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9月14日(水) 生活支援技術4

1 視覚障害者の介護
2 聴覚障害者の介護
3 家庭生活の経営
4 終末期ケア
5 キューブラ・ロスの死の5段階説
6 睡眠の介護

1
移動の介護 復習

ふみきり

踏切

踏切を車いすで走行する時は
( キャスター )を上げて
進む

車いすで電車に乗るときは、
電車に( 直角 )になる
ように乗り込む

2
パーキンソン病の歩行介護 ナビp260

パーキンソン病の歩行の特徴を選びましょう
とっしんげんしょう しっちょうせいほこう
A 突進現象 E 失調性歩行
おおまたほこう

B 大股歩行 F すくみ足
かんけつせいはこう

C 間欠性跛行 G すり足歩行
しせいはんしゃしょうがい
D 小刻み歩行 H 姿勢反射障害

3
過去問28-47 しせいはんしゃしょうがい
パーキンソン病(Parkinson disease)の姿勢反射障害のある人の歩行介護
として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 曲がり角では、勢いをつけて曲がってもらう

2 曲がり角では、直角に曲がってもらう

3 1度足を引いてから歩き出してもらう

4 支援者のペースに合わせて歩き出してもらう

5 階段よりスロープを歩いてもらう

4
パーキンソン病の特徴

パーキンソン病の代表的な症状を選びましょう
あんせいじしんせん きんしかん
A 幻視 B 安静時振戦 C 動行時振戦 D 筋弛緩
きんこしゅく どうさかんまん
E 筋固縮 F 半側空間無視 G 前かがみ H 動作緩慢
かめんようがんぼう
I 骨粗しょう症 J 仮面様顔貌

5
視覚障害者の介護

・介護者は利用者のななめ( 半歩前 )に立つ

・狭い通路を通るときは、介護者が利用者の( 前 )から誘導する

・ドアを通過するとき、介護者はドアの( ノブ )側、利用者は
( ちょうつがい )側に立つ
蝶番
・階段を昇降するときは、( 手前で立ち止まり )、階段であること
を伝える

・いすに座るときは、手を座面や背もたれに誘導して
(触れてもらいながら)説明する

・基本的には、バスには介護者が( 先 )に乗り、タクシーには
( 後 )に乗る
6
( × )バスに乗るときは、介護者が後に乗る

○ )テーブルの上の位置を確認するときは「クロックポジション」を
使うとよい

( × )ホームで電車を待つときは、点字ブロックの上で待つ
( ○ )ドアを通過するときは、介護者はノブ側に立つ

( ○ )利用者から離れるときは、柱や壁に触れる位置まで誘導する

( × )点字は右から左に読む
( ○ )溝をまたいで超えるときは、介護者が先にわたる

過去&模擬問題集 問題19 p128


7
過去問34-43
視覚障害のある利用者の外出に同行するときの支援に関する次の記述のうち、最
も適切なものを1つ選びなさい。

1 トイレを使用するときは、トイレ内の情報を提供する

2 階段を上がるときは、利用者の手首を握って誘導する

3 狭い場所を歩くときは、利用者の後ろに立って誘導する

4 タクシーに乗るときは、支援者が先に乗って誘導する

5 駅ではエレベーターよりエスカレーターの使用を勧める

8
過去問32-30

視覚障害者とのコミュニケーションに関する次の記述のうち、最も適切
なものを1つ選びなさい。

1 挨拶するときは後ろから声をかける

2 話しかけることは最小限にとどめる

3 聴覚、触覚、嗅覚を活用する

4 声の強弱などの準言語の活用は控える

5 方向を示すときは「あちら」「そちら」と表現する

9
聴覚障害者の介護

聴覚障害

A 聞こえにくいが聴力は残っている人
( B E )ろう者
おんせいげんご かくとく
とちゅうしっちょうしゃ
B 音声言語を獲得する前に聴覚障害者
(C D )途中失聴者
になった人が多い
( A )難聴者
C 音声言語を獲得した後に聴覚障害者
になった人

D 比較的明瞭に話すことができる

E 一般的に、手話を用いてコミュニ
ケーションを行う人をいう

10
難聴の種類
「ナビp269」

伝音系難聴 ( A ) A 音が聞こえない

感音系難聴 ( B ) B 音は聞こえるが、聞き分けられない

老人性難聴 ( 高音域 )から始まり、音がひずんで聞こえる


( 感音 )性難聴に分類される
( 不可逆 )的な変化で治療できない

補聴器 ( 伝音 )性難聴で有効であることが多い
比較的( 聞こえる )側のみみにイヤホンを
装着する

11
聴覚障害者の介護 「ナビp170」

コミュニケーション手段


口話・読話 相手の( 正面 )に立ってゆっくり口を大きく動かす
同口型異義語(紙・髪、 雨・飴 など)に気をつける
どうこうがたいぎご

筆談 ( 途中失聴者 )が用いることが多い
かいしょ
空書 相手との距離を( 1~1,5m )くらいで、楷書でゆっくり書く

指文字 ( 五十音 )を指の形で表現するもの

手話 特に( 言語獲得前 )の失聴者が用いることが多い

触手話 話し手が手話、盲ろう者がその( 手 )に触れて伝える

12
〇×問題

( ○ )難聴者は聞こえにくいが、聴力が残ってる人をいう

( ○ )感音系難聴では、音は聞こえるが、聞き分けることが難しい

( × )老人性難聴は伝音系難聴に分類される

( × )老人性難聴は治療するとよくなる

( ○ )筆談は中途失聴者が用いることが多い

( × )手話は言語獲得後の失聴者が使うことが多い

( ○ )補聴器は伝音性難聴で効果がある場合が多い

13
過去問29-88

老人性難聴(prbycusises)の特徴として、正しいものを1つ選びな
さい

1 伝音性難聴に分類される

2 高音域から始まる

3 語音明瞭度は高くなる

4 ウイルス感染で生じる

5 症状は急激に進行する

14
過去問28-39

箱型補聴器を使用する利用者と介護福祉職のコミュニケーションに
関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 介護福祉職は、イヤホンを装着した耳に向かって話しかける

2 介護福祉職は、できるだけ大声で話す

3 利用者は、比較的聞こえる側の耳にイヤホンを装着する

4 利用者は、箱型補聴器を会話の時に限って使用する

5 利用者は、雑音の多い場所では箱型補聴器の音量を上げる

15
過去問27-4
Aさん(85歳、男性)は、介護予防通所介護(デイサービス)を利用
し始めた。重度の加齢性難聴(presbycusis)がある。これまで補聴器
を使った経験はない。
コミュニケーション意欲は高く、介護福祉職とやり取りすることを
好む。認知症はない。
介護福祉職がAさんとの日常のやり取りを始めるときの、コミュニ
ケーション方法として、最も適切なものを1つ選びなさい。

1 Aさんはイラストを多用したコミュニケーションノートを使う

2 Aさんは挿耳型補聴器を1日中使う

3 Aさんも介護福祉職も五十音表の文字盤を使う

4 Aさんは話し、介護福祉職は筆談とあわせて発語も行う

5 Aさんは携帯用会話補助装置を使い、介護福祉職は話す
16
模擬問題113 聴覚障害のある人とのコミュニケーション手段

聴覚障害のある人とのコミュニケーション手段に関する次の記述のうち、適
切なものを1つ選びなさい

1 読話は、お互いに伝えたいことを紙に書き、読んで理解する方法である

2 口語は、唇の形と動きを読み取るため、無表情で行うほうがよい

3 高齢になってから聴力を失った人は、手話が適している

4 指文字は、両手を使わなければ表現することができない

5 筆談では、文字だけでなく図やイラストによる表現も可能である

17
家庭生活の経営
収入・・入ってくるお金 支出・・使うお金
かしょぶんしょとく

可処分所得とは
じっしゅうにゅう ひしょうひししゅつ

( 実収入 )から( 非消費支出 )を引いた、


いわゆる( 手取り )収入

「実収入」とは「経常収入」(勤め先収入、年金、仕送りなど )と
「特別収入」(受贈金など )をあわせたもの
じゅぞうきん

「非消費支出」とは( 税金(直接税)、社会保険など )
「消費支出」とは( 住居費、医療費、消費税、食費など )

高齢者単身無職世帯では可処分所得より消費支出の方が( 多い )

18
可処分所得

1か月の実収入が14万円の高齢者世帯で、消費支出が
13万円、非消費支出が3万円の場合の可処分所得とし
て正しいものを1つ選びなさい

1 9万円

2 10万円

3 11万円

4 16万円

5 17万円

19
クーリングオフ

クーリングオフとは、( 訪問販売 )などで契約した場合でも、


契約書を受け取った時から一定期間内であれば解除できることをいう

( 通信 )販売ではクーリングオフできない

デパートやスーパーではクーリングオフ( できない )

過去&模擬問題 問題57 p152

20
模擬問題183 家計調査

2019年(令和元年)の「家計調査」(総務省統計局)における高齢
単身無職世帯の家計収支に関する次の記述のうち、正しいものを1つ
選びなさい

1 可処分所得が消費支出を上回っている

2 1か月の実収入は15万円を超える

3 社会保障給付が実収入の9割以上を占める

4 消費支出において、最も多いのは保健医療費である

5 非消費支出は5千円以下である

21
終末期の介護

終末期の身体機能の特徴
・( チェーンストーク )呼吸、( 肩 )呼吸、( 下顎 )呼吸がみられる
しぜんぜんめい
・喉からゴロゴロする音が聞かれることを( 死前喘鳴 )という。

・四肢( 冷感 )、血圧( 低下 )、尿量( 減少 )が起こる

・口唇や爪などで( チアノーゼ )が目立つ

・( 褥瘡 )ができやすくなる

死後の体の変化
こうちょく
・通常2~4時間で死後( 硬直 )が始まる
しはん
・( 死斑 )は通常死後20分~30分で始まる
こんだく
・角膜( 混濁 )がおこる
22
( × )手足は暖かい

( ○ )喉からゴロゴロする音が聞かれる

( × )呼吸のリズムは規則的である

( × )血圧は上昇する

( ○ )尿量は減少する

( ○ )爪の色が青くなる

( × )死斑は死後2時間ほどから現れる

( × )死亡直前に角膜の混濁がみられる

23
終末期の介護

( × )食欲が低下したら、食事の回数を増やす
しこう
( ○ )食事は嗜好を重視する

( × )見取りの場を決めるのは医師である

( ○ )身体的、精神的な痛み、苦しみを和らげる

( × )利用者に「がんばって長生きしてください」と励ます

( × )耳が聞こえなくなるので、声かけは必要がない

過去&模擬問題集 問題69,70,73 p160,162


24
過去問26-60 りんじゅうき
介護老人福祉施設で臨終期にある人の介護として、最も適切なものを1
つ選びなさい。

1 昼夜の区別を明確にするような照明にする

2 定期の入浴を行う

3 夜間の巡回を控える

4 安楽な体位を保持する

5 仲の良い入所者の面会を控える

25
過去問26-60
施設での終末期介護に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ
選びなさい。
とうつう
1 マッサージや好きな音楽鑑賞は、疼痛や不安の緩和に有効である

2 死への恐怖を訴えた場合、それを否定する

3 清拭を家族が行うことは避ける

4 食事はカロリー摂取に重点を置く

5 使用薬剤の特徴は把握しなくてもよい

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過去問27-59
Aさん(80歳、男性)は、自宅で妻と二人暮らしである。糖尿病
(diabetes mellitus)で通院していた。2年前、肺がん(lung cancer)
が発見され、抗がん剤による治療を行っていたが、数か月前から効果
が少なくなり中止した。骨転移(bone metastasis) による痛みがあり、
麻薬性鎮痛剤を使用している。Aさんは、「できるだけ家で暮らした
い」と希望している。寝ていることが多いが、トイレには伝い歩きで
行くことができる。食欲はなく、食事を残すことが多い。妻は訪問介
護員(ホームヘルパー)にAさんの日常生活について不安を訴えた。
妻への訪問介護員(ホームヘルパー)の助言として、最も適切なも
のを1つ選びなさい。

1 「家では心配なので入院しましょう」
2 「ポータブルトイレにしましょう」
3 「麻薬は怖いので、増やさないようにしましょう」
4 「好きなものを食べてもらうようにしましょう」
5 「なるべく寝ているようにしましょう」

27
過去問33-86
Cさん(87歳、男性、要介護5)は、重度のアルツハイマー型認知症で
ある。現在、介護老人福祉士施設に入所しているが終末期の状態にある。
できる限り経口摂取を続けてきたが、誤嚥性肺炎を繰り返し、経口摂取
が困難となった。臥床状態が続き、声かけに対する反応も少なくなって
いる。医師から、「死が極めて近い状態である」と伝えられた。
施設で看取ることになっているCさんへの介護福祉職の対応として、
最も適切なものを1つ選びなさい。

1 離床している時間をつくる

2 会話によって本人の希望を聞く

3 事前指示書を作成する

4 苦痛があるかないか、状態を観察する

5 本人の好きな食事を用意する
28
( C )終末期における医療、ケアについて、本人が家族や
スタッフと話し合う仕組み

( B )自分で意思決定ができなくなる前に、終末期医療につい
て要望を書いておく書面

( A )利用者の死後、スタッフが終末期ケアを振り返り検討し、
悲しみを共有する。

A デスカンファレンス

B リビングウィル

C アドバンス・ケア・プランニング(ACP)

29
家族への対応

過去問28-60

施設入所者の終末期から死後における家族への支援として、最も適切なも
のを1つ選びなさい。

1 付き添いやすい環境を整える

2 在宅と比べて、家族への支援の必要性は乏しい

3 状態が変化したときだけ家族に報告する

4 家族が希望しても、死後の処置は職員で行う

5 故人の思い出は控える

30
過去問32-59

Bさん(83歳、女性)は、介護老人福祉施設に入所している。
終末期で、「最後はこの施設で迎えたい」という本人の希望があり、
家族もそれを望んでいる。昨日から死前喘鳴が出現し、医師から
「あと数日でしょう」と言われた。 しぜんぜんめい
「呼吸が苦しそうだ」と言っている家族への介護として、最も適
切なものを1つ選びなさい。

1 「自然な経過なので体位の工夫をして一緒に見守りましょう」

2 「Bさんに意識はないので心配いらないですよ」
たん
3 「痰の吸引をすると楽になるので準備しますね」

4 「Bさんを励ましてください」

5 「すぐに救急車を呼びましょう」
31
過去問27-72
いぞく
死別直後の遺族の心理に関する次の記述のうち、最も適切なも
のを1つ選びなさい。

1 周囲からのサポートの関係なく、死別後の生活の適応する
ひたん

2 悲嘆の経験は、心身に影響を及ぼさない

3 悲嘆のプロセスは、多くの人で同じように進む

4 十分に悲しむことが、悲嘆を乗り越えるために有効である

5 遺族の心理的ケアは、緩和ケアに含まれない

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キューブラ・ロスの死の5段階説

否認 ( D ) A 何をしてももう助からないんだ

怒り ( ) B 残された時間を自分らしく過ごしたい
C

取り引き( E ) C 死ぬのがなぜ自分なのかと怒る

抑うつ ( ) D 診断は何かの間違いで、とても信じられない
A

受容 ( B ) E つらい治療を我慢して受けるので、助けて
ほしいと願う

過去&模擬問題集 問題55 p216


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睡眠の介護
・睡眠は( レム )睡眠と(ノンレム)睡眠に分けられ、( 90~110 )分
周期で繰り返し出現する
ししょうかぶ
・人の体内時計は、( 視床下部 )にある
がいじつ
・体内時計(概日リズム)は、毎朝( 日光 )を浴びることでリセット
され、一定のリズムを刻む

・レム睡眠とは、( 急速眼球運動 )Rapid Eye Movementの


頭文字をとっている
身体は眠っているのに、( 脳 )が活動している状態
( 夢 )を見ることが多い

・ノンレム睡眠とは、レム睡眠以外の比較的( 深い眠り )
の状態

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睡眠障害
とこ
( × )早朝睡眠とは、床にはいってもなかなか眠れない状態

( ○ )中途覚醒とは、夜中にたびたび目が覚めて熟睡できないこ
とである

( × )寝ようとすると足が痛くなり眠れなくなることを、
レストレスレッグス症候群という
すいみんじむこきゅうしょうこうぐん
( × )睡眠時無呼吸症候群の原因の一つに高血圧がある

( × )レム睡眠とノンレム睡眠は30分~60分周期で出現する

( × )ノンレム睡眠では、眼球が急速に動く

( ○ )レム睡眠では、夢をみることが多い

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安眠のための介護

( × )寝る前にコーヒーや緑茶を飲むとよい

( × )日中散歩するのは安眠とは関係ない

( ○ )長時間昼寝をしないようにする

( ○ )清潔で乾燥した寝具を整える

( × )就寝前に熱いお風呂に入る

( ○ )湯たんぽを使用するときは、
皮膚に直接触れないようにする

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