は借金だらけだ。
老ず せいし中ん えVが
略され「たらなあ」の形もよく用いられる。 (4)「傷だらけの青春」という映画
3 ...たらよかった を見た。

加のじょ 入ゃ ほ人
(1)A:このあいだのパーティ一 (5)彼女の部屋は本だらけだ。
おもしろかったわよ。 それでいっばいで、そればかりがたくさ
深くい
B:僕も行ったらよかった。 んある様子。「...でいっばいと違い、話

A:そうよ。来たらよかったの し手のマイナスの評価を表すことが多

に。どうして来なかった い。(5)は部屋に本が非常にたくさんあ
るというだけでなく、多すぎたり、散らか
の。
っている感じがある。
B:アルバイトがあったんだ

よ。でもあの日はバイト、
中す 【たらとうか】
ひまでね。休んでもよかっ
[V-たらとうか]
たんだ。 心つ ほうほう っけん
(1)別の方法で実験してみたらど
加し し
(2)きのう会社の上司とはじめて
の かれ うでしょうか。
すこ 含け の
飲みに行った。彼がもうちょっと (2)少しお酒でも飲んでみたらい
はなしず
考示ん
話好きだったらよかったのだ かがですか。気分がよくなりま
か加 乙ま
が、会話が続かなくて困った。
すよ。
あそ
実際には起こらなかったこと、現実には
(3)遊んでばかりいないで、たまに
そうでなかったことを残念に思う表現。 心人志上5
は勉強したらどう?
文末は「のに/(のに)なあ/のだが」な はくじょう
どを伴うことが多い。「のに」は普通自分 (4)さっさと白状したらどうなん
のことには使わない。 だ。 りゅうが<
(誤)僕も行ったらよかったのに。 (5)ア刈力に留学してみたらどう
(正)僕も行ったら{よかったんだけど/ 世ん世 寸
かと先生に勧められた。
よかったんだが}。 ょしだ<ん
(6)A:吉田君、パーティ—には
し沙っせき
出席しないって。
【だらけ】 いち长きそ
B:もう一度誘ってみたら。
[Nだらけだ]

213

225
たり
ょ5 龙ん し が<せV
提案や勧めを表す慣用的表現。「V-て 曜日によって男子学生だった
じょLが<せV
みたらどうか」の形で使われることが多
り女子学生だったりしますが、
い。「てはどうか」とほぼ同義だが、「た はたら
みなよく働いてくれます。
らどうか」の方が話しことば的。くだけた かの心ょ 元 と9

話し乙とばでは「たらどうなの/どうかし
(6)彼女の絵のモチーフは鳥だっ
ひと いっかん
ら(女性)」「たらどうなんだ(男性)」「た たり人だったりするが一貫して
评んだいじん 小あ人 加
らどう(男女)」、丁寧な言い方では「た 現代人の不安が描かれてい
らいかがですかノいかかでしょうか」な る。
どが用いられる。
いくつかのことがら、行為のうちの代表
(3)(4)は、話し手の忠告や勧めに
的なものを二、三あげる表現。(3)(4)
聞き手がなかなか従わないような状況 のようにひとつだけ例をあげて、他にもあ
で使われたもので、話し手の苛立ちの
る乙とを暗示する場合もある。「...たり.
気持ちを伴う。(6)は後半部分が省略 たりしますノしました」のように、この文
されたもので、上昇調で発音される。
型だけで言い切りで終るときは、最後に
来る動詞には必ず「たりする」が付く。
(誤)きのうの休みにはビデ才を見たり、
【たり】 散歩したり、手紙を書きました。
[N/Naだったり (正)きのうの休みにはビデオを見たり、
[A-かったり 散歩したり、手紙を書いたりしまし
[V-たJ た。
1..たり.たりする 2...たり.…たり
中す み なに Lんば
(1)休みの日には、ビデオを見たり (1)何か心配なことでもあるのか
书人加く 加れ う飞办 ろらか
音楽を聞いたり儿てのんびり 彼は腕組をして廊下を行った
す す
過ごすのが好きです。 り来たりしている。
う 善上ねん 西意 南? 也
(2)コピ—をとったり、ワープ口を打 (2)去年の秋は暑かったり寒かつ
善ょ う いち比与V5 あ考 ひ す
ったり、今日は一日中いそが たりして秋らしい日は少なかっ
しかった。 た。
乙电 指 か < ちち ちかごろ あ
(3)子供が大きくなって家族がそ (3)父は近頃あまり具合いがよくな
ね お
ろうことはめったにないのです く、寝たり起きたりだ。
ねん すう加V しk<U <す的 の
が、年に数回はいっしょに食事 (4)薬はきちんと飲まなければいけ
の の
したりします。 ない。飲んだり飲まなかったり
意功うりょうびま元 ちゅうし士く。热 乙うか
(4)給料日前には昼食を抜いた では効果がない。
か 招も おも
りすることもある。 (5)くつを買おうと思うが、いいと思
がく世
(5)アルバイトで来ている学生は

214

226
たりとも一たる
たか
うと高すぎたり、サイズがあわ があるという含みで、直接はっきり言うこ
v とを避けるときなどに使われる。距離を
なかったりで、なかなか気に入
み 置いたやゅ的な表現。若い人の〈だけた
ったのが見つからない。
各んかん点 は <も 話しことばに使われることが多い。
(6)あすは山間部は晴れたり曇っ
てんき
たりの天気でしょう。
ある状態、行為を交互に繰り返すときの
【たりとも】
[..た七も…ない]
様子、あるいはふたつの対照的な状態
[Nたも…ない]
を表す。よく使われる対照的な状態には [数量詞+た北も..ない]
例のほかに、「あったりなかったり「上が しけん いo加げっ
(1)試験まであと一力月しかない。
ったり下がったり」「泣いたり笑った列 いち记ち 办 だ
一日たりとも無駄にはできな
「乘ったり降りたり」「出たり入った」な
どがある。 い。
みず
3...た たら/しては (2)水がどんどんなくなってい<。乙
えい せいかつ な 0053.V
(1)英語の生活にもだいぶん慣れ れ以上は一滴たりともむだには
は节<方 体左
たが、早口で話しかけられたり できない。
乙ま 2人办 いっしmん
したらわからなくて困ることも (3)密林の中では、一瞬たりとも
扫书 ゅだん
多い。 油断してはいけない。
ひ わるぐち こ3053 へんにら い方
(2)その人のいないところで悪口 (4)この綱領について変更は一字
V ゅる

を言ったりしてはいけない。 たりとも許されない。
善いちにん に
ほか忆もあるという含みで例をあげる言 (5)だれもが敵は一人たりとも逃が
けっ い
い方。(2)は[悪口を言ったらいけない」 さないと決意していた。
と意味はほとんど同じだが、はっきり言わ
最小の人数、最小の量も許容しないとい
ないことで表現がやわらかくなる。 いちにん
う意味で、「一人/一滴/一日たりとも.
4 ...た儿て ないJなどの形で使う。数量表現は「一」
(1)A:変だね、まだだれも来て が普通である。ゃやくだけたときは[ひと
ないよ。 りも][一滴も]などとなる。文語表現で、
やくそく
B:約束、あしただったりし かたい書きことばや、フォーマルな話し乙
とば(会議、演説など)に用いる。
て。
の おそ
(2)A:佐野さん、遅いわね。
さ志 い 【たる】
B:ひとりだけ先に行ってたり
文語の「てあり|からきている。どの表現
して。 も荘重な印象をあたえる。誇張された調
例を1つあげる言い方。ほかにも可能性 子があり、かたい書きことばや、演説な

215

227
たる
乙うけいし也 もの い か
ど、フォーマルな話しことばでもちいる。 (2) 後継者たるべき者は以下の資
加< そな
1 NたるN 格を備えていなければならな
こっか しどうし もの 苦ん善沙う
(1)国家の指導者たる者は緊急
い はんだん
い。
おう もの
の際にすばやい判断ができな (3)王たるべき者はそのようなこと
おそ
ければならない。 を恐れてはならない。
加 、 <
(2)国会議員たる者は身边潔白 「...という資格をもつべき人、...という地
でなければならないはずであ 位につくはずの人」の意味。後半には
る。 「当然...なければならない」などの文が
善ょうし もの きて、前半の資格地位をもつ者のあるべ
(3)教師たる者は、すべてにおい
せと も はん き姿を述べるのが普通である。
て生徒の模範とならねばなら

4 Nたるや
い がいせV
ないとここに書いてある。 (1)そのシa—の意外性たるや、す
ひくじ5 书う
(4)百獣の王たるライ才ンを力乂 ひと ち咿うもく、声っ
さん べての人の注目を集めるに
ラにおさめたいとサファりに参 じゅう示ん
十分であった。

す加た おに
加した。 (2)その姿たるや、さながら鬼のよ
「..という(すぐれた)資格のあるもの」の
うであった。
意味。 うた已天 方上う

(3)その歌声たるや、聞き入る聴
2 Nたる七Nたる七をとわず し う かんどう
き冲うし沙つ <んじん 衆のすべてを感動させるすば
(1)救出にあたっては軍人たると
みんかんじん
民間人たるとを問わず、総力
そうりょ< らしいものであった。
考ゅうしφつ さい かれ かつと5
けっしう (4)救出に際しての彼らの活動
を結集せよ。 加 考书く
いりょうかつど5 みんかんVん せい
たるや、長く記憶にとどめるに
(2)医療活動は民間人たると、政 じ冲方石ん右
ふかんけいしゃ と ぜん 十分值するものであった。
府関係者たるとを問わず、全
ん、Uょ5E3 あ2加 ある特性を有する名詞を用いて、それ
員を平等に扱う。
ほう0つ し みん がいこくじん が表すものを強調してとりあげ、どのよう
(3)この法律は市民たると外国人
な性質をもつか、どのような状態かを述
と ひと う
たるとを問わず等し<適用され べるのに用いる。ただし、人名などは用
る。 いられない。
「Xであっても、Yであっても関係なくど (誤)山田先生たるや、すべての人を感
ちらも」の意味。 動させた。

3 Nたるべきもの (正)山田先生の話し振りたるや、すべ
どう儿 もの ての人を感動させた。
(1)それは、指導者たるべき者のと
こうど5 文の主題を強調して提示する表現の
る行動ではない。 ひとつ。たとえば、(1)では「その意外

216

228
大ろう一だろう

性は..」という表現に比べて、誇張した が、話しことばとしては、一般に男性が
言い方になる。 用いる。丁寧な形は「でしょう」となる
1...だろう<推量>
てん意
【たろう】 (1)あしたもきっといい天気だろ5。
へん招书
[N/Na だったろう] (2)この辺は木も多いし、たぶん晝
妻 し
[A-かったろう] 間も静かだろう。
[V-たろう] ほっかいど5 い束 也
はは わか Vh (3)北海道では、今はもう寒いだろ
(1)母は若いころはずいぶん美人

だったろう。
う。 てい ど さ<品ん
しはん たh (4)この程度の作文なら、だれに
(2)試験で大変だったろう。 か
<る でも書けるだろう。
(3)さぞや苦しかったろう。 本加 てが か
(5)これだけ長い手紙を書けば、
(4)A:おなかがすいたろう。 りょらしんまんそ<
両親も满足するだろう。
B:うん、ちょっとね。 加れ L.けんもんだい
こ ねつ (6)彼がその試験問題を見せてく
(5)あの子はあんなに熱があるの
加こう きょ らいち れた。ひどくむずかしい。わた
に学校に出かけたが、今白一 世ん世ん
にち しだったら、全然できなかった
日だいじょうぶだったろうか。
で v だろう。
(6)あわてて出かけて行ったが、 あさ 冲意 本加 と9
じ ま あ (7)A:朝はずっと雪の中で鳥の
無事間に合ったろうか。 加んさっ
観察をしていたんです。
述語のタ形に「だろう」がついた「ただ さ电
B:それは、寒かっただろう
ろう」の「だ」が落ちたもの。意味・用
法は「ただろう」と同じで、すでに成立 ね。 かあ いま己ろ
していることについての推量を表す。書 (8)A:お母さんたちは今頃どこ
きことばでも話しこばでも使われる。(4) にいるかしら。
は話しことばの用法で、話し手の推量を B:もうホテルに着いているだ

聞き手に確認するもの。この場合はたい
ろ方よ。
てい上昇調で発音される。(5)(6)の
「たろうか」は話し手の疑念や心配の気 (9)A:これでよろしいですか。
持ちを表す。丁寜体は「たでしょう」。 B:ああ、いいだ万う。
【だろう】 (10)A:どれにしましょうか。
B:これがいいだろら。
【だ萬う】 下降調のイン卜ネーシaンを伴って、話し
[N/Na だろう引 手の推量を表す。「かもしれない」に比
[A/V だろ门 べて、話し手がその事を真実だと考え
書きことばとしては、男女別なく用いる

217

229
だろう
ょろこ
ている度合いが高く、「たぶん」きっと| B:だいじょうぶだよ。喜んで
ひ 5
などと共に使うことも多い。また、文脈に 弓き受けてくれるよ。
よっては、推量ではなく、話し手の判断
(6)このコンテスト、はたしてだれ
をややぼかして表すこともある。 ゅうしょう
が優勝するだろうか。
2.…だろう<確認> やました けっせき
恚み v (7)A:山下さん、欠席ですね。
(1)A:君も行くだろう? びょう善
B:うん。病気だろうか。
B:はい、もちろん。 世ん意上 高为
びじ冲つかん (8)この選舉は、雨が降ったからだ
(2)A:美術館はバスをおりてす
3V302 5<
ぐみつかりました。 ろうか、投票率が非常に低か
v 加んたん
た。
B:行くの、簡単だっただろう?
なっとく いち 話し手がその事が起乙る可能性につい
(3)やっはり、納得できなくてもう一
と じぶん z3uk5 v て疑念を抱いたり、心配したりする気持
度自分で交涉に行ったんだ。
意も ちを表す。
わかるだろう、ぼくの氨持ち。 (3)は反語の表現で「だれが信じる
上昇調のイントネーシaンを伴って、確 だろうか、だれも信じないだろう」という
認を表す。聞き手が同意してくれること 意味。また、(5)のように、自分の疑念
を期待しているという含みがある。男性 を投げ出すようにして、間接的に、聞き
が使うのが普通。女性の言葉としては、 手に問いかけることもできる。(8)のよう
「でしょう/でしとなる。話しことば。 亿、插入句的に用いて話し手の疑念を
3...だろうか 表すこともある。
けいかく はは 意ん世V
(1)この計畫に、母は替成してくれ 4 ..ではないだろうか
[N/Na ではないだ萬うか]
るだろうか。
こんかい L高い [A/V のではないだ万うか]
(2)今回の試合のためにはあまり ひと こうこう
れんしφ3 せい世意 (1)ぎっきすれちが一た人は、高校
練習できなかった。いい成績 どう老ゅうせい
のときの同級生ではないだろ
があげられるだ万うか。
示し善 はなし しん うか。
(3)こんな不思議な話だれが信じ とうけV 加れ の
(2)この統計からは彼の述べてい
るだろうか。 ょそ< む
加れ さくひん っ< 了 るような予測をたてるのは無
(4)彼はこつこつと作品を作り続け
加方 理ではないだろうか。
ているが、いつかその価值を せんし 方ょうし
みと ひと 飞 (3)選手たちの調子がとてもい
認める人が出てくるだろうか。 こんか しあ せV
老 名 善 しこと から、今回の試合ではいい成
(5)A:佐々木さん、こんな仕事 せき
ら 績があげられるのではない尤
を引き受けてくれるだろう
ろうか。
か。 いちにち止中口
(4)一日千~ージ書いていけば、

218

230
だろう
らいつ方中う かんせ
来月中には完成できるのでは ればならなV。
ないだろうか。 [Xでも、Yでも関係なく、尤れで(何
ちこ い らいす把
(5)通子はけんかして以来少しや でも)|の意味。形容詞や動詞が用いら
はんせ れるときは、「暑かろうが、寒かろうが」
さしくなった。いろいろと反省し
「生きようが死のうが、[雨が降ろ方が降
たのではないだろうか。 るまいが」のように[A-かろうが」「V-よ
方り上うが力 意く方
(6)この道の両側に楼の木を植元 うが」の形が使われる。
しみん さ人深政ち
れば、市民のいい散歩道にな 6 ...だ万うに
るのではないだろうか。 a ..だ万うに
中吏みち こども きび
ある事が起こるかどうかについて推量を (1)その山道は、子供には厳しかっ
高る と书
表す表現。「だ万う」を使うほど自信をも ただろうに、よく歩き通した。
いそ加 たいへん
って述べられないが、その事については (2)忙しくて大変だっただろうに、
肯定的だということを示す。たとえば、 意じっ し あ
よく期日までに仕上げたもの
(3)では、話し手は、心の中で、確実
ではないけれど、いい成績があげられる 尤。
意上うどうけいえいし也 うし いた

と思っている。逆に可能性が低いと思っ (3)共同経常者を失ったのは痛
で 加机 と2
ている場合は、「だろうか」の表現を使 手だっただろうに、彼は一人で
加 本
う。話しことばでは[(ん)ではないだろう 会社を立て直してしまった。
中于つ的
か」となる。 (4)冬の水は冷たくてつらいだろう
5 Nだ万うが、Nだろうが かれ もくも<意普点5。?了
南いてじ由う中 し市ちょう に、彼らは黙久と作業を続けて
(1)相手が重役だろうが、社長だ
加れ 文ん上 v い<。
ろうが、彼は遠慮せずに言い ょ
い (5)きちんと読めばわかっただろう
たいことを言う。 办
乙ども 书とな に、あわてたばかりに誤解して
(2)子供だろうが、大人だろうが、
ほう まも しまった。
法を守らなければならないの
おな [...と思われるのににいう意味。話し手
は同じだ。 の同情、批判などがこめられることが多
かれ 中まだ 加と3
(3)彼は、山田さんだろうが、加藤
はんたもの ょら
い。
さんだろうが、反対する者は容 b...だ万うに
し V v 加大
赦しないと言っている。 (1)あなたの言い方がきついから
てつ3 つか 加のじょ な 龙
(4)もし鉄道が使えなければ、术一 彼女はとうとう泣き出してしま
V かた
卜だろうが、入リコプタ—だろう った。もっとやさしい言い方もあ
つ加 ほうほう
が、とにかく使える方法ででき っただろうに。
はや とうちゃく
るだけ早くそこに到着しなけ (2)うちでグズグスしていなかった

219

231
ちがいないーちっとも....ない
いま已ろ りょかん とうち也< あしあと
ら、今頃は旅館に到着してお (6)A:この足跡は?
ばん はん 变 书とこ はんにん
いしい晚ご飯を食べていただ B:あの男のものだ。犯人は
方が
ろうに。 あいつに違いない。
たいきん 加い 3
(3)もしあの大金をこの会社に投 何らかの根拠にもとづいて、話し手が強
U おおもう
資していたら、大儲けできただ く確信していることを表す。「だろう」に比
べて話し手がもつ確信の度合い、思い
ろうに。
ち ず v じしゃ<
主よ 込みの度合いが高い。書きことばではよ
(4)地図と磁石をもって行けば、迷 く使うが、日常会話では、おおげさに響
ってもそんなにあわてることは く倾向があり、(6)のような特殊な状況
なかっただろうに。 以外では、「きっと...と思います」などの

実際には起こらなかったことを残念に思 表現を用いる。
う気持ちを表す。
7.…のだろう →【のだろう】 【ちっとも.…ない】
主え りょこ3 たの
(1)この前の旅行はちっとも楽しく
【ちがいない】 なかった。
に ほんこ Cょうた?
[N/Na (である)にちがいない] (2)日本語がちっとも上達しない。
[A/V にちがいない] くる束 の
(3)A:ごめんね。
(1)あんなすばらしい車に乗って
九态ら かね も B:いや、いや。ちっともかまわ
いるのだから、田村さんは金持
ないよ。
ちにちがいな。 D出 加再がた 加 招っと
え す
(4)妻が髪形を変えたのに、夫は
(2)あそこにかかっている絵は素
は ねだん た加 ちっとも気がつかなかった。
晴らしい。值段も高いにちがい ひさ きこく ともだち
(5)久しぶりに帰国した友達のた
ない。 つ<
がくせい ょらす めにたくさんごちそうを作った
(3)学生のゆううつそうな様子から つか い
しけん のに、疲れていると言ってちっ
すると、試験はむずかしかった た
とも食べてくれなかった。
にちがいない。 おも
ひと しあわ か书 (6)ダイビングはこわいものと思っ
(4)あの人の幸せそうな顔をごら
し ていたが、やってみたら、ちっ
んなさい。きっといい知らせだっ
ともこわくなかった。
たにちがいありません。
ひ上 意〈 也求 「すこしも/ぜんぜん...ない」の意で否
(5)あの人は規則をわぎと破るよう
ひと し 定を強めるときに使う。「すこしも」よりも
な人ではない。きっと知らなか
くだけた話しことば。「ぜんぜん」とはちが
ったにちがいない。 い、回数を表す用法はない。

220

232
ちなみに一ちゃんと

あたら か
(誤)ちっとも行ったことがなV。 (1)めがねを新しいのに変えたら、
(正)ぜんぜん行ったことがな。 み
ちゃんと見えるようになった。
办み 书 い
(2)おじいさんは耳が遠いと言っ
【ちなみに】 ほんとう
ているが本当は何でもちゃん
空人
方无人 方 书之ず ひ
AN 2 09 U C C
(1)この遊園地を訪れた人は、今 老
と聞こえている。
钆 まんにんの深
年五十万人に上りました。こ い
善上ねん各んじゅうまんにん招书 (3)そのとき言われたことは今でも
れは去年の三十万人を大き< 书深

らわ主力 主い
ちゃんと覚えている。
上回っています。ちなみに迷子 しん世意 ひと 高V

加于せんにん意よねん ぼいちか (4)親戚の人にあったらちゃんと挨


の数も千人と去年の倍近くあり 当つ はは V
搜するように母に言われた。
未した。 せん世い
(5)あの先生はみんながちゃんと
にん等ょう さんび也<
(2)この人形はフランスで三百 世意 はな は
らL 席につ<まで話し始めない。
ねん中之 っ<
计 含 书
年前に作られたもので、同種
せ加V た
(6)今朝は7時にちゃんと起きた
のものは世界に五体しかない あめ はし V
ねだん
が、雨で走りに行けなかった。
といいます。ちなみにお值段は も人だv 大

いっな已ひ+<求ん元ん
(7)この問题にちゃんと答えられた
一体五百万門。 ひと す<
也まだ善いん はつげん せい意上<书抬 人は少ない。
(3)出由議員の発言は政高に天 (8)わたしは朝どんなに忙し<ても
あ喜 い号が
こんらん
きな混乱をもたらした。ちなみ 大
ちゃんと食べることにしている。
法龙式A书气し、总加
に山田議員は一昨年も議会で
「そうあるべきやり方で」という意味。い
ばくだんはつげん
爆弹発言をしている。 ろいろな状況で使う。文脈によって具体
主要なことを述べたあとで、それに関連 的な意味はさまぎまで、たとえば、(4)
のあることを付け加えるのに使う。[参考 では社会習慣の上では適切に、非難を
までに述べると...」の意味。書きことば、 あびないように示るまうこと、予定したこと
あるいはかたい話しことば(二ュ—ス、会 から逸脱しないで行うこと、など、正しい
議など)で用いる。この表現は、付加的 とか適切とみなされるありかた、也りかた
な動作を表すのには使えない。 に沿っているという意味で使われてい
(誤)買い物に出かけた。ちなみに、友 る。
達のところに寄った。 2 ちゃんとする

(正)買い物に出かけた。ついでに、友 (1)おばあさんはきびしい人だか
達のところに寄った。 束文
ら、おばあさんの前ではちゃん
としなさい。
【ちゃんと】 善のう 善
(2)昨白来たときは仕事場がひどく
し已と深

1ちゃんと
ちらかっていたけれど、だれか

221

233
ちゅう
办た
が片付けてちゃんとしたらし こった。
い。
こうじち沙う どうろ 书书
(5)工事中の道路が多くて、ここま
善也〈
高、妻之 ふ< ずい品ん じ加ん
(3)客に会う前にちゃんとした服に で来るのに随分時間がかかっ
善が
着替えた。 た。
しょるV 言上 意ん む方即う こ じん飞き、で人力
(4)ちゃんとした書類がないと、許 (6)勤務中は個人的な電話をかけ
かしょう
可証はもらえない。 てはいけないことになってい
へん 空ま之
(5)A:これ、変な名前だね。 る。
かのCょ 方步う
B:ええ、でもちゃんとした (7)彼女はダイエット中のはずなの

ストランですよ。 に、どうしてあんなにた<sん
と5かのじょ
むす动 た 毛の 加 こ
(6)A:彼女のお父さんは、娘の 食べ物を買い込むのだろう。
过?こんはん
結婚に反对しているそう 「ちゅう」は漢字「中」で書く。何かをし

ですね。 ている上ころだ、ある状態が続いている
あいて しんょう ところだ、という意味。この意味では、必
B:ええ。相手を信用してい
ず「ちゅう」と読むことに注意。一緒に使
ないんです。わたしは、ち う名詞は、一般に活動にかかわるもの。
ひと 书も
ゃんとした人だと思います 例:電話中・交涉中・婚約中・執筆中。
よ。 旅行中・夕イ才中など。

その状況に合った適切なふるまいかた 「(名詞)中」を「じう」と読むこともある
が、この場合は、[一日中」「一年中」
をしたり、適切な状態にすること。名詞の
前では[ちゃんとした」を用い、「適切で、 のように、「ある期間ずっと」の意味にな
正しいものとして社会に受け入れられ る。
る」の意味になる。 2 Nちう<期間>
世ん方中う としょ加ん
(1)午前中は、図書館にいて、午
的从し ょて
後は実験室にいる予定だ。
【ち由う】 せん 方地う 以一办
1 Nちう く継続> (2)戦時中、一家はばらばらになっ
力以学方内う はV
(1)会議中だから、入ってはいけな ていた。
なつやす 方功うすいえV れんし师う
い。
えい苦ょうちゅ5 示だ
(3)夏休み中に水泳の練習をす

(2)「営業中」の札がかかってい るつもりだ。
加机 过意加么与中5 上3意
る。 (4)彼は試験期間中に病気にな
けん 付九上3方中方 言 ど
(3)その件はただいま検討中で って気の毒だった。
世いひん し上之意加5
す。 (5)この製品は、試用期間中に故
し地うy
か与上う意四う加方部ら い方だ 书 L上5
(4)課長の休暇中に一大事が起 障したら、ただで修理してもら

222

234
ちょっと
ヘん 考节

元る。 (5)A:ちょっとこの边でお茶でも

時間を表す名詞とともに用いて、「ある期 飲みませんか。
間」の意味を表す。ただし、「ごぜんち B:ええ、そうですね。
う」はあるが、「ごごちゅう」はない。 き
(6)A:乙れで決まりですね。

B:ちょっと待ってください。わ
【ちょっと】 たしはまだいいとは言って

1ちょっと <程度>
た いません。
(1)ちょっと食べてみた。
か ほん (7)A:おでかけですか。
(2)借りた本はまだちょっとだけし
ょ B:元え、ちよっとそこまで。
か読んでいない。
もくひょう加< 主んえA 会話で用いる婉曲表現。量の少なさと
(3)目標額の10万用にはちょっ
いう意味は強くなく、程度が軽いことを包

と足りない。 わせる。話し手が自分の行為について
て加及 加 扫
(4)手紙をちょっと書き直した。 述べる場合や、相手に頼んだりする場
かんこくこ はな
(5)韓国語は、ちょっとだけ話せる。 合などに使う。依頼などでは、「ちょっと」
ひだり ょ をつける方がやわらかく響く。(7)は、人
(6)ちょっと左へ寄ってください。
老ょう 老办 に会ったときのあいさつの定型表現。
(7)今日はちょっと寒い。
Lけん もん
bちょっと く語調のやわらげ>
てが水 んしう
(8)試験の問題はいつもよりちょっ
(1)A:この手紙の文章は、ちょっ
と护ずかしかったが、なんとか

とかたすぎませんか。
いちと
解けた。 B:そうですか。じゃ、もう一度
量の少な含、程度の低さを表す。話しこ 加 な书
書き直してみます。
とばで使うのが普通。 也宋だう正う とう
(2)A:山田さんが急病で、当
2 ちょっ 苏ん加いし で
aち上っと く程度のやわらげ> 分会社に出てこられない

そうです。
でん力

(1)ちょっと電話してきます。
よう たい
(2)ちょっと用がありますので、これ B:そうか、それはちょっと大

?nv
で失礼します。 変だな。
もんだ 善み むず加
(3)ちょっとおたずねしますが、この (3)この問題は君にはちょっと難し
八ん ありた た<
辺に有田さんというお宅はあり すぎるんじゃないかな。
い方にち L あ む

ませんか。 (4)一日で仕上げるのはちょっと無

てつだ
(4)すみません、ちょっと手伝ってく 理だ。
うV
(5)A:十時ではいかがでしょう
ださい。
か。
223

235
ちよっと
じmうC 2已5 る たの
B:十時はちょっと都合が悪 か、ちょっと楽しみです。
いんですけど。 B:そうですね。
尚たら し上くは
「大変」「無理」[むずかしい」のよ方な (4)A:新しい職場はどう?
かちょう
否定的な表現につけて、語調をやわら B:課長さんがちょっとすてき
げるのに使う。 ひ上
な人なの。
c ちょっと く言いさし>
し也しん 办苦 「ちょっと」を、いい意味をもつ評価や属
(1)A:この寫真ここに飾ったらど 性を表す表現につけると、程度の低さよ
ら? り、話し手が普通以上によいと判断して
B:そこはちょっとね.。 いる乙とを示す、婉曲的な表現になる。
亡5
(2)A:ご都合が悪いんですか。 「かなり」に近い。「すこし]にはこの用法

B:ええ、ちょっと月曜日は
げつょう
はない。
4 ちょっと..ない
..o a ちょっと..ない<ブラス評価>
善 あ
(3)A:このコピ一機空いてい末 えいが
(1)こんなにおもしろい映画は最
すか? 意ん
近ちょっとない。
B:あ、すみません。まだ、ち 活人
(2)この本は読み出したらちょつと

ょっと.…。
やめられませんよ。
会話で使う。「ちょっと]龙け述べて、後
(3)こんなおいしいもの、ちよっとほ
の文は省略した形で、否定的な内容を 龙
かでは食べられない。
暗示するのに使う。言いにくいことを回
ひと 元ん世?
避する表現。たとえば、(1)では、話し (4)あの人のあんな演説は、ちょっ

手は、その場所があまり気にいらないと とほかの人にはまねができない
いう気持ちを示している。また、断りの表 だろう。
現などに付いて調子を和らげる。(2)
否定表現とともに使って、否定を強調す
(3)のように、後の文を省略すると、断
るが、普通以上に評価する場合に使う乙
りの表現などの代わりに用いられ、それ
とが多い。(1)は、おもしろい映画に対
だけで、相手に理解される。受諾など肯
するほめ言葉。
定的な意味を表す文の場合は省略しな
bちょっと...ない
いのが普通。 く語調のやわらげ>
3ちょっと くブラス評価> たな加せんせ けん善中うしっ
话ん (1)A:田中先生の研究室はど
(1)この本、ちょっとおもしろいよ。
名者 ちらですか。
(2)この先にちょっといいンストラン
B:すみません。ちょっとわかり
をみつけ力。
办れ しょう世つ か ません。
(3)A:彼がどんな小説を書<

224

236
つ…つ
世ん成げん う 世
(2)A:あしたまでに全部現像し (2)ちょっとした風邪がもとで、亡く
てもらえますか。 なった。
含け なに
B:それは、ちょっとできかね (3)酒のつまみには、何かちょつと
ます。 したものがあればそれでい

い。
いま はな
(3)A:今、ちょっと手が放せない
ので、あとでこちらからお 「軽い]、「あまりたいしたものではない」
でん力
「ささいなもの」という意味。
電話します。
bちょっとしたN <ブラス評価>
B:そうですか。じ也あ、あと ょ3LA L
(1)かれは、両親の死後、ちょっと
でよろしく。 首い ん う
した財産を受け継いだので
否定表現とともに使う。「すこしという意 せい加つ 乙ま
味ではなく、否定の言い方を和らげるの 生活には困らない。
てりょう 扫<
に使う。たとえば、(1)の B のことばは、 (2)パーティ一では奥さんの手料
3う上2532
実際には「全然わからない」ということを 理が出た。素人の料理とはい
婉曲忆言っており、「すこしわからない部
え、ちょっとしたものだった。
分がある」という意味ではない。 加れ こ< ひと
5ちょっと <呼びかけ>
(3)彼の帰国は、まわりの人にとっ
书ど万
示 て、ちょっとした驚きだった。
(1)ちょっと、そこのおくさん、財布
招 普通以上だということ。「かなりのN」で
落としましたよ。
な人 いいかえられることが多い。「ちょっとした
(2)ちょっと、これは何ですか。ス一
N|は、ややぼかして控えめに判断・評
なか は
プの中にパエが入ってるじ 価を述べる
ないの。
意 てつだ
(3)ちょっと、だれか来て手伝って。
ねが すこ
【っ..っ】
(4)ち上っと、お願いだからもう少し [R-つR-っ]
かれ 态 あ なや
静かにしてて。 (1)彼に会おうか会うまいかと悩ん
元 中元 v もど
人の注意を引き付けるのに使う。单に、 で、家の前を行きつ戻りつして
呼びかけるだけでなく、イン卜ネ-ション いた。
によって、非難、威嚇、哀願などの気持 たが も も たす
(2)お互い持ちつ持たれつで、助
ちを表す。 あ
け合いましょう。
6 ちょっとしたN はつもう飞 ん 上で
(3)初詣の神社はものすごい人出
aちょっとしたN <程度のやわらげ>
书 书
で、押しつ押れつ、やっとの
(1)ちょっとしたアイデアだったが、 けいだい
たい意ん ことで境内までたどり着いた。
大金になった。 ひさ ゅうじん
(4)久しぶりに友人とさしつさされ

225

237
つい-ついては
の きけ
なん V かん
つ酒を飲んで何時間もしゃべ 【ついでに】
た。 1ついでに
と しょかんほ人 か
「行く一戻る」のような反対の意味を持つ (1)図書館入本を借りにいった。つ
ち加 す ともだち
動詞や「押す一押される」のように能動 いでに、近くに住んでいる友達

と受動の形の連用形を並べて、両方の のところへ行ってみた。
動作が交互に行われることを表す。「行
(2)でかけるのなら、ついでに、こ
きつ戻りつ」「持ちつ持たれつ」などのよ てがみ 老

うに定型化した言い方で使う。 の手紙を出して来てくれませ
んか。
その機会を利用してという意味。本来の
【つい】 示と 目的を果たすときに、追加の形で何か
(1)太るとわかっていながら、あま
他のことをもする場合に用いる。
りおいしそうなケ—キだったの 2....ついで(に)

で、つい食べてしまった。 [Nのついで]
含け め
(2)お酒はやめたはずだが、目の [Vついで]
まえ て で
意上うと v 本ら

前にあると、つい手が出る。 (1)京都へ行くついでに、奈良を
主力
<ちど
(3)そのことは口止めされていた 回ってみたい。
<ち い 世人た〈意、な书
のに、つい口をすべらせて言っ (2)洗濯機を直すついでに、ドア
上 三、书、
てしまった。 の取っ手も直してもらった。
たの 书そ 高ね 加 南
(4)おしゃべりが楽しくてつい遅〈 (3)姉は実家に遊びに来たついで
い 子 本か
なってしまった。 に、冷蔵庫の中のものをみん
も か文
束力 こ光 书书 < 3
(5)よく周りから声が大きいと苦情 な持って帰った。
か もの L上か凡
がでるので気をつけてはいる (4)買い物のついでに、図書館へ
こうふん こえ ほんか 吉

のだが、興奮するとつい声が 行って本を借りて来た。
たか あに し即っちょう
高〈なる。 (5)兄は出張のついでだといっ
し已北ば 南
て、わたしの仕事場へ会いに
してはいけないと思っていることとか、自
分でしないようにしていることを抑制が 来た。
きかずにしてしまうという意味を表す。 本来の目的を果たす行為に加元て、追
「V-てしまう」と一緒に使う事が多い。 加の形でほかの行為もするという意味を
表す。名詞は、活動を表すものを用い

【ついて】 る。
→【について】
【ついては】

226

238
ついに
て がみ 南善 专上うん だい3ム
(1)<手紙>この秋に町民の大運 をして、何かが完成したり成功したよう
どう加V かいさい
な場合や、(3)のように何か大きなでき
動会を開催することになりまし
みなきま ごとが始まったり終わったりする場合によ
た。ついては、皆様からの御寄
ねが もう く使われる。また、(4)のように、区切り
付をいただきたく、お願い申し や目標となるような大きな数值に達した

上げます。 場合や、(5)(6)のように、状態がしだ
いま かい方上うらい伊つにん意法んりょう
(2)今の会長が来月任期満了で いに変化していって、話し手が予想して
いん方い あた5
いた最終的な段階に至った場合に使
引退します。ついては、新しい
かい方上う、元6 乙ら深し う。
会長を選ぶために候補者を
「ついに」は、途中の経過より自起こ
あげることになりました。 ったできごとの方に重点をおいた表現
「そういう理由で」匕いう意味。書きことば で、次の(例1)は、「完成した」という
的で、婉曲な言い方。聞き手(読み手) 結果に重点がおかれている。(例2)の
にフォーマルな形で何かを報告したり、 「やっと」は、「たいへんな工事で時間が
頼んだりするような場合に使われること かかった」という途中の経過のほうに重
が多い。 点をおいた表現である。
(例1)1995年トンネルはついに完成し

【ついに】 た。
1ついに V-た (例2)1995年トンネルはやっと完成し
ねん
(1)1995年、トンネルはついに完
加ん た。
せい 似た表現に「やっと」「とうとう」がある。
成した。 詳しくは【やっと】1を参照。
と芒んたい ちょらじょら。せいふ<
(2)登山隊は、ついに頂上を征服 2 ついに V-ながつ大
へいてん じ加人 ま かれ
した。 (1)閉店時間まで待ったが、彼は
丰 宝 すがた あら力

(3)待ちに待ったオリンピックがつ ついに姿を表さなかった。
はV かれ ねが じつげん
いに始まった。 (2)彼の願いはついに実現しなか
り冲うがく世い か式ねんねん出 ?
(4)留学生の数は年久增元続け、 た。
人にん かれ あ中主
ついに10万人を越えた。 (3)彼はついに最後まで謝らなか
意也< 卫 章 九?
(5)客は、一人去り二人去りして、 た。
だれ はんにん
ついに誰もいなくなった。 (4)犯人はついにわからずじまい
そうなん いつか め しょくりょう みず
(6)遭難して五日目、食糧も水も だった。
そこ
ついに底をついた。 話し手の期待や予想が、最後まで実現
さまぎまな経過を経てとうとう実現する様 しなかった場合に使う。(1)~(4)の
子を表す。(1)(2)のように、長い時間 例に「とうとう」を使うことはできるが、「や
がかかって、あるいは、たいへんな苦劳 っと」は使えない。

227

239
つきましては一っこない

3 ついには 「きり」の話しことばでの言い方。
びょう老 し 世んん
(1)この病気は、次第に全身が衰 →【割】
じゃ< し试方
弱し、ついには死亡するという
书そ
恐ろしい病気だ。
びう意
【っけ】

(2)血のにじむような練習に明け
nんL5高 [N/Na だ(った)っけ]
えいこう しょらり [A-かったっけ]
暮れて、ついには栄光の勝利
か と
[V-たっけ]
を勝ち取った。 [...んだ(った)っけ]
ひと すず老
さまぎまな経過を経て、最終的にある結 (1)あの人、鈴未さんだ(った)っ
末に至る様子を表す。書きことば的表 け?
現。
言办 意ら

(2)君、これ嫌いだ(った)っけ?
中大 に方よう 也
(3)この前の日曜日、寒かったら
【つきましては】 け?
Lk5cVVk5 たび しん加くせ
てがみだ
(1)<招待状>この度、新学生 (4)もう手紙出したっけ?
加かん加んせv あした た な加 <
会館が完成いたしました。つき
つ善 と书らくせ儿意
(5)明白田中さんも来るんだっけ?
ましては、次の通り落成式を挙 上う し中くだ tv
(6)しまった! 今日は宿題を提
こ5 高んないも弓

行いたしますので、ご案内申 し少つ
出する日じゃなかったっけ。

し上げます。 はっきり記憶していないことを確認す
せんつ大い小う とう书 相书 ひ
(2)先月の台風で当地は大きな被 のに使う。(6)のように自分に確認する
がい う
害を受けました。つきましては ような気分で独り言を言うときにも使う。<
みな古主 1,元人
皆様にご支援いただきたくお だけた話し乙とば。丁寧体は[N/Na
ねが いた でしたっけ」[V-ましたっけ」[...んでし
願い致します。
たっけ」となるが、「A-かったですっけ」
[ついてはの丁寜な表現。公式の手紙
という形はない。話しことば。
などでよく使われる。
→【っいては】
【っこない】
[R-っこない]
【っきり】 まいにち
(1)A:每日5時間は勉強しな
じ加ん 心善う
はな
(1)ふたりっきりで話しあった。
ひとばんじゅう かん :う さい。
(2)一晚中つきっきりで看病し
B:そんなこと、できっこない
た。 よ。
い元と だ もど
(3)家を飛び出していったっきり戻 加れ ほんとう
(2)い<ら彼に聞いても、本当のこ
って来ない。 い
となんか言いっこないよ。

228

240
ったら
はいゅう 九 元 こ
(3)俳優になんかなれっこないと (4)多惠子ったら、どうしたのかし
抬节 v ゅめ す へん C
親にも言われたけれど、夢は捨 ら。い<ら呼んでも返事がない
てられなかった。 けど。 は本し
あめ ちょうじょう かあ

(4)こんなひどい雨では頂上まで (5)お母さんったら。ちゃんと話を
の保 で 考
登れっこないから、きょうは出か 聞いてよ。
けるのはやめよう。 「といったら」の意味で、くだけた話しこ
也末ぐち たの
(5)山口さんなんか、頼んだってや とばに用いる。話し手が親しみ、からか
い、たしなめ、非難、心配などの気持ち
ってくれっこないよ。
を込めて話題に取り上げるのに用いる。
動詞の連用形と共に用いて、ある事の
主に子供、女性が使う。
起乙る可能性を断定的に強<否定する。
2 Vったら
「絶対.しない|、[...するはずがな」 こ
(1)こっちへ来いったら。
[...するわけがない]などに近いくだけた
話しことば。親しい間柄の会話などで使 (2)やめろったらやめろよ。

う。 (3)やめてったらやめてよ。
命令形や、テ形に付いて、「こう言ってい
るのにどうしてそうしないのだ」という気
【ったら】
持ちで相手に強く言うのに用いる。同じ
1 Nったら
た ろう 书人なこ 中元 あ加 動詞を繰り返して使うことが多い。命令
(1)太郎ったら、女の子の前で赤〈
形は男性が使う。くだけた話し乙とば。
なってるわ。 3...ったら
まつ い むかし

(2)A:松井さん昔はほんとうに
与V
(1)A:ひとりで出来るの?
小さくてかわいかったけ 飞

い史 かあ
B:出来るったら。
ど、今はすっかりいいお母 の
(2)A:飲んだらコ—ヒ—力ッ才ち
さんだね。 あら
せん世V しょら加っこ3
んと洗って。
B:まあ先生ったら。小学校 B:うん、わかった。
そつ善ょら ねん
を卒業してからもう20年 A:ほんとにわかったの?
ですもの。 コ—ピ—力ッ才は?
尚加未为
书本
(3)A:このカレンダ—の赤丸な
B:わかったったら。同じこと
んだったかな。 本ん V
わす
そう何度も言うなよ。
B:もうあなたったら忘れた
相手の言葉を受けて、相手の自分に対
わたし
付?こん意ねん
の。私たちの結婚記念日 する疑いなどをはねつける気持ちを表
じゃありませんか。 す。くだけた話しことば。
4ったらない

229

241
つつ
は中
(1)うちのおやじ、うるさいったらな (2)早くたばこをやめなければいけ
书も きんえん
い。 と意
ないと思いつつ、いまだに禁煙
せvこう
(2)あの時のあいつのあわてかた に成功していない。
v わけ し
つたらなかったよ。 (3)その言い识はうそと知りつつ、
かれ かね か
程度が激しいことを表す。くだけた話し わたしは彼にお金を貸した。
尚书 じ苦ょら
ことば。 (4)青木さんは事業のパ—トナ—
ら ね 意上らりょく 书
を嫌いつつ、常に協力を惜し
【つつ】 まなかった。
動詞の連用形と共に使う。書きことばゃ
相反する二つのことがらを結びつけるの
かたい会話で用いるのが普通。
に用いる。たとえば、(1)は、「思ってい
1 R-つつ <同時> たけれど」の意味。「のに」や「ながら
はる 书
(1)かれは、「春ももう終わりです の逆接的用法に近い。(3)の「うそと知
い に力 动
ねと言いつつ、庭へ目をやっ りつつ」は慣用的によく用いられる表現。
b R-つつも
た。
しず あ书 うみ 本が ょし
加れ 结い在 空や
(1)彼は、歯痛に悩まされつつも
(2)静かな青い海を眺めつつ、良
击の书も
はし
子は物思いにふけっていた。 走り続けた。
けんこ5 はたら す
かい ここ もんだいてん
(3)この会議では、個々の問題点 (2) 「健康のために働き過ぎはよ<
けんとう こん已 はってん
v 加のじょ
ないのよ」と言いつつも、彼女
を検討しつつ、今後の発展の
けっ 营中うか
ほうこ3、< 书も
は決して休暇をとらないのだ。
方向を探っていきたいと思いま し v 书も
(3)医者に行かなければと思いつ
す。 あし
いそ加 末 力す
せんしゅ
(4)その選手はけがした足をかば つ6、忙しさに紛れて忘れてし

いつつ、最後まで完走した。
かんそう
まった。
せつ び さちょうさ ひつょう L
同一の主体がひとつの行為を行いなが
(4)設備の再調查が必要龙と知り
こん加v
ら、同時にもうひとつの行為をすることを つつも無視したことが、今回の
だいCこ 书も
表す。[...ながらとだいたい同義だが、 大事故につながったと思われ
「...つつ」の方は、書きことばとして用い
る。
る傾向が強い。
【つつ】2 aと同じ。
2 R-つつ <逆接>
3 R-つつある
a R-つつ ち吉即う おんだんか
なつ节寸 あい龙心んき:う (1)地球は温暖化しつつある。
(1)夏休みの間、勉強しなければ かいし中 げんせち
书も まいに方あそ (2)この会社は現在成長しつつあ
いけないと思いつつ、每日遊

んで過ごしてしまった。
る。

230

242
って
かいていちょうだい ほん
(3)この海底では長大なトンネル た本です。
深 す あい龙ひと
を掘りつつある。 (2)A:留守の間に人が来ました
しじφつい ら 加れ からだ じ中んちょう
(4)手術以来、彼の体は順調に
かい<
よ。 ひと
回復しつつある。 B:なんて人?
わか い
ひと と加い で さ がわ ひと あ
(5)若い人が都会へ出て行くた (3)佐川さんって人に会いました。
こ くねん でん上う まつ ともだち
め、五百年の伝統のある祭り 友達だそうですね。
ひ き 元善主天 考一名てん はV
の火がいまや消えつつある。 (4)駅前のべルって噢茶店、入っ
かれ いま ん L
(6)彼は今自分が死につつある乙 たことある?
しき
とを意識していた。 くだけた会話で使う表現。[NとW5N
Vい 书
の縮まった形。[キアり—っていう作家」
(7)その時代は静かに終わりつつ
「なんていう人のように[NってV5NJ
あった。 の形でも使う。話し手が知らない、ある
動作や作用がある方向へ向かって続い
いは聞き手が知らないだろうと考えられ
ている状熊を表す。「ている」に対応す
るものごとについて述べるときに使う。疑
る場合が多いが、異なる点がいくつかあ
問詞「何」のあとでは「って」ではなく
る。(1)から(3)までは、[ている」で言
「なんて」になる。
いかえてもだいたい同じ意味になるが、
(誤)なんって人。
(4)から(7)までのように瞬間的変化
(正)なんて人。
を表す動詞とともに使ったときは「てい
2..って <主題>
る」と違う意味になる。瞬間的変化を表
[Nって]
す動詞を伴った場合、「つつある」は変
[Aって]
化が生じて、それが完成する方向に向
[V(の)って]
かっているという意味であるが、「てい なん
(1)WHOって、何のことですか。
」は変化が完成した後の状態を表す。 なん

(2)ヒアリングって、何のことです
したがって(6)の[死につつある」を「死
んでいる」に変えるとおかしな文になっ か。
てしまう。 (3)ゲートボールって、どんなスポ
また、完成の意味を持たない動詞には、 —ツですか。
[つつあるは用いにくく、[彼女は泣きつ あ加w 5 5
(4)赤井さんって、商社に勤めて
つある」とは言えない。
いるんですよ。
や史龙加ちょ3
(5)山田課長って、ほんとうにやさ
【って】 と
しい人ですね。
1 NってN
っか加 (6)うわさって、こわいものです。
(1)これ、キアリ-って作家の書い わか

(7)若いって、すばらしい。

231

243
って
と かい <
(8)都会でひとりで暮らす(の)っ る表現としても使う。
たい~ん
て、大変です。 4 ...って

はんたV 地之意 (1)A:これ、どこで買ったの。
(9)反対する(の)って、勇気のい

る乙とです。 B:どこって、マ二ラだよ。
へん

(10)どちらかひとつに決める(の)っ (2)A:もうこの辺でやめてほし

て、むずかしい。 いんだが。
いっない
そのことを話題として取り上げて、定義 B:やめろって、一体どういう
や意味について述べたり、評価を与え ことですか。
たりするのに使う。くだけた会話の表現。 相手のいったことをくりかえして、詰問に
定義や意味について述べる場合は、か 対して応酬したり、反問したりするのに
たい書きことばで、「Nとは」に当たる。 用いる。くだけた会話の表現。「...という
また、(8)のように動詞を用いた句の場 のは」という表現に対応することが多い。
合は、「Vのは.だ」に対応する話し乙 5んだって <伝聞>
とばの表現。 [N/Na なんだって]
3 ..って <引用> [A/V んって]
ひと せんせ
a ..って (1)あの人、先生なんだって。
也虫だ 营け
(1)かれはすぐ来るっていってます (2)山田さん、お酒、きらいなんだ
よ。 主
って。
みせ
(2)それで、もうすこし待ってくれっ (3)あの店のケーキ、おいしいん
ていったんです。 だって。
かあ すず善 た なか
(3)A:お母さん、きようは、いやだ
(4)鈴木さんがあす田中さんに会
って。 うんだって。
ひと せんせ
B:じゃあ、いつならいいの。 (5)A:あの人、先生なんだって?
でん力 意 えいこ せんせ
(4)A:電話して聞いてみたけ B:うん、英語の先生尤よ。
ょや< 力末龙 きけ
ど、予約のキャンセルはで (6)A:山田さん、お酒、きらいな
きないって。 んだって?
B:ああ、そう。 v
B:ああ、そう言ってたよ。
みせ
文を引用する「と」に対応するくだけた会 (7)A:あの店のケ—キ、おいし
話の表現。あらたまった会話以外では、
いんだって?
広く用いられ、男性、女性の别な<使う。
B:いや、それほどでもない
(1)は「かれはすぐ来るといっています
よ。」の意味。(3)(4)のように、あとの よ。
すず言 た なが
部分を省略して、聞いたことなどを伝え (8)A:鈴木さんがあす田中さん

232

244
ってば-っぼい

に会うんだって? B:やったってば。
也くそ< 加あ
B:うん、約東してるんだっ (3)A:お母さん

て。 B:
加尚 善
「のだ/んだ」と、く引用>の「って」が A:お母さんってば。聞いてる
結び付いた形。人から聞いて得た情報 の?
であること(伝聞)を表す。(5)~(8)
親しい間柄同士のくだけた会話で、話し
は上昇調で、聞いたことを持ち出して聞
手の主張を強調するのに使う。自分の
き手に確認の問いかけをする表現。男
主張が通じなくて話し手が少しいらだっ
女の别なく、くだけた会話で使う。「なの ているような場合汇使われる。また(3)
だって/のだって」はほとんど使わず[ん
のように相手の注意を引くときに用いる
だって」「んですって」になることが多い。
乙ともある。
「んですって」はおもに女性が使うが、
「です」が入っていても目上に対しては
使えず、「あの人は先生なんだそうで 【っほい】
す」のように言う。 [Nっほい]
[Rっほい]
6 ..たって 招とこし3 品< 考

(1)そんなこと、したってむだだ。 (1)男は白っぼい服を着ていた。
力才 乙宋
v (2)あの人は忘れっはくて困る。
(2)そんなこと、言ったって、いまか 书乙
(3)30 にもなって、そんなことで怒
らもどれないよ。 こ上も
ょ 言
るなんて子供っぼいね。
(3)ここから呼んだって、聞こえな 送中了比中う西于
(4)この牛乳水っほくてまずい
いだろう。
→【わて よ。
し そうし善 し的
(5)死ぬだとか葬式だとか、湿っほ
はなし
い話はもうやめよう。
【ってば】 V 虫与加 名詞や動詞の連用形に付いて、「その
(1)A:この字、間違ってるんじゃ
感じがする・傾向がある」などの意味を
ないか? 表すイ形容詞を作る。
B:あってるよ。 (1)のように「赤・白・黑・黄色・茶
世った 患方加
A:いや、絶対、間違ってるっ 色」など色を表す名詞と共に用いられ

てば。 て、「その色をおびている・その色に近
し市くだ いJという意味を表す。(2)のように「怒
(2)A:宿題やったの?
る・ひがむ・ぐちる・忘れる」などの動
B:うん。 詞の連用形に付いて、「すぐに...する・
A:659時よ。 ょく..する」上いう人の性質を表す。また、

233

245
つまり一つもり
せ遠にん じ京ん
(3)のように「子供・女・男・や〈」 (1)つまり、責任は自分にはないと
等に付いて、[子供/やくぎのようだ「
おっしゃりたいのですね。
かにも女/男という感じがする」という意 こ 老上5い< かてV
(2)子供の教育は、つまりは、家庭
味を表す。 もんだ

そのほか「水っぼい(水の量が多くて でのしつけの問題だ。
い号加
薄い)」「湿っぼい(湿っている感じがす (3)A:まあ、それほど忙しいとい
る、陰気な)」「熱っぼい(熱がある感C うわけでもないんですけ
がする)」などがある。「子供っぼい・水
ど…
っばい」 は話し手のマイ十ス評価を含 い 普み なに
B:つまり、君は何が言いた
む。プラス評価を表すときには「子供らし
い・みずみずしい」が用いられる。
いんだ。
わたし
(4)私の言いたいことは、つまり、乙
もんだい せ苦にん けいえいし节がわ
の問題の責任は経营者側に
【つまり】 しゃいん
1つま卦く言いか元> あって…。そのつまり、社員は
かれ はは おとうと し 总只 せいしゃ

(1)彼は、母の弟、つまり私の叔父 その犠牲者だということです。

である。 途中の経過はいちいち説明しないで、
りょうしん しうせん ょ<ねん
(2)两親は、終戦の翌年、つまり 最終的な結論を述べる場合に用いる。
ねん け一己ん (1)(3)は、聞き手の結論を確認した
1946年に結婚した。
うし考5あい 左か。 たが り促す用法。(2)のように「つまりは」の
(3)相思相愛の仲とは、つまりお互 形で用いられることもある。(4)は、話し
しんそこあ あ
いのことを心底愛し合っている ことばで間つなぎ的に使われる用法。
かんけV
関係のことである。 「結局」「要するに」で言いかえられるこ
けん
(4)A:この件については、ちょ とが多い。
かんが
と考えさせてく龙古い。
ひ 5
B:つまり「引き受けていただ 【つもり】
1 V-るつもり
けない」ということですね。
a V-る/V-ない つもりだ
語句や文を受けて、それを同じ意味内 らいねん ょこう
(1)来年はョ—口ッパへ旅行する
容をもつ别の語句や表現で言いかえる
用法。たとえば(4)は相手の発言を受 つもり尤。
と电だち这 とう言ょう あんなV
けて、それを話し手が自分の言葉で言 (2)友達が来たら、東京を案内す
いかえている。「すなわち」に近いが、 るつもりだ。
けっ
「つまり」の方が話しことば的である。し (3)たばこは、もう決してすわない
たがって、(4)のような会話では「すな
つ6り龙。
わち」での言いかえは不自然である。 节主もと さんか
2 つま判(は)<結論> (4)山本さんも参加するつもりだっ

234

246
つもり
已ら こ と ち う
たのですが、都合で来られな の土地を壳るつもりはな
办文

くなってしまいました。 い。篇ってください。
びじゅつかん
(5)A:これから、美術館へも 話し手の[...しよう|という意志の存在を
否定するのに用いる。この表現を用いる
らっしゃいますか。
場合、話し手は、その状況で聞き手が予
B:ええ、そのつもりです。
想あるいは期待しそうな行為丞想定し
意志、意図を表す。話し手の意志でも、
た上で、そのようなことをする意志はな
第三者の意志でもかまわない。「V-ない
いと否定する。(3)(4)のように、聞き
つもり ]は、ある行為を行わないという
手の予測しそうな内容について述べ
意志を示す。また、動詞部分を省略する
て、前置きとする場合もある。
場合は、(5)のように「その」をつける。
C V-るつもりではない
「はい、つもりです」というのは間違V。 じゃま
(1)すみません、あなたの邪魔を
b V-るつもりはない
C市善ょう ちょうこう するつもりではなかったんで
(1)この授業を聴講してみたい。

続けて出るつもりはないけれ す。 力れ 少はん
(2)A:彼はあなたが批判したと
ど。 き
し 之加 水 てんらん いって気にしていました
(2)趣味で描いていた絵が展覧
加) に市うせん
会で入選して、壳れたが、丁 よ。
B:あの、そんなつもりではな
口になるつもりはない。
いま v かったんです。
(3)今すぐ行くつもりはないが、ア
心ん老ょう 話し手の[...しょう|という意志の存在を
リ力のことを勉强しておきた
否定するの忆用いる。自分のとった行為
い。 し2试v
や態度について誤解を招きそうな場合
(4)この失敗であきらめるつもりは に、「本当はそんな意図はない/なかっ
ないけれど、やはりひどくショッ た北弁解したり、自己弁護したりするた

クなのには変わりがない。 めに用いることが多い。「つもりはない」
ひと九与 法 に言いかえられる。
(5)このけんかはあの人達が始め
d V-るつもりで
たことで、わたしにはそんな乙 考上3加艺 Cx3
まった (1)今白限りでやめるつもりで、上
とをするつもりは全くなかった し はな v
司に話しに行った。
んです。 加のじょ かれ はこん
弓过ん なん 5 (2)彼女は彼と結婚するつもりで
(6)A:乙の条件で何とか壳って 束
ずっと待っていた。
いただけないでしょうか。 こん加 し高 世大心法
かね (3)今回の試合には絶対負けない
B:い<らお金をもらっても、乙 れんし中うは 言
つ6りで練習に励んで来た。

235

247
つもり
ひと V分ん 四5のう
「そういう意志をもって」の意味。 (2)あの人は自分では有能なつも
たV しこと
2...つもだ りだが、その仕事ぶりに対する
[Nのつもりだ] しういV上加 <
周囲の評価は低い。
[Naなつもりだ] ひと
加のじょ
(3)彼女のあの人を小ばかにした
[Aっ制だ] たいど す
[V-た/V-ている つ制だ] ような態度は好きじゃないな。
孔 加しこ
a ..つもりだ <信念> 自分ではよほど賢いつもりなん
书书 きょ う L
(1)ミスが多かったが、今日の試 だろうけどね。
高 れんしう 青办 せつ动
合は練習のつもりだったから (4)君はちゃんと説明したつもりか
せん深う
それほど気にしていない。 もしれないが、先方は聞いて
げん苦
(2)まだまだ元気なつもりだったけ ないといっているよ。
ていど 加のじょ し
ど、あの程度のハイキングでこ (5)彼女はすべてを知っているつ
つか
ほんとら なに し
んなに疲れてしまうとはねえ。 もりだが、本当は何も知らない。
とし
6う年かなあ。 主語が 2人称や3人称の場合、その人
(3)まだまだ気は若いつもりだよ。 が信じていることが(話し手や他の人の
し5 加
(4)よく調べて書いたつもりです 考える)事実とくいちがっている、という
史ちが
が、まだ間違いがあるかもしれ
意味。
C V-たつもはない
ません。 わたし V
きみ L已と ひょうばん (1)私はそんなことを言ったつもり
(5)A:君の仕事ぶり、評判いい
はない。
よ。 ひと お乙
(2)あの人、怒ってるの? からか
B:そうですか。ありがとうご
意也くき史 末ん ったつもりはないんだけどね
ざいます。お客様にご满
ぞ< 主以你方
元。
足いただけるよう、每日べ かれ 示く
(3)A:彼、あなたに服をほめら
ストをつくしているつもり よろ乙
れたって喜んでたわよ。
です。
B:こまったな。ほめたつもり
主語が1人称の場合、話し手がそう思
はないんだけどな。
っている、そう信じている、という意味を
表し、それが他の人が事実尤と考えるこ 自分の行為に対する相手の解积・判断
を否定する場合に使う。(3)は[そんな
ととくいちがっているかどうかは関係がな
い。 つ6りはないんだけどな」とも言える。

b..つもだ <反事実> 3 V-たつもりで


ひと ょ书う りょこう か加 ちょ意ん
(1)なによ、あの人、女王のつもり (1)旅行したつもりで、お金は貯金

かしら。 することにした。

236

248
つれて一て…て
加くせ か もの
(2)学生たちはプ口のモデルにな (3)まず、買い物をして、それから、
元い加 み 加元
つたつ6りで、いろいろなポ— 映画を見て、帰って来た。
でん力 めん加い 书くそく
ズをとった。 (4)電話をかけて、面会の約束を
むかし 方ど あ v
(3)昔にもどったつもりで、もう一度 とりつけて、会いに行った。
いち 在书 也求龙 たか龙
一からやり直してみます。 (5)山田さんがやめて、高田さん
加ん世v いっし らかん はい
(4)完成までまだ一週間かかる が入った。
书 の く方

のに、もう終わったつもりで、飲 (6)びっくりして、口もきけなかっ

みに行った。 た。
意もの 意 飞加
加儿ば
(5)死んだつもりで頑張ればでき (7)着物を着て、出掛けた。
ち かてっ あん世ん
ないことはない。 (8)地下鉄ははやくて安全だ。
そと ま <ら
ある行為をする前提として、仮に想定し (9)外が真っ暗でこわかった。
ひと てが
てという意味を表す。「したと見なして、 (10)めずらしい人から手紙をもらっ
したと考えて」[したと仮定して」などに
てうれしかった。
言いかえられる。「死んだつもりで」は强
前の節と後ろの節をゆるやかに結びつ
い決心で何かをする様子を表す慣用的
けるのに用いる。(3)(4)のように「..
表現。
て」を二つ以上使う乙ともできる。
行為を表す文を連結する場合は、連
【っれて】 続的に起こることを述べる。(1)、(2)
→【につれて】 など。また、文脈によって対比的に使っ
たり、軽い理由を表したり、行為の手段
や付随する状況を表すこともある。
【て】 形容詞など属性や状態を表す文で
[N/Na で]
[A-<て] は、ふたつの属性を並べる場合や、「.
[V-T] て」の部分が軽〈理由を表す場合があ
名詞とナ形容詞には「で」がつ<。イ形 る。(10)のように動作性の表現のあとに
容詞では「くて」。「ない」には「なくて」 形容詞などの状態性の文がくると軽〈理
「ないで|の 2つの形がある。動詞の場 由を表す表現になることが多い。
合、辞書形がグ・又・プ・ムで終るもの いくつかの行為や状態が交代して起
は「で、それ以外は「て」となる。 こる場合、また時間の順とかかわりな<述
あ名 はん っ< 乙 地
べる場合は、「て」ではなく、「たり」を
(1)朝ご飯を作って、子供を起こし
用いる。
た。
あん世ん てんけん
(2)しっかり安全を点横して、それ
からかぎをかけた。 【て…て】

237

249
で一てあげる
いま しと おも
[Naで Naで] (4)A:今の仕事やめようと思っ
[A-<てA-<て] ているんです。
[V-てV-て] B:ああ、そう。で、やめた後、
あと
れんら< ま
(1)連絡がいつまで待っても来な
不あん 不あん しかた どうするつもりなん术。
いので、不安で不安で仕方が 材っこんし善 ひ
(5)ようやく結婚式の日取りも決ま
なかった。 せん世 が
中げ 加す りました。で、実は先生にお願
(2)お土産を買い過ぎたので、トラ
书も も いがあるのですが。
ンクが重くて重くて腕がしびれ
話し手、あるいは聞き手の前の発言を
そうだった。 受けて、そこから話を続けたり、相手に
意もの 善 おび
(3)はじめて着物を着たら、带がき 情報提供を求めたりする場合に用いる。
なに た
つくてきつ<て何も食べられな 「それで」が短くつまったもので、普通、
話しことばで用いられる。たいていの場
かった。
はし はし 末 あ
合、「それで」で言いかえができるが、
(4)走って走ってやっと間に合っ
(5)のように、依頼を切り出すような場
た。 の の
合は、「そこで」との置きかえも可能。
ひとばんm5②
(5)一晚中飲んで飲んで、飲みま →【それで】、【そこで】、【そして】、【それか
くった。 ら
同一の動詞や形容詞をくりかえすことに 2 ...で
かのじょ ょう ね
よって、程度を強調する。会話で用いる (1)彼女は病気で寝ています。

やす
のが普通。 (2)ちょっと休んでいって下さい。
→【て】、【てい】
【で】
1で 【てあげる
Lゃしん 办
(1)く写真を見せながら>これが、 1 V-てあげる
たなか世ん世V书< おうだん泽どう 乙ま
田中先生の奥さん。で、こっち (1)おばあさんが横断歩道で困っ
也すこ たかし<ん て ひ
が息子さんの孝君。 ていたので、手を引いてあげ
1.过ん
(2)あしたから、試験なんだ。で、
にち ね
た。
い意うと はは た人 正VC253
この 2、3日はほとんど寝てな (2)妹は母の誕生日に家中の掃
いんだ。 除をしてケーキを焼いてあけ
力たし むり
(3)A:私には、ちょっと無理じ たらしい。
おも あたた かあ
ないかと思うんですが。 (3)この暖かいひざかけ、お母さん
v い方求い か はろこ
B:で? どうだと言うの。 に一枚買ってあげたら喜ばれ

238

250
てある
た ろう こん片 书上之正
ますよ。 (2) 太郎くん、今度の日曜日、暇龙
ししん と はなこ
(4)せっかくみんなの写真を撮って ったら花子さんの引っ越しを
おも て だ
あげようと思ったのに、力メラを 手伝ってあげてくれない?
力す わたし ょうじ い
忘れてきてしまった。 私、用事があってどうしても行
なに か
(5)A:何を書いているの。 けないのよ。

B:できたら、読末せてあげ 第三者の利益になる行為をしてほしい

る。 と依頼するときに用いる。その第三者が
話し手側の人間である場合には「...て
(6)A:ごはん、もうできた?
ょ やってくれ/くれないか/ください」を使
B:まだ。できたら呼んであげ
すこ ま
うほうが普通。
るから、もう少し待ってて。
他の人のために、話し手(または話し手
の側の人)が何かの行為をすることを表
【てある】
[V-てある]
す。行為を受ける人が聞き手であるとき う元 は本 加言
(1)テーブルの上には花が飾って
は、(5)(6)のように対等の関係で、な
おかつ親しい人でないとおしつけがまし ある。
じし
く聞乙え、失礼になる。話し乙とばでは (2)A:辞書ど乙?
じし <元元
「話してあげる→話したげる「読んであ B:辞書なら机の上において
げる→読んだげる」のように[V-たげる
あるだろ。
の形になることも多い。 こく试ん 天い已 か
(3)黒板に英語でGoodbye!と書
な招、他の人の体の一部や持ち物に
対して行為をする場合ゃ他の人に直接 いてあった。
まど 高 <う善 い
働き掛ける場合は「..にV-てあげる (4)窓が開けてあるのは空気を入
とは言えない。 れかえるためだ。
盖点う し5
(誤)おばあさんに手を引いてあげた。 (5)あしたの授業の予習はしてあ
(正)おばあさんの手を引いてあげた。 も たし
るが、持っていくものはまだ確
(翼)友達に荷物を持ってあげた。
(正)友達の荷物を持ってあげた。 かめていない。
お ちょうし< つ<
(誤)キムさんに手伝ってあげた。 (6)起きてみると、もう朝食が作っ
(正)キムさんを手伝ってあげた。 てあった。
すいせんじょう じゅん正
2 V-てあげて《れ(ないか) (7)推薦状は準備してあるから、
V-てあげてください す
いつでも好きなときにとりにきて
(1)ケ—キを作りすぎたので、招ば
も ください。
あさんに持っていってあげて でんし节 な加 力す
<龙 (8)電車の中に忘れたかさは、事
下さい。

239

251
であれ一であろうと
也しょ と しけん はる あ营
務所に届けてあった。 (3)試験の時期が春であれ秋で
ては じゅんび たへん 书
(9)ホテルの手配は、もうしてある あれ、準備の大変さは同じだ。
しんは
ので心配ありません。 (4)アジアであれ、ョー口ッパであ
せんそう にく 意もおな
(10)パスポートはとってあったの れ、戦争を憎む氮持ちは同じ
あんしん ひつ
で、安心していたら、ビザも必 はずだ。
ょう 力
要だということが分かった。 「どちらの場合であってもの意味。後ろ
て加み
(11)その手紙は、力ウンタ—におか には事態に変わりがないことを示す表
現が続ことが多い。[...であろうと..で
れてあった。
あろうと」に言いかえられる。かたい話し
他動詞を用いて、だれかがした行為の
ことばや、フオーマルな書きことばで使う。
結果として残っている状態を表す。文脈
主として名詞が用いられるが、才形容
によっては「將来に備えて何かを行う」
詞を用いることもある。イ形容詞の場合
という意味が感じられる場合がある。
は、「あつかれ、さむかれ」「よかれ、あ
動詞の意味上の目的語が主語にな
しかれ」のように「..かれ..かれ」の形
り、動作主はことばに表されないことが多
になる。
いが動作主の存在は含意されている。
「窓があけてある」と似た表現に「窓が
あいている」があるが、こちらは、動作 【であろうと】
主の存在を含意しない。「あけてある 1 Nであ萬うと、Nであろうと、
あ动 冲き 5
のほうは言葉で表現しなくても動作主の (1)雨であろうと、雪であろうと、当
存在が感じられるが、「あいている」の じ ょてい叔 书乙本
日は予定通り行う。
ほうにはそれが感じられない。末た(11) けじど5し
(2)トラックであろうと、軽自動車で
のように受身が用いられると、動作主の とお くる中

存在がより強く感じられるようになる あろうと、ここを通る車はす心
Ln
「ておく」との違い忆ついては【てお<】 てチェックするようにという指令

を参照。 が出ている。
ね乙 とら ど5
(3)猫であろうと、虎であろうと、動
0 已 书布
【であれ】 物の子供がかわいいのは同じ
[NであれNであれ] 龙。
せいてん 3てん
(1)晴天であれ、雨天であれ、実 「どちらの場合であってもの意味。後石
し かく ~んこう
施計画は変更しない。 には事態に変わりがないことを示す表
正人活3 加ねも
(2)貧乏であれ、金持ちであれ、 現が続くこ乙とが多い。[...であれ...であ
かれ 意も か れ比言いかえられる。かたい話しことは
彼にたいする氨持ちは変わら
やフ才ーマルな書きことばで使う。主とし
ない。
て名詞が用いられるが、才形容詞を用

240

252
ていい-ていく

いることもある。イ形容詞の場合は「あつ と4と同じだが、「..ていい」はもっばら
かろうとさむかろうと」「よかろうとわるかろ 話し乙とばで使う。
うと」のように「...かろうと...かろうと」の →【てもいい】1、【ていい】4
形になる。
2...であ万うとなか万うと
[N/Na であろ让なかろうと]
【ていく】
き中うじつ
1 V-ていく<移動時の様態>
(1)休日であろうとなかろうと、わ がっz3 はし

し北 交低、合计 (1)学校まで走っていこう。
たしの仕事には何も関係な おも ころ
(2)重いタイヤを転がしていった。
い。
加ん乙了方
C かん
(3)時間がないからタクシーに乘

(2)観光地であろうとなかろうと、 v
意沙うか の す って行きましょう。
休暇が楽し<過ごせればどこ 青地方 高加不方 のぼ
(4)トラックは急な坂道をゆっくり登
でもいい。
しこと かれ っていった。
(3)任事であろうとなかろうと、彼
なに ぜんりょ< どんな動作をしながら行くのか、または
は何ごとにも全力をつくさない どんな手段で行くのかを表す。
と気がすまない。 →【て《】1
加れ师うめ
(4)彼が有名であろうとなかろう 2 V-ていく<遠ざかる移動>
なか史 ひと 乙 ともだち
と、つり仲間としてはほかの人 (1)あの子は、友達とけんかして、
か元
おな
と同じだ。 泣きながら帰っていった。
书书 こ えが

「そうでもそうでなくても」の意味。後ろに (2)ブーメランは大きな弧を描い
かれ もど v
は「どちらでも同じだ」という内容が続〈。 て彼のもとに戻って行きまし

た。
示ね とお はな V
【ていい】 (3)船はどんどん遠<に離れて行
[N/Na でいい] く。
[A-<ていい] 話し手から遠ざかることを表す。
[V-ていい] や じ ゅら 3 V-ていく<継起>
(1)この部屋にあるものは自由に す し己と
つか (1)あと少しだからこの仕事をすま
使ってい。
じしk加 せていきます。
(2)ちょっとこの辞書借りていいか しつれい

(2)A:じゃ、失礼します。
しら。 い
えん か B:そんなこと言わないで、ぜ
(3)3000 円でいいから、貸してく はん 交
ひうちでご飯を食べてい
れないか。 <だ
って下さいよ。
許可や讓歩を表す。「....てもいい」の1 つ加 也す
(3)疲れたからここで休んでいく乙

241

253
ていけない—ていただく
法いにちこうつうC二 お书 ひと U
とにしましょう。 (4)每日交通事故で多くの人が死
お球 たんじょうび とち市う
(4)叔母の誕生日だから、途中で んでい<。
はな か V しごと 加げっ
プレゼントに花を買って行きま (5)仕事についても3ク月ぐらいで
ゃ ひ上 お书 こま
した。 辞めていく人が多いので困っ
ある行為をしてから行くことを表す。どこ ている。
二人己
かに行くことを前提としてある行為をす (6)英語の单語を覚えようとして
おほ 力す
ることを表すのであって、行く乙と自体よ
いるが、覚えたはしから忘れて
りも行く前の行為の方に重点がある。
4 V-ていく<継続>
い<。
けっこん こと 存在していたものがなくなったり、話し
(1)結婚してからも仕事は続けて
手の視界から遠ぎかったりすることを表
い<つもりです。
こん し はってん す。
(2)今後もわが社の発展のために
ど <
努力していくつもりだ。
に活A こど6 かず げん 【ていけない】
(3)日本ではさらに子供の数が減
しう ょそら
[V-ていけない]
おんが< 意 わか
少してい<乙とが予想される。 (1)この音楽を聞<たびに、别れた
み あい龙 ゅ善 こいびと 书も だ
(4)見ている間にもどんどん雪が 恋人のことが思い出されてい
つもってい<。 けない。
えVが。ひ上う试ん v こうけv み な办だ
(5)その映画で評判になって以 (2)こんな光景を見ると涙がでて
50加のじ に人意 患、 か
来、彼女の人気は日增しに高 いけない。
意い意んわ加ひと 上迷了加
まっていった。 (3)最近若い人の言葉使いが気
とうぶん と方 せVか2
(6)当分この土地で生活してい乙 になっていけない。
书も
うと思っている。 ある感情が自然に(繰少返し)起きて<る
ある時点を基凖にして、それより先に向 が、どうしようもできないという意味を表
かって変化が進展し続けたり行為を続 す。やや古風な表現で、「...てしかたが
けたりすることを表す。 ない」とだいたい同じ意味。
5 V-ていく<消滅>
がっこう まいとし乙ひゃ<的V
(1)この学校では、每年五百名の
加く世V 之
【ていただ《】
学生が卒業してい<。 動詞のテ形に「いただく」のついたもの。
办 にじ 者

(2)見てごらん、虹がどんどん消え さらに丁寧な言い方に、「おR-いただ
く」「ごNいただく」がある。
てい<よ。
ちv は 1 V-ていただく<受益>
(3)小さいボートは木の葉のように とも龙ち とう え善 くる中

う式 か (1)友達のお父さんに、駅まで車
渦の中に沈んでいった。

242

254
ていただく
おく 出 书が
で送っていただきました。 (1)A:この次からは、間違えない
たかの 发し
(2)高野さんに教えていただいた でいただきたいですね。
ちか も弓。力け
んですが、この近くにいいマッ B:はい、申し認ございません
サ—ジ師がいるそうですね。 でした。
加い善 にって 也主し大 いそ加
(3)会議の日程は、もう、山下さん (2)この忙しいときにすみません、
书し 也す
から教えていただきました。 あした休ませていただきたい
て加子动ずら
(4)<手紙>珍しいものをたくξん んですが.。
おく ほんとら す乙 世意
お送りいただき本当にありがと (3)すみ末せん、もう少し席をつめ
う无ぎい速した。 ていただきたいんですが。
「..てもらう」の謙讓表現。だれかが話し [...てもらいたい|に対応する謙讓表現。
手、あるいは話し手側の人のためにある 相手に何かしてほしいという希望を述
行為をするという意味を表す。普通、恩 べるのに使う。[...ていただきたい」とそ
惠を受けたという気持ちが含まれる。行 のままで使うと、形は丁寧だが、強い要
為をする人は、「に」で示すのが普通尤 求を表すことが多い。「...ていただきた
が、情報の伝達やものの受け渡しなどの いのですが」という文末を言い切らない
場合は「から」を用いることもある。 形は、遠慮がちに依頼するときに用い
2 V-ていただ<<指示> る。
办V う つ
(1)まず、1階で受け付けをすませ 4 V-ていただける <依頼>
がい ち中うもん しな と
ていただきます。それから3階 (1)A:ご注文のお品ですが、取
ほう くだ よ 加
の方にいらして下さい。 り寄せますので、3日ほど
L砂 李路、杂 ま
(2)この書類に名前を書いていた 待っていただけますか。
いん加ん
だきます。そして、ここに印篮を B:ええ、かまいません。
书 おく もの
押していただきます。 (2)これ、贈り物にしたいんです
57
丁寜に指示を与えるのに使われる。一 が、包んでいただけますか。
て 龙 考
方的に指示できる立場の人しか使えな (3)A:わたしも手伝いに来ます
い。次の例のように[お/ご...いただ<」
という形が使われることが多い。
よ。 にちょう
B:そうですか。じゃあ、日曜
(例)3才以下のお子様はコンサ—卜会 石一万意

場への入場をご遠慮いただきま 日のお昼頃来ていただけ
す。 ますか。

(例)クレジッ外カードはご利用いただけ (4)タクシーがまだ来ませんので、
主せん。 ふん ま
あと5分ぐらい待っていただけ
3 V-ていただきたい
ませんか。

243

255
ていはしまいか
せんせV ろんぶん 各いわ
(5)先生、論文ができたんです ば幸いです。

が、ちょっと見ていただけませ [...ば/..たら/..と」など仮定の表現
とともに使われて、相手がその行為をす
んか。
し る上「ありがたい、うれしい、助かる」な
(6)そのことはぜひ知りたいんで
なに <わ ど、話し手にとって好ましい状態になる乙
す。もし何か詳しいことがわか
れんらく とを述べる表現。
ったら、連絡していただけませ
んか。 【ていはしまいか】
亦ん 束
(7)5分ほど待っていただける? [V-ていはしまいか]
加人意上うほ己う人之 加
(8)こちらにいらしていただけな (1)環境保護の運動が盛んにな
ほんしつて善 もんだ
い? ってきたが、本質的な問題を
わす
[いただく|の可能を表す形である「いた 忘れていはしまいか。
だける」を用いて、丁寧な依頼を表す。 むすめ 7ょこら
(2)娘はひとりで旅行にでかけた
[いただけますか」よりも「いただけません いま亡ろこと试 がい
が、今頃言葉のわからない外
か」の方が遠慮がちな表現で、相手が こ< <3
必ずしも依頼に応じてくれるとは限らな 国で苦労していはしまいかと

いと思われる場合などによく使われる。 気になる。
书老なこども りょらしん い文 あ式
(7)(8)は同等か目下の人に対して、 (3)幼い子供は西親の家に預け
女性が親しみを込めて上品に依頼する さ な
てきたが、寂しくなって泣いて
場合に使う。さらに丁寧な言い方として、 しんば
いはしまいかと心配だ。
[お/ご...いただける丨の形もよく使われ ほうこく か
(4)はじめて報告ンポ—トを書いた
る。 书も 主 方が
(例)修理に少し時間がかかっていま ときは思わぬ間違いをしてい
空人 改な书
す。すみませんが、もう少久お待ち はしまいかと、何度も見直した
いただけないでしょうか。
ものである。
5 V-ていただけるとありがたい かれ品ん ょ3 かの 加
(5)彼は、自分の書いた批評が彼
V-ていただけるとうれしい
力たL 女をおこらせていはしまいか
(1)A:私がやりましょう。 あい言っ
と、おそるおそる挨移した。
B:そうですか。そうしていた
た寸 「まい」は否定的な推量を表す文語的表
だけると助かります。
ひと9 こころ深そ 現で、「しまい」は、[しないだろう」に
(2)一人では心細いんで、いっし 相当する。文型全体は、[ていないだろ

ょに行っていただけるとうれし うか」とだいたい同じ意味。たとえば、
いんですけれど。 (2)では、話し手は娘がた示ん外国で
てがみ ~んじ 苦労しているだろうと思っていることを
(3)<手紙>お返事がいただけれ

244

256
ている

表している。 うだ。
かあ
(5)A:お母さんはいらっしゃい束
【ている】 すか。
はは 加え
話し乙とばでは、「V-てる」になることが B:母はまだ帰っていません。
いま じ 善んこう
多い。 (6)今5時だから、銀行は、もうし
1 V-ている<継続>
あめ 示 まっている。
(1)雨がざあぎあ降っている。 でんとう むし
工加还 〈 ま (7)電灯のまわりで、た<さん虫が
(2)わたしは、手紙の来るのを待っ U
死んでいた。
ている。 上 な主文
こども はし (8)A:あそこにいる人の名前を
(3)子供たちが走っている。 し
いま なに 知っていますか。
(4)A:今、何してるの。 し
地四 B:さあ、知りません。
B:お茶飲んでるところ。 つか あ
こねんま之 にほん己、心从意上之 (9)疲れていたので、そ乙で会っ
(5)五年前から、日本語を勉強し ひと おは
た人のことはよく覚えていませ
ている。
さんねん けんきう ん。
(6)このテーマはもう三年6研究し しん示ん ょ
付?加 (10)わたしが新聞を読むのはたい
ているのに、まだ結果が出な でんし の
てい電車に乗っているときだ。
い。 いま
(11)今はアパートに住んでいるが、

動作や作用を表す動詞を用いて、その っ时h也
いずれは一軒家に住みたいと
動作・作用が継続中であることを表す。 おも

(5)(6)は動作が過去のある時点から 思っている
电 ひと
現在まで続いていることを表している。 (12)このプリントを持っていない人

動詞によっては、この意味を表さないも は手を上げてください。
のがあるので注意する必要がある。たと かれ いま
(13)彼は今はあんなにふとっている
えば、「行く」を用いた「彼は今了又り力 わか
が、若いころは、やせていたの
に行っている」は、アメ刈力へ行く途中な
のではなく、今ア刈力にいるという意味 尤。
い元 高 各ま
になる。用法2を参照のこと。 (14)その家の有り様はひどいものだ
こわ
2 V-ている<結果> った。ドアは壊れているし、ガ
じ冲善ょう はじ ぜん示力
(1)授業はもう始まっている。 ラスは全部割れているし、ゆか
加力 あな
(2)せんたくものはもう乾いている。 はあちこち穴があいていた。
加の以ょ意 意もの こらか
(3)彼女が着ている着物は高価な ある動作・作用の結果としての状態を
ものだった。 表す。この意味で使われる動詞は、「始
あつ かれ 善
(4)その集まりには彼も来ていたそ まる」「乾く」「あく」「閉まる」など状態

245

257
ている

の変化を表す動詞や、「行<J「來る「帰 る。
亡と
到など。また、「知る」「持つ」「住打」 (4)A:お仕事はなにをしていら
など6「...ている」の形で状態を表す。
っしゃいますか。
これらは、普通、動作の継続進行の意味 么加
B:コンEュ—タ一関係の会
は表さない。ただし、繰り返し起こること し也

を表す3の用法の場合は使われる。史 社につとめています。

た、「着のように、文脈によって、進 職業を表す名詞について、現在の職業
行継続、結果としての状態のピちらの用 を表す表現。「Nをしていた」は過去の
法も可能なものもある。 ある時期の仕事を表す。
3 V-てい く繰り返し> 4 V-ている <経験>
し5
a V-ている (1)調べてみると、彼はその会社を
加れ 加いし

法いとし五以乙 指 ひと
这ん伊つ求之
(1)每年、交通事故で多〈の人が 三か月前にやめていることが

死んでる わかった。
Lm? Vか
じm3和ん来产 方
(2)いま週に一回、工ア口ビクスの (2)わたしは、 十年前に一度プラ
加ょ 宋ち おとず
クラスに通っている。 ジルのこの町を訪れている。だ
来にちにじ中うに人
主ち
(3)この病院では每日二十人の から、この町を知らないわけで
あ加 う
赤ちゃん,が生まれている はない。
话 方3人 意ろ< かれ か こ た
(4)いつも乙二で本を注文してい (3)記録をみると、彼は過去の大
加 ゅ3Uk3
る。 はたら
会で優勝している。
ほっかいどう どい
(5)聲田さんはデパートで働きな (4)北海道には6う3度行ってい
加<也加ん
がら、大学の夜間部へ行って る。
いるそう尤。 過去に起こったことを回想的に表す。そ
動作作用が禄D返し起こることを表す。 れが何らかの意味で現在にかかわりが
一組の人などが何回も行為を行う場合 あると思われる場合に用いる。
と、多くの人が次々に同じことを繰り返す 5 V-ている<完了>
場合の而方がある。 a V-ている
こども だいがく は
b Nをしている (1)子供が大学に入るころに注发
ち方

ろんてんし
てい相んたいしょ<
(1)彼は、トラッ夕の運転手をして 親はもう定年退職しているだ
いる。 ほん也
ろ方。
古方 方こ< 态加燃加3
(2)わたしの父は、 本屋をして (2)遅刻した高田が会場に着v
ひ ろうえん
る。
の1 、人 しん示ん し
たときにはもう披露宴が始まっ
(3)彼女は、以前、新聞記者をし
法 出
ていた。
かの心ょ かれ
ていたが、 今は主婦をしてい
(3)彼女が気づいたとき、彼はもう

246

258
ておく
かのじょ しLん
彼女の写真をとっていた。 る」などの動詞は、普通「ている」「て
「ている」の形で、未来のある時点にお いた」でしか使わない。また、このような
いて完了している事態を表す。また、「て 動詞は、名詞の前では、「曲がっている
いた」の形で過去においてすでに完了 道」より「曲がった道」の形の方が自然
Lている事熊を表す。 なことが多い。
b V-ていない

(1)A:もう終わりましたか。 【ておく】

B:いいえ、まだ終わっていま [V-てお<]
つ8 ほう

せん。 (1)このワインは冷たい方がいい
の 子。
しけん 加
(2)A:試験の結果を聞きました から、飲むときまで冷藏庫に入

か。 れておこう。
加元 虫ど あ

B:いや、まだ聞いていませ (2)帰るとき窓は開けておいてくだ

ん。 さい。
しkる み
C:わたしは、もう聞きました。 (3)その書類はあとで見ますから、
そつ送ょう己 しんろ 书 <だ
(3)卒業後の進路についてはまだ そこに置いておいて下 さい。
吉 书加だき点3V中 め
(4)A:岡田教授にお目にかかり
はっきりとは決めていない。
動作や作用の実現がまだであることを たいんですが。
でん力
表す。「まだ来ません」のように、「まだV B:じゃあ、電話してお<よ。
女 亡5
-ない」の形に言いかえられる場合もあ 向こうの都合がつけば、
るが、それができる動詞は限られてい らいしp5 あ おも
来週にでも会えると思う
る。普通は、「まだV-ていない」を用い

るほうが自然である。
よ。 主元

6 V-ている <状態> (5)インドネシアへ行く前にインド


なら
みち 虫
(1)ここから道はくねくね曲がって ネシア語を習っておくつもりだ。
こ 书< き
(6)よし子が遅れて来てもわかる
いる。 下ん已人人 点式 加
書た たか 中求
(2)北のほうに高い山がそびえて ように、伝言板に地図を書いて

いる。 おいた。
にほん たい2< ある行為を行い、その結果の状態を持
(3)日本と大陸はかつてつながっ
続させるという意味を示す。文脈によっ
ていた。
名老 て、一時的な処置を表したり、將来に備
(4)先がとがっている。 えての凖備を表したりする。「...てある」
はは心すめ に
(5)母と娘はよ<似ている。 も将来に備えての凖備を表すが、構文
恒常的な状態を表す。「そびえる」「似 の形式的違いのほかに、「..ておく」の

247

259
てから

場合は、準備として何らかの行為をする
ことを示し、「..てある」はその凖備がで
きている状態を示すという違いがある。

(3)まずボタンを押して、次にレバ
ーを引いて下さい。ボタンを押

<だ
つ苦

してからでなければ、レバ一は
「.ておく」は話しことばでは、「…と<」
となる。 うごきません。
(例)お母さんに話しと〈ね。 「Xてからでないと/なければ/なかっ
(例)ピール冷やしといてね。 たらY」の形で、何かを実現するのに必
ず満たさなければならない条件を表す。
「Xをした後でないとYをすることがで
【てから】 きない」という意味。次のように時間を表
1 V-てから す表現が直接付〈場合もある。
名老 亦 ろ はい し<V
(1)先に風吕に入ってから食事に (例)3日からでないとその仕事にはか
しよう。 かれない。
あそ い し と 书
(2)遊びに行くのは仕事が終わっ (例)1時からでなければ会議に出席

てからだ。 できない。
に ほん 意 けい营い 心ん善ょう b V-てからでないとV-る
(3)日本に来てから経濟の勉強 と
はじ (1)A:あした、うちへ泊まりにお
を始めた。
なつ中才 いちど がっ いでよ。
(4)夏休みになってから一度も学 站 加あ
3 v B:後で返事するよ。書母さ
校に行っていない。 言
い宋 ひる中す じ んに聞いてからでないと
(5)今は昼休みですので、1時に
<龙 おこられるから。
なってから来て下さい。 たし
(2)きちんと確かめてからでないと
「XてからY」の形で、XのほうがYより し?ばv
も先に行われることを表す。例えば(1) 失敗するよ。
は「風吕に入る」のが先で[食事をする 「Xてからでないと/なければ/なか
のが後という時間の前後関係を表して たらY」の形で、「Xをしない場合はY
いる。 という事態になるという意味を表す。Y

2 V-てからでないと の事態はあまり好ましくないことであるの
a V-てからでないとV-ない が普通。
かえ 3 V-てからというもの(は)
(1)A:いっしょに帰ろうよ。 加②じょ がくせV
儿北 书 (1)彼女は、学生時代には、なん
B:この仕事が終わってから かん
か元
でないと帰れないんだ。 となくたよりない感じだったが、
し地うし上< み方が

(2)わが社では、社長の許可をも
し方上5 意上加 就職してからというもの見違
じょせい
なに えるようにしっかりした女性に
らってからでなければ何もでき

なV なった。

248

260
てください一てくださる
かれ ひと で あ
(2)彼は、その人に出会ってからと
ひと 加
【てくださる】
いうもの、人が変わったようにま 動詞のテ形に「くださる」のついたもの。
さらに丁寧な言い方に、「お R-く龙さる」
じめになった。
さv げん意 「ごNくださる」がある。
(3)70才を過ぎても元気だったの
意ょねん 1 V-て<ださる <受益>
に、去年つれあいをなくしてか せんせ んん
べつじん (1)先生が論文をコピーしてくださ
らというものは、别人のようにな
った。
ってしまった。 あし た中ま龙
(2)明日山田さんがわぎわぎうち
「そのできごとをきっかけとして」という意
まで来てくださることになった。
味を表す。それ以前と以後とで大きな変 意ょら
(3)どうも今日はわぎわざおいで
化が起こるということを述べる時に使う。 <龙
書き乙とば的。 下さってありがとうございまし

た。 计 加く <だ
【てください】 (4)せっかくいろいろ計画して下さ
[V-て<ださい] ったのに、だめになってしまっ
こんし印うち中う 力れ意しょ 龙 电ら 力け
(1)今週中に履歴書を出してく て申し認ありません。
ださい。 話し手、あるいは話し手側の人のために
らいし3 ほん 上
(2)来週までにこの本を読んでお 誰かが何かの行為をするということを、
行為する人を主語にして述べる表現。
いてくださいね。
<すb にち 加い まい< 行為をする人が話し手より目上または
(3)この藥は1日3回、每食後に
の あまり親しくない関係のときに使う。「V-
飲んでください。
じ沙置ょう ちこ< てくれる」の尊敬表現。
(4)授業はできるだけ遅刻しな 2 V-て<ださる <依頼>

でください。 (1)ちょっとここで待っていてくださ
たの 心节束
(5)頼むから、邪魔しないでくださ る? V
いよ。 (2)いっしょに行ってくださらない?
てがみ 龙
話し手(または話し手側の人)のために (3)ついでにこの手紙も出してお
誰かが何かの行為をするよう依頼した く
いて下さいますか。
り、指示したり、命令したりする表現。 しkる
(4)ちょっとこの書類、ミスがないか
「V-てくれ」よりは丁寧だが、相手が <
どうかチェックして下 さいませ
そうするのが当然であるであるような状
況でしか使われない。目下や同等の人 んか。
に対して使う。 話し手、あるいは話し手の側の人のた
めに何かすることを依頼する表現。「..

249

261
てくる
史くだ
てくださいますか」「...てくださいません お待ち下さい。

か」は「...てください」よりも丁寧に依頼 (3)A:どこに行くの?
ともだち
するのに用いる。また、(1)(2)の「.. B:ちょっと友達のうちに遊び
高そ

てくださる」「...てくださらない」は、女性
に行ってくる。
が親しみを持って、目下や同等の人に と
上品に依頼するときに使う。 (4)おそくなってごめんなさい。途
ち即う ほ人や よ
中で本屋に寄ってきたものだ

【てくる】 から。
1 V-て<る <移動時の様態> (5)A:かさはどうしたの?
はし でんし な加 力す 意
(1)ここまで走ってきた。 B:あ、電車の中に忘れて来
ある あ世
(2)歩いて来たので汗をかいた。 ちゃった。
じかん
(3)バスは時間がかかるから、夕ク ある行為を行ってから来ることを表す。
の <だ
シーに乗って来て下さい。 (1)~(3)は、「今いる場所から離れ
て、ある行為をして、また今の場所八も
どんな動作をしながら来るのか、または
どる」ことを表す。(4)~(5)は「ほか
どんな手段でくるのかを表す。
の場所であることを行って今の場所に
2 V-て<る <近づ《移動>
せんけつに ほん 加元 来ている」ことを表す。どちらも「てくる」
(1)先月日本に帰ってきました。
ち上うじとう もど じ を使わないで言うことも可能だが、「てく
(2)頂上から戻ってくるのに1時 る引を使うことの方が多い。他のところで
かん
間かかった。 起こったことを、話している場に関係づ
示ね

(3)船はゆっくりとこちらに向かって ける表現である。
4 V-て<る<継続>
来ます。 でんとう ひ<ねん
示った ちか
(1)この伝統は5百年も続いてき
(4)その物体はどんどん近づいて

来た。
たのだ。
さい みせ
(2)17 歳のときからずっとこの店で
離れたところの人やものが、話し手の領 はたら
域に近づくことを表す。 働いてきました。
いま う过んめがん试
3 V-て<る <継起> (3)今まで一生懸命頑張ってき
意っ示 か 世ったい だい占5示
(1)ちょっと切符を買ってきます。こ たんだから、絶対に大丈夫
ま <だ
こで待っていて下さい。
书がわ
だ。
せん でんら と方 中も
(2)A:小川さんいらっしゃいます

(4)これまで先祖伝来の土地を守
上3 L-
か。
となり へ ゃ よ
り続けてきたが、事業に失敗し
て保东
B:隣の部屋です。すぐ呼ん て手放さなければならなくなっ
なか は
できますから、中に入って た。

250

262
てくれ
也すこ 加って か
変化や動作が過去から続いて今にいた (5)息子は勝手にスーッを買って、
せい善沙うしょ 书<
る乙とを表す。 請求書を送りつけてきた。
5 V-て<る <出現>
すこ きり は 节史 み 話し手や話し手が視点をおいている人
(1)少しずつ霧が晴れて、山が見 に向かってある動作が行われることを表
えてきた。 す。動作をする人は...が」、動作が向
くも あいだ つ考 で
(2)雲の間から月が出てきた。 けられる人は「…に」を伴って表される。
あ加 は は
(例)山田さんが父に電話をかけてき
(3)赤ちゃんの歯が生えてきた。
はる 音 动 た。
(4)春になって木々が芽吹いてき
動作をするのが「会社」など場所を表
た。 す名詞である場合は「...から」で表され
今まで存在しなかったり見えなかったり る乙ともある。
したものが、現れることを表す。反対に、 (例)会社から調查を依頼してきた。
消滅することを表すときは「...ていく」を これらの表現は次のように受身的な
使う。 出来事として言いかえられる場合があ
6 V-て<る <開始>
あめ
る。
(1)雨が降ってきた。 (例)山田さんから父に電話がかかって
さい老んすこ 卤と
(2)最近少し太ってきた。 きた。
含志 (例)国の家族から衣類や食料が送ら
(3)ずいぶん寒くなってきました
れてきた。
ね。 その場合、動作をする人は[...から」、

(4)このあいだ買ってあげたばか 動作を受ける人は「.に」を伴う。
りのくつが、もうきつくなってき
た。
もんだい あた妻 こん
【てくれ】
(5)問題がむずかし<て、頭が混 1 V-て<れ
办文
らん
乱してきた。 (1)もう帰ってくれ。
変化が生じることを表す。 (2)いいかげんにしてくれ。
ひ七未天 い
7 V-て<る<こちらに向かう動作> (3)人前でそんなこと言うのはや
ともだ方 けっこんしひ ど
(1)友達が結婚式の日取りを知ら めてくれよ。

せてきた。 (4)こんなものは、どこかに捨てて
はし占うひん加 也< 飞3
(2)化桩品を買った客が苦情を きてくれ。

言ってきた 話し手、あるいは話し手側の人のために
善ゅう いa
(3)急に犬がとびかかってきた。 誰かが何かの行為をするよう強<命令す
ある し ひと
(4)歩いていたら、知らない人が る表現。目下や同等の人に対して使う。
はな 女性はあまり使わない。
話しかけてきました。

251

263
てくれる
むか
2 V-ないで<れ (5)せっかく迎えに来てくれたの
法想A ちが
(1)冗談は言わないでくれよ。 に、すれ違いになってしまって

(2)ここではたばこを吸わないでく ごめんなさい。
ださい。 話し手(または話し手の側の人)のため

(3)見ないで! に誰かが何かの行為をするということ
世ったい そと
を、行為をする人を主語にして述べる
(4)このことは絶対に外にはもらさ
表現。その人が自分から進んで行為を
ないでいただけませんか。 したときに使う。話し手に頼まれて行為
「V-ないでくれ」「V-ないでもらえない をした場合は「V-てもらう」を使うことが
か」「V-ないでください」などの形で行 多い。
為を実行しないように依頼するのに用 「V-てくれる」を使わないで動詞だけ
いる。「V-てくれ」などの「V-て」が否 で表すと、話し手(または話し手の側の
定形になったもの。 人)以外の人のための行為を表すことに
くだけた話しことばでは、(3)のよう なるので、注意が必要。例えば、「鈴木
に、後半部分が省略されることもある。丁 さんが自転車を修理した」と言うと、「私
寧な形としては「V-ないでください(ませ 以外の人の自転車を修理した」という意
んか)/いただけませんか/いただけな 味になる。従って、話し手のためにして
いでしょうか」などがある。「V-ないでほ くれた行為なのに「V-てくれる」を使わ
しい」のような言い方をすることもある。 なかった場合は、おかしな文になる。
(誤)誰もそのことを私に教えなかった。

【てくれる】 (誤)おいしいリンゴを送って、ありがと
1 V-て<れる <受益> う。
すず遠てん U?52 次のように誰かの行為が話し手から
(1)鈴木さんが自転車を修理して
見て迷惑であったり問題を引き起こすよ
くれた。
だれ わたし おし うなことであったりする場合に皮肉とし
(2)誰有そのことを(私に)教えてく て使われることもある。
れなかった。 (例)大事な書類をどこかに置き忘れる
はは 0x25 高ん
(3)母がイ夕リアを旅行したとき案 なんて、まったく困ったことをしてく
な に
内してくれたガイドさんは、日 れたな。
ほんこ じxう 2 V-て<れる <依頼>
本語がとても上手だったらし ほん たな い
(1)この本、そこの棚に入れてくれ
い。
じてんし こ虫 る?
(4)自転車がパンクして困ってい 记 为つは乙

し 北て? (2)ちょっとこの荷物運んでくれな
たら、知らない人が手伝ってく
话人とう 大寸 いか?
れて、本当に助かった。 ず
(3)すみませんけど、ちょっと静かに

252

264
てこそーてさしあげる

いまい い み 善そ< そ
してくれませんか。今大事な用 そ意味がある。規則だけ急い
じ でん力 き かた
事で電話してるんです。 で決めてしまうというやり方に
文V はんた
(4)もしよかったら、うちの子に英 は反対だ。
书L いま 23 <
語を教えてくれないか? (5)今あなたがこうして普通に暮
と意 2ょうしん
話し手、あるいは話し手側の人のために らせるのは、あの時のご而親
えんじょ
何かするように依頼する表現。普通体は の援助があってこそですよ。
目下ゃ同等の親しい相手に使う。[..て
動詞のテ形に強調の「こそ」がついたも
くれないか」は男性が使う。[...てくれま
の。「V-てこそ」のあとにプラス評価の表
すか」より6[...てくれませんか」のほう 現が続いて、「なにかをすることによう
が工窜な感じがする。(3)のように人に
て、それで初めて意味が生まれ、よい結
注意を与える場合に使われる。
果が生じる」という意味を表す。(5)の
3 V-てやってくれないか ようによい結果を招いた理由ともとれる
すこ す亡 心んょう
(1)息子にもう少し勉強するように 場合は「ばこそ」で言いかえることがで

言ってやってくれ。 きる。
やまだくん 本にた つ<
・(2)山田君に何か食べるものを作 (例)ご両親の援助があればこそです。

ってやってくれないか。
話し手、聞き手以外の第三者に対して 【てさしあげる】
ある行為をするように、聞き手に依頼す [V-てさしあげる]
意の3 し也ち上3くる害 文 招<
る上きに使う。話し手、聞き手、それ以外 (1)昨日は社長を車で家まで送っ
の第三者の三人ともが話し手の側に属 てさしあげた。
する親しい間柄である場合に用いる。 善也〈意害,元意
(2)A:あなた、お客様を駅まで
みお<
お見送りしてさしあげた
【てこそ】 ら?
[V-てこそ]
ひと n み B:うん、そうだな。
(1)一人でやってこそ身につくのだ た な加 ん
(3)田中さんをご存じないのなら
から、卻ずかしくてもがんばっ 初たし话之 れんら<
私の方から連絡してさしあけ
て户りなさい。
考 あめ す< 方活う う ましょうか。
(2)この木は雨の少ない地方に植
加 方 他の人のため忆話し手(または話し手の
えてこそ価值がある。
側の人)が何かの行為をする乙とを表
た加 たす あ ほんとう
(3)互いに助け合ってこそ本当の す。行為を受けるのが目上か対等の親
加 <
家族といえるのではないだろう し<ない人の場合に使うことが多く、相手
が困っている状況や、相手にはできない
か。 もんだ な は左 あ 乙とが自分にはできるという状況におい
(4)この問題は皆で話し合ってこ

253

265
てしかたがないーてしまう

て、相手のためにすることを自分を低め がないらしい。
て言う言い方だが、おしつけがましい印 自然に何らかの感情や感覚が起こって
象を与える乙ともある。 きて自分ではコントロールできない状態
直接相手に言う場合は目上の人には を表す。押さえようとしても押さえられな
使いにくく、使うときにも(3)のように「V い状態で、そのためその感情の程度が
-てさしあげます/ましょう」の形を避け 非常に高いことを表す場合が多い。[.
ておしつけがましい感じをやわらげない てしかたがない」の前には感情や感覚
と失礼になる。丁寜に言う場合は、謙讓 や欲求を表す言葉が用いられるのが普
語を使って「お送りした」「ご連絡しまし 通で、ものの属性や評価についての言
ょうか」などと言うのが普通。 葉を用いると、不自然な文になる。
(誤)歌が下手で仕方がない。
【てしかたがない】 (正)歌がとても下手だ。
[Na でしかたがない] 直接感情や感覚を表さない場合で
[A-<てしかたがない] も、その事態をコントロールできないこと
[V-てしかたがない]
こう无ん 书 Vらv かのじょ
から困惑したりいらだったりする状態が
(1)公園で出会って以来、彼女の 生じる場合は用いることができる。

(例)最近うちの息子は口答えをしてし
ことが気になってしかたがな
かたがないんです。
い。 光V が なみ龙 (例)年のせいか物忘れをしてしかた
(2)この映畫はみるたびに、涙が がない。
出てしかたがない。 「が」を省略して「...てしかたない」
在ん 353
(3)何とか仕事に集中しようとし となることもある。また、くだけた話しこと
ばでは[...てしょうがない北も言う。「て
ているのだが、気が散ってし
ならない」との違いについては【てならな
かたがない。
まいに方 い】を参照。
(4)每日ひまでしかたがない。
し过 加s
(5)試験に合格したので、うれし<
【でしかない】
てしかたがない。 →【儿か】
たい小う や事 のは
(6)台風のせいで、あの山に登れ
い東 艺んねん
なかったのが、今でも残念で 【てしまう】
しかたがない。 くだけた話しことばでは、「言っちゃう」
てんLょ< 安来
(7)わたしが転職したのは、前の 「来ちゃう」のように「..ちゃう」の形にな
かいしゃ はたら
ることが多い。
会社で働くのがいやでしかた
1 V-てしまう<完了>
がなかったからだ。 ほん ょ
た なか 宋己 加力い Lかた (1)この本はもう読んでしまったか
(8)田中さんは孫が可爱くて仕方

254

266
でしょう

ら、あげます。 い。
U L
(2)A:でかけますよ。 (5)知ってはいけないことを知って
てがみ か
B:ちょっと、この手紙を書い しまった。
史 加れ 七もだ方 意方
てしまうから、待ってくださ (6)彼は、友達に嫌われてしまった

い。
しゅ<だ あそ
と言う。
がくせv
(3)この宿題をしてしまったら、遊 (7)アルバイトの学生にやめられ
乙ま
びにいける。 てしまって、困っている。
し亡と ぜん かんせV
(4)仕事は、もう全部完成してしま 文脈によって、残念、後悔など、いろい
た。 ろな感慨をこめて使われる。「とりかえし
くる主
(5)あの車は壳ってしまったので、 がつかないことがおこった」という二ュア
ンスが加わることもある。(6)(7)のよう
もうここにはない。 に、受身の表現もできる。
あめ 本か る
(6)雨の中を歩いて、かぜをひ 3 V-てしまっていた
でんわ かの
てしまった。 (1)わたしが電話したときには、彼
あ高は也 はたら
じょ 文 下
(7)朝早くから働いていたので、も 女はもう家を出てしまってい
つ加
うすっかり疲れてしまって、動 た。
违だ方 て?龙
けない。 (2)友達が手伝いに来たときには、
< 扫
動作の過程が完了することを表す。 ほとんどの荷造りは終わってし
(1)~(3)のように、継続する動作を
まっていた。
表す動詞の場合は、「R-おわる」に近い け这っ はん
(3)警察がかけつけたときには、犯
意味になる。また、(6)(7)のように、 にん の ひ已う意 力<
動詞の意味によっては、「ある状態に至 人の乘った飛行機は離陸して
った」という意味を表す。(6)は「かぜ しまっていた。
をひいた状態になった」という意味。 過去の時点で完了していることを表す。
2 V-てしまう<感慨> 「...ていた」を用いることもできるが、「…
よ ば与 こと v
(1)酔っ払って、ばかな事を言って てしまっていた」を使うと、「すっかり完了
こう加V
しまったと後悔している。 していた」と完了の意を強めたり、「とり
あ九5 不于 女加
かえしのつかないことがおこった」という
(2)新しい力メラをうっかり水の中
书 ニュアンスが加わったりする。
に落としてしまった。
でんし 本か わす
(3)電車の中にかさを忘れて来て

しまった。
【でしょう】
→【だろう】
(4)だまっているのはつらいから、
ほんとら
本当のことを は三口 41 してしまいた
255

267
てしょうがない—てっきり..とおも元

【てしょうがない) んです。
かがい2上己3 方中うし
[A-<てしようがない] (5)はじめての海外旅行が中止に
[V-てしょうがない] なってしまった。残念でたまら
さんねん
高か な あ名
(1)赤ちゃんが朝から泣いてしょう
ない。
がない。 こども し あい ま
つか (6)うちの子供は試合に負けたの
(2)このところ、疲れがたまってい
ね书 がくやしくてたまらないようで
るのか、眠くてしょうがない。
はじ まい化ち す。
(3) バン—ボールを始めたら、每日
話し手の感情・感覚・欲求の程度が激
おなかがすいてしょうがない。 しいことを表す。たとえば、(1)は[とて
加力 ね乙し
(4)可愛いがっていた猫が死ん も暑い|に近い。「てしかたがない|とだ
かな
で、悲しくてしようがない いたい同義。第三者の様子を表すときは
に てんし はら (6)のように「ようだ」[そうだ」[らしv]
(5)二度も、自転車を盗まれた。腹
などを伴う。
がたってしょうがない。
こ せんせv
(6)うちの子は先生にほめられた

のがうれしくてしょうがない様
よ方
【てちょうだい】
す [V-てちょうい]
子だ。 の示乙 き
(1)伸子さん、ちょっとここへ来てち
「...てしようがない」のつづまった形で
ょうだい。
[...てしかたがない」のくだけた話しこと かのじ 加ず书 み
(2)彼女は「和雄さん、ちょっと見
ばでの言い方。 v
→【てしかたがない】 てちょうだいに言って、わたし
主上 い
を窓のところへ連れて行った。
ねが

【てたまらない】 (3)「お願いだから、オートバイを
の まわ
[Na でたまらない] 乘り回すのはやめてちょうだ
はは V
[A-<てたまらない] い」と母に言われた。
あっ
营上う

(1)今白は暑くてたまらない。 相手に何かするように依頼するのに用
しこと
(2)この仕事はやめたくてたまらな いる。女性、子供が身近な、親しい相
じUk5
いが、事情があってやめられ 手に言うのが普通。ぞんざいな表現で
はないが、フオーマルな場面では使わな
ないのだ。
加の心ょ あ
(3)彼女に会いたくてたまらない。
い。
か言
(4)シa—ウ心ドーに飾ってあうた
ぼらし
帽子がほしくてたまらなかった
【てっきり.とおもう】
かのじょ けっこんし意Vょう
いちど み世 V (1)彼女がいろいろな結婚式場
から、为う一度その店に行った

256

268
てでも-てならない
电 で V
のパンフレッ外を持っているの も出たいと言っている。
けっこん
で、これはてっきり結婚するん 強硬な手段を示す。後ろに強い意志や
おも
だと思ってしまったんです。 希望を表す表現を伴って、実現のため
ひと た书 には、そのような極端な手段を用いるの
(2)人が倒れていたので、てっきり
V こ 招も 意い人 し もためらわないという強い決意を表す。
事故だと思って駅員に知らせ
たんです。
来ど わ 【でなくてなんだろう】
(3)窓ガラスが割れていたので、 [Nでな<てなんだろう
どろぼう书も
これはてっきり泥棒だと思った かのじ上 L
(1)彼女のためなら死んでもいい
あV
んです。 おも
とまで思う。これが愛でなくて
书こ おも
なん
(4)てっきり怒られるものと思って 何だろう。
はんたV
飞あ ふた り Vんせい
いたが、反対にほめられたの (2)出会ったときから二人の人生
おどろ
はめ? 整 す
で、驚いた。
は破滅へ向かって進んでいつ
何らかの根拠、きっかけから推量したこと
しゅ<めい なん
た。これが宿命でなくて何だ
を本当のことだと信じこんでしまったとき
ろうか。
に、それをあとから解説するのに用いる。
「てっきり」は思い込みの深さを強調す 「愛」「宿命」「運命」「真実」などの名
る。実際には事実ではないことが多い。 詞に付いて、「...である」ということを強
調するのに用いる。小説や随筆などの
過去の思いこみにしか使えない。
(誤)てっきり帰ったと思っています。 中で用いられることが多い。
(正)てっきり帰ったと思いました。
【でなくては】
→【なては】
【てでも】
[V-てでも]
りゅうがく いえ 3
(1)どうしても留学したい。家を壳 【てならない】
い 书も
ってでも行きたいと思った。 [Na でならない]
加のじょ い ひ [A-<てならない]
(2)彼女がもしいやだと言えば、引
V A ? V [V-てならない]
きずってでも病院へ連れて行 つ言上う しんばv
(1)卒業できるかどうか、心配で
くつ6り龙
かいしゃ ならない。
(3)いぎとなれば、会社をやめて Lょ55V 亦高ん
试人 あ总号 (2)将来がどうなるか、不安でな
でも、裁判で争うつもりだ。
ゅ善こ ねつ らない。
こども
(4)由起子はまだ熱が下がらない 力

しあい は (3)子供のころニンジンを食べる
が、この試合だけは、這ってで

257

269
てのことーては

のがいやでならなかった。 (正)赤ちゃんが朝から泣いてしかた
い そ乙
(4)あのコンサートに行き損ねたの がない。
いま さんねん やや古めかしい言い方で、書きことば
が今でも残念でならない。
す な 与、体 に多く用いられる。
(5)住み慣れたこの土地を離れる
のがつらくてならない。
(6)だまされてお金をとられたのが
かね 【てのこと】
[V-てのこと
かれ ねん り冲うがく
くやしくてならない。
せし中んじだ ほっかいどう (1)彼が6年も留学できたのは、
(7)青春時代を過ごした北海道 中 人上
中未也未 发为 龙 親の援助があってのことだ。
の山々が思い出されてならな 加れ らいね人 意っ意てん けい以
(2)彼は来年から噢茶店を経営す
い。 上心 付?加
るつもりだ。しかし、それも資金
1.营ん

ちょうたつ
(8)きのうの英語の試験の結果が
調達がうまくいってのことだ。
気になってならない。 こん加 じん どう しうv
(3)今回の人事異動は君の將来
たいせつ L.th Lotv 加んが 子まん
(9)大切な試験に失敗してしまっ
はや 心ん善ょ5
を考えてのことだ。不满もある
しんぼう
た。なぜもっと早くから勉強し
< だろうが辛抱してくれたまえ。
ておかなかったのかと悔やま 「XはYてのことだ」などの形で、Xが可
れてならない。 能になる、または可能になったのは、Y
自然にある感情や感覚が起こってきて という条件があるからだという意味を表
自分ではコントロールできない状態を表 す。必要な条件を強調する表現。会話
す。押さえようとしても押さえられない状 で使うが、それほどくだけた表現ではな
態で、そのためその感情の程度が非常 い。
に高いことを表す場合が多い。「...てな
らない」の前には感情や感覚や欲求を
【ては】
表す言葉が用いられ、ものの属性や評
[N/Na では]
価についての言葉を用いると、不自然な [A-<ては]
文になる。 [V-ては]
(誤)この本はつまらなくてならない。 述語のテ形と「は」の組合わさったもの。
(正)この本はすごくつまらない。 名詞、ナ形容詞の場合は「だ」のテ形
「...てしかたがない」とほほ同義だ を受けて「では」となるが、書きことばで
が、「..てしかたがない」とは違って、感 は「であっては」が使われることもある。
情・感覚・欲求以外の言葉を用いるの 話しことばでは「ちゃ」「じゃ」となること
は難しい。 が多い。
(誤)赤ちゃんが朝から泣いてならな 1..ては く条件>
い。 文末にマイナス評価の内容を表す表現

258

270
ては
だいがく v
を伴って、「...ては」で示された条件の とてもその大学には行けない。
中ました こ电 にん
もとでは望ましくない結果となるという意 (3)A:山下さん子供が5人いる
味を表す。その事態を避けるべきだとい
んですって。
うことが言いたい場合に使うことが多い。 にん 妻いに书
B:5人もいるのでは、每日
a .ては 书お古力
し己上 滤5えん ひと 大騒ぎだろうな。
(1)この仕事に時給500門では人 あ九主 ひてv
(4)そんなふうに頭ごなしに否定
がみつかりません。 盖ろん
世人课乏大 されたのでは議論にならない
(2)先方の態度がそんなにあやふ
L3sv L じゃないですか。
やでは將来が心配尤。
動詞に「のでは」が続き、「そのような状
(3)コーチがそんなにきびし<て
況では」という意味を表す。後半には、
は、だれもついてきませんよ。
お书 乙之 そのような状況から起こることがらや話
(4)そんなに大きな声を出しては し手の感想が述べられる。話しことばで
老加な L
魚が逃げてしまう。 は、「Vんでは」「Vんじ门が使われる
加の
(5)そのことを彼女に言ってはかわ ことが多い。
d V-る/V-ない ようでは
いそうだ。 さし上 ひ し亡と 方こく
(1)最初の日から、仕事に遅刻す
普通、否定的な内容を表す表現が続 乙ま

き、この条件では困るとか、このようなこ るようでは困る。
てv ど れんし沙う
とをしてはいけないという意味を表す。 (2)この程度の練習にまいるよう
b V-ていては では、もうやめたほうがいい。
み きず
(1)そんなにテビばかり見ていて (3)そんなささいなことで傷ついて
め 力る な 老意 书も
は目が悪くなってしまうよ。 泣くようではこれから先が思い

(2)そんなにたばこばかり吸ってい やられる。
か点龙 力 かんたん 示んし上 か
ては、体に障りますよ。 (4)こんな簡单な文書も書けない
せんせい たょ てん方上う
(3)そんなに先生に頼っていては、 ようでは、店長の仕事はつとま
しん保
進步しませんよ。 らない。
み心加 意上2ある
忠告によく使われる表現。相手の悪い点 (5)こんな短い距離も歩けないよう
を取り上げて、態度をあらためるように なつ とん n
では夏の登山はとても無理だ。
言う上きに使う。
「困る」「いけない」「無理尤」のような否
C Vのでは
と书 つう豈ん 定的な意味の表現とともに使って、「こん
(1)そんなに遠くから通勤していら
たいへん な様子では困る」という意味を表す。人
っしゃるのでは大変ですね。 を批判したり非難したりする場合に用い
ねんかん 中んえん
(2)年間200万円もかかるのでは ることが多い。文脈によっては、相手を直

259

271
では
た ね ね た
接叱責するのにも使う。 (4)食べては寝、寝ては食べると
せいかつ
→【よ龙2】4
いう生活をしている。
2 V-ては <反復>
二つの動詞が同じ順序で 2回繰)返
動詞を受けて、動作、現象が繰)返し起
れて使われ、動作や現象が反復して起
こる乙とを表す。
こることを表す。(4)のように、前後が入
a V-てはV れ代わり[V1てはV2、V2てはV11
か けい <る ははかね
(1)家計が苦しいので、母はお金 の形が使われることもある。
けいさん い意
の計算をしてはため息をっい
ている。 【では】
こど6 に 高人送ある 九
(2)子供は二、三步步いては立ち 1 Nでは
と はは书也 < ま ひと がいけん はんだん
止まって、母親の来るのを待っ (1)人は外見では判断できない。
びょう恙
ている。 (2)これくらいの病気ではへこたれ
让せ以 力 ま
(3)その女性は誰かを待っている ない。
よ 力书 し上 じ加ん 书
らしく、1~ージ說んでは顔を (3)この仕事は1時間では終わら
ま上 号と
あげて窓の外を見ている。 ない。
い古善上方加 加人加 こ に ほん の
(4)一行書いては考え込むので、 (4)日本ではタクシーに乘っても、
L?0 大 ひつょ3
執筆はなかなかはかどらない。 チップを渡す必要はあり末世
く甘 ころ し世2
(5)学生の頃は、小説を読んでは ん。
加来 盖ろ人 力态し 过 い主 V 不ん
仲間と議論したものだ。 (5)私の時計では今12時5分で
一定の時間をおいて繰り返古れる動作 す。
を表す。(5)は「たものだ」を伴い、過 善中うれ意 し上うがっ
ち ほう
(6)この地方では日曆で正月を
去に反復された行為についての回想を vb
祝い末す。
表す。
名詞に助詞の[で|がついたものに[は
b V-てはV、V-てはV
か 计 か け が続いたもの。「だ」のテ形に[は」が
(1)書いては消し、書いては消し
てが及 力 あ ついたものと異なり、「であってはにの言
やっと手紙を書き上げた。

いかえができない。
(2)作ってはこわし、作ってはこわ (誤)これくらいの病気であってはへ乙
なんど
し、を何度もやりなおして、よう たれない。
やく満足できるつぼができあ (正)重い病気であっては、欠席もや
をえない。
がった。
亦 手段、基準、時間、場所などを表寸
(3)降ってはやみ、降ってはやみの 名詞に続き、「そのような手段╱基準
てん
天気が続いている。 時間/場所ではにいう意味を表す。後

260

272
では2

半には(1)~(3)のように否定表現が し、結論を導き出すきっかけに用いる。
続くことが多い。(5)(6)のように、対比 聞き手に推論の正しさを確認する場合
の意味を表すこともある。 は(2)~(4)のように確認や疑問の表
2 N/Na のでは 現になる。(5)は、自分の記憶に基づい
→【ては】、【てはだめだ】2 て推論するような用法。ほとんどの場合
「それなら、そうしたら、(それ)だったら、
(そう)すると」などで言いかえられる。
【では2】
2では <態度表明>
書きことば的でやや改まった場面で使わ 意点うか,しょ、かす
(1)A:すみません。教科書を忘
れる。くだけた話しことばでは[じゃ(あ)」
が用いられる。 れてしまいました。
ひ上
1では <推論> B:では、となりの人に見せて
力充し ねん そつ迟ょら
(1)A:私は1974年の卒業で もらいなさい。
ょうし意に即う お
す。 (2)A:用紙の記入、終わりまし
わたし ねんこうはV
B:では、私は2年後輩にな たが。
深ん 来どぐち龙
ります。 B:じn、3番の窓口に出し
しう加んまいばん言たく
(2)A:この1週間每晚帰宅は てください。
じす ぜんいんLφ5ご5
12時過ぎ龙よ。 (3)A:全員集合しました。
すみん不そ<
し中ばっ
B:では、睡眠不足でしょう。 B:では、そろそろ出発しまし
かれ に ほんこ ねん な5
(3)A:彼、日本語を10年も習っ
ょう。
じっ こ ども びょら
ているんですよ。 (4)A:実は子供が病気なんで
にち心上3 加い力乙史
B:では、日常の会話に困る
す。
意ょう 加元
ことはないですね。 B:では、今日は帰ってもいい
言ん意沙う かい善 はい
(4)A:緊急の会議が入ってしま
です。
いまして… 文頭に付いて、新たな情報を受けて話
善ょう
B:では、今白のパーテイには し手が態度表明を行うきっかけに用い
おいでになれませんね。 る。命令、依頼、意志、許可などの表
示くろ
い之
(5)家を出たときには、あの袋はた 現が続く。「それなら、そしたら、(そう)
て だったら」などとの言いかえができるが、
しかに手にもっていた。では、
上ちら なか わす 「(そう)すると北の言いかえはできない。
途中のバスの中に忘れたとい 3では <転換>
つ8善だい は
うことかな。 (1)では、次の議題に入りましょう。
はじ
文頭に付いて、新たに知った事実や、自 (2)では、始めましょう。
分の記憶などに基づいて話し手が推論 ょう じ冲善上う 书
(3)では、今日の授業はこれで終

261

273
ではあるがーてはいけない
ひんしつ ね龍ん

わりにします。 (2)この品質で、こんな值段をつけ
あし た ひじょらし
(4)では、また明日。さようなら。 るとは、あまりにも非常識では
文頭に付いて、話題や場面を新たなも あるまいか。
かれ 邦<せV
のに転換するきっかけに用いる。後ろに (3)いまどき、彼のような学生はめ
は、話題転換や開始・終了を宣言する
ずらしいのではあるまいか。
表現が続く。(4)は、别れの定型的な表 方 ん 加
(4)父は自分が癌だということに気
現。
づいていたのではあるまいか。
かれ わたし う九加
(5)彼らは私のことを疑っているの
【ではあるが】
[N/Na ではあるが] ではある末いか。
かん
(1)この絵はきれいではあるが、感 「ではないだろうか」のさらに改まった書
どう きことば的表現。論文や論説文などのか
動させるものがない。
かれ た んf たい文章で用いられる。
(2)彼は才能の豊かな人間ではあ
→【ではない龙万力】
上<
るが、努力が足りない。
かね けんち<
(3)これはお金をかけた建築では
9Vp? 法?大、 【てはいけない】
あるが、芸術性は全くない。 1 V-てはいけない
各い あそ
(4)まだ10歳の子供ではあるが、 (1)遊んでいたらおじいさんがき
书とな めん も し述 法
大人びた面も持っている。 て、「芝生に入ってはいけない
加れ は人蓄いし
(5)彼は犯罪者ではあるが、文学
京ん加く

よ。」と言った。
て差 きのう め くすり い方忆ち这んじょういじょうの
的な才能に惠まれていた。 (2)この藻は、一日に三锭以上飲
評価を対比的に述べるのに用いる。 んではいけないそうだ。
「が]の前で、部分的な価值を認めたり、 ばしょ ちゅうし中
(3)この場所に駐車してはいけな
否定的な見解を述べ、その後にそれに
対立する評価を述べる。後続の評価に
いらしい。
ひと あ
重点がある。書きことばで使うことが多 (4)きみ、はじめて会った人にそん
しつれv v
い。イ形容詞を用いる場合は、「A-<は な失礼なことを言っちゃいけな
あるが」となる。 いよ。 こうえん V
(5)A:おかあさん、公園へ行っ
【ではあるまいか】 ていい?
[N/Na(なの)ではあるまいか] しゅくだい
B:宿題をすまさないうち
[A/V のではあるまいか] あそ い
法なし まった つ<ば本し は、遊びに行ってはいけま
(1)この話は全くの作り話なのでは
せんよ。
ある末いか。

262

274
てはいられないーてはだ动だ

禁止を表す。普通体は、一般的に禁じ いないと。
いそが ね
られていることを表したり、男性が目下 B:こんなに忙しいときに寝
の人に向かって用いたりする。对応する
てはいられないよ。
丁寧体の表現、「いけません」は、母親 しけん
(3)あしたは試験だから、こんなと
や、教師、職場の上司など監督的立場 あそ

にある人が監督される立場にある人に ころでのんびり遊んではいら
対して使うのが普通。 れない。
こんばん く なんにん <
2 V-な<てはいけない (4)今晚はお客が何人か来るし、
→【なくてはいけない】
テニスなんかしてはいられな
は巾 加 もの v
い。早く買い物に行かなければ
【てはいられない】 ならない。
1 Nではいられない いま しょうひん う
书と な い (5)今うちの商品はよく壳れてい
(1)きみは大人になりたくないと言
ひと こども るが、うかうかしてはいられな
うが、人はいつまでも子供では 东か占 せいひん で
い。新しい製品がどんどん出
いられない。
だいが< てくるからだ。
(2)ずっと大学にいたいが、いつま じたい ほらかん
がくせv (6)この事態を傍観してはいられ
でも学生のままではいられな
ない。
い。 ど了青四うせい かれ ともだ方 (7)スキーのシーズンが始まると、
はじ

(3)わたしは同級生の彼と友達
かれ わたしはじっとしてはいられな
でいたいのに、彼はこのままで

はいられないと言う。
い。 は节 し
せ力 (8)こうしてはいられない。早く、知
(4)ずっとお世話になりっばなしで
し己と が らせなくちゃ。
はいられないし、仕事を探す
切迫した状況なので、そのようなことを
つもりです。 続けるのはいけない、あるいは、急いで
「Nでいる」は、Nという状態にとどまる 行動に移りたいという意味を表す。「の
という意味で、「いられない」で、ずっと んびり」「うかうか」「じっと」などの副詞
同じ状態を続けることはできないという を伴うことが多い。
意味。
2 V-てはいられない
じかん 书く 【てはだ动だ】
(1)時間がないから、遅れて来る
ひと 1 V-てはだめだ <禁止>
ち中うしゃじょう あ号
人を待ってはいられない。すぐ
はじ (1)駐車場で遊んではだめだ。
始めよう。 で い
ね 出て行きなさい。
(2)A:すっかりよくなるまで寝て

263

275
てはどうか
はな 苏ん
(2)「その花をとってはだめよ。」と 分で中りなさ。
高相 控上と い きみ あそ
姉が弟に言った。 (5)君のように遊んでばかりいては
もん< V がくせV 心ん意ょう
(3)文句ばかり言っていてはだめ だめだ。学生は勉強しなくて
Vぶ人
だ。自分でなんとかしろ。 はいけない。
(4)こんなところでヘばってはだめ その条件では、目的が達成できないと

だ。あと1キ口だ。しっかりし いう判断を表す。目的自体は言語的に
表現することも文脈にかくれていることも
ろ。
いま ひと し加 ある。会話で使われることが多く、縮約
(5)「今、あの人を叱ってはだめで
ょうす み して「じゃ(あ)だめだ」「ちゃ(あ)だめ
す。もうすこし様子を見ましょ だ」とも言う。
の上品加
う。」と彼女は部下をかばった。 (5)のように、動詞とともに用いて、「V
あさ
(6)そんな浅いところから、飛び込 -ていてはだめだ」の形で現在の状況が
適切でないことを述べて、批判したり叱
んではだめだ。
責したりする表現としても使う。
禁止を表す。教師、親、管理人など、
監督的立場にある人が監督される立場
の人に対して用いることが多い。縮約し 【てはどうか】
て、「では→じゃ」、「ては→ちゃ]になる [V-てはとうか]
ヘん 意ゅらけv
事が多い。[V-てはいけない」と同じ。 (1)A:この边でちょっと休憩し
2 ...てはだ动だ てはどうですか。
[N/Naではだめだ] B:そうですね。
[A-<てはだめだ] さ〈せん 加
(2)作戦を変えてみてはどうです
[V-ていてはだ动だ]
(1)写真をとるのに、こんなに暗く
<5
か。 もんだい 善方上3
(3)この問題については、議長に
てはだめだ。 いちにん
こと试
し上

(2)秘書になりたいそうだが、言葉 一任してはどうだろうか。
いえ じょう か<
(4)A:家の讓渡のことで家族の
がそんなにぞんざいではだめ あいいだ
間でもめているんです。
尤。 心ん已し 号う龙ん
じきん のば B:弁護士に相談してみては
(3)富士山へ登りたいのなら、そん
<つ とぎんぐつ
な靴ではだめです。登山靴を どうですか。
かべ <5
(5)A:この壁はちょっと暗いです
はきなさい。 か心が乙 と
末 かあ せんたく
ね。壁紙を取りかえて办
(4)今でもお母さんに洗濯してもら
っているんですか。それではだ てはどうでしょうか。
V92 V
めです。自立したかったら、自 B:そうですね。

264

276
ではない一ではないか1
い なに v 力す
(6)しばらく何も言わないでそっと (2)A:あ。そのこと、言い忘れて
しておいてみては? た。
い す
提案や勸めを表す慣用的表現。「V-て B:言い忘れてたじゃない
たいへん め
みては」の形で使われることが多い。「V わ。おかげで大変な目に
-たらどうか」とほぼ同義だが、「V-ては
あったのよ。
どうか」の方が書きことば的で、改まった げん要うしっばい
(3)A:ごめん、現像失敗しちゃ
場面での話しことばや、手紙文などでよ
く使われる。普通の会話では[V-たらど た。
しっばい
うか」のほうをよく使う。「V-ちゃどうか」 B:失敗しちゃったじゃない
はくだけた話しことばで用いられる形。 よ。どうしてくれるんだ。

丁寧な言い方では「V-てはいかがです (4)A:あの、お借りしたビデ才力
か/いかがでしょうか」などが用いられ
メラ、こわれちゃったんで
る。(6)は後半部分が省略されたもの。
す。
B:こわれちゃった、じゃない
【ではない】 だいじ 考み

1 ...ではない よ。大事なもの、君だから

[N/Na ではない] 貸したのに。


あたら か人が
(1)これは、新しい考えではない。 相手の言葉を繰り返すことにより、非難
5 ところ っ深ろ
(2)わたしの生まれた所は、札幌 を表す。目下の相手やかなり親しい相
だ 名っ课ろ 手にしか用いられない話しことばの表
だが、育ったのは、札幌ではな
現。(2)~(4)のように「じゃない」に
い。 ,う评人 L?nv なることが多い。
(3)この表現はけっして失礼では 3...ではな<て
ない。 →【ではな《て】
の3 v
(4)昨日行ったレストランはあまり
きれいではなかった。 【ではないか】
「XはYだ」を否定するのに用いる。 [N/Na/A/V ではないか]
普通体の表現に付いて、話し手の驚き
2 ...ではない
にって へん乙5 の気持ちや、聞き手に認識を迫る態度
(1)A:すみません、日程の変更
れんらく わす を表す。名詞、ナ形容詞の辞書形の場
をご連絡するのを忘れて 合は「だ]を介さずに直接付くことができ
いました。 るが、辞書形以外の場合は「龙った/で
わす
B:忘れていましたではない はない/ではなかった」を介して接続す
よ。おかげで、予定が一
ょて 方
る。
にちくる 「だ」の否定疑問形が固定化した表
日狂ってしまったんだよ。

265

277
ではないか

現で、書きことば的でややかたい言い す。
方。普通、男性が用いる。くだけた話し (3)A:おそかったじゃないか。
ことばでは、男性は「じゃないか」、女性 みち こ
B:あの、道が混んでいたん
は「じゃない」「じゃないの」などの形を
使う。「じゃん]は、さらにくだけた言い方
です。
で男女共用いる。丁寧体は「ではない (4)A:まずいじゃありませんか、
はつけん
ですか/ではありませんか」。夕形には そんな発言をしては。
ならず、いつも辞書形で用いられる点、 B:そうですか。
「だろうか」が付いたりできない点で「で v
(5)A:はじめにそう言ってくれな
はないか2」とは異なる。 こま
くては困るではないか。
1...ではないか <驚き・発見> 吉
书书の<ん B:すみません、気がつかな<
(1)やあ、大野君ではないか。
(2)これはすごい、純金ではない
じ市ん意ん
て。
地位が下か同等の相手を叱りつけたり、
か。 なか み から 非難したりするのに使う。望ましくない現
(3)なんだ、中身、空っほじゃない
状が相手の責任で生じていることを相
か。 手にしっかり認識させようとする表現。下
み世0ょうり けっ乙3
(4)この店の料理、結構おいしい 降調のイン卜ネーションをとる。
3....ではないか <確認>
ではありませんか。 どう普中ろせい た本加
(5)このレホ—トなかなかよくでき (1)A:同級生に田中さんという
おんな
女の子がいたじゃない
ているではありませんか。
予想していなかったことを発見した場合 か。
加みなが
の驚きの気持ちを表す。それが望ましい B:ああ、髪が長くてやせた

二とならば(4)(5)のように「感心した」 子ね。
ゆうびんきょく 办
という意味になるが、期待に反している (2)A:あそこに、郵便局が見え
ことならば、(3)のように落胆や期待は
るじゃないですか。
ずれの意味になる。
2...ではないか <非難> B:元元。
て宏之 加 患
力る 善み
(1)A:悪いのは君のほうではな A:あの手前の角を右に曲

いか。 がってください。
ち加 3
深く お电
B:僕はそうは思いませんが。 (3)地下道などによくいるではあり
书とこ
うにん
(2)A:病人を連れ出したりし ませんか。ああいう男が。
聞き手も知っているはずの人やものごと
たら、だめじゃないか。
について、思い出させたり、現場で見聞
B:はい、これから気をつけま
きできるものに気づかせるような場合に

266

278
ではないか2

用いる。聞き手が認識できたかどうかを を使う。丁寧形は「(の)ではないです
確認する気持ちを伴うので、上昇調をと か/(の)ではありませんか」となる。
ることが多く、確認を表す[だろう/でし 1 ...(の)ではないか
ある
ょう」で置きかえられる。 (1)あそこを歩いているのは、もし
この用法は、会話特有の用法のため、 节ました
かして山下さんではないか。
「ではないか」の形ではあまり用いられ ひと 2
书お
(2)こんな大きなアパートは一人
ず、たいてい[じゃないか」「じゃありま
せんか」「じゃないですか|の形で用V
暮らしにはちょっとぜいたくで

られる。 はないか。
加ずこ ほんとう ょし
4 V-ようではないか (3)もしかしたら、和子は本当は良
お す
(1)このクラスみんなでデべート 雄が好きなのではないか。
たい加い も3 乙 はなしけ之意ょ<
大会に申し込もうではないか。 (4)この話は結局八北—ェンドに
がんば
(2)とにかく、最後まで頑張ってみ なるのではないか。
さん爸ょう の
ようではないか。 (5)ファーストフード産業が伸びれ
と书 き の 示
(3)遠くからはるばる来たのだか ば伸びるほどごみも增えるので
力ね しん迷い
ら、お金の心配などしないで はないか。
じ中う京んたの ひんし ね だん
十分楽しうではないか。 (6)この品質でこの值段は、ちょっ
う けん か う 九 たか
(4)壳られた喧嘩だ。受けて立とう と高いのではないか。
加人意上うもんだ
じゃないか。 (7)これからますます環境問題は
V沙うよう
動詞の意向形に付き、いっしょに何かを 重要になるのではないか。
しようと提案したり、自分の意志を強<表
普通体の表現に付いて、「はっきりそうだ
明したりするのに用いる。やや形式張っ
と断定はできないが、おそら<...ではな
た言い方で、普通、男性が使5。 いだろうか」といった話し手の推測的な
判断を表す。話し手の確信の度合いは

【ではないか,】 「だろう」よりも低い。
[N/Na (なの)ではないか] 2 ...(の)ではないかとおもう
はなし
[A/V のではないか] (1)こんなうまい話は、うそではな
名詞、才形容詞には[の」を介さずに直 おも
いかと思う。
接付くことができるが、イ形容詞と動詞 いもうと ほら
(2)どちらかというと妹さんの方が
には「の」が必ず必要で「のではない
おも
か」の形で用いられる。この点で、「で きれいなのではないかと思う。
はなし 节束龙
はないか1」と異なる。くだけた言い方 (3)話がうますぎるので、山田さん
おも
では、男性は[(ん)じゃないか」、女性 は、これは詐欺ではないかと思
は[(ん)じゃない」[んじゃないの」など
ったんだそうです。

267

279
ではないだろうか一ではなかったか
かのじょ ひみつ
(4)もしかすると、彼女はこの秘密 「ではないか2」と類義の表現で、話し

を知っているのではないかと 手の推測的判断を表すが、話し手の確
书も 信度は、こちらのほうがさらに低く、婉曲
思う。
じょうけん 的な言い方。丁寧体は「ではないでしょ
(5)この条件はわれわれにとって
示 D 书も うか」。(3)のような会話では自分の推
不利ではないかと思われる。 測を聞き手に確認する意味を持つこと
「ではないか」に「思う」がついたもの。 が多い。
「思」が辞書形の場合は、常に話し手
の判断を表すが、(3)のように、「思っ
【ではなかったか】
たとなれば、三人称主語の判断を表す
[N/Na(なの)ではなかったか]
ことができる。(5)の「思われる」は書
[A/V のではなかったか]
きことば的な言い方で、話し手は必ずし 過去の状況について推測したり、現状
も疑いの気持ちをもっているわけではな が過去と異なることに対する不满を表す
く、独断的な言い方を和らげる目的で使
書きことば的表現。話しことばでは[(ん)
用されることが多い。 じゃなかったか」(男性)「(ん)じゃなか
ったの」(女性)などが用いられる。
【ではないだろうか】 1..(の)ではなかったか <推測>
こ だCh 言ちょう
[N/Na(なの)ではないだろうか] (1)古代人にとってはこれも貴重な
しょ<もっ
[A/Vのではないだろうか] 食物ではなかったか。
力る び、うき
(1)ひょっとして、これは悪い病気 むかし かんせV
(2)昔はここもずいぶん閑静だった
ではないだろうか。
加式こ ほんと3 ょし のではなかったか。
とうじ や く
(2)もしかしたら、和子は本当は良
书 す (3)当時のわが家の暮らしは、か
雄が好きなのではないだろう <
なり苦しかったのではなかった
か。 ほん こ上も 心ずか か。
(3)A:この本、子供にはまだ難し とうじ ひとびと にんけん 。そら と
(4)当時の人々は人間が空を飛
いのではないでしょうか。 ぶなどということは考えもしな
加ん加

B:そうでもないですよ。
小意上う な加V かったのではなかったか。
(4)不況は長引くのではないだろ
過去のことがらについて推測する言い
うか。 方。「・・た(だ)ろう」と似ているが、「で
かれ しっば
(5)彼らはもう出発してしまったの はなかったか」の方が話し手の確信度
ではないだろうか。 は低い。(1)のような場合を除いて、普
力たし
(6)もしかして、私はだまされてい 通、述語の夕形を受けて「...たのではな
かったか」の形で用いられる。「ではなか
るのではないだろうか。
っただろうか」「ではなかったろうか」もほ

268

280
ではなかろうかーてはならない

ほ同義の言い方。 →【ではあるまいか】
2 ...(の)ではなかったか
<反期待>
むかL 意んじ上 ひとびと た加 【ではなくて】
(1)昔はとなり近所の人々は互い [N/Na(なの)ではな<て]
意占うり上〈下意
にもっと協力的ではなかった [Aのではな<て]
か。 [Vのではな<て]
かれ 来之いっし占 ある
善りつ まも ちか (1)彼がこの前一緒に歩いていた
(2)あなたたちは規律を守ると誓
じょせい こびと いもうと
女性は、恋人ではなくて、妹
ったのではなかったか。
ヘいわ 意ょうでん
(3)これまでは平和に共存してき なのだそうだ。
か にちえV じ
(2)わたしが買ったのは、日英辞
たのではなかったのか。 しよ えいにちじしょ
いっか へいわ <
(4)これからは一家が平和に暮ら 書ではなくて、英日辞書です。
ほうし中う す<
(3)A:つまり、報酬が少なすぎ
してい<のではなかったか。
現状が過去とは異なり、望ましくないもの
るとおっしゃるんですね。
になっていることに対して、聞き手への B:いや、そうではなくて、在
已上 りょうもんだい
非難や、不满や残念な気持ちを表す。 事の量が問題なんです。
加れ あ
「のではなかったか」は、書きことば。(3) (4)A:じゃあ、彼は会ってくれる
のように「ではなかったのか」の形をとる い
んですね。いつ行けばい
こともある。(4)のように、動詞の辞書形
いんですか。
を受ける場合は、「そうするはずだったの かれ
に現実はそうでない」という意味を表す。 B:いや、わたしたちが彼の

ところヘ行くのではなく
整 <
【ではなかろうか】 て、向こうから来るという
[N/Na (なの)ではなかろうか] んです。
[A/V のではなかろうか] 「Xではなくて」でXを否定し、あとに正
かれ せい世善 だいがく 书
(1)彼の成績では、この大学は無 しいものをつけ加えるのに用いる。訂正

理ではなかろうか。 の表現。話し乙とばでは「.じゃなくて」
ていおんつっことしく占
(2)低温続きで、今年の楼はちょっ
になる。
书そ
と遅いのではなかろうか。
而意上う,左加 【てはならない】
(3)不況は長引くのではなかろう
[V-てはならない]
か。 いちど しoはい
(1)一度や二度の失敗であきらめ
「ではないだろうか」のやや古めかしい
言い方で、論説調の書きことばで使わ てはならない。
けいきつ
れる。「ではあるまいか」とほほ同義。 (2)警察が来るまで、だれもここに

269

281
ではならない—てみる

入ってはならないそうだ。 てくれませんか。
み 老 い方ど
(3)ここで見たり聞いたりしたこと (4)トラクターぐらいなら、一度ゃっ
けっ はな 上比?
は決して話してはならないと てみせてもらったら、後は一人
V あつか 书も
言われた。 で扱えると思います。
禁止を表す。一般的な注意、訓戒を述 紹介をしたり、理解をうながしたりする
べるときに用いることが多く、特定のこと のに、実際の動作で示すことを表す。
がらを禁止するために相手に向かって
直接使うのは、かなり特殊な状況に限ら
【て承る】
れている。書きことばで使われることが
1 V-てみる
多い。[V-てはならない1、および、丁寜 方ど 930 た
(1)一度そのめずらしい料理が食
体の[V-てはなりません」のどちらも、
直接相手に対して使うのは、かなり特殊 べてみたい
せんじつ各い言ん わだ み世
な状況に限られており、話し乙とばでは、 (2)先日最近話題になっている店

「V-ちゃあだめだ」「V-ちゃいけない] ヘ行ってみました。
などがよく使われる。 (3)ズポンのすそを直したので、ち
本找

よっとはいてみてください。
【ではならない】 でん力课ん亡3
(4)電話番号は電話局へ問い合
飞ん力 上

→【てはならない】
わせてみたのですが、わかりま
せんでした。
【てほしい】 (5)パンダはまだ見たことがない。

→【乱い】2 い方ど み 书も
一度見てみたいと思っている。
でんし てんしつA
(6)電車をやめて、自転車通勤を
【てまもな〈】
→【老 】 してみることにした。
くるま 加 善 ま元 くるま
(7)どの車を買うか決める前に、車
力 と 讨人
【てみ世る】 に詳しい人の意見を聞いて及
抬も
[V-てみせ引 ようと思っています。
じ中うどう 加大 おし
(1)かれは柔道の型を教えるため どんなものか、どんな所かといったことを

にまずやってみせた。 知るために、実際に行為をすることを示
3た す。試みる意志があっても実際に行為を
(2)歌がおじょうずだそうですね。
い方どうた していない場合は、使わない。たとえは、
一度歌ってみせてく尤さ。
つか かた 「会ってみたが会えなかった|のような使
(3)ファックスの使い方がまだわか い方は誤用となる。乙の場合は、「会おう
いち み
らないので、一度ゃって見せ としたが会えなかった」のようにする。

270

282
てみる
v が
2 V-てみてはじ动て と、意外においしかった。
けん 8力石 办 加扎
(1)病気になってみてはじめて健 (7)A:意地悪に見えるけど、彼
こう たい世つ 为 课んとう 3V v
康の大切さが身にしみた。 は本当は好意でそう言っ
おや し
(2)親に死なれてみてはじめてあ たんじゃないんですか。

りがたさがわかった。 B:そう言われてみると、そん
かれ 吉
(3)彼がやめてみてはじめて、この な気もします。
かL じ地うよう、じん? 方中南 たい深<
会社にとって重要な人物だっ (8)一夜明けてみると、大木がな
た书
たということがわかった。 ぎ倒されていた。
「そういう状態になってはじめて」の意 発見のきっかけを表す。きっかけには意
味。この「みて」は、意志的な「ためし 志的なものとそうでないものがある。意
にする」という意味ではなく、「ある状態 志のある場合は、[試行して、その結果、
が生じる」という意味。 こういうことがわかる|の意味。また、(7)

3 V-てみると (8)のように、意志がない場合は、「そ
招もて <5 7ょうし
(1)表にして比べてみると、而者 のような状況になって、発見した」という
じっv 方が 意味。「みる」をつけなくても、だいたい
は実際にはあまり違いがないと
同じ意味になるが、「読んでみると」「振
いうことが力かる。
ょ り返ってみると」などは慣用的によ<使う。
(2)そのルポルタージュをよく読ん 4 V-てみたら
さ〈し节 试し上
でみると、作者はその場所ヘは a V-てみたら
v でん力

(1)電話でたずねてみたら、もう切
きっ
実際に行ったことがないとわか
5 V
た。 符は壳り切れたと言われた。
い求示かえ ねん中元 书も 本
(3)今振り返ってみると、5年前の (2)きらいなうなぎを思い切って食
加世27つとう ん世 おどろ
会社設立当時が自分の人生 べてみたら、おいしいので驚
なか もっと た~ん おも
の中で最も大変だったと思う。 いた。

いち どかん加 ひ 龙
(4)もう一度考えてみると、この批 (3)新聞に広告を出してみたら、
ひょう て あ ょそういじkうはん意ょ5
評はある程度当たっていない 予想以上の反響があった。

こともない。 発見のきっかけを表す。
し と 意市3 せい加っ
(5)仕事をやめてみると、急に生活 b V-てみたらとう
中ました 世ん世ん
くう加ん ひ3 善
(1)A:山下さんは全然わかって
の空間が広がったような気が
した。 くれ末せん。
なま 意 も い方ど あ はな
(6)生のイ力なんて、みかけは気持 B:もう一度会って話してみ
加る た
ちが悪かったが、食べてみる たらどうですか。

271

283
ても
けっか 宋元 た もん< い
(2)結果をまとめる前にもうすこし (2)食べてもみないで、文句を言う

デー夕を增やしてみたらどうで のはやめてくださv。
すか。 「V-ないで」のゃや強調した表現。非難
かんが せんもん
(3)ひとりで考えていないで、専門 の表現に使うことが多い。
加 考う人 7 Nにしてみれば →【にしてみれば】
家に相談してみたらどうです

か。
ためしにするように薦めることを表す。 【ても】
5 V-てもみない [N/Na でも]
惑くひん にゅうせん [A-<ても]
(1)この作品がコンクールに入選
かんが
[V-て
するなんて考えてもみなかっ 述語のテ形と「も」の組合わさったもの。
た。 名詞、才形容詞の場合は[でになる
书も こ くだけた話しことばでは「たって」「だっ
(2)できないと思い込んでいたの
た动 て」の形も使われ为。
で、試してもみなかった。
ことわ おも 1.…ても<逆条件>
(3)はじめから断られると思ってい し と ょう意 也す

い (1)この仕事は、病気でも休めな
たので、言ってもみなかった。
加のVょ け2こA
(4)彼女と結婚することになると
い。 くるま 束んえん
おも (2)その車がたとえ10万再で
思ってもみなかつた。 いま わたし 加
ひと いちど あ 今の私には買えない。
(5)あの人にもう一度会えるなん ふ心ん 本 意加 低5
おも (3)不便でも、慣れた機械の方が
て思ってもみなかった。 つ加
计 主元 たいへん 使いやすい。
(6)始める前は、こんなに大変な か世 つ动 へい き
し已と 书も (4)風が冷たくても平気だ。
仕事だとは思ってもみなかっ た
(5)ほしくなくても、食べなければ
た。 いけない。
多くは、「てもみなかった」の形で、そう <に 加元 ひとびと Lん
(6)国へ帰っても、ここの人々の親
しなかったということを強めるのに用い 世す
切は忘れないだろう。
る。使う動詞は限られている。「思っても
いま
みなかった」は慣用的亿よく使う表現で、 (7)今すぐできなくても、がっかりす
ひつょ5
実際にある状態になってから、「全〈予 る必要はない。
心ん意上了录そ<
想しなかった」という意味で用いる。
(8)わたしは、まだ勉强不足だか
6 V-てもみないで いし时ん 3
ら、今試験を受けても受からな

ほん 上 なに
(1)本を読んでもみないで、何が
か いだろう。
書いてあったかどうしてわかる 2ょ5Lん はんたい かれ
(9)たとえ而親に反対されても彼
だろう。

272

284
ても
けっこん
との結婚はあきらめない。 」で表される。どちらの条件でも同じ結
Xが成り立てばYが成り立つという「X 果になるという意味を表すもので、「Xて

ならばY」の順接的な条件関係を否定 もYてもZ」という形に言いかえることが
する逆接条件を表す。(1)(6)の例で できる。
言えば「病気なら休める」「国へ帰った (例) 2を二乘しても、-2を二乘して6
らここの人々の親切を忘れる」という関 4 になります。
係を否定し、Xという条件が成り立つて b .ても..ても
こ已も

もYが成り立たないことを表す。(9)の (1)うちの子供は、ニンジンでも比
い す きら
ように、副詞の「たとえ」が用いられる場 ーマンでも、好き嫌いを言わな
合もある。 变
いで食べます。
2….ても<业列条件> てん意 わる あめ
(2)天気がよくても悪くても、雨が
二つまたはそれ以上の条件を並べ上 加世 しん求んはい

げ、どちらの(どの)条件が成立した場合 降っても風がふいても、新聞配
たつ し亡と やす
でも同じ結果になることを表す。 達の仕事は休めない。
方、ある はV
a ...ても (3)道を歩いてもデパート八入っ
にじょう ひと
(1)2を二乘すると4 になります ても人でいっばい龙。
にじょう V L せんせい
が、-2を二乘しても4になり (4)辞書で調べても先生に聞いて
示ん )加
ます。 も、まだこの文の意味が理解で
ひこうき V りょう意ん 加た及当
(2)飛行機で行<と料金は片道2
しんかんせん
きない。
宋んえん えいが み
万用ぐらいですが、新幹線で (5)スポーツをしても映画を見ても
v ひ ょう 书な

行っても費用はだいたい同じ 気が晴れない。
です。 「XてもYても(...ても)Z」の形で二つ
えんそう加い ん はC
(3)A:演奏会、あと20分で始ま (以上)の条件を並べ上げて、どちらの
るんですが、タクシーで (どの)場合でも同じ結果になるという意
い ま あ 味を表す。
行けば間に合うでしょう
c V-てもV-な〈ても
か。
加いじょう 元善 ち加
こん加い
(1)今回のレポートは出しても出さ
龙 梦

B:会場は駅の近くですか せいせ意 まった えい善ょう


あ为 V 宏 卤 なくても、成績には全〈影響あ
ら、歩いて行っても間に合
お电 りません。
うと思いますよ。 ぜんいん 人加
(2)全員が参加してもしなくても、
「XならばZ」「YならばZ」のように、異 いち书うにんずらぶん せき かくほ
一応人数分の席を確保して
なる条件で結果が同じになるような条
件文が並べられる場合、二番目の条件 おきます。
に方

文は「Y(であっ)てもZ」のように「て (3) 1日ぐ了 な分、食べ(电食入

273

285
ても
ないじ沙う へん加 た加ら
なくても、体重はたいして変化 たら宝のもちぐされだ。
中う9ょう 言沙らVつ
しない。 (3)給料がいくらよくても、休日の
しk<は
「..してもしなくても」のような形で、肯定 ない職場には行きたくない。
き力 毛り なか
と否定の関係をもつ条件を並べ、どちら (4)いくら騒いでも、ここは森の中
の場合でも結果が変わらないことを表 っ付ん だいVょ
の一軒家だから大丈夫だ。
す。 加ね もら 元
(5)い<らお金を貫っても、この絵は
d V-てもV-ても 世2本い工控
あら あら 絶对手放せない。
(1)このズボンは洗っても洗っても 加い力 善
ょこ お (6)このテ—プの会話は、い<ら聞
污れが落ちない。 力
し地<龙 书招 いてもよく分からない。
(2)宿題が多すぎて、やってもやっ
「いくらXても」で動作や状態の频度や
ても終わらない。
はたら はたら < ぜん 程度が大きい様子を表し、そのような強
(3)働いても働いても、暮らしは全
世んら< 力な条件であっても、それに影響されず
然渠にならない。 に結果の事態が成立するような場合に
同じ動詞を繰り返して用い、いくら努力 用いられる。
しても望む結果が得られないことを強調 結果は予想・期待に反したものであ
する場合に用いる。後ろにはたいてい否 る場合が多い。例えば(1)は、「華やか
定表現が続くが、次のように肯定表現が な職業だったら楽しいことばかりだろう」
続くこともある。その場合も、その結果が という予想に反して、「つらいことはたくさ
望ましくないという否定的な意味が含ま んある」ということを、(6)は、「テ—プ
れる。 をたくさん聞けば分かるようになるだろ
(例)追い払っても追い払ってもついて う」という予想に反して「分かるようにな
くる。 らない」という結果が述べられている。
(例)雑草は取っても取ってもすぐ生元 bとんなに...ても
て〈る。 (1)このコンピューターはどんなに
示《芒つ。もんだ と
3疑問詞...ても
複雑な問題でも解いてしまう。
「何、どこ、だれ、どれ、いつ、ど引な がんば
(2)どんなにつらくても頑張ろう。
どの疑問詞が「ても」の条件に用いられ ねっしん 意そ かの
(3)どんなに熱心に誘われても、彼
る場合で、どのような条件であっても、必
Vょ かしゅ
ず帰結の事態が成立する(否定形では 女はプ口の歌手にはなりたくな
それが成立しない)ことを表す。 かった。
aい<ら.…ても お书 C Lh
は本 しょ<苦点う
(4)どんなに大きい地震がきても、
たてもの だいじょう示
(1)い<ら華やかな職業でも、つら
この建物なら大丈夫尤。
つま おこ
いことはたくさんある。 (5)妻は、わたしがどんなに怒って
たか くるま つか
へい意
(2)い<ら高い車でも、使わなかっ
も平気である。

274

286
ても
ろん茶ん なん ょ か之
上の aと同様の用法。「どんなに」は[い (2)この論文は何度読み返しても
n加V
くら」で言いかえが可能だが、「いくら」 理解できない。
のほうが話しことば的。 なんかいはな あ も人だv
(3)何回話し合っても、この問題は
c疑問詞...ても 加んたん 加いけっ
でん初 と 簡单には解決できないだろう。
(1)だれが電話してきても、取りつ 改世 夕上う夕 んど本
(4)あの店の料理は何度食べても
がないでくださv
L 亡と かれ こころょ ひ あきない。
(2)どんな仕事でも、彼は快く引き えいが なん加み お毛しろ
ら (5)あの映画は何回見ても面白
受けてくれる。
ほん
(3)本は、どこで買っても同じ值段
か おな ね だん い。
動作を表す動詞が用いられ、何度繰り
龙。 返しても同じ結果になることを表す。
ひと み うっ<
(4)あの人はいつ見ても美しい。 (1)~(3)のように、期待に反した結
なに わす
(5)何をしても、あのショックが忘 果が続くことが多いが、(4)(5)のよう
れられない に望ましい事態が続<場合もある。
「どのような場合でもY」という意味で、 4 ....ても..ただろう
ど力ょ< こうか<
疑問詞の部分にどんな要素を当てはめ (1)たとえ、努力しても合格できな

ても必ず帰結の事態Yが成立する(否 かっただろう。
かれ あたま どりx<
定形ではそれが成立しない)ことを表 (2)彼は頭がいいので、努力しな
す。 こうか<
くても合格できただろう。
dとうV-ても ひと 加ね毛5
い かれ けっしん (3)人をだまして金儲けをするよう
(1)どう言ってみても、彼の決心を しkう试 甘 乙う
か な商壳では、たとえ成功して
変えさせることはできなかった。 りょうしん ょろ乙
けいさん つ も両親は喜んでくれなかった
(2)どう計算してみても、そこへ着
じかん だろう。
<まで 10時間はかかる。
主之 はし 「XしていたらYしていただろう」という
(3)どうがんばっても、前を走って
さんにん 书 如 関係を否定する、反事実条件文。「Xし
いる三人を追い抜くのは無理 てもYしなかっただろう」という形で、事
书电

尤と思った。 実に反するXが成立していてもYの不
意志的な行為を表す動詞を用いて、あ 成立という事実には影響を与えなかっ
れこれやってみても期待通りにならない ただろうと仮想的に述べるのに使う。
という意味を表す。 例えば(1)は、順接の反事実条件
eなん+助数詞+V-ても 「努力していれば合格できただろう」(実
なん加い考东来之 书深
(1)何回聞いても名前が党えられ 際は努力しなかったので合格できなか
った)の条件関係を否定するもので、「実
ない。 際は努力しなかったが、仮に努力しても

275

287
ても

合格できなかったという事実は変わらな 彼女は現れなかった。
かっただろう」という意味を表す。(2) 6 V-てもR-きれない
加れ しんせつ たい かん
は、順接の反事実条件「努力しなけれ (1)彼の親切に対しては、いくら感
し也
ば合格できなかっただろう」(実際は努
謝してもしきれない。
力したので合格できた)を否定するもの がくせv じだい 心ん意ょら
(2)学生時代になぜもっと勉強し
で、「実際には努力したが、仮に努力し
なくても合格できたという事実は変わら ておかなかったのかと、悔やん
なかっただろう」という意味を表す。 でも悔やみきれない。
ま し し
5....ても.…た (3)ここで負けたら、死んでも死に
高め うんどう加い おこな
(1)雨でも運動会は行われた。 きれない。
あたま いた がっこう寸
(2)頭が痛くても学校を休まなかっ 同一の動詞を使って、その意味を強め
た。 つょ お ひら
る。たとえば(1)は深く感謝していること
(3)ドアは強く押しても開かなかっ を、(2)は強く後悔していることを強調
する。やや慣用的な表現で、使える動詞
た。
宋 加のじょ あらわ は限定されている。「死んでも死にきれ
(4)いくら待っても彼女は現れなか
ない」は「あきらめられない」とか「後悔
った。 する」の強調表現として使う。
ほん むずか C Lk
(5)この本は難しすぎて、辞書を 7 V-てもとうなるものでもない
ひ よ ) かV 乙う善

引いて読んでも、ほとんど理解 (1)いまから抗議してもどうなるも
できなかった。 のでもない。
い方生加n 南
「XてもYた」の形で、文末に夕形が用 (2)もう一度彼に会ってもどうなる
加のじょ 书も
い られ、XもYも実際に起こった出来 ものでもないと彼女は思った。
事を表す。例えば(1)は「雨が降ったけ 世加〈 左书
(3)性格は直らないのだから、あの
れども運動会は行われた」という意味。 ひ匕 世?点之
人に説教してもどうなるもので
この場合「ても」は「が」「けれど」や
「のに」などと似た意味を表すが、「ても」 もない。
が動作を表す動詞に続〈場合は、その あることをしても解決には至らないという
動作が繰り返し行われた、あるいは極 意味。あきらめの気持ちをふくむ表現。
端な程度まで行われたにもかかわらず 8 V-た<てもV-れない
印う し己と は の い
期待する結果が得られなかったという二 (1)急に仕事が入って、飲みに行
ュアンスがある。したがって、(4)のよう
きたくても行けないのだ。
に「いくら」を伴う文の場合、「ても」を せんせい 主之 な
(2)きらいな先生の前では、泣きた
「が」「けれども」や「のに」で言いかえ な
ることはできない。 くても泣けない。
V しゃ と
(誤)いくら待った {が/けれど/のに} (3)医者に止められているので、

276

288
でも一でも2
あま 李
甘いものは食べたくても食べら ことと相反することが続くことを表す。「L
れない。 かし」より、くだけた表現で、やや会話
的。文中では使わない。
「V-たい」の「ても」の形と可能を表す
(誤)友達はアルバイ卜をやめたでも
「V-れる」の否定形を組合わせて使う
わたしはやめられなかった。
慣用的表現で、「そうしたくてもで音な
(正)友達はアルバイ卜をやめたが、力
い」という意味を表す。事情が許さない
のでできないことを強調したり、言い识 たしはやめられなかった。
をするような場合に用いられる。
9 ..てもいい →【てもいい】 【でも2】
10 ..てもかまわない 1 Nでも
意加い そうさ加んたん 乙
→【てもかまわない】 (1)この機械は操作が簡单で、子
11 .てもさしつかえない ども 2
供でも使えます。
→【てもさしつかえない】 各んす了 电んだい 打と女
(2)この算数の問题は天人でもむ
12 ...てもしかたがない
→【ても乱かたがない】 ずかしい。
もり なつ すず
13 ...てもみない (3)この森は、夏でも凉しい。
→【てみる】5、【てみる】6 「XでもY」の形で普通Y尤とは考えら
14 ...てもよろしい れない極端な例Xをあげて、それがY
→【てもよ孔い】 なのだから他のものはなおさらYだとい
う之とを表す。
【でも】とも龙ち 书ょ
2 N(+助詞)でも

(1)友達はプール入泳ぎに行っ (1)コ—ヒ—でも飲みませんか。
ま あい龙 っし み
た。でも、わたしはアルバトで (2)待っている間、この雑請でも見

行けなかった。 ていてください。

加れ あたら くる吏
(2)彼は新しい、いい車をもってい (3)A:佐々木さん、いませんね。
ち少うしょ<

る。でもめったに乘らない。 B:ああ、昼食にでもでかけ
あ书意 ん加って ひと
(3)青木さんは、自分勝手な人だ たんでしょう。
い や中した き
と言われている。でも、わたし (4)山下さんにでも聞いてみたら
どら?
おも
はそうは思わない。
高ね んば之 加か ?
せんせV たく い なに
(4)わたしの姉は貧乏な画家と結 (5)A:先生のお宅へ行くとき、何
こん しあ力 も v
婚した。でも、とても幸せそう か持って行きましょうか。

だ。 B:そうですね。ワインでも買

文頭に用いて、それより前に述べられた って行きましょう。

277

289
でもあり、でもあるーてもいい
なつ 中ま の深
(6)この夏は、山にでも登ってみた がいいですよ。
い。
う 乙ま
(3)そんなにいうならこの力メラ、
か 意

(7)病気にでもなったら困るから、 貸してあげるけど、気をつけて
7 うんどら しょうち
日ごろ運動するようにしてい よ、こわしでもしたら承知しな

る。 としょ加ん
いから。
U655
しゅくだい
(8)宿題のレポートは、図書館で (4)こどものころ、妹を泣かしでも
L? い方谋んう元あに お乙
でも調べてみることにした。 したら、いつも一番上の兄に怒
ひしk V 私意
(9)避暑にでも行ったら元気にな られた。
るかもしれない。 動詞の連用形に付いて、万一そうなった
いそが 也< 考
(10)こんな忙しいときに客でも来た らという意味を表す。事故、病気など、
たい~ん 万一起こると困るということをあげて、注
ら大変なことになる。
心 意を促すような場合が多い。
(11)寒いからなべものでもしたらど
4 V-てでも →【てでも】
うでしょうか。 5 N/Na でも
他にも選択肢があることを含みながら一 →【ても】、【てもいい】4、【てもかまわな
例をあげるのに用いる。文脈によって、 い】3、【てもよろし】
実際にはそのものを婉曲に指すことが多

い。 【でもあり、でもある】
たとえば、(1)は、「コーヒーかほかの
[N でもありNでもある]
飲みもの」を示すが、(2)は具体的に指
[Na でもぁ] Na でもある]
示しようとしているのは、「この雑請を見 [A<もありA<もある]
ている」乙とである。(9)から(11)は、 かれ 加いしゃ そうししゃ
(1)彼はこの会社の創始者でもあ
「でも]を用いて、例を示し、「たとえば、 い主 也方上う
り、今の社長でもある。
こういうことをしたら」という意味の仮定 也すめ けっこん
表現。ただし、実際に話し手の言いたい (2)娘の結婚はうれし〈もあり、さみ

ことは、「避暑にいったら」など、それぞ し<もある。
れの表現から「でも」をとった文であるこ XであることとYであることが同時に成
とが多い。全体に婉曲な表現をする文 り立つことを表す。
では、「でも」がよく使われる。
3 R-でもしたら
话う 上う普 加る 【でもあるまいし】
(1)放っておいて、病気が悪<なり
→【乱】3b
でもしたら、どうするんですか。
たい善ん 书
(2)そんな大金、落としでもしたら
たいへん 盏んこう い ほう 【てもいい】
大変だから、銀行に入れた方 1 V-てもいい<許可>

278

290
てもいい
はv の む hの
(1)A:入ってもいいですか。 (10)飲めないのなら無理に飲まな

B:どうぞ。 くてもいいよ。
す力
(2)A:すみません、ここに座って 許可や許容を表す。会話では、相手に
もいいですか。 許可を与える場合や相手に許可を求め
つ る場合に使う。「V-てもよい」とも言う。
B:あの、連れがいるんです
「V-てもかまわない」もだいたい同じ意
けど.…。 味。「V-ていい」も使う。
示< き
(3)A:この服、ちょっと着てみて 約束の時間を決めるような場合に、
もいいですか。 「何時に来てもいいですか」のように言う
のは誤用で、「何時に来たらいいです
B:はい、どうぞ。
ゆうがたはち じ あ色ろ< か」「何時に来ればいいですか」のように
(4)あそこは、夕方八時から朝六
ちゅらしゃ い。
時までは駐車してもいいらし 「..なくてもいい」は(9)(10)のよう
い。 なん じ <
に、「..する必要がない」という意味にな
(5)A:あしたは何時に来ればい る。
いでしょうか。 2 V-てもいい<可能性>
あじ
V 意 (1)ワインのかわりに、しょうゆで味
B:10時ぐらいに来てくれま
すか。 をつけてもいい。
こと力
おく
A:あの、ちょっと遅れてもい (2)そのときすぐ断ってもよかった
し?nv おも
のだが、失礼だと思ったので、
いですか。
1. し人
(6)A:すみませんが、ここで写真 そうしなかったの尤。
たい艺い すこ の
をとってもいいですか。 (3)滞在をもう少し延ばしてもよか
っ示
もう 力计
ったのだが、切符がとれたの
B:申し识ありませんが、ここ ょていど书 か元 き
さつえいきんし
では撮影禁止になってお で、予定通り帰って来た。
しゅ3し上< 上 上3043 加 、 è
ります。 (4)就職の時、東京の会社を選
さいし う
ヘや なん V ゅう
んでもよかったのだが、最終
(7)この部屋のものは何でも自由
つか 了 上うり 加之 ほう

に使って(も)いいと言われまし 的には、鄉里に帰る方をとった

た。 のだ。
はは Uk55V


(8)母は、将来は、わたしの好きな (5)タクシーで行ってもよかったの
くるま 书<

ようにして(も)いいと言った。 だが、車で送ってくれるという

あした と< ょ3 べ2
(9)明日は特に用もないから、别に ので、乘せてもらった。

来なくてもいいですよ。 ほかの選択の余地、可能性がある乙とを
示す。この意味では、「ていいという表

279

291
てもかまわない
てつだ
現はあまり使わない。過去の場合は、[選 (5)わたしでもよければ、手伝いま
択の余地はあったが、そうはしなかった」
す。
という意味を表す。 京し わか
(6)この部署には若くてもいいか
3 V-てもいい<申し出> ひと
げつょら V ら、しっかりした人を入れた
(1)A:わたしは、月曜白はちょっ
でい天
と家を出られないんです
い。
てがみ でんわ
(7)手紙でも、電話でもいいから、
が。 れんら<
たく 連絡してみてください。
B:じゃあ、わたしがお宅へ
う加が 讓歩を表す表現で、最上とはいえな
伺ってもいいですよ。
が、妥協して、これでよいとする意味を
A:それじ也、そうしてくださ 表す。また、(7)のように、いくつか選択
い。
办れ 1
肢を示す場合は、可能とする範囲を示
(2)A:彼がいないので、この住 す。[...てもかまわない」と同じ。
と すす
事が進まないんだ。
ひ う
B:ぼくが引き受けてもいい 【てもかまわない】
1 V-てもかまわない<許可>
よ。 あつ お<
話し手が、自発的にある行為をすると申
(1)この集まりにはすこしぐらい遅
し出るのに使う。相手の利益になる申し れてもかまわない。
い か
出に使うのが普通。 (2)このンポ—トは英語で書いて
に原ん己 加
4 ...てもい<讓步> も、日本語で書いてもかまいま
[N/Na で乱い]
せん。
[A-<てもいい] ま
いん (3)A:すみません、ここで待って
(1)印かんがなければ、サインでも
いてもかまいませんか。
いいですよ。
意 39ょ3 B:いいですよ。どうぞ。
(2)給料がよければ、すこしぐら V)末
善けん しと (4)今できないのなら、あとで书っ
い危険な仕事でもいい。
しあい に人式3 九
(3)試合をするの记人数が足りな
てもかまいません。
(5)ここでやめてもかまわないが
いので、ヘたでもいいですか はじ
だれ 意ん加し也 老が そうすると、この次、また、始め
ら、誰か参加者を探してくださ な书
からやり直さなければならない
い。
たしょ5示心ん Lぜん だろう。
(4)多少不便でもいいから、自然 の む nの
かん老ょう す (6)飲めないのなら、無理に飲まな
環境のいいと乙ろに住みたい
おも
し田之
くてもかまいません。

280

292
てもさしつかえない
なに
(7)ここでは何もしなくてもかまわ B:ぬるくてもかまいません。
ょら心ょう うつ 小る
ないから、ゅっくり養生して、 (3)テビは、映りさえすれば古く
げん意
元気をとりもどしてください。 てもかまわない。
示んま しず さが
(8)A:10分待ちましたよ。 (4)静かなアパートを搜している。
这意 v. たしょうふ心ん
B:すみません、でも先に行っ 静かな場所なら、多少不便で

てくれてもかまわなかった もかまわない。
い 25 ひょうげん
のに。 (5)意味が通じるのなら、表現は
大し上3示儿世ん
許可や許容を表す。会話では、相手に 多少不自然でもかまわない。
許可を与えたり、許可を求めるのに使 (6)だれでもかまわないから、わた
う。[...てもいいに言いかえられる。[. し乙と か
しの仕事を代わってほしい。
なくてもかまわない」は(6)(7)のよう 了加 て加 が
(7)手紙は手書きでも、ワ—プ口書
に、[...する必要がないにいう意味にな
きでもかまわない。
る。 だれと ょ 上1

2 V-てもかまわない <可能性> (8)誰か一人呼んでください。吉


V 龙 乙中ま
(1)タクシーで行ってもかまわなか 田さんでも、小山さんでもかま
〈る去 书く
ったのだが、車で送ってくれる いません
の なん C已ろでん力
というので、乘せてもらった。 (9)A:何時頃お電話すればい
加ね う示人 た加
(2)お金は十分あったので、高い いですか。
と ばん
あ名
ホテルに泊まってもかまわなか B:朝でも晚でもかまいませ
は节 计っ加
ったのだが、そうはしなかった。 んから、なるべく早く結果

多くは、「てもかまわなかった」の形で、 を知らせてください。
ほかを選択する可能性があったことを 讓歩を表す。最上のものではないが、妥
示す。実際には、そうしなかったことを暗 協して、これでいいとするという意味。
示することが多い。「..てもよかった」に (9)のように、選択肢がいくつかある場
言いか元られる。 合は、可能とする範囲を示す。[..てもい
3 ...てもかまわない<讓步> い」に言いかえられる。
[N/Na でもかまわない]
[A-<てもかまわない]
なに らわ营 か 【てもさしつかえない】
(1)何か上着のようなものを貸し
おお [N/Na でもさしつかえない]
てください。大きくてもかまいま [A-<てもさしつかえない]
せん。 [V-てもさしつかえない]
じmう示ん うんど5
(2)A:このスープはまだ十分 (1)無理をしなければ運動をして
あ大た
温まっていませんよ。 もさしつかえありません。

281

293
てもしかたがない一でもって
意也く こん加い い加V
(2)ひとりかふたりのお客さまなら、 ったから、今回は最下位でもし
にん式う、~心こ3
人数を変更なさってもぎしつか かたがない。
加 もの
えありません。 (6)買い物にいくひまがないから、
しょるV こん ゃ ふる 子く
(3)この書類ははんこがなくてもさ 今夜のパーティ—は古い服で

しつかえない。 もしかたがない。
さいし中うて善 けってV ぜんいん あめ
(4)最終的に決定するのに、全員 (7)このところ雨ばかりだから、ビア
Vけん きゃく す<
の意見が聞けなくてもさしつか ガーデンのお客が少なくてもし
指も
えはないと思う。 かたがない。
~h心
「…てもさしつかえない」「...なくてもさし (8)この辺は便利だから、マンショ
热だん た加 しかた
つかえない」のどちらも使う。讓歩の表現 ンの值段が高くても仕方がな
で、「...ても」で示した条件でいい、支
障がないの意味。「さしつかえはない」
い。
「..てもしかたがない」「...なくてもしか
ともいう。「てもいい」「てもかまわない」
たがない」のどちらも使う。残念な、また
に近いが、このふたつより改まった状況
は、不满な状況だが、受け入れざるをえ
で使うのが普通。
ないとする意味を表す。「...ては」をつけ
て、その状況を生み出した原因や理由
【てもしかたがない】 を述べることが多い。
[N/Na でもしかたがない]
[A-<てもしかたがない]
[V-てもしかたがない] 【でもって】
1 Nでもって
(1)このレポートでは、やりなおしを 乙方 せV V し的
め 1かた (1)行為でもって誠意を示しなさ
命じられても仕方がない。
(2)あんないいかげんな練習で
れんし即5
い。
上煤し こうう
いっかいせん 主 (2)言葉は信じられない。行動でも
は、一回戦で負けてもしかた しめ
って示してくだきい。
がない。 かね しまっ
ゅき 示 Vかん (3)お金でもって、始末しようという
(3)あんなに雪が降っては、時間 加机 V い
ど书 2 彼の態度が気に入らない。
通りに着けなくてもしかたがな
手段や方法を表す。話しことばで使う乙
い。 ひと とが多い。
(4)これだけたくさんの人がいて 2 でもって
かのじ,
かのじょ Vん
は、彼女がみつけられなくても
Lかた
(1)彼女は美人である。でもってス
ばんのう
仕方がない。
女んし师 にん书书
ポーツ万能ときている。
や主だ ゃ
(5)チームの選手にけが人が多か (2)A:山田さんは、おこって部屋

282

294
でもない—てもよろしい
と だv
を飛び出して行ったの。 【てもよろしい】
みんな、びっくりよ。 1 V-てもよろしい
B:でもって、それから、どうな a V-てもよろしい<許可>
きみ かえ

ったの。 (1)A:君たち、きょうは、もう帰っ
てもよろしい
話を追加したり、発展させたりするときに し中ちょう
用いる。そのうえ。それで。くだけた会話 B:はい、社長。
で使う。 (2)A:いやなら、おやめになって
よろしいですよ。
まい
【でもない】 B:いいえ、参ます。
しょるい
1 Vでもない (3)A:書類はここでご覧になっ
らん

加れ はんろん
(1)彼は反論するでもなく、ただほ てもよろしいですよ。
んやりたばこをすっている。 B:ありがとうございます。
かど ひと加げ
(2)角のところにぼんやり人影が 許可を与えるのに使う。普通体の表現
あらわ ある
現れた。しかし、こちらへ歩い は、榷威的な響きがある。また、丁寧体
てくるでもない。 の「よろしいです」は、かしこまった言い
加のじ: ひひょう
(3)彼女はそんなきびしい批評を 方。
許可を与えるという行為は、その榷限
されても、しょんほりするでもな のある人が行なうのが普通であるため、
たんたん
く、いつものように淡々としてい
目下の人が目上の人に向かってこの表
た。
かれ ょろ乙
現を使うと失礼に聞こえることが多い。
(4)彼はプレゼン卜をもらっても、喜 bV-てもよろしいですか
なに
ぶでもなく、何かほかのことを V-てもよろしいでしょうか
せんせい 意
かん加 ょうす
考えている様子だ。 (1)A:先生、お聞きしたいことが
すこ C

あまりはっきりしない態度や様子を表 あるんですが、少しお時
かん
す。その文脈で、ある反応が予想される 間をいただいてもよろし
が、それが明確に示されず、全体に、 いでしょうか。
ぼんやりした状態であるような様子を表
B:いいですよ。
すのに用いる。 せんせV み
(2)A:先生、これを見せていた
2まんざら...でもない→【まんぎら】
だいてもよろしいですか。
B:ええ、どうぞ。
【てもみない】 ひつようしょるい あし大 とど
→【てみる】5 (3)A:必要書類は明日お届け
にあがってもよろしいでし

283

295
てもらう
おうほ けいけん
ょうか。 (4)応募したいんですが、経験が
け2乙ら ふじ即う示ん
B:結構です。よろし。 不十分でもよろしいですか。
し也ちょう うC 七か
(4)社長、では十時ごろ、お迎え 讓歩を表す表現で、最上とはいえない
まV
に参ってもよろしいでしょうか。 が妥協してこれでよいとする意味を表
意中〈老ま ~ そうじ
す。会話では、許可を与えたり、許可を
(5)お客様、お部屋を掃除させて
求めたりする意味でも使う。普通体の表
いただいてもよろしいでしょう 現は相手がある場合は、榷威的に聞こ
か。 える。丁寜体の「よろしいです」は、か
非常に丁寜に許可を求める表現で、目 し乙まった言い方。
上に対して使う。文中のほかの部分は、
敬語表現を多用する。「てもいいです
か」をもっと丁寧にしたもの。「でしょうか」
【てもらう】
1 V-てもらう
は「ですか」より丁寜。 わたし Vん とも 9:3
(1)私はタイ人の友だちに夕イ料
2てもよろしい<可能性> ) おし
理を教えてもらった。
(1)A:ネクタイピンはこちらをお 节虫もと ほんこんえVが
つけになってもよろしいで (2)山本さんに香港映画のビデ才

を貸してもらった。
すね。 子钆备物
(3)今年の冬は、ホストフアリ—に
B:そうですね。 つ v
Dょう9 球ん スキーに連れて行ってもらいま
(2)<料理の番組>これは、キャべ
つ加
ツをお使いになってもよろしい
した。
えん 龙
おも (4)みんなに1000用ずっ出して
と思います。 vbは态た读、加
もらって、お祝いの花束を買っ
ほかのものを選択する可能性があること
を示す。「てもいい」にくらべ、かしこまっ た。
じmん
た表現。 (5)いろいろと準備してもらったの
ちゅうし 毛弓
3 ...てもよろしい<讓歩> に、中止になってしまって申し
[N/Na でもよろしい]
わけありません。
[A-<てもよろしい] た とな的
人力 (6)プントが足りなかったら、隣の
(1)面会はあしたでもよろしい。 ひと み
じた< とと 人に見せてもらってください。
(2)これ、自宅まで届けていただけ
らいLう 話し手(または話し手の側の人)のため
ますか。来週でもよろしいんで
に誰かが何かの行為をするということ
すけど。 を、話し手の側から述べる表現。話し手
きけ た もの
(3)酒さえあれば、食べ物はなくて が行為をするように頼んだ場合は「V-
もよろしい。 てもらう」を使うことが多いが、相手が自

284

296
てもらう

分から進んで行為をした場合はその人 れ、(5)(6)のように人に注意を与えた
を主語にして「V-てくれる」を使うことが りする場合にも使う。
多い。 より丁寧に依頼したい場合は[V-ても
「教えてもらう」「貸してもらう」「送っても らえないでしょうか」「V-ていただけませ
らう」などのように、物や知識などが相手 んか」「V-ていただけないでしょうか」な
側からこちら側に移動したり伝わったり どの形を使う。
する場合は、「友だちから夕イ料理の作 3 V-てもらえるとありがたい
り方を教えてもらった」のように「...から V-てもらえるとうれしい
こん ど にちょらび C かん
V-てもらう」の形も使われる。 (1)A:今度の日曜日、もし時間
2 V-てもらえるか ひ こ て
があったら、引っ越しの手
V-てもらえないか ?龙
伝いに来てもらえるとあり
(1)A:ちょっとドア、閉めてもらえ
が十いんですけど。
る?
B:あ、いいですよ。
B:いいよ。 わたし 加 ① か元
か もの ゆうびん意ょく (2)私が買い物から帰ってくるまで
(2)買い物のついでに郵便局に そうじ
よ に掃除しておいてもらえるとう
寄ってもらえるかな。
か れしいんだけど。
(3)ちょっとペン貸してもらえます そく 以加么、 才己 老子
(3)約束の時間をもう少し遅くして
か。 力る もらえると、助かるんだが。
たす

(4)A:ねえ、悪いけどちょっと
えん加 「V-てもらえると」の後に、「ありがたい」
1000 円貸してもらえな
「うれしい」「助かる」などを続けて、丁
い? 寜な依頼を表す。文末は言い切らない
B:いいよ。 で、「けど」「が」などで終わることが多
(5)すみません、ここは子供の遊び
こ已电 あそ
い。

場なんですけど、ゴルフの練
れん 4 V-てやってもらえるか
しう V-てやってもらえないか
習はやめてもらえませんか。 た ろう しゅく
こう意ょう (1)わるいけど、ちょっと太郎の宿
(6)ここは公共の場なんですか だいみ
元ん9ょ 題を見てやってもらえる?
ら、タバコは遠慮してもらえませ 加のじょ にんげんか人付い 书
(2)彼女、人間関係でかなり落ち
んか。
込んでるみたいなんだけど、そ
「もらう」の可能の形を使って、話し手(ま いち どはなし
れとなく一度話を聞いてみて
たは話し手の側の人)のために何かの
行為をするように頼む時に用いる。普通 やってもらえる?
电支め 元V二 お
体は目下の親しい相手に対して、丁寜 (3)うちの娘に英語を教えてやっ
体は広くいろいろな相手に対して用いら てもらえないかしら。

285

297
てやまない-てん
き晚らりょう やす かいし中
話し手側に属する人のためにある行為 (5)こんな給料の安い会社、いつ

をしてほしいと依頼する場合に使う。 でも辞めてやる。

(6)A:あんたなんか死ねばいい
【てやまない】 のよ。
[V-てやまない] い
あい B:そんなに言うんなら、ほん
(1)愛してやまないアルプスの し
や主中虫 意上3 とに死んでやる。
山々は今日もきれいだ。
加のじょ ょ也3 あいだ 話し手より目下の人や動物のために、話
(2)彼女は、女優をしていた間、ず し手(または話し手の側の人)が何かの
也<
っとその役にあこがれてやまな 行為をすることを表す。(5)(6)のよう
かった。 に、怒りの表現として、相手の嫌がる乙
い法v L いっしs3 こう加
とをするという意味で使われることもあ
(3)今井氏は一生そのことを後悔
る。話し手と対等の関係にある人には
してやまなかった。
かた 方方 し上うが 「V-てあげる」を使う。
(4)あの方はわたしの父が生涯
そんけ かた
尊敬してやまなかった方です。
【てん】
感情を表す動詞に付いて、その感情が 1..てん
強く持続していることを表す。否定的な
[Nのてん」
感情についても用いられる。小説などの [Naなてん]
文章で用い、会話ではあまり用いない。 [A-いてん]
[Vてん]
高に 书とうと ほう こうどうりょく てん
【てやる】 (1)兄より弟の方が行動力の点
[V-てやる でまさっている。
こ ど电 あたら じてんし か あたら くるま ほら aん てん
(1)子供に新しい自転車を買って (2)新しい車の方が、燃費の点で
よくじつ故す やすあ
やったら、翌日盗まれてしまっ 安上がりだ。
ねだん てん でん
た。 (3)值段の点では、A電気のもの
と3意う书上うと こ とし やす 芒①3 て
(2)東京の弟に、今年も系るさとの のほうが安いが、性能の点で
めい示つ 抬く でん意
名物を送ってやった。 は、B電気のほうがよくできて
い效、ひろ 乙う元人 估な
(3)犬を広い公園で放してやった
はし まわ
いる。
しゅるv い效 せいか<
ら、うれしそうに走り回ってい (4)この種類の犬は性格のやさし
てん こ
た。 も
い点が好まれている。
纪电口 招も し3世? 甚3
(4)A:荷物、重かったら持ってや (5)この小説は、現代の世相をよ<
てん V上加 加
るよ。 とらえている点で評価が高い。
だいじょう不
B:あ、いい、大丈夫。

286

298

计け人 てん かれ
(6)経験がある点で、彼のほうがこ
Lこと 望
の仕事には向いている。
加 しh 加つや<
【と】
(7)若い社員がたくさん活躍して [N/Na だと]
てん かいし
いる点で、この会社はおもしろ [A-いと]
[V-ると]
そうだ。
てん V けん 力 述語の辞書形に付く。たいてい普通体
(8)この点でみんなの意見が分か に付くが、丁寜に言う場合は[...ですと」
れた。 「.ますと」となる場合もある。前の出来
あるものごとの特性のうち、特にひとつの 事を契機にして後の出来事が成立する
ことを取りあげて示すのに用いる。 という関係を表す。
2 ...というてん 1.と<一般条件>
せいかつ ん ひと
[Nというてん] (1)あまり生活が便利だと、人は不
しう
[Na だとうてん] 精になる。
[A-いというてん] 意おん ひ< さ<ら さ

[Vというてん] (2)気温が低いと桉はなかなか咲
かれ てん
せ?は うせ かない。
(1)彼の設計は創造性という点で 含け の か书 あか
たか ひ上う加
高く評価された。 (3)酒を飲むと顔が赤くなる。
はろ < はな
加い 50上3 (4)春が来ると花が咲く。
(2)この会社は、給料はいいが、 みず 示っと5
33830÷3付ん てん
労働条件がきびしいという点 (5)水は100度になると沸騰する。
善书ん善沙う 善り はっせ
(6)気温が急に下がると霧が発生
が気になる。
い故
(3)この犬は、性格がやさしいとい
せいかく
する。
とし も加し
てん にん (7)だれでも年をとると昔がなつか
う点で、人気がある。
はい加く と ひつょう
(4)この計画は人がたくさん必要
しくなるものだ。
せいかつ あんてV たいくつ
てん もんだ
だという点で問題がある。 (8)生活が安定すると退屈になる
ふあんてV
けいけん てん かれ し、不安定すぎるとストレスが
(5)経験があるという点で、彼のほ
亡と
うがこの仕事には向いている。

たまる。
つ老 よくじつ あめ

意味は、1の用法と同じで、「という」で (9)月にかさがかかると翌日は雨
つないだ表現。名詞を用いる場合も「と になる。
saん 书に わら
い 打を入れることができるが、節を用い (10)来年のことを言うと鬼が笑う。
ょるつめ 善 中し边 声
る場合に、「という」でつなぐことが多い。
(11)夜爪を切ると親の死に目に会
動詞、形容詞の場合は、「という」がな
えない。
くてもよいが、名詞やナ形容詞が述語に
なる「...だ」の場合は、「という」が必ず
特定の個人やものではなく、人やものご
と一般についての条件関係を述べる表
必要。

287

299

加のじょ
現で、「Xが成立する場合に必ずYが (7) 彼女は、ストレスがたまるとむ

成立する」という意味を表す。文末はい
やみに食べたくなるのだそう
つ6辞書形をとり、夕形や推量の形をと
だ。
ることはない。(7)のように、本来そのよ 匡< お< 加のじょ
(8)僕がデ—トに遅れると、彼女は
うな性質を持っているという意味を表す 办空ら、品亮
「ものだ」が付くことがある。 必ず不機嫌になる。

加れ言中5りょう はいい
前のことがらが起こると、それに引き (9)彼は給料が入ると飲みに行
続き自動的・自然発生的に後のことがら く。
が起こるというような関係を表すことが
特定の人やものの現在の習慣・動作の
多く、自然界の法則を述べる場合などに
反復を表す。文末には述語の辞書形が
よく使われる。(10)(11)はことわぎの表
用いられる。
現。
b..と.た(ものだ)
2...と<反復・習慣> こども てん
(1)子供のころ、天気がいいと、こ
特定の人やものの習慣や動作の反復を ~ん 无活 きん深
表す。「必ず」「いつも」「每年」「よ<」 の辺を祖母とよく散歩をしたも
など、習慣や反復を表す副詞を伴うこと のだ。
にちょうび Vっか か もの で
が多い。1のく一般条件>と異なり、こ (2)日曜日に一家で買い物に出る
かなら しくE3
の用法は、特定の主語について述べる
と、必ずデパートの食堂でお
もので、文末には辞書形と夕形のどちら ひる た
昼を食べた。
电使える。 そ深 v かなら

a .と..る (3)祖母のところに行くと、必ずおこ
35 てん き
(1)おじいさんは、天気がいいと裏 づかいをもらったものだ。
也蚩 言 纤 がくせ しけん はじ
山に散歩にでかける。 (4)学生のころは、試験が始まると
l v大
あに ふゅ まいとし
(2)兄は、冬になると每年スキーに 胃が痛くなったものだ。
ほっかいどう あそ

(5)北海道のおじさんが遊びに来
行<。 むす动 おおよろこ
在2 V收 办し加お、区 ると、娘たちはいつも大喜びを
(3)隣の犬は、私の顔を見るといつ
もほえる。 した。
み いちにちはたら Vっかっ
力在し 书もし3
(4)私は、面白いコマーシャルを見 (6)あのころは一日働<と、一力月
せ か あそ
るとすぐその製品を買いたくな 遊んで暮らせたものだ。

るくせがある。 文末に述語の夕形が用いられ、特定の
さけ の あたま 人やものの過去の習慣・動作の反復を
(5)お酒を飲むと、いつも頭がいた
表す。回想を表す「たものだ」を伴うこ
くなる。
8かん かた とが多い。
(6)ワ—プ口を2時間たた<と、肩 3.と<仮定条件>
がこる。 a ..と+未実現のことがら

288

300

不善て 书お
(1)ここをまっすぐ行くと、右手に大 「たら」よりも迫力のある脅しの表現とな
み 大て 四
る。(7)(8)はそれぞれ食べ過ぎの人、
きな建物が見えます。
书 ひ5 勉強しない人に警告する時の言い方で
(2)このポタンを押すとドアは開き
ある。
ます。 Yには、事実を述べ立てる表現や[龙
しょうせつ ょ せ加いかん か
(3)この小説を読むと世界観が変 ろう」[かもしれないなどの推量表現を
わるかもしれません。 続けることができるが、命令・依頼・勸
うてん あした し尚 ち中うし 誘など相手への働きかけの表現や、[V
(4)雨天だと明日の試合は中止に
-よう」の形の意志表現は使えない。
なります。
世ん不けいさん そうひ (誤)雨天だと明日の試合は中止しょ
(5)これを全部計算すると、総費
ょう ひ中く宋ん文ん
う。
用はだいたい百万門になりま (正)雨天なら明日の試合は中止しょ

す。 う。
32 5
(6)動<と撃つぞ。 「と」は、すでに実現している乙とや、
示と 未来にかなりの確率で実現しそうなこと
(7)そんなに食べると太るよ。
来じめ 心九言点う そつ苦ょ5 がらを条件とするという意味が強いた
(8)真面目に勉強しないと卒業 め、仮定の意味をもつ「もし」は付きに
できないよ。 くい傾向がある。
せいかつ 示あんてい 书
(9)生活がこんなに不安定だと落 (誤)もし雨天だと試合は中止になりま

ち着いて研究ができない。
けん言中う
す。
(正)もし雨天なら試合は中止になりま
(10)こんなにおいしいと、い<らでも
た す。
食べてしまいそうだ。 b...と+疑問詞...か
这け の
特定の人やものについて[Xが成立す (1)A:お酒を飲护とどうなり末す
る場合にYが成立する」ということを述
べるのに使う。Yはいつも未実現のこと
か。
加お あ加
がらを表すが、Xは未実現のことがらの B:顔が赤くなります。

場合とすでに実現していることがらの場 (2)A:51を3 で割ると、いくつ
合がある。 になりますか。
(1)~(6)は、Xが未実現の場合、
B:17になります。
(7)~(10)は、Xがすでに実現してい みち V
(3)A:この道をまっすぐ行くと、ど
る場合である。(6)は動き出しそうな相 で
手に銃を向けて脅す場合の表現で、乙 こに出ますか。
こくどう こうせん で
の場合「動いたら撃つぞ」とも言えるが、 B:国道1号線に出ます。
「と」には前後の動作が間を置かずにほ 「...するとどうなるか」のような形で、「と
とんど同時に起こるという意味があり の後に疑問詞を伴う疑問文が続いたも

289

301

尔ろ はい でん わ
の。後ろには「どうなるか」[何があるか (4)お風吕に入っていると、電話が
など、変化や存在などを表す無意志的
かかってきた。
な行為を表す動詞が続く。「どうするか まち ある み し 书とこ
(5)街を歩いていると、見知ら的男
のような意志でコントロールできる動作 こえ
の表現は習慣や習性を表す以外には使 が声をかけてきた。
よる 老う ひ こ
えない。 (6)夜になると急に冷え込んで善
(誤)水は100度になるとどうしますか。 た。
あたた
(正)水は100度になるとどうなります (7)午後になるとだいぶ暖かくなっ
か。
「と」は、たいてい「...するとどうなる
た。 な おんなこ
(8)ベルを鳴らすと、女の子が出
か」のように、後半に疑問の焦点がある
場合に使われ、「どうするとそうなるか」 て来た。
し己上 かわ
のように、前半に疑問の焦点がある文に (9)仕事をやめるとたちまちお金
は使いにくい。この場合は、「と」ではな がなくなった。
く「ば」や「たら」を使ったほうが自然で
前のことがらが成立した場面で、後の乙
ある。
とがらを話し手が新たに認識したり、前
(誤)どうするとドアは開きますか。
のことがらをきっかけに後のことがらが起
(正)どら{すれば/したら}ドアは開き
こったりするという関係を表す。
ますか。 (1)(2)(3)は前の動作が行われ
4 .と…た <確定条件>
たところで、後の状況を話し手が発見す
前後ともにすでに実現している特定の乙
る上いった用法。(4)(5)は前の動作
とがらを表す。文末はタ形をとるのが普
が行われている場面に、新たな事態が
通だが、小説などでは、歷史的現在を
出現するといった用法。(6)(7)は、前
表す辞書形が用いられることもある。ほと
半が後続のことがらが成立する時間的
んどの場合、前後とも動詞が用いられ
状況を表す用法である。(8)(9)は、
る。物語や小説でよく使われるが、会話
前の動作をきっかけに後の動作が起こ
では「たら」のほうがよく使われる。
るという関係を表す。
a .と…た <契機> いずれの場合も、後続のことがらは、
书し い
(1)教えられたとおりまっすぐ行く 前のことがらが成立するのと同一場面
ゆうびんきょ<
と、つきあたりに郵便局があっ で、話し手が外から観察できるようなこ
た。 とがらでなければならない。次の例は、
え吉 ともだ方 む加 老 話し手の身体的な感覚を表しており、乙
(2)駅に着くと、友達が迎えに来て
うした関係を表さないので「と」は使え
いた。 ず、代わりに「たら」を使わなければな
で 苦ん世
(3)トンネルを出ると、そこは銀世 らない。
かい
界だった。 (誤)昨夜この薬を飲と、よく効いた。

290

302

(正)昨夜この薬を飲んだら、ょ<効い すぐ布团に入った。
た。 テ形は同一の場面で連続する動作を
ほとんどの場合、前後とも動詞が用い 表すのに対し、「と」は、場面を二つに
られるが、(3)のように、ある状況の発 分けて、第一の場面から第二の場面に
見を表す用法では後半に名詞述語や 切り替わる時に起こる変化を外から描
形容詞述語が使われることもある。 寫するような場合に用いるものだからで
(例)外に出ると、予想以上に寒かっ ある。
た。 5 ...とすぐ
かれ か元
b ..と..た <連続> (1)彼は、うちへ帰るとすぐテビ
书とこ ど心 い
(1)男はめぎまし時計を止めると、 のスイッチを入れる。
もE 泛之号之意上〈 元意、书 み苦 害
またベッ下へ戻った。 (2)放送局は、駅を降りて右へ曲
とう善ょう元き つ
(2)わたしは、東京駅へ着<とそ がるとすぐです。
あし 加 整 かえ
の足で会社へ向かった。 (3)うちへ帰るとすぐテレビのス个
はは 的力考 お い
(3)母は受話機を置くと、ためいき ッチを入れた。
かれ 与 加は?意上加 招
をついた。 (4)彼らは土地の開発許可が降り
こらC
同一の行為者が、ひとつの動作を契機 るとすぐ工事にとりかかった。
にして、引き続き次の動作をしたという乙 加のじょ だい加く、そ2惑占5
(5)彼女は大学を卒業するとすぐ
とを表す。前後とも意志的動作を表す。 けっこん
結婚した。
文末は普通夕形を用いるが、シナリ才の 与と だ
卜書などでは次のように辞書形も使われ (6)スポーッをやめるとすぐ太り出
る。 した。
(例)(シナり才)良雄は、手を示<と、ギ 条件表現の「と」と副詞「すぐ」の組み
ターを手に取る。 合わさったもので、前の出来事に続いて
<連続>の「と」は小説や物語でよく すぐに次の出来事が起こることを表す。
使われる。この用法では「たら」の使用 6 ...と <前置き>
しょうじ恚 い
は不自然で、ほとんどの場合、言いかえ (1)正直に言うと、そのことについ
は不可能である。この用法の「と」は、 初
てはあまりよく分からないので
動詞のテ形で言いかえられるが、テ形
から「と」への言いかえは、いつも可能 す。
はは v 色い差ん わかもの
とは限らない。例えば、テ形は三つ以上 (2)母に言わせると、最近の若者
苦ょう慧 ,力る
の動作の連続を表すことができるが、こ は行儀が悪くなっているよう
れを「と」で言いかえることはできない。 尤。
(誤)父は家に帰ると、ご飯を食べると、 ほんとら もう あ
(3)本当のことを申し上げますと、
すぐ布团に入った。 しゅじゅつたす みこ
手術で助かる見込みは50八
(正)父は家に帰って、ご飯を食べて、

291

303
と2
V加 打も
—七ン卜以下 ではないかと思 「一人、また一人」「一つ、また一つ」の
います。 ように、「1」を表す数量詞を繰り返し
じつょらて老 てん て、出来事が散発的に繰り返される様
(4)実用的な点からみると、あまり
つか や 子を表す。書きことば。
使いやすい部屋ではない。 2数量詞+と<累加>
いま かん加 かれ
(5)今となって考えてみると、彼の ひとと ひと 小た り あつま
(1)人々は一人、二人と集ってき

言う之と有もつと为だ。
くねん <白 ことし き<ら た。 に加 きんかV
(6)昨年に比べると、今年は楼の
加い か おそ
(2)このコンクールも二回、三回と
加V か色
開花がちょっと遅いようだ。 回を重ねるうちに、だんだんよ
「言う」「見る」「考える」「比べる」など、
くなってきた。
発言や思考、比較などを表す動詞に続 に ん 、飞加
(3)二度三度と失敗を繰り返し
き、後に続くことがらがどのような観点や せい乙う
立場から述べられているかについて前 て、ようやく成功にこぎつけた。
置き的に述べる表現。この用法の「と] 少ない数と、一つ上の数を並べて、少し

は、「たら」「ば」「なら」で言いかえられ ずつ量や回数が增る様子を表す。
る乙とが多い。 3数量詞+とV-ない
きんえん 加れ けっしん
7...からいうと →【からいう】1 (1)禁煙しようという彼の決心は三

8 ..からすると →【からする】1
日と続かなかった。
9 ..からみると →【から承る】1 ひと みじか 示人
(2)あの人は気が短いから、5分
10 .てみる亡→【てみる】3 主
と待っていられない。
11 ..というと →【とい让】 か

12 ..となると →【となると2】 (3)A:これだけビールを霣って


13 ..ともなると →【ともな七】 おけばだいじょうぶでしょ
14 ..によると →【によると】 う。
15 V-ようとV-まい比→【ょう2】4 也〈 お指 U
B:いや、客が多いから1時
办ん

間ともちませんよ。
【と2】 せんでん
(4)あんなに宣伝したのに、参加
飞ん办

1数量詞+と<繰り返し> し也 にじ即うにん あつま


ひとびと ひとD ひと) 者は二十人と集らなかった。
(1)人々は一人、また一人とやって
短い期間や少ない量を表す数量詞を
きた。
ほし ひと ひと 意 用い、後ろには否定の表現を伴って、わ
(2)星が、一つ、また一つと消えて ずかそれだけでさえ満たせないという意
い<。 味を表す。
はく方ょう い方力 いちわ みずらみ
(3)白鳥が一羽、また一羽と湖に 4にどとV-ない →【にとと…ない】
热 变 5擬態語+と
降り立った。

292

304
あいまって-とあって

かれ た 西
(1)彼はゆっくりと立ち. 上がった。
あ动 云

(2)雨がザーッ北降ってきた。 【とあって】
あ动 白 はじ
(3)雨がぼっり、ほつりと降り始め 1 ...とあって
[Nとあって]
た。
れっし は [Vとあって]
(4)列車はガタンガタンと動き始め きょう さんれんき沙う ぜんこく
(1)今日は三連休とあって、全国
た。
营ずぐち いた
泛5<克 加 可 加んこ3
の行渠地は家族連れの観光
(5)傷口がずきんずきんと痛む。 意ゃく に苦
客で賑わいました。
擬態語や擬声語に付いて、動作や作用 い方ねんいっ加 史つ
(2)一年に一回のお祭りとあって、
の行われる様子を表す。「と」は省略で むら ひと 以池
きる場合もある。また、(3)~(5)のよ 村の人はみんな神社へ集まっ
うに擬態語や擬声語を繰)返すと、動作 ていた。
き 加れ な中之んそ5
や作用が繰り返されたり少しずつゅっ< (3)めったに聞けない彼の生演奏
せ束 まんいん
り匕開始されたりする様子を表す。 とあって、狭いクラブは満員に
なった。
【とあいまって】 おおがた たいふら 世っ言ん
(4)大型の台風が接近していると
[Nとあいまって] いえ たいき<
加れ げんだいて意 1けんちく はいけ あって、どの家も対策におおわ
(1)彼の現代的な建築は背景の
し世ん らわだ。
すばらしい自然とあいまって、 加 53 み
<う (5)名画が無料で見られるとあっ
シン才ルでやすらぎのある空 せ遂 う
加ん て、席ははやばやと埋まってし
間を生み出している。
えV加伊んがっ ねいろ まった。
(2)その映画は、弦楽器の音色が
う?< う あ み ひと 「...という状況なので」という意味を表
美しい映像と相まって、見る人
かんどう す。特別の状況の場合に用いられ、後
を感動させずにはおかないす にその状況で当然起こることがらやとる
さくひん
ばらしい作品となっている。 べき行動を述べるという含みがある。書
办れ く芒加の上下ん上う
(3)彼の独創性が彼女の伝統美 きことばで、ニュースなどで使う。
あV かれつ< かぐ 2 ...とあっては
と相まって、彼らの作る家具は と5 大の ことわ

オリジナリティあふれたものとな (1)伊藤さんの頼みとあっては、断
れない。
っている。 かれ こうえん 左ん
(2)彼が講演するとあっては、何と
名詞に付いて、「それが他の要素と作用 き v
し合って」「その性質が他の要素の性質 かして聞きに行かねばならな
と一緒に働いて」という意味を表す。書 い。
こらか てVか いち
ことば的な表現。 (3)高価なじゅうたんが定価の一

293

305
といい
わり か みせ こん
割で買えるとあっては、店が混 行為を行うように勸める意味を表す。文
さつ
雑しないはずがありません。 脈によっては、(5)のように「自分の好
さいしん き 言
きなように...しなさい」といった「放任」
(4)最新のコンピュ—タ一機器が
てん V を表す場合もある。しないように勸める
すべて展示されるとあっては、
加れ
場合には使えず、その場合は「V-ない
コンピューターマニアの彼が
ほうがいい」などを使う。
行かないわけがない。 (誤)今買わないといい。
「.という状況であるなら」という意味を (正)今買わないほうがいい。
表す。特別な状況の場合に用いられ、 類義的表現として「たらいい」「ばいい」
後にその状況で当然起こることがらやと があるが、「といい」は「一般的にそうす
るべき行動を述べるのに使う。たとえば るのが適当だ」という意味の勸めに使
(1)の例では、伊藤さんが自分にとって う。どうすべきかをたずねる疑問表現で
重要な人物であるから当然断れないと は「といい」は使えず、「たらいい」「ば
いった状況で用いる。ややかたい表現 いい]を使う。その答えには「たらいい/
だが、話しことばでも使う。 ばいい」だけでなく、「といい」も使うこと
ができる。この場合「たらいい/ばいい」
が特定の結果を得るために「それで必
【といい】 要十分だ」という意味を表すのに対し
[N/Na だといい] 「といい」は「それが一般的に適切龙」
[A-いといい]
という意味を表す。
[V-るといい] (誤)うまくいかない時はどうするといい
「と1-3」と「いい」が結び付いたもの。
「とよい」はそのやや改まった形。
ですか。
(正)A:うまくいかない時はどう{Lた
1 V-るといい<勸め>
加示 いまか ら/すれば}いいですか。
(1)この株は今買うといいですよ。
力 じしk B:山本さんに{聞いたら/聞け
(2)分からないときは、この辞書を れば/聞くと}いいですよ。
?か
使うといい。 2 ...といい<願望>
りょこう ちv う こ电 ん本こ
(3)旅行には、小さいドライヤーを (1)生まれてくる子供が、女の子だ

持っていくといい。 といいなあ。
つか し艺e い号 が<せv 世っ意ょくて意
(4)疲れたようだね。仕事は急が (2)学生がもっと積極的だといい
すこ
なくてもいいから、ソファで少し のだが。
ね 心ん言上う心 书 ひろ
寝るといい。 (3)勉強部屋がもっと広いといい
わたし うたが 艺ん示人 う九が
(5)私を疑いたければ存分に疑う のになあ。
?上こ3 あいだ せいてん
といい。 (4)旅行の間、晴天が続くといい。
かれ 加人 虫 あ
動詞の辞書形を受け、人に対してその (5)彼が時間に間に合うといいん

294

306
といい...といいーといいますと

だけど。 (誤)僕も行けるとよかったのに。
わす
(6)みんながこのことを忘れてい) (正)僕も行けるとよかったん {だけど/
だが}。
ないといいが。
がく世い 上法?意、加? ん
(7)学生の自発的な活動が今後
けい卷<
も継続されるといい。 【といい..といい】
[NといいNといい]
そうなってほしいという願望を表す。文 しゃちょう せん む
(1)社長といい、専務といい、この
末に「が/けど/のに/(のに)なあ」な 加い 加人品 不 高たま 电
会社の幹部は古くさい頭の持
どを伴うことが多い。「が/けど/のに」 し
を伴う場合は、「実現しないかもしれな ち主ばかりだ。
都才的 寸こ あそ
いJ北いう不安や、現状が希望する状態 (2)娘といい、息子といい、遊んで
世ん世人心人意う
と異なるという含みがある。「たらいい」 ばかりで、全然勉強しようとし
「ばいいもほぼ同義で、ほとんどの場合
ない。
言いかえが可能。 げんかん 文 八や

3 ...とよかった(のに) (3)玄関の絵といい、この部屋の
元 じ か いっせんまん
たの Dこ3 絵といい、時価一千万を越え
(1)A:とても楽しい旅行だった
わよ。あなたも来るとよか
るものばかりだ。
し7 加ら

ったのに。 (4)これは、質といい、柄といい、
もう ん 意もの
い 申し分のない着物です。
B:行けるとよかったんだけ
意こう け儿意
青边3よう
(5)ここは、気候といい、景色とい
ど、急用ができてしまっ 老中う力 才 言い乙う
い、休暇を過ごすには、最高の
てね。 ばしょ
ほんとう い 場所だ。
(2)本当のことを言ってくれるとよ
かったのに。 (6)あのホテルといい、このレストラ
かんこう善ゃく
へ や すこ ひ あ ン北いい、観光客からできるだ
(3)この部屋、もう少し日当たりが
けしぼりとろうとしているのが
いいとよかったんだが。 めいはく
実際には起こらなかったり、現実が期待
明白だ。
に反するような場合に、それを残念に思 例としてふたつのものをとりあげるのに
ったり聞き手を非難したりする気持ちを 用いる。その二つだけでなく他のものも
表す。この用法では「とよかった」よりも そうであるという意味が含まれることが
「ばよかった」「たらよかった」の形の方が 多い。批判や評価の文で使い、特别な
よく使われる。文末には「のに/のだ 感情(あきれたという気持ち、感心、あき
が/のだけれど」などが付くことが多い。 らめなど)が表される。
「のに」は普通自分の行動については使
わない。 【といいますと】

295

307
というーという2
てんし 南き え が 及
(1)サファリといいますと、アフリ力 (5) 「天使の朝」という映画を見た
ともだ方 えVが
しtん 号之
の大自然が連想されます。 が、友達はだれもその映画の
な束之 考
だんかい せだい
(2)団塊の世代といいますと、1940 名前を聞いたことがないと言っ
ねん 书 う
年代の終わりごろに生まれた た。
せだv
世代のことですね。 「N1というN2」の形でN2の名前を
Cだ ょ世v Lv 示すのに用いる。単に「これはプルメリア
(3)A:この時代は女性の時代で
です」という場合と比べると、「という」を
すね。 用いた場合は、話し手か聞き手、または
B:といいますと、どういうこと その双方がその花をあまりよく知らない
でしょうか。 という含みがある。くだけた話しことばで
「というと」の丁寧な言い方。 は、しばしば[プルメリアって花」「工べ
→【とい化】 スって町」のように「Nって」という形が
用いられる。
2 NというN <繰り返し>
【という】 どうろ 方石 くるま
办ち乙 い (1)道路という道路は車であ示れ
(1)道子さんはすぐにいくと言いま
ていた。
した。 い元 いえ かさ
そつ送ょう己 言ょらり か之 きょうし (2)家という家は飾りをいっばいつ
(2)卒業後は鄉里へ帰って教師 802 よ
けて、独立の喜びをあらわして
をしているという。
子ね 本宋之 いた。
(3)あの船の名前はなんといいま まど まど ひと かお
(3)ビルの窓という窓に人の顔が
すか。
み元た。
→【い】 かい心:う せんしゅ かお
(4)会場をでてくる選手の顔とい
かお まんそくかん
う顔に满足感がみちあ系れて
【という2】
1 NというN <名前>
いた。
はな 同一の名詞を使って、「全部のN」とい
(1)これは、プルメリアという花で
う意味を表す。すべてであることを強調
す。
や宋か力と み こ か じん L するのに用いる。書きことばで文学的な
(2)山川登美子という歌人を知っ 表現。
ていますか。 3 ...とうN <内容>
本か の ひと でん力 かいし也 しこと こ
(3)中野さんという人から電話が (1)この会社には、仕事は五時ま
意そ<
あった。 でだという規則がある。
ひこう意 つ 节求だ Vh が加
(4)飛行機が次に着いたのは、工 (2)山田さんは自分では画家だと
ちい 雲ち 浮んとう 加いしけ
べスという小さい町だった。 いっているが、本当は会社経

296

308
というかーということ
えいL なが
営者だといううわさが流れてい 人やできごとに付いて、「たとえばこんな

る。 風にも言える」という気持ちで印象や判
おとうと だいがく こうかく し 断を插入的に述べるのに用いる。後に、
(3)弟が大学に合格したという知
う と 総括的な判断を述べることが多い。
らせを受け取った。 2....とうか...というか
加のじ上 と之方也く いちに方お< しん

(4)彼女の到着が一日遅れると (1)そんなことを言うなんて、無神
れんらく は
けv ば加
いう連絡が入った。
ん 甚 しん甚いひん
経というか、馬鹿というか、あき
(5)今度K製蘖からでた新製品
意 つ加 れてものもいえない。
はよく効くし、それに使いやす 加のじょ こ之ど い态
ひょうばん
(2)彼女の行動は大胆というか、
いという評判である。 书じ也き こんわく
けむり かだ 無邪気というか、みんなを困惑
(6)たばこの煙が体によくないとい
V Vn し
させた。
加れ ひうょう 业号う
う事実はだれでも知っている。
(3)そのときの彼の表情は、悲壮
书书 こと
Nの内容を述べるのに用いる。Nには というか、雄々しいというか、言
「話」「うわさ」「評判」など発言に関わ ば
葉にはしがたいものがあった。
る名詞や、「規則」「記事」「情報」「事 ことば き
件」など内容のあるまとまりを表す名詞 (4)そのほめ言葉を聞いたときの
苦も
が用いられる。「仕事」「事件」など、で わたしの気持ちは、うれしいと

きごとの内容を述べる場合は、「という」 いうか、恥ずかしいというか、
が省略されることもある。 人、、甚?V
何とも説明しがたいものだっ
(例)3人の高校生が中学校に放火し
た(という)事件は、近所の人を不
た。
安に陷れた。 人やできごとについて、その印象や判断
などを、思いつくままに並べあげるのに
用いる。あとに、総括的な判断などを述
【というか】 べることが多い。
1 ..とうか
(1)そんなことをするなんて、ほん
ば加 乙ま と 【ということ】
とに馬鹿というか、困った人だ。
けつだん 四方意 1 ...という二と<内容>
(2)この決断は、勇気があるという 当いし

深んじん
(1)最初のオリンピックが了テネだ
いま し
か、とにかく凡人にはなかなか ったということは今まで知らな
できないことだ。 かった。
も かね ぜん
(3)持っていたお金を全部あげて にほんこ に活ん
ひと (2)日本語のクラスで、日本ではク
しまうとは、人がいいというか、 し上う加? ほ3 だい
リスマスよりお正月の方が大
じ なら
びっくりきせられた。 事だということを習った。

297

309
ということ
こう以上3ち本 ゅ充
(3)この工場地带のはしに、豊か
し世ん のこ
す。
な自然が残っているということ 語句の意味やことがらの解积を述べる

は、あまり知られていない。 のに用いる。必ず「という」をつける。
ほうりっし
3 ....という二とは...(ということ)だ
(4)この法律を知っている人が少 でんし节
书扫 もんだ (1)電車がストライキをするという
ないということは、大きな問題 加っこう 中す
ことは、あしたは学校が休みに
だ。
こば节し
(5)小林さんが、バン□クへ赴任す
小にん
なるということだ。
い方にち じかんつょう 意んょう
せいし意 (2)一日5時間月曜から金曜まで
るということが正式に決まった。 はたら 1.沛方加ん
い 働くということは、1週間で
(6)わたしがここで言いたいのは、
Vかk ?323
こんばんて意げんいん加い动V 加苦
25時間の劳働だ。
根本的に原因を解明しない限 くる束 いちだ
じたい かい世ん (3)車が一台しかないということ
り、事態は改善されないという en
は、わたしたちのうち誰かバス
ことだ。 い
話や知識や出来事などの内容を具体
で行かなければならないとい
的に示すのに用いる。「という」は...だ」 う乙とだ。
のあとでは必ず必要だが、それ以外で ある状況についての解积を述べる表
はつけなくてもよい場合が多い。ただし、 現。「XということはYだ」において、聞
文が長い場合は文のまとまりをわかりや き手も知っている状況Xを述べ、その状
すくするために付けるのが普通。 況から推測されたり、結論として導き出
2 ...ということ<意味> されたりすることがらを、Yで示す。
とらだ <5 み书か
(1)「灯台もと暗し」とは、身近な 4 ...とうことにする
ことはかえって気がつかないと

→【ことにする】2
5 ...ということだ <伝聞>
いう乙とである。 也主大 方か かいし书
じ かん (1)山田さんは、近<会社をやめて
(2)このことわざの意味は、時間を りゅうがく
たいせつ 留学するということだ。
大切にしないといけないという 世上3人出5855
(2)この店は当分休業するという
こと尤。
ひとうで どけ ことで、わたしのアルバイトも
(3)A:なんであの人腕時計を 意上之 书
今日で終わりになった。
指してるの? たら 机いう子 加 ばあ
は中 (3)新しい冷蔵庫を買う場合は、
B:早くしろってことよ。 不る したど
し ん世0) 古いのを下取りしてくれるとい
(4)A:つまり、この商談は成立 たし
う乙とだから、それを確かめて
しないということですか。 か
から買ったほうがいい。
B:ええ、まあそういうことで ほしゅう がつまつ
(4)募集のしめきりは9月末(だ)

298

310
というと
书う话
ということだから、応募するのな ば」とも言う。話しことばでは「っていう
いそ
ら急いだほうがいい。 と」となることもある。
よしだ すがた
2というと...のことですか
(5)A:吉田さん、まだ姿が見えま
(1)「しめなわ」というと、あの、
せんね。 しょう加? か艺
お正月につける飾りのことで
B:いや、さっきまでいたんで
か元 こん すか。
すが、もう帰りました。今 みんかん えんじょだん
学 方上う (2)NGOというと、民間の援助団
夜から出張するというこ たV
体のことですか
とです。 こ中
(3)A:困っていたとき、ケリーが
伝聞を表す。かならず「という」をつけ 加ね 加

る。 金を貸してくれまして。
B:あの、ケリーというと、あの
苦んこう加

【というと】 銀行家のケリ—のことで

1 ...という北 すか。
(1)スペインというと、すぐフラメン A:ああ、そうです。
こ乙ろ
口が心に浮かぶ。 単語、語句の意味や定義を確認するの
ほっかいどう ひ3 号うん し
(2)北海道というと、広い草原や牛 に使う。先行文脈で出された語句をとり
也 扫も 龙 あげてたずねる場合が多い。話しことば
の群れを思い出す。
そう世意 しょう では、「というと」のかわりに、「って」を
(3)漱石というと、「こころ」という小
世?、书も 想 少と、お书 使うこともある。確認の表現であり
説を思い出す人も多いだろう。 「NGOというと、何のことですか」という

(4)モーツァルトというと没後200 ような質問はしにくい。
ねん とし
年の年には随分たくさん行事 3と方と
加く 书おす上
がありましたね。 (1)A:この企画は大筋はいい
子钆在加 乙ま し5うLk5
(5)A:スキーというと、今年は長 が、細かいところで少々


野オリンピックですが、B 無理があるね。
さんスキーはなさいます B:というと。
いま せつめい

か。 A:今から説明するよ。
じょう于 じけん 书
B:ええ、でもあまり上手じゃ (2)A:この事件は終わったように
み Vつ 书

ないんですよ。 見えて、実はまだ終わって

ある話題を受けて、そこから連想される はいないんだ。
なに 书
ことについて述べたり、それについて説 B:というと、まだ何か起こる
明を加えたりするのに用いる。「...といえ んですか?

299

311
というところだーというのは
二う
相手の言葉をうけて、くわしく展開するよ B:あしたはちょっと都合が
力る
うにうながす表現。丁寧表現として「とい 悪いんです。というのは、
いますと」がある。 とう善ょう で
東京に出かけることにな
っているものですから。
【というと二ろだ】 文を受け、前の文で述べられたことがら
し あ
(1)A:どうですか、もう仕上がり の原因・理由について説明したり、話し
ますか。 手の判断の根拠を後から付加的に述べ
に方
B:あと2、3日というところ るような場合に用いる。後に続<文は「.
からだ/のだ」などで終わることが多い。
です。
せんとう せんし师 「なぜならと似ているが、「なぜなら」
(2)先頭の選手は、ゴールまであと
ひとい意 が明確な因果関係がある場合に使わ
一息というところです。 れるのに対し、「というのは」は事情を付
LAE
(3)A:進度はどんなものです 加的に説明する場合であれば、必ずし
か。 もはっきりとした因果関係がなくても使う
らいLゅうにゅらもんだん加い 抬
B:来週で入門段階が終わ ことができる。また、「なぜなら」は書き
ことばで、「というのは」は話しことばで用
るというところです。
いられることが多い。
その段階での状況を説明するのに用い 2 ...というのは..という二とだ
る。「...といったところだ」とも言う。 す己 お号
(1) イさんが「少し遅くなる」とい
いち以かん お<
うのは、一時間は遅れるという
【というのは】 ことだ。
1とうのは 方低う世んたい あめ い方じ かん
え意忠交 办いは?はい加〈意う (2)この地方全体で雨が一時間
(1)駅前の開発計画が急に取りや 承
ちいき に10 センチ降るというのは、
めになった。というのは、地域 こうずい书
じ四うみん きょうこう はんた 洪水が起こるということだ。
住民の強硬な反対で、又ス
さ力 「...ということは..(ということ)だ」と同
までが騒ぎだしたからだ。
もう らいし う 義。
(2)申しわけありませんが、来週 →【という二と】3

お休みをいただけないでしょう 3 ...というのはNのことだ
<に はは とっ
か。というのは、国から母が突 (1)パソコンというのはパーソナル
世んたず
然訪ねてくることになったんで コン匕ュ—タ—のことだ。
沙う亡中 まんげっ で
す。 (2)十五夜というのは、满月の出る
已う よる
(3)A:あしたのご都合はいかが 夜のことだ。
ですか。 单語、語句、文の意味の定義、説明、

300

312
というのもーというものではない

解积を示す表現。 為であることを強調する。「...からだ」の
代わりに「.…のだ」を用いることもある。

【というのも】
1とうのも 【というものだ】
かいし とうさん
(1)あの会社、倒産するかもしれま [V-るとい施のだ]
けんき中う せいさんり上う ねん
せんよ。というのも、このところ (1)この研究は、生産量を10年
はv
言中う团学加加さ
急激に株価が下がっている のうちに 2倍にするというもの

んですよ。 だ。
かれ ひる よる
こんかい?<
(2)彼は昼だけでなく、夜もアルバ (2)今回作られたタイム力プセル
おや 相ん意 ひとと世 善

イトしている。というのも、親の は200年先の人々に20世紀
う おく
し书く だいがく そつ
仕送りを受けずに大学を卒 からのメッセージを送るという

業しようとしているからだ。 ものだ。
せんほう てv V とりひ意 Vょう

「というのは」とほほ同じだ。 (3)先方から提示された取引の条
けん )えき
2と方のも..からだ 件は、利益の 30パーセントを
加れ てんしk< <う善 わた
(1)彼が転職したというのも、空気 渡すというものだった。
いな加 ょう <こ
のきれいな田舍で病弱な子 あるものの機能や内容の説明をするの
ども つょ 发も

供を強くしたいと思ったから に用いる。

だ。 よこはま
(2)わぎわぎ横浜までそのレコ—ド 【というものではない】
た もの 也す

(1)食べ物などは、安ければそれ
を買いに行ったというのも、た
加のょょ
だ彼女を喜ばせたかったから でいいというものではない。
は中 くるま
(2)速ければそれだけでいい車だ
だ。
あ扫善
(3)青木さんが怒ったというのも、
书こ
というものでもないだろう。
加 たいだ 师うめい、だいが〈、そ?苦占之
部下がみんなあまりにも怠惰 (3)有名な大学を卒業したからと
しあわ
だったからだ。 いって、それで幸せになれると
と ち ら
(4)土地を壳るというのも、そうしな いうものでもない。
そらでく世V は5
ひと じゅら
ければ相続税が払えないから (4)人には自由があるからといっ
本化
て、何をしてもよいというもので
だ。
すでになされた、あるいはすると決まった はない。
行為について、そうなった理由を説明す ある主張や考え方について、それが全
るのに用いる。「」は、それが特别な行 面的に妥当だとは言えないという意味を

301

313
というよりーといえなくもない
い元龙
表す。(2)(3)のように「というものでも (2)スポーッマンの家田さんといえ
か世 加
ない」とも言い、その場合、その主張や ども、風邪には勝てなかったら
考え方をやや婉曲に否定している。
しい。
意つ げんう加A )
(3)その機密は厳重に管理されて
【というより】 おり、たとえ、部長といえども近
示ちょう ち加
のむら がっこう せんせV
(1)野村さんは、学校の先生という 意ん

莲んこういん
づくことは禁じられている。
より、銀行員のようだ。 う活う龙い 1 ま ちが
元ほん 乙地型 (4)弘法大師といえども 字を間違 可

(2)この絵本は、子供向けというよ
书とな 加
えることがあるのだから、
り、むしろ、大人のために書か しうuk3 Lotv
きくひん 少々の失敗にくよくよすること
れたような作品だ。
ひと L?nv 也
はない。
(3)あの人は、失礼というより、無
しんけ 讓歩を表す表現で、資格や能力のある
神経なのだ。 ものを取り上げ、それなら当然できるとい
加れ ろんそう しず
(4)彼は、論争を静めるためという う予想に反したことがらが成立すること
V示んち加ら
より、自分の力を見せつけるた を表す。あらたまった話しことばや、小説
はつげん
などの書きことばで使う。「でも」で言い
めに発言したにすぎない。
かえることができる。
あることがらについての表現や判断の
仕方を比較するのに用いる。「Xという
言い方もできるが、比較すればYという 【といえなくもない】
さいきん かれ し它と
言い方の方が妥当だ」という意味。 (1)A:最近、彼はまじめに仕事

をしていますか。
まえ

【といえと】 B:まあ、前よりはましだとい
1 ...と元と えなくもないですが。
いん いっこ< 书う
中虫だくん な
(1)この寺院では、一国の王といえ (2)A:山田君のゴルフは才口並
<2 はv
ど、靴をはいたまま入ることは
みだね。
ゅる
許されない。

はる
B:うーん。まあ、そう言えな
乙よみ う元 と
(2)層の上では春といえど、この土 くもないけど..。
ち ひとびと ま ふゅ 色心 かいし は し
地の人々はいまだ真冬の寒さ
(3)この会社に入った当初は、仕
にふるえている。 事のあまりのきつさにどうなる
发有 い束 な
「.といえども」と同じ。 ことかと思ったが、今では慣れ
2 ...と元とも てきたと言えなくもない。すくな
亦师や末 と さん か
(1)冬山は、ベテランの登山家とい 来之 つ加

そうなん 善けん くとも、前ほどは疲れなくなっ


えども、遭難する危険がある。

302

314
といえば

た。 が普通だが、実はそれとは対照的なZ
「といえる」ほど断定的ではなく、やや消 という評価が得られるということを表すの
極的に肯定する言い方。後に逆接的な に用いる。
内容が続いたり、それを暗示したりする 3....といえば..かもしれない
かれ さいらv
ことが多い。 (1)彼らはビートルズの再来だとい
えば、ほめすぎかもしれない。
盖か い宏 さいてい
【といえば】 (2)この議会は今までで最低だと
もんだい
1 Nとい元ば いえば、問題があるかもしれな
かわぐち V
(1)川口さんといえば、どこへ行っ
すがた み
い。 きくひん だい なが 加
たのか、姿が見えませんね。 (3)この作品が時代の流れを变え
た加苦 きって
(2)高木さんといえば切手というぐ るといえば、あまりにおおげさか
加れし四うし必うね? 地うめV v み
らい、彼の収集熱は有名だ。 もしれないが、実際に見れば
もりまち む加しもくきV 古 述
(3)森町といえば、昔から木材の その素晴らしさがわかるだろ
んち さ人お人世人
産地だが、最近は温泉が吹き
龙 わだ
う。
出して話題になっている。 婉曲的な評価の表現。前半部分で述べ
ある話題を受けて、そこから連想される た評価を後半で弱めるのに用いる。話
ことについて述べたり、それについて説 し手の主張したいのは前半部分の評価
明を加えたりするのに用いる。「...という であることが多く、(3)のように後ろにそ
と」とも言う。 の評価を肯定し発展させる文が続くこと
2 ...と元ば…が も多い。

(1)おっとりしているといえば、聞こ 4 ...といえば..ぐらいのことだ
と< V
かのじょ なに
えがいいが、彼女は何をする (1)わたしの得意なことといえば、
书そ は中の
のも遅い。 ビールの早飲みぐらいのこと
ところ
だ。
みど9 便た
(2)緑が豐かだといえば、いい所
お为 じっさ 匕书 去ち ちvめしょ
だと思うが、実際は遠<て行< (2)町の名所といえば、小さい古
たいへん
ん の
のが大変だ。 墳が残っているぐらいのこと
い方にち っ加V 加
(3)一日に一回は部下をどなりつ 尤。
じょうし こ ども
けるといえば、こわい上司だと (3)うちの子供のとりえといえば、
书も っさv どう茶つ
思われるが、実際はみんなに 動物をかわいがるぐらいのこと

したわれている。 尤。
対立する評価を述べる表現。Xという言 取り上げた話題について、あまりすぐれ
い方から考えるとYという評価を得るの たものがないと述べるのに用いる。自分

303

315
といけない—といったらありはしない

已之加、电よ指 指乙な
に関することを謙遜して述べるときに使 (3)この豪華な催しの行われてい
方项しゃじ上う
う之とが多い。 るホールの駐車場には、ベン
55う
ッ、ロールスロイスといった超

【といけない】
乙う青地弓1.路
高級車がずらりと止まってい
[V-るといけない から/ので]
ぬす る。
(1)盗まれるといけないので、さい
きん己 例を列挙するのに使う。これが全部では
示は金庫にしまっておこう。 なく、ほかにまだあるという含みがある。
あめ かさ
(2)雨がふるといけませんから、伞 2 ...といったと二ろだ
电 い いきん か
を持って行きましょう。 (1)A:最近よく借りだされるビデ
わす なん
(3)忘れるといけないので、メモし 才は何ですか。
ておいた。 B:ダイハード、スターウ才—
おく 书书 は也
(4)遅れるといけないと思って、早 ズといったところですね。
め で い元 加龙ち上3L
目に家を出た。 (2)A:体の調子、どうですか。
かいふく いっ任
望ましくないことがらを受け「それが起乙 B:回復まであと一歩といっ
ると困る」という心配・危惧の気持ちを表 たところです。
す。たいていの場合「...といけないの かれ 3んてん 3下
(3)A:彼の運転の腕はどうです
で/から/と思って」のような形で使わ
れ、後ろには困ったことにならないように か。
あらかじめ準備しておくといった意味の B:まあまあといったところで
表現が続く。「V-てはいけない」电似た すね。
意味を表すが、言い切りで「禁止」の その段階での状況を説明するのに用い
表現として使うことができる点で「といけ る。「....というところだ」とも言う。
ない」と異なる。

【といったらありはしない】
【といった】 [Nといったらあはしない]
1 N、NとったN [A-いといったらありはしない]
く万さ加 指了 C ほ人 历う とし ひと
(1)黒沢、小津といった日本の有 (1)この年になってから一人暮らし
めい、えがかんをく 克くひん、 うえV はじ 己己ろ保そ
名な映画監督の作品を上映 を始める心細さといったらあり
するそうだ。 はしない。
がっこう かのじょ たち ばじ上うこ上力
(2)この学校には、タイ、インドネシ (2)彼女はこっちが立場上断れ
とうなん
ア、マレーシアといった東南ア ないとわかっていて、わぎとい
くに うが<世 己と 书
ジアの国々からの留学生が やな仕事を押しつけてくるの
お抬
多い。

304

316
といったらありゃしないーといって

だ。くやしいといったらありはし しいったらないよ。
けっこん U 5い法 ねん 心っ意ょ
ない。 (4)結婚以来今まで10年も别居
つま
「といったらない」とほぼ同じ意味尤が、 せぎるをえなかった妻とやっと
いっLk <
マイナス評価のことがらを言うときだけ 一緒に暮らせるのだ。うれしい
に使われる。書きことば的。
といったらない。
名詞やイ形容詞に付いて、その程度が
【といったらありゃしない】 極端であることを強調するのに用いる。
[Nといったらありゃしない] 「とても言い表せないほど...だ」[そんな
[A-いといったらありゃしない] に..ことは他にはないという意味。話し
乙 じぶん 力
(1)あの子は自分が周りからちや ことばでは[...ったらない」の形も使われ
1 3元
ほやされているのを知った上 る。また、「といったらありはしない用同
1 ょう
で、それを利用しているんだ じ意味だが、マイナス評価の時だけに
にく 用いる。
よ。憎たらしいといったらあり也
しない。
(2)このごろあちこちで地震があ
Cしん 【といって】
1とって
るでしょ?おそろしいったら かね 老 ど<
(1)お金をなくしたのは気の毒だ
ありゃしない。 か
が、といって、わたしにも食せ
「といったらありはしない」のくだけた話し ほど 加ね
る程のお金はない。
ことばでの言い方。[...ったらありゃしな mうしい.らWしe3法?,はた方、ど指
(2)入社以来週末も働き通し
い」と省略されることが多い。
つか は
で、疲れ果ててしまった。とい
し己と
【といったらない】 って、ここで仕事をやめる乙とも

[Nといったらない] できない。
さい善ん かれ はたら
[A-い(と)ったらない] (3)最近の彼の働きはめぎましい
法安よめいし上う意 加①じょ3つ<
しょうLん
(1)花嫁衣装を着た彼女の美し が、といって、すぐに昇進させ
といったらなかった。 るわけにもいかない。
办之 ひと たい书う しか九 かい
(2)みんなが帰っていったあと、一 (4)このような対応の仕方では、解
り 2 5 计 外は
人きりで病室に取り残された 決はおぼつかないという批判
さび
しゅうち中う
ときの寂しさといったらなかつ が集中した。といって、これに
加 あん で
た。
かれ 加い善方冲う かお
代わる案が出て来たわけでは
(3)彼は会議中にまじめな顔をし なかった。
じょうだん
て冗談を言うんだから、おか 状況を表す文を受けて、「しかしながら]

305

317
といっては一といっても

という意味を表す。後ろには、その状況 い。
から当然予測できる事態には続かない
否定を伴い、「特にとりあげるべきものが
という乙とが表される。
ない」という意味を表す。
2 ....といって
高た电 いた かれ かいし
(1)頭が痛いといって、彼は会社を
やす 【といっては】
休んだ。 ひと

(1)あの人はなまけものだといって
み むす动
(2)ニュ—スを見るといって、娘は V 支
ど<世ん は言い過ぎかもしれない。
テレビを独占している。 しhE5
おお じ z 书 (2)神童といってはほめすぎかもし
(3)大きな事故が起こったといっ よ 加れ 夫ん号3
とうきょ< 525E れないが、その夜の彼の演奏
て、当局はトンネルを通行止 み己と
は確かに見事だった。
めにした。 こう善ょうと し
(3)工業都市といってはあたらな
い龙 こ ど电 けんこう
(4)石田さんは、子供の健康のた こらだい
ひ 乙 いかもしれない。ここには広大
めだといって、いなかに引っ越 もD ひろ
な森も広がっているからだ。
していった。 加のじょ
(4)彼女をワンマンだといっては氨

「.という理由を言って」という意味。口 < 之 はたら
の毒だ。ほかの人が働かない
実や理由を述べて、ある行為をするとい
うことを述べるのに使う。ただし、実際に だけなのだから。
声に出して言った言葉のとおりでなくて 人やできごとについての判断や評判な

もかまわない。 どを述べた表現を受けて、そのように批
3これといって...ない 評することは「言い過ぎだ」とか「合って
げんだいかい加 てんらん加
(1)現代絵画の展覧会にいった いない」と述べるときに使う。
さ<
が、これといっておもしろい作
品には出会わなかった。 【といっても】
はじ た加 节ま の深 すこ 1とっても
(2)初めて高い山に登るので少し さくひん っ<
小あん (1)ビデ才の作品を作った。といっ
不安だったが、これといって事 ん みじか <
乙 げ艺ん ても、せいぜい10分の短い作
故もなく無事に下山できた。 ひん
大 の 品だが。
(3)食べ物の好き嫌いはこれとい あ大ら み
各け (2)新しいアルバイトが見つかっ
ってないんですが、お酒はまっ と电だち が
の た。といっても、友達の代わり
たく飲めません。 いっしmらかんはたら
加れ 本ん ゅうし边う に一週間働<だけだ。
(4)彼は何でもよくできて優秀な ひと 加い方ょう
ちゅうも人 (3)あの人がこのクラブの会長で
ので、これといって注文はな たい加V
Vう す。といっても、大会であいさ
い。自由にやってくれればい

306

318
といっても

つするだけですが はそれほど程度の重いことではないとつ
し已とばか
(4)仕事場が変わりました。といっ け足すのに用いる。
书な 加い はし はし 5つ bひと<ちに..といっても
ても、同じ階の端から端へ移っ ひとくち こうだい
(1)一口にアジアといっても、広大
ただけなんですけど。 たし师大上之 示ん加
で、多種多様な文化があるの
前文で述べたことから期待されることが
らに対して、実際はそれほど程度が重く です。
ひとくち じつ ほ污
ないと修正をくわえ、限定するのに使う。 (2)一口にバラといっても、実に豐
2....といっても
、 v
富な種類があります。
ひとくち にほん人か人加、か九
a ..といっても (3)一口に日本人の考え方といっ
也す こ老ょう かえ
加んが加た
(1)A:休みには故鄉へ帰りま ても、いろいろな考え方がある
す。 う示ん
ので、どうとは決めにくいので

B:じゃあ、当分お目にかか
す。
れませんね。 簡単にまとめていうが、実際は複雑だと
加元 いっ
A:いや、帰るといっても、一 いう意味を表す。
しうかんてい か元
週間程度で、すぐまた帰 C ....といっても..ない
意 らいLφ5
って来ます。 (1)A:来週はテストがあるんで
7ょう0 た来已中
す。

(2)料理ができるといっても、卵烧
きぐらいです。 B:じゃあ、このハイキングは
(3)シンガポールへ行ったといって だめですね。
っ意 ちにちたいきい
も、実際は一日滞在しただけ A:いえ、テストがあるといっ
です。 ても、そんなにたいしたも
ねん ずら 冲言 东 いち
(4)A:去年は珍し<雪が降りま のじゃありませんから、一
にち
した。 日ぐらいはだいじょうぶで
あたた ところ
B:ヘえ、あんな暖かい所で す。
し即み V
系 中まのほ
も降るんですか。 (2)山登りが趣味だと言っても、そ
示 けいけん
A:いや、降ったといっても、 んなに経験があるわけではあ
すこ
ほんの少しで、すぐ消え りません。
か世 ひ
てしまいました。 (3)風邪を引いたと言っても、そん
に ほん盛ょう ねつ
(5)日本舞踊ができるといっても、 なに熱はない。
考 V ひと
ほんのお遊び程度です。 (4)アルバイトの人がやめたといっ
みせ 心つ ししょう
前に述べたことについて、それが実際に ても、店のほうは别に支障はな

307

319
といってもまちがいないーどうしても

い。
どょ5 招つと 高ね あそ
福な気分にさせたといっても過言

(5)土曜日には、夫の姉が遊びに ではない。
来ることになっている。しかし、
き也く < 心つ と<
お客が来るといっても、别に特 【といってもまちがいない】
いそ加 げんさい かれ に ほん かV
に忙しいわけではない。 (1)現在、彼が日本マラソン界の
だいい方にんしゃ 中ちが
ある特别な事態が生じていることを示 第一人者といっても間違いな
し、そこから当然予測されることがある い。 加いし 号 西 与加ら 书书
が、実際には程度は重くない、問題は生 (2)この会社は祖父の力で大きく
じないと述べるのに用いる。
なったといってもまちがいはな
3 ....といってもいいだろう
之加 记之。は?
(1)これは、この作家の最高の傑
い。
き< ことがらや人についての解积、判断、批
作だといってもいいだろう。
加力だ ほんとう おん 評を述べるのに用いる。「といえる」に比
(2)川田さんは、かれの本当の恩 べ、確信をもって断定的に述べる。書

師だといってもいいだろう。 ことばで使うのが普通で、「も」を入れな
じじっじょうけ的しk3 しあv
(3)事実上の決勝は、この試合だ いこともある。

と言ってもいいだろう。
「そのように評価してまちがいではない 【といわず...といわず】
だろう」の意味。ことがらや人についての [NといわずNといわず]
か世 つょ ひ く方
解积、判断、批評を述べる表現。[...と (1)風の強い日だったから、口とい

いえる」より、婉曲な表現。 わず、目といわず、すなぼこり
4 ...といってもいいすぎではない は
かん意ょうは加 もんだ が入ってきた。
(1)環境破壊の問題は、これから した ま上
(2)車体といわず、窓といわず、は
甚加)も口と池うよ之、加だ
世界の最も重要な課題になる でなペンキをぬりたくった。

V ◇亏 飞◇方
といっても言い過ぎではない。 (3)入り口といわず、出口といわ
せこら ありた
(2)成功はすべて有田さんのおか ひとびと お
ず、パニッ少になった人人が押
げだといってもいいすぎではな よ
し寄せた。
い。 あるものの部分を表す名詞を繰り返し
「そのように述べることも招招げさではな て、「区別をつけないで全部」の意味を
いJという意味。主張を強く述べるのに用 表す。
いる。かたい書きことばでは、「言いすぎ」
のかわりに「過言」が用いられることがあ
る。 【とうしても】
1とうしてもR-たい
(例)そのニュースは国中の人久を幸

308

320
どうじに

つ善 やす ほっかい
(1)次の休みには、どうしても北海 可能を表す「V-れる」の否定形や「無
3 V 理だ」「だめだ」「都合が悪い」などの否
道へ行きたい。
言ょ与そうりつ たか し 定的な意味を表す表現とともに用いら
(2)競争率の高いのは知っている
だいがく れ、努力してもできないという意味を表
けれど、どうしてもあの大学へ す。

入りたいので才
こ としじmううんてんめん意ょ
(3)どうしても今年中に運転免許
【とうじに】
をとらなければならないし、とり 1 ...ととう心に
たいと思う。
书も
[Nととうじに]
ょうしA体ん本V [V-る/V-た(の)ととうに]
(4)両親が反対したが、わたしは あいずど3じ女んL
人评选 法 才 (1)スタートの合図と同時に、選手
どうしても演劇の道に進みた た方 はし だ
おも 達はいっせいに走り出した。
いと思っていた。 わたし の こ ど3じ でんし
(2)私が乘り込むと同時に、電車
欲求表現とともに用いて、望んでいるの し
のドアは閉まった。
は実現がむずかしいと思われることだ 九L ~中 は
が、困難を乗り越えてでもしたいという、 (3)私が部屋に入ったのとほとんど
ど3以 でん力 交
願望の強さを表す。 同時に電話が鳴りだした。
2と礼ても...ない 前のことがらの起こった直後に次のこと
しこと い号加 こんげっ
(1)仕事がひど<忙しいので、今月 がらが起こることを表す。動詞と「と」の
まつ
末までは、どうしてもあなたの 間には(3)のように「の」が入ることもあ

ところへは行けません。 る。
なん もんだ 2 ...ととうじに
(2)何度もやってみたが、この問題
と [N/Naであるととう沁に]
だけはどうしても解けなかっ [A/V ととう沁に]
しゅじゅつ 言けん ともな
た。
どりょ< かちょう
(1)この手術はかなりの危険を伴
どうじ ひょう
(3)努力はしているが、あの課長 う匕同時に費用もかかる。
加其だ 加ehVょ v
はどうしてもすきになれない。 (2)社会に巢立つ若い男女の意
<盈患C?52 よく たV 等大V
(4)あしたまでに車の修理をして 欲に対して、期待するところが
たの 北飞 书书 どうC け
ほしいと頼んだが、人手が足り 大きいと同時にいささかの懸
D V ねん のこ
ないのでどうしても無理だと言 念も残る。
とうせん たいへん 书电
われた。 (3)当選できて大変うれし<思いま
.初为
ど5V 盖vん せ意に人
(5)もしどうしても都合が悪いな すと同時に、議員としての責任
心つ ひと すいせん み ひ し おも
ら、别の人を推薦してくださっ に身の引き締まる思いです。
け225
ても結構です。 二つのことがらが同時に成立することを

309

321
どうせ

表す。前後の意味内容によって、「累加」 きないといった、話し手の諦めや投げや
(1)、「対比」(2)(3)などの関係を表 りな態度を表す。望ましくないことがらが
す。たいてい普通体を受けるが、改まっ 続くことが多い。
たスピーチなどでは(3)のように丁寜体 2どうせ..(の)なら
お书
を受けることもある。 (1)どうせやるならもっと大きいこと
3とう沁に
い し し¥く兽上う たいりょく ひつ をやれ。
(1)医者という職業は体力を必 さん加はゃ
(2)どうせ参加しないのなら、早め
よう 3V にんh 其v
要とする。同時に、人間の織細 し

2 、 加 2加、ょ之 に知らせておいたほうがいい。
げ尚去 の方 ほ人
な心理に対する深い理解も要 (3)どうせ2か月余りの命なら、本
四う
求される。 にん
か そ ち加いはつ たいせつ 人のやりたいことをやらせた
(2)過竦地の開発も大切である。
どうじ し世ん ほ じう い。
いそ ま あ
が、同時に自然の保護には十
苏ん方中らい ひつょ之 (4)急いでもどうせ間に合わない
分な注意が必要である。 v
いがく しん選 じんる 书お おん
のだったら、ゆっくり行こう。
(3)医学の進歩は人類に大きな恩
けv どう心 「どのみち...ということが決まっているな
惠をもたらした。しかし、同時 ら」という意味で、その条件の下で、と
にんげん 世いo た
に人間の生命に対してどこま るべき態度や行動について述べるのに
て <力 2ん
で手を加えられるのかという倫 用いる。「...のだったら」も用いられる。
V上うもんだ、南しk5 話し手の意志、希望、義務や、命令、
理上の問題を新たに生じさせ
勸誘といった相手への働き掛けの表現
ている。
が続<。
二つの文の間に用いて、前後のことがら 3とうせ V-亂じょう(は)
が同時並行的に成立することを表す。 とうせ V-るからには
対比的な意味内容の文が続<のが普通 いVt5.かなら世いこ もと
(1)やる以上は必ず成功して戻っ
で、(2)(3)のように「同時に」の前に
てこい。
「が」「しかし]を伴うことが多い。書きこ しあV で かなら
とば的。 (2)どうせ試合に出るからには、必
うしょう
ず優勝してみせる。
7少う加< はか せ
(3)どうせ留学するからには、博士
【とうせ】 と かえ
1とうせ 号まで取って帰ってきたい。
わたし ば加
(1)どうせ私は馬鹿ですよ。 「..することは決まっているのだから」と
みっかばうず かれ
(2)三日坊主の彼のことだから、ど いう意味を表す。話し手の意志、希望、
な加つづ
うせ長続きはしないだろう。 義務や、命令、勸誘といった相手への働
き掛けの表現が続<
どちらにしても結論や結果は決まってお
4とうせ.….のだから
り、個人の意志や努力で変えることがで

310

322
とうぜんーとうてい...ない
どれいどう世ん
ま 声
(1)どうせ間に合わないのだから、 (2)このみじめなくらしは奴隷同然
し かた
いまさらあわてても仕方がな だ。
3世人 かれ

い。 らか<
(3)ポ口同然に捨てられて、彼は
かいしや。 不くし功うちか
(2)どうせ合格するはずがないの 会社に復讐を誓った。
ら<
だから、気楽にいこう。 「..と同様」という意味。「..のようだ」に
近いが、「同然」の方が感情的で、あざ
(3)どうせやらなければならないの
は中 けり、不満の感情などをこめることが多
だから、早めにやってしまいま
い。
しょう。 2 ...もどうぜん
結論・結果が分かっている(決まってい [Nもとう世ん]
る)状況での話し手の意志や判断を表 [V-たもどうぜん]
ほ人と之めvちv
すのに使う。後ろには話し手の諦めや、 (1)この子は本当は蛭ですが、小
いっし
投げやりな態度を表す表現が用いられ さいころから一緒に暮らしてい
る乙とが多い。 む寸力、ど之世人
るので娘も同然です。
5 とうせ(のこと)だから ひと しゃいん
こう (2)あの人はアルバト社員だが、
(1)どうせのことだから、とびきり高 L己上 なょ5 せいしゃvん
意ゅう と 仕事の内容からみると正社員
級なホテルに泊まろう。 どうぜん
元き も同然だ。
(2)どうせのことだから、駅までお わ加 こいびと
お〈 (3)别れた恋人は、わたしにとって
送り儿ます。 し どう世ん ひと
とう示ん こ は死ん尤も同然の人だ。
(3)当分バスも来ないみたいだ 上意
方也 の (4)10000票の差が開いたから、こ
し、どうせだからお茶でも飲ま か どう世ん
れでもう勝ったも同然尤。
ない?
事実はそうではないが、ほとんど事実と
「どのみち...することが決まっているのだ
同じ状態だという意味。「.と(ほとんど)
から」といった意味の慣用的表現。後ろ
同じだ」という意味だが、「同然」はさら
には「思い切って/ついでに...しよう
に感情的な評価があり、思い込みが強
(意志・勸誘)」といった意味の表現が続
い場合が多い。
く。話しことばでは「どうせだから」の形
で用いられることが多い。
【とうてい..ない】 方龙V
もすこ じつ0x<
(1)うちの息子の実力では、東大
【どうぜん】 う加く 赴)
1 Nどうぜん 合格はとうてい無理だ。
も过め 世人たい世? 加のょ 、35
(1)実の娘同然に大切に育てて< (2)彼女が僕を裏切るなんて、とう

れた。 ていあり得ない。

311

323
とうとうーどうにか
れ意し 东が に ほん
(3)歷史の長さにおいて、日本の ない彼も我慢しきれなくなって怒った」、
だい加 世い点 函る だい加
大学は西洋の古い大学にはと (6)は「朝から雨が降りそうな天気だっ
おょ たが、なんとか昼の間は降らずにもって
うてい及ばない。
いたが、夕方には降り始めた」という意
「どんな方法をとっても、どう考えても無
味。
理だ、不可能だ、あり得ない」という意
似た表現に「やっと」「ついに」があ
味を表す。書き乙とば的。
る。
詳し<は【やっと】1を参照。
【とうとう】 2とうとう.. V-なかった
に じかん ま かれ
1とうとうV-た (1)二時間も待ったが、とうとう彼は
なつやす 书 こ
(1)夏休みも、とうとう終わってしま 来なかった。
本んし中うかん そうき<
た。 (2)何週間も搜索が続けられた
なが あいだに中らい人 在 示 大V はっけん
(2)長い間入院していた祖父 が、遺体はとうとう発見されな

も、とうとう亡くなった。 かった。
号つ普点与 意 品 书 世んりょ< ちょう意 书こな
(3)卒業式も無事に終わって、と (3)全力をあげて調查が行われ
くに 加え ひ じ こ fんvh 力
うとう国に帰る日になった。 たが、事故の原因はとうとう分
ねん ? けん意中う
(4)20年の歳月をかけて、研究は からなかった。
かんせv
とうとう完成した。 期待されていた事態が、最後まで実現
あいて
(5)相手があまりにしつこいので、 しなかった場合に使う。「ついに」も同じ
おんこう かれ おこ
温厚な彼もとうとう怒ってしまっ ように使われるが、この文型には「やっ
と」は使えない。
た。
あさ くも ゆらがた
(6)朝から曇っていたが、夕方には
あめ
とうとう雨になった。 【とうにか】
1とうにか
長い時間をかけて、または最終的に何
(1)おかげさまで、どうにかやって
かが実現することを表す。(1)~(3)は あんLん
長い時間や経過を経て、予想されてい おりますので、ご安心ください。
いそ い ま
た最後の段階に至った場合、また、(4) (2)急いで行ったら、どうにか間に

は長い時間をかけて努力してその結果 合った。
き ぼう だいがく こう加く
に至った場合である。そこに至るまでの
(3)どうにか希望の大学に合格で
できごとや歳月に対しての話し手の感 あんしん
きましたので、ご安心ください。
慨がこめられる。
また、(5)(6)のように、それまで保って 苦労や努力の結果、十分ではないが一
いた状態が限界を越えてしまった場合 応希望する状況に至る様子を表す。さら
に使うこともある。(5)は、「ふだん怒ら に強めて「どうにかこうにか」となることも

312

324
どうにもーどうも

ある。「なんとか」「やっと」との違いにつ 後ろに「できない」「V-ようがない」な
いては【やっと】2を参照。 どの否定の表現を伴って、どのような方
2 とうにかする 法をとっても不可能だという意味を表
は中 て书<

(1)草くどうにかしないと、手遅れ す。「どらにも」のようなアク七ン卜で発音
される。さらに強めて「どうにもこうにも」
になってしまうよ。
て ち加 よ节< となることもある。
(2)そちらの手違いで予約もれに
2とうにも ならない/できない
なってしまったのだから、どうに
(1)過ぎたことは、いまさらくやんで
かしてもらいたい。 も、どうにもならない。
みず录そ<
(3)この水不足をどうにかしないと V3站3 2杂
たい~ん (2)ここまで病状が悪化してしま
大変だ。 っては、もうどうにもできない。
問題が起こった時などに、それを解決す
どのようなことを行っても状況を変える乙
るために「何か手を打つ」の意味。「何
とができないという意味を表す。悪い状
とかする」とも言う。
況を好転させられないような場合に用い
3 とうにかなる る。アク七ン小は「どうにも」となるのが
しんばv
(1)そんなに心配しなくても、どうに 普通。
かなるよ。
おく
(2)A:Vポート遅れそうなんだ
【とうも】
よ。
だいV3 世ん世 たの
1とうも <不確か>
はは 吉
B:大丈夫、先生に頼めばど (1)母のことがどうも気になってな
うにかなるよ。 らない。
电うし点 意善人 加 ょうす
(3)この猛暑、どうにかならないか (2)最近、彼はどうも様子がおかし
な。 い。 ひと かんが
問題が自然に解決したり、何らかの方 (3)あの人の考えていることは、ど

法で解決することができるという意味を うもよく分からない。
表す。「何とかなる」とも言う。 どりょ<
(4)努力はしているのだが、どうも
うまくいかない。
【とうにも】 意ょう あき
(5)今日は、朝からどう6気分がふ
き示ん

1とうにも...ない
あつ さ。
(1)こうむし暑くては、どうにもやり 书く あV
(6)A:奥さんの具合はいかがで
きれない。
加れ た》だ 世加く な指 すか。
(2)彼の怠惰な性格は、どうにも直
B:それがどうもね……
しようがない。

313

325
どうもないーどうやら

現状や自分の感覚、感情について、「な ます。

ぜそうなるのか/そのように感じられる (2)お待たせして、どうもすいませ
のかよく分からない」という話し手の「い
ん。
ぶかしみ」の気持ちを表す。述語には打 せんじつ

ち消しの表現や、「変だJ「おかしい」「気 (3)先日はどうも。

分がふさぐ」のようなマイナス評価の表 挨掺の表現に用いられ、感謝やおわび
現が用いられる。(6)は「あまりよくな の気持ちを強調する。(3)のように後半
い」という部分を言わないで婉曲に言う が省略されることもある。実際には特别
な感情がなくても「どうも、どうも」のよう
場合の表現。「なんだか」「何とな〈」に
言いかえられることが多い。 な形で单なる儀礼的挨撈の表現として
使われることが多い。
2とう屯
….そう龙/..よだ/...らし
そら电ょう あめ
(1)この空模様では、どうも雨にな 【とうもない】
かれ 计 しk5 の
りそうだ。 (1)彼は、酒を1升ぐらい飲んで
かれ V ぜん示
(2)彼の言ったことは、どうも全部う も、どう为な。
莲ゅうに中ら
そのようだ。 (2)A:この牛乳、ちょっと変な
びょう善 あじ
(3)おじの病気は、どうもガンらし 味しない?

い。 B:(飲んでみて)どうもない
「そうだ(様態)」「ようだ」「らしい」など よ。
を伴い、一定の根拠に基づいた話し手 「平気だ」「大丈夫だ」「問題がない北
の推定を表す。「どうやら」に言いかえら いった意味の話し乙とば的表現。
れる。
3とうも <困惑>
心んきょう あそ 【どうやら】
(1)ちっとも勉強しないで遊んで 1どうやら.そだ
乙束 七すこ
<ら
ばかりで、どうも困った息子で (1)このぶんでいくと、どうやら楼の
す。 かいか
開花は早まりそうだ。
はや
せんば いっ意ょくうた
(2)A:先輩、一曲歌って〈ださ ある
(2)むこうから歩いて来るのは、ど
いよ。 た なか
うやら田中さんのようだ。
入也 つ善ひと で
B:これは、どうもまいったな。 (3)部屋から次久と人が出て来る
かい善
「困った」「まいった」などを伴って、困 ところをみると、どうやら会議は
惑や軽い驚きの気持ちを強調する。 お
終わったらしい。
4と油<挨搜>
てがみ 後ろに「そうだ」「ようだ」「らしい」など
(1)お手紙どうもありがとうござい
の推量を表す表現を伴って、はっきりと

314

326
どうり一とおして

は分からないが、そのように推量されると ずだ。
いう話し手の不確かな気持ちを表す。 現状についてのもっともな理由を知り、
2とうやら(こうやら) 「なるほどそうであるはずだノわけだ」と
いそ 法 あ
(1)急いだので、どうやら間に合っ 納得する場合に用いる。
た。
3外ん、かんせい ち加
(2)どうやら論文も完成に近づい 【とおし】
た。 [R-とおし]
そつ盖ょう しゅうかんはたら どお
(3)どうやらこうやら卒業すること (1)1週間働き通しだ。
いちにちじ中う在 指 はたら
ができました。 (2)一日中立ち通しで働いてい

十分ではないが努力した結果、ようやく る。 あしいた
ち比方心中方高る,书
目標としていた状態や完成の段階に到 (3)一日中歩き通しで、足が痛<
達する様子を表す。 なった。
あさ ばん す力上扫 し亡と
(4)朝から晚まで座り通しの仕事
【とうり】
つか
は、かえって疲れるものだ。
1..どりがなし
心ずか ほん こ ども ょ ある期間同じ動作や状態が続〈様子を
(1)こんなに難しい本が子供に読 表す。動詞の連用形を受けるが、名詞
3n
める道理がない。 を受けるものとして「夜通し(=一晚
礼 か めいれい
(2)上司なら部下にどんな命令を 中)」がある。
ど30
してもよいなどという道理はな
い。 5D
【とおして】
1 Nをとおして <仲立ち>
(3)そんな道理はない。 わたし 四うじん,と书 あ
(1)私たちは友人を通して知り合
どう考えてもそれが正しいと認められる
理由・根拠がないという意味を表す。
いになつた。
われわれ たいけん しょもつ
(2)(3)のように「が」が「は」になる (2)我々は体験ばかりでなく書物
と招 老康苦中、方し善 元
乙ともある。 を通して様々な知識を得るこ
2と引で とができる。
加①Vょ
(1)A:彼女13歳までアメ力で a过人、书 元 计っ か
(3)実験を通して得られた結果し
そだ
育ったんだって。 しんょ5
えいご はつ书ん か信用できない。
B:へえ。どうりで英語の発音 ねん加ん ぶんつう とお 示たり
(4)5年間の文通を通して、二人
がいいわけだね。 こV の
かのじょ り上うしん がくし は恋を実らせた。
(2)A:彼女の両親は学者だよ。 こんに方 と粉

ど37 加の以上あ九来 (5)今日では、マスメディアを通し


B:道理で彼女も頭がいいは ひ せかい で
て、その日のうちに世界の出

315

327
とおす一とおもう
老乙と L
来事を知ることができる。

人やものごと、動作を表す名詞などを受 【とおす】
け、「それを仲立ちや手段にして」という [R-とおす]
表示を表す。それによって知識や経験 老 い
(1)やる北決めたことは最後までや
などを得ることを述べるのに使う。 と書
り通すつもりだ。
2 V-る二とをとおして とち沙う ころ
己跑 加?子3 加こ 、いっ (2)途中で転んでしまったが、あき
(1)子供は、學校で他の子供と一 はし と招
史な らめないでゴールまで走り通
緒に遊んだり学んだりすること
と书 しゃかいせいかつ
を通して、社会生活のルール
した。
心ずか ほん わたし
まな v (3)こんな難しい本は、私にはとて
を学んで行く。 ょ とお
意点うし, とお加く世い 拟 も読み通せない。
(2)教師は、学生に教元ることを通
也く 加〈甘 书し 意志的な行為を表す動詞に付いて、
して、逆に学生から教えられる
おお 「最後まで...する」という意味を表す。
ことも多い。

動詞の辞書形を受けて、上の1と同様
の意味を表す。「学ぶ」のような和語の
【とおもう】
1..かとおもうほと
動詞を受けるのが普通で、「学習する」 かれ ね おも

「研究する」のような漢語の動詞の場合 (1)彼は、いつ寝ているのかと思う
は、1の表現を使って[学習╱研究をと ほどいそがしそうだ。
い文 加ね ?加
おして」のように言うほうが一般的であ (2)その家は、ほかに金の使い道
る。 书も
を思いつかなかったのだろう
3 Nをとおして <期間中> かね
书も
加加ん と书 かい苦
かと思うほど、金のかかったつ<
(1)5日間を通しての会議で、
意まさま V けん ,こうかん n 九。
様々な意見が交換された。 ひ上 い元人
方ほら 松ん、と书、 高め (3)その人のあいさつは、永遠に
(2)この地方は1年を通して雨の 书 招も

す< 終わらないのではないかと思
降る日が少ない。 なが
しう加人、と书 そと で うほど長いものだった。
(3)この1週間を通して、外に出 し
ど (4)死んでしまうのではないかと
たのはたったの 2度だけだ。 おも き し中善ょう
思うほどの厳しい修行だった。
期間を表す語を受けて、「その期間中」
「そう思うほどはなはだしい」という意味。
「期間の範囲内」といった意味を表す。 「Xかと思うほど(の)Y」という形で、Y
(1)のように期間中ずっと継続的に行
の程度が高いことを強調するのに使う。
為が行われたり、(2)(3)のように、そ
次の例のように「...かと思うほどだ」とい
の期間内に断続的に生じる出来事など
う形が使われることもある。
を表す。
(例)彼はいそがしい。いつ寝ているの

316

328
とおもう

かと思うほどだ。 に性質の異なる事態を並べて述べてい
2 ...かとおも元ば るに過ぎない。
a V-るかとおも元ば 3...からとおもって
心ん意上う 书も 宋ん が 加らだ おも みどり 中
(1)勉強しているかと思えば漫画 (1)体にいいからと思って、緑の野
よ い
を読んでいる。 菜を食べるようにしています。
书も けっ世差 やす
(2)来るかと思うと欠席だし、休む (2)せっかくパリまで来たのだから
书も、し中つ世意 おも ち)地う し<
かと思うと出席している。 と思って、一流レストランで食
こ とし れいか おも う V
(3)今年こそ冷夏かと思えば、猛 事することにした。
まいに古、 あっ あした し过人 く たい~ん
暑で每日うだるような暑さだ。 (3)明日の試験に遅れては大変
おも 乙人试人 は也ね
「V-るかとおもえば/V-るかとおもうと」 だからと思い、今晚は早寝する
の形で、現状が話し手の予想に反して ことにした。
いることがらを表すのに用いる。予想に 節を受け、そのようなことを理由にして
反することがらが繰り返し生じたり、現
後続の行動をとるという意味を表す。前
状が予想に反しているということを表す
半の理由の部分は後続動作の結果成
表現なので、文末には辞書形をとるの
立するような意味関係(=行動の目的)
が普通である。また、この用法では[か
を表すのが普通で、後半部分には意志
と思ったら」は用いられにくい。
的な動作を表す表現が用いられる。
b V-るかとおも元ば.も
ねっしん じゅ送ょう で がくせ 4 ...とおもったら
(1)熱心に授業に出る学生がい a V-たとおもったら →【とおもう】9 b
招も ぜんぜんし即つ世言
るかと思えば、全然出席せず b疑問詞...かとおもったら
しけん う がくせv なに v おも
に試験だけ受けるような学生も (1)何を言うのかと思ったら、そん
いる。 なくだらないことか。
いちにちげんこうょうし 也 しょ<V なに
(2)一日原稿用紙に向かっていて (2)食事もしないで何をやってる
い方まい 加 ひ おも
も一枚も書けない日があるかと のかと思ったら、テレビゲ—ム
书击 いっ意 すうじ中う来V。加
思うと、一気に数十枚も書け

か。
加)盖方中う世善 な
る日もある。 (3)会議中に席を立ってどこへ行
おも そら
対立・対比的な事態が共存・並立する くのかと思ったら、ちょっと空が
み v
ことを表す。「V-るかとおもうと」も用いら 見たいって言うんだよ。あい
各い言ん
れる。「ある/いる」など、存在を表す つ、最近おかしいよ。
動詞が繰り返して用いられることが多 总い あ加 ぼう 老ちゅう なに
(4)2才の赤ん坊が夢中で何か
い。aの「V-るかとおもえば」は、予想 李亿
と現実のくいちがいを表しているが、こ乙 やっている。何をやっているの
书も かが办
では、そのような意味は特になく、意味的 かと思ったら、鏡にむかってに

317

329
とおもう
力ら て こ あそ い きけ
こにこ笑ったり、手を系ったりし 子は「遊びに行ってくる!」と叫

ているのだ。 んで出ていった。
、? おも 末
話し手が不思議に思って注目する様子 (4)雲を突き抜けたと思う間もなく、
2深名した 害点あか? ひ3
を表す。後ろには意外な発見や驚きをさ 翼の下に、街の灯が広がった。
そう出来事が表される。
二つのことが時間をおかずにつづけて
5 ....たいとおもう→【おもう】
起こることを表す。「と」の直前に「か」
6 ...とおもいきや を伴うこともある。書きことばに用いられ
こん ばしょ よこづな ゆうしょう虫方が
(1)今場所は横網の優勝間違い る。「XかとおもうまもなくY」で、Xにも
おも 加动
なしと思いきや、3日目にケガ Yにも話し手の行為は使えない。
意即うじょう
で休場することになってしま (誤)私はうちに帰ったかと思う間もなく
友達に電話した。
た。
三钆 う ? (正)私は家に帰るとすぐ友達に電話し
(2)今年の夏は猛暑が続<と思い
ん?あ nonLん た。
きや、連日の雨で冷害の心配 9 ...とおもうと
さえでてきた。 a V-るかとおもうと →【ともう】2 a
っ付ん点<方也< 书も
(3)これで一件落着かと思いき b V-たとおもうと
书も はんた V计ん 善m5 そら <5 书も

や、思いがけない反対意見 (1)急に空が暗くなったかと思う
けんじか) かい苦 当 お书?点 あ为
で、この件は次回の会議に持 と、大粒の雨がふってきた。
节宋龙 おも

ち越されることになった。 (2)山田さんたら、来たと思ったら
加元
節を受けて、そこで表されるような結果 すぐ帰っちゃった。
空 おも
を予想していたら、意外にもそれに反す (3)さっきまで泣いていたと思った
力ら
る結果が現れたということを表す。(3) らもう笑っている。
のように「と」の直前に「か」を伴う場合 あたた おも
(4)やっと暖かくなったかと思うと、
もある。やや古めかしい言い方で、書き 付意とつ世人 はる 西
今朝は突然の春の雪でびっ<
ことばに用いられる。
7 ..とおもう→【おもう】 り儿た。
书っと い元 も上
8 ..とおもうまもな〈 (5)夫はさっき家に戻ってきたかと
あ女 示 おも 书も し ま で加
(1)つめたい雨が降ってきたと思う 思ったら、知らぬ間にまた出掛
ま 冲考

間もなく、それは雪にかわった。 けていた。
りょら动 なだ い主 おも
(2)両目に涙があふれてきたかと (6)今までニコニコしていたかと思
书为 来 こ 书扫已元 北つ进成左 だ
思う間もなく、その子は大声で えば、突然泣き出したりして、
な 龙 活人上 意ん 加
泣き出した。 本当に、よく気分の変わる人
かえ 书も ま す
(3)帰ってきたなと思う間もなく、息 だ。

318

330
とおり
书も かた なん
(7)ちょっとうとうとしたかと思うと、 (2)やり方は、何とおりもありますが
とつぜんおおものおと 动 ほうほう
突然大きな物音がして目が覚 どの方法がよろしいでしょう。
よ かた
めた。 (3) 「生」の読み方は、いくとおり

二つの対比的なことがらがほとんど同時 あるか知っていますか。
につづいて起こることを表す。「V-たとお 数詞や「何(なん)・幾(い<)」などの疑
もったら」「V-たとおもえば」の形も用い 問詞に付いて、方法や種類の数を表
られる。また、「V-たかとおもったら」とな す。
ることも多い。後ろには話し手の驚きや 2 ..とおり
意外感を表す表現が続くことが多い。話 [Nとお切
し手自身の行為について述べることは [R-とお]
ょてV
できない。 けいか<
(1)計画はなかなか予定どおりに
(誤)私は、うちに帰ったと思うとまた出 すす
は進まないものだ。
かけた。 办ちょう し てはV
(2)すべて課長の指示どおり手配
(正)私は、うちに帰って、またすぐに出
かけた。 いたしました。
V示丸 老邑 おも
10 ..とおもったものの →【ものの】1 (3)自分の気持ちを思いどおりに
か かんたん み
11 N にとおもって 書くことは、簡单そうに見えて
み中げ
也式か
(1)おばあちゃんへのお土産にと 難しい。
书も の ちゃわん か なか 品人 加儿が
思って、湯飲み茶碗を買った。 (4)世の中は自分の考えどおりに

(2)つまらないものですが、これ、 は動いてはくれないものだ。
こ 书も
お子さんにと思って……。 予定・計画・指示・命令などの名詞や
けんこら VC 书も すい元い。は
(3)健康維持にと思い、水泳を始 「思う・考える」などの思考動詞の連用
めた。 形に付いて、「それと同様に」「その通り
に」「そのままに」といった意味を表す。
人や、目的・用途を表す名詞を受け、
「その人や目的のために」という意味を
この用法ではいつも「...どおり」となる。
この他の例として「命令どおり・型どお
表す。意志的な動作を表す表現が続<。
り・見本どおり・文字どおり・想像ど扫り」
「..にと思い」という言い方もする。
12 ..ものとおもう →【ものとおもう】 などがある。
3 V-る/V-た とおり
13...ようとおもう →【おもう】5
(1)おっしゃるとおりです。(=あな
い けん きんせV
たの意見に賛成です。
【とおり】 わたし V 〈 加元 い
1数詞/なん/い<とおり (2)私の言うとおりに繰り返して言
元き たてもの とお
(1)駅からあの建物までには3通 ってください。
い 加た せんせい おく力たし そら令う
りの行き方がある。 (3)先生の奥さんは私が想像して

319

331
とか?-とか2
Vん 意上うしつ くし 冲盖上う
いたとおりの美人でした。 教室で複式の授業をすると
茶人か从加 ほうほう なん の
(4)ものごとは自分で考えていると かの方法で何とか乗り切ること
すす 煤
おりにはなかなか進まない場 にしたい。
あい お し上う加くん りゅうがく
合が多い。 (3)奬学金をもらっていない留学
せ うょう。ん
「言う」「思う」などの発言や思考を表す 生には授業料を免除すると
~也 し V
動詞の辞書形/タ形に付いて、それと か、部屋代の安い宿舍を提
意ょろ けいぎいめん
同じようであるという意味を表す。
供するとかして、経济面での
えんじょ ひつょう
援助をする必要がある。
【とか?】 動作を表す動詞を受け、同じような動
1 Nとか(Nとか)
:う吉 み中 くだもの 作・行動の例をいくつか挙げる場合に用
(1)病気のお見舞いには果物とか
はな こ四
いる。
お花が好まれる。
わたし 加が し
(2)私は、ケ—キとか和葉子とかの
あ求 す
【とか2】
甘いものは、あまり好きではあ 1 ..とか(いう
中ま だ ひとた
りません。 (1)山田さんとかいう人が訪ねて
きいきん だいが<vん いち どし う

(3)最近の大学院では、一度就 きていますよ。
し占く ひと こ そだ お た なか 意ょう か世 す
職した人とか、子育てを終わっ (2)田中さんは今日は風邪で休む
L中面 ふたた 心ん音ょう
た主婦とかが、再び勉強する とか。
にゅうがく め だ たなか
ために入学するケースが目立 (3)A:田中さんは?
言ょう 节す
つようになった。 B:なんか今日はかぜで休
に ほん がいこ< み也げ
(4)日本から外国へのお土産とし むとか言っていました。
でん き せいひん てん音よほう たい之 方加
ては、力メラとか電気製品がい (4)天気予報によると台風が近づ
はなし
いでしょう。 いているとかいう話です。
人や物に付いて、同じような例をいくつ 名詞や引用節の後に付いて、聞いた内
か挙げる場合に用いる。話しことば的。 容を他の人に伝える場合に用いる。内
2 V-るとか(V-るとか) 容の正確さに十分な確信がないという
きゅうじっ か
(1)休日はテビを見るとか、買い 含みがある。(2)のように文末の「言っ
もの す 者者
ている/言った」が省略されることもあ
物するとかして過ごすことが多
る。
い。
ょラし 而そ< 上3L, おし
2 ..とか...とか(いう)
(2)教師の不足は、教師が教元る 加のC上 加もの い
じかんすう 不 ひと (1)彼女は買い物に行くとこれが
時間数を增やすとか、一つの い
いいとかあれがいいとか言っ

320

332
とかく
意 浮んとう じ かん け?正人 で かのじょ
て、決まるまでに本当に時間が (3)結婚式に出るとかで、彼女は
意总の寸た尚点力
かかる。 着物姿で現れた。
は?Zん
不たり
(2)あの二人は結婚するとかしな 「聞くところによると…のような原因・理由
たい
で」という意味で、原因・理由の部分が
いとか、いつまでたっても態度
他の人から伝え聞いたものであることを
がはっきりしない。
U乙と 表す。話しことば的。
(3)もう仕事はやめるとかやっばり

続けるとか、会うたびに言うこと
加 ひと 【とかく】
が変わる人だ。
1とかく.….がちだ
かる
正反対のことがらや、いろいろに変わる 书人な
(1)女だというだけで、とかく軽〈見
発言内容を受け、本当はどちらなのかは
られが方だ。
っきりしない場合に用いる。(2)のように とし と そと で
「言う」の部分が省略されることもある。 (2)年を取ると、とかく外に出るの
3 ...とかいうこと大 がおっくうになるものだ。
がくれ苦 み
[N/Na だとかいうことだ] (3)われわれは、とかく学歴や身な
[A/V とかいうことだ] にん伊人
りで人間の価值を判断してし
加古 はんだん

と态夕も支动 ?付?人、あ
(1)隣の娘さんは来月結婚式を举 けいこう
まう傾向がある。
げるとかいうことだ。 ひと ょす
おおあめ しんかん
(4)とかく人の世は住みにくいもの
(2)ニュ—スによると大雨で新幹
せん だ。
線がストップしているとかいう
文末に[...がちだ/ゃすい/傾向があ
乙とだ。 る/ものだ」などの表現を伴って、「どち
伝聞内容を受けて、「はっきりとではない らかというと..ような傾向がある」という
が..のようなことを聞いている」という意 意味を表す。あまりよくないことがらが表
味を表す。 されるのが普通。「とかく」の代わりに「と
4 ...とかで もすれば」「ややもすると」などが用いら
[N/Na だとかで] れることもある。書きことば的。
[A/V とかで]
と5う じこ
2とがく
さき いま しhばい
(1)途中で事故があったとかで、 (1)先のことを今からとかく心配し
かれ かん ちこ<
彼は1時間ほど遅刻してき てもしようがない。
い ま元 じ
た。
た記ん
(2)他人のことをとかく言う前に自
らいしう必 す求老
ん せ意にん
(2)来週引っ越すとかで、鈴木さ 分の責任をはたすべきだ。
亦つか加么 善中方加ね加 じ かん
んから二日間の休暇願いが出 (3)とかくしているうちに時間ばか
す か
ています。 り過ぎていった。(書きことば

321

333
とかんがえられる
て意
的) した。
あれこれといろいろなことを考えたり言っ 一般的に受け入れられている考えを述
たりする様子を表す。その行動や発言に べるのに使う。その考えが実は正しくな
対してマイナス評価のニュアンスをもつ い、あるいは修正する必要があるという
場合が多い。やや文語的で、現代語で ことを言う場合によく使われる。
は「とやかく」の方が一般的。 3 ...ものとかんがえられる
[N であるものとかんがえられる]
[Na であるものとかんがえられる]
【とかんがえられる】 [A/Vものとかんがえられる]
1 ...とかんがえられる どろほう に かい 虫ど はV
(1)泥棒は二階の窓から入ったも
[N/Naとかんがえられる] 加ん加
[A/V とかんがえられる] のと考えられる。
に保ん 天いがさん 伊ん苦 に さん加たん そ はし
(1)このままでは、日本の映画産 (2)现在の二酸化炭素の排出
站う书 っほう 加加 255考之加はいこ3 古意中う 书人
業は落ち込む一方だと考えら 量の增加倾向から、地球の温
龙ん加 す 加んが
れる。 暖化はますます進むものと考え
すうねん けい芒いどうこう み
(2)こ乙数年の経济動向から見て られる。
加れ ょ号<ほう だと3
も、彼の予測の方が妥当なの 自分の考えを、さまぎまな根拠から当然
かんが
ではないかと考えられる。 導き出される客観的なものとして述べる
加んし 已 ときに使う。論文や論説など、かたい書
(3)この難解な文章を10歳の子
ど6 加 加んが きことばで用いられることが多い。
供が書いたとはとても考えられ
4 ...ものとかんがえられている
ないですね。 [N であるものとかんがえられている]
自分の考えを何らかの根拠にもとづい [Na である毛のとかんがえられている]
た客観的なものとして述べるのに使う。 [A/Vものとかんがえられている]
こん加v じ Lん げんいん ち か だん
2 ... とかんがえられている (1)今回の地震の原因は、地下断
そう 言れつ しょう
[N/Naとかんがえられている] 層に亀裂が生じたことによるも
[A/Vとかんがえられている] かんが
いっばんてき え 己 せ かい ょうつら のと考えられている。
(1)一般的に英語は世界の共通 けいたいでん わ 1.ようし こん こ
加んが っい (2)携带電話の利用者は、今後
語だと考えられているが、実際 意中うげき ぞうか かんが
三 3 く比 急激に增加していくものと考
には英語が通じない国はいく
えられている。
方有ある。
せいつ
か せい 加ん加 さまぎまな根拠によって妥当な判断だと
(2)火星には生物はいないと考え
一般的に認められている考えを述べる
こん加い な人
られていましたが、今回の探 のに使う。かたい書きことばで用いられ
きく 世いめい こん世 加くにん
索で生命の痕跡が確認されま ることが多い。

322

334
とき
はたら と老

【とき】 (5)ニュ—ョークで働いていた時
かのじょ し あ
1..とき に、彼女と知り合った。
[Nのとき 状態を表す述語の夕形を受けて、それと
[Naなとき] 同時業行的に成立した過去の出来事
[A-いとき] や状態を表す。この場合、前半の部分
[V-るとき]
乙已も と老 い な加 ちい 点 には辞書形を用いることもできるが、意
(1)子供の時、田舍の小さな村に

味には微妙な違いがある。
住んでいた。 (例)子供がまだ小さい時は、いろいろ
ひ宋 とき
(2)暇な時には、どんなことをして 苦劳が多かった。

過ごしますか。 (例)と(3)を比べると、タ形を用いた
そ小 から龙 方ょうし と言 (3)には、話し手が過去を回想してい
(3)祖父は体の調子がいい時は、
号と ん课 る上いった意味や、「現在はもう過去の状
外を散步する。
とき
態とは違う」という意味があるのに対し、
(4)ひまのある時には、たいていお 辞書形を用いた(例)にはそのような含
かね
金がない。 みがない。
ね と意 じし
(5)寝ている時に地震がありまし 3 V-るとき
でんし の う礼 书
(1)電車に乘るとき、後ろから押さ
た。
状態を表す述語の辞書形を受けて、そ れてころんでしまった。
加んさ まえ
れと同時並行的に他の出来事や状態 (2)関西へいらっしゃるときは、前も

が成立することを表す。 ってお知らせください。
2 ...たとき とう言ょう v 中己う つか
(3)東京へ行くとき夜行バスを使
[N/Na だったとき]
[A-かったとき] っていった。
ちち しんぶん ょ
[V-たとき] (4)父は新聞を読むとき、めがねを
せんだ しち上う と意
(1)先代が社長だった時は、この かけます。
加いしゃ けい元 い
会社の経営もうまく行っていた 動作を表す動詞の辞書形を受けて、そ
时二 善中弓
の動作の行われる前に、あるいはそれと
が、息子の代になってから、急
加た心 同時並行して他の行為や出来事が成
に傾きはじめた。
ん深う と善 た 立することを表す。(1)(2)が前者、
(2)貧乏だった時は、その日の食
もの こま (3)(4)が後者の例である。
べ物にも困ったものだ。 4 V-たとき
こども ちv とき い元 で わす 6の 意
(3)子供がまだ小さかった時は、い (1)家を出たときに、忘れ物に気が
〈总 书指
ろいろ苦劳が多かった。
とうきょう と言 たの
ついた。
上善 心加し ゅ5
(4)東京にいた時は、いろいろ渠 (2)ア刈カへ行った時に、昔の友
けいけん
しい経験をした。

323

335
どきーときたひには
以元
人の家に泊めてもらった。 [N/Na だとき<]
あさ ひと あ
(3)朝、人と会ったときは「おはよう [A/V と≤]
むかし うみ
い (1)ここは昔は海だったと聞<。
ございます」と言います。 い束 しちょう つ盖 せん意ょ
加じ C Lん 书
(2)今の市長は、次の選挙には立
(4)火事や地震が起こったときに 乙うほ
しょう 候補しないと聞いている。
は、エレべータ—を使用しない 方わ名 亦た り こん节< は
(3)呼で、あの二人が婚約を破棄
でください。 意
したと聞いた。
動作を表す動詞の夕形を受けて、その
動作の実現後に他の出来事や状態が 「..と聞く/聞いている/聞いた」など
成立することを表す。 があり、そのようなことを伝え聞いている
ことを表す。「と聞く」は書きことばでしか
用いられず、マス形の「と聞きます」は
【とき】 用いられな。
[Nとき]
(誤)このあたりは昔海だったと聞きま
[R-とき]
ひるめし あた す。
(1)昼飯どきは、この辺りはサラリー (正)このあたりは昔海だったと聞いて
っは
マンで一杯になる。 います。
こ め たいちょう
(2)木の芽時は、どうも体調がよ<
ない。 【ときたひには】
ゅ上
(3)梅雨時はじめじめして、力ビが やや古めかしい話し乙とば。「...ときたら」

生えやすい。 の方がふつうに使われる。

加 击 う
1 Nときたひには
(4)株でもうけるには、買い時と壳 にょうはう ひ丰
ど たい
(1)うちの女房ときたひには、暇さ
り時のタイミングに対するセン Vね心
ひつょら
えあれば居眠りしている。
スが必要だ。 者节じ てん老
加 (2)うちの親父ときたひには、天気
(5)会社の引け時には、ビルのエレ つ v
意たく、いそひとま人 さえよければ釣りに行ってい
べーターは帰宅を急ぐ人で满
いん
員になる。 る。
ち中うげ人 意世?。きい求つ 極端な行動や性質をもった人物を話题
(6)お中元の季節と歳末は、デパ
と盖 にして、「まったくあきれてしまう」といっ
—トのかきいれ時だ。 た氮持ちを表才。
そのようなことが起こったり、行われる 2 ...ときたひには
時、あるいはそれの盛んな時、それを行 まいにちさん送:5 善中うじつ
(1)每日残業で、しかも休日なし
うのにふさわしい時などの意味を表す。 び上意
ときたひには、病気になるのも
む9
無理はない。
【ときく】
324

336
ときたらーときているから
じ中送点ら まいかい方こく Uけん す 卷 り
(2)授業には每回遅刻で、試験も ら、みんなに好かれるのも無理
れいてん ら<い
零点ときたひには、落第するの はない。
とう世ん しん世ん み
も当然だ。 (3)新鮮な刺し身ときたら、やっば
实に方 あつ 2づ からくち 记ほんし顶
(3)每日うだるような暑さが続い り辛口の日本酒がいいな。
みず系そ< あか
て、しかも水不足ときたひには (4)ステーキときたらやっばり赤ワ

愚痴もいいたくなる。 インでなくちゃ。
程度が普通ではない極端な状況を表 極端な性質をもつ人物や事物、状況を
す節や名詞を受け、このような状況では 話題に挙げ、「このような場合・状況で
こうなるのも当然といった意味を表す。た は、やっばりこうなる(する)のが当然尤」
いていマイ十ス評価を表す。 といった意味を表す。(3)(4)は、「N
ときたらN」という形で使われて、「Nに
はNが一番あう」「NにはNが一番い
【ときたら】
い」という意味。
1 Nときたら
ていしゅ しゅう
(1)うちの亭主ときたら、週のうち
加已世人
3日は午前様で、日曜になる
に方ょう
【ときているから】
ね [N/Na/A/V ときているから]
とごろごろ寝てばかりいる。 す し中
い之 な加 ち (1)あの寿司屋は、ネタがいいうえ
(2)あそこの家の中ときたら、散ら 中す
際うだい あし 而 ば に安いときているから、いつ行
かし放題で足の踏み場もな み世 吏之 等上う机?
っても店の前に行列ができて
い。 いる。
ある人物や事物を話題として取り上げ、 し中うさい どりょ<加
(2)秀才でしかも努力家ときてい
それについて話し手の評価を述心る場 加れ 5元 かんたん
合に用いる。話題は話し手にとって身近 るから、彼の上にでるのは簡单
なもので、それについて話し手がとりわ ではない。
し沙うに地う す< こ
け強く感じている感情や評価を表す。た (3)収入が少なく子だくさんとき
ら<
いてい「本当に嫌になる/あきれてしま
ているから、暮らしは樂ではな
门といった非難や不満を表す表現が続
く。話し乙とば的。
い。
2....ときたら 極端な性質をもつ人物、事物、状況を取
まいにち芝ん送点う あと の や り上げ、「これほど...のだからそれも当然
(1)每日残業の後に飲み屋のは
からだ だ」というふうに、現状がそのような性質
しごときたら、体がもつはずが からの当然の結果であることを述べる
ない。 表現。話し乙とば的
は达6の 意
(2)働き者で気立てがいいときた

325

337
ときとしてーどこか
わたし と老 少とこい

【ときとして】 (2)私だって時には人恋し〈なる乙
1ときとして ともある。
おん龙ん ちほう とき
齿か ひと と意
(1)温暖なこの地方でも、時として (3)いつも明るい人だが、時に機
冲き
げん 力る
雪がふることもある。 嫌の悪いこともある。
ひと と ひと、368 せんもん加 と し迷 は
(2)人は時として人を裏切ることも (4)専門家でも、時に失敗する場
あい
ある。 合もある。
「(いつもそうとは限らないが)時によって 「いつもというわけではないが時によって
はそのようなこともある」といった場合に は」という意味。(3)(4)のように「は」
用いる。やや書きことば的。 は省略されることもある。
2ときとして...ない
と老 こころやす
(1)このごろは時として心休まる
ひ 【とこか】
日がない。 1とこか <不定>
と3V つ了 と善
(2)当時は心配事ばかり続き、時と (1)このテレビ、どこかがこわれて

こころやす
して心休まる日はなかった。 いるんじゃないかな。
い虫已ろ
安心してすごせる時が「少しの間さえも (2)今頃はどこかをさまよっている
….ないような場合に用いる。文語的で、
かもしれない。
現代語では普通「一時(いっとき)として ちゃ の
(3)どこかでお茶でも飲みません
.ない」の形で用いられる。
か。
はる书す で
(4)春休みにはどこかへ出かける
【ときに】 加そ〈 み东当来
ょてv
と善 げん 予定がありますか。
(1)時に、ご家族の皆様はお元気 加 话う 在
(5)どこかから赤ん坊の泣いてい
ですか。 乙え
と老 れい けん る声が聞こえてくる。
(2)時に、例の件はどうなりました か扫いろ力石 初る
(6)顔色が悪いが、どこか悪いとこ
か。
会話の途中で、今までの話題とは関係
ろでもあるのではないか。
のない新しい話題を言い出す場合に用 不特定なある場所を表す。「が/を/か

いる。やや書きことば的な言い方で、普 ら/で/に/へ」などの助詞は後に付く
通は「ところで」「さて」などを使う。 が、「が」はよく省略される。話しことば
では「どっか」となることが多い。なお、
次のように名詞を修飾する場合は「どこ
【ときには】 主 V 动 かれ とき じょう
か+連体修飾節+ところ」のようになる。
(1)生真面目な彼だが、時には冗 (正)どこか静かなところで話しましょう。
だ人
談をいうこともある。 (誤)静かなどこかで話しましょう。

326

338
どことなく一と二万

2とこか <不確か> 2 V-るところとなる


ひと せv じて老 と书
(1)あの人は、どこかかわいいとこ (1)この政治的スキャンダルは、遠
世かいじうひとびと し
ろがある。 からず世界中の人々が知ると
加のじょ わたし はは に
(2)彼女にはどこか私の母に似た ころとなるだろう。
加れ 心上 Lw5V
ところがある。 (2)彼らの别居はたちまち周囲の
う计V ひと し
(3)このあたりの風景には、どこか 人の知るところとなった。
なつ 善おく ょ お
懷かしい記憶を呼び起こすも うわさや、ニュ—スが人に知られる状態
のがある。 になるという意味。「知るところとなる」の
形をとるのが普通。書き乙とば的。
どの部分がそうだということはできない
3 V-ると二ろに よると/よれば
が、そのようなところがあるという意味。 き 示たn
(1)聞<ところによれば、あの二人
n乙ん
は離婚したそうだ。
【とことな《】 人点意 体空
加のじょ いろ付 (2)現地記者の話すところによる
(1)彼女はどことなく色気がある。 其人意上う,あ二热いっ课う
せんせV ひと
と、戦況は悪化する一方のよう
(2)あの先生はどことなく人をひき
みりょく である。
つける魅力をもっている。 とくはいん ?た
(3)特派員の伝えるところによると、
どことははっきり言えないが、そのような 善きん あっか
印象・感じを与えるところがあるという意 アフリ力の飢罐はさらに悪化し
味を表す。「どこかしら」「どこか」とも言 ているらしい。
う。 「聞く」「話す」「伝える」などの発言や伝
達の動詞を受けて、後に続くことがらが

【ところ:】 伝聞情報であることを示す。文末には
1 Nのところ 「らしい/そうだノとのことだ」などを伴う
い主 かんじゃ しょうこうじょうたい ことが多い。ニュ—ス報道などでよ<使わ
(1)今のところ患者は小康状態
たも れる。
を保っています。
げんぎい おう课 < 4 V-る/V-ているところのN
(2)现在のところ応募者は約100 わたし L か苦

にん (1)私が知るところの限りでは、そ
人ほどです。 いっきv
はだ艺む ひ のようなことは一切ございませ
(3)このところ肌寒い日が続いて
ん。
いる。 かれ 动 そう L地
(2)彼が目指すところの理想の社
「今」「げんざい」「この」など「今」を 加いみぶん き心つ
会とは、身分差別のないすべ
表す名詞に付いて、「現段階、今の時 ひと びょうどう しゃ
ての人が平等であるような社
点、最近」といった、現在の時間的状況 かい
を表す。 会であった。

327

339
とこ万2

欧文の関係代名詞の直誤的表現。日本 【と二ろ2】
語では「彼の目指す理想の社会」のよ 1 V-たところ <順接>
せんせ ねが っそ<
うに、必ずしもこれを用いる必要はない (1)先生にお願いしたと乙ろ、早速
が、使用した場合は翻识調に聞乙える。 K
承諾のお返事をいただいた。
書きことば的。 意 、 し282加加2 上 あ
(2)駅の遺失物係に問い合わせ
5 V-るところまでV とど
指 指
(1)堕ちるところまで堕ちてしまっ たところ、届いているとのこと

た。 だ。 でん力
い (3)ホテルに電話したところ、その
(2)とにかく、行けるところまで行っ 空吏之 上
てみよう。 ような名前の人は泊まっていな
かんなV
(3)時間内にやれるところまでやっ
いそうだ。
善ょうしつ V. 加<
てみてください。 (4)教室に行ってみたところが、学
せい ひと?
前後に同じ動詞が用いられ、動作・变 生は一人も来ていなかった。
化が極限・最終段階に至るという意味 動作を表す動詞の夕形に付いて、後に
を表す。(2)(3)のように可能を表す 続くことがらの成立や、発見のきっかけを
「V-れる」を使った場合は、可能な限り 表す。前後にくることがらには直接的な
その動作を行うという意味になる。 因果関係はなく「...したら、たまたま/偶
6 V-ているところをみると 然そうであった」という関係である。後に
ヘ き かお
(1)平気な顔をしているところをみ 続くことがらは前の動作をきっかけに話
V し し手が発見した事態で、すでに成立し
ると、まだ事故のことを知らされ
ている事実の表現が用いられる。(4)
てないのだろう。 のように「V-たところが」の形で「が」
招书世 ひと ょうれつ
(2)大勢の人が行列していると乙 を伴うこともある。その場合は、後件が期
み 玖す み世
ろを見ると、安くておいしい店 待に反する内容であることが多い。
のようだ。 2 V-たところが <逆接>
しんせつ

直接の経験を根拠に話し手が推量を
(1)親切のつもりで言ったところ
55
述べる場合に用いる。文末には「らし が、かえって恨まれてしまった。
たか かね だ か
い/ようだ╱にちがいない」などが使わ (2)高いお金を出して買ったところ
こ力
れることが多い。「...ところから」や「.. が、すぐ壊れてしまった。
ところからみて」という形が用いられるこ し己比书 いそ か
(3)仕事が終わって急いで駆けつ
ともある。 こう元ん
けてみたところが、講演はもう
(例)高級車に乗っているところから、相 打
当の金持ちだと思われる。 ほとんど終わってしまってい
た。

328

340
どころ

「のに」で言いかえられる逆接的な用法 後ろに続き、話し手、あるいは聞き手の
で、結果が予想・期待に反したものであ 予想・期待を根底からくつがえす事実を
ることを表す。上の順接用法と異なり 述べる場合に用いる。
「が」は省略されないのが普通である。 (2)を例にとれば、聞き手が「独身尤」
と思っている人物に対して、单に「独身
でない」ことを言うのではなく、実は「子
【どころ】
供が 3人もいる」という事実を伝え、「独
1...と二ろか
身だ」と思っている聞き手の予想を根底
[N/Na(な)ところか]
[A-いところか] から否定するような用法である。
[V-る艺二ろか] 2 ...と二ろか...ない
びょう [..ところか.…さえ(も)...ない]
(1)病気どころか、びんびんしてい
[...ところか..も.ない]
る。 [...ところか..だって..ない]
ひと くLん さい营ん だいがくせい な加 えい亡
(2)A:あの人、まだ独身でしょ (1)最近の大学生の中には、英語
にほん已 示んLう
う。 どころか日本語の文章さえもう
ど<Lん こ ど6 か もの
B:独身ど乙ろか、子供が3 まく書けない者がいる。
にん
?己之 ?、
人もいますよ。 (2)旅行先で熱を出してしまい、
加の上 L求
けんつ おん世ん は
(3)彼女は静かなどころか、すごい 見物ど乙ろか、温泉にも入れな
おしゃべりだ。 かった。
すず
加のじょ い元 はなし
(4)A:そちらは凉しくなりました (3)彼女の家まで行ったが、話を
す加た み
か。
すず れんじつ
するどころか姿も見せてくれな
B:凉しいどころか、連日30 かった。
ど あつ 了
乙ん节 ひ来
度を越える暑さが続いて (4)A:今夜お暇ですか。
ひま しょ<じ
いますよ。 B:暇などころか、食事をする
不らう よ力 ひ史
(5)風雨は弱まるどころか、ますま 暇さえありませんよ。
は评 いっ深ら ま元 也っ まんえん
す激し<なる一方だった。 (5)お前のような奴には、1万円ど
なつす やす 元ん 加
(6)この夏休みはゆっくり休むどこ ころか 1円だって貸してやる
しこと 书 言
ろか、仕事に追われどおしだっ 気はな
た。 接続、意味とも上の1に準ずる用法で
名詞、形容詞などに付く。ナ形容詞の場 ある。後半では「さえ(も)/も/だって..
合は、(3)のように間に「な」を伴うこと ない」のような否定表現が用いられ、平
もあるが省略も可能。前の部分で述べら 均的な基準や期待が満たされないばか
れたこととは正反対であるような事実が りでなく、それよりずっと容易だったり、低

329

341
ところが

い水凖の期待さえも満たされないという バカンスどころのさわぎではな
乙とを表す。 くなった。
(1)の例で言えば、日本の大学生で 動詞や動作を表す名詞について、3と
あれば普通、外国語では英語ができる 類似の意味を表す。「そんな吞気なこと
はずだが、それより易しい日本語の作文 を言っている状況ではない」といった含
でさえまともにできないほど、作文力が みがある。
ない学生がいるという意味である。
3 ...ところではない
[Nところではない] 【ところが】
[V-ている亡ころではない] 1と二ろが <反予測>
てん言:ょ乐う 上之 高也
げつ らい意中く ? 人
(1)天気予報では今日は雨になる
(1)この1か月は来客が続き、勉 すこ くも
きょ5

強どころではなかった。 と言っていた。ところが、少し曇
甘?悉上<
てん意 力益 加い寸上
(2)こう天気が悪くては海水浴ど乙 っただけで、結局は降らなかっ

ろではない。 た。
さけ の
はV し中う加ん
(2)ダイ工ットを始めて3週間に
(3)仕事が残っていて、酒を飲ん たいじゅう
でいるどころではないんです。 なる。ところが、滅った体重は、
こんばんいっばい
(4)A:今晚一杯いかがですか。 わずか1キ口だけだ。
じは兄 加いし节
しこと
B:仕事がたまっていて、そ (3)いつもは8時半ごろ会社に着
上 33比已
れどころではないんです。 く。ところが、今日は交通事故
宋 こ じかん书<

動詞や、動作を表す名詞に付いて、「そ に卷き込まれ、1時間遅れで
とう方ゃ<
のような活動ができる状況・場合ではな 到着した。
あに, たいへん し中うさV
いJという意を表す。(4)のように前の発 (4)兄は大変な秀才である。と乙
书とうと だい 心ん善上う盖ら
言を指示語「それ」でうけることもある。 ろが弟は大の勉強嫌いで、
(4)は「酒を飲んでいるどころではな 已23 う
高校を無事に卒業できるかど
い」という言いかえが可能である。 あ书
うかも危ぶまれている。
4 Nところのはなしではない はる书す
Nところのさわぎではない (5)A:春休みはゆっくりされて
じ过ん世 寸こ 品た )
(1)受験生の息子を二人もかか るんでしょうね。
かい? 3 はなし ん
え、海外旅行どころの話ではあ B:ところが、締め切り原稿が

りません。 あってそうもしていられな
いそ加
(2)こう忙しくては、のんびり釣りど いんです
はなし らいLmう 世
ころの話ではない。 (6)A:来週のパーティには是非
げんしり上<は?でんし占 以已は?世
(3)原子力発電所の事故発生で いらしてくださいね。

330

342
ところだ
ひ老必う ょてい
B:ところが、その日急に予定 は話し手がそこで初めて発見するような
はい
が入ってしまったんです。 新たな情報で、前に述べた状況から自
然に予想されることと食い違うような内
前文の内容から自然に予想されたり、期
容をもつものである。
待されることに反したり、食い違う内容
この用法の「ところが」は、「しかし、け
の文が続く場合に用いられる。また、
れども、だが」などとは、置きかえられな
(3)(4)のように二つの事態が対比的
いのが普通で、仮に置きかえられた場
関係に立つ場合にも用いられる。(5)
合でも、别の意味を表す。
(6)のような会話文では、「あなたはそ
うお考えでしょうが、事実はそれと違う」
というようなことを聞き手に伝える場合に 【と二ろだ】
用いられる。つまり、相手の期待や予想 1 Vところだ <事態の局面>
と現実の食い違いを示す用法である。 動詞に付いて場面・状況や出来事がど
いずれの場合も後続の文には既定の事 のような進展の段階にあるかを報告す
実を表す表現が用いられる。事実性が るような場合に用いる。「ところだった」の
定まっていない意志、希望、命令、推量 場合は、過去においてそのような段階に
などの表現は用いることができない。次 あったということを表す。「ところだ」自体
の例はそのために誤用となる。 は否定形や疑問形にはなりにくい。また、
(誤)合格はかなり難しそうだ。ところ 前に付く動詞には否定形が使われない
が、受験してみるつもりだ(意 のが普通。
志)/挑戦してみたい(希望) a V-たと二ろだ
いま加元
頑張れ(命令)/ひょっとしたら受 (1)今帰ってきたところです。
加いがいきん 书 せん伊つきこく
かるかもしれない(推量)。 (2)海外勤務を終え、先月帰国し
2ところが <発見>
そ い元 と たところです。
(1)急いで家を出た。ところが、途 でんわ 宋元
ち少う意い承、す (3)電話したら、あいにくちょっと前
中で財布を忘れていることに で
き ひ 加元 に出かけたところだった。
気がつき、あわてて引き返し
動作・変化がその「直後」の段階にあ
た。 ることを表す。「今、さっき、ちょっと前」
ゅうじん いえ でん力
(2)友人の家に電話した。ところ などの、直前の時を表す副詞と共に用
加い加い?こう
しゅうか人主元
が、1週間前から海外旅行 いられることが多い。
い す
に行って留守だという。 b V-ていると二ろだ
かず おくん

前に述べた状況や成り行きからは予想 (1)A:もしもし、和雄君います
しにくい出来事や、新たな状況の変化 か。
いま 亦ろ は
が起こり、それを意外だと話し手が受け B:今お風呂に入っていると
止めるような場合に用いられる。後続文
ころなんです。

331

343
ところだ
いまでんわば人乙う、しら
(2)ただ今電話番号を調べている る乙とを表す。「ちようど、今、これから
しょうしょう 末
ところですので、もう少久お待 などの副詞が用いられることもある。
2 Vところだ <反事実>
ちください。
あ つま 言もの 「もし場合が違っていればこうであるは
(3)ふすまを開けると、妻は着物を ずだ」という事実に反することがらを表
加大
片付けているところだった。 す。前に「たら/なら/ば」などの条件
動作がその「最中」の段階にあることを 節を伴うことが多い。
表す。 a ..たらVと二萬だ
むかし 加迁、は?げ人
C V-ていたと二石七 (1)昔だったらそんな過激な発言
とき で人力 わたし にんげん しょけ
(1)いい時に電話をくれました。私 をする人間は、処刑きれている
でん力
もちょうどあなたに電話しようと ところだ。
书も ちち し 者ど
思っていたところなんです。 (2)父がそのことを知ったら激怒す
书も りゅうが<
(2)思いがけな〈も留学のチャン るところだ。
法 こ せんせv げん意 老ょう
スが舞い込んできた。そのころ (3)先生がお元気だったら、今日
わたし Lょ55WLA3 意 ひ 55加)上3
私は、将来の進路が決められ のような日には一緒に中華料
お电 なや n た
ずいろいろ思い悩んでいたと 理でも食べているところでしょ
ころだった。 う。

以前から文の表す時点に至るまでその (4)知らせていただかなければ、と
ような状態が続いていたということを表
っくにあきらめていたところで
す。思考や心理状態を説明するような場
合が多く、その状況に新たな变化・展開 す。
が起きたような場合によく用いられる。 [...ば[.たら]などの条件節を伴い動
詞の辞書形、夕形を受け、事実はこれと
d V-ると二ろだ
い元 で は異なるが、もしそのような場合だったら
(1)これから家を出るところですか
示ん 书も 成立したはずの状況を想像して述べ
ら、30分ほどしたら着くと思い
表現。
ます。 (1)の例で言えば「昔だったら処刑
ひこう意 い来と た
(2)飛行機は今飛び立つところだ。 れているはずだ」が現代の社会ではそ
はん のようなことはないという意味を表す。
(3)A:ご飯もう食べた?
た b ..ところだっ大
B:ううん、これから食べるとこ
[V-る七ころだった]
ろ。 [V-ていたところだった]
いえも已 < つ主加 の き 书そ
(4)家に戻って来ると、妻は買い物 (1)もし気がつくのが遅かったら、
で加
だいきんじ
に出掛けるところだった。 大惨事になるところだった。
動作や変化がその「直前」の段階にあ

332

344
と二ろで
だV じ はなし
(2)あっ、あなたに大事な話があ B:招かげさまで。
书も だ 才こ
るのを思い出しました。うっか A:ところで、この度は息子さ
力す 想加 う加<
り忘れるところでした。 んが大学に合格なさった

(3)ありがとうございます。注意し そうで、おめでとうござい
力す

ていただかなければ忘れてい ます。
なつ书す
たところでした。 (2)A:やっと夏休みだね。ところ
ことし なつ中寸
事情が異なれば起こっていたはずの出 で、今年の夏休みはどう
来事がその直前のところで避けられたと するの。


いう意味を表す。「..ば」「....たら」など そつろん しりょう あっ
B:卒論の資料を集めるつ毛
の条件節を伴うことが多い。直前までき
ていたという意味を強めるときは「もうす 意上う つ加 总ま
こしで....ところだった」のように言う。 (3) 今日はお疲れ様でした。ところ
元言 あたら ち中う加りょう
C..なら(ば)..と二ろ だが/を で、駅のそばに新しい中華料
系つう 节
(1)普通ならただではすまないとこ 理屋さんができたんですけど、
こん加V のが こん节い
ろだが、今回だけは見逃して 今夜行ってみませんか。
善上3 善ょら
やろう。 (4)今日の授業はこれまでです。
ほんらい 方ょくせつ うかが たなかくん、さい意人西
(2)本来ならば直接お伺いすべき ところで、田中君を最近見かけ
しめ人 し e し
ところですが、書面にて失礼致 ませんが、どうしているか知っ

します。 ている人いますか。
つうじょう て か
(3)通常は定価どおりのところを、 これまでの話題とは別のものに話題を変
と< v 加盖、ξ<心? ま人
お得意さんに限り特别に1万 更したり、いまの話題に関連することが
えん らを付け加えたり、対比させて述べるよ
円引きになっております。
じ加ん V うな場合に用いる。
(4)いつもなら1時間で行けるとこ
上3 323以已 2 V-たところで く区切りの時点>
ろを、今日は交通事故があっ 3M8ん 章い い方上う か
加ん
(1)論文の最後の一行を書いた
て3時間もかかった。 とつぜん言 うしな
ところで、突然気を失った。
「普通/通常/本来ならば」などの表現 はなし く
(2)話の区切りが付いたところで、
を伴い、普通はこうなのだが、現状がそ お
終わることにしましょう。
れとは異なり特别だという意味を表す。 书招いそ はし と の
(3)大急ぎで走り、飛び乘ったと乙
でんし し
ろで電車のドアが閉まった。
【ところで】 心爸上う みと书
1と二ろで (4)ようやく事業に見通しがつくよ
げん き 方方 た书
(1)A:お元気そうですね。 うになったところで、父は倒れ

333

345
ところに

てしまった。 b V-たところで
书?と し甚 か
前の動作・変化が終わり一区切りがつ (1)うちの夫は出世したところで課
ょ5
いた時点で、後の動作・変化が起乙る 長どまりだろう。
(あるいは起こす)という意味を表す。 おく
(2)どんなに遅れたところで、せい
3 V-たところで <逆接> ん 书も
ぜい5、6分だと思います。
a V-たところで...ない どろ国う は 加ち
たの ひと (3)泥棒に入られたところで、価值
(1)いくら頼んだところで、あの人 ほん
心 う のあるものは本ぐらいしかな
は引き受けてはくれないだろ

う。 い。
かな L 後に少ない程度を表す表現を伴い、
(2)そんなに悲しんだところで、死
ひと かえ < 「仮にそのようなことが起こった場合で
んだ人が帰って来るわけでは
も、その程度・量・数はたいしたもので
ない。 はない」といった意味を表す。
いま亡ろ いそ
(3)今頃になって急いだところで、
起だ ま あ
無駄だ(=間に合わない)。
とう方也く おく
【ところに】
(4)到着が少しぐらい遅れたと乙 [V-ている/V-たところに]
もんだV だいじょう示 か でん わ
ろで問題はない(=大丈夫 (1)出掛けようとしたところに電話
だ)。 がかかってきた。
がんVょら ?< たお 已5 ほうこう い けん
(5)頑丈な作りですから倒れたと (2)ようやく実行する方向に意見
こわ Lんば おも 心也

ころで壊れる心配はありませ がまとまったところへ思わぬ邪
ま はV
ん。 魔が入った。
き 品 乙ま

動詞のタ形に続いて、そのような行為を (3)財布をなくして困っていると乙
う世んし 南 と書
しても期待する結果が得られないことを ろに偶然知り合いが通りかか
示じい之 つ
表す。結果の部分は述語のナイ形や、 り、無事家までたどり着くことが
「無駄だ╱無意味だ」というような否定
できた。
的な判断や評価を表す表現が用いられ
る((1)~(3))。また、(4)(5)のよう 「..ところに/ところへ」で、「...してい
に「.しても大丈夫/問題はない」とい る/したときに」の意味。
う肯定的な評価を表す用法もある。これ ある段階における状況を変化・変更
させるような出来事が起こることを表す
は前の事態が成立しても後の事態には
影響が及ばないという関係である。「た 場合に用いる。たいていは、(1)(2)の

とえ」「どんなに」「いくら」のような副詞 ようにものごとの進行を妨害・邪魔するよ
や「何+助数詞」(例:何人、何册、何 うな出来事のことが多いが、(3)のよう

回)を伴うこともある。 に現状をよい方向に変えるような場合も
ある。

334

346
ところをーとされている
じかんはいし也く
【と二ろを】 が、ちょっとお時間を挥借でき
1 Vと二万を.. V ないでしょうか。
加あ こ电 そ たばら
(1)お母さんは子供が遊んでいる (2)ご多忙のところ、よ<きてくださ
い元 まど み
ところを家の窓から見ていた。 いました。
す いそが も5 力け
(2)こっそりタバコを吸っているとこ (3)お忙しいところを申し認ありま
せ人世い 玉 じゃ主
ろを先生に見つかった。 せんが、ちょっとお邪魔いたし
元這ま文 ある けい
(3)駅前を歩いているところを警 ます。
加人 上 と こ ちう しつれい
官に呼び止められた。 (4)お取り込み中のところを失礼し
指とこ んこ かね す だ
(4)男は金庫からお金を盗み出そ ます。
げん己之はん 中す ち师う でん力
うとしているところを現行犯で (5)お休み中のところをお電話し
い汪
逮捕された。 てすみませんでした。
ひとびと ね こ 心ずか しょうち
(5)人々がぐっすり寝込んだところ (6)難しいことは承知のうえです
とつ世ん 也 お号 电n
を突然の摇れが襲った。 が、そこのところをちょっと無理
ぼうかん おそ
(6)あやうく暴漢に襲われかけたと して聞いていただけないでし
みし だ人世い 寸
ころを見知らぬ男性に助けても 上うか。

……。
考人 いそが
らった。 (7)A:最近ちょっと忙しくて
前後に動詞を伴い、前の動詞によって
なん
表されている状況の進展に対して、直 B:そこんところを何とかよろ
接的な働きかけを与えるような動作が ねが
しくお願いしますよ。
後に続くことを表す。後続の動詞として
は「見る」「見つける」「見つかる」「発 相手に無理を言ったり、迷惑をかけたり
見する」といった、視覚や発見の意味の するような場合に、相手の状況を配慮す
る表現として用いられる。前置き的に使
動詞や、「呼び止める」「捕まえる」「捕
まる」「襲う」「助ける」など、停止・捕 われることが多く、依頼やおわび、感謝
などの表現が後に続く。(6)(7)のよう
捉・攻撃や救助といった意味のものが用
に前のことがらを指示詞で受けて「そこ
いられる。これらは前の動作・出来事の
進展を止めたりさえぎったりする意味上 のところ」のような形で用いられることも
の共通点をもつものである。
ある。
2 ...と二ろ(を)
[Nのところ(を)]
[Aと二ろ(を)]
[R-ちゅうのところ(を)] 【とされている】
求つ老よう v もの ころ じゅう
たの うしゅ< (1)仫教で、生き物を殺すのは十
(1)お楽しみのところを恐縮です あ<
悪のひとつとされている。

335

347
としたら
方き山う おんだん か いちいん
(2)地球の温暖化の一因として、 をついていることになる。
なん じ
た 善ち沙う そう はかい
大気中のオゾン層の破壊が (4)いらっしゃるとしたら何時ごろ
お书
大きくかかわっているとされて になりますか。
せ意にん わたし
(5)責任があるとしたら、私ではな
いる。 法う
9 ろん げんこ
(3)チョムスキーの理論では、言語 くあなたの方です。
のうりょ< にんげ人 う
能力は人間が生まれつきもっ 「仮にそれが事実龙と考えれば/それ
のうりょく が実現・存在するような場合は」という意
ている能力とされている。
とうじか公善 小うく 龙 味を表す。後半には話し手の意志、判
(4)当時歌舞伎は風俗を乱すもの
弯んし
断や評価の表現が続く。「仮に/もし]を
とされ、禁止されていた。 伴うこともある。後に意志や評価を表す
[...と考えられている/見なされている」 表現が続く場合は「としたら」は使える
とい方意味を表す。名詞述語の場合は が、「とすると」「とすれば」は不自然で
「だ」が省かれ「Nとされている」となる ある。
ことが多い。普通、報道文や論文など、 (誤)宝くじがあたった {とすると/とす

改まった文体で用いられる。 れば}家を買おう。
2 ..とした5<確定条件>
[N/Na(なの)だとしたら]
【としたら】 [A/V (の)だとしたら]
助詞「と」に「したら」がついたもの。 ま 乙

(1)これだけ待っても来ないのだと
「それが事実尤と考えた場合」実現・存 老ょう こ
在すると考えた場合」「このような事実。 したら、今日はもう来ないでし

現状をふまえると」のような意味を表す。 ょう。
わたし だn はな
「そのように考えた場合」という想定上の (2)A:私はそのことを誰にも話
条件設定を行うもので、ほとんどの場
していません。
合、单独の「たら」では置きかえられな はな
B:あなたが話してないのだ
い。 いったいだれ
としたら、一体誰がもらし
1 ...としたら<仮定条件>
[N/Na だとしたら たのだろう。
[A/V としたら] いえ
現状や相手からの情報に基づき、「この
い元 た おお
(1)家を建てるとしたら、大きい家 ような現状・事実をふまえれば」といった
がいい。 意味を表す。「...のだとしたら」の形で使
おく元ん たから
(2)もし1億円の宝<じがあたった われることが多い。この用法では「かり
い元 か に/もし」は使えない。
としたら、家を買おう。
かり い 3(そう)だとしたら
(3)仮にあなたが言っていること しんだいしゃ す心 ま人せ
ほんとう かれ 力大L うそ (1)A:寝台車は全て满席だっ
が本当だとしたら、彼は私に嘘

336

348
として
世意
て。 示口ら せき
席した。
だい上30上う、こ<ひ人 たい<3
B:だとしたら、普通の座席に (7)大統領を国賓として待遇す
す加 v
座って行くしかないわね。

る。
V加么 かる い艺わ 小る ひ.L点方
(2)A:会議は1時間遅れの開 (8)軽井沢は古くから避暑地とし
にん善
始になったそうですよ。 て人気があるところだ。
方んがくL 力上加、亮
B:そうだとしたら、こんなに (9)文学者としては高い評価を得
いそ 加れ かていVん し
急いでくるんじゃなかっ ている彼も、家庭人としては失
かく
た。
たいふう じょうりく まんちょら じこく
格である
加れ りょうり う下まえ
(3)台風の上陸と满潮の時刻が (10)彼の料理の腕前はプ口のコッ
かさ えんがん 5示ん 2353.
重なるらしい。だとしたら、沿岸 クとしても十分に通用するほど
げんう 加ひょ5
では厳重な警戒が必要にな のものだ。
る。 名詞に接続して資格・立場・部類・名

前の文や相手の発言を受けて、「そのよ 目などを表す。
うな事実/状況をふまえれば」「それが 2 Nとしては →【としては】
事実なら」という意味を表す。 3 Nとしても
わたし けん かん
(1)私としても、この件に阕しては
とうわ<

【として】 当惑しております。
がくちょう きょうじゅ加 いこら
1 Nとして (2)学長としても、教授会の意向
け人善即う世V だいが< 心ん
(1)研究生として、この大学で勉 を無視するわけにはいかない
言ょう
強している。 だろう。
にほんぐ人 乙な3い にほ人以 かいしゃ た
(2)日本軍の行った行為は日本人 (3)会社といたしましても、この度
は 招も 品し上3C まこと V加ん おも
として恥ずかし〈思う。 の不祥事は誠に遺憾に思って
も め
(3)子供がこんなひどい目にあわ おります。
お中 だ虫
されては、親として黙っている 人物や組織を表す名詞に付いて、「その

わけにはいかない。 立場、観点からも」という意味を表す。
加れ だ以加く意う (3)のように丁寧な形をとることもある。
(4)彼は大学の教授としてより、む
总っ加 ほう L 「としては」との違いは、「としても」は、
しろ作家としての方がよく知ら
他にも同様の立場・観点に立つ人や組
れている。 織があるという含みがある点である。
しゅみ しょど5 心んょう
(5)趣味として書道を勉強してい →【しても】
る。 4 NとしてのN
が<5上5 2 加い盖 し师っ
きょうし と D にん
(6)学長の代理として会議に出 (1)教師としてではなく、一人の人

337

349
として...ない—としては
けん たちば はつげん
間としての立場から発言した 普通。
书も
いと思う。
かれ 抬とこ V
(2)彼にも男としての意地がある 【としては】
はずです。 「として」に「は」のついたものだが、以
に ほんだいひょう せきにん つょ 下の用法では、通常「は」は省略されな
(3)日本代表としての責任を強<
加众、芒いいっい加人试 も
感じ、精一杯頑張りたいと思い
い。
1 Nとしては <立場・観点>
ます。 加n
(1)彼としては、辞職する以外に方
じしょ< い 加い 话于

「Nとして」が名詞を修飾する用法。 ほう
法がなかったのでしょう。
わたし 过ん
(2)私といたしましては、ご意見に
【として...ない】 きんせV

賛成しかねます。
[最小限の数量+として...ない] よし龙
せんそう はじ .5V い方化ち (3)吉田さんとしては、ああとしか
(1)戦争が始まって以来、一日とし 乙た
こころ 中す ひ 答えようがなかったのでしょう。
て心の休まる日はない。 そう老φ3 v Wん
V いんかV
善主つ しけ人 ひと p 事ん (4)委員会としては、早急に委員
(2)期末試験では、一人として满 ちょうせんしゅつ ひつょう
ぞ< と方あ人 加 がくせ 長を選出する必要がある。
足のいく答案を書いた学生は
人物や組織を表す言葉に付いて、「その
なかった。
こう意中うひん ひと 立場・観点から言元ば/考えると」と
(3)高級品ばかりで、ーっとして う意味を表す。[...としましては/いたし
わたし 加 しの 函南
私が買えそうな品物は見当た ましては」のように、丁寧な形が用いられ
らない。 る乙ともある。
ひと p わたし はつ评ん 2 Nとしては <平均值とのずれ>
(4)だれ一人として、私の発言を
ち方 に ほんじん 甘 大か
しC ひと (1)父は、日本人としては背の高
支持してくれる人はいなかっ
た。 いほうです。
をいじ曲う つう だんせい
「一日」「一時(いっとき)」[(だれ)一人」 (2)100 キ口の体重は普通の男性
书电 书も
「(何)一つ」などの最小限の量を表す だったらずいぶん重いと思う
すもうと かる
「一」の付く語を受け、後に述語の否定 が、相撲取りとしてはむしろ軽
形を伴って「全然...ない」という意味を いほうである。
表す。「なに」「だれ」のような疑問詞を だいがくいん で だいが< しう
(3)大学院を出てすぐ大学に就
伴う場合は「として」を省くことができる。 し< けんうし
職できる人は、研究者として
(例)だれ一人、私の発言を支持してく
こう3ん、品砂体
れる人はいなかった。 は幸運な部類に入る。
がくせいすう にん だv
やや書きことば的な表現で、話しこと (4)学生数2000人というのは大
加< 意 ほ 方
ばで「一人も...ない」のような言い方が
学としてはかなり規模が小さ

338

350
としても

い。 「XとしてもY」の形で、[仮にXが事実
人物や組織を表す名詞に付いて、その であっても/成立していてもYの成立
属するグループの標準・平均と比べ大 や阻止に有効に働かない|という意味を

場合、それからはずれた数值や性質を 表す。Yは、Xから予想・期待されるこ

もっていることを述べる場合に用いる。 とに反したり、はずれたことがらを表す。
Xが動詞の場合は、(4)~(7)のよ
「..にしては」と言いかえられる。
うに「V-たとしても」のように夕形を受け
る場合が多いが、(3)のように[V-ると
【としても】 しても」も使われる。(3)は[未来に留
1 Nとしても→【として】3
学するようなことが生じる場合」という意
2..としても 味で、YはXが成立する同時的な時間
[N/Na (だ)としても] を表している。これに対して[V-たとし
[A/V としても
かれ しんV? ても」は、「Xの事態が成立した場合で
(1)彼の言っていることが真実だと も」という意味で、XはYに先行して成
しょら乙 Lh
しても、証拠がなければ信じる 立していることがらを表す。(4)の例で
わけにはいかない。 言えば「タクシーに乘った場合でも間に
名んせ ひと ひと 合わないという結果に終わるだろう|にい
(2)たとえ賛成してくれる人が二
sん v う意味の表現である。
人もいないとしても、自分の意
けん、 品 方上 (6)(7)はXが事実に反することが
見を最後まで主張するつもり
らを表す場合で、「実際は加藤さんの忠
龙。 告があったが、それがなかった場合で
り沙うが< らいねん いこ于
(3)留学するとしても、来年以降 も」「実際は同級生に会ったが、会わな
かった場合でも1、Yという結果は成立し
です。
いま の ていただろうということを述べる表現。
(4)今からタクシ—に乘ったとして
じ加ん ま あ 3 ..はいいとしても
も、時間には間に合いそうもな かれ 加のVょ る
(1)彼はいいとしても、彼女が許し
い。
じ四うたV おく てくれないだ万う。
(5)涉滞でバスが遅れたとして けい言人 主方龙
でん力 (2)計算を間違えたのはいいとU
も、電話ぐらいしてくるはずだ。 ほらこく
加とら 方市うこ< ても、すぐに報告しなかった乙
(6)加藤さんの忠告がなかったと もんだい
ょ3い九 加 とが問題だ。
しても、やっばり病院を変えて C加ん已お 意
(3)時間通り来たのはいいとして
いただ萬う。 し< 过 吉
う意的う世い 元老 で 布 も、宿題を忘れて来たのはよ<
(7)同級生に駅で出会わなかっ
じ印苦ょう ない。
たとしても、やっばり授業をさ 入 也
文以加 い (4)あのホテルは、部屋はいいとし
ほって映画に行っただろう。

339

351
とする,ーとする2
じゅう苦ょういん たいど いま V ぜん 小 了
ても、従業員の態度がよ<な 今も依然として降り続いてい
い。 る。
名詞や節を受け、「XはいいとしてもY」 語尾に「と」の付く副詞に「する」が付
の形で用いられる。Yには「よくな」 いて、そういう様子・状態であるというこ
などのマイナス評価の表現が続き、[X とを示す。(4)の「ぼんやり」「はっき)]
についてはいいと考えてもいいが、Yに のように「と」がつかなくても副詞として
ついてはそうは言えない」という意味を 使える語の場合は、「と」を省略すること
表す。二つのことがらを対比させ、Xは ができる。(7)~(9)では「して」を省
許容される範囲にあるが、Yはその範 略することができる。その他の例「ちゃん
囲にないということを表す言い方。 と/ゆったりと/かっかと/悠夕と/悠
然と╱毅然とする」など。

【とする1】 ま
【とする2】

(1)ぎりぎりで締め切りに間に合
い、ほっとした。 [N/Na だとする]
こども すこ あいだ [A/V とす]
(2)子供は少しの間もじっとしてい
1...とする<仮定>
ない。 まか力 おえん た加ら
(1)今仮に3億円の宝くじがあな
なに ヘい世ん

(3)何を言われても平然としてい たに当たったとします。あなた
る。 安に

は、それで何をしますか。
苦お<
(4)ぼんやり(と)していた記憶が いまとう意ょう かんとうだいしんさい どうてV
(2)今、東京で関東大震災と同程
V公
時間が経つにつれてだんだん 书
度の地震が起こったとしよう。
はっきり(と)してきた。 ひ加 <らと5C
その被害は当時とは比べもの
善し也 しつもん た E5E3
(5)記者の質問に対し堂々とした
たい ど 书うたい
にならないものになるだ万う。
たと にん< かい
態度で応対した。 (3)例えば 50人来るとして、会費
加っこう
(6)もっときちんとした格好をしな ひと 9
は一人いくらぐらいにすればよ
さい。 いでしょうか。
まよなか でん初 おと
(7)真夜中の電話の音にはっとし (4)それはそうとして、我々はどうし
力れわれ

て目が覚めた。
なに v ヘいぜん
ならよいでしょうか。
(8)何を言われても、平然としてた

「かりに..と考える」という意味で、現実
ばこを吹かしている。 がどうであるかということは别にして、とり
かのVょ わたし
(9)彼女はきっとして、私をにらみ あえず仮定・想像の上でのことがらとし
て條件を設定する用法。かりのものとし
つけた。
きのう 师老 いち节あ て設定するという話し手の意識的な条
(10)昨日からの雪は、一夜明けた

340

352
とする2

件設定の意識が強い。 ..と決める」「..と判断する」という意味
2 ..とする く見なL> を表す。
ニュ—ス報道や法律の条文など、かた C ...ものとする
けん い もの き人せ
い表現で用いられる。 (1)意見を言わない者は賛成して
a ...とする いるものとする。
[N/Na(だ)とする] しゅうかん  ̄h V
(2)1週間たってもお返事がな
[A/V とする] は あい Vたv
よ しfん い場合はご辞退なさったものと
(1)酔ったうえでの失言(だ)とし 齿つ加
办れ 甘专 と
て、彼の責任は問われないこと して扱います。
「…と見なす」.…と解积する」という意味
にな一た
李加く 亦世以地之上 书玄 を表す。
(2)多額の不正融資が行われた
しkう乙 3 V-ようとする
証拠があるにもかかわらず、 とけ しk?
じ じっむこん かた つ (1)時計は正午を知らせようとして
事実無根として片付けられ
いる。
た。
さいばんち上う 加しつ ひこく加力
亦ろ はい
(2)お風吕に入ろうとしたところに、
(3)裁判長は過失は被告側にあ でん力
ひ がいしゃぼいしょうきん はら 電話がかかってきた。
るとし、被害者に賠償金を払
め →【ょう2】8
うよう命じた。 4 NをNとする
い击ほ52っ 西ら示
かた て ほん
力たし书んし
(4)今の法律では夫婦はどちらか (1)私は恩師の生き方を手本とし
2课3 せ 元6
一方の姓を選ばなければなら
ている。
号小さん深 にっか
ないとされている (2)祖父は散歩を日課としている。
L けん てん い:5 5
「...と見なす」「.と決める」という意味を
(3)この試験では60点以上を合
表す。名詞のあとの「だ」は省略される か<
格とする。
ことが多い。 加人已面 加し なし
b ..こととする (4)看護婦は昔は女の仕事とされ
五批こ加h己
「.…と見なす」「.…と判断する」「…と決め ていたが、この頃は男の看護

る」といら意味を表す。 士もいるそうだ。
善そ〈かい盖 けっせ意 试あい ばしょ3 じんせ V
(1)<規則>会議を欠席する場合 (5) 芭蕉は人生を旅として生きた。
じ世ん 方ょうぁて とど て
は、事前に議長宛に届けを提 「.を..のように見なす/考える/決
し少つ
出することとする。 可とい方意味を表す。人の行動や方法
た飞 ほらりつかいせ よろこ を手本にしたり、行動を習慣として決め
(2)この度の法律改正は喜ぶべき
5 と たり、ものごとを異なるものに見立てたり
こととして受け止められてい
するといった様久な意味を表す。(1)
る。 ~(4)は「Nにする」とも言いかえられ

341

353
とするとーとすれば
とちmら じこ
るが、(5)のような比喻的な用法の場 ないとすると、途中で事故にで
合は言いかえられない。 もあったのかもしれない。
としょ加ん あした し了
(2)A:図書館は明日から2週
【とすると】 加人普忠う加人
間休館になります。
しゅう加ん老冲う加ん
助詞「と」に「すると」がついたもので、 B:2週間休館だとする
節を受け、「それが事実だと考えた場合 言上う ひつょ3ほん
と、今日のうちに必要な本
は「実現する場合は「このような現状・ か
事実をふまえるとという意味を表す。後 を借りておかなければな
半にはそのように考えた場合に成り立つ らないな。
判断の表現が続く。「そのように考えた 現状や相手から聞いた情報に基づい
場合」という意味の想定上の条件設定 て、「このような現状・事実を亦まえると」
を行うもので、このような意味は单独の といった意味を表す。この用法では「か
「と」にはない。したがって「と」とはほ りに/もし」はつかない。
とんどの場合置きかえることができない。 3(だ)とすると
1 ...とすると<仮定条件> こ し がつ へい意人意书ん
(1)A:今年の2月の平均気温
[N/Na だとすると] ベい松ん、 之 大加
は平年より数度も高いそう
[A/V とすると] いったV
がく京
(1)医学部に入るとすると、一体ど

ですよ。
加ね 办二上
くら 加 か はや
B:とすると、樓の開花も早<
のくらいお金が必要なのだろう
か。 なるでしょうね。
龙世ん 二 老上らいちに方でんし
こんこ あめ 小
(2)脱線事故で、今日一日、電車
(2)もし、今後も雨が降らないとす
みず京そ< さ P3 西
ると、水不足になるのは避けら は不通の見込みだという。だと
どう3 そうとうこん?
れないだろう。 すると、道路は相当混雑するだ
加り ひこ< v ろ方。
(3)仮に被告が言っていることが
V V门 加のじょ そ しょう 前の文や相手の発言を受けて「このよう
事実だとすると、彼女は嘘の証
げん な現状/事実をふまえると」という意味
言をしていることになる。
を表す。
事実かどうか、あるいは実現するかどう
かは分からないが、「かりに事実だ/実
現すると考えた場合は」という意味を表 【とすれば】
す。「かりに/もし」を伴うこともある。 [Nとすれば]
おっと か
2 ..とすると <確定条件> (1)夫とすれば家事をおろそかに
つま 主ん お招
[N/Naだとすると] する妻には不満も多いだろうと
书も
[A/V とすると] 思う。
じ かん主 なん れんら<
(1)1時間待ってまだ何の連絡も とうじ し节 かれ かん
(2)当事者の彼とすれば、そう簡

342

354
とすれば2
たん 善
单に決めるわけにはいかない それが事実かどうか、あるいは実現する
かどうかは分からないが「かりにそれが
のです。
上うし 放くせV 事実だと考えた場合/それが実現・存
(3)教師とすれば、よくできる学生
加んしん v しぜん 在するような場合は」という意味の仮定
に関心が行くのは自然なこと
お马
条件を表す。「かりに/もし」のような副
だと思う。 詞を伴うこともある。後半には「だろう」
人を表す名詞を受けて、「その人の立場 「はずだ」のような話し手の判断を表す
から見ればノ考えれば」という意味を表 表現が用いられることが多い。
す。やや書音ことば的。話しことばでは 2...とすれば <確定条件>
「にしたら/にしてみれば」をよく使う。 [N/Naだとすれば]
[A/Vとすれば]

(1)これだけ待っても来ないとすれ
【とすれば。】
ば、もともと来る気がなかったん
助詞の「と」に「すれば」がついたもの。
節を受け、「それが事実龙と考えれば」 じゃないだろうか。
加hbh u加〈 し
「実現する場合は」「このような事実・現 (2)我々の計画が敵に知られてい
状をふまえれば上いう意味を表す。「そ なか去
たとすれば、仲間のだれかがも
のように考えた場合」という話し手の想

定上の条件設定を行うもの。このような
らしたことになる。
以加么 上之盖し、四うじ人
意味は単独の「ば」にはないため、ほと (3)A:この時間に容疑者は友人
あ わ
んどの場合、「ば」で置きかえることはで と会っていることが分かっ
きない。 ています。
1...とすれば <仮定条件> かれ
B:そうか。彼にアリバイがあ
[N/Naだとすれば] はんにん
る匕すれば、では、犯人は
[A/Vとすれば] いったい龙れ
さ としうえ わたし 一体誰なのだろう。
(1)死ぬとすれば10歳年上の私
ほう は节
の方が早いはずだ。 現状や相手からの情報で、それが事実
たいふラ じょうり< あし であることが新たに分かったような時に、
(2)台風は上陸するとすれば、明
た よる 「このような現状・事実を子まえれば/そ
日の夜になるでしょう。
か) にん<
れに基づいて判断すれば」という意味を
(3)仮に20人来るとすれば、この 表す。後ろには話し手の判断を表す表
入や せま
部屋ではちょっと狭すぎるだろ 現が用いられる。この場合は「かりに/
もし」はつかない。
う。 はっこん はんたV ひと 3(だ)とすれば
(4)この結婚に反対する人がいる い之 でん力 龍れで
いち试人本办 (1)A:家に電話しても誰も出な
とすれば、それは一番身近な
ははおや かの之世V た加 いんですよ。
母親である可能性が高い。

343

355
とたん

B:だとすれば、もうこちらに 1 V-たとたん(に)
む あ ねこ と
向かっているということじ (1)ドアを開けたとたん、貓が飛び

ゃないですか。 込んできた。
ひ加のじょ ちにちう加机 うめい かれ 書う
(2)あの日彼女は一日中彼と一 (2)有名になったとたんに、彼は横
し上 しょら へ たいど
緒だったことが証明された。と 柄な態度をとるようになった。
加のじょ レ.は从L59ょ5 な
すれば、彼女にはアリバイがあ (3)試験終了のベルが鳴ったと
言ょらしつ わ
るということになる。 たんに教室が騒がしくなっ
前の文や相手の発言を受ける表現で、 た。
ちゅうしゃ 加んじ节
「それが事実なら╱正しいとすると」とい (4)注射をしたとたん、患者のけ
う意味を表す。用法は上の2と同じ。や
いれんはおさまった。
やかたい言い方で、普通の会話では
動詞の夕形を受け、前の動作や変化が
「だったら、そうなら」などがよく使われ
起こるとすぐ後に、别の動作や変化が起
る。 こるということを表す。後の動作・変化を
4 NをNとすれば
話し手がその場で新たに気付いたよう
NがNだとすれば
ちゃ ま な場合に用いられるため、「意外だ」とい
(1)テレビがお茶の間のものとす うニュアンスを伴うことが多い。したがっ
こし
れば、ラジオは個室のものであ て、話し手の意志的な動作を表す表現
る。
あ化 つ送上う加
が後に来る場合は用いることができず、
(2)兄が実業家タイプだとすれ 代わりに「とすぐに/やいなや」などが用
书卡之と然し
ば、弟は学者タイプの性格で
せいか< いられる。
(誤)私は家に帰ったとたん、お風吕に
ある。
入った。
二つのものを対比させる表現で、「一方 (正)私は家に帰るとすぐにお風吕に入
について...のように表現するとすれば、 た。
他方のものは…のように表現できるとい 2そのとたん(に)
った意味の定型的表現。「兄が実業家 とも ん は本 じ
(1)友だちと30分ほど話して、受
タイプなら(ば)、弟は学者タイプだ。」の 力 吉 お
話器を置いた。そのとたんに
ように、「NがNなら(ば)」で言いかえる 西たた、人办 本 だ
ことができる。この用法で「とすると」「と 再び電話のベルが鳴り出し
したら」がまったく使えないわけではない た。
う力高 た ? へや すがた あらわ
が、「なら」か「とすれば」が使われる (2)嘚の二人が部屋から姿を現し
ことが多い。 そと ま 加ま
た。そのとたん、外で待ち構え
言し
ていた記者たちのフラッシュの
【とたん】 シャワーが二人をおそった。
たp

344

356
とちがって一とちゅう

前の文の内容を受けて、「その直後に」 (例)評判で聞いていたのとはちがい、
「するとすぐ後に」という意味を表す。 実際に見たら退屈な映画だった。
3とたんl=V
そら 普ゅう <ら おも
(1)空が急に暗くなったと思った
とたん 书书つ系 あ的
【とちゅう】
ら、途端に大粒の雨が降りだ 1とちゅうで
C加ん い元 で
した。 (1)いつ6の時間に家を出たが、
ひ 书 とな人 电 と方师う初す もの 意 ひ
(2)日が落ちたら、途端に寒<なっ 途中で忘れ物に気づいて引き
か元
た。
れっし う已 龙
返した。
し已上 と方即う な
(3)列車はゆっくりと動き出した。と (2)やりかけた仕事は途中で投げ
加のじょ本みだ 龙
たんに彼女の目から涙があ示 出してはいけないよ。
龙 ど万话之 あしあと と方地之 上
れ出した。 (3)泥棒の足跡は途中で途切れ
「急に」「たちまち」という意味を表す。 ている。
克 v
この場合は「に」を省略できない。 (4)この道は途中で行き止まりに

なっている。
【とちがって 時間や場所の「中途で」の意味で、も
[Nと(は)ちがって] のごとが最後まで終わらないうちに、中
[Na なのと(は)ちがって] 止されたり、别の何かが起こったりするこ
[A/V のと(は)ちがって] とを表す場合に用いる。この場合[で」
お上うと お招加ら あに
(1)弟は大柄な兄とちがって、や は省略できない。
世 ひ<
せていて背も低い。 2 ..とちゅう(で/に)
にんげん 意加 そう う
(2)人間は機械とちがって、想像 [Nのとちう(で/に)]
:< [V-る北ちう(で/に)
力をもっている。 つ3盖ん と方帅う とつぜんあめ
がいこ< せい加つ じこ< せいかつ (1)通勤の途中、突然雨が降りだ
(3)外国での生活は、自国で生活
おも くろう した。
するのとちがって、思わぬ苦劳 か もの と方印う 意地う 普示ん
(2)買い物の途中で、急に気分が
をすることがある。 b たお
っ各v ん 为 み 悪くなって倒れてしまった。
(4)実際に自分の目で見るのは、 加 もの V と方う
ひと 青 善ょうれつ (3)買い物に行<途中で、ばったり
人から聞くのとちがって強烈 も办し ゆうじん 声
いんLk5 5 昔の友人に会った。
な印象を受けるものだ。 い文 加之 とちう 蓄加节
(4)家に帰る途中、居酒屋に立ち
「..と異なって」という意味。異なる性質 ょ
をもつものを他と比較して述べる場合に 寄った。
文善V とち中う ゆうびんきょ<
用いる。[...とちがい」の形で用いられ (5)駅に行〈途中に郵便局がある
てがみ だ
る乙ともある。 ので、そこでこの手紙を出して

345

357
どちらかというと一とて
龙ん し じょ U
くれませんか。 えば男子より女子のほうがよく
心ん意点3 せい世意 けいこう
動作を表す名詞や動詞を受けて、その 勉強して成績もよい倾向があ
行為が終了していない時点で、别の出
る。
来事が起こったり、移動中の場所に存
「全体としては」「総じて」という意味。
在するものを示す場合に用いる。一般に 人や物の性格・特徵について評価する
出来事の起こる時点には「で」、存在の
場合、全体としてはそのような特性・傾
場所を表す場合は「に」が使われるが、 向が認められるといった意味を表すの
(1)(4)のように省略されることもある。
に使う。「どちらかといえば自ほほ同義。
3 ...とちゅう(は)
加いし く 方う しょ3
(1)会社に来る途中、ずっとこの小
せつ ょ 【どちらかとい元ば】
説を読んでいた。 →【どちらかというと】
ある 55 加机
(2)歩いている途中、彼に言われ
あた史 はな
たことばが頭を離れなかった。
上与う构 【とて】
(3)旅の途中は眠ってばかりいた。 1 Nとて(も)
236 5593、 加 章55 わたし く也 苦 电 みな 抬な
(4)通勤の途中は語学の勉強を (1)私とて悔しい気持ちは皆と同
することにしている。 じである。
じ こ かん 示か
移動の動作を表す名詞や動詞を受沙 (2)この事故に関しては、部下の
て、その間ずっと後の動作や状態が続< 加れ せきにん
彼とても責任はまぬかれない。
場合に用いる。 さい老ん 方ちおや い<C 加么
(3)最近は父親とて、育児に無関
Lん
心でいるわけにはいかない。
【とちらかというと】
わたし ひとまえ (4)これとても、特に例外的な現
加 、A

(1)私はどちらかというと、人前で しょう
はつけん に加て 象というわけではない。
発言するのが苦手である。
みせ わかもの 主に人ゃ役割などを表す名詞に付い
(2)この店はどちらかというと若者 て、[...であっても」「それについても他
ねんば 意< み
向けで、年配の客はあまり見 と同様に」の意味を表す。他の同類のも

当たらない。 のと比較した場合、それについても当然
善ょうじゅ
同じことが言えるということを強く主張す
(3)あの教授は、どちらかといえ
がくしゃ る場合に用いる。やや古めかしい言い
ば、学者というよりビジネスマン
方で、話しことばでは「私だって」のょ
夕イプである。 うな言い方のほうがよく使われる。
招书老加。力る
(4)大阪も悪くないが、どちらかと 2 ...からとて
わたし苦上うと ほら す
いうと私は京都の方が好きだ。 [N/Na だからとて]
意い善ん だがくせV
(5)最近の大学生は、どちらかとい [A/V からとて]

346

358
とても一とでもいう

びびょう こんど しんにゅうしゃvん


赵だん 中す
(1)病気だからとて、無断で休む (2)今度の新入社員はとてもよく
はたら
のはけしからん。 働く。
し已と Vxjao
(2)仕事に情熱がもてないからと 程度がはなはだしいことを表す。たいへ
加卷く也しな かん
ん、ひじょうに。
て、家族を養う身としては、簡
たん 书 2とても...ない
単に辞めるわけにはいかない むず加 もんだい 力たし
(1)こんな難しい問題はとても私に
のである。 と
は解けません。
「それだけの理由で」という意味で、あ い方ど たん亡
(2)一度にこんなにたくさんの单語
とに述べるような結論を出すことはでき 书ほ
ないということを述べるのに用いる。「か はとても覚えられません。
らっ< 乙と课
らといって」の文語的表現。 (3)あの美しさはとても言葉では
ひょらPん
3 ...とて 表現できない。
[Nだとて]
どのような方法を尽くしても無理だ、でき
[V-たとて]
おろ もの ないという話し手の主観的な判断を表
(1)い<ら愚か者だとて、そのくらい
す。書きことばでは「とうてい..ない」と
のことはわきまえていてもよさそ 言いかえられる。
うなものだが。
ょう苦 1.为 也す
(2)たとえ病気だとて試合は休也 【とでもいう】
がくもん たの み ち せ かV
わけにはいくまV。 (1)学問の楽しみは、未知の世界
たの い 体っけん ょろこ
(3)い<ら頼んだとて、聞き入れて を発見する喜びとでもいおう
はもらえまい。
こら加 う儿な
か。
せん V すば
(4)どんなに後悔したとて、失われ (2)シルクの織維としての素晴ら
水たた もと もど
意人、 ~杂
たものは再び元に戻ることはな しさは、気温や湿度の変化に
たい 世つみょら
いのである。 対する絶妙なバランスにある
「...でも」「...としても/としたって」[. とでもいったらよいだろうか。
れい保う へ中 そと で
たところで」などの文語的な言い方。話 (3)冷房のきいた部屋から外に出
し乙とばではあまり用いられない。「いく と意 加ん 也万
た時の感じは、まるで蒸し風吕
ら」「どんなに」「たとえ」などを伴うこと はいかん
が多い。 に入った感じとでもいえようか。
ものごとの性質・特徵を别の表現にたと
えて説明する言い方。「たとえて言えば
【とても】 .のように言えるのではないか」という意
1とても 味を表す。「...とでもいおうか」「...とでも
えい加 おもしろ
(1)あの映画はとても面白かった。
いえよう」「...とでもいってよいだろう」な

347

359
とでもいうべきーとなく
くに けいきいりょく は?てん
どの形で使われる。書き乙とば的。 (2)国の経济力の発展とともに、
こ<み人 世加口、态
国民の生活も豊かになった。
Cしん はっせV ?交孙 は?
【とでもいうべき】 (3)地震の発生とともに津波が発
せい
[Nとで乱うべきN] 生することがある。
とうよう
とし 意おくり上くお上3
(1)そこは東洋のパリとでもいうべ
ゆうが ふん V志 求ち
(4)年をとるとともに記憶力が衰え
き優雅な霧囲気のある町であ
てきた。
る。
だいに
(5)<スピ-チ>今後、教育内容
こん品 きよういくないょ3

3Vつは加 ちい善し也
(2)第二のモハメッド・アリ北でもい の充実を図るとともに、地域社
あら力
加いこ3付人 だいが 付甚?总
うべきボクサーが現れた。 会に貢献する大学の建設に努
加れ 文いが か总妻
Dょく し人
(3)彼は映画の神様とでもいうべ 力する所存でございます。
そんぎい
き存在である。 動作・変化を表す動詞や名詞を受け
婉曲な比喻表現。よく知られた名前をあ て、一方の動作・変化に応じて别の動
げて、このようにたとえるのがふさわしい 作・変化が起こるという意味や、二つの
という気持ちを表す。「...ともいうべきと ことが同時に起こるという意味を表す。
言うこともある。 書きことば的。「...につれて」「..とどうじ
に」。
【とともに】
1 Nとともに 【とな<】
な加主意苦上う はげ
(1)仲間とともに作業に励んで 1なん+助数詞+とな<
げんしりん なか きょだV じゅも〈
る。 (1)原始林の中には、巨大な樹木
书と し高力 んせい 为ゅ なんぼん しげ

(2)夫とともに幸せな人生を歩ん が何本となく茂っている。
加れ せ加いせんL,协计 人
できた。 (2)彼は世界選手権にはすでに何
りんこ< 方い意过い营 体?て人 かい さん か けいけん
(3)隣国とともに地域経济の発展 回となく参加した経験をもって
つと
に努动ている いる。
こう之ん 力加

人や機関を表す名詞を受けて、それと (3)公園のベンチには若い力ッ才
い<<み こし か あv
「いっしょに」「共同で/協力して」とい ルが幾組となく腰掛けて愛を
加た あ
った意味を表す。書きことば的。 語り合っている。
2 ...とともに 「何(なん)」[幾(い<)」など不定の数量
[Nとともに]
を表すことばに「..人」「..回」などの助
[V-るとともに] 意中う えいが 数詞がついたものを受け、その数量が
(1)テレビの普及とともに、映画は かなり多いことを表す。書きことば的で、
すいたv
衰退した。 話しことばでは、[何回も」「幾組みも」

348

360
となったら

のような表現のほうがよく使われる。 するとなったら、お子さん
がこう
2 ひるとなくよるとな《 の学校のことなど、いろい
せ かい いた ひる たいへん
(1)世界の至るところで、昼となく ろ大変ですね。
よる 竞来苦妻。以付ん 、は?せ
夜となく様久な事件が発生し 節を受け、「..のようなこと・状況が起乙
ている。 った場合は」という意味を表す。事実か
はは ひ为 ょる 意 号
(2)母は昼となく夜となく病気の祖 どうかが未定の仮定的なことがらと、事
ぼ 世力 いそが
実であることが新たに分かったようなこ
母の世話で忙し<暮らしてい
とがらのどちらにも用いられるが、どちら
る。 かは文脈によって決まる。例元ば(2)
「昼も夜も」すなわち「一日中」という意 は、「仮にそのような場合」と「すでに事
味を表す。書き乙とば的。 実が明らかになった現在」のどちらでも
ありえる。仮定的なことがらの場合は「か
【となったら】 りに/もし」を伴うことがある。(4)は人
節や名詞を受け、「..ような場合・状況 の発言を受ける場合で、「そうなったら」
になったら」といった意味や「そのことが で言いかえることができる。
話題になったら」といった意味を表す。 2いぎとなったら
力かL せ善にん
状況・話題が「そのようなことになった場 (1)いぎとなったら私が責任をとり
合」のように、自然にそうなるといった意 ます。
い主 しこと
味が強い。「となると」「となれば」匕も言
(2)いぎとなったら、今の仕事を辞
う。 V人 みち すす
めても自分のやりたい道に進
1 ..となったら
[N/Na (だ)となったら] むつもりだ。
[A/V となったら] 「実行するにあたって何か障害となるよ
っ已て 元、杏
(1)もし、一戸建の家を建てるとな うな問題が起こったような場合には」とい
莲んこ3 考うとうし地っ意人
ったら、銀行から相当の借金 う意味を表す。後半には意志の表現が
用いられることが多い。この場合、「とな
をしなければならない。
ひ5 ひと 龙れ れば」上は言いかえられるが、「となると」
(2)引き受ける人が誰もいないと は使えない。
わたし
なったら、私がやるしかない。 3 N(のこと)となったら
かのじょ ほか ひと けっこん に ほんりょうり いた
(3)彼女がすでに他の人と結婚し (1)日本料理となったらここの板
あ意ら 法元 等 下も①
てしまったとなったら、もう諦め 前の右に出る者はいないそう
るしかない。 尤。
おっと かいがいん也 じ示ん せんもん
(4)A:夫が海外勤務になった (2)自分の専門のこととなったら、
かれ なん 加ん ?
んですよ。 彼は何時間でも話し続ける。
かいがい せい加つ
B:そうですか。海外で生活

349

361
となっては一となると

名詞を受けそれを話題として取り上げ 節を受けて、「..のような状況になった
るのに使う。「そのことについては」「それ 場合は」の意を表す。すでに成立してい
が話題になったら」などの意味を表す。 る状況を表すことが多く、後ろは、そのよ
うな場合に当然成り立つような話し手の
評価や判断を表す。「心配だ」「しかた
【となっては】
がない」のようなマイナス評価を表す場
1いまとなっては
い生 空安之、加お。おも 合が多い。
(1)今となっては、名前も顔も思い

出すことができない。
すべ 书 い主 【となる】
(2)全てが終わってしまった今とな
[N/Naとなる]
っては、じたばたしてもしかた はじ せん二う じん3o
(1)初めて戦後生まれの人物がア
がない。 だいと30上う
とうC つ方 おも
刈力の大統領となった。
(3)当時はずいぶん辛い思いをし こん加 意上らてV お书す比 心いこ<
い宋 (2)今回の協定は大筋では米国
たものだが、今となっては、そ 加力 专上3、之 ないよ5
なっ 书も
側の主張を受け入れた内容
れも懷かしく思い出される。
となっている。
「いろいろな経緯を経た現時点におい
→【なる】5
ては」という意味を表す。後ろには「そ
れも当然だノもっともだ」といった意味の
表現が続くことが多い。(1)(2)のよう 【となると】
に「できない」「しかたがない」といった 1となると
せんせv びょう言 意の うに市う
マイナス評価の表現が続くことが多い (1)A:先生はご病気で昨日入

が、(3)のように、中立的な評価のこと 院されました。
もある。 B:となると、しばら〈授業は
じ加善ょ5

2 ...となっては 意师うこう
休講ということになります
[N/Na (だ)となっては]
[A/V ことなっては] ね。
どもたち 加いがい v 方ょう善 ょほう
(2)長期予報によれば今年の梅雨
ことし 2 ゆ
(1)子供達だけで海外へ行くとな
しhばい 加らつ D
おや
っては、親としてはちょっと心配 は空梅雨になるとのことだ。と
ゃさ ねだん こうとう
になる。 なると、野菜の值段の高騰や、
みず点そく し人ば ょ そう
55053 すす
水不足の心配が予想される。
(2)病状がここまで進んだとなっ
ては、もうどうすることもできな 文頭に用いて、「そのような事実を示ま

い。
だれ ひ 5
えると」という意味を表す。前半にはその
場で話し手が新たに知ったことがらや、
(3)誰も引き受けてくれないとなっ
孔 他の人の発言内容が述べられ、後半で
ては、自分でやるしかない。
はそのような情報に基づいてそこから話

350

362
となると

し手が導き出した判断が表される。「だ の意味かは文脈による。仮定的なことが
となるとノそうだとなると」のような形をと らには「もし/かりに」が用いられること
る乙ともある。 がある。
2 ...となると 3いぎとなると
意过人し上之古 1 し沙V中つ
[N/Na (だ)となると] (1)危険は承知の手術だが、いざ
[A/V となる七 ふあん
いがく すす そろとう となると不安になるもの龙。
(1)医学部に進むとなると相当に 人之、人长、占
かね (2)スピーチは原稿を何度も読ん
お金がかかるだろう。 れんしφう
加れけつだん C かん で練習してきたが、いぎとなる
(2)彼は、決断するまでは時間が
o3 とあがってしまいうまくしゃべ
かかるが、やるとなると実行す
は中 れなかった。
るのは早い。
かいがい い じ世ん 「実際に実行する場合は」という意味の
(3)いぎ、海外に行くとなると、事前 慣用的表現。後ろにはそのような状況で
中んなたい~ん
の凖備が大変だ。 は自然にそうなってしまうといった意味
かり 求品 时
(4)仮に、このまま水不足が続<と の表現が続<ことが多い。
无北学上之以加么、たんし中く
なると営業時間を短縮しなけ 4 N(のこと)となると
げいのうじん

ればならなくなる。 (1)芸能人のスキャンダルとなる
也ち中う
Vかん か之
(5)この時間になっても帰っていな と、マスコミは夢中になって追
せ老
なに 比付人 患
いとなると、何かの事件に卷き 跡する。
しけんもんだv がくせい
乙 加のうせv
込まれている可能性がある。 (2)試験問題のこととなると学生は
青中う し人
げん迷 \热 の
急に真剣になる。
(6)現場に残された指紋が彼のも
Vっ方 加れ はん
のと一致するとなると、彼が犯 名詞を受け、「その乙とが話題/問题に
にん こう老ん た加 なるときは」北いう意味を表す。後ろには、
人である公算が高い。
だ普芸点ら けいえV占う そのことが問題になると普通とは違う態
(7)これほど大企業の経营状態
力る 亦意ょう
度をとるといった意味を表す表現が続
が悪いとなると、不況はかなり
しhこ<
<。
深刻ということになる。 5 ...かとなると
しゃち上うい もんだい かいけつ
(8)社長がそう言っているとなる (1)どうすればこの問題を解決で
~んこう 系 加のら かんたん こ大
と、変更はほとんど不可能でし きるかとなると、簡单には答えら
ょう。 れない。
じっ 善けん し
節を受けて、「…のような場合は」「...の (2)実際にだれがその危険な仕
己と せっきょく
ような状況になった場合は」という意味 事にあたるかとなると、積極
了善 ひと ひと2
を表す。現実的な状況を言う場合と、仮 的な人は一人もいない。
定的な状況を言う場合があるが、どちら
疑問表現を受けて、「..のことが問題に

351

363
となれば

なると」という意味を表す。後ろにはそれ る。
ひと n り冲ら加 系あん
に対する解決・実行が不可能だ、困難 (2) 一人で留学するのは不安尤
ともだち 大才
だという否定的な意味の表現が続<。 が、いざとなれば、友達が助け
6 Nともなると →【ともなると】 だいVょう
てくれるから大丈夫だ。
「現実にそのような状況になった場合」と
【となれば】 いう意味を表す慣用的表現。困った状
1..となれば 況になった場合でも大丈夫だといった
[N/Na (だ)となれば]
意味を表す場合が多い。「いぎとなると」
[A/V となれば]
がいこ< す 「いぎとなったら」とも言う。
(1)外国に住むとなれば、やはりそ 3 N(のこと)となれば
くに ことば 心ん意ょう
せ 意 かれめ
の国の言葉ぐらいは勉強して (1)いつもは生気のない彼の目も
おいたほうが上い。 φら V
け?乙ん りょうしんEう サッ力—のこととなれば急に生
加加
(2)結婚してから两親と同居する
い主 V元 せま
き生きと輝やいてくる。
のうし もんだ がくし中あん
となれば、今の家では狭すぎる (2)脳死問題となれば学者も安易
だろう。 はつげん
な発言はできない。
いま そ v 史
(3) 今から急いで行ってももう間に
名詞を受けて「そのことが話題になると」
あ あせ
合わないとなれば、焦ってもし という意味で、それを話題として取り上
かたがない。 げる用法。話題がそのことになった場合
かれ v す心 うそ
(4)彼が言ったことが全て嘘だと は普通と異なる態度や扱い方になると
われわれ いった表現が続く。
なれば、我々はまんまとだまさ
4 ...かとなれば
れていたことになる。 かいけっ
(1)どうすれば解決できるかとなれ
節を受けて「.….のような場合は」「…のよ 乙た かんたん で
ば、答えは簡单には出てこない
うな状況になった場合は」「….のような事
実をふまえると」などの意味を表す。後 ものだ。
ししk3は?人 3
には当然だといった意味の判断や、その (2)首相が発言どおり実行するか
加なら
ような状況でとるべき行動の表現が続 となれば、必ずしもそうとばかり

く。仮定的な状況を言う場合と現実的な は言えない。
状況を言う場合があるが、どちらの意味
疑問表現を受けて、「…のことが話题・
かは文脈による。
問題となる場合は」といった意味を表
2 いざとなれば
て も げん意ん た す。後ろには、それに対する解答や実行
(1)手持ちの現金では足りないか が不可能だ、困難だといった、否定的な
もしれないが、いざとなればク 意味の表現が続く。「発言はするが、い
つ力

レジ小カードを使うことができ ぎ実行するかといえば」のように、他の乙

352

364
とにかく一との

かん はじ
とがらと対比させてさらに重要な問题を 時間ですのでとにかく始めるこ
取り上げるような場合に用いることが多 とにしましょう。
い。 意志的な行為を表す動詞を後に伴い
5 Nともなれば →【ともなれば】 「ほかの事情はどうであれ、まずこの行
為を優先して」という意味を表す。話し

【とにかく】 手が自分の意志や事実を主張したり、
あることがらや行為について、それはひ 相手に実行を促すような場合に用いる。
とまずおいておいて、それより他のことが 3 Nはとにかく(として)
み あ心
ら也行為を優先させて扱うことを表す場 (1)見かけはとにかく、味はよい。
せいせき あか
合に用いる。「ともかく」とも言う。
(2)成績はとにかくとして、明るくて
1とに力〈 招も こ ども
ひと たい~ん、し血らさv 思いやりのあるいい子供で
(1)あの人はとにかく大変な秀才
す。
です。 わたL し

たなか 高たら いえ (3)私はとにかく、あなたはこの仕


(2)田中さんの新しい家、とにかく 花豁
书书 いえ 事に満足しているんですか。
すごく大きい家なんですよ。 なか
せんとう あと 車方 (4)あいさつはとにかく、まずは中に
(3)戦闘の後の町は、とにかくひど はい
じょう送ょ弓 お入ください。
い状況です。 せんじっ せ わ さま
(5)A:先日はお世話様でした。
「いろいろあるだろうが、まず何よりも」と
B:いいえ。それはとにかく、
いう意味を表す。後に平均的ではない ねが し乙と 话う ひ
お願いした仕事の方は引
程度を表す表現を伴い、「非常に/大

変/すごく..だ」といった意味を強調す き受けてくださいますか。
るのに用いる。話しことば的。 名詞を受けて、それよりもっと大事な乙
2とにかくV とや、先に行うべきことなどを対比させて

(1)うまくいくか分かりませんが、と 言う場合に用いる。会話では、(5)のょ

にかくやってみます うに、「それはとにかく(として)」のような
い 形で文頭で相手の発言を受け、それと
(2)とにかく言われたことだけはや
異なる别の話題を持ち出すような場合
っておきました。 にも用いられる。
いそ龙 そん
(3)お忙しいとは存じますがとにか
ねが
くおいでくださいますようお願
【との】
いいたします。 1..とのことだ
ぜんい人
(4)まだ全員そろっていませんが、 (1)みなさんによろしくとのことでし

た。

353

365
とは
茶じだいがく ごうか< 世ん こう上う言上5い<意
(2)無事大学に合格なされたとの 善するためには、高等教育機
热合に中うがくし、过ん世 片 ばっ深人飞
こと、まことにおめでとうござい 関の入学試験制度の抜本的
かいかくひ?ょ3、 比ん加、の
ます。 改革が必要だとの見解を述べ
しゃちょう おく 加い
(3)社長はすこし遅れるので、会
善 はじ
た。
議を始めておいてくれとのこと 言語表現や思考の内容を表す節が名
でした。 詞を修飾しているもので、改まった文体
さ也 ひ で用いられる。Nには、「手紙、返事、
(4)そちらは、寒い日が続いている
办な老害 加 依頼、提案、警告、命令」など言語活
とのことですが、皆様お変わり
動や、「意見、見解、考え、希望」など
ありませんか。 思考活動にかかわる名詞が用いられ
小た n なが こん中<
(5)あの二人も、長かった婚約に る。他の人の発言や考えについて言う場
しゅうし亦 う がつ きょ儿善
終止符を打ち、6月に拳式す 合に用いられ、話し手自身の考えを表

るとのことだ。 す場合は、次の例のように「との」では
なく、「という」が用いられるのが普通で
「..(だ)そうだノということだ」の意味
で、人から伝え聞いたことを言う場合に
ある。
(例)私は夫婦别姓を合法化すべきだ
用いる。(2)(5)のように、「だ」が省
という意見をもっている。
略されたまま文が終わることもある。「と
のことだった/でした」のように夕形には
なるが、否定形にはならない。 【とは】
2 ...とのN 1..とは く定義づけ>
おんし けっこんし善 し沙つせき こじん ?か
(1)恩師から結婚式には出席でき (1) パソコンとは、個人で使える小
ん 上 がた
ないとの返事を受け取った。 型のコンピュ—タ—のことだ。
がくせ う加< い方 机人迂 ,は寸 体态
(2)学生から、留学するため、一 (2)蓮華とは蓮の花のことだ。
ねんきゅうがく 女い青 に话人 当と
き ほう
年休学させてほしいとの希望 (3)21世紀の日本で求められる
だ ≤儿 以知
が出されている。 福祉の形態とはどのようなもの
けん 加い しん
(3)この件については、次回の審 だろうか。
宋わ 普方ょう ふへんてき ぼあ
議に回してはどうかとの議長 (4)「普遍的」とは、どんな場合に
ていあん ぜんいん意ん世 ひ3、いっ试人浇 南
の提案に全員賛成した。 も広く一般的に当てはまるとい
5いげ? ねん加ん 意ろ し み
(4)来月から一年間、札幌の支社 う意味だ。
し沙っこう じ れ わたし かそ< いったいなん

に出向せよとの辞令を受け (5)私にとって家族とは一体何な

た。 のだろうか。
もん京だいじん がっこうきよういく 加い
(5)文部大臣は、学校教育を改 名詞を受けて、その意味や性質・内容
がどのようなものかを述べる場合に用い

354

366
とはいいながら
ぜんん V中苦上う
る。「とは..ものだ」のような形でその本 (2)全員そろって授業をサボると
がくせいたち
質的な特徵を述べたり、「.とは.….のこと はあきれた学生達だ。
だ╱意味だ」「...とは...ということだ/意 ひと 以加么、患
(3)人を2時間も待たせておいて
味だ」のような形で、語句の意味や内容 ひとこと
「すみません」の一言もないと
について定義づけを行うような場合に ひじ上うし意 つ

用いる。書きことば的な言い方で、話し はまったく非常識な奴だ。
なか わす 9んきん
ことばでは「Nというのは」の方が一般 (4)タクシーの中に忘れた現金
书も
的。 が、もどってくるとは思いもよら
2...とは く引用>
もりや宋 かいしゃたいしょ< ないことでした。
(1)A:森山さん、会社退職する
予想外の状況に接した時の驚き、感嘆
そうですよ。 を表す。くだけた話しことばでは[...なん
たいしょ< け?こん
B:えっ、退職するとは、結婚 て」の形もよく使われる。次のように後ろ
するということですか。 の部分を省略することもある。
か 书 玉 せ力 (例)あの人がこんな嘘をつくとは。
(2)<書き置きを見て>「お世話に
加之 (例)べテラン登山家の彼が遭難する
なりました」とは、もう帰ってこ
とは。
ないということだろうか。 (例)こともあろうに、結婚式の日がこん
はなし
(3)A:このお話、なかったことに なひどい土砂降りになろうとは。
してください。
B:「なかったことにする」とは 【とはいいながら】
どういうことですか? 1 ..とはいいなが方
书や わ
(4)親に向かって「バ力ヤ口ー」と (1)分かっているとはいいながら、
本に二と
わか
は何事だ。 やはり別れはつらいものだ。
か 乙

相手の発言や書かれた情報などの言 (2)もう過去のこととはいいながら、
語表現を受けて、その真意を確か女た なかなかあきらめられない。
り、それに対する話し手の評価を述べた 節を受けて、「そのことは認めるけれど
りする時に用いる。驚き、感嘆、怒りな も、しかし」という意味を表す。
どの気持ちを伴うことが多い。とは」は 2とはいいながら
「というのは」で置きかえられることが多 す し かた
(1)過ぎたことは悔やんでも仕方
いが、(4)の「とは何事だ」のような定 おも
がない。とはいいながら、思い
型的な言い方では置きかえられない。 だ なみだ で
出すとつい涙が出てしまう。
3 ...とは く驚き>
ひとり しゅもく ゅうしょう 过?己ん南Vて ばあい なに

(1)一人で5種目も優勝とは、まっ (2)結婚相手を決める場合は、何
たが あいしょう だいじ
お比ろ
よりもお互いの相性が大事で
たく驚いた。

355

367
とはいうものの一とはうってかわって

ある。とはいいながら、いざとな いる。
南て いえ加点、いいく ょ5
ると相手の家柄や経济力、容 節を受けて、「それはそうなのだが、しか

姿などのことが気になる。 しといった意味を表す。前のことがらか

前の文を受けて、「そのことは認めるけ ら予想・期待されることと結果が食い違
うような場合に用いられる。書きことば。
れども、しかし」という意味を表す。
「とはいいながら」「とはいうものの」「と
(は)いっても」に言いかえられる。
【とはいうものの】 2とはいえ
だいがく じ だ 左ら び上らじょう 意けん じょうた 龙っ
(1)フランス語は大学時代に習っ (1)病状は危険な状態を脱し
たとはいうものの、もうすっかり 加<
て、回復に向かっている。とは
わす
かん世ん あ人Lん
忘れてしまった。 いえ、まだ完全に安心するわけ
だいがく じだ えい点んがくせんこ5
(2)大学時代は英文学専攻だっ
えいこ
にはいかない。
世と ひこ5 加てい加ん意ょ5
た。とはいうものの、英語はほと
(2)生徒の非行には家庭環境が
つょ えい善ょら 加っこう
んどしゃべれない。 強く影響する。とはいえ、学校
善ょうい< 加た せ意にん いったん
→【ものの】2、【ものの】3
教育のあり方に責任の一端
电ある。
【とはい元】 前の文を受けて、「それはそうなのだが
節や文を受け、「それはそうなのだが、し しかしといった意味を表す。前のことが
かしといった意味を表す。前のことがら らから予想・期待されることと結果が食
から予想・期待されることと結果が食い い違うような場合に用いられる。書きこと
違うような場合に用いられる。書きこと ば。「とはいいながら」「とはいうものの
ば。「とはいいながら」「とはいうものの」 「と(は)いっても」に言い加えられる。
「と(は)いっても」に言いかえられる。
1 ...とはい元
[N/Na (だ)とはい元] 【とはいっても】
は以 しょうせっ か
[A/Vとはいえ] (1)初めて小説を書いた。とはい
だんじょびょうどら な加 みじ加
(1)男女平等の世の中とはいえ、 っても、ごく短いものだけれど。
しょ<ば点 v びょう老
職場での地位や仕事の内 (2)病気でねこんだとはいっても、
よう てん べつ のこ か世
容などの点でまだ差别が残っ 風邪をひいただけですよ。
ている。 [といって61と同じ。
こくきい加 すす →【といっても】1、【といっても】2
(2)国際化が進んだとはいえ、や
にほんし加 加こく以、ξ
はり日本社会には外国人を特
べっ し
別視するという態度が残って
た ど の2
【とはうってかわって】
[Nとはうってかわって]

356

368
とはうってかわってーとばかり

ちち 力か とき と認められることがらについて、例外もあ
(1)父は若い時とはうってかわっ
中さ る北言うのに使う。
て、とても優しくなった。
むら な加L 才龙
(2)村は昔の姿とはうってかわり、
きんだいて意
近代的なビルが立ち並んでい
李、 【とばかり】
1 ...とばがり
る。
し中ちょら
いま
(1)今がチャンスとばかり、チャンピ
(3)社長はこれまでとはうってかわ もう机つこうけ意 加い し
上うこ之 オンは猛烈な攻撃を開始し
ったように、強硬な態度に出て
た。
きた。 ょこづな
(2)横綱はいつでもかかってこいと
[...とはうってかわって/うってかわり/ みが主
ばかりに身構えた。
うってかわったように」などの形で、前の に E < わたし
(3)もう二度と来るなとばかりに私
状態とまったく別の状態にがらりと変わる め 宋元 と し
様子を表す。次の例のように、「Nとは」 の目の前でピシャッと戸を閉め
なしで、副詞的に使われる乙ともある。 た。
(例)教室はうってかわったように静まり (4)「どうだ、すごいだろう」とばか
返っていた。 高たら 。《る吏。み
りに、新しい車を見せびらかし

ている。
【とはかぎらない】 節を受けて「まるで..と言うかのように」
[N/Na/A/V とはか苦らない]
に活人 书し に ほん という意味を表す。相手がいかにもその
(1)日本語を教えているのは日本
じん
ようなことを言いたそうな様子に見元る
人とはかぎらな ような場合に用いる。後には势いや程度
四うめい っ加しょうせ?
(2)有名な作家の小説ならどれ が強力だという意味の表現が続く。書き
でもおもしろいとはかぎらない。 ことば的な表現で、「この時とばかりに攻
め込む/攻めかかる」「えいっとばかりに
な人

(3)ス一パーマンだからって、荷で
切りつける/切りかかる」など慣用的に
もできるとはかぎらないよ。 使われることが多い。
05ら0
(4)ここのお料理もいつもおいしい 2 ...といわんばかJ
庆之 龙来 V
とはかぎらないんですよ。 (1)お前は黙っていろと言わんば
かん ち さいはつ あに わたし
(5)完治したからといって再発し かりに、兄は私をにらみつけ
ないとはかぎらないのだから、 た。
つ けい者っ 来之
気を付けるにこしたことはな (2)警察は、「お前がやったんだろ

い。 たいど
う行と言わんばかりの態度で、
おとこ じA
「..ということがいつも正しいとは言えな 男を尋問した。
いという意味を表す。一般的に正しい

357

369
とはちがって一とも
なに
節を受けて「まるで...とでも言いそうな いい。何かいいことがあったと
態度でという意味を表す。用法は上の
み元る。
1とほほ同様である。 こらかくはっょう み v い毛うと
(2)合格発表を見に行った妹は、
か元 也 と 乙
帰ってくるなり部屋に閉じ込も
小亡うかく

【とはちがって】 ってしまった。どう6不合格だっ
→【とちがって】 たとみえる。
がくせ つか かた せつ
(3)学生にパソコンの使い方を説
めい ひと
明したが、ほかの人に聞いて
【とみえて】 み い方ど意
いるところを見ると、一度聞い
[N/Na (だ)とみえて]
[A/V とみ元て] ただけではよくわからなかった
1 ..とみえて とみえる。
人小无加 でん
はな乙 せんせv
(1)最近忙しいとみえて、いつ電 元

力 るす (4)花子は、先生にほめられた絵
話しても留守だ。 あ ひと み
上な加 あ女 点 みず
を会う人ごとに見せている。ほ
(2)夜中に雨が降ったとみえて、水 められたことがよほどうれしか
たまりができている。 たとみえる。
なに
(3)何かいいことがあったとみえ 自分の観察したことがらから推測した乙
あ言
て、朝からずっとにこにこして とを述べる言い方で、独り言のように用
いる。 いる。若い人にはあまり使われない。
となり天 为す
(4)隣の家は留守とみえて、ドアの

前に数日分の新聞がたまって
【とも】
いる。 活用語に付いて、「ても」と同様の意味
現状を理由・根拠に予想されることを述 を表す。文語の用法なので「ても」に比
べる言い方。前の節にその予想の部分 べて、古めかしい言い方である。
が来て、後ろの節でその理由・根拠が “1...とも
表される。(2)を例にとって言えば、後 [A-<比も]
ろの「水たまりができている」という現状 [A-かろうと(も)] う心つ加
た なか す<
を根拠に前の「夜中に雨が降ったよう (1)田中さんの送别会には、少な<
だ」という予想を述べる言い方である。 にん あつ
と630人は集まるだろう。
後ろの節には、話し手が実際に観察し くる さ
(2)どんなに苦し<とも、最後まで
た事実が述べられる。 あ善ら がんば
2 ..とみ元る 諦めないで頑張るつもりだ。
25 くる
意ょ了 た なかくん 善 元
(1)今日の田中君はやけに気前が (3)どんなに辛かろうと、苦しかろう

358

370
ども,一ども2
かなら
と必ずやり遂げてみせます。 →【であろ七】1
イ形容詞の「-く」、「-かろう」の形に付
く。話しことばでは、「-くてもとなるのが 【とも:】
普通である。(1)は「そのように見積も [Nとb]
も弓 わけ わたし せき
っても」の意味で数量を見積もる表現が
(1)申し説ありません。私どもの責
続く。「多<とも10人」「長<と630分」 にん
任です。
「遅くとも5時までに」などが同様の用法 て来え みせ しなもの

である。(3)のように、[-かろうと」が2 (2)手前どもの店では、この品物は
南つか
度繰り返される場合は「も」が省略され 扱っておりません。
ゃろ3
ることが多い。 (3)くけんかのことば>野郎ども、み
2 V-よう化(も) んなそろってかかって来い。
0ょ3Uん はんた せいかい 世んし あつ
(1)たとえ両親に反対されようと (4)政界は偽善者どもの集まりだ。
かのじょけっこん
(も)、彼女と結婚するつもりだ。 主として人を表す名詞に付いて、複数
Lっ试

(2)たとえ失敗しようと(も)、やると であることを表す。「..たち」と似ている
じ2う
決めたことは実行する。 が、一人称についた場合は、謙遜の気
<33
(3)どんな苦旁があろうと()、三
示大
持ちを表すため、「私たち」より6丁寧で
2 大才 南 しあ力じんせV ある。また、「私たち」は聞き手を含む場
人で助け合って幸せな人生を
あゅ
合と含まない場合があるが、「私ど」は
歩んでゆきたい。 聞き手を含まない意味しかない。(3)
あ的 办世 系 れん
(4)雨が降ろうと風が吹こうと、練 (4)のように、一人称以外の人についた
しう けっ やす
習は決して休まない。 場合は、その人を見くだす意味を伴うこ
とが多い。この他に「女ども」「者ども」
→【よう2】6d
3...であろうと(も) など。
[N/Na であろう亡(も)]
びょうにん
(1)病人であろうと年寄りであろ宁
としょ
【とも2】
なん はい法 てき こう [V-とも]
と、何の配慮もなしに、敵は攻 い い げん书 づ

け击 し加 (1)行けども行けども、原野は続く。
撃を仕掛けて来る。 こえ す加た

けんこう ち中うねん (2)声はすれども、姿は見えず。


(2)たとえ健康であろうと中年を 示 垫
す てい善けんしん (3)振り向いて見れど、そこにはだ
過ぎたら、定期検診を受けた
れもいなかった。
ほうがいい。
こうめい そうりょ 去上 動詞のバ形の「バ」を除いた形に付い
(3)高名な僧侣であろうとも、迷い て、「V-ても」「Vけれども」という意味

を断てないこともある。 を表す。例えば(1)は「行っても行って
[N/Na であっても」のやや古めかし も」(2)は「声はするけれども」という意
言い方。 味。(1)(2)は慣用表現で、(3)は文

359

371
ともあろうものがーともか〈

Lかいし が
語表現である。このような特殊な用法 (1)A:司会者を探してるんだけ
や、「といえども」などの形で用いられる やました 计っこんし意 L
ど、山下さん結婚式の司
場合を除いては、あまり使われない。 かい V. う
会なんか、引き受けてくれ
ないよね?
【ともあろうものが】 方ど老 V
B:一度聞いてみたら?引き
[Nともあろうものが] わい
う 加
おおくらかんりょう
受けてくれないとも限らな
(1)大藏官僚ともあろうものが、賄

賂を受け取るとは驚いた。
おどろ いよ。
中宋龙 こ い
けいきつかん うとう (2)山田は来ないと言っていたが、
(2)警察官ともあろうものが、強盗 かれ
なん
をはたらくとは何ということだろ 気まぐれな彼のことだから、示
あらわ
らりと現れないともかぎらない。
う。 ょういん Lち上3 え5 ほう

はは书节
(3)母親ともあろうものが、生まれ
(3)病院は慎重に選んだ方がい
い.L
じん 二先 ば乙 す
た自分の子供をゴミ箱に捨て い。へたな医者にかかっては、
いのち 书
お号 はなし 命を落とさないともかぎらな
るとは、まったく恐ろしい話だ。
「それほどの人が」という意味。社会的地 い。
きょうし い ただ か選
位・役割や職業を表す名詞を受けて、 (4)教師の言うことが正しいとは限
ほん 加
常識的に考えて、そのような役割の人物 らないし、本に書いてあること
ただ か苦
が行うべきではない行為を行ったことを が、正しいとも限らない。
述べる場合に用いる。驚きや怒り、不信
「…とは決まっておらず、それとは逆の可
感を伴う表現が続く。「もの」の部分に 能性もある上いう意味。多くは、「V-な
「人/人物」など人を表すことばが用い
いともかぎらない」の形で使われて、可
られることもある。
能性が低いと考えられる状況で、あえて
(例)国会議員ともあろう人物がこのよ
可能性があることを述べる表現。似た表
うな巨額の脱税を平気で行うの
現に「とはかぎらない」がある。
だから、議員のモラルも低下したも
のである。
【ともかく】
1 Nはともかく(として)
【ともいうべき】 办 あじ
→【とでいうべき】 (1)見かけはともかく味はよい。
がくれ意 ひとがら なん

(2)学歴はともかく、人柄にやや難
てh
点がある。
【ともかぎらない】 お< し じん

[N/Na ともかぎらない] (3)奥さんはともかくとして、ご主人


ひと
[Aともかぎらない] はとてもいい人だ。
[V-ないともかぎらない]

360

372
ともするとーともなく
こ史 てん ぜんたいてき み め? ひ 书 意けん

(4)細かい点はともかく全体的に見 滅を引き起こしかねない危険
い せV
れば、うまく行ったと言えるので 性をはらんでいる。
はなかろうか。 何かのきっかけでそういうことが起こりや
しょうはい いっLう人
(5)勝敗はともか<として、一生懸 すいという意味を表す。望ましくない事
めいが人ば 態が起こるような場合が多く「...がち尤」
命頑張ろう。
「..かねない」などといっしょに使われる
「それは議論の対象からはずして」という
ことが多い。「ともすれば」とも言う。
意味を表す。それよりも大事なこととして
後のことがらを優先させて述べる場合に
用いる。「Nはとにかく(として)」とも言う。 【ともなう】
2 ともかくV →【にともなって】
あめ ちゅうし
(1)雨で中止になるかもしれない
が、ともかく行ってみよう。 【ともなく】
V 1疑問詞+(助詞)+ともな<
(2)ともかく、言われたことだけはや じんちょうげ
(1)どこからともなく、沈丁花のい
っておきました。 か书 ただょ
つか
い香りが漂ってくる。
(3)ともかく使ってみないことにはい あ あ名 たびびと
せいひん わ (2)明<る朝、旅人はどこへともな〈
い製品かどうかは分からない。 态
し也 玉 立ち去って行った。
(4)ともかくお医者さんに見てもらっ だれ はくし师 お
ほう
(3)誰からともなく拍手が起こり、や
た方がよい。 加いV法之、体くし加?
がて会場は拍手喝宋の渦に
意志的な行為を表す動詞を伴い、いろ 7
いろ議論するよりも、まずは実行するとい 包まれ大。
せい と た方 よ石抬そ さ力
う意味を表す。「とにかく」とも言う。 (4)生徒達は夜遅くまで騒いでい
たが、いつともなくそれぞれの
入ゃもど
【ともすると】 部屋に戻っていった。
きようし た n はし
(1)ベテラン教師でもともするとい (5)二人は、どちらからともなく走り
こ 协 ょ 加た だ
い子ばかりに目がいってしま 寄り固く抱きあった

う。 がくせい かん
「どこ、いつ、だれ、どちら」などの疑問
(2)この学生は時間にル—ズで、と 詞を受けて、場所、時間、人物、物な
じm苦ょう じかん へいき どの、「どの部分かは特定はできないが」
もすると授業に1時間も平気
おく という意味を表す。助詞が用いられる場
で遅れて来る。
なつ すいみん茶そく 合は、疑問詞の直後に付く。
(3)夏は、ともすると睡眠不足にな 2 V-るともな<
なが
りがちである。 (1)どこを眺めるともなく、ほんやり
かくへいき じんるい は
(4)核兵器は、ともすると人類の破

361

373
ともなって一とやら
と书 み こ ども い すこ
遠くを見つめている。 (2)子供も10歳ともなればもう少
ろうじん礼 V あ意 ものわ
(2)老人は誰に言うともなく「もう秋 し物分かりがよくてもいいはず
か」とつぶやいた。 だ。
なに かんが いちにちじ中うもの けっこんし意
(3)何を考えるともなく、一日中物 (3)結婚式ともなればジーパンで
おも
思いにふけっていた。 はまずいだろう。
し中示 あ名ねはう
「見る、話す、言う、考える」のような、 (4)主婦ともなれば朝寝坊しては
人間の意志的な行為を表す動詞を受 いられない。
けて、その動作がはっきりした意図や目 想くち上うし忠うに人
(5)学長に就任するともなれば、
的なしに行われている様子を表す。そ いま け儿善市う
今までのようにのんびり研究
の前に「何、どこ」などの疑問詞を伴う こ
に打ち込んではいられなくな
ことが多い。
る。
時間や年齡、役割、出来事などの名詞
【ともなって】
→【にともない】、【にともなって】 や動詞を受けて、状況が「このようなも
のに至った場合は」という意味を表す。
後ろには、状況が変化すればそれに応
【ともなると】 じて当然そうなるはずだといった判断を
[N/V ともなると 表す表現が続く。「ともなると」とも言う。
はや书 すこ
(1)いつもは早起きの息子だが、
にちょう 3、
日曜日ともなると、昼頃まで寝
【ともに】
ている。 →【とともに
しゅ小 ど<Lん Cだい
(2)主婦ともなると、独身時代のよ
じゅう じ かん
うな自由な時間はなくなる。 【ともよい】
こ号1ゅうが〈
(3)子供を留学させるともなると、 →【なともよい】
そうとうしつ飞加く已
相当の出費を覚悟しなければ

ならない。 【とやら】
→【と屯なれば】 1 Nとやら
れい けこ
(1)例の啓子さんとやらとは、うまく

【ともなれば】 いっていますか。
む寸动
[Nともなれば] (2)娘が「ムサ力」とやらいうギリシ
9ょ59 っ<
[Vとtなれば] ャ料理を作ってくれました。
办つ 来なつ 高つ
(1)9月ともなれば、真夏の暑さは

「...とかいう」という意味で、正確には覚
なくなり過ごしやすくなる。 えていない呼び名などの後につけて用

362

374
とりわけーとんだ

いる。(1)は「とやら」に直接に助詞が いかえられる。
ついたものだが、これは「とやらいう人」
の「いう人」の部分が省略されたものと
【とわず】
考えられる。 →【をとわず】
2 ....とやら
初たし 上3南ん、 み せんせ
(1)私の答案を見て、先生がびっ<
加书 【とんだ】
りした顔をしていたとやら。 [とんだN]
は?意上く、 た? けっこん V
心ゃ ま
(2)結局あの二人は結婚して、田 (1)あなたが邪魔したなどと、とん
加加上< おも ちが
舍で仲良く暮らしているとや
だ思い違いをしていました。
3意人 与古中3 比活 声
ら。 (2)A:通勤の途中で、事故に遭
人から伝え聞いたことがらの後に付い ってしまったんですよ。
て、「正確にではないがそのように聞い さい本ん
B:それはとんだ災難でした
ている」という意味を表す。「...とか聞い
ている」「とのことだ」「そうだ」などと類 ね。
书や す
義の意味をもつが、「とやら」は話し手の (3)親にかくれてたばこを吸うと
ふりょうむす動
記憶が暧昧で、あまり正確な引用では は、とんだ不良娘だ。
人 善 2 书<
ないという意味が強い。日常の話しこと (4)もし1分でも気が付くのが遅
ばではほとんど用いられない。 だいじこ
れていたら、とんだ大事故にな
っていたかもしれない。
【とりわけ】
善ょうだい にん あたま
や ろう み
(5)とんだ野郎に見込まれてしまっ

(1)兄弟は3人とも頭がよいが、
じなん 四うし う たものだ。
次男はとりわけ優秀だ。 い いん加 苦ちょう 元ら
だんとう充以意上之 己与し はる (6)委員会の議長に選ばれると
(2)暖冬の影響か、今年の春はと
きくら加い加は中 は、とんだことになってしまっ
りわけ楼の開花が早い。
こんか 亦ょう なか た。
(3)今回の不況はこれまでの中で
しんに< ことがらや人を表す名詞の前に付いて、
もとりわけ深刻だ。 それが予想外のものだという意味を表
がっ加 せいせき
(4)どの学科もあまり成績がよくな す。「ひどい」「驚きあきれた」「困った」
こ<已
いが、とりわけ国語がひどい。 「大変な」といった意味で、マイ才ス評価
どれを見ても平均的ではないが、他のも を表すことが多く、期待に反した結果
や、常識を欠いた人物に対して用いら
のと比べて特別に際立っているものを取
れる。ただし、(5)のような場合は「常
り立てて言う場合に用いる。プラス評
識やぶりの面白い人物」といった意味の
価・マイナス評価のどちらにも使用でき
る。「特に、ことに、ことのほか」などと言 親しみをこめたプラス評価でもありうる。

363

375
とんでもないーどんなに

【とんでもない】 いJと強く否定する場合に用いる。(2)
1とんでもないN (3)のように、相手からの親切な申し出
こ 当 と专 考 しつもん や感謝のことばを否定する場合は、丁寜
(1)子供は時々とんでもない質問
书や 乙ま な遠慮の気持ちの表現になる。「とんで
をして親を困らせることがあ
もありません/ごぎいません」はその丁
る。 寧な形。
あ がた V
(2)明け方の4時などという、とん
じ かん でん力
でもない時間に電話がかかっ
【とんな】
てきてびっくりした。 [とんなN+助詞+も]
ちう きし、?< はは 善
(3)海中に都市を作るとは、とんで (1)母は、どんなことでもやさし<聞
けいかく
もない計画だ。 いてくれる。
じょら善ょう たい书う
「まったく思いがけない」「意外だ」「常識 (2)どんな状況においても対応
じゅん
では考えられない」という意味を表す。
できる準備ができている。
にんげん
「とんだ」に比べて、マイナス評価の意 (3)どんな人間にも、幸福に生きて
こう亦く い

味が薄い。 い けん D
行〈榷利がある,
2とんでもない かのじょ ひと す
けv き (4)彼女は、どんな人からも好かれ
(1)A:ずいぶん景気がよさそう
じょせV
る女性です。
ですね。 意ょうし 加く世V たv
しゃっ善ん
(5)教師は、どんな学生に対しても
B:とんでもない。借金だらけ つ あ ひつょう
くび まわ わけへだてなく付き合う必要
で首が回りませんよ。
せんせい も
がある。
(2)先生:そのかばん、持ってあげ かれ 意占うみ
(6)彼はどんなことにも興味をもつ
ましょう。 にんげん
がくせ せんせv も
学生:先生に荷物を持ってい
化もつ
人間だ。
名詞の表すものがどのようなものであっ
ただくなんてとんでもないで
ても、あらゆる場合に後続のことがらが
す。 たび ほんとら せ力 成立することを表す。
(3)A:乙の度は本当にお世話に
なりました。
【とんなに】
B:とんでもございません。こ 1とんなに...だろう(か)
めいわく き深うこう ごう力<
ちらこそいろいろご迷惑を (1)希望校に合格できたら、どんな

……。
おかけいたしまして

会話で相手の発言を「そんなことはな
にいいだろうか。
才こ せんL
(2)息子の戦死を知ったら、兩親
かな
はどんなに悲しむことでしょう。
1. 9ょ5Lん

364

376
ないか
方ち い ょろ乙
(3)父が生きていたら、どんなに喜 な言い方の「….ませんか」や「か」を省
略した「..ない?」は男女ともに使う。
んでくれたことだろうか。
こ も じ 力 と考
1 V-ない(か)<勸誘>
(4)子供が無事だと分かった時、
わたし (1)ちょっと、食べてみない?
私はどんなにうれしかっただろ こんど い
(2)今度、いっしょにスキ—に行か
う。
わたし ひ
(5)私はこの日がくることをどんな
ないか。
ちゃ
の (3)そろそろお茶にしませんか。
に望んだことだろう。 よ
(4)ちょっと寄っていきません?
喜びや悲しみ、希望などの表現を伴い
その程度が普通の程度をはるかに越元 意志的な行為を表す動詞に付いて、相
ていることを詠嘆をこめて述べる言い 手に行動を勸めたり、いっしょに行動し

方。(1)~(3)は「もし..だったら、き ようと誘う表現。丁寧形は[V-ませんか」
っと大変...するノしただろう」のように、 となる。普通、上昇調で発音され、「か」
現実には実現されていないことを推量 は省略されることもある。
して言う言い方であるのに対し、(4) 2 V-て<れない(か)<依頼>
し书

(5)は現実に「大変うれしかった/強< (1)お塩、とってくれない?
て?龙
望んだ」ことを表す。 (2)ちょっと手伝ってくれませんか。
2とんなに...ても ほん
(3)この本、2、3日貸してもらえ
记ち か

加ねも あい上う
(1)どんなに金持ちでも爱情に惠
こら备< V ない?
まれなければ幸福とは言元な
(4)5時までにおいでくださいませ
い。 くる い んか。
(2)たとえどんなに苦しくても最後 あ す い方ど らいてん
がん (5)明日电う一度ご来店いただけ
まで頑張ります。
はたら ないでしょうか。
(3)どんなに働いても暮らしはちっ
ら< 「V-てくれないか/もらえないか」など
とも楽にならない。 の形で、相手に対する依頼を表す。「V
どのような程度・レベルの条件であって -てくださいませんか/いただけません
も、後続の事態がそれに影響をうけない か/いただけませんでしょうか」や、(4)
で成立する(否定形の場合は成立しな (5)のように「おノご..くださいません
い)ことを表す。「たとえ」が直前に付<こ か」「お/ご...いただけないでしょうか」
ともある。「いかにノいくら...ても」に言い などの形にするとさらに丁寧な表現にな
かえられる。 る。
「もらう/いただく」の場合は「V-て
もらえないか/いただけないか」のよう
【ないか】
に、可能を表す「もらえる」「いただける」
「..ないか」は主として男性が使う。丁寧

365

377
ないか
かれ はんにん
の否定形を使うという点に注意すること。 (1)A:彼が犯人じゃないです
また敬語の「おいでになる」や漢語動詞
「来店する」などに「いただく/く龙さる」
か。
B:そうかな。
が付く場合は「になって」や「して」を zども むり

省略して「おいでいただけませんか/く (2)A:子供には無理じゃないで
ださいませんか「ご来店いただけません すか。
だいVょう
かノくださいませんか」のような形になる B:大丈夫ですよ。
きみ 心ずか
のが普通である。 (3)A:君にはちょっと難しくない?
上昇調で発音されることが多く、「か
B:ええ、でもやってみます。
が省略されることもある。丁寧な言い方 ~也 ~ん、に书
(4)A:この部屋、変な匂いがし
では、次のように「..願えないか」とい
う表現に言いかえることもできる。 ない?
(例)もう一度ご来店願えないでしょう B:うん、なんだかちょっと。
か。 元意
(5)A:ちょっと駅から遠すぎませ
と书

3 V-ないか <命令>
ま んか。
(1)おい待たないか。 ある ん
B:そうですか。歩いて15分
(2)だまらないか。
か げん ぐらいですけど。
(3)いい加減でやめないか。 加れ よ之す ヘん おも
はや 招 (6)彼の様子、ちょっと変だと思い
(4)早く起きないか。
で ませんか。
(5)さっさと出かけないか。
話し手の考えが正しいかどうかを聞き
行動を起こさない相手に対して、すぐに 手に確認する場合に用いる。「Xじゃな
行動を起こすように命令する表現。例元
いか」などと打ち消しの形を取っている
ば(1)は「待て」、(2)は「だまれ」の が、確認の内容は「Xである」という肯
意味。 定のことがらである。聞き手も同意見の
これらは「待て」「だまれ」という命令 場合は[はい/うん、そう龙」違う意見
形の表現に似ているが、相手がなかな
の場合は、「いいえ/いや、そうではな
か行動を起こさない状況で用いられる
い」のような形で答える。なお、すでに
ため、話し手のいらだちや怒りが感じら 起こったと思われることについて確認す
れることが多い。下降の詰問調で発音さ
る場合は、次のように、夕形をとる。
れ、丁寜形にはならない。男性が用い
(例)A:何か物音がしなかったか。
る。 B:いや、僕には何も聞こえなか
4 ...ない(か)<確認>
ったけど。
[N/Na ではないか] (例)A:私に電話かかって来ません
[A-<ないか] でしたか。
[V-ないか] B:いいえ。

366

378
ないかしら

5 ...ない(か)<控え动な主張>
[N/Na ではないか]
[A-<ないか]
【ないかしら】
活用語の否定形に話し手の不確かな
[V-ないか]
かれ とうだい ごらか< 気持ちを表す「かしら」がついたもので、
(1)彼が、東大に合格したなんて、 自問と相手への質問のどちらにも用いら
空区 来与加
何かの間違いではないか。 れる。女性ことばだが、現在はあまり用
总い善ん 加れ Pんどう ヘん

(2)最近の彼の言動はちょっと変V いられず、代わりに「ないかな」を用い
ゃないか。 る。
し书あじ うす 1...ないかしら <願望>
(3)このスープ、ちょっと、塩味が薄
[V-ない/V-れない かしら]
くない? [V-て<れないかしら]
ひと て がみ こ
(4)やめといたほうがよくないか。 (1)また、あの人から手紙が来な
はたら びう意
(5)そんなに働いたら病気になら いかしら。
加ね も 计っ乙人
ないか。 (2)お金持ちと結婚できないかし
自分の意見を控えめに主張する場合の ら。
表現で、「そうではないかと思う」といっ
(3)バス、すぐに来てくれないかし
た気持ちで、やや疑う余地を残し非断
定的に述べるのに用いる。(5)のよう ら。 てつ龙
に、心配・懸念の気持ちを含むことも多 (4)ちょっと手伝ってくれないかし
い。 ら。
「(の)ではないか」「(の)ではないだろう 動作を表す動詞の否定形、可能を表す
か/(の)ではなかろうか/(の)ではあ 「V-れ の否定形や「V-てくれない」
るまいか」や「ないかしら/ないかな」 に付いて、話し手の希望・願望を表す。
のような推量や疑念を含む表現で言い (4)は直接聞き手に向かって言うような
かえられることが多い。過去のことについ 場合は依頼表現にもなる。
て言う場合は次のように「(では)なかっ 2...ないかしら<推測・懸念>
たか」の形をとる。 [N/Naではないかしら]
(例)昨日見かけた人、山田さんの奥さ [A-<ないかしら]
んじゃなかったか。 [V-ないかしら]
也 ひと すず き
話し乙とばでは、名詞やナ形容詞につ (1)向こうからくる人、鈴木さんじゃ
く場合、「じゃないか」になるのが普通。
ないかしら。
6 .じゃないか→【Cゃないか】、【Cゃ 意もの わ在し はで
(2)この着物、私にはちょっと派手
ないか2】
7..ではないか →【ではないか】、 じゃないかしら。
は人
【ではないか2】 (3)このご飯、ちょっとかたくないか

367

379
ないかなーないことはない

しら。 [A-<ないかなあ]
らんばう あつか
(4)あんなに乱暴に扱ったらこわ [V-ないかなあ]
ひ匕 りた おく
(1)あの人、森田さんの奥さんじ
れないかしら。
ないかな。
述語の否定形に付いて、十分に確信は かれ だいじょう示
ないが「ひょっとするとそうかもしれない」 (2)彼だったら大丈夫じゃないか

といった推測や[そんな気がする/心配 な。
がある」といった懸念・心配な気持ちを
(3)こっちのほうが、よくないか。
表す。独り言の場合は話し手の自問を 乙ども むず加
(4)子供にはちょっと難しすぎない
表すが、聞き手に向かって使う場合は
「そう思いませんか」と相手の判断を問5 かな。
<2 ちい
表現になる。 (5)この靴、ちょっと小さくないか
な。
い かのじょおこ

【ないかな】 (6)あんなことを言って、彼女怒っ
活用語の否定形に話し手の不確かな ていないかな。
気持ちを表す「かな」がついたもの。自 述語の否定形に付いて、十分に確信は
問と相手入の質問のどちらにも用いられ
ないが「ひょっとするとそうかもしれない」
る。「かしらとは異なり男女どちらでも使 という推測や、「そんな心配がある/そ
用できるが、丁寜な言い方ではないの んな気がする」とう懸念・心配の気持
で、直接聞き手に対して質問するような ちを表す。独り言の場合は自問の表現
場合は親しい間柄に限られる。 になるが、相手がいる場合には、「そう思
1..かな(あ)<願望> いませんか」と相手の判断を問う表現に
[V-ない/V-れない かなあ] なる。
[V-て<れないかなあ]
はや なつやす
(1)早く夏休みにならないかなあ。
こん中 仲凶 み 【ないことはない】
(2)今夜いい夢が見られないか [V-ないことはない]
あ す お
な。 (1)A:とても明日までには終わり
七すこい方り中うだいがく は
(3)息子が一流大学に入ってく そうにないんですけど…。

れないかな。 B:いや、やる気があればで
動作や変化や存在を表す動詞や可能
きないことはありませんよ。
を表す「V-れる」の否定形を受けて、 かのじょ こ
(2)A:彼女は来ないんじゃない
「そうだといい」「そうなってほしい」とい
う話し手の希望・願望を表す。 か。 おも

2.かな(あ)<推測・懸念> B:来ないことはないと思う
お< かなら < V
[N/Na ではないかなあ] よ。遅れても必ず来ると言

368

380
ないこともない—ないで
い たし
っていたから。 (2)言われてみれば、確かにあの
しpう办ん 加九 上 す
(3)A:1週間でできますか。 ときの彼は様子がおかしかっ

B:できないことはないです たという気がしないこともない。
がん ば 加いしや し也方上う 上D 计人
が、かなり頑張らないと (3)この会社は社長一人の意見
也ず加 ら乙 い
難しいですね。 で動いていると言えないことも

(4)A:行きたくないの? ない。

B:行きたくないことはないけ 二重の否定表現が用いられ「そのような

ど、あまり気がすすまない 面がある/可能性がある」といった肯定
的な意味を表す。全面的にそうだという
んだ。 わけではないが、そのように言える面が
相手の発言を受けて、「そのようなことは
あるといった、断定を保留する気持ちを
全くない北全面的に否定したり、「一面
表すような場合に用いられる。「言えな<
ではそうだが100パーセントそうだとい もない」「気がしなくもない」のよらな形が
うわけではない」といった断定を保留し
よく用いられる。
て言うような場合に用いる。(1)(2)が
前者の例で、(3)(4)が後者の例であ
る。 【ないで】
それぞれの例で説明すれば、(1)は 動詞の否定形がテ形の形をとったもの
Aの「できません」という否定的な発言 で、後に続く動作や状態がどんな様子。
を受けて、Bは「できないということはな 状況・事情のもとに成立するかを表す。
いJつまわ「できる」ということを言ってい 1V-ないで <付带状況>
也す乙 け意 はん た
る。これに対して(3)は「できるが必ず (1)息子は今朝もご飯を食べない

というわけではない」つまり「できないと で出かけた。
いうこともある」ということを意味してい かのじょ っしょうけ2こん ど<
(2)彼女は一生結婚しないで独
る。 しん と书
身を通した。
後者の用法は[ないこともない」との言 加さ も で あめ
いかえが可能だが、前者の用法ではそ (3)傘を持たないで出かけて雨に

れが不可能である。 降られてしまった。
ょ中< v まんせ言
(4)予約しないで行ったら、满席
はV
【ないこともない】 で入れなかった。
は が ね
[V-ないこともない]
办 かれ V
(5)歯を磨かないで寝てはいけま
(1)ょく考えてみれば、彼の言う乙 せん。
书も
とももっともだと思えないことも 後ろに動詞の文を伴って、「...しない状
ない。 態で...する」とう意味を表す。書き乙
とばでは「..ずに」も使われる。「.な<

369

381
ないであるーないでいる

て」に言いかえることはできない。 「..しないことが原因で」という意味を表
2 V-ないで <代わりに> す。後に続<表現には、(1)(2)のよう
おや こ こも
(1)親が来ないで子供が来た。 に「困った」「助かった」などの感情や評
価を表す表現や、(4)のように、時間的
(2)ロドンには行かないで、パリ
な前後関係が認められることがらのこと
と口ーマに行った。
うんどう が多い。この用法では、比較的自由に
(3)運動してもちっともやせない 「なくて」との置きかえができる。
たいV沙与 す乙 而
で、かえって体重が少し增え

た。 【ないである】
がん试 せいせ意
(4)頑張っているのに、成績はちっ [V-ないである]
名 て がみ か だ
ともよくならないで、むしろ下が (1)手紙は書いたけれど、出さな

ってきている。 いである。
いただ もの て
「.ではなく、代わりに别のことを行う (2)頂き物のメロンがまだ手をつ
め あ
別のことが起こる」という意味で、二つの けないであるから、召し上が
ことがらを対比的に述べる表現。後に続
くことがらは予想・期待に反した結果だ
れ。 だれ U

という意味を含む場合が多い。書きこと
(3)このことはまだ誰にも知らせな

ばでは「...ずに」も使われる。 いである。
「なくて」で置きかえられないこともな 「.しないままの状態においてある」とい
いが、「なくて」の場合は「代わりに」と う意味で、人が意識的に行わない状態
いう対比的な意味がなく、二つのことが を続けるような場合の表現。[手紙はもう
らが前後して成立したという别の意味 出してある」のような、「他動詞+てあ
になる。したがって、対比的な意味を表 る」の他動詞が否定形をとったものであ
したい場合には、「ないで」を使わなけ る。「..(せ)ずにある」の方が普通の言
ればならない。 い方。
3 V-ないで <原因>
こども 心ん善ょう
(1)子供がちっとも勉強しないで
こま
【ないでいる】
困っています。 [V-ないでいる引
こ た才 言の ら 本に 空
(2)やつが来ないで助かった。 (1)昨日から何も食べないでいる。
しけん 书っと はな
(3)試験にパスできないでがっか (2)このことは夫にも話さないでい

り儿た。 る。
尚老书 m 上う 书< あめ にちょう入功 2深
(4)朝起きられないで授業に遅れ (3)雨の日曜日は部屋から一歩も

た。 出ないでいた。
だい じ こ そば 以品んひとn お あ
(5)大事故にならないでよかった。 (4)祖母は自分一人では起き上が

370

382
ないでおくーないではおかない

飞人力 体なし い
る已ともできないでいる。 (2)電話で話がついたので、行か
[...しない(できない)ままの状態でい ないですんだ。
る」という意味を表す。「..(せ)ずにい 「予定していたことをしなくてもよくなる」
る」とも言える。主語にたつのは、感情 「予測されることが避けられる」という意
や意志を持つ人や動物といったものに 味。好ましくない事態が避けられることを
限られるため、次のような表現には使え 表す。
ない。
(誤)雨が降らないでいる。
【ないではいられない】
[V-ないではいられない]
【ないでおく】 加な はなし
(1)こんな悲しい話を聞いたら、泣

[V-ないでお<] ひる はん态 かないではいられない。


か人
(1)時間がないので昼ご飯は食 V 力
(2)言わないほうがよいことは分か
べないでおこう。 は左
う点ん のこ っているが、話干
さないではいら
(2)十分に残っているので、まだ
ちゅうもん れなかった。
注文しないでおいた。 えいが み だれ
たにん 力 (3)あの映画を見たら、誰だって
(3)他人がさわると分からなくなる 加んどう
书も <元元3 感動しないではいられないだ
と思ったので、机の上は掃除し
ろう。
ないでおきました。 こど6 正本や
(4)子供のことでは、日々悩まされ
何らかの理由・目的があって、意図的に
「...しないままでおく」という表現。「...せ
ないではいられない。
動詞の否定形に続いて、意志の力では
ずにおく」とも言える。
押さえることができないで自然にそうし
てしまうという意味を表す。「泣く」「思う」
【ないでくれ】 「感動する」など、人間の行為や思考・
き付ん
(1)危険なことはしないでくれよ。 感情の動きを表す動詞が用いられる。

(2)ここではたばこを吸わないで< 話し手がそれを「もっともだ」ととらえてい
る含みがある。書きことばでは「..せず
れ。
にはいられない」ともなる。
→【て<れ】2

【ないではおかない】
【ないですむ
[V-ないではおかない]
[V-ないです] さくひん ょ もの 也ね う
ちこく
みち
(1)この作品は、読む者の胸を打
(1)道がすいていたので、遅刻し
たないではおかないだろう。
ないですんだ。 加のじょ んどう わたし W5
(2)彼女の言動は、どこか私を苛

371

383
ないではすまないーないでもない

立たせないではおかないもの 【ないでもない】
がある。 動詞の否定形や形容詞[ない」を受け
かのじょ は<
て、そのようなことが全くないわけではな
(3)彼女とのこと、白状させないで
く、それが存在したり成立することもある
はおかないぞ。
という意味を表す。[...ないこともない|
他動詞の否定形や自動詞の使役[V-さ
「.なくもない」とも言う。
せる」の否定形に続いて、外部からの強
1 V-ないでもない
い力によって、本人の意志にはかかわら なっとう す

ずそのような状態や行動が引き起こされ
(1)A:納豆はお好きですか。

るという意味を表す。本来、書きことばの B:食べないでもないです

表現なので、「せずにはおかない|の形 が、あまり好きじゃありま
をとるほうが一般的である。 せん。

(2)A:ねえ、行きましょうよ。
い v
【ないではすまない】 B:そんなに言うなら行かな
[V-ないではすまない] いでもないけど。
あ か 上う
(1)知り合いに借りたキャン丁用の ん .场てん
(3)自分にも悪い点があったことは
中示
テン卜をひどく破ってしまった。 みと
認めないでもない。
あたら 加 か元
办人が かれ い けん
新しいのを買って返さないで
(4)考えてみれば、彼の意見ももつ
はすまないだろう。 意
ともだという気がしないで为な
(2)こんなひどいことをしたんで
加あ
は、招母さんにしかられないで
い。
動詞の否定形を受け、そのような行為、
はすまないよ。 認識が成立することもあるという意味を
つみ ひとびと か
(3)罪もない人々に、このような過 表す。「言う、考える、思う、認める、感
こ う人o L じる、気がする|など思考や知覚にかか
酷な運命を強いてしまった。
< う わる動詞が用いられた場合は、[何とな
つの日にか、その報いを受け
くそんな気がする」といった意味を表す。
ないではすまないであろう。
2 Nがないでもない
動詞の否定形に付いて、その行為をし と書 おも
(1)時には、一人になりたいと思う
ないでそのままにしておくことはできない
という意味を表す。例えば(1)は破れた
ことがないでもない。
心す动 み あ けっこん
まま返すわけにはいかないから買って返 (2)娘は、見合いで結婚するつもり
さなければならないの意。マイナスの評 がないでもないらし。
かいがりょ乙5
価の事態を表すのが普通。かたい表
(3)海外旅行をしたい気もないで
じかん
現。 はないが、なかなかその時間

372

384
ないでもよいーないと
はや 乙ま
がとれない。 (5)早く来てくれないと困るよ。
主として意志や気持ちを表す名詞を受 文末に「遅刻する」「むずかしい」など
けて、そのような気持ちがまったくないわ のマイナス評価の内容を表す表現を伴
けではないという意味を表す。「名詞+ って、あることがらが成立しない場合に
も」が先にある場合は、(3)のように「N は好ましくない事態が起こるという意味
もないではない」の形が使われることも を表す。「...ないと」の部分で述べた乙
ある。 とがらを促したり、そうしたほうがいいと
忠告を与えたりする場合に使うことが多

【ないでもよい】 い。
2 ...ないと..ない
[V-ないで(も)ょい] ベん てh VCt5 こうか<
らん なに か
(1)この欄には何も書かないでもよ (1)平均70点以上でないと合格
できない。
い。
あす こ
ょ 本加 己 びんかん
(2)世の中の動きに敏感でない
(2)明日は来ないでいいですか。 せいV加
い と、すぐれた政治家にはなれな
(3)そんなことは言わないでもいい
じゃありませんか。 い。
せ たか
(3)背が高くないとファッションモ
「V-なくてもいい」と類義の用法で、「す
る必要がない」という意味を表す。「も」 デルにはなれない。
空 おお
が落ちて「ないでいい」が用いられる乙 (4)食べないと大きくなれないよ。
は中 で 史 あ
ともある。話しことばでは「なくてもいい」 (5)早く出ないと間に合いません
のほうがよく使われる。古めかしい言い
方では「-ずともよい」(例:行かずともよ
よ。
意おんたか は口乙う
(6)気温が高くないとうまく発酵し
い)のような言い方もある。
ない。
文末に動詞の否定形を用いて、あること
【ないと】
がらが成立しない場合には别のことがら
[N/Na でないと]
が成立しないという意味を表す。「なくて
[A-<ないと]
は..ない」「なければ.ない」とも言う
[V-ないと]
1 ....ないと+マイけス評価の内容 が、それらよりも話しことば的。
Vそ 方
3....ないと いけない/だめだ
(1)急がないと遅刻するよ。 か ぜ 示世 じ四う示ん 四5よ5
心ん意ょう おこ (1)風邪を防ぐには十分な休養
(2)勉強しないと怒られます。 と
ち市らV 云意 を取らないといけません。
(3)注意しないと病気になるぞ。 やす 世ったいん
とうだい 3加 すこ せいせき占 (2)レッスンを休むときは、絶対連
(4)東大合格はもう少し成績が良 らく
絡しないといけないよ。
くないとむずかしいだろう。 えい が
(3)映画はまずおもしろくないとい

373

385
ないといい—ないまでも

てん K
けない。ほかの点は二の次だ。 望む気持ちを表す。すでに実現してい
し已 わか ひと たり起こる危険や心配があるような場合
(4)こういう仕事は若い人でないと
やまだくん に使われることが多い。言い切らずに
だめだ。山田君にやってもらお
「いいのに/がノけれど」などで終わる
う。 言い方が自然である。「なければいい」
[..であることが必要だ/不可欠だ/ とも言う。
義務だという意味を表す。次のように後
ろの節を省略することもある。
(例)車はやっばり頑丈でないとね。
【ないともかぎらない】
意大ら 方ち めい比ち だれ

「なくてはいけない」「なければいけな (1)今白は父の命日だから、誰か
とつぜんたず
い」とも言うが、それらよりも話しことば が突然訪ねてこないともかぎら
的。「なくてはならない「なければならな ない。
加艺 なお ど方
いJとい方言い方はあるが、「ないとなら
(2)鍵を直しておかないと、また泥
ない|の形はな。 はう はV
棒に入られないともかぎらな
(誤)早く行かないとならない。
(正)早く行かなければならない い。
宋ち加 加兰
→【なければ】2 (3)間違えないとも限らないので、
い方どかくにん ほう
もう一度確認した方がいい。
C乙 加苦
【ないといい】 (4)事故じゃないとも限らないし
でん力 v ほ5
[N/Na でないといい] ちょっと電話を入れてみた方
[A-<ないといい] がいいかもしれない。
[V-ないいい]
おく [...ということは100??実な乙とではな
(1)あそこの奥さん、もうちょっとお
いという意味を表す。何も起こるはずが
しゃべりでないといいんだけ ないと思って安心していないで、何か対
ど。 策を立てた方がいいということを言うの
あたら は方 京言ょく し己と
(2)新し<配置される部局の仕事、 に使うことが多い。否定の表現に付くの
たいへん が普通だが、次の「いつ死ぬともかぎら
あまり大変でないといいのだ
ない」は例外的に肯定表現に付<慣用
が。 句で、「いつ死ぬかはわからない」の意
まいにちいそが
(3)これほど每日忙しくないと
味。
いのだが。 (例)人間いつ死ぬともかぎらないの尤
よ 1,け人
(4)この世に試験なんかないとい から、ゃりたことはやりたい時に
やった方がいい。
いのになあ。
あめ
(5)雨にならないといいが。
述語の否定形を受け、そうでないことを 【ないまでも】

374

386
ないものかーなお
じょうきょう だ加い
[V-なし未で (3)この状況をどうにかして打開
まい比ち い しゅう
(1)每日とは言わないまでも、週に できないものか。
ど そらじ おも わたし ちから ひと たす
2、3度は掃除をしようと思う。 (4)私の力でこの人たちを助けて
世ったv V せvこ5
(2)絶対とは言えないまでも、成功 あげられないものだろうか。
か<nっ た加 书も
する確率はかなり高いと思いま 動詞の否定形、可能を表す「V-れる」
す。 の否定形に付いて、「それを何とか成立
よしう 中
させたい」という動作や変化の実現を強
(3)予習はしないまでも、せめて授
占3 く望む話し手の気持ちを表す。実現が
業には出て来なさい。
冲意之、方 方上く芒? なかなか難しい状況で用いられること
(4)授業を休むのなら、直接教 が多い。(4)のように「....ないものだろ
し れんら< ともだち
師に連絡しないまでも、友達に うか」となることもある。
で人こ人、の なに
伝言を頼むか何かすべきだと
书も
思う。 【なお】
動詞の否定形を受けて、「そこまでの程 1なお <程度>
度でなくても、せめてこのぐらいは」とい (1)あなたが来てくれれば、なお
已5
う意味を表す。前の節に、量や重要性に 都合がよい。
おいて程度の高いことがらが提示され、 くすり。の びょうVk3
(2)薬を飲んだのに、病状はなお
後の節にはそれより低い程度のことがら あっか
悪化した。
が続く。(1)(2)のように、「..とは言わ そ示 书 せいり上くて善

ない/言えないまでも」の形もよ<使わ (3)祖父は老いてもな书精力的
しと??
れ、「そこまでとは言わない/言えない に仕事を続けている。
たいいん し市う
が、少なくともこの程度のことは」という意 (4)退院するまでには、なお1週
味を表す。文末には「すべきだ」「...た かん ひつょう
間ぐらい必要だ。
方がよい」などの義務や、意志・命令・ はんた
(5)反対されると、なおやってみた
希望などの表現が用いられる。文語的
なかたい表現に「V-ぬまでも」がある。 くなる。
他の同類のものと比べて、「一層」「もっ
と」「さらに」「そのうえ」のように、それ
【ないものか】
より程度が上だという意味や、「まだ」相
[V-ないもの(だろう)か]
変わらず」「今もなお」のように、依然と
[V-れないもの(だろう)か]
こん芒つ なん して同じ状態が続いているという意味
(1)この混雑は何とかならないもの
を表す。(5)のように、前後が対立的な
か。 はし はや かんせV
意味をもつ場合は「かえって」に近い意
(2)この橋が早く完成しないもの 味になる。
か。 2なお く但し書き>

375

387
なおす
记中う加〈意3也 ? に中ら
(1)入学希望者は期日までに、入 1 R-なおす く意志的>
し中っばん きい ろん不ん いち成 か
がく意ん、の之に中う
学金を納入してください。な (1)出版の際に、論文の一部を書
の3比中3 に中うが〈 なお
お、いったん納入された入学 き直した。
は四う 主ちが
言人 ばあい 加之
金は、いかなる場合にもお返し (2)俳優が七リフを間違えたため、
おな 然为人 之 な书
クょうしょ5
できませんので、ご了承くださ 同じ場面を3度も撮り直さな

い。
まいつき だいさんすいようび ていれ加い
ければならなかった。
とうあん い专片西な
(2)每月の第三水曜日を定例会 (3)答案をもう一度見直してくださ
善 ひ
議の日とします。なお、詳しい
く力
い。
か书 あら で な书 乙
Vかん しゅう加ん来之
時間などは、1週間前までに (4)顔を洗って出直して来い。
示んしょ L い方ど だいが< 书も

文書でお知らせすることにしま (5)一度はこの大学をやめようと思
おも なお う
ったが、思い直して卒業まで
す。 がんば
总ん加意ほうし中 结加 もう こ
頑張ることにした。
(3)参加希望者は葉書で申し込
老ぼらし也た
意志的な行為を表す動詞の連用形に
んでください。なお、希望者多
すう 课あ せんち也くじ吻ん 付いて、一度行った行為をもう一度行う
数の場合は、先着順とさせて
という意味を表す。前の行為の結果が
いただきます。 好ましくないので、それを修正する目的
あ す ねん世い V中艺占5
(4)明日は、2、3年生の授業は でやり直すような場合が多い。「出る」の
意少うこう ねん
休講になります。な书、4年 ような例を除いて、ほとんどの場合他動
せv 态53 3、 ?3 詞に付く。その他の例は[言い直す、考
生のみが対象の授業は、通
5 书本 ち中う
え直す、し直す、立て直す、建て直す、
常どおり行いますので注意し
作り直す、練り直す、飲み直す、烧き直
てください。 す、やり直す」など。
これまでの話題をいったん打ち切って、 2 R-なおす <無意志的>
け 善
それに関する但し書きや、補足説明、例 とL も 在书

(1)今年になって、景気が持ち直
外や特例を追加したり、前文とは直接的
に関係のない别の話題を追加するよう
した。
ょうにん も な书
な場合に用いる。(4)のように、前文か (2)病人はだいぶ持ち直した。
四う加ん たい み かれ
ら受ける予想からはずれるようなことが (3)勇敢な態度を見て、彼にほれ
な书
らを追加するような場合は「ただし」に近 直しな。
尔ちょう み な书
い意味をもつ。揭示やお知らせ、論文の
(4)部長のことを見直した。
注など、話しことばよりも書かれた文章
人間の意志に関わらないことがらを表す
中で用いられることが多い。
無意志的な動詞の連用形に付いて、自
然によい方向に向かうという意味を表
【なおす】 す。「持ち直す」は景気や病状が回復す

376

388
なかーながす
中き 亦 な加 じ かん
るという意味。(3)(4)は新たによい点 (2)雪が降る中を5時間もさまよ

を認め再評価するといった意味を表す。 い続けた。
いそが なか く ろう岂束
前に来る動詞は例に挙げたようなもの限 (3)お忙しい中をご苦劳様です。
られており、いずれの場合にも、「直す」 ほんじつ あしも上 力る な加
(4)本日はお足元の悪い中をわぎ
に話し手の意図的な修正の意味がな v
い点で1の用法とは区别される。他の わざお出でいただき、まことに
あ がと
例としては「気を取り直す」がある。 有り難う乙ざま寸

…中を」の形で、後の動作が行われる
状況を表す。後半には「歩く」「さまよう」
【なか】
1 Nのなか 「来る」など、移動を伴う動作の表現が
べ や な加
来る。本来「場所を移動する」の意味
(1)部屋の中にはだれがいるの。
たにん こころ なか そと み を持つため、1の<空間的な範囲>と連
(2)他人の心の中は外からは見元
続的である。(3)は「お忙しい中を(お
ない。 出で<ださり)」の()の部分が省略さ
法已 なか じ か にん
(3)箱の中からバネ仕掛けの人 れたもの。(3)(4)は「ところ」で言い
上想
形が飛び出した。 か元られる。
空間的な範囲の内部という意味を表
す。 【ながす】
2 Nのなかで [R-ながす]
にん意ょうだい なか Vなん なん 方上う言
(1)3人兄弟の中では、次男が (1)このンポートは、何の調查もせ
いちばん助うし市う おも て意とう
一番優秀だ。 ずに、思いついたことを適当に
に ほんしゅ なか か なが
(2)ワインとビールと日本酒の中 書き流しているだけだ。
いちばんす 加れ 意もの 加る 意な加 すがた
で、ワインが一番好きだ。 (2)彼が着物を軽く着流した姿
なか い方深ん世 たか ひと い善
(3)この中で一番背が高い人はだ は、なかなか粋である。
よ なが

れですか。 (3)ざっと読み流しただけですが、
おもしろ ほん
三つ以上のものを比較する場合の範囲 なかなか面白い本ですよ。
かれ な加
を示すような場合に用いる。(2)のよう (4)彼のいうことは聞き流しておい
に「NとNとNの中で」とその候補を列 てくだぎい。
挙する場合もある。 3う世C加 付ん意? し?上?、?
(5)老政治家は検察の執拗な追
3 ...なかを 善加う加る う なが
及も軽く受け流している。
[Nのなかを]
[A-いなかを] 動詞の連用形を受けて、その動作をあ
[V-るなかを] まり力まずに、気楽に行うという意味を表
はげ 高动なか
(1)激しい雨の中をさまよった。 す。相手からの働きかけの動作の場合
は、それをまともには受け止めないで、は

377

389
ながら

ぐらかしたり、そらすといった意味を表 (誤)電車に乗りながら本を読んだ。
す。(2)の「着流す」ははかまをつけず (正)電車に乘って本を読ん龙。

に着る着物のふだんの着方のこと。名詞 前後とも主語は同一で、人の意志的
の「着流し」の形で用いられることが多 な行為を表す場合が多いが、(5)(6)

い。 のように、飛行機や自然現象のように、
自分の力で動いたり変化できるものの
場合もある。
【ながら】
(誤)私は本を読みながら、彼はウイス
1 R-ながら <同時>
おんがく 善 ベんきょら し キーを飲んだ。
(1)音楽を聴きながら、勉强や仕 2..ながら <様態>
と ひと
事をする人のことを「ながら [Nながら]

族」という。 [R-ながら]
ヘん ち の み已と て な
(2)その边でお茶でも飲みながら (1)いつもながら、見事なお手並
はな
話しましょう。 みですね。
法 なた、た 地うはん せしゅ むかし
(3)母は鼻歌を歌いながら夕飯の (2)この清酒メ—力ーは、昔ながら
ょうv 世いほう に ほんし
用意をしている。 の製法で日本酒をつくってい
み 3んてん
(4)よそ見をしながら運転するの
考けん
る。
ひ がいしゃ なみだ じけん
は危険です。 (3)被害者は、涙ながらに事件の
ひ乙う意 こくえん ま 法 意上5、加态
(5)飛行機は黒煙をあげながら真 状況を語った。
か ついら< う さv四う
っ逆さまに墜落していった。 (4)生まれながらのすぐれた才能
元意たV はっせい め"
(6)液体はぶくぶくとガスを発生さ に惠まれている。
はっこう こ う
せながら発酵を続けている。 (5)この子は、生まれながらにして
すぐ 书んがくて善かんせ そな
前後の動作を表す動詞をつないで、同 優れた音渠的感性を備えて
時益行的に進行する二つの動作を表 いる。
す。この場合、後の動作が主な動作で、 名詞や、動詞の連用形に付いて、その
前の動作はその動作を行う際の様子な まま変化しないで続<状態・様子を表
どを描写する副次的な動作を表す。 す。例えば、「生まれながら」「昔ながら」
(1)の例で言えば、「勉強や仕事をす
は、「その時からずっとそのまま」という意
のが主な動作で、それを「音楽を聞
味で「生まれつき」「昔のまま」に近い意
く」動作を伴いながら行うということであ 味である。また「涙ながらに」は、「涙
る。次の文は電車に乘り込む動作と本を を流している状態で」という意味で、「涙
読む動作が同時に行われたことになり、 を流して」とも言いかえることができる。
電車の中で本を読んだという意味には 比較的固定化が進んだ表現で、前に<
解积できない。 る言葉は上の例のような特定のものに限

378

390
なきゃーなくしては

られている。 (3)の「ながらに」は、やや古めかしい
3..ながら(も/に)<逆接> 言い方で、話しことばでは、通常用いら
[N/Na ながら] れない。この逆接の用法では「ながら」
[A-いながら] の前にくる述語は状態性の場合が多
[R-ながら] こ がた
い。これに対して、1の並行的動作の用
深り善
(1)このバイクは小型ながら馬力 法は前後とも動作を表す動詞に限られ
がある。 る。
て吉
(2)敵ながら、あっばれな態度で
たい ど 4....とはいいながら
→【とはいいながら】
あった。
こど6
(3)子供ながらに、なかなかしっか
あい老っ 【なきゃ】
りとした挨搜であった。 は节い ま
艺んねん け2己んL意 しつ世意 (1)早く行かなきゃ間にあわない。
(4)残念ながら、結婚式には出席 加元
(2)もう帰らなき书。
できません。
せ末 已示ん 电 「なければ」のくだけた言い方。
(5)狭いながらもようや〈自分の持
いえて い →【なければ】
ち家を手に入れることができ
た。
な记 し 书し 【なくしては】
(6)何もかも知っていながら教元て [Nな儿ては]
おや えんじょ ひと
くれない。 (1)親の援助なくしては、とても一
ちか い けっきょ< n せいかつ
(7)すぐ近〈まで行きながら、結局 人で生活できない。
っか ょ 加元 青 むしょう あいじょう こ そだ
実家には寄らずに帰って来た。 (2)無償の爱情なくしては、子育
がくせい み示ん こう
<25
(8)学生の身分でありながら、高 ては苦痛でしかない。
意即うしゃ つうがく 加のじょ ながねん どりょく
級車で通学している。 (3)彼女のこの長年の努力なくし
ほそ深そ し3い、?+ 世んこ<たV加 D3
(9)細々ながらも商壳を続けてい ては、全国大会の代表の座を
か と
る。 老善ょう すこ
勝ち取ることはできなかっただ
(10)ゆっくりながらも作業は少しず ろ方。
すす とう以しどうし そち< Vけんこ5
つ進んでいる。 (4)当事者同士の率直な意見交
加ん もんだいかいけっ
名詞、イ形容詞、ナ形容詞、動詞の連 換なくしては、問題解決への
み方 と书 V え
用形、副詞([...と/に」などを伴う場合
道のりは遠いと言わぎるを得
はそれを除いた部分)などに付いて、
ない。
「.のに」あるいは「..けれども/が」と あい なん Cんせ
類義の逆接の意味を表す。「も」を伴い (5)愛なくして何の人生か。
「ながらも」の形で使われることもある。 名詞に付いて、「あるものがなかったら」

379

391
なくちゃーなくては
たす
という意味を表す。それがなかったら何 (6)あいつが来なくて助かった。
かすることは難しいだろうということを述 「そのようなことが成立しないことが原
べるのに使う。文脈によって「は」は省 因・理由で」といった意味で、後のこと
略できる。(5)は慣用句的表現で「爱 がらの原因・理由を表す。後半には「安
がなかったら人生に何の意味があると 心する」「困る」「助かる」など、話し手
いうのか北いう意味。書きことば的表現 の感情や評価を表す表現が用いられ
で、話しことばでは「Nがなかったら」 る。
を使う。 「なくて」は前後のことがらが同時並
行して成立することを表しているだけ
で、原因・理由を明示するものではな
【なくちゃ】
い。そのため上の例の「なくて」を「な
[N/Na でな<ちゃ]
[A-<な<ちゃ] いので」「ないから」に置きかえると不自
[V-な<ちゃ]
べんきょう 书こ
然になることが多い。

(1)勉強しなくちゃ怒られる。
はや加え
(2)早<帰らなくちゃ。 【なくては】
「なくては」のくだけた言い方。 [N/Na でなくては]
→【な《ては】 [A-<な<ては]
[V-な<ては]
加ま人子ょ ひと 加のじょ
(1)我慢強い人でなくては彼女と
【な〈て】 つ あ
付き合うのは難しい。
心ずか

[Nがな<て] かね けんこ5
[N/Na でな<て] (2)どんなにお金があっても健康
いしあわ
[A-<な<て] でなくては幸せだとは言えな
[V-な<て] い。
けん け?か 高人
(1)検查の結果、ガンでなくて安 せいせき
Lん (3)成績がもっとよくなくては、この
心した。 だいが< ごうかく
大学への合格は無理だろう。

けらこん ころ かね

(2)結婚した頃は、お金がなくて 加れ
(4)彼がいなくては、生きていけな
< 3う
苦劳した。
Z地か龙V5 たいへん い。 力
(3)子供の体が丈夫でなくて大変
(5)聞いてみなくては分からない。
だ。
书も たか

(6)もっと食べなくては大きくなれ
お书

(4)思ったより高くなくてほっとし ないよ。
た。 あめ 小 乙末
文末に動詞の否定形や「無理尤」「難し
(5)ちっとも雨が降らなくて困って い」などの否定の表現を伴い、「そうで
いる。 なければ.….は不可能だ」という意味を表

380

392
なくてはいけない一なくともよい

す。前の節で述べることがらの実現を望 を参照。
んだり、それが必要だということを言いた
い場合に使う。「なくては」は「なかった
【なくてはならない】
ら」「なければ」「ないと」で言いかえら
→【なければ】2
れることが多い。くだけた話しことばでは
「N/Na じゃなくちゃ」「A-</V-
なくちゃ」となる。 【なくてもいい】
[N/Naでな<ていい]
[A-<なくてもいい]
【なくてはいけない】 [V-なくてもいい]
[N/Naでな<てはいけない] か九

(1)時間はたっ的りあるから、そん
[A-<な<てはいけない] そ
なに急がなくてもいいですよ。
[V-なくてはいけない] まいにち
りれ意しょ VV?
(1)履歴書は自筆のものでなくて (2)每日でなくてもいいから、ときど
うんど5 <龙
はいけない。 き運動して W
きょうし せいと たv こう せんりょ3
(2)教師はどの生徒に対しても公 (3)この染料はお湯で溶かすんだ
せV 书ん た加

正でなくてはならない。 けど、温度はそんなに高くなく

加く 才 すこ ひろ
(3)家族が住むには、もう少し広く てもいいよ。すぐ溶けるから。
儿站V加 团い む p
なくてはだめだ。 (4)仕事が忙しい場合は、無理し
め ら元 ひとはなと善 こ
(4)目上の人と話す時はことばづ て来なくてもいいですよ。

かいに気をつけなくてはいけな 「.する必要がない」という意味を表す。
「なくてもかまわない」「なくても大丈夫」
い。 加令< はたら などが用いられることもある。あらたまっ
(5)家族のために働かなくてはな
た言い方に「なくともよい」がある。
らない。
「..なくてはいけない/ならない/だめ
【なくともよい】
だ」などの形で、全体でそうする(であ
[N/Na でな<北もょい]
る)ことが「義務だ」「必要だ」という意
[A-《な<ともよい]
味を表す。話しことばでは[なく(っ)ちゃ」 [V-な<ともょい]
9 れ营しょ じひっ
となったり、後ろの部分が省略されること
(1)履歴書は自筆でな<ともよい。
电ある。 课南 老三 お3
ただし、その場合は最後に押
(例)もっとまじめに勉強しなくちゃだめ いん しょめい
尤よ。 印、署名のこと。
に四う加<し意 かなら 不保どう
(例)もう行かなくちゃ。 (2)入学式には必ずしも父母同
はん
「なくてはいけない」と「なくてはなら 伴でなくともよい。
ない」の違いについては【なければ】2

381

393
なくもない—なければ
し方即う意ょうど ょ
(3)支柱の強度はそれほど強くなく わる動詞とともに用いられた場合は「何と
なくそんな気がする」といった意味を表
ともよい。
いにんじょうていしφD
(4)委任状を提出すれば、必ず
かなら
す。
ほんにん しゅっせき 2 Nがな《もない
しも本人が出席しなくともよ さvこん
(1)再婚するつもりがなくもない。
い。 上35
(2)あの人を恨む気持ちがな<も
意も

[...する必要がない」という意味を表す。
「なくてもよい/いい」の文語的表現で、
ない。
ひと <しん
現代語では改まった場合を除いてはあ
(3)A:あの人まだ独身ですが、
けっこん
まり使われない。「する」の場合は「せず 結婚するつもりがないの
ともよい」が使われることもある。 でしょうか。
B:その気もなくはないようで
い束 と<
【なくもない】 すが、今のところは特にそ
ようす
動詞の否定形や形容詞「ない」の連用
んな様子はありませんね。
形を受けて、そのようなことが全くないわ
主として意志や気持ちを表す名詞を受
けではなく、それが存在したり成立する
けて、そのような気持ちがまったくないわ
こともあるという意味を表す。「ないことも
けではないという意味を表す。「名詞+
ない」「ないでもない」とも言う。
も」が先にある場合は、(3)のように[N
1 V-なもない
计 め あ もなくはない」の形が使われることもあ
(1)A:お酒は召し上がらないん
る。
ですか。

B:飲まなくもないんですが、
つよ 【なけりゃ】
あまり強くはありません。 [N/Na でなけり]
と营 てんしょ< 加人が
(2)時には転職することを考えなく [A-《なけり]
[V-<なけり]
もない。 亡と
にほん已 加い力 にほ人 (1)この仕事はあなたでなけりゃ
(3)日本語の会話は、日本に来て つ上
す乙じょた? V 勤まらない。
から少し上達したと言えな〈も か
(2)ころばなけりゃ勝てたのに。
ない。
い意んかのじ上 すこ けん意 「なければ」のくだけた言い方。
(4)最近彼女は少し元気がないよ
→【なければ】
うな気がしなくもない。
動詞の否定形を受け、そのような行為、
認識が成立することもあるという意味を 【なければ】
[N/Na でなければ]
表す。「言う、考える、思う、認める、感
じる、気がする」など思考や知覚にかか
[A-<なければ]

382

394
なければ

[V-なければ] 「.であることが必要だ/不可欠だ/
「する」は「しなければ」のほかに「せね 義務だ」という意味を表す。次のように後
ば」という形がある。話しことばでは「な ろの節を省略する乙ともある。
けりゃ」「なきゃ」の形も使われる。 (例)もう10時だから、そろそろ帰らな
1.…なければ....ない ければ。
えいが せいじん み
(1)この映画は成人でなければ見 「なくてはいけない/ならない/だめ
だ」上も言うが、次のような使い分けがあ
ることができない。
办方龙

(2)体がじょうぶでなければこの仕

る。
已と 「なければならない」「なくてはならな
事はつとまらない。 い」は、社会常識やことがらの性質から
わたし 弘人
(3)私はワープ口でなければ論文 見て、そのような義務・必要性があると

が書けない。 いう意味を表す。つまり誰にとってもそう
世 か
(4)背が高くなければファッション する義務・必要性があるという一般的な
判断を述べる場合に用いられることが
モデルにはなれない。
やす か 多い。これに対して「なければいけない」
(5)安くなければ買わない。 「なくてはいけない」は、個别の事情で義
心ん善ょ5 だいがく はV
(6)勉強しなければ大学には入 務や必要が生じた場合に用いられる乙
れない。 とが多い。「なければだめだ」「なくては
善み て
(7)君が手伝ってくれなければこ だめだ」も同様であるが、「なければい
Lこと かんせv けない」「なくてはいけない」よりもさらに
の仕事は完成しない。
話し乙とば的。
文末には動詞の否定形や「無理だ」「む 「なければ」の代わりに「ねば」、「な
ずかしい」などの否定の表現を伴い、あ らない」の代わりに「ならぬ」を使うさら
ることがらが成立しない場合には别のこ
に書きことば的な言い方もある。
とがらも成立しないという意味を表す。 (例)人生には、我慢せねばなら女ことも
..なくては.ない」とも言う。
ある。
2 ...なければいけない また、「ならない」の代わりに「ならん」
.なければならない 「いけない」の代わりに「いかん」を使う
…なければだ动だ こともあるが、これは古めかしい話しこと
きょうし。 せい上 たV こう~
(1)教師は、生徒に対して公平で ば。
なければならない。 (例)優勝するには、もっと志気を高め
(2)そろそろ、帰らなければいけま
か元
なければならん。
(例)少しらいつらくても、我慢しなけ
せん。
じ分ん たいせつ ればいかんよ。
(3)もっと自分を大切にしなければ
3 ...なければV-た
だめですよ。 かれ たす
(1)彼が助けてくれなければ、この

383

395
なさい—なしでは..ない


ほん かんせい 世ったい
本は完成しなかっただろう。 よ。絶対おもしろいから。
かね め あ かのじょ Lけん もんだい
(2)金目当てでなければ、彼女は (5)<試験の問題>次の文を読ん
ろうじん こん 乙う こた
あんな老人とは結婚しなかっ で、記号で答えなさい。
ちが
たに違いない。 命令や指示を表す。親が子供に、教師
ひとこと わか
が学生に対してなど、監督する立場に
(3)あの一言さえなければ别れる
ある者が使うことが多いが、(3)(4)の
ことにはならなかったのに。
こう ように、家族や友人など親しい間柄でも
(4)あのミスさえしていなければ合 使われる。(3)は禁止の表現で、相手
か<
格できたはずなのに。 の言動をたしなめるために使われて
からだ よわ U
(5)体がこんなに弱くなければ仕 る。(4)は強い勸誘。また、(5)のよう
と 了
に、試験問題などの指示にも使われる。
事が続けられたのに。
「ごめんなさい」は、親しい間柄で使
事情が異なれば結果もまた異なったも
われる謝罪の表現。「おやすみなさい」
のになるという意味の反事実的な意味
は、寝る前に言う挨搜。
を表す。文末には[だろう」「にちがいな
いl[はずだ」「のに」などが使われる乙
とが多い。 【なさんな】
[V-なさんな
力书

【なさい】 (1)風邪などひきなさんな。
だいじょう示 しhはv
[R-なさい] (2)大丈夫だから、そんなに心配
しず
(1)うるさい。すこし静かにしなさ しなさんな。
い。
あす が?こ3 は力
「する」の尊敬語「なさる」に禁止の「な」
がついた[なさるな」の話しことば的な言
(2)明日も学校があるんだから、早
ね い方で、[...するな」の意味を表す。
く寝なさい。
活んとラ げ办 親しい間柄でしか使えない。年配の
(3)A:あいつ、本当に馬鹿なん 人は使うが、若い人はほとんど使わず、
だから。 「風邪をひくなよ」「心配するなよ」のよ

B:よしなさいよ。そんな言い な言い方をするのが普通。丁寧に言う
かた
方するの。 場合は、「心配しないで/ご心配なさら
あ す
ないで/ご心配にならないでください
(4)A:明白のパーティ一、どうす
のように[...ないでください」やその尊敬
るの?
い 形を使う。
B:行こうかな。どうしようか
な。 【なしでは..ない】
求よ い
A:迷ってないで、行きなさい
[Nなしでは..ない]

384

396
なしに-なぜか

(1)あなたなしでは生きていけな ろがけてください。
こ九兰V也
い。
Cしk えいこ しんπん 上
(5)今度事務所に来たアルバイト
こうこうせ こ
の高校生は、いい子なのだが、
(2)辞書なしでは英語の新聞を読 加え
いつもあいさつなしに帰るの
めない。 か元
苦ちょう かい善 はじ
(3)議長なしでは会議を始めるわ で、いつ帰ったかわからなくて
乙ま

けにはいかない。 困る。
せ ろ 「届け出」「断)」など動作を表す名詞に
(4)背広にネクタイなしでは、かっ
付いて、その動作をしないで何かすると
こうがつかない。 いう意味を表す。「当然前もってしてお
加いし 体态5 路站加
(5)この会社で働くのに劳働許可 かなくてはいけないことをしないで、何
し う こま
証なしでは困る。 かをする」という文脈で使われることが
文末に不可能や否定的な意味の表現 多い。
を伴い「それがない状態では...する乙と 次のように名詞に[何の」が付<と「も」
ができない/困る」「Nがどうしても必 が入って「何のNもなしに」という形にな
要だ」という意味を表す。「Nが(い)な る。
くては/(い)なければ...できない/困 (例)彼は何の連絡もなしに突然たず
る」などと言いかえることができる。 ねてきて、金の無心をした。
書きことば的表現で、話し乙とばでは
「しないで」を使う。
【なしに】
[Nなしに]
やま 示ゆとどで と
(1)この山は、冬は届け出なしに登 【なぜか】
艺ん
さい普ん か そ< 意
山してはいけないことになって (1)最近なぜか家族のことが気に
いる。 かかってしかたがない。
ことわ がいはく、 3 かれ 意上弓 げ人意
(2)断りなしに外泊したために、寮 (2)彼は今日はなぜか元気がない
き そく いっしゅうかん そう
の規則で一週間口ビ—の掃 ようだ。
V おも
除をさせられた。 (3)だめだと思ってたのに、なぜか
末元だ いそ加 ひと 也< 意ばら かいしゃ いょう
(3) 前田さんは忙しい人だから、約 希望していた会社に採用され
そ< ひと あ
束なしに人と会ったりしないで てしまった。
「原因・理由は分からないが」という気持
しょう。
けん意ゅうかい 求元书 ちを表す。話し手の感覚や、意志や予想
(4)研究会では、前置きなしにい
ほんだい はい に反したことなどを述べる場合に使われ
きなり本題に入らないように、
みな はっびょう ることが多い。
皆にわかりやすい発表をここ

385

397
なぜ..かというと一なぜならば…からだ

【なぜ...かというと】 【なぜかとい元ば…からだ】
ちこ< で てん老 にし ひがし ~ん
(1)なぜ遅刻したかというと、出か (1)A:天気はなぜ西から東に変
来齐 人力 か V
ける前に電話がかかったから 化して行くのでしょう。
です。 B:それはなぜかといえば、
~んせう东 方考山う じてん
(2)なぜ偏西風が吹くのかという 地球が自転しているから
声中之 下人
と、地球が自転しているから です。
かれ せびろ し5x5
尤。 (2)彼は背広とネク夕イを新調し
り四うが< しゅうしょ<
(3)なぜアメリ力に留学したかと た。なぜかといえば、就職の
しん世 动ん甘
いえば、親戚がいるからです。 面接がもうすぐあるからだ。
心ん意ょう
(4)なぜあんなに勉強しているの 前に述べられたことについて、その原因
加れ 心ん己ししか<
かといえば、彼は弁護士資格 や理由を説明するのに用いる。文末は
「..からだ]の形をとるのが普通だが..
をとるつもりなのです。
ためだ」上なることもある。自然現象の原
「なぜ...かというと/かといえば」の形
因や判断の理由などを述べる場合に用
で、「なぜ」の後に結果や現状を表す表
いられることが多い。
現が来て、その理由を求めるのに使う。
後ろの節で理由が述べられる。
文末にはたいてい「からだ」を伴うが、 【なぜならば.…からだ】
げん しりょくはつでん はんたい
(4)のように「のだ」が用いられることも (1)原子力発電には反対です。な
世ったいあ人世ん
ある。 ぜならば、絶対に安全だという
压し上う
保証がないからです。
でん加 けっこんあて は2
【なぜかというと…からだ】 (2)殿下のご結婚相手はまだ発
う方市5 v もの
k5
(1)A:宇宙に行くとどうして物が 表するわけにはいかない。な
书 せいし善 加い
落ちないのですか。 ぜならば、正式な会議で決ま
方意う い人
B:なぜかというと、地球の引 っていないからだ。
0ょくはたら わたし くるま も
力が働かなくなるからで (3)私は車は持たないで、タクシ—
り ょら
す。 を利用することにしている。な
かれ はんにん
方中うし心ょ3
(2)彼が犯人であるはずがない。 ぜなら、タクシーなら、駐車場
と意かれ わたし い じ けっきょ<
なぜかというと、その時彼は私 や維持費がかからず、結局
いっしk やすあ
と一緒にいましたから。 安上がりだからである。
「なぜかといえば..からだ」と同じ。 前に述べたことについて、その理由や事
→【なぜかとい元ば…からだ】 情を説明するのに用いる。「ば」は省略
されることもある。どちらかというと、書き

386

398
など

ことばや、改まった場面での話しことばで り上げて例として示すのに用いる。ほか
用られる。日常の会話では[なぜかとい にも似たことをするという含みがある。
うと/なぜかといえば.からだ」が使わ 2 ..なとと
加っこら V
れることが多い。 (1)学校をやめるなどと言って、み
乙主
んなを困らせている。
相ん 计い意 总 方书
【なと】 (2)来年になれば景気が持ち直
だじょう分
くだけた言い方では「なんか」が用いら すから大丈夫などと、のんきな
れる。
ことを言っている。
1.…なと と方意ょうし己と 总加
a Nなと (3)東京で仕事を探すなどと言っ
い元で 加元
这らあら
(1)ウェイトレスや皿洗いなどのア て、家を出たきり帰ってこない。
がく飞 た
ルバイトをして学費を貯めた。 後ろに「言う」などの発言を表す動詞を
あ 従えて、その発言のおおよその内容を
(2)A:このスーッに合うブラウス
名加 表すのに使う。発言の引用をする用法
を探しているんですけど だが、ほかにも似たようなことをいってい
…o るという含みがある。
B:これなどいかがでしょう 3...なと....ない
に あ おも か书 み
か。お似合いだと思いま (1)あなたの顔など見たくない。
わたし うそ
すよ。 (2)私は嘘などつきませんよ。
お书 さんせv
(3)デパートやスーパーなどの大 (3)賛成するなどと言っていない。
みせ ちい 发と はたら
きな店ができたために、小さな (4)あんな男となどいっしょに働き
せ 计えい <石
店は経営が苦しくなった。 たくない。
おどろ
いろいろある中から主なものを取り上げ (5)そんなことで驚いたりなどしな
て、例として示すのに用いる。ほかにも似 v。
べつ ひ なん
たものがあるという含みがある。 (6)别にあなたを非難してなどい
b V-るなとする
ませんよ。
(1)ひげをそるなどして、もうすこし むずか もんだい わたし
办 (7)こんな難しい問題が私のよう
身だしなみに気を付けてほし と
なものになど解けるはずがあり
い。
と老 ょ ち市うい ません。
(2)時には呼びつけて注意するな 付?か かんが
志 め (8)こんな結果になるなどとは考え
どしたのですが、あまり効き目
てもみませんでした。
はなかったようです。
名詞や動詞、名詞十助詞などのさまざま
いろいろあることの中から主なものを取 な成分に付き、その後に否定を表す表

387

399
なに.ない
くひん 记ひと ?<
現を従えて、あることがらに対する否定 のに、まともな作品は何一つ作
を表すと同時に、「など」によって取り立 れていない。
てたものごとに対する軽蔑の気持ちや みせ 力たし 加 书も
(4)この店には、私が買いたいと思
謙遜の気持ち、あるいは意外な気持ち なにひと
うものは何一つない。
などを表す。 国方だ 上う。方上う章
例えば(7)は「こんな難しい問題は (5)膨大な資料を調查してみた
加れ、 死。な红比
私には解けるはずがない」という乙とと同 が、彼らの残した記録は何一

時に、自分自身を低く評価して謙遜する つ見つからなかった。
気持ちも表している。 ?た
(6)みなさんにお伝えしなければ
4 ...なと.... V-るものか 书もしろ 付ん
ば加 はなし ならないような面白い事件は
(1)そんな馬鹿げた話など、だれ 空にひと 书
しん 何一つ起こりませんでした。
が信じるものか。
ま之 书し ものや出来事に関して、「少しも..ない」
(2)お前になど教えてやるものか。
たす
「まったく...ない」と強〈否定する意味を
(3)あんなやつを助けてなどやる 表す。人に関する場合には「だれひとり
ものか。 ..ない」という形が用いられる。
け加 し
(4)これくらいの怪我で、だれが死 2なに…ない
かれ 方ち う 书お

になどする为のか。 (1)彼は父から受け継いだ大きな
い元 す じゅう
わたし通
(5)私の気持ちが、あなたなどに 家に住んで、なに不自由なく

分かるものですか。 暮らしている。
か ひと

名詞や動詞、名詞+助詞などのさまぎま (2)この会は気のあった人たちの
あっ 善が
な成分に付き、否定の意を強めると同時 集まりだから、なに気兼ねなく
Vう 吏
に「など」によって取り立てたものごとを、 自由に振る舞うことができる。
取るに足りないくだらないものだと、軽視 し な化而そ< 世いかつ
(3)物質的には何不足ない生活を
する気持ちを表す。 み
しているのだが、なぜか満たさ

れない気持ちで日人を過ごし
【なに.…ない】
1なにひとつ...ない ている。
号 示 未己 加こ な纪
いえ まず (4)祖父は孫たちに囲まれて、何
(1)家が貧しかったので、ほしいも 高じゅう み 3うこ
か 不自由ない満たされた老後を
のは、なにひとつ買ってもらえ 书く

なかった。 送っている。
だVしA い元 なか 「なに不自由なく」「なに不自由ない」な
(2)あの大地震でも、家の中のも
乙力 どの慣用的に固定した表現で、不自由
のはなにひとつ壊れなかった。
いっしうけんめ<う や不足がまったくなく、満たされた状態
(3)こんなに一生懸命工夫した であることを表す。

388

400
なにか
なに
(2)はさみか何かありませんか。
か九 なぐ

【なにか】 (3)石か何かの堅いもので殴られ
1なにか <物事> た。
ょしだ か世
子 空に 法
(1)冷蔵庫に何か入っているから、 (4)吉田さんは、風邪をひいたか
なか 空 なに かいし 寸
お腹がすいたら食べなさい。 何かで会社を休んでいます。
あな なに
(2)この穴は何かでふさいでおい 名詞や動詞に付いて、はっきりと指示で
たほうがいいでしょう。 きないがそれに類したものごとを表す場
なに し?もん 合に用いる。「Nかなにか」に続<助詞の
(3)何か質問はありませんか。
加心 なに かた 「が」ゃ「を」は省略されることが多い。
(4)壁に何か堅いものがぶつかっ
くだけた言い方では「かなんか」となる。
たようなあとがある。 4 Nやなにか
わたし なに てだ やす び 艺っし なに よ
(5)私に何かお手伝いできること (1)休みの日は雑訪や何かを読ん

はありませんか。 でのんびり過ごします。
な加 せんめ人上之《 空に
それとはっきり指し示すことのできないも (2)かばんの中には洗面用具や何
のごとを表す。副詞的に用いることが多 亚 ま力人は
かの身の回り品が入ってい
いが、(2)の「なにかで」や「なにかが」
「なにかを」のように助詞と共に用いる乙 た。 なに 故す

ともある。くだけた言い方では「なんか」 (3)A:何を盗まれたんですか。
意ん子 点
となる。 B:金庫は荒らされていなか
2なにか く様子> ったんですが、たんすの
加机 な以 、承 本か ほう世意、李
(1)彼の態度は何か不自然だ。 中の宝石や何かがなくな
かのじょ 空に 意
(2)彼女のことが何か気になって っています。
しかたがない。 名詞に付いて、そのものやそれに類似し
けし意 み
(3)この景色を見ていると、いつも たものを表すのに用いられる。「Nかな
なに も
何か寂しい気持ちになってく にか」が「Nのようなもの」という意味で
あるのに対して、「Nやなにか」は「N」
る。 のほかにそれに類した他のものもあるこ
「なぜそう感じるのか、はっきりしたことは
とを表す。助詞を従える場合が多い。く
分からないが、なんとなく」といった意味
だけた言い方では「やなんか」となる。
を表す。くだけた言い方では「なんか」
5 なにか く詰問>
となる。 かいし也 や
(1)それならなにか。この会社を辞
3 ...かなにか
[N/V かなにか] めてもいいんだな。
考み 注く 世意にん
なに の
(1)コ—ヒーか何か飲みませんか。 (2)君はなにか、僕に責任があると

389

401
なにかしら一なにがなんでも
い 书お
言いたいのか。 が多い。
上がり調子で発せられ、相手を強く問い いろいろなものやことを特になにと特定
つめるのに用いる。非難の気持ちが伴う せずに漠然と指し示すときに用いられ
ことが多い。男性が、話しことばで、同 る。いろいろと。あれやこれやと。
等や目下の相手に対して用いる。 2なにかというと
ひと い もんく
(1)あの人はなにかと言うと文句ば

【なにかしら】 かり言っている。
はは なに v はなし も
(1)なにかしらアルバイトをしてい (2)母は何かと言うと、その話を持
せいかっ 乙ま
るので、生活には困りません。 ちだしてくる。
う力き 善 せんば なに い V
(2)いつもなにかしらお呼を聞い (3)その先輩には何かと言うと意
じ力る
ております。 地悪をされた。
い元 き
(3)家のことがなにかしら気にかか 「何かきっかけがあるたびに」という意味
いそ 加之
ったので、急いで帰ってきた。 を表す。後ろには人間の行為を表す表
也才己 意善人 はんこうて苦 現が続き、いつもその行為が繰り返され
(4)息子は最近なにかしら反抗的
た yと るという意味になる。「なにかにつけて」
な態度を取る。
とも言う。
特にそれとはっきり指し示すことのできな
いものごとを表す。ひとつだけでなく他に
もいろいろあるという含みがある。「なに 【なにがなんでも】
1なにがなんでも く意気込み>
か知らぬ」「なにか知らん」から転じた自 ひと 主

の。 (1)あの人には、なにがなんでも負
けなくない。
しこと あ
【なにかと】 (2)この仕事は、なにがなんでも明
す 书
1なにかと 日までに終わらせてもらわなけ
つょら お书 乙ま
(1)なにかと雑用が多<てゆっ<り れば困ります。
かのじょ せっと<
できません。 (3)なにがなんでも彼女を説得し
せんせ せ くだ
(2)先生には、いつもなにかとお世 て下さい。
力 りき し也うん
話になっております。 (4)この取引は社運がかかってい
元苦 ち加 なに 心んp なに なん せい乙う
(3)駅の近くだと何かと便利です。 るんだから、何が何でも成功さ
ひ こ なに
(4)お引っ越ししたばかりでは、何 せなければならない。
いそ加 人 しあい か
かとお忙しいことと存じます。 (5)この試合に勝ちさえすれば、才
おお世 にんげん し中つじょ5 なに
(5)大勢の人間をまとめなければ リンピックに出場できる。何が
なに き ぐろう なん 加
ならないので、何かと気苦劳 何でも勝たなければならない。

390

402
なにかにつけてーなにげない

後ろに話し手の意志や依頼を表す表現 ときには必ずにいう意を表す。後ろには
を伴って、「事情がどのようなものであっ 出来事や状態を表す表現などが続き、
ても、何かをやり抜く、やり抜いてほしい」 いつもその出来事が繰り返される、ある
という意気込みを表す。どんなことがあっ いはいつもその状態であるという意味に
ても。是非と为。 なる。「なにかというと」とも言う。
2なにがなんでも
+マイけス評価表現<非難>
き 【なにげない】
(1)この記事は、なにがなんでもひ [なにげないN]
どすぎる。 [なにげな<v]
はなししん なに げ ひとこと わたし こころ
(2)なにがなんでも、そんな話は信 (1)何気ないその一言が私の心を
きず

じられない。 ひど〈傷つけた。
加れ ないしん どうょう か< な记
ちい
(3)なにがなんでもこんな小さな (2)彼は、内心の動摇を隠して何
こ上も 也〈 起力 山之よそ书
子供にその役は無理だ。 気ない風を装っている。
左ん意か人 こらじ かれとく はつげん われわれ
(4)こんな短期間のうちに工事を (3)彼は特に発言もせずに我々の
空に 垄人
いけん きんどら み

終わらせろなんて、何が何でも 意見に賛同しているように見
在ろ柱ん C なに 示

できない相談です。 えるが、実は、何気ない振りを
で かた
後ろに非難や注意を表す表現を伴っ してこちらの出方をうかがって

て、「何かの事情があることは認めた上 いるだけなんだ。
加のじょ 本に かお
でも、なおかつ非難や注意に值する」と (4)彼女は何気ない顔つきで、み
い方気持ちを表す。どんな理由があった はつけん
んながびっくりするような発言
にしても。いくら何でも。 はじ
を始めた。
ま已 そと 凸 そら
(5)なにげなく窓の外を見ると、空
【なにかにつけて】 おお にじ加
と营 に大きな虹が架かっていた。
(1)なにかにつけてその時のこと こ乙ろ ふうけい
招も (6)なにげなく、心に浮かんだ風景
が思い出される。 えが
书じ そうだん をキャンバスに描いてみた。
(2)叔父にはなにかにつけて相談 杂化评 v こと は かれ
(7)何気なく言った言葉が彼をひ
にのってもらっている。 きず
元善 ち加 どく傷つけてしまった。
(3)駅の近くだと、なにかにつけて
ベん y 特に深く考えたり意識したりせずに行動
便利です。
かれ 力たし わる<ち
する様子を表す。文脈に応じて「深<考
(4)彼はなにかにつけて私の悪口 えずに」「意識せずに」「さりげなく」な

を言いふらしている。 どの意味になる。副詞的な用法は「なに

「何かのきっかけがあるたびに」「何かの げなしに」と言いかえられる。

391

403
なにしろーなにも

第一に」の意味を表す。

【なにしろ】 かれあたま わたし


(1)なにしろ彼は頭がいいから、私 【なにも】
がん ば
がどんなに頑張っても言い負
主 1なにも
aなにも....ない
かされてしまう。 そと <ら み
加んこう (1)外は暗くてなにも見えない。
(2)なにしろ観光シーズンですか なか はい
ょゃ< と (2)かばんの中にはなにも入って
らどのホテルも予約は取れな
书も いなかった。
いと思います。 加たし なに し
は节 たよ おも (3)そのことについて、私は何も知
(3)もっと早くお便りしようと思って
いそ加 りませんでした。
いたのですが、なにしろ忙し< 意苦上3 じ由んちょら 事 しんv
つ<元心ひま (4)作業は順調に進み、心配して
てゆっくり机に向かう暇もありま なに 书
いたようなことは何も起こりませ
女んでした。
いx んでした。
(4)どこにも異常はないかもしれな
儿き曲う过人名 後ろに否定を表す表現を伴って、「まっ
いが、なにしろ大至急横查を
ひつょ3 たく..ない」「全然...ないという意味を
してみる必要がある。 表す。ものやことがらや人間以外の動物
いろいろのことが考えられるが、それに に関して用いられる。人の場合には「だ
ついては触れないで、とりあえずあるこ れも..ない」、場所の場合には[どこも...
とだけを取り立てて表現するのに用い ない」となる。
る。「なにしろ..から」「なにしろ...て」 bなにも....ない
ま之
の様な形で理由を述べる場合に用いら (1)なにも、みんなの前で、そんな
れることが多い。なんにしても。とにかく。 は はなし
に恥ずかしい話をしなくてもい
いでしょう。
【なににもまして】 だんたいりょこう てんじょうWん
(2)団体旅行で添乗員もいるの
けんこう たい世つ
(1)なににもまして健康が大切で しんば
だから、なにもそんなに心配す
す。 ひつょら
る必要はありませんよ。

(2)あなたにお会いできたことが、 加れ、益 V
うれ 书も (3)彼らも悪気があって言ったこと
なににもまして嬉しく思いまし なに
じゃないんだから、何もそんな
た。 ひつ上う
书こ
に怒ることはないじゃないです
(3)なににもまして必要なのは、こ
じっ乙5 50 か。
のプランを実行に移すことだ。 ち市らい
(4)ちょっと注意されただけなの
「ほかのどんなものよりも」「なによりもまず な足

に、何もそんなに気にすること

392

404
なにも
かあ 力たし ら

はないですよ。 (4)A:お母さんは私のことが嫌
なに こんせつていねい L どう
(5)何もそこまで懇切丁寧に指導 いなんでしょう。
ひつょう 空に v わたしなに
してあげる必要はありません B:何を言ってるの。私は何も
かれ じ即う示儿 くん机ん 弓 考ら はんたV
よ。彼らはもう十分に訓練を受 あなたが嫌いで反対し
ひと
けている人たちなんですから。 ているわけではないのよ。
变区、しあいちく世 元ん意
(6)何も試合直前になって延期 あなたのことを気にかけ
v はんた
したいと言ってくることはない ているから、反対している
だろうに。 んじゃないの。
後ろに「(そこまで)...しなくてもいい」 自分の行動に関して相手がどう考えて
「(そう)..する必要がない」などの表現 いるかを受けとめて、その考えが実は正
が続き、「特にそうする必要はないのに」 しくないと否定するのに用いる。(4)の
という気持ちを表す。相手がやりすぎて ように相手の直前の発話を受ける場合
いることをたしなめたり非難したりする もあるが、多くの場合は相手の考えを推
場合に用いられることが多い。 量してそれを否定するのに用いる。
cなにも...わけではない 2 ...もなにも
わたし
(1)私はなにも、あなたがやってい a Nもなにも
V左ん
せんそ3 いえ す心 うしな
ることを非難しているわけでは (1)戦争で、家もなにも全てを失っ
ないんです。ただちょっと注意
ちゅうい
てしまった。
じ乙 h な束之
おも ち中らこく
したほうがいいと思って忠告 (2)事故のシaックで、自分の名前
なに わす
しているんじゃないですか。 も何も、すっかり忘れてしまいま
わたし なに 己と
(2)私は何もこの仕事がやりたくな した。
いま なに电
いわけではないのです。今は (3)ペンも何も持っていなかったの
ほか し己と すこ じ と
他の仕事があるので、少し時 で、メモが取れませんでした。
かん ねが V四う 、加
間がほしいとお願いしている (4)住所も何も書いていないの
れんら<
だけなのです。 で、どこに連絡すればいいの

わたし ゃ来
(3)あなたは私が邪魔をしている か分からない。
おも なに
名詞の後に付き、「そこで表されている名
と思っているようですが、何も
九し也来 のやそれに類するものすべて」の意を表
私は邪魔をしているわけでは
てじmん しん す。後ろには「失う」「忘れる」「分から
ないのです。手順を踏んで慎
ち上うはなし、す过 ない」などの消滅や否定を表す表現が
重に話を進めようとしているだ 続<。
けなんです。 b....もなにも
[A/V もなにも
393

405
なにやら
たか尤 かなら
(1)A:高田さん、あなた必ずや す。全部。すべて。人に関する場合は「だ
中くそ<
るって約束してくれたじゃ
れもかれも」、場所に関する場合は「どこ
もかも/どこもかしこも」となる。
ないですか。
やくそく わたし
B:約束するもなにも、私はそ
い おほ
んなことを言った覚えもな
【なにやら】
1なにやら
いですよ。 ヘん に书

计 加 いた (1)なにやら変な臭いがする。
(2)A:怪我をしたときは痛かっ あつ そう
(2)みんなで集まって、なにやら相
たでしょう。 だん
いた っLんし 談をしているらしい。
B:痛いもなにも、一瞬死ぬ あめ 示 てん意
书も
(3)なにやら雨が降りそうな天気
んじゃないかと思ったくら
ですね。
いだ。 きょ< 意
(4)この曲を聞いていたら、なにや
かれ あ おどろ
(3)A:彼に会ってずいぶん驚い かな 善苏ん
ら悲しい気分になってしまっ
ていましたね。
おどろ 加れ た。 2か
B:驚いたもなにも、彼のこと い ず
し おも (5)あの一家は、なにやら伊豆の
は死んだと思っていたん ほう ひっこ
方へ引越しをするそうです。
ですから。
それとはっきり指し示すことができないこ
相手の言ったことを受けて、それを強く とを表す。「なにかは分からないが」[確
否定したり、相手が考えている以上で
かなことは分からないが」「理由ははっき
あると強調したりする場合に用いる。話 り分からないが」といった意味になる。
しことばに用いるのが普通。
2 ..やらなにやら
3なにもかも [Nやらなにやら]
い中 なに わす たの
(1)嫌なことは何も力も忘れて楽し [A-い/V-る やらなにやら]
色 ょ
みましょう。 (1)お葉子やらなに中らを持ち寄
なに い ひ5
(2)何もかも、あなたの言うとおりに ってパーティ一を開いた。
乙 地 上う
L末す。 (2)子供の病気やらなにやらで、
と なに ま加 书つ 加んが ひ末
(3)あの人なら何もかも任せてお 落ち着いて考える暇もなかっ
だいs
いて大丈夫です。 た。

世人そう なに う儿な な 者け なに
(4)戦争で何もかもすっかり失って (3)酔っばらって、泣き叫ぶやら何
书招含力 えん
L末った。 やらの大騒ぎを演じたあげ<、
书书 ね乙
ものやことがらに関して用いられ、何と限 大いびきをかいて寝込んでし
定することなくすべてにわたることを表 まった。

394

406
なにより一なまじ

それのほかにそれと似たようなものがい す。
ろいろあることを表す。多くのものやこと 「なによりの...」という形の場合は、相
がらが入りまじって混乱しているという 手や第三者のことだけでなく自分のこと
含みを持つことが多い。 に関しても用いることができる。

【なによ以】 【なまじ】 いそ の
1なにより (1)なまじ急いでタクシーに乘った
りょうり 2< と< い
じゅうたいま 乙
(1)料理を作るのがなにより得意 ために、浅滞に卷き込まれて
ちこ<
です。 かえって遅刻してしまった。
也す こ V いま 龙ん加V たし は?げ人
(2)息子が無事でいるかどうか (2)今の段階でなまじ私が発言す
じた こんらん
が、なにより気がかりだ。 れば、かえって事態を混乱させ
うれ ともだち
(3)なにより嬉しかったのは、友達 ることになりかねない。
あ VUh
に会えたことです。 (3)なまじ自信があったのがわざ
はげ 乙上话 じ中うだV 书か
(4)あなたから励ましの言葉をい わいして、重大なミスを犯し
加ん伊言
ただいたことに、なにより感激 てしまった。
加のじょじ占う意ょら D.加い
いたしました。 (4)なまじ彼女の状況が理解で
し己と
「他のどんなものよりも一番」「なににもま きるだけに、こんな仕事はとて
たの
して」という意味を表す。
も頼みづらい。
2 なによりだ ちし ゃく
げん老 (5)なまじの知識は役に立たない
(1)お元気そうでなによりです。 来
し地う儿点<意意 なに どころか邪魔になることもある。
(2)就職先が決まったそうで何よ 加①以上 ま天
(6)彼女の前ではなまじなことは
りです。 V ほう 加のじょ
おんせん は たの 言わない方がいい。彼女はこ
(3)温泉に入るのがなによりの渠 もんだ て?ていて意 しら
の問題を徹底的に調べている
しみだ。 力れ力れ
らしいから、我々もそのつもりで
「他のどんなものとくらべても一番よい」と じpん ま
準備しなければ負けてしまう。
いう意を表す。名詞を修飾するときは
(3)(4)のように「なによりのN」という プラスの価值をもつものが十分にその
形になる。「なによりだ」という形が使わ 真価を発揮できないで不徹底、中途半
れるのは、多くの場合、相手に関するで 端に終わる様子を表す。本来ならプラス
きごとをよいことだと評価する場合で、自 の価值を持つものが、反対にマイナスの
分に関するできごとの場合には用いな 結果をもたらしてしまうことを述べる場

い。 合に用いる。
(誤)私が東大に入学できて何よりで 名詞を修飾するときは(5)(6)のよう

395

407
なら

に「なまじなN」「なまじのN」となる。 れる。
この場合は「中途半端な」と言いかえる 主題を表す「は」に言いかえられるこ
ことができる。例えば(5)は、本来なら とが多いが、「なら」には本来「Nが話
持っている方がよい知識が十分なもの 題ということならば」といった仮定的な意

でないために、かえって邪魔になるとい 味があるのに対し、「は」にはこのような
う意味。 意味がない。そのため、言いかえた場合
は意味が変わる。主題を表す「Nだった
ら」と類義的で、言いかえが可能。
【なら】 2 NならNだ
名詞を直接「なら」が受け、主題を表す。 中末 子じきん
「ならば」の形で使われる乙ともある。 (1)山ならやっはり富士山だ。
かいしょうほう
1 Nなら (2)ストス解消法ならゴルフに
加善
(1)A:めがねはどこかな。 限る。
5元 含け
B:めがねなら、タンスの上に (3)酒なら、なんといっても乙この地
书 け い方ばん
置いてありましたよ。 酒が一番だ。
と 加ね 9559 ひろ儿ま ほんは
(2)A:アルバイ卜を雇うには金 (4)力キ料理なら広島が本場だ。

がかかりますよ。 [Nなら」の後には[Nだ」の他[Nに
かね しんばv
B:お金のことなら、心配しな 限る」「Nが一番だ」「Nがいい」など
なん が用いられる。「Nなら」で話题の範囲
くていいですよ。何とかな
を限定し、その範囲内で最も評価の高
りますから。 いものを述べるの忆用いる。乙の場合は
名とう み
(3)A:佐藤さん見ませんでした [Nは」で言いかえても大きな意味の違
か。
さとう としょ加ん
いはない。
B:佐藤さんなら、図書館に 3...(助詞)なら
ひと けっこん
いましたよ。 (1)あの人となら結婚してもいい。
えい
じかん じ冲う示ん
(4)時間ならば十分ありますから (2)フランス語はだめですが、英
加 力
しん述
ご心配なく。 語でなら会話ができます。
れv しゃちょう つた ひと n にうじ
(5)例のことなら、もう社長に伝え (3)あと一人だけなら入場できま

てあります。 す。 あL あ

相手の言ったことやこれまでの話題にあ (4)A:足の具合はいかがです
がっていたこと、あるいはその場の状況 か。 ある
から予測できることを話题として取り立 B:ゆっくりとなら歩けるように
てて、それに関して話を進める場合に
なりました。
用いる。相手から持ち出されたことがら し已上 あ上 加ん
(5)仕事の後なら時間があります。
を話題として取り上げる場合によく使力

396

408
なら2
名詞、副詞、あるいは名詞十助詞などを [(の)なら」と「のだったらは類義的で、
受けて、「他の場合はそうでないが、X 互いに言いかえが可能だが、「のだった
についてなら/の場合ならYが成立す ら」の「の」は省略できない。
るとう意味を表す。Yにはたいて (誤)知っているだったら教えてほしい。
望ましいことがらが続き、それを成立さ (正)知っている(の)なら教えてほし
せることが可能なXを積極的に選ぶよう い。
な場合に用いる。対比を表す「は|と似 知っているのだったら教えてほし。
ているが、「なら]は疑問詞を受けること 1..(の)なら <仮定条件>

ができるのに対し、「は」ではそれが不 (1)A:風邪をひいてし末い末L
可能である。
(正)何時なら都合がいいですか。
て。
か世 は也 加之 やす
B:風邪なら早く帰って休ん
誰となら結婚してもいいですか。
(誤)何時は都合がいいですか。 だほうがいいよ。
加のじょ きら
誰とは結婚してもいいですか。 (2)彼女のことがそんなに嫌いな
わ加
ら别れたらいい。
あたま いた
【なら2】 (3)A:頭がずきずき痛护んで
[N/Na なら] す。
[N/Na だった(の)なら] いた はや
B:そんなに痛い(の)なら早
[A-い/A-かった(の)なら か之

[V-6/V-た(の)なら] く帰ったほうがいいです
述語の辞書形・夕形を受け、[実情・状

よ。
況がそのようであれば」という意味を表 (4)行きたくない(の)ならやめてお
す。「のならば」「のなら」「ならば]の形
いたらどうですか。
も使われる。話しことばでは[のは[ん しんそう し 初たし

となることが多い。
(5)真相を知っている(の)なら私
书し
「の|の有無による意味の違いは、は に教えてほしい。
ゆう現ん意上< て
らきりとは認められない場合が多いが (6)郵便局に行く(の)なら、この手
がみ だ
「の」がある場合は、聞き手の発言や具 紙を出してきてくれますか。
体的な状況を受けて「あなたがそう言う はんたい
(7)あなたがそんなに反対する
なら「それが事実ならば|「実情がその
(の)ならあきらめます。
ようであれば」という意味を表すの忆对 か もの v
し、「の|がない場合は、[一般的にその (8)A:ちょっと買い物に行ってく

ような場合は[そうする場合はにいう意 る。
か もの v
味を表す傾向がある。名詞、才形容詞 B:買い物に行く(の)ならつ
を直接受ける場合は[の|は使われな か
いでにおしょうゆを買って
ことが多い。動詞、イ形容詞に続<場合、
きてちょうだい。

397

409
なら
おきなわ ?ゅ は
(9)A:冲繩ではもう梅雨に入っ 後ろに述べることがらが成立するという
たそうですよ。 場合に使われるのに対して、「なら」は、
书意な力 ?地 江 後半のことがらの方がまず成り立って、
B:冲繩で梅雨に入ったのな
意05193 ?也 宋 そのあとに条件部のことがらが続くことを
ら、九州の梅雨入りも間
号加 表す場合にも使うことができる。
近ですね。 (例)イタリアに行ったらイタリア語を習
示た n ひる み世 あ
(10) 二人が昼からこの店で会って いなさい。(イタリアに行ってからイ
た n 已世人ち中5
いたのなら、 二人には午前中 タリアで習う)
(例)イタリアに行くならイ夕リア語を習
のアリバイはないことになる。
いなさい。(イ夕りアへ行く前に自
述語の辞書形・夕形を受け、「実情がそ
分の国で習う)
のようであれば」「それが事実であれ
2 ...(の)なら<反事実>
ば」という意味の仮定条件を表す。相手 でん力 すこ
(1)電話をくれるのなら、もう少し
の言ったことやその場の状況を踏ま元 は中 とか么 飞ん力
て、自分の意見や意向を述べたり、相手 早い時間に電話してほしかっ

に依頼・忠告などをしたりする場合に用 た。
こう心
いる。 意
(2)神戸に来ていたのなら、電話
でん力

起こるのが当然のことがらや、時間が
してくれればよかったのに。
経てば自然に起こることがらについて述
(3)あいつが来るのならこのパ—
べるような場合には「なら」は使えず、 乙
かわりに「たら」「ば」「と」などを使わな ティには来なかったんだが。
けっこんし善し中っ世言 <ろ
ければならない。また、文末に单なる事 (4)結婚式に出席する(の)なら黑

実を述べる表現は使元ず、判断、意志、 いスーツを買うのだが。
命令、要求、提案、評価など、話し手
「X(の)ならY」のY、あるいはXとYが
の主観的態度を表す表現を使わなけ
事実に反することがらを表す場合の用
ればならない。 法。前者は、新たに事実Xを知ったよう
(誤)春が来るなら花が咲きます。
な場合に、「Xを知っていればYを行っ
雨が降るなら道がぬかります。
たはずだが、それを知らなかったので行
(正)春が{来たら/来れば/来ると}
わなかった」という意味の表現で、Xが
花が咲きます。
事実、Yが事実に反することがらを表
雨が{降ったら/降ると/降れば}
す。後者は、「Xを行う場合はYを行うの
道がぬかります。 だが、実際にはXを行わないのでYも
(正)<午後から雨が降ると聞いて>雨
行わない」という表現で、XもYも事実
が降る(の)なら、伞を持って行こ
に反することがらを表す。(1)~(3)が
う。(意志)
前者、(4)が後者の例である。例えば
「たら」「ば」「と」では、前の条件が時 (2)は、相手が神戸に来ていたという事
間的に先行して起こり、その結果として

398

410
なら2
実を知って、「それなら電話をしてくれれ (例)結婚式に出るなら黒いス—ッを
ばよかったのに」と、相手が電話しなか 買ったのだけど。
ったことを非難したり後悔したりする気 ([結婚式に出ないので黒いス
持ちを表すもので、Xが事実、Yが反事 —ツを買わなかった」という意味。
実を表す。(4)は、「結婚式に出席する XもYも反事実。成立した場合の
場合であれば黒いスーッを買うのだ 行動の順序はYの後にX)
が、実際には結婚式には出席しないの (例)黒いスーツを買って {いれば/い
で黒いスーツは買わない」という意味の たら}結婚式に出たのだが。
表現で、XもYも事実に反することがら (「黒いスーッを買っていなかっ
を表す。 たので、結婚式に出なかったにい
(1)~(4)は、「たら「ば]を使った う意味。XもYも反事実。成立した
反事実条件文とは異なる意味を表し 場合の行動の順序はXの後にY)
言いかえは不可能である。[たら][ば| 3 V-る(の)なら.…かいい
か せ
を用いた反事実条件文は、XもY为共
(1)靴を買うならイ夕リア製がい
に事実に反することがらを表し、しかも
XはYより先に起乙るものでなければな
い。
しょ<V
(2)食事をするなら、このレストラン
らない。これに対し、(1)~(3)はYの
みが事実に反することがらを表し、(4) がいいよ。
之い已 な
は、XYとも事実に反することがらを表す (3)英語を習うならアメリ力か力ナ
りゅう加<
が、仮にそれが成立した場合の順序は、 ダに留学することをすすめた
「黒いスーツを買ってから結婚式に出席
する|という、Yの後にXが起乙るような
い。 だがく そつ善ょ3 7中う加<

関係を表している。このような関係は[な (4)A:大学を卒業したら留学
おも

」でしか表すことができず、「たら「ば] したいと思っているんだ。
7沙うが<
で言いかえることはできない。 B:留学するのなら才—ス卜
(例)先週、神戸に来ていたのなら案大 刘アがいいよ。
してあげたのに。 「がいい」「をすすめる]などの表現が続
([先週、神戸に来ていたという
き、あることを行う場合に一番よい手段。
事実を知らなかったので案内して
方法を勸めるような場合に用いる。広
あげられなかった」という意味。X
告・コマーシャルのキャッチフレ—ズでよ
が事実でYが反事実)
く使われる。
(例)先週、神戸に来て{いれば/いた
特定の相手の行為ではなく一般的な
ら}案内してあげたのに。
行動について述べる場合には[の|は付
(「先週、神戸に来ていなかった かないのが普通で、[Nなら...がいい
ので案内してあげられなかった」と
[Nは..がいい]のような主題を表す[な
い方意味。XもYも反事実。)
ら」「は」を用いた表現に近い意味にな

399

411
なら2
书そ

る。 遅すぎるよ。
加ね じんせいなん
(例)靴を買うならイタリア製がいい。 (2)金がないならないで、人生何
(例)靴ならイタリア製がいい。
とかなるものさ。
(例)靴はイ夕リア製がいい。 加い 、 中
(3)会社を辞める(の)なら辞める
4 V-る(の)なら ..しろ/...するな 加大
なに亡と Etw で、それからあとの身の振り方
(1)何事もやるなら最後まで徹底 加人が
て吉
的にやれ。 ぐらい考えておくべきだった。
おそ 指そ
Vx世v 2 あ しんはん 2 (4)遅くなる(の)なら遅くなるで、
(2)女性と付き合うなら真剣に付き nhs<
あ ちゃんと連絡ぐらいしてくれれ
合いなさい。
り四うがく かけ人 老色 ばいいのに。
(3)留学するならいい加減な気持 い い
ちではするな。 (5)行かない(の)なら行かない
乙と nんら<
わたし ら 加って わら で、ちゃんと断わりの連絡だけ
(4)私のことを笑うなら勝手に笑え
はしておいたほうがいい。
ばいい。
な す な 「なら」の前後に同じ語を繰り返し、その
(5)泣きたいのなら好きなだけ泣
ような状況ならそれでも構わないと認め
けばいい。
た上で、その際どういう行動をすべきで
「なら」の前後に同じ動詞が続き、ある行 あるかを述べたり、それをしなかったこと
動をとる場合に、それをどのように行うべ を非難したり後悔したりする意味を表
きかを指示する場合に用いる。後ろには す。
命令・禁止の表現のほか「すればいい」 6 ...(の)なら..と
など提案や勸めの表現が続<。(4) [NならN(だ)と]
(5)は、「そうしたければ好きなようにす [Na ならNa(だ)と]
ればいい」という意味の表現。 [A(の)ならAと]
「一般的に...する場合」という意味で [V(の)ならVと]
けっ世意 けっせ考 中元 し
は「なら」の前に「の」がつかないこと (1)欠席なら欠席と前もって知らせ
が多いが、特定の相手の発言や意向を
ておいてください。
受けて、「そういうつもりなら「そうしたい v
(2)そうならそうと言ってほしかっ
のなら」という意味の場合は、(5)のよ
うに「のなら」の形も使われる。 た。
い中 いや い
5 ...(の)なら.…で (3)嫌なら嫌だとはっきり言ってく
[NaならNaで] れればいいのに。
[A(の)ならAで] す す v
(4)好きなら好きとはっきり言って
[V(の)ならVで]
い中 い中 v おけばよかった。
(1)嫌なら嫌で、そう言ってくれた 己5 力る 力る い
い虫 (5)都合が悪い(の)なら悪いと言
らよかったのに。今となっては

400

412
な5?

ってくれればよかったのに。
こ こ
い。
孔 はなし 心っ ひと
(6)これからは来ない(の)なら来 (4)自分のことなら話は别だが、人
じ世ん れんら< 意 も
ないとちゃんと事前に連絡し のことにそんなに氨を揉んでも
<だ しかた
て下さいね。 仕方がないだろう。
い い い い也 はなし 心っ
(7)行く(の)なら行く、行かない (5)どうしても嫌なら話は别だが、
V V が まん いま かいし也
(の)なら行かないとちゃんと言 我慢して今の会社にとどまる
乙ま ひと 加んが
らてくれなければ困るじ也ない のも一つの考えだ。
ですか。 異なった二つの状況を想定して、一方

同じ語を繰り返し、後ろに[言う」[連絡 の状況の場合は当てはまらないことだが

する」など発言を表す表現を続けて、相 と前置きし、もう一方の場合に対しての
手や第三者が自分の行動に対してはっ 話し手の意見を言う場合に用いる。非
きり態度表明をすべきであるという話し 難や警告・忠告など相手に对する働き

手の態度を表す。 掛けを表す表現が続くことが多い。(4)
普通、明確な態度表明をしなかった (5)のように、[...なら話は别だがの形
ことを非難したり、態度表明すべきであ で用いられる乙ともある。
ったと忠告する場合に使う。(4)のよ方 8 ..というのなら
あ す よ3C
に自分自身が明確な態度表明をしな (1)A:明日はほかに用事があっ
じ也 末
かったことを悔や却氨持ちを表寸場合
てお邪魔できないのです
にも用いられる。
7 ...(の)ならべつだが
が。
き V 老
B:来たくないと言うのなら来
[N/Na ならべつだが]
[A/V (の)ならべつだが] てもらわなくてもいい。
心ん善ょう せ意にん い しんらv
(1)そんなに勉強がつまらない (2)責任をもつと言うのなら、信頼
心示孔 己乙万加末 まか
(の)なら别だが、自分の心構 して任せてみてはどうですか。
はんせV こ だ い
えについても反省してみては (3)子供が大事だと言方のなら、为
かてい たいせっ
どうだろうか。 と家庭を大切にしなくてはだ

(2)やめたい(の)なら别だが、もし めだ。
7 寸己 意 け 之 い
続けたい(の)ならもう少し基 (4)経営に行き詰まっているという
そ て老 心ん差上うな抬 は飞 しう
礎的なところから勉強し直し のならあんな派手な商壳はで
ほう
た方がいい。 きないはず龙。
话人 加人 き
(3)本気で頑張る気があるのなら これまでの話の内容を踏まえてそれ亿
心7 か げん も
别だがいい加减な気持ちで 対する話し手の判断を示す場合に用い
る。相手に対する許可や忠告、提案の表
やっているならやめたほうがい

401

413
なら3
現や、話し手の判断を表す表現が続<。 1 N/Na なら(ば)
「ということなら」とも言う。
にんっしょ だんたい 力 v
(1)10人一緒なら団体の割り弓 き
9 ...という二となら りょう老ん

がん たいいん
料金になる。
(1)癌だということなら退院させて すこ しず お
(2)まわりがもう少し静かならば落
くれるはずがない。 2 心ん善ょう
ち着いて勉強できるのです
じ京ん
(2)自分たちでやるということなら、
が。
やらせてみてはどうか。 とう意ょう
(3)東京ならこんなに安い家赁で
す 中ちん
意げんなV
(3)期限内にできないということな い文 加
家は借りられません。
苦上うし 态の
ら、ほかの業者に頼むことにし はなし ほんとう たい~ん
(4)その話が本当なら大変なこと
よう。 になりますよ。
第三者の発言を踏まえてそれに対する わたし
(5)私があなたなら子んな示うに
話し手の対応を表す。用法は「というの 加んが 书も
は考えなかったと思う。
なら」とだいたい同じだが、「というのな にちょう てん善

ら」 は直接の目の前の相手あるいは第 (6)日曜日、お天気ならハイキング

三者の発言を受けて「あなたがそう言う に行きましょら。
のなら」[彼がそう言うのなら|の而方の [N/Naだ|のバ形で、[もし..であれ
意味で使うことができるが、「ということな ば」「かりに..である場合はにいった意
ら」は普通、後者の意味で使われる。 味の仮定条件や「事情が反対ならと
10 とうせ...(の)なら →【とう世】2 う反事実条件を表す。改まった書き乙と
11 ...ものなら→【ものなら】1 ばでは「である」のバ形「であれば」
12 V-よ油のなら →【ものなら】2 も使われる。「だったら|で言いかえが可

能。
主題を表す[なら1 にの違いは、「な
【なら3】
ら11は名詞のみに付いて[Nが話題で
[N/Na (だった)なら]
[A-い/A-かった なら] あれば」という意味を表すのに対し、こ
[V-る/V-た なら] の用法は事実であるかどうかが未定の
「なら2|と異なり、「のなら」の形になら ことがらや、事実に反することがらを仮に
ないもの。「なら」または「ならば」の形 そうだと仮定すればという意味を表す。
で使われる。[N/Na だ」のバ形に当 だが、どちらの用法か判定がむずかし
たるが、動詞やイ形容詞にも続き、それ い場合も多い。
ぞれの辞書形と夕形を受ける。動詞・个 2 NがNならNはNだ
善ん苦 と了意上3 ち3Lん しんさ
形容詞に続<場合は、「ば」「たら」で言 (1)銀座が東京の中心なら心斋
课L 书者高加 方地うしA
いかえても大きな意味の違いはない。
橋は大阪の中心だ。
「たなら|の形は「たら」を強調した书や げいVつ こ
(2)六が芸術の都なら、口ンドン
古めかしい言い方。

402

414
なら
きんゅう みやこ かれ あ
は金融の都だ。 ばもう2度と彼には会えないだ
あに く加た し中うさ おとうと
(3)兄が努力型の秀才なら弟は ろ方。
てん色いが态 し中らきい 不意ょら? 了
天才型の秀才だ。 (3)このまま不況が続く/続いた
し送占う6ん Lんに<
対比的な性質をもつ人物や事物につい なら失業問題は深刻になる。
こん しう加人あめ 小
て、それぞれを対比させて述べる時の (4)今後1週間雨が降らない/
言い方。それぞれを別のことばにたとえ 东 办ず茶そく
降らなかったならば水不足に
て言う場合に用いるもので「...を...と表
なる。
現するとすれば..は..と表現できる」と
いう意味。 イ形容詞、動詞の辞書形または夕形を
3 NがNならNもNだ 受け「もしそのような状況が成立した場
おや おや こ 乙 合は」匕いう意味を表す。未来に成立が
(1)親が親なら子も子だ。
せん世 せんせ がくせV がくせ 予想される状況を仮定して、それが実
(2)先生が先生なら学生も学生
現した場合に成立することがらを予測し
だ。 て述べる仮定条件の表現。「するなら」
ていL ていL 上う深之,に上うば之
(3)亭主が亭主なら女房も女房 「したなら」のどちらを使っても大きな意

龙。 味の違いはない。文語的な言い方で、
にほん、L 論説調の文章などで用いられる。「ば」
(4)アメ刈力もアメリ力なら日本も日
ほん 「たら」で言いかえが可能で、口語的な
本だ。
言い方では、こちらを使うことのほうが多
前後に「妻」「夫」のように対をなす関
係の人物や機関・組織を表す名詞が続
い。
(1’)今年も真夏の日照時間が {短け
き、その人物や組織のやり方や態度が れば╱短かったら}米不足の問題
「どちらも同様にひどい」「まったくあきれ は深刻だ。
た連中だ」といったマイナス評価を表す
(2’)この機会を {逃せば╱逃したら}
場合に用いる。非常識・怠惰・無遠慮・
もう2度と彼には会えないだろう。
失礼といった好ましくない性質・態度を
(3’)このまま不況が {続けば/続いた
もつペアに対して用いる。(4)のように ら}失業問題は深刻になる。
[N1もN1ならN2もN2だ」の形 (4')今後1週間雨が {降らなけれ
使われる。
ば/降らなかったら}水不足にな
4 ...なら(ば) る。
[A/V なら(ば)] 5 ..たなら
こ とし 宋なつ にっしょうじかん みじ加
(1)今年も真夏の日照時間が短
みじ加 こめ ぶそく
[N/Na だったなら]
い/短かったならば米不足の [A-かったなら]
もんだ しんこ< [V-たなら]
問題は深刻だ。 わたし ぜんのう かみき主
言かい のが のが (1)私が全能の神様だったなら、
(2)この機会を逃す/逃したなら たす
あなたを助けてあげられるの

403

415
ならいい-ならでは

に。 す己 体っけ人 は的
するなら」などがある。
(2)もう少し発見が早かったなら
たす
助かったのに。
こ末
【ならいい】
(3)困ることがあったならいつで有 [N/Naならいい]
そらだん 乙
[A/V(の)ならいい]
相談に来い。 かあ ょう は书
力たし つばさ 书おでら (1)お母さんが病気ならいいよ。早
(4)もしも私に翼があったなら大空 い元 か元
ゅう く家に帰ってあげなさい。
を自由にかけまわりたい。 心ん ょろ 老ら
加し さか 乙 (2)勉強がそんなに嫌いならいい
(5)《歌詞>あの坂を越えたなら
しあわ 电
だいが< し冲う
よ。大学など行かないで就

幸せが待っている。 しょ<
職したらいい。
「たら」を強調した、やや古風な言い方 力る しと
で、仮定条件や、反事実条件を表す場 (3)A:悪いけど、その仕事はあま
と<い

合に用いられる。歌謠曲の歌詞などでよ り得意じないんだ。
く使われるが、日常の話しことばでは普 B:やりたくない(の)ならいい
话か ひと たの
通「たら」を使う。 よ。他の人に頼むから。
6 V-るなら く観点> ねっUん V
じ心k3 L み (4)それほど熱心に言う(の)なら
(1)事情を知らない人の目から見
すこ かん いいじmありませんか。やりた
るなら、少しおおげさな感じが
いことをやらせてあげなさい
するかもしれない。
わたし v さくひん よ。
(2)私に言わせるなら、この作品は
おもし3 おも それ以前からの話の内容や状況を踏ま
あまり面白いとは思えない。 えて、「そのような事情なら、それでも構
其ん世人。<5 せい加っ
(3)戦前と比べるなら生活レベル わない/...してもいい/...しなくてもい
Z5Ck5
はずいぶん向上したといえる い」という話し手の許可や放任の態度を
だろう。 表す。例えば(3)は「やりたくないならや
い方示 の 加れ い けん た龙 らなくてもいい」という意味。
(4)一部を除くなら、彼の意見は正
お毛
しいと思う。
「見る」や「言う」「比べる」などの動詞
【ならでは】
[Nならでは]
の辞書形に「なら」が続<慣用的な表現 しんゆう 乙ま こころづ加
で、後に続く判断や意見がどのような観 (1)親友ならではの細かい心遣
うれ

点から述べられているかを表す。やや書 いが嬉しかった。
にまいめは助う たんせV
きことば的。「たら/と/ば」にも同様の (2)三枚目俳優ならではの端正な
加指だ
用法があり、たいていこれらで言いかえ 顔立ちをしていた。
が可能。この他「...によるなら/を别に とうてん ょう
(3)当店ならではのすばらしい料

404

416
ならない—なり
n たの
理をお楽しみください。 いる。
やくし也 えん ようし じゅうし点 し めい せV
(4)あの役者ならでは演じられな (5)用紙に住所、氏名ならびに生
元ん ねん加。老に中う <
いすばらしい演技だった。 年月日を記入して下さい。
人物や組織などを表す名詞を受けて 前のことがらと同様のものをさらに並べ
[Nだからこそこれほどすばらしい」「N る言い方。書きことば的表現。あいさつ
以外にはできない」「Nでなければあり などのかたい話しことばでも使われる。
得ないといった意味を表す。「Nならで
はのN」のような形で用いられることが
多いが[Nならでは..ない」の形もある。
【なり】
1 V-るなり
Nについての高い評価を表し、店や会 い元 か元 じ求ん べ中 と

社などの広告・宣伝のキャッチフレ—ズ (1)家に帰るなり自分の部屋に閉
こ で
でよ〈使われる。
じ込もって出てこない。
态あ 动
(2)立ち上がるなり目まいがして
た书
倒れそうになった。
【ならない】 あ かね か
1 V-てならない→【てならない】 (3)会うなり金を貸してくれなどと
い おどろ
2 V-てはならない →【てはならない】 言うので驚いた。
3 V-な<てはならない 動作を表す動詞に付いて、「その動作の
→【なければ】2 直後ににいう意味を表す。[...したとた
4 V-なければならない んに」[...するやいなや」。その動作の直
→【なければ】2 後に予期しない出来事が起こる場合に
用いられる。
【ならびに】 2 V-たなり
[NならびLにN] a V-たなり(で)
かっこく ししょら がいしょう すわ う已
(1)各国の首相ならびに外相が (1)座ったなり動こうともしない。
し青て人 ん机 龙ま

式典に参列した。 (2)うつむいたなり黙りこんでい
び つ加ん 书も とう书う 加V
(2)この美術館は主に東欧の絵
がな5 こうげいひん しょう
る。 ょ5

画並びに工芸品を所蔵してい (3)立ったなりでじっとこちらの様
す う加が

る。 子を伺っている。
ほんじつ し即っせ意 そつ盖占うせい し占く人
(3)本日ご出席の卒業生の諸君 ある状態がそのまま持続して事態が進
加 在加九 展しないことを表す。「..したまま」に言
ならびに御家族の皆さま方に
こころ い加 もうあ いかえられる。多少古めかしい言い方。
心からお祝い申し上げます。
四うし上うし L?5V53 善 b V-たなり
(4)優勝者には賞状ならびに記 元 で っ加伊口 加元
ねんひん て力た (1)家を出たなり一ケ月も帰ってこ
念品が手渡されることになって

405

417
なり2

なかった。 (2)やるなりやらないなり、はっきり
心 苦 なに い たvど
(2)お辞儀をしたなり何も言わず した態度をとらなければならな

い。
八也
に部屋を出て行った。
じゅうみ人はんた 乙うじ <
(3)住民の反対にあって、工事は (3)来るなり来ないなりをきちんと
ちゅうだん かいけっ れんら< 乙ま
中断されたなり解決のめども 連絡してもらわなければ困りま

ついていない。 す。
ある事熊が起こった後、普通ならそれに 動詞の肯定形の後に否定形を続けて、
引き続いて起こると思われる事態になら どちらかの行為を選ぶという意味を表
ないでその末末何も起こらない状態が続 す。後ろにはどちらを選択するか態度を
くことを表す。[...したまま」に言いかえら 明確にすべきである、してほしい、した
れる。多少古めかしい言い方。 らどうかなどの表現が続<。選択を迫る
気持ちが含まれるので使い方をあやま
る北失礼になる。
【なり2】 (誤)参加なさるなりなさらないなりを招
1…なり
知らせください。
[Nな切
(正)参加なさるかどうかを拾知らせく尤
[V-るな切
なに
(1)何かお飲物なりお持ちしましょ
のみもの も さい。
3..なり…なり
うか。 [NなりNなり
い子加 とも
(2)そんなに忙しいんだったら友 [V-るなりV-るな切
だ方 てっ龙 かれ 方ち书や はは书节 そうだん
達になり手伝ってもらったらい (1)彼の父親なり母親なりに相談

いのに。 しなければならないだろう。
しんはい せんせ そうだん とう善上ら 书招意加 す
(3)そんなに心配なら先生に相談 (2)東京なり大阪なり、好きなとこ
せいかつ
するなりしてみてはどうです ろで生活すればいい。
し加 ほ
か。
か心 え か
(3)叱るなり誉めるなり、はっきりと
大いと
(4)壁に絵を飾るなりしたらもっと した熊度をとらなければだめ
抬 おも
落ちつ<と思いますよ。 だ。
名詞や動詞などのいろいろな成分に付 同じグループに属するものを二つ拳げ、
いて、いくつかある可能性の中から一つ そのどちらかを選ぶという意味を表す。
のものを例として指し示すのに用いる。 そのふたつのものだけでなく可能性はほ
2 V-るなりV-ないなり かにもあるという含みがある。
い v
(1)行くなり行かないなりはっきり 4.…ななんなり
決めてほしい。
[N/V ななんな切 す乙
(1)チューリップなりなんなり、少し

406

418
なり3
也龙 <だ
空 か
目立つ花を買ってきて下さい。 のものです。
わたししはら
(2)ここは私が支払いますからコ— それ相応の状態であることを表す。その

ヒ—なりなんなり好きなものを ものごとに限界や欠点があることは認め
方ゅうもん <だ た上で何かプラスの評価をするときに
注文して下さい。
ζん方少达うよ之 なん 用いる。
(3)転地療養するなり何なりして
す乙 加ら龙也寸 b...なり
少し体を休めたほうがいい。 [Nな切
入や さ电
(4)この部屋は寒そうだから、カー [V-るな切
v なん かれ つま V
(1)彼は妻の言うなりになってい
ペッ外を入れるなり何なりしな

ければいけないね。 る。 みせ みち
それに類するものやことがらなら何でもと (2)その店なら、道なりにまっすぐ
v み言が力
いう意を表す。場所を表す場合は..な 行くと右側にあります。
りどこなり」という表現がある。 「それに逆らわないで従って行く」という
(例)外国なりどこなり、好きなところへ 意を表す。「言うなり」「道なり」などの
行ってしまえ。 固定化した表現でしか用いない。「言う
なり」と同じ意味で「言いなり」という表

【なり3】 現もある。
1…なり 2…なら…なり
a ..なり [NならNな切
[Nな切 [Na ならNaな
[A-いな切 [A-いならA-いな切
わたし ど9x< [V-るならV-るな切
(1)私なりに努力はしてみました い中 中 1 ゅう
ちから おょ (1)嫌なら嫌なりの理由があるは
が、力が及びませんでした。
た <にん 夹加 ずだ。
(2)この事態は役人だけに任せて 力か 力か
たし うにん (2)若いなら若いなりにやってみ
おくのではなく、私たち住人な
たい抬うさく 加んが ればいv。
りの対応策を考えなければな 下ん深了 びん深う たの い
(3)貧乏なら貧乏なりに楽し〈生き
らない。 ほらほら
かれ けいけん あさ 加ん られる方法がある。
(3)彼らは経験が浅いなりによく顽 われわれ よう意中ら う い
ば (4)我々の要求を受け入れられ
張ってやってくれる。
ははお书 る す あいだ こども

ないなら、受け入れられないな
(4)母親が留守の間は、子供たち せv Vも たい书う
いっしはうけんめい加八加 し< りにもっと誠意を持って対応す
なりに一生懸命考えて、食
じ つ<
事を作っていたようです。
べきだ。
かね Lんば
けつろん 力たし なや す元 (5)金があるならあるなりに心配
(5)この結論は私なりに悩んだ末

407

419
なり。一なりと

ごともつきまとう。 「それを認めた上でそのものごとに相応
あたら はじ
(6)新しいビジネスを始めるなら の、それに示さわしい」という意味を表
はじ
始めるなりの準備というものが
じゅん
す。
ひっょ5 4 NはNなり
必要だ。 かれ かれ
(1)彼らは彼らなりにいろいろ努
同じ語を繰り返して、「そこで述べられ 9x< みと
力しているのだから、それは認
ているものごとに相応した」[それに示さ
わし といった意を表す。そのものごと めてやってほしい。
わ大し加大し
に特有の限界や欠点あるいは長所など (2)私は私なりのやりかたで书っ
の特徵があるという含みがあり、「それは てみたい。
認めた上でそれ相応のにいう意味を表 わたし わたし か人加 乙ども
(3)私は私なりに考えて子供をし
す。後ろには、そうするはずだ、そうしな
つけてきたつもりです。
ければならない、そうしてほしいなどの 而 意加以 点为 意加
表現が続くことが多い。[...ば..なりJと (4)古い機械は古い機械なりに、
ねんだ 八书当善 飞在 つか

なることもある。 年代を経た趣と手慣れた使
(例)金があればあるなりに気を使わな いやすさがある。
ければならない。 同じ名詞を繰り返す。その人やものに限
3には….な 界や欠点があるという含みがあり、[そ
[NにはNな切 れを認めた上でそれに相当した、それ
[V-るには V-るな切
力か ひと か ひと 加んが にふさわしい」という意味を表す。
(1)若い人には若い人なりの考え 5それなり
ちv 加いし节 n
があるだろう。 (1)小さな会社だがそれなりの利
がくせ 加《甘 どりょ< もと
元意 あ
(2)学生には学生なりの努力が求 益は上げている。
也 D.
められている。 (2)嫌だというならそれなりの理由
加ね も 加ね も しんば
(3)金持ちには金持ちなりの心配 があるのだろう。
と こ ども ちから あ
事がある。 (3)子供たちもそれなりに力を合
しょらばい しょうば がんば
(4)この商壳にはこの商壳なり わせて頑張っている。
<33 招电し万 りょ< せV か
に、いろいろな苦労や面白さが (4)努力をすればそれなりの成果
ある。 乙と てじん
はあがるはずだ。
乙と
(5)断わるには断わるなりの手順と それに限界や欠点があると言う含みが
いうものがある。 あり、「それは認めた上でそれ相応の」

同じ名詞や動詞などを繰り返す。そのも という意味を表す。
のごとに特有の限界や欠点あるいは長
所などの特徵があるという含みがあり
【なりと】

408

420
なる

1 Nな北(も) ってしまった。
わたし はなし 加のじょ はたら び上う
(1)よろしかったら私の話なりとも (2)彼女は働きすぎて病気になっ
く龙
聞いて下さい。
ちゃ
た。
むかし しず
(2)ここにおかけになってお茶なり (3)このあたりは、昔は静かなとこ
め あ くだ
と召し上がっていらして下さ ろだったのですが、ずいぶんに
い。 ぎやかになったものですね。
さけ の か扫 あか
主として名詞に付いて、いくつかあるも (4)酒を飲んで顔が赤くなりまし
ののうち一つを例として指し示すのに用
た。
いる。 33 加くちょう 〈るま
(5)道路が拡張されたために車
2疑問詞(+格助詞)+な比 不 す
忠之 かって が增えて、だんだん住みにくく
(1)お前みたいな勝手なやつはど
v なっています。
こへなりと行ってしまえばい れんしゅうせ 加
(6)練習の成果があって、ようやく
い。 す おとこ いっしょ
方がな 世人元点
平仮名が全部読めるようにな
(2)だれとなりと、好きな男と一緒
りました。
になるがいい。 い人也〈方 さい意ん
乙の も (7)以前は無口だったが、最近は
(3)なんなりとお好みのものをお持
<だ よくしゃべるようになりました。
ちしますのでおっしゃって下さ 加机 し
(8)彼と一緒に仕事をするようにな
い。 盖はら って、ずいぶんいろいろなこと
(4)ご希望がありましたら、どうぞ 来本
元んりょ なん 65 を学びました。
遠慮せずに何なりとお申しつ
<だ ものごとが変化することを表す。「する」
け下さい。 は働きかける人が存在する意図的な変
「どこへなりと」「だれとなりと」「なんなり 化を表すが、「なる」はそのもの自体の自
と」などの慣用句的に固定した表現で、 然な変化を表す。
なんでも好きなように選ぶことができると →【よ记】6
いう意味を表す。 2 Nからなる
浮んL3
(1)この本は4 つの章からなって
【なる】 いる。
1....なる V いんか いんちょうい 加
(2)この委員会は委員長以下5
[N/Na になる] にん いいん
人の委員からなっている。
[A-<なる] にほん 盖加い きん善いんしゅう等いん
[V-ようになる] (3)日本の議会は参議院と衆議院
吉 中ま はだか
(1)木が切り倒されて山が裸にな とからなる。

409

421
なる
しゅよう ろんてん 力か
(4)3つの主要な論点からなる議 别れとなった。
だい ていあん
題を提案した。 名詞やナ形容詞を受けて、そこで示さ
名詞を受けて、「それによって構成され れたものや状態にものごとが変化する意
ている」という意味を表す。(3)のように を表す。最終的な段階まで変化してしま
「XとYとからなる」という形もある。文末 うという含みがあるため、「にぎやか」「病
に用いられるときは「...からなっている」 気」「元気」のような最終段階の決めに
となることが多いが、改まった書きことば くい表現は用いられにくい。「...となる」
では「...からなる」も可能である。名詞 が用いられるものはすべて「...になる」
を修飾するときは「...からなるN」という に言いかえられるが、その逆はできない
形が用いられる。 こともある。
3 ...ことになる (誤)にぎやかとなった。
たいかい こ とし 加
(正)にぎやかになった。
(1)この大会も今年で4回目とい
6 ..となると →【となると:】、【となると2】
うことになりますね。 7 Nともなると
力大L ひと
(2)私とあの人はいとこどうしという 加つ あたた か人
(1)3月ともなるとだいぶ暖かく感
ことになる。 じられるようになります。
→【二とになる】 だいがくせv てvど
(2)大学生ともなると、ある程度は
4 R-そうになる じん こ了加
しか な 自分でお小遣いをかせがなけ
(1)叱られて泣きそうになった。
に书 で ればならない。
(2)この臭いをかぐとくしゃみが出
→【ともなる亡】
そうになる。
8 ...になる
→【そうだ2】2 b [Nになる]
5 ...となる [V-る二とになる]
らいねん がっ 加きうこ之
[N/Naとなる] (1)来年から5月4日は休校日
かれ さい
(1)彼はまだ 20歳なのに、电うすぐ になります。
い方世 方ち
己占儿 素付?こh
一児の父となります。 (2)今年の秋に結婚することにな
ひとびと Dつし v
(2)人々は次久に島を出て行き、 ました。
む じんとう
ついにそこは無人島となった。
ほうあん さ求首ま もんだv
將来の行為について何らかの決定や合
(3)その法案には様久な問題があ 意がなされたり、ある結果が生じること
あ善
ることが明らかとなった。 を表す。誰が決定したかは問題とせず、
せんそう さいし即うて遂 V げ
(4)この戦争は最終的には悲劇 自然の成り行きで、あるいは他律的にそ
てき けつまつ の結果が生じたという意味あいを伝え
的な結末となった。
はつ意上く 力上うこく 结在あ もの る。次のように「N+助詞」が使われる
(5)結局は、両国の話し合いは物
こともある。

410

422
なるたけ一なるほと
と さ人か
(例)会議は5時からになりました。 人に参加してもらいたい。
→【ことになる】 (4)この品物は壊れやすいから、な
9 Nになると ちゅうV と あつ加 <だ
こくこ 书 十ち加く るべく注意して取り扱って下さ
(1)国語なら教えられるが、数学に
ま?九て いね。
なると全く手がでない。 本加 意上2、る 老

nんしm5 (5)かなり長い距離を歩くと聞きま
(2)練習ではうまくいったのに、い に もつ すく
ほんはん あ したので、荷物はなるべく少な
ざ本番になると上がってしまい
くする上うにしました。
ました。 「可能な限り」「できるだけという意味を
「あるレベル、ある段階に至ったときに」 表す。後ろには意志・希望・依頼などの
という意を表す。「Nとなると」という形で 表現が多く使われる。
もよい。 2 なるべ<なら
10お R-になる (1)なるべくなら、 今晚は早<帰っ
こんばん はや加え
せんせV か元
(1)先生はお帰りになりました。 中す

史 <だ て休みたい。
(2)おかけになってお待ち さい。 あ
(2)なるべくなら、だれにも会わず
→【お.になる】 加え
に帰ろうと思っていたのです
招も

U 高 乙え
が、知り合いに見つかって声を
【なるたけ】 し乙と は中 し あ かけられてしまいました。
(1)この仕事はなるたけ早く仕上 はなし ひと L
くだ (3)この話はなるべくなら人に知ら
げて下さい。 龙ま くだ
乙力 しなもの れたくないので、黙っていて下
(2)壊れやすい品物だから、なる さいね。
意 つ は乙
たけ気を付けて運んでね。 りょく、?加
(4)なるべくなら武力を使わずに
はな あ 加いけっ
「できるだけ」「なるべく」のくだけた言い
話し合いで解決したいもの
方。
尤。
「可能ならば」「できることなら」という意
【なるべ〈】 味を表す。後ろには欲求や意志を表す
1なるべ〈
こんばん は书 かえ 表現が続くことが多い。
(1)今晚はなるべく早めに帰ってき
<だ
て下さいね。
あ す し南v 意上う 【なるほと】
みせ き
(2)明日は試合だから、今日は無 (1)いい店だとは聞いていたが、
n からだ ゃす
理をしないでなるべく体を休 0ょら9
なるほどサービスもいいし料理
めておくようにしよう。
かっど5 书指 电うまい。
(3)この活動には、なるべく多くの

411

423
なれた一なんか

(2)あなたの言うことはなるほども
わたし た方活、加人が
っともだが、私の立場も考元て 【なれた】
ほしい。 [R-なれたN]
亦 じ さん うっ< つか どう< つが

(3)なるほど、富士山というのは美 (1)使いなれた道具を使う。
中ま ろう 本 と ち
しい山だ。 (2)老後も住み慣れた土地で暮ら
うわさ 老
(4)なるほど、嚀には聞いていまし したい。
っ意い ほんとら
?か 5A 2加
たが、実際に使ってみると本当 (3)そのベテランの工員は、扱い
べん D な じ しん み たいど
に便利なものなのですね。 慣れた自信に满ちた態度で
ひさ だいがく 意加 、专之克
(5)A:きのうは久しぶりに大学 機械を操作していた。
以想让もだ方 卤 加机ひ上妻之 左。在
時代の友達に会ってきた (4)彼は人前で話し慣れているか

よ。 ら、上がらない。
B:なるほど。だからあんなに 動詞の連用形に付き、その動作そたび
うれ
たび行なって熟練していることやその乙
嬉しそうにしていたんで
とに慣れ親しんでいることを表す。「..な
すね。
意 のら どち上う れた」という形で名詞を修飾するために
(6)A:このコピ一機は、濃度調 用いられることが多いが、(4)のように
せv じど5
整が自動でできるように 「..なれている/なれていない」という
なっております。 形で文の述語になることもまれにある。
B:なるほど。
ょうし せんたく
A:それから、用紙の選択も 【なれば】
じど5
自動になっております。 1..となれば →【とな机ば
2.ともなれば →【ともなれば】
B:なるほど。
他から入ってきた知識や相手が主張し
ていることがその通りであると納得する 【なんか】
気持ちを表す。また自分が持っていた 1なんか <物事>

知識が正しいことを再確認したり、疑念 「なにか」のくだけた言い方で、話しこと
に解答が与えられて納得したりする気 ばに用いる。
持ちを表す場合にも用いる。(6)のよう →【なにか】
な、[納得」よりは軽い気持ちで、相手 aなんか
に対する同意や注目を示す相づちとし (1)A:なんかたべるものない?
机い艺うこ み
て用いる用法もあるが、この用法は尊大 B:冷藏庫見てみたら?な
は) 书も
に聞こえる場合もあるので目上に対して んか入っていると思うけ
は使わない。
ど。

412

424
なんか
たんじょう正 か た なかくん L けん ち加
(2)誕生日にはなんか買ってやろ (4)田中君は試験が近いかなん
おも いそ加
うと思っています。 かでとても忙しそうです。
意上う てつだ た なかくん
(3)今日手伝えなかったことは、き (5)A:田中君はどうしたの?
なに わす
っと何かで償うよ。 B:忘れものをしたかなんか
なに ~ん 书と と もど
(4)何か変な音が聞こえませんで で、取りに戻っています。
Lたが。 それとはっきり指し示すことはできないが
へ中 なに に书
(5)この部屋、何か臭わない? それに類したものを表す場合に用いる。
d Nやなんか
それとはっきり指し示すことのできないも す やきゅう
のごとを表すのに用いられる。 (1)スポーツは好きですが、野球
意中う善 と<
bなんか <様子> やなんかの球技はあまり得意
加のょ、法在
(1)彼女と話しているとなんかほっ ではないんですよ
も し中っちょら りょ乙弓
とした気持ちになる。 (2)出張やなんかで旅行をする
ひと かばん も
(2)あの人の言っていること、なん ときはいつもこの範を持ってい
~ん 书も
か変だと思いませんか。 きます。
苦上う こ みょう はなし ともだち い
(3)今日は子供たちがなんか妙に (3)この話は友達やなんかには言
しず <だ
静かですね。なにかいたずら わないで下さいね。
や束 そうなん も
をしているんじゃありません (4)山で遭難したときは、持ってい
か。

たチョコレ-トやなんかを食べ
品儿 末ち 善ゅうじょ 宋
(4)なんか不思議だなあ、この町 て救助を待ちました。
ま元 言
は。前に来たことがあるような そのものやそれに類したものを表すのに

気がしてならない。 用いられる。
「なぜかわからないが」「なんとなくとい 2なんか
水意を表す。 a Nなんか
感け す
C ...かなんか (1)お酒はワインなんか好きで、よ

[N/A/V かなんか] く飲んでいます。
こん ど ゃす えいが し<Dと50M方加 みせ
(1)今度の休みは映画かなんか行 (2)食料品なんかは近くの店で

かない? 買うことができます。
意ず や主もと すず言
(2)この傷は石かなんかがぶつか (3)山本さんや鈴木さんなんかは
あん はんた
ってできたものでしょう。 この案に反对のようです。
み主 くだもの ひん そろ
(3)お見舞いには果物かなんかを (4)部品やなんかは揄っているん

盖じ市つし
持って行くことにしよう。 ですが、技術者がいないので

413

425
なんか...ものか
な书

直せないんです。 な成分に付き、その後に否定を表す表
いろいろあるなかから主なものを取り上 現を従える。そこで示されたことがらに

げて例として示す。ほかにも似たものが 対する否定を表すが、それと同時に「な
あるという含みがある。「など」のくだけた んか」によってとりたてたものごとに対す
言い方で話しことばに用いる。 る軽蔑の気持ちや謙遜の気持ち、ある
b V-たりなんかして いは意外な気持ちなどの意が込められ
也す ょ ひ ん る。「など...ない」のくだけた言い方で話
(1)休みの日は本を読んだりなん
す し乙とばに用いる。
かして過ごします。
力ら
(2)どうしたの? ひとりで笑ったり
【なんか...ものか】
なんかして。 [...なんか V-るものか]
とう 意市う お乙 だ
い元 かえ
(3)お父さんたら急に怒り出したり
ごろすこ つ加
(1)家になんか帰ってやるものか。
だれ はなし しん
なんかして。この頃少し疲れ
(2)誰がそんな話なんか信じる6
てるのかな。 のか。
いろいろあることのなかから主なものを 书とこ に <方
(3)あんな男となんか 度と口を
取り上げて例として示す。ほかにも似た 老
利いてやるものか。
ことをすると言う含みがある。「など」のく おし

だけた言い方で話しことばに用いる。 (4)あんなひとに教えてなんかや
cなんか...ない るものか。
かね りょこう p さ
(1)お金がないから、旅行なんか (5) 一人でも寂し〈なんかあるもの
边?本
滅多にできない。 か。
<ち
おとこ こうえん加v
(2)あんな男となんか口もききたく (6)A:講演会いかがでしたか。
はなし
ない。 おもしろい話が聞けたで
かん加
(3)そんなばかげたことなんか考 しょう。
えたこともありません。 B:おもしろくなんかあるもの
意たな ~也 いち记ち
(4)こんな污い部屋になんか一日 ですか。すごくくだらない
と はなし
だって泊まりたくない。 話でしな上。
て人 いえ
(5)こんな天気の良い日は、家の 名詞・動詞・形容詞や名詞+助詞など
左か ほ人、点 のさまぎまな成分に付き、次に述べること
中で本を読んでなんかいない
考北、意人保 を強<否定すると同時に「なんか」によっ
で、外を散歩しましょうよ。
えV が て取り立てたものごとを「馬鹿げたもの、
(6)あんな映画ちっともおもしろく
取るに足りないもの、とんでもないこと」
なんかないよ。 と軽視する気持ちを表す。「など...もの
名詞や動詞、名詞+助詞などのさまざま か」のくだけた言い方。

414

426
なんだか—なんて,
つと
勤めですか。
ひと 空来元

【なんだか】 (3)あの人、なんて名前だったか

(1)このあたりはなんだか気味が
意承
しら。
かれ まち す
力る
悪いね。 (4)彼、なんて町に住んでいるん
はな
(2)あなたと話していたら、なんだ だっけ。
、意人〈
か少し気分が楽になってきた。 ものや人の名前を聞くのに用いる。「なん
加れ 人 わたし というN」のくだけた言い方。
(3)彼は最近なんだか私のことを
cなんて(いう)Nだ
避けているような気がする。 ひと ひと
(1)あなたって人は、なんていう人
「原因や理由が何であるか分からない
なの。
が」「どういうわけか」という意味を表す。 しこ に方 加た
「なぜか」のくだけた言い方。 (2)あれだけの仕事を1日で片
なん
づけてしまうなんて、何てい方
は中わ总
【なんだろう】 早業だろう。
心己 已地5L
→【でなくてなんだろう】 (3)事故で子供を失ってしまうな
こ上
んて、なんて事だ。
四うじん 已ろ
【なんて】 (4)友人を見殺しにするなんて、
ひと
1なんて あなたってなんて人なの。
aなんてV 「なんというNだ」のくだけた言い方で、
(1)よく聞こえないのですが、あの 程度のすごさに驚いたりあきれたりした
ひと v
人はなんて言っているのです 気持ちを表す。

か。 dなんてことない
乙と
V 本ん か
(2)この字は何て書いてあるのか (1)これくらいのけが、なんて事な

分からない。 いさ。
L かあ
(3)このことを知ったら、お母さん (2)この程度の仕事は何て事な
左ん お毛 方 加大之
何て思うかしら。 い。1日で片付くさ。
いっけんなん上 L已北

後ろに「言う」や「書く」などの動詞を (3)一見何て事ない仕事のようだ
ひじょう て
続けて、その内容が不明であるという意 けれど、やってみると非常に手
味を表す。「なんと」のくだけた言い方。 がかかる。
bなんて(いう)N
老 ひと ひと 「大したことではない」という意味を表
(1)さっき来た人はなんていう人で す。「なんということはない」のく尤けた言
すか。 い方。
とう なん 加いし
(2)後藤さんは何ていう会社にお 2なんて...んだ万う

415

427
なんて2
わたし かれ い
[なんて. Nなんだろう] (3)私が彼をだましたなんて言っ
かれ
[なんてNaなんだろう力 ているらしいけど、彼のほうこ
[なんてA-いんだろう门 5そ
さ そ嘘をついているんです。
(1)ここはなんて寂しいところなん 冲る
(4)あやまれば許してもらえるなん
でしょう。 南来 加人加
加れ 文んそう て甘い考えは捨てなさい。
(2)彼の演奏はなんてすばらし 书也 の ん、5
(5)まさか、親に頼めば借金を払
んだろう。 おも
こ 空人 ってもらえるなんて思っている
(3)この子は何てかわいげのない
こ6 んじゃないでしょうね。
子供なんだろう。
い元 3 なん
な加 後ろに「言う」「思う」「考える」などの
(4)家の中に木を植えるとは、何て
想い人、体?3 動詞やそれに相当する名詞を従えて、
大胆な発想なんだろう。 発言や思考の内容を表すと共に、その
驚いたりあきれたりすばらしいと思ったり 内容を意外に思ったり軽視したりする気
したことを、感嘆の気持ちを込めて表現 持ちを表す。「などと」のくだけた言い方。
するのに用いる。なんてまあ。「なんと.. 3 ...なんて
のだろう」のくだけた言い方。 [N/Na(だ)なんて]
[A/V なんて]
いっ か かいがいりょこう
(1)一家そろって海外旅行だなん
【なんて2】
1 Nなんて て、うらやましいですね。
だい意ら V
(1)あなたなんて大嫌い。 (2)あなたにそんなことを言うなん
试加はなし Vつ おと乙
(2)そんな馬鹿げた話なんて、だ て、実にひどい男だ。

Lh
れも信じませんよ。 (3)こんなところであなたに会うな
ひと い うそ
(3)あの人の言うことなんて、嘘に んて、びっくりしましたよ。
やす老即うりょう はたら
決まっています。 (4)こんな安い給料でまじめに働
深か
「馬鹿げたことだ」「くだらないことだ」と くなんて馬鹿らしい。
なま の しう过ん
軽視する気持ちを伴って主題として取り (5)あんな怠け者が一生懸命
はたら うそ
立てるのに用いる。くだけた話し乙とば。 働きたいなんて、嘘にきまって
2...なんて
V加ん まも いるでしょう。
(1)みんなには時間を守れなんて 本加 v
v い ほんにん (6)この吹雪の中を出て行くなん
言ったけど、そう言った本人が いの方 す い
ちこ< て、命を捨てに行くようなもの
遅刻してしまった。
もすこ だいがくしんがく だ。
(2)息子が大学進学は嫌だなん
だ 乙主 後ろに「うらやましい」「ひどい」などの
て言い出して困っている。 評価を表す表現を用いて、その評価の

416

428
なんでも一なんと

対象となることがらを表す。意外だと驚< ぎするな。
て y し已と かのじ
気持ちや「くだらないものだ」「馬鹿げた (3)この程度の仕事は彼女にとっ
事だ」と軽視する気持ちを伴うことが多 なん
ては何でもないことです。
い。くだけた話しことば。 加托ろ 意求ん
(4)A:顔色が悪いけど気分でも
わる
悪いんじゃないですか。
【なんでも】 B:いいえ、何でもありませ
なん

1なんでも だい う
ん て はい ん。大丈夫です。
(1)ほしいものは何でも手に入る。
なん ち即うもん 「特にどうこう言うほどの事ではない」
(2)何でも好音なものを注文して
<龙 「大した事ではない」という意味を表す。
下さい。 b Nでもなんでもない
ひと し<口 乙 なん
なん なま
びょう苦
(3)あの人は植物の事なら何でも (1)病気でも何でもない。ただ怠け

知っている。 やす
たくて休んでいただけだ。
「どんなことでも」「どのようなものでも」 ?
(2)こんなものは芸術でも何でも
「すべて」の意味を表す。 すこ れん
ありません。だれだって少し練
2なんでも....らLい/..そうだ し3 つ<
なん加のじょ し它と 習すれば作れます。
(1)何でも彼女はもうすぐ仕事をや 主元 ともだ方
(3)お前とはもう友達でもなんでも
める子うです上。 纪ど 深〈 ま之 加书、だ
なん 加れ は束 ない。二度と僕の前に顔を出さ
(2)うわさによると、何でも彼らは浜
まつ ひ はなし ないで<れ。
松に引っ越したという話だ。 かれ せ か
なん <ほち いん世善 (4)彼は政治家でもなんでもない。
(3)何でもこの窪地は、隕石が落
か ただのベ元ン師だ。
下したあとだということです。
左ん うれv 名詞を受けて、「そうではない」というこ
(4)何でもこのあたりには幽霊が
で はなし とを強調して表す。多くの場合、「そうで
出るっていう話ですよ。 ある」ことの方がプラスの価值を持ち、
後ろに「らしい/そうだノという話だ/と それを強く否定することによって強いマ
いうことだ」などの伝聞を表す表現を伴
イナスの評価を表明する。
って、人から聞いた内容をあまり確信を 4 なにがなんでも
持たずに伝えるのに用いる。 →【なにがなんでも】
3なんでもない
aなんでもない
ころ <万方
(1)あの頃の苦劳に比べればこん
<5 【なんと】
<ろ方 なん
1なんと
な苦労は何でもない。 りょらしん
なん お发古力
(1)ご両親はなんとおっしゃって
(2)何でもないことにそんなに大騒 いましたか。

417

429
なんという
い ば か
(2)なんと言ってなぐさめてよいか (1)なんという馬鹿なやつだ。
わ 力力 れいせいちんち也<
分かりません。 (2)若いのになんという冷静沈着
ほうこくしょ なん か
じん?
(3)報告書には何と書いてありま な人物なのだろう。
れんしゅう
したか。 (3)練習がつらいならやめてしま
かれ なん つた
おも
(4)彼らには何と伝えればいいん えだなんて、なんという思いや
でしょうか。 v
りのないことを言ってしまった
「どのように」「どんなふうに」の意。後ろ のだろう。
には「言う」「書く」などの動詞が続き、 こ ども みなごろ
(4)子供たちまで皆殺しにするな
その内容が不明であることを表す。 なん 艺ん苦也く 也つ
んて何という残虐な奴らだろ
2なんと...のだろう
[なんと…Nなのだろう] う。
[なんとNaなのだろう引 後ろに修飾句を伴った名詞が続き、驚
[なんとA-いのだろう] いたりあきれたりすばらしいと思ったりし
うつ< ひと
(1)なんと美しい人なのでしょら。 たことを、感嘆の気持ちを込めて表現す
加②上 n加v
(2)彼女の気持ちが理解できなか るのに用いる。「なんという...のだろう」
书れ ば加 という形になることが多い。
ったなんて、俺はなんと馬鹿だ
3なんとうNだ
ったのだろう。 者发 L ひと p も
计号方 冲意也来の课 なん 心 (1)こんな大きな石を 人で持ち
(3)軽装で雪山に登るとは、何と無 あ なん おとこ
ほ之 初加もの 上げられるなんて、何という男
謀な若者たちなのだろう。

驚いたりあきれたりすばらしいと思ったり
だ。
いっLん か で<ぜ儿
(2)一瞬のうちにして、家族全部
したことを、感嘆の気持ちを込めて表現 方1在
を失ってしまうなんて、なんと
するのに用いる。なんてまあ。書きことば
に用いる。話しことばでは「なんて…ん いう之とだ。
なん つ吉 市 か
だろう」となる。 (3)何ということだろう。月が真っ赤

に染まっている。
加 《 者 の
【なんという】 (4)外国で同じバスに乗りあわせ
1なんとうN なん 《方世人
ひと なん な ま元
るなんて、何という偶然だろう。
(1)あの人は何という名前ですか。
高か なん はな 驚いたりあきれたりすばらしいと思ったり
(2)その赤いのは何という花です したことを、感嘆の気持ちを込めて表現
か。 するのに用いる
4なんとうこともない


ものの名前を尋ねる場合に用いる。くだ
なん まいに方 书だ
けた言い方では「なんていうN」となる。 (1)何ということもなく、每日が穏や

2なんという+連体修飾句+N かに過ぎて行く。

418

430
なんとかーなんとかいう
とく なん へいはん やすげっ意中う た
(2)特に何ということもない平凡な (1)安月給だがなんとか食べて
にんげん
人間だ。 い<乙とはできる。
しえん
特に取り立てて言うほどの目だったと乙 (2)みなさんのご支援でなんとか
ろはないという意味を表す。 加人试 こ
ここまで頑張ってやって来れま
した。
【なんとか】 尊んこう かね 加 v
(3)銀行が金を貸してくれると言う
1なんとか <意志的> なん とう老ん
たす也害 から、何とか倒産だけはまぬが
(1)なんとかして山田さんを助け
龙 れることができそうだ。
出子う。
也ま は书 後ろに可能を表す表現を伴って、難しい
(2)このゴミの山を早くなんとかし
状況であるが、あるいは十分に满足の
ないといけない。 行く状況であるとは言えないが、ようや〈
は节 て
(3)早くなんとか手を打たないと、 何かを行うことができるという意味を表
たい入ん
大変なことになりますよ。 す。「どうにか」「やっとにの違いについ
无加 し5ち ては「やっと2」を参照。
(4)お忙しいことは承知してい末す
なん 南す あ 3なんとかなる
が、何とか明日までに仕上げ しんばい
(1)そんなに心配しなくてもなんと
ていただけないでしょうか。
し あ かなりますよ。
(5)A:あしたまでに仕上げるの に加以 あ主为 な人
书 p (2)二階の雨漏り、何とかならない
はちょっと無理ですね。
本ん かしら。
B:そこを何とかできないで たく力 なん
なん ねが (3)これだけ蓄えがあれば何とか
しょうか。何とかお願いし
なるだろう。
ますよ。
好ましくない事熊を好末しい方向に変之
「なんとかする」「なんとか手を打つ」な
る乙とができる、あるいは十分とは言えな
ど、後ろに手段を講じて何かをすると
いがやっていくことができるという意味を
う意味の動詞を従えて、「何らかの手段
表す。
を尽くして」という意味を表す。
(1)のように「なんとかして...する/
しようにいう形をとると、難しい状況を手 【なんとかいう】
段を尽くして打開するという意になる。ま 1なんとかいう
た、(4)(5)のように、後ろに依頼を表 aなんとかいう
大 考
す表現を伴うと、難しい状況である乙と (1)私の言うことは聞こうとしない
なん い
は分かっているが無理を言ってお願い から、あなたから何とか言って
しているという含みが生Cる。 <だ
やって下さい。
2なんとか <自動的>

419

431
なんとしても一なんとはなしに
だ主 なん V
(2)黙っていないで何とか言った な発言をしていてその内容だけに特定
できないことを表す。
らどうなんだ。
発言を命じたり頼んだりする場合に用
い、何でもよいからとにか<何か言えと、 【なんとしても かれ ま
強く発言を求めることを表す。話しこと (1)なんとしても彼には負けたくな
ば。 い。
bなんとかいうN かれ 书
指教 加 ん ひと でん力 (2)なんとしても彼に追いつく乙と
(1)大阪の何とかいう人から電話
ができなかった。
がありましたよ。 世んそう 各いは了
い世ん色とう なん 加っ (3)なんとしても戦争の再発だけ
(2)以前佐藤さんが何とかいう学 示世

こう 加よ は防がなければならない。
校に通っていただろう。あれは
な未元 「あらゆる手段を尽くしても」「どれだけ
なんていう名前だったかな。 努力しても」という意味を表す。「どうし
名前のは一きり分からない人やものを指 ても」の書きことば的な言い方。
すのに用いる。話し乙とば。
2...とかかなんとかいう
a NとかなんとかいうN
【なんとな<】
た 飞
なん 善っ名てん (1)なんとなく旅に出てみたくなり
(1)ポェムとか何とかいう噢茶店
あ V ました。
で会うと言っていました。 加れ 体本 き
大本加 なん 书とこ ひと (2)彼と話していると、なんとな<気
(2)田中とか何とかいう男の人が ぶん す
分が休まるんです。
たずねてきましたよ。 なん まち 加の
(3)何となく町をぶらついていて彼
ある名前や单語が思い当たるが、確か 让飞あ
女に出会ったのです。
にそれだと確信が持てないことを表す。
b ...とかなんとかいう 「はっきりとした理由や目的はなしに」と
为とこ意中うり上う 也す
い方意味を表す。
(1)あの男は給料が安いとかな
v や
ん北か言って辞めたそうだ。
加の上 じL人
(2)彼女は自信を失ったとか何と
うしな なん
【なんとはなしに】
む加し ともだ方 あ
い (1)なんとはなしに昔の友達に会
か言っていたようです。
本ん v ってみたくなりました。
(3)やりたくないとか何とか言って
なん 中大办
ほんとう
いるよう龙が、本当はやってみ (2)何とはなしに嫌な予感がする
は中い元 加元
たくてしかたがないんだ。 ので、早く家に帰りました。
在ん 未方 ある
(3)何とはなしに町を歩いていた
話の内容が確かにそれであると確信が
L ょ
持てないときや、それ以外にもいろいろ ら後ろから呼びとめられた。

420

432
なんとも

「なんとなく」と同じ。 bなんともV-ようがない
→【なんとな《】 (1)こんな事になって、なんともお

詫びのしようがありません。
处上う こく首?,じ法う意上5、
【なんとも】 (2)非常に複雑な状況なので、
1なんとも せつ动い
なんとも説明のしようがありま
もら 力け
(1)なんとも申し説ないことをして
せん
しまいました。 せいこう いま 龙ん加V
なん 乙史 (3)成功するかどうか、今の段階
(2)何とも困ったことをしてくれたも 李ん い
では何とも言いようがない。
のだ。 し)ょう
(4)資料がこんなに少ないので
す<

な主V言 たVど
(3)あいつの生意気な態度には、 なん 体んだん
ん は5 Lかた は、何とも判断のしようがありま
何とも腹がたって仕方がない。
ひ上 世人意 せん。
(4)人が突然消えてしまうなんて、
人、、而儿善、は体し 「言いようがない「説明のしようがない」
何とも不思議な話ですね。 などの表現を用いて、何と言ってよいの
多くは好ましくない状況に関して、その か分からない、状況がはっきりと理解で
程度がどう形容してよいか分からないほ きない、はっきり納得することができない
どだということを表す。 などの気持ちを表す。
2なんとも...ない (1)は謝罪の気持ちを強く表す慣用
a なんとも V-ない 表現。感謝の気持ちを表す場合には、
けっ か
「なんとも」を使うょり「なんとお礼を言っ
(1)結果がどうなるかはまだなんと
V てよいのか分かりません」などの表現の
为言えませんね。
なっと< 方が多い。
(2)みんなは納得したかもしれな
わたしなん、し<世 cなんともない
いが、私は何とも积然としない なんともおもわない
善も
紫ん 力る
気持ちだ。 (1)A:気分が悪いんじゃありま
加の 空ん
(3)彼女の言っていることは何と6 せんか。

分かりかねる。 B:いいえ、なんともありませ
ひと つか
(4)あんなことをする人たちの気 ん。ちょっと疲れただけで
も なん n かい
持ちは何とも理解できない。
す。
かる う あた主
「言えない」「分からない」などの表現を (2)軽い打ち身だけで、頭のけが
用いて、何と言ってよいか分からない、 空ん
は何ともありませんでした。
状況がはっきりと理解できない、はっきり えい 龙

納得することができないなどの気持ちを (3)A:あの映画、こわかったで

表す。 しょう。

421

433
なんにしてもーなんら..ない
なん
B:ううん。何ともなかったよ。 [全然.ない]。
力たし しんばい
(4)私がこんなに心配しているの
加机 活う 空人、、书も
に、彼の方は何とも思っていな 【なんにしても】
ょうす けんこう い方试ん
い様子でした。 (1)なんにしても健康が一番で
は加
(5)こんなに馬鹿にされているの す。
なん かん ば ひ あ
に、あなたは何とも感じないの (2)なんにしてもこの場は引き上け
ですか。 たほうがいい。
の ねんなV 变
(6)A:さっきはあんなこと言って (3)なんにして6年内に 立ち退い
ごめんなさい。 てもらいます。
心つ なん 书も
B:いや、別に何とも思ってな 「ほかにもいろいろあるだろうが、どんな
いよ。 場合でも」という意味を表す。

「なんともない]の形で、「たいしたことは
ない」「特に問題はない」という意味を表 【なんにしろ】
す。体の調子や感情の状態に関して用 [Nはなんにしろ]
じじょう なん はや こしょう
いられることが多い。また「何とも思わな (1)事情は何にしろ、早〈故障した
い」「何とも感じない」のように用いて、 ひん と
部品を取りかえなければなら
たいしたことだとは思わない(感じない)
ない。
という意味を表す。 D.5 人

d A-<もなんともない (2)理由は何にしろ、あなたのやっ
虫ち加
はなし こわ 本ん たことは間違っている。
(1)そんな話は恐くも何ともないさ。 D.ら 女人 やくそ〈 は
かれ ょうだん 本ん
(2)彼の冗談はおもしろ<も何とも (3)理由は何にしろ、約束が果た
せ意にん
せなかったことについては責任
ない。
ひと さび なん
(3)一人でいたって寂し<も何とも をとってもらいます。
「いろいろな事情や理由はあるだろう
ない。
ひと にっ ょ なん が」上いう意味を表す。事情や理由があ
(4)人の日記なんか読みたく6何
ることは認めた上で、注意・勸告・要求
ともないよ。 などを行うときに用いる。
(5)そんなくだらないもの、ほしくも
なん
何ともない。
【なんら...ない】
「恐い」「おもしろい」などの感動や、[し 1なんらV-ない
たい」「ほしい」などの欲求を表す表現
かれ v わたし
(1)彼らがどう言おうと、私にはな
と共に用いて、「そうではない」と強<否
んらかかわりのないことだ。
定する気持ちを表す。「まったく....ない」 加れ はなし なん 元
(2)彼の話からは何ら得るところが

422

434
に一にあたって
ひとで た
なかった。 (1)人手が足りないのでやめるに
われわれ どりょ<
(3)我々がこれほど努力している 中められな
法与意上う 空ん加 はなし
のに、状況は何ら変わらない。
(2)ものす乙くおかしな話だったけ 加书
[まったく..ない」「少しも...ないと、強 ど、みんながまじめな顔をして
加ら
《否定する気持ちを表す。改まった表現
聞いているので、笑うに笑元な
に用いられる。話しことばでは[なに.
かった。
ない」の方がよ<使われる。 せん じち即う い V < 3方

2なんらのNもV-ない (3)戦時中は言うに言えない苦旁
かれ たい书う せv い をしてきた。
(1)彼らの対応にはなんらの誠意 じ遵上う しっ述 つま
加ん
电感じられない。 (4)事業は失敗するし、妻には逃
束った 本 な
じ冲うみん せ加つ なん
(2)住民の生活に対しては何らの げられるし、全く泣〈に泣けな
老 も
はVりょ
配慮もなされていない。 い気持ちだ。
示か V
なん かいとら 元
かれ
(3)彼らからは何らの回答も得られ (5)こ乙まで深入りしてしまっては、
ひ ひ

なかった, いまさら引くに引|けない。

強《否定する気持ちを表す。あらたまっ 同じ動詞を繰少返し用いて、「そうしょら
た表現に用いられる。話しことばでは[な と思ってもできない」「どうしても..するこ
んのNもV-ない」の方がよく使われる。 とがで言ない」という意味を表す。(3)
~(5)は慣用表現で、(3)(4)はそう
したくてもそれができないぐらいひい
【に】 状況であること、(5)はやめる乙とがで
1 R-にV きない状況であることを表す。
中 主 意こく ひ
(1)待ちに待った帰国の日がつい
に书ってき水。
で人し也 扫< 书< とう意ょう
【にあたって】
(2)電車は遅れに遅れて、東京 [Nにあたって]
大善 つ 上加
駅に着いたときは夜中を過ぎ [V-るにあたって]
かいか 态い名

ていた。 (1)開会にあたってひとことど挨授
加 し もう 高
ひとびと な
を申し上げます。
(3)彼の死を悼んで、人久は泣き

ねんと5 し2うかも
に泣いた。 (2)年頭にあたって集会を持ち、
じうみんたち けっそく 协
同じ動詞を繰り返し、そこで述べられる 住民達の結束が摇るぎない
加く
動作や作用の程度が非常に激しいこと ものであることを確認しあっ
を強調する。過去の文脈に用いられる乙
た。
しあ の
とが多い。 あ て
(3)試合に臨むにあたって、相手
2 V-るにV-れない 池くてん、こ?てい下 财表
の弱点を徹底的に研究した。

423

435
にあたらないーにあって
Vx3 よめ だ
(4)おさんをお嫁に出すにあた 1 Nにあって
も こ< ち し已と が
ってのお気持ちはいかがでし (1)異国の地にあって、仕事を探
たか。 すこともままならない。
あたら せいかつ はC じゅうみんだいひょう た方保
(5)新しい生活を始めるにあたっ (2)住民代表という立場にあっ
しきん 中 人上 な人 扫 么、书
ての資金は、親の援助で何と て、寝る時間も惜しんでその
ちょうたつ 电んだい と
か調達できた。 問題に取り組んでいる。
い以 しk< 函せv
名詞や動詞の辞書形を受けて、「ものご (3)大臣という職にあって、不正を
は充ら る
との節目となるような重要な時期にさし 働いていたとは許せない。
かかって」という意味を表す。....にさいし はは びょうしょう こ
(4)母は病床にあって、なおも子
て。式辞や礼状などの形式張った表現 どもたち 意
供達のことを気にかけている。
として用いることが多い。さらに形式張っ
たものとして「にあたり(まして)」を用い 名詞を受けて、「そこで示された状況の
ることもある。名詞を修飾する場合は もとで」の意味を表す。その状況とそれ
(4)(5)のように「…にあたってのN」 以後に述べられることがらとの関係はゆ

という形になる。 るやかなもので、前後の文脈に応じて順
接の場合も逆接の場合も考えられる。
(1)と(2)は順接の例。(3)と(4)は
【にあたらない】 逆接の例で、「その状況にありながら/
→【にはあたらない】
あるにもかかわらず」という意味。
2 Nにあっても
かれ くきょう
【にあたり】 (1)彼は苦境にあっても、めげずに
[Nにあた切 がんば
頑張っている。
[V-るにあた刀] 高た大 かてV な加 かの
だいひょうだん せんしゅつ ひ
(2)暖かい家庭の中にあっても、彼
(1)代表団の選出にあたり、被 じ上 己已乃 み
せん善ょにんめいは计V 女の心は満たされなかった。
選挙人名簿を作成した。 体は 法力 こ6
こんかい 加く じDん (3)母は死の間際にあっても、子供
(2)今回の企画を実現するにあた たち、こうふく ねが ?了
みな老史 大だ し 達の幸福を願い続けた。
りまして、皆様から多大のご支
えん たま力 かんしゃいた 名詞を受けて、「そこで表された状況の
援を賜りましたことを感謝致し
中におかれていても们の意味を表す。後
ます。 には、その状況で起こると予測されること
「にあたって」のさらに形式張った言い とは食い違うことがらが続く。書きことば
方。 的。
→【にあたって】 3 Nにあっては <状況>
げん加ん ち しん
(1)こんな厳寒の地にあっては、新
せん ゃさ しくた<”あが
【にあって】 鮮な野菜が食卓に上るなど、

424

436
にいたる
め?大
滅多にないことだ。 る。(3)は相手の言葉上手な誘いや強
せんそう 书 し 引な要求を断わりきれなかった時の発
(2)いつ戦争が起こるか知れない
ょう善ょ方 あか ら 話で、多少相手をからかうような二ュア
状況にあっては、明るい未来
书も え加 ンスが感じられる。「.にかかっては」と
を思い描く乙となどできない。
乙どもたち
言う。
书っと ょうしょ5
(3)夫が病床にあっては、子供達
心ゅう示ん 善上うい< 5
に十分な教育を受けさせる乙
【にいたる】
ともできなかった。 書きことば的な表現。
しゃ 力加もの
(4)わが社にあっては、若者が自 1 ...にいたる
ゆう は?げ人ふん V.道 た世
由に発言できる雾囲氨を大切 [N/V にいたる引
加わ だいそらげん 乙苦 なが
(1)この川は大草原を横切って流
にしている。 うみ いた
てつ おんな 加のじょ か
(5)「鉄の女」といわれた彼女も家 れ、やがては海に至る。
かれ びしL世 ?
てv はは (2)彼はトントン拍子で出世を続
庭にあっては良き母であった。
招书くらだいじ人
け、やがて大藏大臣になるに
場所や状況を表す名詞を受けて、「そこ
いた
で表された状況の中では」の意を表す。 至る。
し比也 り沙うがく い态
..において。「厳寒の地」や「病床」な (3)仕事を辞めて留学するに至っ
ど状況が厳しいことを表す表現が用い どう意 以世 も〈少上
た動機は、人生の目標というも
られた場合は、後ろに好ましくない状態 み
のを見つめなおしてみたいと
を表す表現が続くが、そうでないときは、 おも

(4)や(5)のように単に「そこにおい
思ったことであった。
な节 计加 しと
て」という意を表す。書きことば的。 (4)さんぎん悩んだ結果、仕事を
也 い なか 比意地う上そく世V
4 Nにあっては <人> 辞めて田舍で自給自足の生
たかはし 言ょう かつ けつろん いた
(1)高橋さんにあっては、どんな強 活をするという結論に至った。
て老 か
敵でも勝てそうにありません 「到達するという意味を表す。(1)のよ
う忆空間的にある場所に到達する場合
ね。
书とこ うそ
もあれば、(2)(3)(4)のようにことが
(2)あの男にあっては、嘘もまことと
中 人? らや考えなどの変化の結果、ある段階や
言いくるめられる。油断は禁物
結論に到達する場合もある。書きことば
だ。 的なかたい表現。
(3)あなたにあってはかなわない 2 Nにいたるまで
の 上书 2上こう方中ら か
な。しょうがない。お望み通り (1)旅行中に買ったものからハン
いた なか み いた 营び
に致しましょう。 ドバッグの中身に至るまで、厳
し5
人を表す名詞を受けて、その人には誰も し<調べられた。
品方ょう しんに市うしゃいん いた
かなわないという評価を下すのに用い
(2)部長クラスから新入社員に至

425

437
にいたる
ξ<&3 じゅうたくも人だい、き上ういく色人だい、て
るまで、すべての社員に特别 の、住宅問題も教育問題も手
工齒下、し意う つ ぐん じめん
手当が支給された。 付かずで、軍事面にいたって
急善师う とう善ょう よん 加 っ深う
(3)テビの普及によって、東京な は予算が增加する一方であ
だいと L 点係う 也ら
どの大都市から地方の村久に
いた 书な じょうほう
る。
3とうこう せいと たい
至るまで、ほぼ同じような情報 (3)不登校の生徒に対して、どの
vわた 上らし、空人 空书5
が行き渡るようになった。 教師も何の対応もしようとせ
意ょうとう
「まで」とほほ同じ意味を表すが、細か ず、教頭にいたってはどこかよ
加? 下 3
いすみずみまでの範囲のことがらを言う その学校に転校してもらえたら
のに使う。「....から」とともに使われること い しまつ
などと言う始末である。
が多い。 かていさ
(4)ことここにいたっては、家庭裁
3 ...にいたって は人し上 ち中う意V、态②
[N/Vにいたって] 判所に仲裁を頼むしかない
へんし中うだんか いた はじ さつ
(1)編集段階に至って、初めて撮 のではないだろうか。
文い ?か
影したビデオの映像が使いも マイナス評価のことがらがいくつかあり、
その中でも極端な事例について述べる
のにならないことがわかった
おそ のに使う。(4)の「ことここにいたっては」
が、すでに遅かった。
じょう礼 た ち中うV は「ここまで問題が深刻になったら」とい
(2)上司にはっきり注意されるに至 う意味の慣用句。
私些迷办
って、ようやく自分の言葉遣い 5 ...にいたっても
もんだ
に問題があることに気づいた。 [N/V とうひょうりつ
にいたっても] しじょうさいてV V
そつ莲ょう だいが<
(3)卒業するに至って、やっと大学 (1)投票率が史上最低という事
は 〈意 たv いた じ ん
に入った目的が少し見えてき 態に至っても、なお自分たちが
<Lh5v Lh

たような気がする。 国民から信頼されていると信
うたが 世いじ加、す<
「ある極端な段階に到達するときになっ じて疑わない政治家も少なく
て」という意味を表す。後ろに「ようやく/ ない。
だいがく そつ惑ょう いた
やっと/初めて」などの語を伴うことが (2)大学を卒業するに至っても、ま
多い。 品ん し上35v 色<意
だ自分の將来の目的があや
4 Nにいたっては わ加もの おお世い
ちちはは わたし てんしょく だいはんた ふやな若者が大勢いる。
(1)父も母も私の転職に大反対 乙う二3 世世 した は
あね (3)高校での成績が下から10番
し、姉にいたっては、そんなこ Vな いた
はや けっこん だ 以内にまで下がるに至っても、
とより早く結婚しろと言い出す 上う と之善上うい加〈、
しま? 而親は僕に東京大学を受
始末だった。 けん
しゅしょう か 験させたがな。
(2)首相が代わってからというも
「ある極端な段階に到達しても」という意

426

438
にいわせれば一において
方上 加てい 各求芒ま
味を表す。後ろに「まだ/なおノいまだ (3)調查の過程において様久な乙
南言
に」などの語を伴うことが多い。 とが明らかになった。
记ほん 22加?加い かれ
(4)日本の物理学会において、彼
政善 飞 もの, 加れ す
【にいわせれば】 の右に出る者(=彼より優れて
[Nにいわせれば] もの
いる者)はいない。
ひと v
(1)あの人に言わせれば、こんな とら じ じ上う意ょう せんそうはん
じしk つか (5)当時の状況において戦争反
辞書はまったく使いものになら た うった 加 う意
対を訴えるのは限りなく勇気の
ないということらしい。
えいが ず い いる乙とだった。
(2)映画好きのいとこに言わせれ
場所や時代や状況を表す名詞を受け
文V加文い零3、书人加<
ば、この映画は映像と音楽が て、ある出来事が起こったり、ある状態
み乙と 方上う力 すば
見事に調和した、素晴らしい が存在したりするときの背景を表す。
き<ひん はなし
「大講堂で」のように「で」に置きかえら
作品だという話だ。
善 v
(3)あなたは気に入っているかもし れるものが多いが、「で」よりも改まった
力たし 感じを与える。名詞を修飾するときは、
れないが、私に言わせればそ
「大講堂における式典」のように[Nにお
意くひん しろうと 南号
んな作品は素人のお遊びみた
けるN」という形になる。
いなものだ。 2 Nにおいて <領域>
加れ V こんと つ つ かれ
(4)彼に言わせると、今度見つかっ (1)絵付けの技術において彼にか
青ようりゆう か甘考しん か れ营
た恐竜の化石は、進化の歷 なうものはいない。
し 加 お书すじ V けん ただ
史を変えるかもしれないような (2)大筋においてその意見は正し
じゅ了上与
重要なものなん龙そうだ。 い。
そうけ う?<
人を表す名詞に付いて、「その人の意見 (3)造形の美しさにおいてはこの
ではという意味を表す。その意見が確 くひん
作品が優れている。
信に満ちた強いものであるということを しきん人 てん
(4)資金援助をするという点にお
言うのに使う。 きんせV 以充V杰い、は
いては賛成だが、自衛隊を派
けん てん つょ
遣するという点においては強く
【において】 はんたい
反対する。
1 Nにおいて <状況>
号つ总占うし 3E? 书乙な
「それに関して」「その点で」という意味
(1)卒業式は大講堂において行
を表す。後ろにはそのものごとに対する
われた。 評価や他のものとの比較する表現が来
じだい Vょ世然
(2)その時代において、女性が学 ることが多い。
もん こ乙ろ芒 めず5
問を志すのは珍しいことであ

た。
427

439
におうじたーにかかっては
か あやま しゃさい
【におうじた】 (1)過去における過ちを謝罪する。
ぎいしょくち沙う 乙533 .北
→【にお礼て】
(2)在職中における功労が認め
られた。
【におうじて】 がっこう
(3)学校における母語の使用が禁
送亡 し上 入

[Nにおうじて] し
加 ~んE3 招3 き中うりょう 止された。
(1)物価の変動に応じて給料を
あ 名詞を修飾するのに用いて、ある出来
上げる。 事が起こったり、ある状態が存在したり
られ い 书う せい老んり上う、加A
(2)壳行きに応じて生産量を加滅 する時の背景となる場所や時間や状況
する。 などを表す。(3)のように、出来事の背
已ょうきょうおう せん傑う加
(3)状況に応じて戦法を変える。 景を表す場合は「での」と置きかえられ
心ょう意占う书ら せん深う
ることがあるが、「での」より毛改まった感
(4)状況に応じた戦法をとる。
乙う世意 书う ほうし中了高た じを与える。動詞を修飾するときには「過
(5)功績に応じた報酬を与える。
去において過ちを犯した」のように「に
「その状況の変化や多様性に見合って」 おいて」となる。
という意味を表す。後ろには「加減する」
「戦法を変える」など、それに見合った変
化を生じさせることを表す表現が続〈。
【にかかったら】
→【にかかっては】
名詞を修飾するときは(4)(5)のように
「NにおうじたN」となる。
【にかかっては】
[Nにかかっては]
【におかれましては】 かれ ど<世っ し中ち上う

[Nにおかれましては] (1)彼の毒舌にかかっては社長も
せんせV け人 大ち3
(1)先生におかれましては、お元 太刀打ちできない。
わたし い玖

気そうでなによりです。 (2)あなたにかかっては私も嫌とは
せんせい い
言えなくなる。
(2)先生におかれましては、ますま かのじょ
过外 し 5至
す御壮健の由、私ども一同喜 (3)彼女にかかってはいつもしらな

んでおります。 いうちにイ工スと言わされてし

目上の人を表す名詞を受けて、その人 まう。
に向かって、健康状態などについての近 人や人の言動を表す名詞に付いて、そ
況を尋ねたり述べたりするときに用いる。 れを提示し、その人の態度やその人の
非常に改まった手紙の常套句。 言葉に対しては誰もかなわないという表
現が続けられる。「...にあっては」とも言
えるが、「...にかかっては」の場合はかな
【における】
わないと感じる側からの視点で語ること
[Nに批けるN]

428

440
にかかると一にかかわる

のx< い 营 书も
ができる点が異なっている。 努力することに意義があると思
(正)私にかかっては社長も太刀打ち
う。
できないさ。 ちち きんせV
(4)父が賛成するかしないかにか
(誤)私にあっては社長も太刀打ちでき わたし し と
かわらず、私はこの仕事に就こ
ないさ。 书も

「...にかかったら」「..にかかると」と うと思う。
言うこともある。 対立する二つのことがらを表す表現を
受けて、「それらに関係なく」「それらを
問題とせずに」という意味を表す。「経験
【にかかると】 のあるなし」「結果の良し悪し」のように
→【にかかっては】
慣用表現となっている場合、主語はの」
を伴うが、それ以外の場合は「が」を用
【にかかわらず】 いるのが普通。(4)のように「..か...な
1 Nにかかわらず いか」という形をとることもある。
Lあ せいう け乙う
(1)試合は晴雨にかかわらず決行
する。 【にかかわる】
せいべつ す じんい
(2)性别にかかわらず優れた人材 [Nにかか力る]
加くほ ひと いのち し と
を確保したい。 (1)人の命にかかわる仕事をする
aん机 加い考方 热己
(3)このクラブは年齢や社会的地 にはそれなりの覚悟がいる。
い ん しょうひん
位にかかわらず、どなたでも参 (2)こんなひどい商品を壳ったら
か 世 ひ上う试人
加できます。 店の評判にかかわる。
机 、
天候、性别、年龄など、異なりを含んで (3)例の議員が武器の密輸に関
けい
成り立つ名詞を受けて、「その違いに関 係していたかどうかはっきりさ

係なく」「その違いを問題にせずに」とい せなければならない。これは政
う意味を表す。 と5 点 じゅうだ
党の名誉にかかわる重大な
2 ..にかかわらず もんだ
問題だ。
[V-るV-ないにかかわらず] うわきとうさん
[A-い A-<ないにかかわらず] (4)たとえ呼でも倒産しそうだなど
けいけん はなし ひろ 加し ん
(1)経験のあるなしにかかわらず、 という話が広まると、会社の存
ん か
だれでも参加することができ 続にかかわる。
ひと
る。
けっ加 ょ あ
(5)あんな人にいつまでもかかわ
ひょうばん
(2)結果の良し悪しにかかわらず っていたら、あなたまで評判を
加れ り上< 卧 う加 书
彼の努力は評価されるだろう。 落としてしまいますよ。
せ乙う い试人 いらい

(3)成功するしないにかかわらず、 (6)この裁判にかかわって以来、

429

441
にかぎったことではない一にかけて
こ じんけん 亦か かんが じょうn<
子どもの人権について深く考 けて上陸するもようです。
こんっ vっ 善沙う加
えるようになった。 (2)今月から来月にかけて休暇を
じ けん 书 じ中うねん
(7)事件が起きてから十年たっ とるつもりだ。
じけん ほくり< う いったv
た。いつまでもこの事件にかか (3)北陸から東北にかけての一带
お书物善 ひ加い み患
わっているわけにはいかな が大雪の被害に見舞われた。
はんにん
が、いまだに犯人はつかまって 場所や時間を表す名詞を受けて、「二
いない。 つの地点・時点の間」という意味を表

「影響をおよぼす」あるいは「関係する」 す。時間を表す表現の場合、(1)のよ
うに二つの時点の間のある時を表す場
という意味を表す。(1)~(4)は「影響
合と(2)のようにその間の時間带を表
をおよぼす」という意味。名詞には「名
す場合がある。[...から..まで(に)」と類
譽、評判、生死、合否」など、影響の
似の用法だが、それほど明確に境界を
およ示ものを表すものが使われる。(5)
特定せずに、二つの領域にまたがった
~(7)は[関係する」、[つなが]を持
時間や空間を漠然と問題にする場合に
つという意味で、「人」「仕事」「出来
事」などを表すものが用いられる。
用いる。
2.Nにかけて
わじ少つ かれ み善
(1)話術にかけては彼の右にでる
【にかぎったことではない】
ものはいない。
→【かる】2 にんたいりょ< ひと す
(2)忍耐力にかけては人より優れ
Lh
ている上いう自信がある。
【にかけたら】 かれ せいじつ書とこし う试
[Nにかけたら] (3)彼は誠実な男だが、商壳にか
Vw 各いのう 意たv
(1)スピードにかけたら、その投手 けての才能はあまり期待でき
办善 で もの
の右に出る者はいない。 ない。
意教くD上 加の心ょ 加っ
(2)記憶力にかけたら、彼女は学 「そのことに関しては」という意味を表
うm5 がくせW な加ほん ゅ す。後ろには人の技術や能力などに関し
校中の学生の中で5本の指
はV てなんらかの評価を述べる表現が続<
に入るだろう。
ことが多い。名詞を修飾するときは(3)
「そのことに関しては」という意味を表 のように[NにかけてのN」となる。
す。[Nにかけては」とも言う。 3 Nにかけて(も)
→【にかけて】2 いのち ひ みつ 末も
(1)命にかけてもこの秘密は守り
とお
通す。
【にかけて】 わたし いのち
(2)私の命にかけて、彼らを助け
かれ たす

1 NからNにかけて 龙
たいふう こん试ん あ す あさ 出してみせます。
(1)台風は今晚から明白の朝にか

430

442
にかこつけて一にかわって
めんつ やくそく 主も 意 D加
(3)面子にかけても約束は守る。 をよく聞いてみれば理解にか
慣用句的な表現で、「命」「名誉」「信 たくない。
用」[面目」など、人の生存や価值を社 慣用句的に「想像╱理解にかたくな」
会的に保証するものを表す名詞が用い のかたちで使うのが普通で、容易に想
られて、「何がなんでも絶対にと強い決 像できる、だれが考えても明らかだとい
意を表すのに用いられる。後ろには決意 う意味を表す。書きことば的なかたい表
や約束を表す表現が続<。 現。

【にかこつけて】 【にかまけて】
[Nにかこつけて] [Nにかまけて]
k し已と こ ども
(1)仕事にかこつけてョー口ッパ旅 (1)仕事にかまけてちっとも子供の
こう たの あ
行を渠しんできた。 相手をしてやらない。
し と あそ 心んきょう
(2)病気にかこつけて仕事もせず (2)遊びにかまけて勉强しようと6
に求らぶらしている。 しない。
せった じょ方と方 各け しりょう せ p
(3)接待にかこつけて上等な酒を (3)資料の整理にばかりか末けて
おも の
儿比 来 实
思いっきり飲んできた。 いては、仕事は前へ進まない。
ことがらを表す名詞を受けて、「それが ことがらを表す名詞を受けて、あることに
直接の理由や原因でもないのに子れを 精力を傾けてほかのことに目を向けな
口実にして」という意を表す。 いという意味を表す。後ろには他のこと
をなおぎりにして省みないという否定的
な意味の表現が続くことが多い。
【にかたくない】
[Nにかた<ない]
? 加
(1)このままインフレが続くと社会
亦高人 艺う龙 せけん 意试人
【にかわって】
不安が增大し、政榷の基盤が [Nにかわって]
あや そう卷う はは わたし
危うくなることは想像にかたく (1)母にかわって、私があいさっし

ない。 ます。
おや 意ょう儿 みはな 意地方 上之 体体 ちち し步っ

(2)親からも教師からも見放された (2)急病の母にかわって、父が出
せき
变33ひ乙5 さそ
太郎が、非行グループの誘い 席した。
ほんじつ し师つせ善
に救いを求めそうになっただろ (3)本日ご出席いただけなかった
そう卷う 加た
や主 加 かぞ<
う之とは想像に難<ない。 山田さんに代わって、ご家族の
加れ 乙うど方 はし 加九しう以う《しううと
(3)なぜ彼があのような行動に走 方に賞状と副賞を受け取っ
三以3
ったのか、事件の前後の事情 ていただきます。

431

443
にかわり一にきまっている
せ き せんしん こ<
(4)21世紀には、これまでの先進 告があった。
しこ< 加 しょこ< し 、 力 <に
諸国に代わって、アジア諸国 (2)地震災害に関しては、我が国
せ かV 指 过、方
が世界をリードするようになる は多くの経験と知識をもってい
のではないだろうか。
也来龙 02元3
る。 もんだV かん しつ书ん

(5)山田さんが立候補を辞退する (3)その問題に関して質問したい
加のVょ 热 V2)ょ<
となると、彼女に代わる実力 ことがある。
し节 空 ちしつがく加ん ほ人 ょ
者を立てなければならない。 (4)地質学に関しての本を読んで
あるものがするはずのことを他のものが いる。
じ けん かん ほうこく
するという意味を表す。名詞を修飾する (5)その事件に関しての報告はま

時は(5)のように「NにかわるN」とな だ受けていない。
る。「...のかわりに」とも言う。 人 かれ ち儿善
(6)コンピュ—タに関する彼の知識
そうとう
は相当なものだ。
【にかわり】 专しつち上 章 加人
(7)地質調查に関する報告をする
ほうこく

[Nにかわ切] もと
意中之正点之 はは ちち し中っ
ように求められた。
(1)急病の母にかわり、父が出
せ老 「それに関係して」「それについて」とい
席いたします。
せい音 せんしん う意味を表す。名詞を修飾するときは
(2)21世紀には、これまでの先進
こ< 热 しょこ< (4)~(7)のように「Nに関してのN」
諸国に代わり、アジア諸国が や「NにかんするN」となる。「について」
せ加い 九方ば た
世界をリードする立場に立つと のやや改まった言い方。
ょそく み ち
いう予測があるが、まだ未知
す方 品示ん 书书 V
数の部分が多いと言わぎるを

【にかんする】
得ない。 →【にかんして】
[...にかわって」のあらたまった書きこと
ば的な言い方。 【にきまっている】
→【にかわって】 [N/A/Vにまっている]
(1)こんないたずらをするのはあ
【にかわる】 いつにきまっている。
かれ んか 老
→【にかわって】 (2)きっと彼も参加したがるに決ま
っている。
v 加のじょ
【にかんして】 (3)そんなことを言ったら彼女が気
[NにかんLて] がっこう ほう
わる
を悪くするに決まっているじゃ
けん 加ん
(1)その事件に関して学校から報
ないか。

432

444
にくい—にくわえ

た な心 じ加ん
(4)A:田辺さん、ちゃんと時間に 反対の意を表すことばに「R-やすい」
まにあったかしら。 がある。
ん 书号 で
B:30分も遅く出ていったの
ちこ<
だから、遅刻したに決まっ

【にくらべて】
[Nに<らべて]
ているじゃないの。
[Vのに<らべて]
「必ずそうに違いないJという話し手の確 れいねん <ら 乙とし 节さ
(1)例年に比べて今年は野菜の
信のこもった推測を表す。聞き手の推测 飞
と食い違っている内容を主張するときは 出来がいい。
だん世V”<6 CょせV ほうじmう
「に決まっているじゃない(か/の)」とな (2)男性に比べて女性の方が柔
なんせ v
る。「にちがいない]の話しことば的な言 軟性があると言われる。
?か て か
い方。 (3)ワープ口を使うと、手で書くの
<ら じ は书
に比べて字もきれいだし早い。
【にくい】 だとし加ん
(4)大都市間を移動するのに比べ
い <5

[R-に<い] V な加 まち v なんばい
ひと はなし はつおん め0kう て、田舍の町へ行くのは何倍も
(1)あの人の話は発音が不明瞭 V かん

力 時間がかかる。
で分かりにくい。 と之普上う く5 おお言加 ほう
じ书Dみち ある (5)東京に比べると大阪の方が
(2)砂利道はハイヒ—ルでは歩き 加时
物価が安い。
にくい。 <ら すいえV
ひとまえ はな ない (6)ジョギングに比べると、水泳は
(3)人前ではちょっと話しにくい内 世んしんうんE3 加
よう 全身運動で身体にもいいとい
容なのです。
せんせV う乙と龙。
(4)あんなえらい先生のと乙ろには
そうだん V 「XにくらべてY|[XにくらべるとY|の
なかなか相談に行きにくい。
形で、Xと比較してYについて述べる
イ形容詞と同じように活用する。動詞の のに使う。「XょりY」に言いかえられる。
連用形に付いて、そうすることがむずか
しい、簡单にはできないという意を表す。
(1)(2)のように物理的に困難な場合 【にくらべると】
→【にらべて】
也(3)(4)のように心理的に困難な場
合などがある。「分かりにくい」などの例
を除いては、「歩く」「話す]など意志的 【にくわえ】
な行為を表す動詞に用いる。 [Nに<わえ]
は汗 か世 おおあめ 办 去
(誤)あの人は喜びにくい人です。 (1)激しい風にくわえ、大雨に見舞
が 加くだ
(正)あの人を喜ばせるのはむずかし
われて、被害が拡大した。
い。 がくせ
(2)学生たちは日名の課題にくわ
加龙

433

445
にくわえて一にこたえて

まいしゅうしゅうあ いえ ひろ
元、每週週明けにはンポ—ト 家は広いにこしたことはない。
ていし师つ 善もづ しんちょう
提出を義務付けられていた。 (4)なにごと电慎重にやるにこした
わたし v
「.にくわえて」の書きことばの言い方。 ことはないといつも私に言って
方ち 加V龙ん 书
→【に<わえて】 いる父が、きのう階段から落ち
あし 书
て足を折った。
【にくわえて】 「..のほうがいいという意味を表す。常
[Nに<わ元て]
はげ
識的に当然と考えられていることについ
か世 あめ
(1)激しい風にくわえて、雨もひど< て使う場合が多い。
なってきた。
が<せ まいにち しゅくだい
(2)学生たちは每日の宿題に<わ
まいしう だ
【にこた元】
えて每週レポートを出さなけ [Nにこたえ]
せいねん ひとびと 善た
ればならなかつた。 (1)その青年は人々の期待にこた
乙比 ん法う<力 お书 法 之 上
(3)ふたりは、子供の誕生に加え え、大きな熊を撃ち取った。
し已北、じゅ人ち上う 过 しあ力 しょらひ し こ元にた Cmう5v
て、仕事も順調に進み、幸せ (2)消費者の声に応え、従来より
いっ试 まいにち书く 人た人,共ん加いは?
で一杯の每日を送っている。 操作が簡单な製品を開発す
V试さ人爸占う こくないじ中ょ之 ほらしん
(4)その地場産業は、国内需要の る方針龙。
ていめい くあん か がいこくせ
低迷に加えて安価な外国製 「…にこたえて」の書きことばの言い方。
ひん 0地3にゅう 书 <る
→【にこた元て】
品の流入に押されて、苦しい
じょうたい つ了
状態が続いている。
あることがらがそれだけで終わらず、さら
【にこた元て】
[Nにこたえて]
に別のものごとが付け加わるという意味 せんしゅりょらしん たV
を表す。やや書きことば的。 (1)その選手は両親の期待にこた
加んそう
えてみごとに完走した。
九す3 がくせ う深了こた
(2)多数の学生の要望に応えまし
【にこしたことはない】 化方ょ之正 人
[Nであるにこしたことはない] て、日曜日も図書館を開館す
[Na(である)にこしたことはない] ることにしました。
[A-いにこしたことはない] 书书 しょうひ儿节 みな音来 .<は人

(3)多くの消費者の皆様のご意見
[V-るにこしたことはない] こた ほと つ加
办方龙
にお応えして、この程、より使
(1)体はじょうぶにこしたことはな せいひん はつば

い。 いやすい製品を発壳いたしま
かね

(2)金はあるにこしたことはない。 した。
<机人 ようせいこた せい
かんが
(4)国連からの要請に応えて、政
(3)そうじのことを考えないかぎり

434

446
にさいし一にさきだって
高 う元ん はけん 书书
府は救援チ—ムを派遣するこ は大きな意義がある。
な加ね人 けんあん へい わじょう
とにした。 (4)長年の懸案であった平和条
书书 せいえん こた 加ん 也く E过? さ 上うこ<
(5)多くのファンの声援に応える完 約を締結するに際して、而国
人書 たが れ善し にんし意 亦加 あ
璧なプレ-をなしとげた。 はお互いの歷史認識を深め合
い.善あらた にんL意
「期待」や「要請」などの名詞に付いて、 う意義を改めて認識すべきで
それがかなうように応じて、という意味を ある。
表す。また名詞を修飾する場合は、(5) こん加い か善さん加
(5)今回の会議参加に際しての
のように「NにこたえるN」となる。やや 意い尤いけんあんじこう あん世ん
最大の縣案事項はやはり安全
書き乙とば的。 ほし上うも人だい
保障問題であろう。
ある出来事の機会に、という意味を表
【にさいし】 す。名詞を修飾するときは(5)のように
[NにはいL]
[N/V-るに含いしてのN比なる。書き
[V-るにさいし]
こんかいがっベい さい 龙考评 ことば的。
(1)今回の合佛に際し、大規模な
3D加 书乙な
合理化が行われた。
加いち上了せんL中つ
(2)会長選出に際し不正が行力
世 书已本 【にさきだち】
ら力さ [Nにさきだち]
れたとの嚀がある。 [V-るにさきだち]
じっけん に冲うねん
[...にさいして|の書きことばの言い方。
(1)実験にさきだち、入念なチェッ
→【に乱儿て) お乙な
クを行った。
し中つじん 这きだ かみ いの
(2)出陣に先立ち神に祈りをささ
【にさいして】 げた。
[NにきいLて]
「古きだって」の書きことばの言い方。
[V-るにさいして]
力か さい ひとこと あさつ →【に接だって】
(1)お别れに際して一言ご挨授を
もう 高
申し上げます。
こんかい はつらいに方意
(2)今回の初来日に際して、大統
だいとう
【にさきだって】
り上3つ万しとうだいひ上う龙ん上 [Nにききだって]
領は通商代表団を伴ってき
[V-るにさきだって]
しけん加いし
た。
ち沙ら じ

九正 龙い考 活
(1)試験開始にさきだって、注意事
げんだい
こ3 せ?为
(3)この度の大規模なアジア現代 項を説明する。
じ冲つてん い 加
しゅし上うらいに方 各意 じ むじ
美術展を開催するに際して、 (2)首相来日に先だって、事務次
加っこく 大 う 加ん V世儿意上う善 は
各国の多数のアーティストの 官レベルの事前協議が始まっ
意ょうりょく老人加 元
協力と参加を得られたことに
た。

435

447
にしたがい—にしたって
かいかい せんげん 名書
(3)開会を宣言するに先だって、 た。
こんかい が ょL めいれい したが不せV はたら
今回の災害の犠牲者に黙禱 (3)上司の命令に従って不正を働
各名 书も
を捧げたいと思います。 いた。
乙5L?3. 老き ゃ心るし したが <
(4)交涉を始めるに先だって、お (4)矢印に従って進んで下さい。
たが ない世い人想い、盖だ
互いの内政問題を議題にしな 人、規則、指示などを表す名詞を受け
あん点く こう 0ょうこく
いという暗黙の合意が両国の て、それに逆らわずに言うなりになって、
あいだ 指示通りに行動して、という意味を表
間にできたようだ。
す。
「何かを始める前に」という意味。その前
2 V-るにしたがって
にしておくべきことがらをするということを じょうしx3 善あつ
(1)上昇するにしたがって気圧
述べる場合に用いられる。名詞を修飾
する場合は「NにさきだつN」となるが、 が下がる。
す寸 みち けわ
「V-るにさきだつN」の形はない。 (2)進むにしたがって道は険し<
(正)首相来日に先立つ事前協議が始 なる。
まった。 艺いし?相んげつ かき
(3)この材質は年月を重ねるに従
したが

(誤)首相が来日するに先立つ事前協 うつ<
って美しいつやがでて来る。
議が始まった。
「その動作や作用が進むのにともなっ
て」という意味を表す。後ろには「気圧
【にしたがい】 が下がる」「険し〈なる」など、前に述べ
[Nにしたがい] た動作や作用の進行にともなって変化
[V-るにしたがい] が生じることがらが続〈。
いんそつし しが うE3

(1)引率者の指示に従い行動する

こと。
ょうルk3 したが言おん あ 【にしたって】
(2)上昇するに従い気温が上が 「にしろ」「にしても」の話しことばでの言
る。 い方。
「にしたがって」の書きことばでの言い 1 Nにしたって
しp方ょう せいこう み と书
方。 (1)社長にしたって成功の見通し

→【にしたがって】 があって言っていることではな
い。
【にしたがって】 かれ
(2)彼にしたって、今ごろは自分の
い末

1 Nにしたがって 扫こな は
いんそつし也 L 上 乙う 行いを恥じているはずだ。
(1)引率者の指示にしたがって行 けっこんし意 体

ど3<龙 (3)結婚式にしたってあんなに派
動して下さい。 飞 ひつょう
した加 し言 书乙な 手にやる必要はなかったんだ。
(2)しきたりに従って式をとり行っ

436

448
にしたら
す 名が しゅ もんだ
(4)住むところにしたって、探すの (4)なんにしたってこの種の問題
ひと<33 加いけつ じ加ん
には一苦劳だ。 を解決するには時間がかか
し<じ した<
(5)食事の支度ひとつにしたって る。
とし 书も に
あの歳では重荷になっている 「いずれ」「どちら」「なに」「だれ」など
の疑問詞を伴って、「どんな場合でも]
はずだ。
や「だれの場合でも」などの意味を表
人やものごとを表す名詞に付いて、「そ
す。(2)のように疑問詞を含む節が用
のような人やものやことの場合も」という
いられることもある。「...にしても」のくだ
意味を表す。いろいろある中の一つを例
けた話しことばでの言い方。
として挙げて、それについて述べるのに
使う。他にも同じ様なことがいえるという
ことが含みとして感じられる。 【にしたら】
2 V-るにしたって [NにLたら]
ひと方中ういあ大 电う 下 こ上わ
(1)人に注意を与えるにしたって、 (1)せっかくの申し出を断ってしま
乙 上迷加 意 かれ V
もう少し言葉遣いには気を付 ったのだから、彼にしたら、自
ん し人共 亦

けるべきだ。 分の親切が踏みにじられたと
かん
中う加 し
(2)休暇を增やすにしたって、仕 感じていることだろう。
ごとりょう か やす はは书中 电 おも
事量が変わらなければ休む乙 (2)母親は子供のためを思って厳

ともできない。 しくしつけようとしたのでしょう
考沙うか ?xこ3 こど6 Vん
(3)休暇をとるにしたって、旅行な が、子供にしたら自分が嫌わ
n 书も

どとても無理尤。 れていると思いこんでしまった
「そのよう場合でも」という意味を表す。 のです。
がくせい がく上たか
「そこに述べられたことがらについては (3)学生の語学力を高めるには
一応認めるが」という含みがあり、後ろ ひつょら <んん がくせV
必要な訓練なのだが、学生に
にはそのような場合に普通予測されるの たい<つ じ沙苦ょう
したら退屈きわまりない授業
とは違うことがらがつづく。 おも
だと思うにちがいない。
3疑問詞+にしたって わたし しん世つ
か み乙
(4)私にしたら親切のつもりだった
(1)どちらにしたって勝てる見込み v かた
のですが、言い方がきつかっ
はほとんどない。 かれ おこ
かね たのか彼はすっかり怒ってしま
(2)なにをやるにしたって金がか
いました。
かる。
もんだい 人を表す名詞を受けて、「その人の立場
(3)だれにしたってこんな問题に
に立てば」という意味を表す。他人の立
はかかわりあいたくない。
場にたってその人の考えなどを推測す

437

449
にして一にしてからが

るという意味を表すのに用いる。話し手 すんだ。
ふ乙ら 书も やまV
自身の立場について用いる乙とはできな (2)不幸にして、重い病にかかっ
い。 てし末った。
(誤)私にしたらたいヘん嬉し<思いま じこ WoLm人 かで<
(3)その事故で一瞬にして家族
す。 世んいん う亿
(正)私としてはたいへん嬉しく思いま 全員を失った。
5 加ら龙 よ和
す。 (4)生まれながらにして体の弱い
こ6
子供だった。
こ示ね なみ
【にして】 (5)その小舟は、たちまちにして波
の しず
1 Nにして <段階> に飲まれて沈んでいった。
とし はじ Vんせ
(1)この歳にして初めて人生のな 特定の名詞や副詞に付いて、ことがらの

んたるかが分かった。 状況を述べるのに用いる。(1)や(2)
こだから动<
(2)40 にしてようやく子宝に惠まれ のように後に続くことがらが好運な乙とで
こ电 う あるかどうかといった話し手の評価を述
た(=子供が生まれた)。
な加ねん く万う とも つま べる場合と、(3)~(5)のようにことが
(3)長年苦劳を共にした妻にして
らのあり方や起こり方を述べる場合があ
はV 加
初めて理解できることである。
る。
「そこに至って|の意味。ある段階に到達
して初めて何かが起こったことを表すの
【にしてからが】
に用いられる。[Nにしてようやく」[Nに
[NにLてからが]
して初めて|のように用いられることが多 善
(1)リ—ダーにしてからがやる気
い。 がないのだから、ほかの人たち
ひと

2 Nにして <业立>
上うし 加くもん
(1)教師にして学問のなんである
がやるはずがない。
かちょう じたい はあ

かを知らない。 (2)課長にしてからが事態を把握
1.8
かれ 加がくし 即うし中う せ
していないのだから、ヒラの社
(2)彼は科学者にして優秀な政 いん 起)
じ 加
員によくわからないのも無理は
治家でもある。
[Nでありなおかつ」の意味。(1)のよ ない。
おっと C示ん こと
うに[Nでありながら」と逆接的に後ろに (3)夫にしてからが、自分の事を
ぜん世ん わ
続けるものと、(2)のように单に並列的 全然分かってくれようともしな
に並べるものがある。書きことばに用い
い。
る。 本来はもっともそれから遠いはずの例を
3 ...にして 示して、「それでさえそうなのだから、ま
い力 だv V
(1)幸いにして大事にいたらずに してほかのものは言うまでもない」という

438

450
にしては一にしても
たいせつ
気持ちを表すのに用いる。マイナス評価 いいことだ。それよりもっと大切
や束
が多い。「からして」とも言う。 なことが山ほどある。
なが あいだつか 示る

(2)長い間使っていなかった古い
【にしては】 コン比ュータをあげたのだが、
[N/Na/V にLては] 加のじょ
彼女にしてみればとてもありが
こど电 こと课
なんと ん
(1)子供にしてはむずかしい言葉

たかったらし<、何度も何度も
をよく知っている。 れv V
と Lん お礼を言われた。
(2)このアパートは都心にしては 力九し加る 意电 は空
节ち人 寸
(3)私は軽い気持ちで話していた
ひと
家貨が安い。 のだが、あの人にしてみれば
びんばうにん りっば
お扫 もんだい かれ
(3)貧乏人にしてはずいぶん立派

大きな問題だったのだろう。彼
お こ だれ 〈方
なところに住んでいる。
はじ は落ち込んで誰とも口をきか
(4)始めたばかりにしてはずいぶ
上う力一 なくなってしまった。
はは たいせつ そだ
ん上達したものだ。
方か书かけ?こん (4)母にしてみれば、大切に育て
(5)近久結婚するにしてはあまり む寸乙とつ世んいえ
たの ようす てきた息子が突然家を出てい
楽しそうな様子ではない。
したしら 示じゅう示ん ったのだから、たいそうショッ力
わたし书やばな
(6)下調べをしたにしては不十分 だろうが、私は親離れしようと
ないょう
な内容であった。 おと之と せいえ人、书〈
している弟に声援を送りたい
「その割に」という意味を表す。後には、 き も
気持ちだった。
そこから当然予想されることと食い違う乙
人を表す名詞に付いて、「その人にとっ
とがらが続く。「X(な)のに」に言いかえ
ては」という意味を表す。その人が他の
られる場合が多いが、「のに」にはXが
人と比べて違う見方を持っているという
すでに確定した事実であるという含み
ことを言いたいときに使う。「.にしてみ
があるのに対して、「Xにしては」にはそ
たら」と言うこともある。
のような含みはな。

【にしてみたら】 【にしても】
くだけた話しことばでは「...にしたって」
→【にして承れば】
改まった話しことばでは「.にせよ」「..
にしろ」が用いられる。
【にしてみれば】 1 Nにしても
[Nにしてみれば] かれ さわ

い主なん うた (1)彼にしても、こんな騒ぎになる
(1)今何の歌がはやっているかな 书も
わたし とは思ってもいなかったでしょ
んて、私にしてみればどうでも
う。

439

451
にしても
はは はじ きんせV
(2)母にしても初めから賛成して ことをかりに認めた場合でも」という意味
いたわけではありません。 を表す。後ろには、そこから当然予測さ
し北 善中う れることとは食い違うことがらが述べられ
(3)かなりハードな仕事だし、給
7ょら 付? る。(5)のように「いくら」「どんなに」
料にしても決していいというわ
などの疑問詞と共に用いられることも多
けでもない。
ある かた
い。
(4)歩き方ひとつにしてもきちんと 3...にしても...にしても
老低之 比
作法に則っている。 [NにしてもNにしても]
み [VにしてもVにしても]
(5)身につけているものひとつにし 他末だ 名とう
そ かん (1)山田にしても佐藤にしても、こ
ても育ちのよさが感じられた。 儿些
の仕事に向いているとはいえ
人やものを表す名詞に付いて、それ以
外の場合にも同様のことがいえるという ない。
い数 ね乙

含みをもたせながら、その人やものにつ (2)犬にしても猫にしてもこのマン

いて述べるのに用いられる。いろいろあ ションではペッ外を飼ってはい
る中の一つを取りあげて述べ、他のもの けないことになっている。
は当然そうだという含みを強調するとき 之方甘

〈共


(3) 当送にし(も洛送にU(も、今
は、(4)(5)のように「...ひとつにして 加 世人意点00己3低
も」となる。 回の選挙に立候補したことは
书者み

2 ...にしても 大いに意味があった。
[N(である)にしても]
v. v.
(4)行くにしても行かないにして
い方方518m
[A/Vにしても] も、一応準備だけはしておき
こ ど书 力ら
(1)子供のいたずらにしても笑っ
す もんだ
なさい。
て济ませられる問題ではない。 か 主
しっばい言<
(5)勝つにしても負けるにしても
せいせいどうどう たた加
(2)たとえ失敗作であるにしても
じ四う示ん ひと V. つ 上< 正々堂々と戦いたい。
十分に人を引き付ける魅力 か ま
(6)勝ったにしても負けたにして
がある。 がんば
いそ加 nんら< い も、よく頑張ったとほめてやりた
(3)忙しいにしても連絡ぐらいは入
い。
れられただろうに。 同じジャンルの二つのもの、あるいは対
わたし。善ら
(4)私を嫌っているにしても、こん 立するふたつのものごとを取りあげて、
し う
な仕打ちはあんまり尤。 「そのどちらの場合でも」という意味を表
史ず と
(5)いくら貧しいにしても人から施 す。
う 4疑問詞+にしても
しは受けたくない。 けっろん C加い
(1)いずれにしても結論は次回に
「...で述べられているような事態である も
持ち越されることになった。

440

452
にしろーにそういない

(2)だれにしてもそんなことはやり 【にす菩ない】
たくない。 →【す菩な】
の ねんない 左
(3)なんにして6年内に立ち退い
てもらいます。 【にする】
われわれ世ん
(4)だれがやったにしても、我久全 →【す扬】
いん 世意にん
員で責任をとらなければなら

ない。 【にせよ】
ち上《甚? 世意にん か
なに かん加
(5)何をするにしても、よく考えて (1)直接の責任は部下にあるにせ
こらどら 加机 加ん上く示中意と 意中うだ人
よ、彼の監督不行届き有斜弹
から行動しなさい。
「いずれ」「だれ」「なに]などの疑問詞
されるだろう。
乙 れんら<
を伴って、「どんな場合でも|や[だれの (2)来るにせよ来ないにせよ、連絡
場合でも]などの意を表す。(4)(5)の ぐらいはしてほしい。
いち ど けんさ
ように疑問詞を含む節が用いられること (3)いずれにせよもう一度検查を
电ある。
しなければならない。
5それにしても →【それにしても】
[...にしても」の改まった書きことばの言
い方。「...にしろ」とも言う。
【にしろ】
ゃくにん う と
→【にしても】
(1)役人がわいろを受け取ったか
もんだ
どうか問題になっているが、か
意ん世ん じじ 【にそういない】
りに金錢の授受はなかったに [N/V にそう礼ない]
汪うし中う はんにん おとこ そらい
しろ、なんらかの報酬をもらっ (1)犯人はあの男に相違ない。
来ちが 加のじ: か まえ いえ で
たことは間違いない。 (2)彼女は3日前に家を出たまま
つま かれこ ども大方 办之 じ
(2)妻にしろ子供達にしろ、彼の 帰ってこない。きっとなにか事
1 かい
意も けん こ そう v
気持ちを理解しようとするもの 件に卷き込まれたに相違な
はいなかつた。
あん いょう
い。 かれ れっ
(3)どちらの案を採用するにしろ (3)これを知ったら、彼はきっと烈
じ加うぶん せつ动 か 指こ 龙 5 v
メンバ—には十分な説明をす 火のごとく怒り出すに相違な
ひつょう
る必要がある。 い。
[....にしても」の改まった書きことばの言 [間違いなくそうである厂きっと…龙ろう
い方。[..にせよ」とも言う。 といった話し手の強い確信を表す。書寺
→【に儿ても】 ことばに用いる。[...にちがいないに言
いかえられる。

441

453
にそくしてーにたいして

みち そ い み苦
(1)この道に沿ってずっと行<と、右
て 书抬 こうえん み
【にそくして】 手に大きい公園が見えてきま
[Nにそ<Lて] す。
Vo そう卷う かわ营し そ 意くらな政 ?
(1)事実にそくして想像をまじえな (2)川岸に沿って、楼並木が続い
けん はな
いで事件について話してくだ ていた。

さい。 そ
(3)この墀に沿って植えてある
う は本

けいけん じん
ひか伊 だ
(2)経験にそくしていうと、ほくの人 は、日陰でもよ<育つ。
せv わか い ぶん加
か てじ冲ん
生にとって若いときの異文化 (4)書いてある手順に沿ってやっ
な过人 招お
体験の意味はとても大きい。 てください。
さ じ ほ い< そ 工加 杂
(3)ゼ口才見保育につきましては (5)マニュアルに沿った手紙の書
加V かた し
それぞれの家庭で事情が異 き方しか知らないのでは、いぎ
おも じつじょう そ<
乙ま
なると思いますから、実情に即 というとき困る。
なしょ ま书?とそ ょうしつ はV
して対処いたします。 (6)妻は夫に添って病室に入って
人想 儿 、か人V55
(4)この問題は私的な感情では いった。
ほう かいしゃ<
なく、法にそくして解积しなけ
川や道など長<続〈ものや、手順や了二
ればならない。 ュアルなど作業の流れを示すものを表
课う?? そ< い こん加
(5)法律に則して言うと、今回の事 す名詞に付いて、「それが続いてい<と
あつか
はん け ..付人
おりに/そのふちにずっと/それにした
件は刑事事件として取り扱う
せいかく がって」などの意味を表す。この場合、
べき性格のものだ。
漢字は「沿う」を用いる。また、(6)の
事実、体験、規範などを表す名詞に付 ように、人やものに離れずに付き従うとい
いて、「それにそって」「それに従って」 う意味を表すこともあるが、この場合の
あるいは「それを基準として」という意味 漢字は「添う」を用いる。名詞を修飾す
を表す。(1)~(3)のように事実、経験 るときは(5)のように「NにそったN」と
などの名詞に付くときは「即して」と書き、 なる。
(4)(5)のように法律や規範などの名
詞に付くときは「則して」と書<。
【にたいして】
1 ...にたいして
【にそった】 [Nにたいして]
→【にそって】 [Na なのにたいして]
[A-いのにたいして]
[Vのにたいして]
【にそって】 わたし はつげん たい かれ 毛うれつ
[Nにそって] (1)私の発言に対して彼は猛烈に

442

454
にたいする一にたえない

こうげ意 く力 あに せ たか たV
攻撃を加えてきた。 (2)兄が背が高いのに対して、
わたし しつ6h たなに乙た 书上うと ほ5 い方ばんひ<
(2)私の質問に対して何も答えて 弟の方はクラスで一番低い。
くれなかつた。 対比的なふたつのことがらを並べて示
かれ じょせい たい しんせつ L
(3)彼は女性に対しては親切に指 すのに用いる。
どう
導してくれる。
げん艺いょう苦し也 た と L5
(4)現在容疑者に対しての取り調 【にたいする】
书乙な 1 NにたいするN
べが行われているところです。 たし 善もん たい 乙大
力たし てあい定 (1)私の疑問に対する答えはなか
(5)私が手を振って合図したのに 元
たい 加のC上 书书う飞 なか得られない。
対して、彼女は大き<腕を振っ 、 部站3
こた (2)子供に対する親の爱情ははか
て応えてくれた。 し
り知れない。
「そのものごとに向けて/応じて」などの 书や たv はんこうLん 龙

意味を表し、後ろにはそれに向けられた (3)親に対する反抗心をむき出し

行為や態度など、なんらかの働きかけを にしてくってかかった。
しょが うけ か た
示す表現が続く。名詞を修飾するときは (4)書画に対する造詣が深い。
「..にたいしてのN」「.にたいするN」
「それに向けての」「それに関しての」と
となる。 いう意を表し、次に続く名詞を修飾寸
2 N+数量詞+にたいして る。「その問に対しての解答」のように、
过ん青市ういんひとD た ねんかん
(1)研究員1人に对して年間40 [NにたいしてのN」という形が用いら
ま人えん ほじ上意ん高た
万門の補助金が与えられる。 れる乙ともある。
がくせW にんた、 き占ういいと? 2 N+数量詞+にたいするN
(2)学生20人に对して教員一人 けん意ゅういんひと 2 た ねんかん
は以方
(1)研究員1人に対する年間の
が配置されている。 话じ上 电人元人
すな たい わりあい つち
補助は40万用である。
(3)砂3に対して1の割合で土を 意点らVAひと ? V がくせいすう

混ぜます。 (2)教員1人に対する学生数は
けいさん
にん
がく世いひと ? たV NVNV
20人という計算になる。
(4)学生1人に対して20平米の
办く评
数量で表された数を単位として、「その
スペースが確保されている。
単位に応じて」の意を表し、それに続<
数量で表された数を単位として、「その
名詞を修飾するのに用いられる。
単位に応じて」の意を表す。「..につい
て」「..につき」に言いかえられる。
3 ...のにたいして 【にたえない】
かれ みんと V
1 V-るにたえない
(1)彼が自民党を支持しているの 指老なこど电 あ名 ばん とお
な 加の心ょ 点うきん上之、
に対して、彼女は共産党を支 (1)幼い子供が朝から晚まで通り
ものご すがた
えん
援している。 で物乞いをしている姿は見る

443

455
にたえるーにたる

にたえない。 ない」を使うことが多い。
方力 し3加L く五
(2)近ごろの週刊請は暴露記事 2 ...にた元る
招抬 よ [Nにたえる]
が多く、読むにたえない。
じしh 虫ち じ:ら [V-るにたえる]
(3)地震のあと、町はパニック状 てんらん加
たい 3点380 153 (1)アマチュアの展覧会ではある
態となった。暴徒が次々に商 かんしょう さくひん なら
てん 世い し が鑑賞にたえる作品が並ん
店をおそい、正視するにたえな
こ方计 3 でいる。
い光景が繰り広げられた。 ど<しゃ ひひょう
(2)きびしい読者の批評にた元る
あまりにひどい状態で、見たり聞いたり しめ人水、、也总
紙面作りを目指したい。
するのがつらいという意味を表す。「見 ょ た 加
(3)読むに耐える記事が書けるよ
る」「読む」「正視する」など、ご<限ら うと3 くんん
れた動詞しか使わない。 うになるまでには相当の訓練

2 Nにたえない が要る。
ことは
(1)このようなお言葉をいただき、 「鑑賞」「批判」、「読む」「見る」などの
か众し 和ん
感謝の念にたえません。 限られた名詞や動詞に付いて、そうする
ばんねん方か かつ
(2)晚年近くなってボランテイア活 だけの十分な価值があるという意味を
ど505 力加 ひとと 表す。否定の表現は「たえない」を使う
動を通じて若い人々とこのよう
であ のが普通で、「たえられない」は使わな
なすばらしい出会いがあろうと
加んが
い。
は考えてもみないことであっ →【にたえない】
かんげ老
た。感激にたえない。
「感謝」「感激」などの限られた名詞に付 【にたりない】
いて、その意味を強調するのに用いる。 [V-るにたりない]

かたい挨搜言葉として使うのが普通。 (1)とるに足りない(三つまらない)

ことをそんなに気にするな。
书号 た
【にた元る】 (2)あんなものは恐れるに足りな
1 Nにたえる
き 小ゅ さ电 い。
加れ しんらい た じん
(1)この木はきびしい冬の寒さに
はる 32< 体 (3)彼は信頼するに足りない人物
たえて、春になると美しい花を
さ だ。
咲かせます。
じ泡う尚了 态 かれ 「それほどのものではない」「そうするだ
(2)重圧に耐えられなくなって、彼 けの価值がない」という意を表す。
方上3 お
は社長の座を降りた。
負けないで我慢するという意味を表す。 【にたる】
否定の表現は不可能を表す「たえられ [V-るにたるN]

444

456
にちがいない一につき

さっこん せい じ かしり しょ<


(1)昨今の政治家は私利私欲に る。
はし、そ人は じんつ けい之いほうし人 せつめい う
走り、尊敬するにたる人物はい (5)経営方針についての説明を受

なくなってしまった。 けた。
がこう乙 Lh?v しょ35v ゅ力 かた

(2)学校で子供たちが信頼するに (6)将来についての夢を語った。
ぜんあく はんだん
きょうし であ
たる教師に出会えるかどうか (7)ことの善悪についての判断が
もんだ
が問題だ。 できなくなっている。
いっしkう かた た ば之过人
(3)一生のうちに語るに足る冒険 「それに関して」という意を表す。名詞を
修飾するときは(5)~(7)のように「N
などそうあるものではない。
かい苦 承な 加って についてのN」という形になる。丁寜に
(4)会議では皆それぞれ勝手なこ 言う北きは「つきまして」となる。
み五かた也
とをいうばかりで、耳を傾ける (例)その件につきましては後でお返事
た h
に足る意見は出なかった。 さしあげます。
ねむ へい力
(5)すべてが眠ったような平和な 2 N+数量詞+について
し电 うど3 た く主 せんえん し
島では、報道するに足るニュ— (1)車1台について5千鬥の使
ょ59ょら
用料をちょうだいします。
スなどなにもなかった。
じょう意也くひとp
「尊敬する」「信頼する」などの限られた (2)乘客1人について3つまで
て にもっ 电 こ
動詞に付いて、「そうする值打ちがじゅう の手荷物を持ち込むことがで

ぶんにある」「そうするにふさわしいとい きます。
う意味を表す。かたい書きことば。 老苦ょういんにん 八や

(3)作業員5人について1部屋
力 あ
しか割り当てられなかった。
【にちがいない】 数量を受けてその数を単位とし、「その
→【ちがいない】 単位に応じて」の意を表す。「..にたい

して」。
【について】
1 Nについて
の之そ人 世い加?上3意 L5 【につき】
(1)農村の生活様式について調 1 Nにつき <関して>
ほん示 Vてんもんだv し善
べている。 (1)本部の移転問題につき審議が
てん 世人人意人 书こな
(2)その点については全面的に賛 行われた。
せ のょうど ん加つあ人 かんけいかっこく
成はできない。
加のょ h しん
(2)領土の分割案につき関係各国
空に だいう 意 V体人
(3)彼女は自分自身について何も の代表から厳しい批判が浴
加た
語ろうとしない。 せられた。
じ こ fんvん き少うめい
(4)事故の原因について究明す 「Nについて」のあらたまった言い方。

445

457
につき—につれて

→【について】1 2 V-るにつけ
かのじょ す加た
2 Nにつき <理由> (1)彼女の姿を見るにつけ、その
かいそうち中ら 也す
と老 抬も 龙
(1)改装中につきしばらくお休み 時のことが思い出される。
かんが こう加い
させていただきます。 (2)そのことを考えるにつけ後悔の
方ち こ3机 各んか
ねん
(2)父は高齢につき参加をとりや 念にさいなまれる。
青 < くる
めさせていただきます。 (3)その曲を聞くにつけ、苦しかっ
じだ おも だ
名詞を受けて「その理由で」の意を表 たあの時代のことが思い出さ
す。改まった手紙などに用いられる。
れる。
3 N+数量詞+につき
这ん加し ん にん 慣用的に固定した表現で、「見る」「思
(1)参加者200人につき、5人の う」「考えるなどの動詞に付き、「何か
ずいこういん
随行員がついた。 を見たり思ったりするたびにそれに関連
しょうりう C
(2)テニス□—トの使用料は1時 して」という意を表す。後ろには「思い
かん せん文ん
間につき千円ちょうだいしま 出」「後悔」など、感情や思考に関す
内容が続<。
す。
し<ひ ひとn にち せん元ん 3 ..につけ.…につけ
(3)食費は1人1日につき2千用
[AにつけAにっけ]
かかる。 [VにつけVにつけ]
わる
「N+数量詞+について」のあらたまっ (1)いいにつけ悪いにつけ、あの
ひ匕た方 意上うり上く、あお
た言い方。 人達の協力を仰ぐしかない。
→【について】2 はな
(2)話しがまとまるにつけ、まとまら
方次うか 之
ないにつけ、仲介の劳を取っ
【につけ】 かた nv
てくれた方にはお礼をしなけ
1 Nにつけ
本に亡と がまん かんじん ればなりません。
(1)何事につけ我慢が肝心だ。
かれ なに わたし め 慣用的に固定した表現で、二つの対比
(2)彼は何かにつけ私のことを目 的な内容を表す語句を並べて、「それら
のかたきにする。 のどちらの場合でも」という意味を表す。
中末 さ なに
(3)山田さんご夫妻には何かにつ
しん世っ
け親切にしていただいていま
【につれて】
す。 [Nにつれて]
慣用的に固定した表現で、「何事につ [V-るにつれて]
主ち はってん 主元
け」[何かにつけ」の形で、それぞれ「ど (1)町の発展につれて、前になか
あたら もんだい う き
んな場合でも」「何かのきっかけがある った新しい問題が生まれて来
たびに」という意味を表す。
た。

446

458
にて一にどと...ない
加ん 办な さいけん お招 たで
(2)時間がたつにつれて、悲しみ 再建にとって大きな痛手となっ
うす
は薄らいできた。 た。
せつ び 小 こ xうし3地し らじん
(3)設備が古くなるにつれて、故 (4)病床の私にとっては、友人の
5加 意 はけ あ がた
障の筒所が增えて来た。 励ましがなによりも有り難いも
し尚い 加んし沙う
(4)試合が進むにつれて、観衆も のだった。
こ与示ん お招さわ
興奮してきて大騒ぎとなった。 多くは人や組織を表す名詞を受けて、
せいちょ3 寸的 也〈方
(5)成長するにつれて、娘は無口 「その立場からみれば」という意味を表
す。まれに(3)のようにものごとを表す名
になってきた。
詞を受けて「その点から考えると」の意
ある事態の進展とともに、ほかの事態も
を表すこともある。後ろには可能・不可能
進展するという、招おまかな比例関係を
を表す表現や[むずかしい|[有]難い
表す。書きことばの場合は[...につれI
「深刻だ]など、評価を表す表現が続。
とも言う。
「賛成」「反対」「感謝する」などの態度
表明にかかわる表現は用いることができ
【にて】 ない。
[Nにて] (誤)その案は私にとって反対です。
こうもん宋衣 しゃしん这つえ 书乙な
(1)校門前にて写真撮影を行いま (正)私はその案に反対です。

す。
しつれvた
(2)では、これにて失礼致します。 【にどと...ない
加いV上う加かり
(3)会場”係は当方にて手配いた
之う活了 ては
[にととV-ない]
书そ おも L
(1)こんな恐ろしい思いは二 度と
します。
出来事の場所を表したり、「これにて」 したくない。
扫空 去方加 に おか
「当方にて」などの慣用的表現に用いら (2)同じ間違いは二度と犯きない
れる。改まった手紙などの書きことばに ようにしましょう。
用いる。「で」に言いかえられる。 亿 おとず
(3)こんなチャンスは 二 度と訪れ
ないだろう。
【にとって】 (4)あんなサービスの悪いンストラ
力石

[Nにとって] にと V
bh しうり なん ンには二度と行きたくな
(1)彼にとってこんな修理は何でも 生 力加 ひと
(5)今、别れたら、あの人には6う
ないことです。 Rど あ
相ん意んせい加?し 二度と会えないかもしれない。
(2)年金生活者にとってはインフレ
しんに< もんだ 「絶対に…ない「決して繰り返さな」
は深刻な問题である。
たび加 し其んい加 加
と強く打ち消すのに用いる。
(3)度重なる自然災害が国家の

447

459
にとどまらずーににあわず
がくせい し?, 左上之加
【にととまらず】 て、学生の質も多様化してき
[Nにととまらず] た。
りゅうこう だいと し ちちおや てん壹ん と毛ないっ か
(1)その流行は大都市にとどまら (3)父親の転勤に伴って、一家の
专ほう ひろ 世Vか?意ょてん 世んだい
ず地方にも広がっていった。 生活拠点は仙台からニュ一日
かん とし 52
(2)干ばつはその年だけにとどまら ークへと移ることになった。
んか么、??
ず、その後3年間も続いた。 「にともなって」の前と後に変化を表す表
たい意お其人 、 び加 33Vん
(3)大気污染による被害は、老人 現を用いて、前で述べる変化と連動し
书意な已电た专 力か
や幼い子供達にとどまらず、若 て後に述べる変化が起こるという意味
ものたち ひ3 を表す。あまり個人的なことがらでなく、
者達にまで広がった。
規模の大きい変化を述べるのに使う。書
地域や時間などを表す名詞を受けて、
きことば的でフォーマルな文体。
「その範囲には収まらず」「それだけでな
く」という意味を表す。
【になく】
[Nにな<]
【にともない】 みせ 加
(1)店の中はいつになく静かだっ
しず

[Nにともない]
[Vのにともない] た。
こうれい办 330以 953 nいねん 钆 ?式
(1)高龄化にともない、老人医療 (2)例年になく、今年の夏は凉しい
もんだい しんこ< 书书
の問題も深刻になりつつある。 日が多い。
ち善ゅう おんだん加 かい かのじょ うた V
(2)地球の温暖化にともない、海 (3)彼女は歌がうまいと言われて、
め人 意中うそくじ上らしょ方 加ら 加お あか
面も急速に上算している。 柄にもなく顔を赤らめていた。
せい加い意いベ人 方己 七な
(3)政界再編の動きに伴いまし 慣用的に固定した表現で、「いつもとは
たら と3、过せ 違って」という意味を表す。「..にもなく」
て、このたび新し〈党を結成す
とも言う。
るはこびとなりました。
「にともなって」のさらにかたい言い方。
→【にともなって】 【になると】
→【なる】9

【にともなって】
[Nにともなって] 【ににあわず】
[Vのにともなって] [Nににあわず]
と5 に
き おん じょう礼xう L2E
(1)いつもの佐藤さんに似合わず
(1)気温の上算にともなって湿度 くちか すく
あ 九 ぁ?
も上がり蒸し暑くなってきた。 口数が少なかった。
加机お指 加之龙に、あ き
がくせいすら 示
(2)学生数が增えるのにともなっ (2)彼は大きな体に似合わず気の

448

460
には
与V 力
小さいと乙ろがある。 には分かりません。
しさと けいけん と
「そのものが持つ性質とは一致しな (3)この仕事は経験のない人には
tp n
で」という意味を表す。 無理でしょう。
人を表す名詞を受けて「その人にとって

【には】 は」という意を表す。「大きい」「むずか
1 Nには しい][できる」「できない」などの評価
助詞の「に」がついた名詞を取り立て が何に対して下されるのかを示す。[他
ために「は」がつけ加えられたもの。 のものはともかくとして」という対比的な
a Nには 含みが生じる。「に]だけで用いられるこ
<時・場所・方向・相手なと とは少なく、「...には」の形となるのが普
はる 者くら 者
(1)春には接が咲きます。 通。
V か元 书も C Nには <尊敬の対象>
(2)10時には帰ってくると思いま みな当ま か す
(1)皆様にはお変わりなく拾過ごし
す。 だいが<

ま与
のことと存じます。
(3)この町には大学が三つもありま せんせV か す
(2)先生にはお変わりなくお過ごし
す。 よろ乙もう あ
けっ考上<< か元
のこととお喜び申し上げます。
(4)結局国には帰りませんでし
目上の相手を表す名詞を受けて、その
た。
也未だ 高 人に敬意を表すために用いる。改末一た
(5)山田さんにはきのう会いまし
手紙などでしか用いない。さらに改ま
た。 た表現としては[...におかれましては」
当う わ计
(6)みなさんには申し認ありません がある。
意士う あっ 方中うし
が、今日の集まりは中止になり 2 V-るには
V けわ 节ま 乙
ました。 (1)そこに行くには険しい山を超え

助詞の「に」が付いていろいろな意味を なければならない。
でんし の ょ节<
表す句を取り立てて、主題として示した (2)その電車に乘るには予約をと
ひつょら
り、他のものとの対比を示したりする[は] る必要があります。
の意味が付け加えられたもの。は|の意 过こう は节ね は节书
(3)健康を維持するには早寝早起
味を加える必要が無いときは「に」だ计 い方ばん
で用いられる。 きが一番だ。

bNには く評価の基準> 「そうするためには」[そうしたいと思うの


わたし 书粉
なら」という意味を表す。
(1)このセータ—は私には大きすぎ
3 V-るにはVが
る。 V V かれ あ
も人だ たU (1)行くには行くが、彼に会えるか
(2)この問題はむずかしすぎて私 力
どうかは分からない。

449

461
にはあたらない—にはおよばない

かんせい あ し也
(2)A:あしたまでに完成させる 当たらない。あのワンマン社
也くそ< 方上う 害
と約束したんですって? 長の前ではだれでもそうなの
也<そ<
B:うん。約束するにはしたけ 尤。
8Vん
れど、できるかどうか自信 「驚く」「非難する]などの動詞に付いて、

がないんだ。 そうすることは適当ではない、的を得て
せつ动い
いないという意味を表す。[....からといっ
(3)いちおう説明するにはしたの
じ市う示ん て」などの理由を表す表現と共に使うこ
ですが、まだみんな、十分に
かv
とが多く、「こういう理由で驚いたり非難
理解できていないようでした。 したりするのは的はずれだ」の意味とな
同じ動詞を繰り返し用いて、「いちおう る。
はそうする(そうした)けれども、満足のい
く結果になるかどうかわからない」という
【にはおよばない】
意味を表す。
1 ...にはおよばない
[Nにはおよばない]
【にはあたらない】 [V-るにはおよばない]
けん老 な化いょう 改
[V-るにはあたらない]
方中う加っ乙う きょうし ゅう
(1)檢查では何も異常は見つかり
汗ん
(1)中学校で教師をしている友 ませんでした。すっかり元気に
じん はなし 加っ乙5 しい
人の話によると、学校でのいじ なりましたから、ご心配には及
しん乙< おどろ
めが深刻だという。しかし驚く びません。
治とな しゃか 力
にはあたらない。大人の社会も (2)分かりきったことだから、わざわ
おな せつ女V 拾上

同じなのだから。 ざ説明するには及ばない。
かれ なか末 书 と书
(2)彼ひとりだけ仲間を置いて下 (3)こんな遠く末で、はるばる招越
ん ひなん 书上
山したからといって、非難する しいただくには及びません
あ てん
には当たらない。あのような天 「そうするほどのことはない「その必要は
こう 加) 话与话う
候のもとではそれ以外の方法 ないにいう意味を表す。[...にはあたら

はなかっただろう。 ない」とも言う。

(3)子どもがちっとも親のいうことを
书や
2それにはおよばない
くるま いえ 书<
なげ (1)A:車で家までお送りしまし
きかないからといって、嘆くには

当たらない。きっといつか親の
お节
ょう。
书ょ
こころ ひ B:いいえ、それには及びませ
心がわかる日がくる。 ある 示ん
加れ か 善 はつげん ん。步いても5分ほどの
(4)彼が会議でひとことも発言しな とこ万 しん试
せ 所ですから、どうぞご心配
かったからといって責めるには
な<。
450

462
にはんし—にほかならない
くう乙う 七か ょう
(2)A:空港までお迎えにあがり 様だ。
ますよ。 「予想」「期待」など将来を予测する意
だいじょう分 し
B:大丈夫です。よく知って 味を表す名詞に付いて、結果がそれと
と乙ろ は異なるものであることを表す。[...とは
いる所ですから、それには
おょ 違って」[...とは反対に」に言いかえられ
及び末せんよ。
る。書きことば的。また名詞を修飾する場
相手の申し出に対して「そこまでしてく 合は[Nにはんする/にはんしたN」と
れなくても大丈夫」と断わる場合に用い なる。
る。相手の気配りを認める含みがあり (例)先週の試合は、大方の予想に反
「その必要はありません」よりも丁寧な言
する結果となった。
い方。

【にひきか元】
【にはんし】 [Nにひきか元]
[Nにはんし あに
(1)兄にひきかえ弟はだれにで
书とうと

おおかた ょそう はん われ
(1)大方の予想に反して、我らの す こうせいねん
あっしょ3 好かれる好青年だ。
チームが圧勝した。 どりょ<加 あね ひ おとうと
ひとびと たいはん けい意 V
(2)努力家の姉に引きかえ、弟は
(2)人々の期待に反し、景気は依 なま,もの
ぜんて为 怠け者だ。
然低迷を続けている。 こ ども 龙ん U が<
(3)このごろは子供っぼい男子学
「...にはんして」の書きことばの言い方。 せい Vょしがくせ
生にひきか元女子学生のほう
→【にはんLて】 しゃかいせ
が社会性があってしっかりし
ているよう龙。
【にはんして】 しとう盖ょ<
(4)市当局の柔軟な姿势にひき
V3なん しせ

[NにはんLて] ま上ぐ方 こうあつて意たい书ら


よ そう こと钆 しけん かえ、窓口の高圧的な対応は
(1)予想にはんして、今年の試験
しみん はん课つ,まね
心ずか 市民の反発を招いている。
はそれほど難し<はなかった子
対照的な二つのものを比べ、[一方とは
うだ。
しmうい 意た は人 かれ 反対に他方は」という意味を表す。話し
(2)周囲の期待に反して、彼らは
过?意上く过?こ人 ことばでは[N忆くらべて」を使う。
結局結婚しなかった。
ねんしょ よ号< はん こ とし
(3)年初の予測に反して、今年は
てんこ5小じんとし 【にほかならない】
天候不順の年となった。
こん加 乙5L?3 书おかた かた
1 Nにほかならない
加 せ 书
(4)今回の交涉では、大方の見方 (1)この会を成功のうちに終わら
はん あいてが加 书も
に反して、相手側がかなり思 飞 みな
せることが出来ましたのは、皆
善 法保毒人TVV 电
さま意ょらりょく
い切った讓歩案を提示した模
様がたのご協力のたまものに

451

463
にむかって
ほか
他なりません。 なってきた。
とL と 飞ぐち
(2)年を取るというのは、すな力ち (5)このトンネルは出口に向かって
けいけん ほか <忙 艺か
経験を積むということに他なら 下り坂になっている。
ない。 ものが移動する際の方向を表したり、時
「それ以外にない」「まさにそのものであ 間や状態が変化する際の行く先を表し
る」と断定的に述べる場合に用いる。 たりする。(1)~(3)は、「この飛行機」
2 ..にほかならない 「病人」「両国の関係」が行き着<先を示
[...から/.…ためにほかならない] し、(1)(2)のように文の述語として用
方ち は
(1)父が肺ガンになったのは、あの いることもできる。(4)と(5)は、後に変
こうじょうな加ねんはたら ほか 化を表す表現が続き、「そこに近づくに
工場で長年働いたために他
つれて何かの状態変化が起こる」意を
ならない。 表す。例えば(4)は、春に近づくにつれ
かれ わたし に< わたし善上う世意
(2)彼が私を憎むのは、私の業績 て、気温の上昇という変化が起こるとい
ほ加
をねたんでいるからに他なら うことを表している。
ない。 2 Nにむかって <対面>
し已と 3 こ
っ<元 ほん ょ
(3)この仕事にこんなにも打ち込 (1)机に向かって本を読心。
こくば人 型 すわ
加 (2)黒板に向かって座る。
むことができたのは、家族が支
3 电 の 名さ
ほか
えていてくれたからに他ならな (3)マリア像に向かって祈りを捧げ

い。 る。
わ杂し ~や しょうめん
(4)私の部屋は正面に向かって
あることがらが起こった理由や原因がそ ひだ刀がわ
のこと以外にない、まさにそのためであ 左側にあります。
ると断定的に述べるのに用いられる。 ものや人を表す名詞を受けて、それに対
してまっすぐ前を向く姿勢をとるという意
味を表す。
【にむかって】
1 Nにむかって く方向> 3 Nにむかって <相手>
おや 整 らんばう <ち
少乙う考 げん苦
(1)この飛行機は現在ボストンに (1)親に向かって乱暴な口をきく

向かっています。 な。
て は一ほ5
びょうにん V话う
(2)病人はだんだん快方に向かっ (2)敵に向かって発砲する。
ょうL はんこうて老 たいど

ています。 (3)上司に向かって反抗的な態度
りょうこ< かんはい さいあく た しめ
(3)両国の関係は最悪の事態に を示す。
い すす
向かって一気に進んでいっ 人を表す名詞を受けて、ある態度を取
ったりある行為を仕掛けたりする際の相
た。
はる 手を表す。「..にたいして」とも言える
あた九
(4)春に向かってだんだん暖かく

452

464
にむけて一にめんして
こくさいかい苦 かい这V 七
(2)国際会議の開催に向けてメン
世んん 意ょうりょ< もと
【にむけて】 バー全員の協力が求められ
1 Nに七けて <方向> た。
方 せ 也 す力 ベ力て送 もんだいかいけつ 也
(1)入口に背を向けて座っている。 (3)平和的な問題解決に向けて
ひ之意 意 热 ひとびと < 书
(2)飛行機は機首を北に向けて進 人々は努力を惜しまなかった。
んでいた。 できごとを表す名詞を受けて、「そので
ひ己う意 意し きた 空
(3)飛行機は機首を北に向けた。 きごとの実現をめぎして」の意味を表
す。後ろには行為を表す表現が続く。
場所や方位を表す名詞を受けて、もの
の移動して行く先や、人の姿勢の向きな
どを表す。(3)のように文の述語として 【にめんした】
用いる乙ともできる。 →【にめんLて】
2 Nに七けて <目的地>
ひ乙う老 也
(1)飛行機はョ—口ッパに向けて 【にめんして】
と た
飛び立った。 1 Nにめんして <対面>
加れ に入方 む し四っばっ 5っ< に力めん
(2)彼らは任地に向けて出発し (1)美しい庭に面して、バルコ二
ひろ
た。 —が広がっている。
い元D3 E33 动
場所を表す名詞を受けて移動の目標と (2)この家は広い道路に面して
する地点を表す。後ろには移動を表す
る。 ち
表現が続<。 うみ 动人
(3)リゾ-ト地のホテルで、海に面
3 Nにむけて <相手> 中 ょゃ<
ひとびと も世ん号う し中う过? した部屋を予約した。
(1)人々に向けて戦争の終結を
うった 道路や庭や海など、ある広がりを持一た
訴えた。 場所を表す名詞を受けて、そこに対し
む つょ たい
(2)ア刈力に向けて、強い熊度を て、ある空間が正面を向いて存在して
と 分
取り続けた。 いる乙とを表す。(2)のように[...にめん
加れ世ん号う とうじし む
(3)彼は戦争の当事者たちに向け している」の形で文末に用いることもで
こ人善于ょていせ人意上3で て计
きる。末た、名詞を修飾するときは、(3)
て根気強<停戦協定の締結
う九 7 のように「NにめんしたN」の形をとる。
を訴え続けた。
2 Nにめんして <直面>
人や組織を表す名詞を受けて、[..亿对 かのじょ vん て
(1)彼女は非常事態に面しても適
して」の意味を表す。 世つ こ3ど5 と つょ せいしん
切な行動の取れる強い精神
4 Nにむけて <目標> 上 6
たいかい 书 言び
力の持ち主なの尤。
(1)スポーツ大会に向けて厳しい 办れ 善て意じた 儿 れ
nんしm?7 (2)彼は危機的事熊に面しても冷
練習が続けられた。

453

465
にも一にもかかわらず
甘い たいし ひと 善かい と ほうほう わ
静に対処できる人龙。 (2)機械を止めようにも、方法が分
困難や危機などの厳しい状況に直面し からなかったのです。
さき すす あし加 v
てという意味を表す。 (3)先に進もうにも足が疲れて一
淫、
歩も踏み出せなかった。
【にも】 しじ中つ
(4)手術をしたときはすでに手遅
てお<

1 Nにも たす たす
れで、助けようにも助けようが
助詞の「に」のついた名詞を取り立てる
なかったのです。
ために「も」がつけ加えられたもの。
a Nにも 「呼ほう」「止めよう」など、動詞の意向
く時・場所・方向・相手など> 形を受けて、後ろには否定の意味の表
ひと
現が続き、「そうしようと思ってもできな
(1)あそこにも人がいます。
た本か 书し い」という意味を表す。
(2)田中さんにも教えてあげよう。
はこ ね にっこう い b V-ようにもV-れない
(3)箱根にも日光にも行きました。 すこ 中す いそ加
(1)少し休みたいけれど、忙し<て
やす 节寸
助詞の「に」が付いていろいろな意味を
休もうにも休めない。
表す句を取り立てて、「それだけでな〈 とお
(2)こんなに遠くまで来てしまって
他のものについても同じことが言える」と か元 か元

いう「も」の意味が付け加えられたもの。 は、帰ろうにも帰れない。
おそ じけん わす
「も」の意味を加える必要が無いときは (3)こんな恐ろしい事件は、忘れよ
わす
「に」だけで用いられる。 うにも忘れられない。
どしくず みち
b Nにも <尊敬の対象>
か艺<
(4)土砂崩れで道が子さがれて
(1)ご家族のみなさまがたにもお いじょうすす すす
す はv
おり、それ以上進もうにも進め
すこやかにお過ごしのことと挥 じょうた
つもう。あ ない状態だった。
察申し上げます。
みなみなさ主 けんしょう す 「帰ろう」「忘れよう」など、動詞の意向
(2)皆久様にもご健勝にお過ごし 形を受けて、後ろにも同じ動詞の可能の
上し 乙も3 あ
の由、お喜び申し上げます。 否定形を繰り返し、「そうしようと思っても
目上の相手を表す名詞を受けて、その できない」「どうしても....することができ
人に敬意を表すために用いる。慣用的 ない」という意味を表す。
に決められた表現でしか用いられず、
非常に改まった手紙の挨抄表現として 【にもかかわらず】
使われる。さらに改まった表現としては [N/A/Vにもかかわらず]
「.…におかれましては」がある。 [Na であるにもかかわらず]
あくじょうけん C
2 V-ようにも (1)悪条件にもかかわらず、無事
a V-ようにも...ない とうちょうせこ3
在す こえ で 登頂に成功した。
(1)助けを呼ほうにも声が出ない。

454

466
にもとづいた一にもならない
はは と むす
の意味を表す。(4)のように文の述語と
(2)母が止めたにもかかわらず、息
こ で
子は出かけていった。 して用いることもできる。また、名詞を修
どりょく 飾する上きは(5)のように「..にもとづい
(3)あれだけ努力したにもかかわ
しっばい 书 たN」の形になる。「..にもとづいての
らず、すべて失敗に終わってし
N」となることもある。
まった。
老そく 意んし
(4)規則で禁止されているにもか
かれ つうが< 【にもなく】
かわらず、彼はバイクで通学し [Nにもな<]
意ょう せ甘ろ
た。 (1)今日はがらにもなく背広なんか

「そのような事態であるのに」という意味 を着ている。
こうけ み われ ど5
を表す。後ろには、そのような事態なら当 (2)その光景を見て、我にもな〈動
然予測できることと食い違った事態を表 ょ5
揺してしまつた
す表現が続く。次のように文のはじめに
慣用的に固定された表現で、「その人や
使うこと为できる
(例)危険な場所だと十分注意されて そのもののいつもの様子や性質とは違っ
いた。にもかかわらず、軽装で出 て」という意味を表す。
かけて遭難するはめになった。
【にもならない】
【にもとづいた 1 Nにもならない
はなし Cょう
→【にもといて (1)あまりにばかばかしい話で、冗
だん
談にもならない。
ほ号 意 た
(2)こんなに細い木では焚きつけ
【にもとづいて】
[Nにもとっいて] にもならない。
っ8v はなしもと しょう
(1)実際にあった話に基づいて小 「冗談」「焚きつけ」など、あまり役に立
せ? 加
説を書いた。 たないものを表す名詞を受けて、その価
けいかくひょう 毛と こうどう
值さえないという意味を表す。
(2)計画表に基づいて行動する。
か乙 けいけん上 はんだん 2 V-る老にもならない
(3)過去の経験に基づいて判断 力方 き
<だ (1)あまりにばかばかしくて笑う気
を下す。
し 世? Cv にもならない。
(4)この小説は実際にあったこと 加れ か人が、かた こE
もと (2)彼の考え方があまりに子供っ
に基づいている。 はら 本 苦
ながねん けいけん もと はんだん ぼいので、腹を立てる気にもな
(5)長年の経験に基づいた判断
Uhav らなかった。
だから、信頼できる。
「そのような気持ちにならない」という意
「それをもとにして」「それを根拠にして」
味を表す。多くの場合はそうする気持ち

455

467
によったら一によって
う V
にならないほど価值が低いというマイ才 ただちに受け入れられた。
ス評価の意味を込めて用いられる。 受身文の動作主を表す。[XにYされ
る」の「Xに」と同じだが、[Y」の動
詞が「設計する」「作る」「書く」のよう
【によったら】
→【によ砒】1b に何かを生み出すことを表すものである
ときは「に」は使えず「によって」を用い
る。末た、(2)(3)の[洪水」「敵の反
【によって】 撃」のように原因と解积されるもののとき
1 Nによって <原因>
わたし山ちらい はつげA は、「で」で言いかえることができる。
(1)私の不注意な発言によって (例)洪水で押し流された。
加れ ず
彼を傷つけてしまった。 3 Nによって <手段>
示み善りじこ でんし节 しD上3 书书 V?
(2)踏切事故によって、電車は3 (1)この資料によって多くの事実が
じかん 书く あき
時間も遅れました。 明らかになった。
加いL中 う 意中5りょう
(3)ほとんどの会社は不況によって (2)給料を力ッ卜することによって、
过元V 刻 亦老ょう の 考
経営が悪化した。 不況を乘り切ろうとしている。
230563 世 元ん言上
名詞を受けて、「それが原因となって」 (3)交通網の整備によって、遠距
7つう善ん 加のう
の意味を表す。後ろには結果を表す表 離通勤が可能になった。
たいりう示ん
現が続<。 (4)コン匕ュ—タ億よって大量の文
2 Nによって <受身文の動作主> 加化2 加②2
た下点の 他うめ以 けんちく加 書管理が可能になった。
(1)この建物は有名な建築家によ せ加い心
せっけ (5)インターネ外によって世界中
って設計古れた。 心ょうほ5 かん九ん て は
むら いえ 抬招 こうず の情報がいとも簡单に手に入
(2)その村の家の多<は洪水によっ
书 なが る上うになった。
て押し流された。
て善 はんげ言 <る 「それを手段として」[その方法を用い
(3)敵の反撃によって苦しめられ
て」の意味を表す。
た。 せいてん
4 Nによって <よ北ころ>
しり:5 不动い
(4)これらの聖典はョ—口ッパから (1)この資料によっていままで不明
せん善ょらし 书书てん あ老
の宣教師たちによってもたらさ だった多<の点が明らかになっ
れた。 た。
ねんせv じど こう
い い
(5)3年生の見童たちによって校 (2)行くか行かないかは、あしたの
てV ?迷、比 加 てん
庭に立派な人文字が描かれ 天気によって決めよう。
せんせ しどう さく
た。 意ば あたら
(3)先生の御指導によってこの作
(6)この奇抜なファッシaンは新し ひん 加んせ
品を完成させることができまし
この わ加もの
いものを好わ若者たちによって

456

468
によらず—による

のらりょ<
た。
しけん せい世言 25じょ5 V
よらず、能力のあるなしによっ
ひょうか
(4)試験の成績よりも通常の授 て評価される。
かつ也< 示る あたら
業でどれだけ活躍したかによ (2)古いしきたりによらず、新しい
せいせ おも 加ん号 し意 书已な
って成績をつけようと思う。 簡素なやりかたで式を行いた
こうれV
(5)恒例によって会議の後に夕
し<加
加荒 上 四5
い。
かれ み がん乙 おとこ
食会を設けることにした (3)彼は見かけによらず頑固な男
れい かれ よる书そ
(6)例によって彼らは夜遅〈まで議 だ。
ろん → なに乙と ち市うい 书已た
論を続けた。 (4)何事によらず、注意を怠らない
かんVん
名詞や「疑問詞…か」の形に付いて、 ことが肝心だ。
「それをよりどころとして」「それを根拠と 「それとは関係なく」「それとは対応しな
して」という意味を表す。(5)(6)は慣 いで」とい方意味を表す。(3)と(4)は
用句として固定された表現で「いつもの 慣用句で、それぞれ「外見とは違って」
ように」とい方意味。 「どんな場合でも」という意味。
5 Nによって <場合>
と か人加 加た 方が
(1)人によって考え方が違う。
あ す ところ あめ 【により】
すいしつ おせん ひろ
(2)明日は所によって雨が降るそ
(1)水質污染がかなり広がってい
加人意上3方上う与上3克
う龙。 ることが、環境廳の調查によ
と青 江为园 かんが かた か
あ言
(3)時と場合によって、考え方を変 り明らか忆な一た。
えなければならないこと毛あ かんとう方ほう あ也
(2)関東地方はところにより雨。
る。
保高 けいやく は
「によって」の書きことば的な言い方。
(4)場合によってはこの契約を破 →【によって】
棄しなければならないかもし

れない。 【による】
こと しだい 3杏
(5)事と次第によっては、裁判に訴 [Nによる
がくちょう し?<じ ひ
えなければならない。 (1)学長による祝辞に引き続い
そつ善ょうせいだいひxう
「そのうちのいろいろな場合に応じて」と て、卒業生代表によるスピ-
おこ家
いう意味を表す。(5)は慣用句で「場合 チが行われた。
计办<扫书は深ベ人こ方 书去だ
によって」と同じ意味。
(2)計画の大幅な変更は、山田の
?ょLち
強い主張によるものである。
Lん
【によらず】 (3)地震による津波の心配はない
つなみ LんはV

[Nによらず] ということである。
かいし节 せい心つ ねんれ
(1)この会社では、性别や年齡に

457

469
によると一によれば
ばん己はん た か元
(4)晚御飯を食べて帰るかどうか ンセルしなければならないか
加意书 かん
は、会議の終わる時間による。 もしれない。
くる史 ば あい 试あV かれ おうえん 意
(5)車で行くかどうかは場合によ (2)場合によると彼らも応援に来て
は て人 3
る。晴れていたら自転車の方 くれるかもしれない。
善も あめ
が気持ちがいいが、もし雨が 慣用句的に固定した表現で「もしかし
态 くるま い
降ったら車で行くしかない。 たら」「ある条件のもとでは」という意味
を表す。後ろには推測を表す表現が続
「動作主」「原因」「根拠」などを示すの
く。「ことによったら」「場合によったら」の
に用いる。(1)~(3)のようにNが動
形も用いられる。
作主や原因を表す場合と、(4)(5)の
2 Vところによると
ようにNがなにかを決めるための条件 意 い意ん
を示す場合がある。動作主や原因を表 (1)聞いたところによると、最近は
ひ乙5老 ほう でんし や寸
す用法は、書きことば的なかたい文体で 飛行機でい<方が電車より安
迷あV
使われるが、条件の場合はふつうの話 い場合もあるそうですね。
し乙とばでも使われる。 加れ し冲方ょう
(2)彼の主張するところによると、
かれ 付ん 加人付
彼は事件とは関係ないというこ
【によると】 とだ。
1 Nによると そ亦 かた
(3)祖父の語ったところによると、こ
a Nによると 心かし西る ②之加
てん善よほら あ す は のあたりには昔古い農家があ
(1)天気予報によると、明日は晴れ
ったということだ。
るそうです。
かれ せつめv 遂か ほかから聞いたことの出どころや判断の
(2)彼の説明によると、この機械は
はい善的しょ よりどころを表す。後ろには「...そうだ」
廃棄物を処理するためのもの
「.ということだ」などの伝聞を表す表現
だということです。 中推測・断定などの判断を表す表現が
<も 上3す あ す

(3)あの雲の様子によると、明日は 続く。「...ところによれば」の形も用いられ
た ぶんは
多分晴れるだろう。 る。
ほかから聞いたことの出どころや推測の
よりどころを表す。後ろには「...そうだ」 【によれば】
き ろく しろ
「..ということだ」などの伝聞を表す表現 (1)この記録によれば、その城が
世 苦まつ
や「..だろう」「...らしい」などの推測を かんせい
完成したのは11世紀末のこと
表す表現が続<。(1)(2)は「...によれ
ば」を用いることもできる。
龙。
かれはなし ち也わ人
bことによると/ばあいによると (2)彼の話によれば、この茶碗は
こっとうひん か方 たか
こん加い こう
骨董品として価值の高いもの
(1)ことによると今回の旅行はキャ

458

470
にわたって一ぬ
せ办 共加
だそうだ。 の成果は世界中の学者に強
えい意占、高九
[...によると」と同じ。 い影響を与えた。
加のVょ お上 <に じ?
→【による亡】1 a、2 (3)彼女が訪れた国は実に23力
こく わた 矿、 3
国に渡り、その旅を記録した
ししんし5 25 ひと 世加?
【にわたって】 寫真集は普通の人久の生活
[Nにわたって] い い うつ と
けん考ゅう すLつ书せ人 を生き生きと写し取っているこ
(1)この研究グル—プは水質污染 ひょうはん
ちょう古 ねん 了 とで評判になっている。
の調查を10年にわたって続
「にわたってと同じ意味。「にわたって」
けてきた。 は直後の動詞を修飾することが多いが、
かれ 史ち すうかい
(2)彼はこの町を数回にわたって 「にわたり」は節の終わりに使われること
おとず けんせつ V3
訪れ、ダム建設についての住 が多い。書きことば的なかたい文体で使
みん は左、卤 われる。
民との話し合いをおこなって

いる。
ししょ5
(3)首相はョー口ッパからアメリ力 【ぬ】
たり< こ< ほう 文語の否定を表す助動詞で、現在では
大陸まで8力国にわたって訪
电人。 けい营もん D 「…ません」や「知らん」「好かん」など
問し、経济問題についての理 の「ん」にその形跡が残っているほかは、
加い,毛と
解を求めた。 慣用句として固定された言い方に用い
がいこくじんろうどうしゃ かん U
(4)外国人労働者に関する意識 られる。
与55章 2862366、杂意 1 V-浓
調查の質問項目は多岐に渡 し ん し
ひと乙上 甚? (1)知らぬ存ぜぬで(=知らないと
っており、とても一言で説明す しち上3 → 书 と书

ることはできない。 主張し続けて)押し通す。
L ほとけ あいて し
(2)知ら政が仫(=相手が知らな
期間・回数・場所の範囲などを表す語 なに あ て つ
に付いて、その規模が大きい様子を表 いうちに何か相手にとって都
方 る进南 电方
す。後に「行う╱続ける╱訪れる」など 合の悪いことをする場合に用
の動詞を伴うことが多い。書きことば的 いる)。
なかたい文体で使われる。 ょ よ 苦 じけん
(3)予期せ女(=予期しない)事件

が起こった。
【にわたり】 いそ たい色く 加ん加
(4)急いで対策を考えなければな
[Nにわた
はな あ すうかv さい らぬ。
(1)話し合いは数回にわたり、最
しゅうて意 力かい 慣用句として固定された表現で、[..な
終的には和解した。
かれ けん意即う 大 老 い]の意を表す。(4)は[...なければな
(2)彼の研究は多岐にわたり、そ

459

471
ぬきーぬく

らない」の文語的な言い方。
2 V-决う方に
だれ 意了 【ぬき】
(1)誰にも気付かれぬうちにここを 1 Nぬきで
如 あつ けし意课
抜け出そう。 (1)この集まりでは、形式張ったこ
<方 いえ
ぬ ら<
(2)暗くならぬうちに家にたどり着 と抜きで気楽にやりましょう。
元ら 北 加工
けるといいのだが。 (2)この後は偉い人抜きで、若手
「..ないうちに」の文語的な言い方。
の v
だけで飲みに行きましょう。
宋之书 ほんろん
→【方】2c (3)前置きは抜きで、さっそ〈本論

3 V-浓ばかり は
味か V に入りましょう。
(1)おまえは馬鹿だと言わぬばかり
加お 「..は除いて」という意味。(3)のように
の顔をした。
な こんがん 「Nはぬきで」となることもある。
(2)泣かぬばかりに懇願した。 2 N浓きに... V-れない
加く 加机 意占5りょ<央
慣用句的に固定した表現で、「いまにも (1)この企画は、彼の協力抜きに
そうしそうな様子で」という意味を表す。 かんが
は考えられない。
「V-んばかり」の文語的表現。 し意人文人じ上典 付意う、?了
(2)資金援助抜きに研究を続ける
→【ばか】6 小加のう
4 V-までも ことは不可能だ。
がけ 书 いh こん加 かく 世こ之、まだ<人
(1)この崖から落ちたら、死に至ら (3)今回の企画の成功は山田君
かつやく如 かた
じmうしう
ぬまでも重傷はまぬがれない の活躍抜きに語れない。

だろう。 名詞を受け、さらに「...できない」「V-
じっけい う 深っきん はら れない」「不可能だ」などを文末に用い
(2)実刑は受けぬまでも罰金は払
て、「それなしでは...することができな
わせられるだろう。
い」という意味を表す。
「..ないまでも」の文語的な言い方。 3 Nは决きにして
→【ないまでも】 さ し亡上はなし 女
(1)この際、仕事の話は抜きにし
5 V-内まに おお たの
书に 吏 せんたく V中史 て、大いに楽しみましょう。
(1)鬼のいぬ間に洗濯(=邪魔に 上う龙人 为 ないょら とう
ひと あいだ (2)冗談は抜きにして、内容の討
なる人がいない間にしたい乙 はい
議に入りましょう。
とをする)。
L 末 とお 「..は除いて」..は止めて」匕いう意味。
(2)知らぬ間にこんなに遠<まで来
てしまった。
慣用句的に固定した表現で、[...ない
【虫〈】
[R-决<]
あいだに」という意味を表す。 くる い はし
(1)苦しかったが最後まで走りぬ

460

472
ぬまでも-の1

いた。 →【なければ】2
いちどはじ
(2)一度始めたからには、あきらめ
ずに最後までやりぬこう。 【ねばならぬ】
かんが けっか けっしん
(3)考え抜いた結果の決心だから [V-ねばなら力]
ぼうりょ< ちから あ 空
か (1)暴力には力を合わせて立ち
もう変わることはない。

なが ひょ5り取う た
(4)この長い漂流を耐え抜くこと 向かわねばなら女。
し世人は加い西世

(2)自然破壊は防がねばなら如。
ができたのは、「ここで死にたく
つょ 言も 「...ねばならない」よりさらに文語的な言
ない」という強い気持ちがあっ
书も い方。
たからだと思います。
→【なければ】2
必要な行為・過程を全て最後までやり
終えるという意味。苦しさに耐えてやり
遂げるという意味合いが強い。 【の,】
1 NのN
a NのN <所属>
【浓までも】 (1)これはあなたの財布じゃない
さV高

[V-までも]
ていた< い ですか。
(1)邸宅とは言わぬまでも、せめて と浩上5下人意 たな加
ちい いっこ て た (2)こちらは東京電気の田中さん
小さな一戸建ぐらいは建てた
です。
いものだ。 とう善上3 た加
が沙 书 し いた (3)東京のアパートはとても高い。
(2)この崖から落ちたら、死に至ら
じうしょう 名詞を修飾し、その名詞が表すものの
ぬまでも、重傷はまぬがれな
所有者や所属先や所在などを表す。
いだろう。 b NのN <性質>
上う老 み ま
「...ないまでも」の文語的な言い方。
(1)病気の人を見舞う。
→【ないまでも】 はなお<
(2)バラの花を贈る。
V し の
(3)3時の電車に乘る。
【ねばならない】 み式、く力
(4)力ップ1杯の水を加之る。
[V-ねばならない]
へいわ じつげん 上< 名詞を修飾し、その名詞の性質・状態。
(1)平和の実現のために努力せね
種類・数量など、さまざまな意味を表す。
ばならない。 C NのN <同格
いっ ち意ょうりょ< 电んだい加以付口 高
即うじん 加ずお そうだん
(2)一致協力して問題解決に当
(1)友人の和男に相談した。
たらねばならない。 上地方上 考 しkら加
(2)社長の木村さんをご紹介しま
[...なければならない」の書きことば的な
しょう。
言い方。

461

473

Vxやす こ がくせい うた こ之き
(3)これは次女の安子でございま (2)学生たちの歌う声が聞こえる。
站う更,比、加
す。 (3)タイプの上手な人を探してい
前のNと後ろのNが同じものであること る。
はな さ ころ き
を表す。後ろのNには人やものの名前と (4)花の咲く頃にまた来てくださ
いった固有名詞が用いられることが多
い。
い。 「彼が書いた絵」「タイプが上手な人」
d N(+助詞)のN
こ ども せい方ょら は节 のように、名詞(この場合は「絵」「人J)
(1)子供の成長は早い。
てんししう の を修飾する節の中に助詞「が」が用い
(2)自転車の修理を頼んだ。
られている場合、この「が」の代わりに
か人こうき也く、あんない
(3)アメリ力からの観光客を案内 「の」を用いたもの。
する。 2 ...の
上上 の
(4)京都までのバスに乘った。
a Nの
わたし
た な加 りょこう たの
(5)田中さんとの旅行は楽しかっ
(1)これは私のです。
でん者せいひん かいしゃ つか
(2)電気製品はこの会社のが使い
た。
きょうと しゅくはく 1志
やすい。
(6)京都での宿泊はホテルより旅 でん力こ力
かん (3)この電話は壊れてますので、
館のほうがいい。 となり 入也 つ加 <龙
隣の部屋のをお使い下さい。
「子供が成長する」「自転車を修理す ゃ え老宋元
る」「ア刈力から観光客が来る」の「子 (4)ラーメンなら、駅前のそば屋の
也す
供」と「成長」、「自転車」と「修理」、 が安くておいしいよ。
がらもの お
「アメ刈力」と「観光客」の関係を、前の (5)柄物のハンカチしか置いてな
名詞が後ろの名詞を修飾することによっ むじ
いけど、無地のはありません
て表す。「子供が成長する」「自転車を
修理する」のように「が」と「を」が用
か。
いられている時は「子供の成長」「自転 「Nのもの」という意味を表す。
車の修理」となり、「が」や「を」は表 b ..の
れない。それ以外の助詞の場合は「ア [Naなの]
メリ力からの観光客」「田中さんとの旅 [A/V の]
ちv
行」のように助詞も表さなければならな (1)これはちょっと小さすぎます。も
すこ お抬
い。また、助詞の「に」にはこの用法が う少し大きいのはないですか。
なく、代わりに「へ」が用いられる。 9ょう0 も
(2)みんなで料理を持ちよってパ
(誤)母にの手紙 わたし
ーティ—をしたんだけど、私が
(正)母への手紙 つ< いちばんひょうばん
作ったのが一番評判よかった
e Nの...N
かれ か
(1)彼の書いた絵はすばらしい。 んだ。

462

474
の2
お扫 つか
(3)これは大きすぎて使いにくい。 B:バトミントン。
ちい 心ん 9 名が なに と< v
もっと小さくて便利なのを探古 (3)A:スポーツは何が得意な
なくてはならない。 の?
善的う比的方 示る
(4)その牛乳は古いから、さっき B:テ二スです。
か つ加 <龙 评ん老
買ってきたのを使って下さい。 (4)元気ないね。どうしたの?
動詞や形容詞に付いて、「大きいもの」 上昇調のイントネーシaンを伴って質問
「私が作ったもの」などの意味を表す。 を表す。子供や親しい人に対する話し乙
C Nの...の とばに用いられる。
[NのNaなの] 2...の <軽い断定>
[Nの A/V の] [N/Na なの]
と龙な がんV3 之加
(1)戸棚のなるべ〈頑丈なのを探 [A/Vの]
办あ こ
してきてほしい。 (1)お母さん、あの子がいじわるす

(2)ビールの冷えたのはないです るの。
い えいが
(2)A:あした映画に行きません
か。
示くろなか <さ
(3)袋の中にリンゴの腐ったのが か。
落んね人 あす
はV
入っていた。 B:残念だけど、明日はほか
ょうじ
[Nの+修飾句+の」という形で、Nの に用事があるの。
かれ わたし はら 九
表すものに関して、修飾句の示すような (3)彼は私に腹を立てているみた
状態にあるものを特に限定して指し示
いなの。
す場合に用いる。例えば(2)は、「ビ— 评ん意
(4)A:元気ないですね。
ルに関して、その中の冷えたビ—ル」と き示ん わる
B:ええ、ちょっと気分が悪い
いう意味。
の。
す已 は节 高る
(5)A:もう少し早く歩けない?
【の2】 あし いた
1 ...の<質問> B:ごめんね。ちょと足が痛
[N/Na なの] いの。
[A/V の] 下降調のイントネ—シaンを伴って、子
あそ Lけん
(1)A:遊んでばかりいて。試験、 供や女性が軽い調子で断定するのに
ほんとら だいじょう
本当に大丈夫なの? 用いる。
しん试V だいVょう示
B:心配するなよ。大丈夫だ 3 ...の<確認>
あ善こ こんち
(1)A:やあ、明子さん。今日は。
ってば。 加ず书 者
あ善こ
B:あら和夫さん。来てたの。
(2)A:明子ちゃんは、なにをして
はる乙まさ乙 あ喜ひ こうこうしっ
あそ
(2)春子:正子さん、朝日高校出
遊びたいの?

463

475
の..の
しん わたし い さそ 乙と和
身なんですって?私もよ。 言っては、誘いを断っている。
宋名こ はるこ あ意ひこ3 办九方 石 善与
正子:へえ、春子さんも朝日高 (3)形が気にいらないの色が嫌い
こうLpoLん
校出身なの。 だのと、気むずかしいことばか
善森 はっ う v
(3)A:君の発表すごくおもしろ り言っている。
わたし 方ち 善ょう盖 加る 乙とば
かったよ。 (4)私の父は、行儀が悪いの言葉
意孙 き 加る <ち
B:あれ、君も聞いてくれてい づかいが悪いのと、口うるさ

たの。 い。
上昇、または下降調のイントネーシaン 同類のものを並べ上げて、あれやこれや
を伴って、相手に確認するのに用いられ とうるさく言う様子を表す。次のような慣
る。 用句もある。
4 ...の <軽い命令> (例)なんのか(ん)のと(=ああだこう尤
[V-る/V-ない の] と、いろいろ)文句ばかり言ってい
ょう老 书とな
る。

(1)病気なんだから、大人し<寝て
(例)四の五の言わずに(=あれこれ言
いるの。
v わずに)ついてこい。
(2)そんなわがままは言わないの。
あ す は也 こんばん 2...の...ないの
(3)明白は早いんだから、今晚は a ..の...ないのと
は中ね
早<寝るの。 [A-いの A-<ないのと]
おとこ こ な
(4)男の子はこんなことで泣かな [V-るのV-ないのと]
い い あらそ
いの。 (1)行くの行かないのと言い争っ
平板、または下降調のイントネーション ている。
けっこん
を伴って、女性が目下の人に対して軽 (2)結婚したいのしたくないのとわ

い調子で命令したり禁止したりする場 がままを言う。
加いし也 也
合に用いる。 (3)会社を辞めるの辞めないのと

な也
悩んでいた。
【の…の】 示た p
(4)A:あの二人、離婚するんで
nこん

1 ...の..のと
すって?
[NだのNだのと] nzん
B:ううん。離婚するのしない
[Naだの Naだのと] お招名わ 计一

[AのAのと] のと大騒ぎしたけど、結
ょ<
[VのVのと] 局はうまくおさまったみた
り上う 书书 す<
(1)量が多すぎるの少なすぎるの
もんく い いょ。
と文句ばかり言っている。 対比的な内容を並べ上げて、あれや乙
あたま た すす
(2)頭が痛いの気が進まないのと れやとうるさく言う様子を表す。

464

476
のいたり一のか

b ...の..ないのって っかり変わっちゃてるんだ
はじ 世ん世ん方が ひと
[A-いの A-<ないのって] もの。初めは全然違う人
[V-るのV-ないのって] お电

ほっかいどう 各老 かと思ったよ。
(1)A:北海道、寒かったでしょ。 くる来 おと
含也 也 みみ (2)A:あのホテルは車の音がう
B:寒いの寒くないのって。耳
乙书 书书 るさくありませんでした
が凍るんじゃないかと思
か。
ったよ。 B:いやあ、うるぎいのなんの
ちりょういた
(2)A:あの治療は痛かったでし けつ善上くひとはんじ中うね
うて、結局一晚中寝ら
ようね。
いた いた 指も れなかった。
B:痛いの痛くないのって。思 ょろ乙
お指已元 各け (3)喜んだのなんのって、あんなに
わず大声で叫んじゃった うれ か书 み
嬉しそうな顔は見たことがな
よ。 い。
程度が極端に激しいことを表す。「ひどく
2bの[...の...ないのって」と同じ。
..な状態だ」という意味。後ろにはその
ために生じたことがらが述べられること
が多い。[...のなんのって」と6言う。< 【のいたり】
だけた話しことばに用いる。 →【いた刃
3 ...のなんの
a ...のなんのと 【のか】
[A/V のなんのと] [N/Na なのか]
たか もん<
(1)高すぎるのなんのと、文句ばか [A/V のか]
り言っている。 1 ...のか <判明>
ねこ だれ ひと
(2)ゃりたくないのなんのとわが末 (1)なんだ、猫だったのか。誰か人
V はじ 书も

まを言い始めた。 がいるのかと思った。
あたま いた 9う 加れ 书も

(3)頭が痛いのなんのと理由をつ (2)彼は知っていると思っていたの
がっこうす ぜん世んし
けては学校を休んでいる。 に。全然知らなかったのか。

好ましくないことをあれこれうるさく言方 (3)なんだ。まだだれも来ていない
い方ばんおそ 书も
様子を表す。 のか。ぼくが一番遅いと思って
b...のなんのって たのに。
[A/V のなんのって] 下降調のイントネーシaンを伴って用い
加のじょ あ ろ
(1)A:彼女に会って驚いたんじ られる。思っていたことと違う事実が判
ゃない? 明したことを軽い驚きを込めて述べるの
书どろ
B:驚いたのなんのって。す に用いる。

465

477
のきわみ一のだ

2 ...のか <質問> 書きことばで用いられるのが普通で、話


あ含 じ 过中 报
しことばでは「んだ」となることが多い。
(1)朝の5時? そんなに早く起き
丁寜な言い方は[のです」で、これは話
るのか?
普み扑寸めこいと L しことばにも用いられる。くだけた話しこと
(2)君は娘に恋人がいたことも知ら ばでは「どうしたの?」のように「の」だ
なかったのか? けで終わることもある。また、かたい書き
か文
(3)A:もう帰るのか? ことばでは「のである」が用いられること
上う つ力
B:うん。今白は疲れたから。 もある。
1..のだ <説明>
上昇調のイン卜ネーシaンを伴って、相 3ろ 冲うた

手に対する質問や確認を表す。 (1)道路が洪滞している。きっとこ
善こうじ
3 ...のか <間接疑問> の先で工事をしているのだ。
なん じ い 办れ お乙
(1)何時までに行けばいいのか聞 (2)彼をすっかり怒らせてしまっ
かL V
いてみよう。 た。よほど私の言ったことが気
加れ 却 上う以上う なに加人が
(2)彼はいつも無表情で、何を考 にさわったのだ万う。
力 ら
书すこ たし
えているのか言一ばり分からな (3)泰子は私のことが嫌いなのだ。
办L 名

い。 しる 书〈
だって、このところ私を避けよう

(3)この書類、どこに送ったらいい としているもの。
书L <だ
のか教えて下さい。 前の文で述べたことや、その場の状況
v V
などについて、その原因や理由などを説
(4)行くのか行かないのかはっきり
<だ 明するのに用いる。
して下さい。
ひと 2...のだ <主張>
(5)あの人はやる気があるのかな
力 (1)やっばり乙れでよかったのだ。
いのか、さ一ばり分からない。 n 力たし け人
(2)誰がなんと言おうと私の意見
「何時までに行けばいいのですか」「行< 宋方加
は間違っていないのだ。
のですか、行かないのですか」などの疑 力, はん大v 球<

問を、間接疑問として文の一部に組み (3)誰が反対しても僕はやるのだ。

込んだもの。 話し手が自分自身を納得させようと強
い主張を行ったり、自分の決意を示した
りする場合に用いる。
【のきわ承】 3疑問詞...のだ
→【力み】 加れ力九し
(1)彼は私を避けようとしている。
力し なに 考
いったい私の何が気に入らな
【のだ】
[N/Na なのだ] いのだ。
试 加 龙
[A/V のだ] (2)こんな馬鹿げたことを言い出

466

478
のだった

したのはだれなのだ。 述べたことがらの帰結として導き出され
疑問詞を含む節を受けて、自分自身也 るものであるという意味を表す。
聞き手に対して何らかの説明を求める 6 ....のだから
のに使う。 [N/Na なのだから]
4つま判…のだ [A/V のだから]
こ ども
深うさいせつび かん v
(1)防災設備さえ完備していれば (1)まだ子供なのだから、わからな
L加た
このようなことにならなか一た。 くても仕方がないでしょう。
わたし
さいがいてん含
(2)私でもできたのだから、あなた
つまりこの災害は天災ではなく
じんv
人災だったのだ。 にできないはずがない。
し冲っば 上
わたし
(2)私が言いたいのは、緊急に対
善んきmう たい
(3)あした出発するのだから、今
う 中人び ほう
さ< う 日中に準備をしておいた方が
策を打たなければならないと
いう乙となの龍 いい。
亦脚 去 意计ん
かいしゃ けえい あ< Vた (4)冬の山は危険なのだから、くれ
(3)会社の経営は最悪の事態を しちょ5こ383
心か ょ5 じんいんさ<
ぐれも慎重に行動してくだ
迎えている。要するに、人員削
Pん
減はもはや避けられない乙とな いね。
節を受けて、そこで述べられていること
のだ。
が事実であると認め、その事実が原
「つまり」「私が言いたいのは」「要する
因・理由となって次に述べることがらが
に」などに続いて、これまでに述べた乙
導き出されることを表す。たとえば(1)
とを別の言葉で言いかえる場合に用い
は子供だということは認めたうえで、それ
る。 を根拠に、わからなくても仕方がないと
5 だから....のだ
女 いう判断を導き出している。それに对L
(1)コンセ小が抜けている。だか 「まだ子供だから分からないのだろう|の

らスイッチを入れてもつかなか 場合は、分からないのは子供だからだろ
たのだ。 うと理由の方を推量している。話しこと
も ばでは「...んだから」となることが多い。
(2)ェンジンオイルが漏れている。
~ん に书
だから変な臭いがしたのだ。
意人盖うは意分つ
(3)産業廃棄物の不法投棄が後
话了と之青 声
【のだった】
われわれ 1 V-るのだった <後悔>
をたたない。そのために我久 示ん 束 あ
せい加つ (1)あと10分あれば間に合ったの
の生活が脅かされているの す把は中じ中人飞
に。もう少し早く凖備しておくの
龙。
「だから」「そのために」などに続いて、
だった。
し と
そこで述べられることがらが、前の文で (2)こんなにつまらない仕事なら

467

479
のだったらーのだろう
乙と まV者
断わるのだった。 1枚着て来るんだった。
し过人 V人 过边办 力力じ V
(3)試験は悲惨な結果だった。こ (4)A:そのパ—ティ、私も行きた
ベん
んなことなら、もっとしっかり勉 いな。
ょう こう加い v
強しておくのだったと後悔して B:あなたが行くんだったら
わたL
い末す。 私も行こうかな。
実際にはしなかったことについて、それ 今聞いたことや今の状況を示し、「それ
をして招けばよかったと悔やんでいる気 なら」、「その状況では」、という意味を表
持ちを表す。話しことばでは[..んだっ す。話しことばでは[んだったら」になる
た」となるのが普通。 ことが多い。
2 ...のだった <感慨>
[N/Na なのだった]
【のだろう】
[A/V のだった]
たな心 ぞうわ L [N/Na なのだろう门
(1)田辺はそれが贈賄であると知 [A/V のだろう门
かね わた
りながら、金を渡したのだっ 「のだ|と[だろう|が組み合わされた形。
話しことばでは[んだろうとなることが多
た。
ちv
(2)この小さな事故が後の大惨事
ち 人 い。
1.…のだろう<推量>
のきっかけとなるのだったが、
と意 じゅうだい .んだろう
その時はことの重大さにだれ 书おか力 本に
(1)大川さんはうれしそうだ。何か

も気付いていなかった。 いい乙とがあったのだろう。
「のだ(1)|の用法忆準じるが、過去の ね电 意上3いち
(2)子供はよく眠っている。今白一
出来事に関して、ある種の感慨をもって にちあそ
日よく遊んだのだろう。
述べる場合に用いられる。小説や随筆 书书

などの書きことばに多い。 (3)大きなスーパーマーケ外がで
い方ねん 忠之
きて一年もしないうちに、前の
节书节文3
八百屋は营業をやめてしまっ
【のだったら】 意也<
[N/Na なのだったら] た。きっと、お客をみんなとられ
[A/V のだったら] たのだろう。
か 世 う才善
じっけん しい
(1)風邪なんだったら、そんな薄着 (4)実験に失敗したのにこのよう
善ょうみ示加 けっ加 元
はだめだよ。 な興味深い結果が得られたの
考ら
なに心ょん
(2)そんなに嫌いなんだったら、む には、何か别の要因があるの

りに食べなくてもいいょ。
さ书
だろう。
せいひん とく心つ う
(3)こんなに寒いんだったら、もう
(5)この製品は特别に壳れ行きが

468

480
ので
せんでん 对
いい。きっと宣伝が上手なんだ ..んだろうか
こ こうえん
ろう。 (1)子どもたちが公園にたくaんい
老上3 がっ乙う 中す
下降調のイントネーションを伴って、推 る。今白は学校が休みなのだ
量を表す。「だろう」の前に「の」が入
ろうか。
やまぐち 已ろげん善
る北、理由や原因についての推測など、 (2)A:山口さんこの頃元気がな
ある出来事についての話し手の状況判
断が子〈末れる。
いね。
加托ろ、力る からだ
2....のだろう<確認> B:うん。顔色も悪いし、体の
ぐあ 五
.んだろう 具合でも悪いのだろうか。
ねん どうそう加 らいねん mう孔
(1)A:10年示りの同窓会だね。 (3)A:来年は入試だというのに、
老み い た ろう ぜん世ん心ん青上ら
君も行くんだろう? 太郎ったら、全然勉強し

B:うん、行くつもりだ。 ようとしないんですよ。
らいげつ い 乙らこう
(2)A:来月ディズニーランドに行 B:うん。あれでどこかの高校
はい しhい
くの。 に入れるんだろうか。心配
なんかい V
B:え、また?もう何回も行っ だなあ。
やました
たんだろ方? (4)A:山下さん、うれしそうね。
なに
A:うん。でもおもしろいんだ B:ほんとだね。何かいいこと
もん。 でもあったんだろうか。
らいLmう しけん しゅうまっ
(3)A:来週は試験だから、週末 話し手が疑念を抱いたり、心配したりす
いそが る気持ちを表す。「のだろうか」は、話し
は忙しいんだろう?
手が文脈から得られた情報や状況など
B:うん。まあね。 にもとづいて推量しているときに使われ
あたら か
(4)A:新しいコンピュ—タ買っ
以 る。
たんだって?新型は便
利なんだろう
ほんと3 人D 【ので】
B:ええ。本当に便利ですよ。 [N/Na なので]
上昇調のイントネーシaンを伴って、確 [A/V ので] 示 しあ方ゅう
あめ
認を表す。「の/ん」がある場合は、そ (1)雨が降りそうなので試合は中

れまでの文脈や状況などから得られた 止します
情報や推測をもとにして確認するという おそ しっれい
(2)もう遅いのでこれで失礼いた
含みが生じる。話しことばで男性が使う
のが普通。「んだろう」の形で使うことが します。
か世 かいし やす
(3)風邪をひいたので会社を休み
多い。
3 ...のだろうか ました。

469

481
のであったーのです
にゅうがくしき
(4)入学式は10時からですの →【のだった】2
V3 、 主 あ
で、9時頃家を出れば間に合
おも
うと思います。
ちや
【のである】
(5)A:これからお茶でもどうです [N/Na なのである]
[A/V のである]
か。 かいけつ じかん
よらじ (1)解決には時間がかかりそうだ。
B:すみません、ちょっと用事 もんだい かんたA
問題は簡单ではないのであ
がありますので。
前の節で述べたことが原因や理由とな
る。
けつ老上< せい言ょ〈 招书
って後ろの節で述べることが起こるとい (2)結局のところ、政局に大きな
ん加 た
うことを表すのに使う。前のことがらと後 変化は期待できないのであ
ろのことがらの因果関係が客観的に認 る。
められるものである場合に用いられる。 「のだ」の改まった言い方。
そのため、後ろにはすでに成立したこと →【のだ】
や成立が確実なことが来るのが普通
で、話し手の判断を根拠にしたうえでの
命令などの表現は用いられにくい。 【のです】
(誤)時間がないので急げ。
[N/Na なのです]
[A/V のです]
(正)時間がないから急げ。
「のだ」の丁寜な言い方。話しことばで
(5)のように断りの理由や言い识を
は丁寧な会話に用いられるが、普通は
述べるのによく使われる。くだけた話し乙
「んです」となることが多い。
とばでは「んで」となる。
1 ...のです <説明>
招そ とちφら
(1)遅くなってすみません。途中で
【のであった】 じゅうたい 束
淡滞に卷き込まれてしまった

[N/Na なのであった]
[A/V のであった] のです。
かれ だい加< や 已善ょう かえ でん わ つ加
(1)彼は大学を辞めて故鄉に帰っ (2)電話を使わせていただきたい
ちち う
た。ようやく父のあとを受けて のですが、よろしいでしょうか。
加盖3、?、はLん とつ世ん善中うこうか。 は
家業を継ぐ決心がついたので (3)ハヤブサは突然急降下を始
の 办

あつた。 めました。獲物を見つけたの
りょうこく へいわ おとず
(2)ついに両国に平和が訪れた です。
のであった。 →【のだ】1
感慨を込めて過去を回顧する「のだっ 2 ...のです <主張>
た」の改まった言い方。 (1)これからはあなたたちがこの

470

482
のでは
み世 はってん v
店をまもり発展させて行くので その場の状況やそれまでの話の内容な
どに関して、聞き手になんらかの説明を
す。 わたし かん加 虫ち加 求める時に用いられる。
(2)やはり私の考えは間違ってい
5 つま制..のです
なかったのです。 しめ意り こんげつまつ か
ほんしつ かv (1)締切は今月末、つまりあと5日
(3)あなたはことの本質を理解し
しかないのです。
ていないのです。 加たし きんき即う たい
わたし し (2)私が言いたいのは、緊急に対
(4)だれがなんと言おうと、私は仕 く う
と 节 策を打たなければならないと
事を辞めるのです。
いうことなのです。
→【のだ】2
3 ...のです く話題のきっかけ>
→【のだ】4

せんしゅう善ょうと
(1)先週京都へ行ってきたので
6だから...のだ
ねつ たか
ぐうぜんたかはし (1)ずいぶん熱が高いですよ。だ
すが、そこで偶然高橋さんに あたま
あ あ か し から頭がいたかったのですね。
会いましてね。相変わらず仕 しゃちょう わたし しんらv
已と は伊 (2)社長は私を信頼していない。
事に励んでいるようでした。 し已 ま加
じ 书办方かは2こん だからこの仕事を任せてもら元
(2)実は近々結婚するのです。そ
高い意っ なかったのだ。
れでご挨授にうかがいたいの
う (3)ここにすきまがあるようですね。
ですが、ご都合はいかがでし か世 示 こ
そのために風が吹き込んでく
ょうか。
るのですよ。
新たな話題を提出するときのきっかけを
作るために、その話題の背景となること
→【のだ】5
7 ...のですから
がらを表すのに用いる。 Vかん
4 ...のですか (1)時間はあるのですから、ゅっ<
加れ はんにん <だ
(1)どうして彼が犯人だとわかった りやって下さい。

のですか。 (2)ここまで来たのだから、あともう
た な加 ひと意
(2)田中さんは夕フですね。なにか 一息です。

スポーツでもしているのです →【のだ】6

か。
(3)A:もうお帰りになるのです
加元
【のでは】
[N/Na なのでは]
か。 よう [A/V のでは]
B:ええ。ほか忆用事もあり末 おくびょう
(1)そんなに臆病なのでは、どこ
すので。 にも行けませんよ。

471

483
のでは-のに1
あ动

(2)雨なのではしかたがない。あ →【ではなかったか】
したにしよう。 2 ...のではなかったか <非難>
意りつ 主も ちか
あつ
(1)あなたたちは規律を守ると誓
(3)こんなに暑いのでは、きょうの
えんそ<
遠足はたいへんだろうね。 ったのではなかったか。
へい初 ょうん
ひと み
(4)こんなにたくさんの人に見られ (2)これまでは平和に共存してき
苦んち上う
ているのでは緊張してしまう たのではなかったか。
でしょう。 前の節で述べられていることとは食い違
う事態になったことで、聞き手を非難し
今聞いたことや状況をふまえて、それな
たり残念だという気持ちを表すのに用い
ら、その状況では、という意味を表す。
後ろに「こまる」「たいへんだ」など否定
る。
的な態度を表す表現が来る。話しことば
では「なんじゃ」「んじゃ」の形になるこ 【のではなかろうか】
とが多い。 →【ではなかろうか】

【のではあるまいか】 【のに;】
→【ではあるまいか】 [N/Na なのに]
[A-い/A-かった のに]
[V-る/V-た のに]
【のではないか】 1...のに <文中>
→【ではないか2】 節を受け、「XのにY」の形で、Xから
当然予測される結果とならず、それとは
【のではないだろうか】 食い違った結果Yになる乙とを表す。X
→【ではないだろうか】 とYは、確定した事実を表し、Yには事
実かどうかが確定していない、疑問、命
令、依頼、勸誘、意志、希望、推量な
【のではなかったか】
どの表現は普通用いられない。
[N/Na なのではなかったか]
(誤)雨が降っているのに出かけなさ
[A/V のではなかったか]
1 ...のではなかったか く疑問> い。
とう ひとびと にん伊ん そら と (誤)雨が降っているのに出かけたい。
(1)当時の人々は人間が空を飛
かんが (誤)雨が降っているのに出かけるだろ
ぶなどということは考えもしな
う。
かったのではなかったか。 a .のに <逆原因>
こ だいCん 老ちょう
がっ ま なつ あ?
(2)古代人にとってはこれも貴重な (1)5月なのに真夏のように暑い。
し<6? い之 ちか ちこ<
食物なのではなかったか。 (2)家が近いのによ<遅刻する。

472

484
のに
高め 示 で ち即うこくじん に ほん
(3)雨が降っているのに出かけて (2)あの中国人は日本語はあまり
じょうず えいこ
いった。 上手でないのに、英語はうま
い。
虫 よ なか す か元
(4)真夜中過ぎたのにまだ帰って
にV 心んき上ら
こない。 (3)お兄さんはよく勉強するのに
意ょら にちょう かいしゃ い 書とうと じゅ苦ょう
(5)今日は日曜日なのに会社に行 弟は授業をよくサ术る。
くんですか。 XとYが因果関係をもたず、対比的な
がつ なん あ?
(6)5月なのに何でこんなに暑い 関係を表す場合の用法。
例えば(2)は、「日本語が上手でな
んだろう。
い」「英語がうまい」という対比的な関係
「XのにY」のXとYの間に因果関係が
をもつXとYを結び付けているもので、
ある場合に、その因果関係が成立して
「あの中国人は日本語が上手でないの
いない場合の用法。
で英語がうまい」のような因果関係をも
例えば(3)の例では、「雨が降ってい
つものではない。
るので出かけなかった」という通常の因
この場合の「のに」は次のように「け
果関係が成立せず、相反することがらが
れども」や「が」で言いかえが可能であ
同時に成立していることを表している。
るが、「けれども」や「が」が单なる対
予想外の結果や食い違いに対する話し
比的関係を表すのに対し、「のに」には
手の意外感・疑念を伴うことが多い。
XとYの結び付きが通常の予想からは
(6)は予想外の現状の原因を問う形
ずれていて「おかしい、変だ」と話し手
で、意外感・疑念を表している。
が感じている二ュアンスを含电。
(5)は疑問文であるが、「のに」が使
(例)あの中国人は日本語はあまり上
用可能な場合である。その理由は(5)
手でない{けれども/が}、英語は
は、会社に出かけようとしていることが確
うまい。
定している事実で、「日曜日なのに会社
c ..のに <予想外>
に行く」ことを不思議に思い、こうした事 乙らか< おも 亦

実について「のですか」の形で問う疑問 (1)合格すると思っていたのに、不
こうかく
文だからである。 合格だった。
こん洪んじ四う でん力
これに対して「のだ」がつかず、会社 (2)今晚中に電話するつもりだっ
力寸
ヘ行くかどうかを問う、次のような疑問文 たのに、うっかり忘れてしまっ
は不自然である。
た。
(誤)今日は日曜日なのに会社に行き 加ずこ
(3)和子さんには来てほしかった
ますか。
b...のに <対比> のに、来てくれなかった。
意の 3 てん意 意ょ
(1)昨日はいい天気だったのに今 (4)せっかくおいでくださったのに、
もう わけ
うあめ
日は雨だ。 申し認ごぎいませんでした。

473

485
のに2
予想がはずれ、予想外の結果となった乙 ないの。
きゅうしゅう さ心
とを表す。 (2)九州でもこんなに寒いのに、
ほっ办 方 这也
(1)~(3)では、Xに[...と思ってい
まして北海道はどんなに寒い
た」「つもりだった」「来てほしかった」の
だろう。
ような、予想・意向・希望を表す表現が かんたん もんだ しうがくせい
用いられ、それに反する結果がYで述 (3)こんな簡单な問题、小学生で
と ま ち加
べられている。 も解けるのに、どうして間違え
(4)は「せっかくおいでくださったの たりしたの?
に、(留守にしていて)申し認ございませ 「Nなら当然そうあるはずのことが、違う
ん」の結果の()部分が省略されたも
結果となった(電気屋なら直せると思っ
ので、期待に反する結果に対するおわ ていたのに直せなかった)。Nでさえそう
びの気持ちを表す表現が直接続いた6 なのだから、それよりも可能性の薄いも
の。 のはなおいっそう(素人であるあなたが
2...のに <文末>
龙 Vこ 书 直すのはなおいっそうむずかしい)」とい
(1)スピードを出すから事故を起こ う論の展開を表す。
は V
したんだ。ゆっくり走れと言って
おいたのに。 【のに2】
ぜっ大 < かた やくそ<
(2)絶対来るとあんなに固く約束 [V-るのに]
どう<
したのに。 (1)この道具はパイプを切るのに
は中し办っばつ つか
(3)もっと早く出発すればよかった 使います。
だん深う 亦ゅ 加いてす
のに。 (2)暖房は冬を快適に過ごすのに
加けっ
(4)あなたも来ればいいのに。 不可欠です。
正ょうはや しは?人し かれ せっと< じ かん ひっ
(5)あと5秒早ければ始発電車 (3)彼を説得するのには時間が必
ま あ ょう
に間に合ったのに。 要です。
文末に用いて、予想した結果とは食い 動詞の辞書形を受けて、目的を表す。
違った結果になって残念尤という気持ち 「..するために」に言いかえられるが、後
を表す。話し手以外の人の行為に対し ろに続くことばは「使う」「必要尤」「不可
て、非難したり不满を表す場合や、(5) 欠だ」などに限られており、「...するため
のように反事実条件文の最後によ<用い に」ほど自由ではない。
られる。 (誤)留学するのに英語を習っている。
3せっか..のに →【せ功×】5 (正)留学するために英語を習ってい
4 Nでも..のに る。
下ん害节 な书
(1)電気屋でも直せないのに、あ 名詞を受けて同じ意味を表すときは
なお 「Nに」となる。
なたに直せるはずがないじゃ

474

486
のは…だ—のみ

(例)辞書は語学の勉強に必要だ。 があったためだ。
かれ くに 加元 乙 も
(2)彼らが国に帰ったのは、子供

【のは…だ】 たちに会うためだ。
[N/Na なのは…だ] あることがらを先に述べて、その原因や
[A/Vのは…だ] 理由が何であるかを述べるのに用い
「XのはYだ」の形で、聞き手がすでに
る。
知っていることや予測のつくことをXで 4 のは..おかげだ
述べ、Yの部分で聞き手の知らない新 こ上 九す
(1)子供が助かったのはあなたの
しい乙とを述べる用法。
1 ...のは Nだ/N+助詞+だ おかげです。
わたし おし
滤ょら せこう
(2)この事業が成功したのは、み
(1)このことを私に教えてくれたの
巾まだ
ちから あ がん は
は山田さんです。 んなが力を合わせて頑張った
かれ い しん
(2)彼の言うことを信じているのは おかげだ。
あなただけだ。 好ましいことがらを先に述べて、その原
かよ ょ 因が何であるかを述べるのに用いる。
(3)ここに通うようになったのは去
ねん がつ 5 のは...せいだ
年の3月からです。 な龙れ 主 む こ
(1)雪崩に卷き込まれたのは、無
あることがらを先に述べて、そのことがら 深う けいか<
謀な計画のせいだ。
の成立に関係する人やものなどを示す しあい わたし
のに用いる。「だ/です」の前には名詞 (2)試合に負けたのは私がミスを
か名詞+助詞がくるが助詞の「が」や したせいだ。
「を」は用いられない。 好ましくないことがらを先に述べて、その
(誤)このことを私に教えてくれたのは 原因がなんであるかを述べるのに用い
山田さんがです。 る。
2 のは..からだ
加四じょ L ん L试
(1)彼女が試験に失敗したのは、
加高龙方上し力石 【の承】
体の調子が悪かったからだ。 1 Nのみ
招おきか v に, げんVk けいけん たよ せいこう
(2)大阪に行ったのは事故の原因 (1)経験のみに頼っていては成功
をたしかめたかったからです。 しない。
かね电 と< よ なか
あることがらを先に述べて、その原因や (2)金持ちのみが得をする世の中
理由が何であるかを述べるのに用い
だ。
る。 こうず あと
(3)洪水の後に残されたのは、石
の乙 いし

3 のは..ためだ どだ
でんしゃ 书く 不み善りVこ の土台のみだった。
(1)電車が遅れたのは、踏切事故
それだけと限る意味を表す。書きことば

475
487
のみならず一ば

加零くうしな
的なかたい表現に用いられる。話し乙と ず、家族も失った。
かのじょ そうめ
ばでは「だけ」や「ばかり」が用いられ (3)彼女は验明であるのみならず
る。 1大んれV
容姿端麗でもある。
2 V-るのみだ
じゅんび ととの 「それだけでなく、さらに..…も」とつけ加え
(1)準備は整った。あとはスイッチ
るのに用いる。「だけでなく....も」の改ま
をいれるのみだ。 った書きことば的な表現。
はや あせ
(2)早くしなければと焦るのみで、 2 のみならず
し と かれ くひん こく本v S
いっ乙うに仕事がはかどらな (1)彼はその作品によって国内で
世?、にん意 之
い。 絶大な人気を得た。のみなら
加加 、空来来、
「それだけである」の意味。(1)のように ず、海外でも広く名前を知られ
ある動作が行われる直前の状態にある ることとなった。
ことを示す場合や、(2)のようにもっはら 加のじょ さ のう め
(2)彼女はありあまる才能に惠ま
その動作ばかりが行われることを表す場 加のじょ
れていた。のみならず彼女は
合がある。「...するばかりだ」に言いか元 どりょ<か
られる。 努力家でもあった。
3 Nあるのみだ 前に述べたことを受けて、それだけでは
ぜんLん
(1)こうなったからは前進あるのみ なくという意味を表す。ほかにも類似のも
のがあることを暗示する。改まった書きこ
だ。
せいこう とば的な表現。
(2)成功するためには、ひたすら努
ょく
力あるのみです。
「前進」「努力」「忍耐」などの名詞を受
【ば】
[N/Na なら(ば)]
けて、「すべきことはそれだけだ」北いう意
[A-ければ]
味を表す。
[V-ば]
述語の活用形のひとつで、条件を表す。
【のみならず】 日本語の条件を表す一番典型的な形
1....のみならず…毛 式で「たら」「と」「なら」と部分的に重
[NのみならずNも] なる用法をもつ。
[Na であるのみならずNa でも] 名詞、ナ形容詞に続<場合は、「ば」
[A-いのみならずA-<も] が省略され「N/Na なら」となることが
[VのみならずNもV] 多い。「N/Na であれば」はそのかた
力加 上 ろうじん こも
(1)若い人のみならず老人や子供 い書きことば的な言い方。否定形の
た点、に人意 「N/Na でなければ」は、書きことばで
達にも人気がある。
世人加 元、也 も話しことばでも使われる。イ形容詞の
(2)戦火で家を烧かれたのみなら
「いい」は「いければ」ではなく必ず「よ

476

488

ければ」の形で用いられる。 で、「Xが成立すれば必ずYが成立す
「ば」は「たら」と同じように使われる る」という意味を表す。特定の時間にか
ことが多いが、書きことばでは「ば」、話 かわらず恒常的に成り立つ論理的、法
しことばでは「たら」が使われる倾向が 則的な関係や因果関係を表し、文末は
ある。くだけた話しことばでは、語尾の いつも辞書形が用いられる。個人的な
「子音+eba」が「子音+ya」(例:あれ 経験や個别的な一回きりの出来事を問
ば→ありゃ、行けば→行き也、飲めば→ 題にするのではなく、「Xが成立した場
飲みや、なければ→なけりゃ)となったり、 合には、当然Yになる」「一般的にそう
「A-ければ」が「A-きゃ」(例:なければ なる」「本質的にそうだ」という場合に使
→なきゃ)となることがある。 われる。
1..ば く一般条件> 主語は示されないことが多いが、示さ
[...ば N/Na だ] れる場合は「人はだれでも」「Nというも
[..ばA-い] のは」のように、ある種類に属するもの全
[...ばV-る 体が取り上げられ、それについて述べる
はる < はな
(1)春が来れば花が咲く。 表現になる。(6)(7)のように、文末に

(2)10を2 で割れば5になる。 本来そのような性質をもっているという
たいふう ち加 善あつ
意味の「ものだ」を伴うことも多い。(9)
(3)台風が近づけば気圧が下が
~(11)のように、ことわぎや格言などにも
る。
とし か らだ ょ力
よく使われる。
(4)年をとれば身体が弱くなる。 2...ば <反復・習慣>
けいきいじょうたい あっ加 はん芒い
(5)経济状態が悪化すれば犯罪 ある特定の人物や事物について、「Xが
3加
が增加する。 成立するとその度にYが成立する」「X
にんげん よぶん かね を行うと決まってYを行う」という繰り返
(6)人間というものは、余分な金を
も 右不 つ加 し行われる動作や習慣を表す。1の<
持ち歩けばつい使いたくなるも 一般条件>との違いは、<一般条件>
のだ。 は、不特定の主語について時間を超越
Lh 沙动
(7)信じていれば夢はかなうもの して成り立つことがらを述べるもので、
だ。 文末には必ず辞書形が使われるのに対
し、この用法は辞書形だけでなく夕形も
(8)だれでもほめられればうれし
用いることができる点である。特定の主
い。
か世 おけ中
語の習慣や反復動作を述べるような場
(9)風がふけば桶屋がもうかる。 合に使われる。
va にL 书 ひ加し
(10)犬が西向きゃ尾は東。 a .ば. V-る
お 号ば てん まいあさきん
(11)終わりよければすべてよし。 (1)祖母は天気がよければ每朝近
法、熟里
特定の個人やものごとではなく、ものごと 所を散歩します。
かれ ひ主
一般についての条件関係を述べる表現 (2)彼は暇さえあればいつもテビ

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489


を見ている。 ら」にもあるが、「ば」が過去に繰り返し
ちち わたし かお み べん考ょ5
(3)父は私の顔を見れば「勉強し 行われた行動や一定の条件の下でい
い つ6成立した状況を表すのに対して、
ろ」と言う。
あいけん しゅじん す加た、西 「たら」は普通、過去に一回だけ成立し
(4)愛犬のポチは主人の姿を見れ
た出来事を表す。
ばとんでくる。 (例1)ビ-ルを2本飲めば酔っばらい
文末に動作を表す動詞の辞書形が用 ました。
いられ、特定の主語の現在の習慣や反 (例2)ビ—ルを2本飲んだら醉っばら
復的動作を表す。 いました。
b...ば. V-た (例1)は「2本飲めば必ず/いつ
己已も てん考
(1)子供のころは、天気がよけれ も酔っばらった」という、過去に繰り
はは 加わら 人深
返し起こった出来事を表すのに対
ば、よく母とこの河原を散歩し
し、(例2)は「たまたま2本飲んだら
たものだ。
がくせい ひま 酔っばらった」という、過去に一度起
(2)学生のころは暇さえあればお 乙った出来事を表す。
这け の とも龙ち 加方 布
酒を飲んで友達と語り明かし 3.は く仮定条件
たものだ。 特定の事物・人物について「Xが成り立
方方 七3吉上3 い かなら みや てばYが成り立つ」という関係を表す。
(3)父は東京へ行けば必ずお土
げ 加 Xは未実現の場合と、すでに実現して
産を買ってきてくれた。
ねん 来え 主方 す乙 いる場合があるが、Yは常に未実現の
(4)20年ほど前には、街から少し ことがらを表す。
は存 しぜん の乙
離れれば、いくらでも自然が残 1の<一般条件>がものごと一般に
っていた。 ついて述べるもので、文末には必ず言
い切りの辞書形を用いるのに対し、<仮
「過去にはいつも╱必ずそうした」「そう
定条件>は<一般条件>を特定の個别
すれば必ずそうだった」といった特定の
的なことがらに当てはめて予測的に述
主語の過去の習慣や、過去の特定の状
べる場合の用法で、文末に「だろう」「か
況で必ず成立したことがらなどを表す。
もしれない」などを付けることができる。
(1)(2)のように回想を表す「V-たも
(例)<一般条件>食事を減らせば誰
のだ」を伴うこともある。
「…ば…V-た」の文型としては、事
でもやせる。
(例)<仮定条件>食事を滅らせばあ
実に反したことがらを述べる4の<反事
実>の用法があるが、これと<反復・習
なたもやせるだろう。
Yには未実現の乙とがらを述べ立て
慣>の用法の違いは、後者は実際に成
る表現や、意志や命令などの「表出・
立した事実を述べるものだという点であ
働きかけ」の表現が用いられる。
る。 a ...ば+未実現のことがら
なお、過去の事実を述べる用法は[た

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490

わたし 加れ たちは
(1)もし私が彼の立場なら、やっば なります。
加なら
お本 加んが
り同じように考えるだろう。 (8)うっかりミスさえしなければ必
てん青 わる L.あV ごうか<
ず合格できますよ。
(2)もし天気が悪ければ、試合は し< 3 うんど5
ち办うし
(9)食事の量を減らして運動をす
中止になるかもしれない。
し加じつ
(3)手術をすれば助かるでしょう。
九す
れば、2、3キ口ぐらいはすぐ
中す
(4)こんなに安ければ、きっとたくさ 減りますよ。
善家ん 初る
5 书も
(10)A:気分が悪くなってきたよ。
ん壳れると思う。 の 茶ん
せいせき
(5)それだけ成績がよければ、どの B:それだけ飲めば、気分も
力る
だいが< に中う加<
大学にでも入学できるはずで 悪〈なるよ。
「ば」は、XがYを成立させるための必
す。 ものしず 书っと 要十分条件であるということを言う場合
(6)子だん物静かな夫がめずらし
い方以加么、世?青占之 によく用いられる。(8)は、「Xさえ…ば
く、一時間も説教していた。あ
しか 时二、 Y」の形で「Yが成立するためにはXが
れだけ叱られれば、息子も少 成立すれば十分だ」という意味の表現
はん世V
しは反省するにちがいない。 であり、(9)は、どうすれば望んでいる
特定の人物や事物について「Xが成り 結果が得られるかを述べる表現、(10)
立てば当然Yが成り立つだろう」という は「そんなに飲めば気分が悪くなるのも
意味を表す。Yは未実現のことがらを表 当然だ」という意味の表現である。
し、文末には「だろう」「にちがいない」 これらはいずれも「Xならば必ずY」
「はずだ」「かもしれない」や「思う」な というく一般条件>を裏にもち、それを

ど、推量や予測の表現を伴うことが多 特定の場合にも当てはめて述べるのに
用いられる。(10)の例で言えば、「だれ
い。
(1)~(3)は、未実現のXを仮定し でも飲み過ぎれば気分が悪くなる」とい
て、そのような場合に成り立つはずのY うく一般条件>を、特定の相手に対して
を推測する言い方。(4)~(6)は、X 当てはめ「あなたもそれだけ飲めば気分

がすでに実現していることがらを表す場 が悪くなるのも当然だ」と言っているの
合で、「このような状況が成立している である。
のであれば、当然Yが成り立つだろう」 b ..ば+意志・希望
やす か
という表現。 (1)安ければ買うつもりです。
にちょうびてん意
話し手がYの成立についてかなり確 (2)A:こんどの日曜日、天気が

信をもっているような場合には、次のよう よければハイキングに行
に、文末が述語の現在言い切り形で終
こうよ。
わる場合もある。 てん意
おう话にん式之 、书书 方次うせん
(7)応募人数が多ければ抽選に B:いいね。すこしぐらい天気

479

491

力る V
が悪くても行こうよ。 条件を出して約束する場合の表現であ

(3)A:なにか飲む? る。(9)(10)は、それぞれ「読み終わ
るかどうかはっきりわからないがノ読み
B:そうだな、ビールがあれば
の 終わらないかもしれないが、もし読み終
飲みたいな。 わったら」「仮に雨が降った場合はとい
てし中っ 5
(4)ンポートを提出しなければ、合 う意味を表すもので、Xのことがらが確
かくてん
格点はあげません。 実に成立するかどうかに疑いをもってい
た な加 わたし
(5)田中さんが行かなければ、私 たり、成立しない場合を考慮にいれて
い 述べる場合の表現である。
も行かない。
た なか わたし V (6)~(10)のような場合は、Xが動
(6)田中さんが行けば、私も行く。
之じ、て? 作・変化を表すものでも「ば」の使用が
(7)掃除を手伝ってくれればおこ 可能となる。これに対して、未来の行動
づかいをあげる。 予定について、動作の順番を時間的な
でん力 心か あ
(8)お電話くだきればお迎えに上 経過にそって表すような場合には「ば」
は使えない。例えば(9)が「この本を読
がります。
こんがっ きち沙う ほん 占 み終わってから次の本を読もう」という意
(9)もし、今学期中にこの本を読み
书 ほん ょ つ善 味で使われる場合には「ば」を用いるこ
終われば、次にこの本を読みま
とができず、代わりに「たら」を使わな
す。 ければならない。
あ动 示 ち沙うし
(10)もし雨が降れば中止しよう。 (誤)この本を読めば次にこの本を読み

「Xば...しよう/したい」のような形で、
ます。
(正)この本を読んだら次にこの本を読
Yが意志や希望を表す場合で、Xに用
いられる述語には制約がある。一般的 みます。
C ..ば十働きかけ
傾向としては、Xの述語が状態性の場 おも かっ て 书も

合は問題がないが、動作や変化を表す (1)そう思いたければ勝手に思元。
動詞に続く場合は不自然になることが (2)やりたくなければやるな。
しゅ<だ あそ
多い。 (3)宿題をすませなければ遊びに
(1)~(5)はイ形容詞や「ある」や い
行ってはいけない。
「V-ない]など、状態性の述語が使われ の の
(4)飲みたくなければ飲まなくても
ているため、「ば」は問題な〈使用でき
る。(6)~(10)はXが動作・変化を表 いい。
じかん すこ
す場合だが、「ば」が使用できる場合で (5)お時間があれば、もう少しゆっ
ある。(6)は、聞き手と話し手が同じ動 くりしていってくださいよ。
作を表すような場合であり、(7)(8) あ す てん意 うみ
(6)明日、天気がよければ海に行
は、「あなたがXを行えば私は代わりに
きませんか。
Yを行う」といった意味の、相手に交換

480

492

C し亡と お おと なりょうきん わりび意
(7)7時までに仕事が終われば、 B:大人料金の 2割引にな

来てく龙さい。 ります。
び意しm? な招
「ば」の後に「命令・禁止・許可・勸誘・ (2)この病気は手術をすれば治り
依頼」など、聞き手に行動を行うことを要 ますか。
冲る
求する「働きかけ」の表現が続いたもの。
(3)あやまれば許してくれるでしょ
一般に文末が「働きかけ」の表現の場合
は、Xに動作・変化を表す動詞は使
うか。
亮丛、书
にくく、Yが「意志・希望」の表現の場 (4)A:どうすれば機嫌を直して
合よりもさらに強い制約を受ける。 くれるかしら。
李比 おく、もの ていav
「ば」が使用可能なのは「V-たい B:何か贈り物をして丁寜に
い古ばん
「V-ない」「ある」などの状態性の述語
あやまるのが一番ね。
に続〈場合で、(1)~(6)はすべてそ にゅういん
(5)A:どのぐらい入院すればよ
のような例である。(7)は、变化を表す
動詞に「ば」の使用が可能な例で、「終 くなるでしょうか。
し沙う加ん
わるという变化の動詞に依頼表現が続 B:2週間ぐらいですね。
い ほん み
いている。「終わらないかもしれないが、 (6)A:どこに行けばその本を見
仮に終わらせることができた場合」という つけることができるでしょ
意味で、終わる可能性に対して話し手
うか。
は疑いや否定的な気持ちをもっている。 加んだ 小るほん力 各加
B:神田の古本屋を探せば、
このような場合には「ば」が使用できるこ いっ つ
とがある。 一冊ぐらいはあるかもし
だが、一般的には、Xが動作や変化 れませんね。
を表し、その動作・変化が起こった後に、 「XばYか」の形で、聞き手に答元を要
次の動作を行うよう指示したりそれを禁
求する問いかけを表す。(1)~(3)は、
止したりする場合には「ば」は使えず、 「はい」[いいえ」を問う疑問文、(4)
代わりに「たら」を使わなければならな
~(6)は、「どう」「どこ」などの疑問詞
い。 を伴う疑問文の例である。後者の場合、
(誤)駅に着けば迎えに来てください。 「ば」は、「どうすればYか」の形で、よ
(正)駅に着いたら迎えに来てくださ い結果Yを得るための手段・方法Xを
い。 問うような場合によく用いられる。これに
(誤)お酒を飲めば運転するな。 対して、Xが成立した場合にどのような
(正)お酒を飲んだら運転するな。 行動をとるかを問う場合は「たら」を使う
d ..ば+問いかけ のが自然で、「ば」を使うと不自然にな
が<せV りょうきん 中す
(1)A:学生ならば、料金は安〈 る乙とが多い。
なりますか。 (誤)雨が降ればどうしますか。
(正)雨が降ったらどうしますか。

481

493

e疑問詞+V-ば..のか ある。この用法の「ば」はいずれの場合
せつめい
(1)いったいどういうふうに説明す も「たら」で言いかえることができる。
力 a ...ば .のに/..のだが
れば分かってもらえるのか。 しpくだい なつやす
なんねん心ん意ょう じょう (1)宿題がなければ夏休みはもっ
(2)何年勉強すればあんなに上 たの さんねん
更 礼二 と楽しいのに。(残念なことに
手に英語がしゃべれるように しゅくだい
宿題がある。)
なるのだろう。 加ね か
ま てがみ < (2)お金があれば買うんだけどな
(3)どれだけ待てば、手紙は来る かね 本 加
あ。(お金が無いから買えな
のか。
にんげん いったいなん ど おな尚やま
(4)人間、一体何度同じ過ちを繰

い。)
かね か
加元 (3)お金があれば買えたんだが。
り返せば、気がすむのであろう かね か
(お金がなかったので買えな
か。
かった。)
「何/どれだけノどんなに」などの疑問 しけん
詞に動詞のバ形が続<反語的表現。「い (4)A:試験うまくいった?

くら...してもなかなか思い通りにならな B:うまくいっていれば、こん
血意用、加拉
い」という意味で、状況に対するいらだ な不機嫌な顔はしていな
ちや絶望的な気持ちを表す。文末には しはA U.
いさ。(試験に失敗したか
「のか/のだ/のだろう(か)」などが用 小意げん 加招
ら、こんな不機嫌な顔を
いられる。「V-ば」は「V-たら」でも言
いかえ可能。 Lている
4 .…ば <反事実> 「XばYのに/のだがノのだけれど」の
前後に事実と反対のことがらを述べて、 形の反事実条件文。Yの述語は辞書形
もし事情が反対ならば実現する(した) の場合と夕形の場合がある。(1)(2)
はずのことを述べる表現。すでに実現し が前者の例で、現状と違うことを望んだ
てしまっていることがらについて言う場 り、現状を嘆いたりする場合の表現。
合と、実現が不可能なことが明らかなよ (3)は後者の例で、過去の事実とは異
うな場合に使う。 なる事態を仮定して、その場合には違っ
望ましい事態が実現しない場合は後 た結果になっていたということを述べる
悔や残念な気持ちを伴う。反対に悪い もの。(4)は「V-ていればV-ている」
事態が避けられたような場合は「そうな の形のもので、すでに実現していること
らなくてよかった」という安堵の気持ちを がらについて、事情が異なれば現状の
表す。 ようであるはずがないと仮定して述べる
く反事実>かどうかは形では区别で 表現。
きない場合が多いが、以下のような文型 (1)~(3)のように文末に「のに」
は反事実条件文でよく使われるもので 「のだが」「のだけれど」などが付けば反

482

494

事実条件文であることがはっきりする ていたと乙万だ。
意上う じゅ学上うとつ世人意地うこ5
が、(4)のようにそれが示されない場合
(3)今白の授業は突然休講にな
电ある。 大な加 でん力
ったらしい。田中が電話をして
b...ば …だ萬う/..はずだ がう
VLん お じ かん くれなければ、もう少しで学校
(1)地震の起こるのがあと1時間
制 が 书お に行くところだった。
遅ければ被害はずっと大きか でんし す己 は中 善
(4)電車がもう少し早く来ていれ
っただろう。 だいさん じ
ば大惨事になるところだった。
(2)気をつけていれば、あんな事 ち师う わす
こ お (5)注意していただかなければ忘
故は起きなかったはずだ。
はっけん す已 书そ たす れていたところでした。
(3)発見がもう少し遅ければ助か
文末は「V-るところだった」「V-ていた
らなかったかもしれない
と遠 し沙じmつ
ところだ|[V-ていたところだった」など
(4)あの時すぐに手術をしていれ
たす
の形になる。
ば、助かったにちがいない。 ...ばV-る上ころだ」は、事情がX
加礼 は
(5)彼が止めに入らなければ、ひど と異なれば実現しそうな未実現のことが
八杂 书も らYを仮定する言い方。(1)がその例
い喧嘩になっていたと思う。
と意 ひ乙う意 四 で「実際には若くないので行けないが、
(6)あの時、あの飛行機に乘って
力たし い主 そうしたいぐらいの気持ちだ」という意味
いれば、私は今ここにいないは
を表す。
ずだ。 「...ばV-ていたところだ」は「事情
事情が異なればあり得たはずのことが が異なればそうした/なったはずだ比、
らを推測して述べるもの。文末には「龙 過去にあり得た状況を述べる表現で
ろう・はずだ・かもしれない・にちがいな (2)がその例。
い・と思う」など予測・推測を表す表現 (3)(4)の[..ばV-るところだったI
が使われる。 は、事情が異なれば起こっていたはずの

(1)~(5)のように、これらが述語の 出来事が、その直前で避けられたような
夕形を受ける場合は、過去の事 がそ 場合に使う。[悪い結果を避けることが
れと異なることを表し、(6)のように辞書 できてよかった」というような場合に用い
形を受ける場合は、現状がそれと異なる る。
乙とを表す。 (5)の「忘れていたところだった」は
C..ば..と二萬だ(った) 「忘れているところだった」と言うこともで
すこ力加 力たし ん きるが、前者は「忘れずにすんだ|とい
(1)もう少し若ければ、私が自分
v う過去の時点での状況を表し、後者は
で行くところだ。
ひ己う意 四 「忘れずにすんでいる」という現時点で
(2)あのとき、あの飛行機に乘って
大儿V已 ま こ
の状況を表す。
いれば私も事故に卷き込末れ →【と二万だ】2

483

495

d ...ば V-た/V-ていた ったが、会ってみれば、うわさ
中す か
(1)安ければ買った。 ほどのことはなかった。
は也 < 击 高 い
(2)もっと早く来れば間に合った。 (2)言われてみればそれももっとも
て あ はや 加れ たす
(3)手当てが早ければ、彼は助か な気がする。
はじ まえ Lんばv
っていた。 (3)始める前は心配だったが、す
せつめい わたし 书
(4)きちんとした説明があれば、私 べてが終わってみれば、それ
はんたv た
电反対しなかった。 ほど大したことではなかったと
おも
文末が動詞のタ形をとって、事実に反す 思う。
ることがらを表す。過去のことがらについ 「XばY」という形で、Xが成立した場
て、実際にはしなかったことや実際とは 面でYを新たに認識したという意味を
違った状態を仮定して、その場合に成 表す場合に用いる。この用法には、「た
立していたことがらを言う場合に使う。 ら」と「と」を使うのが普通で、「ば」が
(2)の例で言えば「もっと早く来れば間 使われるのは、詩歌や小説など、やや古
に合ったのだが、実際には遅く来たので めかしい文学的な表現に限られる。話し
間に合わなかった」という意味。 ことばで使われる場合は、たいてい「V
普通、反事実条件文は、上のa~c -てみれば」の形で使われ、事実を知っ
のように文末に「のに/のだがノのだけ て「それももっともだ」「やっばりそれが当
れど」や「だろうノかもしれない/はず 然だ」と納得するような気持ちを表す。
だノにちがいない/と思う「ところだ(っ (1)~(3)は「たら」で言いかえられ
た)」などを伴うことが多いが、dのよう るが、「たら」を使った場合は、「あるこ
にそれがない文型もある。特に文末が夕 とをした結果、あることに気がついた北
形で終わる場合は、「ば」を用いた文と いう意味になる。例元ば、(1)を「たら」
「たら」を用いた文は異なる意味を表す で言いかえ「会ってみたら、うわさほどの
ことがあるので注意が必要である。 ことはなかったよ」のように言うと「会って
(例1)ボタンを押したら爆発した。 みた結果、うわさとは違うことが分かっ
(例2)ボタンを押せば爆発した。 た」という意味になる。このように新たに
(例1)は「ボタンを押した。すると 分かったことがらをそのまま述べるような
爆発した」という実際に起こった出 場合は、「たら」か「と」を使うのが普通
来事の意味になるのに対し(例2)は で、「ば」を使うと不自然になることが多
「ボタンを押せば爆発したが実際に い。
は押さなかったので爆発しなかっ (誤)昨日、台所で変な音がするので
た」という反事実条件文の意味にな 泥棒かと思って行ってみれば、弟
る。 がラーメンを作っていた。
5...ば <確定条件> (正)昨日、台所で変な音がするので
か力 か 出の ひょうばん
(1)彼は変わり者だという評判だ 泥棒かと思って {行ってみたら/

484

496

行ってみると}、弟がラ-メンを作 ても同じだという場合に使う。例えば、
っていた。 (1)は「自動車はあれば便利龙が、な
(誤)朝起きれば、雨が降っていた。 くても思ったほどは困らない」(2)は「父
(正)朝{起きたら/起きると}、雨が降 は暑くても寒くても、文句を言っている」
っていた。 (3)は「金はあってもなくても困る」
次のように同じ人物が前の動作に連 (4)は「子供は小さい間もきくなってから
続して後の動作を一度だけ行うような も心配なものだ」という意味になる。(4)
場合は「ば」と「たら」は使えず、「と」 は2度目の「大きく」を省略して「大き
を使わなければならない くなればなったで北も言える。[...たら..
(誤)次郎は家に{帰れば/帰ったら}、 で」は類義表現。
テレビを見た。 7 ..ば <前置老>
(正)次郎は家に帰ると、テレビを見た。 後に続く発言がどのような条件でなさ
6 ...ば..で れるものなのか、前もってその範囲を限
[A-ければ A-いで] 定したり、予告や注积を行う場合に用い
[V-ばV-たで]
じ てんし也 心ん
る。ある程度固定化の進んだ慣用的な
(1)自動車がないとさ空不便だろ 表現。たいていの場合「たら」で言いか
おも
うと思っていたが、なければな えが可能。
a ...ば+依頼・勸动
いでやっていけるものだ。 名 つか
方ち あつ よわ 即 (1)もし、お差し支えなければ、ご
(2)父は暑さに弱い。それでは冬 う儿 东来本 老
す 住所とお名前をお聞かせくだ
が好きかというとそうではない。
さ也
寒ければ寒いで文句ばかり言
名 もん< い さい。
意上う せつめv お
(2)A:今白の説明会はもう終わ
っている。
かね な
ったんでしょうか。
(3)金などというものは、無ければ じ し59ょ3
乙ま B:はい、3時に終了いたし
困るが、あればあったでやっか らv
ました。よろしければ、来
いなもの龙。 し中う加よう せつめいかい
こb ちv あいだ びょう苦 週の火曜にも説明会がご
(4)子供が小さい間は、病気をし
そだ ぎいますが。
ないだろうかちゃんと育つだろ いっばv
しんば (3)よろしければ、もう一杯いかが
うかと心配ばかりしていたが、
书书
大きくなれば大きくなったで、
书お
ですか。
冲过 うL< しい 热 聞き手に依頼や勸め・提案をする場合
受験やら就職やら心配の種
に用いられる慣用的な表現で、相手の
はなくならない。
都合や気持ちに対する配慮を表す。「あ
同じ動詞や形容詞を繰り返して使う。対 なたの都合や意向に反するものでなけ
照的なことがらを取り上げて、どちらにし れば」という意味で、もし都合が悪か

485

497

たり、その気がない場合は必ずしもそれ 8 V-ば <勸め>
に応じなくてもいいという話し手の遠慮 (1)<服壳り場で>
を表す丁寧な表現である。
A:これなんかどうかなあ。
b..ば <観点> 意
ほんとう い B:着てみれば?
(1)A:本当に行くのかい。 あたま いた
しう V ほん (2)A:ゆうべから、すご<頭が痛
B:うん。でも正直言えば、本
とう いんだ。
当は行きたくないんだ。 いた 加いし
ねん妻之。<5 に ほんCん B:そんなに痛いの?会社
(2)50年前と比べれば、日本人も やす

世 た加 V 休めば?
ずいぶん背が高くなったと言 束ちが
(3)A:あ、これ間違ってる。
元る。 おし
いま 元人だ加 こ《なりょ乙う B:教えてあげれば?
(3)今は用高なので、国内旅行よ
加がい?上己3 ほ5 寸 上昇調のイントネーションで発音され、
りも海外旅行の方が安くつくら
加んが 聞き手にある行動をするように勸める時
しい。考えてみればおかしな
に使う。「V-ば」だけで終わる言い方を
はなし
話だ。 すると、話し手にとってはどうでもいいこ
おも じ言よう 甘
(4)思えば、事業が成功するまで とであるという、投げやりな感じがするこ
ねん 东加 ねん とが多い。「V-たら」「V-たらど」で言
のこの10年は長い年月だっ
いかえ可能。くだけた話しことばで使う。
た。 9 ..も.…ば…も
かれ Lんう わる の
「言う」「思う」「比べる」など、発言や 各け
(1)彼は心臓が悪いくせに酒も飲
思考、比較を表す動詞を受けて、後に す
めばたばこも吸う。
続く発言や判断がどのような観点・立場 加れ 意よ之,书上こ 2530
からなされているのか、前もって予告し、 (2)彼は器用な男で料理もできれ
さいほう
説明する言い方。 ば裁縫もできる。
<んしょう
(1)(2)は「正直言って/言うと/ (3)熟章なんかもらっても、うれし〈
言ったら」「比べて/比べると/比べた めVょ 书芭
もなければ、名誉だとも思わな
ら」、(3)は「考えてみると/みたら」と
言いかえることができる。(4)は「改め い。
30す と きら

て思えば」の意味で、これまでのことを (4)動物が好きな人もいれば、嫌
ひと
感慨をこめて振り返る場合に使われる いな人もいる。
ひと し とき
言い方だが、テ形や「たら」「と」での (5)人の一生にはいい時もあれば
初る と言
言いかえは不可能。
悪い時もある。
ある程度固定化が進んだ慣用表現
が多く、この他にも「はっきり言えば」「極 (1)~(3)のように類似したことがら
端に言えば「からみれば」からすれば」 を並列的に並べて強調する場合や、
などがある。 (4)(5)のように対照的な乙とがらを並

486

498
は..でーばあい
当苦ょう 小ん 书
べて、いろいろな場合があることを表す (2)こんな作業は5分もあれば終
場合に使う。これらの例文は「酒も飲む わる。
したばこも吸う」のように「..し」を使っ →【も】4d
た表現に言いかえることができる。また、 26 …も…あれば…もある →【も】10
「動物の好きな人がいれば嫌いな人も
いる」のように、初めの「も」に「が」
が使われることもある。 【は…で】
10 おも元ば →【おも元ば】 [NはNで]
かれ 办

11 ...かとおも元ば→【かとおも元ば】 (1)彼の言うことなど気にせず、君
形 抬电
12 ...からいえば→【からいう】1 は君で自分が正しいと思った
13 ..からすれば→【からす】1 ことをやればいいのだ。
14 .からみれば →【から承る】1 あね 苦ん
(2)姉はオリンピックで金メダルを
15さ元..ば→【さ元】2 いもうと通うと は 加
16 ってば 取り、妹は妹で、初めて書い
しう世力 当く大加加L上3 儿55
とう は节
た小説が芥川賞を受賞し
(1)お父さんってば、早〈来てよ。
世った わたし九だ
(2)絶対に私が正しいんだって た。
力办お人な是
(3)タ又キは若い女に化け、キツネ
ば。 02は也らV加
→【ってば】 はキツネで立派な侍に変わっ
17 ...といえば→【とい元ば】 た。
18 ..とすれば→【とすれば:】、【とすれ 「XはXで」と同じ名詞を<り返し用い
は2】 て、他のものと対比しながらXについて
19 ..となれば →【となれば】 述べるのに用いる。
20 .ともなれば→【ともなれば】
21.ならば→【なら】【なら2】、【なら】
22 ...にいわせれば→【にいわせれば)
【ばあい】
[Nのばあい]
23 ...にしてみれば→【にして承れば)
[Naなばあい]
24 .ば…ほと
かんが かんが 力 [A/V ばい]
(1)考えれば考えるほど分からなく 1 ..ばあ知)
う.てん 煤あ 中人之人
なる。 (1)雨天の場合は順延します。
示と か じ Lん ひUょう はあV
(2)食べれば食べるほど太る。 (2)火事、地震など、非常の場合
しょう
→【ほと】4b には、エレべ—タ—を使用せず
25 ...も.…ば
加い龙人 2.よら<
ひん 元ん 龙
に階段をご利用下さい。
深あv 元
(1)その部品なら1000鬥も出せ (3)あの場合にはやむを得なかっ

ば買元るよ。
た。

487

499
ばあい
<老忠う上 こんなん、迷あ
(4)陸からの救助が困難な場合 おきます」という文脈で使われることが多
2.ょ3
には、ヘリコプターを利用する い。
(3)は、対照的な場合を例に挙げ
ことになるだろう。
计<世2? 保あ て、「いろいろな可能性がある」乙とを述
(5)この契約が成立した場合には
しれい べている例である。
謝礼をさしあげます。 3 ...ばあいをのぞいて
まんい方 わたし 电ど きん送ゅう ばあ の 公Vょ3
(6)万一8時になっても私が戻ら (1)緊急の場合を除いて、非常
试あい 过2
ら 加人、儿ょ <龙
ない場合には警察に連絡して 階段を使用しないで下さい。
<だ
下い。
ひょうじ 课あ の もん
(2)非常時の場合を除いてこの門
へい
起こり得るいろいろな状況の中から、ひと が閉鎖されることはない。
びょう善 と〈心つ 试あ以
つだけをとりあげて問題にする時に使 (3)病気やけがなど特别な場合を
う。 の 总Vし过从, 灰
除いて、再試験は行わない。
(1)~(6)は、「.…時は」と言いかえ
ある特别な状況が起きたときを取り上げ
られる。しかし、次のように、話し手の個
て、例外規定を述べる時に用いる。後に
人的な経験に基づ<具体的な時間関係
「..ないでください」「...しない」などが
を表す文には「場合」は使えない。
続くことが多い。(1)は「緊急の時だけ、
(正)私が行った時には会議は始まって
非常階段を使って下さい」、(3)は「病
いた。
気やけがなど特别なときだけ、再試験を
(誤)私が行った場合には会議は始まっ
する」という意味になる。「場合以外は」
ていた。
と言うこともある。
2 ...ばあいもある
かんじゃ ようた し φ? 4 V-ているばあいではない
(1)患者の様態によっては手術で いま 尔 证あ
ばあい (1)今は泣いている場合じゃない
きない場合もある。
しうVん
(2)商品はたくさん用意しておりま
ょうV よ。 盖ろん 试为
しな善 试高 (2)もう議論している場合ではな


すが、品切れになる場合もごぎ うE5
い。行動あるのみだ。
います。 にゅうがく し けん 书
うし ち 加くせV 善ばろ (3)A:入学試験に落ちたら、学
(3)優秀な学生であっても、希望 こう v
が?己3 に中うが〈 ば 校に行かなくてもすむな。
した学校に入学できない場 じょう龙ん 试あv
あ 也〈 あ B:冗談を言っている場合
合もあるし、逆の場合もありう す 心ん
じゃないだろう。少しは勉
る。 老ょう
強したらどうだ。
ある状況が起こり得る可能性があること
現在の状態や相手が行っている行動が
を述べるときに使う。(1)(2)のように、
不適当であることを述べて、現在が緊
「たいていは大丈夫だが、例外的にだめ
急事態であることを聞き手に忠告する
なこともあるので前もってお知らせして

488

500
はい

時に使う。 繰り返さなければならない。ただし、
5ばあいによっては→【によって】5 (5)のように質問が「のですか」「んで
すか」の時は「はい、そうです。」も使う
ことができる。
【はい】
(例)A:これは、あなたの車ではあり
肯定の応答やあいづちなどに用いる。
ませんね。
「はい」に似た表現に、「うん」「ええ」
B 1:はい、ちがいます。
がある。「うん」は、家族間や友人同士
B 2:いいえ、わたしのです。
など、ごく親しい間柄でくだけた場面や
上の例のような否定疑問文では相手
目下の者に向かって言う場合にしか使
の判断が正しい場合には「はい」間違っ
えない。改まった場面では「はい」や「元
ている場合には「いいえ」が使われる。
え」が用いられる。否定の場合に使われ
つまり、「これはあなたの車ではない」が
るものに「いいえ」「ううん」「いや」など
正しい判断であれば、答えはB1「は
がある。
い、違います。」や「はい、私の車では
1はい <肯定>
ほ人 ありません。」となり、「はい」が使われる。
(1)A:これはあなたの本です
以上の例でわかるように、否定疑問
か。 文に対する答えは、質問者の予想や判
B:はい、そうです。 断が正しい場合には「はい」、ちがう場
あ す がっこう
(2)A:明日、学校へいきますか。 合には「いいえ」となり、判断の内容そ

のものが肯定か否定かには関係がな
B:はい、行きます。
い。実際の会話では、否定疑問文に対
(3)A:おいしいですか。
して「はい」「いいえ」を使わないで答
B:はい、とてもおいしいで えることも多い。
す。 2はい <承諾>
ベん 0 V
(4)A:便利ですか。 (1)A:行って<れますね。
心ん )
B:はい、便利です。 B:はい。
<に 加え
(5)A:国へ帰るんですか。 (2)A:いっしょにやりましょう。
B:はい、そうです。 B:はい。
も い
話し手の判断が正しいか正しくないか (3)A:これをあっちに持って行っ
を問う疑問文において、相手の判断が てください。
正しい場合に答えとして用いる。この場
B:はい、わかりました。
合、「はい、そうです。」は(1)のように しょ<C
(4)A:いっしょに食事をしません
名詞を受ける時にしか使えない。
動詞・形容詞を受ける場合には(2) か。 い
(3)(4)のように同じ動詞・形容詞を B1:はい、行きましょう。

489

501
はい
意ょう
B2:いや、今日はちょつと。 B:はい。
はは は中 は ほか 加た 本
(5)母:早くおふろに入りなさい。 A:他の方は皆さんいらっし
子:はいはい。 ゃることになったんです
はは いっ加
母:「はい」は、一回! が。
依頼や要求、勸誘などを承諾する時に B:あ、はい。
使う。(4)は、形は疑問文だが正しいか A:ええ、それで、Bさんのご
正しくないかを問うものではなく、勸誘な 已う 书も
都合はどうかと思いまして
ので、承諾する場合には「はい」が使わ
れる。断わる場合に「いいえ」を使うと …o
拒絶する感じが強いので避けられること B:すみません。それがです
吉四う ょうじ
が多い。(5)のように、依頼や要求に対 ねえ。急に用事ができて
もう 力け
して「はい」を二回繰り返すのは、いや しまいまして、申し识ない
いや返事をしているようで失礼な印象
んですが.。
を与える。
A:だめですか.
3はい <応答>
やまだくん
「はい」や「ええ」「うん」は、あいづち
(1)A:山田君。
として用いられることが多い。その場合
B:はい。 には相手の話を理解している、聞いて

…。
(2)A:ちょっとおたずねしますが いることを示しているだけで、相手に同
意しているわけではない。
B:はい。 5はい <喚起>

(3)A:あのう。 (1)はい、みなさんこっちを向いて。
し冲っは

B:はい。 (2)はい、みなさん出発しますよ。

(4)A:おーい。ちょつと。 (3)はいどうぞ。
ち也

A:はい。 (4)はい、お茶。

よびかけられた時、出席をとるために名 (5)はい、これでございます。

前を呼ばれた時などの応答に使う。この 相手の注意を引きつけるのに使う。この
場合は「ええ」は使わない。くだけた場 場合、「うん」「ええ」は使えない。
面で、呼びかけられた時には、「はあい」 6はい <追認>
や「なに」「なあに」なども使われる。 (1)A:おじいさんは、こちらには
4はい <あい方> なが す
でん力
長くお住まいですか。
力たし かたし せ人世ん
(1)<電話で> B:私ですか。私は、戦前か
らいLゅう りょこう

…。

A:来週の旅行のことですが らずっとここに住んでおり
ます。はい。

490

502
ばいい
送也く 记 高

(2)客:どっちが似合うかしら。 い」には「それさえすれば必要十分」と
了 ) C
店員:そり也もう、どちらも招似 いう意味が強い。文脈によっては、話し
あ 手にとってはどうでもいいこと、そんなに
合いでごぎいます。はい。
簡单なことさえ分からないのかといった
自分の発言の最後に、自分の言葉を確
投げやりなニュアンスをもつ場合があ
認するような感じでつけ加える。古めか
る。助言を求める場合は、(3 A)のように
しい、あるいはへりくだった感じがする。
「どうすればやせられるか」の形で目的
を明示してたずねるか、「どうすればい
【ばいい】 いか」という疑問文を使う。
[N/Na なら(ば)いい] 2...ぱいい <願望>
乙书とこ こ
[A-ければいい] (1)この子が男の子ならいいのに。
[V-ばいい] ひ主
(2)もうすこし暇ならいいのに。
活用語のバ形に[いい」が付いた慣用 す己 言沙うり占う 九加
的な言い方。「ばよい」「ばよろし]は (3)もう少し給料が高ければいい
そのやや改まった言い方。 のだが。
ひろい乏
→【たらいい】、【といい】 (4)もっと家が広ければいいのに
1 V-ばいい<勸め>
中す 也す なあ。
(1)休みたければ休めばいい。 高した あめ は
かね とう
(5)明日、雨が晴れればいいな
(2)お金がないのなら、お父さんに
か あ。
借りればいいじゃない 方ち v
(6)父が生きていればなあ。
(3)A:どうすればやせられるで じゅんこ し物っ世善
(7)順子さんもパーティ億出席し
しょうか。 てくれればいいなあ。
た う 入
B:食べる量を滅らして、たく
うんどう
そうなってほしいという話し手の願望を
さん運動すればいいんじ 表す。文末は[のだが/のに/(の汇)な
ゃないですか。 あ」などを伴うことが多い。現状が希望
なんじ v する状態と異なったり、実現できないよう
(4)A:何時ごろ行きましょうか。
じ 善 な場合には、「そうでなくて残念だと
B:10時末でに来てくれれ
う気持ちを伴う。(6)のように、[い」
ばいい。 が省略された「..ばなあ」の形もよ〈使
相手に特定の行動をとるように勸めた われる。ほとんどの場合「たらいい」で
り、提案したりする表現。特定のよい結 言いかえられる。
果を得るためにどのような方法・手段を 3 ...ばよかった
とるのがいいか助言したりそれを求めた おや 加ね名
(1)親がもっと金持ちならばよかっ
りする場合に用いる。「たらいい比類義
的で、だいたい置きかえられるが、「ばい
たのに。

491

503
はいざしらずーばかり
からだ 法
(2)体がもっと丈夫ならばよかった がない。
よL v
のに。 (2)吉井さんはアレルギーがひどく
世 か たま亡 交
(3)もう10 センチ背が高ければよ て、卵はおろかパンも食べられ

かったのに。 ないそうだ。
元い加 み い がく世V たん V
(4)あんな映画、見に行かなけれ (3)この学生には单位は出せませ
こん加っ者

ばよかった。 ん。今学期はレポートはおろか
りょこうたの しゅっせ意
(5)A:スキー旅行楽しかったよ。 出席さえしていないんです。
造< はっけん おとこ ひと
君も来ればよかった。 (4)発見されたとき、その男の人は
は<い じゅうしょ な来之 考
B:僕も行ければよかったと 住所はおろか名前すら記憶
おも んねん
思うよ。残念だった。 していなかったという。
ある つ
実際には起こらなかったり、現状が期待 (5)もし歩いていてピストルを突き
世ったい 言加
に反するような場合に、それを残念に思 つけられたら絶対に逆らわな
加ね 大
ったり、聞き手を非難する気持ちを表 いでお金を渡しなさい。さもな
す。(4)のように否定形を用いて「なけ かね いの方
いと金はおろか命までなくすこ
ればよかった」という場合は、実際に実
行してしまったことを後悔する言い方。 とになるよ。
せんそ之 主一 せいねん
文末には「のに」のほか「のだが/のだ (6)戦争も末期になると、青年はお
し 相ん书 其人
けれど」などが付くことがある。「たらよか ろか妻子ある中年の男まで戦
ったもほぼ同義。この用法で「とよかっ ょ方书
場に送り込まれた。
た」も使えないことはないが、「たらよか
「XはおろかYさえ/も/すら...ない]の
った」「ばよかった」のほうがょく使われ
ように否定表現と共に使うことが多い。6
る。自分の行動について言う場合は普
ちろんのこと、言うまでもなくの意味で、
通「のに」は用いられない。
程度の軽いものをXで示し、Yを強調
(誤)僕も行ければよかったのに。
するのに使う。古めかしくかたい文体で
(正)僕も行ければよかったんだが。
使う。話しことばでは「..どころか」を使
う。
【はいぎしらず】
→【い礼ら或】
【ばかり】
1数量詞+ばか

【はおろか】 い方じ加ん
(1)一時間ばかり待ってください。
[Nはおろか] 办っ加 加vし ゃす
わたし 加いがいりょこう こ<なV (2)三日ばかり会社を休んだ。
(1)私は、海外旅行はおろか国内 みっ
7ょ乙う V (3)りんごを三つばかりください。
旅行さえ、ほとんど行ったこと えん か
(4)1000 円ばかり貸してくれませ

492

504
ばかり

んか。 でいる。
办方 V かれ もん< い
(5)この道を100 ×—ト儿ばかり行 (3)彼はいつも文句ばかり言って
书书 らろ
くと大きな道路に出ます。 いる。
こ 招そ 意上う しっば
(6)来るのが少しばかり遅すぎた (4)今日は朝から失敗ばかりして

よう尤。 いる。
あたま 加つ まいにち高め
(7)ちょっとばかり頭がいいからと (5)6月に入ってから、每日雨ば
いってあんなにいばることはな かりだ。
こも 高そ
いじゃないか。 (6)子供とばかり遊んでいる。
方方 すえ こ あま
数量を表す言葉に付いて、だいたいの (7)父は末っ子にばかり甘い。
み世 いり士うげんせ人
量を表す。(1)~(5)は、「ほどでい (8)この店の材料は厳選された6
いかえることができる。日常の話しことば さい乙う這ゅら
のばかりで、いずれも最高級
では「ほど」の方がよく使われる。 ん
品だ。
現代語では(1)(2)のように時間の
長さを表すときには使えるが、時刻・日 「それだけで他はない」という意味を表
付には使えない。その場合には[ぐらい| し、「同治のだけをたくぎん」[同じこと
や「ごろ」を使う。 を何度もくりかえす」ことを述べる場合に
(誤)3時ばかりに来てください。 使われる。
(正)3時{^らい/ご3}に来てくださ (1)~(5)(8)のように名詞の後に

い。 付く「ばかり」は、助詞「が」「を|の前

(誤)10月3日ばかりに来てくださ。 に付いて「ばかりが」「ばかりを」となる

(正)10月3日{ぐらい/ごろ}に来て が、「が」「を」は省かれることが多い。
ください。 その他の助詞がある場合忆は、「名詞+

(3)(4)は、「)んごを三つくださ 助詞」の後に付いて(6)(7)のように
「1000 円貸してください」と同じである 「とばかり」「にばかり」になる。[まで
が、「ばかり」をつけて数量をはっきり言 「より]の後には付かない。また、理由を
わないことで表現がやわらかくなってい 表す「から」にも付かない。[だけ」[の
る。(6)(7)のように、「すこし」[わず み」に似ているが、[何度も繰]返して」
か」「少々」などにも付く。 「いつも」「すべて」などの含みがある時
2..ばかり<限定> には、「だけ」や「のみ」を使うことはで

話しことばでは、[ばっかりも使われる。 きない。
a N(+助詞十)ばかり (正)うちの子はいい子ばかりだ。
上るおそ でん力 (誤)うちの子はいい子{だけ/のみ
(1)このごろ、夜遅くへんな電話ば
かりかかってくる。
だ。
こ 上
(正)母は朝から晚まで小言ばかり言っ
(2)うちの子はまんがばかり読ん ている。

493

505
ばかり
ほか Vょうほ
(誤)母は朝から晚まで小言{だけ╱の (4)他のことは讓歩してもいいが、
じょうけん
み}言っている。 この条件ばかりはゆずれな
b V-てばかりる
加れ ね い。 げん加く 方ち とき
(1)彼は寝てばかりいる。
あそ 心人言上う
(5)いつもは厳格な父も、この時ば
しか
(2)遊んでばかりいないで、勉強
かりは叱らなかった。
しなさい。 「これ・それ・あれ」や名詞に付いて、
た 示と
(3)食べてばかりいると太ります 「他の事はともかくそれだけは」「少なくと
よ。
はは あさ 书乙
もそのときだけは」などの強調を表す。書
(4)母は朝から怒ってばかりいる。 きことば的なかたい表現。日常の話しこ
とばに使うと古めかしく大げさな感じが
同じことを何度も繰り返したり、いつも同
じ状態にあることを話し手が批判的に
する。
3 V-たばかりだ
述べる場合に用いる。「だけ」「のみと つ

入れかえることはできない。 (1)さっき着いたばかりです。

C ..ばかりで (2)このあいだ買ったばかりなの
こ力

[Naばかりで] に、テビが壊れてしまった。
[A-いばかりで] C
(3)まだ3時になったばかりなの
[V-るばかりで] おもて ぐら

かれ Vぶん なに
に、表はうす暗くなってきた。
(1)彼は言うばかりで自分では何 に ほん 言 に
(4)日本に来たばかりのころは、日
もしない。 ほんこ わか ほんとう 乙妻
あつ 本語もよ<判らなくて本当に困
(2)サウナなんか熱いばかりで、ち
おも
っともいいと思わないね。
た。
や主だ いっきくねんけっこん

(3)このごろの野菜はきれいなば
也さ
(5)山田さんは一昨年結婚したば
2.ん、加八加
あじ
かりなのに、もう離婚を考えて
かりで味はもうひとつだ。
いそ加
いるらしい。
(4)忙しいばかりで、ちっとももうか
動作が完了してから、時間があまりたっ
らない。
ていないことを表す。動作の直後でなく
「ばかり」で取り立てられたことだけで、
ても、(5)のように、話し手にとって時間
それ以上のことはないという話し手のマ
がたっていないと感じる場合にも使元
イナス評価を表す。後半には、否定表現
る。
が続<。 4 V-るばかりだ <一方的な变化>
d Nばかは しゅじ冲つ 书 ちち
ゅる くだ (1)手術が終わってからも、父の
(1)そればかりはお許し下さい。 下上方老 力る
のち たすくだ 病気は悪くなるばかりでした。
(2)命ばかりはお助け下さい。 どうに巾3
こんE る (2)コン匕ュ—タが導入されてから
(3)今度ばかりは許せない。

494

506
ばかり
L乙と 小 あ すす
も、仕事は增えるばかりでちっ を浴びながら進んでいった。
ら< す と书 は龙 しろ
とも楽にならない。 (3)透き通るばかりの肌の白さに
えい已 すう加く 加っこう で め
(3)英語も数学も学校を出てから 目をうばわれた。
力寸 ょらv しなVな 动 み は
は、忘れてい<ばかりだ。 (4)用意された品久は目を見張る
すは
悪い方向への一方的な変化を表す。 ばかりの素晴らしさである。
くも お书书とこ あら加
[...する一方だ」と言いかえることができ (5)雲つくばかりの大男が现れ
る。 た。
5 V-るばかりだ <準備の完了>
记もつ ょ5v 比喻を使って程度がはなはだしいことを
(1)荷物もみんな用意して、すぐに

表す。慣用的な表現が多く、書きことば
も出かけるばかりにしてあっ 的な言い方で、物語などによく使われ
た。
京ひん ぜん示 あと
る。
(2)部品も全部そろって後は組み b V-んばかり
た と老
立てるばかりという時になっ (1)デ六ートはあ示れんばかりの
せつ的 言 加いもの意ゃ<
て、説明書がないことに気が 買物客でごったがえしてい

ついた。 た。
かれ お
7ょう0 ひ
(3)料理もできた。ビールも冷えて (2)彼のスピ—チが終わると、われ
あと 意也く とうち也< ま はくし市
いる。後は、お客の到着を待 んばかりの拍手がわきおこっ

つばかりだ。 た。
いま の や主や主 高か 考いろ

(4)今はただ祈るばかりだ。 (3)山々は赤に黄色に燃えんばか
加がや
「[V-るばかりにしてある1[V-るばかりに りに輝いている。
ひめ老ま うつ< 加加节
なっている」の形でよく使われる。(1) (4)お姬様の美しさは輝かんばか
~(3)のように、準備が完了して、いつ りでした。
でも次の行動に移れる状態になってい な たの
(5)泣かんばかりに頼むので、しか
ることを述べる時に使う。また、(4)のよ う
たなく引き受けた。
うに、「すべてをやって、あとは..するだ さい加ょろこ 号 ほ
けだ」という意味で使うこともある (6)ひさびさの再会を喜んだ祖母

6...ばかり<比喻> は手をひかんばかりにして
われわれ まね
a ...ばかのN 我久を招きいれた。
[A-いばかりのN] 加のV Vが
(7)彼女は意外だと言わんばかり
[V-るばかのN] 血人进,加书
ちょらじょら けし善 加加中 に不満気な顔をしていた。
(1)頂上からの景色は輝くばかり かれ ば加 v
32< (8)彼はまるで馬鹿だと言わんば
の美しさだった。 め つ 大し ほう み
示ね ひ ひ加 かりの目付きで私の方を見
(2)船はまばゅいばかりの陽の光

495

507
ばかり

た。 には、その結果悪い状態にとどまったり
かれ ~ん はや
(9)彼はほとんど返事もせずに、早 悪い出来事が生じたりするという内容
加元 い が続<。
く帰れと言わんばかりだった。
bR-たいばかに
形は「V-ない」の「ない」をとって「ん」 ほしいばかりに
を付ける。 かれ あ
(1)彼に会いたいばかりに、こんな
(1)~(3)は、[...しそうなほどの と书 き
N」、(4)は「輝いてみえるほど美しか に遠くまでやって来た。
青方 こころ
った」という意味で、比喻を使って程度 (2)嫌われたくないばかりに、心に
せ じ
がはなはだしいことを表す。(5)(6) もないお世辞を言ってしまっ
は、「ほとんど、今にも...しそうなようす
た。
で」「...していると言ってもよい状態で」 かね
(3)わずかな金がほしいばかりに、
という意味を表す。(7)~(9)は、「. びと ころ ば か
と言わんばかり]の形で使われて、実際 人を殺すなんて、なんて馬鹿
にそう言ったわけではないが、態度など げたことだろう。
から話し手にそのように感じられたことを 「どうしてもしたい」あるいは「したくな
表す。 い」のでという意味。後ろには、そのた
「様子・態度・目付き・口調」など めには苦労もいとわない、したくないこと
の言葉とともに用いられることが多い。 もあえてするという内容が続く。
7 ..ばかに 8 V-てばかもいられない
a ...ばかりに ち方 套 っっす
(1)父が亡くなって一か月が過ぎ
[Aばかりに] 世加?加人加
た。これからの生活を考えると
[V-たばかりに] つ来 ば か

はたら 泣いてばかりもいられない。
(1)働きがないばかりに、妻に馬鹿 加らだ ちょらし 点
(2)このごろ体の調子がどうも良く
にされている。 也す
示大り 寸 あ ない。かといって、休んでばか
(2)二人は好き合っているのだが、
书中ど之し 李加 りもいられない。
親同士の仲が悪いばかりに、 おも 力ら
け?こん (3)ひとごとだと思って、笑ってばか
いまだに結婚できずにいる。
かれ
(3)彼の言葉を信じたばかりにひ
しん りもいられない。
<に 课うかん
(4)よその国のことだと傍観してば
どいめにあった。
も v かりもいられない。
(4)コン比ュ—タを持っていると言
し己と
「V-てばかりはいられない」の形でも使
ったばかりに、よけいな仕事ま
お は动 う。「それだけしているわけにはいかな
で押しつけられる羽目になっ
い」の意味で、現在の状態について、
てしまった。 話し手が「安心していてはいけない」
まさにその事のせいでという意味。後ろ 「ゆだんしていてはいけないと感じてい

496

508
ばかりか

る乙とを表すのに使う。「笑う・泣<・喜 ときは後ろの部分は省略される。
ぶ・傍観する・安心する」などの感情や 11 ..とばかり(に)
あいて 方ょうし く于
態度を表す言葉と共に使われることが
(1)相手チ—ムの調子が崩れた。
多い。 かれ
彼らはこのときとばかりに攻め

9 ....とばかりはい元ない
い方が る 込んだ。
(1)一概にマンガが悪いとばかり 考
V なか (2)[えいっ」とばかり切りつけた。
は言えない。中にはすばらしい いま せ
(3)今がチャンスとばかりに攻めか
ものもある。
ちり中うが い方り中う意营上う かつた。
(2)一流大学を出て、一流企業
つと にん →【とばか】
に勤めているからといって、人
間としてりっばだとばかりはい
【ばかりか】
えない。
書きことば的なかたい表現。
「一概に決めつけられない、そうでない 1.…ばかか …も/…まで
場合もある」「一般にそうだとは言えな [Nばか]か…も/…まで]
い」という意味。 [Naなばかりか …も/…まで]
10..とばかりおもっていた [A/V ばか]か …も/…まで]
加のCょ げんだこ
[N/Naだとばかりおもっていた] (1)彼女は、現代語ばかりか古典
[A/V とばかりおもっていた] よ
加力龙 ど<Lん 书も も読める。
(1)河田さんは独身だとばかり思っ 加いし也 305 加そ<
こ 九9 (2)会社の同僚ばかりか家族まで
ていたが、もうお子さんが二人 加たし 课加
が私を馬鹿にしている。
もあるそうだ。 保方号ら
しけん らL3 招も (3)そのニュ—スが放送されると
(2)試験は来週だとばかり思って にほんこく本 とお かい加
こん儿冲之 意人よ之正 日本国内ばかりか遠<海外か
いたら、今週の金曜日だった。 げ音れ达 工加
青のう らも激励の手紙がよせられた。
(3)A:昨白はどうしてパーテ不 しC ある
乙 (4)手術をしても步けるようにはな
—に来なかったんです い
らないかもしれないと言われ
か。 意の ていたが、手術後の回復は为
し冲じつ かい示<

B:えつ、昨白だったんです ある
あした おも ぎましく、步けるようになったば
か。明日だとばかり思って 办る うんど
かりか軽い運動も乙なせるよう
いました。
になった。
「かんちがいしていてそう思いこんでい 考人 と方善ょう お招老加
た北いう意味で何かのきっかけで、それ
(5)最近では、東京や大阪のよう
龙 方市3し3とL
まで思い違いをしていたことに話し手が な大都市ばかりか、中小都市
どうろ じうたい
気づいた時に用いる。状況から明らかな でも道路の泼滞がひどくなっ

497

509
ばかりでなく...も—ば二そ

が?己う 书书
てきているらしい。 いう学校が多い。
「…だけでなく、その上に」という意味。 用法は1と同じ。はじめの文で程度の
まず、程度の軽いものについて述べて、 軽いことについて述べて、次にさらにそ
それだけでなくて、さらにそれよりも程度 れよりもっと程度の高いことにも及んでい
の高いことにも及んでいるという場合に ることを述べる表現。
使う。
例えば(1)は、「彼女は、現代語が読
めるだけではなくて、それよりももっと難し
【ばかりでなく…も】
やま だ えい 乙
(1)山田さんは英語ばかりでなく
い古典も読める」という意味になる。(2)
专う〈二、体在
は、「会社の同僚だけではなくて、(一番 中国語も話せる。
加ん じ か
信頼してくれるはずの)家族まで私を馬 (2)漢字が書けないばかりでなく

鹿にしている」という意味。 ひらがなも書けない。
「V-ないばかりか」の形で使われる時 とう い
(3)佐藤さんがイギスに行くこと
には良くないことについて使われる傾向 うじん か そ<
は、友人ばかりでな<家族でさ
がある。 L
(例)彼は自分の失敗を認めないばか えも知らなかった。
あつ
りか、相手が悪いなどと言い出す (4)このアパートは、暑いばかりで
おと
始末だ。 なく音もうるさい。
(例)親切に忠告してやったのに、彼
「XばかりでなくYも」の形で使われて、
は、まじめに聞かないばかりかしま
「Xはもちろん、Yも」という意味を表す。
いには怒りだした。 も」以外に「まで」や「さえ」など使
(例)薬を飲んだが、全然きかないばか
われる。話しことばでは「だけじゃなくて」
りか、かえって気分が悪くなってき
のほうがよく使われる。
た。
2そ礼ばかりか
3之だ
(1)上田さんは英語が話せる。そ
えい已 体
【ば二そ】
かんこくご [N/Na であればこそ]
ればかりか韓国語もインドネシ
已はな [A-ければこそ]
ア語も話せる。 [V-ばこそ]
かれ おと乙意もの あた 考上うし
(2)彼はその男に着る物を与え (1)すぐれた教師であればこそ、
かね がくせ した
た。そればかりか、いくらかの金 学生からあれほど慕われるの

まで持たせてやった。 です。
に ほん しりつこうこう からだ けんこう
(3)日本の私立高校には、たいて (2)体が健康であればこそ、つら
せい品< しどと
い制服がある。そればかりか い仕事もやれるのだ。
<つ もんだい たい 加んしん 亦加
靴や力バンまで決まっていると (3)問題に対する関心が深ければ

498

510
はじめ一はじ動て
本加 け儿意3 つ了 课な あ
こそ、こんなに長<研究を続け け花などが举げられる。
记ほん己 がらい已书 えい
てこられたのだ。 (2)日本語には外来語が多い。英
Lhsv
(4)あなたを信頼していればこそ、 語をはじめフランス語、ドイッ
ねが
お願いするのですよ。 語、ポル卜ガル語、才ランダ語
かで<あ じ示ん がいこくこ意げん
(5)家族を愛すればこそ、自分が など古まざまな外国語起源の
せv 加 ?加
犠牲になることなどはおそれな 外来語が使われている。

い。 最初に代表的なものを举げて、その後
「ば」に「こそ」が付いたもの。「ほかで に同じような例を业べるのに使う。
もないこの理由で」という意味で、理由 2 Nをはじめ(として)...まで
かれ言しが〈し
を強調するやや古めかしい言い方。文 (1)その会議には、歷史学者をは
ま方 けん善即う加 んL
末に「のだ」を伴うことが多く、たいてい じめ、町の研究家から一般市
理由を表す「から」で置きかえができる みん
民にいたるまで、古まざまな
が、「から」では理由を強調する意味は とと んか
人々が参加した。
失力れる。 加れ 号う草 即うVんち は
(例)すぐれた教師だから、学生からあ (2)彼の葬儀には、友人知人を初
人儿 ひと さんれつ
れほど慕われるのです。 め、面識のない人までが参列
類義表現に「からこそ|があるが、「か
した。
ら乙そ」は、原因・理由が才ラス評価,
中心的なものからより広い範囲にまで及
マイナス評価のどちらのことがらの場合
んでいる乙とを表す。
でも使うことができるの憶対し、[ばこそ|
はマイナス評価のことがらが原因・理由
となる場合には使いにくい。 【はじ动て】
(誤)体が弱ければこそ嫌いなものも無 [V-て(みて)はじ动て]
ょう善 けんこう
理して食べなければならな (1)病気になってはじめて健康の
(正)体が弱いからこそ嫌いなものも無 ありがたさがわかる。
理して食べなければならない, がこ< v は止 じ示人 <に
(2)外国に行って初めて自分の国
書きことば的。文章や改まった話しこと なに し 言
について何も知らないことに氨
ばで使われる。
→【から二そ】 がついた。
はじ Vん
(3)言われてみて初めて、自分が
書」う
いかに狭量であったかに氨
【はじ动】
1 Nをはじ动(として)..なと がついた。
に活人でんと505 か
(1)日本の伝統芸能としては、歌 「あることが起こってはじめて」という意
のら 方为 1
味で、何かを経験した結果、い末末で気
舞伎をはじめ、能、茶の湯、生
がつかなかったことや、知っていてもあ末

499

511
はず

り深く考えなかったことに改めて気づい B:ええ、そのはずです。
たことを述べるのに用いる。 話し手が、なんらかの根拠に基づいて、
当然そうであると考えたことを述べる場
【はず】 合に用いる。判断の根拠は論理的に筋
[Nのはず] 道の追えるものでなければならない。従
[Na なはず] って、次のような場合には用いることが
[A/V はず] できない。
1 ...はずだ <話し手の判断> (誤)めがねが見つからない。またどこ
中ま龙 为す か以善
(1)A:山田さんも明白の会議に かに置き忘れたはずだ。
しっ世意
(正)めがねが見つからない。またどこ
は出席するんですか。
こんL中う とう言ょら W かに置き忘れたんだ。
B:いや、今週は東京に行<
v あ す (4)(5)のように、現実が話し手の
と言っていたから、明白の
加い こ
判断と違った場合には、意外・不審の念
会議には来ないはずだ を表す。
よ。 ねん
第三者の予定について、「彼は来年
(2)あれから4年たったのだから、 帰国するはずです。とは言えるが、話し
こ とし こ そつ送ょ5 手自身の行動については、「はず」は使
今年はあの子も卒業のはず
えない。この場合には「つもり」「V-よう
だ。
いま あた むかし
と思う」「.予定だ」を用いる。
(3)今はにぎやかなこの边りも、昔 (誤)私は来年帰国するはずです。
は静かだったはずだ。 (正)私は来年帰国する予定です。
ほんとう 书 自分自身の行動であっても、次の例
(4)A:本当にこのボタンを押せ
书 のように、自分の意志で決定できないこ
ばいいのかい?押して
とや予定の行動と違った場合には使え
も動かないよ。 る。
せつめいしょ
B:説明書によるとそれでい (正)マニュアルを何回も読んだからで
へん
いはずなんだけど。変だ きるはずなんだけど、どうしても□
なあ。 ン匕ュ—タ—が起動しない。
し邑龙 (正)その旅行には、私も行くはずでし
(5)A:あそこにいるの、下田さん
たが、結局行けませんでした。
じゃありませんか。 2 ..はずだ <納得>
し だ
B:おかしいな。下田さんは [Na なはずだ]
の た
昨日ニュー日ークに発っ [A/V はずだ]
や さ也 まど あ
たはずだよ。 (1)この部屋、寒いねえ。(窓が開
加い送 い方じ み む
(6)A:会議は一時からですか。 いているのを見つけて)寒いは
ま上 あ
ずだ。窓が開いているよ。

500

512
はず
さくひん み かれ じまん
(2)く作品を見ながら》彼が自慢 い」など話し手の強い疑念を表す。
ほんとう
するはずだ。本当にすばらしい 例えば、(3)は「知らないというのは
おかしい。当然知っているはずだ。に
で寺龙。
方 う う意味になる。
(3)さっきから道が妙にすいている
おも 1の用法を用いた[...ないはずだ
と思っていたが、すいているは は、「..ないだろうと話し手が思ってい
意上う にちようび
ずだ。今白は日曜日だ。 る場合に使うので、たとえば(1)は[そ
話し手が不審に思っていたことや十分 んなひどいことはしないはずだ」となり、
に納得できないでいたことをうまく説明 話し手の主張はやや弱〈なる。
できる事実を見つけて納得する気持ち 5 ..はずだった
かれ き中うょう
を表す。 (1)彼も来るはずだったが、急用
3 V-大はず 乙

ができて来られない子うだ。
(1)おかしなことに、閉めたはずの 1ろんじょ3
(2)理論上はうまくいくはずだった
青人 あ Cっv
金庫の力ギが開いていた。 が、実際にやってみると、うまく
しる 方が
(2)A:書類、間違っていたよ。 いかなかった。
たし
けいか< 3万
B:えつ、よく確かめたはずな (3)初めの計画では、道路はもっと
意た加力 上拔
んですけど。すみません。 北側を通るはずだったのに、い
v ま 入んこう
(3)ちゃんとかばんに入れたはず つの間にか変更されてしまっ
い之 加元 含い示
なのに、家に帰ってみると財布
た。
がない。 「当然そうなると考えていた」という意味
話し手が当然そうだと思っていたことが で、実際にはそれとは違った結果が出た
現実と違った場合に使われ、話し手の ことを表すのに用いられる。話し手の意
後悔、不審などの氮持ちを表す。 外感や失望、後悔などの気持ちが込め
4..はずがない<可能性の否定> られることが多い。[はずだったが/の
おんこ方 ひと
(1)あの温厚な人がそんなひど に/けれど|など逆接の形で使われるこ

ことをするはずがない。 とが多い。
6..はすではなかった
(2)かぎがない?そんなはずは
つ《元3元 相 (1)こんなはずではなかつた。も一
ない。さっき机の上に置いたん おも
とうまくいくと思っていたのに。
だから。
きみ 八之 (2)こんなはずじゃなかったのに。
(3)これは君の部屋にあったんだ かれ
言み し (3)彼が来るはずではなかったの
よ。君が知らないはずはない
「はずがない[はずはない|の形で用い
に。
多くは「こんなはずではなかった」という
られて、「ありえない・不可能だ,おかし

501

513
はずみ一はたして

形で使われて、現実が話し手の予測と するだろうか。
吉かい と< 力为
違って、失望したり後悔したりする氮持 (5)機械には特に悪いと乙ろがな
なに こしょう
ちを表す。「..はずではなかったのに北
いとすると、はたして何が故障
いう形で使われることが多い。 ifんh
の原因だったのだろうか。
だれ い
(6)はたして誰の言っていることが
【はずみ】 1.410
真実なのだろうか。
[Nのはずみ で/に]
「ほんとうに..かにいう意味。「はたして
[V-たはずみ で/に] あしく ねん
(1)ころんだはずみに足首を捻挫 …か」「はたして...だろうか」「はたして
.…かどうか」などの形で使われて、話し
してしまった。 手が「予想通りにいかないのではない
しょうとっ じょう善也く し
(2)衝突のはずみで、乗客は車 か|と疑いの気持ちを抱いている場合に
がほう だ
外に放り出された。 使う。また、(4)~(6)のように[いっ
(3)このあいだは、もののはずみで どこ/だれ/なに/どう」などの疑問詞
L い を含んだ疑問文とともに使われて、「結
「二度とくるな」などと言ってし
ほんと5 书も 局のところ、本当に」という意味を表す。
まったが、本当にそう思ってい
書きことば的な表現。
るわけではない。 2はたして..した
かれ
「ある動作の余勢で」という意味で、予
(1)彼もやって来るのではないかと
想しないこと、意図しないことが起こるこ 书击 あら加
思っていたところ、はたして現
とを表すのに使う。(3)の「もののはず
みで」は慣用句的な表現。[V-た拍子 れた。
かのじょ うかく
に」と言いかえられることが多い。 (2)はたして彼女は合格した。
「思っていたとおり...した」[やはり..し

【はたして】 た」という意味で、話し手が予想してい
大通りのことが、実際に起きた場合に用
1はたして..か
せつ动いし上 と書 た いる。書きことば的。
(1)説明書の通りに組み立ててみ
8 3はたして...としても
たが、はたしてこれでうまく動く 加れ v
Vしん (1)はたして彼の言うことが事実
ものかどうか自信がない。 加れ世善に人
て ほし上う人 であったとしても、彼に責任が
(2)この程度の補償金で、はたし
ひが儿 本亡< ないという乙とにはならない。
て被害者は納得するだろうか。
て 意ん加< 「本当に だとしても]「本当に..なら
(3)この程度の金額で、はたして
ば」[たとえ...だとしても]の意味で、仮
かれ しょうち
彼が承知するだろうか。 定であることを強調する。乙の用法は文
う1上
(4)はたして、どのチ—ムが優勝 語的で、日常の話しことばでは使われ

502

514
はとわずーはんいで

ない。
【はやいか】
【はとわず】 [V-るがはやいか]
しう加っこう ねん 寸乙
→【をとわず】 (1)小学校5年の息子は、ただい
い はや あそ
まと言うが早いか、もう遊びに

【はなし】 行ってしまった。
かれ ぼう
[R-っはなし]
(2)彼は、そばにあった棒をつかむ
動詞の連用形に付く。「R-はなし」の形
がはやいか、どろほうになぐり
で使われることもある。
1 R-っばなし<放任> かかった。
あ はな
(1)ドアを開けっ放しにしないでく ひとつの動作に続いてすぐに次のことが
行われる様子を表す。「..するのとほと
ださい。
んど同時に」「..するとすぐ」の意。
(2)しまった。ストーブをつけっばな (1)では、「ただいまと言うのと、遊び

しで出てきてしまった。 に出て行くのとどちらが早いかわからな
こ た
(3)うちの子ときたら、食べたら食 いぐらいすぐに」つまり「ただいまと言うの
示く 故 ぬ
べっばなし、服は脱いだら脱ぎ とほとんど同時にもう遊びにいった」とい
い元 なか
つばなしで、家の中がちっとも う意味になる。書きことば的な表現。
かた
片づかない。
当然するべきことをしないで「そのままに 【はんいで】
[Nのはんいで]
しておく」「そのままでいる」という意味を
表す。「V-たまま」とは違って、マイナス
[NからNのはんいで]
[Vはんいで]
評価の意味が含まれることが多い。 わたし はん V
(1)私にわかる範囲でよければお
2 R-っばなし<継続> こた
こ とう
しんかんせん
(1)新幹線はとても混んでいて、東 答えしましょう。
はん V 乙九
意上了 书书意加 た (2)差しつかえない範囲でお答え
京から大阪まで立ちっばなし
<龙
下さい。
だった。 天き ある ん 法ん
ところ (3)駅から歩いて10分ぐらいの範
(2)うちのチームはここの所ずっと V
ま 囲で、いいアパートはありませ
負けっばなしだ。
善上之
(3)今日は失敗ばかりで、一日中
しっ试 い方にちじ中う
んか。
きょ了 己はなびこう试 ば《は?
もんく (4)今日の午後、花火工場で爆発
文句の言われっばなしだった。 じ こ はんけい
事故がありました。半径5十口
同じことがらや同じ状態がずっと続くとい 法人じ 加
う意味を表す。 から10キ口の範囲で、被害が

503

515
はんたいにーはんめん
书とうと ゅう动
あったもようです。 (4)弟が有名になっていくのとは
はんたv献 人意,上了
「ある限られた広がり」を表寸。 反对に、兄の人気は衰えてき
た。
【はんたいに】 「.とは逆に」という意味。(1)(2)(3)
1はんたいに のように、対照的な二つのものを比べた
こ <つ はんたV
(1)あの子は、靴を反対にはいて り、(4)のように、反比例して変化して
い<状態について述べる場合に使う。
いる。
专方 意过 意、 はん
(2)父は酒が一滴も飲めない。反
たい はは
対に母はとても酒に強い。
当计 つょ
【はんめん】
かれ と 1 ..はん动ん
(3)彼はどろほうに飛びかかった
はんたい [Nであるはんめん]
が、反対にやられてしまった。 [Naな/である はんめん]
こんがっ善
(4)今学期は、いっしょうけんめい [A-いはん动ん]
心んょう せいせき はんたv
勉強したが、成績は反対にさ [V-るはん动ん]
<すり 意 はんめん 示く意ょう
(1)この藁はよ〈効<反面、副作用
がってしまった。 つょ
も強い。
「逆に」という意味。(1)のように、「左 热加く人い はんめん
右、上下」など二つあるものが逆になっ (2)化学繊維は丈夫である反面
ひ ょわ はってん
ている場合や、(2)のように対照的な乙 火に弱いという欠点がある。
じどうし 心ん 2. はん动ん 32う
とがらを述べる場合、(3)(4)のう (3)自動車は便利な反面、交通事
に、普通考えられるのとは、逆の結果に 己 たい意おせん
故や大気污染というマイ才ス
なった場合に使う。 そくめ人。
の側面も持っている。
2 ...と(は)はんたいに かれ 为う元 た こし ひ<
あね とも 老力 す
(4)彼は目上に対しては腰が低い
(1)姉は友だちと騒ぐのが好きだ はんめん めした なV
たしあ热,はん空 书ん 反面、目下に対してはいばっ
が、私は姉と反対に静かに音
が< 意
楽でも聞いている方が好きだ。
ほう 寸 ている。
もの はん动ん
わたし ~也み空灰 ひ (5)おじはがんこ者である反面、
(2)私の部屋は南むきで陽あたり なみだ せいか<
涙もろい性格だ。
がいいが、うるさい。それとは
はんた いもうと八节 ひ
「..のと反対に」という意味。同じ一つの
反対に妹の部屋は、陽あたり
わる ものごとの中に、反対の性格をもつ二つ
は悪いが静かだ。
や未だ ばんねん くひん のこ の面が存在する乙とを表す。
(3)山田さんが晚年いい作品を残 2そのはん动ん(では)
はんたV加加
L?5 た なかせん世V
したのと反対に、若くして賞を
(1)田中先生はたいへんきびしい
い儿だ あと
かた はんめ人
とった石田さんはその後ばっと 方だが、その反面、とてもやさ
しなかった。

504

516
ひいては一ひじょうに

しいと乙ろもある。
か とう し亡上 は节 中5
(2)加藤さんは仕事が速いので有
めい はんめん
【ひかえて】
名だ。しかし、その反面、ミス 1 NをNにひかえて <時間>
书书 し尚い と书加こ ひ せんL中
も多い。 (1)試合を十日後に控えて選手た
物う逆意 人い加 ともな け れんし中う 上ねん
(3)急激な近代化とそれに伴う経 ちは練習に余念がない。
葛世い方ょ之 われわれ せい 过2己ん まじ加ひ加 也す动ほ加
济成長のおかげで、我久の生 (2)結婚を間近に控えた娘が他の
か7 九1 こらじょう お上乙 南号 、去力
活は確かに向上した。だが、 男と遊び回るなんてとんでも
はん动ん でんとうて考 与
その反面では、伝統的な固有 ない。
示ん加 う儿な けっ加 にゅうがく し けん もく世ん ひ加
の文化が失われるという結果 (3)入学試験を目前に控えてあ
まいにち
を为ならL力。 わただしい每日だ。
1と同じ意味。(1)のように、[...が/け 「XをYにひかえて」の形で、Xで表さ
れど、その反面...1(2)(3)のように れたできごとが間近にさしせまっている
[(しかし/だが)その反面(では)...1の ことを表す。Yには[間近に・10日後に。
形で使う。 数力月後に」など時間を表す語句が使
われることが多い。[Yに」を省略して
「Xをひかえて比なる乙ともある。(2)の
【ひいては】じけん
こん加 い方し也人 し 3 ように名詞を修飾するときは「ひかえた
(1)今回の事件は、一社員の不祥
N」となる。
事であるばかりでなく、ひいて 2 NをNにひか元て <場所>
かいし节ぜんたい しんょ3 しっっv
は会社全体の信用をも失墜さ う心 はころっこうきん
(1)神戸は背後に六甲山をひかえ
书书 もんだ v とう艺ひ3
せる大きな問題であると言うこ て東西に広がっている。
加れ 心2そ3 3L や主
とができる。 (2)彼の别荘は後ろに山をひか元
都话之し人り人 话っ高い もり 寸
けし言 深しょ
(2)無謀な森林の伐採は森に住 た景色のよい場所にある。
し片3E380/の方う课
む小動物の命を奪うだけでな 山・湖・海・湾など空間的に広がりのあ
方善物う了普言保
く、ひいては地球的规模の自 る大きなものがすぐ後ろにある様子を表
ぜん は加い
然破壊につながるものである。 す。(2)のように名詞を修飾するときは

前文を受けて、「それが原因となって」 「ひかえたN」となる。
「さらにすすんで」という意味を表す。
(1)のように[小さく見える問題が実はも 【ひさし京り】
北重大な問題の原因となっている1 →【 】2
(2)のように「比較的小さなことがらが、
より大きな問題につながっていく」という
文脈で使われる。
【ひじょうに】

505

517
ひではない—ひとつ
意 う 各也 くもひと あ招芒ら
(1)今日はひじょうに寒い。 (1)雲一つない青空。
N55付?3 うつ< は龙
(2)非常に結構なお味でした。 (2)しみひとつない美しい肌。
ていん V 3 まち せいけつ 书
(3)その御提案は非常にありがた (3)街は清潔で、ちりひとつ落ちて
加で< そうだん
いのですが、家族ともよ<相談 いない。
上る 人 ねこ こ いっUき
しませんと。 (4)夜の公園には、猫の仔一匹い

程度がはなはだしいことを表す。かたい なかった。
ものおと
表現。話しことばでは「とても」「すごく」 (5)あたりはし—んとして、物音ひ
がよく使われる。
とつしない。
かれ けん だれひと 9 はんた
(6)彼の意見に誰一人反対しな
【ひではない】 かった。
[Nのひではない] 言の ら なに た

电ずか えい (7)昨日から何ひとつ食べていな
(1)アラどア語の難しさは英語な
どの比ではない。
ひ い。
加れ せんも人下意 意ょらい< う 「全然..ない」という意味。(1)(2)の
(2)彼は専門的な教育を受けたこ
はくし な ように、「雲ノしみが全然ない」乙とを述
とはないが、その博識は並の
加 v
べて、「空の青さ」「肌の美し」を強調
学者の比ではない。 するのに用いる。また、(3)~(5)のよ
伊ん苦 加<益 化沙うが<
(3)現在でも医学部に入学する乙 うに、動詞といっしょに使われて、「全然
心ずか とう心じょせい
とは難しい。しかし、当時女性 V-ない」という意味を表す。「ひとつ」以
いし こんなん 外に「一匹、一人、一枚」など「一+
が医者になることの困難さは
けん想 助数詞」の形もよく使われる。また、(6)
現代の比ではなかった。 (7)のように「誰ひとり...ない」「何ひと
「同等でない、比べ物にならないほど程 つ..ない」の形で使われて、「誰も...な
度が高い」という意味。 い」「何も...ない」という意味を表す。
b ...ひとつも.ない
【ひとつ】 [ひとつもない]
1ひとつ...ない [ひとつも A-<ない]
[ひとつも V-ない]
「ない」ことを強調する表現。よ<似た表 か书

現に「.も..ない」「.…として...ない」な (1)知った顔はひとつもない。
0539
どがある。頻度については、「一度も/一 (2)この料理はひとつもうまくない。
加れ く品ん
回も/一べんも....ない」が使われる。 (3)彼の作文には、まちがいはひと
a Nびとつ...ない つもなかった。
[Nひとっない] (4)このごろのファッションなんか、
[NひとっV-ない] おも
ひとつもいいと思わない。

506

518
ひとつまちが元ば

感み ち即うこ< いっばの
(5)あいつは、君の忠告なんかひ (5)ビール一杯飲めないようでは、
书ほ しゃかい 乙市

とつも覚えてやしないよ。 社会にでてから困るだろう。
とうじ ま矿 乙とも
「全然ない」「全然..ない」乙とを強調し (6)当時はたいへん貧し<、子供
た方 善ものいちまいあた5 か
た言い方。 達に着物一枚新し<買ってや
2もう沁とっ/いまひとつ ..ない
意市5りょう し己と ないょら れなかった。
(1)給料はいいが、仕事の内容
v 本来ならできるはずの簡単なことができ
がもうひとつ気に入らない。 ないことを強調するのに使う。それ以上
加世
(2)風邪がもうひとつよくならない。 のことはもちろんできないことを暗に示し
ことし あま办
(3)今年のみかんは、甘味が电うひ て、話し手の不満や批判など否定的な
た 気持ちを表すことが多い。
とつ足りない。
ことし あま西 4ひとつ
(4)今年のみかんは、甘味がもうひ ねが
(1)ひとつよろしくお願いしますよ。
とつだ。 たの
(2)ひとつ頼まれてほしいことがあ
もうひとつ...ない」「今ひとつ...ない」の
形で使われて、話し手の期待している
るんだが。
たの
程度には至っていないことを表す。「とて (3)ひとつ頼まれてくれないか。
も悪いというわけではないが、はかばか (4)ここはひとつやってみるか。
はなし
しくない、满足できない」という意味。 (5)ひとつ話にのってみようか。
(1)は「内容があまり気に入っていな (6)おひとつどうぞ。
いl、(2)は[風邪が完全に治らない」
(7)ひとついかがですか。
(3)(4)は「甘味が少し足りない」とい
う意味になる。また(4)の「もうひとつだ」 日常の話しことばで慣用的に用いられ
る。「ちょっと、ためしに」北いう意味。(1)
も同じ意味。
~(3)のように、何かを頼む時や、(4)
3 Nひとっ...できない
ちか こども (5)のように、試しに何かをやってみよう
(1)近ごろの子供はぞうきんひとつ
虫んぞ< とする時に使われる。(6)(7)は、食べ
満足にしほれない。 物などを人に勸める時に使われる。
Vょ地3 うた うた
(2)女優のくせに、歌ひとつ歌えな
い。 力加 あきつ
【ひとつまちが元ば】
(3)このごろの若いやつは、挨搜ひ し即っさん たい~ん Lこと
まんでく (1)出産というのは大変な仕事
とつ満足にできない。 いがく す げん
りゅうがく はんとし
で、医学の進んだ現在でもひ
いのち
(4)留学してから、もう半年にもな
むすこ とつまちがえば命にかかわる。
るのに、息子ははがきひとつよ 世じ加 玉上 、?
(2)政治家の不用意な発言が続
こさない。 いている。ひとつ間違元ば外交
虫ちが がいこう

507

519
ひととおり一ひとり..だけでな〈
もんだいはってん ち节 はな、ひとと书 なら
問題にも発展しかねない。 が、お茶もお花も一通りは習っ
(3)カーレースは、ひとつまちがえ た。
だいじこ
ば、大事故につながることもあ 「全体についてぎっと」「だいたい满足で
き けん きょう苦
る危険な競技である。 きる程度に」という意味。
束ちが だいきん じ 2ひととおりのN
(4)ひとつ間違えば大惨事になる ひととお
(1)一通りのことはできるようになっ
ところだった。
の ょてv
(5)乘る予定だった飛行機が墜落
己3克 205 た。
もんだい 也ず加 ひとと书
ま ちが 六1
(2)この問題は難しくて一通りの
した。ひとつ間違えば、私もあ
zし 招も
せつ动

説明ではわからない。
の事故で死んでいたと思うと
力空し 已万加く、 体体ひ上上抗
(3)私が合格した時、母は一通り
ぞっとする。 ょろ乙
の喜びようではなかった。
「ほんの少しの差で」という意味。 がん は
(1)(2)(3)のように、ほんの少しの (4)みんなが頑張っているのだか
せこう ひとと书
差で大事にいたる可能性があることを ら、成功しようとすれば、一通
どりx<
表す。「ひとつまちがえば.こともある/ りの努力ではだめだ。
かねない」などの形で使われることが多
「普通のN、なみのN」という意味。多
い。 くは「ひととおりのNではない」「ひととお
(4)(5)は、ほんの少しの差で大事
りのNでは、...ない」の形で使われて、
に至らずにすんだ場合に使われた例で
「普通の程度ではない」「普通の程度で
ある。(4)の「ひとつ間違えば..ところだ
はできない」などの意味を表す。
った」の形は、「実際にはそうならなかっ
3ひととおりではない
たが、もう少しで危なかった」ということ せい乙う かれ りょ<
(1)成功するまでの彼の努力は、
を表すときに使う。 ひとと书
一通りではなかった。
あいよう 乙力
(2)愛用していたワープ口が壊れ
【ひととおり】 とも

1心ととおり たので、あわてて友だちから
か な 加
者 方加1上 ひとと书 よ
(1)教科書は一通り読んだが、ま 借りてきたが、慣れない機械と
つか ひとと书
て つ
もんだいし师3
だ問題集には手を付けていな いうのは、使いにくいこと一通り

い。 はじ 指も どう
ではない。
(2)テ二スを始めようと思って、道 「普通の程度ではない」の意味。(1)は
ひ北北书そ3 いそ加
「たいへんな努力をした」、(2)は[たい
具は一通り揄えたのだが、忙
ひま へん使いにくい」という意味になる。
1くて暇がない
じょう
(3)そんなに上手なわけではない
【ひとり..だけでな《】

508

520
ひとり...だけでなく一示う
よそお あら力

[ひとりNだけでな] た装いでパーティ—に現れ
乙上も に活ん
(1)子供のいじめは、ひとり日本だ
せ かいしょこく もんだい
た。
ようし老
けでなく世界諸国の問題で 「そのような様式「そのようなスタイル」
み あらわ めし しゅうしょ<
ある。 という意味を表す。名詞を修飾するとき
かつどう ほんこ之
は「N示うのN」となる。
(2)この活動は、ひとり本校だけで
ひ万 方 考 上 すす 2... う<様子>
なく、広く地域に呼びかけて進
[Naな小う引
めたい。 [A-い小
「単にそれだけでなく|という意味。書き [V-ている/V-た小
ことばで、ややかたい話題で使う。 (1)そんなに嫌がっている子うでも
さらに文語的な表現として「ひとり..
なかった。
のみならず」がある。 おとこ なに げ ょそ抬 方加
(2)男は何気ないふうを装って近
づいて来た。
【ひとり.…のみならず】 あ まつ い

[ひとりNのみならず]
(3)久しぶりに会った松井さんは、
せいかっ
加人青上う发せ人 もんだ 力
ずいぶんやつれて、生活にも
(1)環境污染の問題は、ひとり我 乙主
<に世ん世かい もんだ 菌っている示うだった。
が国のみならず全世界の問題 し
(4)なんにも知らないくせに知った
でもある。 V
そし考
示うなことを言うな。
(2)この NGO の組織には、ひとり
お书 <に [そのような様子」という意味。
イギリスのみならず、多くの国
ん加 3..う<方法>
の人々が参加している。
aこ礼行小う
「ひとり....だけでなく」の、さらに文語的
(1)こういうふうにやってごらん
な言い方。 ひと あそ
(2)あの人も、ああいう示うに遊ん
→【ひと)….だけでな】
でばっかりいると、ろくなことに

【小う】 はならないよ。
せつめい
(3)どういうふうに説明していいの
1 N示う
て6 ち地うこ<函3
(1)あの寺は中国風だ。 かわからない。
さい意ん示と
书んがくか
(2)音楽家だというので、ちょっと (4)A:きみ、最近太りすぎじ也な
か CA人、之
変わった人間を想像していた い?
しつれ 节っ
が、やってきたのはサラリ—マ B:失礼な奴だな。そういう子
ひと い节
3 书上
ン風のごく普通の男だった。 うに、人の嫌がることをは
み ち こ い主示う

(3)美智子さんは、今風のしゃれ っきり言うもんじゃないよ。

509

521
ふしがあるーふと
v かた L?れ
(5)そういう系うな言い方は失礼だ また、(3)のように、「あやしいところがあ
よ。 る」という意味で使う。

「こういう」のほかに「そういう/ああい
う/どういう」なども用い、特定のやり方 【ふそくはない】
高いて 孟そく
や方法を表すときに使う。ナ形容詞の活 (1)相手にとって不足はない。
意地5少上之 亦〈 しこと
用をする。「こんなふう、そんなふう、あ
(2)給料には不足はないが、仕事
んなふう、どんなふう」とも言う。 な上点 吉 い
の内容がもうひとつ気に入らな
b ...という示うに
す C加ん
(1)好きな時間に会社八行き、好
し す
い。
かれ だいと50ょら ふそく
Cかん 加元 (3)彼は大統領として不足のない
きな時間に帰るというふうには じんつ
人物だ。
いかないものだろうか。
か元 か元 「話し手の期待どおりで不満はない」と
(2)ひとり帰り、またひとり帰りという
意ゃく す< いう意味。
ふうにして、だんだん客が少な
くなってきた。
こん伊つ善ょらと らいつ 本5 【小と】
(3)今月は京都、来月は奈良とい 1小と
まいつき 方か ?
う子うに、每月どこか近くに旅 加れ 加 乙うこ< み
こ5 (1)彼は映画の広告を見つけて、
行することにした。 空
子と立ち止まった。
「やり方、方法」や「状態」などについ 招卷 意人じ上 ほん也
(2)系と思いついて近所の本屋に
て例を挙げて説明するのに使う。 よ
寄ってみることにし力
ひと
(3)人は死んでしまうとどうなるの
【小しがある】 v
かれ だろうなどと妙なことを示と考
ょう かんが

(1)彼はどうも行くのをいやがって
元た。
いるふしがある。 还だん 左ん 书も
はんにん 补邦し い元 (4)普段は何とも思わないのだが、
(2)犯人は、その日被害者が家に 化 :5L いそが
し 扫も 何かの拍子に、忙しいだけの
いることを知っていたと思われ せいかっ
こんな生活がふとむなしくなる
る示しがある。
书とこ げん ときがある。
(3)その男の言動には、どことなく
「何かちょっとした拍子に」「思いがけな
あやしいふしがある。
く」の意味。(1)のように、特别な理由
「そのような様子だ」という意味。(1) も目的もなく、ちょっとした思いつきやきっ
(2)のように、「本人がはっきりとそう言っ かけで何かをする様子を表す。また、
たわけではないが、言葉や行動からそ (2)(3)(4)のように「考える、思う、
のように察せられる」という場合に使う。 思い出す」や「なしくなる、さびし〈な

510

522

る」のように心理的な変化を表す表現な 1.
どといっしょに使われて、なぜかわからな [Nぶ]
いが、何かちょっとした拍子に思いだし [R-ぶ切
い意ん かのじょ かつ节<
たり、気がついたりする乙とを表す。 (1)最近の彼女の活躍示りは、み
2小とV-る北 し
あ 子占
んなが知っている。
(1)子と見上げると、空にははっか とう意上う で人し こん草?
(2)東京の電車の混雑ぶりは異
し3<6 3 じょう
り白い雲が浮かんでいた。
み主力 だn 常だ。
求方加 して善 と善 かれ
(2)子と見回すと、まわりには誰もい
(3)間違いを指摘された時の、彼
なくなっていた。 のあわてぶりといったらなかっ
しこと
(3)仕事をしていて、子と気がつく
そと <5 た。
加n の
と外はもう暗くなっていた。
(4)彼は飲みっりがいいね。
「なにげなく..したら]の意味。後ろには、 这とう はな
(5)佐藤さんの話しぶりからする
その拍子に何かに気がつくということが こうしょ3
と、交涉はあまりうまくいってい
らが続<。
3小としたN
ないようだ
なが いっしょ5 あいだ
(1)長い一生の間には、子とした 「活躍示り、混雑ぶり、勉強ぶ」など、
じんせ 节 動作を表す名詞や動詞の連用形に付
ことで、人生が嫌になることが
いて、その様子やありさまを表す。「食べ
あるものだ。 る、飲起は、[食べっ、飲5591
かれ
(2)ふとしたきっかけで、彼とつき になる。(4)は、「見ていて気持ちがい
あうようになった。 いほど豪快に飲む」という意味。
ちv 课
(3)小さいころ、祖母にはずいぶん 2.… 可
すうねん <に 加元
加力 いま
可爱いがってもらった。今でも、 (1)10数年りに国に帰った。
く亿 か元 ねん
老 深
示としたひょうしに祖母のこと (2)国に帰るのは5年ぶりだ。
打も だ ち は人上し きこく 加<
を思い出すことがある。 (3)父の半年ぶりの帰国に、家族
书书よろこ
あ加 深う び上 みんなが大喜びした。
(4)赤ん坊は、子とした病気がもと
L みつ加 はv
で死んでしまった。 (4)三日示りに系ろに入った。
そうなんし节 C加ん 意中う

「ささいな原因、理由、きっかけでにい (5)遭難者は18時間示りに救
し冲つ
う意味。(4)は「死ぬような大きな病氨 出された。
さい老ん い号が
ではなかったのに、死んでしまった北い
(6)最近、ずっと忙しかったが、今
う意味。 う ひ
日は久しぶりにゅっくりすごし

た。
【示り】 しも龙
(7)A:下田さん、お元気ですか。
げ儿

511

523
ぶるーぶん
老た
御無沙汰してます。 まう様子を表す。(1)~(3)のように、
た本か ひき
B:やあ、田中さん。久しぶり 「本当にはそうでないのに、まるでそうで
あるかのような態度で」あるいは「たい
ですね。
したことでもないのに大げさに」など、話
時間の長さを表す表現に付く。「…ぶり
し手のマイナス評価を含む場合に使う
に...した」の形で使われることが多く、長
ことが多い。(4)の「もったいぶって」は、
い間しなかったことを、もう一度したこと
慣用的な表現で「気取って、ものものし
を述べるのに使う。(4)のように短い期
く振舞う」という意味で、「なかなか教元
間を使うこともできるが、その場合には
ない/言わない」などといっしょに使う。
「普段なら每日ふろに入るのだが、かぜ
限られた特定の言葉にしか使えない。
をひいていて入れなかったので三日も
入れなかった」というような状況が必要
で、話し手にとって長いと感じられる期 【ぶん】
間でなければ使えない。「ひさしぶりで 1..ぶん
すね」「おひさしぶりです」は、長い間会 [Nのぶん]
わなかった相手へのあいさつとして使わ [vぶh]
[期間を表す名詞+ぶん]
れる。 あま だい す おと之と わたし
(1)甘いものが大好きな弟は、私
のぶんのケーキまで食べてし
【示る】
[N/Na る] まった。
かれ 25 じょう しんばv きみ
(1)彼は、通ぶってフランスの上 (2)心配しなくていいよ。君のぶん
とう の のこ
等なワインしか飲まない。 はちゃんと残しておいたから。
古古 がくし也 かいせつ は こ已も た ぶん うば

(2)父は学者ぶって解説を始め (3)子供に食べさせる分まで奪わ

た。 れてしまった。
と うvh らいげつぶん しk<ひ き善 つか

(3)あの人は上品ぶってはいる (4)来月分の食費まで先に使って
いえ加ら で
が、たいした家柄の出ではな しまった。
へ书 か

い。
かれ
(5)部屋を借りるためには、はじめ
中ちんさんかげ?不ん加ね ょう
(4)彼はもったいぶってなかなか に家貨三ケ月分のお金が必要
おし
教えてくれない。 です。
んね人せ ち上うじ上 せんばい
(5)三年生になった長女は、先輩 「…の割当/分け前」「そのためのもの」
い方ねんせ いもうと
という意味を表す。(4)は「来月使うた
ぶって一年生の妹にいろいろ
书し めの食費まで使ってしまった」、(5)は
教えたりしている。
「三月に相当する金額」という意味。
「...らしい態度で」という意味。「いかに 2 .. ん(だけ)
もたいした....である」というふうに、ふる [Nのぶん]

512

524
べからぎる
は中 书
[Naな京ん] より早く終わりそうだ。
[A/V ん] 「この調子ですすむと」「この早さですす
ねんかん きゅうし上く 品ん し
(1)1年間の休職の分だけ、仕 むと」という意味。

事がたまっていた。 4 ...京んには
そと 人意示ん 加れ
(2)外で元気な分、彼は家ではお
い元
[Naな示んには]
[A/V んには]
となしい。 み ら<
た た (1)はたで見ているぶんには楽そ
(3)食べれば食べたぶん(だけ) ん
示と うだが、自分でやってみるとど
太る。 たい~ん
は节はじ ん んなに大変かがわかる。
(4)早く始めれば、その分(だけ) わたし し3意上3 Lん
し己と は节,书 (2)私はいかなる宗教も信じな
仕事が早く終わる。 大 1
加れ しんら い。しかし、他人が信じるぶん
(5)彼を信頼していたぶん(だけ) い乙3
う方考 书书 には一向にかまわない。
裏切られたときのショックも大き もう わけ 加い善
(3)A:申し誤ありません。会議
かつた。 么
の始まる時間がいつもよ)
「その程度に応じて」という意味。 す亡 书そ

(3)(4)のように、「... V-ばV-た示
少し遅くなりそうなんです
んだけ」[... V-ば、そのぶんだけ|の形 が。
おそ
で使われることが多い。「それだけの量、 B:遅くなるぶんには、かまわ
それに応じた量」を表す。
ないよ。
(3)は「食べれば、食べたその量だ
「その限りではの意味。(1)は、「自分
け太る」、(4)は、「早く始めれば、早<
でやらないで見ている限りでは楽そうに
始めた時間だけ早〈招わる1、(5)は
みえる」、(2)は[自分は宗教は信じな
「彼をたいヘん信頼していたので、それ
いが、他の人が信じるのはかまわない人
だけショックが大きかった」という意味。
(3)は[早くなるのは困るが、遅くなるの
「だけ」はなくてもよい。
はかまわない」という意味になる。
3この京んでい化
このぶんでは
ねん
(1)一年かかって、まだ半分も終わ
はん分ん 书
【べからざる】
[V-るべからさる]
っていない。このぶんでい<と かわ深たやすなり に ほん 示んがくしC上う
办んせ さんねん (1)川端康成は日本の文学史上、
完成するには三年ぐらいかかり か 加
欠くべからぎる作家だ。
そう尤。 だいじん 方 D.よう 吉善ょ5
てつ节 (2)大臣の地位を利用して、企業
(2)このぶんでは徹夜になりそう た がく かね C
から多額の金を受け取るなど
だ。 せい V加
は、政治家として許すべからぎ
冲る
しこと ょてv
(3)このぶんでい<と、仕事は予定

513

525
べからず一べき
はん芒いこうい
る犯罪行為である。 んI[芝生育成中」など、もっとやわらか
1四う
(3)いかなる理由があったにせよ、 い感じの表現が使われるようになってき
出ん
警官が一般市民に暴行を加
し孙 之之、加 ている。
う 看板や揭示によく使われる禁止表現
えるなど、あり得べからぎる異
には、ほかに「..禁止」[V-る乙とを禁
3Vcv
常事態尤。 ず」などがあるが、いずれもかなり強い
「べからぎるN」の形で使われる。「べき 調子の禁止表現である。かたい書きこと
でないN」の文語形。その行為や事態 ば。話しことばでは使わない。
が「正しくない・望まし<ない」ことを述
べて[...ことができなWNI、[...てはい
けないN」などの意味を表す。
【べき】
[N/Na であるべ]
(1)は[欠かすことができない、忘れ
[A-<あるべき]
てはいけない人物」、(2)は[許すことが [V-る入き]
できないひどい犯罪行為」、(3)は「起 文語の助動詞[べし」の活用形。現代
こるはずのない事熊、起こってはいけな 語の表現では動詞の辞書形に付<。「す
い事態」という意味になる。 る」には[するべき」と「すべき」の二
どんな動詞でも使えるというわけでは
つの形が使われる。
なく、(1)~(3)の「欠くべからざる人 1..人きだ
物[許すべからざる行為」[あり得べか がく世V心ん老上う
(1)学生は勉強す(る)べきだ。
らぎる事熊」のような慣用的な表現だ内 たにん し世い加2 加んしxう
(2)他人の私生活に干涉す(る)
が使われる。(3)は[得る」ではなく得」
に付く。かたい書きことば。 入きではない。
方かこ3 し上うがくせ 加上
(3)近頃は小学生まで塾に通って
こども
いるそうだが、子供はもっと自
【べからず】 中了 あ号
[V-るべからず] 由に遊ばせるべきだ。
らく加 じょせ つね けしょ5 う<
(1)落書きするべからず。 (4)女性は常に化桩をして美し<
课心 体 かん加
(2)芝生に入るべからず。 あるべきだなどという考えには
い办 L上う心ん んせい
(3)犬に小便させるべからず。 賛成できない。
方善中う意意匡 し世んは加
禁止を表す。「べきでない」の文語形。 (5)地球的規模で自然破壊が進
にんげん し世ん た
その行為が「正しくない╱望ましくな
んでいる。人間は自然に对し
い/ょ<ない」ことを述べて「V-てはい けん老上
てもつと謙虚であるべきだ。
けない」という意味を表す。 意ょうし善み 世い世意 よ
(6)教師:君、成績が良くないね。
かなり強い感じの禁止表現で、看板 心ん苦ょう
や揭示等に書かれることが多い。しか もっと勉强するべきだね。
し、最近では[芝生に入ってはいけませ 学生:すみません。

514

526
べく
かいがいけんし四
(7)A:海外研修に行くかどうか 味になる。話し手が自分自身のことにつ
束ょ
迷っているん龍。 いて述べる上きは、後悔や反省の気持ち
v を表す。この表現は、書きことばでも日常
B:そりゃ、行くべきだよ。いい
の話し乙とばでもよく使われる。
チャンスじゃないか。
し亡と 3...人きN
(8)この仕事はきみがやるべきだ。 がいこうせいさく 善ろん
加いし でん b しょう 人力 (1)外交政策について、議論すべ
(9)会社の電話で私用の電話を お书
きことは多い。
するべきじ也ないね。 えい元ん
(2)エジプトのピミッドは、永遠に
[...するのが当然だ」[...するのが正し の乙 ん 人
残すべき人類の遗産である。
い」「しなければならない」という意味。 书そ は中 せ加
(3)工イズは恐るべき速さで世界
否定形は「べきではない」で、[...する mら ひろ
のはよくない」[...するのは正し<な 中に広がっている。
と 灰L うん山v 世 书
[...してはいけない」の意味。 (4)人は皆死すべき運命を背負っ
(1)~(5)は、一般的なことがらにつ ている。
いて、話し手が意見を述べている例で
「当然しなければいけないこと|[当然そ
あるが、相手の行為について用いる時
うなること」という意味。
には、忠告や勸め・禁止・命令などにな
(1)は「論じなければいけないことが
る。この表現は、書きことばでも日常の話
ら」、(2)は「残すのが当然の、残さな
し乙とばでもよく使われる。
ければいけない人類の遺産という意味
2..人きだった/ではなかった
になる。(3)(4)は、慣用的に使われる
[V-る/V-ておく べきだった] 表現で、それぞれ[たいヘんな速さ[必
と考か

(1)あの時買っておくべきだった。 ず死ぬ運命」という意味である。

(2)あんなひどいことを言うべきで 書きことば的なかたい表現。
はなかった。
きみ りφうがく
(3)君はやっばりあのときに留学し 【べく】
ておくべきだったんだよ。 [V-る~<]
文語の助動詞[べし」の連用形。書き
過去のことがらについて、「ああしておけ
ことば的なかたい表現として現代語で
ばよかった」「あんなことをしなければ上
使われる。動詞の辞書形に付く。[する
かった」という意味を表す。
は「するべく|と「すべく」の二つの形が
(1)は、「あの時、買っておけばよか
使われるが「すべく」のほうがかたい感
た。(実際には買わなかった)1、(2)
は「あんなひどいことを言わなければよ
じがする。
1...べ<V-た
かった。(ひどいことを言ってしまった)1 だが< 封 じょう言ょう
(3)は「君はあの時留学しなかったが、 (1)大学に進むべく上京した。
加い计一
すみ どりょ<いた
留学しておいた方がよかった」という意 (2)速やかに解決すべ<努力致し

515

527
べし一へた

ます。 きている。
し占ち
(3)しかるべく処置されたい。

「.…をするために」「...する事ができるよ 【べし】
うに」という意味。(3)は「適切に処置 [V-るべL]
がくせ 心ん善占之は伊
してください」という意味。書きことば的 (1)学生はすべから<勉強に励む
なかたい表現。 べし。
2 V...べ<LてV-た こう世v
意加 けんせ ぜ (2)後生おそるべし。
(1)この機械の危険性は以前から こんど Lけん むず加
なんど して豈 じ (3)今度の試験は、よほど難しかっ
何度も指摘されていた。この事 いちばん ょ
乙 书 お たらし<、クラスで一番良くでき
故は起こるべくして起こったと せいと てん
る生徒でも60点しかとれなか
いえる。 あと 书 し
かれ 加 《う世人 った。後は推して知るべしだ。
(2)彼が勝ったのは偶然ではな
れんしゅ5 れんし中ら、加き 文語の表現で、現代語では慣用的な表
い。練習につぐ練習を重ね
加れ 加 か 現以外ほとんど使われない。「当然の乙
て、彼は勝つべくして勝ったの ととしてしなければいけない」「するのが
だ。 当然だ」という意味で、命令を表す。
(1)は「すべからく.べし」の形で
同じ動詞を繰り返して、当然そうなるだ
ろうと予想されていたことが実際におこ 「学生は当然しなければいけないことと
办い方意味を表す。 して、勉強しなさい」という意味。
(2)は[若い人は乙れから将来、お招
(1)は「事故が起こるかもしれないと
心配していたら、やはり起こった」という いに成長していく可能性があるので大
意味。(2)は、「彼が勝ったのは偶然や 切にしなければいけない」という意味の
幸運ではなくて、あんなに努力したのだ 慣用句。
(3)の「後は推して知るべしだ」は、
から当然である」という意味になる。
慣用表現で、「推量すれば、すぐにわか
書きことば的なかたい表現。
3 ...べ<もない る」という意味。ここでは「他の学生は、
た ぜい 世 か 言うまでもなくもっと悪い」という意味にな
(1)多勢に無勢では勝つべくもな
る。
い。
ゆうしょらの戈
(2)優勝は望むべ<もない。
とつ世ん はは し
(3)突然の母の死を、遠<海外に
とお かいが 【へた】
かれ し ナ形容詞。名詞の前では、「へたなN」
いた彼は知るべくもなかった。 となる。
「...することは、とてもできない」「.はず 1へた
もない」という意味。かたい文語的な表 a へた

現で、現在ではあまり使われなくなって (1)字がへたなので、もっばらワー

516

528
へた
あいょう
プ口を愛用している。 いう意味が含まれるが「へただ」にその
に保ん已
(2)A:日本語がヘたで、すみま 意味はない。
2入たに
せん。 患加 く3
(1)このごろの機械は複雑だから、
B:へただなんてとんでもな こしう し3
故障しても素人がヘたにいじ
い。とてもおじょうずです 话う
らない方がいい。
ちち
よ。 す
う ばくはつ
(2)へたに動かすと爆発するかも
(3)父は、ヘたなくせにゴルフが好 て
しれないので、うかつに手が
きだ。
い だせない。
(4)へたな言いわけはやめなさい。 也寸动はん己之意
L也ち上う 意 ひと (3)A:うちの娘が反抗期でね。
(5)社長は気むずかしい人だか 加そ< く方
v お乙 家族と口もきかないんだ。
ら、ヘたなことを言って、怒ら世 ち地う ほう
考 注意した方がいいのか
ないように気をつけたほうがい
なあ。
い。 ち市う
B:でも、へたに注意するとよ
「上手でないまずいにいう意味。(1)
は子之
~(4)のように、「うまくない、上手でな けいに反抗するかもしれ

い、技術が高くない」こと。また、(5) ないよ。
のように「あまりよく考えないで言ったり、 「充分な注意や配慮をしないで」という
したりする」こと。 意味。うかつに。(1)のように、[うまくい
b Nは..が入ただ かない可能性が高いから、しないほうが
[NはNが入ただ] よい」という場合や、(2)(3)のように、
[Nは V-るのがへただ] 「充分に注意や配慮をしてしないと、良
わたし け ん
(1)私は計算がへただ。 くないことが起きる可能性があるから気
大し九 う た
(2)私は歌を歌うのが下手だ。 をつけたほうがいい」という場合忆使わ
や卖した
(3)山下さんはピアノはうまいが、 れる。
た入大 3へたをすると
歌は下手だ。 けん
礼己 上活5 (1)A:試験はどうだった?
(4)英語は読む方はなんとかなる よ
はな へ た B:それが、あまり良くなかっ
が、話すのは下手だ。 つ
たんだ。ヘたをすると、卒
(5)A:テ二スはやるんだろう? 苦ょう
業できないかもしれない
B:うん、へただけどね。
「うまくできない」「上手ではない」とい方
なあ。
か世 s3意
(2)風邪のようなあり系れた病氨
意味。よく似た表現に[...が苦手だ|が
のち
ある。「苦手だ]は、あまり好きでないと でもヘたをすると命とりになる

517

529
べつだんーべつとして

ことがある。
面け意 ち即うし上う老善ょう とうきん
(3)不景気で中小企業の倒産が
【べつとして】
あいついでいる。入たをする 1 Nはべつとして
かし、3老人 ちうこく已心
と、うちの会社も倒産するかも (1)中国語は别として、そのほか
げん がくしう
しれない。 のアジアの言語となると学習
みち 高る う元 う元 ひと 意ょくたん すく
(4)道を歩いていたら、上から植 する人が極端に少なくなる。
意团方 书 上うと 加んこうち
木鈇が落ちてきた。へたをす (2)京都や奈良といった観光地は
书抬け が つ ちV て6 じい
ると大怪我をするところだった。 別として、小さい寺や神社には
加人こうしうにmう 点25
「悪くすると、ひょっとすると」という意味。 観光収入はないのが普通
(1)~(3)のように、悪い結果にいたる 尤。
可能性があるという場合に使う。話し手 方中うこく せい加? なが にし
(3)中国での生活が長かった西
の心配や不安を表すことが多い。(4) だ つ 加いし
田さんは别として、うちの会社
は、「へたをすると.. V-るところだった と
踩加ち中うこくこ
という形で、「6う少しで悪い結果になる には他に中国語のできる人は
ところだったが、助かった」という場合に いない。
使う。 「…は例外だが」「…は特别だが」という
意味を表す。「べつにして」とも言う。
【べっだん】 2 ...はべつとして
1べつだん..ない [..かとうかはべっとして]
か [疑問詞+かはべつとして]
(1)べつだん変わったことはない。 しょうらい节< た 心つ
加れ くち加式 すく (1)将来役に立つかどうかは别と
(2)彼はいつもより口数が少ないよ がくせVじだい
わたし 善 して、学生時代にいろいろな
うだったが、私はべつだん気に ん也 ベん善上う
分野の勉強をしておくことは、
もしなかった。 也だ
けっして無駄ではない。
「特别に/别に..ない」という意味。や じつんかの3 つ
やかたい書きことば的な表現。 (2)実現可能かどうかは别として、
出加くいち兰付人上3
2べっだんのN この計画は一度検討してみる
心つだん はいり 加ち 书も

(1)别段のご配慮をいただきた< 価值はあると思う。
ぞん い べつ こん
存じます。 (3)だれが言ったかは别として、今
らいひん 主ね 心つだん かい はつげん はv

(2)来寶として招かれて、别段の 回のような発言がでてくる背
あつ加 う 办~ 认
扱いを受けた。 景には根深い偏見が存在する

「特别の」「いつもと違う」とい方意味。 と思われる。
(1)は、非常に改まったかたい表現。 「…については今問題にしないが」と

518

530
べつにーぼい
えいが かん こ
う意味を表す。「べつにして」と6言う。 (5)映画館はすごく込んでいたの
とも 心つ すわ
で、友だちとは别に座ることに
【べつに】 した。

1べつに...ない 加のじょ
(6)彼女は旅館に泊まった私達と
2ょ加ん わたした方
っ か 本に
心っ と
(1)别に変わったことは何もない。
史ち
は別にとなりの町のホテルに泊
加いし也 えん加 2 V
(2)会社の宴会など別に行きたく まった。
こと て意と之 》ゅう
はないが、断わる適当な理由
み (1)~(4)は、「.以外に」「..のほか
も見つからないので、しかたな に小、(5)(6)は「..とはなれて」[...と

く行くことにした。 ちがう」という意味を表す。
いま ようしゅ 心つ动ず5
(3)今どき洋酒なんか、别に珍し< 3 Nべつに
つしし
加いが?こう
はないが、海外旅行のおみや (1)クラス别に写真を撮った。
しう加的こ3ちゅうがっこう だん
げにとわざわぎ持ってきてくれ (2)小学校や中学校では男女别
加力 善电 めい压
た彼の気持ちがうれしい。 に名簿をつくるのをやめようと

(4)あなたなんかいなくても、别に いう動きがある。
乙ま けっか ねんれ心2
困らない力。 (3)アンケートの結果を、年龄别に
し冲うけ
(5)A:どうかしたの。 集計した。
方上了意 过之加 <に心つ
B:いや、べつに。 (4)調查の結果を国別に見てい<
ち座うこ<
「特に…ない」「とりたてて..ない」と と、中国をはじめとしたアジア
く记ぐ记 けい葛い世い方上方い方比石
う意味を表す。(5)のように[..ない」 の国久の経济成長が著しい
の部分が省略されることもある ことがわかる。
2(...とは)べつに [Nごとに」[Nを基準に」という意味。
[Nとはべっに]
[Vのとはべっに]
り上方 べつ
(1)料金とは别に600用の送料
えん そ30上う
【べつにして】
ひつょう →【べっとして】
が必要です。
Dょう べつ
(2)サ—ビス料は別にいただきま

す。 【ほい】 みじか 书こ
<ば 心つ 善み (1)気が短くて怒りっぼい。
(3)みんなに配ったのとは别に、君 しう5v けいか< ねつ
とく心つ ょう v (2)将来の計画について熱っば<
には特别なプレゼントを用意 かた
語っていた。
しておいた。
の う考 つ →【っほい】
(4)昨白来たのとは别に、もうひと
こ寸つ队
つ小包が来ています。

519

531
ほう
お书

【ほう】 B:じゃ、大きいほうをくださ
1.…ほう<方向> い。
[Nのほう引 (2)A:い<らですか。
[Vほう门 あか ほう 虫ん
きょうと 老た 示ゆ ゅ考 B:こちらの赤い方が1万
(1)京都の北のほうは冬には雪が えん ほう 主ん
つ 円、あちらの方が1万3
ずいぶん積もる。 ぜんえん
ほら v 千用となっております。
(2)あっちの方ヘ行ってみましょ す ほ5
(3)どちらでもあなたのお好きな方
う。 けっこう
すわ で結構です。
(3)A:どこに座ろうか。 ん〈 加
未元 ほう (4)A:連絡は御自宅と会社とど
B:前の方にしようよ。
わたし ほう 办 ちらにさしあげましょうか。
(4)まっすぐ私の方を見てくださ < ほ5 ねが
B:自宅の方にお願いしま
い。
たいょらし とり す。
(5)太陽が沈むほうに向かって鳥 わたし ほう でん力
と (5)私の方からお電話します。
が飛んで行った。 もう わけ
やました (6)A:たいへん申し認ございま
(6)A:それで、山下さんはまっす
い元 加元 V せんでした。
ぐ家に帰ると言ったんで 力る ほう
B:いや、悪いのはこちらの方
すね?
い です。
B:ええ、そう言いました。で 来意上る,加?こ? A想
やました ある (7)妻:悟は学校で問題なくやって
も、山下さんが歩いて行っ
ほう 元善 てV いるのかしら。
た方には駅もバス停もな 指っとほ5 本に
书も 夫:放っておけばいいさ。何か
いんで、おかしいなと思っ が?こ3低う
あれば、学校の方から何か言
たんです。
ってくるだろう。
おおよその方向、方角を表す。「東・西・ せん文ん、吏
(8)A:パチンコで5千用も負け
南・北」などの方角や「あっち・こっち・
どっち・こちら・そちら・どちら」「前・後・ ちゃったよ。
营办 ほう
左・右・上・下」など方向を表す名詞 B:君なんか、まだましな方だ
注く いちまんえん いじょう
に付くことが多い。 よ。僕なんか一万鬥以上
2...ほう<一方> 法
負けてるよ。
[Nのほう门 sh 乙

[Naなほう] (9)自分で言うのもなんだが、子
ども ばく せい世善 ほう
[A/V ほう门 供のころ僕は成績のよい方だ
(1)A:どちらになさいますか。 た。
こせんもん つりがく
(10)A:御専門は物理学でした

520

532
ほう
み V尔ん
ね。 げん しりょ< ほう
(5)スポーツは見るより自分でやる
ほう す
B:ええ、原子力の方を书っ 方が好きだ。
かん か
ております。 (6)漢字は読むことより書くことの
示た さくひん せ人世 こ? 活了 术
(11)三つの作品のうち先生が手伝 方が難しい。
ほら 加んせ 九加 か とう とう ほう
った方はさすがに完成度が高 (7)加藤さんよりも佐藤さんの方
い。
しん世つ そうだん
が、親切に相談にのってくれ
二つあるものの一方をさす。(5)(6) る。
かれ せいしんて者
は、話し手と聞き手を対比させ、話し手 (8)彼のけがよりも精神的なショッ
の側を「私の方/こちらの方」、聞き手の ほう し人述い
クの方が心配だ。
側を「あなたの方/そちらの方」で示し
二つのものを比較して、[...ほうが」で表
ている。(7)の「学校の方から|は「学
されるものの程度が高いことを表す。[..
校から」と同じ意味だが「我々の側」と
ほうが」と[..ょり(も)|は順番が入れ替
「学校の側」を対比させている。また、
わって[...より(も)..のほうが」となる乙
(9)(10)のように、ばくぜんとある部分、
ともある。また、文脈から明らかな時には、
ある方面を指す言い方もある。(9)は、
「..ほうが」か「...よりも」のどちらかが
「どちらかというと成績がよかった」の意
省略されることが多い。
味。(10)は、二つのものの対比ではなく
「物理学の中で原子力の方面を研究
bどちらのほう
た な加 いのう元

ている」という意味。 (1)A:田中さんと井上さんとで
世 たか
3 ...ほう<比較> は、どちらのほうが背が高
[Nの低う引 いですか。
[Naなほう] た なが ほう せ か
B:田中さんの方が背が高
[A/V ほう]
a ..ほうが…よ(も) いです。
ひ乙ら苦 こうち节
しんかんせん は也
(1)飛行機のほうが新幹線より速 (2)A:コ-ヒ—と紅茶と、どちら

い。
たか やす ほう
のほうがよろしいですか。
けっこう
(2)高いより安い方がいいに決末 B:どちらでも結構です。

っている。 二つのことがらを比較して、どちらかを
しん加んせ人 V ほう ひ 乙方 青 問う時に用いる。「のほう」を除いて[ど
(3)新幹線で行く方が飛行機で
V 心ん D ちら」だけでもかまわない。
行くより便利だ。 4 Vほうがいい<忠告>
v ぼくはな
(4)イタりアへ行くなら、口—マや 普み ち上《共?体空
(1)僕が話すより、君が直接話す
加人乙之声
べ二スみたいな観光地より田 ほう 书も

加 汪う
方がいいと思う。
舍の方がおもしろいよ。 あたま いた
(2)そんなに頭がが痛いんだったら

521

533
ほう
いしゃ v.
医者に行ったほうがいいよ。 いい?
ほう
(3)あいつとつきあうのはやめたほ B:Vポ—トの方がましかな。
うがいい。 (2)どうせやらなくちゃいけないな
い いた に方上之 体态ら きんょう
(4)A:ときどき胃が痛むんだ。 ら、日曜日に働くよりは、金曜
おも 正 人う 加た
B:たいしたことはないと思っ 日に残業して片づけてしまう
bE し V ほう
ても、一度医者に行って 方がまだましだ。
ほう おとこ けっこん
おく方がいいよ。 (3)あんな男と結婚するくらいなら
たいいん し
(5)退院したばかりなんだから、あ 死んだほうがましだ。
也 D ほう と方中之 はじ
まり無理をしない方がいいと (4)途中でやめるぐらいなら始め
书も
思うよ。 からやらないほうがましだ。
ひと は安
(6)あの人おしゃべりだから、話さ 話し手にとって望ましくないことがらを比
ほう
ない方がいいんじゃない。 べて、「どちらかを選ばなければならな
いなら...のほうがよい」という気の進まな
よいと思われることを述べて、聞き手に
い選択を表す。
対して忠告やアドバイスをする時に使
「.くらいなら」を伴って比較の対象
う。動詞の辞書形・夕形・否定形に付<。
辞書形を使っても、夕形を使ってもそ を示すことがある。「...くらいなら」は「...
より」と似ているが、そのことがらを話し
れほど大きな違いはないが、聞き手に強
手がよくないと思っているという含みが
く勸める場合には夕形を使うことが多い。
例えば、現在風邪をひいている人に面と ある。
向かって言うような場合には[V-たほ方
6 ..ほうがよかった <後悔>

がいい」が使われる。但し、否定形は常 [Nのほうがよかった]
に「..ない」の形で用いられ、[...なか
[Na なほうがよかった]
[A/V ほうがよかった]
ったほうがいい」という形は使うことがで ひと たの じ ぶん

きない。 (1)人に頼まないで自分でやった
ほう
(正)あの人には話さないほうがいい 方がよかった。
かみ
よ。
意 に
(2)A:髪を切ったんだけど、似

(誤)あの人に話さなかったほうがいい 合う?
よ。 青
B:えっ、切ったの。長い方が
なが ほう

5 ...ほうがましだ <選択>
よかったのに。
[Nのほうがま轧だ] れん意市う おも
[Na なほうがましだ] (3)せっかくの連休だからと思っ
く至まじう
[A-いほうがましだ] て、ドライブに出たが、車が涉
[Vほうがま轧だ] 大

滞していてまったく動かない。
う乙

(1)A:テストとレ小ートとどっちが 乙 ほう
こんなことなら、來ない方がよ

522

534
ほうだい一ほか

力ょうり おな
かった。 (1)バイキング料理というのは、同
すこ ゅうめい し己と りょうき人 な 9ょら0
(4)少し有名になると仕事がどん じ料金で食べほうだいの料理
はい
どん入ってくるようになったが、 のことだ。
くろら し少うに沙之 こうこく えん
苦劳のわりには収入は增えな (2)<ビアホールの広告>2000鬥
书动V 深う ② 低い
い。いっそ、無名のままの方が で飲み放題。
意 す
よかった。 (3)病気をしてからは、あんなに好
に力 に力
過去のできごとについて、「実際に起っ きだった庭いじりもできず、庭も
たことよりも、それとは别のことの方が適 点
荒れ放題だ。
切だった」という話し手の考えを述べ
制限なく自由に出来る様子を表す。「食
て、話し手の残念に思う気持ちや後悔
べる・飲む」などの言葉といっしょに使力
の気持ちを表す。自分自身の行動につ
れる乙とが多い。また、(3)のように「そ
いて述べると[後悔]を表す表現になり
のことに対して積極的には何もせずに、
聞き手や他の人の行動について述べる
なるがままに任せておくこと」を表す。
場合には、話し手の残念な気持ちやが
っかりした気持ちを表す表現になる。
【ほか】
1 ...ほか
【ほうだい】 a .ほか
1 R-(たい)ほうだい
きんじ上 こども あと力力子 [Nのほか]
(1)近所の子供たちは、後片付け [Naなほか]
いえ なか ち 陲う

もせずに、家の中を散らかし放 [A/V ほか]


だい ち 加之 上う がくせ
題に散らかして帰っていった。 (1)今白のパーティ—には、学生の
だれ しか も せんせいがた よ
(2)誰も叱らないものだから、子供 ほかに先生方もお呼びしてあ
たち 人户
達はやりたいほうだい部屋の る。 た なか
加、与 かいしゃ
中を散らかしている。 (2)うちの会社には、田中さんのほ
く方 力有 尚ね あて ひと

(3)口の悪い姉は相手の気持ちも かには口シア語のできる人は
かん加 V ほうだい
考えずいつも言いたい放題 いない。
こんかい 加い がくし善けい付んし
だ。 (3)今回の会議には、学識経験者
苦んこう でん意
「やる」「する」「言う」などの動詞の連用 のほか、銀行、電気メー力—と
意营ょう じんじ示ち上う 人
形に付いて、他者への配慮無しに好き いった企業の人事部長が参
なように振舞うことを表す。話し手のマイ か
加した。
ナス評価が含まれる。他に慣用的な表 しはら きんこうゆうびん意ょく

現に「勝手放題にする」などがある。 (4)お支払いは、銀行、郵便局の
ちか
ほか、お近くのコンビニエンス
2 R-ほうだい

523

535
ほか
高つか き也< いま と<

ストアなどでも扱っております。 客:今のところ、特にありませ
こんど ひ こ
(5)今度引っ越したアパートは、ち
元意
ん。
とお ほか
ょっと駅から遠い他はだいたい 「それ以外に」の意味を表す。
き ぼうど书
希望通りだ。 3ほかのN
じ冲苦ょう ほか と< いL だ たの おも
(6)きょうは授業にでる他には特に (1)石田さんに頼もうと思ったが
いそ加 低か ひと の
李に、ょてV
何も予定はない。 忙しそうなので、他の人に頼

「そのこと以外に」という意味を表す。「ほ んだ。
か」「ほかに」「ほかは」などの形で用い (2)ここがよくわかりません。ほかの
る。 ところはやさしかったんです
b Nほか
た なか保かさんめい しゅつ世言 が。
(1)田中他三名が出席します。 みせ たか
Lゅつ元人节来だ た ろうほ加 (3)A:この店は高すぎるね。
(2)出演山田太郎他。 み世 い
B:そうね。ほか(の店)へ行き
代表的な人やものの名前を示すのに用
末しょう。
いる。書きことば的なかたい表現で、講 たか
(4)これはちょっと高すぎますから、
演や劇の出演者を紹介する場合などに ほか み
よく使われる。 他のを見せて<れませんか。
2ほかに(は) 「現在話題としてとりあげられているもの
る なに か
す ばん

(1)A:留守番ありがとう。何か変 以外のもの、違うもの」の意味を表す。
(4)のように、「ほかの物」の意味で「ほ
わったことはありませんで
かの」という言い方を使うこともある。
したか。
でん わ いっぼん 4 ...ほかはない
B:まちがい電話が一本かか
[V-るほかはない]
ってきただけで、ほかには a ..ほかはない
本に か 老 すす じょうし めいれV
何も変わったことはありま (1)気は進まないが、上司の命令
したが
せんでした。 であるので従うほかはない。
ぜいかん v ひとか
(2)<税関で> (2)だれも代わりに行ってくれる人
空に しこ< じぶん ほか
A:何か申告するものはあり がいないので、自分で行<他

ますか。 はない。
ほん いり上く、意り上くげん加 しう
B:ウイスキ—が5本です。 (3)体力も氨力も限界だ。この勝
ほか ほ加
A:他には? 負はあきらめる他はない。
ほか
B:他にはべつに。 「望ましくはないが他に方法がないので

(3)求ーイコーと一でごぎいます。 やむをえない」という意味を表す。書き
ほか 己ょら ことば的で、他に「.ほかすべがないJ
他に御用はございませんか。

524

536
ほか

.しか手がない」などもある。話しこと れにほかならな
じこ 书 げんいん
ばでは「..しかない」「.ほかしかたが (3)このような事故が起きた原因
7元善物うせん 高ん世ん世V, し
ない」などが使われる。 は、利益優先で安全性を軽視
b ....とうほかはない けっか
中3茶ん、之 中ま してきた結果にほかならない。
(1)十分な装備を持たずに冬山
の深 むばら 「XはYにほかならない」の形で使われ
に登るなど、無謀と言うほかは て、「Xはそれ以外のものではなくて、ま
ない。 さにYである」[XはY以外のなにもの
たか 书
(2)あんな高いところから落ちたの でもないJという意味を表す。書きことば
ていE
にこの程度のけがですんだの 的なかたい表現で日常の話しことばに
こらうん ほか は使わない。
は、幸運だったと言う他はな
bほかならないN/ほかなら农N
い。
せ加い 世ん世 き おく

(1)ほかならない彼の頼みなの
かれ

(3)世界には前世の記憶をもった 心 う
ひと Cじっ で、引き受けることにしました。
人がいるという。それが事実だ ほか すず音
函し苦v (2)他ならない鈴木さんからの御
としたら、ただ不思議と言うほ い sv ょろこ ひ善う
依頼ですから、喜んでお引受
かはない。
けいたしましょう。
「.としか言いようがない」「本当に… かれ たの
(3)ほかならぬ彼の頼みなので、
だという意味を表す。書き乙とば的なか 乙と

たい表現。 断わるわけにはいかなかった。
试なし

5...よほかにない (4)うわさ話をしていたところにや
とうにん
…よ かはない って来たのは、ほかならぬ当人
た な加 たょ ひと
(1)田中さんよりほかに頼れる人は だった。
げん苦い はん
いない。 (5)現在の繁栄をもたらしたのも、
にゅう加くし过ん。もく世人 し世ん は加い ほ办
(2)入学試験も目前にせまった。こ 自然破壊をもたらしたのも、他
ほか にんげん
こまでくれば、がんばるより他は ならぬ人間である。
ない。 「ほかのものではなく、まさにその」という
→【よ】3b、【よ】3c 意味を表す。(1)~(3)はほ加のひと
6ほかならない ならともかく」という含みがあり、「話し手
a Nにほかならない にとって特に大切な人の頼みなので断
こんかい ゆうしょう かれ どりょ< われない」という文脈でよ<使う。(4)
(1)今回の優勝は彼の努力のた
(5)はまさにそのものであることを強調
まものにほかならない。
に ほん とうひょ30つ ひ< するのに用いる。「ほかならない]ょ「ほ
(2)日本における投票.率の低さ
せいじ 李い か人あ力 かならぬ」の方が多く用いられる。
は、政治に対する失望感の現

525

537
ほしい

【ほしい】 寧さが必要な場面では「砂糖がほしい
「ほしい」には漢字「欲しい」が使われ ですか。」のような言い方は避けて「砂糖
るが、「V-てほしい」はひらがなで書く乙 はいかがですか。」のように「ほしい」を
との方が多い。 使わない方がよい。
1 NがほLい 2 V-てほしい
ひ3 元活
(1)もっと広い家が欲しい。 a Nに V-てほしい
てんらんか ひと
たんじょうび なに
(2)A:誕生日のプンゼントは何 (1)この展覧会には、たくさんの人

が欲しい? に来てほしい。
书书
あたら 杀< 原 (2)あまり仕事が多いので、だれ
B:そうね。新しい服が欲し てつだ おも

いな。 かに手伝ってほしいと思ってい
己电已万 ほ<
(3)子供の頃、僕は野球の工二ホ
意う
る。 げん意
はは なが

—ムが欲しかった。 (3)母には、いつまでも元気で長
法 李化、医

生きしてほLい
(4)今は何も欲しくない。 つま
かれ 加ね
(4)妻にはいつまでもきれいでい
方计力

(5)<小説>彼はどうしても金が
加人が てほしい。
ほしい。そのことを考えると夜も 深< 书 がいこく v
(5)僕を置いて外国へなんか行か
ねむれないぐらいだ。
「手に入れたい」「自分のものにしたい」 ないでほしい。
乙上毛 示轨 2.天意
という話し手(疑問文の場合は聞き手) (6)子供たちには自分の利益ばか
かんが にんげん
の欲求を表す。「ほしい」は感情を表す り考えるような人間に龙けはな
形容詞で、文末が言い切りの形で使わ ってほしくない。
れる場合には(1)のように、話し手自身 かいし也 お方ど
(7)A:うちの会社にも落度があ
の欲求を表すか、(2)のように聞き手の
欲求をたずねる場合に限られ、そのまま ったかもしれません。
老み V
では、第三者の欲求を表すのには使え B:君にまで、そんなことを言

ない。第三者の欲求を表すときは「...は て欲し<ないわ。
…をほしがっている」「...がほしいよう 自分以外の人に対する話し手の希望や
だ」などの表現を使う。 要求を表す。[...してもらいたい」「その
(正)妹は人形をほしがっています。 状態でいてもらいたい」という意味で、
(誤)妹は人形がほしいです。 (1)(2)のように「その人が何かをして
但し、(5)のように、視点が自由に移動 くれること」を望んだり、(3)(4)のよう
できる小説の地の文などでは、文末に に「その人がある状態でいること・ある
言い切りの形で使われても問題はない。 状態になること」を望んだりしていること
また、(2)のように相手の欲求を直接た を表す場合がある。
ずねることは親しい間柄に限られる。丁 否定の形には、「V-ないでほしい」と

526

538
ほしい

「V-てほしくない」の二つがある。(5) ありがとうございます。
てんいん
のように「[V-ないでほしい]は、[...しな (2)店員:これなどいかがですか。
いでください」という依頼の表現としてよ き也く あ加
客:そうねえ、もうちょっと明
く使われる(依頼表現については、3参 いろ
照)。「V-てほしくない]を使うのは、(6) るい色のがほしいんだ

のように自分の望みを聞き手とは関係な けど。
とも い元
く述べる場合や、聞き手のとった行動に (3)く友だちの家で>
対する非難(7)となる。 A:水が一杯ほしいんだけど。
b ...が V-てほしい ま
き办 小历 B:いいよ。ちょっと待って。
(1)寒い冬にはもうあきあきしてき 也

は也 は石 (4)<おもちゃ屋で>
た。早く春がきてほしい。 こ已も かあ
はや なつやす は 子供:お母さん、これほしい。
はは书为 か
(2)早く夏休みが始まってほしい。 意ょ う なに

世VTん の之加 母親:ダメ。今白は何も買いま


(3)これだけ晴天が続<と、農家な
あめ 亦 おも せん。
らずとも雨が降ってほしいと思
「あるものを手にいれたい」という話し手
ひと
わない人はいないだろう。 の欲求を述べて、間接的に依頼を表す
加れ尚い 元元ん 加
(4)彼の愛が永遠に変わらないで 表現。(1)(2)のように「すみません,
书も
ほしいと思うのはぜいたくでし Nがほしいんですが/ですけど」がよく
使われる。
ょうか。
b V-てほしい(んだけと)
ある事態が生じることを望んでいるとい 言为〈

(1)客 :プレゼ小なので、リボ
う意味を表す。対象が人間の時には2a
のように[Nに」で表されるが、(1) ンをかけてほしいんで
~(5)のようにある事態が生じる乙とを すが。
望む場合には「が」で表される。
てんいん し5Lk3 患
店員:はい、少久お待ちくだ
3ほしい(んだけ北)
さい。
話し手の欲求・願望を表す「Nがほし 焚言、僧,督
(2)A:今白は早く帰ってきてほ
いJ「V-てほしい」は、状況によって間
接的な依頼表現となることがある。「ほし しいんだけど。
いんですが...」[ほしいんだけど...とい B:うん、わかった。
うように言いよどむと、遠慮がちな感じが
た なか らいL3 kて
(3)A:田中さんに来週の予定
出てやわらかな頼み方になる。 书し
を教えてあげてほしいん
a Nがほしいんですが
老节く ですが。
(1)客 :すみません。これがほし
B:ああ、いいですよ。
いんですが。 で
てんいん (4)あしたは出かけないでほしい
店員:こちらでございますか。

527

539
ほしがる一ほど
とうじ い方ねんせv は<
ん龙けど。 (4)当時まだ一年生だった僕は、
きみ 1.云と はは 方ゅうい
(5)君にこの仕事をやってほしい 母の注意をひきたいばかりに、
い电うと
んだが。 わざと妹のおもちゃをほしがっ
言み とう遂ょう い
(6)君には東京に行ってほしい。 てみせた。
「聞き手にある行動をしてもらいたい」と 「ほしい」という気持ちを言葉や態度で
いう話し手の願望を述べて、間接的に 外に表している様子を述べる場合に用
依頼を表す表現。「しないことを依頼す いる。
る場合には、(4)のように「V-ないでほ 話し手以外について使われるのが普
しJの形を使う。(5)(6)は男性が使 通で、話し手自身の欲求については「..
う表現で、高圧的な感じがする。 がほしい」を使う。しかし、(4)のように、
4 V-させてほしい(んだけれと) 自分自身の内面とは関係なくそのような
らいしゅうやす
(1)A:来週休ませてほしいん 様子をしてみせた場合などには話し手
ですけど。 自身の欲求についても「ほしがる」が使
われる。
B:ああ、いいよ。
けん まか
(2)この件はぼくに任せてほしいん
だけど。 【ほと】
たし V 1数量詞+ほと <概数>
(3)私に行かせてほしいんです みず v
(1)水を10CCほど入れてくだ古
が。
「(私に)Vさせてほしいんですが/け
い。
しφ59 いっしうかん
(2)修理には一週間ほどかかりま
れど」の形で、話し手がこれから行う行
動について許可を求める表現として使 す。
かんせい Vかん
われる。 (3)完成するまでに3時間ほどか
かります。
しこと はん示ん のこ

【ほしがる】 (4)仕事はまだ半分ほど残ってい

[Nをほしがる]
やました あたら くるま ほ
る。
(1)山下さんは新しい車を欲しが (5)A:りんごください。
っている。 B:い<つですか。
为 发んな
(2)桃子が欲しがっているのは女 A:五つほど。
こ にん8ょ5 くま
の子の人形ではなくて、熊の 数量を表す表現に付いて、だいたいの
ぬいぐるみだ。 量(概数)を表す。時間の長さ、日数な
之 击の 话
(3)人の物を欲しがってはいけな どの概数を表すときに电使うことが出来
る。しかし、時刻や日付など、長さを持
い。 たない時間表現には使えない。その場

528

540
ほど

合は「ごろ」を使う。 る。例えば、(1)の例では「今年の夏
(誤)3時ほど来て下さい。 も暑いが、去年よりましだ」という含みを
(正)3時ごろ来て下さい。 もつ。
(5)は、一種の丁寧表現で[五つくだ b ..ほ亡.Nはない
Uけん
さいJと意味は変わらない。は一きり「五
(1)試験ほどいやなものはない。
つ」と言わずに概数を示すことで聞き手 加大 しんせ5 《だ
(2)いろんな方が親切にして下さ
に選択の余地を残した表現となり、や力 しhみ
いましたが、あなたほど親身に
らかな感じを与える。 <龙 かた 活加
概数を表す「ほど」は「くらい」也「入 なって下さった方は他にありま
らい」に言いかえることができる。 せん。
七意う や方ん た加
2..ほと..ない<比較> (3)東京ほど家赁の高いところは
[Nほと.…ない]
ない。
[Vほと…ない] 总くひん ほか
a .ほと..ない (4)これほどすばらしい作品は他
ことし なつ 言ょねん
(1)今年の夏は去年ほど暑くない。
あつ
にありません。
しは おも むずか
かわぐち 心意上 放
(2)試験は思っていたほど難し<な (5)川口さんほどよ〈勉強する学

生はいない。
かった。 こど电 这善
善ょうし しと
(3)教師の仕事はそばでみている (6)子供に先立たれることほどつら
ら<

ほど楽ではない。
いことはない。
名とら いまv 考んべん がく世V
(4)佐藤は今井ほど勤勉な学生で 「他に並ぶものがない」ことを述べて、
「.ほど」で示されたものの程度が一番
はない。 高いことを表す表現。(1)は[試験は他
ち いき上しんこ3
(5)この地域は大都市近郊ほど
九くち加いはつ す
の何よ为いやなものだ」、(2)は「あな
は、宅地開発が進んでいな たが一番親切にしてくれた」という意味

い。 になる。
「XはYほど..ない」の形で、Yを基凖 3 ..北<程度>
として考えて、XはY以下であるという a ..ほ七
意味を表す。例えば「XはYほど大きく [Nほと]
ない」は「XはYより小さい」ということ [A-いほと]
になる。 [V-る乐と]
しょうひん
ただし、「XはYよ)..」が单に而者 (1)この商品はおもしろいほどよ<

を比較しているに過ぎないのに対して、 壳れる。
加お
「XはYほど..ない」の文型を使った場 (2)顔も見たくないほどきらいだ。
合には、「XもYも...であるが、その中で 上 L つか
(3)今日は死ぬほど疲れた。
比較すると」という意味を含むことがあ 加れと
(4)そのニュ—スをきいて、彼は飛

529

541
ほど
あ おどろ じ こ己 かれ かい示く き
び上がるほど驚いた。 (5)事故後の彼の回復ぶりは、奇
と5普上うじ四う、高し う せ老 v
(5)東京中を足が棒になるほど 跡とも言えるほどだ。
ある 宏力 さが ほ人
歩き回ったが、探していた本は 先に述べられたことがらについて、具体

見つからなかった。 的に例を拳げて、どの程度か説明する
は本し 招中即 意者 のに使う。
(6)医者の話では、胃に親指の先
し迎よら C...ほとの...ではない
ほどの腫傷があるという。
v す [….ほとのNではない]
(7)それほど言うなら、好きなように
[..ほとの こと/もの ではない]
い し也 V
すればいい。 (1)医者に行くほどのけがではな
れんら<
(8)なんの連絡もしてこないから、
しんばい
い。 しん乙< な也 もん
どれほど心配したかわからな (2)そんなに深刻に悩むほどの問
い。 だい
題ではない。
おこ
動作や状態がどれぐらいかという程度 (3)そんなに怒るほどのことではな
を、比喻や具体的な例を使って表すの
に使う。「これ/それ/あれ/どれ」に
い。
たし ベん ) 加v
(4)確かに便利そうな機械だが、
「ほど」が付いたときは「こんなに/そん まん元ん だ
なにノあんなに/どんなに」の意味とな 20万用も出すほどのものでは

る。 ない。
b..ほとだ 「..より程度の軽いものである」という意
[Naなほとだ] 味を表す。たいしたことではない、重大
[A/V ほとだ] な問題ではないという含みがある。
げん言 善のう
(1)ずいぶん元気になって、昨白 d ....というほとではない
号と 意ん深
なんか外に散歩にでかけたほ [N/Na とうほとではない]
どです。 [A/Vとうほとではない]
名け す まいにち の
かれ い内 き方 みち (1)酒は好きだが、每日飲まない
(2)彼は犬がたいへん嫌いだ。道
い边 书ま和 ではいられないというほどじ也
に犬がいれば、わぎわざ遠回
りするほどだ。 ない。
えいこ すこ心ん5
(3)コンサートはたいへんな人気
に人き (2)英語は少し勉強しましたが、
つ方节<
本 み 通説ができるというほどではあ
で、立ち見がでるほどだった。
ね だん りません。
(4)このシャッは着やすいし值段も 事之松んま不 v 力る
やす 意 (3)数年前から胃を悪くしている
安いので、とても気に入ってい し冲じ中っ
いろ方加 まい も が、手術をしなければいけな
る。色違いで3枚も持っている
ほどだ。 いというほどではない。

530

542
ほど
こう意物うし也か
(4)A:高級車買ったんだって? に/A-</V-ようになる」の形で使わ
こう苦冲うし中
B:いや、高級車というほど れて、一般的なことがらを表すことが多
い。(7)の[...ほどに」は、書きことば
じゃないけれど。わりとい
くるま 的な表現。よく似た表現に[...につれて」
い車なんだ。
「…ば…ほど」がある。
程度がそれほど高くないことを表す。先 b...ば…ほと
に述べられたことから、一般に予想され [N/Na であればあるほと]
ることがらを取り上げて、そんなには程 [A-ければ A-いほと]
度が高くないことを補足説明するような [V-ばV-るほと]
た た 小と
場合に使う。 (1)食べれば食べるほど太る。
4 …ほと <比例変化> よ さん
(2)A:どれぐらいのご予算です
a ..ほと
[N/Na ほと] か。
他す やす
[A-いほと] B:(安ければ)安いほどいい
[V-るほと] んですが。
とし 加ら龙 よ力
かっばつ 助うしう がくせ
(1)年をとるほど体が弱くなる。 (3)活発で優秀な学生であれば
じょうと3 示る 方し意 っ深う飞意 高大
(2)上等のワインは、古くなるほど あるほど、知識を一方的に与
じ中送上う かん
うまくなる。 えるような授業はつまらなく感
え意 方か 中ちん た加
(3)駅に近いほど家質は高くなる。 じるのだろう。

这大 心 でん せひん たか
(4)北へ行くほど寒くなる。 (4)電気製品というのは、高<なれ
ひと つか
(5)まじめな人ほどストレスがたま ばなるほど、使いにくくなる。

る。
かん加
(5)どうしたらいいのか、"考えれば
けんこう Lh と ょ かんが
(6)健康に自信がある人ほど、病 考えるほどわからなくなってし

気になかなか気づかないこと まった。
书书 ねむ 动 さ
が多い。 (6)眠ろうとすればするほど眼が牙
ょ うた伊
(7)酔うほどに、宴はにぎやかにな えて〈る。
せつめいしょ ょ ょ
っていった。 (7)この説明書は、読めば読むほ
[...ほど」で表されたことがらの程度が どわからなくなる。
高くなるにつれて、もう一方も程度が高<
同じ語をくり返して使い、ひとつのことが
なるという場合に使う。(1)は、「年をと
らの進行に伴って他のことがらも進行す
るとだんだん体が弱くなる」、(2)は[ワ
る乙とを表す。[...ば」で表されることに
インは古くなるともっとうまくなる」という意
比例してもうひとつのことがらも同じよう
味。 に変化するという意味尤が、(4)~(7)
(1)~(4)のように、[..ほど.. Na
のように、一般に予想されるのとは反対

531

543
ほどなく一ほとんど
ち い老 V
の変化を表す場合にも使われる。 (5)地域のスポーツクラブに行っ
ねんぼい
てみたら、ほとんどが年輩の人
おどろ
【ほとな〈】 だったのには驚いた。
[V-てほとな<] (6)このクラスのほとんどが、アジ
[V-る北ほとな《] り中うが<せ
そ子 な そ深 アからの留学生だ。
(1)祖父が亡くなってほどなく祖母
空 「だいたい」「おおかた」の意味を表す。
も亡くなった。 述語部分を修飾して、(1)~(3)のよ
ひろしま な加意意 げんば< 书
(2)広島と長崎に原爆が落とされ うに、「全部ではないが、全部に近い乙
だいに じ せ加いたいせん
てほどなく、第二次世界大戦は と」や、(4)のように「100??近いこと」
しゅうけっ
終結した。 を表す。また、(5)(6)のように、「(N
南たら 上ゃち上方し池うにん の)ほとんどが」の形で使われて、「全体
(3)新しい社長が就任すると、ほ
しない けいえいが加 ん のうちで大部分が」という意味で使われ
どなく社内で経営側への非難
はじ る。
が始まった。 2ほとんと...ない
书おはば ねさ
き地うり上う 电之 加ね
(4)Z社がパソコンを大幅值下げ
(1)給料日前でほとんど金がな
た しゃ
すると、ほどなく他社もそれに
ついずv 相 はじ
い。
かれ 者け の
追随して值下げを始めた。 (2)彼は酒はほとんど飲まない。
えい亡 ょ
一つの出来事が起こってからあまり長い (3)英語はほとんど読めない。
しと みっ加
時間がたたないうちに、という意味。過 (4)この仕事を三日で仕上げるの
しあ

去のことを述べるのに使われる。書きこと 小加②3 方か
は、ほとんど不可能に近い。
ば的でかたい表現。「ほどなくして」とも いそ加

言う。 (5)このごろは忙しくて、あれほど

好きだったテ二スにも、ほとんど

【ほとんど】 行っていない。
小ま ゅう动い ねん
1ほとんと (6)今でこそ有名だが、10年ほど

しょうせっ 患交 办机 空表元し
(1)この小説はほとんど読んでし 前には、彼の名前を知っている
ひと
まった。 人は、ほとんどいなかった。
意上う占 四うめ て5 の いちにち
(2)京都の有名な寺にはほとんど (7)ほとんど飲まず食わずで、一日
じ冲うはた5
いったことがある。 中働き続けた。
あたら かんせい 号う本ん み一か し<255
(3)新しいビルは、ほとんど完成し (8)遭難して三日めには、食糧も
ている。 ほとんどなくなった。
かれ せい世苦 こらかく
(4)彼ほどの成績なら、合格はほと たいへん量が少ない、あるいは頻度が
か<じっ
んど確実だ。 低いという意味を表す。

532

544
まい

3ほとんと.大 a V-乱、<意志>
忆ど の
[ほとんと V-るところだった] 老け

(1)酒はもう二度と飲むまい。
[ほとんと R-かけた] に あ
こ ども 乙ろ し (2)あいつにはもう二度と会うまい。
(1)子供の頃、チフスでほとんど死 名さ
(3)A:佐々木とけんかしたんだ
にかけたことがある。
上工 方 と 龙 じてん って?
(2)横道から飛び出してきた自転 ひと しんせ
しゃ B:そうなんだよ。人が親切
車とほとんどぶつかるところだ い 老
で言ってるのに聞こうとも
った。 しないんだ。あいつには为
送う
(3)事業は、ほとんどうまくいきかけ 本に おも
3ん力る上<V 上之 う何も言うまいと思ってい
たのだが、運悪〈得意先が倒
ん わる るんだ。
産してしまい、それからは悪い つ か 上 の あいだ に
(4)二日酔いの間はもう二度と飲
こと続きだった。 招も
みすぎるまいと思うが、ついま
「もう少しというところで、そうなるところだ の す
た飲み過ぎてしまう。
ったが、実際にはならなかったにいう意 万己 大な加
(5)その時、広子は、二度と田中に
味。(1)~(2)のように、「危ないところ
あ 加たは2Lん
を助かった」という場合に使うことが多 は会うまいと固く決心した。
はは かな
い。
おも
(6)母を悲しませまいと思ってその

ことは知らせずにおいた。
【まい】 [...しない」という話し手の否定的な意
五段動詞は辞書形、一段動詞は連用形 志を表す。話しことばでは、「V-ないよう
か辞書形に付く(例:行くまい、話すまい にしよう」[V-ないつもりだ|が使われる。
見まい、見るまい)。「来る」と「する」 また(5)のように「...まいと決心する/
にはそれぞれ、「くるまい/こまい」「する 思う/考える」などの形で他者の[...し
まい/すまい」という二つの形があるが、 ない」という意志について述べるのに使
辞書形に付く「くるまい」「するまい」の う。(6)は、「母を悲しませたくないと思
形のほうが一般的である。 って..」の意味。書きことば的なかたい
動詞以外については、「ない」は「あ 表現。
るまい北なり、[Nではない」[Na では b V-まい比する
之 う试 あらそ
ない」[A-くない」はそれぞれ[Nでは
(1)筑を奪われまいとして争いに
あるまい」[Na ではあるまい|[A-くある
なった。
まい」になる。 なっこ 在 は
また、「ます」に付いて「ますまい」と (2)夏子は泣くまいとして菌を食い

なることもある。 しばった。
加で< もの Lんばい
1 ...ま丸 (3)家族の者を心配させまいとす

533

545
まい
意 も 加いしゃ
る氨持ちから、会社をやめたこ 「..ないだろう」という意味。話し手の推

とは言わずにおいた。 量を表す。(7)のように、話しことばで使
われることはまれで、「言わないだろう」
「..ないでおこうとする」という意味。書
「言わないでしょう」を使うのが普通。
きことば的なかたい表現。「...まいとし
(5)のように「と思って/と考えて」など
て」の場合は「して」を省くこともある。
引用文中にくるときは話しことばでも用
(例)筑を奪われまいと争いになった。
いられる。書きことば的なかたい表現。
2 ...まい<推量>
た にん 3 ...でもあるまい
(1)このうれしさは他人にはわかる
a Nでもあるまい
ひと
まい。 しこと しょうか
(1)仕事を紹介して下さる人电あ
世いきん 入 はんたい ひと
(2)税金を減らすのに反対する人 わたし とし
るが、私も6う70だ。この歳に
はまずあるまい。 加いしゃと
や主だ し とうせん 主ちが なって、いまさら会社勤めでも
(3)山田氏の当選はまず間違いあ
あるまい。
るまい。 じ示ん いえ
(2)自分から家を出ておきながら、

としお n らしん 空
(4)年老いた両親も亡くなって、ふ いま どう普ょ
今ごろになって、同居でもある
るさとにはもうだれもいなくなっ
指式 まい。
てしまった。もう二度と訪れる乙
不適切、不適当であるという判断を表
ともあるまい。 す。「いまさら/いまごろ、..でもあるま
はなし しん
(5)こんな話をしてもだれも信じて い」の形で使われることが多く、時期が
おも いま 龙ま
はくれまいと思って、今まで默っ 遅すぎて不適当であるということを述べ
る場合に使う。
ていたのです。
加お み にん 加 b Nでもあるまいし
(6)顔を見るだけで他人の過去を こども h
あ みょう、はなし (1)子供でもあるまいし、自分のこ
当てるなんて妙な話だが、こ 示ん
しょうにん とは自分でしなさい。
れだけ証人がいるのならまん 加<世v
うそ (2)学生でもあるまいし、アルバイ
ぎら嘘でもあるまい。 つと
ほ办 まつした vsv トはやめて、きちんと勤めなさ
(7)他ならぬ松下さんの御依頼で
ちち い
すから、父もまさかいやとは言
い。 乙书すめ
(3)17や18の小娘でもあるまい
いますまい。 书とこ 示
乙比 伊しゅく とき し、男に振られたぐらいで、い
(8)子供が初めて下宿した時に
つまでもくよ〈よするのはやめな
は、かぜをひいてはいまいか、
ひと p さい。
一人でさびしがっていはしま
しんばい 「Nではないのだから」「Nではないは
いかと心配でならなかった。
ずだからという意味。後に[..しなさい」

534

546
まい
ちしき ヘん方ょう
[...してはいけない」など、禁止や命令 (5)知識のみを偏重してきたこと
げん芒い 比师うし せ 书书
の形が使われて、忠告したり、批判した は、現在の入試制度の大きな
りする場合に使われることが多い。「で けっかん
欠陷ではあるまいか。
は/じゃあるまいし」の形もある。 かいし节 そし盖 はたら
(6)会社や組織のためにのみ働き
C V-る二ともあるまい 7 せ加だn ほんにん
い かた
続ける生活は、誰よりも本人が
(1)あんなにひどい言い方をする いちばんくる
一番苦しいのではあるまいか。
こともあるまいに。
ていE 龙 书とな 「...ではないだろうか」という意味。「X
(2)あの程度のことで、大の大人
左 ではあるまいか」は、話し手が「たぶん
が泣くこともあるまい。 Xだ」と考えていることを表す推量の表
でんわ て加み よら た
(3)電話か手紙で用は足りるのだ 現。

から、わぎわざ行くほどのことも 名詞、ナ形容詞に付く場合には、
[N/Na ではあるまいか」と「N/Na
あるまい。
なのではあるまいか」の二つの形があ
その行動が不適当であるという批判的
な判断や、その行動が不必要であると る。
(3)~(6)のように、問题提起の部
いう判断を述べる場合に使う。書きこと
分に使われたり、結論を述べる部分で、
ば的なかたい表現で、話し乙とばでは
聞き手に問いかける形をとりながら、話
「V-ることもないだろう」の方がよく使わ
し手の主張を述べる場合に使うことが
れる。
多い。主に書きことばで使われるかたい
4 まい办
表現。
a ...ではあるまいか
bV-て<れま扎か
[N/Na (なの)ではあるまいか]
[A/V のではあるまいか] V-てもらえまいか
いそ加 いちど こと
かれ わか ほんとう (1)忙しいからと一度は断わった
(1)彼は若くみえるが、本当はかな
ねんばい
りの年輩なのではあるまいか。 のだが、なんとかやってもらえ
なん ど たの
さ とう し
まいかと何度も頼まれてしかた
(2)佐藤さんは知らないふりをして
ひ う
ぜん示
いるが、全部わかっているので な〈引き受けた。
い してん
(2)A:例のニュ—ョ—ク支店の
はあるまいか。 けん してんちょう
じど V意 件だが、支店長として、
(3)児童の自殺があいついだのに み V
げんぎ 意上ういく世片 空
は、現在の教育制度に、何か まず君に行ってもらえまい
もんだ
問題があるのではあるまいか。 か。
たにん む かんL人
(4)他人への無関心が、このような B:かしこまりました。
じ けん ひ 书 いちいん
事件を引き起こす一因となっ 依頼を表す。男性的なかたい表現で、
話しことばでは「V-てくれ/もらえない
たのではあるまいか。

535

547
まえ一まさか

だろうか」が使われるのが普通。(1)の (正)食事をする前に手を洗った。
ように、「...と頼まれた/言われた」の形 (誤)食事をした前に手を洗った。
で引用文中に使われることが多い。 3 Nをまえに(して)
こっ加い善いん し 言しゃだん
5 V-ようがV-まいが →【よう2】4c (1)国会議員のA氏は記者団を
6 V-よ让V-まい比→【ょ52】6c 夹表し3Lt克A
前に終始上機嫌だった。
う之 し上るい 也事主
(2)テーブルの上の書類の山を前
【ま元】 に、どうしたらいいのか、途方
ほう

1 Nのまえに
之考 主元 お书 にくれてしまった。
(1)駅の前に大きなマンションが 1过人 主文 がくせV
た (3)試験を前にして、学生たちは
建った。 意人专上之
ほ《 ま之 たな加 す力 緊張していた。
(2)僕の前に田中が座っていた。 しゅし5 しPつば? 妻之 意しかい
し《以 头 工 あ5 (4)首相は出発を前に、記者会
(3)食事の前に手を洗いましょう。 けん书こな ょてv
迎慈占う害之 世ん世 見を行う予定。
(4)授業の前に先生のところへ行
い 空間的あるいは時間的な関係を表す。
くように言われた。 (1)(2)は人や物に面していること、
空間的あるいは時間的な関係を表す。 (3)(4)はできごとの直前であることを
(1)(2)はNの正面あるいは前方にあ 表す。時間的関係を表す場合は「..を
ること、(3)(4)はNの時点より早いこと ひかえて」と言いかえることができる。
左表す。
2 V-るまえに
しょ<C
(1)食事をする前に手を洗いまし
妻之 て あら 【まさか】
1まさか...ないだろう
ょう。 かれ 车ん
(1)彼には何度も念を押しておい
ねん お
わたしよるね ま之 加る いつばい老け
お<
(2)私は、夜寝る前に軽<一杯酒を
の たから、まさか遅れることはな
飲むことにしている。
だがく,そ口芸上う 之 方 いだろう。
(3)大学を卒業する前に、一度ゆ つょ あいて
李加患2上こ3 (2)い<ら強いといっても、相手はま
っくり仲間と旅行でもしてみた しうが<せV だい 书とな
だ小学生だ。まさか大の大人
い。
けっこん まえ おおさか かいしゃ

が負けるようなことはないだろ
(4)結婚する前には、大阪の会社
つと う。
に勤めていました。 おも
(3)まさかそんなことはないと思う
「XまえにY」の形でXのできごとが起 ねん い方どL5
が念のためにもう一度調べて
こるより先にYのできごとが起こることを
表す。文末の述語のテンスにかかわら
みよう。
なん ど れんし即う
ず、「....まえに」の動詞には辞書形が用 (4)あんなに何度も練習したのだ
しっばい
いら机る。 から、まさか失敗することはある

536

548
まさか
だいさん じ
まい。 (5)まさかこんな大惨事になるとは
かね 大 だれ ょそう
(5)A:お金が足りませんが. 誰も予想していなかった。
はんにん かれ
B:まさかそんなはずはない。 (6)A:犯人は彼だったよ。
ひ みつ
(6)A:だれが秘密をもらしたん B:まさか。
だろう。 「とは思わなかった」「とは知らなかった」
きみ ほ< 5加
B:君、まさか僕を疑っている などの表現を伴って、予期しないことが
生じたことに対する驚きの氨持方を表
んじゃない龙万うね。
ひと けこん す。話しことばでは、(6)のように[まさ
(7)まさか、あなた、あの人と結婚

か」だけで使われることも多い。
する気じゃないでしょうね。 3まさか十否定表現

文末に「ないだろう」[まい」「はずはな (1)A:あんな失敗をするなんて、
い」「わけがない」などの否定表現を伴 试加
あいつは馬鹿じゃないか。
って、[そんな乙とは実際には起乙らな い
もっときつく言ったほうが
い、そんなはずはない北打ち消す気持
ちを表す。また、(6)(7)のように、[ま いいんじゃないですか。
ほんにん めん 望
さか..じゃないだろう/でしょうね|の形 B:まさか本人に面と向かっ

で使われて、強い疑いを表す。 て「ばか」とも言えない
2まさか…とはおもわなかつた
也ないか。
「まさか Nだとはおもわなかつた] たす
(2)いくら助けてゃりたくても、ま古
[まさか Na だとはおもわなかった] 乙た おし
[まさか Aとはおもわなかった] かテストの答えを教えるわけに
考 加人试
[まさか Vとはおもわなかった もいかないし、自力で頑張って
中束だ :う意 に市之ん
(1)山田さんが病気で入院して もらうしかない。

いる北は聞いていたが、まさか 可能を表す「V-れる」の否定形ゃ「と
わる おも
こんなに悪いとは思わなかっ もいえない」「わけにもいかない」などの
た。 否定表現を伴って、極端な事例を举げ
わたし ゆうしょう おも て、実際にはそんなことはできないが、
(2)まさか私が優勝できるとは思
話し手がそうしたいぐらいの気持ちでい
いませんでした。
かれじょうだ人,ほ人意
る乙とを表す
(3)まさか彼があんな冗談を本気
书も
4まさかのN
けんこ3 Vしh か <
にするとは思わなかった。 (1)健康には自信があるが、家族
かれ は节、车 加ん加 と意
(4)まさか彼がこんなに早く亡くな のことを考えてまさかの時のた
龙れ 子う 方
るなんて誰も想像していなか ほ过ん は
めに保険に入っている。
った。 试あ
(2)まさかの場合は、ここに電話し
でん力

537

549
まさに一まして
き きいてん はC
てください。 紀の祭典オリンピックが始まろ
「緊急の場合、万一の場合」北いう意味。 うとして扫ります。
はんにん ひ
(3)ハイジャックの犯人をのせた飛
己3意 付高的 低5Vなか いま
【まさに】 行機は警察が包囲する中、今
と 态
書きことば的なかたい表現で、話しこと まさに飛び立とうとしている。
かれ 元意とう方也く と善れっし也
ばに使われると大げさな感じがする。 (4)彼らが駅に到着した時、列車
1まさに う己
けいき口 と はまさに動きださんとするところ
(1)警察に届けられていたのは、ま
わたし しsるV だった。
さに私がなくした書類だった。
い れ,就 「今にも行われようとするところだ」「ちょう
(2)その絵は実際の幽霊を描いた
边うめい すがた ど、始まるところ尤」の意味を表す。かた
ものとして有名で、その姿には
い言い方では(4)のように「V-んとして
意意せ中
まさに鬼気迫るものがある。 いる」と言うこともある。
上うしう 、意んじゅうま人元人虫
(3)<领収書>金十万用正に
じ中)上うい大
受領致しました。
に低んせ 函
【まじき】
(4)A:日本政府のはっきりしな →【ある轧法…龙】
たいE しこ<
い態度が、アジア諸国と
势公 、高三加
の関係を悪化させている 【まして】
1ま札て(や)
のではないか。 に活人己心ん意ょう はじ ねん
(1)日本語の勉強を始めて3年
B:まさにそのとおりだ。 しん示ん よ
な? せか 法〈 书上式 になるが、まだ新聞を読むのも
(5)この夏、「世界リゾ—ト博」を訪 むずか てん
ひと まんにん 難しい。まして古典などはとて
れた人は113万人を超えた。 よ
どうはくせんでん方ょう し せTh も読めない。
同博宣伝部長の S氏は「晴天 あ大 ひる ひとど书 す<
7 ょ (2)この辺りは昼でも人通りが少
続きのまさにリゾ—卜日和でし よる こ力
が书
ない。まして夜ともなると、怖く
た。」とほくほく顔だった。 ひとn ある
て一人では歩けない。
「確かに」「本当に」という意味を表す。 ほく し こと きみ
2 まさに… (3)僕でもできた仕事だ。まして君
ゆうしゅう。にんけん
V-ようとしている(と二ろだ) のような優秀な人間にできな
わたし とう方也く とき かい意
(1)私が到着した時、会議はまさ いはずはない。
はじ 加く 加左
に始まろうとしているところだっ (4)家族の死は常に悲しい。まし
こ し のこ
た。 せv
て、子供の死ともなれば、残さ
もの なげ
步中うけい任う号之、 い主
(2)<テビ中継放送>今まさに世 れた者の嘆きは、いかばかりで

538

550
まず

あろうか。 1 まず
ほんじつ よてV
「Xは..ましてYは..」あるいは「Xで (1)まずはじめに、本日の予定をお

も.末してYは.」の形でよく使われる。 知らせいたします。
XとXより程度の高いYを比べて、「X L加いしゃ はつげ人
(2)《司会者の発言>次にみなさ
でもそうだから、Yはもっとそうだ、もちろ い けん うかが
んのご意見をお伺いしたいと
んそうだ北いう意味を表す。「ましてや」 书も かわぐち

は書きことば的な、ややかたい表現。 思います。では、まず川口さん
ねが
2 Nにもまして からお願いします
に ほん なつ あ了 あつ 乙とし なつ あつ
(1)日本の夏は暑い。しかし、暑さ (3)今年の夏は暑いらしいから、术
た しつ はい
にもまして耐えがたいのは、湿 ーナスが入ったら、まずクーラ
ど たか 加 おも
度の高さ尤。 —を買おうと思っている。
ほんとら 之 力 文い卷万 に ほ人 ねん方四う盖ょら以
(2)本当にいい映画だった。映像 (4)日本の年中行事として、まず
うつ< 深ん しょう加つ 声
の美しさはもちろんだが、それ 盆と正月が拳げられる。
おんが< くにぶん加 し
にもまして音渠がすばらしかっ (5)その国の文化を知るには、まず
こと试
た。
かれ はたら にん
言葉からだ。
(3)彼はもともとまじめでよく働く人 「最初に」「第一に」の意味を表す。(4)
げん こ う
間だが、子どもが生まれてから (5)は「他のものはさておき」の意味。

というもの、以前にもましてよく
い世ん 2まずは
ひとあんしん
はたら (1)まずは一安心した。
働くようになった。 てがみ ほうこく
なに (2)<手紙>まずはご報告まで。
(4)何にもましてうれしかったの て がみ と そ れv
ゅうじん かとう<ん ねん
(3)<手紙>取り急ぎ、まずはお礼
は、友人の加藤君と10年ぶり
さい加
に再会できたことだった。
まで。
て加办 ようけん
(4)<手紙>まずは用件のみにて、
[Xにもまして.なのはYだ」「Xにもま しつれv

してYが.」などの形で用いられ、「X 失礼いたします。
は泡ちろん...龙が、Yはもっと..」という 「完全にではないが、一応は」「充分で
意味を表す。Xと比較することで、Yの はないがとりあえず」という意味を表す。
程度の高さを強調する表現。(3)のよう (1)は「まずはほっとした」「まずはよか
に、「前にもまして」「以前にもまして」の った」など決まった言い方で「なにはとも
形で使われると「前よりもいっそう、もっ あれ」「とにかく」などと言いかえられる。
との意味となる。(4)の「何にもまして」 (2)~(4)は手紙の結びに使う慣用表
は、「何よりも一番」「最も」の意味。 现。
3まず …だろう/.丰丸
かん已 示55せいかつ もど
(1)患者もう、普通の生活に戻っ
【まず】
539
551
また
だいじ:5
ても大丈夫でしょうか。 (4)A:さようなら、また来てくださ
し也 电n
医者:そうですね。無理さえし いね。
龙いじ上う示 ありがと
なければ、まず大文夫でしょ B:有難うございます。また、

う。 おじゃまします。
ょさん じ冲う示ん 大 心师学上う 书
(2)予算は十分にあるから、足り (5)く授業の終わりに>では、また
らいLp5
なくなることはまずないだろう。 来週。
主方が
中中だ し とうせん
(3)山田氏の当選はまず間違いあ (6)A:じゃ、また。

るまい。 B:じゃあね。
け が たす
(4)この怪我ではまず助かるまい。 同じことが繰り返しておきる様子を表
高ん はんたい
(5)この案に反対する人はまずい す。(4)~(6)のように、别れるときの
挨掺としても使われる。
ない。
かれ い方どv bまた <付加>
(6)彼が一度「だめだ」と言ったら、 考ょう加し だいがくせいきょう こうにゅう
か のうせい おも (1)教科書は、大学生協で購入
もう可能性はないと思ってまず 书书 しkてん
主ちが できる。また、大きな書店でも
間違いない。 はんば
販壳している。
「..だろう」「..まい」などと共に用いられ がつ お指て してつ うんちん
(2)10月から大手私鉄の運赁が
て、話し手の推量がかなり確かである乙 へい意ん ね あ
とを表す。「まず...まい」は「まず...な 平均20 м上げされる。ま
ち加て? し らいねん
だろう」の意味で、書きことば的なかたい た、地下鉄、市バスも来年4
がつ ね あ ょてV
表现。(5)(6)のように「..尤ろう」を 月に值上げを予定している。
伴わない場合は、さらに強い碓信を持っ げん苦い
(3)くテレビのニュ—スで>現在、
た推量が表点れる。 ?3
新幹線は京都神戸間が不通
v5v
になっております。また、在来
【また】 世ん 书おきかこ之心加ん 水2う
線は大阪神戸間が不通となっ
1また
aまた く繰り返し> ております。
てんのう乙う
ひ乙うぎ 书
(1)また、飛行機が落ちたらしい。 (4)くテレビのニュ—スで>天皇皇
おな もんだV 末方が 30上3 ̄いか加んこく已ほ2A
(2)同じ問題をまた間違えた。 后両陛下の韓国御訪問は、
加つ し办
5L s人k3
(3)A:すみません。来週の金曜 10月と決まりました。また、首
中す 世意式いこういん たな心 しう
日、休ませていただきた 席随行員は渡辺外相が務め

いのですが。 ます。
せんL迎う 也す
B:またですか。先週も休ん 先に述べたことがらに関係して、さらに
説明や别のことがらを付け加えるときに
だでしょう。

540

552
また
使う。 しいときもある。
Cまた <列拳> 「同じように」という意味。(1)~(3)の
かれ よ ちち よ おっと
(1)彼は良き父であり、また良き夫 ように、先に述べられたことと同様である
でもある。 乙とを表す。(4)は、「天才である彼も、
ほん
普通の人と同じである」という意味。
(2)この本はおもしろく、またために
3 ....また
なる。
者つえん けんこう 力る しゅう (1)いったいまたどうしてそんなこ
(3)噢煙は健康に悪いし、また、周
V めいわ< とを。
囲の迷惑にもなる。
(2)どうしてまた、こんなことになっ
「その上、それに」北いう意味。同類のこ
とがらを列挙するのに使う。「また...も」
たのだろうか。
の形で使うことが多い。 (3)しかしよくまた、こんなことがで
dまた <選択> きたものだ。
さん加 さんか え
(1)参加してもよい。また、参加し (4)これはまたきれいな絵ですね。
なくてもよい。 「いったい」「どうして」「これは」などと
くろ あお か
(2)黒か青のインクで書くこと。ま とともに使われて、話し手が驚いたり不
しょう加 思議に思っている気持ちを表す。
た、ワープ口の使用も可。
4またのN
「二つのうちどちらか」という意味。「また 乙 电
(1)またのお越しをお待ちしてお
…も」の形で使うことが多い。
2...もまた ります。
いそ加 はなし
[Nもまた] (2)きょうは忙しいので、この話はま
ねが
[Naなのもまた]
き かい

たの機会にお願いします。
[A/V やまのもまた] せいかつ でん善
かれ V し节
(3)彼は医者だが、またの名を北
な きた

(1)山でのキャン才生活は電気も 节ま中人 四らめい、し55甚?垫


心ん 山淳といって有名な小説家
ガスもないが、不便なのもまた
たの でもある。
楽しい。
あ? 乙ま さ心 「この次」「别の」という意味。(1)も(2)
(2)暑いのも困るが寒いのもまた も慣用的な固定した表現で、「またの機
たいへんだ。 会/チャンス/とき/日/名」など、い
はひ ん里たの
(3)晴れた日の散歩は楽しい。し っしょに使える名詞は限られている。
あめ ある
かし、雨にぬれながら歩くのも (3)の「またの名を...という」は「别の
ふ世 名前は..である」という意味。
また風情があっていいものだ。
てんさい かれ ひと 5 Nま大N
(4)天才といえども、彼もまた人の いっ乙5 中ま や中 扫く专 すす
乙 加な (1)一行は、山また山の奥地に進
子だ。うれしいときもあれば悲 い
んで行った。

541
553
まだ
首ん ょう艺ん善ょう やす ひま
(2)残業また残業で休む暇もな だ..ません」とすると「そのつもりはない」

い。 という意味に解积され不適当となる場合
ひと ひと ある がある。
(3)人また人で歩くこともできない。
(誤)A:昼ごはんはもう食べました
同じ名詞を繰り返して、同じ物が連なっ か。
ている様子や同じことが続<様子を表
B:いいえ、まだ食べません。
す。 2まだ く過去からの継続>
としこ なに
(1)A:敏子は何をしているの?
【まだ】 B:おねえちゃんは、まだ電話
でん力

1まだ..ない
ひる はん た をしているよ。
(1)A:昼ご飯は、もう食べました いっしゅうかん 方ち はは
(2)もう一週間になるのに、父と母
か。
空 はまだけんかをしている。
B:いいえ、まだ食べていませ こ と善 书お じLん
(3)子どもの時に大きな地震があ
ん。 ほん とき いま
った。あの時のことは、今でも
(2)A:この本は、もう読みました 扫
まだはっきりと覚えている。
か。 ことし にほん けい营い
(4)今年になっても、日本の経济は
B:いいえ、まだです。 ていい
じ こ げんいん まだ低迷を続けている。
(3)事故の原因は、まだわかってい むかし おんせん v
(5)A:昔、みんなで温泉に行っ
ない。
こ 加あ はん たことがあったね。
(4)子:お母さん、ご飯まだ? い
体は ま B:ああ、まだおじいさんが生
母:もうちょっと待ってね。
か世 きていた乙ろだね
(5)風邪はまだよくならない。 办し ち加 だい
と意 な忆 书 (6)昔と違って、60代といってもま
(6)その時はまだ何が起こったの わ加
だ若い。
かわからなかった。 加っ あ?
がいこく 方号、い (7)9月なのにまだ暑い。
(7)外国には、まだ一度も行ったこ えら
(8)さなえちゃんは偉そうなことを
とがない。 い こ上も

予定されたことが、現在まで行われてい
言ってても、まだ子供だね元。
みせいねん 含け の
ない場合や完了していない様子を表 (9)まだ未成年なのに酒を飲んで

す。 はいけない。
「もう...ましたか」という質問に対して 「まだ V-ている」の形で使うことが多く
の否定の答えは、「いいえ、まだ....てい 同じ状態がずっと続いている様子を表
ません」という形を使うことが多い。「いい す。(5)は、「まだV-ていた」の形で、
え、まだです」とも言える。「いいえ、ま 現在は違うが過去のある時点ではその

542

554
まだ

状熊が続いていたということを表す。「今 る。
はいないけれど、そのころは生きていた」 ものや時間などが残っている様子を表
という意味になる。(7)~(9)は、現在
す。
も以前と同じ状態にとどまっていて、当然 5まだ <経過>
至るはずの次の段階に達していない乙 い方じかん
(1)まだ一時間しかたっていない。
とを強調している。(7)は[もう夏も終わ に ほん はんとし
(2)日本にきて、まだ半年龙。
って凉しくなっていい頃なのに、そうなっ 示ん 心ん言ょら
ていないI、(8)は「大人に至っていな (3)まだ10分ほどしか勉强して
ね也

い1、(9)は「お酒がゆるされる年齡に いないのに、もう眠くなってき
達していない」という意味。 た。
しんさ いちねん
3まだ <未来への継続>
当态
(4)震災からまだ一年にしかなら
(1)これから、まだもっと寒くなる。 法方 己5
あめ に 老んにちつ了
ないのに、街の復興はめぎまし
(2)雨は、まだ二、三日続くだろう。
け 意 とうぶん い。 ゆうがた
(3)景気はまだ当分よくならないと
书毛
(5)もう夕方かとおもったが、まだ3
思われる。
办点ね南 時尤。
(4)まだこの株は值上がりする。
時間を表す表現と共に用いて、あるでき
たいへん
(5)まだまだこれからが大変です ごとからわずかしか時間がたっていな

よ。 様子を強調寸る場合に使う。
現在の状態がこれからも続く様子を表 6まだ <比較>
なんにち なが
す。[まだまだ」を使うと、「さらにもつと」 (1)何日もかかって、長いンポ—卜
加 にち
「もっともっと」という意味になり、程度が を書かされるよりは、一日です
もっと高くなることや、長い時間続くことを しは人 低5
む試験の方がまだいい。
表す。(2)のように、「二、三日」「三日」 加じ 老ら そうじ
(2)家事はみんな嫌いだが、掃除
などはっきりした期間を表す言葉がある せんたく ほう
よりも洗濯の方が、まだましだ。
時には、「まだまだ」は使えなV。 しけん
4 まだ..ある (3)A:ああ、いやだ。試験が5
かいえん 加ん
(1)開演までには、まだ時間があ つもある。
这办 ほう
る。
もくて善ち
B:君なんか、まだましな方だ
深<
(2)目的地末で、束だ 20 キ口はあ よ。僕なんか、11もあるよ。
こんど じLん いえ 芒い色ん
る。
しょ<9k5 つ加ぶん のこ
(4)今度の地震で家も財産もなく
いの方
(3)食糧はまだ三日分ほど残って したが、命があっただけ、まだ
す<

いる。 救われる。
ほか はな
(4)まだ他にも話したいことがあ 「まだいい」[まだましだ」などの形で使
われて、どちらも良くないが、片方より少

543

555
またしてもーまったく

しはよいという意味を表す。 かまわない」(2)は[郵送するか、持参
するか、どちらか北いう意味になる。書
きことば的な表現で、指示するような場
【またしても】 号ら じ 乙 お 合によく使われる。
(1)またしても空の事故が起こ

た。
【またもや
(2)またしてもあいつにしてやられ かれ とう心ょう
(1)またもや、彼が登場した。
た。 じん
(2)またもや人為的なミスによる飛
て ひ
こうこ5 や善的う じつ意ょう方师うけ
(3)<高校野球の実況中継で> 方意じこ书 かん加
高んこ32之 行機事故が起きたことは、看過
平安高校、またしてもホームラ もんだV
う できない問題である。
ンを打ちました。 招しょくじけん はっか<
(3)またもや、污職事件が発覚し
同じことが続けて起きたり繰り返された
りしたことを、話し手が驚きをこめて述べ た。
る場合に用いる。(1)(2)のように、悪 「また、またしても」の意味。同じことが
いできごとについて使うことが多い。[ま 続けておきたことを表す。少し古い感じ
たを強調した言い方であるが、かたい のする表現で、「また」「またしても]の
感じがするので書きことばやテビ、ラジ ほうがよく使われる。「またも」とも言う。

才などのニュースや解説などに使われ 書きことば的。
る乙とが多い。日常の話し乙とばでは[ま
た」のほうがよく使われる。 【まったく】
1まった<..ない
【または】 (1)きのうのクラスはまったくおもし
[NまたはN] ろくなかった。
<万 南招
かれ い元 べんきょう
(1)黒か青のペンまたはえんびつ (2)彼は家ではまったく勉强をし

で書いてください。
に方 とうちゃ〈 ゅう
ない。
いっしゅう加んまった あめ
(2)13日までに到着するように郵 (3)この一週間全く雨が降って
方 82
送するか、または、持参して< いない。
せん儿师 まった もん<
ださい。 (4)その選手のフオ—ムは全〈文句
じ 伊んこ了ょう儿 てが
うっ<
(3)400字詰め原稿用紙に手書 のつけようのない美しさだ。
3し
き、または A4 の用紙にワ—才 (5)そのバイオリニストのアルバ山

口で打つこと。 は、デビュ—アルバムとしては
二つのうちどちらでもよいことを表す。 ま口た も3 品A 下
全く申し分のない出来であ
(1)は「ベンでもいいし、えんびつで6
る。

544

556
まで
入 中
否定の意味を強調するのに用いる。「ぜ B:シングルのお部屋は、
元ん えん
んぜん」「すこしも」「ちっとも」などよりか
7500再から12000用ま
たい言い方。「文句のつけようがない
でとなっております。
[申し分がない」「非の打ち所がな」 ろかし 心-C べ-C
などを強めるときには「まったく」以外の (4)教科書の 25頁から35頁まで

表現は使いにくい。 読んでおいてください。
えいがこども としょ
2まった< (5)この映画は、子供からお年寄り
书な か < たの
(1)これとこれはまったく同じもので までご家族みんなで渠しんで
い九だ
す。 頂けます。
ひる中す なん
(2)それとこれとはまったくちが方 (6)A:昼休みは何時までです
はなし
話だ。
あめ
か。V
(3)まったくいやな雨だなあ。 B:1時までです。
かね
(4)またお金わすれたの? まった 時間や場所・数量を表す名詞などととも
ひと
<乙主一た人ね。 に使われて、範囲を表す。起点を言う必
てん意
(5)A:うっとうしい天気だね。 要がないときには「Nまで」だけで用い
られる。
B:まったくだ。 2 Nまで <目的地>
元んそう まった
(6)きのうの演奏は全くすばらしい の 元老 ある
(1)バスに乘らずに駅まで步いて
ものだった。 い
行くことにしな。
程度を強調するのに用いる。(5)は相 こうえん はし
(2)公園まで走りましょう。
手の言ったことに対する肯定の気持ち 害いいに方加 ある

を強く表すのに使う。 (3)每日学校まで歩きます。
か力体试ひ3 也 し 书ょ
(4)川幅が広くて向こう岸まで泳

げそうもない。
【まで】 せんし巾う に方ょう ん保
1 NからNまで (5)先週の日曜日は、散歩がてら
となり まち い
(1)シンポジウムは1時から3時ま 隣の町まで行ってみた。
だい かいじょう お乙な 善ょうと V
で第3会場で行います。 (6)A:京都にはどうやって行っ
おおさか とう考ょう
(2)A:大阪から東京までどの< たらいいですか。
节主て せん
らいかかりますか。 B:そうですねえ。山手線で
しんかんせ V加人 とう意上ら元き v Lん加ん
B:新幹線なら3時間ぐらい 東京駅まで行って、新幹
せん の いちばんはや
でしょう。 線に乗るのが一番早いと
おも
(3)<ホテルで> 思いますよ。
A:シングルでい<らですか。 (7)わからないことがありましたら、

545

557
まで
かかり
係までおたずね
「行く、来る、歩く、走る、泳ぐ」などの

<龙 そ 示

(5)祖父は死ぬ直前まで意識が
はっきりしていた。
し ちょく世人 い し老

動詞とともに使われて、移動の終わる場 時間を表す名詞に付いて、[まで」で表
所を表す。「歩く、走る、泳ぐ」などの動 される時点以前に、ずっと動作や出来事
詞は、[に」也「へ」には直接付かない が続いていることを表す。後ろには、動
が、「まで」とはいっしょに使うことがで吉 作や状態の継続を表す表現を伴う。出
る。 来事の生起を表す表現を伴うことはで
(正)公園まで走りましょう。 きない。
(誤)公園{に/へ}走りましょう。 (誤)5時まで到着します。
(正)每日学校まで歩きます。 (正)5時までに到着します。
(誤)每日学校{に/へ}步きます。 「まで」と「までに」の違いについて
(正)向こう岸まで泳いだ。 は、「までに」の項を参照。
(誤)向こう岸{に/へ}泳いだ。 b V-未で
また、次の例でわかるように、「まで」 (1)あなたが帰ってくるまで、いつ
か元

は、続いている動作の終了した場所を ま
までも待っています。
示すので、同時に二つ以上の場所をと 力たし v 动

る乙とはできない。 (2)私がいいと言うまで目をつぶっ

(正)イタリアではローマとミラノ{に/ ていてください。
けっこん たし<
入}行った。 (3)过さんは結婚して退職するま
(誤)イタりアではローマとミラノまで行 深うえ善がいし中 つと
で、貿易会社に勤めていたそ
た。
(7)は、「係にに同じ意味であるが、
うだ。
い し かんじゃ す乙 高た大

改まった感じがする。 (4)く医者が患者に》もう少し暖か
がいしφっ
3 ..まで <時間> くなるまで外出はしないほうが
a Nまで いいでしう。
心ん老ょう さ とう かいしゃ 中
(1)3時末で勉强します。 (5)佐藤さんが会社を辞めるなん
の けつ意ょくあさがた 善の うや去龙L 書
(2)きのうは結局朝方まで飲んで て、昨日山田さんに聞<まで知

いた。 りませんでした。
力大し に方ようび 化< ちゅう
(3)私はなまけもので、日曜白はも (6)肉がやわらかくなるまで、中火
つう ひ に
ちろん普通の日でも、たいてい で煮ます。
じさろね
11時頃まで寝ている。 出来事を表す節に付いて、その出来事
(4)ついこのあいだまでセ—夕— が起こる以前に同じ状態や動作がずっ
意 に さん忆ち
と続くことを表す。(6)は、手順を説明す
を着ていたのに、この二三日
きゅうあたた る時などによく使われる表現で、中火で
急に暖かくなった。
煮て、肉がやわらかくなった段階で煮る

546

558
まで

のを止めるよう指示している。 子供だけではなくて、大人も読んでい
4 .…まで <程度> るにいう意味。(7)は、「暗くなって〈る
a Nまで だけでも良くないのに、その上雨も降っ
ち加ころ こ L
(1)近頃は子供ばかりか、いい年 て来るというもっと悪い状態が重なっ
よ た」(8)は、反対に良いことの上にもっ
をしたおとなまでマンガを読ん
と良いことが重なったということを表して
でいる。 いる。(4)の[子供にまで」のように、

(2)きみまでそんなことを言うの 「名詞+助詞+まで」の形になる乙ともあ
か。 る。
いちば人しhv 加
(3)一番信頼していた部下まで b V-るまでになる
加れ ら5盖 ろう 加 に ほん
が、彼を襄切った。 (1)苦労の甲妻あって、やっと日本
乙已も ろんん 加
(4)子供にまでばかにされている。 語で論文が書けるまでになっ

(5)そんなつまらないもの末で買う た。
じんこ5L V<
んですか。 (2)人工飼育されていたひなは、
扫 み か世 元さ せい
(6)落ちぶれた身には、風までが ひとりで餌がとれるまでに成
つめ 占ょう
冷たい。 長した。
<ら けっか ま
(7)だんだん暗くなって来るのにさ (3)リハビリの結果、ひじを曲げら
いえ み
がしている家は見つからない。 れるまでになった。
う元 あめ 水
その上、雨まで降ってきた。 「なる」の他に「成長する・育つ・回復
ことL あたら する・進歩する」など変化を表すような
(8)今年はいいことばかりだ。新し
いえ ひ. 乙 こ地 う 動詞とともに使われる。長い時間や劳力
い家に引っ越したし、子供も生
う元た加ら あ をかけて、現在の結果・状態にいたった
まれた。その上、宝<じまで当 ことを表す。「努力して現在の良い結
たった。 果・状態に到達した」ことを表す場合に
わたし る てん
(9)私にも悪い点はあるが、そこま よく使われる。
い 龙
C V-る硅で(のこと)もない
で言われたら、黙ってはいられ
てVど か世 v し
(1)この程度の風邪なら、医者に
ない。 い
せ加つ 乙主 内す
行くまでのこともない。うまいも
(10)生活に困って盗みまでするよう いちにち ね心
のを食べて、一日ぐっすり眠れ
になった。 なお
「普通考えられる範囲はもちろん、普通 ば治る。
ていどょう心
では考えられない範囲にまで及んでい (2)その程度の用事ならわぎわ式
で七 でん力
る乙と」を話し手が驚きを込めて述べる 出向<までもない。電話でじ
表現。(1)を例にあげると、「ふつうマン
うぶんだ。
ガは子供が読むものであるが、近頃は

547

559
まで
みな こぞん じ かれ じ名っ まも
(3)皆さんよく御存知のことですか (3)彼が自殺までして守りたかっ
せつ动 みっ なん
ら、わざわざ説明するまでもな た秘密というのは何だろう。
加れとも だま し声
いでしょう。 (4)彼は、友だちを騙してまで、出
あらた しょう加 せ
(4)改めてご紹介するまでもあり 世したいのだろうか。
やまもとせん世い 世かいて老 しぜん はかい 始主 な加
ませんが、山本先生は世界的 (5)自然を破壊してまで、山の中
ゅうめい、け人方く加 あたら ど5ろ ひつょ3
に有名な建築家でいらっしゃ に新しい道路をつ〈る必要は
います。 ない。
せんもん 盈つ )が<
た なかせんせV
(5)田中先生は、御尊門の物理学 極端な乙とを示す表現に付いて、「それ
い へいわうんどう
は言うまでもなく、平和運動の ほどのことをして」という意味を表す。
すいLんL ゅうめ (1)(4)(5)のように、目的のためには
推進者としてたいへん有名で
手段を選ばないようなやり方を非難する
あります。
乙地乙ろ あ化だい 場合に用いる。[...するために、そんな
(6)子供の頃、兄が大事にしてい 手段をとるのはよくない」「(私は)...する
まんねんひ? も
た万年筆を持ちだしてなくし ためにそんな手段は使いたくない」とい
あと

てしまったことがある。後でひ う文脈でよく使われる。また、(2)(3)
书こ い
どく怒られたことは言うまでもな のように「普通以上に努力した」「たいへ
んな犠牲をはらって目的を達成しようと
い。 した」という意味で使う。
「..する必要がない」という意味。(1)
5 ...までだ
(2)のように、「程度が軽いので..する
a V-るまで(の二と)だ
必要はない/しなくても大丈夫だ小 ちち はんた いえ
(1)父があ<まで反対するなら、家
(3)~(5)のように、「当然のことである で
ので、...する必要がない」という場合に
を出るまでのことだ。
记中うがくし けん しっば
使う。(6)は、「後でもちろん怒られた」 (2)もし入学試験に失敗しても
わたし い方ねん
という意味になる。 私はあきらめない。もう一年が
d..までして 九试るまでの乙と龙。
[Nまでして]
「現在の方法がだめでも落胆する乙とは
[V-てまで]
いろいろ し2 ない、別の方法をとる」という話し手の決
(1)色々ほしいものはあるが、借
きん か おも 意を表す。
金までして買いたいとは思わ b V-たまで(のこと)だ
活んとう
ない。

(1)そんなに怒ることはない。本当
てつ也

(2)徹夜までしてがんばったのに、 のことを言ったまでだ。
てん と つ害 乙ど6 けっこん
テストでいい点が取れなかっ (2)妻:どうして子供たちに結婚す
た。 史元 はなし
る前の話なんかしたんです

548

560
までに一まま
なん じ う办が

か。
拔っと考
(2)何時までに伺えばよろしいで
夫:聞かれたから答えたまで すか。
べつ 条か あし九 し亡と す
で、别に深い意味はないよ。 (3)明日までにこの仕事を济ませ
「話し手がそのような行動をしたのは、 てしまいたい。
なつ中す 书 ほん
単にそれだけの理由で他意はな」と (4)夏休みが終わるまでにこの本
いう意味を表す。 ょ
を読んでしまいたい。
cこれ/それ までだ
かね た 時間を表す名詞や出来事を表す節に
(1)い<らお金を貯めても、死んで
い 付いて、動作の期限や締切を表す。後
しまえばそれまでだから、生き ろには動作や作用を表す表現を伴っ
たの 话う
ているうちに楽しんだ方がい て、その期限以前のある時点に動作力

い。
らん V
作用が行われることが表される。
「...まで..する」は動作や状態が[あ
(2)運がよかったと言ってしまえば
かれ 力か る時点まで」ずっと続くことを表すが、[..
それまでだが、彼があの若さ
せこう までに...する」の方は継続ではなく、あ
で成功したのにはそれなりの る出来事の生起を表す。したがって、
D ゅう
理由がある。 「...までに」の句では後ろに継続を表す

(3)もはや、これまでだ。 表現を用いることができない。
(誤)5時までにここで待っています。
「V-ば、それまでだ」という形で使われ
(正)5時までここで待っています。
て、「それでおわりだ」という意味を表
また、期限を表す句とは别に、手紙な
す。また(3)は慣用句で絶体絶命の窮
どに使われる慣用的な表現で、「参考ま
地に陥ったときに用いる。
でに」という句がある。これは「参考の
6 V-ないまでも
ょろこ ために」「参考になるかもしれませんの
(1)喜びはしないまでも、いやがり
で」という意味で用いられる。
はしないだろう。 (例)ご参考までに資料をお送り儿ま
ゅうL 3 V
(2)優勝とは言わないまでも、べス す。
卜4ぐらいはねらいたい。

→【なまでも】 【まま】
話しことばでは「まんま」とも言ら。

【までに】 1 ..ままだ
[Nまでに] [Nのままだ]
[V-るまでに] [Na なままだ]
らいL3 6<上3 [A-いままだ
(1)レポ—トは来週の木曜日まで
ていLφ <龙 [V-たままだ
ねん あ
に提出して下さい。 (1)10年ぶりに会ったが、彼は普
加れ むかし

549

561
まま

のままだった。 りて、まだ返していない」(6)は「まだ
らえ 毒きで
(2)テーブルの上は、朝出かけた 会社にでてこない」ことを表している。
と考
2..まま(で)
時のままだった。
加いはつ むかし [Nのまま(で)]
(3)このあたりは開発もされず、昔 [Naなまま(で)]
か べん
と変わらず、不便なままだ。
しょうがくせい むすこ じしょ か
[A-いまま(で)]
(4)小学生の息子に辞書を買っ [V-たまま(で)]
に ほん に
?か
てやったが、あまり使わないの (1)日本のトマトは、煮たりしない
あた5 なま 交 ほら
か、いつまでも新しいままだ。 で生のまま食べた方がうまい。
かれ き上ねんいちま人元人办 てんいんふくろ v
(5)彼には、去年一万鬥借りたまま (2)店員:袋にお入れしましょうか。
老也く
客:いや、そのままでけっこう
だ。
かれ せんしゅう かいしゃ
(6)彼は、先週からずっと会社を です。
とし
中す
休んだままだ。 (3)年をとっても、きれいなままでい
はは い方じ かいもの で
(7)母は一時ごろに買物に出かけ たい。
に ほんしゅ の ひと
たままだ。 (4)日本酒はあたためて飲む人が
くらた示う た招 书お かたし つめ の
(8)楼の木は台風で倒れたまま 多いが、私は冷たいままで飲

尤。 むのが好きだ。
しんかんせん こ 招书さか
<つ ~ ゃ はい
(9)新幹線は込んでいて、大阪か (5)靴をはいたまま部屋に入らな
とらきょう た <だ
ら東京までずっと立ったままだ いで下さい。
ね か
た。 (6)クーラーをつけたまま寝ると風

办れ 也
邪をひきますよ。
(10)彼はずっとうつ向いたままだっ け がっこう
た。 (7)ストーブを消さないまま学校に

同じ状態が変わらずに続くことを表す。 来てしまった。
孙?加实之 い ゅくえ
(1)~(4)のように、名詞、ナ形容詞、 (8)三日前に家をでたまま行方が
イ形容詞に付いて、過去のある時点の わからない。
いそ V
状態が現在まで変わらずに続いている
(9)急いでいたので、さよならも言
ことを表す。また、(5)~(10)のように動 かえ
わないまま、帰ってきてしまっ
詞のタ形に付いて、「V-た」で表された
動作が完了した後、同じ状態がずっと た。
せん己 こんらん 方方 nん
続いていることを表す。 (10)戦後の混乱で父とはずっと連
5< けっきょくちち
普通ならば、当然引き続いて行われ 絡がとれなかった。結局父
わたし けっこん L
ることがまだ行われていない場合に使
は、私が結婚したことも知らな
われることが多い。例えば、(5)は「借 左
いまま亡くなった。

550

562
まま
かれ ょしめいnv
「変化せずに同じ状態で」という意味を (2)彼は、上司に命令されるままに
表す。(1)~(4)のように、現在の状態 乙5E3
行動していただけだ。
を変えない、あるいは変わらない乙と、 ひがL书 はんに人 よ了意师3
(3)被害者は犯人に要求されるま
(5)~(10)のように動詞の夕形や否定 加ね 力た
まに金を渡していたようだ。
形に付いて、「その状態で...する」とい
う意味を表す。 だれか他の人の意志や状況に従って、
瞬間的な動作を表す動詞が使われ 言いなりになる様子を表す。[V-られる
て、その結果が続いた状態で、次の動 がままに」の形でも使われる。
作や事態が行われるという場合汇使う。 c..まに なる/する
二つの動詞の主語は同じでなければな [V-たままになる/する]
あつ
らない。 (1)暑いのでドアはあけたままにし
(誤)電車はこんでいて、山田さんは立 ておいてください。
ったまま、私はすわっていた。 び:う意 わる
(2)病気はだんだん悪くなってきて
(正)電車はこんでいて、山田さんは立
いる。この末末にしておいては
ったままだったが、私はすわってい
た。 いけない。
加そくうしな 加のじょ かな
(誤)彼が待っている末ま、私は他の人 (3)家族を失って、彼女は悲しみ
い末
と話していた。 にうちひしがれている。今は、
(正)彼を待たせたまま、私は他の人と ほら
そっとこのままにしておいた方
話していた。
がいい。
3.まま((に) でん
a V-るまま(に) (4)電気がついたままになってい
あし
(1)足の向〈まま、気の向〈まま、系
这 也
た。 V ith vsv
た (5)あの事件以来、ドアはこわれた
らりと旅に出た。

(2)気の向<ままに、絵筆をはしら
元小で
ままになっている。
「変えないで同じ状態が続く╱続ける
せた。
ゅう けいか<
おも という意味を表す。(1)~(3)の[V-
(3)あなたの思うまま、自由に計画
た たままにしておく」「このままにしておく」
を立ててくだきい。 は、なんらかの理由で、話し手がわぎと
「なりゆきにまかせて、好きなようににい その状態を変えないでおく、(4)(5)
う意味を表す。「足の向くまま」「気の向 「V-たままになっている」は、そのままの
くまま」など、使われる動詞は多くない。 状態で放置されているという意味。
b V-られるまま(に) 4 V-たままを
结互 加世 号 こうえん み はな
(1)春の風に誘われるままに、公園 (1)見たままを話してください。
さん深 之人り上 おも V
を散歩した。 (2)遠慮なく、思ったままを言ってく

551

563
まみれ一まもなく

ださい。 「ほこりまみれ」「血まみれ」「泥まみれ」
た なか き ?た
(3)田中さんに聞いたままを伝元 など、限られた名詞にしか用いない。

ただけです。
変更を加えずに、その通りにという意味。 【まもなく】
この他、「感じたまま、見たまま、聞いた 1まもな<
え害 善中方
まま」などが使われる。 (1)く駅のアナウンス>まもなく急

5 ...がまま 行がまいります。
げ善じょう
[V-る/V-られる がまま]
い 书 (2)<劇場のアナウンス>まもなく
(1)言われるがままに、はんこを押 かいえん せ考 もど
開演です。席のほうにお戻りく
してしまった。 ださい。
かれ
(2)なぐられても、けられても、彼は い方加?意 お ちか
(3)一学期も終わりに近づき、まも
されるがままになっていた。 大 なつゃす <

すがた み なく楽しい夏休みがやって来
(3)あるがままの姿を見てもらいた
る。
い。 次のことが起きるまでわずかの時間しか
慣用的に固定した表現で、変更を加元 ない様子を表す。「すぐに」よりややあら
ずに従っている様子を表す。(1)(2) たまった言い方。
は「V-られるまま(に)」と同じで、(1) 2 V-ると/V-てまもな<
は「言われた通りに」、(2)は「されるま かのじょ けっこん 书?と
(1)彼女は結婚してまもなく、夫の
まになって抵抗しなかった」という意味、 かいがい示にん
海外赴任についてア 力入
(3)は「かざらないそのままの姿を」とい
う意味办。 行ってしまった。
ょういん はに
(2)病院に運ばれてまもなく、みち
おんな しゅっさん
【まみれ】 こは女のあかちゃんを出産し

[Nまみれ]
こども あ世
た。
かいしゃ あお き
(1)子供たちは汗まみれになって (3)会社をやめてまもなく、青木さ
意 あそ 意こ意てん、加 言上3
も気にせずに遊んでいる。 んは噢茶店を開業した。
3 なんね人、ほ3 よ こと9
(2)あの仫像は何年も放っておか (4)夜があけるとまもなく小鳥たち
な はV
れたので、ほこりまみれだ。 が鳴き始める。
はんこうげんば ち
(3)犯行現場には血まみれのナイ 後ろにも出来事を表す表現を続けて、
のこ
フが残されていた。 「はじめのことが起きてから少しして、関
連のある、次のことが起こる」という、時
汚いものが全面に付いている状態を表
間の前後関係を表すのに用いられる。
す。「Nまみれになる」「Nまみれだ」「N
よく似た表現に、「V-てすぐ」がある。
まみれの」という形で用いる。「汗まみれ」

552

564
まるでーまわる

「V-てす」は、二つのことがらが引き続 2 まるで...ない
わたし がいこく
いてすぐにおきた場合に使うが、「V-る (1)私は外国語はまるでだめなん
とまもなく/V-てまもなく」は、それほど切
です。
迫しておらず、「少し時間がたって/し 善ょうだい 汇
(2)うちの兄弟はまるで似ていな
ばらくしてから次のことがおきる」場合に
使う。 い。 し它と V示ん
(3)い<ら仕事ができても、自分の
末わ

【まるで】 身の回りのことがまるでできな
いちに人求え
1まるで いようでは、一人前のおとなと
きょうか世 つょ たV系う v
(1)今日は風が強くて、まるで台風 は言えない。
かた
みたいだ。 (4)あいつのやり方はまるでなって
おこ
(2)あんなつまらないことで怒り龙 ない。
こ ども はなし い节
すなんて、まるで子供みたい (5)みんなの話では、ずいぶん嫌
おとこ おも じv
尤。 な男のように思えたが、実際に
かれ にゅうが< L けんうV人 意
(3)彼は、入学試験を受ける友人 会ってみると、聞いていたのと
示ん ちが
のことを、まるで自分のことのよ はまるで違っていた。
しhばv
うに心配している。 否定形や否定的な意味を表す表現を
お抬 Vけん
(4)きのうあんなに大きな事件が 伴って、「ぜんぜん...ない」「まった<..
まち なに亡と
ない」という意味を表す。(4)は「ぜん
あったのに、街はまるで何事も
ヘいせい と ぜんだめだ」という意味。
なかったかのように平静を取り
も上
戻していた。
だ じ けん
(5)大事件にもかかわらず、人々は
ひと と 【まわる】
本に亡と [R-まわる]
まるで何事もなかったかのごと さ心 こ ど电た方 号と はし

小る史
(1)この寒いのに子供達は外を走
く振舞っている。 まわ
り回っている。
「まるで...ようだノみたいだ」「まるで.… びょうにん 左
(2)病人がスイ力が食べたいとい
かのように/かのごとく」という形で使う。 もと がつ
うので、スイ力を求めて12月
ある状態を他の例にたとえたり、二つを ま方 か 求わ

比べて「実際には違うが、たいへん近 の街を厮けずり回った。
う こ かれ
い」ことを表す表現。「らしい」といっし (3)壳れっ子ジャーナリストの彼は
甚加いVmう、上 法力
ょに使うことは出来ない。 世界中を飛び回っている。
(誤)あの人は、まるで女らしい人です。 己跑 いa
(4)子供は小犬に追いかけられ
(正)あの人は{たいへん/とても}女ら へ やう
て、部屋中を逃げまわった。
しい人です。

553

565
まんざら—みえる

せ C V
「動く」「走る」「飛ぶ」「泳ぐ」など移動 (3)お世辞だとわかっていても、自
人 龙 元
を表す動詞や、「暴れる」「遊ぶ」「跳ね 分が描いた絵をほめられるの
る」などの動きを表す動詞といっしょに使
はまんざらでもない。
われて、「あちこち...する」「そのあたり い法 わす

を...する」という意味を表す。
(4) 今でこそみんな忘れてしまっ
い已 せ
加<せ
たが、学生のころの英語の成
せ言
績はまんざらでもなかつた。
【まんさら】
1まんざら...でもない 「悪くない気持ちだ。むしろ、うれしい」
まんさら...ではない という意味を表す。「まんざらでもない様
かれ
子/ふうノみたいノようだ」「まんざらで
(1)彼のことはまんぎら知らないわ
もない(という)顔をしている」などの形
けでもない。 がよく使われる。また、(4)のように、「悪
そ ほ いちC意きょらし
(2)祖母は、一時期教師をしてい くない。むしろ、かなり良い方であると
ひと来之
たことがあるから、人前でしゃ いう意味を表す。
し3う北
べるのはまんぎら素人でもな
い。
おお世 ひと史え 与九
【まんまと】 龙ま
(3)大勢の人の前で歌うのは、ま (1)やつにまんまと騙された。
善ら
んぎら嫌いでもない。 (2)まんまと、してやられた。
かのじょ ょうす かれ
(4)彼女の様子では、まんぎら彼 (3)まんまと一杯くわされた。
き⑤ はんにん 加ね と
が嫌いでもないようだ。 (4)犯人は、金を龙まし取ることに
す せvこう
(5)おれもまんざら捨てたものでは まんまと成功した。
ない。 「非常にうまく」「みごとに」の意味。「ま
「必ずしもXというわけでもない」「まった んまと」の後には「騙す」「してやる」「一
<Xでもない」という意味を表す。Xには 杯くわせる」「忍び込む」など慣用的に固
否定形や否定的な表現がはいる。(3) 定したものがよく使われる。人の裏をか
(4)は、「それほどいやでもない、むしろ いたり、騙したりして成功したような場
好きだ」(5)は慣用的な表現で、「な 合や、あまりほめられないような手段を
かなか良いところがある」という意味。 使ってうまくいった場合に使われる。
2まんざらでもない (1)~(3)のように、「まんまとV-
こども かれ
れた」の形で使われると、話し手の悔し
(1)子供のことをほめられて彼はま
い気持ちやその手口のみごとさに驚<気
んぎらでもないようすだった。
かお 持ちが表される。
(2)まんざらでもない顔をしてい
た。 【みえる】

554

566
みえる

1 ...がみえる に目に映るということではなく、「見ること
[Nがみ元る] が許されている」「見る機会がある」な
[Nが V-るのがみえる] どの意味となる。したがって次の例のよ
[Nが V-ているのがみえる] うに、見る機会があるかどうかを問题に
[Nが V-るところがみえる] しているような場合には、「みえる」を使
[Nが V-ていると二ろがみえる] うことはできない。
は ひ 止
(1)晴れた日には、ここから富士山 (正)A:歌舞伎を見たいんですが、

がよく見元る。 どこへ行けば見られますか。
いなか <き ほし
B:そりゃ、歌舞伎座でしょうね。
(2)田舍は空気がきれいなので星
み (誤)歌舞伎を見たいんですが、ど乙へ
がよく見える。
为 末ど でんし也 书 行けば見えますか。
(3)この部屋の窓から、電車が通 (正)大都会では、蝶やとんほが身近に

るのがよく見える。 見られなくなった。
八中 ま こ ど电たち
(4)この部屋の窓から、子供達が (誤)大都会では、蝶やとんほが身近に
こう之ん み
公園で遊んでいるのが見え 見えなくなった。
2 みえる
る。 a Nがみえる

(5)ちょうどそのとき、裏からだれか こんが意 かれ せい世意 xn:<
み (1)今学期の彼の成績には、努力
が出てくるところが見えました。 尚上
こ铠已3 し 入也 に力 の跡が見える。
(6)子供の頃、私の部屋から、庭 かのじょ はんせV いろ
さ<ら 意 み (2)彼女にはまったく反省の色が
の楼の木が見之た。 み
見えない。
加れ め 及
(7)彼は生まれつき目が見えな とうじ につ意 とうじ かれ
(3)当時の日記には、当時彼が苦
い。
め わる
の5 ょうす
悩していた様子があちこちに
(8)目が悪いので、めがねがない 办

と书 五 見元る。
と遠くの文字は見えない。 加机 与方书也、意
こく试ん ち み (4)彼が父親を嫌っていることは、
(9)黒板の字が小さくて見えませ 二上保 はしはし 西
言葉の端久に見える。
ん。 「そう認められる」「そのことがわかる」
特に意識して見ようと思っているわけで 「そのように感じられる」という意味を表
はないが、「自然に目にはいる」「見るこ す。
とができる」という意味を表す。「見えな b ...が...み元る
いは、視力に問題があったり、障害物 [...が N/Na にみえる]
がある、遠すぎるなどの理由で「見る乙 [...が A-<みえる]
とができない」ことを表す。 [...が V-てみ元る]
か心 ひと加たち み
「みられる」も「見ることができる」と (1)壁のしみが人の形に見元る。
いう意味であるが、こちらは单に視党的

555
567
みえる
こ せ たか しょう D み じっさい
(2)あの子は背が高くて、とても小 利そうに見えるが、実際にはい
が<せVみ
学生には見えない。 らないものばかり尤。
方方 意い意人か总龙 方上うし
(3)父は最近体の調子がいいら 話し手が見たことから判断して、「その上
宋元 人意 西
しく、前よりずっと元気に見元 うに思われる」「そう感じられる」という意
味を表す。(4)~(6)のように、「外見
る。 ひと じっ8とし はそのように見えるが、本当のことはわか
(4)あの人は、実際の年よりずっと
力加 み らない」「実際はちがう」という意味を表
若く見元る。 すのに使われることも多い。
しゅく示< かれ か书

(5)みんなに祝福されて、彼の顔 d ....ようにみえる
かが书 み
はいっそう輝いて見えた。 [Nのようにみえる]
[Na なようにみえる]
話し手が見たことから判断して、「そのよ
[A-ようにみえる]
うに思われる」「そう感じられる」という意
[Vようにみえる]
味を表す。次のc「...そうにみえる」d ほうせ遂 ねこ め み
(1)この宝石は猫の目のように見
「.ようにみえる」の形でも使われる。
C ....そうにみえる えるところから、キャッッアイと
ま元
[Na そうにみえる] いう名前がついている。
なつ中す あいだ こども 老冲う
[A-そうにみえる] (2)夏休みの間に、子供たちは急
[R-そうにみえる せい方ょう み
りょうり みどりいろ に成長したように見える。
(1)料理にパセリかなにか緑色の 心ん n み か
そ み (3)便利なように見えたので買っ
ものを添えるとおいしそうに見 つか
てみたが、使ってみるとたいし
元る。

にん善ょうい中 たことはなかった。
(2)この人形は今にも動きだしそう かれ きんせV み
み (4)彼は賛成しているように見える
に見える。 ほ人とう
ひ や主もと が、本当のところはわからな
(3)その日の山本さんは、なんだ
さび
か寂しそうに見元た。
み い。
书こ空に
しこと ら< み (5)男は何も知らないといったが、
(4)この仕事ははじめ楽そうに見え なにか< み
何かを隠しているように見之
たが、やってみるとなかなかた
た。
へんだ
いっけん み 話し手が見たことから判断して、「そのよ
(5)あいつは一見やさしそうに見
つ动 おとこ うに思われる」「そう感じられる」という意
えるが冷たいところのある男 味を表す。(1)は「猫の目ににているの
だ。 で」という意味。(3)~(5)のように、
でん 世いひん
(6)このごろの電気製品は、いろい 「外見はそのように見えるが、本当のこと
き のう っけんベん はわからない」「実際はちがう」ことを表
ろな機能がついていて一見便

556

568
み二み
送ん さ ひ け
すのにもよく使われる。 たが、僅差で否決されるという
い加)けつまつ也加
e ...とみえる 意外な結末を迎えた。
~ん じ
(1)すぐに返事をしないところをみ 「表面的にはそのように感じられる、思わ
当と5 す过
ると、佐藤さんはあまり気が進 れる」という意味を表す。「本当のことは
まないとみえる。 わからないが、表面的にはそのように見
こ か
える╱実際にはそうでない可能性があ
(2)その子はおもちゃを買ってもら
る」ということを述べる場合に使われる。
ったのがよほどうれしかったと
ね あい龙は左 (4)のように、「かにみえたが」の形で使
みえて、寝ている間も離さなか われた時には、「そのように思われたが、
た。 現実には予想と違うことがおきた」という
はは おどろ
(3)母はたいへん驚いたとみえて、 意味。書きことば的なかたい表現。話し
<方
しばらく口をきかなかった。 ことばでは、「ようにみえる」「みたいにみ
中电だ の た える」を使う。
(4)山田は、まだ飲み足りないとみ
V?thん V 3 Nがみえる
えて、しきりにもう一軒行こうと やました 五
さそ (1)あなた、山下さんが見えました
誘う。
よ。
せんしゅうさいとう あいさつ み
話し手が見たことから判断して、「そのよ
(2)先週、齋藤さんが挨搜に見え
うに感じられる」「そう思われる」という意
味を表す。話しことばにも使われるが、ど た。
あした た な加
ちらかというと書きことば的な表現。話し (3)明日のパーティ一には、田中さ

ことばでは、「みたいだ」「らしい」のほう んも見えるはずだ。
る寸ち市方
がよく使われる。 (4)A:留守中だれか来ました
f ...かにみえる
.かのようにみえる
か。
言ょ5 み
かれ た にん なん B:今日はどなたも見えませ
(1)彼は他人の非難などまったく
い 加 んでした。
意に介していないかにみえる。
C けん 「来る」の尊敬語。「いらっしゃる」「おい
(2)きのうあんな事件があったの
まち しず なに でになる」と同じ。さらに丁寧な言い方
に、街は静かで何ごともなかっ に「...がお見えになる」がある。
たかにみえる。
けい意 あっか 方书う
(3)景気の悪化は一応おさまった 【み二み】
あんLん
かにみえるが、まだまだ安心は 1 ...みこみがある
できない。 [Nのみこみがある
ほうあん
[V-るみこみがある]
(4)その法案は、そのまますんなり せんせい あし な书
人善A、?3加 (1)A:先生、この足はもう治らな
と参議院を通過するかにみえ

557
569
み二み

いんでしょうか。 込み。
ぎんねん 加いふ< みこ たい而ら えい意ょう しん加んせん
B:残念ですが、回復の見込 (3)台風の影響で新幹線のダイ

みはほとんどありません。 ヤはたいへん乱れております。
は?加、世いてん ? 示つ老即う 小石书号 み こ
(2)もう二十日も晴天が続いてい 復日は夜遅くになる見込みで
求品そく しんい
る。水不足が心配されている す。
ちか 动而孙 机意し ねん 加っ
が、近いうちに雨が降る見込 (4)<履歷書>○○年3月31日
乙う已之そつ芸上うみこ
みはまったくない。 高校卒業見込み。
ち加てつ 元
(3)A:このあたりに地下鉄の駅 「…予定だ」「…見通しだ」という意味。
ができるというのは、どの (4)は、履歷書を書くときの決まった表
V片西 はなし 現で、「卒業予定」に同じ。書きことば的
程度見込みのある話なん
なかたい表現。書きことば以外には了才
ですか。 ウンスやニュースで使われることが多
B:さあ、どうなんでしょうね。
かわぐち い もん <
い。
(4)川口はいつも文句ばかり言っ 3 みこみがたつ
み こ し节っきん ペんさV み こ
ている。あんなやつは、見込み (1)やっと、借金の返济の見込み
がない。 が立った。
当考 と5
「その可能性がある」「その予想、予定 (2)<アナウンス>先ほど、JR東
かいどらせん だ世んC
である」などの意味を表す。名詞を修飾 海道線で脱線事故があったも
いま 示つ老沙う
するときは「...見込みのあるN」の形で ようです。今のところ、復旧の
使われる。(3)のように、文脈から明ら こ た
見込みは立っておりません。
かな時には、「みこみがある」だけで使わ
「予定、計画が立つ」という意味。(2)
れて、前半は省略される。特に(4)のよ
うに、人について「見込みがある/ない」 は「いつ復旧するか、まだわからない」
と言うときには、「將来性がある/ない」 という意味。
4 みこみちがいだ/みこみはずれだ
という意味になる。 办れ 书お 善たv
2 ...み二みだ (1)彼には大いに期待していた
办 方が
[Nのみこみだ] が、まったくの見運み違いだっ
[V-るみこみだ] た。
とうかいどらせん
(1)<ニュ-ス>JR東海道線は、 ことし れいか
みょうちょら かい亦く こ (2)今年は冷夏で、ンーラーなどの
明朝6時には回復する見込 でん言せいひん う
電気製品はさっはり壳れなか
みです。 もうしょ
った。猛暑を期待していたの
き たい
しん荔ん善じ とうかいどうせん
(2)<新聞記事>JR東海道線 みこ
うちょう 加い示く み に、見込みはずれだった。
は、明朝6時には回復の見
「みこみちがいだった」「みこみはずれだ

558

570
みこんで-みせる

った」のように夕形で使うことが多く、「予 た。
想と違った」「期待通りにならなかった」
v?Z5Uk5 v じっさい せ
(2)来月工場に行って、実際に製
という意味を表す。「みこみがはずれた」 ひん < み
品を作っているところを見せて
とも言う。
もらうことになった。
乙 加
(3)その子はうまく字が書けるよう
【みこんで】 になったのを母親に見せたく
はは书や み

[...をみこんで]
[Nをみこんで] てしかたがないようだった。
加 、控、 人意
[V-るのをみこんで] (4)家族と離れて元気がなかった
み たの
老み 加れ 老人 之加书、五
(1)君を見運んで頼むのだが、ぜ 彼も、最近やっと笑顔を見せる
こん しと 人加
ひ今度の仕事に参加してほし 上うになった。
がつ は もらしょ
い。
意み 书とこ み こ たの
(5)9月に入って、さすがの猛暑も
书とろ
(2)君を男と見込んで頼みたいこ 衰えをみせるようになった。
a 7
とがある。 (6)微熱が続いたのであちこちの
加んせv V かん 方 か い.し み けっきょくけんいん
(3)完成までに時間がかかる地下 医者に見せたが、結局原因
て2う 金口か じょうしょ5
鉄工事などは、物価の上昇を
よさん
はわからなかった。
み こ ょゆう
見込んで、余裕のある予算を
ほう
(1)~(3)は、人にみえるようにすると
組んでおいた方がよい。 いう意味。(4)は、内面の状態や感情
しtうV の乙
(4)商品には、はじめから壳れ残 などを態度や表情に表すこと。(5)は状
みこ ね だん
るのを見込んだ值段がつけて 態の変化が感じられるという意味。(6)
の「医者にみせる」は、医者に診察して
ある。
もらうことを表す。
「..を期待して」「..を予想して」という
2 かおをみせる
意味。(1)(2)のように、その人の能力 すがたをみせる
を高く評価して、りっばな仕事をしてくれ かれ 加っこう 加招
(1)このごろ彼はちっとも学校に顔
るだろうと期待していることを表す。ま
た、(3)(4)のように「そのことをはじめ を見せない。
ひさ 加お み
から計算にいれて」「前もって、予想して (2)久しぶりだね。たまには顔を見
おく」こと。 せてくれよ。
C ?
(3)8時ごろになって、やっと月が
体、来 か找
【みせる】 雲の晴れ間から顔を見せた。
V ほし
1 ...をみせる (4)8時ごろになって、やっと星が
[NがNに…をみせる] すがた み
わたしとも 姿を見せた。
(1)私は友だちにアルバムをみせ
「人が来る」、あるいは「今まで見えなか

559

571
みたいだ

ったものが見える状態になる」という意 5 V-てみせる →【て承せる】


味を表す。
3 Nが...を...みせる
【みたいだ】
[Nが..をNaにみせる]
[N/Na/A/V みたいだ]
[Nが…をA-<みせる
おもに話しことばで使う。書くときにも使
[Nが...をV-ようにみせる]
はな いLう加のじょ v われるが、かなくだけた表現で、かた
(1)華やかな衣装が彼女を実際よ い文や改まった場面では「ようだ」が使
力か、み
り若く見せている。 われる。「よう尤」を使った慣用的な表現
あか しょう心ん
(2)明るいラトが商品をいっそう は「みたいだ」で言いかえにくい。

きれいに見せている。 1 ..みたい <比況>
か五 かの よく似たものを例にあげて、ものごとの状
(3)ショ—ト力ットの髪がいっそう彼
让、加2活?。西 態・性質・形・動作の様子などを表す
女を活発に見せている。 時に使う。「よう」と同じ。非常によ<似て
あか し上うめ しうひん し
(4)明るい照明が商品を新鮮に いる乙とを強調する場合には、「まるで/
みせている。 ちょうど...みたい」が使われる。「あたか

名詞に付いて、そこで表されるものが原 も」「いかにも」「さながら」は、書きこと
因となって、見る人にそのように感じさせ ば的なかたい言い方なので、「みたい」

るという意味を表す。 とはいっしょに使わない。
4 ...ようにみせる a NみたいなN
くす的
[Nのようにみせる] (1)この薬は、チaコレートみたいな

[Na なようにみせる] 味がする。
[A-いようにみせる引 たけした 加く世
(2)竹下さんって、あの学生みた
[Vようにみせ引 ひと
はんにん 乙力 がい いな人でしk?
(1)犯人は、わぎとドアを壊して外 こ电
しんに功方 み (3)いい年をして、子供みたいな
部から侵入したように見せて 示く 考
服を着ないでほしいな。
いる。 ひ乙ら意 加大古 <有
で み じっ え (4)飛行機みたいな形の雲が浮
(2)出かけたように見せて、実は家
なか かく
の中に隠れていた。
かんでいる。
加机 也寸め 元下 意 「N1みたいなN2」の形で、N 2 がど
(3)彼は娘の家出をあまり気にし
み のようなものかを、N 2 に似ている例を
ていないように見せてはいる
ほんと3 しん述 拳げて説明するのに使う。
が、本当は心配でたまらない 「NのようなN」で言いかえることがで
のだ。 きる。「NらしいNと混同する学習者が
実際は違うのに、そう見えるようにしてい 多いが、「NみたいなN」は、似たもの
るという意味を表す。 を例に挙げているだけで、N1=N2で

560

572
みたいだ
いっ
はない。例えば、「男みたいな人」とい (4)こんなにうまいコーヒーが、一
ばいえん
う場合、その人は男のように見えるが、実 杯100用だなんて、ただみた
際は男ではない。それに対して、「男ら やす
いに安いね。
しい人」は[たいへん男っぼい、男の特 わたし 初る

徵がきわだった人」の意味で男性に対
(5)私ばかりが悪いみたいに言わ
力る

して使われる表現である。 ないでよ。あなただって悪いん
b...みたいだ だから。
がっこう あ
[N/V みたいだ] (6)A:学校ではあまり会わない
加世 たふう
(1)すごい風だ。まるで台風みた ね。
いだ。 B:おいおい、そんな言い方
い 加充

意み こ6 送 上5
(2)君ってまるで子供みたいだね。 をしたら、僕が授業をさ
ち法う 派らけん 态
(3)その地方の方言に慣れるまで
がいこく已意
ぼってばかりいるみたい

は、まるで外国語を聞いている
に聞こえるじゃないか。
みたい龙た。 ものごとの状態・性質・形・動作の様子
たし 5かく
(4)私が合格するなんてうそみた などについて、よく似たものを例にあげて
い。 述べるのに使う。(5)(6)の例は、「本
当はそうでないのに」という含みがある。
ものごとの状態・性質・形・動作の様子
などについて話し手がどのように感じた
d ...みたいなものだ
[Nたいなものだ]
かを、わかりやすいよく似たものを例にあ
[V-たみたいなものだ
げて述べるのに使う。「...よう尤」で言い 深く这即うりょう かいし もう
かえることができる。日常の話しことばで (1)僕の給料なんか、会社の儲
<方

女性が使う場合には(4)のように、文末 けに比べたら、ただみたいなも
の「だ」を省くことが多い。「うそみたい のさ。
てん
だ」は[とても信じられない、たいへん驚
(2)<野球をみながら>こんなに点
いた」という意味。 加
差があけば、もう勝ったみたい
c ...みたいに
[N/A/V みたいに] なものだ。
な加た みせ う
がつ ま方了
(1)もう9月も半ばなのに、真夏み
な加
(3)A:中田さん、店、壳ったんだ
あ?
たいに暑い。 って?
う と
高< か なんaん
(2)この服は、買って何年にもなる B:壳ったというか、まあ、取
し也っ
しAUん
が、新品みたいにきれいだ。 られたみたいなものだ。借
青ん ていと与
こ ども
金の抵当にはいってたん
(3)子供みたいにすねるのはやめ
ろよ。 だそうだよ。
「まだ現実にはそうなっていないが、ほと

561
573
みたいだ

んど確実実にそうなる」あるいは「ほとん みたいだった。
ど同じと言ってよい状態である」という意 話し手の推量を表す。「はっきりと断定は
味を表す。話しことばでは「ものだ」で できないが、そのように思うという意味。
はなく「もんだ」が使われることが多い。 話し手が、何かを見たとか、音を聞い
2 ...みたいだ <推量> た、匂いをかいだなど自分自身の直接
だれ加のじょ ほんみょ5 し
(1)誰も彼女の本名を知らないみ 経験したことをもとに推論したことを述
たいだ。 べる表現。
九なか ら
あ東
これに対して、他の人から聞いた話な
(2)田中さんは甘いものが嫌いみ
ど間接的な情報にもとづいた話し手の
たいだ。
推量を表すときには「らしい」が使われ、
(3)どうもかぜをひいたみたいだ。 聞いたことをそのまま報告する場合には
こんどは?い し
(4)今度発壳された辞書は、すごく 「そうだ」が使われる。
いいみたいだよ。 (例)山下さんは今日は来ないみた
なに 乙
ですね(もう、時間も遅いし)。
(5)何か焦げているみたいだ。へ
亿书 (例)山下さんは今日は来ないらしいで
んな匂いがする。
ひとだれ すよ(直接きいたわけではないが、
(6)A:あの人誰?
他の人がそう言っていた)。
龙れ きんじょひと
B:誰だろう。近所の人じゃな (例)山下さんは今日は来ないそうです
いみたいだね。 (山下さんから「行かない」という
しけん
(7)A:試験はいつあるんだい。 伝言があった)。
らいLp3 「...みたいだ」と「...みたいだった
B:来週みたいだよ。
ひとかいしゃ の二つはどちらも使える場合が多いが、
(8)A:あの人会社をやめたの?
意味は異なる。次の例のように「V-たみ
B:みたいだね。 たいだ」は、過去に起きたことがらについ
こばやし
(9)A:小林さんはもうア又り力に て、話し手が話している時点で推量し

行ったのかな? た結果を述べている。
し沙っばっ (例)A:田中さんはいつ来たのかな?
B:ええ、きのう出発したみ
B:午前中は見かけなかったか
たいですよ。
や去もと 书こ ら、昼から来たみたいですよ。
(10)A:山本さん怒っていたでし 「V-たみたいだった」は、話し手が過去
ょう? のある時点でそのように思ったということ
おこ
B:うん、すごく怒ってるみた を表す。
(例)昨日の夜は妙だった。誰か来たみ
いだった。
名さ善 たいだったから、ドアをあけてみた
(11)そのときの佐々木さんはなんだ
动 かれ が、だれもいなかった。そんなこと
か怖くて、いつもの彼ではない が何度もあった。

562

574
だりにーみる

また、見たままの様態を述べる場合、 しなくなる。
例えば目の前にケーキがある時に「この 例をあげる場合に使う。(1)は、「例え
ケーキはおいしいみたいだ」とは言わな ば、東京や大阪などの大都会」(2)は
い。この場合には「このケーキはおいし 「例えば、デパ—トやデパ—トのような大
そうだ」と言う。 きな店」という意味。
(例)A:これ、新しく買ったテ—プa (5)(6)(7)は例示の形をとってい
—ダ一です。 るが、実際には「今年は暑かったので
(正)B:便利そうですね。 働くのが本当にいやになった」「君は本
(誤)B:便利みたいですね。 当にあわてものだ「彼は勝手なことばか
このときに使われる[そう|は、伝聞の りしているから、そのうち誰も相手にしな
「そう」とは違うので注意が必要である。 くなる上同じと考えてょい。丁寜な話し
伝聞の場合には[おいしいそう尤[便利 ことばでは「...のような/ように」が用い
だそうだ」となる。 られる。
3...みたい <例示>
[NみたいなN]
[Nみたいに 【みだりに】 ど与32 あた
とう老ょう 書抬き加 だいと加い
(1)東京や大阪みたいな大都会 (1)みだりに動物にえさを与えな

には住みたくない。 いでください。
さん品んかんし中しん 意加い
た にん ゃ 态 い
(2)A:三分間写真の機械って、 (2)みだりに他人の部屋に立ち入

どんなところにある? るべきではない。
Lhsん V こ Ch
B:さあ、デパ—トみたいなと (3)新聞と言えども、個人のプライ
こうひょう
バシーをみだりに公表する乙
ころにはあるんじゃないか
とはゆるされない。
な。
ほ号
なに な加 ば3 の 「必要もないのに」[許可なく」[勝手に」
(3)何か細くて長い棒みたいな物
の意味。「みだりに...するな/してはい
はありませんか。
さとら えいこ じ けないなど、後には人の行動を禁止す
(4)佐藤さんみたいに英語が上手 る表現が続く。日常の話しことばでは、
になりたい。 「勝手に..しないでください」がよく使力
ことし あつ は大ら

(5)今年みたいに暑いと、働<のが れる。書きことば的なかたい表現。
ほんとら
本当にいやになる。
老み もの み
(6)君みたいなあわて者、見たこと 【みる】
がないよ。 1...をみる
かれ 加って [Nを子る]
(7)彼みたいに勝手なことばかりし
だれ あいて [Vのをみる
ていると、そのうち誰も相手に み す
(1)テビを見るのが好きだ。

563

575
みる
まど く电 なが せい 亦 こん加い C け人 者も
(2)窓からぼんやりと雲が流れて (2)政府は今回の事件を重くみ
い み ないくいA加 世2与
行くのを見ていた。 て、对策委員会を設置すること
いそ加 しんん み けってい
(3)このごろは忙し<て新聞を見る を決定しました。
迅意っ ょう善しゃ よ
まもない。 (3)警察は、A容疑者にはまだ余
2上5力 尚止、五 意
(4)料理の味を見てください。 罪があるとみて、厳し<追求す
石 かま
(5)風吕の湯かげんをみる。 る構元です。
はん意ょう み
(6)しばらく反響を見てみよう。 「…と考えている」「..と推察している」
老かい ちょうし
(7)機械の調子をみる。 という意味。書きことば的なかたい表現。
んょ
(8)近所のおばさんに子供の面倒
こども めんどう 3にみる
老い意人 しん品人 3んち上う けv
(1)最近の新聞の論調にみる経
をみてもらっている。 艺へんち上う けいこ3 め
こ べん 济偏重の傾向は目にあまるも
(9)もしよかったら、うちの子の勉
老ょう み
のがある。
強を見てもらえませんか。 こん加い じしん んねん
ひと 世ん品泺ん (2)今回の地震は、近年まれにみ
(10)あの人の言うことを全部本気 だいさいがい
试か
る大災害となった。
にしていると馬鹿をみるよ。 しんん L 办龙
北 (3)く新聞や雑読などの見出し>ア
(11)あの人は子供の時からずっと
ちょうさ だいがくせV
2ら动 こん ンケート調查にみる大学生の
辛い目をみてきたのだから、今 世いかつじった きんせ人加んか<
ど しあ力 泽
生活実態と金錢感覚
度こそ幸せになって欲しい。
さくひんねん 加んせ
(12)作品は 20年後に完成をみた。
「..にみられる」という意味。書きことばで
使われるかたい表現。
「目でみる」という基本的な意味のほか
4 ...と二ろをみると
「舌や手などを使って調べる」「世話を かお
(1)うれしそうな顔をしているとこ
する」などの意味がある。(10)(11)は慣 し けん

用的な表現でそのような経験をするとい ろをみると、試験はうまくいった
う意味。(12)は、書きことば的なかたい ようだ。
~んじ み
表現で「長い時間がかかってやっと完成
(2)いまだに返事がないところを見
した、成功した」という意味。「医者が患 こうしょう v
ると、交渉はうまく行っていな
者をみる」という場合には、「診る」とい
いよう尤。
う漢字を使う。 ヘい意 加书

2 Nを...みる (3)平気な顔をしているところをみ
Cこ L
[NをA-<みる] ると、まだ事故のことを知らされ
[Nが V-るとみる] ていないのだろう。
けん あま しっばい
(1)試験を甘くみていると失敗しま
直接の経験を根拠に、話し手が推量を
すよ。 述べる場合に用いる。文末には「らし
い/ようだノにちがいない」などが使わ

564

576
みるからに—むき

れることが多い。「...ところからみて」とい 東西南北などの方角や前後左右、上下

う形が使われることもある。 など方向を表す名詞に付いて、その方
(例)高級車に乗っているところからみ 向に正面を向けていることを表す。(4)

て、相当の金持ちらしい。 は慣用的な表現の「前向きに」で、「な
5 V-てみる →【て承】 るべく実現させるように努力する」という
6 .からみると →【から承る】1 意味。
2 N屯き <適性>
じょせ也
【みるからに】 (1)女性向きのスポーツにはどん
べ や
はい み
(1)部屋に入ってきたのは、見るか なものがありますか。
ひん よ ち中うねん Cょ世 元りが 己跑型
らに品の良い中年の女性だっ (2)この映画は子供向きだ。
元 也加、扫书、い乙3
た。 み 也すもの
(3)この家は部屋数も多く台所も
ひろ だい加ぞ<
広い。どちらかというと大家族
(2)このコートは見るからに安物

尤。 向きだ。
ょら 考加い せいのう
ひと み
(3)あの人はいつも見るからに上 (4)この機械はたいへん性能がよ
とう 恙 相龙んた加おおがた いっ试ん
いが、值段も高く大型で一般
等そうなものを着ている。 加ていむ
み世 书く み
(4)店の奥から、見るからにやさし 家庭向きではない。
で し让 也 亦 心

そうなおばあさんが出てきまし (5)セールスの仕事には向き不向

た。 きがある。
2.也 老之 意。?了
き かい おお かてV
(5)通夜、葬式と続いて、ふだんは (6)この機械は大きすぎて家庭で
ん意 加れ、み つ加
つか 心
元気な彼も見るからに疲れた 使うのには不向きだ。
す力
ようすで座っていた。 「Nのためにちょうどよい/Nに適して
いる」という意味。「Nむきでない」の替
「外見から容易に判断できるほど」「見
わりに、「Nに不向きだ」と言うことがで
ただけですぐにわかるほど」という意味。
きる。(5)の「向き不向きがある」は、
慣用的表現で、「その人によって、適性
【むき】 があったりなかったりする」という意味。
1 Nむき <方向> 「むけ」との違いについては「むけ」を参
な整 也あか あたた
(1)南向きの部屋は明るくて暖か 照。
い。
み善也 书
3 Vむきもある
み かつやく こころよ おも
(1)君の活躍を快く思わないむき
(2)右向きに置いてください。 げんどう
よこむ ね
もあるようだから、はでな言動
(3)横向きに寝てください。 つつL ほら
害天起 けんとう 加ん加
は慎んだ方がいい。
(4)前向きに検討したいと考えて こん加 过加く じつげん

おります。 (2)今回の計画については実現を

565

577
むくーむけ
あ中
危ぶ护护き为ある。 ちらの形でも使う。「むいている」という形
「そういう人達もいる」という意味。(1) でも使える。また、名詞を修飾するときは
は、「快く思わない人もいる」、(2)は「実 「NにむいたN」の形がよく使われる。
現は難しいと考えている人もいる」という
意味。書きことば的なかたい表現。 【むけ】
4七きになる 1 NむけのN
い は かいし 乙地变
(1)むきになって言い張った。 (1)この会社では、子供向けのテ
人落、?<
(2)そんなにむきにならなくてもい レビ番組を作っている。
し±う其型 VLk招书
いじゃないか。 (2)小学生向けの辞書は字が大
かれ 书とこ し己とはなし よ
(3)彼はいい男だが、仕事の話と きくて読みやすい。
乙来
便しゅ せいひん すz
なるとすぐむきになるので困 (3)輸出むけの製品はサイズが少
书抬
る。 し大きくなっている。
「たいしたことでもないのに、本気になっ [N1むけの N 2」という形で、N1を对
て怒ったり、激しく主張したりする」意味 象として作られたN2という意味を表
を表す。(2)は「少し落ちついて、平静 す。(1)の場合は、「子どものために作
になったほうがいい」という意味。 られた番組」という意味。
よく似た表現に「...むきの..」「…よう
【むく】 の...」がある。「.…もき」は「…に適し
かれ がくし中 た」という意味。「..ようの」は、「…が
(1)彼は学者としてはすぐれてい
善ょうし 使うための、...の時に使うための」とい
るが、教師にはむかない。
たし Vと共? L它と う意味で「来客用のスリッパ」「パーテイ
(2)私は人と接する仕事にむいて 一用バッグ」というように使われる。
书も
いると思う。 2 Nむけに
わたし し と あ きら とらし节 ゅし中つ办 ひだn
(3)私は知らない人に会うのが嫌 (1)当社では、翰出向けに左ハン
し北 どし は せいん
いなので、セールスの仕事に ドルの自動車を早くから生産し
はむいていません。 ている。
し比改方こ 普ん方中うこうねん
(4)この仕事は美智子さんみたい (2)最近、中高年むけにスポ—ツ
ぶん かきょうしつ ひら
におしゃれな人に向いている クラブや文化教室を開いてい
招も 克方以点V
と思うんだけど。 る地方自治体が增えている。
力たし 1.云と し 力か じょせv
(5)私に向いた仕事はないでしょ (3)Y社では、若い女性むけにア
ぶんす<
うか。 ルコール分が少なくカラフル
加ん v かいはつち中う
「適性がある」という意味。「(人)が(仕 な、缶入り力クテルを開発中
事)にむく」「(仕事)が(人)にむく」のど である。

566

578
むけてーむしろ

「…を対象に/….を対象として」の意 二つのものを比較して、どちらかといえ
味。 ば一方の方がより程度が高いという意
味を表す。
2 ...よりも)七しろ
【むけて】
[Nよりも]むしろ]
[Nにむけて]
世んにっ<う びん がつと书か こ [V-る/V-ている より(も)むしろ]
(1)全日空103便は8月十日午 ほん 2x3
九 (1)お盆のこむ時期には、旅行な
前8時に、成田からロンドンに いえ
起しゅっばつ んかするよりも、むしろ家でゆ
向けて出発した。
老 っくりしたい。
(2)来たるべきオリンピックに向け だいと加v 专低55四5
V漂ん 与<与く (2)大都会よりもむしろ地方の中。
て準備が着々と進められて 张L体点 加が と
小都市で働きたいと考える人
いる。 点
し<333过世? じ世ん が增えてきている。
(3)新空港建設については、事前 えんだか こくないりょ乙ら
じうん 3ん、甚? (3)円高のせいで、国内旅行ょりも
に住民に向けての十分な説 かい力い ほう す
めい むしろ海外へ行く方が安くつく
明がなされなければならない。 莲ゃくてんけんし上う 书
という逆転現象が起こってい
(1)のように目的地やめぎす方向、
る。
(2)のようにめざす将来の目標を表す。 てん きょらし
(4)この点については教師よりもむ
また、(3)はその行為の向けられる対象 がくせい ほら し

を表す。 しろ学生の方がよく知ってい
る。
「XよりもむしろY」の形で使われて、ど
【むしろ】
1七しろ ちらかと言えばYの方が程度が高いこと
招も を表す。
(1)じゃましようと思っているわけ
善み 善ょう (1)(2)のように、単に比較するだけ
ではない。むしろ君たちに協 でなく話し手の価值判断が含まれて、
りょ< おも
力したいと思っているのだ。 「二つのもののうちひとつを選ぶなら、ど
号うせん意ょ 计 善
(2)A:総選挙からこっち、景気は ちらかと言えば後者がよい」という意味
よくなりましたか。 を表すことが多い。この場合には、後に、
宋之 「.するほうがよい」...したい」「Nがい
B:そうですね。むしろ前より
わる い/よい」など、話し手の好みや意向を
悪くなったんじゃないで
表す表現がくる。
すか。 (3)(4)の例は、「一般に考えられる
け善
(3)景気はよくなるどころか、むしろ のとは逆に」「期待していたこととは逆
わる
悪くなってきている。 に」という含みがあり、「かえって」「逆に」
「反対に」などでいいかえることができ

567

579
むやみにーむり
中ま みち まょ
る。 (2)山で道に迷ったときはむやみ
ある まわ
3 V-るぐらいなら七しろ に歩き回らないほうがいい。
V い龙< 老9
5v むし
(1)行きたくない大学に無理をし (3)たとえ小さな虫でも、むやみに
v はたら 乙方
て行くぐらいなら、むしろ働きた 殺してはいけない。
书も
这い善ん ちち とし
いと思っている。 (4)最近、父は年のせいか、むや
善ん》 と意书上意
书こ
(2)こんなに金利の安い時に貯金
みに怒る。
なんかするぐらいなら、むしろ 結果がどうなるか、あとさきを考えない
加い力い?上23 い ほう
海外旅行にでも行った方がい で何かをする様子を表す。後に「する
い。 也つ えんじょ 5
な」「してはいけない」などの禁止表現

(3)あんな奴に援助を受けるぐら や「しない方がよい」「するのはよくない」
し えら などがくることが多い。また、(4)は、度
いなら、むしろ死を選示。
をこしている様子を表す。「むやみやた
「XぐらいならY」の形で使われて、話 らに」は「むやみに」を強調した表現。
し手にとって、「XよりもYの方が好まし 「むやみと」の形でも使われる。
い」「話し手にとってXは望ましいことで
はないので、Yを選ぶ」という意味を表
す。「XくらいならY」と言うこともある。 【むり】
4.....というよ忧しろ..だ
1七り
いむ p
ひと てんさv (1)無理を言わないでよ。
(1)あの人は天才というより、むし 也D ねが
<北 (2)無理なことをお願いしてすみ
ろ努力の人です。
こん加い
(2)今回の出来事は、事故というよ
飞老上 じこ
ません。
力かと ち加 9
じん&v (3)若い時とは違って無理がきか
りむしろ人災だ。
加のUt
(3)彼女は美人と言うよりむしろ可
Vん v 加
ない。
わい かん 「不合理なこと、行きすぎたこと」という意
愛いという感じだ。
味。(3)は慣用的な表現で、「過重な負
あることがらについての表現や判断の
担に耐えられない」という意味。
仕方を比較するのに用いる。「Xという
2 ...はむりだ
言い方、見方もできるが、比較すればY いちにち あたら 加ん C お床
(1)一日に新しい漠字を50も覚
という言い方、見方の方が妥当だ」とい 起9
う意味。 えるのは無理尤。
x 乙 も 电 n
(2)その仕事は子供には無理です
【むやみに】
ひと もの
よ。 あした しwうり
(1)人の物にむやみにさわらない (3)A:これ、明日までに修理し

ほうがいい。 てもらえますか。

568

580
めく
あし た も り 1.けん,ちか い主起)
B:明日ですか、ちょっと無理 が、試験も近いのに、今無理を
う意 たい~人
ですね。 して病気にでもなったら大変
するのが難しい、たいへん困難だ、不可 だよ。
かいしゃ どうきんとりひ
能だという意味を表す。 (3)あの会社は不動産取引でか
3 ..にはむりがある むり
こんど はか< 起) なり無理をしていたようです。
(1)今度の計画には無理がある。
こうじ 评つ かんせV 出来ないこと、難しいことを強引にすると
(2)この工事を3か月で完成させ いう意味を表す。
心)
るというのには無理がある。 6 ..のもむもない
きみ かんが 加た む n
(3)君の考え方には無理がある …のも尤り(は)ない

よ。 (1)あんなひどいことを言われて
かれ 书乙 む n
実現不可能な点がある、または、理屈に は、彼が怒るのも無理はない。
こ あそ
あわない点があるという意味を表す。 (2)うちの子は遊んでばかりいる。
あそ
4七に あんなに遊んでばかりいては
こ力
世以世意 加盈 赴り
(1)A:かばんが壊れちゃった。 成績が悪いのも無理はない。
ちv 也
し乙と
B:そんな小さなかばんに無 (3)A:仕事をする気になれない
9っ こ
理に詰め込むから龙よ。 なあ。
か善。こわ あつ む )
(2)このスーツケースは、鍵を壊し B:こんなに暑くちや、無理な
む 9あ
て無理に開けようとするとブザ いよ。
—がなるようになっています。 ことがらを表す表現に続いて、そのこと
う以、 D
(3)いやがる友人を無理につれて がらが起こるのは当然だという気持ちを
い 表す。当然だと納得するための原因や
行った。
V む n い 理由が共に述べられることが多い。(3)
(4)行きたくなければ、無理に行〈
のように「..のも」の部分は省略すること
ことはない。
かれ むり ができる。
(5)彼がいやがっても、無理にでも

連れて行くつもりだ。
【めく】
できないことややりたくないことを強引に [Nめ<]
すこ はる
やる様子を表す。
(1)少しずつ春めいてきた。
5もりをする なそ じょせV
老 ) からだ (2)どことなく謎めいた女性がホ一
(1)無理をすると体をこわします い <ち 态
ルの入り口に立っていた。
よ。
よるおそ 心ん意上う
かれ ひに<
(3)彼は、皮肉めいた言い方をし
かた

(2)夜遅くまで勉強するのもいい
た。

569

581
めくーめったに
かれ つ< 6の 力ら

(4)彼の作り物めいた笑いが、気 を修飾するときには、「NをめぐるN」「N
になった。 をめぐってのN」の形になる。
(例)政治献金をめぐる疑惑がマスコ:
名詞に付いて、それが表す要素をもって
に大きくとりあげられている。
いる、という意味を表す。例えば(1)は
(例)父親の遺産をめぐっての争いは、
少しずつ春のようになってきたということ
日増しにひどくなっていった。
で、冬の終わりごろに使う。使用する名
詞は限られている。名詞を修飾する場
合は(3)(4)のよらに「NめいたN」と 【めったに】
いう形になる。 1めったに..ない
わたし 言け の
(1)私は酒はめったに飲まない。
乙 ょ方示 ょう
【めぐって】 (2)うちの子は丈夫でめったに病

[Nをめって] 気もしない。
けん深う かいせ こっ加V とこ す
(1)憲法の改正をめぐって国会で (3)人混みは好きではないので、
は伊 3ん意 たた加 上之考上方、招お意加 だいと し
激しい論議が闘わされてい
東京や大阪などの大都市に
る。 はめったに行かない。
かれ じさつ さま芒去
ごろき かい ゆうしゅ方 こしょう
(2)彼の自殺をめぐって様々なう (4)この頃の機械は優秀で故障
わさや憶測が乱れとんだ。 はめったにない。
Vん V し也ない けんあ< い东か
(3)人事をめぐって、社内は険悪 (5)わが家はずいぶん田舍にある
き也く
な雾囲気となった。 ので、お客がやって来ることは
「…に関して」「…について」という意味。 めったにない。
あることに関した周辺のことがらも含め がくせじだい ゆうじん とお はな
(6)学生時代の友人とも遠く離れ
て対象としてとりあげるのに用いる。「. あ
てしまって、めったに会うことも
について」のように、いろいろな動詞とい
っしょに使えるわけではない。 なV。
方か已ろ まちな加 中せ しょうどう示つ
(誤)日本の経济をめぐって研究して (7)近頃は町中で野生の小動物

います。 を見かけるようなこともめったに
(正)日本の経济について研究してい
なくなった。
ます。
何かをする回数が非常に少ないことを
後に続<動詞は「議論する、議論を闘
表す。(1)~(3)のように、「めったにV
わす、うわさが流れる、紛糾する」など
-ない」の形か、(4)(5)のように「.
に限定されており、Nがどうなのかをい
はめったにない」の形で使われることが
ろんな人が議論したり、話し合ったりで
多い。
きるものでなければならない。「をめぐり」
「たまに」も頻度が少ないことを表す
は、書きことばによく使われる。また名詞
が、強調する点が違う。例えば、次の例

570

582

1、2はどちらも「酒を飲む回数がたい 使われなくなってきている。ここでは「よ
へん少ないこと」を表しているが、(例 ほど特別な人以外には話してはいけな
1)の「めったに...ない」は回数が「少 い。」という意味。
ない」ことを強調している。それに対し
て、(例2)の「たまに」は頻度は低いが
【も】
飲むことが「ある」ことを表現している。 1 Nもく累加>
(例1)私は酒はめったに飲みません。
a Nも
(例2)私は酒は嫌いですが、友だちに つか
(1)A:なんだか、すごく疲れまし
誘われたときなど、たまには飲
むこともあります。 た。
わたし
あまり....ない>ほとんど/めったに.. B:ええ、私もです。
ない>ぜんぜん/まったく...ないの順に
と5差:う v か元 しず书か
(2)東京へ行くので、帰りに静岡
頻度が低くなる。 ょ
にも寄って来る。
2 めったな 意上之、あ也
书どろ わたし (3)今日も雨だ。
(1)めったなことで驚かない私も、 わたし ひ あた 力る
(4)私のアパートは日当りが悪い。
そのときばかりはさすがにうろ 加世と书 ょ
そのうえ、風通しも良くない。
たえてしまった。 きょら 加世 つょ あめ 系
中ました と (5)今日は風が強いし、雨も降りだ
(2)A:山下さんが盗ったんじゃ
しそうだ。
ない?
记 同類のものごとをさらにつけ加えるのに
B:しっ。証拠もないのに、め
v 用いる。他に同じ様なものごとのあること
ったなことを言うもんじゃ が前提とされているが、その存在が单に
ないよ。 暗示されているだけの(3)のような場
意加 法5元
(3)この機械は丈夫ですから、めっ 合もある。名詞に直接付くだけでなく、
こしょう (2)のように「名詞+助詞」に付くことも
たなことでは故障しません。
ひと はな ある。
(4)このことは、めったな人に話し
b NもNも
てはいけない。 (1)セルソさんもイサべラさんも~
慣用的な表現。「めったなことで(は).. ひと
ル一の人です。
ない」の形で使われて、「よほど特別な やました た なか い二
(2)山下さんも田中さんも、英語は
ことがなければ..ない」という意味を表 と<v
す。(1)は、「驚くことはほとんどない、 あまり得意じゃないでしょう。
くうこら でんし
たいていのことは平気だ」、(2)は[いい (3)空港までは電車でもバスでも

かげんなこと、思慮のないことを言っては 行ける。
た なか やました れんら<
いけない」という意味。 (4)田中さんにも山下さんにも連絡
(4)の「めったなN」の形は、あまり

571

583

ね は こんきょ

しておきました。 (7)根も葉もない(=根拠のない)
た なか も力もと よ うわ名
(5)A:田中さんか森本さんを呼 呼をたてられる。
わたし に か< もんく
んできてくれない? (8)私は逃げも隠れもしない。文句
た左加 もりもと き
B:田中さんも森本さんもまだ があったら、いつでも来なさ
しゅっしゃ
出社していないんです い。
けれど。 「寒い・暑い」「手・足」など一対にな
あめ 系 か世つょ
(6)雨も降ってきたし、風も強<なっ った言葉を取り上げて、それらのどちら
でもないとい意味を表す。慣用的な表
てきました。
かね ひま 現が多く、さらに固定化したものに「にっ
(7)金もないし、暇もない。 きら ちもさっちもいかない(=どうにもならな
ねこ す ひと
(8)猫が好きな人もいるし、嫌いな い)」がある。
ひと
人もいる。 (例)今回の事件はにっちもさっちもい
同類のものごとをならべて取り上げるの かない状態だ。
に用いる。名詞に直接付くだけでなく、 b V-るもV-ないもない
と书加
(3)(4)のように「名詞+助詞」に付く (1)A:すみません。十日までには
こともある。 できそうもありません。
2 ...も.も<対句的> なに い
B:何を言ってるんだ。いまさ
a .も.も.ない
ら、できるもできないもな
[NもNも…ない]
[NaもNaもない] いだろう。やってもらわな
乙史
[A-<もA-<もない] いと困るよ。
[R-もR-もしない] (2)A:すみませんでした。許し
冲る

さ心 高つ

(1)寒<も暑くもなく、ちょうどいい気
こう てください。
冲る きみ
候だ。 冲る

B:許すも許さないもない。君
せいせ老 あ
(2)成績は上がりも下がりもしな せきにん
げんじょら V
の責任じゃないんだから。
い。現状維持だ。 しVh たんいん点にん
し中み おんがく じ上う式
(3)A:ご主人、单身赴任なさる
这んせい
(3)趣味で音楽をやるのに上手も
へた んですって? 賛成なさっ
下手もない。
い史 Vち上な人、V たんですか。
甘V
(4)今はな、長男も次男もない時
だい B:賛成するもしないもない
代だな。 世ん品ひ上2 意
意い善ん 书とこ书んな じだい んですよ。全部一人で決
(5)最近は男も女もない時代だ。 い
つょ て あし めてしまってから、言うん
(6)あまりの強さに手も足もでない
ですから。
(=どうしようもない)。 はんたい
(4)A:反対なさるんじゃないか

572
584

Uhはい
と心配しているんです が。 よろこ
はんたい
が。
はんたV
B:反対するもなにもない。喜
书らえん
B:反対するもしないもない。 んで応援するよ。
よろこ おうえん
喜んで応援するよ。 否定を強めるのに用いる。(1)(2)は、
同じ動詞を繰り返し用いて「する、しな 名詞に付いて、それだけでなくその他の
いを問題にしていられる状況ではない」 ものもないという意味を表し、ないことを

という意味を表す。相手のことばの一部 強調している。(3)~(5)は、相手の言
を繰り返して、それを強く否定したり、そ 葉の一部を繰り返して、それを強<否定
んなことを言っては困ると強くたしなめ したり、そんなことを言っては困ると強く
たりするのに使う。 たしなめたりするのに使う。「V-る6V-
C ....もなにもない ないもない」と同じ用法。
あい
(1)愛もなにもない乾いた心に潤
か力 乙ころ う急书 d ...も...も
も上 [V-るも V-る/V-ない も]
いが戻ってきた。 V と きみ こころひと
せじ?hD せいかい (1)行くも止まるも君の心一つで
(2)政治倫理も何もない政界には、
な v 起だ す。
何を言っても無駄だ。 い い
注は け て つだ (2)行くも行かないもあなたしだい
(3)母 :テレビを消して、手伝っ
です。
てちょうだい。 せこう <
こ ども いま (3)成功するもしないも努力しだ
子供:だってえ、今いいところ
いだ。
なんだもん。 か ま と苦 うん
はは (4)勝つも負けるも時の運だ。
母 :だってもなにもありませ
意 「行<・行かない」「勝つ・負ける」など
ん。すぐ来なさい。
ひ がじk353 し5 一対になった言葉を用い、後に「...しだ
(4)A:被害状況をよく調べま いだ」「..にかかっている」などの表現を
善地うじょたい はけ人
してから、救助隊を派遣 伴って、「どちらにするかは..にかかって
けってV
するかどうか決定したい いる」「どちらになるかは…で決まる」と
かんが いう意味を表す。
と考えております。
なに い し5 3極端な事例+も
B:何を言っているんだ。調
なに [N(+助詞)も]
べるも何もないだろう。こ [V-るのも]
记ん 化ほんこ ねん
れだけけが人が出ている (1)日本語をはじめて1年になり

んだから。 ますが、まだひらがなも書けま
はんた
(5)A:反対なさるんじゃないか
ん比
せん。
心式か 加ん
と心配しているんです (2)スミスさんは、かなり難しい漢

573

585

V よ まんえん
字も読めます。 (5)ほしいけれど、10万円もするな
かんたん しこと こ か
(3)こんな簡单な仕事は子供にも ら、買えない。
あたら くる主 加 おも 方ょ

できる。 (6)新しい車を買おうと思って貯
书そ 乙文 きん はじ もくひょう
(4)恐ろしくて、声もでませんでし 金を始めたが、目標までまだ
虫んえん た
た。 50万円も足りない。

(5)立っていることもできないほど 数量の多さや程度の高さを強調するの
つか
疲れました。 に用いる。
中つ 加扫
(6)あんな奴は顔を見るのも嫌だ。
为 い中
b数量詞+も...ない
书ょ 化がて
さいあく ばあ かんが (1)泳ぐのは苦手で、ほんの5 m
(7)最悪の場合も考えておいたほ 书よ
も泳げない。
うがよい。
高たま いた ちい 书と (2)ここからあそこまで10mもな
(8)頭が痛いときには、小さな音で
さえもがまんできない。
いだろう。
さい不 なか 元ん のこ
じんるv つ (3)財布の中には、500 円も残って
(9)人類は月にまでも行くことがで
いない。
きるようになった。 はv 示ん
(4)ベッドに入って10分もたたな
極端な事例をあげて、それよりも程度の ね
いうちに寝てしまった。
小さいことがらについては当然そうであ
る乙とを暗示する。たとえば、(1)では一 数量の少なさや程度の低いことを強調
番やさしいひらがなも書けないのだか して否定の意を強めるのに用いる。程
ら、「それよりも難しい力夕力ナや漢字は 度の高いことを強調する「6-4 a」の用
当然書けない」匕いう含みがある。また、 法と紛らわしいので注意を要する。
(8)~(9)のように「さえ」「まで」など (例)こんな豪勢な暮らしをしていて、
を伴って意味を強調することもある。 わずか10万鬥も支払えないの
4数量詞+も か。(程度小)
a数量詞+も (例)学生の身分で月々10万用も支払
あめ みっ加 亦

(1)雨はもう三日も降っています。 えるはずがない。(程度大)
だいこんいっ深ん えん C最小限の数量+も...ない
(2)大根一本が 300鬥もするなん 意ゃく
(1)客はひとりも来なかった。
て..。 かのじょ い方比ち力す
はんせん じ中うまんにん ひと (2)彼女のことは一日も忘れたこと
(3)反戦デモには十万人もの人が
んか
はない。
参加し大。
ほん の
がいこく いっ加い v.
(3)外国へは一回も行ったことが
(4)いっペんにビールを20本も飲
ない。
むなんて、あいつはどうかして しば かn ifんいん 加れ
(4)失敗は彼が原因だったが、彼
いるよ。

574

586

せ ひと
を責めようとする人はひとりもい e数量詞+も...か
C き次うしつ
なかった。 (1)事故にあってから、救出され
かん
95う9 すこ
(5)この料理は少しもおいし〈な るまで1時間もあったでしょう
心方m5
い。 か、夢中だったのでよくわかり

「とりも」「ひとつも」「一回も」など最小 ません。
さ加な お书
限の量を表す「1」の付く言葉や「すこ (2)A:その魚はどれくらいの大き
し]を打ち消しの表現とともに使って、「ま
さでしたか。
ったく/ぜんぜん..ない」という意味を
B:そうですねえ。50 cmもあ
表す。
d数量铜+も …ば/…たら ったかなあ。
む加しい元に力 おお き
し亡と みっ加 以中ら
(3)昔、家の庭に大きな木があっ
(1)この仕事なら、三日もあれば充 たが
示ん
た。高さは4、5 mもあっただ
分だ。 す善 なに おも

(2)A:テープレコ-ダーって、い ろうか。杉か何かだったと思う。
ちょっけ
(4)直径3センチもあろうかという
くらぐらいするものですか。 こおり かた 亦
也す
B:そうですねえ、安いものな 氷の固まりが降ってきた。
乙せんえん か
ら、五千鬥もあれば買えま 「あったでしょうか」「あろうか」などとい
っしkに使われて、話し手の主観的な判
すよ。
ま 断によるおおよその量を表す。
(3)もうしばらく待ってください。10
示ん せんせいもと 5疑問詞+も
分もしたら、先生は戻っていら a疑問詞+(助詞)+も
おも 也害龙 ほん ょ
っしゃると思います。 (1)山田さんはいつも本を読んで
あめ こ
(4)雨はだんだん小降りになって いる。
示ん
きた。あと10分もすればきれ (2)だれもが知っている。
は あ
いに晴れ上がるだろう。 (3)どれもみんなすばらしい。
し世人 大 ただ
(5)このあたりは、自然が豊かだ (4)どちらも正しい。
ねん 加いはつ
だn し
が、6う10年もたてば、開発さ (5)誰も知らない。
だれ はな
れてしまうだろう。 (6)このことは誰にも話さないで〈
あることがらが成立するのにこの程度の ださい。
左に か
数量があれば十分だということを表す。 (7)何も買えない。
「ば」のほかに、「たら」や「と」も用い じ Ls 书<

(8)この辞書はどれも役にたたな
られる。また、文末には「だろう」「でし
よう」「と思う」など話し手の推量である い。 ただ
ことを表す表現がくることが多い。 (9)どちらも正しくない。

575
587

「だれ・なに・どれ・どこ・いつ」などと ことを表す場合もあるので注意を要す
いっしょに使われて、どの場合にも当て る。
はまることを表す。(1)~(4)のように (例1)試験まで後何日もない。(=短
肯定文に用いられる場合には全面肯 い間)
定、(5)~(9)のように否定文に用いら (例2)彼は何力月も姿を見せなかっ
れる場合には全面否定を表す。ただし、 た。(=長い間)
次の「いくら6ある」は、たくさんあること、 6 Nも <提題>
あ责 加 こうょう うっく
「いくらもない」は、ほとんどないことを表 (1)秋も深まって、紅葉が美しい。
す。 ょ
(2)夜も亦けた。
(例)そんな話はいくらもある。 な加 なつやす 书

(例)財布の中には、いくらも入っていな
(3)長かった夏休みも終わって、あ
加?
い。 したからまた学校が始まりま

bなん+助数詞+も す。
空んにん、七も 加れ 乙ま
(1)タイには何人も友だちがいる。 (4)彼にも困ったものだ。
なんかい、加いがい?ょこう な
(2)何回も海外旅行をしたことが (5)さっきまであんなに泣いていた
あ加 ば方 ね
ある。 赤ん坊もようやく寝ました。
なん ~んV かれ なお い力、<3
(3)何度もノックしたが、返事がな (6)彼のきげんも直って、平和な空
意 もど
い。
卤热 空人にち、 ?
気が戻った。
(4)雨は何日も降り続いた。 (1)~(3)のように、季節の変化や、
なん 伊つ るす にわ
(5)何か月も留守にしたので、庭 ものごとの始まりやおわりなど、時間が過
点 任
は荒れ放題尤。 ぎていくのにともなって変化するようなこ
とがらを、話し手が感慨をこめてとりあ
数量や回数などが多い様子を表す。
げたり、(4)~(6)のように、他にも同
cなん+助数詞+も...ない
もんだい ひと んにん じようなことがあることを暗示することで、
(1)この問題が解ける人は何人も
表現をやわらげて提示したりする場合
いないでしょう。 に用いる。
わたし <に 南 い方
(2)私の国では、雨が降る日は一 7 NもN <強調>
ねん なんに方
年に何日もない。 (1)あいつは、うそつきもうそつき、
书 なん示ん 书お
(3)すぐに終わります。何分もかか 大うそつ青だ
かれ りょ3し 之 书まおく やま
りません。 (2)彼の両親の家は、山奥も山
じんせい なん 书< い方江儿方加 文意 く至来 V
(4)こんなチャンスは、人生に何度 奥、一番近い駅から車で3時

もない。 間もかかるところにある。
とう けの
数量や回数などが少ない様子を表す。 (3)A:佐藤さん、酒飲みなんで
ただし、次の(例2)のように数量が多い すって?

576

588

きけの さけの は中 お おそ お
B:酒飲みも酒飲み、ものすご 早く起きることもあれば遅く起き
さけの
い酒飲みだ。 ることもある。
じんせ ら<
同じ名詞を繰り返して、その程度が普 (2)人生、楽もあれば苦もある。
加ぶか ペんどう だれ 力
通でないことを強調するのに用いる。 (3)株価の変動は誰にも分からな
8 NもNなら あ
い。上がることもあれば、下が
NもNだが
书や书や こ こ る乙ともある。
(1)親も親なら子も子尤ね。 くるま の 心んり と苦
にい にV ね元 (4)車に乘っていると、便利な時も
(2)兄さんも兄さんだが、姉さんだ 系心ん とき
あれば、不便な時もある。
ってひどいよ。 书んせん

(5)温泉といってもいろいろだ。硫

世いじ加、世いV加
(3)わいろをもらう政治家も政治家 书う 品<
招 盖出3、 黄が含まれているものもあれ
だが、それを贈る企業も企業 たんさん ふ<
ば、炭酸が含まれているものも
だ。 ある。
[XもXならYもYだ」などの形で、どち
あることがらについてのバリェーションを
らにも問題があることを非難する気持ち
並べて、いろいろな場合があることを表
を表す。
す。対照的なことがらを並べることが多
9 ..もあり.…もある
[NでもありNでもある] い。
[Na でもあり Na でもある]
11 ...もV-ない
[NもV-ない]
[A-<もありA-<もある]
かれ かいし节 そうしし节 [R-もしない]
(1)彼はこの会社の創始者でもあ ほんとう しつれ つ
い吏 しゃちょ5 (1)あいつは本当に失礼な奴だ。
り、今の社長でもある。 方 あいきつ
五以た わたし 善计 道であっても、挨移もしない。
(2)藤田さんは私の義兄でもあり む才こ 加 力る
(2)息子は体のぐあいでも悪いの
師で有ある。 ゅうし上く て
かれ い しんがい か、夕食に手もつけない。
(3)彼の言ったことは、心外であ こ 25V5う
不ゅかい (3)あの子は、ほんとうに強情だ。
り不愉快でもある。 Lか 本

むすめ けっこん うれ あんなにひどく叱られても、泣


(4)娘の結婚は、嬉し<もありさみ
きもしない。
し<电ある。 宋之 吉
(4) 前から気がついていたのか、
「XもありYもある」の形で、XとYの两 はは 方ち かいし き
母は父が会社をやめたと聞い
方であることを表す。 おどろ
ても驚きもしなかった。
10 .もあれば …もある ね乙 さかな
[NもあればNもある] (5)うちの猫は魚がきらいで、さし
み整
[VこともあればVこともある] みをやっても見向きもしない。
书 じ かん き
(1)起きる時間は決まっていない。 (6)さわりもしないのに、ガラスの口

577

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もう1
力 Vかん た V
ップが割れてしまった。 (3)時間が足りなからたので、言
う加大 飞人き じmう示ん い
(7)夕方になっても、電気もつけな いたいことも十分には言えな
ほん ね一ち中ら
いで、本に熱中していた。 かった。
节虫龙 おこ 四5 V し也 たす
(8)山田さんは怒ったのか、さよな (4)こんな無能な医者では助かる
い か元 いのち たす
ら为言わないで帰ってしまっ 命も助からない。

た。 老护 こ电 う力
同じ動詞を繰り返して、[普通なら当然

(9)この寒いのに、子供たちは、上 できることもできない」という意味を表
善 はし まわ す。また、次のような慣用表現もある。
着も着ないで、走り回ってい
(例)叔父が急に亡くなったというので、
る。 取るものも取りあえず(=大急ぎ
否定の意を強調するのに用いる。普通 で)駆けつけた。
なら当然するはずのことをしないので、
話し手が驚いたり、あきれたりしている
場合に使うことが多い。
【もう】
1もう+数量詞
12..もV-ずに 人

示か加ん加 し?nv (1)すみません、もう5分ここにい


(1)わたしは深く考えもせず、失礼
V てください。
なことを言ってしまった。 い方じ かん ま 加れ
加の上 < にん (2)もう一時間待って、彼が来なか
(2)彼女は食事もとらずに、けが人 名青 V
加んx5 ったら先に行<。
の看病をしている。 ひと 2Ukう加 ひと
加のじ上 加に上世以上 (3)もう一人紹介したい人がい
(3)彼女は、若い女性が興味を持
ちそうなことにはいっさい目も

る。ひ中く文ん 善っ示 か
けん意中ら ほっとう (4)もう百再あれば、切符が買え
れず、研究に没頭していた。
[...もしないで」の書きことば的な言い る。 ょ ほん
(5)为う10~ージ読めば、この本
方。 ょ 书
→【も】11 は読み終えられる。
いっ加い
13 ..もの/…二と もV-ない (6)もう一回だけテストしてみよう。
[V-る もの/こと もV-ない] い方ど
(7)もう一度だけ会ってください。

ねばう 大 大
いっかいせん
(1)寝坊したので、食べるものも食 (8)みんなが来てから、もう一回先
加いし v せ でんわ
べないであわてて会社へ行っ
生に電話してみた。
た。 龙
量などをさらに付け加えるのに使う。たと
意沙う あ动 加
(2)急に雨が降り出したので、買う えば、(4)は、「お金がいくらかあるが、
か か元
ものも置わないで帰ってきてし これに加えて百田あれば、切符が買え

まった。 る」という意味。

578

590
もう1

「あと5分」のように「あと」で言い 属性や状態を表す表現とともに使って、
かえられることが多い。ただし、「あと」 現在の状態よりわずかに程度が高い乙
の方は、「これが最後の残Jという含み とを表す。
があるが、「もう」には特にそういう含み cもうすこしで V-そうだった
すこ
がない。回数などについては、それで最 (1)もう少しでうまくいきそうだった
後とは言いにくい場合は「あと」ではなく 速は
のに、邪魔が入ってしまった。
「もう」を使う。たとえば、「みんなが来て すこ かいしゃ お<
(2)もう少しで会社に遅れそうにな
からあと一回先生に電話してみた」はや ま

や不自然。 ったが、ぎりぎりで間にあった。
す乙 い 活人上方
2もうすこし (3)もう少しで本当のことを言いそ
なん 加主ん
aもうすこし/もうちょっと<量> うになったが、何とか我慢し
す乙

(1)もう少し、ミルクをください。
す乙 す
た。
亦た り すこ
(2)もう少しここで過ごしたい。 (4)三人はもう少しでけんかしそう
すこ 宋 ゅ入试人 力 なん と
(3)もう少し待てば、順番が回っ にな的九が 和十」が何と加止

てくる。 めた。
(4)ゴールまで、もうちょっとだ。 「ある事態が起こる寸前まで行った」とい
現在の状態から少量の增減か変化が う意味。「もう少しで...ところだ」と言いか
あることを表す。「あとすこし」ともいう。 えられることが多い。くだけた会話など
また、「もうちょっと」は、「もうすこし」よ では「もうちょっとで」も使う。
りくだけた表現で、日常の会話などで使 dもうすこしで V-る北ころだっ力
す乙
うのが普通。量が多い場合は使えない。 (1)もう少しでけがするところだっ
(誤)もうたくさんほしい。
た。
(正)もっとたくさんほしい。 ある
(2)ほんやり歩いていて、もう少し
bもうすこし/もうちょっと <程度> くる宋
く召来、加 で車にひかれるところだった。
(1)もう少しいい車を買いたい。 あ加 すこ ね
发ん すこ ひく ほら (3)赤ちゃんはもう少しで寝るとこ
(2)温度はもう少し低くした方がい 轨力批也
ろだったのに、電話の音で目
い。すこ お书
(3)もう少し大きな声で話したほう
乙元 はな
をさましてしまった。
じっけん しっばい ほんとう
(4)実験はまた失敗したが、本当
がいい。 す せいこう
すこ はもう少しで成功するところだ
(4)かれなら、もう少しむずかしい
もんだ ったのだ。
問題もできるだろう。
やす 「V-るところだった」を強める言い方。
(5)もうちょっと安いものはありませ
→【と二ろ龙】2b
んか。

579

591
もう2

【もう2】 たら、もう5時だ。
考 あ者
1もう<完了> (2)気がついたらもう朝だった。
意ょう 1 世ん 书 こ う
(1)今日の仕事はもう全部終わっ (3)この子はもう10才だから、十
ん品しKA
た。 いまひょうばん
分事故の証人になれる。
う之 はる
(2)A:今評判になっているあ (4)こよみの上ではもう春なのに、
えい加 み 中意 西
の映画、もう見ましたか。 まだ雪が降っている。
患表 化书ょ之V ょ あ かれ
B:ええ、この前の日曜日に (5)もう夜が明けるのに彼らはまだ
豕 は本 于
見ました。 話し続けている。
しょ<V 招 加っ
(3)食事はもうできている。 (6)もう8時ですよ。起きなさい、学
もんだい 加いけつ 方 书く
(4)その問題なら、もう解決してい 校に遅れますよ。
る。
かれ むす动 だいがく そつ营ょう
時間や年龄を表す表現と共に用いて、
(5)彼の娘はもう大学を卒業した すでに十分な時点に至っているという乙
とを示す。(1)(2)のように思ったより早
そうだ。
元善 とつ善ゅう で くその時点に到達してしまったという気
(6)駅についたときにもう特急は出
持ちが含まれることがある。
てしまっていた。 3もうNaだ/もう礼い
てが う加ん と
っばv
(7)手紙はもう投函したので、取り (1)もうおなかが一杯だ。
加元
返せないんです。 意ょう 3んたの
上う
(2)今日はもう十分に楽しんだ。
(8)A:すみません、今白はもう閉 (3)A:お湯はわいていますか。
てん
店ですか。 B:ええ、もういいですよ。

かい な书
B:いいえ、まだ開いてい末
(4)A:機械、直ったんですか。
す。 人
B:ええ、これでもういいはず
(9)A:この本はもう出ましたか。

です。
め と
B:いいえ、まだ出ていませ (5)A:ちょっと目を閉じて。1、
ょて 6vL5
ん。予定は来週です。
2、3。
動詞文とともに使って、行為、できごとな
B:もういい?
どがある時点までに完了したことを示 动 あ
A:いいょ。はい、目を開け
す。完了かどうかを問う疑問文でも「6
丨を用いる。完了状態に到っていない て。
ときは、平叙文でも、疑問文でも「ま龙 「一杯だ[「十分だ」などと共に用いて、
.ない」を用いる。 十分満足すべき状態になっているという
2もう 十時間/+年齢 意味を表す。「もういLは基本的に[十
也ち中う 分に適当とうな状態になっている」という
(1)ねしゃべりに夢中になって

580

592
もう。

意味で、いろいろな状況で用いる。文脈 ない、これ以上はないという意味を表
によって、「準備ができた」「解決した」 す。
などの意味になる。[もういい]の否定的 5もう<否定的態度>
な用法については、6う5b参照。 aもう+否定的表現
たくつ し
4もう...ない (1)こんな退屈な仕事はもうやめ
他主
(1)山田さんはもうここにはいませ
たい。
ひと 方
ん。 (2)もうあの人の愚痴を聞くのはい

っきてん えい善ょ5
(2)この噢茶店はもう営業してい やだ。
与る? たV
ない。 (3)これ以上歩き続けるのは体
つか なに かんが りょくて考 也
(3)疲れて、もう何も考えられなく

なった。

力的にもう無理です。
ひと
(4)あの人をかばい続けられるの
こうしょ5 もん< 伊ん加v
(4)交涉のあと、だれももう文句を
ももう限界だ。
い せんそう
言わなかった。 (5)戦争をするのは、もうたくさん
いVょうはな
(5)かれとは、もうこれ以上話した
だ。
くない。 (6)こんなまずいものを食べるのは
さv こ ども
(6)わたしは、18才、6方 子供では もうたく古ん术。
いもうと
ない。 (7)もういいかげんに妹をいじめる
に ひと あ
(7)もう二度とあの人には会わない のはやめなさい。
だろう。 「無理だ」「いやだ」など否定的意味の
だれ しん v
(8)もう誰も信じられないと言って、 述語を用いて、これ以上ある状態を続
加のょ けることができないという意味を表す。
彼女は泣いていた。
たい《3 力る しょ<课
(9)こんな待遇の悪い職場には为 「もうたくさんだ」は「限界に達したので、
これ以上はいやだ」の意味で、かなり感
うがまんができない。
な加 えん 情的になった時に使うことが多い。また、
(10)さい系の中にはもう100 円しか 以後の行動を禁止する(7)のような場
のこ いえ
残っていなかったので、家へ 合にも使う。
か元 の
帰るの亿バスにも乘れなかっ bもう礼い
だ し志るい

た。 (1)A:ほかに出す書類がありま
まんえん ねだん
(11)10万円の值段がついたので すか。
いょう 高
もうこれ以上は上がらないだろ B:これでもういいです。
おも か
うと思った。 (2)A:チョコレ—ト買いましょう
ある時点などを限界として、それ以後は か。

581

593
もうすぐーもかまわず
しょ<1ょ5 龙ち わるくち V
B:いや、これだけ食料があ 達の悪口を言うのはやめてよ。
れば、もういいです。 (2)もう、あなたったら、こんなやさ
いっばv けいきん
(3)A:もう一杯いかがですか。 しい計算もできないの。
书主龙 方也
B:いや、もういいです。 (3)山田さんたら、もう、また「お茶
吉中う 分ん
(4)A:急なアルバイトさえなか 入れて」ですって。自分でや

ったら、来られたんだけ れ试いいのに。

ど。
V. 力け
(4)A:あ、また、污した。
B:言い認はもういいよ。 B:もう。
かあ 营も 加んが
(5)A:お母さんの気持ちも考え 文ぶん頭や文中に插入して、相手に対
てみなさい。 する非難の気持ちを示す。くだけた会話
せつきょう でのみ用いる。女性が使うことが多い。
B:もういいよ。お説教は聞き
あ 非難の気持ちをこめた「(っ)たら」ととも
飽きたよ。
がんば に使うことがおおい。
(6)A:頑張っていたのに、うまく
い 艺んねん
行かなくて残念だったね。
なに 【もうすぐ】
B:もういいんです。何か、ほ た なか 老

こと 加ん加 (1)田中さんはもうすぐ来ます。
かの事を考えます。 なつや寸
いっ加い当加
(2)もうすぐ夏休みですね。
(7)A:も方一回探しなおせば、み
(3)クリスマスまで、もうすぐだ。
つかるかもしれません。 各くら はな
(4)楼の花ももうすぐ咲きそうだ。
B:もういいよ。あきらめよう。 加いだ
(5)电うすぐここに30階建てのマ
基本的に「これで十分だから、乙れ以上 た
ンションが建つそうだ。
はいらない」という意味。いろいろな状況
そのことが起こるまでに今からあまり時
で使う。(3)は断るときの表現。また、
間がないことを表す。「すぐ」よりは長い
(4)(5)は、「これが限度で、これ以上
時間。話しことばでよく使われる。
は受け入れられない」の意味で、話し手
の拒否の態度どを表す。いやになった
り、うんざりした場合などによ<使う。(6) 【もかまわず】
(7)のように、それまで執着していたこ [N(に)もかまわず]
とをあきらめるという気持ちの表現として [Vの(に)もかまわず]
よろこ ひと动
も用いる。「もういい」の肯定的な用法 (1)喜びのあまり、人目もかまわず

は、6う3参照。 抱きついた。
6もう<非難> 节くん し方上方 たい书う
办あ とも (2)役員たちから慎重な対応を
(1)お母さんたら、もう。わたしの友 もと 乙元あ
求める声が上がっているのも

582

594
もかまわずーもし

しゃちょう しんぶんや 7ょう9


かまわず、社長は新分野への (3)あのレストランは、料理もさるこ
さんに地う は一龙人 なが もっと いん
参入を決断しな。 とながら、眺めの良さが最も印
ょろん 少は人 あ し上う下意
(3)世論から厳しい批判を浴びせ 象的だった。
かま
られているのにも構わず、その [XもさることながらY」という形で、「X
送いん示たた00己うほ もそうであるが、Yはもっとそうである」
議員は再び立候補した。
「Xもそうであるが、さらにYもあげられ
「..を気にかけないで」という意味を表
る」という意味を表す。よいと思われる乙
す。「人目もかまわず」北いう慣用句的な
とに使われるのが普通。
表現で用いられることが多い。

【もくされている】 【もし】
後に条件表現を伴い、ことがらを仮定的
[Nともされている]
こんど けは に設定する話し手の態度を表す副詞。
(1)今度の競馬では、マックイーン
いち保んに人意も〈
文頭で用いられることが多い。類義表現
が一番人気と目されている。
かれ
に「かりに」「もしも」がある。「もしも」
じけん きいじ中らょさんこ
(2)彼がその事件の最重要参考 との違いについては「もしも」を参照。
にん もく
人と目されている。 1もし..たら
V善上5こうけL节。も〈 あめ 水 せんたくもの

(3)事業の後継者と自されている (1)もし雨が降ってきたら、洗濯物
V地う也く い方か加し と
のは、重役の市川氏だ。 を取り込んでおいてね。
专じ世人意 3切上<己之ほ、も〈 し ま? V元
(4)知事選挙で最有力候補と目 (2)もしよろしければ、週末、家に
は也た L
されているのは、早田氏です。 いらっしゃいませんか。
ひま

「とみなされている、そういう評判が立っ (3)もしお暇なら、いっしょにドライ
ている」の意味。ただし、「目されてい ブに行きませんか。
の場合は、本当はどうなのか、どうな
意おそ つ
(4)もし気が付くのが1秒でも遅
だいさん じ
るか、まだわからない場合に用いる。
かったら大惨事になっていた
だろう。
【もさることながら】 「たら」のかわりに「.は/.なら」など
[Nもさることながら] も用いる。順接的な仮定条件を伴い[か
かれ だいがく せいせ老
(1)彼は、大学の成績もさる乙とな りにそうならばという意味を表す。(1)
はん②う お己之こ之
がら、スポーッ万能で親孝行と ~(3)のように、本当かどうか未定だっ
もろ ん すこ
いう申し分のない息子だ。 たり未知のことがらや、(4)のように、事

(2)このドレスは、デザインもさるこ 実に反することがらの前に付いて、それ
いろづ加 を予想的・想像的に述べる場合に用い
とながら、色使いがすばらし
る。
い。
583

595
もしかしたら

しこと りょう 入
「かりに」と似ているが、「かりに」は (1)仕事の量が減ったから、もしか
現実には存在しないことがらを想像のう に方ょ之 下
したらわたし6日曜日に出か
えで仮定的に設定するような場合に用
いられる。そのため現実に成立する可能
けられるかもしれない。
い束 てん意 くも

性がある(1)のような事態を述べる場 (2)今はいい天気だが、すこし雲

合には不適切である。これに対して「も が出て来たから、もしかしたら
あめ
し」は、話し手に仮定する意識があれ 雨が降るかもしれない。
めvし
ば、事実関係とは無関係に使用可能
(3)この名刺があれば、もしかした
で、(1)のように実際に起こりそうなこと かれ めんかい
ら、彼に面会できるかもしれな
がらあっても、(4)のように事実に反す
ることがらでも使うことができる い。
かれ にちだいがく で
(誤)かりに雨が降ってきたら、洗濯物 (4)彼は乙こ2、3日大学に出て
乙 加n 055
を取り込んでおいてね。 来ない。もしかしたら彼は病気
2もし...ても/..としても かもしれない。
てん意 よ ほ方 <も
(1)天気予報では量りですが、も な加た し
边 号 03
(5)もしかしたら、中田さんが知っ
し雨でも遠足は決行します。
くすり なお しゅ
ているかもしれないが、はっき
(2)薬で治りそうですが、もし手 りしたことはまだわからない。
じ中つ かんたん
节まか力
術をすることになっても、簡单

(6)もしかしたら、山川さんがその
に济みます。 ほん
ど万区之 はV 本をもっているのではないだろ
(3)もし泥棒に入られたとしたっ うか。
かね め
て、たいして金目になるものは 「..かもしれない」「.…のではないだろう
ない。 か」などの推量の表現を伴ってそういう
中う し过 加
(4)もし入社試験に合格しても、 こともありうるという程度の推量の気持ち
ほんにん に师うし节L
本人に入社の意志がないの を表す。話し手が自分の判断にあまり自
じたい 信をもっていないことも示す。「もしかする
なら辞退すべきだ。
と」「もしかして」「ひょっとすると」とも言
後に「ても」「としても」「としたって」な
う。
どの条件節を伴い「仮にそのような状況
2もしかしたら...か
が成立しても」という意味を表す。「その ひと やま
(1)A:あの人、もしかしたら、山
可能性はあまりないが」という含みがあ 毛と

る場合が多い。たいてい「かりに」で置 本さんじゃないですか。
でん
きか元られる。 B:ええ。そうですよ。ご存じ
ですか。
じこ
【もしかしたら】 (2)もしかしたら事故にでもあった
1もしかしたら...かもしれない

584

596
もしくは一もしも

んじゃない? b]を使う。[X aもし<はX b、またはY


善ょう あめ
(3)もしかしたら ,今日は雨になるの という関係になる。
ではないだろうか。 2 V-るか、もし<は
书うぼしょるい 加つとお加

[...か」「じゃない?」など疑問を表す表
(1)応募書類は、5月十日までに
うそ3 じ ん
現を伴って、自分の判断にそれほど自 郵送するか、もしくは持参する
信がないことを表す。「もしかすると|「6 乙と。
己 考ばう 加た
しかして」「ひょっとして」とも言う。 (2)パンフ 小を御希望の方は、
法加意 电う 乙
葉書で申し込むか、もし<は
7 ょうくだ
【もしくは】 FAX をご利用下さい。
書きことば。「XもしくはY」の形で使わ 地乙う为与 こ 意上站上
(3)受講申し込みは、京都市内に
れる。公式の文章などによく使われるか 其 意ょうと し本

たい表現で、日常の話しことばでは使力
お住まい、もしくは京都市内に
23青 加た か善
ない。日常の話しことばでは[XかY| 通勤なさっている方に限りま
が、よ<使力れる。 す。
1 Nもし《はN 「二つのうちのどちらか一方」という意
<ろ あ书 しよう
(1)黑もし<は青のインクを使用す 味。(1)(2)は[XとYのどちらか一方
を選ばせる」ときの言い方。(3)は二つ
る乙と。
と あ でんわ の条件を示して[XかYの条件に当て
(2)お問い合わせは、電話もし<は
扫う亦くはが求 相加 はまっていれば、どちらでもょいにいう意
往復葉書でお願いします。
しせっ加いvん 味。この場合両方に当てはまっていても
(3)この施設は、会員もし<はその かまわない。(3)のように動作を表す名
加そく 加善 しょ3
家族に限り使用できる。 詞を受ける場合は、「NもしくはNする」
话3nい だじはう栏 こう 善
(4)<法令>第84条第2項の規 の形を使うこともある。
てい on はん の
定による命令に違反した者は、
かげつ い加 方上う元意
これを6ク月以下の懲役もし 【もしも】
きんこ いちまん元ん い加 「もし]をさらに強調した語で、「かり贮そ
くは禁固または一万門以下の
ばっ意ん しょ うならば」という意味を表す。
罰金に処する。
1もしも...たら
「二つのうちのどちらか一方」という意 いえ 加 うみ心
(1)もしも家が買えるなら、海辺の
味。XかYのどちらかを選ばせたり、X よう加ん
洋館がいい。
かYの条件に当てはまっていれば、どち
ほ< 老政 大ち
らでもよいということを表したりする。 (2)もしも僕が君の立場だったら
书加、三之ど之 おも
(4)のように、法律用語として使われる 違う行動をとると思う。
わたし 意办 力加 せ
時は特别で、「XまたはY」のXがさら (3)もしも私が君ぐらい若ければ世
に二つに分かれる時に[X aも<はX 加い 之
界中を飛びまわっているだろ

585

597
もちまして一もちろん
い 加のVょ あ
う。 C しん
(2)A:そこへ行ったら、彼女に会

(4)もしも地震が起こるのがあと えますか。
尔ん书そ Vが 以
30分遅ければ、被害は甚大な B:为ちろんですよ。
し亡と 艺ん言、う 书书
ものになっていただろう。 (3)この仕事は、残業が多<なる
後に「たら/ば/なら」などの条件表現 かもしれません。もちろん、その
示ん 青地らり 5 はら
を伴い、事実かどうか未定のことや事実 分の給料はちゃんと支払わ
と反対のことを「かりにそうならば北仮定
れます。
する意味を表す。 市うじっ と
(4)A:あの、休日は、きちんと取
2もしものN
ちち
れるのでしょうか。
(1)父にもしものことがあったらどう
しよう。 B:それは、もちろんですよ。
深あい れんらく 当然のことと受け入れる気持ちを表す。
(2)もしもの場合にはすぐ連絡して
その状況から予想しうることについて、そ
ください。
だいじしん の通りであると強調する表現。また、以
(3)大地震はそんなにちょくちょく 下の例のように、先に述べたことについ

起こるわけではないが、もしも て、留保をつけたりする場合にも使う。
と意 じmん
の時のために凖備をしておい (例)わたしはこの計画に賛成です。も
ほら ちろん、実行できるかどうかは社
た方がよい。
長の決定を待たなければなりませ
「もしも」の後に「時/場合/こと」など
んが。
の名詞が続き「万一そのような状況にな
(例)娘は、土曜日の午後はアルバイ卜
った場合」という意味を表す。「死」「危
をして、友達と噢茶店でおしゃべ
篤状態」「大災害」など、望ましくない重
りをして帰って来ます。もちろん、
大な事態の場合に用いいる。(1)は
いつもそうだというわけではありま
「死」のことを婉曲に言う表現。「万一」
せんが、だいたいそういう習慣に
もほぼ同義で置きかえ可能。「もし」には
なっていたようです。
乙の用法はない。
2 Nはもちろん
かれ えいこ
(1)彼は、英語はもちろん、ドイッ語
【もちまして】 ちう《二
も中国語もできる。
→【もって】 かれ ばんのう
(2)彼は、スポーッ万能で、テ二ス
はもちろん、ゴルフもサッ力—も
【もちろん】
1もちろん うまい。
いんちょら たかだ
いっしょ V (3)委員長の高田さんはもちろ
(1)A:一緒に行きますか。 いん加 さん
B:书ちろん。 ん、委員会の全メンバーが参

586

598
もって?一もっと

加します。
らいLう
【もって2】
(4)来週のパーテーは、いろいろ 1 Nをもって
くに りょう力 けっ か ほう
な国の料理はもちろん、力ラ才 (1)このレポートをもって、結果報
こ<

ケもディス口もある。 告とする。
ほん ゃ< 意う し为V しうめいしょ
(5)この本は、勉強にはもちろん役 (2)この書類をもって、証明書とみ
态 み たの
に立つし、見るだけでも渠し なす。
い。
あいきつ
(3)これをもって、挨搜とさせてい
かれ こ ども おく むか
(6)彼は子供の送り迎えはもちろ ただきます。
Dょうり 加じ ん
ん、料理もせんた<も家事は何 「によって」の意味。話しことばで議会

でもやる。 など公式の場で用いる。書きことばとし
ても、書類などで用いるかたい表現。
当然そこに入る代表的なものとしてNを
「.とみなす」という意味の文ととも億よ<
とりあげ、その後で同類の他のものを並
使う。
べあげるのに用いる。[もちろんのこと」
2 Nをもちまして
という表現もある。 ほんじつ とうげ意じょう ベい
(1)本日をもちまして当劇場は閉
かん
館いたします。
【もって】 うてん C 入いてk
(2)当店は7時をもちまして閉店
[Nをもって]
じLん
(1)自信をもってがんばってね。 させていただきます。
あす
へいかV
(2)A:しめきりが明日というレポ (3)これをもちまして閉会(と)させ
—トがみっつもあるんだ。 ていただきます。
ただいま らけつけ し
よ四ら
B:余裕をもってやらないから (4)只今をもちまして受付は締め

こういうことになるのよ。 切らせていただきます。
加くLん
(3)わたしは、そのとき確信をもっ 時間や状況を告げて会などを終わらせ
v るのに用いる。正式なあいさつの場など
て、こう言ったんです。
じしん に限られており、くだけた会話などでは
(4)これは、自信をもっておすすめ
しょうん 用いられない。「をもって」より丁寧。
できる商品です。
「ものを持つ」「手に持つ]というときの
「持つ」という動詞が使われているが、
【もっと】 お书 こ之 はな
(1)もっと大きい声で話してくれま
「自信」「確信」など、抽象的な意味の
名詞を用いて、それを伴ってという意味 せんか。
かん
を表す。 (2)もっと時間をかければもっとい
おも
いものができると思います。

587
599
もっともーもっばら
ちかてつ 加いつう かれ よ まい
(3)地下鉄が開通すればこのあた (3)彼は強かったなあ。もっとも、每
べん 9 にち れんし即う
りはもっと便利になる。 日あれだけ練習しているのだ
い大 ヘん とう世ん
(4)A:痛むのはこの辺ですか。 から当然か。
B:いや、もっと右です。 先の文の内容について、部分的に訂正

(5)A:そのラケッ外、よく壳れてま するのに用いる。
2もっとも.…が/…けと
すよ。 xこう v
かる
(1)あしたから旅行に行きます。も
B:これよりもっと軽いのはあ に ん化方?こ之
っとも二、三日の旅行ですが。
りませんか。 话5
くろ
(2)あのホテルにした方がいいん
A:あちらの黒いののほうが わたし V
かる
もっと軽いんですが、あま
じゃない。もっとも、私も行った
ほんとら
かる つか ことがないから、本当にいいか
り軽すぎるのも使いにくい
んV ないでしうか。 どうかわからないけど。
加のじょ い
V こ (3)彼女がそう言っていました。も
(6)もっと(はっきり)言うと、あの子 ほんとら 力
老 っともうそか本当かは分からな
はやる気がまったくない。
书どろ 加いし节
いけど。
(7)もっと驚いたことには会社でそ らいねんとらだい
し わたし
(4)わたしは来年東大へ行きま
のことを知らなかったのは私だ しけん 方
す。もっとも試験に受かればの
けだった。 はなし
話ですが。
それぞれの程度が今より高いことを表
す。(4)のように程度がはかれる名詞 (5)スポーツをするなら、サッ力一
いち试んおもしろ つ加
(前、後ろ、上、下など)にも付く。話し が一番面白い。もっとも疲れる
つか
ことば的。 ことは疲れるけど。
前の文の内容を部分的に訂正したり、
【もっとも) その内容から聞き手が予想しそうなこと
1もっとも を否定したりするのに用いる。「...けど」
らいしうてしつ <だ
(1)ンポートは来週提出して下さ は話し乙とば。
ひと
い。もうとも、はやくできた人は
老ょう だ
今日出してもかまいません。 【もっばら】
じ こ
(2)この事故では、橋本さんに責
はしもと せ老
1もっばら
せ けん しょらひ世い
にん 着いて 书ら
(1)世間ではもっはら消費税のこと
任がある。もっとも、相手の村

田さんにも落度があったことは
抬ちど
でもちきりだ。
さけるい
ひてv (2)いろいろな酒類があったが、
否定できない。

588
600
もと一もともと
かれ に ほんしゅ の かっこく せん老ょ加んし龙ん 加んL
彼はもっばら日本酒ばかり飲ん (4)各国の選挙監視団の監視のも
けんこくい.らいはつ みんし师了
でいた。 とで、建国以来初の民主的な
あいどくし上 なん 甚合意占,书已东
(3)A:愛読書は何ですか。 選挙が行われた。
わたし V0L甚?
B:私はもっばら推理小説で 「.…の下で」「…の影響の及示範囲で」

す。 という意味を表す。名詞を修飾する時は
にちょう
(4)日曜はもっばらテレビにゴ口寝

「NのもとでのN」になる。
(例)選挙監視団の監視のもとでの選
です。 挙が行われた。
「ほとんどそればかり」の意味。 書きことば的な言い方。また、さらにあ
2もっばらのN らたまって、「Nのもと」と言うことがある。
かんとく しんきく 书もしろ
(1)K監督の新作が面白いともっ (例)各国の選挙監視団の監視のもと、
ひょう深ん
ばらの評判尤。 建国以来初の民主的な選挙が行
おう C はな上めこうほ
(2)王子の花嫁候補の第一位は
龙い ち V われた。
れいCょう 2 Nのもとに
あの令娘だと、もっばらのうわ 上之しA口上う加V ねんかん
(1)両親の了解のもとに3年間
さだ。 刀地うが< 加.②3
お书 いど3 の留学が可能になった。
(3)もうすぐ大きな異動があると、 心人己し李,声 と3C
し也な (2)弁護士立ち会いのもとに当事
社内ではもっばらのうわさにな 加人 意占之善 书已な
者間の協議が行われた。
っている。 たん节 な力つてん 大なあ
(3)他分野での対立点は棚上げ
「評判」「うわさ」などとともに使って、「み あんもく 5
にするという暗黙の合意のもと
んながそう言っていること」という意味を 、究、空
表す。 に、両者の連携は成り立って
いる。
【もと】 「…を条件として」「.…の状況において」
1 Nのもと(で) という意味を表す。書きことば的。
こども たいょう おも
(1)子供は太陽のもとで思いきりは
い方ば人
ねまわるのが一番尤。 【もとうぜん】
かれ せんせい →【と世ん】2
(2)彼はすぐれた先生のもとでみっ
善そ まな
ちり基礎を学んだ。
せんせv
(3)先生のあたたかい指導のもと
しど5
【もともと】
せ认上 の の V 1もともと
で、生徒たちは伸び伸びと自 ほん かれ
ん くひん つ< (1)その本はもともと彼のものだっ
分らしい作品を作り出してい かれ か元
たんだ。だから、彼に返すのは
った。 とう世ん
当然のことだ。

589

601
もとより
かれ けっきょくきいばん たの
(2)彼は結局裁判で負けたが、6 頼んでみたけど、できな
加机 方上人站过 い
ともと彼の主張は根拠が薄い いと言われたよ。
ものだった。 B:まあ、だめでもともとだね。
かれ ほ しゅけい
(3)彼はもともと保守系だ。あんな 「…て」の部分に「だめ」「失敗」など
はつげん
発言をしてもおかしくない。 の意味を表すことばを使って、「何もしな
かれ ゅらしう しっしん かった場合と同じだ」という意味を表す。
(4)もともと彼は九州の出身だか
だいがく 高上言ゅうしう 加v 可能性の薄そうなことをする場合や、挑
ら、大学を出た後九州の会
し し地うし< 戦して失敗した場合などに使う。「...て
社に就職してもおかしくな 电もともとだ」と言うこともある。
い。 べつべつ <に
(5)もともと(は)别々の国だった
とういっ くに
【もとよ以】
が、統一されてひとつの国にな 1もとより
しょう方
た。 (1)そのことはもとより承知していま
造点
(6)あのマンションの敷地はもとも す。
こらじょ5 はんたV あ
と(は)工場だった。 (2)反対に会うのは、もとよりわかっ
かし师
(7)あの歌手はもともと(は)サラリ ていたことです。
—マンだった。 「はじめから」の意味。「わかっていた」
「本来」の意味。ものごとのはじまりにつ 「そう思っていた」という意味の文とともに
いて述べるのに用いる。ある状況が元 よく使う。ややあらたまった表現。
の状況とくらべてどうかということをあら 2 ...はもとより
ためて認識する場合に用いることが多 (1)ワープ口はもとより、タイプラ不
?か
い。「もともとは」という言い方もある。 ターすら使ったことがない。い
2 ...てもともとだ てが
つ6手書きだ。
はV か のらせい
(1)初めからあまり可能性はなかっ かれ
しっばv (2)すしはもとより、すきやきも彼は
忆ほん
たから、失敗してももともとだ。 た
食べられない。とにかく日本
心意上う系そ〈 おも
(2)勉強不足だとは思うが、とにか 2550
Lけん う 招 料理はいっさいだめだ。
く、試験を受けてみよう。落ち い はい
(3)胃はもとより肺もやられている
てもともとだ。 けん
のが検查でわかった。
乙と加 书も おも
かてい た
(3)断られてもともとだと思って、思 けっか
(4)結果はもとより、その過程も大
言 かのじょ
い切って彼女にプ口ポ—ズし せっ
切だ。
てみた。 心か い かれ た
せんせV てん (5)迎えに行くのはもとより、彼の滞
(4)A:先生にいい点をくれるよう ぎいち中らいっ意い 世加
在中一切の世話をしなけれ

590

602
もの

ばならない。 物体、または、時間の過程の中で起こる
はじめに当然と思われることを出して、 こと(できごと)とはかかわりなく存在する
「それだけでなく、もっと重要なこと╱軽 何かを、特定せず、一般的にとらえると
いことも」という意味を表す。 きに使う。
「もの」と「こと」の用法は区别しに<
いことが多いが、時間の過程の中で起
【もの】 こることを示すかどうかが基本的な違い
漢字の「物」が使われるのは、1の中
となる。動作やできごとにかかわる場合
で具体的な手でつかめるような物体を
は「もの」ではなく、「こと」を用いる。
表す場合で、それ以外は、「もの」とす
たとえば、「話したいものがある」とは言
るのが普通。
わず、「話したいことがある」とする。同
1もの <物体>
や もの 様に、「たいへんなものが起こった」では
(1)この部屋にはいろいろな物が なく、「たいへんなことが起こった」北する
ある。 のが正しい。
なに 左 もの
(2)何かすぐ食べられる物があれ 2もの く言葉・知識・作品なと>
乙ども V

ば、それでいい。 (1)子供がものを言うようになっ

(3)どうぞ、すきなものをとってくだ た。 ひと し

さい。 (2)あの人はあまりものを知らな
あ加
(4)赤ちゃんは、動かないものには

い。
がくせv か
善ょうみ しめ
興味を示さない。 (3)学生のころから、ものを書くの
か 加元
(5)買いたいものがあるので、帰り がすきだった。
ょ 加んが
にデパ—卜に寄る。 (4)かれとわたしとは、ものの考え
9ょう2 ほ人 な加 かた 方が
(6)この料理の本の中には、わた 方が違う。
し节〈L <法う こ
しにできるものはひとつもない。 (5)市役所に苦情を持ち込んだ
示る 它うしょ なか ひと
(7)古い蔵書の中でおもしろいも ら、たまたまもののわかる人が
かいけつ
のをみつけた。 いて、すぐ解決してくれた。
ししん加のC
(8)この写真は彼女のものだ。 「言う」「見る」「知る」などの動詞ととも
面し意 み に用いる。動詞に応じて「言葉」「知識]
(9)不思議なものを見たような気
「作品」などの意味を表す。ものを言う」
がする。
苦 办 考 は、「話す」の外に、力を発揮するとい
(9)不思議なものを見たような気 う意味の使い方もある。
がする。 (例)彼の肩書きがものを言う。
中去
(10)山のすそに、けむりのようなも (5)の「ものがわかる」は「理解力が
み ある」の意味。
のが見えた。

591
603
もの

3 Nという花の いものはできないんだ。
a Nという花の (2)A:まだわかりませんか。
加のじょ あいこくLん V
(1)彼女は愛国心というものをもっ B:い<ら言われても、わから
ていないのだろうか。 ないものはわからないん
方片、 V53
(2)わたしは一度も愛情などとい
かん
だ。
ほんと5 L 高
うものを感じたことがない。 (3)A:本当にあしたまでに仕上
いま 加れ书そ し
(3)今まで彼は恐れというものを知 がらないんですか。
い号 か
らなかった。 B:急がされても、書けないも

「愛情」など抽象的な概念を表す名詞 のは書けないんです。
を用いて、それを強調的に示すのに用 可能を表す「V-れる」の形や「分かる」
いる。 のような可能の意味を持つ動詞を使う。
b Nとい ものは 大
にんげん 示か加
できないことを強調する表現。「..ても」
(1)人間というものは不可解だ。 と共に使うことが多い。
书と 书んな
(2)男にとって、女というものはいつ 5 ...もの/ ん
な か かね加え
までたっても謎だ。 (1)借りたお金は返しておきまし
かね 乙末
(3)金というものは、なくても困る た。もらいっばなしではいやだ
す 乙ま
し、あり過ぎても困る。 もの。
こう示< つ了 す てんん加 しっVA はなし
(4)幸福というものは、あまり続き過 (2)A:展覧会に出品する話は
かん ことわ
ぎると、感じられなくなる。 断ったんですか
じかん たV はや
(5)時間というものは、だれに対し B:ええ。しめきりが早くて。わ
びょうE3 は也
ても平等だ。 たし、そんなに速くかけな
「人間」「幸福」などの名詞に付いて、 いもの。
あね おとうと しんばい
その属性や性質などを、一般化して述 (3)わたし、姉ですもの。弟の心配
あ 主元
べるのに用いる。「..というのは」という表 をするのは当たり前でしょう。
現も使う。(3)(4)のように、動詞文の ねばう かいし す
(4)A:寝坊したから、会社は休
場合もある。文脈によっては、いろいろな
感慨をこめることもある。名詞文の場合 んだの。
は「...とは..だ」に言いかえられる。 B:これだもん。いやになるよ
4 V-れないものは V-れない な。
ね加 冲音 子 い
(1)A:これだけお願いしても尤 (5)雪が降ったんだもの。行けるわ
めですか。 けないでしょう。
たの
B:い<ら頼まれても、できな (6)A:もうすこしいたら。

592

604
ものか
ふくさつ ぶんしょ5 节<
B:いっばいやることがあるん (3)こんな複雑な文章、認せる6
か元

だもの。帰らなくち节。 のですか。
で 名そ い
(7)A:また、出かけるの。 (4)誘われたって、だれが行くもの
よし龙
B:うん。だって、吉田さんも か。
い ひと たの
行くんだもの。 (5)あんな人に、頼むもんか。
こう莲 だn ひ上 て九
(8)A:どうして抗議しないんだ。 (6)誰が人に手渡したりするもの
し加た
B:だって仕方がないもの。 ですか。
u 加5
(9)A:冷蔵庫を空にしたの、よっ 下降調のイントネーションを伴って、強
ちゃんでし上 否定する気持ちを表す。(4)~(6)は
なか 「...しない」という話し手の強い意志を
B:うん、だってお腹すいちゃ
表す。くだけた会話で使う。
ったんだもん。 「ものか」は普通は男性が用いるが、
くだけた会話中で文末につけて、理由を 丁寜体のものですかは、女性が用い
表す。自分の正当性を主張するために
る。
用いることが多い。 2 V-ないものだろうか
「もの」は若い女性や子供が使うこと すこ すず
(1)もう少し凉しくならないものか
が多い。「もの」のさらにくだけた形が「も
んだが、(年齢層の若い)男女とも使う。
なあ。
すこ 力 か
(7)~(9)のように「だって」とともに使 (2)もう少し分かりやすく書けなか
うことも多い。「だって」を一緒に使うと、 ったものか。
なん ん あおも力
甘えた調子の理由表現になる。子供、
(3)何とかして晚までに青森まで
若い女性が主として用いる。 V かんが
行けないものか考えてみよう。
意ょうりょく
(4)だれかに協力してもらえない
【ものか】 ものだろうか。
[Na なものか] Vか人 ?3人V加ん,空ん
(5)2時間の通勤時間を何とか利
[A-いものか] 上う か人加
[V-る础のか] 用できないものかと考えた。
かれ はな
1...ものか/..もんか (6)A:彼と話しができないもの

(1)A:はさみも持って行<? でしょうか。
ひつょう なんほうほう かんが
B:そんなもの必要なもんか。 B:何とか方法を考えましょ
示じ い い方ばん
(2)A:藤井さんが一番になった う。
そうね。 あるできごとの実現を望む話し手の気
B:そんなことがあるもんか。 持ちを表す。(2)「….なかったものか
なに 主ち加
何かの間違いだろう。 は、実現しなかったことに対して困惑す

593

605
ものがあるーものだ

る気持ちが含まれる。また、文末に(と) られる」「認められる」なども使われる。
考える」を伴う場合は、実現が可能かど (例)この文章はまだまだ未熟だが、し
うか考えるという意味になる。(6)のよう かし随所にキラ北光るものが見ら
にひかえめな依頼の表現として用いら れる。
れることもある。 書き乙とば的。
3と礼たもの(だ萬う)か
はんたい 体 世つ动
(1)反対派への説明はどうしたも
【ものだ】
のかね。 [Na なものだ]
加れ たい ほうし沙う
(2)彼らに対する報酬はどうしたも [A-Vものだ]
[Vものだ]
のだろうか。
こん しん< 1..ものだ <本性>
(3)今後の資金繰りはどうしたもの ひと 乙乙ろ
すこ加んが (1)人の心は、なかなかわからな
か、少し考えさせてくれ。
いものだ。
どのように行動すべきか分からずに戸惑 にんげん ほんらいC器ん加って
(2)人間は本来自分勝手なもので
う気持ちを表す。相手がいる場合は質
問の表現としても用いられる。 す。
あか ばら な
(3)赤ん坊は泣く电のだ。
かね
(4)金というのはすぐなくなるもの
【ものがある】
[Na-なものがある] 龙。
みず ほんらいひ< なが
[A-いものがある] (5)水は本来低きに流れるもので
[V-老のがある]
意くひん はっそら んしん す。
(1)この作品は発想に斬新なもの せ け人 动 い方じ
(6)世間とは冷たいものだ。一時は
がある。 さ力
騒いでもすに忘れる。
わす
かれ せんさいのうりょく
(2)彼の潜在能力にはすばらしい じんせ
(7)人生なんて、はかないものだ。
ものがある。 か
示んしょう みじゅ< (8)A:すみません、Vポー卜を書
(3)この文章はまだまだ未熟だ わす
ずいし ひか くのを忘れました。
が、しかし随所にキラと光る がくせ ほんらいいきん心ん
B:学生というのは本来勤勉
ものがある。 なものだ。アルバイトばか
かのじょ 善加くしょ けつ意ょくと招
(4)彼女の企画書は結局通らな
てん み りしていてはいけないよ。
かったが、いくつかの点で見る
真理、一般的にいわれていること、本来
べきものがある。 の性質などについて、ある種の感慨をこ
ある特徵が見られるという意味。(4)の めて述べるのに用いる。「本来」とともに
「見るべきもの」は[見る価值のある優れ 使うことも多い。一般的な性質として述
た点北いら意味。「ある」の代わりに「見 べて、訓戒とする乙ともある。たとえば、

594

606
ものだ

(8)は、学生のあるべき態度を述べて る乙とが多い。
いる。 3 V-たいものだ
はなし
2..ものだ <感慨> (1)そのお話はぜひうかがいたい
a ..ものだ ものです。
せいかつ

(1)「ステレオがないと生活できな (2)それはぜひ見たいものだ。
いま がくせい
いJとは、今の学生はぜいたく 加加
(3)海外へ行かれるときには、わた
いちど いっしょ
なことを言うものだ。 しも一度、ご一緒したいもので
孔硒
(2)この校舍も古くなったものだ。
ま方 むかし方加 す。
(3)この町も、昔と違ってきれいに わたし かれ こらうん
(4)私も彼の好運にあやかりたい
なったもの尤。 ものだ。
むかし おも な加

いま りょうしん
(4)昔のことを思うと、いい世の中 (5)今のわたしを、死んだ而親に
おも
になったものだと思う。
み主力 みてもらいたいものだ。
(5)あたりを見回して、かれはつく へい わ せい加つ

とお おも
(6)このまま平和な生活が続いて
づ<遠くへ来たものだと思った。 ほしいものだ。
感慨・脉嘆を表す。
「たい」「ほしい」などの欲求を表す表現
bょ《(も)...ものだ とともに使って、その気持ちを強調する
示さい 书书 かい
(1)あんなに負債の大きかった会 のに用いる。
しゃ いけん
社の再建がよくできたものだ。 4 V-たものだ
もんだい が<せV びん3?こ3
(2)こんなむずかしい問題が、よ< (1)学生のころはよく貧乏旅行をし

解けたものだ。 たものでした。
むかしせ力 ひと 加机 力か 已五 力 ひと
(3)昔世話になっていた人に、よく (2)彼は、若い頃は周りの人とよく
いま
し?れい
もあんな失礼なことができたも けんかをしたものだが、今はす

のだ。 っかりおだやかになった。
かんせV きくひん み ち ころ ちか
(4)完成した作品を見ると、みんな (3)小さい頃はよくみんなで近くの
がんば おも もり 高そ v
よく頑張ったもの尤と思う。 森へ遊びに行ったものでした。
ちい じ 办 しゅう史つ えしが
(5)こんな小さい記事がよく見つけ (4)そのころは週末になると映画
かん
られたものだ。 館にいりびたったものでした。
不意ょ5 し冲う しはら加?こ3以い加れ
(6)あんなに不況のときによく就 (5)小学校時代、彼のいたずらに
しょ< おも て 中
せんせい
職できたものだと思う。 は、先生たちが手を焼いたも

あるできごと、行為について感心したり、 のでした。
呆れたりする気持ちを表す。この用法で 過去において、習慣的に行われていた
は、「よく(も)」がないと不自然な文にな

595

607
ものだから一ものではない

ことを感慨をこめて回想するのに用い 「事態の程度が激しい、あるいは、重
る。 大で、そのせいで何かをしてしまった」
ということを述べるのに用いられることが
多い。話しことばで使われるのが普通
【ものだから】
[N/Na なものだから] で、くだけた言い方では「もんだから」
[Aものだから] となる。
[Vものだから] 2 ...おもったものだから
かれ おも

1 ..ものだから (1)彼はもう知っていると思ったも
力たし吏文、はし ひと 乙ろ ?た
(1)私の前を走っている人が転ん のだから、伝えませんでした。
かのじょ お电
だものだから、それにつまづい (2)彼女はたぶんいないと思った
わたし 不人初
て私もころんでしまった。 ものですから、電話しませんで
方方きと< かえ でん保う
(2)「父危篤すぐ帰れ」という電報 した。
しん 乙 3す ちが
が来たものだから、あわてて新 (3)子供の様子がいつもとは違うと
かん芒ん と 加之 おも びょうvん
幹線に飛び乘って帰って来 思ったものですから、すぐ病院

た。
かれ ほ人 すす
へ連れて行きました。
あ的 书も

(3)彼がこの本をあまりに薦めるも (4)雨が降るといけないと思ったも
か せんた< と こ
のだから、つい借りてしまった。 のですから、洗濯ものを取り込
元老 と书

(4)駅まであまりに遠かったものだ んで招き末した。
の て加み 中 あ おも
から、タクシーに乘ってしまっ (5)手紙では間に合わないと思っ
た。 たものだから、ファックスにしま
のうれんし地う
(5)A:昨日は練習に来なかっ した。
たね。 「思ったから」とだいたい同じだが、「思
いもうと ねつ 龙
B:ええ、妹が熱を出したも ったものだから」は言い説めいた感じを
あたえる。
のですから。
え以己 がて がい
(6)英語が苦手なものですから外
? 【ものではない】
国旅行は尻ごみしてしまいま
1 V-るものではない
す。 ひと わるぐ方 V
(1)人の悪口を言うものではない。
原因・理由を表す。「から」に言いかえ おと已ひと实之 な
(2)男は人前で泣くものではありま
ることができるが、あとに意志表現、命令
表現はつけられない。 せん。
ど5系0
(誤)近いものだから、歩こう。 (3)動物をいじめるものではない。
(正)近いから歩こう。 人の行為を表す動詞を受け、「...すべき

596

608
ものでもないーものとおもう

ていど 0559 わたし ?<


ではないという意味を表す。忠告を与 (1)乙の程度の料理なら、私にも作
えるような場合に使う れないものでもない。
2 V-たものではない み方 けわ 善 ある

た (2)道は険しいが、気をつけて步
(1)こんなすっばいみかん、食べら い V
いて行けば行けないものでも
れたもんじ也ない。
八 九 しLh ひと ない。
(2)こんな下手な写真など、人に ) ゆうしだ て 加
み (3)理由次第では、手を貸さない
見せられたものではない。
なに ものでもない。
(3)あいつにまかせたら何をしで やす はし
わ (4)このルートで休みなしに走れ
かすか分かったものではない。 ま 高
ば、間に合わぬものでもない。
「できる」「分かる」のような可能を表す
「できる」ということを、消極的に表す。
動詞を受け、それが「不可能だ」という
かたい、やや古めかしい言い方。「V-な
否定の気持ちを強調するのに用いる。
話しことばで使われるのが普通で、<だ
くもない」とだいたい同じ。

けた言い方では「もんじゃない」となる。
マイナス評価のことがらに使う。 【ものとおもう】
1 ..ものとおもう
おも
(1)そういうことはないものと思う
【ものでもない】 い方书うたし
1 V-たものでもなし が、一応確かめてみよう。
げき はは こども いolk v
(1)しろうとばかりの劇だが、すぐ (2)母は、子供たちも一緒に行〈も
课か おも
れたところもあり、そう馬鹿にし のと思っている。

たものでもない。 話し手が確信していることを表す。
し?にん
(2)みんな、主任になったばかりの 2...ものとおもっていた
おも
爸 各 老 たょ
力か
佐々木さんを若すぎて頼りな (1)スキーはむずかしいものと思っ
かんたん
い 加れ こうどうりょ<
ていたが、やってみたら、簡单
いと言うが、彼の行動力はそう

見くびったものでもない。 だった。
害方加 ぜん示女お

(3)年をとったといっても、わたしの (2)間違いはもう全部直したものと
おも す乙
うで す
テ二スの腕はまだまだ捨てたも 思っていたら、まだ少しあると

言われた。
のではない。 也す
(3)あしたはストで休みになるもの
「軽視する」という意味を含んだ表現に 冲善占3 じ中人
お毛
続き、「そんなに悪<ない」という意味を と思っていたから、授業の準
世ん世ん
表す。 備は全然しなかった。
2 V-ないものでもない こてん たいくっ おも
(4)古典なんて退屈なものと思っ

597
609
ものとするーものなら
ょ 加
ていたが、読んでみたら、意外
におもしろかった。 【ものなら】
よし だ こ おも
(5)吉田さんは来ないものと思っ 1...ものなら
にんぶんしょ<C < せ加じ3 0 こ3
て、5人分の食事しか作らな (1)できるものなら世界中を旅行
かった。 してみたい。
ね放
話し手の思い込みを表す。真実だと思 (2)もし願いがかなうものなら、こ
じ中つ加ん 世ん
い込んでいたが、実際にはそうではなか の美術館にある絵が全部ほ
ったという場合忆用いるのが普通。
UUe
3 ...ものとおもわれる 善ぼうど扫
せん意上 けっ加 あ す (3)もし希望通りのことができるも
(1)選挙の結果については明日の いま んt しゅみ
ゆうが九 たい世 のなら、今すぐ引退して、趣味
タ方には大勢がわかるものと はなつ< う こ
おも の花作りに打ち込みたい。
思われる。 しょ<ば
ちょうし わる (4)こんな職場などやめられるもの
(2)この調子の悪さでは、あまりい 加ぞ<
けっ加善た ならやめてしまいたいが、家族
い結果は期待できないものと
书も がいるから、そうはいかない。
思われる。 こ とし v
は人に人 七う意上う话う心 记 (5)A:今年はスキ—に行かない
(3)犯人は東京方面へ逃げたも
书も んですか。
のと思われる。 い v
B:行けるもんならもう行って
「と思われる」と同じ意味で、推測の表 いそ加
いるわよ。忙しくてどうし
現として使う。[ものが入る表現は、书 也す

やあらたまった会話や文章で使うのが ても休みがもらえないの。

普通。 (6)やれるものならやってみろ。
実現する可能性の少ないことに関して、
「もし実現した場合は」と仮定するのに
【ものとする】 n かい
老上うつう 元 用いる。可能動詞を使うことが多い。ま
(1)このことは共通の理解を得た
た、同じ動詞をくりかえす場合、実際に
ものとする。 はできないことを強調する。(6)は、慣
计い节 せ9
(2)これで契約が成立したものと 用的表現で、相手に挑戦する言い方。
する。 2 V-よう花のなら
加のじょ V
[...と見なす|[..と解积するにいう意味 (1)そんなことを彼女に言招うもの
けい心っ
を表す。 なら、軽蔑されるだろう。
こと体 ?加
(2)そんな言葉を使おうものなら
なん 计ひん书儿本 书も
【ものともせずに】 何と下品な女かと思われるだ
→【をものともせずに】

598

610
ものの

ろう。 ている。
い已 しけん ちこく しうたい达3
(3)最後の試験に遅刻でもしようも (6)招待状は出したものの、まだ
ほく 3、6 m人 ?大
のなら、僕の一生は狂ってしま ほかの準備は全くできていな
うだろう。
加②V上 力 ほく
い。
せんつし ひさ とうきょう
(4)彼女は気が短くて、僕がデ—ト (7)先月仕事で久しぶりに東京
く い 想くじ うV以
にすこしでも遅れでもしようも へ行った。大学時代の友人に
书乙 か元 でん力 指も
のなら、怒って帰ってしまう。 電話でもかけてみようとは思っ
こど6 い号加
(5)となりの子供はわがままで、ち たものの、忙しさにまぎれて、
ち中うい
ょっと注意でもしようものなら、 つい、そのままにしてしまった。
招书已大 意付
大声で泣き叫ぶ。 過去の出来事や現在の状況を述べて、
やや誇張した条件の述べ方で、「万一 「だがしかし..」と文を続けるのに用い
そのようなことが起こったら」という意味 る。後ろには、前に述べられたことから普
を表す。後ろには「大変な事態が生じ 通に予測されることが起こらない、起こり
る」という内容を続けるのが普通。 そうにないという表現が続く。
(1)は「高いから壳れないはずだが
よく壳れる」の意。(3)の「出来ると
【ものの】 いったのにむずかしい」など自分の言っ
1 ...ものの
ゅにゅうく龙もの たか たことや、したこと、ある状態に対して、
(1)翰入果物は、高いもののめず その後の事態に自信が持てない、実現
にん意
らしいらしく、人気があってよく がむずかしいなどの表現が続くことが多

壳れている。 い。
たら と艺ん? 加
(2)新しい登山靴を買ったものの、 2.....とはいうものの
しがっ
いそが い方点、中ま v (1)四月とはいうものの風がつめ
か世

忙しくてまだ一度も山へ行って き<ら
たく、楼もまだだ。
いない。 あいて こ电
きょらじ四ら し亡と
(2)相手は子供とはいうものの、な
(3)今日中にこの仕事をやりますと て
い かなか手ごわい。
言ったものの、とてもできそうに いL うえ さんねん v
(3)「石の上にも三年」とは言うもの
ない。 <んれん
しぜん 书お 己うがい い元 加
(4)自然の多い郊外に家を買った
の、こんなに訓練がきびしくて
也す ひ ね はやめたくなる。
ものの、休みの日は寝てばかり にんPん Vx5E5
(4)人間は平等だとはいうものの、
だ。 ょ ょうど5
盖 加く、は かね この世は不平等なことばかり
(5)次の企画を始めるお金はある
乙ま
ものの、アイデアがなくて困っ 尤。

599

611
ものを一もはや
て ど
「一般的に推測されることがあてはまら ものを、この程度のけがですん
指も
ない」ことを表す。(1)は「四月はふつ でよかったと思いなさい。
うならあたたかく楼の咲く季節だが、今
「のに」とだいたい同じ意味だが、(1)
年はそうではない。」の意味。(3)のよう
~(3)のように思わしくない結果が生じ
にことわぎなどに続けて使われることが
たことに対して不満の意をこめて用いら
多い。 れることが多い。
3とはいうものの 2 ...すればいいものを
だいが< だいえい不んがくせんこう
い しゃ
(1)大学時代は英文学尊攻だっ
えい (1)すぐに医者に行けばいいもの
た。とはいうものの、英語はほと を、がまんしていたから、ひど
んどしゃべれな
し 2 いえ か くなってしまったのだ。
ひ 加元
(2)車庫付きの家も買ったし、すっ
过?己人 以m人C上の (2)そこで引き返せばいいものを、
V や主
かり結婚の準備は整っている。
かんじん けっこんあい まっすぐ行ったものだから、山に
とはいうものの、肝心の結婚相 まよ こ
て み
迷い込んでしまった。
手がまだ見つかっていないの に
な也 (3)そのまま逃げだせばいいもの
が悩み术 かれ
を、うろうろしていたので彼は
けっ意ょくけいかん ?加
前のことがらから予想されることと違う事 結局警官に捕まってしまっ
態が続くことを表す。「それはそうなのだ
が」「しかし」という意味。
た。
人ゃ V
(4)部屋が火につつまれたときす

ぐ逃げればよかったものを、ペ
【ものを】 たす v 亿
1 ..ものを ットを助けに行ったばかりに逃
おく し
だま
(1)黙っていればわからないもの げ遅れて死んでしまった。
はな
かれ はくじょら
を、彼はつい白状してしまっ (5)わたしに話してくれればいいも

た。
ほんら
のを、どうして、ひとこと言って
方上うけV 加い 、?
(2)本来ならば長兄が会社を継ぐ くれなかったんですか。
Vこ 「..すれば悪い結果にならなかっただろ
はずのものを、その事故のせい
け うが、そうしなかったから、よくない結果
で次兄が継ぐことになってしま
になってしまった」という意味を表す。恨
った。 みや非難の気持ちをこめて使うことが多
し てつだ
(3)知らせてくれたら、すぐ手伝い
v なに v
い。
に行ったものを、何も言わない
ひと
とはみずくさい人だ。 【もはや】
试し上 ばL
(4)場所が場所なら大事故となる 副詞。「もう」よりもかたい表現。

600

612
もはや一や

1もはや…だ んなにうわさが広がってはもう止める方
す乙 虫元 くるま 色
(1)少し前までは車を持つことが 法はない」という意味。
しみん 也 い
庶民の夢だったが、もはや一
加くるま记だい だ
家に車二台の時代だ。 【もらう】
し意ん令 は儿 まわ →【てもらう】
(2)資金繰りに走り回ったがつい
而块、工が、
に不渡り手形を出してしまっ
た。もはや会社もこれまでだ。
加いし
【や】
方老师う し世人か人き上う 西2加 1 NやN
(3)地球の自然環境の悪化はも つ<元5元 老ら か办

む U き (1)机の上には皿や紙コッ才など
はや無視できないところまで来 书
が置いてあった。
ている。 书中うがく世 こ3子3世V
活し かくし人 ろんてん (2)バスは中学生や高校生です
(4)保守か革新かという論点はも
じ だい书< ぐにいっばいになった。
はや時代遅れだ。 心 こ动
(3)その村には米や野菜はある
これまでの経過を述べて区切りをつけ に< て はV
が、肉はなかなか手に入らな
たり、現状はもうここまで来ている、こうな
っているということを表す。 い。
2もはや..ない ものをならべたてるのに用いる。「Xと
Dろ九 じだい书く
Y」と言った場合はXYの二つだけだ
(1)この理論が時代遅れになった
いま かれ 元 なに が、「XやY」はそれ以外にもなにかあ
今、彼から得るものはもはや何
るという含みがある。
もない。 2数量詞十や+数量詞
し次うせん はんせい志
七すこ いち老がこく 下
(2)終戦から半世紀もたっている。
せん と (1)うちの息子は一度外国に出か
もはや戦後ではないという人も 加けっ 加げっ
けると1少月や2ク月はなんの
いる。 れんら<
連絡もありません。
かれ
世んCh v ひと
(3)彼のスキャンダルがあちこち
(2)善人だと言われている人でも、
ひと 示九
でうわさになりはじめた。こうな 力る
悪いことの一つや二つはして
て う
ってはもはや手の打ちようがな
いるだろう。
い。
ながねんかれ
加のVょ
(3)彼女ももうすぐ二十歳なんだか
は态 点

(4)長年彼のうそにだまされてき ひとn 亦た
ひとn かれ
ら、ボーイフレドが一人や二

て、もはやだれ一人として彼を 人いてもおかしくない。
しん もの
信じる者はなかっな。 加机、意史表 表人
(4)彼は気前がいいから、5万や
まん 9 う 热
いままで続いていた事態が、これ以上は 10万なら理由を聞かずに貸し
続かないという意味を表す。(3)は「乙
てくれる。

601

613
や,一やすい

せま 八节 ひとばん 不たばん
(5)狭い部屋ですが、一晚や二晚 行われる様子を表す。「...するかしない
ならがまんできるでしょう。 かの短い間に」「..するとすぐに」の意
ひとn
善中うりょう节す 味。書きことば。
(6)給料は安いが、子供の一人
不た り そだ
や二人は育てられる。
こくさvか じ だv
(7)国際化の時代なのに外国語
がいこくこ
【やがて】书
あ意 示度
ひと 而た (1)秋が終わり、やがてきびしい冬
の一つや二つできないようで
こま
は困ります。
がやってきた。
ちv 加 と か之
(2)小さな誤解が、やがて取り返
おおよその数をあげて、それがたいした こくきいもんだい はってん
数ではないことを表す。「大丈夫だ」「か しのつかない国際問題に発展

まわない」「たいしたことはない」という表 することもある。


こ こ乙ろ
現が続く。普通は1、2(一人や二人な (3)あの子は心をとぎして、だれに
ど)が使われることが多い。
対しても反抗的だが、やがて
とき いま
わかる時がくる。今はそっとし
【や2】 ておいてろう。
1 V-るや 书が力 书书 か力
おれ ら (4)この小川がやがて大きな河に
(1)「どうして俺なんか生んだん うみ
あに なりそして海にそそぎこむ。
だ」という兄のことばを聞くや、
はは か书 ま か 「まもなく」「そのうちに」という意味。「..
母は顔を真っ赤にしておこりだ
になる」「...にいたる」のような「自然な
した。 変化でそのようなことになった」という意
ちちし でん课う 5 と
(2)「父死す」の電報を受け取る 味を表す表現とともに使われる。
加机 上 四
や、すぐさま彼は汽車に飛び乘
た。 【やすい】
.と同時に」「..とすぐに」の意味。古 [R-やす]

い言い方。書き乙とば。 (1)このペンはとても書きやすい。
せんせい 这 はな
2 V-るやいなや (2)先生は気さくで話しやすいが、
かれ 老 书< いえ
(1)彼はそれを聞くやいなや、もの 奥さんはこわそうなので家に
い 变 あそ v
も言わずに立ち去った。 遊びに行きにくい。
<す の 苦中う まち 3か やす ひと、しんせっ
(2)その薬を飲むやいなや、急に (3)その町は物価も安く、人も親切
扣也け す
眠気がおそってきた。 で住みやすいところです。
かいてん ひsいな く 史
(3)開店のドアが開<や否や、客は (4)かたかなの「ツ」と「シ」は間
书 方加 老

なだれのように押しよせた。 違えやすいので気をつけてく
ひとつの動作に続いてすぐに次のことが 龙含い。

602

614
やたらに一やっと
かれ たいしつ
(5)彼は子とりやすい体質なので、

食べすぎないようにしているそ
【やっと】
うだ。 1やっと<期待の実現>
こ力 さんかい し けん
(6)そのおもちゃは壊れやすくてあ (1)三回試験を受けて、やっと合
か<
ぶない。 格した。

イ形容詞と同じように活用する。動詞の (2)テストもやっと終わった。
連用形に付いて、その動作が簡单に出 なんにち れんしら
(3)何日も練習してやっとできるよ
来ること、起こり得ることを表す。性質と うになった。
してそうなる傾向があるときは、たと元ば たいいん 加い
(4)やっと、退院できるところまで快
「恋をしやすい」より「すぐに人を好きに 示<

なる」のように「すぐに...する」などの表 復した。
ねん かん
現が使われる。「おこりやすい」「泣きや (5)1995年にトンネルはやっと完
せい
すい」などは「すぐにおこる、おこりっほ 成した。
い」「すぐに泣く」のほうが普通。反対の 方ゅうv ま己
(6)きびし<注意したので、孫もや
意を表すことばに「.にくい」がある。
っといたずらをしなくなった。
あした し过ん 书
(7)明日でやっと試験も終力る。
【やたらに】 い号が いちにち
ちょ老ん
(8)貯金もかなりできた。これでや
ょう
(1)今日はやたらに忙しい一日だ E<92
北独立できる。
った。 心すあ らいねん 苍つ 上う

さい老ん (9)娘も来年はやっと卒業だ。
(2)最近やたらにのどがかわく。な
苦労して、あるいはたいへん時間がか
にか病気かもしれない。 かった後で、話し手が待ち望んでいた
乙とし なつ あめ 书书
(3)今年の夏はやたらに雨が多 ことが実現する様子を表す。「やっとV-
い。
かれ 心ょし加<せ
た」の形で使われることが多い。話し手
(4)彼は、女子学生とみると、やた の「ほっとした気持ち」ゃ「喜び」を表
はな 意ら
したり、「時間がかかった」「たいへんだ
らに話しかけては嫌われてい
った」といった気持ちを表す。
るよう龙。 似た表現に「ようやく」「とうとう」[つ
がっこう 考名

0)子校区Yにb心规期老久
いに」がある。「とうとう」「ついに」は、
3 乙ま
更するので困る。 話し手にとって望ましいことにも、望ましく
程度が激しかったり、秩序がない様子 ないことにも使うことができるが、「やっ
を表す。「やたらと」も使う。「むやみやた と」は、話し手が待ち望んでいたことに
らに」「めったやたらに上いう言い方もあ ついてしか使えない。
る。 (例)長い間入院していた祖父が {とう
とら/ついに}亡くなった。

603
615
やっと

上のような例で「やっと」を使うと話し (1)(2)のように、「難しかったが、苦
手が「祖父が死ぬことをずっと待ってい 労してなんとかうまくいった」という場合
た」ということになる。「とうとう/ついに」 や、(3)(4)のように数量を表す表現と
は、話し手が望んでいたかどうかとは関 ともに使われて、「その数量が精いっば
係がなく、長い時間や経過を経て最後 いで、それ以上ではない」「その数量が
の段階に至ったことを表す中立的な表 少ない」ことを表す。ここでは、(3)は
現である。 「二才になって間もない(たいへん幼
また、「やっと」「ようやく」は話し手が い)」(4)「たった三日だ」という意味。
待ち望んでいたことが、実現する場合に bやっとV-ている
たいし占< <に しはら
使われるので、最後まで実現しなかった (1)退職してからは、国から支払
ことを表すことはできない。 ね人青人 せいかつ
われる年金で、やっと生活して
(誤)彼は、{やっと/ようやく}来なかっ
た。 いる。
わたし小と たいしつ
(正)彼は、{とうとう/ついに}来なかっ (2)私は太りやすい体質で、ダイ
げん营
た。 エットをしてやっと現在の体
2やっと <求りの状態> 5 VC
重を維持している。
話しことばにも書きことばにも使われる。 じ人己5乙意中う意 ?加 い
(3)人工呼吸器を使って、やっと生
似た表現に「どうにか」「なんとか」「か ょうた
ろうじて」「からくも」などがある。「どうに きている状態だ。
い方め人也 の法点 书 のこ
か」「なんとか」は話しことば的な表現 (4)一面焼け野原で、烧け残った
いえ も のこ はしら
で、「かろうじて」は書きことば的なやや 家も、燃え残った柱のおかげ

かたい表現。「からくも」はかたい書きこ で、やっと立っているというあり
とばに使われる。「かろうじて」との違い
さまだった。
について詳しくは「かろうじて1」を参
照。 (1)(2)のように、「十分ではないが、
a やっとV-た 苦労しながら現在の状態を保っている」
也<
という場合や、(3)(4)のように「(死
(1)タクシーをとばして、やっと約
そく Cかん去 あ ぬ/倒れるという)最悪の状態の一步
束の時間に間に合った。
しあ えんちょうせん 手前で、なんとか現在の状態を保って
(2)試合は延長戦にもつれこんだ
いる」という場合に使う。
世んり上<、而 か
が、全力を振り絞ってやっと勝 CやっとV-るN
わたし いえ 加で< にん
た。 (1)私の家は、家族5人がやっと
こせんげっ に ひろ
(3)うちの子は先月やっと二才に 暮らせる広さしかない。
加き み 招とな せ の
なったばかりだ。 (2)柿の実は、大人が背伸びをし
加れ しっ迷? とと
(4)彼が出発してから、まだやっと てやっと届くところにあった。
みっか
三日しかたっていない。

604

616
やなんぞ
本んねん えこ 心ん意ょら にちじょうかい力 こが<りょ<
(3)何年も英語を勉強している (2)日常会話がやっとの語学力
ほん ょ 想加 中占3、之
が、やさしい本がやっと読める では、大学の授業を受けるの
て ど しんぶん よ 心ずか
程度で、新聞なんかとても読 は難しいだろう。
书も かのじょ ひ み?
めない。 (3)やっとの思いで、彼女に秘密を
3あ
「やっと/なんとか/どうにか..できる程 打ち明けた。
乙左 い元
度のN」という意味を表す。「難しいけれ (4)やっとのことで、一戸建ての家
ども、ぎりぎりなんとかできる」という意味 て
を手にいれた。
を表す。可能を表す表現といっしょに使
「..するのがやっとのN」「Nがやっとの
われる。
N」の形で使われて、「そうするのが精
dやっとNだ
しくだい お いっばいの状態で、それ以上の余裕が
(1)宿題はなかなか終わらない。
はん不ん ないという意味を表す。また、(3)(4)
まだやっと半分だ。 の「やっとの思いで」「やっとのことで」
ほん むずか
(2)この本はすごく難し<て、なか は慣用的な表現で、「たいへんな苦劳
すす さん C かん
なか進まない。三時間かかっ や努力をして」という意味。
f Nが/.….のが やっとだ
て、やっと5ページだ。 い元 安之 队古 くるまい方だい 上书
わたし しゅうに中う 空に ぜん录西く (1)家の前の道は、車一台が通る
(3)私の収入は、何もかも全部含

めても、やっと10万門だ。
まんえ人 のがやっとだ。
力在し意地らり上う 大
むすめ けっこん
(2)私の給料では、食べていくの
(4)娘は、まだやっと18才だ。結婚
なんかとんで有ない。 がやっとだ。
こど电 ころ たいりょ< まV
こ ょうち元ん (3)子供の頃は体力がなくて、每
(5)うちの子は、まだやっと幼稚園 に方がっこら 加ょ
日学校に通うのがやっとだっ
だ。
(1)~(3)のように、数量を表す表現
た。 ほん 心ずか
(4)この本はすごく難し〈て、なか
と共に用いて、「たいへん苦劳をして、 す寸 いちに方
その数量に至った」ことを表す。話し手 なか進まない。一日に5ペ—
が、「その数量が、努力の割に少ない」 ジがやっとだ。
と思っている場合に使う。また、(4)(5) 「そうするのが精いっばいの状態で、そ
のように年齡や学年などを表す表現と れ以上の余裕がない」という意味を表
共に用いて、「...にすぎない「たいへん す。
若い/幼い」という意味を表す。
e やっとのN
せんそうち四うまいに方大 【やなんぞ】
(1)戦争中は每日食べていくのが
せいかつ [Nやなんぞ]
だいがく
やっとの生活だった。 交まえ
(1)大学の名前やなんぞでほくを

605
617
やなんぞ一やら
ひょう加 しず やまみ方 き也
評価してほし<ない。 (3) 日が沈んで、山道は寒いやら
示老ょう ま ちV 乙 本
(2)不況やなんぞには負けていら こわいやらで小さい子は泣き
みんな かいしゃ
れない。皆で会社のためにが だしてしまった。
みな vわ
んば万う。 (4)皆さんにこんなに祝って6らえ
じゅ< き 法 うれ
(3)塾やなんぞに行っても、やる気 るとは恥ずかしいやら、嬉しい
nv
がなくちゃだめだ。 やら、なんともお礼の言いよう
方 しう
(4)たった一度の受賞やなんぞ がありません。
と< い でんし也 这V示
で得意になってはいけないよ。 (5)きのうは電車で財布をすられ
かさ 力す
「...やなにか」という意味だが、否定的 るやら傘を忘れるやらでさんざ
にとらえる時に使われる。「やなんか」と んだった。
もいう。少し古い言い方。
「.… .などいろいろ」「…たり.たりし
て」のようにいくつかの中から並べあげる
【や七】 のに用いる。「いろいろあって大変だ」と
[R-やむ] いう意味で使われることが多い。
ょなか さん C
(1)夜中の三時ごろになってやっと 2...のやら.…のやら
加 国3套 い.
赤ん坊は泣きやんだ。 (1)行きたいのやら行きたくないの
ひと 意 も
也队力
(2)となりの部屋の電話のベルが やら、あの人の気持ちはどうも

鳴りやんだ。 よくわからない。
加 点于あめ 系 もすこ 付eこA 意
(2)息子に結婚する気があるのや
(3)一ケ月降り続いた雨が降りや わたし
高と ん こう式V
んだ後は一面の洪水だった。 らないのやら私にはわかりませ
「続いていた現象が終わる」の意味。 ん。 こ 入也
「泣く」「鳴る」「降る」などの限られた自 (3)うちの子はいつも部屋にいるけ
心ん善ょら
動詞とともに使われる。「降りやむ」は单 ど、勉強しているのやらしてい
に「やむ」というのが普通。 ないのやら、まったくわからな
い。
【やら】 (4)こんなに辛くては、味がいいの
加ら あじ

1..5.. 5 力る
ら? L けん やら悪いのやらさっばりわから
(1)来月はレポートやら試験やらで
そ加 ない。
ひどく忙しくなりそうだ。 ほんにん ち上《甚?5うめい、に
上5 こ ども (5)本人に直接、病名を言ってい
(2)スケート場は子供やらつきそい わる はんだん
はは书节 い(の)やら悪い(の)やら判断
の母親やらでごったがえして
がつかない。
いた。

606

618
やる一ゆ元
まいにち も いえ で ま たんVょ5
(6)每日力バンを持って家を出る (2)妻の誕生日がいつやらはっき
なに
けど、どこで何をしているのや りおほえていなV
加い たか
ら。 (3)会議のあとでど乙やら高そうな

「二つのうちのどちらかよく分からない」と バーに連れて行かれた。
じ付入 加法っ と
いう意味。話し手が判断に困っていた (4)どうやらやっと事件の解決の糸
《方
り、話題の主の態度がはっきりしないの 口が見之てきた。
を快く思っていないときに使われること
「なに」「どこ」などの疑問詞に付いて、
が多い。話しことばでは(6)のように後
はっきりそれとは指し示せないことを表
ろの部分の「していないのやらわからな
す。(1)は[なにか、なんだか」(2)は
い」を略すこと6多い。
「いつか小、(3)はどこか」、(4)はど
3疑問詞.のやら
る 本に うにか」に言いかえられる。
(1)きのうの昼に何を食べたのや
指も
らまったく思い出せない。
い力なに 【やる】
(2)お祝いに何をあげていいのや
→【てやる】
らわからない。
(3)どこにしまったのやらいくらさが
み 【中元】
しても見つからない。 古い言い方。書きことば。
かれ 高
(4)彼に会ったのがいつのことやら 1ゆ元
书活 乙き上う す 遵ょ<
はっきり覚えていない。 (1)ゆえあって故鄉を捨て、この極
ねん あ 加ん ち まV

(5)40年も会っていないのではじ 寒の地に参りました。
だれ だれ 办れ し<也 と しつ

めは誰が誰やらさっばりわから (2)彼はゆえなく職務を解かれ、失
い 空
なかった。 意のうちに くなった。
力加おんな四元 ようす 电ん
「なに、いつ、どこ、だれ、どう...かわか (3)若い女が故ありげな様子で門
らない」の意味。「のやら」の「の」を のそばにたたずんでいた。
言わないこともある。(5)の「だれがだ わけ、理由という意味。(1)は文語的な
れやら」は誰かわからないことを強調す
物語のナレ—ション。(2)は「理由な〈
る慣用句。ほかに「なにがなにやら」「ど
仕事を首になり」、(3)は「事情があり
れがどれやら」「どこがどこやら」「いつの そうな様子」という意味。「ゅえあって」
ことやら」などの言い方がある。少し古
「ゆえなく」「ゆえありげ」はいずれも慣用
表現。
的な表現。
4疑問詞十やら 2 Nのゆ元に
含初 おも
ひんこん こうとう善ょうい< 5
(1)なにやら騒がしいと思ったら、 (1)貧困のゆえに高等教育を受
ん上 加
近所が火事だった。 こ ども
けられない子供たちがいる。

607
619
よう
せ亦 むさく ゅえ こくない ない た り かんけv しゅう小<
(2)政府の無策の故に国内は内 (2)あの二人の関係はもう修復し
らんt5たu ちV
乱状態に陷った。 ようがない。
.が原因で╱理由で」という意味。.. (3)ここまで来てしまったからには
もど
のため。 もう戻りようがない。
3....が中元 (4)そんなにひどいことをしたのな
じょせv ゅ元 き心つ
(1)女性であるが故に差别される い わけ 书も
ら、言い説のしようがないと思
ことがある。
こ些 池3v 四文 ほ之己< う。
(2)事が重大であるが故に、報告
书< <
「どんな方法をとっても不可能だ」という
の遅れが悔やまれる。 意味を表す。ほかに可能な手段が何も
书中 低うにん 四元 ひ
(3)親が放任していたが故に非 ないような場合に用いる。「修復する」
こう はし 力加么
行に走る若者もいる。 「改善する」などの漢語の動詞では、「漠
よう い あ ゅ文 あ 語+の+しようがない」の形をとることも
(4)容易に会えぬが故に会いたさ
ある。
がつのる。 (例)あの二人の関係はもう修復のしょ
力か 冲元 高也ま

(5)若さ(が)故の過ちもあるのだ。 うがない。
普通体の節を受けて、「それが原因/ 2 R-ようで(は)
考 も 本ん
理由となって」という意味を表す。 (1)気の持ちようで何とでもなるこ
4 ...のは N中えである
むすこ せっとう 来ん なん とだ。
かんが せいかつ
(1)息子は窃盗、万引きで何度つ (2)"考えようではサラリーマン生活
み支
わる
かまったことか。それでも見捨 も悪くはない。
こ ども办力以
てないのは子供可愛さゆえで 老 名 も
(3)あなたの気持ちの持ちようひと
ある。 つできまるんだから。
不沙やまとん たし L とな あ
も① かど
(2)冬山登山は確かに死と隣り合 (4)物は言いようで角が立つ。
v C
わせだ。だがそれでも行くのは し乙と
ふゆ节ま みりょく (5)仕事はやりようでいくらでも時
冬山の魅力ゆえである。 加ム、甚?也く
間を節約できる。
试加 つか
「.するのは.…だからだ」という意味。困
(6)馬鹿とはさみは使いよう。
難な状況の中であえて何かをする場合
「考え方/やり方によって」という意味。
の理由を述べるのに用いられる。
(3)は「R-ようひとつで」のような形で、
それだけで後のことが決まるという意味
【よう】 を表す。後半の部分には[どのようにもで
1 R-ようがない きる/どうにでもなる」、あるいは「異な
こわ
(1)こんなにひど<壊れていては、 る/いろいろだ」などの表現が来る。
な书
(6)は[使いようでどうにもなる」の後半
直しようがない。

608

620
よう。
が省略されたもので、ものごとはやり方に a V-ょう <意志>
なつやす う办 い
よってどうにもできるという意味のことわ
(1)夏休みには海に行こう。
ぎ。 らいねん
(2)来年こそはよい成績がとれるよ
せいせ老

3 R-ようによっては がんば
かん加 かれ 心ん うに頑張ろう。
(1)考えようによっては、彼らの人 なん
せ し力 い (3)何にもすることないから、テビ
生も幸せだったと言えるのか为 み
でも見ようっと。
しれない。 もう
Lと (4)はっきり申しましよう。あなたに
(2)その仕事はやりようによっては し己と 考9
す床 はこの仕事は無理です。
とても素晴らしいものになるだ こんゃいっは
(5)A:今夜一杯いかがですか。
ろ方。 上之 之人
也ま み B:そうですねえ。今日は遠
(3)あの山は、見ようによっては仫
う ね み 慮しておきましょう。
像が寝ているように見える。
意志的な行為を表す動詞に用いて、そ
「考え方ノやり方によっては」の意味で、
の行為を行おうとする話し手の意志を
方法や観点によって結果が異なることを
表す。(3)の「V-ようっと」は、話しこ
言う場合に使う。
とばで用いられる独り言的な言い方。短
く[V-よっと」と発音される乙ともある。
【よう2】 b V-ょう<申し出>
あし いた
[V-よう打 (1)足が痛いのか。おぶってやろ
動詞の活用形のひとつで、話し手の意
志や推量を表す。[-ようは一段動詞の
う。
いそ加 てつだ
連用形に付く(例:見よう、食べよう)。[来 (2)忙しいのなら、手伝ってあげよ
る」「する」は「こよう」「しよう」となる。 う。 化もつ も
五段動詞の場合は「お段|の音に[-う| (3)その荷物、お持ちしましょう。
之 力たし ては
をつける(例:行こう、読もう、話そう)。丁 (4)切符は私が手配いたしまし
寧体は「食べましょう、行きましょう」の
ように「R-ましょう」となる。
う。
之善 お<

1 V-ょう<意向> (5)駅までお送りしましょう。
意志的な行為を表す動詞を用いて、話 相手のために話し手が何かすることを
し手の行動の意志を表す。また、使用古 申し出るのに用いる。相手の利益になる

れる状況によって、<申し出>、<誘いか 行為を話し手が相手のためにしようとす
け>、<間接的要求>など、異なる用法 る为の。謙讓表現は(3)~(5)のように

をもつ。 [...いたしましょう」や「お..儿ましう╱
丁寧な言い方では[..しましk/v いたしましょう」となる。
たしましょう」などが用いられる。 c V-ようく誘いかけ>

609

621
よう2
善み い
(1)君もいっしょに行乙うよ。 れ」「来てください」のような依頼表現と
ちx はなあ 似ているが、「(V-て)もらおう」のほうが
(2)一度ゆっくり話し合おう。
こん中の あ 話し手の要求を一方的に押し付ける二
(3)今夜は飲み明かそうよ。 ュアンスが強い。社会的に上位の人物
来 で
(4)お待たせしました。では出かけ や、職業上の権威をもつ人物などでな
ましょう。 いと使いにくい。
聞き手も自分といっしょに行動するように 2 V-よう<推量>
誘いかけるのに用いる。bのく申し出> 話し手の推量を表す「だろう」のやや古
では、行為を行うのが話し手だけなのに めかしい言い方。書きことば的。「よかろ
対し、<誘いかけ>は、聞き手も話し手と う/寒かろう」のようにイ形容詞の「A-

共に行動するよう誘いかける用法であ かろう」もこれと同様の用法である。話し
る。 ことばでは「だろう(と思う)」「でしょう」
d V-ようく呼びかけ> などを使う。
为うだん
(1)横断する時は左右の車に注意
とき老助う く有ま专中ら a V-よう
课あい 元ん
(1)場合によっては延期されること
しよう。
いんしゅうんてん世った
(2)飲酒運転は絶対に避けよう。
もあろう。
てん つ
し< 来 て あら (2)この点については次のようなこ
(3)食事の前には手を洗いましょ v
とが言えよう。
う。 げん乙くて善 は
ど5示つ
(4)動物にいたずらしないようにし (3)午後からは全国的に晴れまし

ましょう。 ょう。
中主で ゅ善
(4)山沿いでは雪になりましょう。
複数の人々に「...する/しないようにし
よう」とある行動をとる(とらない)ように呼 話し手の推量を表す。意志を表さない
びかけるのに用いる。多くの人の目に触 「ある」「なる」や、「言える」「できる」
れるポスターや、たれ幕などの標語でよ 「考えられる」「あり得る」のような可能の
く用いられ、人々にそれに従うように呼び 意味を表すものが用いられることが多
かける言い方。 い。否定形は「V-まい」となる。
eもらおう/V-てもらおう 書きことば的で、古めかしい言い方。
いっほ丸
話しことばでは、「だろう」を使う。「V-
(1)ビールをもう一本もらおう。
し ましょう」は「V-よう」の丁寧形で、昔
(2)あんたには死んでもらおう。
けい高つし上 き の天気予報などで用いられたが、最近
(3)ちょっと警察署まで来ていただ
では、「でしょう」が使われる。
きましょう。 b V-ようか
けっろん つ
「(V-て)もらおうノいただこう」の形で、 (1)結論としては、次のようなこと

間接的に聞き手に行動を要求するのに が言えようか。
用いる。「ビールをください」「死んでく

610

622
よう2
にんげ人
(2)こんなひどいことをする人間が くこともある。「かな」「かしら」は、独り

この世にあろうか。 言的な表現なので、丁寧体と共には用
まず ひとたち いられにくく、「ましょうかな/ましょうかし
(3)こんなに貧しい人達をどうして
ほう ら」などとは言わないのが普通。
放っておけようか。
加 b V-ようか <申し出>
(4)そんな馬鹿げたことがありえま 送み 加 ぼく
(1)君の代わりに僕がやろうか。
しょうか。 仁つ国《
(2)荷物、僕が持とうか。
「だろうか」の書きことば的表現。疑問や なに てつだ
(3)何かお手伝いしましょうか。
反語を表す。(2)~(4)は反語の例 おし
(4)いいこと教えてあげましょうか。
で、「...だろうか。いやそうではない」と
解积できる。普通体が用いられる方が 上がり調子、下がり調子のどちらのイン
多い。 トネーションでも用いるが、上がり調子の
3 V-ようか <意向> ときは問いかけの気持ちが強まる。
動詞の意向形「V-よう」に疑問の「か」 C V-ようか <誘いかけ>
けっこん
がついたもので、話し手自身の意志に (1)結婚しようか。
なんじ ま あ
不確かな部分があったり、聞き手の意向 (2)何時に待ち合わせしようか。
しょ<V
を問うような場合に用いる。基本的な用
(3)どこかで食事しましょうか。
法は「V-よう」と同様だが、「か」が付 加 ?53
(4)いっしょに海外旅行しましょう
くことによって疑い・問いかけの意味が
加わっている点が異なる。 か。
a V-ようか <意志> 聞き手も話し手と一緒に行動しようとい
(1)どうしようか。 う誘いかけを問いかけるのに用いる。下
ひる はん 空に がり調子のイントネーションで発せられ
(2)昼ご飯は何にしようかな。
V ることが多いが、上がり調子のときは問
(3)行こうか、それともやめておこう
いかけの気持ちが強まる。
か。 dもらおうか/V-てもらおうか
力たし か人加 は<V5う 七力
v?tv
(4)私の考えていること、白状しち (1)お茶を一杯もらおうか。
ゃおうか。 (2)これ、コピ—してもらおうか。
し亡と 青み せ考
(5)こんな仕事やめてしまおうかし (3)君には、しばらく席をはずして
ら。 いただきましょうか。
か元 书も
(6)これからどうして暮らしていこ (4)A:もうすぐ、帰ると思います。

うか。 B:じゃ、ここで待たせてもら
話し手がその行為をしようかどうか迷っ いましょうか。
たり、意志が決まらないでいる状態を表 間接的に聞き手に行動を要求するのに
す。「か」以外に「かな」「かしら」が付
用いる。「か」が付くことによって、たった

611
623
よう2

今、話し手がそのように考えついたとい を重ねて述べ、「何が起こっても/どのよ
う意味やためらいの気持ちが加わるの うなことをしても」という意味を表す。用
で、それがない場合より一方的な要求 法は上の aと同様。
の意味が少しやわらげられる。普通、社 C V-ようが V-まい辦
しゅっせき
会的に上位の人物が目下に対して使 (1)あなたが出席しようがしまい
う。 わたし しゅつ世意
が、私は出席します。
4 V-ようが 心ん吉上う わたし
(2)勉強をやろうがやるまいが私
「V-ても」の書きことば的な表現で「どの 加って
ような行動をとっても/どのような状況 の勝手でしょう。
さん加
であっても」という意味を表す。後ろには (3)パーテイは参加しようがしまい
み东 Vゅう
それにかかわらず成立することがらや決 が、皆さんの自由です。
意・要求や「自由だ/勝手だ」などの
同じ動詞の肯定と否定の意向形が用い
評価の表現が続く。「V-ようと」とも言い
られ、「どちらの行動をとったとしても」と
かえられる場合が多いが、「てもとは言
いう意味を表す。「...してもしなくても」の
いかえられないことがある。 かたい言い方。
a V-ようが 5 V-よう沁ゃないか
なに 力たし 加って
(1)どこで何をしようが私の勝手 いっし上 の
(1)一緒に飲もうじゃないか。
でしょう。
ひと Vん い (2)みんなでがんばろうじゃない
(2)人になんと言われようが、自分
き z3 か。
けん加
の決めたことは実行する。 (3)よし、そんなにおれと喧嘩した
かれ 力1
(3)彼がどうなろうが、私の知った う 态
いのなら、受けて立とうじゃな
ことではない。 いか。
こん や 加た あ
前のことがらに拘束されずに後のことが (4)今夜は、語り明かそうではあり
らが成立することを表す。後半には意
ませんか。
志・決意や「自由だ╱勝手だ」のような
評価の表現が用いられる。 意志的な行為を表す動詞に付いて、自
b V-ようが V-ようが 分の意志を強く表明したり、相手に一緒
でか いえ に行動するよう誘いかけるのに用いる。
(1)出掛けようが家にいようが、あ
Vゅ3 「V-ようか」よりも相手に対する働きかけ
なたの自由です。 の意味が強く、主に男性が用いる。女性
あ动 示 示
(2)雨が降ろうがやりが降ろうが、 は普通「..ましょう」を使う。丁寧な形は
しあv 沙3
試合は決行します。 「..ようではありませんか/ないですか」
わ5
(3)みんなに笑われようがバ力にさ となる。
6 V-ようと
れようが、気にしない。
「V-ても」の書きことば的な表現で「どの
正反対、あるいは類似の意味のことがら

612

624
よう2

ような行動をとっても/どのような状況 い/自由だ」といった意味や、どのような
であっても」という意味を表す。後半には 行動をとった場合でも、それと無関係に
それにかかわらず成立することがらや 後のことがらが成立することを表す。
「自由だ╱勝手だ」などの評価の表現 C V-ようとV-まい比

が続く。「V-ようが」と言いかえできる場 (1)行こうと行くまいとあなたの自
合が多いが、「ても」とは言いかえられな 四う
由だ。
い乙とがある。 空
(2)たくさん食べようと食べまいと
a V-よう比 上う普ん 书左
わたし 以即ら 料金は同じだ。
(1)なにをしようと私の自由でしょ 善政 加の心ょ 高 あ
(3)君が彼女に会おうと会うまいと
う。 黑く 加ん
い 加って 僕には関係のないことだ。
(2)どこへ行こうとあなたの勝手で
「...してもしなくても」という意味を表す。
す。 はら d V-よう化も
ば加
(3)どんなに馬鹿にされようと腹を みな はんた
かれ はたら (1)皆にどんなに反对されようとも
たてるでもなく彼はひたすら働 意 8四乙う
決めたことは実行する。
いている。 (2)たとえどんなことが起ころうと

前のことがらに拘束されずに後のことが かれ いっLょらはな
も、彼からは一生離れない。
らが成立することを表す。後半には「勝 おど かれ
(3)どんなに脅かされようとも、彼は
手だ/自由だ/関係ない」といった意 苦ぜん たいど
味の表現が来る。 毅然とした態度をくずさなかっ

b V-ようとV-ようと た。
どりょ< なま けっ加 とみ め せV
(1)努力しようと怠けようと結果が (4)いかに富に惠まれようとも、精
しん ず しあわ V
すべてだ。 神が貧し<ては幸せとは言え
本 深<
(2)あなたが泣こうとわめこうと、僕 ない。
かんはい
には関係ない。 「V-ようと」に「も」がついたもので、「V
わ龙し 加2て
(3)行こうとやめようと私の勝手だ。 -ても」の書きことば的な言い方。意味・
あそ 心ん意ょう す
(4)遊ぼうと勉强しようとお好きな 用法は「も」がつかない場合と同様だ
が、こちらのほうが少し古めかしい二ュ
ようにしてください。
に < や アンスをもつ。「(たとえ)どんなに/いか
(5)煮て食おうと焼いて食おうとご
じ ゅう に」などを伴うことが多い。
自由に。 7 V-ようとおもう
か 扫
(6)駆け落ちしようと心中しようと
しんVφら しょうがっ 书んせん v おも
(1)お正月には温泉に行こうと思
加って
勝手にしろ。 う。
らvねん がんば おも
正反対、あるいは類似の意味のことがら (2)来年はもっと頑張ろうと思う。
を重ねて述べ、「何をしてもかまわな

613

625
よう2
こん はやね おも くるま 书
(3)今夜は早く寝ようと思っている。 で車がェンストを起こしてしま
い主 し二と书 おも
(4)今の仕事を辞めようかと思って た。
示 ろ はV
いる。 (5)お風吕に入ろうとしていたと乙
加こく 真 おも でん力
(5)外国に住もうとは思わない。 ろに、電話がかかってきた。
いっLs5 しと
(6)あなたは一生この仕事を続け 動作や変化が始まったり終わったりする
书も

ようと思いますか。 「直前・寸前」という意味を表す。「始ま
る」「終わる」などの、人間の意志に関
意志的な行為を表す動詞を受けて、話
わらない無意志的な動詞が使われるの
し手の予定や意志を表すのに用いる。
疑問文は聞き手の意志を問う表現とな が典型的だが、「V-ようとするところ」の
ような文型では、意志的な動詞も使われ
る。また、(4)の「かと思う」は、話し
る。無意志的な動詞が使用される場合
手に迷いやためらいがあることを表す。
は、文学や詩的な表現のことが多い。
「V-ようと(は)思わない」はそのような意
b V-ようとする <試み>
志が話し手にないことを表す。 也す こ とうだい はい
(1)息子は東大に入ろうとしてい
「つもりだ」と似ているが、「つもりだ」
は第三者の意志を表すことができる点 る。
加のじょ い 电之 なん
で異なる。 (2)彼女は25歳になる前に何とか
(正)山田さんは留学するつもりだ。 けっこん
結婚しようとしている。
(誤)山田さんは留学しようと思う。 おも だ 东まえ
(3)い<ら思い出そうとしても、名前
なお、「V-ると思う」は話し手の意志 彩电 だ

ではなく推量を表すため、意志を表した が思い出せない。
九な 了元 加
い場合は使えず、「V-ようと思う」を使わ (4)棚の上の花びんをとろうとし
あし 亦
なければならない。 て、足を踏みはずしてしまっ
(誤)私は東京へ行<と思う。(意志の表
た。
現としては誤り) 迁んに人 いょ<
(5)本人にやろうとする意欲がな
(正)私は東京へ行こうと思う。 v 心だ
8 V-ようとする ければ、いくら言っても無駄で
a V-ようとする <直前> す。
とけ しょう2 し ね め
(1)時計は正午を知らせようとして (6)寝ようとすればするほど、目が

いる。 さえてきてしまった。
なが なつやす 书

(2)長かった夏休みもじきに終わろ 意志的な行為を表す動詞を受けて、そ
うとしている。 の動作行為を実現しようと努力したり試
ひ ち ~いせん 加なた しず みたりすることを表す。
(3)日は地平線の彼方に沈もうと
C V-ようと(も/は)しない
している。 むす乙 い
のほ か ところ (1)うちの息子はいくら言っても勉
(4)上り坂にさしかかろうとする所

614

626
ようするに
きょう
強をしようとしない。 のような、自然にそうなるという意味を表
となり 书く わたし 高 あ
(2)隣の奥さんは私に会っても挨 しており、話し手の意志を表すものでは
老つ ない。後に続く動詞は、「思う]以外には、
掺ひとつしようとしない。
かんじ 「予想/想像する」などの動詞が、いつ
(3)その患者は食べ物を一切うけ
も「-なかった」の形で用いられる。書き
つけようとしな。 乙とば的。
乙之 亦 艺
(4)声をかけても振り向こうともし 10 V-ようにもV-れない
あたま い在 书 书
ない。 (1)頭が痛くて、起きようにも起きら
かのじ上 改声 伏なし
(5)彼女はこの見合い話をおそら< れない。
しょうだく 书
承諾しようとはしないだろう。 (2)まわりがうるさくて、落ち着いて
かんが か儿加
意志的な行為を表す動詞を受け、その 考えようにも考えられない。
加世 一 はし はし
動作や行為を行おうとする意志がない (3)風が強すぎて走ろうにも走れ
ことを表す。「も」が間に入った「V-よう
ない。
ともしない」は、「...しようとさえしない] あ动 而 号と あそ
(4)雨が降っているので、外で遊
という、否定を強調する言い方。(5)の あそ
ように「は」が間に入ることもある。 ほうにも遊べない。
9 V-よう北はおもわなかった 意志的な行為を表す動詞に付いて、
おも
[...しょうと思ってもできない」という意味
(1)こんなことになろうとは思わな
を表す。前後には同じ動詞が使われる。
かった。
ひ がい ひろ そうしたいという強い希望があるにもか
(2)被害がこれほどまで広がろうと
かわらず、それを不可能にする状況が
せんもん か ょそう
は、專門家も予想しなかった。 あるような場合に使われることが多い。
すこ い方兰 过
(3)息子が、たった一度の受験で
しほう し过人 己方加く 冲动

司法試験に合格しようとは蘿
おも
【ようするに】
よう に ほん かんり占うがたせvじ
にも思わなかった。 (1)要するに、日本は官僚型政治
いつか ろんh かんせ
(4)たったの五日で論文が完成し
だれひと 9 そうう
だ。 D ゅう ょう
ようとは誰一人想像しなかっ (2)いろいろ理由はあるが、要する
意改 か人加 高法
た。 に君の考えは甘い。
ょう た
「なる」のような、人間の意志に関わらな (3)要するに看護婦さんが足りな
いことがらを表す無意志的な動詞を受 いのだ。
けて、「そのようになるとは予測しなかっ 束え せつめい

た」という意味を表す。(3)(4)の「合 (4)<前にいろいろ説明したあとで>
ょう 初たし v
要するに、私が言いたいことは
格しょう」「完成しよう」は、「合格/完
成できる」「合格/完成することになる」 これに尽きる。

615

627
ようだ1
あて はなし ょう 加っ き 宋なつ
(5)く相手の話をさえぎって>要す (7)6月が来たばかりなのに真夏
善み 加んが き あっ
るに、君の考えはお決まりのも のような暑さだ。
かいじょう わ はくしゅ うず
のだね。 (8)会場は割れるような拍手の渦
ょう 善み 本に V
につつまれた。
(6)要するに、君は何が言いたい
み き さ书 →
のだ。 (9)身を切るような寒さが続いて
これまで述べてきたことを要約して、自 いる。
分の結論をいう場合や、相手の結論を ものごとの状態・性質・形や、動作の様
質問したり、確認するような場合に用い 子を、本来はそれと異なる他の何かにた
る。個人の意見を含まない自然の成り行 とえて表現するのに使う。同類の似た性
きの結果を述べる文での使用には適さ 質のものごとにたとえる場合だけでなく、
ない。この場合は「結局」などを使う。 全く別の架空のものにたとえる場合もあ
書きことば的。 る。名詞や動詞に付くことが多いが、まれ
(誤)健闘したが、要するに日本チ—ム に(6)のようにイ形容詞に付くこともあ
は負けてしまった。 る。しかし、ナ形容詞に付くことはない。
(正)健闘したが、結局日本チ—ムは また、次のように「あたかも」「いかにも]
負けてしまった。 「さながら」「まるで」「ちょうど」などの、
たとえの意味を添える副詞を伴うことも
【ようだ】 ある。
[Nのようだ] (例)町はすっかりさびれてしまって、ま
[A/V ようだ] るで火が消えたようだ。
十形容詞の活用をし、連用形、連体形 (例)家族が一堂に揄い、あたかも盆と
は「ように」「ような」となる。 正月がいっしょに来たようだ。
1.ようだ <比況> 慣用的に固定化した表現が多い。慣

a .ようだ 用的な表現はこのほかに「雲をつかむよ
协き
(1)この雪はまるで綿のようです。
力た
うな話/竹を割ったような性格/血のに
加のじ上 こころ己おり つ为 じむような努力/手が切れるような新
(2)彼女の心は氷のように冷たい。
おとこ くる はし 于 札/飛ぶように壳れる/目を皿のように
(3)男は狂ったように走り続けた。 して探す」などがある。
あか 国う ひ な
(4)赤ん坊は火がついたように泣 話しことばでは「みたいだ」をよく使う。

き出した。 また、書きことばでは「ごとし」が使われ
みず う
(5)あたりは、水を打ったように静 る乙ともある。
b V-る/V-た かのようだ
まりかえっている。 かれ
し以甚Vん 书もしろ (1)彼はなにも知らなかったかのよ
(6)新製品は面白いようによく壳れ 示 ま
うに振る舞っていた。
た。 ち方 し
(2)父はあらかじめ知っていたか

616

628
上うだ
ヘい世ん
のように、平然としていた。 拳げるのに用いる。(4)は[動作を真似
ほんとう 在
して」という意味、(5)は「とおりにで
(3)本当は見たこともないのに、い
人 め み 言いかえられる。
かにも自分の目で見てきたか
はな <比況>を表す「ようだ1」が、本来
のように話す。
こくら< しあわ
それとは異なる別のことがらを[まるでX
(4)極楽にでもいるかのような幸せ のように」とたとえる表現であるの忆対
ぶん
な気分だ。 し、この用法は、Yと同じ性質や内容を
はんにん Cけん は 書
(5)犯人は事件のことを初めて聞 もつものの具体的な例としてXを取り上
たいと げる用法である。しかし、この二つの用
いたかのような熊度をとつた。
い方动人意0 2口 法は連続しており、はっきりと区别できな
(6)あたり一面霧に包まれ、まるで
心つ せ かv い場合もある
别世界にいるかのようだ。 b...ようなN <例示>
加世
動詞の辞書形、夕形を受け、実際はそう (1)風邪をひいたときは、みかんの
でないのに、そうであるかのように振る 书抬 ふく <龙
ようなビタミンCを多く含む果
舞ったり、感じたりする様子を表す。事 もの た
物を食べるといい。
実と矛盾したり、仮想的なことがらをたと しん世つ 加た
えに舉げて言う場合が多い。 (2)あなたのようなご親切な方に
であ
2..ような/…よう仁 はなかなか出会えません。
a ..ょうに <例示> (3)これはどこにでもあるようなもの
ひと え
(1)あの人のように英語がペラ~ ではない。
はな かれ お毛
ラ話せたらいいのに。
せかCφ5
(4)彼はあなたが思っているような
ひと
(2)ニュ—ョークのように世界中の 人ではない。
ひと 上 加っこ<
话う と 加之
人々が住む都市では、各国の (5)このまま放っておくと、取り返し
ほん加くて意りょうり あ
本格的な料理を味わうことが がつかないようなことになりか
できる。 ねない。
はは扫节 ん むす动
た L
(3)母親が美人だったように、娘た (6)これを食べても死ぬようなことは
び Cん
あんLん
ちもみな美人ぞろいだ。 ありません。安心してください。
力たし はつおん くすり の
(4)私が発音するようにあとについ (7)葉を飲んでもよくならないよう
い 述南い し中 そう龙人
て言ってください。 な場合は医者に相談してくだ
せんせv つた
(5)先生がおっしゃったようにお伝 さい。
えしておきました。 後続の名詞の表す具体的内容を例とし
「XようにY」という形で、Yで述べる乙 て示すのに用いる。例えば[みかんのよ
とがらと性質や内容、方法などの面で一 うな果物」では、後続の名詞は前の名詞
致する具体的な人物や事物を例として が表すものより上位の概念を表す。節を

617

629
ようだ2

受ける場合は「ような」がなくても文は成 た。
ほんこう けつろん つ送
り立つが、その有無で意味に違いが生 (3)本稿の結論をまとめれば、次
じる。例えば(7)から「ような」を除いて
のようになる。
「薬を飲んでもよくならない場合」と言え い加 しめ わ くに
(4)以下で示すように、我が国の
ば、そのような特定の場合だけに限定し 0L5322 いっ深5
て言う表現だが、「薬を飲んでもよくなら 出生率は 下がる一方であ
ないような場合」と言えば、「これ以外に る。
もいろいろな場合があるが、例えばその あらかじめ予告しておいてから、後で具
ような場合」という意味である。 体的な内容を示すのに用いる。縱書き
C....ように <前置き> 文章の中で使うときは「右のように」「左
でん に ほん じんこうみ?
(1)ご存じのように、日本は人口密 のように」となることもある。
ど た加 くに
度の高い国です。
(2)あなたがおっしゃっていたよう 【ようだ2】
加れ ほんと之 其飞 加た
に、彼は本当に素敵な方です [Nのようだ]
[Na なようだ]
ね。 [A/V ようだ

(3)すでに述べたようにアフリ力の 名詞やナ形容詞は「Nの/Naなよう
しょ<りょう品そく しんこくC上う意ょ方
食糧不足は深刻な状況に だ」のほかに、「N/Na だったようだ」
ある。 「N/Na じゃないようだ」などの形もあ
(4)ことわぎにもあるように、外国に
がいこく
る。
V. くに しゅうかん した加 1.ようだ <推量>
行ったらその国の習慣に従っ ひと だがく 想〈世い
< いちばん (1)あの人はこの大学の学生では
て暮らすのが一番である。
ひょうじょう あらわ ないようだ。
(5)あのにこにこした表情が表し き办 ま
かれ あか (2)どうやら君の負けのようだね。
ているように、彼はとても明るい せんせv 意け す
世いかく ひと (3)先生はお酒がお好きなようだ。
性格の人です。 ほう
(4)こちらの方がちょっとおいしい
前に述べられたことがらや既知の事実
ようだ。
と、これから述べることがらが一致するも 加世 ひ
のだということを表す。後で説明を行う (5)どうも風邪を引いてしまったよ
場合の前触れをするのに用いる。「とお うだ。
こえ だれ そとけん加
り」で言いかえができる。 (6)あの声は、誰かが外で喧嘩し
d つぎのように/いかのように
けっか 营 ているようだ。
(1)結果は次のようにまとめること み て にん
(7)ぎっと見たところ、最低500人
ができる。 あつ
なか いか けん は集まっているようだ。
(2)中には以下のような意見もあっ

618

630
ようだ2
かん
ものごとについて話し手がもつ印象や推 ったような感じだ。
量的な判断を表す。ものごとの外見や自 「ような」の後に「気」「感じ」「予感」
分の感覚について「何となくそんな感じ などの名詞が続いて、「ようだ」で終わる
がする/そのように見える」というふう 場合とほほ同様の意味を表す。
に、その印象や外見をとらえて表現する 3...ように おもう/かんしる
もので、話し手の身体感覚・視覚・聴 に卤
(1)こちらのほうがお似合いになる
覚・味覚などといったものを通してとらえ 书も
ように思います。
られた印象や様子を述べたり、そのよう こ乙ろ かれ ひう上う 加伊
な観察を総合して話し手が推量的な判 (2)心なしか彼の表情が陰った
おも
断を述べるような場合に用いる。 ように思われた。
不たり なか
すでに述べたことがらを受ける場合 (3)あの二人はとても仲がいいよう
は次のように「そのようだ」「そんなよう み
に見える。
だ」が使われる。 ひ 加机上3す
(4)その日の彼は様子がいつもと
(例)A:雨が降ってきましたね。 方加 かん

B:ええ、そのようですね。 違うように感じた。
三钆 而山 苦上相ん すこ あたた
これは、婉曲を表す用法で、「ようだ」 (5)今年の冬は去年より、少し暖
かん
を用いないで、「そうですね」といっても かいように感じられる。
よいような例である。このように、「ようだ」 「ように」の後に「おもう」「おもわれる」
は断定を避け相手に対して控えめに表
「みえる」「感じる」など思考や感覚を表
現するときに用いられ、「どうやら」「どう
す動詞が続き、感覚・印象の内容を述
も」「何となく」「何だか」などの副詞を伴 べたり自分の主張を婉曲的に述べたり
うことが多い。くだけた話しことばでは
するのに用いる。
「みたいだ」が用いられる。 4...ようでは
2...ようなきがする 为んだv と
(1)こんな問題が解けないようで
…ようなかんじがする 乙史
意空V、方点意 はそれこそ困る。
(1)ちょっと期待を裏切られたよう v だれ v
(2)きみが行かないようでは誰も行
な気がする。
ほか ほうほう 意 くわけがない。
(2)もう他に方法はないような気が
(3)こんなことができないようでは、
する。 はなし

(3)あまりほめられるとちょっとくす 話にならない。
しつもん
かん (4)こんな質問をするようでは、ま
ぐったいような感じがする。 心んきょう
なん 亦善っ 书 だまだ勉強がたりない。
(4)何となく不吉なことが起こるよ
ょかん 「そのような様子では」という意味。後ろ
うな予感がした。
うんど5 なん 加らだ かる に期待に反することがらや、「困る/だめ
(5)運動したら、何だか体が軽くな だ」のようなマイナス評価の表現を伴う。

619

631
ようだ2一ような2

5..ようで(いて) なかつたような..
いっけん じっav 力 力
(1)一見やさしいようで、実際やっ (2)分かったような分からないよう
あんがい 方即うとはん试 加ん
てみると案外むずかしい。 な中途半端な感じだ。
加な な? く
(2)示だんはおとなしいようでい (3)悲しいような懷かしいような複
计っだ人 言口 意毛
て、いぎとなるとなかなか決断 雑な気持ちである。
Dょ< Vょ世V
力に富んだ女性です。 上の6と類似の用法だが、こちらのほう
っけ人3方意 书んこ3
(3)一見、内気で温厚なようだが、 が話しことば的。
人意 けん か せい 8 ..ようなら/..ようだったら
実は短気で、喧嘩っばやい性 くすり の ねっ
かく 书とこ (1)この薬を飲んでも熱が下がら
格の男だ。 いし そうだん
ないようなら、医者と相談した
「見かけではこのような印象だが」という ほら
意味を表す。「一見╱見かけは…よ5 方がよいでしょう。
おく でん力
で、実際は..」などとなることが多<、実 (2)遅れるようだったら、お電話く
際の性質は異なっていることを表す。 ださい。
あ す てん吉
「...ようだが」と言うこともある。
(3)明白お天気がよいようでした
6 ...ようでもあり V
ら、ハイキングに行きませんか。
…ようでもあるし
ほ< い かれ わ 「ようだ」の条件を表す形で、「そのよう
(1)僕の言ったことが彼には分かっ
まった 0加い な場合は」北いう意味を表す。書きことば
たようでもあり、全く理解してい
では、「...ようであれば」も使われる。
ないようでもある。
かいしゃ 格加么 加
(2)この会社での30年間は、長か
い主 【ような】
がっ 中なつ

ったようでもあり、あっと言う間 (1)6月が来たばかりなのに真夏
かん
だったような感Cもします。 あつ

加机 ほんとう 过?己人、 善 も のような暑さだ。


加い上う力 は〈し
(3)彼は本当は結婚したい気持ち
(2)会場は割れるような拍手の渦
があるようでもあるし、まったく につつまれた。

その気がないようでもある。
→【よう述;】
正反対の内容や、矛盾する内容のこと
がらを並べ上げて、意味的に対立した
り、矛盾する感覚・印象が話し手の中に 【ような2】 き たv う5善
(1)ちょっと期待を襄切られたよう
共存することを表す。「.…ようでもあるし」 き
は書きことば的。 な気がする。
粉 书
7...よ布…よ本 (2)あそこに置いたような置かなか
意书<
(1)そのようなことがあったような ったような、記憶がはっきりしな

620

632
ように,一ように3

い。 は省略されることもある。「ように」の前に
は、「なる」「できる」など人間の意志に
→【よう述2】
関わらない無意志的な行為を表す動詞
や可能を表す[V-れる」、あるいは動詞
【ように;】と え の否定形など、状態的な意味を表す表
(1)あの人のように英語がペラペ 現が用いられることが多く、後の節には
ラしゃべれるようになりたい。 話し手の意志的な行為を表す動詞が
力たし はつおん
(2)私が発音するようにあとについ 続く。前後の主語は(1)~(3)のように
い <だ 異なる場合と(4)のように同じ場合が
て言って下さい。
ある。
→【よう忙】
なお、前後の主語が同一で前の動詞
も意志的な動作を表す場合は、「ため
【ように,】 に」を用いるのが普通。
比 商
(1)こちらのほうがお似合いになる (誤)息子が家で仕事ができるために
おも 父親は家を改築した。(異主語,
ように思われます。
ここ方 かれ ひょうじょう 加け 非意志的)
(2)心なしか彼の表情が陰った
おも (正)息子が家で仕事ができるように
ように思われた。 父親は家を改築した。(異主語・
→【よう述2】 非意志的)
(正)家で仕事をするために家を改築
した。(同一主語・意志的)
【ように3】
1 V-る/V-ない よう(に) 2 V-る/V-ない よう(に)

<目的> <勸告>
わす もの
う孔 せ ひと 考
(1)忘れ物をしないようにしてくだ
(1)後ろの席の人にも聞こえるよう
书书こ之
に大きな声で話した。
はな
さい。
加ん左し39ょ弓 ねが
乙ど邑 ょ な主元 (2)時間内に終了するようお願い
(2)子供にも読めるよう名前に系り
がなをつけた。 します。
加世 ちゅうい
あ加 ぼう 书
(3)風邪をひかないようご注意くだ
(3)赤ん坊を起こさないようにそっ
とん
と布团を出た。 さい。
し: ou
力す
(4)忘れないようにノートにメモし (4)私語は慎むようにしなさい。
しう乙5 C加ん まも

てお乙う。 (5)集合時間は守るように。
冲善点3方中3
(6)授業中はおしゃべりしないよ
前後に動詞を伴い、「そのような状態・
状況を成立させるために..する/しな うに。
いように.するにいう意味を表す。[に」 聞き手に対する忠告や勸告を表す表

621

633
ように3

現。後半には「しなさい/してください」 4 V-る/V-ない よう(に)いう


い元 かえ い
や、「お願いします」などの動詞が続〈 (1)すぐ家に帰るように言われまし
が、省略されて「ように」で終わることも
た。
ある。また、「ように」の「に」は省略が 方こ< ち中之
(2)これからは遅刻しないように注
可能だが、(5)(6)のように「ように」 い
で文が終わる場合は省略されないのが 意しておきました。
もと い之 でん力
普通。「V-ないように」の形で、否定的 (3)戻りましたら、家に電話するよ
?た
な内容の忠告・勸告を表すことが多い。 うお伝えください。
3 V-る/V-ない よう(に) となり ひと 书んり上う
(4)隣の人に、ステレ才の音量を
<祈願> たの
むすこ だいが< うかく 下げてもらうように頼んだ。
(1)息子が大学に合格できるよう
かみ いの 後半に「言う」「伝える」などの伝達を表
神に祈った。
げんじょう 加い世ん
す動詞を伴い、要求内容を間接的に引
(2)現状がさらに改善されるよう 用するのに使う。直接的な引用の場合
老た
期待している。 は、次のように「命令や依頼の表現+
h がじ3 高たら とし さいわ
(3)<年賀状>新しい年が幸い と+伝達の動詞」の形をとる。
书お とし いの (例)「すぐ帰れ」と言った。
多き年でありますよう祈ってお
(例) 「ステレ才の音量を下げてくださ
ります。 い」と頼んだ。
ょう老み害V てがみ は中ぜんかい
(4)<病気見舞の手紙>早<全快 5 V-る/V-ない ようにする
言ねん わたし に<ち
なさいますよう、祈念いたして (1)私は肉を小さく切って、こどもに

おります。 も食べられるようにした。
こら加く 书お 加っ つか ろうじん
(5)どうか合格できますように。 (2)大きな活字を使い、老人にも

(6)すべてがうまくいきますよう。 読みやすいようにする。
あめ 示
えい加いわ
(7)あしたは雨が降りませんよう (3)できるだけ英会話のテレビを
に。 み
見るようにしている。
加のじょ 意げん そこ い
自分や他者にとって、望ましいことを祈っ (4)彼女の機嫌を損ねることは言
たり希望する表現。「ように」の後には
わないようにした。
「祈る」「祈念する」「念じる」「望む」「願 しけん 动总 ど计
(5)試験日には、目覚まし時計を
う」「希望する」「期待する」などの動詞 だv ねばう
が用いられる。(5)(6)のように、「…よ 2台セッ卜して寝坊しないよう
う(に)」で終わることもある。その場合は にしよう。
尚求5 李
「..ように」の前に丁寜体の表現が用い (6)油ものは食べないようにしてい
られるのが普通。スピ—チや手紙の締め
くくりなどでよく用いられる。
る。
行為や状況を成立させることを目指し

622

634
ようやく
小地 なが よる 书 ちか
て努力する/心掛ける╱配慮する、とい (1)冬の長い夜も終わりに近づき、
った意味を表す。(4)~(6)のように否 ひがし そら し5体
ようやく東の空が白み始めた。
定形を使った場合は成立させないことを 西 あ あ
(2)降り続いた雨もようやく上がっ
目指して、という意味になる。(3)や ひ
て、陽が差し始めた。
(6)の「.ようにしている」は、そうする 不冲 南色 书そ 已ろ
ことを習慣としているという意味。たいて (3)冬の朝は遅い。7時頃になっ
の深
いの場合「ように」の前には動詞が用い てようやく陽が昇る。
られるが、(2)のように「V-やすい」が こども いちにん宋天
(4)子供たちも、ようや〈一人前に
来ることもある。この場合は「読みやすく E803
なって、それぞれ独立していっ
する」とも言える。
6 V-る/V-ない ようになる た。
かい善 お 己ろ 加れ
に ほ人已 はな
(1)日本語が話せるようになりまし (5)会議も終わる頃になって、彼は
あらわ

た。 ようや〈現れた。
めがね こ<はh V すど5 しん&v かにっ
(2)眼鏡をかければ、黒板の字が (6)水道とガスは、震災から3力月

西っ意沙う
見えるようになります。 たって、ようやく復旧した。
あか かっばつ う亡 车ん 过かく、~3
(3)赤ちゃんはずいぶん活発に動 (7)何度も計画を変更して、ようや
し尹方上う りょう加い,元
くようになりました。 く社長の了解を得ることがで
とな的 已 人
(4)隣の子供は最近きちんとあい きた。
らいねん 心す动 そつ善ょ5
含つするようになつた。 (8)来年は娘もようや〈卒業だ。
ち沙らい もん<
(5)注意したら文句を言わないよ (1)~(3)のように、自然現象につい
うになった。 て使われて、少しづつ変化してある状
態になった場合に使う。また、(4)
動詞の辞書形を受けて、不可能な状態
~(8)のように、長い時間がかかった
から可能な状態に、あるいは実行されな
り、途中でいろいろなことがあった後に、
い状態から実行される状態に変化する
事態に変化が起きたり、話し手の予想
ことを表す。(1)のように可能を表す[V
や期待が実現した場合に使う。
-れる」が使われることが多い。(5)の
話し手にとって望ましい状態になった
ように否定形に続〈場合は、実行しない
時に使うことが多いが、話し手が特に待
状態への変化を表す。この場合「言わ
ち望んでいたとは限らない。待ち望んで
なくなった」とも言元る。
いたことが実現して「うれしい」「ほっとし
た」ことを表現したい場合には「やっと」
【ようや〈】 を使うことが多い。
1ようや< 2ようや<
[ようやく V-た/V-る] 時間や労力をかけて実現する様子を表
[ょうや<Nだ] す。似た表現に「どうにか」「なんとか」

623

635
よかった

「やっと」「かろうじて」「からくも]がある。 Cようや<V-るN
いえい元 束 ひとひと 9
使い分けについては「やっと1」を参照。 (1)家と家のすき間は、人一人がよ
aようや<V-た と书 ひろ
C うやく通れる広さしかない。
ひと ある
(1)タクシーを飛ばして、ようや<時 (2)人に支えてもらって、ようやく步
加ん宋 あ
間に間に合った。 じょうたv
しあい えんちょうせん ける状態だ。
ほんに人 毒
(2)試合は延長戦にもつれこんだ
(3)本人は気にしているが、「こ乙
いってん か
が、一点差でようや<勝つこと v
にある比言われて、ようや〈気
つていど ず
ができた。 が付く程度の傷で、たいしたこ
ん Vか し??
(3)何時間にもわたる手術の結 とはない。
か いのち
加善 书匕な 世の
果、ようやく命をとりとめた。
(4)鍵は、大人が背伸びをして、ょ
て と たか か<
「危ないところだったが、....Lた」という意 うやく手が届く高さに隠してあ
味を表す。良い結果が得られたことを述 こども
って、子供にはとることができ
べるのに用いる。「悪い事態を避けること
ができた」という場合には、「かろうじて ない。
..なかった」を使う。 可能を表す表現といっしょに使われて、
(正){ょ5やく/ゃっと/かろうじて}約 「やっと/なんとか/どうにか/かろうじ
束の時間に間に合った。 て..できる程度のN」という意味を表
(誤)危ないところだったが、{ようやく/ す。「難しいけれども、ぎりぎりなんとかで
やっと}大事故にはならなかった。 きる。」という場合に使う。
(正)危ないところだったが、かろうじて
大事故にはならなかった。
【よかった】
bようや<V-ている 1 V-てよかった
せ かい みょう
あ动 も
(1)世界は、微妙なかけひきで、よ (1)あ、雨だ。かさを持ってきてよ
人以聘,人之、
うやく軍事的な均衡を保って
かった。
いる。 意 示 改
(2)財布、見つかってよかったです
0ょらLん えんじょ う
(2)両親から援助を受けて、ようや
せいけ 太 ね。
意ょら てん意
く生計を立てている。
びょうにん 以乙3乙03克、?加 (3)今日はお天気になってよかっ
ょてv えんそ<
(3)病人は、人工呼吸器を使っ た。おかげで予定どおり遠足
い v
て、ようやく息をしているという
心ょうた に行ける。
ともだち けいけん
状熊だ。 (4)友達もできたしいろんな経験
「たいヘんだが、なんとか...している北 ほんとう にほん
もできたし、本当に日本に来て
いう意味を表す。「やっと」を使った場合 招も
よかったと思っている。
ほど切迫した感じはない。

624

636
よかった
えいが み い
(5)あの映画、見に行かなくてよか わなかったらよかった。
ぜん世ん の
ったよ。全然おもしろくなかった (4)きのうはあんなに飲まなければ
子つか ょ あたま いた
んだって。 よかった。二日酔いで頭が痛
動詞の表す行為や出来事が成立した い。
のをいいことだと評価していることを表
「V-なければよかった「V-なかったらよ
す。「よかった」は過去の形だが、表し かった」の形で、してしまったことに関し
ているのは現在の気持ちである。 て、すべきではなかったと後悔する気持
2 V-ばよかった ちを表す。
a V-ばよかった 3 V-ばよかったのに
でん力计ん
(1)しまった。あいつの電話番号を a V-ばよかったのに
の う
メモしておけばよかった。 (1)昨日のパーティ—にあなたも
ふ< か たの
(2)あの服、買っておけばよかっ 来ればよかったのに。楽しかっ
う 音
た。もう壳り切れてしまったん たよ。
だって。 (2)そんなにやりたくないのなら
ゃv れい ろこ V
(3)野菜がしなびている。冷藏庫 「いゃだ」と言えばよかったの

に入れておいたらよかった。
ひと p なや
に。
言上うは乙 そ
(4)一人で悩んでいないで、もっと (3)今日花子も誘ったらよかったの
は中,号うだ人 ひと ひ束 V
早く相談しに来ればよかった。 に。あの人このごろ暇だって言
た なか そ
(5)田中さんも誘ってあげたらよか ってたよ。
た なか 老みっ乙うほ
たね。 (4)田中じゃなくて君が立候補し
た な加
[V-ばよかった」「V-たらよかった|の形 たらよかったのに。田中じゃた

で、実際にはしなかったことに関して、す
ぶん勝てないよ。
べきだったと後悔する気持ちを表す。 い こと
(5)行きたくなかったのなら、断わ
b V-なければよかった
不< か ればよかったのに。
(1)こんな服、買わなければよかっ
はで 吾 「V-ばよかったのに」[V-たらよかったの
た。派手すぎてとても着られな
に」の形で、聞き手が実際にはしなかっ
い。 で
たことに関して、すべきであったと残念
(2)こんなごちそうが出るんなら、 がったり非難したりする気持ちを表す。
か人L
さつき間食しなければよか了 b V-なければよかったのに

た。 (1)そんなこと言わなければよかつ
かのじょ けっこん
(3)あいつ、彼女が結婚することを たのに。
L v ひと あ い
知らなかったのか。それなら言 (2)あんな人に会いに行かなけれ

625

637
よかろう一よく
ばよかったのに。 まわないだろう|の意味を表す。(6)の
か世
(3)風邪をひいているのなら、スキ ように、[...がよかろう」の形で許可とし
て用いられることもある。話しことばでは
—なんかしなかったらよかった
若い人はほとんど使わない。
のに。
[V-なければよかったのに」「V-なかっ
たらよかったのに」の形で、聞き手がし 【よ菩なくさせる】
→【をよ盖な《させる】
てしまったことに関して、すべきでなかっ
たと残念がったり非難したりする気持ち
を表す。 【よぎなくされる】
→【をよ盖なさ机る】

【よかろう】
(1)のんびりしたいのなら、観光地
加んこうち
【よく】
U おん世ん 深5 1よく <頻度>
に行くよりは温泉の方がよかろ 加れ 办せ

(1)彼はこの店によく来る。
う。 わたし しと ちうこ< v
C加ん あつ
(2)私は仕事でよ<中国へ行くが、
(2)どうせみんな時間どおりには集 法と试队9书う之
すこ まだ一度も万里の長城に行っ
まらないのだから、少しぐらい
书< v たことがない。
遅れて行ってもよかろう。 加加 乙ろ と n びh深之?上3
いし と (3)若い頃はよ<一人で貧乏旅行
(3)医者には止められているが、
Lk3Lk3 おも をしたものだ。
少々ならよかろうと思ってビ
试の 电ちが 頻度が多いことを表す。しばしば、频繁
ールを1杯飲んだのが間違い
に。
だった。 2よく <程度>
もど
(4)どうせすぐに戻ってくるんだか さい苦ん ね护 乙ま
くる末 と
(1)最近よく眠れなくて困ってい
ら、重はここに止めて招けばよ
る。 て あら
かろう。 (2)おやつは手をよく洗ってから食

长? に 力加, の ま加
(5)荷物を運ぶのは若い者に任せ
べるのよ。
ならよかろう。 つ善 茶んし3. ょ もんだv
(3)次の文章をよく読んで問題に
(6)どうしても行きたければアマゾ こた
答えなさい。
L.あい 声と 加人とく せんし市
ンでもどこでも行くがよかろう。
なに 书 わたし L (4)く試合の後で監督が選手に>
ただし、何が起こっても私は知
みんな、よくやった。
らないぞ。 中来 ちょうじょ5
(5)く山の頂上まで登った人に>上
の深 ひと

「よい|の推量の形で[いいだろう」「か
くがんばったね。

626

638
よく
まえ わたし は心
程度が十分であることを表す。十分に。 (1)よくもみんなの前で私に恥をか
满足に。また、(4)(5)のように困難な
かせてくれなな
ことを満足にやり遂げた努力をほめるの ひと
(2)あなた、よくそんな人を傷つけ
に用いることもある。 入 苦
るようなことを平気で言えるも
3ょく(ぞ)<感激>
(1)よくいらっしゃいました。 のですね。
めV
だじ みっ わたし
(2)そんな大事な秘密をよ<私に (3)あいつ、みんなにあれだけ迷
わく へいき
はな
話してくださいまし力。 惑をかけておいて、よ<も平気
加书 しし
ほんと5 よるおそ
な顔で出社できたものだ。
(3)本当にみんな、こんな夜遅<ま ひと まいにちおな た
はたら
でょく働いてくれたね。ありがと (4)あの人、よ<每日同じもの食べ

て飽きませんね。おなかがいっ
う。 と书
あじ
ばいになれば味なんてどうで
(4)こんなに遠いところまでよ〈ぞ
くだ もいいんでし上方和。
いらして下さいました。
かのじ上 まいばん
大変なことを私のためにわぎわぎやって (5)あいつ、ふられた彼女に每晚
でん力 な书 V
くれてうれしいという感激の気持ちを表 電話して「やり直そう」って言
なき
す。「てくれる北一緒に用いられることが ってるらしいよ。あんな情けな
多い。 い乙と、よくやるよ。
4よく(も)<驚き> 末え らんどう
乙 も 乙3 (6)A:お前、すこし運動でもして
(1)おじいさんの子供の頃なん ほ5
不る ししん のこ やせた方がいいんじゃな
て、よくもそんな古い写真が残
いか。
っていたね。 忠之
た なか は中 元 B:よく言うよ。お前だってい
(2)田中さん、よくもあんな早い英 つもごろごろして全然体
世ん世んからだ
こ せいかく 言 と
語を正確に聞き取れるもんだ 记
を動かしていないじゃな
ね。
示示 なか いか。
(3)あんな吹雪の中でよ<も無事
迷惑なことやひどいこと、非常識なことな
でいられましたね。どうやって どをすることに対して「どうしてそんな乙

寒さをしのいでいたんです とをするのか」という怒りや非難、あきれ、
か。 軽蔑の気持ちを表す。「てくれると一緒
困難なことをやったり起こりそうもないこ に用いられた場合は、皮肉の表现。(6)
とが起こったりしたことに対する驚きを表 は相手の発話に対して「あなたにそん
なことを言う資格はない北いう非難を表
す。
す。(5)(6)は慣用句的で「ょ<」の形
5ょく(も)<非難>
のみ。

627

639
よそに一よほど

味を表す。

【よそに】
1 Nをよそに <無視> 【よほど】
书とうと お也 しんはい まいばん书そ
(1)弟は親の心配をよそに每晚遅 話しことばで強めるときには「よっぼど」
あそ
くまで遊んでいる。
となる。
せ人し
はんそく 加人しう 1よほと
(2)反則をした選手は、観衆のブ
ベいぜん:しあ aよほと
ーイングをよそに、平然と試合 いVたく、态
づ (1)こんな大邸宅を建てるなん
ちが
を続けた。 加ね も
みっしつ世いV あくひ:5 て、よほどの金持ちに違いな
(3)密室政治という悪評をよそに、
しけってV い。
また密室での決定がなされ 办れ

(2)よっぼどのことがなければ、彼
た。
しmうい き たい かれ はここには来ません。

(4)周囲の期待をよそに、彼はせっ かね 乙宋
はいい方り中う善甚上う たいしょく (3)あいつはよほど金に困っている
かく入った一流企業を退職 善の う ともだ方 ひる
ち みせ らしい。昨日も友達に昼ごはん
し、小さな店をはじめた。
をおごってもらっていた。
つか
「心配、呼、非難、批判、期待」など人
(4)よっぼど疲れていたんだろう。
から向けられる感情や評価を表す名詞 おとうと か元 はん 大
弟は帰ってくるとご飯も食べ
を用いて、それを無視して、気にしない ね
で、という意味を表す。後半には意志的 ずに寝てしまった。
えいが。?? かい み
な動作が続<。 (5)その映画、続けて3回も観たっ
2 Nをよそに<無関係> て? よっぼどよかったんだね。
こらそくどらろ じ师うたい 力たし な 加のょ ◇方
(1)高速道路の洪滞をよそに、私 (6)泣き言を言わない彼女が愚痴
しんかんせん とう し
たちはゆうゆうと新幹線で東 をこぼすとは、よほど仕事がつ
きょう む 书も
京に向かった。 らかったんだろうと思う。
きい善んけっこん七电想专 意人
(2)最近結婚した友達は、最近の 一般的な基準から見て业の程度ではな
かいがいりょ乙う な
海外旅行ブ—ムをよそに、奈 い様子を表す。ことがらの程度を推量し
Lhh?3 て述べる場合に使う。
良へ新婚旅行に出かけた。
さっこん 不け老 b ...ほうがよほと
(3)昨今の不景気をよそに、デパ まなつ 记话ん
せい ほ
ートのお歳暮コーナーでは高
こう
(1)真夏の日本よりインドネシアの
ほう すず
がく 世い属にん意 声? 方がよっほど凉しかった。
額のお歳暮に人気が集まって 世ま や与人 た加
(2)こんなに狭くて家貨の高い部
いる。 中 す いま 示る

ある状況を表す名詞を用いて、それに
屋に住むくらいなら、今の古い
八や ほう
関係なく、わずらわされないで、という意 部屋の方がよっぼどましだ。

628

640
よもや一より
あね 书とうと ほら か
(3)姉より弟の方がよっほどよ〈家
心、三?
事を手伝ってくれる。
に市うが<L时ん う
(4)入学試験を受ける兄より母の
あにはは
【よもや】
ほう しんけいし [よもや ..ないだろう/..まい]
方がよっほど神経質になって 束 书电
(1)よもや負けるまいと思われてい
いる。 せんし师
た選手が予選落ちした。
せん书

(5)こんなにつらいのなら死んだほ (2)い<らお金に困っているといっ
かね 之主

うがよほどましだ。 ん て だ
ても、よもやサラ金に手を出し
形容詞・動詞が続<。「(Xより)Yのほう
たりはしていないでしょうね。
がよほど」の形で二つのことがらを比較 ゅ意也ま そうなん
(3)あんな雪山の遭難ではよもや
して、Yの方がはるかに程度が高いこと たす おも かれ
を表す。Yのことがらの方が好ましい場 助かるまいと思っていたが、彼
世善下意 た寸
合が多い。ずと。 は奇跡的に助かった。
2よほと V-上う (4)よもやばれることはないだろうと
し己と おも 体体 力在し う号
(1)こんなつまらない仕事、よほど 思っていたのに、母は私の嘘
节 书も
五的
辞めようかと思った。 を見抜いていた。
し?れv い
(2)あいつに失礼なことを言われ 推量表現とともに使って、そんなことはま
はら 态 い
て腹が立ったので、よほど言い さかありえないだろうと強く否定する気
加之 おも お
返してやろうかと思ったが、大 持ちを表す。
とな 龙ま
人げないので黙っていた。
加れ 音ら あら 加た
(3)彼の皿の洗い方があまりにも
示苦ょう V人 【より】
不器用なので、よっほど自分 1..より(も/は)
おも
でやってしまおうと思ったが、 [N/V よも/は]]
が まん み こ とし 而ゅ きくねん 各电
我慢して見ていた。 (1)今年の冬は昨年よりも寒い。
こうえん 深う み
(4)その講演はあんまりつまらなか (2)このシャツの方がさっき見たの
と方如う か元 い3
ったので、よっほど途中で帰ろ より色がきれいだ。
书も执、慧、李 中す ひ そと で
うと思ったが、誰も席を立たな (3)休みの日は外へ出かけるよりう
さいこ き ほら す

いのでしかたなく最後まで聞 ちでごろごろしている方が好
いていた。 きだ。
九な加 そう心?加 上3
「と思った」を伴うことが多く、「...しよう」 (4)田中さんの送别会は予想して
お书 と あ
と強く思うという意味。思うだけでできな いたよりずっと多くの人が集ま
い状況にある場合に用いられ、後に逆 ってくれました。
接の節が続くことが多い。

629

641
より
こうかい む り 指も
(5)やらずに後悔するよりは、無理 思えない。
ほう
にでもやってみた方がいい。 あることがらについての表現や判断の
し己上 书も たい~ん
(6)仕事は思ったよりも大変だっ 仕方を比較するのに用いる。「Xという
言い方・見方もできるが、比較すればY
た。
じけん はいけ 力たし か人が という言い方・見方の方が妥当だ」とい
(7)事件の背景は、私が考えてい
示〈苦? う意味。(2)(3)のように「むしろ」と共
たよりも複雑なよう尤。 に使われることも多い。
「XよりもYのほうがZ」「YはXよりも 3 ..よりない
Z]の形で、Xが比較の基準を表す。く a V-るよりない
い 加点 书
だけた話しことばでは次のように「より (1)どうしても大学に通う気が起き
か」「それよか」などの形を使うこともあ たいが<
ないのなら、もう退学するよりな
る。
いだろう。
(例)レストランよりか居酒屋の方がリラ もん< い 1,かた
ックスできていいんじゃないかな。 (2)文句を言っても仕方がない。と
い末 いっLk3
(例)今から外食しに行くのもいいけど、 りあえず今できることを一生
け人的
それよか一緒に買い物に行ってう 懸命やるよりない。
け意
ちで作って食べない? (3)こんな不景気なら、どこでもい
2 ...というよ さいょう
加れ 人?加 いから採用してくれるところに
(1)彼は堅実家というよりけちだと し即うしょ<
い、ほ方 声 就職するよりなさそうだ。
言う方が当たっている。
かのじょ 問題がある状況で、そのことをする以外
(2)彼女はきれいというよりはむし
こ せいて ど<と< に解決方法はないという意味を表す。
ろ個性的なタイプで、独特の 「…しかない」「…以外にない」上も言う。
かんか<
ファッション感覚がある。 b V-る ほか(に/は)ない
かれ るか えいん いま v
(3)彼の書いた英文は、できが悪 (1)今さらあれはうそだったとも言
出つぼうて意 か<
いというより、むしろもう絶望的 えないし、隠しとおすよりほか
ほう
だと言った方がいいくらいひど にない。
い。
沙き はげ
(2)雪はだんだん激しくなってきた
过 なが v加之
(4)あいつは酒を飲むというより流 が、引き返すこともできないし、
こ い话う 也ま三也ある
し込むと言った方がいいような とにかく山小屋まで歩くよりほ
の 办た
飲み方をする。 かはなかった。
たの ほう ちい意
(5)こんなパーティーは、楽しいと (3)放っておけばあの地域のリ少
たい<つ い方示 かいはつ す いっ床う
いうよりも退屈なだけで、一部 —ト開発は進む一方だし、こう
ひと さわ はんないうん上之,书
の人のためのバ力騒ぎとしか なったら反対運動を起こすより

630

642
よるーらしい
おも
ほかにないと思った。 た。 い
問題のある状況において、そのことをす (4)あさってからスキ—に行きたい

る以外に解決方法はないという意味を のなら、さっさとレポートを書い
表す。「...しかない」「...以外にない北 てしまうよりしかたがないでし
も言う。
c ... ほかに..ない ょう。
[Nよほかに…ない] その状況を解決するのには、不本意でも
[V-るよほかに…ない] そうするしかないという意味を表す。「..
へ やしず とけ 扯
ほかしかたがない」「..以外にしかたが
(1)その部屋は静かで、時計の音
空人の北 ない」とも言う。
よりほかに何の物音も聞こ元な
かった。
たな加
(2)田中さんよりほかにこの仕事を
し比 【よる】
主か ひと →【によって】、【によらず】、【により】、【に
任せられる人はいない。
たよ ひと
よると】、【によれば】
(3)あなたよりほかに頼れる人が
いそが しう方
いないから、忙しいのを承知
ねが 【らしい】
でお願いしているのです。 1 Nらしい
す てん意
(4)せっかくのお休みで天気もい a NらLいN
み きん こ6 こ ど当 す<
いのに、うちでテレビを見るより (1)最近は子供らしい子供が少な
ほかにすることはないのです くなった。
书とこ おとこ ひと
か。 (2)男らしい男ってどんな人のこと

後ろに否定表現を伴って、「それ以外に ですか。
ひと んとう せんせ せん
ない」ということを強調するのに用いる。 (3)あの人は本当に先生らしい先
せv
…しか…ない」「…以外に…ない」とも 生ですね
言う。 あ动 あめ 示

(4)このところ雨らしい雨も降って
d V-るよ儿かたがない
かね こう いない。
(1)お金がないのなら、旅行はあき
同じ名詞を繰り返してその名詞の表す
らめるよりしかたがないね。
h Lv队世意人 ものの中の典型的なものを表す。
(2)自分の失敗は自分で責任を b Nらしい
电 L まつ
老ょう はる てん意
持って始末するよりしかたが
(1)今日は春らしい天気だ。
よわ ね は
ない。 (2)弱音を吐くなんて君らしくない
考み

しう飞人
(3)終電が出てしまったので、タク ね。
か元
かれ けいじ办つか き
シーで帰るよりしかたがなかっ
(3)彼はいかにも芸術家らし<奇

631

643
られたい—られる1
は あらわ
抜なかっこうで現れた。 斷したのは、天気予報という情報による
加の心上え占 は本た述
(4)彼女が選んだ花束はいかにも ものだということ。(5)は、「試験がうまく
加のCょ いろあ いかなかったらしい」と判断したのは「帰
彼女らしいやさしい色合いだ
ってくるなり部屋に閉じ込もってしまっ
った。 た」という状況からだということ。
名詞に付き、そのものの典型的な性質 「みたいだ」「そうだ」との違いについ
がよく表れていることを表す。 ては「みたいだ2」を参照。
2 ...らしい
[N/Na/A/Vらしい]
てん善ょ ほう あす あめ 【られたい】
(1)天気予報によると明日は雨ら
→【せられたい】
しい。
あたら で
(2)新し<出たビデオ力メラはとて
心ん n 【られる;】
电便利らしい。 受身を表す。「V-られる」のVが五段活
うわさ ひと,<に
(3)みんなの嚀では、あの人は国 用の動詞の場合は「行く→行かれる」
ほんやく加 师うめい
では翻認家としてかなり有名 「飲む→飲まれる」のように、辞書形の末
らしい。 尾をア段の音に変えて「れる」をつける。
かれ いま かいしゃ や 一段活用の場合は、「食べる→食べら
(4)彼はどうやら今の会社を辞め
じん加しゃっ< れる」のように、語幹「食べ」に「られ
て、自分で会社を作るらしい。
あに しけん
る」をつける。「来る」は「こられる」
(5)兄はどうも試験がうまくいかな 「する」は「される」となる。「V-られる」
加元
かったらしく、帰ってくるなり部 は一段動詞の活用をする。
节 と こ 1 NがV-られるく直接受身>
屋に閉じ込もってしまった。 ち ほう あか
えいがょそ3Vk5 (1)この地方ではおもに赤ワイン
(6)その映画は予想以上におもし つ<
加れ人上
ろかったらしく、彼は何度もパ が作られている。
もくよらび 加い苦 ひら
ょ 加之 (2)木曜日の会議は3時から開か
ンフレ卜を読み返していた。
9ょ30 そく世意 上之v. れることになっている。
(7)料理はいかにも即席で用意し L上 つか

たらしく、インスタントのものが (3)この辞書は昔から使われてい
じしk 青ん 加い点
なら
そのまま並んでいた。 るいい辞書だが、最近の外来
語などはのっていない。
文末に付いて、話し手がその内容をか 岂く中 元意患衣 お<
なり確実度の高いことがらであると思っ (4)昨夜、駅前のデパー卜で1億
えん号うとう 冲乙初
ていることを表す。その判断の根拠は外 円相当のネックレスや指輪が

部からの情報や観察可能なことがらな 盗まれた。
ど客観的なものであり、单なる想像では らいつはつば くる末
(5)来月発壳される車の力夕口グ
ない。例えば、(1)は、「雨らしい比判

632

644
られる
て い
を手に入れた。 た。
もり L と は左
動作や作用を受けたものを主語にして (4)森さんは知らない人から 話し
述べるのに用いる。事実の描写文、報道 かけられた。
文などで多く使われる。動作主は特定 加れ しょうV意
(5)彼は正直なので、だれからも
することができないため、文中に示され Lhiv
信頼されている。
ないのが普通。 よなか わ 意人上 と
2 NがNlE V-られる (6)夜中に騒いだら、 近所の人に
ち四らV
a NがNに(よって)V-られる 注意されてしまった。
<直接受身> 動作や作用を受けた人を主語にして述
まん がしゅう加ん し わか
(1)漫画週刊訪は若いサラリ—了 べるのに用いる。二者間かんで起こる乙
ょ とを動作主以外の人の視点から述べる
ンによく読まれている。
v vh せいき ちゅうごく 言い方。動作主は「Nに」で示すが、
(2)その寺院は7世紀に中国から
と らv そうり上 た 動作主から感情・情報・言葉などが与
渡来した僧侣によって建てら
えられる行こう為を表すときは「Nから」
れた。 も使われる。話し手がかかわる行為の場
とち
(3)このあたりの土地はダイ才キシ 合は、話し手の視点から述べるために
书せん
ンに污染されている。 受身が使われることが多い。また、一つ
じしんさ 意点了加V 点 5 の文は一人の人の視点から述べられる
(4)地震後、その教会は地域の住
みん さいけん のが普通。
民によって再建された。
てんらん加い 艺い龙ん (誤)夜中に騒いだら、近所の人が注
(5)その展覧会はフ才—ド財団によ 意した。
しえん
って支援されている。 (正)夜中に騒いだら、近所の人に注意
動作や作用を受けたものを主語にして された。
述べるのに用いる。事実の描写文、報道 C NがNにV-られる <間接受身>
そ加 き也< 乙

文などで多〈使われる。動作主は[Nに」 (1)忙しいときに客に来られて、仕

あるいは「Nによって」で示される。お 事ができなか一な。
にちよ5 z8
もに物(作品、建築物など)が作り出され
(2)A:日曜日はいかがでした
る場合や、あらたまった言い方のときは
「によって」が使われる。
か。
加 〈
bNがN に/から V-られる B:家族でハイキングに行っ
上与中5 あ出
<直接受身> たんですが、途中で雨に
い边 点

(1)おばあさんが犬にかまれた。 降られましてね。
こ ははお中 たいへん
(2)その子は母親にしかられて、 A:それは大変でしたね。
东 龙 加れ おく に
泣き出した。 (3)彼は奥さんに逃げられて、すっ
加の心占 みな そだ ん
(3)彼女は皆にかわいがられて育 かり元気をなくしてしまった。

633

645
られる
こ し 抬中
(4)子どもに死なれた親ほどかわ 「得意だ」など、なんらかの感情の動きが
いそうなものはない。 含意される。
b NがNにNをV-られる
ある事態が生じたことで間接的に迷惑
<間接受身>
をうける人の立場から述べるのに用い 中 す

る。「客が来る」、「雨が降る」など自動 (1)せまい部屋で夕バコを吸われ
老示ん わる
詞の能動文にそれぞれ対応する。動作 ると気分が悪くなる。
よるおそ 加い し亡と
主は「Nに」で示され、「Nによって」や (2)夜遅〈まで会社に残って仕事
下化考烂、
「Nから」は使えない。 をされると、電気代がかかって
3 NがNにNをV-られる 乙去
困る。
a NがNにNをV-られる つ8つ )559だ

<所有者受身> (3)次々に料理を出されて、とても

もり し ひ上 空患来 食べきれなかった。
(1)森さんは知らない人に名前を だいどころ う元し<だV
よばれた。 (4)台所のテーブルの上に宿題
ひろ はん已体人
其意 加あ
(2)わたしは今朝、電車の中で足 を広げられると晚御飯のしたく

を子まれた。 ができないから、はやくどけな
はんにん けい加んあたま 之
(3)犯人は警官に頭を撃たれて さい。
けっこん いま
じ中うし上う、书
重傷を負った。 (5)結婚はおめでたいけど、今あ

せんせい はつおん え
(4)先生に発音をほめられて英語 なたに会社をやめられるのは
い九で

が好きになった。 痛手だなあ。

動作や作用を受けたものの所有者を主 ある事態が生じたことから間接的に迷

語にして述べるのに用いる。あるものに 惑をうける人の立場から述べるのに用
いる。「(だれかが)タバコを吸う」「(だれ
対する行為によって、そのものの所有者
が迷惑を受けたり戸惑ったりすることを かが)仕事をする」など他動詞の能動文
表すのに使う。所有者に属するもの(名 に対応して、そのために話し手が困って
前、足、頭など)は[Nを」の形で表す。 いることを表す。動作主は「Nに」で示

これらを主語にすると不自然に感じられ され、「Nによって」や「Nから」は使元
ない。動作主は示されないことが多い。
る場合が多い。
(誤)私の足が小まれた。
(正)私は足をふまれた。 【られる2】
おお で あな
話し手の視点から見て歓迎すべきこ
(1)大きす苦て穴から日出られなくな
とは「V-てもらった」などの恩惠を表す
表現を用いることが多いが、(4)の「ほ
った。
は中 书

める」のように本来プラスの意味を持つ (2)そんなに早くは起きられない。
動詞が受身になるときは、「恥ずかしい」 可能を表す。

634

646
れる
しど5
→【れる】 (3)わたしにかれらの指導ができ
る龙ろうか。
ょ 加ん じ
【れる】 (4)読めない漢字があったら、そう

可能を表す。「V-れる」のVが五段活 言ってください。
用の動詞の場合は、「行く→行ける」「飲 深ん ょ だ
(5)この本は読み出したら、やめら
电→飲める」のように、辞書形の末尾を
れない。
エ段の音に変えて「る」をつける。一段 せんせV な史え
活用の場合は、「食べる→食べられる」 (6)どうしてもあの先生の名前が
书も だ あ世
のように、語幹「食べ」に「られる」を 思い出せなくて冷や汗をかい
つける。「来る」は「こられる」「これる」 た。
あさ じ れんし地う 加 L
になる。また、「する」については「でき (7)朝6時から練習を開始します
る」を使う。「V-れる」は一段動詞の活 书 き
ので、起きられたら来てくださ
用をする。
Vが五段活用の動詞の場合、可能の い。
「V-れる」は受身の「V-られる」と異な 能力や技術、あるいは意志の力によっ
る形になる(例えば可能が「飲める・書 て可能であることを表す。
ける」、受身が「飲まれる・書かれるJ)。 b NはNがV-れる <可能性>
みせ 动ず5
一方、一段活用の動詞の場合は可能も (1)あの店ではいつも珍しいもの
受身も同形である(例えば、可能も受身
が食べられる。
も「食べられる」「起きられる」)。しかし、 し已上迷 ひ
(2)仕事場の人はだれでもそのフ
最近の話しことばでは、可能を表す「V Lょ5
-れる」の「ら」を抜かして「食べれる」 アックスが使用できる。
どう茶つえん 3
「起きれる」と言う人が增えている。また、 (3)この動物園では、子供は無料

「NがV-れる」ではなく「NをV-れる」 でイル力のショ—が見られる。
ちょくせつはな
という人も增えている。
(4)わたしが直接話せたらいいの
1 NはNがV-れる う わ为
ですが、あいにく都合が悪い
一般に「NはNが V-れる」の文がよく
用いられるが、能力・可能性をもつ者を んです。
りょうしん い と为だち
「Nに」で表して、「NにNがV-れる」 (5)両親に言えないことでも、友達

となることもある。 になら言元る。
VL上 としょかん か
a NはNが V-れる く能力> (6)辞書は図書館で借り出せない

(1)リンさんはなっとうが食べられ
L5 v
ので、ひまなときに調べに行く
ますか。 つもりだ。
きの う こた
(2)かれにできないスポーツはな
(7)昨白は答えが聞けなかったの
い。 で、きょうもう一度たずねてみま

635

647
れる。—ろく

す。 た。
遠ょうしつ にん < はい
状況や機会によって可能性があることを (4)この教室は300人は楽に入
表す。「見られる」「見える」は類似の表 れます。
現だが、「見える」は自然に目に入って
ものの性質として可能なことを表す。
くる場合、「見られる」はそういう状況や
機会があって可能であるという違いが
ある。 【れる2】
くる束 け が
(正)昨夜のスポーツニュースはいそが (1)車にはねられて怪我をした。
ひょうしう己< 加
し<て見られなかった。 (2)表紙に美しい絵が描かれてい
(誤)昨夜のスポーッニュースはいそが
る。
しくて見えなかった。
受身を表す。
(正)ここから白い建物が見えます。
→【られる】
(誤)ここから白い建物が見られます。
「聞ける」「聞こえる」の場合も同様で、
「聞こえる」は自然に耳に入ること、「聞 【ろ〈】
ける」はそういう状況や機会があって可 1ろ<なN ...ない
やすけっ意中5 V元
能であるということを表す。 (1)こんな安月給ではろ〈な家に

(正)携帯ラジオをもってきたので、ど乙 住めなV。
でも天気予報が聞ける。 だれ つか
(2)誰もパソコンが使えないのか。
(誤)携帯ラジオをもってきたので、どこ か っ
でも天気予報が聞乙元る。 まったくこの課にはろくな奴が

(正)どこからか鳥の声が聞こ元た。 いないな
じょうし 书乙 加のじょ
(誤)どこからか鳥の声が聞けた。 (3)上司には怒られるし、彼女には
視力、聴力は、「見える」「聞こえる」 ふられるし、ろくなことがない。
を用いる。
(4)A:どうもごちそうさまでした。
(例)生まれたばかりの猫の子は目が 这い考ん
B:いいえ、最近ろくなおかま
見えない。
(例)補聴器をつけたら、耳がよく聞こ元 いもできませんで。
るようになった。 満足のいくものではないこと、並以下で
2 NはV-れる<性質> 力るいことを表寸
也さ た
(1)この野菜はなまでは食べられ 2ろくでもなU√N
はなこ 书とこ 也ちゅう
なV。 (1)花子はろくでもない男に夢中
いずみ みず の
(2)この泉の水は飲めます。 になっている。
加な が 书も み ほん ょ
(3)悲しい映画かと思ったが、見 (2)そんなろくでもない本ばかり読
力ら えいが 世い世音
てみるとけっこう笑える映画だ んでいるから、成績が悪くなる

636

648
ろくろく一わ..わ
み す
のよ。 ろく見ないで捨ててしまった。
しこと あに 心ん老ょう
(3)A:そんなに仕事がいやな (2)兒はろくろ<勉強もしないで、
は中 办あ とうだい ごうか<
ら、早いとこお見合いでも すんなり東大に合格してしま
け?こん
して結婚したらどう。 った。
い かのじょ てがみ よ
B:そんなろくでもないこと言 (3)彼女はその手紙をろくろ<読み
示 す
わないでよ。 もしないで破り捨ててしまっ
なんの值打ちもないことを表す。くだらな た。
态2 . ひと
い。つまらない。 (4)隣に引っ越してきた人は、うち
3ろ<に V-ない 中元 加拔
の前で顔を合わせてもろ<ろ<

办 こ
あいさつ
(1)テストも近いというのに、あの子
心ん善ょう 挨搜もしないんだ。いったいど
ったらろくに勉強もしないんだ
ういうつもりなんだろう。
から。 「ほとんど..しない」「十分に...しない」
ひる束 总过 の
(2)あいつは昼間から酒ばかり飲 という意味。しないことに対する否定的
し已と
んでろくに仕事もしない<せに、 な見方を表す。(2)~(4)のように、「R
た ひとい5L奕
食べるときは人一倍食べる。 -もしない」の形で否定の意味を強調す
うみ き る乙とも多い。
(3)せっかく海に来たというのに、
かのじょ 书ょ はだ
彼女はろくに泳ぎもしないで肌

を焼いてばかりいた。 【わ..わ】
よしう 1..力.わ(で)
(4)ろくに予習しなくたって、あの 意の う 也まの深 高め
じ冲等上う せんせ なん (1)昨日は山登りに行ったが、雨に
授業は先生がやさしいから何 みち まょ ん艺ん
降られるわ道に迷うわで、散久
とかなる。
っし よ だった。
(5)そんな雑訪、ろくに読まなくても こんし师う Uけん
か (2)今週は試験はあるわレポ—卜
だいたいどんなことが書いて しめきり ちか ね
けんとら の締切は近いわで、寝る間も
あるかは見当が付〈よ。
ない。
満足にしないことを表す。ほとんど...し いそが か
(3)このごろ忙しくて、もう家事はた
ない、十分に..しない。 しk<C
まるわ、まともな食事はしない
わ……。
【ろくろ《】 こうこうせ
[ろ<ろ<V-ない] (4)あいつは高校生のくせに夕バ
でん者中 しんせいひん す 意过 四 起龙人
(1)電気屋さんで新製品の力夕口 口は吸うわお酒は飲むわ無断
中史 がいはく わる
グを山ほどくれたが、どれもろく 外泊はするわ、悪いことばかり

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649
わけがない一わけだ
书や
していて親を泣かせている。 わけがない。
いそが じ老

良くないことがらが一度に重なって起こ (4)こんな忙しい時期にスキ—に

るときに、それらを例示的に並べて困っ 行けるわけがない。
心ん意ょう あそ
た気持ちを強調して表す。後にそのこと (5)勉強もしないで遊んでばかり
で大変だ、困ったという内容が続<。 L.けん
いて、試験にパスするわけが
2 V-るわV-るわ
あたら すい く加ん v ないじゃないか。
(1)新し<できた水族館に行った かんが かのじょ 加れ たい
ひと 飞加な
(6)考えてみれば、彼女が彼に対
ら、人がいるわいるわ、魚なん v
世ん世ん西 ひとで してそんなひどいことを言うわ
か全然見えないぐらいの人出
けがなかった。
だった。
いそが しん ん そういうことがらが成立する理由・可能
(2)忙し〈て新聞がたまるわたまる
し印らかん示ん。ょ 性がないという強い主張を表す。話しこ
わ、もう2週間分も読んでい
とばでは「わけない」というように「が」
ない。 が省略されることが多い。「はずがない」
~书 ひさ そらじ
(3)部屋を久しぶりに掃除したら、 で言いかえられる。
で で 龙ん
ごみが出るわ出るわ、段术—
ル箱にいっばいになった。 【わけだ】
1 ..わけだ <独話型>
同じ動詞を繰り返して、存在や発生の
量や頻度が予想外に多いことへの驚き [Nな/である わけだ]
を表す。後にそのことによって結果的に [Na なわけだ]
[A/V わけだ]
発生する事態が続くことが多い。
前の発話や文脈が表す事実・状況など
から論理的に導き出される結論を述べ
【わけがない】 るのに用いる。話し手・書き手が何かに
[N な/である わけがない] ついて説明したり解説したりするような
[Na なわけがない] 場合に用いられる。
[A/V わけがない] a ...わけだ く結論>

名 じ かん
(1)あいつが犯人なわけ(が)ない (1)イギリスとは時差が8時間あ
じゃないか。 に ほん
るから、日本が11時ならイギ
章い意ん伊人意

(2)A:最近元気?
げん意 スは3時なわけだ。
たいじ沙う はか
B:元気なわけ(が)ないでしょ。
かれ な加なお (2)体重を測ったら52キ口になっ
彼と仲直りできなくて、もう せんしφら
ていた。先週は49 キ口だった
公喜人、じょうたい いっし3加 北
悲惨な状態なのよ。
ほっかいどら ねった しょく点つ そだ から、一週間で3キ口も太っ
(3)北海道で熱带の植物が育つ
てしまったわけだ。

638

650
わけだ
さいきんえんだか すす ゆに西うひん
(3)最近田高が進んで、翰入品 ライバーだったわけだ。
ねだん わたし た
の值段が下がっている。だから (5)私はおいしいものを食べてい
ようしょ やす とき い
いちばんしあ力
洋書も安くなっているわけだ。 る時が一番幸せである。言い
加のじょち中うこく 合估态ら
(4)彼女は中国で3年間働いて かえれば、まずいものを食べる
ち地うこく じょう
いたので、中国の事情にかな ことほどいやなことはないわけ
<力 善ょうせV
り詳しいわけである。 で、それが強制されたものだ
わたし む加し き加いるい
(5)私は昔から機械類をさわるの とな招古らである。
にがて いま
が苦手です。だから未だにワ 「X。(つまり)Yわけだ」の形で、XとY
つか
—プ口も使えないわけです。 は同じことがらを意味しており、XをY
で言いかえられることを表す。「つまり」
「X。(だから)Yわけだ」の形で、Yが
「言いかえれば」「すなわち」「要するに」
Xからの自然な成り行き、必然的に導き
などとともに用いられることが多い。
出される結論であることを表す。「だか
C ...わけだ <理由>
ら」「から」「ので」などと共に用いられ こ とし 乙め よ
ることが多い。 (1)今年は米のできが良くなかっ
れい加
b ...わけだ く言いか元> た。冷夏だったわけだ。
加の以上 与方书 し法体 上うと 加の 、a、
格 造加
(1)彼女の父親は私の母の弟だ。 (2)彼女は猫を3匹と犬を1匹飼
加のじょ わたし ど5L ひとn< さ
つまり彼女と私はいとこ同士な っている。一人暮らしで寂しい
わけだ。 わけだ。
加のじょ ゆうめい あねやす たV かいがい?3
(2)彼女はフランスの有名なレスト (3)姉は休みの度に海外旅行に出
ねんかんりょうり しゅう善ょら に方じ上う<之加么 想?し?
ランで5年間料理の修行を かける。日常の空間から脱出
9ょら9
したそうだ。つまりプ口の料理 したいわけだ。
にん まだくん しうし<么、の
人であるわけ校。 (4)山田君は就職難を乘り越元
加れ だい加< しつ だ青等占し中うし占< ?
(3)彼は大学へ行っても部室で书 て大企業に就職したのに、結
れんL的 老ょく かげっ
ターの練習ばかりしている。 局3力月でやめてしまった。
ょう こう苦 で ほんとう おんがくかんけい
要するに講義にはほとんど出 本当にやりたかった音渠関係
しと
ていないわけだが、それで电な の仕事をめぎすことにしたわけ
cん v と おんがく苦ょうかい しゅうしょ<
ぜか单位はきちんと取れてい だが、音染業界も就職はむ
しんばv
るらしい。 ずかしそうなので、心配してい
ちち ねんま之 うんてんめ人意上、と
(4)父は20年前に運転免許を取 る。
く百ま 泡
っていたが車は持っていなか 「X。Yわけだ」の形で、YがXの原因
なが あいだ
った。つまり長い間ペーパ—ド であるということを表す。「YだからX」
と言いかえることもできる。

639

651
わけだ

d ..わけだ <事実の主張> 終助詞的に多用されることもある。自分


人 くるま <
(1)4人とも車で来るわけだから、 の考えを述べて相手を説得するときに
中え だい3Vx5 用いられることが多い。
うちの前にずらっと4台路上
方ゅうし节 この用法は(2)(3)(4)のように、聞
駐車することになるね。
わたし ふるほん也 す ひま き手がその事実を知らなくても用いられ
(2)私は古本屋めぐりが好きで、暇 ることがあり、その場合は「あなたも知っ
品るほん中 まわ ほ
があると古本屋を回っては掘 ているでしょうが」という意味が含まれて
龙 もの さが
り出し物を探しているわけで 押しつけがましく聞こえることもある。
示るほん节 2...わけだ <対話型>
すが、このごろはいい古本屋
す< 芒んねん 相手の発話を受けて、そこから論理的に
が少なくなってきたので残念
おも 導き出される結論を述べるのに用いる。
に思ってい末す。 その結論を相手に確認する場合と、その
わたし こく意い乙5り快う加人付
(3)私、国際交流関係のボランテ 結論がすでに事実で、その論理的な裏
加つ ねんち加
付けを相手の発話から得て納得する場
イア活動はすでに10年近くや
18主ん
合がある。
ってきているわけでして、自慢
a ..わけだ <結論>
じゃありませんが、みなさんより [それなら...わけだ]
けいけん
もずっと経験はあるわけです。 [それじゃ..わけだ]
たちばもの てあ人
そういう立場の者としてご提案 「Cゃ..书けだ]
り ねん
させていただいているわけで (1)A:森さんは8年もフィンラン
りゅうが<
す。 ドに留学していたそうで
言 意のう元苦ま之
(4)ねえ、聞いて<れる。昨日駅前 すよ。
てん 书 加の
に自転車置いて買い物に行っ B:ヘえ、そうなんですか。そ
かえ と<
たんだけど、帰ってきたらなく れならフィンランド語は得
み い
なってるわけ。あちこち見てみ 意なわけですわ。
み あす はく 加 あた

たけど見つからなくて、しょうが (2)A:明日から2泊3日で熱
けいさつ v 书んせん v
海の温泉に行くの。
ないから警察に行ったわけよ。

そしたら「鍵かけてなかったん B:ヘえ、いいわね。じゃ、そ
V あいだし こと
じゃないの」なんて言われちゃ の間仕事のストレスから
かいほう
って…。 は解放されるわけね。
自分が述べることは論理的な根拠のあ 「それなら/それじゃ/じゃ..わけだ」
る事実だということを主張・強調するの の形で、相手の発話を受けてそこから
に用いられる。話しことばでの使用が多 必然的に導き出される結論であることを
く、特に論理的な根拠がない場合でも、 表す。

640

652
わけだ

b...わけだ く言いか元> もらってるわけですね。


[つま]…わけだ] A:いや、それほどでもないで
[ようするに…わけだ]
あいだ加 しょうせつ 求ん加< すけどね。
(1)A:この間書いた小説、文学
しk5 相手が述べたことの理由や原因を表
賞がもらえたよ。
Vっりk< す。
B:あなたもようやく実力が d ..力けだ <納得>
みと
認められたわけね。 [だから…わけだ]
た な加 じ当んと首ん
[それで...わけだ]
(2)A:田中<ん、富士山登山に
い 加元 [なるほと.…わけだ]
行くのやめるんだって。帰
つ はっ
[とうりで.…わけだ]
けっこん
った次の日がゼミの発 や主もと

xう じmんび (1)A:山本さん、結婚したらし
表だから準備しなくちゃ
いですよ。
いけないらしいよ。 B:ああ、そうだったんです
よう たいり<
きい善ん
B:ふうん。要するに体力に か。それで最近いつもき
VLh
自信がないわけね。
げんがいいわけだな。
「つまりン要するに...わけだ」の形で相 かのじょ ねん
(2)A:彼女は3年6アフ力に乙
手の直前の発話を别の表現で言いか V
ィ—ルドワークに行ってい
えるのに用いる。
C..力けだ <理由> たそうですよ。
859 比ほん
か初もと くる求书
B:そうですか。道理で日本
(1)A:川本さん、車大きいのに
じょう害ょう

の状況がよくわかってい
買いかえたらしいよ。
こ6 う ま元
ないわけですね。
B:へえ。子供が生まれて前
ちい
とな) す意 たいしk<
のが小さくなったわけだ (3)A:隣の鈴木さん、退職した

な。 らしいよ。
ヘいじつ ひ

A:いや、そうじゃなくて、单
六人
B:そうか。だから平日の昼
来 い元
しんし也
に新車がほしくなっただ 間でも家にいるわけだ。
加考 右故

けのことらしいけど。 (4)あ、鍵が違うじゃないか。なん
こんどいつ付ん节 ひ だ。これじゃ、いくらがんばって
(2)A:ほく、今度一軒家に引っ
ひら

越すことにしたんですよ。 も開かないわけだ。
た本か いっ げっ
中ちんたか
B:いいですね。でも家質高 (5)田中さん、一か月で 4キ口や
おも

いんでしょう。ってことは せようと思ってるんだって。なる
まいにちひる はん ぬ
意50ょう
お給料、けっこうたくさん ほど、年日昼ご飯を抜いてい
る加けだわ。

641

653
わけだ
ひと
「だから/それで/なるほど/道理で (3)A:あの人、クビになったんだ
.わけだ」の形で用いられることが多 ってよ。
い。「X。(だから)Yわけだ」などの形 とうぜん かいし かね なん
B:当然よ。会社のお金、何
で、なぜYなのか不思議に思っていた くま人、?加 こ
が、相手の発話を聞いてその原因・理 百万も使い込んでるの
由となる情報が得られたので「そうか。 がばれたわけだから。
XだからYなのだ」と納得する気持ちを 「XわけだからYは当然だ」の形で、確
表している。 実な事実Xを根拠にして、そのXが事
自分で納得するので、「わけだ」の後 実だからYは当然のなりゆきであるとい
に「ね」などを伴う必要はないが「.力 う乙とを主張する。
けです」という丁寧な形の場合は、必ず b ...わけだから..てもとうぜんだ
加のじょ だが で
「ね」「な」などが付く。 (1)彼女は大学を出てからもう8
(1)では「山本さんは最近いつもきげ ねん た けっ
年も経っているわけだから、結
んがいいが、その理由がわからない」と こん とらぜん
婚していても当然だろう。
いう状況で、Aの「結婚したらしい」と かれ こうがく茶 そつ送ょ5
いう情報を得て、「結婚したから最近き (2)彼は工学部を卒業しているわ
つか とう
げんがいいのだ」と納得したことを表す。 けだからパソコンが使えても当
ぜん つか
(4)は一人の発話だが、「ドアがどうし 然なのに、まったく使えないら
て開かないのかわからない」という状況
しい。
で、「鍵が違う」ということを発見し、「鍵 1.ようしゃ 示
(3)これだけ利用者が增えている
が違うからドアが開かないのだ」と納得 と5 やす
わけだからもっと安くしても当
したことを表す。(4)(5)のように、自分 ぜん でんし节 うんちん
で発見したり他人から聞いたりした情 然なのに、電車やバスの運貨
ね あ いっ深う
報を自分で述べて、それをすでに知っ は值上がりする一方だ。
ている事実と結び付けて納得を表すと 「XわけだからYても当然だ」の形で、
いう使い方もある。
確実な事実Xを根拠に考えるとYとい
3 ...わけだから うことがらが事実になってもおかしくない
a ...わけだから.….はとうぜんだ という意味。(2)(3)のように、実際に
こ いけ なんねん
(1)小池さんは何年もインドネシア はYと反対の状況が起こっていて予測
ちゅうぎいいん
駐在員だったわけだから、イ と食い違っているという場合に使われる
は本 とう
ンドネシア語が話せるのは当 ことも多い。
ぜん
4というわけだ/ってわけだ
然です。 じ加ん
苦vん り れきいつわ こくみん (1)イギリスとは時差が8時間あ
(2)あの議員は履歴を偽って国民 に ほん

をだましていたわけだから、辞
るから、日本が11時ならイギ
しょ< とう世ん リスは3時(だ)というわけだ。
職は当然のことだ。

642

654
わけではない
加の心ょ 方ち书也 大しは体 投上と 世ん世んはな
(2)彼女の父親は私の母の弟だ。 た。全然話せないわけではな
加のじょ わたし うL ひ3元い已
つまり彼女と私はいとこ同士 いのだが、日頃英語をしゃべ
き加い
(だ)というわけだ。 る機会がないので、いぎという
おんせん v <ち飞
(3)A:あしたから温泉に行くん とき口から出てこないのだ。
むすめ がいはく だま 办
だ。 し比
(5)娘の外泊をただ黙って見のが

B:へえ、いいね。じゃ、仕事 しているわけではないが、下
力す いのち せんた< 大 ち地う以 はんばつ
のことを忘れて命の洗濯 手に注意したらかえって反発
かんが
ができるというわ计だ。 するので、どうしたものかと考
かわもと くる末か
(4)A:川本さん、車買いかえた えあぐねている。
心ん加い
らしいよ。 (6)弁解をするわけではありませ
こ电 う 意のう 加善 本加飞
B:あ、そう。子供が生まれて んが、昨白は会議が長引いて
ま之 ちv
前のが小さくなったってわ どうしても抜けられなかったの
けか。 です。

「わけだ1」や「わけだ2」のく結論>、< (7)A:イギリスへ行ってしまうん
言いかえ>、<理由>の用法に「という」 だそうですね。
心つ えいじ师う
が結び付いた形。 B:ええ。でも别に永住する
わけじゃありませんし、5
【わけではない】 ねん
年たったらまた帰ってきま
か元

1 ...わけではない
意也く すよ。
(1)このレストランはいつも客がい こんど にちょうび 元Vが
と< (8)A:今度の日曜日に映画に
っばいだが、だからといって特 い
べつ 行きませんか。
別においしいわけではない。 に方ょう
わたし 0550 B:日曜ですか。
(2)私は子だんあんまり料理をし ょてV
りょらり 善ら A:予定があるんですか。
ないが、料理が嫌いなわけで よ てい
いそが ひ主 B:いえ、予定があるわけで
はない。忙しくてやる暇がない ひ
はないのですが、その日
だけなのだ。
わたし 入や ん う はうちでゆっくりしたかっ
(3)私の部屋は本で埋まっている
世ん益 占 たので…。
が、全部を読んだわけではな
か ひら 現在の状況や直前の発言から当然導き
く、買ってはみたものの開いた
书书 出されることがらを否定するのに用い
ことさえないというものも多い。 る。「だからといって」「別に」「特に」な
6? 力、 ,
(4)来月から英会話を習うことにし どとともに用いられることが多い。

643
655
わけてもーわけにはいかない
う なに
(1)では「いつも客がいっばいだ」と 日は何もする気になれないの
いうことから一般的に「料理がおいしい」 だ。
ことが結論として導き出されるが、それ
「わけではない1」に「という/って」が
は違うのだと否定している。「おいしいわ
結び付いた形。(4)の「雨だから行きた
けではない」は「料理がおいしいという
くない」のように「XだからY」という論
結論はまちがいだという意味で、「料理
理が同じ文の中に明示されている場合
はおいし<ない」という直接的な否定に
は「わけではない」ではなく「というわけ
比べると間接的な否定になるので、婉
ではない」を使う方が普通。
曲的な表現になる。従って(8)のような
場合には、「予定はありませんが」と言う
よりも婉曲に断りを言うことができる。「そ 【わけても】
也末 加つ
ういうわけではないのですが」と电言え (1)この山は、わけても5月がうつ
る。また、(3)(4)のように「全部・み くしい。
んな」「全然・まったく」などの語と一緒 がくせV に
(2)そのクラスの学生はみんな日
に用いると、部分否定になり、「少しは読 ほんこ
本語がうまいが、わけてもAさ
んだ「少しは話せる」という意味になる。 じょうたっ
2というわけではない んは上達がはやかった。
かれ はんのう
ってわけではない (3)彼はスポーッ万能だ。わけても
主んいん
(1)このレストランはいつも满員だ スキーはプ口なみだ。
と< 意た加世 善世
が、だからといって特においし (4)北風が身を切る季節になった
意中之上う正表之 ん中
いというわけではない。 が、給料日前の今夜はわけ
わたし 1ょら7 各む み
(2)私は示だんあまり料理をしな ても寒さが身にしみる。
2x50
いが、料理がきらい(だ)という あるものの中でも特に、という意味。「も」
いそ加 ひま
わけではない。忙し<てやる暇 がつかない形は現在ではまれ。書きこと
ば。話しことばでは使わない。
がないだけだ。
えいが v
(3)A:あした映画に行かない?

B:あした、か。う一ん。
【わけにはいかない】
わたし 1 V-るわけに(は)いかない
A:私とじゃいやだってこと? ねつ きょう だい
(1)ちょっと熱があるが、今日は大
B:いや、いや(だ)ってわけじ C 加 し乙と す
事な会議があるので仕事を休
ゃないんだけど・。
言ょ う がこう い. むわけにはいかない。
(4)今日は学校へ行く気がしな 含子 あ す
あ动 v (2)カラオケに誘われたが、明日
い。雨だから行きたくないという Lけん い
なん 意上 から試験なので行くわけにもい
わけではない。ただ何となく今
かない。

644

656
わけにはいかない
たいちょら くず 本か主 のこ
(3)体調を崩した仲間を残して という意味になる。また、(6)の「そうい
い) と んたい
行くわけにもいかず、登山隊は うわけにはいかない」(=内緒にするわけ
けさん にはいかない)のように前の文を受けて
しかたなくそこから下山するこ
使うこともある。
とになった。 2 V-ないわけに(は)いかない
かね た<
(4)いくらお金をもらっても、お宅の ほ加 礼
す 亦せ に冲うが< (1)他の人ならともかく、あの上司
の さそ あ
息子さんを不正に入学させる
に飲みに誘われたら付き合わ
わけにはいきません。 ないわけにはいかない。断わる
こと

ちか もすめ。 あま
あと し亡と
(5)もう30近い娘をいつまでも甘 と後でどんなめんどうな仕事
やかしておくわけにもいかない 书
を押しつけられるかわからな
い Vnっしφ5
が、かと言って自立できる収
にφ5 で いのだから。
入もないのに出て行けと放り Vっv 加れ、さいょ之
(2)実際にはもう彼を採用すること
出すわけにもいかない。 けし意じょら
ねこか に決まっていたが、形式上は
(6)A:うちで猫を飼っているこ し过入、めん世?
お抬中 ないLk めんどうでも試験と面接をしな
と、大家さんには内緒にし いわけにはいかなかった。
てもらえませんか 上之〈至去
(3) 今日は車で来ているのでアル
B:いや、そういうわけにはい の
けいゃ< コールを飲むわけにはいかな
きませんよ。契約ではだめ せんばい の い
いが、もし先輩に飲めと言われ
なことになっているんです の
たら飲まないわけにもいかない
ねこ
から。それにみんな猫の
な 己元 め力< し、どうしたらいいのだろう。
鳴き声で迷惑しているん れんし四う
(4)A:あんなハードな練習、もう
ですよ。 やりたくないよ。疲れるだ
つか

「そうすることは不可能だ」という意味を
けじゃないか。
表す。単に「できない」という意味では
B:そういうわけにはいかない
なく、「一般常識や社会的な通念、過去 加人上《 加,
の経験から考えてできない、してはいけ だろう。監督に逆らったら

ない」ということ。 Vギュラ—から降ろされる
「私はお酒が飲めない」は、体質的 ぞ。
にお酒に弱くて飲めないという意味を表 動詞の否定形に接続し「その動作をし
し得るが、「お酒を飲むわけにはいかな
ないということは不可能だ=しなければ
い」の場合は、体質的に飲めないので ならない」という義務を表す。これも一般
はなく、例えば「今日は車で来ているか
常識や社会通念、過去の経験がその義
ら飲めない」のように飲んではいけない 務の理由となる。(4)のように、前の文

645

657
わざわざーわり
しゃん にん
や発話を受けて「そういうわけ」(=やら (3)社員わずか 300人たらずのそ
かいし 拾招 方中うもく、ぁ?
ないわけ)の形でも用いられる。 の会社がいま大きな注目を集
めている。
合す方 书书 しと
【わぎわぎ】中まだ 加す の
(4)わずかな日数で大きな仕事を
(1)山田さんはわたしの忘れ物を なしとげた。
营きん しk<9s5
わぎわざうちまでとどけてくれ (5)饥謹のため、わずかな食糧
た。 で暮らしている。
かいしゃ しvh
(2)わぎわぎとどけてくださって、ほ (6)あの会社もわずかに社員8名
んとうにありがとうございまし の乙

を残すだけとなった。
た。 うしろに数量を表す表現を伴って、話し
(3)かぜだというから、わざわざみ 手がその数量を少ないと思っていること
か v を表す。また、「わずかに」の形で、量
かんまで買っておみまいに行っ
がきわめて少ない様子を表す。たった
たのに、そのともだちはデ—トに
い (の)。
でかけたと言う。
あつ
(4)そんな集まりのためだけにわぎ

とう老5う
わざ東京まで行くのはめんど
【わたる】
→【にわたって】
うだ。
しんばv 言
(5)心配してわぎわぎ来てあげた
かんしゃ 【わり】
んだから、もうすこし感謝しな 1わ比/わに
さいよ。 (1)わりとおいしいね。
しけん
何かのついでではなく、特にそのことだ (2)きょうの試験はわりとかんたん
けのために何かをする、という様子や、
だった。
義務ではないが好意・善意・心配など えいが
(3)ああ、あの映画?わりにおも
からそれをする、という様子を表す。「の
だから」「のに」などとともに使うことも多 しろかったよ。
い。 ある状況から予想されることと比較すれ
ば、という意味。たとえば(2)なら「いつ
もの試験とくらべて」むずかしいだろうと
【わずか】 なか のこ いうみんなの予想に反して」などのよう
(1)さい点の中に残っていたのは
えん な意味あいがある。プラス評価でもマイ
わずか 200用だった。 ナス評価でも、基準どおりではないとき
かい苦 ひ し 世意し
(2)その会議のその日の出席者 に使う。かたい文にはあまり使わない。
にん
はわずか 5人だった。 2わに(は)

646

658
を...とする一をおいて

[Nのわりに] →【とる2】2 a
[Naなわりに]
[A-いわりに]
[Vわ州=] 【を..にひかえて】
ね龙ん [NをNにひか元(て)]
(1)あのレストランは值段のわりに しけん らいしう としょかん
7ょらり 龙 (1)試験を来週にひかえ、図書館
おいしい料理を出す。 电いにち が<せv
力龙人. 大加 は每日おそくまで学生でいっ
(2)このいすは值段が高いわりに
ぱいである。
は、すわりにくい。 しゅっ意ん
ひと ほそ ち加ら (2)出産をまおかにひかえて、その
(3)あの人は細いわりに力がある。 ははお中 たv しい<がかり
つ< りょうり もん< 母親ゾウに对する飼育係の
(4)ひとの作った料理に文句ばっ と つか
い 空 人たちの気の使いようはたい
かり言ってるわりにはよく食べ
ヘんなものだった。
るじゃないか。 しのうかいだん 加こ
心ん意ょう (3)首脳会談を5日後にひかえ、
(5)あまり勉強しなかったわりには 办 考与善 子 ?
表之 世いせ善 事務レベルの協議は最後の詰
この前のテストの成績はまあま
めにはいっている。
あだった。
节主だ 心ん意上う うしろのNには時間を表す名詞がはい
(6)山田さん、よ<勉強したわりに
せいせ い る。あることが時間的にせまっている様
はあまりいい成績とは言えない 子を表す。上の例のように、ある緊張感
ね元。 をともなうものごとのときに使うことが多

あるものの状態から常識的に予想され い。書き乙とば。
る基準と比較すれば、という意味。プラ
ス評価でもマイナス評価でも、基準どお 【をおいて】
りではないときに使う。かたい文にはあま [Nをおいて]
と しけいか< そうだん
り使わない。 (1)都市計画について相談するな
かれ ほか
ら、彼をおいて他にはいないだ
【を...とする】 ろう。
[NをNとする (2)マスメディアの社会への影響
しゃかい え善ょう
ち中うがく せいと たいがく
(1)その中学はその生徒を退学 けん善中ら
しょぶん けってV について研究したいのなら、
処分とするという決定をお乙な だいがく ほ加

この大学をおいて他にはない。
ったようだ。 まんい方は法 た书
(3)もし万一母が倒れたら、何を
なに
われわれ われわれ <に ほん
(2)我々は、ここに、我々の国を本 びょういん 加
站5力甚 せんけん おいてもすぐに病院に駆けつ
日より共和制とすることを宣言
けなければならない。
する。
「.…を別にして/のぞいて」の意味。

647

659
をかぎりに一をきんじえない
たい こあいず かわき まつ
(3)の「何をおいても」は「どんな状況 (3)太鼓の合図を皮切りに、祭りの
占う机?
でも」という意味の慣用句。 行列が繰り出した。

「それを出発点として」の意味。それ以
【をかぎりに】 後盛んになったり、飛躍的に発展する様
[Nをかぎりに] 子を述べるのが普通。「...をかわきりに
意ょう い束

(1)今日をかぎりに今までのことは して」「..をかわきりとして」という形で用

きれいさっばり忘れよう。
力す
いることもある。
ぁ す 招指みそ か
(2)明日の大晦日をかぎりにこの
みせ へいてん
店は閉店する。
【をかわきりにして】
かい こんか かいさん →【をかわきに】
(3)この会は今回をかぎりに解散

することとなりました。
(4)みんなは声を限りに叫んだが、
已元、加盖 老付 【をきんじ元ない】
おも Cこ かそ<
なん ~んじ か元 (1)思いがけない事故で家族を
何の返事も返ってこなかった。 礼な か大大 355、
失った方々には同情を禁じえ
「今日」「今回」など時を表す語に付い
て、「その時を最後にして」北いう意味を
ません。
世んじ上う 世つ世つうた て
表す。発話時を含む時を表す語が使わ (2)戦場から切久と訴えかける手
加五,な龙、人、 ひと 书お
れることが多い。(4)は慣用的な言い 紙に涙を禁じえない人も多い
方で「できるだけ大きな声を出して」の だろう。
意味。 はは L L 心じ也意 あ
(3)母の死を知らず無邪気に遊ん
こ ども ん
でいる子供にあわれみを禁じ
【をかわきりとして】 えなかった。
→【をかわき封に】 不こうへい はんけつ いか
(4)この不公平な判決には怒りを

禁じえない。
【をかわきりに】 善た
(5)期待はしていなかったが、受
[Nをかわきリこ] しk3 し よろ乙
かのじょ てんちょう せいこう
(1)彼女は、店長としての成功を 賞の知らせにはさすがに喜び
きん 元
か力善 じ莲点う ひろ
皮切りに、どんどん事業を広 を禁じ得なかった。
龙い止つ 上う加
げ、大実業家になった。 ある状況に対して、怒りや同情などの感
うた かわき かれ 情を感じないではいられないという意味
(2)その歌のヒッ外を皮切りに、彼ら
えいが を表す。抑えようとしてもそのような感情
はコマーシャル、映画、ミュ—ジ をもってしまうというときに使う。かたい書
ん也 しLつ
力ルなどあらゆる分野入進出 き乙とば。
していった。

648

660
をけいきとして一をして..させる

【をけいきとして】 「愛や思いなどの心情をあるものに注い
[Nをけきとして] で」という意味を表す。名詞を修飾して
かのじ だい加くにゅうがく け意
(1)彼女は大学入学を契機とし 「NをこめたN]となることもあるが、[N
书中上 のこもったN」となることのほうが多い。
て親元を出た。
かれ しゅうしょく け意 せいかつ (例)子供たちが心を込めた贈)物を
(2)彼は就職を契機として生活
か した。
スタイルをガラ上変えた。 (例)子供たちが心のこもった贈り物を
にほんはいせ人け意 こくみん
(3)日本は敗戦を契機として国民 した。
し过 加てん加ん
主榷国家入と転換したと言わ 「を」のない次のような慣用的な表現

れている。 もある。
こん加い がっべ けい意 わ (例)父は丹精込めて育てたその菊を
(4)今回の合佛を契機として、我
し 材位责 老
ことのほか愛している。
が社は21世紀をリ—ドする企
善ょう はってん
業としてさらに発展してゆか
【をして….させる】
なければならない。 [NをしてV-させ]
せんせい
「入学」「就職」など動作を表す名詞に (1)あのきびしい先生をして「もう
付いて、「何かの出来事がきっかけ・転 おし なに V
教えることは何もない」と言わ
換点となってという意味を表す。[...を
けいきに」「..をけいきにして」ともいう。
せたのだから、あなたはたいし
(例)彼女は大学入学を契機に(して) たものだよ。
おや
親元を出な。 (2)あのわからず屋の親をして[う

書き乙とば。 ん比言わせるには、ちょつとや
さ<世ん
そっとの作戦ではむり尤よ。
【をこ动て】
の き
(3)あのがんこ者をしてその氨に
[Nをこ动て] させたのだから、誠意のたいせ
はは书や こ乙ろ
(1)母親のために心をこめてセ— おし
あ つさをわかいあなたに教えら
ターを編んだ。
は本 えい元ん 加 あV れた気がする。
(2)この花を、永遠に変わらぬ爱を
こ おく
Nにはほとんどの場合ひとを表す名詞
込めてあなたに贈ります。 が来る。「...に..させる .车..せる」
加のC 任了意上3指当 乙
(3)彼女は、望鄉の思いを込めて とおなじ意味だが、「をして」を使うと、
う方
その歌を作ったそうだ。 それをさせることが却ずかしい相手にそ
加れ 本加构人う5 れをさせる、という意味の時が多い。古
(4)彼は、長年の恨みを込めて、
つうれつい方げ 书とこ がんめん めかし<かたい言い方。
痛烈な一撃をその男の顔面に
食らわせた。

649

661
をぜんていに一をつうじて

【をぜんていに】 「何かの助けを借りて」「何かに依存し
[Nをぜんていにv] て」という意味。話しことばでは「...をた
かのじょ き じ 世人
(1)彼女は記事にしないことを前 よりにして」「.…をたよりとして」とも言う。
てい 盖 空、 よく似た表現に[..をたのみにして」「...
提にそのことを記者に話した。
ぜんてV をたのみとして」がある。
(2)では、そのことを前提に(し
こん はな
て)、今後のことを話しあって
书も 【をちゅうしんに】
いきたいと思います。 [NをちゅしんにV]
せV西 もん想い い体?、世人 也害龙 方中う
(3)政府は、その問題の解決を前 (1)そのグループは山田さんを中
ていえんじ上こらし上与 ほうしん
提に援助交涉にのぞむ方針 し 意芸上う。才
心に作業を進めている。
をかためたもようである。 5う
(2)そのチームはキャプテンを中
あることがらがなされるための条件、そ しん
心によくまとまったいいチ—ム
れがなされなければ次の段階に進めな
いょうな条件をみたした上で、という意
龙。
たい占3けい わく世 たい占3、5中らしん
味。たとえば(1)では「記事にしないこ (3)太陽系の惑星は太陽を中心
と」がその条件である。書き乙とば的。 としてまわっている。
たい亦う 之い意上方 苦中うし中う与ほ5
話しことばでは「...をぜんていにして/ (4)台風の影響は、九州地方を
方中うしん にLにほん世んなV ひ3
として」も使う。 中心に西日本全体に広がる
み 乙
見込みです。
【をたよりに】 高き V.だい、ゆうが大
(5)このバスは、朝7時台と夕方
[Nをたょ外=V] 以だ与うし人 お、 ん寸
6時台を中心に多くの便数が
(1)あなたがいなければ、これから
なに ある。
わたしは何をたよりに(して)
V 「...を中心にして」の意味。あるものを中
生きていけばいいのですか。
り中うがくせ し
心においた行為・現象・状態の範囲をし
(2)その留学生は、辞書をたより めすときに使う。「...をちゅうしんにして」
はし 加力
に、ひとりで「橋のない川」を [...をちゅうしんとして」の形もある。書き

読みつづけている ことば的。
しろ
(3)白いつえだけをたよりに、その
taん V
人は70年生き、そして死んで

【をつうじて】
1 NをつうじてV
いった。 はなし也まだ 3 あ
こうどうりょ< (1)その話は山田さんを通じて相
(4)もちまえの行動力だけをたより て
かのV せ かいじ市ら 手にもつたわっているはずで
に、彼女はバイクで世界中を
たび
旅している。
す。

650

662
をとわずーをのぞいて
し 7う し
(2)A社はB社を通じてC社とも けた。
ていけいかんけい いょ< ひと ねんれい がく
提携関係にある。 (2)意欲のある人なら、年齡や学
点 しか、?3、 加 机意、点 さいょう
(3)現地の大使館を通じて外務 歷を問わず採用する。
しう 站う话之 し ちか 人 、与 だいがくい人
省にはいった情報によると、死 (3)近ごろは男女を問わず大学院
し す< にん 想加
者は少なくとも100人をこえた に進学する学生が增えてい
もようである。 る。
しんくら25 せっけv くに
「.を経由して」という意味。なにかを経 (4)新空港の設計については、国
加、 ひろ せっけいあん
由して情報を伝えたり関係ができたり の内外を問わず広く設計案を
ぼしゅう
するということを述べるときに使う。伝わ
募集することとなった。
るのは情報・話・連絡などで、交通手段
「それに関係なく」「それを問題にせず」
は使えない。
という意味を表す。「昼夜」「男女」など
(誤)この列車はマドリッドをつうじてパ
対になった名詞が使われることが多い。
まで行<。
次のように「Nはとわず」の形となること
(正)この列車はマドリッ小{を通って/
电ある。
を経由して}パまで行く。
(例)(アルバイトの広告で)販壳員募
書きことば的。「..をとおして」とも言
集。性别は問わず。
う。 書きことば的な表現。
2 Nをつう礼て
くに い方ね人
(1)その国は一年をつうじてあた
たかい。 【をのぞいて】
しき かん [Nをのぞいて(は)]
(2)このあたりは四季をつうじて観 中ま だ
こ了意也く (1)山田さんをのぞいて、みんな
光客のたえることがない。 言
しうが 25
っ办 来ています。
(3)その作家は、生涯を通じて、 か ょうび
かたち よくあつ (2)火曜日をのぞいて(は)だいた
さまぎまな形で抑圧されてきた
ひとと、加 いあいています。
人々を描きつづけた。 くに 忠小ゅ いちじ老
(3)その国は、真冬の一時期をの
時間を表す名詞に付いて、「ある一定の おんだん
ぞいて(は)だいたい温暖な気
期間とぎれることなくずっと」という意味 乙う

を表す。書きことば的。「...をとおして」 候だ。
ぜんたいてき もんだい ので
とも言う。 (4)全体的には、この問題を除い
加いけつ V
て、ほほ解決したと言ってよい

【をとわず】 だろう。
[Nをとわず] 「それを例外として」という意味を表す。
かれ ち迎うや と ょら 了

(1)彼らは昼夜を問わず作業を続 書きことば的で、話しことばでは[...をの

651

663
を小まえ一をよぎなくさせる

えん下っし ち上うた口おこな
ぞけば」や「...のほかは」の方をよ<使 援物資の調達が行われた。
しじ门 きくひん か
う。 (5)史実をもとにした作品を書き

上げた。
【を小ま元】 「あるものを材料・ヒン卜・根拠などにし
[Nを小ま元(て)V] て」という意味を表す。名詞を修飾する
中ま龙 ほうこく
(1)いまの山田さんの報告をふま 時は(5)のように「NをもとにしたN」に
はな あ
えて話し合っていただきたいと なる。
书も
思います。
世人加い 3人 善
(2)前回の議論をふまえて議事を 【をものともせずに】
すす
進めます。 [Nをものともせずに]
かれ あらし
ていあん げんさいわれわれ
(1)彼らのヨッ卜は、嵐をものともせ
(3)そのご提案は、現在我久がお あらうみ 力办 考
じょう遠ょう
かれている状況を子まえてな ずに、荒海を渡り切った。
しっきん
(2)ばくだいな借金をものともせず
されているのでしょうか。 かれ しちょ5 ひ
こんかい 意いL地う上うしん <ね人 に、彼は社長になることを引き
(4)今回の最終答申は、昨年の ら送点5.22课 空,书
ち地弓加とう 受け、事業を立派に立ち直ら
中間答申をふまえ、さまざまな
加くど
角度から議論を重ねたうえで
ろん 加き せた。
し中うv ひはん

出されたものだ。 (3)周囲の批判をものともせずに、
加のじょ ん しん相ん、つ方虫上书、
彼女は自分の信念を貫き通し
あることがらを前提や判断の根拠にした

り考慮に入れたりしたうえで、という意味 た。
を表す。かたい、書きことば的表現。 「厳しい条件を気にせず立ち向かって」
という意味。後ろには問題を解決すると
いう意味の表現が続く。書きことば。
【をもとに】
[Nをもとに(Lて)]
じっ&v はなし 老也く
(1)実際にあった話をもとにして脚 【をよぎなくさせる】
ほん か [Nをよぎなさ世る]
本を書いた。 たいふう し中うらい と芒んけいかく へん
ひと ひと
(1)台風の襲来が登山計画の変
(2)人のうわさだけをもとにして人 3。上总
はんだん 更を余儀なくさせた。
を判断するのはよくない。 发も はんげ这
方ほう つた でんせつ (2)思いがけないゲリラの反撃が
(3)この地方に伝わる伝説をもとに 世 金ん 飞2V。 惑
ん考之意、えい加、?< 政府軍の撤退を余儀な〈させ
して、幻想的な映画を作って
みたい。 た。
ほうこく
ち上之高龙 動作を表す名詞に付いて、「そうせざる
(4)調查团からの報告をもとに救
を得ない状態にする」という意味を表

652

664
をよぎなくされるーんじゃない

す。好ましくない事態を引き起こすことを →【のでは】
表す場合に用いる。

【んじゃない】
【をよぎなくされる】 1 んじゃない
[Nをよぎなされる] [N/Na (なん)じゃない]
かじ す
(1)火事で住まいが烧けたため、

[A/V んCmない]
元高加 ょ ひと 主龙
(1)あの人、山田さんなんじゃな
家探しを余儀な〈された。
上以合
(2)長時間の交涉の結果、妥協を
23153?热龙55、 い?
かお
占恙
余儀なくされた。
(2)ほら、顔があかくなった。あな
节まだ す
心恙ょうかくちょう う あ
(3)事業を拡張したが、壳り上げ た、山田さんが好きなんじゃな
てったい ょ
ふしん
不振のため、撤退を余儀なくさ いの?
力る
けっか (3)それ、いいんじゃない?悪
れる結果になった。 おも
いょう あらそ
(4)これ以上の争いをさけるため
ないと思うよ。
5元
世んいん 意点5り上<。占意 (4)かぎ?テーブルの上にあるん
に全員が協力を余儀なくされ

た。 じゃない?
さ とら か元
(5)佐藤さん?もう帰ったんじゃ
動作を表す名詞に付いて、「しかたなく、
そうしなければならない状況になる」と ない?
いう意味を表す。書きことば。 「のではないか」のくだけた形。上昇調
のイン外ネーションで発せられる。(2)の
ように「んじゃないの」も可能。男性はこ
【んじゃ】
[N/Na (なん)Cャ] のほかに「んじゃないか」も使う。丁寧
[A/V んじ] 形は「んじゃありません」
あめ →【ではないか2】
(1)雨なんじゃしかたがない。あし
2 V-るんじゃない
たにしよう。 あそ
书<0:5 (1)そんなところで遊ぶんじゃな
(2)そんなに臆病なんじゃ、どこに

も行けないよ。
い。
でんし节 なか はし
あつ えん (2)電車の中で走るんじゃない!
(3)こんなに暑いんじゃ、きょうの遠 <ち
そく (3)そんなきたないものを口にい
足はたいへんだろうね。
ひと み れるんじゃない!
(4)こんなにたくさんの人に見られ ちv こ
きんちょう (4)そんな小さい子を突き飛ばす
ているんじゃ緊張してしまう
んじゃない!
な。 书书 こころ 意ず
(5)いじめられて大きな心の傷を
「(の)では」の話しことば的表現。

653

665
んじゃないか—んだ
お こども た
負っている子供に対して、そん ろうか。
あたま つょ ひと ほう す
なに頭ごなしに「もっと強くな (2)あの人、ワインの方が好きなん
れ」だなんて言うんじゃない じゃないだろうか。ワインばかり

よ。 飲んでたよ。
あき かわ
聞き手の行為を禁止する表現。下降調 (3)い<ら浅い川だといっても、あの
示か
のイン外ネーションで発せられる。話し乙 へんは深いんじゃないだろう
とば。男性の方がよく使う。女性は丁寜
か。
形の「んじゃありません」を使うことの方 冲善 示 意ょう
(4)雪が降っている。故鄉ではもう
が多い。 つ
ずいぶん積もったんじゃない
だろうか。
【んじゃないか】
[N/Na(なん)じゃないか] 「(の)ではないだろうか」の話し乙とば的
[A/Vんじゃないか] 表現。丁寧形は[んじゃないでしょうか」
あ す
(1)明日はひょっとしたら雪なんじ
ゅ考
→【ではないだろうか】
ゅ意《も 飞
ゃないか。雪雲が出てきたよ。
ひと ゃさ 【んじゃなかったか】
(2)あの人、野菜がきらいなんじゃ
变 の乙 [N/Na(なん)じゃなかったか]
ないか。こんなに食べ残して
[A/Vんじゃなかったか]
いるよ。 ひと
(1)あの人はもっと有能なんじゃな
设5のう
こ 这也
(3)あの子、寒いんじゃないかな。
かったか。
くしゃみしてるよ。 にど ちか
た なか (2)二度としないと誓ったんじゃな
(4)田中さんも来るんじゃないか。 かったか。
すず老 V
鈴木さんがつれてくるって言っ
「(の)ではなかったか」の話しことば的
てたから。 表現。
「(の)ではないか」の話しことば的表現。 →【ではなかったか】2
丁寧形は「んじゃありませんか」
→【Cないか2】
【んだ】
1..んだ
【んじゃないだろうか】 [N/Naなんだ]
[N/Na(なん)じゃないだろうか] [A/Vんだ]
げん意
[A/V んじゃないだろうか] (1)A:どうしたの。 元気ないね。
お しん
(1)こんなことが起きるなんて信じ B:かぜなんだ。
ゅ为 や主だ
られない。夢(なん)じゃないだ (2)A:どうしてさっき山田さんと

654

666
んだった—んだろう
せいせき
しゃべらなかったの? (2)A:ひどい成績だね。
ひと にがて
B:あの人はちょっと苦手な B:うん、こんなことになるの
す乙 心人意点5
んだ。 なら、もう少し勉強してお
(3)ゃっばり乙れでよかったんだ。 くんだった。

(4)コンセントが抜けてる。だから (3)あれ? パンがたりない。もっと
v か
スイッチを入れてもつかなかっ 買っておくんだったな。
じた ま元 なに
たんだよ。 (4)こんな事態になる前に、何か
て 5
「のだ」の話しことば的表現。丁寜形は 手を打っておくんだった。
「んです」 「のだった」の話しことば的な形。
→【のだ】 →【のだった】
2 V-るんだ
は中 ね
(1)かぜなんだから、早く寝るん
【んだって】
尤。 や生だ
(1)山田さん、お酒きらいなんだっ
きけ

(2)さっさと食べるんだ。
ょ へんC て?
(3)呼ばれたら返事をするんだよ。 みせ

はや むか (2)あの店のケーキ、おいしいん
(4)いいかい、なるべく早く迎えにく
主 だって。
るようにするから、おとなし<待
→【って】5
ってるん术よ。
ひとじち 南人甘ん だいい方
(5)人質の安全が第一だ。乙こは
はんにん よ3意市う 【んだろう】
犯人の要求どおりにするん [N/Naなんだろう]
だ。 [A/V んだろう]
あ号

指示・命令を表す。おもに男性が使う。 (1)子どもたちがたくさん遊んでい
なつやす
女性は「早く寝るんです」や「早く寝る る。もう夏休みなんだ万う。
の」のように「んです」や「の」を使う ひと 色け の
(2)A:あの人、酒ばかり飲んで
ことが多い。(3)(4)のように「よ」が
付くと命令の調子が弱くなる。
たね。

B:よっ深ど好きなんだろう

【んだった】 た なか
ね。 力ら

[V-るんだった] (3)田中さんはずっと笑いっばなし
なに
ん ま 高
(1)あと10分あれば間に合ったの だ。何がそんなにおかしいん
す己 は也
に。もう少し早く起きるんだった

だろう。
老み い
な。 (4)A:君も行くんだろう?

655

667
んで-んです

B:はい、行くつもりです。
「んだ」と「だろう」が組み合わされた形。 【んです】
→【のだろう】 [N/Naなんです]
[A/V んです]
人意
【んで】 (1)A:どうしたんですか。元気
[N/Na なんで] がありませんね。
[A/V んで] B:ちょっとかぜなんです。
ょ之 时
や史だ
(1)かぜなんで、今日は休みます。 (2)A:どうしてっき山田さんと
あめ ふ せんたく
(2)雨が降りそうなんで洗濯はや
しゃべらなかったの?
めときます。 ひと にがて
B:あの人はちょっと苦手な
(3)あんまりおいしかったんで、ぜ

んです。
たい<つ
んぶ食べてしまった。 (3)A:どうしたの?退屈?
のこ しこと 加なら
(4)残った仕事はあした必ずかた
透よう 加んべん
B:いえ、ちょっとねむいんで
づけるんで、今日は勘弁してく
す。
ださい。 ぬ
いそ つ< (4)コンセントが抜けています。だ

(5)急いで作ったんで、おいしくな からスイッチを入れてもつかな
いかもしれ末せんよ
かったんですよ。
「ので」のくだけた言い方。かなりぞんぎ
「んだ」の丁寜形。「のです」とも言う。
いに響くので、目上に対しては使元な →【のです】
い。
→【ので】

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50音順索引

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いう……………………………18 …………………………………32
あ いうまでもなV………………20 いCょ方(は)………………31
いうまでもないこと尤が--20 いず杠…………………32,33
いうまで名な<……………21 いずれにして6……………32
あい龙………………………2 い加…………………21,22 いずれにし万………………33
あい尤に…………………2 いか+数量詞………………21 いすれに世5……………33
あいまって →とあいまって いがい…………………………22 いずれ……………………33
あえで…………………………3 いがいに…なV……………22 いぜん……………………34,35
あえて...なV…………………4 いかだ………………………21 いたって →にいたる3
あえて...ば……………………3 いかなる………………………22 いたっては →にいたる4
あがる………………………4,5 いかなる.で6……………22 いたっても →にいたる5
あくまで……………………5 いかなる…と6……………23 いたり…………………………35
あくまで(6)……………5,6 いかなる.(+助詞)6--22 いたる →にいたる
あげ<…………………………6 いかに………………………23 いちがいに…なV…………36
あげくのはてに(は)………6 いかに…か…………………23 いちど…………………………36
あげる…………………………7 いかに…て6………………23 いち上 …と/….た5……36
あたか6………………………7 いかに..といって6………24 い方ど 试/..た5…36
あっての…………………………8 いかに…とはえ…………24 いOか………………………36
あ上……………………8,9 いかに6………………………25 いつか….た…………………37
あと+数量詞………………9 いかに6.そうだ…………25 いつかの……………………37
あとか5………………………10 いかに.上うと(6)……24 いつか(は)…………………37
あとで…………………………10 いかに6 …らしい/...そう いっこうに…………………37
あと で/に………………9 龙………………………25 いっさv………………………38
あとは.…だけ………………10 いかん…………………………25 いoL加…………………38
あ末り………………………11
いかんで………………………26 いっそ…………………………38
あまり/あんまり …ない11 い<5…………………………26 いったv……………………39
あまり(に)…………………12 いく5…からといって(6) いったらありはしない →と
あまりに(6)………………11 ………………………………27 いったらありはしない
あまりに(6)..と………12 い<ら..たとこ万で………28 いったらない →といったら
あまりの.…に/で………11 い<5.て6…………27,274 ない
あらため石…………………12 いくら...といって6………27 いったん...と………………39
あるいは………………………13 い<らで6…………………26 いっう………………………40
あるいは..あるいは………14 いくらなんで6…………………28 いっはうでは..たほうでは40
あるいは.か6しれない--14 い<56...なV……………26
あるのみだ………………476
いなV…………………………41
いけない →てはいけない、 いまから书もえば………61
あるまじき.尤…………14 なくてはいけない、なけれ いま已分………………………41
あれで…………………………15 ば2 いま已万 …て6/...たとこ
あれで6………………………15 い……………………………28 万で………………………41
あんまり…………………15,16 い老さ加…………………28 いま已万になっで…………41
あんまり…なV……………15 いささかも…なV…………29 いまさ5………………………41
布ん主p(に6)……………11 いぎしらす…………………29 いまさら..たとこ万で……41
あんまり(に6)..と……12
いぎとなった5…………349 いまさら…下6…………41
いぎとなると……………351 いまさらなが5……………42
い い式となれば……………352
いCkう…………………29,32
いまさらのように…………42
い末だ………………………42
いCょうに…………………30 いまだに………………………42
いV………………………16,17 いCょうの…………………29 いまだ(に)...なV………43
いいから/いいょ…………17 いCょう(の)+数量詞/.. いまでこそ…………………43

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いまとなっては…………350 おなじ...るなら/のだった かいが ある/なV………69


いまに…………………………43 5……………………………56 かえって………………………70
いまに6……………………44 おほえはなV…………………56 か元る………………………70
いま…………………………44 おまけに………………………57 かおをみせる………………559
v5V…………………………44 扫6う…………………57,59 がかり……………………71,72
い力ば………………………45 おも元ば……………………61 がかる………………………72
いわ冲る……………………45 おもったもの尤か5……596 かぎり……………………72,73
おもった5……………………62 かぎりが ある/な……72
う および……………………………62
指り………………………62
かぎりなく.….にちかV……72
かぎりに →をかぎりに
おりか5………………………63 か盏る………………………74
う元……………………………46 おりからの……………………63 かくして………………………75
方え(に)……………………47 指り(に)…………………62 かくて →かくして
うち………………………………47 かけ……………………………75
うちが…………………………50
うちに…………………………48 か かける…………………75,76
がさい已…………………76
うちにはいらなV…………48 がする ………………………155
うちは……………………………49 加…………………………63 がたv………………………77
うる……………………………50 か…か…………………………63 かたがた……………………77
か…かで………………………64 かたわ5………………………77
か..ないか……………………65
元 か..ない(か)………………65
がち………………………………78
かつ………………………78,79
か+疑問詞+か……………64 かつて…………………………79
元る…………………………50 が………………66,67,68,69 がて5…………………………79
が.尤か5…………………66 かというと…………………80
お が…だけに……………67,193 かといえば →かというと
が.尤とすれば………344 かどうか………………………64
が…てほしV………………527 かとお6うと………………81
おいそれと(は)..ない--54 が…な5.(が)…………68
お...いたす……………………51 かとおもうほど…………316
が.な5…は…だ………402 かとおもうまもなく →とお
お...いただく………………51 が…本5…6…だ…68,403
お..ください →お..くださ 6う8
が..に/から ..られる- かとおも元ば……………317
る ……………………………633 かと扫6った5…………81
お..く尤さる……………51
が..に(よって)…られる-- かとなると………………351
お..する………………………52 ……………………………633
お.です………………………52 かとなれば………………352
が…に..られる…………633 かな……………………………81
お…なさい→なさい が..に.…を.…させる……130
お…なさる………………52,53 がな……………………………82
が…に…を.られる……634 がないでもなV…………372
お..になる……………53,411 が/….のがやっとだ---605
お…ねがう…………………53 がなくもなV……………382
が..み元る…………………555 かなにか……………………389
おいて……………………………54 が...られる…………………632
おうじて →におうじて かならす………………………82
が...を.…させる…………130 かならずし6..なV………82
おかげだ →のは..だ4
が...を/に…させる130 かなん加………………413
おかげで……………………54 が...を..みせる…………560
おきに…………………………55 かにみ元る…………………557
か、あるいは…………………13 かねなV………………………83
おそら<………………………55 かV……………………………69
おそれがあ石………………56 かねる…………………………83
がい………………………………69 かのごとき →ごとし
指なC………………………56 がいV…………………………17 かの已とU……………115

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50音順索引

かのよう →ようだ1 b からみると……………………93 疑問詞+6………………575


かのようにみえる………557 からみれば →からみる 疑問詞+5……………607
がはやいか……………………84 がり→がる 疑問表现+だV…………181
がほしV……………………526 かりそめに6………………93 極端な事例+6…………573
がほしいんですが ………527 かりに…………………………93 きらいがある…………………98
がまま………………………552 かりに …た5/…ば……93 きり………………………………99
がみ元る……………555,557 かりに …て6/..として6 きる………………………99,100
かもしれなV………………84 …………………………………94 きれなV……………………100
かもわからなV……………86 かりに .とすれば/…とし きわまりない………………100
か(6)力からなV……86 た5…………………………94 き力まる →きわまりない
が四元………………………608 かりに6………………………94 きわみ………………………100
がよかろう→よかろう かりにも..なら/…いCょ きんじえない →をきんじえ
か5……………………86,87,88 うは…………………………95 ない
から...にいたるまで………87 かりに6+ 禁止/否定の表
から..にかけて…………430 现……………………94
から…まで……………87,545 がる………………………………95
からある →から1-9 b かれ………………………………96
からいV……………………89 か万う………………………96 <さ………………………101
からいいが…………………89 かろうCで…………………96 く世……………………101
からいいようなものの……89 かろうじて.た……………96 くせして……………………102
からいう………………………90 かろうじて..ている………97 くせに…………………………101
からいうと…………………90 かろうじて..る……………97 ください →てください
からいえば →からいう かわきりに →をかわきりに くださる →てくださる
からいった5 →からVう1 かわりに………………………97 くもなんともない………422
からいって……………………90 <ら 102,103,104,105,106
くらい.....はない………103
からか/…せいか/...のか-
…………………………………66 き くらいだ……………………104
からが →にしてからが くらいだか5………………104
からこそ………………………90 きく→ときく くらいな5…………………103
からしたら →からする1 擬態語+と………………292 くらいの.しか..ない-- 105
からして………………………91 きっかけ………………………98 くらべる →にくらべて
からする………………………91 きっと…………………………98 くれ →てくれ
からすると…………………91 ぎみ……………………………98 くれる →てくれる
からすれば →からする 疑問詞…か………………65 くわえて……………………106
から龙……………………88 疑問詞(+格助詞)+なりと
からって……………………92 ………………………………409 け
からでこそ →それでこそ 疑問詞+かというと……80
からでないと →てか52 疑問詞…かとお名ったら317
からでなければ →てから2 疑問詞(+助詞)+ともなく げ………………………………106
からといって…………………92 ………………………………361 けっか………………………107
からといって+否定的表现92 疑問詞(+助詞)+6…575 けっきょ<…………………107
からとおもって…………317 疑問詞+…た5...のか--207 けっして..なV……………108
疑問詞…て6………274,275 けど…………………………108
からとて……………………346
からなる……………………409 疑問詞+にしたって ……437 けれど…………………108,109
からには………………………92 疑問詞+にして6………440 けれど6……………………109
からみたら →からみる1 疑問詞…の龙……………466 げんぎい……………………110
からみて………………………93 疑問詞…のや5…………607
からみる………………………93 疑問詞+.…ば…のか …482

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50音順索引

こ これ/それ までだ……549
これいじょう..て…………31
さ6…………………………133
さらに………………………134
これいCょう...ば…………30 さることながら →もさるこ
こういう示う……………509 これいじょう…は+否定的表 とながら
U…………………………110 现………………………31 ざるをえなV………………134
こしたことはない →にこし これいじょう+修飾句+..は されている →とされている
たことはない …な…………………………30
こそ……………………………110
こそ...が……………………111
これだけ..の尤か5……192
これだと……………………124 し
こそ あれ/すれ………111 これでは……………………125
こと………………111,112,113 これといって....ない……306 L……………………………135
こと/...ところ か5……87 し、...か5…………………136
ことうけあいだ……………113 し、それに…………………135
ことか………………………113 さ LULU………………………136
ことがある…………………114 しか……………………………136
ことができる………………115 さあ……………………………125 しか..ない…………………136
ことこのうえなV………115 さV……………………………125 しかL…………………………138
已とL……………………115 さい→がさい しかしなが5………………138
こと龙……………………116 最小限の数量+6…ない574 しかたがなV………………138
こと尤か5………………116 さいちう…………………126 しか6………………………139
ことだL……………………117 さ元…………………………126 しだ…………………………139
ことだろう…………………117 さえ .た5/..ば……127 しだいだ……………………139
ことで………………………118 さしあげる →てさしあげる したがって…………………140
こととお6う……………118 さしつかえない……………127 じつのところ………………141
こととしだいによって…140 さすが………………………127 じつは…………………………140
こととする…………………341 さすがに………………………127 じつをいうと……………141
こととて……………………118 きすが(に)…尤けあって-- して →て
ことな<……………………118 ………………………………128 しないで →ないで
ことなしに…………………119 さすがに..だけのことはある しなくて →なくて
ことに………………………119 ………………………………128 しはする……………………142
亡とに……………………119 さすがの..6………………129 Lまつだ……………………142
ことにしている…………120 させてあげる………………131 じ也あ………………………143
ことにする…………………120 させてお<…………………131 C(あ)…………………143
ことになっている………121 きせてく尤さV…………131 じゃあるまいL……………136
ことにな石…………………121 させてほしい(んだけれど)- CゃなV……………………143
ことには……………………122 …………………………………528 じゃないか…………143,144
ことによると/ばあいによる させて 6らう/くれる 131 じゃないが…………………144
と……………………………458 させられる…………………132 じゃないだろうか………145
ことは.が…………………122 させる………………………129 Cう………………………145
ことはなV…………………123 さぞ..ことだろう →ことだ しんかん…………………145
ことはならなV…………123 ろう Cょう………………………145
このたび……………………123 さっばり……………………132 しょうがなV………………146
このぶんでいくと…………513 さっばり龙………………132
この苏んでは…………513
已屯…………………………124
さっばり.…本V…………132
さて…………………………133 す
正らん……………………124 さて...てみると…………133
これ/それ/あれ いじょう さほど…………………………133 ………………………………146
………………………………30 さほど.ない………………133 ず、...す……………………146

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50音順索引
数詞/なん/いくとおり- すまない →ずにはすまない そうだ……165,166,167,168
……………………………319 す屯………………………153 (そう)尤とした5……336
数量詞+あまり……………12 すむことではなV………153 そうにしている……………167
数量詞+いか……………21 す5……………………………154 そうにな…………………168
数量詞+いじょう………29 すら...なV…………………154 そうになる…………………167
数量詞+がかb……………71 する……………………154,155 そうにみえる………166,556
数量詞+か5………………88 すればいい名のを………600 そうもなV…………………168
数量詞+ からある/からす そこで…………………168,169
る………………………………88
数量詞+からの…………88
せ そこ~…………………………169
そこへいくと………………169
数量詞+<らV…………102 そした5……………………170
数量詞+する……………154 せV……………………………157 そして………………………170
数量詞+と………………292 せいか………………………158 その..その…………………170
数量詞+と..なV………292 せいぜい……………………158 そのうえ……………………170
+数量詞+にたいして…443 せいで………………………157 そのうち……………………171
+数量詞+にたいする. 443 せいにする…………………157 そのく世…………102,171
+数量詞+について……445 せずに →ずに そのとたん(に)…………344
+数量詞+につき………446 せっか<……………………158 そのはんめん(では)……504
数量詞+ばかり…………492 せっかく....からには……158 その6の……………………171
数量詞+ほど……………528 せっかく...けれど6……159 そのもの龙………………171
数量詞+6………………574 せっかく..のだか5……159 そばか5……………………171
数量詞+6.か…………575 せっかく..のだったら…159 そ6そ6……………………172
数量詞+6...なV………574 せっかく …のに/.て6-- そもそ6...というのは…172
数量詞+6 .ば/…た5-- ………………………………159 そもそもの…………………172
…………………………………575 せっかく+連体修飾句+…… そ机が……………………172
数量詞+や+数量詞……601 ………………………………160 それか5……………………173
すえに………………………147 せっかくですが……………160 それこそ……………………173
すがたをみせる…………559 せっかくですか5………160 それだけ……………………174
す盏…………………………148 せっかくの…………………160 それで………………………174
す盏なV…………………147 せつな………………………161 それでこそ…………………174
す苦る………………147,148 世让………………………161 それでは………………174,175
すぐ…………………………148 せめて………………………161 それで6……………………175
すくなくと6……………148 せめて...尤けで6………162 それどこ万か……………175
すぐにで6…………………149 せめて....なりと6………162 それと6……………………176
ず<女……………………149 せめて名の………………162 それな5……………………176
すこし6...なV…………149 せよ →にせよ それなり……………………408
ずして………………………149 せられたV…………………162 それに…………………………177
ずCまいだ…………………150 せる →させる それにしては………………177
す〇……………………………150 ぜんぜん...なV…………162 それにして6………………178
すと6…………………………150 それにはおよばない……450
すなわち……………………150
ずに…………………………151
そ そればかりか……………498
それはそうと………………178
ずにい石…………………151 それはそれでいV………178
ずにお<……………………151 そう...ない…………………163 それはそれとして…………178
ずにす屯…………………152 そういえば………………163 それほど……………………179
そうした5…………163,164 それまでだ…………………179
ずにはいられなV………152
ずにはおかな……………152 そうして……………………164 それ冲元…………………179
ずにはすまなV…………153 そうすると…………………165 それを………………………180

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50音順索引

た 尤けましだ………………192
たことが ある/なV…114
た好L……………………204
ためしに…てみる………204
たしかに…かもしれない--85 ために………………………202
たあとか5……………………9 ただ…………………………194 たものだ…………………595
たv……………………………180 ただ...尤けでは…………189 たものではなV…………597
尤い……………………181 ただ…………………………195 たものでもなV…………597
たいがい……………………182 ただでさえ…………………195 た5………204,208,210,211
たいした……………………182 たためしがなV……………204 たら+依頼・勸め……210
たいした…龙……………182 たっけ…………………………195 たら…六…………………208
たいした..ではなV……182 だった5……………………196 たら .だ万う/…はずだ-
たいしたことはない……183 たって…………………196,233 ……………………………208
たいして...なV……………183 だって…………………197,198 た5..で……………………210
だいた……………………183 たつもりで…………………236 たら.…ところだ…………332
たいだけ……………………191 たつもりはなV……………236 たら+問いかけ…………206
たいてV……………………184 たて……………………………198 たら+表出・働きかけ…205
たいとお6う…………………59 龙と………………………198 たら+未実現のことがら 204
たいばかりに………………496 だといい……………………198 たらいV………………211,212
たい~ん………………………184 だといって…………………199 尤らけ…………………213
たいへんだ…………………184 たとえ………………………199 たらきい已……………210
たいへんな…………………184 たとえば……………………199 たらどうか…………………213
(たい)ほうだい…………523 たとおもうと………………318 たらどんなに…か---207,208
たい名の龙…………………595 たとおもったら →とお6う たらよかった………………213
たいんですが………………181 9b たり……………………………214
たうえで………………………46 たとき………………………323 たり..た)…………………214
たおほえはなV………………57 たとこ万…………………328 たり...たりする……………214
たかが…………………………184 たところが…………………328 たり儿たら/しては…215
たかが..ぐらいで………185 たところだ…………………331 たりして……………………215
たがさいこ →がさいご たと乙ろで…………333,334 たりと6……………………215
たか尤か …………………185 たとこ万で..だけだ……189 たりなんかして…………414
尤か5………………185,186 たとこ万で..なV………334 たる……………………215,216
尤から ...のだ/...わけだ-- 尤とすると………200,342 たると…たるとをとわず216
………………………186,467 だとすれば…………200,343 たるべきもの………………216
だからこそ…………………187 たとたん(に)………………344 た6…………………………216
だからといって……………187 たな5…………………………403 た万う………………………217
たがる…………………………188 たなり…………………………405 尤ろう……………217,218
たきり…なV………………99 たなり(で)…………………405 尤万う加……………………218
たくて6...れなV………276 尤なんて………………200 だろうが、….だ万うが--219
尤け……………188,189,191 だにしなV…………………201 だ万うに……………………219
だけしか…ない…………190 尤の………………………201
尤けだ……………………189
龙けで …………………189
たばかりだ…………………494
たはず………………………501

尤けでなく..6…………190 たび →この大び
尤けど……………………194 たびに………………………201 ちがいない…………………220
尤けに……………………193 た苏ん……………………202 ちっと名..なV……………220
だけにかえって……………193 たまで(のこと)だ……548 ちなみに……………………221
だけになおさ5…………193 たままを……………………551 ちゃんと……………………221
尤けのことだ……………190 たまらない…………………202 ちゃんとする………………221
尤けのことはある………193 ため……………………202,203 ちう………………………222

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50音順索引

ちょっと………223,224,225 てあげてくれ(ないか)-- 239 てしまっていた……………255


ちょっと...なV…………224 てあげる……………………238 でしょう →だろう
ちょっとした………………225 てある………………………239 てしょうがなV……………256
であれ…………………………240 てたまらなV………………256
つ であろうと…………………240
であろうと、...であろうと、-
てちょうだV………………256
てっきり..とお6う……256
………………………………240 て..T………………………237
5.5………………………225 であろうとなかろうと …241 てで6…………………………257
……………………………226 であろうと(6)…………359 でなくてなんだろう……257
ついて →について ていV………………………241 でなくては →なくては
ついでに……………………226 てい<…………………241,242 てならなV…………………257
ついで(に)………………226 ていけなV…………………242 てのこと……………………258
ついては……………………226 ていただきたv……………243 ては……………………258-260
ついに………………………227 ていただく…………242,243 では……………………260,261
ついに.た………………227 ていただける………………243 ではあるが…………………262
ついに..なかった………227 ていただけるとありがたい-- ではあるまいか ……262,535
ついには……………………228 ………………………………244 てはいけなV………………262
つぎのように/いかのように ていただけるとうれしい 244 てはいられなV…………263
………………………………618 ていたところだ……………332 ではいられなV……………263
つきましては………………228 ていては………………………259 てばかりいる………………494
き9………………………228 ていな……………………247 てばかりもいられない…496
け……………………………228 ていはしまいか……………244 ては尤め龙…………263,264
己な…………228 ていらV…………………………44 ては…、.…ては……………260
たって……………………196 ていらいはじめて…………44 てはどうか…………………264
た5………………………229 ている……………245,246,247 ではなV……………………265
たらなV…………………229 ている/...るうちに……48 ではないか ……265,266,267
つつ……………………………230 ているとこ万だ……………331 ではないだ万うか…218,268
つつある……………………230 ているところをみると…328 ではなかったか……………268
O6………………………230 ているばあいではない…488 ではなか万うか…………269
て……………………231,232 てお<………………………247 ではなくて…………………269
ってば…………………………233 てか5…………………………248 てはならなV………………269
ってわけではなV………644 てからでないと…………248 ではならない→てはならな
っばなL……………………503 てからでないと...ない…248 い
ばV…………………………233 てからでないと...る……248 てほしV……………………526
つまり………………………234 てからというもの(は)-- 248 てほしい(んだけれど)-- 527
つまり.の龙……………467 てくださV…………………249 てまもなく →まもなく
つまり..のです……………471 てくださる…………………249 てみせる……………………270
つまり(は)…………………234 て<る…………………250,251 てみたら……………………271
569………………………234 てくれ………………………251 てみたらどう………………271
56り龙………………236 てくれない(か)…………365 てみてはじめて…………271
つれて →につれて てくれまいか………………535 て水る……………………270
てくれる……………………252 てみると……………………271
て てこそ………………………253
てさしあげる………………253
て6……………………272,273
ても .きれなV……………276
てしかたがなV…………254 ても ..すぎることはない 148
で……………………………237 でしかな…………………137 て6..大…………………276
で……………………………238 てしまいそうだ……………168 て6..ただ万う…………275
てあげてくださV………239 てしまう……………254,255 て6..て6…………………274

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50音順索引

て6.なくて6…………273 といいますと………………295 といったらありゃしない 305


で6……………………………277 という………………18,19,296 といったらなV……………305
で6 …のに…………………474 というか……………………297 といって………………305,306
でもあり、でもある……278 というか...というか……297 といっている…………………18
でもあるまV………………534 ということ…………297,298 といっては…………………306
でもあるまいL…………534 (という)こと……………112 といって6…………306,307
てもvV………278,279,280 ということだ………………298 といって6....なV…………307
てもかまわなV ……280,281 ということな5……………402 といってもいいすぎではない
てもさしつかえなV……281 ということにする →ことに ………………………………308
てもしかたがなV…………282 する2 といってもいいだろう…308
で6Lた5…………………278 ということは…(ということ) といってもせいぜい…尤けだ
で6って……………………282 龙……………………298 ………………………………189
てもどうなるものでもない- というだけ(の理由)で 190 といってもまちがいな 308
………………………………276 というてん…………………287 といわず..といわず……308
てもともとだ……………590 というと……………………299 といわれて石………18
でもなV……………………283 というと…のことですか299 といわんばかり……………357
でもなんでもなV………417 というところだ…………300 どうしたもの(だろう)か--
てもみなV…………………272 というのな5……………401 ………………………………594
てもよろLV…………283,284 というのは…………………300 どうして6………………308
てもよろしいでしょうか 283 というのは…ということだ-- どうして6....たV………308
てもよろしいですか……283 …………………………………300 どうして6....ない………309
て65う……………………284 というのは..のことだ…300 どうじに………………309,310
て6らえないか…………285 というの6…………………301 どう世…………………310
てもらえまいか…………535 というの6..からだ……301 どうせ...の尤か5………310
て6ら元る加……………285 という示うに……………510 どうせ...(の)な5……310
てもらえるとありがたい 285 というほかはなV………525 どうせ…るいじょう(は)310
てもらえるとうれしい…285 というほどではない……530 どうせ.るからに法……310
てやってくれないか ……253 というもの…………………592 どうせ(のこと)尤から 311
てやってもらえないか…285 というものだ………………301 どうぜん……………………311
てやって6らえるか ……285 というものではない………301 とうてい.なV…………311
てやまなV…………………286 というものは…尤………592 どう..て6…………………275
て也る……………………286 というより…………302,630 とうとう……………………312
てよかった…………………624 というより心しろ…尤---568 とうとう...た………………312
て凡…………………………286 というわけだ/ってわけだ- とうとう……なかった----312
………………………………642 どうにか……………………312
と というわけではなV……644
といえど……………………302
どうにかする………………313
どうにかなる………………313
といえと6…………………302 どうに6……………………313
と……287,288,289,291,292 といえなくもなV………302 どうにも…なV…………313
と...大………………290,291 といえば……………………303 どうにも ならない/できな
と...た(6の尤)………288 といえば…が……………303 V…………………………313
と..6………………………288 とい元ば…かもしれな303 どう6…………………313,314
と+未実現のことが5…288 といえば...ぐらいのことだ- どうも...そうだ/...ようだ/
とあいまって………………293 ………………………………303 .5LV…………………314
とあって……………………293 といけなV…………………304 どうもなV…………………314
とあっては…………………293 といった……………………304 どう也5………………314
といV………………………294 といったところだ………304 どうやら(こうゃ5)……315
といい...といV……………295 といったらありはしない 304 どう也ら..そう术………314

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50音順索引

どうり………………………315 ところだった………………332 との ……………………353,354


どうりがなV………………315 とこ万で……………………333 とのことだ…………………353
どうりで……………………315 どこ万ではなV……………330 とは……………………354,355
どおL…………………………315 ところに………………………334 とは...のことだ→とは
とおして……………………315 ところによると……………458 とはいいなが5……………355
とおす………………………316 どころの はなし/さわぎ とはいうものの……599,600
とおなC………………………56 ではなV…………………330 とはいえ……………………356
(と抬なじ)<らV……103 とこ万を……………………335 とはいって6……………356
(とおなじ)くらいの……103 とこ万(を)………………335 とはうってかわって……356
とおもいき………………318 ところをみると……………564 とはおもわなかった………58
とお6う………………57,316 ときれている………………335 とはかぎらなV……………357
とおもうと…………………318 としか…な………………137 とばかり……………………357
とおもうまもなく………318 とした5………………………336 とばかりおもっていた…497
とおもったものの →ものの1 として………………………337 とばかり(に)……………497
とおもった5………………317 として...なV………………338 とばかりはいえなV……497
とおもっている……………58 としての……………………337 とはちがって →とちがって
とおもわれる………………58 としては……………………338 と(は)はんたいに……504
とおり…………………………319 として6………………337,339 (…とは)べつに…………519
ど指り……………………319 とすぐ…………………………291 とみ元て……………………358
とか……………………………320 とする…………………340,341 とみえる………………358,557
とか(..とか)……………320 とすると……………………342 と6…………………………358
とか..とか(いう)……320 とすれば………………342,343 ど6…………………………359
とか(いう)…………………320 とた凡………………………344 ともあろうものが………360
とかいうこと龙…………321 とたんに……………………345 ともいうべき →とでもいう
とか<………………………321 とちがって………………345 べき
とかく..がちだ…………321 とちう……………………345 ともかぎらなV…………360
とかで………………………321 とち四うで…………………345 ともかく………………360,361
とかなんとかいう………420 とちう(で/に)………345 と名すると…………………361
とかんがえられている…322 とち四う(は)……………346 ともなう →にともなって
とかんがえられる………322 どちらかというと………346 ともな<……………………361
とき…………………………323 どちらかといえば →どちら と有なって →にともない、
どき……………………………324 かというと にともなって
とき<………………………324 どちらのほう………………521 ともなると…………………362
ときたひには………………324 とて……………………346,347 ともなれば…………………362
ときたら……………………325 とて(6)…………………346 と为に →とともに
ときているか5…………325 とて6………………………347 と6よい →なくともょい
ときとして…………………326 とても..なV………………347 と5…………………362,363
ときとして...なV………326 とで6vう…………………347 とよかった(のに)………295
ときに………………………326 とでもいう心き…………348 とりわけ……………………363
ときには……………………326 とどうCに…………………309 とわず →をとわず
どこか…………………326,327 とと6に………………………348 とん龙……………………363
どことなく…………………327 とな<………………………348 とんで6なV………………364
とこ万………………327,328 となった5…………………349 どんな…………………………364
どこ万………………………329 となっては…………………350 どんなに……………………364
ところが………………330,331 とな石………………350,410 どんなに..だ万う(か)-364
どころか ……………………329 となると ………………350,351 どんなに…て6……274,365
どころか...なV…………329 となれば……………………352
ところ龙…………331,332 とにか<……………………353

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50音順索引

なにより……………………395
な なくては……………………380
なくてはいけなV………381 なによりだ…………………395
なくてはならない →なけれ なまC………………………395
ないうちに……………………49 ば2 な5………………396,397,402
ないか …………………365,366 なくてもいV………………381 な5..尤…………………396
ない(か)……………366,367 なくと6よV………………381 なら…なり…………………407
ないかぎり……………………74 なくもなV…………………382 ならいV……………………404
ないかL5…………………367 なけり也……………………382 ならでは……………………404
ないかな……………………368 なければ……………………382 ならなV………………………405
ないことには………………122 なければ.た………………383 ならば →なら
ないことはなV……………368 なければ…なV……………383 なら(ば)……………402,403
ないこともなV…………369 なければいけなV………383 なら(ば)…ところだが/
ないで…………………369,370 なければだめだ…………383 を…………………………333
ないである…………………370 なければならなV………383 なら正に………………405
ないでいる…………………370 なければよかった………625 なり………………405,406,407
ないでおく…………………371 なければよかったのに…625 なり…なり…………………406
ないでくれ…………………252 なさV………………………384 なりと………………………408
ないです七…………153,371 なさんな……………………384 なりと(6)…………………408
ないではいられない……371 なしでは..なV……………384 なりなんなり………………406
ないではおかなV………371 なしに…………………………385 なる……………………………409
ないではすまなV…………372 なぜか …………………………385 なるたけ……………………411
ないでもなV………………372 なぜ...かというと………386 なるべく……………………411
ないでもよい………………373 なぜかというと..からだ 386 なるべくな5………………411
ないと………………………373 なぜかといえば..からだ 386 なるほど……………………411
ないと...なV………………373 なぜならば…からだ……386 なるほど…かもしれない--85
ないと+マイナス評価の内容 など……………………………387 なれた………………………412
………………………………373 など…なV…………………387 なれば………………………412
ないといV…………………374 など...るものか…………388 なんか …………………412,413
ないと いけない/だめだ-- などと…………………………387 なんか….なV………………414
………………………………373 なに.…なV…………………388 なんか..6のか……………414
ないともかぎらない……374 なにか…………………………389 なん尤か …………………415
ないまで6…………………374 なにかL5…………………390 なんだって→って5
ないものか…………………375 なにかと……………………390 なんだろう一→でなくてなん
ないものだろうか…………593 何+数量詞+か/いくつか66 だろう
ないものでもなV………597 なにかというと……………390 なんて…………………415,416
ないわけに(は)いかない- なにがなんで6……………390 なんてあんまりだ…………16
………………………………645 なにがなんでも+マイナス評 なんて(いう)……………415
东お…………………………375 価表现…………………391 なんて(いう)..尤……415
なおす………………………376 なにかにつけて……………391 なんてことなV…………415
なか……………………………377 なにげなV…………………391 なんで6……………………417
ながす………………………377 なにしろ……………………392 なんでも …らしい/...そう
なが5………………………378 なにに名まして……………392 だ……………………………417
ながら(6/に)…………379 なにひとつ.なV………388 なんでもなV………………417
なかを…………………………377 なに6………………………392 なんて..んだ万う………415
なき………………………379 なに6…なV………………392 なんと………………………417
なくしては…………………379 なにも…わけではな---393 なんと.…の尤万う………418
なくち……………………380 なに6か6…………………394 なんという…………………418
なくて………………………380 なに也5…………………394 なんという..尤…………418

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50音順索引

なんという+連体修飾句 418 にかかると →にかかっては にそって……………………442


なんということもない…418 にかかわらず………………429 にたいして…………………442
なんとか……………………419 にかかわる…………………429 にたいする…………………443
なんとかいう…………419,420 にかぎったことではない-74 にたえなV……………443,444
なんとかなる………………419 にか盏る……………………74 にたえる……………………444
なんとして6………………420 にかけた5……………………430 にたりなV……………………444
なんとなく…………………420 にかけて……………………430 にたる………………………444
なんとはなしに…………420 にかけて(6)………………430 にちがいない →ちがいない
なんと6……………………421 にかこつけて………………431 について………………………445
なんと6...なV…………421 にかたくなV………………431 につき…………………445,446
なんと6..ようがない…421 にかまけて…………………431 につけ………………………446
なんと为おもわない……421 にかわって…………………431 につけ.…につけ……………446
なんともな………………421 にかわり……………………432 につれて………………………446
なんにして6………………422 にかわる →にかわって にて……………………………447
なんにし万………………422 にかんして…………………432 にとおもって………………319
なん5..なV………………422 にかんする →にかんして にとって……………………447
なんらの..6.ない……423 にきまっている……………432 にどと..なV………………447
なん+助数詞.て6……275 にくV…………………………433 にとどまらず………………448
なん+助数詞+となく…348 にくらべて…………………433 にともなV…………………448
なん+助数詞+6………576 にくらべると →にくらべて にともなって………………448
なん+助数詞+6..ない 576 にくわえ……………………433 になく………………………448
にくわえて…………………434 になる………………………410
に にこしたことはない……434
にこた元……………………434
になると………………………411
ににあわず……………………448
にこたえて…………………434 には……………………………449
に……………………………423 にきいU……………………435 には.なり…………………408
に.…てほしV………………526 にきいして…………………435 にはあたらない……………450
にあたって…………………423 にききだち…………………435 にはおよばなV……………450
にあたらない →にはあたら にさきだって………………435 にはむりがある……………569
ない にしたがV…………………436 にはんL………………………451
にあたり……………………424 にしたがって………………436 にはんして…………………451
にあって……………………424 にしたって…………………436 にひきか元……………………451
にあっては…………424,425 にLた5………………………437 にほかならない 451,452,525
にあって6…………………424 にして………………………438 にみる…………………………564
にいたって…………………426 にしてからが………………438 にむかって…………………452
にいたっては………………426 にしては………………………439 に七けて…………………453
にいたって6………………426 にしてみたら →にしてみれ にめんした →にめんして
にいたる……………………425 ば にめんして…………………453
にいたるまで………………425 にしてみれば………………439 に6…………………………454
にいわせれば………………427 にして6………………439,440 に有かかわらず……………454
において……………………427 にして6...にして6……440 にもとづいた→にもとづい
におうじた →におうじて にし万………………………441 て
におうじて…………………428 にす菩ない →すぎない に有とづいて………………455
におかれましては………428 にする………………………155 に名なく………………………455
における……………………428 にせよ………………………441 にもならなV………………455
にかかったら →にかかって にそういなV………………441 にもまして…………………539
は にそくして…………………442 にょったら →によると1b
にかかっては……………428 にそった →にそって によって………………456,457

668
680
50音順索引

によらず……………………457 のだ……………………………466 のみ……………………………475


により………………………457 の尤か5……………………467 のみならず…………………476
による………………………457 のだった………………467,468 のみならず.6…………476
によると……………………458 のだった5…………………468 のもと(で)…………………589
によれば………………………458 のた如……………………202 のもとに……………………589
にわたって…………………459 のだろう………………468,469 のもむり(は)なV……569
にわたり……………………459 のだろうか…………………469 のも电りもなV…………569
ので……………………………469 のやら…の5……………606
のであった…………………470 のゅえに……………………607
办 のである……………………470
如………………………459
のです…………………470,471
のですか……………………471

如うちに………………460 のですか5……………………471
如き……………………460 のでは…………………259,471 は、...いらい龙…………45
故きで…………………460 のではあるまいか →ではあ は…が…れる………………635
ぬきに.....れなV………460 るまいか は…がへた尤……………517
ぬく……………………………460 のではないか→ではないか は…し、.は.しで……136
女ばかり…………………460 2 は…なり……………………408
ぬまで6………………460,461 (の)ではないか…………267 は…れる……………………636
ぬまに…………………………460 (の)ではないかとお6う267 ば………………………………476,
のではないだろうか →では 477,478,482,484,485,486
ね ないだろうか
のではなかったか ………472
ば+依頼・勸め…………485
ば+意志・希望…………479
(の)ではなかったか268,269 ば…大……………………478
ねばならなV………………461 のではなか万うか →ではな ば .た/..ていた……484
ねばな5如……………461 かろうか ば/ .たら ..かもしれない
のと乙万……………………327 …………………………………85
の のなか………………………377 ば/...たら...たかもしれな
い………………………………85
のなかで……………………377
(の)な5……………397,398 ば/...た5 …るかもしれな
の……………461,462,463,464 (の)な5…で……………400 ………………………………85
の…ないの…………………464 (の)なら…と……………400 ば …尤万う/.はずだ483
の..ないのって……………465 ば…で………………………485
(の)ならべつ尤が……401
の.ないのと………………464 のなんの……………………465 ば+問いかけ……………481
の…の…………………463,464 ば…とこ万だ(った)……483
の…のと……………………464 のなんのって………………465
のなんのと…………………465 ば …のに/…のだが---482
のあい龙……………………2 ば+働きかけ………………480
のいたり →いたり
のに………………472,473,474
のにたいしで……………443 ば…ほど………………487,531
のうえで(は)………………46 ば+未実現のことがら…478
のは..おかげだ…………475
のうち…………………………48 のは…から尤………88,475 ば…6…………………………477
のか ……………………465,466 のは..ぐらいのものだ…106 ば…る尤け………………192
のきわみ →きわみ ばあV………………………487
のは…せい龙……157,475
のこと…………………………113 ばあいによっては →によっ
のは…尤………………475
(のこと)となった5……349 て5
のは…た为だ……………475
(のこと)となると………351 のは …だ/...+助詞+だ- ばあいもある………………488
(のこと)となれば………352 ばあいをのぞいて………488
(のこと)をお6う…………60
………………………………475
のは..中元である………608 はV……………………489,490
(のこと)を.…という……19 ばいV………………………491
のまえに……………………536

669
681
50音顺索引

はいいとして6……………339 ひではなV…………………506 べつだん……………………518


はいうまでもなV…………20 ひとくちに.といって6 307 べつだん...なV……………518
はいぎしらず →いぎしらず ひとつ…………………506,507 べつだんの…………………518
はおろか………………………492 ひとつ..できない………507 べつとして…………………518
ばかり……………492,493,495 ひとつ..なV………………506 べつに………………………519
ばかりか……………………497 ひとつには..ためである 203 べつに..なV………………519
ばかりか .6/..まで-497 ひとつまちがえば………507 べつにして →べつとして
ばかりで……………………494 ひとつも...なV……………506
ばかりでなく..6………498
ばかりに……………………496
ひととおり…………………508
ひととおりではない……508

ばかりの……………………495 ひととおりの………………508
ばかりは………………………494 ひとり..龙けでなく……508 はV…………………………519
ばこそ…………………………498 ひとり..のみならず……509 ほう……………………520,521
はじめ…………………………499 ひるとなくよるとなく…349 ほうが…より(6)……521
はじめて……………………499 ほうがいV…………………521
はず……………………………500 ほうがまし龙……………522
はずがなV…………………501
不 ほうがよかった……………522
はずだ………………………500 ほうがよほど………………628
はずだった…………………501 示う……………………509 ほう尤V…………………523
はずではなかった ………501 副詞+する………………154 ほか………………………523,524
はずみ…………………………502 示しがある……………510 ほかならなV………………525
はたして………………………502 永そくはなV……………510 ほかならない/ほかならぬ--
はたして..か………………502 高と………………………510 ………………………………525
はたして..Lた……………502 示と..ると………………511 ほかに(は)…………………524
はたしてとして6……502 示とした…………………511 ほかの…………………………524
はとにかく(として)……353 求り……………………511 ほかはなV…………………524
はともかく(として)……360 京る……………………512 ほしV…………………………526
はとわず →をとわず 求ん……………………512 ほしいばかりに…………496
ばなし………………………503 苏ん(だけ)……………512 ほしい(ん尤けれど)…527
はぬきにして………………460 京んには………………513 ほしがる………………………528
はべつとして………………518 ほど………………528,529,531
は心りだ…………………568
は为ち万ん………………586
へ ほど...な……………………529
ほどはなV………………529
は有とより…………………590 ほど尤……………………530
べからざる…………………513 ほどな<……………………532
はやいか……………………503
べからす……………………514 ほどの.…ではなV………530
ばよかった…………491,625 べき………………………514,515
ばよかったのに…………625 ほとんど……………………532
心き龙…………………514 ほとんど..た………………533
はんいで……………………503 ベき だった/ではなかった-
はんたいに…………………504 ほとんど…V…………532
はんめん……………………504 ……………………………515
心く……………………515
心く...大…………………515 末
ひ べくして...た……………516
べくもなV…………………516 まV……………………533,534
ひいては……………………505 べL…………………………516 まいか…………………………535
ひかえて ……………………505 へた……………………………516 まいとする……………………533
ひさし点り →点り2 へたに………………………517 ま元………………………536
ひじょうに…………………505 へたをすると………………517 まさか………………………536

670
682
50音順索引
まさか..とはおもわなかった み乙み…………………………557 6...L、..6………………135
………………………………537 みこみがある……………557 6.ずに……………………578
まさか..ないだろう……536 みこみがた一…………558 6…尤が…………………577
まさか+否定表现 ………537 みこみ龙…………………558 6..なV……………………577
まきかの……………………537 みこみちがいだ/みこみはず 6..东5…………………577
まさに………………………538 れ龙……………………558 6.ば………………………487
まさ……ようとしている(と みこんで……………………559 6…ば.6………………486
こ万尤)…………………538 みせる………………………559 6…6……………571,572,573
まじき →あるまじき…尤 みたV…………………560,563 6..6…なV……………572
まして………………………538 みたいだ………560,561,562 もあり..6ある……………577
まして(や)………………538 みたいな……………………560 もあれば..6ある………577
まず…………………………539 みたいなものだ…………561 6う………578,580,581,582
まず …だ万う/...まい539 みたいに……………………561 もう+時間/+年龄 …580
まずは………………………539 み尤りに…………………563 6う+数量詞……………578
また…………………540,541 みる……………………………563 6う...だ/もういV……580
まだ……………………542,543 みるからに…………………565 6う..なV…………………581
まだ.海る………………543 6う+否定的表现 ………581
ま尤…なV………………542
またして6………………544 む もういV……………………581
6うすぐ……………………582
またの………………………541 もうすこL…………………579
または…………………………544 屯き………………………565 もうすこしで...そうだった-
また6や……………………544 七きになる………………566 ………………………………579
まった<………………544,545 七き名ある………………565 もうすこしで…るところだっ
まったく…な…………544 七<………………………566 た……………………………579
まで………………545,546,547 七け………………………566 もうすこし/もうちょっと-
までして……………………548 心けて……………………567 ……………………………579
末でだ………………………548 七けに……………………566 もうひとっ/いまひと.
までに………………………549 心けの……………………566 なV………………………507
まま……………………………549 屯しろ……………………567 もかまわず…………………582
まま尤…………………549 七やみに…………………568 もくされている……………583
まま(で)…………………550 七り………………………568 6さる乙となが5………583
まま(に)…………………551 七りに……………………569 6L…………………………583
ままに なる/する……551 七りをする………………569 6し...九5………………583
まみれ…………………………552 もし .ても/…として6-
ま名なく……………………552 动 ………………………………584
まるで………………………553 もしかした5………………584
まるで...なV………………553 もしかしたら...か………584
まわる………………………553 めく…………………………569 もしかしたら…かもしれない
まんぎ5……………………554 めぐって……………………570 ………………………………584
まんぎら..ではない……554 めったな……………………571 もしくは……………………585
まんぎ5...で6ない……554 めったに……………………570 6L6………………………585
まんぎらでもなV………554 めったに.…なV…………570 6し6...た5………………585
まんまと…………………554 6し6の……………………586
も もちまして→もって2
み 6ちろん……………………586
6……………………571,576 6って…………………………587
6…あれば.6ある→610 もっと………………………587
み元る………………554,555
もっと6……………………588

671
683
50音順索引

もっと6 ..が/…けど588 やっと..た…………………604 ような…ような……………620


6っば5……………………588 やっと.尤……………605 ような/...ように………617
もっばらの…………………589 やっと...ている…………604 ようなかんじがする……619
6と…………………………589 やっと..る…………………604 ようなきがする……………619
もどうぜA…………………311 やっとの……………………605 ようなら/…ようだったら--
6ともと……………………589 やなにか………………………389 …………………………………620
名とより……………………590 やなんか……………………413 ように………………………621
6なに6……………………393 やなんぞ………………………605 ように…………………617,618
6なにもなV………………573 や七………………………606 ようにVう……………………18
6の……………………………591 5……………………………606 ように おもう/かんじる--
もの/こと6.ない578 や5.5…………………606 ……………………………60,619
もの/...6A………………592 やらなに也5…………394 ようにする…………………157
有のか………………………593 やる →てやる ようにみ元る……………556
6のか/...6んか………593 ようにみせる………………560
ものがある…………………594
ものだ…………………594,595
ゆ ように6……………………454
ようにも.なV……………454
もの尤か5………………596 ようにも…れない---454,615
ものではない………………596 冲元…………………………607 ようによっては……………609
ものでもなV………………597 よう有のな5………………598
ものとお6う………………597
ものとおもっていた……597
よ ようや<………………………623
ようやく...た………………624
ものとおもわれる………598 ようやく..ている………624
ものとかんがえられている- よう………………608,609,610 ようやく.6……………624
ようか…………………610,611
…………………………………322 よかった……………………624
ようが………………………612 よか万う……………………626
ものとかんがえられる…322
ものとする…………341,598 ようがない…………………608 よ菩なくさせる →をよぎな
ようが...まいが…………612 くさせる
ものともせずに →をものと
ようが..ようが…………612 よ<……………………………626
もせずに
有のな5……………………598
ようじゃないか…………612 よく(ぞ)……………………627
ようするに…………………615 ょく(6)……………………627
ものの………………………599 よ方だ…………………616,618
名のを………………………600 よく(6)...6のだ……595
もはや………………………600 ようったって………………196 よそに…………………………628
ようで(いて)………………620 よほど………………………628
有はや…龙………………601
ようでは……………………619 よほど..よう………………629
もはや..なV………………601
ようで(は)…………………608 よ6………………………629
名また…………………………541
6らう →て65う ようではないか……………267 より……………………………629
ようでもあり………………620 よりいっそ(のこと)………39
もらおう/…て6らおう610
6らおうか/…てもらおうか ようでもあるL……………620 よりなV……………………630
……………………………611 ようと…………………………613 よりほかに…ない…525,631
ようと..まいと…………613 よりほかは…なV………525
ようと...ようと……………613
や ようとお6う…………59,613
より(6)……………………629
より(6)仓しろ………567
ようとする…………341,614 よる →によって、によらず、
也……………………601,602 ようとはおもわなかった 615 により、によると、によれば
やがて…………………………602 ようと6……………………613
やすv………………………602 ようと(6)…………………359
也たらに…………………603 ようと(も/は)しない 614
やっと…………………603,604 ような………………………620

672
684
50音顺索引

5 ることもあるまV………535
ることをとおして………316
るよりなV…………………630
るよりほか(に/は)ない--
るしかなV…………………137 ………………………………630
らLV…………………631,632 る龙け.て………………191 るわ..るわ…………………638
られたい →せられたい る龙けの…………………192 るわけに(は)いかない 644
られる…………………632,634 るだけは……………………191 るんじゃなV………………653
られるおほえはなV………56 るつ6り……………………234 るん龙……………………655
られるまま(に)…………551 るつもりで…………………235
るつもりではなV………235 れ
る るつもりはなV……………235
ると/..て まもなく…552
るといV……………………294 れないものは…れない---592
る+いっほ方(で)…………40
るとか(..るとか)………320 れる……………………635,636
る/...た う元は…………47 るとき………………………323 れる尤け…………………191
る/...た かのようだ…616 るところだ…………………332
る/...た しだいだ……140
る/...ただけのことはする
ると乙万となる……………327
るところに よると/よれば

……………………………192 ………………………………327
る/.た とおり………319 万<………………………636
るところまで………………328
る/..ている かぎり……74 るともなく…………………361 ろくでもない………………636
る/..ている/..た か苦り 万くな...なV……………636
るなどする…………………387
…………………………………73 ろくに…なV………………637
るな5…………………………404
る/...ている ところの… るなり………………………405 ろくろ<……………………637
……………………………327 るなり..ないなり………406
る/...ない こと………112
る/..ない ことがある 114
るに…れなV………………423 わ
るにしたがって…………436
る/...ない ことだ……116 るにしたって………………437
る/...ないつ6り龙---234 わ………………………………637
るにたえなV………………443 わ..わ(で)………………637
る/…ないようでは---259 るにつけ……………………446
る/….な ょう(に)…… わけがなV…………………638
るには…………………………449 わけだ……638,639,640,641
………………………621,622 るには…が…………………449
る/….ないょう(に)いう わけ尤か5………………642
るのだった…………………467 わけだから…てもとうぜんだ
……………………………622 る(の)なら..がいい…399
る/…ないようにする622 ……………………………642
る(の)なら .Lろ/...する わけだから…はとうぜん尤--
る/…ないようになる623 な……………………………400 ………………………………642
るいぜん………………………34 るのみだ……………………476
るいっはうだ…………………40 わけではない………………643
るばかりだ…………………495 わけて6……………………644
るうえで………………………46 るまえに……………………536
るかとおもうと →とお6う わけにはいかなV………644
るまで…………………………546 わぎわぎ……………………646
2a るまでになる………………547 わずか………………………646
るかとおもえば……………317 るまで(の乙と)だ……548 わたる →にわたって
るかとおも元ば.6……317 るまで(のこと)もない 547
るか...ないうちに…………49 わり……………………………646
るまま(に)…………………551 わりと/わりに…………646
るか、もしくは…………585 るも..ないもなV………572
るがはやいか →はやいか わりに(は)…………………646
るものではな……………596
るきにもならなV………455 る…………………………602
るぐらいなら七し万……568 るやいな…………………602
ることには…………………122 るよりしかたがなV……631

673

685
50音順索引

を ん
を…という…………………19 んがた如…………………203
を..と指6う………………60 んC………………………653
を.とす………………341 んC也なV…………………653
を...とする………………647 んCゃない加…………654
を..とすれば………………344 んじゃないだろうか……654
を…にす石………………156 んじゃなかったか………654
を..にひか元て……505,647 んだ…………………………654
を…双る………………564 んだった……………………655
をいう…………………………19 んだって……………………232
をおいで……………………647 んだろう………………468,469
をかぎりに…………………648 んだ万うか……………469
をかわきりとして →をかわ んで……………………………656
きりに んです………………………656
をかわきに……………648 んばかり……………………495
をかわきりにして →をかわ
きりに
をきんC元なV…………648
をけいきとして…………649
をこめで……………………649
をして.させる…………649
をしている………………246
をする………………………156
(を)する…………………156
东ぜんてWに………………650
をたよりに…………………650
をち四うLんに…………650
をつうじて…………650,651
をと抬しで………315,316
をとわず……………………651
をのぞいて………………651
をはじめ(として)...など--
………………………………499
をはじめ(として)..まで--
………………………………499
を示末元…………………652
をみせる……………………559
をみる………………………563
をもちましで……………587
をもって……………………587
をもとに……………………652
をものともせず口………652
をよ菩なくさせ………652
をよ盏なくされる………653
をよそに……………………628
をまえに(して)…………536

674
686
末尾語逆引老索引

末尾語逆引き索引

687
末尾語逆引き索引

なくてもいい 381 ようじゃないか 612


ある からいい 89 んじないか 654
大らV 211, てやってくれないか 253
かいがある 69 212 まいか 535
きらいがある 98
ならいい 404 ていはしまいか 244
示しがある 510
ではあるまいか 262,
ことがある 114 535
ものがある
みこみがある 557
594
いる てくれまいか 535
か苦りがある 72 ている 245, はやいか 503
246,247 がはやいか 84
にはむりがある 569 というか 297
抬それがある 56 ないでいる 370 というか...というか 297
ま尤.…ある 543 ようやく...ている 624
6らおうか 611
つつある 230 そうにしている 167 かどうか 64
てあ 239 ことにしている 120
といっている 18 てはどうか 264
ないである 370 たらどうか 213
のは..ゅえである 608 ことになっている 121 ようか 611
のである 470 にきまっている 432
ではなかろうか 269
ひとつには..ため とおもっている 58 だろうか 218
である 203 かろうじて...ている 97 ではないだろうか 218,
だけのことはある 193 やっと...ている 604
268
さすがに...尤けの もくきれている 583 じゃないだろうか 145
ことはある 128 とされている 335
の大万うか 469
ばあいもある 488 とかんがえられている 322
どうしたもの
七き名ある 565 ものとかんが元 (だ万う)か 594
で6..のに 474 られている 322
てもよろしいですか 283
でもあり、でもある 278 ずにいる 151
というと...
もあり..6ある 577 てばかりいる 494
のことですか 299
数量詞+からある 88 のですか 471
か のではなかったか 472
いい 办 63
(の)ではなかったか 268,
269
いい 16 数量詞+6..か 575 んじゃなかったか 654
うい 581 6しかしたら..か 584 ことか 113
がいい 17 疑問詞…か 65 なにか 389
ほうがいい 521 か+疑問詞+か 64 かなにか 389
る(の)なら はたして..か 502 のか 66,
がいい 399 いかに.….か 23 465,466
ていい 241 なら上んなに…か 207, 疑問詞+.ば.のか 482
それはそれでいい 178 208 疑問詞+.た5….のか 207
いy 294 せいか 66, のか 593
といい..といい 295 158 なんか...6のか 414
ないといい 374 ないか 365, なと.....るものか 388
だといい 198 366 ないものか 375
るといい 294 ではないか 265, ばかりか 497
ばいい 491 266,267 そればかりか 498
てもいい 278, ようではないか 267 て出らえるか 285
279,280 (の)ではないか 267 てやって6ら元るか 285

676
688
末尾語逆引老索引

はおろか 492 しはする 142 ベきだ 514


どころか 329 るだけのことはする 192 だけだ 189
それどころか 175 からする 91 といって6
数量詞+からする 88 せいぜ...だけだ 189
なんか 412,
413 たり..たりする 214 わけだ 638,
かなんか 413 をする 156 639,640,641
もんか 593 むりをする 569 というわけだ 642
副詞+する 154 ほうがましだ 522
だけましだ 192
から だ はずだ 500
ば.はずだ 483
から 86,88 6う...だ 580 たら..はずだ 208
いいから 17 たいした....だ 182 ただ 194
し、...か5 136 が…な5..6尤 68, は..がへただ 517
せっかくですから 160 403 とかく..がちだ 321
てから 248 名はや…だ 601 しまつ尤 142
あとから 10 なんて(いう)..龙415
までだ 548
たあとから
ことから

87 なあるまじき…だ
んという...龙 418
14
それまでだ 179
ことだ 116
そばか5 171 やっと...だ 605 ないことだ 116
おりか5 63 のは…だ 475 とかいうことだ 321
ときているから 325 という6のは.だ592 ということだ 298
それから 173 が..なら…は…だ402 ということは.
数量詞+か5 88 なら...尤 396 (ということ)だ 298
というより七しろ...だ 568 というのは..
みこみちがいだ/
ということだ 300
する みこみはずれだ 558
のは...せい龙 157 とい元ば.
する 154, ぐらいのことだ 303
155 のは…せいだ 475 だけのことだ 190
にたいする 443
しだいだ 139 たまで(のこと)だ 548
るしだいだ 140 とのことだ 353
お...する 52 みたいだ 560,
がする 155 がやっと尤 605
ようなきがする 619
561,562 ほどだ 530
ずじまい龙 150
どうにかする 313 てもともとだ 590
とする 340,
は、...いらいだ 45 のだ 466
341 くらいだ 104 尤から.…の尤 186,
そう尤 165, 467
まいとする 533 166,167,168
ようとする 341, 疑問詞.の龙 466
どう6 .そうだ 314
614 なんでも...そう龙 417
ものだ594,
るなどする 387 595
いかに6.そうだ 25 たいもの尤595
ものとする 341, どうやら...そうだ314
598 みたいなものだ 561
てしまいそうだ 168 のは..ぐらいのものだ 106
ちゃんとする 221 るいっほうだ 40
せいにする 157 そのもの尤 171
ようだ616,
る うにする622
上之末
まま尤549
618 みこみだ 558
にする 120
まにす为 551
たかのようだ 616 るのみだ 476
いかだ 21 ないとだめだ 373
を...にする 156

677

689
末尾語逆引き索引

ては尤めだ263, なんと...のだろう 418


264たら んだろう 468,
のは..ためだ 475 たら 204, 469,655
なければだめだ 383 208,210,211 なんて...んだろう 415
からだ 88 さえ...た5 127 でなくてなんだろう 257
なぜかというと ときたら 325
...からだ 386
なぜならば...からだ 386
にかけたら 430
そうしたら163,
ても
というの6...からだ 301 て6 272,

.にに
164
たばかりだ 494 6しかした5 584 273
るばかりだ 495 そしたら 170 い<5...て6 27,
さっばりだ 132 とした5 336 274
なんてあんまりだ 16 (そう)だとしたら 336 もし...て6 584
はむりだ 568
つもりだ 236
なによりだ 395
かりに..とした5
にした5
94
437 ど≤人かな …て6 274,
て 23

6し...たら 583 365


ところだ 331, い 与…て641
というところだ 300
332
で6したら
たりしたら 215
278
v ま
士6 ご万...て6 41
たところだ 331
ったら 229 疑問詞…て6274,
だったら 196 275
ていたところだ 332 ようだったら 620 どう…て6 275
といったと乙ろだ 304 のだったら 468 せっかく..て6 159
た5...ところだ 332 せっかく...のだったら 159 て6...なくて6 273
んだ 654 おなじ..るのだったら 56 わけて6 644
わけ尤から..は となった5 349 どうして6 308
とうぜんだ 642 いぎとなったら 349 またして6 544
とんだ 363 おもったら 62 とLて6 337.
たいへんだ 184 とおもった5 317 339
るんだ 655 はいいとして6 339
いちど...た5 36
のは.+助詞+だ 475 かりに.た5 93 はたして..として6 502
てみた5 271 かりに.…として6 94
だから 6し6...た5 585 なんとして6 420
数量詞+6..た5 575 にして6 439,
だから 185, 440
186 いずれにして6 32
くらいだから 104 だろう それにして6 178
が..尤から 66 だろう 217, なんにして6 422
わけだか5 642 218 疑問詞+にして6 440
ことだから 116 にあって6 424
といってもいいだ万う 308 とい2て6 306,
のだか5 467 まさか..ないだろう 536
せっかく...のだか5 159 まず...だ万う 539 307
これだけ..のだか5 192 ば.…尤う 483 ひとくちに..といって6
どうせ...のだから 310 た5..尤万う 208 307
ものだか5 596 て6...ただろう 275 いく5...からといって(6)
おもったものだから 596 ことだろう 117 27
いくら...とって6 27
のだ万う 468, にいたって6 426
469

678
690
末尾語逆引老索引

とて6 347 衣とると 511 ほど.ない 529


となると 350, さほど...なV 133
351 ほとんど...な 532
と (のこと)となると 351 数量詞+と .なV 292
ろくな......ない 636
と287, になると 411
てみると 271 いがいに...ない 22
288,291,292 さて...てみると 133 いちがいに..ない 36
いちど...と 36 からみると 93 よりほかに.…ない 631
いったん..と 39 ろくに…ない 637
ないと 373 ところをみると 564
ているところをみると 328 めったに...ない 570
てからでないと 248 によると 458 いま龙(に)..なV 43
というと 299 ばあいによると 458 べつに..ない 519
かというと 80
るところによると 327 なに..ない 388
な世...かというと 386 ところによると 458 なしでは..なV 384
ど な にかというと 390
ち らかというと 346
なんと 417
ちゃんと 221
なければ…ない 383
これいじょう+修饰句
疑問詞+かというと 80 擬態語+と 292 +…は…なV 30
からいうと 90 6..ない 577
じつをいうと 141 いさきかも…なV 29
それはそうと 178
とおもうと 318
ない すこし6...ない 149
かならすしも...ない 82
ようと 613 とうてい...ない 311 ひとつも..ない 506
ようと...ようと 613 6う..ない 581
しか ..ない 136 どうして6...ない 309
であろうと 240 といって6..ない 307
であろうとなかろうと 241 だけしか...ない 190 とても...なV 347
なにかと 390 としか...ない 137 なんとも.…ない 421
このぶんでいくと 513 くらいの どうにも …ない 313
そこへいくと1 169 しか...ない 105
ようにも..ない 454
といいますと295 どころか ..ない 329 なにも.ない 392
だと 198 なんか..ない 414 ものも..ない 578
これだと 124 まったく...ない 544 なんらの...6...ない 423
などと 387 ま尤…ない 542
の...ないのと 464 ひとつ.ない 506 6…6… 572
い<56...ない 26
の..のと464 いまひとつ...ない 507
なん+助数詞+
のなんのと 465 あえて....ない 4
6..ない 576
あまりに(6).と 12 たいして...ない 183 数量詞+6.な 574
(の)なら..と 400 けっして..ない 108
もはや..ない 601
なりと 408 として...ない 338 なんら...ない 422
疑問詞(+格助詞) ときとして...ない 326 たきり...な 99
+なりと 409 これといって...ない 306
まるで...ない 553 さっばり..ない 132
わりと 646 あまり..ない 11
そうすると 165 たところで...ない 334 あんまり...なV 15
とすると 342 ないと...ない 373
ぜんぜん ...ない 162
だとすると 200, てからで べつだん...な 518
342 ないと...ない 248 いない 41
ともすると 361 ちょっと..ない 224 にそういない 441
からすると 91 にどと...ない 447
など..ない 387 ちがいない 220
へたをすると 517

679

691
末尾語逆引き索引

ていない 247 ではない 488 るまで(のこと)


なんてことない 415 といってもいいすぎ もない 547
ことこのうえない 115 ではない 308 にともない 448
さしつかえない 127 どころのはなし/ 出なに为ない 573
てもさしつかえない 281 さわぎではない 330 のもむりもない 569
をきんじえない 648 わけではない 643 じゃない 143
にたえない 443, というわけではない 644 ん心的ない 653
444 なにも..わけではない 393 るんじゃない 653
ざる交えな 134 たいした...ではなV 182 うちにはいらない 48
かいがない 69 にかぎったこと か(6)わからない 86
わけにはいかない 644 ではない 74 かもわからない 86
ないわけに(は) すむことではない 153 とはかぎらなV 357
いかない 645 ほどの …ではな 530 ともかぎらない 360
ようがない 608 ものではない 597 ないともかぎらない 374
しょうがなV 146 というものではない 301 (+助詞)すら…
てしょうがない 256 たものではない 597 ない 154
なんとも....ようがない 421 ひではない 506 にはあたらない 450
わけがない 638 ひとと抬りではない 508 たらない 229
でしかない 137 ことはない 123 といったらない 305
たためしがない 204 ないことはない 368 ならない 405
はずがない 501 にこしたことはない 434 に活かならない 451,
1.かたがない 138 て6....すぎる 452,525
てしかたがない 254 ことはない 148 てならない 257
たことがない 114 おいそれと(は) てはならない 269
どうりがない 315 ない 54 ね试ならない 461
かぎりがない 72 にはおよばない 450 なければならない 383
すぎない 147 たつもりはない 236 に为な 455
にかたくない 431 るつもりはな 235 どうにもならない 313
ていけない 242 ないではすまな 372 るきにもならない 455
といけない 304 ずにはすまない 153 たまらない 202
てはいけない 262 てやまない 286 にたりない 444
なくてはいけない 381 てもみない 272 よりない 630
なにげない 391 そうもない 168 きれない 100
う乙ない 228 どうもなV 314 て6..きれない 276
だにしない 201 なくもない 382 かもしれない 84
ようと(は)しない 614 といえなくもない 302 たしかに…
といったら がなくもない 382 か为Lれない 85
ありはしない 304 べくもない 516 ば...かもしれない 85
くらい.....はない 103 でもない 283 あるいは...かもしれない
おほえはない 56 ないでもない 372 14
たおほえはない 57 たものでもない 597 といえば...かもしれない
ほかはない 524 いうまでもない 20 303
というほかはない 525 まんぎら...でもない 554 为しかしたら...
るよりほか まんざらでもない 554 かもしれない 584
(は)ない 630 とんでもない 364 ば.るかもしれない 85
众そくはない 510 なんでもない 417 如きに....れない 460
ではない 265 でもなんでもない417 るに…れない 423
ているばあい なんということもない 418 れないものは...れない 592

680
692
末尾語逆引老索引

たくて6...れない 276 からなる 409


てはいられない 263
ないではいられない 371 のに
ずにはいられない 152 のに 472,
てばかりもいられない 496 473,474
ようにも..れない 454, せっかく...のに 159
615 ば…のに 482
てもかまわない 280, で6..のに 474
281 ばよかったのに 625
なんともおもわない 421 なければよかったのに 625

なら ば
な5 396, 试 476,
397,402 477,478,482,484,485,486
くらいなら 103 これいじょう...ば 30
ような5 620 あ元て...ば。 3
なるべくな5 411 いちど...ば 36
たなら 403 かりに.…ば 93
(の)な5397, 数量詞+6...ば 575
398 子ういえば 163
というのな5 401 といえば 303
どうせ...(の)な5 310 ひとつまちが元ば 507
ものな5 598 さえ…ば127
よう名のな5 598 たとえば 199
6..本5 577 おもえば 61
かりに6 な5 95 かとおも元ば 317
るな5 404 いまからおも元ば 61
おなじ...るな5 56 てば 233
それな5 176 なければ 382
(助詞)な5 396 とすれば 342,
343
とすれば 200,
なる 343
なる 409 が...尤とすれば 344
いかなる 22 かりに...とすれば 94
なんとかなる 419 にいわせれば 427
どうにかなる 313 なれば 412
るところとなる327 となれば 352
になる 410 かとなれば 352
そうになる 167 いさとなれば 352
るようになる 623 ともなれば 362
お..になる 53 にしてみれば 439
むきになる 566 によれば 458
るまでになる 547 るところによれば 327
こ とになる 121 いわば 45
ままになる 551

681
693
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意味・機能别項目索引

意味・機能别項目索引

695
意味・機能别項目索引

言い换元 じゃないだ万うか……145 たい尤け………………191


ことになる………………121 たっけ……………………195 たいとお6う………………59
すなわち…………………150 尤万う…………………218 たいばかりに…………496
つまり……………………234 ではないか ………………266 たいものだ………………595
つまり…のだ…………467 というと…のことですか たらいV…………………212
というわけだ/ってわけだ …………………………299 たらどんなに…か207,208
…………………………642 ない(か)…………………366 といv……………………294
わけだ………………639,641 の……………………………463 ないかL5………………367
意志・意向 可能・可能性 ないといい………………374
あくまで(6)……………5 うる…………………………50 ない名のか………………375
なにがなんで6………390 かねなV………………………83 ないもの尤万うか ……593
まい…………………………533 そうだ………………167,168 に.てほしい……………526
まいとする………………533 っ已なV…………………228 ばいV………………………491
もらおう/て6らおう 610 とても..なV……………347 る/..ない よう(に)622
もらおうか/てもらおうか ばあいもある……………488 勸誘・勸め
……………………………611 はずがなV………………501 さあ…………………………125
よう………………………609 ひとつ..できない……507 た5………………………211
ようとお6う………59,613 ようがなV………………608 たらいV…………………212
ようとする………………614 ように6…れない454,615 たらどうか………………213
依頼 るに.…れなV……………423 てはどうか………………264
お…ねがう………………53 れないものは…れない592 ない(か)…………………365
がほしいんですが ……527 れる………………………635 ば……………………………486
てく尤さV…………249 感慨 ばV……………………491
てく尤さる……………249 こと………………………112 よう………………………609
てく机………………251 こと加………………113 ようか……………………611
てくれない(か)………365 のだった……………………468 ようじゃないか………612
てちょうだ……………256 もの龙…………………595 ようではないか ………267
てほしい(んだけれど)527 よく(ぞ)…………………627 るといV…………………294
て6らえないか………285 よく(6)…6のだ---595 る(の)なら…がいい399
てもらえまい加………535 勸告・忠告 完了
て6ら元る加…………285 ことはなV………………123 に……………………227
驚き たらどうか………………213 ていなV…………………247
あれで………………………15 ていては…………………259 ている……………………247
こと………………………112 ているばあいではない 488 てしまう…………………254
じゃないか………………144 てはどうか………………264 てしまっていた………255
ではないか ………256,266 でもあるまいL………534 とうとう…………………312
なんと...のだろう……418 ないと……………………373 まだ…なV………………542
なんという+連体修飾句+N ほうがいV………………521 6う………………………580
……………………………418 る/…ないことだ---116 やっと………………………603
なんという..だ………418 る/…ないよう(に)621 ようやく……………623,624
のか ………………………465 ベき龙………………514 関連・相応
よく(6)…………………627 感情 いか凡……………………25
概数 てならなV………………257 いかんで……………………26
数量詞+く5v………102 てやまなV………………286 そういえば………………163
数量詞+ばかり………492 をきんじえなV………648 におうじて………………428
数量詞+ほど…………528 願望 にかか力る……………429
確認 が...てほしい……………527 にかけて…………………430
じゃないか………………144 がいV………………………17 にかんして………………432

684
696
意味・機能别項目索引

めぐって…………………570 なにかというと………390 てもよろしい(ですか/


ようで(は)……………608 なにかにつけて………391 でしょうか)…………283
ようによっては………609 につけ……………………446 極端な程度
期間 示と…………………510 あがる………………………5
あい龙……………………2 系とした………………511 あまり/あんまり………11
あい尤に…………………2 をけいきとして………649 あまり(に)………………12
うちが………………………50 起点 あまりに(6)...と……12
うちに…………………………48 v5V…………………………44 あまりの…に/で---11,12
うちは………………………49 か5……………………………86 あんまり(に6)…と--12
C四う……………………145 をかわきりに……………648 いかに…て6……………23
ちう……………………222 起点と終点 なんてあんまりだ………16
ている/…るうちに--48 から...にいたるまで……87 の.ないのって………465
ないうちに…………………49 から.…まで…………87,545 のなんのって……………465
ぬまに………………………460 疑問 極端な例
期限 いov…………………39 いかなる…(+助詞)も22
末で………………………546 の……………………………463 いかなる..で6…………22
までに……………………549 のか…………………………466 いかなる.と6…………23
基準 はたして...か……………502 極端な事例+6…573,574
いか……………………………21 強制 くらいな5………………103
いじkう……………………29 きせる……………………129 禁止
数量詞+いか……………21 をよぎなくさせる……652 ことはならなV………123
数量詞+いじょう……29 強調 てはいけなV…………262
としては…………………338 あえて…………………………3 ては尤女だ……………263
にくらべて………………433 疑問詞+6……………575 てはならない……269,270
にしては…………………439 こそ…………………………110 ないでくれ………………252
には………………………449 こそ あれ/すれ……111 の……………………………464
のもとに…………………589 ことか……………………113 べからず…………………514
をちゅうしんに………650 数量詞+6……………574 みだりに…………………563
期待 それどころか……………175 屯やみに………………568
きっかけ……………………98 なんて……………………416 るんじ也な……………653
さすが……………………127 6…………………………576 空間的関係
さすが(に)..尤けあって 6..な5…………………577 あと…………………………8
……………………………128 もっと………………587,588 L…………………………110
数量詞+6...なV……574 許可 Cwう………………………145
尤けにかえって……193 させてあげる……………131 にむかって………………452
だけになおさ5………193 させて もらう/くれる にめんして………………453
としては…………………338 ………………………131,132 のあい龙…………………2
にしてからが……………438 させる……………………129 のまえに…………………536
はずだ………………………500 てもいV…………………278 をまえに(して)………536
も...ずに…………………578 てもかまわなV………280 <返し習惯
も...なV…………………577 て6よろしV……………283 おきに………………………55
もうひとっ/ ならいV…………………404 ことにしている………120
いまひとつ ..ない 507 よか万う…………………626 たものだ…………………595
飞ちろ凡…………………586 許可要求 たり…たり………214,215
たとこ万が……………328 させてくださV………131 ..一……………225,226
てみた5…………………271 させてほしい(んだけれど) ている………………………246
てみると………………271 ……………………………………528 ては…………………………260
と..六………………290 て6い…………………278 てばかりいる……………494

685
697
意味・機能别項目索引

と……………………288,292 をつうじて………………650 L…………………………135


と.…た(6のだ)……288 決意・決定 L、...か5………………136
ば……………………477,478 ことにす石……………120 しだいだ…………………139
また…………………………540 ことになっている……121 せV………………………157
またして6………………544 ことになる………………121 せいで………………………157
また6や…………………544 にかけて(6)……430,431 せいにする………………157
る/…ないようにする のだ………………………466 せっかく…からには
………………………622,623 るまで(のこと)だ…548 ……………………158,159
継起 結果 そこで……………………168
そうして…………………164 あげ<…………………………6 それで………………………174
それか5…………………173 あげくのはてに(は)……6 それでこそ………………174
てか5……………………248 かくして……………………75 尤か5………………186
るなり……………………405 けっきょく……………107 尤からこそ……………187
經験 そうLた5………………163 だって……………………198
いちど …と/..た5--36 そうすると………………165 た女……………………203
いちど ..ば/...た5--36 それ四元………………179 ために……………………202
たおほえはなV…………57 尤か5…………………186 ついては…………226,227
たことが ある/なV 114 だから …の尤/...わけだ て…………………………237
ている………………………246 ……………………186,467 というのも..からだ…301
てみてはじめて………271 つに..大……………227 というわけだ/
倾向 結果の状態 ってわけだ……642,643
がち……………………………78 てあ石………………239,240 といって…………………306
ぎみ…………………………98 ている……………………245 とかで……………………321
きらいがある………98,99 結論 ないで……………………370
とかく..がちだ………221 かくして……………………75 なくて………………………380
どちらかというと……346 けっきょく………………107 なぜ ...かというと……386
軽視 ついては……………226,227 なぜかというと…から尤
<らい………………………105 ってわけだ………638,640 ……………………………386
たかが………………184,185 つまり(は)……………234 なぜかといえば..からだ
など…………………………387 ..ということは...(というこ ……………………………386
など...る名のか………388 と)だ…………………298 なぜならば…からだ
なんて……………………416 というわけだ……642,643 ……………………………386
継続 ようするに………615,616 によって…………………456
ち四う……………………222 初けだ……………638,640 による………………457,458
つつある…………230,231 原因・理由 のだか5…………………467
てい<……………………242 おかげで………………54,55 ので…………………469,470
ていたとこ万だ………332 が…尤か5…………66,67 のは…から尤……88,475
ている……………………245 が.…尤けに………………67 のは.…せいだ……157,475
ているところだ…331,332 か5……………………………88 のは.…冲えである……608
てくる……………………250 からか/…せいか/...のか のゅえに…………607,608
ま龙………………542,543 ………………………………66 ばかりに…………………496
まま尤…………549,550 からこそ………………90,91 ひとつには…ためである
まま(で)………………550 から龙…………………89 ………………………203,204
ままに なる/する…551 からって……………………92 もの/...6ん……592,593
経由・经過 からといって………………92 名のだか5………………596
元…………607
あげく………………………6 からとて……………346,347
あげくのはてに(は)……6 からには……………………92 わけだ……………639,641
しだいだ…………………139 が沙元…………………608 わけだか5………………642

686
698
意味・機能别項目索引

限界・極限 はずだった………………501 たとき……………………323


これいじょう+修飾句 はずではなかった……501 たとこ万で……………333
+...は...なV…………30 ばよかった………………625 にさいして………………435
これいじょう…は ほうがよかった………522 のとこ万………………327
+否定的表现………31 るのだった………………467 修正
これ/それ までだ …549 るべきだった/ といって6……………306
か盏り……………………72 ではなかった………515 なおす……………………376
かぎりが ある/ない--72 断り 受益
かぎりなく..にちかい あとで………………………10 てあげる…………………238
…………………………72,73 いい……………………………16 ていた龙く……………242
きわまりなV……………100 せっかくですが………160 てくださる………………249
きわみ………………………100 にはおよばなV…………450 てくれる…………………252
ことこのうえなV……115 6ういV…………………581 てきしあげる…………253
せめて...だけで6……162 根拠 て65う…………………284
それまでだ………………179 からいうと…………………90 のため……………………202
やっと………………………604 からいって…………………90
るとこ万まで…………328 からして…………………91 手段・方法
をかぎりに………………648 からすると………………91 こういう示う………509
限定 からみて……………………93 てで6………………………257
あるのみだ………………476 からみると…………………93 でもっで…………………282
いがいに..ない……………22 くらいだか5……………104 というふうに…………510
かぎり………………………73 こと/…ところか5--87 なんとか…………………419
きり……………………………99 ことだか5………………116 なんとして6……………420
しか….なV………136,137 ことだL…………………117 によって…………………456
せめて...尤けで6……162 てみると…………………271 をたよりに………………650
尤け……………………189 ところをみる………564 をもって…………………587
だけしか...ない………190 によって…………………456 主張(強い断定)
だけのことだ……………190 による……………………457 あくまで(6)…………5,6
ただ…………………………194 によると…………………458 ってば……………………233
てばかりいる……………494 みるからに………………565 でしかなV………………137
としか….なV…………137 をもとに…………………652 といってもいいすぎ…308
なくては…………………380 最上級 としか..なV……………137
のは..ぐらいのものだ 106 いたり………………………35 ない(か)…………………367
のみ………………………475 くらい.….はなV………103 にきまっている………432
ばかり………………………493 これいじょう…は+ の龙……………………466
もっば5…………………588 否定的表现……………31 ほかならなV…………525
るいっほうだ………………40 なににもまして…………392 もの/.6ん…………592
る/ ..ている かぎり--74 なにより尤……………395 わけがなV………………638
るしかなV………………137 にかぎる……………………74 わけ龙…………………640
る龙け..て……………191 時点 主張(婉曲的断定)
るだけは…………………191 いまご万…………………41 ではあるまいか………535
るのみだ…………………476 いまご万 …て6/ ではなかろうか………269
るばかりだ………………495 …たところで…………41 とおもわれる………………58
るよりなV……………630 いまごろになって………41 ように おもう/
るよりほか(に/は)ない おりか5……………………63 かんじる…………60,619
……………………630 指り(に)………………62 条件(一般条件)
後悔 さV………………………125 と…………………………287
なければよかった……625 そこで……………………169 ば…………………………477

687
699
意味・機能别項目索引

条件(確定条件) 数量詞+6 …ば/...た5 るよりしかたがなV…631


かりにも……なら/ …………………………575 情報源
.いCょうは…………95 条件(反事実条件) では………………………260
(そう)尤とした5…336 たな5……………………403 による上…………………458
だとすると………200,342 たら …だろう/...はずだ のうえで(は)……………46
たら.…た…………………208 ……………………………208 ることには………………122
ては…………………258,259 た5...とこ万だ………332 るところに よると/
と…た………………290,291 たらどんなに…か……208 よれば…………………327
とした5…………………336 たらよかった…………213 推量
とすると…………………342 とよかった(のに)……295 おそらく……………………55
とすれば…………………343 なら(ば)………………402 おそれがある……………56
条件(仮定条件) (の)な5………………398 かな…………………………81
かりに …たら/...ば--93 ば…た/…ていた……484 かもしれなV………………84
かりに …て6/ ば …だ万う/...はずだ かもわからなV…………86
…として6……………94 ……………………………483 か万う……………………96
かりに ..とすれば/ ば…とこ万だ(った)-483 たしかに
…とした5……………94 ば …のに/…のだが482 …かもしれない………85
疑問詞+…た5..のか207 条件(必要条件) た求人…………………202
疑問詞+..ば…のか--.482 あって研…………………8 た万う……………………217
これいじょう...ば………30 ことなしに………………119 龙万方……………………217
たら+問いかけ………206 たうえで……………………46 龙万うに………………219
た5+表出・働きかけ 205 てのこと …………………258 ちがいなV………………220
たら+未実現のことがら ないと...なV…………373 ではあるまいか …262,535
……………………………204 ないと+ ではないだ万うか…………
たらどんなに…か207,208 マイナス評価の内容 373 ………………218,219,268
と+未実現のことがら 288 なくてはいけない……381 ではなかったか………268
とした5………………336 なければ…た……………383 どう6…そうだ/
とする…………………340 なければ…ない…………383 …ようだ/...5し314
とすると…………………342 なしでは...なV………384 どう也ら..そうだ……314
とすれば……………342,343 なしに……………………385 ないかL5………………367
となった5………………349 ぬきに.….れなV………460 にきまっている………432
(の)な5………………397 承諾・同意 のだ万う…………………468
なら(ば)………402,403 いかに6……………………25 まV………………………534
なるべくな5…………411 せっかくですか5……160 まず ..尤万う/…まい
ば+意志・希望 ………479 ちがいなv………………220 …………………………540
ば+問いかけ…………481 なるほど…………………411 みたいだ…………562,563
ば十働きかけ……………480 はV…………………………489 もしかしたら...か……584
ば+未実現のことがら 478 讓步 もしかしたら
はたして…として6---502 ことは…が………………122 …かもしれなV……584
もし...た5………………583 てもいV…………………280 ものとお6う…………597
もし .て6/..として6 てもかまわなV………281 ものとおもわれる……598
……………………………584 てもさしつかえない…281 よう………………………610
もし6..た5…………585 てもよろしV…………284 ようか………………………611
ものな5…………………598 といえど…………………302 よう龙……………618,619
ようものな5…………598 といえど6………………302 推論
条件(十分条件) とはいえ…………………356 したがって………………140
いちど …ば/...た5--36 にして6……………………440 C(あ)…………………143
さえ .た5/….ば---127 ほかはなV………………524 そ机では………………175

688
700
意味・機能别項目索引

だとすると………200,342 か...か………………………63 としての…………………337


だとすれば………200,343 か...ないか…………………65 としては………………338
では…………………………261 かどうか…………………64 として6…………………337
となると…………350,351 それと6…………………176 な5………………………404
数量の多少 ほう…………………520,521 にした5…………………437
い<56...なV…………26 ほうがましだ…………522 にとって…………………447
数量詞+あまり………12 また………………………541 ば…………………………486
数量詞+か5…………88 または……………………544 達成
…数量詞+からある/ もしくは…………………585 ついに……………………227
からする…………………88 前提 とうとう…………………312
.といってもせいぜい のもとに…………………589 やっと……………………603
…尤けだ……………189 をぜんていに……………650 ようやく…………………623
なん+助数詞+6 ……576 を亦まえ……………652 る/...ないようになる
よ<………………………626 尊敬・謙讓 ……………………………623
るわ...るわ………………638 お...いたす………………51 短時間
わずか……………………646 お....いただ<………………51 いまに6……………………44
説明 お..く尤さ6…………51 す<………………………148
.ということは お...する……………………52 そのうち…………………171
.(ということ)だ-- 298 お...です……………………52 ほどな<…………………532
というと…………………299 お..なさる………………52 まもな<…………………552
というのは………………300 お..になる…………53,411 やがて……………………602
というのも…からだ---301 には………………………449 るやいな世……………602
というものだ…………301 対比 直後
といえば…………………303 いっは……………………40 がはやいか………………84
といったところだ……304 いっばうでは…たほうでは たとこ万龙……………331
なぜ..かというと…からだ ………………………………40 とすぐ……………………291
………………………………386 いまでこそ…………………43 ま名な<…………………552
なぜかというと…からだ かわりに……………………97 ると/..て まもなく 552
……………………………386 くらいな5……………103 るなり……………………405
なぜかといえば…からだ こそ...が…………………111 るやいな也…………602
…………………………386 そのはんめん(では)-- 504 直前
なぜならば…からだ---386 というより………302,630 ようとする………341,614
の龙……………………466 と指なC………………56 るとこ方だ……………332
前後関係 とちがって………………345 を…にひかえて--505,647
あと………………………8,9 と(は)はんたいに…504 訂正
あとか5……………………10 にたいして………………442 ではなくて………………269
あとで………………………10 にひきかえ……………451 もっと6…………………588
い…………………………28 のにたいして…………443 もっとも..が/…けど
いぜん…………………34,35 はんたいに………………504 ……………………………588
てか5………………………248 はんめん…………………504 程度の強調
てからというもの(は)248 るいっはう(で)…………40 あくまで(6)…………5,6
にさきだって……………435 立場・観点 い<らで6………………26
のまえに…………………536 からいうと………………90 きわまりなV…………100
るいぜ凡…………………34 からみて……………………93 ことこのうえなV……115
るまえに…………………536 かりにも …なら/ それこそ…………………173
をまえに(Lて)………536 …いじょうは…………95 それどころか……………175
選択 た5………………………211 とて6……………………347
あるいは……………………13 として……………………337 とりわけ…………………363

689
701
意味・機能别項目索引

にもまして………………539 る末でになる……………547 わり记(は)……………646


の.ないのって………465 途中 必要・義務
まで……………………547 かけ………………………75 それにはおよばない--450
ゃたらに………………603 かける……………………76 ことはなV……………123
よほど……………………628 とちうで………………345 ないと いけない/だめだ
伝聞 発言 …………………………373
そ方だ……………………165 …………………………18 なくと6ょV……………381
という………………………19 という………………………18 なければ.なV………383
ということだ…………298 といっている………………18 なければいけなV……383
とか(いう)……………320 といわれている…………18 なければだめだ………383
とかいうことだ………321 る/..ない ょう(に)い なければならなV………383
と5………………………363 う………………………622 にはあたらなV………450
ん龙口て…………………232 を...という…………………19 にはおよばなV…………450
同時 をいう………………………19 ねばなら如……………461
かたがた……………………77 場面・場合 ることもあるまV……535
かたわ5…………………77 ことによると るまで(のこと)もない
がて5……………………79 /ばあいによると…458 …………………………547
かとお为うと……………81 ているばあいではない 488 否定強調
がはやいか………………84 で名あるまV…………534 いっさv…………………38
せつな…………………161 において………………427 最小限の数量+6…ない
…………………………230 における…………………428 ……………………………574
でもあり、でもある…278 にさいして………………435 さっばり…なV………132
どうじに……………309,310 ばあV…………………487 数量詞+6….ない……574
と毒………………………323 範囲 ちっとも…なV………220
とどうじに………………309 いな………………………41 とんでもなV……………364
なが5…………………378 うち…………………………48 なにひとつ…なV……388
るやいな………………602 うちにはいらな………48 なん+助数詞+6…ない
当然 から..にかけて………430 …………………………576
が..尤けに………………67 から.末で…………87,545 なんか…なV…………414
だから …のだ/…力けだ きり…………………………99 なんか….名のか………414
………………………186 ないか苦り………………74 なんら…なV…………422
にこしたことはなV…434 な加…………………377 なんらの…6…ない-423
はいうまでもなV………20 にいたるまで…………425 红どと..なV…………447
はずだ……………………500 にわたって………………459 ひとつ.なV…………506
はもとょ9………………590 にわたり…………………459 まったく...なV………544
心き龙………………514 る/…ているか苦り--74 まるで.なV……………553
べくして..た…………516 比較 もなにもなV……………573
べし………………………516 というょ9………302,630 ものか/6んか………593
もちろん…………………586 というよりむし万.だ 568 ものではな…………597
ものとかんが元られる 322 ほ)……………………521 もの/ことも…ない
到達 ほうが.上り(6)…521 ………………………578
な石………………………409 ほうがよほと…………628 ようと(名/は)しない
にいたって……………426 ほど….なV………………529 …………………………614
にいたっては……………426 むし万……………………567 よも世………………629
にいたって6……………426 よ9(6)…………………629 非難
にいたる………………425 より(6)心し万……567 あるまCき…术………14
にして…………………438 るぐらいならむし万-- 568 いくらなんで6…………28
もう +時間/年龄…580 わりと/わりに………646 が…な5.6…龙-68,403

690
702
意味・機能别項目索引

じゃないか………………144 付加 きり…………………………99
すればいいものを……600 あと……………………………9 たなり……………………405
だいたV…………………183 あと+数量詞……………9 ないうちに………………49
ではないか ………………266 あとは..尤け…………10 ないか盏り………………74
なにがなんでも+ あるいは.かもしれない14 ないである………………370
マイ才ス評価表现…391 いか+数量詞…………21 ないでいる……………370
のではなかったか……472 う元(に)………………47 ばなL……………………503
までして…………………548 おまけに……………………57 まだ…………………542,543
6...尤が………………577 か一………………………78 まま………………………549
6...本5………………577 くわえて…………………106 不明確
6う………………………582 L、それに………………135 かどうか……………………64
よく(6)…………………627 Lか6……………………139 かなんか …………………413
る/…ないようでは259 そのうえ…………………170 疑問詞…の5………607
比喻・比況 それに……………………177 疑問詞+5…………607
いわば………………………45 そればかりか…………498 どう6………………313,314
かとおもうほど…………316 だけでなく..6………190 どこ加 ……………326,327
かの亡とL……………115 ちなみに…………………221 と5………………362,363
ばかりの…………………495 ついでに…………………226 なぜ加…………………385
まるで……………………553 でもって…………………282 なにか……………………389
みたいだ…………560,561 なお…………………………375 なにかL5………………390
みたいな…………………560 なら正に………………405 なにや5…………………394
みたいに…………………561 にくわえて………………434 なんか………………412,413
ようだ……………………616 のみならず..6………476 なん龙か………………415
ような……………………620 ばかりか.6/…まで497 なんて……………415,416
ように……………………617 ばかりでなく..6……498 なんとなく………………420
る/...たかのようだ616 はもちろ人………………586 やなん加……………413
んばかり…………………495 ひとり..だけでなく…509 业立・列拳
評価 ひとり..のみならず…509 あるいは...あるいは……14
いかだ………………………21 また………………………540 および………………………62
たかが……………………184 またの……………………541 かつ…………………………78
たかが.ぐらいで……185 6…………………………571 そして……………………170
たものでもなV………597 6...6……………………571 それか5…………………173
といえば...ぐらいのことだ 6う+数量詞…………578 尤の…尤の……………201
……………………………303 もうすこし/もうちょっと たり..たりする………214
どちらかというと……346 …………………………579 とい..とV………295
にあっては……………425 名また……………………541 とか.とか(いう)…320
まんぎら…でもなV---554 付带 なり...なり………………406
るきにもならなV……455 ことな<…………………118 にして……………………438
比例・平行 ないで……………………369 の.…のと…………………464
数量詞+にたいして…443 ぬきで……………………460 また…………540,541,542
におうじて………………428 ば…ほど………………531 6..L、...6…………135
にたいする………………443 はぬきにして…………460 6.…ば.6……………486
について…………………445 るにしたがって………436 もあり...6ある…………577
につれて…………………446 をこめて…………………649 もあれば….6ある……577
にともなって…………448 不变化 …………………………601
ば…ほど…………487,531 いぜん………………………34 5..5………………606
ほど………………………531 いま龙…………………42 るとか(..るとか)……320
ずにいる…………………151 わ.…力(で)…………637

691
703
意味・機能别項目索引

方向 (のこと)を…という---19 まさか+否定表现 ……537


あが召………………………4 命令 主さかの………………537
あげ有…………………………7 こと龙………………116 予想通り
にむかって………………452 せられたV………………162 さすがに…………………127
にむけて…………………453 てく龙さV……………249 さすが(に)…だけあって
ほう……………………520 てく机………………251 …………………………128
屯き………………565 ないか……………………366 はたして…した………502
前置き なさV…………………384 予想との食い違い
いうまでもないことだが20 の…………………………464 いかに…といって6…24
いうまでもな<………21 べU…………………………516 いか红 ..とはいえ………24
が…………………………69 る/.ない こと……112 いかに.ようと(6)…24
けれど………………………109 る/…ないよう(に)621 い<ら
C也ないが……………144 るん龙…………………655 .からといって(6)…27
せっかく….のだか5--159 申し出 い<5て6………27,274
た5…………………210,211 お…す6…………………52 い<ら...といって6……27
と……………………291,292 て名VV………………280 が………………………68,69
ば…………………………485 よう…………………609,610 かえって……………………70
見なし ようか……………………611 かというと…………………80
とする………………………341 目的・目標 かとおもえば……………317
ものとする…………341,598 ために………………202,203 かとおもった5…………81
を…とす?……………341 にとおもって……………319 くせしT………………102
無関係 に电けて………………453 <せに……………………101
いぎしらず…………………29 のに………………………474 けれど……………………109
か杞………………………96 まで…………………545,546 しかL……………………138
たら…で………………210 る/…ないよう(に)621 しかしなが5……………138
だろうが、..だ万うが 219 るには……………………449 それが……………………172
であ杠…………………240 んがた为………………203 それで6…………………175
…であろうと、..であろうと 様子 それにしては…………177
…………………………240 くさV…………………101 それを…………………180
であろうとなかろ方と 241 そうだ………166,167,168 尤けど…………………194
とにか<………………353 てい<……………………241 たって…………………196
にかかわらず……………429 てくる………………250,251 …………………………230
にして为..にして6…440 なが5……………………378 556……………………230
にし万………………………441 ぬばか9…………………460 ではあるが………………262
にせ上……………… ̄--441 示う…………………509 ても.て6………………274
につけ…につけ………446 点9………………511 で6………………………277
にもかかわらず………454 め<……………………569 といえば….が…………303
によらず…………………457 ようだ………………616,618 とうとう.なかった…312
ようが.まいが……612 らLV……………631,632 と乙万が …………330,331
ようが..ようが………612 予想外 ど乙万加…………………329
ようと...末いと………613 さすがの.6……………129 として6……………………339
ようと..ようと………613 とは………………………355 とはいうものの…599,600
ようと6………………613 とん龙…………………363 とはいえ……………………356
をとわず…………………651 とんでもなV…………364 どんなに…て6--274,365
ながら(6/に)………379
套よそ红…………………628 のに…………………473,474
命名・定義 まさか にあって………………424
…とはおもわなかった537 にあって6………………424
…とVう…………………19
とい方のは.のことだ 300 まさか…ないだ万う--536 にしては…………………439

692
704
意味・機能别項目索引

にして6…………………440 のなんのと………………465
にし方……………………441 みたV………………560,563
にせよ……………………441 もあり.6ある………577
の1に……………472,473,474 もあれば..6ある……577
ようったって……………196 やなにか…………………389
るには.が………………449 やなんぞ…………………605
類似性 5...5………………606
あたか6………………………7 やらなに5……………394
とおなC……………………56 ような……………………620
みたいだ……………560,561 ように………………617,618
めく………………………569 るとか(..るとか)……320
もどうぜ凡……………311 るなどする………………387
ようだ………………………616 をはじめ(として)
例外 …など…………………499
いがV………………………22 をはじめ(として)
さすがの..6……………129 …まで…………………499
ただ………………………194 話题
た龙L…………………195 かとなれば………………352
ときには………………326 それな5…………………176
とばかりはいえない…497 った5……………………229
と为かく……………360,361 って…………………231,232
にな<……………………448 というと…………………299
ばあいをのぞいて……488 といえば…………………303
はともかく(として)--360 ときたひには……………324
はべつとして……………518 ときた5…………………325
をのぞいて………………651 とすれば……………342,343
例示 となった5………………349
かなにか…………………389 となると……………350,351
だって……………………197 となれば…………………352
たとえば…………………199 とは…………………354,355
尤の……………………201 な指…………………375
たり..たりする………214 なら(ば)…………402,403
たりなんかして………414 なら…尤……………396
だろうが、...だろうが219 なんて……………………416
つぎのように/ のです………………………471
いかのように…………618 話題転换
で6…………………………277 さて………………………133
といい...といv………295 しかL……………………138
といった…………………304 C(あ)………………143
といわず…といわず---308 それでは…………………175
とか(..とか)…………320 それはそうと…………178
とか…とか(いう)---320 それはそれとして……178
など………………………387 では…………………261,262
なり.…なり………………406 ときに……………………326
なんか……………………413 とこ万で………………333
にしてからが……………438 はとにかく(として)-- 353
にして6……………439,440 な指……………………375
の…のと…………………464
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著者紹介
グル—プ・ジャマシイ

砂川 有里子(代表) 駒田 聯
筑波大学人文社会科学研究科教授 京都教育大学教育学部助教授

下田 美津子 鈴木 睦
神戸松蔭女子学院大学国文学科教授 大阪外国語大学外国語学部教授

筒井 佐代 蓮沼 昭子
大阪外国語大学外国語学部助教授 姬路獨協大学外国語学部教授

ベケシュアンドレイ 森本 順子
リュプリャ一ナ大学文学部教授 京都外国語大学外国語学部教授

考ょう L がくしゅうし也
教師と学習者のための
に ほん ぶん けい じ
日本語文型辞典 編著者グル一プ・ジャマシイ

1998年2月2日 第1刷発行 版元 くろしお出版


2005年11月22日 第12刷発行 112-0002
東京都文京区小石川3-16-5
TEL.03-5684-3389
FAX.03-5684-4762
E-mail: kyv04312@nifty.com
装丁 小林はる代
組版 オーイ・アート・プリテンティング
印刷 モリモ蔔印刷

Kurosio Publishers 1998


●乱丁・落丁はお取り替えいたします。無断複製を禁じます。
ISBN4-87424-154-9 C3081

707
ISBN4-87424-154-9 C3081 ¥3300E

9784874241547

定価 =本体価格3,300用+税
1923081033004

708

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