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心の家――エミー・カーマイケルの信仰詩

心の家。

私たちの贖いが汝にとって 

どんなに大きな犠牲であったかを忘れないために

私たちのもっとも崇高な思いを

汝のカルバリーの上に据えよう。

私たちは苦しむとき、

身もだえし

痛みが和らげられることをひた求める。

しかし汝は、酷(むご)い十字架の上に

堅く据え付けられ 

固定され

苦しんでおられた。

私たちに夜が来ても、
星の一群は、なお上天で輝き

花々は私たちを慰め、

歌のよろこびがある。

しかし 汝にあっては 

星もなく花々もなく歌もなかった。

そこにあったのは、三時間にも及ぶ暗闇。

私たちは、長びく病や死の謎を前に

それらをはっきり理解したいと願う。

でも、はたして理解できるのだろうか

 ーー信仰になにが必要とされているのかを。

救い主、そしてわが主よ、

汝のカルバリーは

私たちの内にあるあらゆる問いを静めます。

来てください。主よ、来てください。

ものうげに放浪し、 

今もなお〈家〉を見つけることができずにいる子たちの元に
どうか来てください。

Amy Carmichael, Toward Jerusalem(私訳)

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