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(昭 和 31 年 11 月造 船 協 会 秋季 講 演 会 に 於 て 講 演)

上 部 構 造 の 効 きに 関 す る研 究 (第1 報)
(Shear Lag を 考 慮 せ る上 部 構 造 の 曲 げ理 論)

正員 工学博士 寺 沢 一 雄*

正員 工 学 士 八 木 順 吉**

On the Effects of Superstructure on the Strength of Ship


(Report No.1 Bending Theory of Superstructure with Consideration of Shear Lag Effects)
By Kazuo Terazawa, Kogakuhakushi, Member
and Junkichi Yagi, Kogakushi, Member
Abstract
There have been presented many investigations of the stress distribution of superstructure.
In these investigations, it may be assumed that the H. H. Bleich's theory is most useful to
estimate the longitudinal stress distribution of long deckhouse, however, shear lag effects are

neglected in his theory so that this theory gives good agreement with experimental results in
the case of long deckhouse except in the vicinity of the house ends, but is not appropriate to
the case of short deckhouse.
In this paper, to obtain the stress distribution of short deckhouse, the authors present bending
theory of superstructure taking into consideration of shear lag effects, and this theoretical
values are compared with experimental results obtained by bending tests of box girders, with
a good agreement.

§1. 緒 言

従 来,上 部 構 造 の 応 力 分 布 に 関 して 多 くの研 究 が 行 わ れ てい るが,特 にSideWallが 外 板 面 よ り内 側 に入 り


込 ん でい るDeckhouseの 場 合 に 対 して はH.H.Bleichの 理 論3)が 有 効 な よ うで あ る。 処 が 此 の方 法 に於 い て
はShearLagの 影 響 が 考 慮 され て 居 らな い 為,長 いHouseの 場 合 に は,両 端 部 附 近 を 除 け ば 実 験 値 と良 く一

致 す るが,短 いHouseに 対 して は余 り適 切 で な い よ うで あ る。 そ れ で は 其 の方 法 は ど の程 度 の寸 法 のHouse


ま で適 用 出 来 る か,又 そ れ が適 用 し難 い 場 合 には 如 何 な る方 法 を 用 い る可 きか 等 を 研 究 す るた め,先 ずShear
Lagの 影 響 を考 慮 した場 合 の上 部 構 造 の 曲げ に 関 す る一 近 似 計 算 法 を 導 い た 。 尚,山 越 助 教 授 も 同様 な見 地 か

らShearLagを 考 慮 した 曲 げ 理 論4)を 導 い て 居 られ るが,著 者 等 はE。Reissnerの 方 法5)を 応 用 して計 算 を


行 い,併 せ て鋼 製 箱 型 模 型 の 曲げ 試 験 を実 施 し,実 験 結 果 と比 較 して可 成 り良 く一 致 す る事 を 確 め た.

§2. Shear Lag の 影 響 を考 慮 せ る 上 部構 造 の 曲げ 理 論

2-1 記号

x=〓 よ り船 体 の長 さ 方 向 に とつ た 座 標 y0 = Br.Dk. の 中 心 線 よ り横 方 向 に とつ た 座 標

原 稿 受 付.7月 14 日
*
大阪大学 教授 * *
大 阪大学助 教授
3) H. H. Bleich : "Nonlinear Distribution of Bending stresses Due to Distortion of the Cross
Section". Journal of Applied Mechanics 1953 March
4) 山 越 道 郎:船 体 上 部 構 造 の応 力 分 布 に就 て(1)船 体 構造 委 員 会 西部地区部会 14 13 2/2
5) E. Reissner : "Least Work Solution of Shear Lag Problems" Journal of Aeronautical Science.
Vol. 8, No. 7, 1941, May
122 造 船 協 会 論 文 集 第 100 号

ai== House の 断 面 の 図 心 よ り上 向 き に と つ た 座 標 Ho,t1=Br.Dk.及 びWa11で の応 力 函 数

92 = Hull の 断 面 の 図 心 よ り上 向 き に と つ た 座 標 q= House に 作 用 す る 単 位 長 さ 当 りの 上 向 き の 反 力

1= House の長 さ r= House に 作 用 す る 単 位 長 さ 当 りの 勢 断 力

to= BridgeDeck の板 厚 M1= House に 作 用 す る 縦 曲 げ モ ー一メ ソ ト

t1= SideWall の板厚 M2= Hull に 作 用 す る縦 曲げ モ ー メ ン ト

h= 'TweenDeckHeight Si= House に作 用 す る均 一 引張 応 力

b= BridgeDeck の半 幅 S2 = Hull に 作 用 す る均 一 引 張 応 力

ei= House の 断 面 の 図 心 と Up.Dk. と の距 離 (Mi及 びSzはBleichのTwo Beam Theoryに

e2= Hul1 の 断 面 の 図 心 と Up。Dk. との 距 離 よ り決 定 さ れ た も の で,MiはHog9.を 正 と す る)

Ao= BridgeDeck の断面積 K=Up.Dk.の 垂 直 方 向 の 剛 性 係 数(Bleichの 論文中

A1= 両SideWall の断 面 積 の 記 号 と 同 意 義)

A2= Hu11 の断面積

11= House の断 面 の縦 曲げ に 対 す る慣 性 能 率

12= Hu11 の 断 面 の縦 曲げ に 対 す る慣 性 能 率

Ei= House を 構 成 す る 材 料 の弾 性 係 数

G1= House を構 成 す る材 料 の 剛 性 率

E2= Hu11 を 構 成 す る材 料 の弾 性 係 数

σxo, 70= BridgeDeck での応力成分

σPt,T1= SideWa11 での応力成分

crPt2= Hul1 の垂直応力成分

s1, s2, s3, s4, s5, m1, m2=ShearLag を 考 慮 した 為

の 応 力 成 分 の修 正 に 関 す る 量

2-2 応 力 分布 の 仮

第1図 に 示 され る如
き長 さ方 向に 一 定 の 断
面 寸法 を有 す る箱 型 船
体 模 型 につ い て 考 え
る。 この模 型 の縦 曲 げ
に よ る応 力分 布 を求 め
るた め,先 ず 最 初 に
House及 びHuU共 に
BeamTheoryに 従 う

もの と してBleichの
第 1 図
方 法 で各 部 の曲 げ モ ー
メ ン ト:.M1,砥 及 び 引

張応 プ
プS1,Sev)を 決 定
し,然 る後 にHouse
のみ にShearLagの

影 響 を 考 慮 し てReis-

snerの 方法でそれを

修 正 す る。 そ の た め

Shear'Lagに よ る附 加
にむ

応 力成 分 と して 第2図
に示 さ れ る如 く,7個

第 2 図 の量 を考 慮 し,Bridge
上 部 構 造 の 効 き に 関 す る研 究 123

Deckに は2次 のParabola状 の応 力成 分 ま で,Wa11で は2次 のParabolaの 代 りに3次 の もの を附 加 す る事

に す る。 特 にWa11の 端 部 で は 更 に高 次 のParabola状 の 応 力 成 分 を 考 慮 す る程,実 際 の応 力分 布 の 形 状 に 近


づ け る事 が 出来 る が,極 端 に 短 いHouseで な い 限 り端 部 で の 応 力 分 布 の 形 状 は 他 の部 に 余 り大 な る影 響 を 及 さ

ない もの と考 え て3次 の項 のみ に と どめ た 。 斯 様 な仮 定 を用 い る とBridgeDeck,SideWa11及 びMainHull


で の 長 さ方 向 の 応 力は 夫 々次 の様 に 表 わ され る.

(1)

(2)

(3)

こ こで 新 し く附 加 され た 応 力 成 分 は 次 の諸 条 件 を 満 足 して居 ら なけ れば な らな い 。 即 ち 各 部 の 結 合 部 に 於 け る縦

歪 の連 続 条 件,長 さ方 向 の合 力 が0で あ る事 及 び 附 加 応 力 に よ る全 モ ー メン トが0で あ る事 で あ る。 従 つ て


(4)
(5)

(6)

(7)

又 附 加 応 力 に よ る擁 み の変 化 のた め,UpperDeckの 反 力4も 変 化 す る筈 で あ るが,そ の影響は後で考慮す る


事 と し今 は一 応 考 慮 しな い で お け ば,Hu11で の モ ー メン トの 平 衡 条 件 と して 次 式 が 成 立 しなけ れば な ら な い.

(8)
(4),(5),(6),(7)及 び(8)式 を 用 い てs1,s2,s3,s4及 びs5をm1及 びm2で 表 わ せ ば 次 の 如 くな

る.

(9)

但し

2-3 歪 エ ネ ル ギ ー 最 小 の 条件
7個 の附 加 応 力 成 分 中 の2つ の 不 静 定 量 は歪 エ ネ ル ギ ー最 小 の 条 件 を 用 い て 決定 す る。 そ の た め 先 ず σx0及 び
σ。1を 用 い応 力 の平 衡 条 件 式 に よ りBridgeDeck及 びWa11で の勢 断 応 力70及 び γ1の 形 を 決 定 し,σx=
∂珊 ∂y,7=一 ∂研 εxと な る よ うな 応 力 函 数 を 求 め る と両 部 分 に つ い て 夫 々次 の如 くな る.

(10)

(11)

今 各部 の横 方 向 の歪 は 生 じな い も の と仮 定 す れ ば,歪 エ ネル ギ ーは 鋤 及 び7の み の函 数 で 表 わ され,House'


124 造 船 協 会 論 文 集 第 100 号

の 存 在 す る部 分Zに つ い て の 船 体 の 全 歪 エ ネル ギ ー π は 次 式 で 与 え られ る.

(12)

矛7が 最 小 と な る た め の条 件 は上 式 の附 加 応 力 に 関 す る 変 分 がoで な け れ ば な らな い。 即 ち

(13)

処 が下 線 を 施 した 部 分 は,(4),(5)及 び(6)式 を用 い る と常 に0と な る事 が 判 る。 従 つ て(13)式 が常に


成 立 す るた め に は 残 りの項 の二 重 積 分 の項 の和 及 び 一重 積 分 の項 の 和 が夫 々0で な け れ ば な らな い事 とな り,前
者 よ り歪 エ ネ ル ギ ー最 小 の 条 件 に 対 す る微 分 方 程 式 が 得 られ,後 者 は そ の境 界 条 件 とな る。 今HouseはShear
Lagに よつ て長 さ方 向 の 各Fiberが そ の方 向 に互 にず れ る だ け で あつ て 直接 曲率 の変 化 には 影 響 を 与 えな い も

の と仮 定 し,歪 エ ネ ル ギ ー の変 分 に 於 い てWa11の 部 分 の 曲 げ 応 力 は仕 事 を しな い もの と し,2個 の不 静 定 量 と


してm1及 びm2を 選 び,δm2=0及 び δm1=0の 各 場 合 につ い て整 理 すれ ば 夫 々次 の2つ の方 程 式 が得 ら れ
る。

(14)
(15)

但し

N2(x)=.42S二(N2はBleichの 論 文 中 の 記 号 と 同 意 義)

r£`,θ2`はr1δ,θ1`の φjの 代 り に ψjを 代 入 した もの


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上 部 構 造 の効 きに 関 す る研 究

ψjは φjの[]内 の第1項 を 省略 し且 つ λi1の代 りに λi2を 使 用 した もの.


2-4 Shear Lag を 考 慮 した後 の 修 正
以 上 の計 算 に 於 い て はqの 変 化 を 考 慮 しな か つ た 。 処 が 附 加 応 力 のた め にHouse及 びHullは 変 形 し,そ の
た めUpperDeckの 反 力4が 変 化 して これ が 又応 力分 布 に影 響 を与 え る筈 で あ る.
Hullの 方 は 最 初 か らBeam Theoryを 適 用 してい るか ら附 加 応 力 に よる 曲率 の 変 化 は 直 ち に 求 め る事 が 出来

るが,Houseで はShear Lagを 考 慮 して い る か ら,厳 密 に 曲率 の変 化 を 求 め る 事 は 困 難 で あ る。 そ れ 故 前 に


も仮 定 した 如 く,Shear Lagそ の もの の た め に 各Fiberは 長 さ方 向 にず れ る が,曲 率 の 変 化 は 近 似 的 に 附 加 応
力に よつ て 生 じたHouseの 断 面 の 図心 の まわ りの 曲げ モ ー メン トに 比 例 す る もの と してBeam Theoryを 適用
し得 る もの とす る。 こ の様 に 仮 定 す れ ば,(8)式 を 最 初 か ら9の 変 化 を考 慮 した関 係式 に して お き,δW=0
の式 と連 立 させ て解 く事 も 出来 るが,今 考 慮 して い る修 正 量 は 余 り大 で ない も の と考 え て次 の よ うな 近 似 法 を 用
い る事 に す る.

即 ち 今 述 べ た 仮定 を用 い てHouse及 びHullの 附 加撓 み の 差 に よ るUpper Deckの 反 力 の変 化 量Δqを 求


め,House及 びHullは そ の反 力 に等 しい 荷 重 を 受 け て 変 形 す る もの と し,両 者 の縦 歪 がUpperDeckの 所で

連 続 す る とい う条 件 を 用 い て 解 け ば,修 正 モ ー メン トΔM1,ΔM2及 び 修 正 引 張 応 力ΔS1,ΔS2は 次 の 如 くな


る.

(16)

(17)

(18)

但 し

§3. 計算 値 と実 験 値 との 比 較

3-1 箱型模型試験

以 上 述 べ た計 算 法 に よ る値 と実 験 値 とを 比 較 す るた め 鋼 製 箱 型 模 型 の均 一 曲げ 試 験 を行 つ た 。 模 型 及 び 荷 重 装
置 等 は 日本 造 船 研 究協 会,第11研 究 部 会 に 於 い て使 用 され た もの6)を 用 い,Houseの 長 さ を夫 々1000mm,
750mm,500mm,250mm及 び100mmの5種 類 に 変 え て均 一 曲 げ 荷 重 を 加 え,各 部 の縦 歪 分 布 を抵 抗線 歪 計

を使 用 して 実 測 した.
3-2 均 一 曲 げ荷 重 を受 け る場 合 の 解

均 一 曲げ 荷重 を受 け る場 合 に は,模 型 が〓 に 関 して 対 称 で あ るか ら,Mi及 びNiは 偶 函数のみで 表 わ さ


れ,(14)及 び(15)式 の微 分 方 程 式 及 び そ の 一 般 解 は 夫 々次 の 如 き形 を と る.
(19)
(20)

但し

6) 上 部 構造 の効 きに 関 す る研 究,日 本 造 船 研 究 協 会 報 告,第11研 究 部 会,昭 和 30 年 9 月


126 造 船 協 会 論 文 集 第 100 具

Aij, Jij=常 数, Cij=任 意 常 数

任意常数 砺 は境 界条件 よ り定め られ る もので,先 に変分 の際 に出て来 た ところの境界条件式

(21)

はx=0,即 ち 爽 で は 対 称 の条 件 よ り7=一 ∂測 ∂x=0な る事 並 び にHouseEndで の応 力は 変 分 の際 に 勝 手


に 変 化 させ な い 事 よ り[δHi]x=0の2条 件 を 用 い る と0と な る 。 従 つ て 任意 常 数Cは 次 の境 界条 件 を 用 い

て決 定 す る 。 即 ちHouseEndで は 実 際 は そ の下 縁 以 外 の部 分 で は 応 力 が 存 在 しな い が,今 考慮 して い る附 加 応
力成 分 に よつ て は 完 全 に そ の 状 態 を 表 わ す 事 は 出来 ない か ら,Bleichの 解 に 於 い て 生 じる て い る とこ ろ の端 部
で の 引張 力 及 び 曲 げ モ ー メ ン トを 出来 るだ け 小 さ くす る よ うに 決 定 す る。 そ の ためMaに 対 してm1を,ε1に

対 して33を 用 い て そ れ 等 を 打 消 す よ うに す れ ば,次 の如 くな る.

(22)

(23)
尚,こ の 模 型 に於 け るUpper
Deckの 横 方 向 の 曲げ 圃 性 は

SideShe11の そ れ に 比べ て

小 さい 事 及 びDeckの 垂 直方
向 のStiffnessFactorκ の
効 き方 は4/π 隅に比 例 す る
故,本 計 算 に於 い て は近 似 的
にUpperDeckを 両 端 固定
の梁 と見 徹 してKを 算 定 し,
κ/E2=3.965×10畷 な る値 を

用 い た.
3-3 計 算 値 と実 験値 との

比較
実 験 結 果 の中 でHo囎eの

最 も長 い場 合(Z=1000mm)
及 び最 も 短 い 場 合 σ=ユ00
mm)に つ いての 縦歪分布に

関 して 計 算 値 と実 験 値 とを 比
較 した も のが 第3図 で あ る。
図 中 の × 印は 実 験 値 を 示 し,
実 線 は 本 理 論 に よる もの,点
線 はBleichの 理 論 に よ る値
で あ る。Ho囎eの 長い場合
に は 両理 論 の差 は 両 端 部 以 外
で は 僅 少 で あ るが,短 い 場 合

で は 可 成 りの差 異 が 認 め られ
る。 尚 本 模 型 ではKIEの 値

が 非 常 に 小 さい が,こ の値 が
大 き くな れ ばHouseに 作用
す る勢 断 力 が 大 とな りShear
La蜜 の 影響 も大 に な る 筈 で

第 3 図 あ る。 又Wa11の 端部では実
上 部 構 造 の効 き に 関す る研 究 127

験 値 の方 が 小 さ くな つ て い るが,こ れ は 附 加 応 力 成 分 と して3次 のParabolaの 項 ま で しか 考 慮 して居 らな い 為


で あ る。 処 が 非 常 に 短 いHouseの 場 合 に於 い て も中 央 部 で は 可 成 り良 く 一致 して い る故,House端 での応力分

布 を 問 題 に しなけ れ ば この 程 度 で 差 支 え な い よ うに 思 わ れ る.

§4. 結 言

上 部 構 造 の 応 力分 布 に関 す るShear Lagの 影 響 を 調 査 し,Bleichの 理 論 の適 用 範 囲 を 調 べ る と共 にShort


Houseの 取 扱 い 方 を研 究 す るた め,先 ずShear Lagを 考 慮 した 曲げ 計 算 式 を 導 き実 験 結 果 と比較 して ほ ぼ 満

足 す 可 き結 果 を得 た。 尚,Superstructureの よ うに 外 板 とWallと が 連 続 して い る場 合 に は 如 何 に 考 え る可 き
か,或 い はUpperDeckのStiffness FactorKが 長 さ方 向に 変 化 す る場 合 は 如 何 な る方 法 が 最 も適 切 で あ る
か,又 実 船 の場 合 に はKの 評 価 を 如 何 に す 可 きか,Al合 金 を 上 部 構 造 に使 用 した場 合 に は 如 何 な る利 害 が 生
ず るか 等 に 関 して多 くの問 題 が 残 され て い るが,こ れ 等 に関 しては 引続 き研 究 を 行 う予 定 で あ る.
終 りに 本理 論 の計 算 を担 当 され た 大 学 院 学 生 上 田幸 雄 君 並 び に福 井 隆 雄 君 及 び主 と して 実 験 を 担 当 され た 助 手

福 岡広 行 君 並 び に大 学 院学 生 安 川 度 君 に 深 く感 謝 す る.

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