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資格試験・資格取得の情報サイト>公務員総合サイト>公務員試験の内容と種類、具体的な対策ポイントおしえます!>【国家総合職】試験の対策・勉強法を徹底解説!
資格の学校TACだからできる!
【国家総合職】試験の対策・勉強法を徹底解説!
このページでは、公務員試験の国家総合職に絞って、出題傾向と対策方法・勉強法などを解説します。
公務員試験のキホンを知りたい方は、「公務員試験とは?」を、一般的な公務員試験の内容を知りたい場合は、「公務
員試験の内容と種類」をご覧ください。
採用試験のスケジュール
最終目的は官庁訪問で内々定をもらうこと。まずは「官庁訪問のチケット」を手に入れるために、春または秋に行われ
る国家総合職試験で最終合格する必要があります。
大学3年・4年で受験する場合
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大学4年・既卒で受験する場合
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Point!
最終目的は官庁訪問で内々定をもらうことです。
まずは「官庁訪問のチケット」を手に入れるために、春または秋に行われる国家総合職試験で最終合格する必要があり
ます。
春試験と秋試験で内容や傾向が違いますので、それぞれの対策が必要です。
最終合格すれば、官庁訪問に挑む権利が3年間与えられます。
1.春試験の内容と攻略ポイント
大卒程度試験(法律/経済/政治・国際)
1次試験 [4/25(日)|2021年度]
基礎能力試験(択一式) [3時間/40題解答]
配点比率 2/15
配点比率は低いが科目の種類と問題数が多いため、効率よく解く必要がある。 数的処理は独学では点が伸ばしづらい試験。
必須解答 数的処理・文章理解・自然科学・人文科学・社会科学・時事
知能分野(27問)
知識分野(13問)
自然科学(物理、化学、生物、地学)
人文科学(思想、日本史、世界史、地理)
社会科学(法律、政治、経済)
時事
Point!
5割程度が目安! 知能分野が最重要科目。積極的に点を固めていこう!
知識分野は効率的に点を拾っていく。
専門試験(択一式) [3時間30分/40題解答]
配点比率 3/15
大学の学部で学ぶ科目。配点比率はやや高め。
1.法律区分
2.経済区分
3.政治・国際区分
Point!
2次試験 [5/23(日)∼6/11(金)|2021年度]
専門試験(記述式) [4時間/3科目解答]
配点比率 5/15
択一で出題された内容を文字に書き起こせるかが問われる試験。配点比率が高いため筆記試験での山場となる。
1.法律区分
※ 公共政策は1 題のみ選択可能
2.経済区分
※ 公共政策は1 題のみ選択可能
3.政治・国際区分
Point!
6割が目安! 専門択一試験と重複する科目が受験しやすい
知識の丸暗記では文章に書き起こすことは難しい。 理解 が必要。
答案を書く・添削を受けるの繰り返しでコツを掴みましょう 。
政策論文試験 [2時間/1題]
配点比率 2/15
Point!
6点が目安! 資料の使い方が大切
人事院面接 [15分∼20分程度]
配点比率 3/15
面接官3名 対 受験生1名の形式で実施。人柄や対人能力の評価
Point!
C評価(5段階)が目安! 面接官と楽しく会話ができるか?
院卒者試験(行政)
1次試験 [4/25(日)|2021年度]
基礎能力試験(択一式) [2時間20分/30題解答]
配点比率 2/15
解答数は大卒程度試験より10題少ない30題。知能分野が24題(80%)、知識分野が6題(20%)と、極端な偏りを見せているため、数的処理と文章理解
の2科目でほぼ勝負が決まる試験。
必須解答 数的処理・文章理解・自然科学・人文科学・社会科学・時事
知能分野(24問)
文章理解(8 問)
判断推理、 数的推理 、空間把握、資料解釈(16 問)
知識分野(6問)
自然科学
人文科学
社会科学
時事
Point!
大卒程度試験と共通の問題が出題される 数的処理と文章理解の2科目でほぼ勝負が決まる!
ある程度科目を絞った効率的な学習がオススメ
専門試験(択一式) [3時間30分/40題解答]
配点比率 3/15
大卒程度試験と共通の問題が出題され、出題数や必須・選択解答の区分も同一。大学の学部で学ぶ科目。配点比率はやや高め。
1.法律区分
2.経済区分
3.政治・国際区分
Point!
専門試験は2次の記述試験でも使うので、重複する科目に力を入れて学習すれば効率的!
2次試験 [5/23(日)∼6/11(金)|2021年度]
専門試験(記述式) [4時間/3科目解答]
配点比率 5/15
専門記述試験も大卒程度試験と基本的に共通の問題が出題されますが、選択の幅は各段に広く、全14科目から3科目を選択できる。大卒程度試験には出
題されない、院卒者試験独自の科目として、商法・刑法・民事訴訟法の3科目が含まれる。
配点比率が高いため筆記試験での山場となる。
全14科目中3科目の選択解答制
次から3科目 政治学、行政学、国際関係(2)、公共政策(2)、憲法、行政法、民法、商法、刑法、民事訴訟法、国際法、経済理
論、財政学、経済政策
※ 国際関係または公共政策を含む選択の場合は、2科目または3科目解答
Point!
大卒程度試験と基本的に共通の問題+αの14科目から3科目を選択解答
専門択一試験と重複する科目が受験しやすい
知識の丸暗記では文章に書き起こすことは難しい。 理解 が必要。
答案を書く・添削を受けるの繰り返しでコツを掴みましょう 。
政策課題討議試験 [概ね1時間30分程度]
配点比率 2/15
<官僚候補としての総合力が試される討論試験>
与えられた課題についてのグループ討議。筆記試験では計れない、受験生のプレゼンテーション能力やコミュニケーション力が評価される試験。院卒者
としての高度な知識に加え、官僚候補としての総合力が試される。
※ 課題に関する資料には英文によるものが含まれています。
1. 6 人1 組のグループ
2. レジュメ作成 25分
3. 個別発表 3分/1人
4. グループ討議 30分
5. 討議を通じて考えたことを個別発表 2分/1人
人事院面接 [15分∼20分程度]
配点比率 3/15
面接官3名 対 受験生1名の形式で実施。人柄や対人能力の評価
Point!
C評価(5段階)が目安! 面接官と楽しく会話ができるか?
2.秋試験の内容と攻略ポイント
大卒程度試験(教養)
1次試験 [10/3(日)]
基礎能力試験(択一式)
Ⅰ部 [2時間/24題解答]
科目 数的処理、文章理解
Ⅱ部 [1時間30分/30題解答]
科目 自然科学、人文科学、社会科学、時事
総合論文試験 [4時間/2題解答]
Ⅰ 政策の企画立案の基礎となる教養・哲学的な Ⅱ 具体的な政策課題に関するもの
考え方に関するもの
Point!
2次試験 [11/18(木)∼11/26(金)]
企画提案試験 [4時間/3科目解答]
Ⅰ部(小論文) [2時間/1題]
事前に課題と資料が与えられ、解決策を提案する。
Ⅱ部(プレゼン+質疑応答) [1時間程度]
小論文の内容について試験官に説明。その後質疑応答。
政策課題討議試験 [2時間程度]
課題に対するグループ討議によるプレゼンテーション能力やコミュニケーション力などについての試験
1. 6人1組のグループ
2. レジュメ作成(20分)
3. 個別発表(3分)
4. グループ討議(45分)
5. 討議を通じて考えたことを発表(2分)
人事院面接 [15分∼20分程度]
面接官3名 対 受験生1名の形式で実施。人柄や対人能力の評価
Point!
3.官庁訪問の内容
開始
訪問のルール
第3クール 同一省庁に2日連続しての訪問は不可
第4・第5クール 連続訪問OK。第5クール12:00以降に「内々定」発表!
だが、 事実上の内々定はそれ以前に暗示されてはいる
何をするのか?
原課(具体的な政策を作っているところ)、人事課を含め様々な人と面接(面談に近いものもある)をして、その省庁のカラーにあっているかどうかを
判断される
難易度
この官庁訪問をクリアしないと就職できない。倍率2.5倍程度
4.どうやって勉強する?
気になる職種が見つかり、公務員試験制度についても、何となくお分かりいただけたかと思います。
では、実際に公務員を目指す場合どのように勉強すればよいでしょうか?
独学で勉強する?予備校をつかって勉強する?
公務員試験も受験勉強と同じで、参考書などを自分で購入し自身でスケジュールを立てて勉強する独学 と、費用がかか
るものの、教材は用意してもらいスケジュールも管理してくれる予備校 を利用するかの2択です。
違いを見ていきましょう。
受験対策予備校 独学
○頻出論点を中心に、過去の試験情報を基にしたカリキュラムで
▲教材の選定から学習計画まで、全て自分で管理して進めな
効率的に学習できる。
ければならない。
学習
効率 ○出題トレンドに合った教材・情報が提供される。
▲疑問点は、問題の解説や参考書を見ながら自分で解決しな
くてはならない。
○疑問点は講師に直接質問して、すぐに解決することができる。
▲公務員試験に関する情報は、自分で探さなければならな
○全国の公務員試験の情報が蓄積されており、それらが見放題。
い。
情報
力 ○最新情報は担任講師が随時教えてくれるので、あとは自分なり
▲各科目を学習しながら、試験の最新情報を自分で探して得
に理解すればOK。
なければならない。
○面接復元シートなどで、質問事項・雰囲気・形式などの情報は ▲各試験の面接情報が手に入らず、試験種ごとの的を射た対
事前に入手できる。 策ができない。
面接
対策
○模擬面接で試験種ごとに対策できるから、本番に自信を持って ▲実践練習の場が得られず、うまく話せるか不安な状態で本
臨める。 番に臨むことになる。
【結論】 独学は地図とコンパス。予備校はカーナビです。
公務員になることを最終的な目標として旅に例えると、 地図(教材)やコンパス(スケジュール)を自分自身で準備 し
てゴールを目指すのが独学。自分で運転しなければなりませんが、ゴールまで最も効率的なルートに導いてくれるのが
予備校(カーナビ)と言えるでしょう。
今回の受験でどうしても合格したい!と考えるならば、受験対策予備校の利用がおすすめ。
5.受験対策予備校の選び方
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