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M.inf'eq - Tutorial 4 For Theoretical Test
M.inf'eq - Tutorial 4 For Theoretical Test
第4 章 建設現場で使われるあいさつ・用語・共同 生活上の注意
けんせつ げ ん ば にちじょう つか とくべつ ことば ようご つか
AE 建設 現場 では、 ⽇ 常 ではあまり 使 われない 特別 な ⾔葉 や ⽤語 が 使 われます。こ
EA AE A E E A AE AE AE EA AE AE AE AE AE AE
きんきゅう じ よ
4.1.1 「おはようございます」
あさ きほん あさはじ であ ひと
「おはようございます」は、朝 のあいさつの基本です。朝 初 めて出 会った⼈ に「おはよ
A
うございます」とあいさつをしましょう。
あんぜん
4.1.2 「ご安全に」
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も さぎょう げ ん ば い
持ちになって作 業 現場に⾏くことができます。
4.1.3 「おつかれさまです」
あいて しごと くろう たい かんしゃ ねぎら い み ことば
「おつかれさまです」は、相⼿の仕事や苦労に対 して、感 謝 して 労 う意味の⾔葉です。
ごあんぜん ちが けんせつげん ば はたら ひと
「ご安全に」とは違 って、
「おつかれさまです」は、建 設 現 場だけではなく、 働 く⼈ がい
ばしょ つか ことば じむしょ きゅうけい ば し ょ ろうか ちが
る場所であれば、どこでも使 える⾔葉です。事務所や 休 憩 場所、廊下などですれ違 ったと
つか しごと お かえ ひと たい げんき
きにも使 えます。仕事が終わって帰 る⼈ に対 しては、
「おつかれさまでした!」と元気よく
こえ
声 をかけましょう。
くろう
4.1.4 「ご苦労さま」
しつれい
4.1.5 「失礼します」
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います。
はな あいて だれ かいわちゅう とき いそ つた
話 したい相⼿が誰 かと会 話 中 の時 に、急 いで伝 えなければならないことがあるときに
しつれい い
は、「失 礼 します」と⾔います。
しごと ひと さき かえ さき しつれい
仕事をしている⼈ より先 に帰 らなければならないときには「お先 に失 礼 します」という
つか かた たい つか い
使 い⽅ をします。それに対 しては、「お疲 れさまでした」と⾔いましょう。
あぶ
4.1.6 「危ない」
けんせつ げ ん ば つか ようご
4.2 建設現場で使われる用語
います。
すみだ かん ようご
4.2.1 墨出しに関する用語
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に ずみ しょうがいぶつ すみ だ ばあい ひ せん かえ すみ い
【逃げ墨 】障 害 物 などにより、墨 が出せない場合に引く線 です。
「 返 り墨 」とも⾔います。
きじゅん すみ いってい すんぽう はな へいこう えんちょうせんじょう すみ だ きじゅん
基 準 になる墨 から⼀ 定 の⼨ 法 を離 して、平 ⾏ または 延 ⻑ 線 上 に墨 を出します。基 準
すみ はな ひ はな に すんぽう か
になる墨 からどれだけ離 して引いたのかがわかるように、離 した(逃げた)⼨ 法 を書いて
おきます。
ろくずみ すいへい ひょうじ きじゅんたか すみ い こしずみ みずずみ すいへい
【陸 墨 】⽔ 平 を表 ⽰ する基 準 ⾼ さの墨 で、
「りくずみ」とも⾔います。腰 墨 、⽔ 墨 、⽔ 平
ずみ い
墨 とも⾔われます。
た ずみ かべ はしら めん ひょうじ すいちょくほうこう せん
【⽴て墨 】壁 や 柱 などの⾯ に表 ⽰ した、 垂 直 ⽅ 向 の線 です。
じ ずみ ゆか すいへいめん ちょくせつ つ すみ
【地 墨 】床 など⽔ 平 ⾯ に 直 接 付ける墨 のことです。
し あ ずみ とお しん く た い めん し あ すんぽう きにゅうひょうじ すみ
【仕上げ墨 】通 り芯 や躯体 ⾯ からの仕上がり⼨ 法 を記 ⼊ 表 ⽰ した墨 です。
かべしん かべ ちゅうしん とお せん
【壁 芯 】壁 の 中 ⼼ を通 る線 です。
はしらしん はしら ちゅうしん とお せん
【 柱 芯 】 柱 の 中 ⼼ を通 る線 です。
おやずみ とお しん ろくずみ つぎ こうてい
【親 墨 】通 り芯 や陸 墨 のような、次 の⼯ 程 の
すみだ さぎょう きじゅん せん さ おや
墨出し作 業 の基 準 となる線 のことを指して「親
ずみ い
墨 」と⾔います。
かね ふ ちょっかく すみ だ さぎょう
【矩 を振る】直 ⾓ の墨 を出す作 業 のことです。
すみ つ もくぞう ぶ ざ い かこう めじるし
【墨 付け】⽊ 造 部材に、加⼯のための⽬ 印 をつけることです。
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や かた かん ようご
4.2.2 遣り方に関する用語
ど こ う じ かん ようご
4.2.3 土工事に関する用語
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も ど しゃめん へいたん と ち ひく と ち どしゃ も あ たい ちひょう つく
【盛り⼟】斜 ⾯ や平 坦 でない⼟地、低 い⼟地に⼟砂を盛り上げて、平 らな地 表 を作 るこ
とです。
だんき きゅう しゃめん も ど も ど すべ お
【段切 り】 急 な 斜 ⾯ に盛 り⼟ をするとき、盛 り⼟ が 滑 り落 ちないようにするために、
かいだんじょう じばん けず
階 段 状 に地盤を削 ることです。
しめがた どしゃ たい あつりょく くわ りゅうし ど う し すきま すく
【締 固 め】⼟砂やアスファルトに対 して 圧 ⼒ を加 えることで、粒 ⼦ 同⼠の隙間を少 なく
みつど たか みつじつ い ほそうこうじ
して密度を⾼ める(「密 実 」と⾔います)ことです。たとえば舗装⼯事などをするときにし
ろばん つく しめがた おこな
っかりとした路盤を作 るために締 固 めを ⾏ います。
てんあつ つか つち しめがた こがたきかい
【転 圧 】タイヤローラーなどを使 って⼟ を締 固 めることです。ランマなどの⼩型機械で
わりぐりいし じゃり しめがた てんあつ い
割 栗 ⽯ や砂利などを締 固 めることも転 圧 と⾔います。
う もど ちちゅうはり ち か こうじ かんりょう ご たてものないがい ど ま した つち い
【埋め戻 し】地 中 梁 などの地下⼯事の 完 了 後に、建 物 内 外 の⼟間 下 まで⼟ を⼊れるこ
とです。
つ かた う もど つち つか みつど たか
【突き固 め】埋め戻 した⼟ を、ランマやプレートなどを使 って密度を⾼ くすることです。
ろばん ほそう ろしょう うえ つく そう
【路盤】アスファルト舗装において、路 床 の上 に作 られる層 です。アスファルトによる
ひょうそう つた ちから ぶんさん ろしょう つた やくわり
表 層 から伝 えられる ⼒ を、分 散 して路 床 に伝 える役 割 をします。
ろしょう ほそう ささ じばん ほそう かりめん やく ぶぶん
【路 床 】舗装を⽀ えている地盤のうち、舗装の仮 ⾯ から約 1m のところにある部分です。
ひょうそう ほそう さいじょうぶ そう
【 表 層 】アスファルト舗装において、最 上 部 にある層 のことです。
じ なわ き そ がいしゅう なわ つか き そ はんい しめ めじるし
【地 縄 はり】基礎の 外 周 に、縄 やビニールひもなどを使 って、基礎の範囲を⽰ す⽬ 印 を
けんちく つか こと ば
つけることです。建 築 で使 われる⾔ 葉です。
ね き じゅうき つか き そ そこ ぶぶん あな ほ くっさく い
【根切り】重 機 などを使 って、基礎の底 となる部分まで⽳ を掘る(「掘 削 」と⾔います)
ことです。
ね い なが ね き そこ き そ くい せんたん なが ふか
【根⼊れ⻑ さ】根切り底 から基礎や杭 の先 端 までの⻑ さや深 さのことです。
す ぼ じばん りょうこう ほうかい おそ ばあい つち くず ふせ ど ど
【素掘り】地盤が 良 好 で、崩 壊 の恐 れがない場合に、⼟ の崩 れを防 ぐ「⼟留め」をしな
おこな くっさく
いで ⾏ う掘 削 のことです。
ど ど のりめん も ど くっさく みぞ くず つち と
【⼟留め】法 ⾯ や盛り⼟、掘 削 した溝 などが崩 れないようにするために、⼟ を留めること
です。
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ようへき ど ど かべじょう こうぞうぶつ とく ようへき い
【擁 壁 】「⼟留め」のうち 壁 状 の構 造 物 を、特 に「擁 壁 」と⾔います。
ばしょう こうじ こうじょう つく せいひん つか げんば
【場所打ち】コンクリート⼯事で、 ⼯ 場 で作 られたコンクリート製 品 を使 わずに、現場
ちょくせつ う こ さぎょう げんば う い
で 直 接 コンクリートを打ち込む作 業 をすることです。
「現場打ち」とも⾔います。たとえ
くい う き せ い くいこうほう ばしょ う くいこうほう
ば、杭 打ちには、
「既成 杭 ⼯ 法 」と「場所打ちコンクリート杭 ⼯ 法 」があります。
う う たた い み けんせつようご なが こ
【打つ】
「打つ」は叩 くことの意味ですが、建設⽤語としては、コンクリートを流 し込むこ
う だせつ い
とを「打つ」または「打設する」と⾔います。
よ ぼ ね き さぎょう ぶん よぶん くっさく
【余堀り】根切りで、作 業 スペース分 だけ、余分に掘 削 することです。
すき と しきち ね き そこ よぶん きふく しょてい たか たい けず と
【鋤 取り】敷地や根切り底 の余分な起伏を、所 定 の⾼ さに平 らに削 り取ることです。
とこ づ けいかくふか くっさく あと ね き そこ せいかく たい し あ
【床 付け】ほぼ計 画 深 さまで掘 削 した後 で、根切り底 を正 確 に平 らに仕上げることです。
くい ま とこ づ せこう くい あいだ つち しゅうへん じ ば ん も あ つち
【杭 間さらい】床 付けのときに施⼯した、杭 の 間 の⼟ や、 周 辺 地盤の盛り上がった⼟
ほ そろ
を掘り揃えることです。
だん ば ね き ふか ばあい ほ つち そと だ はいど い じやま
【段 跳ね】根切りが深 い場合、掘った⼟ を外 に出す(「排⼟」と⾔います)ために、地⼭を
かいだんじょう のこ くっさく ど じゅんじじょうだん は あ
階 段 状 に残 して、掘 削 ⼟を順 次 上 段 に跳ね上げていくことです。
じやま しぜん じょうたい じばん さ ことば
【地⼭】⾃然の 状 態 の地盤を指す⾔葉です。
のりめん けいしゃめん い こうじげんば こうばい くっさくめん
【法 ⾯ 】傾 斜 ⾯ のことで「のり」とも⾔います。⼯事現場では、勾 配 のついた掘 削 ⾯ を
さ
指します。
やま やまど くっさく のりめん くず げんば さいがい おお
【⼭ がくる】⼭留めや、掘 削 した法 ⾯ が崩 れることです。現場の災 害 につながることが多
くあります。
やまど じばん くず やいた つか つち しきち よゆう
【⼭留め】地盤が崩 れないように、⽮板などを使 って⼟ をおさえることです。敷地に余裕
ばあい じばん なな けず こうほう おこな しきち よゆう
がある場合は、地盤を斜 めに削 る「オープンカット⼯ 法 」が ⾏ われます。敷地に余裕がな
ばあい かべ しほこう もう やまど かべ こうほう もち
い場合は、壁 や⽀保⼯を設 ける「⼭留め壁 オープンカット⼯ 法 」が⽤ いられます。
やいた つち ど よう いた
【⽮板】⼟ ⽌め⽤ の板 です。
こう や い た そうご せつごう たんぶ みぞがた はがねせい やいた
【鋼 ⽮板】相互に接 合 できるように、端部を溝 形 にした 鋼 製 の⽮板です。
みず か ね き そこ た みず かまば はいすい
【⽔ 替え】根切り底 に溜まる⽔ を、釜場やポンプで排 ⽔ することです。
かまば みずか ようすい す あな
【釜場】⽔替えのための揚 ⽔ ポンプを据える⽳ のことです。
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やまずな りくち さいしゅ すな かわ さいしゅ すな ほ すいせい たか とくちょう
【⼭ 砂 】陸地より採 取 した砂 です。河 で採 取 された砂 よりも保 ⽔ 性 が⾼ いという 特 ⻑
があります。
みず し うめもど つち みず そそ しめかた う もど みつ
【⽔ 締め】埋 戻 し⼟ に、⽔ を注 ぎながら締 固 めることです。埋め戻 しをより密 にするた
おこな やまど よう こう や い た ひ ぬ しゅうへん ど し ゃ ふちゃく いっしょ
めに ⾏ います。たとえば⼭留め⽤ の鋼 ⽮板を引き抜くと、 周 辺 ⼟砂が付 着 して⼀ 緒 に
で すきま じょうたい う もど ちん か
出てきます。隙間がある 状 態 でそのまま埋め戻 すと、しばらくすると沈 下するため、これ
おさ みず し おこな
を抑 えるために⽔ 締めを ⾏ います。
まんぼう げん ば はい だいすう にんずう まるた き ぐい ほんすう かぞ
【万 棒 】現 場に⼊ るトラックの台 数 や⼈ 数 、丸太・⽊ 杭 の本 数 を数 えることです。
じぎょう き そ こうじ かん よう ご
4.2.4 地業・基礎工事に関する用語
じぎょう き そ した ぶ ぶん こうじ き そ ささ
【地 業 】基礎スラブの下 の部 分 、またはその⼯事のことです。基礎スラブを⽀ えるために、
すな じゃり わりぐりいし す くい もう ざいりょう しゅるい
砂・砂利・割 栗 ⽯ 、捨てコンクリート、杭 などを設 けます。 材 料 の種 類 によりさまざま
じぎょう
な地 業 があります。
き そ けんぞうぶつ おも けんぞうぶつ か じゅう い ちょくせつ じ ば ん つた ぶぶん
【基礎】建 造 物 の重 さ(「建 造 物 荷 重 」と⾔います)を 直 接 地盤に伝 える部分です。
ちょくせつきそ くい き そ
直接基礎、杭 基礎があります。
ちょくせつきそ けんぞうぶつかじゅう ちょくせつ じ ばん つた き そ たてもの ていめんすべ き そ つく
【直接基礎】建 造 物 荷 重 を 直 接 地 盤 に伝 える基礎です。建 物 の底 ⾯ 全 てに基礎を作 る
き そ き そ い とく かじゅう か ぶ ぶん せこう も じ
基礎を「ベタ基礎」と⾔います。また、特 に荷 重 が掛かる部 分 だけに施⼯する「T」の⽂字
さか かたち き そ い じ ばん かた
を逆 さにしたような 形 の基礎を「フーチング」と⾔います。どちらも地 盤 が固 くしっかり
ばしょ つか
とした場所で使 われます。
くい き そ じ ばん よわ ばしょ つく き そ えんとうじょう くい よ はしら かた
【杭 基礎】地 盤 が弱 い場所で作 られる基礎です。 円 筒 状 の「杭 」と呼ばれる 柱 を、固
じ ばん とうたつ けんぞうぶつかじゅう ささ
い地 盤 に到 達 させることで、建 造 物 荷 重 を⽀ えます。
へいばん せきばん い み ことば たてもの
【スラブ】もともと「スラブ」は、平 板 や⽯ 板 を意味する⾔葉ですが、建 物 においては、
ゆか き そ たい ぶ ぶん さ たてもの ささ こうぞう こうぞう
床 や基礎など平 らな部 分 を指します。建 物 を⽀ えるスラブは「構 造 スラブ」、構 造 スラブ
とく き そ ぶ ぶん さ ば あい き そ はり な
でも特 に基礎部 分 を指す場 合 には「基礎スラブ」、梁 が無いスラブを「フラットスラブ」と
い こと ば く あ もち
⾔うように、いろいろな⾔ 葉と組み合わせて⽤ いられます。
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くいじぎょう くい き そ じぎょう きせい くいじぎょう こうくいじぎょう ばしょ う
【杭 地 業 】杭 基礎の地 業 です。既成コンクリート杭 地 業 、鋼 杭 地 業 、場所打ちコンクリ
くいじぎょう
ート杭 地 業 があります。
き そ めんしん じしん はっせい たてもの すいへいりょく きゅうしゅう たてもの つた
【基礎 免 振 】地震が発 ⽣ したときに、建 物 にかかる ⽔ 平 ⼒ を 吸 収 して、建 物 に伝 わ
ちから おさ し く じ しん おお にほん た
る ⼒ を抑 える仕組みのことです。地 震 が多 い⽇本で、ビルやマンションを建てるときに
ひつよう こうほう じ ばん き そ ぶ あいだ もう
必 要 な⼯ 法 です。地 盤 と基礎部の 間 に設 けます。
あし ば か せつこう じ かん よう ご
4.2.5 足場・仮設工事に関する用語
4.2.6 鉄筋・型枠・コンクリート打設工事に関する用語
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す おも すみだし かたわく たて こ よう あつ たい
【捨てコンクリート】主 に、墨出しや型 枠 の建 込み⽤ のために、5 ㎝〜10 ㎝の厚 さで平 ら
う りゃく す い すみだ たか きじゅん つく
に打つコンクリートです。 略 して「捨てコン」と⾔われます。墨出しした⾼ さの基 準 を作
もくてき かたわく てっきん せいかく はいち したじ す おこな
る⽬ 的 のほか、型 枠 や鉄 筋 を正 確 に配置するための下地として捨てコンを ⾏ います。
けっそく むす てっきん てっきん てっきん まじ せんよう けっそくせん
【結 束 】結 ぶこと。鉄 筋 ⼯事では、鉄 筋 と鉄 筋 が交 わっているところを、専 ⽤ の結 束 線
よ どう ぐ つか けっそく かけ かた よ
を「ハッカー」と呼ばれる道 具を使 って結 束 します。「たすき掛 」けや「⽚ だすき」と呼
むす かた
ばれる結 び⽅ があります。
あつ てっきん おお ひょうめん きょり
【かぶり厚 さ】鉄 筋 とこれを覆 うコンクリートの 表 ⾯ までの距離です。
たて こ すみだ せん あ かたわく た さぎょう
【建 込み】墨出し線 に合わせて型 枠 を⽴てていく作 業 のことです。
みず と い かたわく こ う じ かたわく め
【ノロ】セメントを⽔ で溶いたものを「ノロ」と⾔います。型 枠 ⼯事で、型 枠 のつなぎ⽬
すきま も だ い
の隙間からコンクリートが漏れ出すことがあり、これもノロと⾔います。
ふくざつ みぞ か こ つく ぶぶん う こ
【アンコ】コンクリートに複 雑 な溝 や⽋き込みを作 るときに、その部分に打ち込んだコン
まわ ぶざい かた あと と
クリートが回 らないようにするための部材のことです。コンクリートが固 まった後 は取り
はず
外 します。
てんよう おな かたわくざい べつ げんば つか こうじ かくかい こうぞう おな ば
【転 ⽤ 】同 じ型 枠 材 を、別 の現場でも使 うこと。ビルなどの⼯事で各 階 の構 造 が同 じ場
あい つか かたわく うえ かい あ さいどしよう
合 、使 った型 枠 を上 の階 に上げて、再度使⽤します。
だ せ つ ちゅう こうか かた とちゅう かたわく こわ
【パンク】コンクリートの打設 中 や硬化(固 まること)の途 中 で型 枠 が壊 れてコンクリ
なが で しほこう じゅうぶん
ートが流 れ出ることです。「⽀保⼯」が ⼗ 分 でないときにパンクします。
くぎじまい かたわくざい さいりよう かたわく くぎ ぬ と かたわく
【釘仕舞】型 枠 材 の再利⽤のために型 枠 から釘 を抜き取ることです。このことから、型 枠
あと か た づ い み ことば つか
の後 ⽚付けを意味する⾔葉として使 われます。
う こ かたわくない なが こ すきま つ こ
【打ち込み】コンクリートを型 枠 内 に流 し込こんで、隙間なく詰め込むことです。
う かさ かた じょうたい うえ う こ
【打ち重 ね】固 まっていない 状 態 のコンクリートの上 にコンクリートを打ち込むことで
さき う かた う がさ
す。先 に打ったコンクリートが固 まらないうちに打ち重 ねをしないと、コールドジョイン
はっせい がい き お ん みまん とき ふん い な い いじょう とき ふん い な い
トが発 ⽣ します。外 気温が 25℃未満の時 には 150分 以内、25℃以 上 の時 には 120分 以内
う かさ
に打ち重 ねをします。
う かさ てきせつ ばあい お め
【コールドジョイント】打ち重 ねのタイミングが適 切 でない場合に起こるつなぎ⽬のこと
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です。
う つ かた じょうたい うえ う こ
【打 ち継 ぎ】 固 まった 状 態 のコンクリートの 上 にコンクリートを打 ち込 むことです。
こうぞうじょう ぼうすいじょうもんだい はんだん ばしょ たい う つ
構 造 上 や 防 ⽔ 上 問 題 ないと判 断 した場所に対 して「打ち継ぎ」をします。
しめかた ど こうじ で ことば だせつ う こ
【締 固 め】⼟⼯事でも出てきた⾔葉ですが、コンクリート打設では、打ち込んだコンクリ
しんどう かたわく たた
ートをバイブレータで振 動 させたり、型 枠 をゴムハンマーで叩 いたりして、コンクリート
すきま な みつ
の隙間を無くして密 にすることです。
う こ みつ じょうたい かたわく
【タンピング】スラブに打ち込んだコンクリートが密 な 状 態 になるように、スラブ型 枠
ひょうめん たた
の 表 ⾯ を叩 くことです。
ね ま こつざい きんいつ ま あ
【練り混ぜ】セメントと⾻ 材 を均 ⼀ に混ぜ合わせることです。
はいごう つく かくざいりょう わりあい
【配 合 】コンクリートを作 る 各 材 料 の割 合 のことです。
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とお ちょくせん じょうたい ま ゆが ばあい とお
【通 り】 直 線 になる 状 態 のことです。曲がっていたり、歪 んでいたりした場合は、
「通
わる い ちょくせん かくにん さぎょう とお み
りが悪 い」と⾔います。 直 線 になっているかどうかを確 認 する作 業 のことを「通 りを⾒
い
る」と⾔います。
つら ひょうめん さ こと ば い
【⾯ 】 表 ⾯ のことを差す⾔ 葉です。「めん」とも⾔います。
つらいち ぶざい ひょうめん たい じょうたい あらわ ことば つらいち
【⾯ ⼀ 】2 つの部材の 表 ⾯ が平 らにそろっている 状 態 を 表 す⾔葉です。
「 ⾯ ⼀ にする」
い つか
と⾔うように使 います。
そ おうじょうたい せん きょくめん さ ことば
【反り】凹 状 態 になった線 や 曲 ⾯ を指す⾔葉です。
むく とつじょうたい せん きょくめん さ ことば
【起 り】凸 状 態 になった線 や 曲 ⾯ を指す⾔葉です。
ろく すいへい さ い すいへい や ね ろく や ね い
【陸 】⽔ 平 なことを指し、「りく」とも⾔います。たとえば、⽔ 平 な屋根を陸 屋根と⾔い
ます。
ふろく ひょうめん でこぼこ じょうたい あらわ こと ば い
【不陸】表 ⾯ などが凸 凹 になっている 状 態 を 表 す⾔ 葉です。
「ふりく」とも⾔います。
め ちが いた つぎあわ たが めん おな へいめん
【⽬ 違 い】板 やボード、タイルなどを継 合 せたとき、お 互 いの⾯ が同 じ平 ⾯ とならないと
め じ あらわ こと ば
きや、⽬地がずれていることを 表 す⾔ 葉です。
おが ちょくりつ たてもの かたむ ようす あらわ ことば
【拝 む】 直 ⽴ しているべき建 物 などが 傾 いている様⼦を 表 す⾔葉です。
かね ちょっかく
【矩 】 直 ⾓ のことです。
ころ ほんらいすいちょく はしら かべ かたむ じょうたい い はしら けいしゃ
【転 び】本 来 垂 直 であるべき 柱 や壁 が 傾 いている 状 態 を⾔います。 柱 を傾 斜 させ
つか とき つか
て使 う時 にも使 います。
に と すんぽうじょう おさ じょう よゆう ざいりょう かこう ご さ
【逃げ】あらかじめ取っておく⼨ 法 上 や納 まり 上 の余裕のことです。 材 料 の加⼯誤差
げんば と つ ご さ きゅうしゅう に と
や、現場の取り付け誤差などを 吸 収 するために「逃げ」を取ります。
み き し ごと め しょ り おこな ぶざい
【⾒切る】2つの仕 事 のつなぎ⽬をきれいに処 理することです。これを ⾏ うための部材を
み き ざい い ゆか かべ さかいめ ぶぶん み き ざい おさ
「⾒切り材 」と⾔います。たとえば、床 と壁 の境 ⽬ の部分を⾒切り材 できれいに納 めます。
かべ ぬ ばあい め ようじょう は すきま し あ
また、壁 を塗る場合は、つなぎ⽬に 養 ⽣ テープを貼ることで、隙間なく仕上げることがで
きます。
な じ いじょう ぶざい く あ せつごう ぶ ぶ ん みっちゃく
【馴染み】2 つ以 上 の部材を組み合わせるとき、接 合 部分がしっかりと 密 着 しているこ
あらわ ことば みっちゃく ぐあい よ ばあい な じ み よ い みっちゃく ぐ あ い わる
とを 表 す⾔葉です。 密 着 の具合が良い場合は「馴染みが良い」と⾔い、 密 着 具合が悪
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ばあい な じ み わるい い
い場合は「馴染みが悪い」と⾔います。
す ざいりょう じ た い こうぞう し あ かんけい せ こ う じょう おさ
【捨て】その 材 料 ⾃体は構 造 や仕上げに関 係 しないで、施⼯ 上 の納 まりをよくするた
つか ざいりょう つか ことば たと す つか
めに使 う 材 料 に使 う⾔葉です。例 えば、
「捨てコンクリート」のように使 います。
すきま ぜんめん ひろ ようす あらわ ことば き そ たてもの ていめん
【ベタ】隙間なく全 ⾯ に広 がっている様⼦を 表 す⾔葉です。
「ベタ基礎」は、建 物 の底 ⾯
ぜんたい なが こ き そ ぬ めんぜんたい とそう
全 体 にコンクリートを流 し込んだ基礎です。
「ベタ塗り」は、⾯ 全 体 に塗装することです。
せっけい じ よぶん おお し あ ぶぶん さ し あ めん ぜんめん
【ふかし】設 計 時より余分に⼤ きく仕上げた部分を指すことです。また、仕上げ⾯ を前 ⾯
だ あらわ ばあい つか もう い
に出すことを 表 す場合にも使 われます。
「ふかし」を設 けることを「ふかす」と⾔います。
て もど す さぎょうこうてい なお て もど お つか
【⼿ 戻 り】済んだ作 業 ⼯ 程 をやり直 すことで「⼿ 戻 りが起こる」のように使 います。
だん ど て もど な せこう ほうほう かんが てじゅん けいかく
【段 取り】⼿ 戻 りが無いように、あらかじめ施⼯の⽅ 法 を 考 え、その⼿ 順 を計 画 するこ
とです。
て なお す さ ぎょう たい いちぶぶん しゅうせい せっけいず こと ぶぶん
【⼿ 直 し】済んだ作 業 に対 して、⼀部分を 修 正 することです。設計図と異 なる部分や
せ こ う ふりょう ぶ ぶ ん ばあい てなお
施⼯ 不 良 部分があった場合に、⼿直しをします。
だ め けんちく こ う じ かんせい だんかい み お のこ ぶぶん あらわ
【駄⽬】建 築 ⼯事がほぼ完 成 した段 階 で、⾒落としや残 っている部分があることを 表 す
つか ぶぶん し あ だ め なお い
ときに使 います。その部分を仕上げることを、
「駄⽬ 直 し」と⾔います。
たっぱ たっぱ たか
【建端・⽴端】⾼ さのことです。
うわば もの ぶざい うえ はじ ぶぶん あらわ ことば
【上端】物 や部材の上 の端 の部分を 表 す⾔葉です。
したば もの ぶざい した はじ ぶぶん あらわ ことば
【下端】物 や部材の下 の端 の部分を 表 す⾔葉です。
なが ひろ はば かん ようご
4.2.8 長さ・広さ・幅に関する用語
わ つ かんかく
【ピッチ】割り付けの間 隔 のことです。
お きじゅん い ち すんぽう だ
【追う】基 準 となる位置から⼨ 法 を出していくことです。
すんぽう なが
【⼨ 法 】⻑ さのことです。
いっけん にほん ふる つか なが たんい やく せいかく
【⼀ 間 】⽇本で古 くから使 われている⻑ さの単位です。約 1.8m。正 確 には 1818 ㎜。
いっしゃく にほん ふる つか なが たんい やく
【 ⼀ 尺 】⽇本で古 くから使 われている⻑ さの単位です。約 30.3 ㎝。
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いっすん いっしゃく ぶん やく
【⼀ ⼨ 】 ⼀ 尺 の 10分 の1です。約 3.03 ㎝。
ひとつぼ にほん ふる つか めんせき たんい ひとつぼ いっけん いっけん
【⼀ 坪 】⽇本で古 くから使 われている⾯ 積 の単位です。⼀ 坪 =⼀ 間 ×⼀ 間 。
4.2.9 建物の構造を 表 す 用 語
で ん き こ う じ で ん き つうしん こ う じ かん よう ご
4.2.10 電気工事・電気通信工事に関する用語
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か ん ろ しき こうしつ かん きんぞくかん まいせつ なか とお ほうほう
・管路 式 :硬 質 ビニル管 や⾦ 属 管 を埋 設 してその中 にケーブルを通 す⽅ 法 です。
ちょくせつまいせつしき じかまいせんよう つか はいせん ほうほう
・ 直 接 埋 設 式 :直 埋 専 ⽤ ケーブルを使 って配 線 する⽅ 法 です。
どう せんよう きょうどうこう つく でんせん とお ほうほう
・とう道 :専 ⽤ トンネルや 共 同 溝 を作 って電 線 を通 す⽅ 法 です。
か く う はいせん でんちゅう つか たてものない はいせん ほうしき
【架空 配 線 】 電 柱 を使 って建 物 内 までケーブルを配 線 する⽅ 式 です。
はいかん とお かん と つ
【配 管 する】ケーブルを通 す管 を取り付けることです。
つうせん はいかん とお
【通 線 】配 管 にケーブルを通 すことです。
はいかん たてもの ゆか てんじょう まいせつしき はいかん
【スラブ配 管 】建 物 の床 や 天 井 に埋 設 式 で配 管 することです。
りゃく たてもの なか そと つう つうしんかいせん かんり
【MDF】Main Distribution Frame の 略 で、建 物 の中 から外 に通 じる通 信 回 線 を管理・
せつぞく はいせんばん
接 続 するための配 線 盤 のことです。
いん め だ なに おお かく たと はいかん かべ なか
【隠 ぺい】⽬⽴たないように何 かで覆 い隠 すことです。例 えばエアコンの配 管 を壁 の中
とお め だ いん はいかん い
を通 して⽬⽴たなくすることを「隠 ぺい配 管 」と⾔います。
ろしゅつ いん おもて み いん はいかん たい ろしゅつ
【露 出 】隠 ぺいしないで 表 に⾒えるようにすることです。
「隠 ぺい配 管 」に対 して「露 出
はいかん い
配 管 と⾔います。
ふ ぶざい つか てんじょう はいかん でぐち つく
【伏せる】エンド部材を使 って 天 井 スラブからの配 管 の出⼝を作 ることです。
かんでん じんたい でんりゅう なが
【感 電 】⼈ 体 に 電 流 が流 れることです。
ろうでん でんき とお ぶぶん でんき なが
【漏 電 】電気が通 るべきではない部分に電気が流 れてしまうことです。
せっち で ん き き き かいろ だいち でんきてき せつぞく ろうでん はっせい とき
【接地・アース】電気機器や回路と⼤地を電気的に接 続 することです。漏 電 が発 ⽣ した時
かんでん ふせ つうしん そ う ち こしょう まも おこな
に感 電 を防 ぐとともに、通 信 装置を故 障 から守 るために ⾏ います。
ひらいしん かみなり たてもの ひと ほ ご せつび かみなり う すみ たいきちゅう
【避雷針】 雷 から建 物 や⼈ を保護するための設備です。 雷 を受けて、速 やかに⼤ 気 中
かみなり でんりゅう ほうでん
に 雷 による 電 流 を放 電 します。
ひらいき つうしん そ う ち たんまつ き き らくらい ほ ご そうち
【避雷器】通 信 装置や端 末 機器などを落 雷 から保護する装置です。
たんらく でんきかいろ てんかん ていこう すく どうたい むす い
【短 絡 】電気回路の 2点 間 を、抵 抗 が少 ない導 体 で結 ぶことです。
「ショート」とも⾔い
ます。
ていあつ ちょくりゅう い か こうりゅう い か は ん い ない でんあつ こうあつ
【低 圧 】 直 流 で 750V以下、 交 流 で 600V以下の範囲 内 の 電 圧 のことです。「⾼ 圧 」
とくべつこうあつ で ん き せ つ び ぎじゅつきじゅん さだ
「特 別 ⾼ 圧 」とともに、電気設備 技 術 基 準 で定 められています。
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こうあつ ちょくりゅう こうりゅう は ん い ない でんあつ
【⾼ 圧 】 直 流 で 750V〜7000V、 交 流 で 600V〜7000V の範囲 内 の電 圧 のことです。
とくべつこうあつ ちょくりゅう こうりゅうとも こ でんあつ
【特 別 ⾼ 圧 】 直 流 、 交 流 共 に 7000V を超える電 圧 のことです。
あっちゃく あつりょく くわ せつごう でんきこうじ しんせん あっちゃく た ん し
【 圧 着 】 圧 ⼒ を加 えることで接 合 することです。電気⼯事では、芯 線 と 圧 着 端⼦を
あっちゃく せんよう こうぐ あっちゃく
圧 着 させるための専 ⽤ の⼯具( 圧 着 ペンチなど)があります。
ちょくりゅう じかん おお ほうこう か でんりゅう
【 直 流 】時間によって⼤ きさや⽅ 向 が変わらない 電 流 のことです。DC(Direct Current)
い
とも⾔います。
こうりゅう おお む しゅうきてき へんか でんりゅう い
【 交 流 】⼤ きさや向きが周 期 的 に変化する 電 流 です。AC(Altermating Current)とも⾔
います。
てんめつ き
【点 滅 】ついたり消えたりすることです。
ひふく しんせん おお ぜつえん ぶ ぶ ん
【被覆】芯 線 を覆 っているビニルや絶 縁 部分のことです。
いちじがわ に じ がわ でんきせつび でんき はい がわ いちじがわ でんき で がわ に じ がわ
【⼀次側・⼆次 側 】電気設備に電気が⼊ ってくる側 を⼀次側、電気が出ていく側 を⼆次 側
い
と⾔います。
ま し かくにん ふたた し さぎょう
【増し締め】ビスのゆるみがないか確 認 し、 再 び締める作 業 のことです。
ま し あと じかんけいか しんどう
【マーキング】増し締めした後 、時間経過し振 動 などでビスがゆるむことがあります。
わ しるし い
このビスがゆるんだことが分かるようにするために 印 をつけることを「マーキング」と⾔
います。
つうでん でんき とお
【通 電 】電気が通 っていることです。
なに しら い でんきこうじ けんでんき つか つうでん
【あたる】何 かを調 べることを「あたる」と⾔います。電気⼯事では、検電器を使 って通 電
じょうたい しら そくてい き つか でんあつ でんりゅう しら つか
状 態 を調 べたり、測 定 器を使 って電 圧 や 電 流 を調 べたりするときに使 います。
あっちゃく もち あっちゃく た ん し でんせん
【かしめる】圧 着 ペンチなどを⽤ いて、リングスリーブなどの 圧 着 端⼦をつぶして電 線
せつごう ぶ かた と
の接 合 部を固 く⽌めることです。
し こ まえ さぎょう おこな じゅんび
【仕込む】前 もって作 業 を ⾏ うための準 備 をしておくことです。
ふ しょうがいぶつ さ はいかん はいせん へんこう
【振る】 障 害 物 を避けるために配 管 や配 線 ルートを変 更 することです。
せ もの ど う し
【競る】物 同⼠がぶつかりそうになっていることです。
と お さどう かいろ かいほう
【⾶ぶ・落ちる】ブレーカーが作動して、回路が解 放 されることです。
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ぱい ちょっけい ただ よ かた けんちくぎょうかい
【Φ 】 直 径 のことです。正 しい読み⽅ は「ふぁい」ですが、建 築 業 界 では「ぱい」と
い
⾔います。
せつびこうじ つか よう ご
4.2.11 ライフライン・設備工事で使われる用語
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ろうえい し け ん はいかん おわ あと みず も ろうすい い しら しけん すいあつ
【漏 洩 試験】配 管 が終 った後 に⽔ 漏れ(漏 ⽔ と⾔う)がないことを調 べる試験です。⽔ 圧
しけん まんすい し け ん
試験、満 ⽔ 試験などがあります。
すいあつ し け ん きゅうすいかん きゅうとうかん はいかん みず い あつりょく も
【⽔ 圧 試験】 給 ⽔ 管 、 給 湯 管 などの配 管 に⽔ を⼊れて 圧 ⼒ をかけて、漏れがないこ
かくにん しけん
とを確 認 する試験です。
まんすい し け ん はいすいかん みず み も かくにん しけん
【満 ⽔ 試験】排 ⽔ 管 を⽔ で満たして、漏れがないことを確 認 する試験です。
こうばい みず なが もう ゆる かたむ
【勾 配 】⽔ を流 すために設 ける緩 い 傾 きのことです。
おすい だいべんき しょうべんき はいすい
【汚⽔】⼤便器、⼩ 便 器 からの排 ⽔ のことです。
ざつはいすい ふ ろ せんめんじょ だいどころ はいすい
【雑 排 ⽔ 】⾵呂、洗 ⾯ 所 、 台 所 からの排 ⽔ のことです。
しん はいかん ちゅうしんせん
【芯 】配 管 やダクトの 中 ⼼ 線 のことです。
さき はいかん はし
【先 】配 管 の端 のことです。
つら めん
【⾯ 】フランジの⾯ のことです
きょうどうせいかつじょう ちゅうい
4.3 共 同 生 活 上 の注意
かつどう
4.3.1 5S活動
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せいとん
②整 頓
せいとん ひつよう き ばしょ お げんば も こ しざい
整 頓 とは、必 要 なものを決められた場所に置くことです。現場へ持ち込んだ資材などは、
へいこう ちょっかく こころが と だ せいとん とく しよう こうぐ
平 ⾏・ 直 ⾓ を⼼ 掛 け、取り出しやすくするために整 頓 をしましょう。特 に使⽤した⼯具
き い ち もど つぎ つか ひと つか
などは決められた位置に戻 し、次 に使 う⼈ が使 いやすいようにしておきましょう。また
はそん ぐあい わる せきにんしゃ ほうこく
破損したり具合の悪 いものは責 任 者 に報 告 をしましょう。
せいそう
③清 掃
さぎょうしゅうりょうご そうじ よくじつ さぎょう きもち
作 業 終 了 後 は掃除をし、翌 ⽇ の作 業 が気持ちよくできるようにしましょう。
せいけつ
④清 潔
せいけつ せいり せいとん せいそう おこな よご な じょうたい たも
清 潔 とは、整理・整 頓 ・清 掃 を ⾏ い、汚 れが無い 状 態 を保 つことです。だれがやっ
せいけつ じょうたい たも なに よ きじゅん
ても清 潔 な 状 態 を保 つことができるように、いつ、何 を、どこまでやれば良いのかの基 準
き いっぱんてき
が決められているのが⼀般的です。
⑤しつけ
せいり せいとん せいそう せいけつ かくじつ じっこう
しつけとは、整理・整 頓 ・清 掃 ・清 潔 を確 実 に実 ⾏ できるようにするために、ルール
き きょういく しどう き ぜんいん まも たいせつ
を決めて、その 教 育 や指導をすることです。決められたルールは、全 員 で守 ることが⼤ 切
です。
さぎょういん つ しょ
4.3.2 作業員詰め所
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す きんし
②ごみのポイ捨て禁⽌
き ばしょいがい す にほん す い
ごみを決められた場所以外に捨てることを、⽇本では「ポイ捨て」と⾔います。ごみのポ
す きんし いしき き ばしょ ただ わ す
イ捨ては禁⽌です。ごみはリサイクルを意識して、決められた場所に正 しく分けて捨てま
お み せっきょくてき ひろ き ばしょ す
しょう。もしごみが落ちているのを⾒つけたら、 積 極 的 に拾 って決められた場所に捨て
か さぎょう す
ましょう。またガムを噛みながらの作 業 もしてはいけません。ポイ捨てにつながるだけで
ら っ か ぶつ とき あやま した か じ こ
はなく、落下 物 があった時 に、 誤 って⾆ を噛むなどの事故にもつながります。
あんぜんたい き ばしょ お
③ヘルメットや安 全 帯 は決められた場所に置く
あんぜんたい しよう ご てきとう ところ お き ばしょ
ヘルメットや安 全 帯 は、使⽤後に適 当 な 所 に置いてはいけません。決められた場所に
お きゅうけい
置いてから 休 憩 しましょう。
しぶつ い
④私物はロッカーに⼊れる
しぶつ ふんしつ げんいん しぶつ ほかん
私物の紛 失 はトラブルの原 因 になります。私物はロッカーに保管しましょう。
てあら しょうどく じっし
⑤⼿洗い・ 消 毒 ・うがいの実施
つ しょ にゅうしゅつ とき てあら しょうどく おこな えいせい き
詰め所 へ ⼊ 出 する時 は、⼿洗いや 消 毒 、うがいなどを ⾏ い衛 ⽣ に気をつけましょ
う。
けいじばん かくにん
⑥掲⽰板を確 認 する
けいじばん ぜんいん し ほけん じょうほう こじん やくだ
掲⽰板には、全 員 に知ってほしいことだけではなく、保険の 情 報 など、個⼈に役⽴つ
じょうほう けいじ ばあい けいじばん み しゅうかん
情 報 が掲⽰される場合があります。掲⽰板を⾒る 習 慣 をつけましょう。
ふくそう ちゅうい
4.3.3 服装の注意
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げんば さぎょう てき さぎょうふく ちゃくよう はんそで たん にゅうじょう
の現場では、作 業 に適 した作 業 服 を 着 ⽤ しましょう。半 袖 や短 パンで ⼊ 場 してはい
さぎょう ぎ せんたく せいけつ こころ
けません。また、作 業 着は洗 濯 をして、清 潔 を ⼼ がけましょう。
うわぎ まえ あ
②上着の前 開け
うわぎ まえ あ じょうたい さぎょう げ ん ば とっき
上着のボタンをはずして前 を開けた 状 態 にするのはやめましょう。作 業 現場には突起
ぶつ ひ じ こ
物 がたくさんあり、引っかかることで、けがや事故につながります。
そで
③袖 まくり
ふせ そで てくび ちゃくよう
けがを防 ぐために、袖 は⼿⾸までおろして 着 ⽤ しましょう。
て い ほこう
④ポケットに⼿を⼊れての歩⾏
て い ほこう てんとう たいおう
ポケットに⼿を⼊れたまま歩⾏することはしてはいけません。とっさの転 倒 に対 応 でき
じ こ
ず、けがや事故につながります。
ことば
4.3.4 言葉づかい
しょう。
ほうこく しごと しんちょく けっか せんぱい しょくちょう つた
報 告 :仕事の 進 捗 や結果などを先 輩 や 職 ⻑ に伝 えることです。
れんらく しごと かん じょうほう じぶん せんぱい しょくちょう つた
連 絡:仕事に関 する 情 報 や、⾃分のスケジュールなどを先 輩 や 職 ⻑ に伝 えることで
す。
そうだん はっせい ばあい せんぱい しょくちょう つた
相 談:トラブルが発 ⽣ した場合や、わからないことを先 輩 や 職 ⻑ に伝 えることです。
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あとかたづけ
4.3.5 後片付け
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