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2022/12/18

札幌医科大学総合診療医学講座 ジャーナルクラブ 第024回 サウナが注目されている


CQ:積極的なサウナ利用は、心血管イベントを増やさないか?

表紙・タイトルを大きく貼る

開催日:2022年12月20日
発表者:佐藤 健太

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サウナの効果 サウナ で “ととのう”

Sauna use as a lifestyle practice to extend healthspan

Frequent sauna bathing has many health benefits, new


literature review finds (medicalxpress.com)

サウナーが言う「ととのう」ってどういう状態?「|新R25 - シゴトも人生も、もっと楽しもう

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“ととのう” の 病態生理? そもそも、熱い風呂は危険ではなかったか?


年間 17000人が、「熱い風呂+寒い脱衣所」で死亡している
心筋梗塞、脳卒中、動脈瘤破裂、溺水、転倒

東京ガスTOP > ご家庭のお客さま > お風呂のはなし > 9話 ヒートショックにご用心 > 詳しいはなし


http://home.tokyo-gas.co.jp/furo/page_09detail.html
【危険】サウナで「ととのう(整う)」とは【医学的な仕組みを解説】 - shoiblog

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臨床的な疑問 @道立江差病院

#1. 高血圧症
#2. 脂質異常症
#3. 陳旧性心筋梗塞

心筋梗塞で死にかけてさすがに懲りたよ
酒もタバコも、すっぱりやめた!
常木 等
あとは、運動も頑張りたいんだ
冬場のジョギング・散歩は危ない 68歳
町民プールは夏しかやってないし
サウナってどうかな? ととのう?

サウナイキタイ - 日本最大のサウナ検索サイト (sauna-ikitai.com)

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EBMの5つのステップ 脳卒中や腎不全の多い地域で

Step1 問題の定式化 P
atient
心筋梗塞後・リスク因子複数もつ
前期高齢者の男性が

Step2
Step3
情報収集
情報の批判的吟味
I
ntervention
習慣的にサウナ入浴を行うと

単発的なサウナ利用
Step4 患者への適用 Comparison
一般的な入浴・シャワー浴
と比べて
Step5 振り返り
Outcome
死亡や脳卒中が減るか?
有害事象が増えないか?

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Cardiovascular Disease Prevention Overview

EBMの5つのステップ STUDY SUMMARY


increased frequency of sauna bathing associated with reduced
risk of fatal cardiovascular and all-cause mortality events in
Step1 問題の定式化 Finnish men DynaMed Level2

COHORT STUDY: JAMA Intern Med 2015 Apr 1;175(4):542

Step2 情報収集
Step3 情報の批判的吟味
Step4 患者への適用
Step5 振り返り

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EBMの5つのステップ
Step1 問題の定式化
Step2 情報収集
Step3 情報の批判的吟味
Step4 患者への適用 Introduction
Step5 振り返り

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心臓突然死(Sudden cardiac death:SCD) 抄録の概要


多くは病院外で発生する 目的 心臓突然死 (SCD)、致命的な冠動脈疾患 (CHD)、致命的な心血管疾患 (CVD)、
および全死因死亡のリスクと、サウナ入浴の頻度・持続時間との関連を調査する
早期の警告兆候はほとんど、またはまったくない。
フィンランドの 2,315 人の中年男性の前向きコホート研究
SCD を予防できるライフスタイルの把握することが重要。 方法
1984 年 3 月 1 日から 1989 年 12 月 31 日までサウナ入浴の頻度と期間を測定

結果 追跡期間 20.7 年 (四分位範囲、18.1 ~ 22.6 年)


サウナ入浴の先行研究 SCD190 件、致命的CHD281 件、致命的CVD407 件、 全死亡929 件
心血管機能と循環機能、血圧低下と左心室機能向上に関連 サウナ入浴頻度 週1回 週2-3回 週4-7回
熱曝露が CVD リスク要因にプラスの影響を与えることを示唆 心臓突然死 10.1 % 7.8 % 5.0 %
2.Keast ML, Adamo KB. The Finnish sauna bath and its use in patients with cardiovascular disease. J Cardiopulm Rehabil. 2000;20(4):225-230.
致命的CHD 14.9 % 11.5 % 8.5 %
3.Luurila OJ. The sauna and the heart. J Intern Med. 1992;231(4):319-320. 致命的CVD 22.3 % 16.4 % 12.0 %
4.Hannuksela ML, Ellahham S. Benefits and risks of sauna bathing. Am J Med. 2001;110(2):118-126. 全死亡 49.1 % 37.8 % 30.8 %
※心血管疾患の危険因子を調整した後でも有意差あり。
わかっていないこと 心臓突然死の調整済みハザード比(サウナ入浴時間が 11 分未満と比較)
SCDやCVD(心血管疾患)のリスク減少が示唆されるが未解明 11 ~ 19 分 0.93 (95% CI、0.67-1.28)

サウナ入浴の頻度や期間と SCDリスクとの関連も不明。 19分以上 0.48 (95% CI、0.31-0.75)


結論 サウナ入浴の頻度の増加は、SCD、CHD、CVD、全死亡のリスク低下と関連している

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論文のResearch Question
P 一般「男性」集団

I サウナ入浴への曝露頻度・時間が多いと

Methods
C そうでない場合と比べて

O 心臓突然死(SCD)
致命的冠動脈疾患(CHD)
致命的心血管疾患(CVD)
全死因死亡が少ないか?

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Study Population 日本のサウナ フィンランドのサウナ


80~100度の高温サウナ 60~80度、湿度20~30%の中温・多湿サウナ
Finnish Kuopio Ischemic Heart Disease Risk Factor Study 冷水で一気に冷やすのが“ととのう”ためのコツ “ととのう”は求めない(外気浴±湖や雪にダイブはありえる)
フィンランド東部の人口ベースの男性サンプルにおける
アテローム性動脈硬化症の心血管転帰のリスク予測因子を調査する研究

フィンランドのクオピオと周辺農村地域に住む42歳から 60歳までの男性
3,433人からランダムに抽出し2682 人 (78.1%) が参加
→サウナ入浴に関する完全な情報がある2327名
サウナを使用しなかった 12 人の男性を除外
最終的に2315 人の参加者が分析された。

クオピオの東フィンランド大学の倫理委員会で承認
the University of Eastern Finland, Kuopio
書面によるインフォームド コンセントを実施

CABINのサウナはココがすごい!札幌・旭川・帯広のサウナ比較! フィンランド式サウナとは?|SAUNA&Co. (saunaandco.com)


ベースライン試験 |プレミアホテル-CABIN- (premierhotel-group.com) フィンランドと日本のサウナの違い | サウニャーのサウナブログ (m4room.com)
フィンランドサウナは何が違う?— Corporate Website (bathlier.com)

1984 年 3 月 1 日~ 1989 年 12 月 31 日(約5年半)

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Assessment of Sauna Bathing Assessment of Risk Factors


ベースラインの危険因子の評価
フィンランドの伝統的なサウナ
・安静時血圧は午前 8 時~10時に血圧計で測定
・空気は乾燥している(湿度10%~20%) ・血清脂質を酵素法で、血清CRPは免疫アッセイ法で測定した。
・温度は比較的高め (温度80°C~100°C)
・熱々の岩盤に水をかけて湿度を上げる(ロウリュ) 自己記入式アンケート
・基礎疾患、薬物使用状況
・身体活動レベル、社会経済的状態
サウナ入浴の記録
・喫煙量=喫煙年数×パック数
・1週間の入浴回数、入浴時間、温度 ・飲酒量→北欧アルコール消費インベントリ(Nordic Alcohol Consumption Inventory)
・自己記入式アンケートを経験豊富な看護師がチェック
内科医による健康診断中にチェック
サウナ入浴の評価 ・慢性疾患の診断、薬の使用状況
・平日の典型的なサウナの使用状況で判断。 ・心電図評価…安静時の心拍数、左心室肥大所見など
・心肺持久能…呼気ガス分析で、最高酸素摂取量のプラトー値を測定
・サウナ室の温度は、サウナ内の温度計の測定値を自己申告

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Classification of Outcomes Statistical Analysis


ベースライン特性の違いは、分散分析とχ 2テスト。
すべてのアウトカムを2011 年末まで測定(登録から22~27年後)
記述データは、平均値 (SD) と数値 (パーセンテージ) で表示。
・死亡者 →病院記録、保健センター病棟、死亡診断書と照合
・それ以外 →インタビュー サウナ入浴の頻度と利用時間で層別化
病院の文書(カルテ記録、検体検査・心電図検査結果、投薬・除細動器使用など) 主な転帰の危険因子は、多変数 Coxモデルで分析。
死亡診断書、剖検報告書・法医学報告書 共変量…年齢、BMI、収縮期血圧、血清LDL-C、喫煙、飲酒、心筋梗塞歴、2 型糖尿病、
心肺機能、安静時心拍数、身体活動、および社会経済的地位
SCDと分類する基準
・症状の「急激な変化」から 1 時間以内の死亡 累積生存率は、Kaplan-Meier 法を使用して算出。
・症状の「開始」から 24 時間以内に、心臓以外の原因が判明しなかった死亡 追跡調査の最初の 5 年間に死亡した参加者を除外。
※大動脈瘤破裂、心破裂・タンポナーデ、肺塞栓症、がん、その他の非心臓併存疾患は除外 追跡調査期間を 10 年に制限して、感度分析を実施した。
CHD および CVD による死亡と分類する基準 ハザード比は、多変数モデルからの係数の真数として推定。
・ICD-9とICD-10でコード 比例ハザード モデルの適合性は、危険因子のさまざまなカテゴリのハザード関数を経時的にプロットすることによって調べた。
比例ハザードの仮定は、共変量のシェーンフェルド残差のプロットを検査することにより、すべての変数について検証された。
線形性の仮定はすべての連続変数で満たされ、生存時間に対する各連続変数のマーチンゲール残差で評価された。
最終評価 相互作用テストを使用してサブグループ分析を実施し、事前に指定された個人特性全体でのハザード比の違いの統計的証拠を
評価した。
書類等は、2 人の医師によってクロスチェックした。 P < .05を統計的に有意と見なした。
独立したイベント評価委員が、
STATAソフトウェア、バージョン12を使用して統計分析を行った。
臨床データをマスクされた状態で、死因の分類を行った。

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Baseline Characteristics

平均年齢 53歳(SD 5)
BMI 26.9(SD 3.5)

冠動膜疾患歴 23.9% →そこそこハイリスク

Results
心不全歴 7.5%

喫煙者 30.1%

2型糖尿病歴 5.1%

高血圧歴 34.3%
降圧薬使用 21.3%
β ブロッカー 17.2%

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Sauna Bathing and Outcome Events①

サウナ入浴の状況
平均追跡期間 18.8 年 (中央値 20.7 年、四分位範囲 18.1 ~ 22.6 年)
頻度 週 2.1回 (SD 1.1、範囲 1 ~ 7 回)
時間 14.2分 (SD 7.5、範囲2 ~ 90 分)
温度 78.9 °C (SD 9.6、範囲40~100°C)

サウナ利用頻度で3群に分けて比較
週4回以上利用者は
年齢低い、心肺機能高い
タバコ少ない、DM・HT少ない
飲酒多め

サウナ室の平均温度は、
週 1 回以下の男性で80°C SCD 190件
週 4 回以上の男性で77°C ( P  < 0.001)
CHD 281件
サウナ入浴の平均時間は
入浴頻度による有意差なし ( P  = 0.38)。
CVD 407件
全死亡 929件

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Sauna Bathing and Outcome Events② Sauna Bathing and Outcome Events③

多変量調整ハザード比(週4 ~ 7 回サウナ利用者)
SCD CHD CVD 全死亡
サウナ入浴の頻度が低いほど、サウナ利用時間が短いほど ハザード比 0.37 0.52 0.50 0.60
心臓突然死(SCD)のリスクが高い 95%信頼区間 0.18-0.75 0.31-0.88 0.33-0.77 0.46-0.80

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Sauna Bathing and Outcome Events④ Subgroup Analyses① 心臓突然死

多変量調整ハザード比(19分以上/回)
SCD CHD CVD 全死亡
ハザード比 0.48 0.64 0.76 0.83 結果はサブグループ間で一貫
95%信頼区間 0.31-0.75 0.46-0.88 0.59-0.97 0.87-1.20
高齢、2型糖尿病、高血圧・心血管疾患、非喫煙、腎機能障害で
やや関連あり

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Subgroup Analyses② CHD死亡 Subgroup Analyses③ CVD死亡

結果はサブグループ間で一貫 結果はサブグループ間で一貫
高齢、2型糖尿病、高血圧、非喫煙、腎機能障害でやや関連あり 高齢、2型糖尿病、非喫煙、腎機能障害でやや関連あり

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Sensitivity Analyses① Sensitivity Analyses②


サウナ利用頻度 サウナ利用時間

各アウトカムと 各アウトカムと
サウナ利用方法との サウナ利用方法との
関連性 関連性

最初の 5 年間に死亡し 最初の 5 年間に死亡し


た人を除いた場合でも、 た人を除いた場合でも、
最初の10年間にフォ 最初の10年間にフォ
ローアップを限定した ローアップを限定した
場合でも 場合でも
結果は一貫していた 結果は一貫していた

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Summary 論文の主張のまとめ
以前の集団研究では、
サウナ入浴が心血管疾患にプラスの影響を与える
可能性があることが示唆されていた。

今回の研究では、

Discussion サウナ入浴が
SCD、CHD、CVD、および全死因死亡のリスクと
逆相関することを発見し、過去の知見を拡張した。

サウナ入浴の頻度が高いほど、
従来の危険因子とは独立して、
各イベントリスクが減少することに関連していた

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病態生理的考察(既存の研究から) 考察過去の研究との整合性
心拍数
以前の研究では、サウナ入浴が
適度なサウナ入浴で最大 100/分、より高温で最大 150/分まで増加する
→低~中強度の運動療法で示される血圧・左室機能改善効果に類似。 何らかの有害な影響を与える可能性を示唆していた。

血管内皮機能
他国の研究との違いの一部は、サウナ条件の違いかも
冠動脈疾患危険因子や心不全のある患者の内皮機能が改善される。
→温熱療法の血管内皮に対する予防的役割を示唆する。 ・北欧式のドライサウナは安全なようだ
心筋梗塞後、安定狭心症、心不全の患者でも安全
心不全患者・高血圧患者での神経内分泌面の変化 起立性低血圧を起こす人は、血圧低下に注意が必要。
自律神経系機能変化やANP・NA低下が発見されている。
→不整脈減少、うっ血減少、血圧低下 ・サウナ入浴後 24 時間以内の突然死はわずか 1~2%
定期的なサウナ入浴でも、以下の効果が示されている アルコール摂取が要因と考えられる
・左心室駆出率を高める、高血圧患者の血圧を下げる
・肺の肺活量・分時換気量・強制呼気量を増加させる

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Limitation 研究の限界・制約 Limitation 研究の限界・制約


一般住民サンプル 多くの交絡因子を測定・調整したが、
→特定疾患患者に限らず、結果を一般化しやすい それ以外の交絡因子の影響は残る。
・しかし、サブグループ分析は一貫していた。
男性サンプル→女性集団には適用できない
回帰希釈バイアスを修正することはできなかった
サウナ愛好者→サウナ入浴初心者には適用できない ・サウナ入浴状況アンケートが
ベースライン測定の1回しかできなかったため
・⾧期間にわたる参加者の健康習慣や
フィンランド式の中温・高湿サウナ
他の病気や薬の変化が原因で、
→スチームルーム、ホットタブ、
フォローアップ中にサウナ入浴習慣が変化した可能性がある
その他の低温・低湿のサウナには適用できない。
※日本の高温・低湿サウナは言及なし
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Conclusions 結論
EBMの5つのステップ
一般男性集団において
習慣的・⾧時間のサウナ入浴は、
Step1 問題の定式化
SCD、致命的 CHD・CVD、全死亡のリスクをへらした Step2 情報収集
この結果は、サウナ入浴が Step3 情報の批判的吟味
「推奨される健康習慣である」ことを示唆している
Step4 患者への適用
ただし、さまざまな集団での結果を確認するには、 Step5 振り返り
さらなる研究が必要である。

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臨床判断の4つの軸 目指すアウトカム

エビデンス 患者の病状・周囲の状況
低~中リスクの壮年男性では

フィンランド式の中温・高湿サウナを
⾧期間、習慣的・⾧時間利用すると

心血管イベントが有意に減る

医療者の臨床経験 患者の選好と行動
救急外来や当直では
風呂場や公衆浴場で倒れた患者の対応が多い
普段外来や在宅で接するのは
虚弱高齢者や慢性臓器障害・心血管疾患持ちが多い
循環器外来は、この研究に当てはまるような
元気な青壮年の糖尿病・高血圧患者も多かった
そちらでは使えそう→患者のリスク次第

臨床判断 「フィンランド式サウナ」なら、アリ
Haynes RB, BMJ 2002;324:1350

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感想
EBMの5つのステップ
フィンランド式の、「ととのう」を求めないサウナを
Step1 問題の定式化 健康なうちから習慣的に続けるのは良さそう。

Step2 情報収集 日本式の、ハードな「ととのう」サウナ体験は、


心血管リスクのある中高年男性に
Step3 情報の批判的吟味 「明日からとつぜん始めても大丈夫!」とはいえない。
Step4 患者への適用
おそらく運動療法と同じ枠組みで捉えて良さそう
Step5 振り返り ・リスクの大きい患者で、いきなりハードな運動は危険
・リスクの小さい患者で、
普段からしていた軽い運動を、今後も継続するのは望ましい

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自分自身の仕事への応用 関連論文の追加検索結果
Sauna bathing × Japan × clinical trialは1件のみ。
臨床面 炭窯サウナ(チムジルバン)の心理状態への影響. →心理面の測定

・外来の低リスク患者では話題にだしてもよいだろう
Sauna bathing × Japan だと21件
・「日本式サウナ」のエビデンスを待ちつつ
有用性についての報告・検討
より日常的な「浴槽での入浴」についても知識を集める 朝のシャワーとミストサウナ 入浴が人間の生理機能や日中の作業効率に与える影響を検証。

・一つの介入に囚われすぎず、 2型糖尿病患者における習慣的なホットタブ入浴と心血管リスク要因:横断的研究。
外来通院糖尿病患者へのアンケート調査、入浴頻度が高いと血糖・肥満・拡張期血圧の僅かな改善と関連
運動療法・食事療法・精神療法などを組み合わせ、 日本人高齢者の入浴頻度と機能障害の発症:JAGESによる3年間の前向きコホート研究。
個々の患者の状況に応じて最適化すればよい(今まで通り) 自立高齢者13786名を3年間観察し、高頻度入浴はハザード比0.72で機能障害が少ない
中高年日本人の心血管機能を守る 習慣 的な湯浴。
→週に5回以上温水に入浴する被験者は、baPWV、中心脈圧(PP)、およびBNPが有意に低かった

研究面
有害性についての報告・検討も注意
・日本式の入浴習慣と健康との関連調査は面白そう サウナでの熱への曝露と冷水での急冷を 交互に繰り返すことによって引き起こされる急性心筋梗塞。 Case report

日本における事故死の具体的な問題 - 高齢者の温浴による心停止と異物による気道閉塞. Circulation journalのEditorial 一般論の紹介のみ

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