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読解・作文 3B

第 12 週:社会

【読んだ後で:私たちとメディア】
せいかつ
私たちは、様々なメディアとともに生活している。例えば、インターネットを使うと、い
じょうほう けいたい で ん わ
ろいろな 情 報 を簡単に手に入れることができる。携帯電話などのモバイルを使えばいつで
も、どこからでもアクセスが可能だ。そして、インターネットで映画やニュースを見たり、買
しゅみ さが かつどう
い物やオークションをしたり、同じ趣味の友達を探したりするなど、様々な活動ができるよう
ふきゅうりつ
になった。インターネットの普及率を見てみると、1998 年には 13.4%だったが、2006 年には
きゅうげき
68.5%になった。利用する人が 急 激 に増えている。
えいきょう ぎろん
しかし、インターネットには問題も少なくない。子供に悪い 影 響 があるという議論をくり
かえ しんよう ふく
返されてきた。確かに、多くの情報が流れているので、信用できない情報も含まれている。ま
ぼうりょく かずおお あいて
た、 暴 力 シーンなど、子供に見せたくないサイトも数多くあるし、相手が見えないので、知
はんざい かんけい
らないうちに犯罪に関係してしまうかもしれない。
かんきょう まも がい
このような 環 境 から子供を守るために、フィルタリング・システムがある。これは、害が
さいきん じけん ま こ
あるサイトにアクセスできないようにするシステムだ。最近、子供が事件に巻き込まれるケー
スが多いので、フィルタリング・システムなどの方法を使って、情報やメディアから、子供を
守ろうという人が増えている。
かいけつ ぜんぶ
だが、それだけでは、問題は解決できない。情報を全部チェックすることができないし、
ばんぐみ しゅるい
メディアはインターネットだけでなく、他にもいろいろある。テレビは番組の種類も多く、
よなか ほうそう ざっし しゅっぱん こうこく
夜中でも放送している。本や雑誌やマンガは毎日 出 版 されているし、どこへ行っても広告が
こうずい
目に入る。私たちの生活には、いいものも、悪いものも、情報が洪水のように流れている。
いっしょ りかい ひつよう
メディアと一緒に生活していくには、情報をいろいろな面から理解する力が必要だ。例え
たちば
ば、メディアの情報が本当かどうか考えたり、その内容がどんな立場から作られているか知る
たいせつ そだ げんじつ
ことが大切ですある。子供のころからメディアを読む力を育てれば、現実の社会を生きていく
ひじょう やく た
ときに、非常に役に立つだろう。

■本文設問:
あ ちが
(1)本文の内容と合っているものに○を、違っている者に×を書いて下さい。

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読解・作文 3B
第 12 週:社会

ふきゅうりつ やく ばい
1.( )インターネットの普及率は 1998 年から 2006 年の間に約5倍になった。
もんだい はな あ
2.( )インターネットの問題は今まであまり話し合われてこなかった。
げんいん じけん ま こ
3.( )インターネットが原因で、子供が事件に巻き込まれるケースがある。
がい まも
4.( )フィルタリング・システムは子供を害のあるサイトから守るために作られ
た。
じょうほう かんたん
5.( )フィルタリング・システムを使えば、いい 情 報 か、悪い情報か簡単にわか
る。
りかい
6.( )ひとつの情報はいろいろな理解のしかたがある。
たちば
7.( )メディアの情報がどんな立場から作られているか、知ることはできない。

(2)次の質問に答えてください。

1.インターネットのいいところと、悪いところは何ですか。

・良いところ:________________________________________

・悪いところ:________________________________________

2.毎日たくさんの情報がある中で、私たちはどのようにすればいいでしょうか。

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